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NTTデータグループ社員6万人が歌う「NTT DATA One Song

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NTTデータグループ社員6万人が歌う「NTT DATA One Song
エンタープライズICT総合誌 月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ)
NTT データグループ社員 6 万人が歌う
「NTT DATA One Song − Shine like the sun −」が完成
2013 年 5 月 23 日、創立 25 周年を迎えた NTT データは、同社グループが 10 年後に目指す姿“Group Vision”と、それを実現す
るために大切にする価値観“Values”を発表した。また同日には、NTT データグループ社員 6 万人が共通語として歌うことの
できる歌として完成した「NTT DATA One Songe − Shine like the sun −」が初めて披露された。
ータグループ社員の歌をつくることを目的とした「One
グループ社員が共有できるカルチャーをつくる
Song Project」が発足された。
「世界中のどの国、どんな民族にも音楽を楽しみ、歌
NTT データグループは、2005 年にグループビジョン
「Global IT Innovator」を掲げグローバル展開を本格化
うことを愛する習慣があるように、歌は世界共通のコミ
ュニケーションツールです。『One Song Project』は、
してきた。その結果、現在、NTT データグループは、
その名の通り、世界中の NTT データグループ社員が共
世界 35 の国に拠点を持ち、約 6 万人の社員が働くスケー
通のコミュニケーションツールとなる歌“One Song”
ルまで広がった。しかし、新しく仲間となった世界中で
をつくり上げ、活用していくためのプロジェクトです。
働く社員は、それぞれ言語や宗教、文化が異なっている。 “One Song”は、グループ社員の共通語となるものです
多様な社員で構成された NTT データグループが、真の
ので、本プロジェクトでは、単にグループソングをつく
意味で「One NTT DATA」として一丸となり、中期経
り、それを社員で歌っていくのではなく、グループ社員
営計画で掲げた Global TOP5 という目標を達成してい
の皆さんに歌の制作過程や発表にも参加していただき、
くために、2012 年には全世界で「NTT DATA」ブラン
自らの体験にしていただくことをコンセプトに、その仕
ドに統一した。さらに 2012 年末には、社員が共有でき
組みづくりに注力して取り組んできました。」(広報部
るカルチャーをつくるために、世界約6万人の NTT デ
権現智史主任)
社員の想い
アンケート質問一覧
Q1 周りの人から、
こんなふうに言われたことがうれしかった。
Q2 私がやりがいを感じるのは、
こんなときだ。
一人ではできない旅が始まる
Q3 私はこんな瞬間に心を動かされる。
Q4 私はこんなことを大切にしている。
つながろう、
Q5 私はこんなことを実現したい。
Q6 私は日ごろこんなことを感謝している。
歌詞に・・・
あの光目指し 共に駆けてゆく
ひとつになろう。
僕らは進む 時代の先へ
気持ちを繋いで 扉をあければ
Q7 私はこれからの未来にこんなことを返していきたい。
Q8 世の中から、私たちがこんなふうに見てもらえるといいと思う。
Q9 「One Song」に込めた思いをご自由にお書きください!
Shine like the sun
支え合おう、
助け合おう。
生み出そう新しい夢を
Shine like the sun
晴れ渡る空のように
チャレンジしよう、
世界を変えよう。
輝く明日を描こう広
・
・
・
・
・
・
「One Song Project」のポスター
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歌詞募集アンケート結果を傾向分析して歌詞に反映
ビジネスコミュニケーション
2013 Vol.50 No.7
エンタープライズICT総合誌 月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ)
創立 25 周年記念イベント
歌詞と音楽を NTT データグループ全社員から募集
完成する前からコミュニケーションツールとして活躍
社内コーラスサークルが
「One Song」を初披露(左上)
社員約 400 人で大合唱(右下)
One Song Project では、2013 年4月までを「制作段
階」、完成した“One Song”を発表する5月を「発表段
階」、それ以降を「活用段階」と定めた。制作段階の歌
づくりでは、グループ社員全員を対象に歌詞と音楽の募
集を行った。
「歌詞の応募はアンケート形式で行いました。アンケ
ートの回答から社員の大切にしている価値観や思いなど
を抽出し、その内容を当社の言語解析製品『なずきのお
と』を利用して集計・分析し、その結果から歌詞を制作
していきました。アンケートには 1,251 件もの応募があ
り、海外からは締切日を伸ばしてほしいとの要望もあり
ました。」(広報部 高橋沙矢香課長代理)
また音楽は、完成した歌詞からインスパイアされた曲
歌詞や音楽の制作プロセスは、イントラネット上の専
用の Web サイトを通じてグループ社員に報告された。
「日本以外の国では、社員が共通の歌を歌うという文
化や習慣がないので、はじめは、今回のプロジェクトの
目的などをサイトを通じて発信し、理解を求めました。
をグループ社員に自由に制作してもらい、複数の応募曲
当初は、海外の社員から“何故、歌なんだ”、“完成した
から「NTT DATA One Song」を仕上げていった。
歌をどう使うのか”との質問もありましたが、次第に理
「社員からは 42 件の応募曲が寄せられました。その中
解が深まっていき、まだ募集をしていないのに“この歌
から、“One Song”にふさわしい箇所をエッセンスとし
を聴いてほしい”と自作の曲を送ってきた海外の社員も
て抽出し、クリエーターが曲に組み込み、作曲と編曲を
いました。
“One Song”はグループ社員のコミュニケー
重ねながら完成させていきました。音楽づくりでは、例
ションツールになるものですが、完成する前からその役
えば、グループ社員全員が口ずさむことなできるよう、
割を果たしていました。」(広報部 田中克弥氏)
職場などの BGM としても聞くことができるよう、歌い
やすさ、覚えやすさにポイントに置きました。」(広報部
創立 25 周年記念イベントで初披露
上島麻里主任)
2013年5月23日に東京で開催された「NTTデータ創立
25周年記念イベント」において、新しいグループビジョ
ンとともに“One Song”が初めて披露された。社内のコ
ーラスサークルの有志が登壇し、曲を披露。岩本社長を
はじめとしたイベント参加者約400人の社員が、英語版と
日本語版、それぞれの“One Song”を合唱した。
「今後は、皆さんに様々な場面で利用してもらえるよ
う、カラオケデータや楽譜などのツールを準備中です。
楽しみにしていてください。」(広報部 権現智史主任)
「One Song Project」のメンバー
【前列左から】広報部 権現智史主任、上島麻里主任、
【後列左から】広報部 石川普美子課長、高橋沙矢香課長代理、
田中克弥氏、杉本則彦部長
ビジネスコミュニケーション
2013 Vol.50 No.7
お問い合わせ先
㈱ NTT データ 広報部 TEL : 03-5546-8051
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