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*******************************************************************************
1.バージョンアップ/レビジョンアップによる変更点
*******************************************************************************
■ Version 4.10
1.イメージ・オブジェクト機能向上
(1) 新スキャナサポート
(a) KV-S1045CN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA4原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A4・両面モデル。
※ KV-S1045CNスキャナの動作には、KV-S1045CN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(b) KV-S4085CWN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A3・両面モデル。
※ KV-S4085CWNスキャナの動作には、KV-S4085CWN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(c) NS-2000HO(NEC社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA4原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A4・片面モデル。
※ NS-2000HOスキャナの動作には、NS-2000HO接続支援オプションの購入
が必要となります。
※ 両面読取については、別途ご相談ください。
(d) AS-600A(NEC社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A3・片面モデル。
※ AS-600Aスキャナの動作には、AS-600A接続支援オプションの購入
が必要となります。
※ 両面読取については、別途ご相談ください。
(2) スキャナの機能拡張
(a) Panasonic社製スキャナのマルチドロップアウトカラー対応
以下のスキャナにおいて、マルチドロップアウトカラーに対応しました。
・KV-S3065CWN
・KV-S4065CWN
・KV-S7075CN
・KV-S5055CN
・KV-S1045CN
・KV-S4085CWN
設定するスキャナプロパティは次の2項目です。
・マルチドロップアウト
有効/無効を設定してください。
・マルチドロップアウト設定名
Panasonic社製「マルチカラードロップアウト・ユーティリティ」の
設定名を指定してください。
存在しない設定名を指定しスキャナ入力した場合、
「スキャナへの設定が不正です。」エラーとなります。
(b) 富士通製スキャナの連番印字対応
以下のスキャナにおいて、高速読取時の連番印字に対応しました。
・fi-5530C2
・fi-6670C
連番を印字する場合、印字文字列に"%03ud"と指定することで、
連番の印字が可能です。
設定例を以下に示します。
--------------------------------------------------------------------- 印字文字列 印字カウンタ初期値 印字結果(1枚目) 印字結果(2枚目)
--------------------------------------------------------------------- %03ud
1
001
002
ABC%05ud
50
ABC00050
ABC00051
--------------------------------------------------------------------- 印字する連番の桁数は3桁~8桁まで指定が可能です。
・3桁の連番を印字:%03ud
・8桁の連番を印字:%08ud
(c) キヤノン製スキャナの印字不具合
キヤノン製スキャナにおいて、連番を印字する場合、印字カウンタ初期値が
正しく設定できない不具合を対策しました。
(3) 画像処理の機能拡張
(a) 黒背景除去機能の拡張
入力画像によっては、黒背景除去が正しく行われない不具合を対策しました。
(b) 画像処理機能の拡張
Panasonic社製スキャナでマルチストリーム入力を行った場合、位置合わせ用の
罫線画像を自動生成する機能を追加しました。
ドロップアウトカラーなどにより、位置合わせ基準が消えてしまう画像に対して
位置合わせを行う場合に有効な機能です。
カラー画像の入力解像度を1/1と指定した場合のみ、罫線画像を生成します。
3.フォーム・オブジェクトの機能向上
表コントロールに表示される文字列の、太字表示対応をしました。
4.フレーム・オブジェクトの機能向上
画素投影機能を新たに追加しました。
従来の基準点による位置合わせでは対応できないデータに対して位置合わせを
行う場合、有効な機能です。
画像の縦方向・横方向の黒画素の分布を調べることにより、認識範囲を特定し、
位置合わせを行うことができます。
※使用方法の詳細につきましては、別途ご相談ください。
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.9
1.イメージ・オブジェクト機能向上
(1) 新スキャナサポート
(a) KV-S5055CN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A3・両面モデル。
※ KV-S5055CNスキャナの動作には、KV-S5055CN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(b) KV-S7075CN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A3・両面モデル。
※ KV-S7075CNスキャナの動作には、KV-S7075CN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(2) 最新版ドライバへの対応
(a) DR-9050C(キヤノン製、USBインタフェース)
最新版のTWAINドライバ(1.2.11003.31001)
※ DR-9050Cスキャナの動作には、DR-9050C接続支援オプションの購入が必要
となります。
(3) Windows 7対応
下記、OSに対応しました。
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(32ビット版)
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(64ビット版)
なお、スキャナの動作には、各スキャナに対応したスキャナ接続支援
オプションの購入が必要となります。
(a) KV-S2026CN (Panasonic社製、USBインタフェース)
(b) KV-S2048CN (Panasonic社製、USBインタフェース)
(c) KV-S3065CWN(Panasonic社製、USBインタフェース)
(d) KV-S4065CWN(Panasonic社製、USBインタフェース)
(e) fi-5530C2 (富士通製、USBインタフェース)
(f) fi-6670
(富士通製、USBインタフェース)
(g) fi-6770
(富士通製、USBインタフェース)
2.フレーム・オブジェクト機能向上
(1) 最新OS対応
バーコード認識支援オプションを、下記OSでの動作検証を行いました。
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(32ビット版)
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(64ビット版)
・Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版
(32ビット版)
・Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版
(64ビット版)
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.8
1. 最新OS対応
(1) 新規対応OS
下記OSでの動作検証を行いました。
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(32ビット版)
・Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(64ビット版)
・Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版
(32ビット版)
・Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版
(64ビット版)
(2) User Account Control (以下、UACと略します)
UACとはWindows Vistaから導入されたセキュリティ強化のための仕組みです。
帳票マスタ Ver. 4.5~Ver. 4.7において、Windows Vista上で、帳票マスタの
実行には、管理者権限が必要でしたが、これを不要としました。
これにより、帳票マスタ Ver. 4.5で記載したUACに関する制限事項を解除しま
した。
(3) その他
Windows 7上で帳票マスタを使用する場合、以下の帳票マスタオプション
の使用に制限があります。
(a) 各種スキャナ接続支援
別途、連絡窓口へお問い合わせください。
2.イメージ・オブジェクト機能向上
(1) 新スキャナサポート
(a) KV-S2026CN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA4原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A4・両面モデル。
※ KV-S2026CNスキャナの動作には、KV-S2026CN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(b) KV-S2048CN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA4原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
白黒/カラー対応・A4・両面モデル。
※ KV-S2048CNスキャナの動作には、KV-S2048CN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(c) DR-9050C(キヤノン製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
片面読み取り90枚/分、両面読み取り180面/分を実現しました。
※ DR-9050Cスキャナの動作には、DR-9050C接続支援オプションの購入が必要
となります。
(2) スキャナの機能拡張
以下のスキャナにおいて、カラ―画像と白黒2値画像を同時入力した際、
マルチストリーム解像度を「1/3」に設定した場合、用紙サイズによっては、
正常に入力できず、画像が不正となる不具合を対策しました。
・KV-S3065CWN(Panasonic社製)
・KV-S4065CWN(Panasonic社製)
3.サポートOS
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Microsoft(R)
Windows(R) 2000 Professional SP4 日本語版 Windows(R) XP Professional SP2 日本語版、
Windows Vista(TM) Business 32-bit(x86)版 日本語版
Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(32ビット版)
Windows(R) 7 Professional Edition 日本語版(64ビット版)
Windows(R) 2000 Server Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版 (32ビット版)
Windows Server(R) 2008 Enterprise Edition 日本語版 (64ビット版)
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.7
1.イメージ・オブジェクト機能向上
(1) 新スキャナサポート
(a) KV-S4065CWN(Panasonic社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
複写伝票のような薄紙も大量に高速で読み取れ、原稿にやさしく高品質なデ
ータ化を実現した、白黒/カラー対応・A3・両面モデル。
※ KV-S4065CWNスキャナの動作には、KV-S4065CWN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(b) fi-6770(富士通製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応したフラットベッドスキャナ。片面読み取り
90枚/分、両面読み取り180面/分を実現しました。ADF(自動給紙機構)を
標準装備しています。
※ fi-6770スキャナの動作には、fi-6770接続支援オプションの購入が必要
となります。
(c) fi-5530C2(富士通製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応のスキャナ。
片面読み取り35枚/分、両面読み取り70面/分を実現しました。
ADF(自動給紙機構)を標準装備しています。
※ fi-5530C2スキャナの動作には、fi-5530C2接続支援オプションの購入が
必要となります。
(2) カラ―・白黒画像同時入力
以下のスキャナにおいて、カラ―画像と白黒2値画像の同時入力を可能です。
・KV-S3065CWN(Panasonic社製)
・KV-S4065CWN(Panasonic社製)
(a) 設定方法
カラ―画像と白黒2値画像の同時入力機能は、イメージオブジェクトの
メニュー「設定」→「入力元」→「スキャナ」を選択し、表示された
ダイアログ内「詳細...」ボタンを選択し、「専用スキャナの詳細ダイアログ」
内の「マルチストリーム」を「有効」に設定することで、利用可能となります。
(b) 画像処理
下記の画像処理は、カラー/白黒画像入力後に両方の画像に対し画像処理を
実行します。
・画像回転
・白黒反転
・傾き補正
・黒背景除去
(c) カラー画像処理
カラー画像処理を実施して作成した白黒画像を、同時入力した白黒画像に
上書きします。
(d) マルチストリーム解像度
マルチストリーム解像度を「1/3」に設定した場合、用紙サイズによっては、
正常に入力できず、画像が流れる場合があります。
この場合、用紙サイズや解像度、マルチストリーム解像度を調整してください。
(3) スキャナの機能拡張
下記スキャナにて、インプリンタを使用可能としました。
(a) fi-6670(富士通製、USBインタフェース)
(4) カラ―画像両面入力
以下のスキャナにおいて、カラ―画像の両面入力を可能としました。
・KV-S3065CWN(Panasonic社製)
・KV-S4065CWN(Panasonic社製)
・fi-5530C2 (富士通製)
・fi-6670C
(富士通製)
・fi-6770C
(富士通製)
2.フレーム・オブジェクト機能向上
(1) 多値画像でのバーコード認識
カラー入力された画像を、バーコード認識用としてグレースケールに変換後、
グレースケール画像にて、バーコードを認識します。
(2)バーコード認識文字種拡張
QRコードを認識する際の文字種に、ひらがな/カタカナ/漢字を追加しました。
3.フォームオブジェクトの機能向上
(1) 各コントロールの機能向上
下記、コントロールの機能向上を行いました。
(a) テキストボックス
(b) 表コントロール
(c) イメージ
(d) ボタン
(e) フォーム
4.その他
(1) 「3.制限事項」にスキャナに関する注意事項を2項目追加しました。
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.6
1.文字認識率向上
手書き文字の認識率を向上しました。
2.入力可能なスキャナを追加しました。
(1)fi-6670(富士通製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応の省スペースモデルスキャナ
原稿トレイ容量は最大200枚(64g/m2新紙)。
縦A4原稿・200dpi時、白黒60枚/分、カラー13枚/分。
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.5
1.文字認識率向上
活字・手書き数字の認識率を向上しました。
2.Windows Vista(TM) Business 32-bit(x86)版 日本語版 での動作検証を行いました。
その結果、操作上で以下の手順が必要となります。
(1) インストール
帳票マスタおよびオプション製品のインストールには、従来と同様に管理者権限
を有するユーザにて実行してください。
インストールCDをCD-ROMドライブに挿入すると、「自動再生」ダイアログが表示
されます。ダイアログ内の「SetUp.exeの実行」を選択すると、インストールを
開始します。その後は、マニュアル通りにインストールを行なってください。
(2) User Account Control (以下、UACと略します)
UACとはWindows Vistaから導入されたセキュリティ強化のための仕組みです。
Windows Vistaでは、コンピュータを悪意あるプログラムなどから保護するため、
管理者権限があるユーザーでも、管理者権限が必要なプログラム実行時に本当に
実行してよいかを確認する画面が表示されます。
(a) UACを有効な状態で使用する場合
帳票マスタは、ユーザ権限の昇格を行う事で自動的に管理者権限として実行
します。UACを有効な状態のまま帳票マスタを使用した場合、以下の操作を
行なう必要があります。
(i) 帳票マスタ起動時
帳票マスタ起動時に、以下のメッセージボックスが毎起動時に表示され
ます。ダイアログ内の許可を選択し、帳票マスタを起動してください。
「ユーザーアカウント制御
認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求して
います。」
(ii)他アプリケーションとの連動
外部AP接続支援※を利用して、他アプリケーションから帳票マスタを制
御する場合、必ず他アプリケーションを管理者権限で起動してください。
管理者権限でない場合、帳票マスタを正常に制御できません。
※外部AP接続支援は、他のアプリケーションから帳票マスタを実行す
ることを可能にするためのオプションです。帳票マスタとは別途イ
ンストールする必要があります。
(b) UACを無効な状態で使用する場合
UACを無効にする事で、上記2.(a) (i)および(ii)の操作が不要になります。
以下に、UACを無効にする方法を示します。
なお、UACを無効にした場合、コンピュータがセキュリティ上の危険にさら
される可能性があります。
(i) 「コントロールパネル」⇒「ユーザアカウント」画面内の「ユーザアカ
ウント制御の有効または無効化」を選択して表示します。
次に「ユーザアカウント制御の有効または無効化」画面内の「ユーザア
カウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェッ
クを外します。
(3) ユーザ切替
ユーザ切替えを使用して、帳票マスタを使用しているユーザとは別ユーザが帳票
マスタを使用する場合、必ず帳票マスタを終了した後にユーザ切替えを行ってく
ださい。
帳票マスタを複数のユーザが同時に実行した場合、帳票マスタが管理している各
種情報が不正となり、正常に動作しなくなります。
以下にユーザ切替の例を示します。
(a) 正しい例
ユーザAが帳票マスタを起動。帳票マスタを終了し、ユーザの切替を行う。
その後、ユーザBでは帳票マスタを起動した場合。
(b) 誤った例
ユーザAが帳票マスタを起動。ユーザの切替を行い、ユーザBでも帳票マスタを
起動した場合。
(4) 電源オプション
文字認識ボードをお使いで、帳票マスタV4.5にリビジョンアップしたお客様に限
り、Windows Vista(TM)で使用上の注意事項があります。なお、使用にあたって
は、事前にお客様にて動作確認を行ってください。
Windows Vista(TM) のスリープからの復帰が未対応のため、電源オプションの下
記3項目を設定してください。
下記(a)は「コントロールパネル」⇒「電源オプション」⇒「プラン設定の変更」
と選択することで表示されます。
下記(b)と(c)は「コントロールパネル」⇒「電源オプション」⇒「プラン設定の
変更」⇒「詳細な電源設定の変更」⇒「スリープ」を選択することで表示されま
す。
(a)「コンピュータをスリープ状態にする」⇒「なし」
(b)「ハイブリッドスリープを許可する」 ⇒「オフ」
(c)「次の時間が経過後休止状態にする」 ⇒「なし」
(5) その他
Windows Vista(TM)上で帳票マスタを使用する場合、以下の帳票マスタオプション
の使用に制限があります。
(a) 各種スキャナ接続支援
別途、連絡窓口へお問い合わせください。
(b) バーコード認識支援
未サポートです。詳細は別途連絡窓口へお問い合わせください。
3.サポートOS
Windows 2000 SP4 日本語版、Windows XP Professional SP2 日本語版、
Windows Vista(TM) Business 32-bit(x86)版 日本語版
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.4
1.ユーザ辞書ファイルへの登録文字数を拡張しました
8192文字/ファイルに拡張しました(従来は512文字)。
2.入力可能なスキャナを追加しました。
(1) DR-2580C(キヤノン社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA4原稿までの卓上型シートスルースキャナ。50枚(80g/m2)容量
ホッパのADFタイプ。
縦A4原稿・200dpi時、白黒・グレー25枚/分、カラー13枚/分。フラットベット
ユニット装着可能。
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.3
1.プログラム起動インタフェースで、StartUpプロセス実行可否を指定する 「/dblStart」パラメータを追加しました。
(コマンドライン例)
MYQFORM.EXE[△/master=マスタ名][△/mode=x][△/exemode=x]
[△/sysmenu=x][△/dblStart=x]
注: △半角空白コード、[]省略可能パラメータ
(/dblStart内容)
/dblStartは、帳票マスタ起動時StartUpプロセス実行可否を指定する。
0:起動時にStartUpを実行しない。※
1:起動時にStartUpを実行する。(Default)
※ /dblStart=0(起動時にStartUpを実行しない)を設定した状態で、帳票マス
タを起動すると、「帳票マスタは複数起動できません。」というエラーメッ
セージが表示されます。必ず、帳票マスタ起動前にStartUpを実行してくだ
さい。
2.Version 4.2から以下の点を変更しました
シートの「レコードの検索(SearchRecord)」で、検索結果がない場合、
Version 4.1とVersion 4.2以降では戻り値が異なります。
Version 4.1で開発したマスタファイルをV4.2以降へ移行する場合には注意が必要
となります。
プロパティ名 Version 4.1の戻り値
Result 767
ErrorCode
0
ErrorMessage "" Version 4.2以降での戻り値
1
52
"結果がありません"
3.入力可能なスキャナを追加しました。
(1) KV-S3065CWN(松下社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した白黒/カラー対応の省スペースモデルスキ
ャナ。原稿トレイ容量は最大300枚(64g/m2新紙・A4縦置時)。
※ KV-S3065CWNスキャナの動作には、KV-S3065CWN接続支援オプションの購入
が必要となります。
(2) fi-5650C/fi-5530C(富士通製、USBインタフェース)
(fi-5650C):200枚(80g/m2)大容量ホッパを持つADFタイプのA3高速両面カラ
ースキャナ。 (fi-5530C):小型A3両面読み取りカラースキャナ。原稿搭載容量は100枚
(A4:80g/m2)。
※ fi-5650C/fi-5530Cスキャナを動作させるには、fi-5650C/fi-5530C接続支
援オプションの購入が必要となります。
注:上記(1)、(2)の接続支援オプションは、帳票マスタのOCR機能に必要なス
キャナ入力機能をサポートしています。
各スキャナの持つ全ての機能をサポ-トしているわけではありません。
サポートする機能の詳細については、下記の連絡窓口までお問い合わ
せください。
-------------------------------------------------------------------------------
■ Version 4.2
1.ソウトウエアによる認識機能を追加しました
文字認識ボードを使用しないで認識機能が利用できる製品を、帳票マスタ製品の
ラインナップに追加しました。
(1)「帳票マスタ SE」
(2)「帳票マスタ SE サーバ」
2.プログラム起動インタフェースを追加しました
Version 4.1までは、2回以上プログラム起動インタフェースを用いて帳票マスタを
起動した場合、「帳票マスタを二重に起動できません」とのメッセージが表示され
ていました。Version 4.2では、最後に指定したプログラム起動インタフェースが
自動的に有効となります。このため、「帳票マスタを二重に起動できません」のメ
ッセージは表示されません。
3.入力可能なスキャナを追加しました。
(1) MSS7065CN(松下社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した卓上型シートスルースキャナ。
縦A4原稿・200dpi時、白黒・グレー90枚/分、カラー50枚/分を実現しました。
※ MSS7065CNスキャナの動作には、MSS7065スキャナ接続支援オプションの購
入が必要となります。
4.サポートOS
Windows 98、 Windows Me、Windows 2000 、Windows XP SP1、Windows XP SP2
------------------------------------------------------------------------------■ Version 4.1
1.多色刷り帳票向けカラー画像処理を追加しました
カラー画像を読取り、文字と罫線を色で分離し、文字画像、罫線画像から文字を
取り出し、認識可能にする「マルチドロップ機能」をサポートしました。
2.ページDBの標準化機能を追加しました
入力した帳票を複数枚管理し、保管するページDBを新たに追加しました。
3.エラー検査の強化とエラー修正を効率化しました
帳票マスタで扱うエラーの種類を認識によるリジェクトエラーと論理検査による
論理エラーの2つに分け、フレーム、シート、フォームの各オブジェクトで扱える
ようにしました。
4.フォームの表コントロールを追加しました
シートの表形式をそのまま表示、校正できる表コントロールをフォームに新規に
導入しました。
5.高度な出力書式の編集が可能になりました シートに認識データを配置できる「メインシート」に加えて、出力形式を定義で
きる「出力シート」を新たに導入しました。
メインシートの値を任意に出力シートに配置でき、多種多様な出力形式に対応で
きるようになりました。
6.抽出枠を追加しました
枠内からテキストや表の文字を自動的に抽出する、抽出枠をフレームに追加しま
した。
枠内の書式が一様に定まらない場合に利用できます。
7.構文抽出・変換機能を追加しました
認識結果の中から特定の構文の文字列を取り出」す機能をシートに実現しました。
さらに、この構文の任意の文字列の組み合わせと、文字列変換を規則に従い実施
できます。
8.既サポートの次のスキャナでのカラー入力を可能にしました。
(1) MSS4340C
(2) MSS2025CN
(3) MSS2026CN
(4) MSS2045CN
(5) MSS2046CN
(6) DR-5080C
9.入力可能なスキャナを追加しました。
(1) DR-9080C(キヤノン社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応した卓上型シートスルースキャナ。縦A4原稿・
200dpi時、白黒・グレー90枚/分、カラー50枚/分を実現しました。
(2) i250/i260(コダック社製、USBインタフェース)
最大用紙サイズA3原稿まで対応したシートフィーダスキャナ。
A4横原稿・200dpi時、50枚/分(カラー・グレー、片面/両面同じ)を実現しま
した。
10.テーブルの廃止とシートへの併合を実施しました
ページDBの標準化に伴い従来データの保管を目的としたテーブルを廃止し、従来テ
ーブルの持っていた機能はシートに集約しました。
11.サポートOS
Windows 98、 Windows Me、Windows 2000 、Windows XP
*******************************************************************************
2.制限事項
*******************************************************************************
■ プログラム起動インタフェース
Version 4.1までは、2回以上プログラム起動インタフェースを用いて帳票マスタ
を起動した場合、「帳票マスタを二重に起動できません」とのメッセージが表示
されていました。Version 4.2以降は、最後に指定したプログラム起動インタフェ
ースが自動的に有効となります。このため、「帳票マスタを二重に起動できませ
ん」のメッセージは表示されません。
■ プロセスでのグループ実行機能の利用について
プロセスメニューからのグループ実行は、スクリプトの構文解析を行ってからで
ないと利用できません。グループ実行の前に構文解析を行ってください。
■ カラー画像の入力について
カラー画像の入力では、読込領域が小さい場合や読込密度が低い場合には、バウ
ンダリ処理のため指定した範囲より小さな領域しか表示されない場合があります。
また、フレームオブジェクトで基準オブジェクトを設定しているとカラー画像を
正しく入力できないことがあります。
■ マイクロソフト社製DLLの不具合について
バージョンが4.00.950および4.00.950aのWindows 95上で帳票マスタを使用する場
合、以下の不具合が発生する事が確認されています。
下記現象は、マイクロソフト社製DLL(COMCTL32.dll)の不具合によるものである事
が確認されています。
不具合があるDLLの再配布が禁止されているため、下記現象が発生した場合、お手
数ですがお客様の手で最新のDLLに置き換えてください。
(1) 専用スキャナ設定ダイアログ
濃度設定を行なう、スライダーが動かない。
(2) フォームの新規作成
新規作成を行なう際表示されるフォームウィザードのタイトルが正常に表示
されない。
あるいは、表示せずに帳票マスタが異常終了する。
最新DLLは下記URLからアップデートプログラムをダウンロードすることがで
きます('98/01/23現在)。
(URL) http://www.microsoft.com/msdn/downloads/files/40comupd.htm
または最新のインターネットエクスプローラをインストールすることにより、
更新することができます。
■ Excel出力機能について
シートまたはテーブルオブジェクトからExcelへ出力する際に、Excelが作成でき
るフィールド数が256のため、Excelの256フィールド目に出力した場合、帳票マス
タでアプリケーション間通信エラーが発生します。
このような場合は、出力範囲指定などを用いて出力するフィールド数を減らすな
どして、Excelの256フィールド目にデータを出力しないようにしてください。
■ MSS1500をWindows NT上で使用する際の注意点
MSS1500をWindows NTでTWAINインタフェースによる画像入力を行うと1ページ入
力後に次ページが入力されずに排出されます。
Windows NT上でMSS1500を使用する場合は専用I/Fを利用してください。
■ イメージデータを含むテーブルオブジェクトの別名保存、名前変更、レコードイ
ンポートについて
テーブルオブジェクトを別名保存した場合、または他のテーブルからレコードデ
ータをインポートした場合、フォルダ内のイメージファイルはテーブルフォルダ
にコピーされず、元のテーブルフォルダ内のイメージファイルへの参照となりま
す。
このとき、元のテーブルオブジェクトを名前変更すると、イメージファイルへの
参照が途切れ、別名保存したテーブルオブジェクトからイメージデータを表示、
出力することが出来なくなります。テーブルオブジェクトを別名保存して使用す
る場合は、以下のいずれかの手順に従い、保存元のイメージデータを利用しない
形で運用してください。
(1) 元のテーブルオブジェクトをファイル等に出力して、イメージデータまたは
全レコードを削除した後に別名保存する。
(2) 元のテーブルオブジェクトを別名保存後、保存先のテーブルオブジェクトの
イメージデータまたは全レコードを削除後に使用する。
■ 表示書式プロパティ、Format関数の書式指定
シート,テーブル,フォームの表示書式プロパティおよびFormat関数の書式指定
で、書式化できる値の範囲を以下に示します。
書式指定文字列 データ型 範囲
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
%d
整数型
-2,147,483,648 から 2,147,483,647
%e , %f
浮動小数点型 1.7E +/- 308 (15桁)
%s
文字列型
なし
■ Access へのデータ出力について
シート、テーブルから Access への出力は Access 97を対象に行ないます。
Access2000へのデータ出力はサポートしていません。
■ HTML Helpについて
帳票マスタのヘルプは、HTML Helpを使用しています。HTML Helpは、Internet
Explorer 3.02 以上を必要とします。
お使いの OS が次の条件の場合、帳票マスタ インストールディレクトリの
hhupd.exe を実行してください。
HTML Help に必要なプログラムをインストールします。
(1) Internet Explorer のバージョンが 4.01未満の場合。
(2) Windows NT 4.0 の場合。
Administrator権限でログオンして帳票マスタインストールディレクトリの
hhupd.exeを実行してください。
但し、hhupd.exeを実行後、HTML Help を開くとヘルプ表示のレイアウト、又
は文字が一部不正になる場合があります。
■ フレームのフォルダ選択ダイアログの表示について
ドライブ名を設定しないで直接ネットワーク上にある帳票マスタデータを帳票マ
スタで開いた場合、フレームオブジェクトのフォルダ選択ダイアログを表示する
ときアプリケーションが不安定になることがあります。フレームオブジェクトの
フォルダ選択ダイアログは以下のダイアログから表示されます。
(1)「ユーザ辞書の作成」ダイアログのディレクトリ設定ボタンにより表示
(2)「ユーザ辞書の登録文字削除」ダイアログのディレクトリ設定ボタンにより表
示
これらの2つのディレクトリ設定は帳票マスタデータをネットワーク名でなくド
ライブ名が設定されているパスで開いてから行ってください。
■ グループの一括ファイル登録について
メニュー:[実行][一括登録][ファイル]から起動する「ファイル指定」ダイアロ
グで100ファイル以上複数選択したとき、開くボタンをクリックしても何も動作し
ないことがあります。その場合は選択するファイル数を少なくして複数回に分け
てファイル指定を行ってください。
■ startupプロセスのプロパティ「中断」について
startupプロセスのプロパティ「中断」を「はい」にし、startupプロセスの実行
中にダイアログで中断を選択する場合、状況によっては処理が不正に終了するこ
とがあります。
■ TWAINドライバを利用したスキャナ入力について(Version 4.7にて追記)
制御にTWAINドライバを使用しているスキャナに関し、スキャナ読取り時にメモリ
を大量に使用する様な設定(ex.サイズ:A4、解像度:600dpi、画像形式:カラー)
を行うと、TWAINドライバ内でメモリの確保ができない場合があります。
この様な場合、本製品の動作が不安定になったり、スキャナ入力中止のメッセージ
ボックスが表示される場合があります。
サイズや解像度など、スキャナの設定を見直した後、再度スキャナ入力を実行
してください。
■
スキャナ電源のOFF/ONについて(Version 4.7にて追記)
帳票マスタからスキャナ入力を実行した後、帳票マスタを起動したままの状態で、
スキャナの電源のOFF/ONを実行しないでください。
電源のOFF/ONを検知できないTWAINドライバを使用しているスキャナの場合、入力
実行する際に、「電源が投入されていない」旨のメッセージボックスが表示されず、
帳票マスタが不正終了する場合があります。
■
フォーム・オブジェクトの表コントロールについて(Version 4.9にて追記)
フォーム・オブジェクトをデザインビューに設定した状態で、表コントロールの
セルに値を設定しないで下さい。値を入力する事で、自動的にフォームビューに
変更となり、帳票マスタが落ちる場合があります。
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3.連絡窓口
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株式会社 日立超LSIシステムズ
コンタクトセンタ
E-mail: [email protected]
以上
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