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競技規則改訂事項一覧 - 日本自転車競技連盟

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競技規則改訂事項一覧 - 日本自転車競技連盟
JAPAN CYCLING FEDERATION
資料:4
SECRETARIAT: C/O NIHON JITENSHA KAIKAN, 1-9-3 AKASAKA, MINATO-KU, TOKYO 107-0052, JAPAN
TEL; +81-3-3582-3713 FAX; +81-3-5561-0508 e-mail; [email protected]
HQ: C/O KISHI MEMORIAL HALL, 1-1-1 JINNAN, SHIBUYA-KU, TOKYO 150-8050, JAPAN
(3月25日版・案)
2013年3月25日
(財)日本自転車競技連盟競技規則集改訂事項一覧表概要説明
2013 年版 JCF 競技規則集の改訂につき,UCI 規則に準拠して案を作成し,次ページより一覧表といたし
ました.
今回の改訂作業では,下記の UCI 規則の改訂を反映いたしました:
第1部
スポーツとしての自転車競技組織
第2部
第3部
第4部
第5部
第6部
第7部
第8部
第8部
第9部
第 10 部
第 11 部
第 12 部
第 13 部
第 14 部
第 15 部
第 16 部
ロード・レース規則
トラック・レース規則
マウンテンバイク規則
シクロクロス規則
BMX 規則
トライアル規則
室内自転車競技規則・サイクルサッカー
室内自転車競技規則・サイクルフィギュア
世界選手権大会規則
大陸選手権大会規則
オリンピック競技大会規則
懲戒および手続き規則
スポーツの安全と健康状態
アンチドーピング規則
サイクリング・フォア・オール規則
パラサイクリング規則
2013 年 02 月 01 日版
2013 年 07 月 01 日版
2014 年 01 月 01 日版
2013 年 01 月 01 日版
2013 年 02 月 25 日版
2013 年 01 月 01 日版
2011 年 07 月 01 日版
2013 年 01 月 01 日版
2012 年 02 月 01 日版
2013 年 01 月 01 日版
2008 年 01 月 01 日版
2013 年 01 月 01 日版
2009 年 06 月 30 日版
2010 年 09 月 30 日版
2012 年 10 月 01 日版
2011 年 05 月 04 日版
2012 年 02 月 01 日版
2011 年 10 月 01 日版
2013 年 01 月 01 日版
次ページ以降に,2012 年版と 2013 年版の対照表を示しますのでご覧ください.
追記: 2013 年版の表紙色は黄色系統となります.
JAPAN CYCLING FEDERATION
SECRETARIAT: C/O NIHON JITENSHA KAIKAN, 1-9-3 AKASAKA, MINATO-KU, TOKYO 107-0052, JAPAN
TEL; +81-3-3582-3713 FAX; +81-3-5561-0508 e-mail; [email protected]
HQ: C/O KISHI MEMORIAL HALL, 1-1-1 JINNAN, SHIBUYA-KU, TOKYO 150-8050, JAPAN
(財)日本自転車競技連盟競技規則集改訂事項一覧表(案)
条項
2012 年版
本規則は,財団法人日本自転車競技連盟寄付行
為第 4 条第 8 項の規定により制定するものである.
第2章
ライセンス(登録証)
第5条 (登録者)
1. 定義:
ライセンスは,その所持者が定款および諸規則を尊
重することの保証の確約と,その所持者の自転車競
技への参加を承認することの証明書である.
ライセンス所持中の行為に関する制裁は,ライセンス
を失った後であっても適用される.
4. (ライセンスの種類)
(1) 競技者
(2) チーム役員 (監督,コーチ,メカニック等)
(3) 役員
(公認審判員等)
(4) 主催者
(5)
(6)
第6条 (競技者)
1. 競技者のカテゴリ(区分)
(2) 本連盟においては,競技者のカテゴリを以下のように定
2013 年版
本規則は,公益財団法人日本自転車競技連盟定
款第 4 条第 8 項の規定により制定するものである.
(登録者)
定義:
ライセンスは,その所持者が定款および諸規則を尊
重することの確約と,その所持者の自転車競技への
参加を承認することの証明書である.
ライセンス所持中の行為に関する制裁は,ライセンス
を失った後であっても適用される.
(ライセンスの種類)
競技者
チーム役員
(監督,コーチ,メカニック等)
役員
(公認審判員等)
主催者
競技者代理人
その他
(ロードレースの車両運転者)
(競技者)
競技者のカテゴリ(区分)
本連盟においては,競技者のカテゴリを以下のように
め,さらに性別により分類する.ただし,年齢の基準は, 定め,さらに性別により分類する.ただし,年齢の基準
各暦年中に達する年齢で区分する.
は,各暦年中に達する年齢で区分する.
男子
① プロフェッショナル
1. ユース(U13):12 歳以下
.
2. ユース(U15):13 歳および 14 歳
3. ユース(U17):15 歳および 16 歳
4. ジュニア:17 および 18 歳
5. アンダー23(U23):19∼22 歳.ただしこの年齢でも
ロード競技においては,UCI プロチームに属する競
技者はエリートとする.UCI プロチームを辞めた競技
者は,U23 カテゴリに戻らなければならない.
6. エリート:23 歳以上
7. マスターズ:30 歳以上の競技者でこの区分を選択し
た者.ただし,UCI 登録チームに属する競技者はこ
れを選択できない.
女子
② アマチュア
1. ユース(U13):12 歳以下
1. ユース: 16 歳以下
2. ジュニア:17 歳∼18 歳
2. ユース(U15):13 歳および 14 歳
3. アンダー23(U23): 19∼22 歳(ただし女子はこの区分 3. ユース(U17):15 歳および 16 歳
をしない)
4. ジュニア:17 および 18 歳
4. エリート: 男子は 23 歳以上,女子は 19 歳以上
5. エリート:19 歳以上
.
6. マスターズ:30 歳以上の競技者でこの区分を選択し
た者.UCI 登録チームに属する競技者はこれを選択
できない.
③ 障害を持つ競技者
第3章
競技者の装備
(装備)
第8条 (装備)
6. 空気抵抗を減じるなど競技者能力に影響をあたえるた 空気抵抗を減じるなど競技者能力に影響をあたえるた
め,あるいは競技者の身体を強制するため(圧迫,引 め,あるいは競技者の身体を強制するため(圧迫,引
JCF 2013
張,支持)の,付加的な衣類または物は禁じる.
ロードおよびマウンテンバイク・レース中に袖付きのジャ
ージと短いパンツに加えて衣類と上衣あるいは器材を
着用することは,安全あるいは競技者の健康のために
気象条件のみにより必要なものと認められる.この場
合,競技者を悪天候から護るという明白な観点のみによ
り,服装あるいは器材の種類と生地は正当化されうる.
この判断はレース・コミセールに任せられる.
競技者が着用する装備(ヘルメット,靴,ジャージ,パン
ツ等)については,第 16 条2.(1)による革新的技術で
あるとして承認されていない機械的あるいは電子システ
ムの付加または合体による衣類あるいは安全として以
外のいかなる目的をも,適当であるとされることはない.
張,支持)の,付加的な衣類または物は禁じる.
ロードおよびマウンテンバイク・レース中に袖付きのジャ
ージと短いパンツに加えて衣類と上衣あるいは器材を着
用することは,安全あるいは競技者の健康のために気
象条件のみにより必要なものと認められる.この場合,
競技者を悪天候から護るという明白な観点のみにより,
服装あるいは器材の種類と生地は正当化されうる.この
判断はレース・コミセールに任せられる.
屋内トラックにおける競技ではシューズ・カバーの使用
は禁止される.
競技者が着用する装備(ヘルメット,靴,ジャージ,パン
ツ等)については,第 16 条2.(1)による革新的技術で
あるとして承認されていない機械的あるいは電子システ
ムの付加または合体による衣類あるいは安全として以
外のいかなる目的をも,適当であるとされることはない.
第11条 (ヘルメット)
(ヘルメット)
3. 製品に製造年月日の表示があること.
製品に製造年月の表示があること.
第4章
ゼッケン(ナンバー・カード)
第13条 (ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数)
(ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数)
ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数は以下のとおり.
ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数は以下のとおり.
この表にない種目に対しては種目の特性に応じて枚 この表にない種目に対しては種目の特性に応じて枚
数を決定する
数を決定する
種目
ロード
ボディ・ フレーム・
肩番号
ナンバー ナンバー
ワンデイ・レース
(クリテリウム,個
人ロードレースを
含む)
ステージ・レース
タイムトライアル
シクロク
ロス
トラック
スプリント
個人追抜競走
団体追抜競走
1km タイムトライ
アル
500m タイムトライ
アル
ポイント・レース
ケイリン
チーム・ ス プ リ ン
ト
マディソン
オムニアム・(全
競技)
スクラッチ
速度競走
エリミネイション
BMX
マウンテン全競技
バイク
第5章
2
1
2
1
1
1
ハンドルバ種目
ー
番号
ロード
2
2
1
1
1
1
2
2
1
2
2
2
2
2
1
1
ボディ・ フレーム・
肩番号
ナンバー ナンバー
ワンデイ・レース
(クリテリウム,個
人ロードレースを
含む)
ステージ・レース
タイムトライアル
シクロク
ロス
トラック スプリント
個人追抜競走
団体追抜競走
【J】200m タイムト
ライアル
1km タイムトライ
アル
500m タイムトラ
イアル
ポイント・レース
ケイリン
チーム・ ス プ リ ン
ト
マディソン
オムニアム・(全
競技)
スクラッチ
速度競走
エリミネイション
BMX
マ ウ ン テ全競技
ンバイク
2
1
2
1
1
1
ハンドルバ
ー
番号
2
2
1
1
2
1
1
2
2
1
2
2
2
2
2
1
2 (側面)
1
自転車およびオートバイ
第16条 (トラック・レーサーおよびロード・レーサー)
(トラック・レーサーおよびロード・レーサー)
技術革新
2. 技術革新
(2) レースまたはステージ・レースのスタートにおいて,UCI の レースまたはステージ・レースのスタートにおいて,UCI の
認可を得ていない新機材を競技者が持ってきたとコミセー 認可を得ていない新機材を競技者が持ってきたとコミセー
ル・パネルが判断した場合,競技者がその器材を使用し ル・パネルが判断した場合,競技者がその器材を使用して
て出場することは拒否されなければならない
出場することは拒否されなければならない
-3-
JCF 2013
競技中に使用した場合,競技者は自動的に除外あるいは 競技中に使用した場合,競技者は自動的に除外あるいは
失格となる.
失格となる.
このコミセール・パネルの決定に対して異議申立てをする このコミセール・パネルの決定に対して異議申立てをする
権利はない.
権利はない.
この新技術がコミセール・パネルにより気づかれず,ある この新技術あるいは UCI により未承認の機材がコミセー
いは制裁を受けなかった場合,UCI 懲戒委員会(国内競 ル・パネルにより気づかれず,あるいは制裁を受けなかっ
技日程の大会にあっては JCF 競技運営委員会,以下同 た場合,UCI 懲戒委員会(国内競技日程の大会にあって
じ)は失格を命じることができる.
は JCF 競技運営委員会,以下同じ)は失格を命じることが
UCI および/または JCF は自動的あるいは関係者の要求 できる.
により,懲戒委員会に委嘱する.懲戒委員会は装備委員 UCI および/または JCF は自動的あるいは関係者の要求
会(国内競技日程の大会にあっては JCF 競技運営委員 により,懲戒委員会に委嘱する.懲戒委員会は装備委員
会,以下同じ)の意見を受けた後,制裁のみ科すことがで 会(国内競技日程の大会にあっては JCF 競技運営委員
きる.
会,以下同じ)の意見を受けた後,制裁のみ科すことがで
レースとは別に, UCI および/または JCF はある品目が技 きる.
術的改良かどうか,第 16 条 2.(1)にそって手続が行われ レースとは別に, UCI および/または JCF はある品目が技
たかどうかを決定しなければならない.
術的改良かどうか,第 16 条 2.(1)にそって手続が行われ
たかどうかを決定しなければならない.
3. 自転車
(1) 原則
② 形式
自転車
原則
形式
自転車およびその付属品は,スポーツとして自転車を実
践するすべての人が使用できるために市販された形式で
なければならない.特定の成果(記録の樹立など)を獲得
するために特別に設計された機材の使用を認めない.
自転車およびその付属品は,スポーツとして自転車を実
践するすべての人が使用できるために市販された,ある
いは市販可能な形式でなければならない.特定の成果
(記録の樹立など)を獲得するために特別に設計された
機材の使用を認めない.
3. 技術的詳細
技術的詳細
(2) 異なることを述べている場合を除き,以下の事項は,ロー 異なることを述べている場合を除き,以下の事項は,ロー
ド競技,トラック競技およびシクロクロスに使用する自転 ド競技,トラック競技およびシクロクロスに使用する自転
車に適用する.
車に適用する.
寸法 (「寸法(1)」図を見よ)
a) 寸法 (「寸法(1)」図を見よ)
② サドルの先端部が,ボトムブラケットの中心を通る垂線よ サドルの先端部が,ボトムブラケットの中心を通る垂線よ
り少なくとも5cm後方に位置しなければならない. ※ こ り少なくとも5cm後方に位置しなければならない. ※ こ
の制限は,トラック競技のフライング200mタイムトライア の制限は,トラック競技の短距離種目(フライング200mタ
ル,フライング・ラップ,チーム・スプリント,スプリント競技, イムトライアル,フライング・ラップ,スプリント,チーム・ス
ケイリン,500mあるいは1kmタイムトライアルの競技者の プリント,ケイリン,500mあるいは1kmタイムトライアル)
自転車には適用しない; しかしながら,いかなる場合も, の競技者の自転車には適用しない; しかしながら,いか
サドルの先端部はボトムブラケットを通る垂線より前に出 なる場合も,サドルの先端部はボトムブラケットを通る垂
てはならない.
線より前に出てはならない.
寸法(2)
寸法(2)
※: 当条項および第 16 条 3.(2)a)②における注�
で示し
た距離は,身体形態上の理由で必要な場合には,縮小
できる.身体形態上の理由とは,競技者の体格,手脚の
長さに関するすべての要素を考慮に入れて解釈する.
これらの理由により,規定より寸法の小さい自転車が必
要であると考える競技者は,ライセンス・コントロール時に
-4-
※: 当条項および第 16 条 3.(2)a)②における注�
で示し
た距離は,身体形態上の理由で必要な場合には,サドル
の先端はボトムブラケット軸を通る垂直線まで前進させる
ことができる.身体形態上の理由とは,競技者の体格,
手脚の長さに関するすべての要素を考慮に入れて解釈
する.
JCF 2013
コミセール・パネルに申告しなければならない.この場
合,コミセール・パネルは下記のテストを実施する.測鉛
線を用いて,ペダリングの際に競技者の膝が最前部の位
置で,ペダル軸を通る垂線を超えることがないかを確認
する.(「寸法(2)」図を見よ)
③ サドルによる支持は水平でなければならない.サドル自
体の長さは最短 24cm,最長 30cm とする.
c) 形状
① タイムトライアルを除く,集団スタートのロード・レースとシ
クロクロス競技においては,自転車のフレームは伝統的
形態,すなわちメイン三角を中心に構成しなければならな
い.これは直管またはテーパー付きチューブ(断面形状
が円,楕円,偏平,涙滴形状等)を構成材として構成し;
各構成材の中心線は常に直線でなければならない.フレ
ームの構成材は,次の形態に適合した接合部をもって配
置されなければならない;トップ・チューブ(1)はヘッド・チュ
ーブ(2)の上端とシート・チューブ(4)の上端を接続する;シ
ート・チューブ(これからシート・ポストが延長する)はボト
ム・ブラケット・シェルに接続する;ダウン・チューブ(3)は
ボトム・ブラケット・シェルとヘッド・チューブの下端に接続
する.後ろ三角は,チェーン・ステイ(6),シート・ステイ
(5)およびシート・チューブ(4)により構成され,シート・ス
テイはトップ・チューブの傾斜に許されている範囲内で,
シート・チューブに固定しなければならない.
フレーム素材の最大高は 8cm,最小幅は 2.5cm.最小幅
はチェーン・ステイ(6)とシート・ステイ(5)においては,最小
幅を 1cm とする.フロント・フォークの最小厚さは 1cm と
し;フロント・フォークは直線状または曲線状とする(7).
(「形状(1)」図を見よ)
トップ・チューブは,その構成材が最大高は 16cm,最小
幅は 2.5cm で示される水平なテンプレートに収まる範囲
で傾斜してよい.
これらの理由により,規定より寸法の小さい自転車が必
要であると考える競技者は,ライセンス・コントロール時に
コミセール・パネルに申告しなければならない.この場
合,コミセール・パネルは下記のテストを実施する.測鉛
線を用いて,ペダリングの際に競技者の膝が最前部の位
置で,ペダル軸を通る垂線を超えることがないかを確認
する.(「寸法(2)」図を見よ)
※ 2014 年 1 月 1 日より
これらの理由により,規定より寸法の小さい自転車が必
要であると考える競技者は,バイク・チェック時にコミセー
ル・パネルに申告しなければならない.
身体形態上の理由によるただひとつの免除を要請でき
る: 条項 1.3.023 に従い,サドル先端を前進させるか,
ハンドルバー・エクステンションを前進させることができ
る.
サドルの前後部の最高点を通る平面は水平でなければ
ならない.サドル自体の長さは最短 24cm,最長 30cm と
する.
形状
タイムトライアルを除く,集団スタートのロード・レースとシ
クロクロス競技においては,自転車のフレームは伝統的
形態,すなわちメイン三角を中心に構成しなければなら
ない.これは直管またはテーパー付きチューブ(断面形
状が円,楕円,偏平,涙滴形状等)を構成材として構成
し;各構成材の中心線は常に直線でなければならない.
フレームの構成材は,次の形態に適合した接合部をもっ
て配置されなければならない;トップ・チューブ(1)はヘッ
ド・チューブ(2)の上端とシート・チューブ(4)の上端を接続
する;シート・チューブ(これからシート・ポストが延長す
る)はボトム・ブラケット・シェルに接続する;ダウン・チュ
ーブ(3)はボトム・ブラケット・シェルとヘッド・チューブの下
端に接続する.後ろ三角は,チェーン・ステイ(6),シー
ト・ステイ(5)およびシート・チューブ(4)により構成され,
シート・ステイはトップ・チューブの傾斜に許されている範
囲内で,シート・チューブに固定しなければならない.
フレーム素材の最大高は 8cm,最小幅は 2.5cm.最小
幅はチェーン・ステイ(6)とシート・ステイ(5)においては,
最小幅を 1cm とする.フロント・フォークの最小厚さは
1cm とし;フロント・フォークは直線状または曲線状とする
(7).(「形状(1)」図を見よ)
トップ・チューブは,その構成材が最大高は 16cm,最小
幅は 2.5cm で示される水平なテンプレートに収まる範囲
で傾斜してよい.
ヘッド・チューブ・ゾーンの事実上の幅は,トップ・チューブ
とダウン・チューブの内側接合点とヘッド・チューブ・ボック
ス前面との最狭点において 16cm を超えてはならない.
② 個人タイムトライアルおよびトラック・レースにおける自転 ロード・タイムトライアルおよびトラック・レースにおける自
車フレームの素材は,あらゆる形状(アーチ状,クレードル
状,梁状,その他の形状を含む)の管材または中実材に
よる,組立て構成あるいは一体成形でよい.これらのボト
ム・ブラケット・シェルを含む素材は,第16条3.(2)c)①に示
す「三角形状」のテンプレートに収まる形状でなければな
らない.(形状(2)を見よ)
フレーム部材間のジョイントは強調表示した三角形の中
に収まらなければならず,その二つの側面の寸法は部材
の高さと同等,すなわち 8cm までとする.
-5-
転車フレームの素材は,あらゆる形状(アーチ状,クレー
ドル状,梁状,その他の形状を含む)の管材または中実
材による,組立て構成あるいは一体成形でよい.これらの
ボトム・ブラケット・シェルを含む素材は,第16条3.(2)c)①
に示す「三角形状」のテンプレートに収まる形状でなけれ
ばならない.(形状(2)を見よ)
ヘッド・チューブ・ゾーンの事実上の幅は,トップ・チューブ
とダウン・チューブの内側接合点とヘッド・チューブ・ボック
ス前面との最狭点において 16cm を超えてはならない.
※ 2013年7月1日より
2つの8cmの二等辺を持つ補強三角形は,三角形が認可
JCF 2013
されないチェーン・ステーとシート・ステイ間の結合部を除
いてフレーム要素間の結合部で認可されている.さらに,
トップ・チューブとダウン・チューブの間の補強三角形は,
ヘッド・チューブ・ボックスの前面によりその最前端が幅
16cmで区切られる補強結合ゾーンにより置き換えられ
る.
ヘッド・チューブ・ゾーンの事実上の幅は,トップ・チューブ
とダウン・チューブの内側接合点とヘッド・チューブ・ボック
ス前面との最狭点において16cmを超えてはならない.
新図解(以前の図解と置き換えられる): ボックスと補強
三角形の位置
d) 構造
①
構造
構造(1)
構造(1)
第16条3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝統 第16条3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝
的形状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図を 統的形状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図
見よ).ハンドルバーは以下に明示する範囲になければな を見よ).ハンドルバーは以下に明示する範囲になければ
らない: 上限,サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前後 ならない: 上限,サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前
輪(これらは同径である)の上端を通る水平線(C); 後方 後輪(これらは同径である)の上端を通る水平線(C); 後
は操舵軸(D)そして前方は5cmの許容差を以って前車軸 方は操舵軸(D)そして前方は5cmの許容差を以って前車
を通る垂直線(「構造(1)」図を見よ).この(A)について 軸を通る垂直線(「構造(1)」図を見よ).この(A)について
は,スプリント,ケイリン,チーム・スプリントに出場する競 は,トラックの短距離種目(フライング200m,フライングラ
技者の自転車には適用しないが,前車軸を通る垂直線よ ップ,スプリント,チーム・スプリント,ケイリン,500mおよ
り10cm以上前に出てはならない.
び1kmタイムトライアル)に出場する競技者の自転車には
【J】ハンドルバーの下限(C)(前後輪の上端を通る水平線) 適用しないが,前車軸を通る垂直線より10cm以上前に出
は,身体形態上の理由で必要な場合には下方に拡張でき てはならない.
る.これらの理由により,規定より寸法の小さい自転車が 【J】ハンドルバーの下限(C)(前後輪の上端を通る水平
必要であると考える競技者は,ライセンス・コントロール時 線)は,身体形態上の理由で必要な場合には下方に拡張
にコミセール・パネルに申告しなければならない.
できる.これらの理由により,規定より寸法の小さい自転
ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保持 車が必要であると考える競技者は,ライセンス・コントロー
部からなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレバ ル時にコミセール・パネルに申告しなければならない.
ーを引いてブレーキを作動できなければならない.二者択 ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保
一的使用をしやすくするいかなる保持部の延長および変 持部からなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレ
形も禁止する.
バーを引いてブレーキを作動できなければならない.二者
-6-
JCF 2013
ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている.
ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない.
ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチー
ム・パーシュート,1km および 500m タイムトライアルにお
いては,ステアリング・システムに固定延長部を付加する
ことができる; この場合,前腕が水平面内に位置する姿
勢のみが許される.ボトム・ブラケット軸を通る垂線とハン
ドルバーの先端との距離は 75cm を超えてはならず; そ
の他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D)に定める制限は変更さ
れない.肘または前腕の保持部は許される(図「構造
(1B)」を見よ).
ロード・タイムトライアルにおいては,ハンドルバー延長部
に操作部またはレバーを,75cm マークを超える握りの位
置をもたらさない限りにおいて,固定することができる.
前節により規定されるトラックおよびロード競技において
は,この 75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm
まで延長できる; “身体形態上の理由”とは,競技者の身
体部分の長さに起因するものと理解される.この理由に
より 75 から 80cm の距離を使用する必要があると考える
競技者は,そのライセンスを提出するときにコミセール・
パネルに伝えなければならない.この場合,コミセール・
パネルは以下のテストを実施する: 競技者が競技姿勢
をとるとき,前腕と上腕の角度が 120°以上にならないこと
を確認する.
択一的使用をしやすくするいかなる保持部の延長および
変形も禁止する.
ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている.
ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない.
ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチー
ム・パーシュート,1km および 500m タイムトライアルにお
いては,ステアリング・システムに固定延長部を付加する
ことができる; この場合,前腕が水平面内に位置する姿
勢のみが許される.ボトム・ブラケット軸を通る垂線とハン
ドルバーの先端との距離は 75cm を超えてはならず; そ
の他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D)に定める制限は変更さ
れない.肘または前腕の保持部は許される(図「構造
(1B)」を見よ).
ロード・タイム・トライアルにおいては,ハンドルバー延長
部に操作部またはレバーを,75cm マークを超える握りの
位置をもたらさない限りにおいて,固定することができ
る.
前節により規定されるトラックおよびロード競技において
は,この 75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm
まで延長できる; “身体形態上の理由”とは,競技者の身
体部分の長さに起因するものと理解される.この理由に
より 75 から 80cm の距離を使用する必要があると考える
競技者は,そのライセンスを提出するときにコミセール・
パネルに伝えなければならない.この場合,コミセール・
パネルは以下のテストを実施する: 競技者が競技姿勢
をとるとき,前腕と上腕の角度が 120°以上にならないこと
を確認する.
※ 2014 年 1 月 1 日より
ロード・タイム・トライアルおよびトラックの個人/チーム・パ
ーシュートにおいて,ステアリング・システムに固定エクス
テンションを取り付けてよい.この例において,肘の支持
点とハンドルバー・エクステンションの最高部と最低部(変
速レバーを含む)との差は10cmを超えてはならない.トラ
ックの500mおよび1kmタイムトライアルにおいてもハンド
ルバー・エクステンションを付加することは可能であるが,
この場合,サドルの先端はボトム・ブラケット軸を通る垂直
面より少なくとも5cm後方になければならない.
ボトム・ブラケット軸を通る垂線とハンドルバーの先端との
距離は 75cm を超えてはならず; その他の第 1.3.022 条
(B,C,D)に定める制限は変更されない.肘または前腕の保
持部は許される(図「構造(1b)」を見よ).
ロード・タイム・トライアルにおいては,ハンドルバー延長
部に操作部またはレバーを,75cm マークを超える握りの
-7-
JCF 2013
位置をもたらさない限りにおいて,固定することができる.
第1節により規定されるトラックおよびロード競技において
は,この75cmの距離は身体形態上の理由により80cmま
で延長できる; “身体形態上の理由”とは,競技者の身体
部分の長さに起因するものと理解される.この理由により
75から80cmの距離を使用する必要があると考える競技
者は,バイク・チェック時にコミセール・パネルに伝えなけ
ればならない.
身体形態上の理由によるただひとつの免除を要請でき
る: 条項 1.3.023 に従い,ハンドルバー・エクステンション
を前進させるか,サドル先端を前進させることができる.
第8章
競技種目
(ロード・レース種目)
第28条
3. 参加者数の基準.
① ワンデイ・ロード・レース
ワンデイ・ロード・レースの最大距離は以下のとおり.
クラス
カテゴリ
オリンピック競技大会 男子エリート
および
女子エリート
世界選手権大会
男子 U23
男子ジュニア
女子ジュニア
パラサイクリング
B 男子
国際競技大会
B 女子
C5
C4
C3
C2
C1
C5
C4
C3
C2
C1
T2
T1
T2
T1
大陸選手権大会
地域競技大会
距離
250 - 280 km
120 - 140 km
160 - 180 km
120 - 140 km
60 - 80 km
最大 120 km
最大 100 km
男子
男子
男子
男子
男子
女子
女子
女子
女子
女子
男子
男子
女子
女子
H4 男子
H3 男子
H2 男子
H1 男子
H4 女子
H3 女子
H2 女子
H1 女子
男子エリート
男子 U23
女子エリート
男子ジュニア
女子ジュニア
男子エリート
男子 U23
女子エリート
男子ジュニア
女子ジュニア
男子エリート
ワ ー ル UCI
ド・カレン プロツアー
ダー
ヒストリック 男子エリート
UCI コンチネンタル・男子エリート
サーキット
男子エリート
最大 100 km
最大 100 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 60 km
最大 60 km
最大 60 km
最大 40 km
最大 30 km
最大 30 km
最大 30 km
最大 80 km
最大 80 km
最大 80 km
最大 60 km
最大 80 km
最大 60 km
最大 60 km
最大 50 km
最大 240 km
最大 180 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 80 km
最大 240 km
最大 180 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 80 km
距離は UCI プロツアー評
議会が決定する
距離は理事会が決定する
1.HC
最大 200 km*
1.1
最大 200 km*
-8-
(ロード・レース種目)
参加者数の基準.
ワンデイ・ロード・レース
ワンデイ・ロード・レースの最大距離は以下のとおり.
クラス
カテゴリ
オリンピック競技男子エリート
大会
女子エリート
および
男子 U23
世界選手権大会 男子ジュニア
女子ジュニア
パラサイクリング B 男子
国際競技大会 B 女子
C5
C4
C3
C2
C1
C5
C4
C3
C2
C1
T2
T1
T2
T1
距離
250 - 280 km
120 - 140 km
160 - 180 km
120 - 140 km
60 - 80 km
最大 120 km
最大 100 km
男子
男子
男子
男子
男子
女子
女子
女子
女子
女子
男子
男子
女子
女子
最大 100 km
最大 100 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 75 km
最大 60 km
最大 60 km
最大 60 km
最大 40 km
最大 30 km
最大 30 km
最大 30 km
H4 男子
最大 80 km
H3 男子
最大 80 km
H2 男子
最大 80 km
H1 男子
最大 60 km
H4 女子
最大 80 km
H3 女子
最大 60 km
H2 女子
最大 60 km
H1 女子
最大 50 km
大陸選手権大会 男子エリート
最大 240 km
男子 U23
最大 180 km
女子エリート
最大 140 km
男子ジュニア
最大 140 km
女子ジュニア
最大 80 km
地域競技大会 男子エリート
最大 240 km
男子 U23
最大 180 km
女子エリート
最大 140 km
男子ジュニア
最大 140 km
女子ジュニア
最大 80 km
UCI ワールドツ 男子エリー 距離はプロフェッショナル自転車競技
アー
ト
評議会が決定する
UCI コンチネンタ男子エリート
ル・サーキット
男子エリート
男子エリート
1.HC
最大 200 km*
1.1
1.2
最大 200 km*
最大 200 km
JCF 2013
世界
世界
世界
第31条
1.
①
②
2.
①
男子エリート
男子 U23
女子エリート
1.2
1.2
Wcup
最大 200 km
最大 180 km
120 - 140 km
女子エリート
女子エリート
男子ジュニア
男子ジュニア
女子ジュニア
1.1
1.2
1.Ncup
1.1
1.1
最大
最大
最大
最大
最大
140 km
140 km
140 km
140 km
80 km
世界
世界
世界
男子 U23
女子エリート
女子エリート
女子エリート
女子エリート
男子ジュニア
男子ジュニア
女子ジュニア
1.2
Wcup
1.HC
1.1
1.2
1.Ncup
1.1
1.1
最大 180 km
120 - 140 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 140 km
最大 80 km
(BMX種目)
オリンピック種目
男子
女子
チャンピオンシップ・レベル
スタンダード 20 インチ・バイシクル
(BMX種目)
オリンピック種目
男子
女子
チャンピオンシップ・レベル
スタンダード 20 インチ・バイシクル
BMX レース
エリート男子
− 19 歳以上
エリート男子
− 19 歳以上
エリート女子
− 19 歳以上
エリート女子
− 19 歳以上
ジュニア男子
− 17 & 18 歳
ジュニア男子
− 17 & 18 歳
ジュニア女子
− 17 & 18 歳
ジュニア女子
− 17 & 18 歳
BMX タイムトライアル
エリート男子タイムトライアル − 19 歳以上
エリート男子
− 19 歳以上
エリート女子タイムトライアル − 19 歳以上
エリート女子
− 19 歳以上
ジュニア男子タイムトライアル − 17 & 18 歳
ジュニア男子
− 17 & 18 歳
ジュニア女子タイムトライアル − 17 & 18 歳
ジュニア女子
− 17 & 18 歳
第33条 トライアル等の競技種目は,UCI 規則による.
トライアル等の競技種目は,UCI 規則による.
1. 個人種目:
個人種目:
① 20 インチ
20 インチ(車輪寸法 18 インチから 23 インチ)
26 インチ
26 インチ(車輪寸法 24 インチから 26 インチ)
オープン(18 インチから 26 インチの間で車輪径を自 オープン(18 インチから 26 インチの間で車輪径を自由
由に選択できる)
に選択できる)
第9章
制裁
第36条 (制裁の内容)
(制裁の内容)
4・ 失格
失格
(4) 条項に特に述べられていなくても,失格した競技者ある 条項に特に述べられていなくても,失格した競技者ある
いはチームの順位は,すべての順位が常に占められる
ように,次位の競技者またはチームを繰り上げる.
トラック競技においては,競技者またはチームが各種目
の 1 つのラウンドから失格した場合,その種目の前段ラ
ウンドからのいかなる競技者またはチームも順位が繰り
上がることはない.
いはチームの順位は,すべての順位が常に占められるよ
うに,次位の競技者またはチームを繰り上げる.
トラック競技においては,競技者またはチームが各種目
の 1 つのラウンドから失格した場合,その種目の前段ラ
ウンドからのいかなる競技者またはチームも順位が繰り
上がることはない.
2 人以上の競技者またはチームが直接対戦するトラック
競技の場合,失格等の原因となったラウンドにおける直
接的な競技において対戦していないならば,いかなる競
技者またはチームも失格した競技者またはチームの順
位を得ることはできない.
第11章
競技大会の開催および準備
第41条 (競技大会・競技日程)
(競技大会・競技日程)
(競技日程の申請と作成の期日)
(競技日程の申請と作成の期日)
2. 競 技日程は,毎年,歴年あるいは競技シーズンに合 競 技日程は,毎年,歴年あるいは競技シーズンに合
せて作成する.
せて作成する.
加盟団体および国内の競技大会主催者は,次年度に 加盟団体および国内の競技大会主催者は,次年度に
開催する競技大会について11月30日までに本連盟に 開催する競技大会について11月30日までに本連盟に
申請する.ただし,シクロクロスについては当該年度 申請する.ただし,シクロクロスについては当該年度
の5月31日までに申請する.
の5月31日までに申請する.
本連盟は,国内競技日程を12月末までに作成する. 本連盟は,国内競技日程を12月末までに作成する.
ただし,原則としてロード・レースの国内選手権大会の日 ただし,原則としてロード・レースの国内選手権大会の日
として6月の最終週中,シクロクロスの国内選手権大会 として 6 月の最終週中,シクロクロスの国内選手権大会
-9-
JCF 2013
の日としてUCI理事会が認可した日,マウンテンバイクの の日として UCI 理事会が認可した日,マウンテンバイク
国内選手権大会の日として第29週末,を留保する.
の国内選手権大会の日として第 29 週末,BMX 国内選
手権大会の日として 7 月の第 1 週末を留保する.
第14章
トラック・レース規則
第63条 (トラック・レース)
(トラック・レース)
(競技者の順守事項)
(競技者の順守事項)
1. 競技者は,いかなる共謀,他の競技者の行動を妨げ競 競技者は,いかなる共謀,他の競技者の行動を妨げ競
技結果に影響を与える動作を慎まなければならない.
さらに,トラック上にいる間は,競技者は常に自転車をし
っかりとコントロール下におき,ハンドル(あるいは延長
部)上に少なくとも片手を置いていなければならない.
特に罰則を明記されていない違反やスポーツ精神に反
する違反は,付表3に規定する罰金とは別に,その違反
の重大性によって,黄旗で示される警告あるいは赤旗で
示される当該競技の失格をもたらす.競技者は失格の
前に警告を1回だけ受ける.それぞれの場合に,コミセ
ールは違反競技者のゼッケン番号を同時に示す.
競技において競技者が降格された場合,その違反の重
大性,故意であるか,あるいはその影響度により,降格
には警告も含まれ場合もある.2回目の警告あるいは3
回目の降格を受けた競技者は失格となる.各機会に,コ
ミセールは同時に違反競技者のゼッケンを示す.警告
および失格は同一種目内でのみ連関する.
技結果に影響を与える動作を慎まなければならない.
さらに,トラック上にいる間は,競技者は常に自転車をし
っかりとコントロール下におき,ハンドル(あるいは延長
部)上に少なくとも片手を置いていなければならない.
(警告・失格)
特に罰則を明記されていない違反やスポーツ精神に反
する違反は,付表3に規定する罰金とは別に,その違反
の重大性によって,黄旗で示される警告または赤旗で示
される当該競技の失格をもたらす.競技者は失格の前
に警告を1回だけ受ける.それぞれの場合に,コミセー
ルは違反競技者のゼッケン番号を同時に示す.
競技において競技者が降格された場合,その違反の重
大性,故意であるか,あるいはその影響度により,降格
には警告も含まれる場合もある.2回目の警告あるいは
3回目の降格を受けた競技者は失格となる.各機会に,
コミセールは同時に違反競技者のゼッケンを示す.警告
および失格は同一種目内でのみ関連する.
11.
13. 【J】電子計時が実施されている大会のある種目にお
いて,1または複数名の競技者について計時装置の
不具合等により電子計時がなされなかった場合,そ
の種目の順位の決定のために,その競技者について
のみ手動計時によるタイムを付与することができる.
ただし,スタンディング・スタート種目においては,当
該競技者の前後に出走した合計10名の競技者の計
時における電子計時と手動計時の差の平均値により
補正を行う.当該競技者の前または後に5名以上の
出走者が居ない場合,コミッセールが決定した少なく
とも5名以上の競技者を対象として差異の計算を行
う.フライング・スタート種目においては手動計時タイ
ムをそのまま採用する.手動計時となった記録は公
認記録の対象とならない.
【J】電子計時が実施されている大会のある種目におい
て,1 名または複数の競技者について計時装置の不具
合等により電子計時がなされなかった場合,その種目
の順位の決定のために,その競技者についてのみ手
動計時によるタイムを付与することができる.ただし,
スタンディング・スタート種目においては,当該競技者
の前後に出走した合計 10 名の競技者の計時における
電子計時と手動計時の差の平均値により補正を行う.
当該競技者の前または後に 5 名以上の出走者が居な
い場合,コミッセールが決定した少なくとも 5 名以上の
競技者を対象として差異の計算を行う.フライング・ス
タート種目においては手動計時タイムをそのまま採用
する.手動計時となった記録は公認記録の対象となら
ない.
18. 競技中止は,ピストル2発により示す.ただしUCI規則に 競技中止は,ピストル2発により示す.【J】ただしUCI規
お い て は 以 下 の 種 目 を 除 く : 1km タ イ ム ト ラ イ ア ル , 則においては以下の種目を除く:1kmタイムトライアル,
500mタイムトライアル.
500mタイムトライアル.
第65条 (200mタイムトライアル)
2. 競技者は,計時装置を起動した直前の競技者が通
過したなら,直ちにトラックに入らなければならない.
周長400m以上のトラックにおける国内の競技大会で
- 10 -
(200mタイムトライアル)
競技者は,前の競技者が計時装置を起動し通過した
ら,直ちにトラックに入らなければならない.【J】周長
400m以上のトラックにおける国内の競技大会では,
JCF 2013
第66条
8.
9.
10.
は,スタータの指示に従い前走者が最後の1周に入
ってからトラックに入ることができる.
(スプリント)
トラックの内側に位置する競技者は,追い越されない
限り,トラック反対側の中央線に達するまで少なくとも
歩行のペースで先行し相手競技者に追い越させるよ
うな挙動をしてはならない.各レースにおいて2回まで
のスタンドスティルが許される.スタンドスティルは最
長30秒までとし,これを過ぎた場合,先行競技者はス
タータにより競技を続行するよう指示される.彼が従
わなかった場合,スタータは,競技を中止し,他の競
技者にその対戦の勝利を宣言する.3名または4名に
よる競技の場合,降格競技者を除外して,ただちに2
名または3名により再発走とする.
200m線以前あるいは最終スプリントを開始する前
は,トラックの全幅員を使用できるが,相手競技者が
追い抜くに十分な余地を残し,衝突や落車を引き起こ
したり走路外に押出すような行動をとってはならない.
最終スプリント中,あるいは200m線以前にスプリント
を開始した場合でも,各競技者はフィニッシュ・ライン
まで各自の走行ラインを保持しなくてはならず,相手
競技者の追い抜きを防ごうとするため,最小限1車長
先行するまでは,いかなる動きもしてはならない.
11. 相手競技者がスプリンター・レーンを走行中のとき,
左側から追い越してはならない.先行競技者が,スプ
リンター・レーンを空けて走行し,相手競技者が左側
から追越しを試みた場合,相手競技者が1車長リード
するまでは,先行していた競技者はスプリンター走路
に戻ってはならない.
12. 相手競技者が既にスプリンター・レーンを走行してい
るときに,その右側から追い抜き,あるいは追い抜こ
うとする時,相手競技者を減速させ,または走路から
外すことを意図して押込んではならない.
13. スプリンター・レーンの外側でスプリントを開始した競
技者は,スプリンター・レーンが既に相手競技者によ
って使われている場合,両者の間で1車長の差があ
る場合を除き,スプリンター・レーンに走り込んではな
らない.
14. 先行競技者がその意に反してブルー・バンドに入った
場合,結果を既定の事実として確定することができ,
その競技者を降格しない.また,相手競技者はその
競技者の左側を追い抜こうとしてはならない.
15. 3名以上による対戦の場合,他の競技者が不正に有
利になるような行動をした競技者は降格とする.競技
はただちに降格になった競技者を除いて再スタートと
し,有利になった競技者は1周目を先行しなければな
らない.
16. 競技は下記の場合にのみ中断する.
(1) 落車の場合
ある競技者により落車が引き起こされた場合,その競
技者を違反の重大性に応じて降格あるいは失格とし,
他方の競技者を勝者とする.3 名以上による対戦の場
合,競技は直ちに残った競技者により再開する.
競技者がコーナーを低速で走行しあるいは競技者の
故意によらず,落車した時は再スタートを行う.原因と
- 11 -
スタータの指示に従い前走者が最後の1周に入って
からトラックに入ることができる.
(スプリント)
トラックの内側に位置する競技者は,追い越されない
限り,トラック反対側の中央線に達するまで少なくとも
歩行のペースで先行し相手競技者に追い越させるよ
うな挙動をしてはならない.各レースにおいて2回まで
のスタンドスティルが許される.スタンドスティルは最
長30秒までとし,これを過ぎた場合,先行競技者はス
タータにより競技を続行するよう指示される.これに
従わなかった場合,スタータは,競技を中止し,相手
競技者にその対戦の勝利を宣言する.3名または4名
による競技の場合,降格競技者を除外して,ただちに
2名または3名により再発走とする.
200m線以前または最終スプリントを開始する前は,
トラックの全幅員を使用できるが,相手競技者が追い
抜くに十分な余地を残し,衝突や落車を引き起こした
り走路外に押出すような行為をしてはならない.
最終スプリント中はもちろんのこと,たとえ200m線以
前にスプリントを開始した場合でも,各競技者はフィニ
ッシュ・ラインまで各自の走行ラインを保持しなくては
ならず,ない.最小限1車長先行するまでは,相手競
技者の追い抜きを防ごうとするためのいかなる動きも
してはならない.
相手競技者がスプリンター・レーンを走行中のとき,
左側から追い越してはならない.また,先行競技者
が,スプリンター・レーンを空けて走行しているとき
に,相手競技者が左側から追越しを試みた場合,相
手競技者が1車長リードするまでは,先行していた競
技者はスプリンター・レーンに戻ってはならない.
相手競技者が既にスプリンター・レーンを走行してい
るときに,その右側から追い抜こうとする時,相手競
技者を減速させたり,走路から外すことを意図して押
込んではならない.
スプリンター・レーンの外側でスプリントを開始したと
き,相手競技者が,既にスプリンター・レーンを走行し
ている場合は、両者の間で1車長の差がつくまでは,
スプリンター・レーンに走り込んではならない.
先行競技者がその意に反して測定線(【J】ブルー・バ
ンド)の内側に入った場合に,その瞬間に結果を既定
の事実とみなすことができない限り,その競技者を降
格する.
3名以上による対戦の場合,特定の競技者に有利に
なるような行動不正行為をした競技者は降格とする.
競技は直ちに降格になった競技者を除いて再スター
トとし,有利になった競技者は1周目を先行しなけれ
ばならない.
競技は下記の場合にのみ中断する.
落車の場合
ある競技者により落車が引き起こされた場合,その競
技者を違反の重大性に応じて降格あるいは失格とし,
他方の競技者を勝者とする.3 名以上による対戦の場
合,競技は直ちに残った競技者により再開する.
競技者がコーナーを低速で走行する等,競技者の故
意によらない落車は再スタートを行う.原因となった競
JCF 2013
なった競技者はトラックの内側に位置しなければなら 技者はトラックの内側に位置しなければならない.
落車が競技者の違反によらない場合,コミセールは
ない.
落車が競技者の違反によらない場合,コミセールは 同じ順番で競技を再スタートするか,落車時の順番を
同じ順番で競技を再スタートするか,落車時の順番を もって順位とするかを決定する.
もって順位とするかを決定する.
(4) (1),(2),(3)以外の場合,以下による.
(1),(2),(3)以外の場合,以下による.
① 競技者がバランスを失う,落車,相手競技者に触れ 競技者がバランスを失う,相手競技者に触れる,柵に
る,柵に触れる等があった場合,当該競技者をトラッ 触れる等があった場合,当該競技者をトラックの内側
クの内側に位置させて再スタートとする.
に位置させて再スタートとする.
第67条 (インディヴィデュアル・パーシュート/個人追抜競走) (インディヴィデュアル・パーシュート/個人追抜競走)
21. 1発のピストルの合図は,各競技者が完走してフィニッシ 順位決定戦において,各競技者が完走してフィニッシ
ュ・ラインを通過した時,あるいは順位決定戦/準決勝以 ュラインを通過したとき,または追付きが成立したと
降で追いつきが成立した時に競技の終了を示す.
き,1発のピストルの合図で競技の終了を示す.
22. 予選中の事故
予選中の事故
2) 最初の半周後の事故:
最初の半周後の事故:
最初の半周を過ぎて事故があった場合は競走は中止 最初の半周を過ぎて事故があった場合は競走は中止
しない.事故に遭った競技者は,予選ラウンドの最後 しない.事故に遭った競技者は,予選ラウンドの最後
に再スタートが認められる(単独で計時,あるいは同 に再スタートが認められる(単独で計時,または同様
様に事故に遭った競技者がある場合はその者と対戦 に事故に遭った競技者がある場合はその者と対戦す
する).再スタートは1回のみ認められる.
る).再スタートは1回のみ認められる.
23. 1/4決勝と準決勝, 第1回戦と順位決定戦中の事故
1/4決勝と準決勝, 第1回戦と順位決定戦中の事故
(2) 最初の半周回後の事故:
最初の半周回後の事故:
① 半周を過ぎてからは競走は停止しない.事故の犠牲 半周を過ぎてからは競走は中止しない.事故の犠牲と
となった競技者は,認められる場合も認められない場 なった競技者は,認められる場合も認められない場合
合も,第1回戦ラウンドの最後に単独でタイムを取るこ も,第1回戦ラウンドの最後に単独でタイムを取ること
とが許される.対戦者はタイムを記録するために競走 が許される.対戦者はタイムを記録するために競走を
を続ける.
続ける.
第1回戦での敗者はそのタイムに従って順位付けられ 第1回戦での敗者はそのタイムに従って順位付けられ
る.
る.
第68条 (チーム・パーシュート/団体追抜競走)
(チーム・パーシュート/団体追抜競走)
チーム・パーシュートは,対戦する2チームが,トラック チーム・パーシュートは,対戦する2チームが,トラック
の両側からスタートするレースである.相手チームに の両側からスタートするレースである.相手チームに
追いつく,あるいはより良いタイムを記録したチーム 追いつく,あるいはより良いタイムを記録したチームを
を勝者とする.
勝者とする.
男子競技は,4競技者で4kmを走行する.
男子および女子競技は,4名の競技者で4kmを走行
女子競技は,3競技者で3kmを走行する.
する.
18. コミセールは,チームが追いつかれようとしていると判 コミセールは,チームが追いつかれそうだと判断した
断した時,他チームとの衝突あるいは進行を妨げるこ 時,他チームとの衝突または進行妨害を避けるため,
とを避けるため,コミセールは前方のチームに赤旗を コミセールは前方のチームに対し赤旗による合図をも
もって,相手チームが通過するまでそれ以降の交代 って,相手チームが通過するまでの先頭交代禁止とス
が禁じられることとトラック最下部に留まらなければな プリンター・レーンに留まらなければならないことを指
らないことを合図しなければならない.この指示に従 示しなければならない.この指示に従わない場合は,
わない場合は,直ちにこのチームを失格とする.
直ちにこのチームを失格とする.
20. 予選の場合
予選の場合
(2) 最初の半周以降にチームが事故に遭った場合:
最初の半周以降にチームが事故に遭った場合:
男子:
事故にひとりの競技者のみが関与した場合,そのチー 1 名の競技者のみが事故に遭った場合,そのチーム
ムは 3 名で競技を続行することも,停止することもでき は 3 名で競技を続行することも,中止することもでき
る.このチームが停止することを選択した場合,事故 る.このチームが中止することを選択した場合,事故
地点から 1 周以内に停止しない場合は,失格となる. 地点から 1 周以内に中止しない場合は,失格となる.
この際,他方のチームは競技を続行しなければならな この際,他方のチームは競技を続行しなければならな
い.
い.
女子:
最初の半周以降に事故があった場合,そのチームは 1 名の競技者が事故に遭い中止したチームは,予選ラ
事故地点から 1 周以内に停止しなければならず,停止 ウンドの最後に,他に同様のチームがあればそれと共
- 12 -
JCF 2013
しない場合は失格となる.この際,他方のチームは競 に再スタートしなければならない.
技を続行しなければならない.
事故後の再走行中に事故に遭ったチームは,3 人で
男子および女子:
競技を続けなければならず,さもなければ失格となる.
1 名の競技者が事故に遭い停止したチームは,予選ラ 順位決定戦を含む各ラウンドにおいて,事故を原因と
ウンドの最後に,他に同様のチームがあればそれと共 する再スタートは1回のみ認められる.
に再スタートしなければならない.
事故後の再走行中に事故に遭ったチームは,3 人で競
技を続けなければならず,さもなければ失格となる.
順位決定戦を含む各ラウンドにおいて,事故を原因と
する再スタートは1回のみ認められる.
21. 順位決定戦中の事故
順位決定戦中の事故
(1) 最初の半周中にチームが事故に遭った場合:
最初の半周中にチームが事故に遭った場合:
競技は停止し,再スタートしなければならない.そのチ 競技は中止し,再スタートしなければならない.そのチ
ームが再スタート後にさらに(認められる事故であろう ームが再スタート後にさらに(認められる事故であろう
となかろうと)事故に遭った場合,失格となる.
となかろうと)事故に遭った場合,失格となる.
(2) 最初の半周以降にチームが事故に遭った場合:
最初の半周以降にチームが事故に遭った場合:
認められる事故である場合も認められない場合も,事 認められる事故である場合も認められない場合も,事
故は考慮されない.当該チームに3名の競技者がトラ 故は考慮されない.当該チームに3名の競技者がトラ
ックに残っている場合は競技を続行しなければならな ックに残っている場合は競技を続行するか,さもなけ
い.さもなければ停止しなければならず,.そのチーム れば中止しなければならない.そのチームは準決勝,
は準決勝,第1回戦においては最下位とし,決勝にお 第1回戦においては最下位とし,決勝においては敗者
いては敗者となる.
となる.
順位決定戦を含む各ラウンドにおいて,事故を原因と 順位決定戦を含む各ラウンドにおいて,事故を原因と
する再スタートは1回のみ認められる.
する再スタートは1回のみ認められる.
第70条 (ポイント・レース)
3. 中間と最終スプリントの最初の4人の競技者の得点は
次のとおり.1位は5点,2位は3点,3位は2点および4
位は1点.
主集団に追いついた競技者には20点を与える.
主集団より1周回遅れた競技者は20点を差し引かれる.
(ポイント・レース)
中間と最終スプリントの1位競技者には5点,2位は3
点,3位は2点および4位は1点を与える.
主集団に追いついた競技者には20点を与える.
主集団より1周回遅れた競技者は20点を差し引かれ
る.
得点で優劣がない場合は,最終スプリントの順位に
より成績を決定する.
スタート前,競技者の半数は外柵に沿って並び,残り
の半数はスプリンター・レーンに一列に並ぶ.
集団のから後方に遅れて,周回を獲得しようとする一
人または複数の競技者に追い付かれた競技者は,追
付いた競技者に助力を与えてはならない.これに違
反した場合は失格となる.
中間スプリントのときに,1名または複数の競技者が
最大集団に追いついた場合,これらの競技者は周回
を獲得したものと認め20点を与える.スプリントにお
いて与えられる得点は,直ちに,その後方または集団
の前方の競技者に与えられる.
1周あるいはそれ以上遅れた競技者はコミセール・パ
ネルにより除外される.
4. 最終成績は得点で優劣がない場合は,最終スプリント
の順位により決定する.
5. スタート前,競技者の半数は外柵に沿って並び,残り
の半分はスプリンター・レーンに一列に並ぶ.
9. 集団の後方に遅れて,周回を獲得しようとする一人ま
たは複数の競技者に追い付かれた競技者は,追付
いた競技者に助力を与えてはならず,これに違反し
た場合は失格となる.
10. 中間スプリントのときに,1名または複数の競技者が
最大集団に追いついた場合,この(これらの)競技者
は周回を獲得したものと認められ20点を与えられる.
スプリントにおいて与えられる得点は,直ちに,その
後方あるいは集団の前方の競技者に与えられる.
11. 1周あるいはそれ以上遅れた競技者はコミセール・パ
ネルにより除外される.競技者間の共謀があると認
めた場合,判定員はできれば1回の警告の後,失格
とする.
12.
競技者間の共謀があると認めた場合,判定員はでき
れば1回の警告の後,失格とする.
13. 認められる事故が起きた場合,その競技者に1300m 認められる事故が起きた場合,その競技者に1300m
に近い周回数(333.33mのトラックでは4周,400mの に近い周回数(250mのトラックでは5周,333.33mのト
トラックでは3周,500mのトラックでは3周)までのニュ ラックでは4周,400mのトラックでは3周,500mのトラ
ートラリゼーションを与える.走路への復帰にあたっ ックでは3周)までのニュートラリゼーションを与える.
ては,その競技者が事故前に占めていた位置から再 走路への復帰にあたっては,その競技者が事故前に
開する.
占めていた位置から再開する.
- 13 -
JCF 2013
14. ニュートラリゼーションを与えられた競技者は,最後
の1kmの間にトラックに戻ることはできない.認めら
れる事故のために与えられるニュートラリゼーション
中にこの最後の1kmが始まり,競技者が最後の1km
前に復帰できなかった場合,これらニュートラリゼー
ションを与えられた競技者は最終順位に,事故前に
獲得したポイントに従って順位づけられる.
16. 最終5周以内で認められる事故に遭ったが,最後の
1kmの間にトラックに戻ることができなかった競技者
は,事故前に獲得または失った周回および得点に基
づいた成績を与える.その他の完走しなかった競技
者は最終成績に含めない.
17. 走路が何らかの理由により競技不能の状態になった
場合,コミセールは次の表に従って判断する:
第71条 (ケイリン)
競技者(最多8名)は,動力付ペーサの後ろで周回し
た後,フィニッシュ前600/700メートルでペーサがトラ
ックを離れてからスプリントを競う.
1. 競技は1回戦,敗者復活戦,2回戦,決勝を付表1
A1,付表1A2の表のように行う.
ニュートラリゼーションを与えられた競技者は,最後
の1kmの間にトラックに戻ることはできない.認められ
る事故により与えられたニュートラリゼーション中にこ
の最後の1kmが始まり,競技者が復帰できなかった
場合,この競技者のフィニッシュ着順は最終順位とさ
れ,事故前に獲得したポイントに従って順位がつけら
れる.
最終5周以内で認められる事故に遭った競技者は,
事故前に獲得または失った周回および得点に基づい
た成績を与える.その他の完走しなかった競技者は
最終成績に含めない.
走路が何らかの理由により競技不可能な状態になっ
た場合,コミセールは次の表に従って判断する:
(ケイリン)
競技者は,動力付ペーサの後ろで周回した後,フィニ
ッシュ前600/700メートルでペーサがトラックを離れて
からスプリントを競う.
競技は1回戦,敗者復活戦,2回戦,決勝を付表1
A1,付表1A2の表のように行う.
トラック周長
周回数
ペーサ(トラック離脱位置)
トラック周長
周回数
ペーサ(トラック離脱位置)
250
8
2.5
250
8
2.5
287
7
2.5
287
7
2.5
333.33
6
2
333.33
6
2
400 + >
5
1.5
400 以上
5
1.5
3. ペーサはスプリンター・ラインの内側を走り,スタート
時は30km/h,(250mトラックにおいては)少なくとも
残り1000mまでに,徐々に50km/hまで加速する.コミ
セールの指示に従い,原則としてフィニッシュの600
∼700m前で走路を離れる.
ジュニア女子とエリート女子においては,それぞれの
速度は25km/hと45km/hとする.
4. 競技者のスタート位置は抽選による.この順に中央線
に横列で,スプリンター・レーンを空けて並ぶ.競技者
は補助者により支えられるが,押されてはならない.
6. 競技者たちはペーサがトラックを離れる時まで,ペー
サの直後についていなければならない.一人または
複数の競技者が,ペーサがトラックを離れる前にペー
サの後輪後端を追い抜いた場合,競技を停止し,失
格とされる違反競技者を除外して再スタートとする.
7.
ペーサはスプリンター・ラインの内側を走り,スタート
時は30km/h,少なくとも残り1000mまでに,徐々に
50km/hまで加速する.コミセールの指示に従い,原
則としてフィニッシュの600∼700m前で走路を離れ
る.
ジュニア女子とエリート女子においては,それぞれの
速度は25km/hと45km/hとする.
競技者のスタート位置は抽選による.この順に中央線
に横列で,スプリンター・レーンを空けて並ぶ.競技者
は補助者が支えるが、補助者は押してはならない.
競技者たちはペーサがトラックを離れる時まで,ペー
サの直後についていなければならない.
一人または複数の競技者が,ペーサがトラックを離れ
る前にペーサの後輪後端を追い抜いた場合,競技を
停止し,失格とされる違反競技者を除外して再スター
トとする.
10. スタートから半周以内に事故が起った場合,再スター スタートから半周以内に事故が起った場合,【J】最初
トを行う.
のスタートと同じ並び順と,し再スタートを行う.
第72条 (チーム・スプリント)
(チーム・スプリント)
9. 下記の違反行為があった場合,そのチームを降格し,競
当該競技者の先頭交代時に,先行競技者の後輪後端
技のその段階での最下位とする.
は後続競技者の前輪先端より前方でパーシュートライ
① 先頭を走るべき競技者が,その周回が終了する ンを越えなければならない.
15m 以上前に離脱した時.
その後,先行競技者は直ちにわきへ引き,パーシュー
② 先頭を走っていた競技者が,その義務のある周 トラインの後方 15 メートル以内にスプリンター・ライン
回が終って 15m 以上離脱しなかった場合.
の上方に出なければならない.
③ 他の競技者を押した場合.
同チームの競技者間で押すことは厳しく禁じられる.
上記の要件のいくつかが満たされないならば,そのチ
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JCF 2013
ームは競技のその段階における最下位に降格される
ものとする.
(エリミネイション・レース)
この種目は特別競技規則により行う.特別競技規則
において,中間スプリント,最終スプリントの周回数を
明示する.
第77条 (エリミネイション・レース)
1. この種目は特別競技規則により行う
第15章
ロード・レース規則
第85条 (ワンデイ・ロード・レース)
(フィニッシュとタイム・キーパー)
26. 優勝者の完走時間よりその5%以上遅れて完走した
者には原則として順位を与えない.例外的な状況の
場合,コミセール・パネルは主催者との協議のもと
に,この制限時間を延長できる.
第86条 (チーム・タイムトライアル)
1.
2.
4. 各チームの競技者は,予定スタート時刻の少なくとも
15分前に,自転車検査場所に本人自らが自転車の
点検を受けに,出走する装備で来なければならな
い.
スタートが遅れたチームの記録は,予定されていたス
タート時刻から計時するものとする.もし1競技者がス
タートに遅れた場合,チームは待ってロスタイムを差
し引くか,あるいは予定スタート時間にスタートしてよ
い.
第88条 (ステージ・レース)
(ボーナス)
6. ボーナスは,下記により与える:
(1) 3大ステージ・レース(ツール,ジロ,ヴェルタ)
中間スプリント回数:
・通常のステージ
最多 3 回
ボーナス:
・中間スプリント
6 秒− 4 秒− 2 秒
・フィニッシュ:
通常のステージ 20秒− 12秒− 4秒
(チーム・タイムトライアル・ステージ)
チーム・タイムトライアル・ステージは,競技の初めの
11. 1/3の期間に行わなければならない.
チーム・タイムトライアル・ステージのスタート順は,団
体総合時間順位の逆順で行う.この順位付けを採用
していない場合は,抽選による.
(フィニッシュの時間制限)
19. フィニッシュの時間制限は,ステージの性格に合せて
各大会特別規則において定める.
コミセール・パネルは,主催者との協議後,フィニッシ
ュ制限時間を延長できる.
時間制限を越えた競技者に,チーフ・コミセールによっ
- 15 -
(ワンデイ・ロード・レース)
(フィニッシュとタイム・キーパー)
優勝者の完走時間よりその8%以上遅れて完走した
者には原則として順位を与えない.例外的な状況の
場合,コミセール・パネルは主催者との協議のもと
に,この制限時間を延長できる.
(チーム・タイムトライアル)
(チーム)
チームあたりの競技者数は,プログラム-テクニカル・
ガイド中において決められ,最少2名,最多10名とす
る.
混成チームは禁じられる.
各チームの競技者は,予定スタート時刻の少なくとも
15分前に,自転車検査場所に本人自らが自転車の
点検を受けに,出走する装備で来なければならない.
スタート前に,追加検査を行うことができる.
スタートが遅れたチームの記録は,予定されていたス
タート時刻から計時するものとする.もし1競技者がス
タートに遅れた場合,チームは待ってロスタイムを差
し引くか,あるいは予定スタート時間にスタートしてよ
い.
(ステージ・レース)
(ボーナス)
ボーナスは,下記により与える:
3大ステージ・レース(ツール,ジロ,ヴェルタ)
中間スプリント回数:
・通常のステージ
最多 3 回
ボーナス:
・ 中間スプリント 6 秒− 4 秒− 2 秒
あるいは主催者の決定により 3 秒-2 秒-1 秒
・ フィニッシュ:
通常のステージ 20秒− 12秒− 4秒
あるいは主催者の決定により10秒-6秒-4秒
主催者が,フィニッシュ・ラインにおいて少ないボーナ
スの基準を適用することを決定したなら,中間スプリ
ントにも少ない基準を適用しなければならない.
(チーム・タイムトライアル・ステージ)
チーム・タイムトライアル・ステージは,競技の初めの
1/3の期間に行わなければならない.
チーム・タイムトライアル・ステージのスタート順は,最
後にスタートする首位者のチームを例外として,団体
総合時間順位の逆順で行う.この順位付けを採用し
ていない場合は,抽選による.
フィニッシュの時間制限)
フィニッシュの時間制限は,ステージの性格に合せて
各大会特別規則において定める.
予測不可能で,かつ不可抗力である例外的な場合に
おいてのみ,コミセール・パネルは,主催者との協議
後,フィニッシュ制限時間を延長できる.
JCF 2013
て第2のチャンスが与えられた場合に,この順位にお
いて得点合計が負になるとしても,当該ステージにお
ける勝者に与えられたと等価のポイントが,彼らの個
人総合ポイント順位から差し引かれる.
第17章
マウンテンバイク規則
第92条 (マウンテンバイク規則)
1. 総則
(1) 年齢カテゴリと参加
⑦ ダウンヒル - ダウンヒル競技は, 17歳以上の全競
技者が参加できる.
(4) 競技大会手順
① 安全
1. コースは競技および公式トレーニング期間中のみ競
技者が走行できる.他の全ての人はコースに入らな
いように保たれなければならない.
⑥ 器材
3.
2. クロスカントリー競技
(1) レースの特性
③ クロスカントリー・ポイント-トウ-ポイント – XCP
3.
④ クロスカントリー・ショートサーキットまたはクリテリウ
ム – XCC
1. スタートとフィニッシュは同じ場所とする.コース周長
は2 kmを超えてはならない.
⑤ クロスカントリー・エリミネイター – XCE
1. クロスカントリー・エリミネイター・レースのためのコー
スは500mから1000mの間とし,自然あるいは人工
的障害物を含むものとする.全コースは100%乗車可
能でなければならず,シングル・トラック区間は通常
許可されず,可能ならば,コースは通常180度を超え
るコーナは含まないものとする.短時間のレース・プ
ログラムとするために,スタートとフィニッシュのエリア
は隔てなければならない.
樹木,階段(登り/降り),急降下,橋あるいは木造
の障害物は,動的短時間レースを構成できる.
コースには,第92条2.(3)1.から9.に従って印をつけ
なければならない.
2. 予選ラウンドには最少12競技者が参加するものとし,
そうでなければXCE競技は実施しない.
予選ラウンドはメイン・イベントと同日に実施するもの
とする.
予選ラウンドは,コースを1周する個人タイムトライア
ル形式をとる.上位32競技者(4名×8組)あるいは36
競技者(6名×6組)がメイン・イベントに進出する(付属
書6-7参照).
- 16 -
時間制限を越えた競技者に,チーフ・コミセールによっ
て第2のチャンスが与えられた場合に,この順位にお
いて得点合計が負になるとしても,当該ステージにお
ける勝者に与えられたと等価のポイントが,彼らの個
人総合ポイント順位から差し引かれる.
(マウンテンバイク規則)
総則
年齢カテゴリと参加
ダウンヒル - ダウンヒル競技は,世界選手権大会を
除き,17歳以上の全競技者が参加できる.
競技大会手順
安全
コースは競技および公式トレーニング期間中のみ競
技者が走行できる.公式トレーニング期間中は,マー
シャルおよび医療体制は存在していなければならな
い.他の全ての人はコースに入らないように保たれな
ければならない.
器材
MTBレースにおいて伝統的なロード用ハンドルバー
は使用できない.トライアスロンあるいはタイムトライ
アル・タイプのハンドルバー・エクステンションは禁止
されるが,伝統的バーエンドは認められる.
クロスカントリー競技
レースの特性
クロスカントリー・ポイント-トウ-ポイント – XCP
XCP競技はXCO競技とみなされるので,XCO国内選
手権者はXCO国内選手権者ジャージを着用しなけれ
ばならず,XCO世界選手権者はXCO世界選手権者
ジャージを着用しなければならない.
クロスカントリー・ショートサーキットまたはクリテリウ
ム – XCC
スタートとフィニッシュは同じ場所とする.コース周長
は2 kmを超えてはならず,競技時間は30分から60分
でなければならない.
クロスカントリー・エリミネイター – XCE
クロスカントリー・エリミネイター・レースのためのコー
スは500mから1000mの間とし,自然あるいは第92
条2.(1)④2.に従った人工的障害物を含むものとす
る.全コースは100%乗車可能でなければならず,シ
ングル・トラック区間は通常許可されず,可能ならば,
コースは通常180度を超えるコーナは含まないものと
する.短時間のレース・プログラムとするために,スタ
ートとフィニッシュのエリアは隔てなければならない.
樹木,階段(登り/降り),急降下,橋あるいは木造の
障害物は,動的短時間レースを構成できる.
コースには,第92条2.(3)1.から9.に従って印をつけ
なければならない.
予選ラウンドには最少12競技者が参加するものとし,
そうでなければXCE競技は実施しない.
完全なプログラムでは,予選ラウンドはメイン・イベン
トと同日に実施するものとする.
予選ラウンドは,コースを1周する個人タイムトライア
ル形式をとる.上位32競技者(4名×8組)あるいは36
競技者(6名×6組)がメイン・イベントに進出する(付属
書6-7参照).
JCF 2013
予選ラウンドにおいて同タイムとなった場合,直近の
UCI個人XCOランキングにより順番を決定する.当該
競技者がUCI個人XCOランキングを持っていない場
合,抽選により順番を決定する.
予選ラウンド用のレース・ナンバーは,直近のUCI個
人XCOランキングに基づく,33あるいは37から始まる
連番とする.
競技者は,もっとも大きな番号を最初に,そのレース・
ナンバーの順にスタートする.女子は男子の前に走行
する.
3. メイン・イベント用のレース・ナンバーは,予選ラウンド
の結果を基とし,予選ラウンド 1 位者を 1 番として開始
し,割当てる.
メイン・イベントは,付属書 6 および 7,XCE 競技構成
の表に見られるように,競技者グループを対戦させる
エリミネイション・ヒートにより構成される.
ヒートの順序:
・ 女子と同等の対戦システムになるまで男子を先に
行なう;
・ 順位決定戦: 女子スモール・ファイナルに続き女
子ビッグ・ファイナルを行なう;
・ 男子スモール・ファイナルに続き男子ビッグ・ファイ
ナルを行なう.
他の競技者の減速,落車あるいはコース逸脱の原因
となる,押す,引くあるいは他の方法による故意の接
触は許されず,これら行為は行為者の失格(DSQ)に
帰着する.
準決勝において DNF,DSQ あるいは DNS であった
競技者は,スモール・ファイナルに参加できない.
競技の最終順位は,下記の順のグループごとに作製
する:
i DSQ 競技者以外のビッグ・ファイナルで競技した
全競技者を順位付けする.
ii DSQ 競技者以外のスモール・ファイナルで競技し
た全競技者を順位付けする.
iii 準決勝で DNF, DSQ あるいは DNS であった
競技者を順位付けする.
iv その他の競技者の順位は,達したラウンド,ラウン
ドにおける順位,そしてレース・ナンバーにより決
定する.
上記の各グループ内において,DNF競技者はDSQ
競技者より上に,DSQ競技者はDNS競技者より上に
おく.DNFあるいは DNSが複数いる場合,レース・ナ
ンバーにより順位付けする.
メイン・イベント第1ラウンドのDNFあるいはDNS競技
者は順位外に一覧される.
メイン・イベントのDSQ競技者は順位外に一覧され
る.
- 17 -
予選ラウンドにおいて同タイムとなった場合,直近の
UCI個人XCOランキングにより順番を決定する.当該
競技者がUCI個人XCOランキングを持っていない場
合,抽選により順番を決定する.
i ランキングのあるエリートおよびU23競技者にラン
キング順に
ii ランキングのあるジュニア競技者にランキング順に
iii ランキングのないエリートおよびU23競技者にラン
ダムに
iv ランキングのないジュニア競技者にランダムに
予選ラウンド用のレース・ナンバーは,直近のUCI個
人XCOランキングに基づく,33あるいは37から始まる
連番とする.
競技者は,もっとも大きな番号を最初に,そのレース・
ナンバーの順にスタートする.女子は男子の前に走
行する.
メイン・イベント用のレース・ナンバーは,予選ラウンド
の結果を基とし,予選ラウンド 1 位者を 1 番として開始
し,割当てる.
メイン・イベントは,付属書 6 および 7,XCE 競技構成
の表に見られるように,競技者グループを対戦させる
エリミネイション・ヒートにより構成される.
ヒートの順序:
・ 女子と同等の対戦システムになるまで男子を先に
行なう;
・ 順位決定戦: 女子スモール・ファイナルに続き女
子ビッグ・ファイナルを行なう;
・ 男子スモール・ファイナルに続き男子ビッグ・ファイ
ナルを行なう.
他の競技者の減速,落車あるいはコース逸脱の原因
となる,押す,引くあるいは他の方法による故意の接
触は許されず,これら行為は行為者の失格(DSQ)に
帰着する.
唯一コミセール・パネルの裁量により,競技者は降格
(REL)を通告されることができ,彼の実際のフィニッシ
ュと異なる競技順位を与えられる.
準決勝において DNF,DSQ あるいは DNS であった
競技者は,スモール・ファイナルに参加できない.
競技の最終順位は,下記の順のグループごとに作製
する:
i DSQ 競技者以外のビッグ・ファイナルで競技した
全競技者を順位付けする.
ii DSQ 競技者以外のスモール・ファイナルで競技し
た全競技者を順位付けする.
iii 準決勝で DNF, DSQ あるいは DNS であった
競技者を順位付けする.
iv その他の競技者の順位は,達したラウンド,ラウン
ドにおける順位,そしてレース・ナンバーにより決
定する.
上記の各グループ内において,DNF競技者はDSQ競
技者より上に,DSQ競技者はDNS競技者より上にお
く.DNFあるいは DNSが複数いる場合,レース・ナン
バーにより順位付けする.
メイン・イベント第1ラウンドのDNFあるいはDNS競技
JCF 2013
(8)
②
1.
2.
③
2.
4.
3.
(3)
3.
メイン・イベントに参加できなかった競技者は,最終順 者は順位外に一覧される.
位に含まれない.
メイン・イベントのDSQ競技者は順位外に一覧される.
メイン・イベントに参加できなかった競技者は,最終順
位に含まれない.
競技大会手順
競技大会手順
スターティング・グリッド
スターティング・グリッド
世界選手権大会とワールドカップ以外のオリンピック・ スタート順は下記により決定する:
クロスカントリー(XCO)およびマラソン・クロスカントリ ♦ 最新発表の UCI XCO 個人ランキングに従って;
ー(XCM)において競技者は以下のようにスタートに ♦ ランキングのない競技者: 抽選による.
招集される:
♦ 当該形式の種目における UCI 発表の最新の UCI
個人マウンテンバイク・クロスカントリー・ランキン
グによる(あるいは年度始めでランキングが未発
表ならば前年 12 月 31 日付けランキングによる);
♦
ランキングのない競技者: 抽選による.
XCM 競技
♦ 最新発表の UCI MTB マラソン・シリーズ・ランキン
グに従って;
♦ 最新発表の UCI XCO 個人ランキングに従って;
♦ ランキングのない競技者: 抽選による.
順位
順位
周回遅れとなった競技者は,周回遅れとされた周回 周回遅れとなった競技者は,周回遅れとされた周回
を完了し,フィニッシュ・ストレートが始まる前に位置 を完了し,フィニッシュ・ストレートが始まる前に位置す
する退避路,または第92条2.(8)③3.が適用される場 る退避路,または第92条2.(8)③3.が適用される場合
合はこの規則に説明される"80%"ゾーンを経てレー はこの規則に説明される"80%"ゾーンを経てレースか
スから離れなければならない.これら競技者はリザル ら離れなければならない.これら競技者はリザルトに
トにおいてレースを離れた順と不足周回数をもって示 おいてレースを離れた順に不足周回数を示して一覧
される.
される.
前項の下に除外された競技者は,リザルトにレース 前項の下に除外された競技者は,リザルトにレースを
を離れた順と不足周回数をもって一覧される.
離れた順と不足周回数を示して一覧される.
ダウンヒル競技
ダウンヒル競技
衣服と保護具
衣服と保護具
UCIは競技者が下記の保護具を着用することを強く UCIは競技者が下記の保護具を着用することを強く
推奨する:
推奨する:
■ 背,ひじ,ひざおよび肩の堅い材質でできたプロテ ■ 背,ひじ,ひざおよび肩の堅い材質でできたプロテ
クター
クター
■ 首筋と頸部の脊椎骨のための保護具;
■ 首筋と頸部の脊椎骨のための保護具;
■ すねおよび腿のパッド
■ すねおよび腿のパッド
■ 引裂きに強い材質で膝とふくらはぎの保護具と一 ■ 引裂きに強い材質で膝とふくらはぎの保護具と一
体となった幅広の長ズボン,または引裂きに強い
体となった幅広の長ズボン,または引裂きに強い
材質の幅広の半ズボンに硬質の表面の膝とふくら
材質の幅広の半ズボンに硬質の表面の膝とふくら
はぎのプロテクタをつける.
はぎのプロテクタをつける.
■ 長袖シャツ
■ 長袖シャツ
■ 指先まである手袋.
■ 指先まである手袋.
国内連盟は,それらの領域内で行われる国際競技を
含み,ヘルメット以外の保護具の使用をそれらの国
内規則において,そして国内連盟の責任の下に課す
ことができる.国内連盟は,UCIを除いてそのような
規則の遵守を監視することについて責任がある.
国際競技において,国内連盟によって課された保護
具を着用していない競技者は,国内連盟の責任者の
要求のみにより,その責任の下にコミセール・パネル
により競技から排除されるものとする.
- 18 -
JCF 2013
第18章
第93条
第1部
第2項
4.
室内自転車競技規則
(サイクル・サッカー規則)
テクニカルコンディション
競技委員
線審は,試合全体を見守らなければならない.彼らは
ゴール・ラインの延長上に座る.
彼らはコミセールに知らせ,手を上げることにより観
察に基づく情報を与える.
線審は,コーナー・キックの場合は常にその方向を示
さなければならない.コミセールは線審に相談するこ
とができる.
第3項 競技場と広さ
第9項 服装
2. 足首を守るためにハイカットの靴を履かなければなら
ない.
3. ハイソックスやストッキングを履かなければならない.
5. 他の選手を危険にさらす物を着用することはできな
い.
第10項 自転車
2. (ボトムブラケット)チェイン・リングの最下部と床面と
の間隔は最小220mmとする.
5. (サドル)皮革またはプラスティック製のサドルを使用
できる.サドルの最大長は300mmとし,最大幅は
200mmとする.サドルは(フレームのトップ・チューブ
のまっすぐ延長上の)シート・チューブ上に直接取り付
けなければならない.サドル無しでは競技できない.
7. (車輪)前後の車輪は同径でなければならない.いか
なる場合も26インチ以下,20インチ以上の径でなけ
ればならない.スポーク車輪のみが使用でき,ディス
ク車輪は使用できない.
第11項 自転車の欠陥/交換
- 19 -
(サイクル・サッカー規則)
テクニカルコンディション
競技委員
線審は,試合全体を見守らなければならない.彼らは
ゴール・ラインの延長上でコーチング・ゾーンの対角
線上に座る(競技場平面図を参照).
彼らはコミセールに知らせ,手を上げることにより観
察に基づく情報を与える.
線審は,コーナー・キックの場合は常にその方向を示
さなければならない.コミセールは線審に相談するこ
とができる.
競技場と広さ
服装
足首を守るためにハイカットの靴または足首の保護
具を着用しなければならない.
ハイソックスやストッキングを履かなければならない.
脛骨保護具は推奨される.
他の選手を危険にさらす物を着用することはできな
い.突起にはテープを巻かなければならない.
サイクルサッカー用自転車
(ボトムブラケット)前スプロケットの最下部と床面との
間隔は最小220mm(誤差±2mm)とする.
(サドル)皮革またはプラスティック製のサドルを使用
できる.サドルの最大長は300mmとし,最大幅は
200mmとする.サドルは(フレームのトップ・チューブ
の延長上の)シート・チューブ上に直接取り付けなけ
ればならない.サドル無しでは競技できない.サドル
の最高部は水平フレーム・チューブより上方で,最大
100mmまででなければならない.
(車輪)前後の車輪は同径でなければならない.いか
なる場合も26インチ以下,20インチ以上の径でなけ
ればならない.スポーク車輪のみが使用でき,ディス
ク車輪は使用できない.前後の車輪径は,DIN標準
7168,すなわち26インチ車輪,誤差±3mm,に従う
ものとする.
自転車の欠陥/交換
JCF 2013
2. 自転車の交換は,対抗相手を妨害することなく,自陣
のゴール・ライン後方の競技場外で行わなければな
らない.試合中は,コーチやメカニシャンは競技場内
に入ってはならない(フェンスを越える).もし競技場
内に入った場合は,そのチームは,ペナルティ・キック
(4m)で処罰される.
第13項 年齢カテゴリ/試合時間および延長試合時間
5. 一競技者またはチームによる意図的時間延長,試合
中断あるいは試合妨害はコミセールによる警告の
後,試合中断を招く.このような場合,コミセールはタ
イム・キーパーを介して延長時間(最短20秒)を告げ
なければならない.
残り時間は明瞭に告げられる.タイムが電子的に表
示される場合,口頭通告は必要とされない.
コミセールはホイッスルを吹くことにより再開する.ボ
ールが競技できない場所に行った場合,タイム・キー
パーに正確な通知を与えるためにホイッスルを吹く.
第2部 競技規則
第1項 総則
3. 相手競技者への妨害(故意に自転車で突っ込んだ
り,押したり掴んだりする),ゴールポストあるいは壁
に寄りかかる,他競技者に手や身体で寄りかかる,
(チーム内で,コーチに対して,相手競技者あるいは
その他の者に対して)大声で叫ぶ,(仲間の競技者,
相手競技者,コミセール,競技委員,コーチあるいは
観衆に対して)抗議することは,規則違反とみなさ
れ,制裁される.試合再開のホイッスルが吹鳴された
なら,ゴール・キーパーはゴール枠に寄りかかったり
触れたりすることは許されない.
8. チームの責任者2名までが,明白な線と側方のフェン
スの間の板張り背後の,ゴール左方の椅子に座るこ
とが許される.
コーチが競技場内に入った場合,直ちにペナルティ・
キック(4m)で制裁される.違反が繰り返される場合,
チーム(両競技者とも)は公式警告を受ける.
第3項 試合開始
4. 守備側の一競技者が,攻撃側がボールに触る前に
センターサークルに入った場合,守備側は彼がセンタ
ーサークルに入った場所からのフリーキックにより制
裁される.
コミセールは,攻撃側チームが遅れ無しに攻撃を続
けられる場合,随意に優位性(=アドバンテージ)を
与えることができる.
第4項 中断/ホイッスルの合図/ニュートラルボール
2. コミセールは,次の場合に試合を中断しなければなら
ない.
- 規則違反があった場合
- ボールが競技場から出た場合
- ゴールの場合
- ボールが天井に当たった場合
コミセールは,次の場合には試合を中断し,試合時
間を止めなければならない.
- 競技者,競技委員や他の者に対して口頭で注意を
- 20 -
自転車の交換は,対抗相手を妨害することなく,自陣
のゴール・ライン後方の競技場外(コーチング・エリア)
で行わなければならない.これに従った行動をしない
競技者は,繰り返す場合はイエロー・カードを示され
る.試合中は,コーチやメカニシャンは競技場内に(フ
ェンスを越える)入ることや妨害をしてはならない.も
し競技場内に入った場合は,そのチームは,ペナル
ティ・キック(4m)で処罰される.
年齢カテゴリ/試合時間および延長試合時間
一競技者またはチームによる意図的時間延長,試合
中断あるいは試合妨害はコミセールによる警告の
後,試合中断を招く.このような場合,コミセールはタ
イム・キーパーを介して延長時間(最短20秒)を告げ
なければならない.
残り時間は明瞭に告げられなければならない.タイム
が電子的に表示される場合,口頭通告は必要とされ
ない.
コミセールはホイッスルを吹くことにより再開する.ボ
ールが競技できない場所に行った場合,タイム・キー
パーに正確な通知を与えるためにホイッスルを吹く.
競技規則
総則
相手競技者への妨害(故意に自転車で突っ込んだ
り,押したり掴んだりする),ゴールポストあるいは壁
に寄りかかる,他競技者に手や身体で寄りかかる,
(チーム内で,コーチに対して,相手競技者あるいは
その他の者に対して)大声で叫ぶ,(仲間の競技者,
相手競技者,コミセール,競技委員,コーチあるいは
観衆に対して)抗議することは,規則違反とみなされ,
制裁される.
コーチング・エリア: チームの責任者2名までが,コー
チング・エリア内の(競技場平面図を参照)の椅子に
座ることが許される.
試合開始
守備側の一競技者が,攻撃側がボールに触る前にセ
ンターサークルに入った場合,守備側は守備側ゴー
ル(センター・ライン)に最も近い場所からのフリーキッ
クにより制裁される.
コミセールは,攻撃側チームが遅れ無しに攻撃を続
けられる場合,随意に優位性(=アドバンテージ)を与
えることができる.
中断/ホイッスルの合図/ニュートラルボール
コミセールは,次の場合に試合を中断しなければなら
ない.
- 規則違反があった場合
- ボールが競技場から出た場合
- ゴールの場合
- ボールが天井に当たった場合
コミセールは,次の場合には試合を中断し,手信号
(写真6による)とホイッスル短吹鳴3回により試合時
間を止めなければならない.
JCF 2013
-
与えなければならない場合
得点や時間が明らかでない場合
競技者が負傷したか負傷した疑いがある場合
公式警告の場合
失格の場合
競技場が適切に準備されていない場合あるいは
規則に準じていない場合
- 競技者,競技委員や他の者に対して口頭で注意を
与えなければならない場合
- 得点や時間が明らかでない場合
- 競技者が負傷したか負傷した疑いがある場合
- 公式警告の場合
- 失格の場合
- 競技場が適切に準備されていない場合あるいは規
則に準じていない場合
アドバンテージ・ルール
規則違反を犯した競技者がその状況下で優位性を得
られない場合; コミセールは試合を中断することなく,
他のチームが違反を犯したことによる被害チームにア
ドバンテージを与えることを決定できる.
アドバンテージが与えられる場合,コミセールは試合
の進行方向を示し(写真4を参照)て「ゴー・オン」と発
声して(写真2を参照)これを合図しなければならない.
一度与えられたアドバンテージは,取り消すことはでき
ない.
有効得点
ゴールは,ボールがゴール・ポスト間でゴールライン
を通過したときに有効となる.ボールが床を転がって
いる場合,ボールの接地中心点がゴールラインの後
方部分を通過しなければならない.同じ原則を空中
のボールにも適用する.
競技者がシュートの後で自転車から落車した場合で
あっても,ゴールは有効である
試合中にゴールが定位置からずれ,その時にゴール
が成功した場合は,床の標示線ではなく,2本のゴー
ルポストの間の仮想線が基準となる.2本のゴールポ
ストの間の仮想のラインをボールが通過した場合,ゴ
ールは有効となる.
フリーキック
フリーキックは,ペナルティ・エリアの外で起こった規
則違反に対する制裁である.ボールは,規則違反が
起こった地点に置かれるが,フェンスからは少なくとも
1m離す.
規則違反を犯したチームは,コミセールのホイッスル
で相手チームがボールをキックするまで,最低4mの
距離を保たなければならない.ボールがキックされる
前に,この距離が保たれていない場合,新しい規則
違反が与えられる.(付表7-図3 – 距離)
フリーキックがゴールキーパーから4mより近い場合,
以下が義務付けられる:ホイッスル吹鳴前に,守備側
ゴール・キーパーはペナルティ・エリア内で自陣ゴー
ルラインから15cm以内でゴールラインに並行に立た
なければならない.そのゴール・キーパーは相手によ
ってボールがキックされた後にこの位置から離れられ
る.
フリーキックは,1度のみ蹴る事ができ,2度目を蹴る
前にボールは他の競技者,あるいはその自転車に触
れていなければならない.競技者は,ゴールポストや
競技場のフェンスに触れたボールに対して2度目のキ
ックをする資格は与えられない.
第5項 アドバンテージ・ルール
1. 規則違反を犯した競技者がその状況下で優位性を
得られない場合; コミセールは試合を中断することな
く,他のチームが違反を犯したことによる被害チーム
にアドバンテージを与えることを決定できる.
アドバンテージが与えられる場合,コミセールは腕を
上げることにより(写真2,アドバンテージを見よ)これ
を合図しなければならない.
一度与えられたアドバンテージは,取り消すことはで
きない.
第7項 有効得点
1. ゴールは,ボールがゴール・ポスト間でゴールライン
を通過したときに有効となる.ボールが床を転がって
いる場合,ボールの中心点がゴールラインの後方部
分を通過しなければならない.同じ原則を空中のボ
ールにも適用する.
競技者がシュートの後で自転車から落車した場合で
も,ゴールは有効である
2. 試合中にゴールが定位置からずれ,その時にゴール
が成功した場合は,床の標示線ではなく,2本のゴー
ルポストが基準となる.2本のゴールポストの間の仮
想のラインをボールが通過した場合,ゴールは有効
となる.
第12項 フリーキック
1. フリーキックは,ペナルティ・エリアの外で起こった規
則違反に対する制裁である.ボールは,規則違反が
起こった地点に置かれるが,フェンスからは少なくとも
1m離す.
規則違反を犯したチームは,コミセールのホイッスル
で相手チームがボールをキックするまで,最低4mの
距離を保たなければならない.ボールがキックされる
前に,この距離が保たれていない場合,新しい規則
違反が与えられる.(付表7-図3 – 距離)
フリーキックが守備側ゴールから4mより近い場合,フ
リー・キックは直接(フェイントなしに)ゴール枠内へ向
けて,あるいは味方競技者に向けて行なわれる.守
備側のゴール・キーパーはゴールポスト内側で自陣
ゴールラインから15cm以内でゴールラインに並行に
立たなければならない.そのゴール・キーパーは相手
によってボールがキックされた後にこの位置から離れ
られる.
フリーキックは,1度のみ蹴る事ができ,2度目を蹴る
前にボールは他の競技者,あるいはその自転車に触
れていなければならない.競技者は,ゴールポストや
競技場のフェンスに触れたボールに対して2度目の
キックをする資格は与えられない.
第13項 ペナルティ・キック
ペナルティ・キック
1. ペナルティ・キックは規則違反行為に対する制裁であ ペナルティ・キックは,競技者自陣側のペナルティ・エ
- 21 -
JCF 2013
る.
3. 自陣ペナルティ・エリア外での規則違反:
A 自転車から相手競技者にタックルや引っ張るような重
大な違反によって相手競技者を止めた場合
B 競技資格のない競技者が(自転車を伴っているかい
ないかに関わらず)2m以上歩いたり,走ったり,ジャ
ンプしたりして相手競技者を止め,ボールをキックす
ることを妨げた場合.
C ペナルティ・エリア外で故意に手を使ってプレーした
場合
D 守備の競技者やそのコーチやチームメイトによって故
意にゴールを押したり引いたりしてコールを移動させ
た場合.
E
F
4. ペナルティ・キックの場合,ゴール・キーパーとボール
をキックする競技者を除く全ての競技者は,ボールが
置かれているペナルティ・キック・ポイントの後方に位
置しなければならない.ホイッスルの合図後,ボール
は直接(フェイントなしに)ゴールの方向にキックされな
ければならない.他の2名の競技者は,どんなことがあ
っても妨害してはならない.
ゴール・キーパーではない守備側競技者はボールから
4m離れなければならず,攻撃側競技者がボールに向
かって行くのとは反対側にいなければならない.他の2
名の競技者はボールがキックされた後に行動を起こせ
る.
守備側競技者が規則違反した場合は,ペナルティ・キ
ックを繰り返すことで罰しなければならない.攻撃側チ
ームのもう1人の競技者による規則違反は,相手チー
ムに対してフリーキックを与える.
5. ペナルティ・キックは,1度しか蹴ることができず,直接
(フェイントなしに)ゴールに向かって蹴らなければなら
ない.ボールを通過したり,攻撃中に止まる事(フェイ
ント)は許されない.
これに関する規則違反は,フリーキックで制裁される.
ゴールポストからのリバウンドボールに,ペナルティ・
キックをした競技者に2度目のキックの資格は与えら
れない.
6. ペナルティ・キックに対する守備において,ホイッスル
の合図の前には,ゴール・キーパーは前後輪をゴー
ルライン平行で,ゴールライン前方15cm以内に位置
し,両輪はゴールポストの内側になければならない.
ゴール・キーパーは,ボールが蹴られた後にこのポジ
ションを離れることができる.
これに対する規則違反が行われた場合,ペナルティ・
キックが繰り返される.
第15項 不平/不作法な行為/非スポーツ的行為
1. 競技者やチームが不正行為をした場合は,コミセール
はイエローカードによって対象者に警告を発する.
不正行為とは下記事例を含む:
- 一競技者あるいは複数競技者が,コミセールの判
定を批判した時
- 22 -
リア内の規則違反行為に対する制裁である.
自陣ペナルティ・エリア外での規則違反:
自転車から相手競技者にタックルや引っ張るような重
大な違反によって相手競技者を止めた場合
競技資格のない競技者が2m以上歩いたり,走った
り,ジャンプしたりして攻撃を避けた場合.
ペナルティ・エリア外で故意に手を使ってプレーした場
合
守備の競技者やそのコーチやチームメイトによって故
意にゴールを押したり引いたりしてコールを移動させ
た場合.
競技者が自転車を保持していない時に,故意にボー
ルを保持あるいは逸らせ,あるいは相手を妨害した
場合.
競技者が空のゴールにおいてボールを蹴る用意がで
きているときに,相手競技者に妨害された場合.
ペナルティ・キックの場合,ゴール・キーパーとボール
をキックする競技者を除く全ての競技者は,ボールが
置かれているペナルティ・キック・ポイントの後方に位
置しなければならない.ホイッスルの合図後,ボール
は直接ゴールの方向にキックされなければならない.
他の2名の競技者は,どんなことがあっても妨害して
はならない.
ゴール・キーパーではない守備側競技者はボールか
ら4m離れなければならず,攻撃側競技者がボールに
向かって行くのとは反対側にいなければならない.他
の2名の競技者はボールがキックされた後に行動を
起こせる.
守備側競技者が規則違反した場合は,ペナルティ・キ
ックを繰り返すことで罰しなければならない.攻撃側
チームのもう1人の競技者による規則違反は,相手チ
ームに対してフリーキックを与える.
ペナルティ・キックは,1度しか蹴ることができず,直接
ゴールに向かって蹴らなければならない.ボールを通
過したり,攻撃中に止まる事(フェイント)は許されな
い.
これに関する規則違反は,フリーキックで制裁される.
ゴールポストからのリバウンドボールに,ペナルティ・
キックをした競技者に2度目のキックの資格は与えら
れない.
ペナルティ・キックに対する守備において,ホイッスル
の合図の前には,ゴール・キーパーは前後輪をゴー
ルライン平行で,ゴールライン前方15cm以内に位置
しなければならない.
ゴール・キーパーは,ボールが蹴られた後にこのポジ
ションを離れることができる.
これに対する規則違反が行われた場合,ペナルティ・
キックが繰り返される.
不平/不作法な行為/非スポーツ的行為
競技者やチームが不正行為をした場合は,コミセール
はイエローカードによって対象者に警告を発する.
不正行為とは下記事例を含む:
- 一競技者あるいは複数競技者が,コミセールの判
定を繰り返し批判した時
JCF 2013
- 対戦相手,パートナー,公式競技競技委員,観客
との議論を試みる時
- 繰り返し手を上げて不当な抗議を示す時
- 規則違反行為を繰り返し行なう時
- 正当な理由無く,試合をやめたり,競技場を去っ
たりする場合
3. 警告を発しなければならない場合,試合を中断しなけ
ればならない.時間は止められ(写真6),対象者に
“イエローカード”を示される.
コミセールはイエローカードの理由を競技委員に報告
しなければならない.競技委員は,警告内容と残り時
間をアナウンスしなければならない.その後,コミセー
ルは試合を再開する.
5. 極度のスポーツマンらしからぬ行為があった場合,当
該競技者は事前の警告無しに直接レッドカードを与
えられる.
スポーツマンらしくない行為とは:
- 相手競技者を押し倒したり,自転車から引きずり
落とすような乱暴な方法で,相手を止めたり捕まえ
たりした場合
- 競技者,コミセール,観客に対する暴力行為
- コミセールを侮辱した場合
- コミセールにボールを投げつけたり蹴りつけたりし
た場合
- コミセールに,わざと自転車で突っ込んだり押した
りした場合
このような場合,試合は中断され,試合は,相手チー
ムが既にそれ以上に有利なスコアでない限り,その
チームは0対5で負けになる.
第16項 競技者とチームの負傷と出場停止
11. もし,競技者が手を上げて怪我をしたことを示した場
合,コミセールは攻撃が終了した後に試合を中断す
ることができる.
コミセールがはっきりと傷害を確認することができな
いとき,彼が彼の合図に気付いたことを示す合図を
手を上げて示さなければならないが,試合を止めると
いう義務はない.コミセールはその障害が,損傷した
自転車のような種々の理由による虚偽のものでない
ことを確認しなければならない.
コミセールが真の傷害があるという結論に達したな
ら,試合を中断しなければならない.手を上げること
により,責任者あるいは医師に競技場内に入ること
ができる合図を与える.責任者,医師あるいは医療
サービスに所属する者が競技場に入るように許可さ
れる.
コミセールが挙手することにより合図する以前に責任
者あるいは医師が競技場に入った場合,当該チーム
はペナルティ・キック(4m)により罰せられる.
傷害による時間中断の間,自転車は競技エリアのフ
ェンス内に残さなければならない.この期間中に自転
車を修理することは禁じられている.
自転車の交換は試合再開後にのみ行なうことができ
る.チームがこれに違反した場合,両競技者とも警告
- 23 -
- 対戦相手,パートナー,公式競技競技委員,観客
との議論を試みる時
- 繰り返し手を上げて不当な抗議を示す時
- 規則違反行為を故意に繰り返し行なう時
- 正当な理由無く,試合をやめたり,競技場を去っ
たりする場合
警告を発しなければならない場合,試合を中断しなけ
ればならない.時間は止められ(写真6),対象者に
“イエローカード”を示される.
コミセールはイエローカードの理由を競技委員に報告
しなければならない.競技委員は,警告内容と残り時
間をアナウンスしなければならない.電子標示タイム・
パネルがある場合,時間をアナウンスしない.その
後,コミセールは試合を再開する.
極度のスポーツマンらしからぬ行為があった場合,当
該競技者は事前の警告無しに直接レッドカードを与え
られる.
スポーツマンらしくない行為とは:
- 相手競技者を押し倒したり,自転車から引きずり落
とすような乱暴な方法で,相手を止めたり捕まえたり
した場合(緊急停止)
- 競技者,判定員,コミセール,観客に対する暴力行
為
- コミセールを侮辱した場合
- コミセールにボールを投げつけたり蹴りつけたりした
場合
- コミセールに,わざと自転車で突っ込んだり押したり
した場合
このような場合,試合は中断され,試合は,相手チー
ムが既にそれ以上に有利なスコアでない限り,そのチ
ームは0対5で負けになる.
競技者とチームの負傷と出場停止
もし,競技者が手を上げて怪我をしたことを示した場
合,コミセールは攻撃が終了した後に試合を中断す
ることができる.
コミセールがはっきりと傷害を確認することができな
いとき,彼が彼の合図に気付いたことを示す合図を手
を上げて示さなければならないが,試合を止めるとい
う義務はない.コミセールはその障害が,損傷した自
転車のような種々の理由による虚偽のものでないこと
を確認しなければならない.
コミセールが真の傷害があるという結論に達したな
ら,試合を中断しなければならない.責任者あるいは
医師に競技場内に入ることができる合図を与える.責
任者,医師あるいは医療サービスに所属する者が競
技場に入るように許可される.
コミセールが挙手することにより合図する以前に責任
者あるいは医師が競技場に入った場合,当該チーム
はペナルティ・キック(4m)により罰せられる.
傷害による時間中断の間,自転車を交換すること,フ
ェンス外(コーチング・ゾーン)で修理することができ
る.
JCF 2013
を受ける(イエロー・カード).
すべての規則違反を認め,あるいは状況を明らかに
するためにラインマンは非常に厳正にこれらの行為
に従うものとする.
もし競技者がかなり負傷し,競技場を去らなければな
らないなら,補欠競技者は直ちに彼に交代してよい.
試合は5分以内(中断時間)に再開しなければならな
い.ある特別な場合には,コミセールはこの中断時間
を最長10分まで延長できる.
負傷した競技者は,コミセールあるいはチーフ・コミセ
ールに知らせた後に,補欠競技者と交代された後も
試合を続けることができる.もし同じ競技者が2度目
に負傷したなら彼はこれ以上試合に参加することは
できない.一人の基本競技者は常にチームに留まら
なければならない.
他の競技者は競技場を離れることは許されない.
傷害中断の間,相手チームの責任者が競技場に入
ることは許されない.彼らはフェンス外に留まらなけ
ればならない.
12. 競技者が重傷を負い,コミセールが今後5分間以内
に競技を続行することができないと判断した場合,そ
のチームは,その後5分以内に補欠競技者を起用す
ることができる.
もし,コミセールがその怪我の治療のためにさらに時
間がかかると認めた場合,コミセールは治療のため
の時間を10分まで伸ばすことができる.
補欠と交代した負傷競技者は,コミセールまたはチー
フ・コミセールに知らせた後に,試合を続行できる.も
し,同じ競技者が2度目の怪我をした場合,その競技
者はもはや試合に参加することができない.
1人の基礎となる競技者がいつもチームに残らなけ
ればならない.
第19章
BMX競技規則
第95条 (BMX規則)
1. 一般規則
(1) 参加者の年齢
3. 17歳以上の競技者は,シーズン開始時,該当する年
齢および性別グループにおいて,チャンピオンシッ
プ,チャレンジまたはマスターズのいずれかのレベル
で競技することを選択できる.競技日程のシーズンは
8月1日に始まり,翌年の7月31日まで継続する.競
技者は同じシーズン中にはチャンピオンシップおよび
チャレンジの両方レベルに参加することはできない.
4.
(2) 統合規則
6. 統合規則による場合を除き,いかなる競技者も,その
年齢または性別グループ以外のグループで競技をす
ることはできない.
7. 競技者が8人未満しかいない場合,3回のモトによる
計算が最終結果を定義する回のモト・システムを行
う.
2. 技術代表
JCFが指名する技術代表とは:
1. 大会の競技面を監督する.
- 24 -
競技者が重症を負い競技場を離れた場合,直ちに補
欠競技者が代わることができる.競技は5分以内に再
開されなければならない(タイム中断).特別な場合,
コミセールは最大10分まで中断タイムを延長できる.
負傷した競技者は,補欠と交代した後も,コミセール
あるいはチーフ・コミセールに通告した後に協議を継
続することができる.同一競技者が再び負傷した場
合,この競技者は再び競技に参加することはできな
い.最初のチームの1名の競技者は常にチームに残
っていなければならない.他の競技者は競技場を離
れることは許されない.
負傷中断中に,相手チームの関係メンバーは競技場
に入ることは許されない.彼らはフェンスの後方に止
まらなければならない.
(BMX規則)
一般規則
参加者の年齢
17歳以上の競技者は,シーズン開始時,該当する年
齢および性別グループにおいて,チャンピオンシッ
プ,チャレンジまたはマスターズのいずれかのレベル
で競技することを選択できる.競技者は同じシーズン
中にはチャンピオンシップおよびチャレンジの両方レ
ベルに参加することはできない.
2013年より,競技シーズンは1月1日に始まり,12月3
1日に終了する.
統合規則
統合規則による場合を除き,いかなる競技者も,UCI
登録レースにおけるその年齢または性別グループ以
外のグループで競技をすることはできない.
8人未満の競技者がカテゴリーを構成する場合,3回
のモト終了時の総計が最終結果を定義する回のモト・
システムを行う.
技術代表
JCFが指名する技術代表とは:
主催者の責任を侵害することなく,大会の準備と競技
JCF 2013
面を監督する.
3. 競技
(7) スタート
1. 競技大会に参加登録した競技者は,その年齢,性
別,自転車形式および競技水準に従ってクラス分け
される.
2. 2つの自転車形式が認められる: 当条項8.(2)の規
定により,スタンダードおよびクルーザー
4.
(2) 練習
1. ライセンスを持った競技者として大会に公式参加登
録をするまでは,いかなる競技者も競技日にトラック
に入ることは許可されない.
3. 練習終了後,コミセールはチーム監督会議を招集す
る.この会議の目的は,チーム監督と競技者にレー
ス中に有効な補足規則とレースの一般運営に関する
詳細指示を伝えることである.
(3) レース・スケジュール
競技
スタート
競技大会に参加登録した競技者は,その年齢,性
別,自転車形式および競技水準に従ってクラス分け
される.二つの部門が認められる: BMXレースおよび
BMXタイムトライアル.
BMXレースにおいては2つの自転車形式が認められ
る: 当条項8.(2)の規定により,スタンダード20インチ
およびクルーザー24インチ.BMXタイムトライアルは
スタンダード20インチのみにより行われる.
BMXタイムトライアルは,タイムトライアル予選および
タイムトライアル・スーパーファイナルの2段階で行う.
各段階は1回の走行で構成する.スーパーファイナル
への参加資格を得る競技者数は,各カテゴリにおけ
る参加登録数に因る.タイムトライアル・スーパーファ
イナルは最終段階であり,タイムトライアル結果を決
定する.
参加登録数 24以上 上位16人がタイムトライアル・
スーパーファイナルに
参加登録数 16-23
上位8人がタイムトライアル・
スーパーファイナルに
参加登録数 12-15
上位6人がタイムトライアル・
スーパーファイナルに
参加登録数が12以下の場合,タイムトライアル予選
でタイムトライアル結果を決定する.この場合,タイム
トライアル・スーパーファイナルは行わない.
練習
ライセンスを持った競技者として大会に公式参加登録
し確認をするまでは,いかなる競技者も競技日にトラ
ックに入ることは許可されない.
練習終了後,コミセールは必要であればチーム監督
会議を招集する.この会議の目的は,チーム監督と
競技者にレース中に有効な補足規則とレースの一般
運営に関する詳細指示を伝えることである.
レース・スケジュール
2. レース・スケジュールと順番はいわゆるモト・シートとし
て情報板に掲示する.情報板に掲示されるモト・シート
には下記を示す:
a. 各競技者の氏名,UCI コード,国およびプレート番
号
b. レース番号;
c. 競技者が進出する予選ラウンド;
d. 各モトにおけるスタート位置.
(4) 進出およびスコアリング
レース・スケジュールと順番はスタート・リストとして情
報板に掲示する.情報板に掲示されるスタート・リスト
には下記を示す:
a. 各競技者の氏名,UCI コード,国およびプレート番
号
b. レース番号;
c. 競技者が進出する予選ラウンド;
d. 各モトにおけるスタート位置.
進出およびスコアリング
1. モトにスタートしなかった競技者は,"Did Not Start
(DNS)"(スタートせず)として記録される.進出資格を
決定するために,最初のDNSについては最下位ポイ
ントより2ポイント多い点を与えられる.最下位ポイン
トはモト・シート上の競技者数に等しくする.
2. 2回以上モトにスタートしなかった競技者は進出資格
を得られない.最初のDNSを決定し,スコアリングの
ために,それは競技者が最下位プラス2ポイントの
«credit»(みなし)を与えられていることを意味するCR
として記録される.
モトにスタートしなかった競技者は,"Did Not Start
(DNS)"(スタートせず)として記録される.進出資格を
決定するために,スタート・リスト上の競技者数より2
ポイント多い点を与えられる.
- 25 -
2回以上モトにスタートしなかった競技者は進出資格
を得られない.進出システムはUCI規則第6部付属書
1において説明される.
JCF 2013
3. 進出あるいは順位付けにおいて同点が生じた場合,
前予選ラウンドにおける順位で決定し,さらに決しな
い場合は下記による:
A. 降順で第 3,第 2,第 1 モトのフィニッシュ結果.
B. タイムトライアルの結果あるいは達成ラップ.
6. モトにおいてスタートはしたが,完走しなかった競技
者は "Did Not Finish (DNF)" (フィニッシュせず)と
して記録され,そのモトで出走した競技者の数に等し
い得点を得る.この競技者は,進出資格を有する.
スタートしたが,コミセールにより最下位に降格された
競技者は,「降格(REL)」として記録され,モトにスタ
ートした競技者数に2を加えたポイントに等しい得点
を得る.この競技者は進出資格を有する.
7. 1名あるいはそれ以上の競技者が決勝においてスタ
ートしない場合,スタートせず(DNS)と宣言される.
予選および決勝においては,DNFは降格(REL)競技
者より上位に,後者はDNS競技者より上位に順位付
けられる.
決勝においてDNF,RELまたはDNSが多数の場合,
各グループ内における順位基準は下記のとおり:
1. 前段階(準決勝)における順位;
2. 前段階 (準決勝)の最終走におけるラップタイム;
3. タイムトライアルの結果.
(5) スコアリング(成績判定)方式
5. フィニッシュ・ライン・コミセール
各レースにおいて全競技者のフィニッシュ・ライン通
過時の着順を記録する責任を有する,5名以上の有
資格フィニッシュ・ライン・コミセールを配置しなければ
ならない.各レースの公式着順は,フィニッシュ・ライ
ン・コミセールの単純な多数決で決定される.公式の
フィニッシュ結果は,モト・シートに表示のために主任
管理コミセールに伝達される.
(6) ステージングおよびゲート・ポジション
1. モトのゲートにおけるスターティング・ポジションは,下
記の表に定められている規則に従って決定され,モト・
シート上に示される.ゲート・スターティング・ポジション
は,下記のうち 1 法により決定する:
A. 前段ラウンドのラップ・タイムあるいはタイムトライ
アルによる振り分け(最速の競技者がゲートを最
初に選ぶ).
B. UCI 公認のコンピュータ・レース・プログラムが使
用されるとき,レースの全ラウンドをコンピュータ
によりランダムに割り当てる.
C. レースの全ラウンドを抽選による.
DB. 第 95 条項 9.(2)に規定されるように UCI ランキン
グ(適用できるレベルで)を用いて最初のゲート選
択を決定する; 次段階は前段のフィニッシュ順に
よる(第 1 位の競技者がゲートを最初に選ぶ).
全競技者は指定されたゲート位置からスタートしなけ
ればならない.異なるゲート位置からスタートした場合
のペナルティは失格とする.
しかるべき時間にステージング・エリアおよびゲート上
に集合することは,各競技者の責任とする
- 26 -
進出あるいは順位付けにおいて同点が生じた場合,
前予選ラウンドにおける順位で決定し,さらに決しな
い場合は下記による:
A. 降順で第 3,第 2,第 1 モトのフィニッシュ結果.
B. タイムトライアルの結果あるいは達成ラップ.
C UCIランキング
モトにおいてスタートはしたが,完走しなかった競技
者は "Did Not Finish (DNF)" (フィニッシュせず)とし
て記録され,そのモトで出走した競技者の数に等しい
得点を得る.この競技者は,進出資格を有する.
スタートしたが,コミセールにより最下位に降格された
競技者は,「降格(REL)」として記録される.チーフ・コ
ミセールはこれら競技者の順位を裁定できる.この競
技者は進出資格を有する.
1名あるいはそれ以上の競技者が決勝においてスタ
ートしない場合,スタートせず(DNS)と宣言される.
IRM(無効レース序列)の順
1. DNF
2. REL
3. DNS
決勝においてDNF,RELまたはDNSが多数の場合,
各グループ内における順位基準は下記のとおり:
1. 前段階(準決勝)における順位;
2. 前段階 (準決勝)の最終走におけるラップタイム;
3. タイムトライアルの結果.
スコアリング(成績判定)方式
フィニッシュ・ライン・コミセール
各レースにおいて全競技者のフィニッシュ・ライン通過
時の着順を記録する責任を有する,5名以上の有資
格フィニッシュ・ライン・コミセールを配置しなければな
らない.各レースの公式着順は,フィニッシュ・ライン・
コミセールの単純な多数決で決定される.公式のフィ
ニッシュ結果は,モト・シートに表示のためにコミセー
ル・パネル・セクレタリに伝達される.
ステージングおよびゲート・ポジション
モトのゲートにおけるスターティング・ポジションは,下
記の表にに従って決定され,スタート・リスト上に示さ
れる.資格獲得段階(1/32,1/16,1/8,1/4 および 1/2
決勝)および決勝におけるゲート・スターティング・ポジ
ションは,下記のうち 1 法により決定する:
A. 前段ラウンドのラップ・タイムあるいはタイムトライ
アルによる振り分け(最速の競技者がゲートを最
初に選ぶ).
B. 前段のフィニッシュ順による(第 1 位の競技者が
ゲートを最初に選ぶ).
全競技者は指定されたゲート位置からスタートしなけ
ればならない.異なるゲート位置からスタートした場合
のペナルティは失格とする.
しかるべき時間にステージング・エリアおよびゲート上
に集合することは,各競技者の責任とする.競技者
が,ステージング・オフィシャルによって示されるステー
ジングの定刻どおりでないならば,競技者はゲート選
択のポジションを失い,最後にゲートを選択しなけれ
ばならない.
再走する場合,全競技者は前に指定されたゲート位
JCF 2013
再走する場合,全競技者は前に指定されたゲート位 置からスタートしなければならない.
置からスタートしなければならない.
(7) スタート
スタート
2. 電子制御式スターティング・ゲートをボイス・ボックス式 電子制御式スターティング・ゲートをボイス・ボックス式
スターティング・システムと共に使用するとき,ボイス・
ボックスに録音した命令は以下のとおりとする:
c) «ウォッチ・ザ・ゲート».
第 1 段階の間のみ,スタータによりスタートは制止でき
る.スタータはかけ声により第 1 段階を再開する.
ボイス・ボックスおよび電子式スターティング・システム
の必要条件は,付表 8 に記述される.
(8) トラック上での運営
1. 競技に登録済みの競技者のみが,競技日にトラック
で競技や練習を行うことが許可される.
3. レースの終了前にオフィシャルがレースを停止した場
合には,そのレースの参加競技者は,速やかにスタ
ート・ラインに戻り,指示を待たなければならない.
(9) フィニッシュ
2. BMX競技において,当条項3.(5)に従い,種々のスコ
アリング方式が使用される.競技中にいくつかの方式
が使われる場合,以下の優先順を適用しなければな
らない:
A. タイムトライアルの場合
1. 写真判定または光線 (光電素子)
2. 条項 6.1.019 に規定する,計時トランスポンダ
B. 予選ラウンドおよび決勝の場合
1. 写真判定または光線 (光電素子)
2. 当条項3.(5)に規定する,計時トランスポンダ
3. ビデオ・カメラ
4. フィニッシュ・ライン・コミセール
C. ゲート選定の場合
1. 当条項3.(5)に規定する,トランスポンダ
2. 写真判定または光線 (光電素子)
4. 競技場
(3) スターティング・ヒル
1. スターティング・ヒルは,10m以上のトラック幅と,スタ
ート・ストレートのレベルよりも 1.5m以上高い位置を
有すること.
(4) スタート・ゲート
1. スタート・ゲートは,幅が8m以上であることとし,すべ
ての国際大会については,電子制御式システムを義
務付ける.
4. すべてのUCI公認BMX 大会で使用すべき電子制御
式ゲートは,「ライダーズ・レディ」の位置のあらゆる
競技者にとって不利とならず,すべてのスタート・レー
ンから明確に見える位置に置かれた適切な色のスタ
ート・ライト・システムとタイミングが完全に一致する方
式のものでなければならない.
ゲート開放装置が故障した場合には,ゲートは落下
位置に倒れなければならない.
(10) フィニッシュ・ライン
1. 競技者の順位決定位置を示す明確なフィニッシュ・ラ
インが印されていなければならない.フィニッシュ・ラ
- 27 -
スターティング・システムと共に使用するとき,ボイス・
ボックスに録音した命令は以下のとおりとする:
«ウォッチ・ザ・ゲート».
安全上の理由のために,停止ボタンはいつでも(ステ
ージ 2 の終わりまで)押すことができる.
ボイス・ボックスおよび電子式スターティング・システム
の必要条件は,付表 8 に記述される.
トラック上での運営
競技に登録済みで競技者確認中に参加の確認をし
た競技者のみが,競技日にトラックで競技や練習を行
うことが許可される.
レースの終了前にコミセールがレースを停止した場合
には,そのレースの参加競技者は,速やかにスター
ト・ラインに戻り,指示を待たなければならない.
フィニッシュ
BMX競技において,当条項3.(5)に従い,種々のスコ
アリング方式が使用される.競技中にいくつかの方式
が使われる場合,以下の優先順を適用しなければな
らない:
A. タイムトライアルの場合
1. 写真判定または光線 (光電素子)
2. 条項 6.1.019 に規定する,計時トランスポンダ
B. モト,資格取得ラウンドおよび決勝の場合
1. 写真判定または光線 (光電素子)
2. 当条項3.(5)に規定する,計時トランスポンダ
3. ビデオ・カメラ
4. フィニッシュ・ライン・コミセール
C. ゲート選定の場合
1. 当条項3.(5)に規定する,トランスポンダ
2. 写真判定または光線 (光電素子)
競技場
スターティング・ヒル
スターティング・ヒルは,10m以上のトラック幅と,スタ
ート・ストレートのレベルよりも 1.5m,なるべくなら
2.5m以上高い位置を有すること.
スタート・ゲート
UCI BMX競技日程上のBMX大会においては,スタ
ート・ゲートは,幅が8m以上であること.
すべてのUCI BMX競技日程上の BMX 大会で使用
すべき電子制御式ゲートは,「ライダーズ・レディ」の
位置のあらゆる競技者にとって不利とならず,すべて
のスタート・レーンから明確に見える位置に置かれた
適切な色のスタート・ライト・システムとタイミングが完
全に一致する方式のものでなければならない.
ゲート開放装置が故障した場合には,ゲートは落下
位置に倒れなければならない.
フィニッシュ・ライン
競技者の順位決定位置を示す明確なフィニッシュ・ラ
インが印されていなければならない.フィニッシュ・ラ
JCF 2013
5.
(4)
(8)
2.
6.
(1)
インは,24 cm幅の白帯の中央に,両側に10 cmず
つの白い部分を残すように,4cm幅の黒い直線で構
成する.
競技施設
アナウンス・エリア
アナウンサーに,これらのオフィシャルがトラックを明
確に障害物なしに見ることのできる区域を確保する.
この区域は,トラックのレベルよりも高い位置にあるこ
とが好ましい.
駐車場および観客設備
下記の大会については,以下の人数に適した能力の
観客用設備(座席,トイレならびに食事サービスが含
まれるものとするが,これらに限定されるものではな
い)を提供しなければならない:
- 国際 BMX 大会:
3,000 人の観客
- 大陸 BMX 選手権大会: 5,000 人の観客
- BMX スーパークロス・ワールドカップ大会:
3,000 人の観客
- 世界 BMX 選手権大会: 7500 人の観客
- オリンピック競技大会:
5000 人の観客
レース・オフィシャル用に別個の食事サービスを用意
しなければならない.
競技役員
一般則
すべての BMX 競技には,当条項に示されている
様々な職務のすべての責任を担い,すべての義務事
項を履行する適切な人数の有資格コミセールと競技
担当役員を配備しなければならない.
(2) コミセール・パネル
4.
(7) 要員
9. 救急 - 少なくとも1台の救急車と適切な人数の救急
スタッフ(医師免状を有する医師を含む)が,すべて
のプラクティスおよびレース・セッション中に待機しな
ければならない.救急車および救急スタッフのどちら
も,インフィールド内に配置されるものとし,公道に通
じる救急車用の障害物のない退出路を設けて,これ
を大会の進行の全期間を通じて維持しなければなら
ない.適切な医療サービスが利用できる状態が保証
されない限り,プラクティス・セッションもレース・セッシ
ョンも実施することはできない.
7. 衣服および安全装備
(4) パンツ
2. 硬い表面を持つ膝と肌のプロテクタを用いる場合,防
滴素材で作られたショート・パンツは許可される.パン
ツの下,あるいは膝の反故でない限り,伸縮性素材
は許可されない.パンツの生地は,それを伸ばすこと
なく最小6cm二重にできる十分な余裕がなければな
らない.これは人差し指と親指とで挟むことにより計
測する.
(5) 手袋
- 28 -
インは,72 cm幅の白帯の中央に,両側に34 cmずつ
の白い部分を残すように,4cm幅の黒い直線で構成
する.
競技施設
アナウンス・エリア
アナウンサーに,アナウンサーがトラックを明確に障
害物なしに見ることのできる区域を確保する.この区
域は,トラックのレベルよりも高い位置にあることが好
ましい.
駐車場および観客設備
下記の大会については,以下の人数に適した能力の
観客用設備(座席,トイレならびに食事サービスが含
まれるものとするが,これらに限定されるものではな
い)を提供しなければならない:
- 国際 BMX 大会:
3,000 人の観客
- 大陸 BMX 選手権大会: 5,000 人の観客
- BMX スーパークロス・ワールドカップ大会:
3,000 人の観客
- 世界 BMX 選手権大会: 7000 人の観客
- オリンピック競技大会:
7500 人の観客
競技役員
一般則
すべての BMX 競技には,当条項に示されている
様々な職務のすべての責任を担い,すべての義務事
項を履行する適切な人数の有資格コミセールと競技
担当役員を配備しなければならない.コミセールのた
めに食事が用意されなければならない.
コミセール・パネル
チーフ・コミセール補は,競技においてチーフ・コミセ
ールをその職務において補佐し,チーフ・コミセール
がその任にあたれない時は代行する.
要員
救急 - 少なくとも1台の救急車と適切な人数の救急
スタッフ(医師免状を有する医師を含む)が,すべての
プラクティスおよびレース・セッション中に待機しなけ
ればならない.主催者は,複数の医師を,競技者に医
療を提供するために任命するものとする.救急車およ
び救急スタッフのどちらも,インフィールド内に配置さ
れるものとし,公道に通じる救急車用の障害物のない
退出路を設けて,これを大会の進行の全期間を通じ
て維持しなければならない.適切な医療サービスが利
用できる状態が保証されない限り,プラクティス・セッ
ションもレース・セッションも実施することはできない.
衣服および安全装備
パンツ
膝の保護から完全にすね,あるいは足首の上部まで
伸びる,硬い表面を持つ膝と肌のプロテクタを用いる
場合,防滴素材で作られたショート・パンツは許可さ
れる.パンツの下,あるいは膝の反故でない限り,伸
縮性素材は許可されない.パンツの生地は,それを
伸ばすことなく最小6cm二重にできる十分な余裕がな
ければならない.これは人差し指と親指とで挟むこと
により計測する.
手袋
JCF 2013
8.
(9)
3
.
9.
(1)
2.
(2)
2.
(3)
1.
3.
10.
(1)
2.
手袋の指部分は,競技者の指先を完全に覆うもので
なければならない.特別な状況の下で,競技医師は
競技者に手袋なしで競技することを許可できる.
自転車
ナンバー・プレート
競技者は,自己の参加するクラスの正しい配色のプ
レートとナンバーを使用しなければならない:
チャンピオンシップ・レベル
エリート男子,エリート女子
・白プレートと黒ナンバー
ジュニア男子,ジュニア女子
・黒プレートと白ナンバー
チャレンジ・レベル
男子,ボーイズ
・黄プレートと黒ナンバー
ガールズ
・青プレートと白ナンバー
クルーザー
・赤プレートと白ナンバー
シーディング
一般則
以下のうち一方法でシーディングする;
A. UCI ランキング(適用できるレベル)によるシーデ
ィング;
B. タイムトライアルを用いてシーディングする.
UCIランキングを用いるシーディング
モト内でのスタート・ゲート位置は,付属書2の記述に
よるが,予選ラウンドではランダムに決定する.
タイムトライアルを用いるシーディング
シーディングは,タイムトライアル(1回または2回の走
行)により決定し,競走の競技者のラップ・タイムは条
項6.1.024に概説するようにフィニッシュ・ライン通過
直後に記録する.
手袋の指部分は,競技者の指先を完全に覆うもので
なければならない.
自転車
ナンバー・プレート
競技者は,自己の参加するクラスの正しい配色のプ
レートとナンバーを使用しなければならない:
チャンピオンシップ・レベル
エリート男子,エリート女子
・白プレートと黒ナンバー
ジュニア男子,ジュニア女子
・黒プレートと白ナンバー
チャレンジ・レベル/ マスターズ・レベル
男子,ボーイズ
・黄プレートと黒ナンバー
ガールズ
・青プレートと白ナンバー
クルーザー
・赤プレートと白ナンバー
シーディング
一般原則
以下のうち一方法でシーディングする;
A. UCI BMX ランキング(適用できるレベル)による
シーディング;
B. タイムトライアルを用いてシーディングする.
UCIランキングを用いるシーディング
モト内でのスタート・ゲート位置は,第95条3(6)によ
る.
タイムトライアルを用いるシーディング
シーディングは,タイムトライアル(スーパーファイナル
に参加した競技者のためのタイムトライアル・スーパ
ーファイナルの一連のタイム,およびタイムトライアル・
スーパーファイナルに参加しなかった競技者のための
タイムトライアル予選の一連のタイム)により決定し,
競走の競技者のラップ・タイムは条項6.1.024に概説
するようにフィニッシュ・ライン通過直後に記録する.
第1ラウンドにおけるスタート・ゲート位置は付属書2 スタート・ゲート位置は第95条3(6)による.
の記述によるが,以降のモトおよび予選ラウンドにお
けるスタート位置は,前ラウンドにおける当該競技者
のラップ・タイムにより決定する.
規則違反,ペナルティおよび異議申し立て
規則違反,ペナルティおよび異議申し立て
規則違反
規則違反
全競技者は,大会中いかなる時も,これら規則を順守 全競技者は,大会中いかなる時も,これら規則を順守
し,コミセールまたは役員から与えられる指示に従わ し,コミセールまたは役員から与えられる指示に従わ
なければならない.すべての競技者は常にスポーツマ なければならない.すべての競技者は常にスポーツマ
ン精神の理想を反映した品行を尊重し,自身あるいは ン精神の理想を反映した品行を尊重し,自身あるいは
BMX競技を悪評におとしめるような行為を避けなけれ BMX競技を悪評におとしめるような行為を避けなけれ
ばならない.ひわいあるいはおぞましい言語の使用は ばならない.ひわいあるいはおぞましい言語の使用は
禁じられる.こうした言葉を使用した競技者は,コミセ 禁じられる.こうした言葉を使用した競技者は,コミセ
ール・パネルの決定する方法で罰せられる.
ール・パネルの決定する方法で罰せられる.
この章に記述される規則違反は,当条項10.(2)以下 この章に記述される規則違反は,当条項10.(2)以下
に従い,コミセール・パネルにより罰せられる.
に従い,コミセール・パネルにより罰せられる.
必要な場合,役員は規則違反が故意によるものか否 必要な場合,コミセールは規則違反が故意によるもの
かを決定する.出来事が避けられたものであった場 か否かを決定する.出来事が避けられたものであった
合,規則違反は故意によるものとみなされる.
場合,規則違反は故意によるものとみなされる.
故意の不法妨害
故意の不法妨害
BMXがコンタクトスポーツであることを考えると,不法 BMXがコンタクトスポーツであることを考えると,不法
妨害はしばしば複合的違反である.コミセールはそれ 妨害はしばしば複合的違反である.コミセールはそれ
が故意であったか否かを決定する.もし,違反あるい が故意であったか否かを決定する.もし,違反あるい
- 29 -
JCF 2013
b.
(2)
1.
2.
(3)
2.
b.
e.
は不法妨害が避けることができ,引き起こされるな
ら,役員は故意のものとして決定できる.2者あるい
はそれ以上の競技者間の故意の不法妨害は,当条
項10.(2)以下に規定するように罰せられる.
トラック再進入
レース中にトラックを離れた競技者は,状況にかかわ
らず,直近の安全ポイントからコーストに再進入しな
ければならない.彼は他のいかなる競技者の進行を
妨げたり利益を得るためにコースをカットしたりしては
ならない.白線を横切った競技者は降格となる.競技
者はそのモトでスタートした競技者数+2のポイントを
受ける.もし他競技者を妨げず,優位性を得なかった
場合,降格は警告に変更できる.
ペナルティ
公式警告
競技者は,ある不正行為に対し公式の口頭による警
告を受ける得る.最初の警告には,警告を勧告する
以上の特定のペナルティは伴わないが,同日同競技
において,同じ違反または他のなんらかの違反により
二回目の警告を受けた者は,その競技を失格する.
警告は,競技結果の印刷物およびモニターに表示さ
れる.
競技者はモトの最下位とされる
競技者は,レースの実際のフィニッシュ順にかかわら
ず,最下位とされ, 降格 (REL)と記録される.競技
者は,そのモトをスタートした合計競技者数より2多い
ポイントを受ける.
異議申立て
異議申立て方法
モト・シート上に掲示された自己の着順に競技者が同
意しない場合には,チーフ・コミセールに対して,書面
による異議申立てを行わなければならない.すべて
のフィニッシュは,各レース後10分以内に掲示されな
ければならない.チーフ・コミセール(または彼のアシ
スタント)とチーフ・スコアラーが,適用したスコアリン
グ方式を見て,決定を下すものとする.
ビデオ判定要求異議申立ては,モトの1ラウンドの時
間内に提出しなければならない.例えば,最初のラウ
ンドのモトNo.42が,競技者がビデオを観たいモトで
ある場合には,ビデオ判定要求抗議は,2回目のラウ
ンドのモトNo.42までに提出しなければならない.
第20章
トライアル競技規則
第96条 (トライアル規則)
1. 序論
(1) 総論
① 国際トライアル競技は,自然環境に配慮しながら屋
外で行うか,屋内で行う(屋内競技).
は不法妨害が避けることができ,引き起こされるな
ら,コミセールは故意のものとして決定できる.2者あ
るいはそれ以上の競技者間の故意の不法妨害は,
当条項10.(2)以下に規定するように罰せられる.
トラック再進入
レース中にトラックを離れた競技者は,状況にかかわ
らず,直近の安全ポイントからトラックに再進入しなけ
ればならない.彼は他のいかなる競技者の進行を妨
げたり利益を得るためにトラックをカットしたりしてはな
らない.
ペナルティ
公式警告
競技者は,ある不正行為に対し公式の口頭による警
告を受ける得る.最初の警告には,警告を勧告する
以上の特定のペナルティは伴わないが,同日同競技
において,同じ違反または他のなんらかの違反により
二回目の警告を受けた者は,その競技を失格する.
警告は,競技結果の印刷物およびモニターに表示あ
るいはセクレタリによりモト・ボードに掲示される.
降格
競技者は,レースの実際のフィニッシュ順と異なる順
位とされ, 降格 (REL)と記録される.チーフ・コミセ
ールは違反の重大性に基づき競技者の順位につい
て決定できる.
異議申立て
異議申立て方法
モト・リザルト上に掲示された自己の着順に競技者が
同意しない場合には,チーフ・コミセールに対して,書
面による異議申立てを行わなければならない.すべ
てのリザルトは,各レース後10分以内に掲示されな
ければならない.チーフ・コミセール(または彼のアシ
スタント)とセクレタリが,適用したスコアリング方式を
見て,決定を下すものとする.
スコアリングについてのビデオ判定要求異議申立て
は,モトの1ラウンドの時間内に提出しなければならな
い.例えば,最初のラウンドのモトNo.42が,競技者
がビデオを観たいモトである場合には,ビデオ判定要
求抗議は,2回目のラウンドのモトNo.42までに提出し
なければならない.
(トライアル規則)
序論
総論
国際トライアル競技は,自然環境に配慮しながら行
う.競技は,街の中心部,屋内,スタジアムあるいは
屋外で行うことができる.
(2) 競技の種類
競技の種類
このトライアル競技規則に記述する個人競技として以 このトライアル競技規則に記述する個人競技として以
下の種類が公式トライアルと認められる.
下の種類が公式トライアルと認められる.
20 インチ
20 インチ(車輪寸法 18 インチから 23 インチ)
26 インチ
26 インチ(車輪寸法 24インチから 26インチ)
オープン(18インチから26インチの間で車輪径を自由 オープン(18インチから26インチの間で車輪径を自由
に選択できる)
に選択できる)
- 30 -
JCF 2013
これらの競技内のカテゴリは年齢に拠る.
2. 競技規則
(2) セクション(競技区間)
② 各競技における最少セクション数
エリート:
12 セクション
ジュニア:
12 セクション
女子:
12 セクション
カデット:
12 セクション
ミニムズ:
12 セクション
ベンジャミンズ:
12 セクション
プーシンズ:
12 セクション
少女:
12 セクション
③ セクションは困難な区間である.これらのセクション
は,人工あるいは自然の,たとえば石,水,階段,傾
斜面,木の幹,コンクリート片等の,最少 3 つの主要な
困難個所(障害)を含まなければならない.
⑤ 走路の両側に 10 から 30cm の高さにプラスチックのコ
ース・テープで印を付けることを強く推奨する.
⑦ 各セクションはスタート・ラインの前に 3m の《ニュート
ラル区間》を含まなければならず,ここには1名のみの
指名された参加者が入ることができる.
⑧ フィニッシュ・ラインは,ペナルティに関する議論を避け
るために,最後の障害より少なくとも 3m 後に設ける.
⑬ セクションの選定にあたり,以下のジャンプ高さを超え
ないようにすること:(必要があれば,国際審判団は主
催者にこれを要求できる)
白: 0.60 m
青: 0.80 m
緑: 1.00 m
黒: 1.20 m
赤: 1.40 m
黄: 1.80 m
少女:
桃: 0.80 m
女子:
桃: 1.40 m
- 31 -
これらの競技内のカテゴリは年齢に拠る.
競技規則
セクション(競技区間)
各競技における最少セクション数は6とし,最多セクシ
ョン数は9とする.
セクションは困難な区間である.これらのセクション
は,人工あるいは自然の,たとえば石,水,階段,傾
斜面,盛り土,木の幹,コンクリート管あるいはコンク
リート建造物,金属構造物,木造物,枕木,スプール
等の,最多5つの主要な困難個所(障害)を含まなけれ
ばならない.
セクションの両側はプラスティックのコーステープで印
をつけなければならない.テープは地上から 20cm か
ら 30cm の高さに設置する.
また,難度の異なる経路を示すか,あるいは難度を追
加しているいくつかの障害を閉鎖するために,セクショ
ン中にプラスティックのコーステープを設置できる.テ
ープは,主催者ガイドの技術仕様に説明されるよう
に,最小 12cm 幅で高品質なものでなければならな
い.
セクション内では矢印により下記のように標示する:
• 方向: 1 つの矢印は競技者の進行方向を示す.
• ゲート: 相互に向かい合い,競技者が通過すべき
間隔を空けた 2 つの矢印(同色・同番号).
セクション内の矢印とゲートは,容易に判るように番
号をつけなければならない.
各セクションはスタート・ラインの前に 3m の《ニュートラ
ル区間》を含まなければならず,ここには1名のみの指
名された参加者が入ることができる.ニュートラル区画
の寸法は,2m×1.5m とする.
スタート・ラインは競技者に十分な間隔を与えるため
に,最初の障害より少なくとも 3m 手前に設ける.
フィニッシュ・ラインは,ペナルティに関する議論を避け
るために,最後の障害より少なくとも 3m 後に設ける.
セクションの選定にあたり,以下の降下高さを超えな
いようにすること:(必要があれば,国際審判団は主催
者にこれを要求できる)
プッシン:
白: 最高 0.60 m
ベンジャミン:
青: 最高 0.80 m
ミニメ:
緑: 最高 1.00 m
カデット:
黒: 最高 1.20 m
ジュニア:
赤: 最高 1.40 m
エリート:
黄: 最高 1.80 m
少女:
桃: 最高 0.80 m
女子:
桃: 最高 1.40 m
JCF 2013
特別な状況下では,コミセール・パネルは異なる最大
跳躍降下高を認めることができる:
(3) サーキット
① セクションは約 2km のサーキットに設定し,競技者が
困難なくたどれるよう配置しなければならない.
特別な状況下では,コミセール・パネルは異なる最大
跳躍降下高を認めることができる:
サーキット
魅力的なものとするため,セクションは町の中心部,ホ
ール,スタジアムまたは屋外の 1 つの近接したエリア
に設置されるものとする.大会本部,VIP エリア,表彰
台エリア,プレス・オフィス,音響設備はセクションに近
接して設置されなければならない.
すべてのセクションは柵またはテープで囲わなければ
ならない.
理想的なレイアウトは,競技者が群衆を通り抜ける必
要がないように,すべてのセクションと大会本部が相
互に接続されたものである.
セクションは,観客が容易に競技を追うことができるよ
うな方法でレイアウトされなければならない.
② サーキットの略図は,競技者がセクションの場所を知 サーキットの地図は,競技者がセクションの場所を知
ることができるように,スタートとフィニッシュに掲示し ることができるように,スタートとフィニッシュに掲示し
なければならない.
なければならない.
競技の段階で使用されるすべてのセクションは,標示
されなければならない.
③ 主催者はセクションを一定の順で通過するか,任意の 技術代表は,チーフ・コミセールの同意の下に,セクシ
順で通過することができるかを決定する.
ョンを一定の順で通過するか,任意の順で通過するこ
とができるかを決定する.
(4) スタートと乗車の規則
スタートと乗車の規則
⑪ 競技者は,彼自身以外のカテゴリのためのゲートに侵 競技者は,彼自身以外のカテゴリのためのゲートに侵
入してはならない.ゲートは同じ色彩の同じ番号のつ 入してはならない.
いた右向きまたは左向きの 2 つの矢印により示され
る.
⑫ 競技者はニュートラル・ゾーンの前にこれに対して斜 自転車(二輪)に乗った競技者はニュートラル区画内
めに位置しなければならい.
でスタートしなければならない.
(8) 外部よりの援助
① 競技中,関係者,随行者あるいはアテンダントは干渉
してはならない.
アテンダントまたは随行者による競技者を助ける以下
の行為は,禁止され,かつ援助を受けた競技者に 10
点のペナルティをもたらす.
1. セクションの入り口で,競技者のために場所を取
る.
2. 審判を批判する.
3. セクションに入る.競技者を守るための援助は,競
技結果に影響を与えなければ許容される.
4. セクションで乗車中の競技者に助言(位置)を与え
る.
(9) ペナルティ点数
ペナルティ点数
① セクションにおいて下記のペナルティ点を累加的に競 セクションにおいて下記のペナルティ点を累加的に競
技者に科すことができる:
技者に科すことができる:
1. からだの一部あるいはタイヤの範囲外のトライアルバ からだの一部あるいはタイヤの範囲外のトライアルバ
イクの一部で,競技者のバランスを取り戻すために, イクの一部で,競技者のバランスを取り戻すために,
障害物または地面に支点をとる(1 点).バイク・トライア 障害物または地面に支点をとる(1 点).バイク・トライア
ルの動作中にこすること,スタンド・スティルは許され ルの動作中にこすること,スタンド・スティルは許され
る.
る.片足で一点で回転することは許される.
② 追加のペナルティ
追加のペナルティ
- 32 -
JCF 2013
15.
外部よりの援助
競技中,関係者,随行者あるいはアテンダントは干渉
してはならない.
アテンダントまたは随行者による競技者を助ける以下
の行為は,禁止され,かつ援助を受けた競技者に 10
点のペナルティが科される.
a. セクションの入り口で,競技者のために場所取りを
する.
b. 審判を批判する.
c. セクションに立ち入る.競技者を保護するための
援助は,競技結果に影響を与えなければ許容され
る.
d. セクションで乗車中の競技者に助言(位置等)を与
える.
(10) 順位,競技結果
順位,競技結果
① 各ラウンドおよびフィニッシュ後,受けたペナルティ・ポ 最終周回後,受けたペナルティ・ポイントは掲示板に掲
イントは掲示板に掲出されるものとする.自身のカテ 出されるものとする.自身のカテゴリにおいて最少合
ゴリにおいて最少合計ペナルティの競技者が勝者とな 計ペナルティの競技者が勝者となる.
る.
③ 同順位の場合(2 名またはそれ以上の競技者が合計 同順位の場合(2 名またはそれ以上の競技者が合計
点において同点),下記の優先順に順位付けを行う;
1. ゼロ・ポイントで通過したセクションが多い順;
2. 1 ポイント,2 ポイントで通過したセクションが多い
順, etc;
3. 準決勝における成績順;
4. 準決勝が行われない競技で表彰台順位にかかわ
る場合,コミセールの指定による決定戦セクション
を通過しなければならない.決定戦セクションにお
いて同点の場合はそのタイムによって決定する.
何人かの競技者が5点であった場合,そのゾーン
においてもっとも長く走行した者を勝者とする;
5. 表彰台順位以外において同点の場合,総競技時
間により決定する.
3.
(1)
②
4.
(1)
点において同点),下記の優先順に順位付けを行う;
1. ゼロ・ポイントで通過したセクションが多い順;
2. 1 ポイント,2 ポイントで通過したセクションが多い
順, etc;
3. 準決勝における成績順;
4. 準決勝が行われない競技で表彰台順位にかかわ
る場合,コミセールの指定による決定戦セクション
を通過しなければならない.決定戦セクションにお
いて同点の場合はそのタイムによって決定する.
何人かの競技者が5点であった場合,そのゾーン
においてもっとも長く走行した者を勝者とする;
5. 表彰台順位以外において同点の場合,総競技時
間により決定する.
スーパー・ファイナル・ラウンドにおける同点の場合,
1/2決勝ラウンドの最良成績は算入しない.スーパー・
ファイナルを最速で完了した競技者を勝者とする.
年齢と競技カテゴリ
年齢と競技カテゴリ
トライアル・カテゴリ
トライアル・カテゴリ
プーサンズ:
9 歳と 10 歳
白コース; オープン
プーサンズ:
9 歳と 10 歳
白コース; オープン
ベンジャミンズ: 11 歳と 12 歳 青コース; オープン
ベンジャミンズ: 11 歳と 12 歳
青コース; オープン
ミニムズ:
13 歳から 14 歳 緑コース; オープン
ミニムズ:
13 歳から 14 歳 緑コース; オープン
カデット:
15 歳と 16 歳 黒コース;オープン
カデット:
15 歳と 16 歳
黒コース; オープン
少女:
9 歳から 15 歳 桃コース; オープン
少女:
9 歳から 15 歳 桃コース; オープン
ジュニア:
16 歳から 18 歳 赤コース; 20”&26”
ジュニア:
16 歳から 18 歳 赤コース; 20”
ジュニア: 16 歳から 18 歳
赤コース; 26”
エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース;20” & 26” エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース. 20”
エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース. 26”
女子:
15 歳およびそれ以上 桃コース; オープン 女子:
15 歳およびそれ以上 桃コース; オープン
セクション内の矢印には,わかり易くするために番号 セクション内の矢印には,わかり易くするために番号を
をつけなければならない.
つけなければならない.
装備
装備
トライアル競技の自転車
トライアル競技の自転車
- 33 -
JCF 2013
⑦ ハンドルバー: 亀裂や曲がりのあるハンドルバーは
使用できない.
(3) 競技用衣服
⑦
5. 競技施設
(2) 掲示板
スタート・リストおよびリザルト・リストを掲示するため
の良好な造りの防水掲示板および/またはモニター
は,トライアル・オフィス近傍に建てなければならない.
(3) トライアル・オフィス
参加登録と競技の管理は,主要セクションの近傍に位
置するオフィスを本拠としなければならない.このオフ
ィス内に掲示されるすべての指示は英語および開催
国の両方の言語で表記されなければならない.
(4) 場内アナウンス設備
場内アナウンス設備は,アナウンサーの声がセクショ
ンの大部分に伝わる能力がなければならない.アナウ
ンスメントは英語および開催国の両方の言語でなされ
なければならない.
6.
(1)
(2)
(3)
a.
b.
c.
d.
- 34 -
ハンドルバー: 亀裂や曲がりのあるハンドルバーは使
用できない.ハンドルバーにはエンドキャップをつけな
ければならない.
競技用衣服
背部保護具の着用を強く推奨する.
競技施設
掲示板
スタート・リストおよびリザルト・リストを掲示するための
良好な造りの防水掲示板および/またはモニターは,ト
ライアル・オフィス近傍に建てなければならない.
映像スクリーンによる結果表示:
競技者,チー
ムおよび観客のためのよい視界とアクセスがある,最
小サイズ 42 インチのフラットスクリーン 1 つ.
WiFi アクセス: レース・オフィスとプレス・オフィスにお
いては高速無線インターネット接続が利用可能である
必要がある.
レース・オフィス
参加登録とース・オフィスは,主要セクションと表彰台
エリアに接続するかの近傍に位置するオフィスを本拠
としなければならない.このオフィス内に掲示されるす
べての指示は英語および開催国の両方の言語で表記
されなければならない.
場内アナウンス設備
場内アナウンス設備は,アナウンサーの声がすべて
のセクションに伝わる能力がなければならない.アナ
ウンスメントは英語および開催国の両方の言語でなさ
れなければならない.
競技役員
すべてのトライアルには,この章に規定する各役割の
全任務の責任を引き受け実行するチーフ・コミセール
を含む,十分な人数の有資格コミセールおよび役員
を,配置しなければならない.
コミセール・パネル
コミセール・パネルはすべての競技の最終的権威者
であり,いかなる競技者,親,観客あるいはチーム監
督にも,安全のためあるいは規則違反に対し,第96
条2.(9)に記述されるガイドラインおよびJCF規則第
9章に従って,ペナルティを科す権利を持つ.
セクレタリ
セクレタリは,競技大会における全競技者の参加登
録と順位付け,スタート・リストの作成と掲示,全リザ
ルトの作成(中間および最終の両方)に責任がある.
セクレタリは,第96条6.(4)に記述される,十分な人
数の管理者に補佐されるものとする.
競技ディレクター
主催者に指名された競技ディレクターは,コミセール・
パネルの補佐を受けて,特に下記について責任ある
ものとする:
競技のタイム・テーブルを作成し,維持管理すること;
大会規模に応じて十分な人数のコミセール,役員およ
び管理スタッフを徴募し,組織すること;
競技運営に必要な機材を手配すること;
トロフィーおよび他の賞を入手し,展示し,授与するこ
と.
JCF 2013
役員/人員
セクション・オフィシャル – セクション・オフィシャル
は,スタートおよびリザルト・リストをセクションに掲示
し,スコア・カードを収集してコミセール・パネルを補佐
する.セクションの入り口および出口の各ポイントに位
置し,観客あるいはその他の認められない人の侵入
を防ぐ.
管理員
管理員は下記によりセクレタリ(コミセール・パネルの
メンバー)を補佐する:
- 全競技者のエントリ用紙を受け取り,エントリ規則に
従っているか,競技者の UCI コードとライセンスをチ
ェックする;
- 申請を許可する;
- スタート/リザルト・リストを掲示板に掲示する.
アナウンサー
アナウンサーは競技をアナウンスし,競技に関する公
式発表をし,レース予定の変更について競技者,観
客,コミセールおよび役員に通知することに責任があ
る.
保安要員
競技者と観客の安全を確保するために,容易に見分
けられるように特色ある種類の衣服が他のものを着
用した,十分な人数の保安要員を,主催者は提供し
なければならない.
救急措置
最少1台の救急車および,有資格医師を含む十分な
人数の救護人員が,すべての練習および競技を通じ
て参加していなければならない.救急車および救急人
員の両方とも競技エリアの近くに位置するものとし,
救急車を公道に導くはっきりした出口が用意され,競
技の進行を保つこと.適切な医療サービスなくして練
習も競技も行うことはできない.
(4)
a.
b.
c.
d.
e.
第21章
パラサイクリング
第97条 (パラサイクリング)
2. 国内パラサイクリング大会において,IPC/UCI/JCF規
則に違反しない条件の下に,JCFの諮問下に主催者
は,大会を成功させる必要性により,クラス,区分,齢
および性別グループを混合してもよい.
(係数制種目)
3. 混合競技(性別および/または区分における)の場合
には,係数が結合された区分間の公平を保証するた
めに適用してよい.係数はUCIにより規定される.
3A.
第24章
記録の公認
第101条 (記録公認の条件)
(パラサイクリング)
国内パラサイクリング大会において,IPC/UCI/JCF規
則に違反しない条件の下に,JCFの諮問下に主催者
は,大会を成功させる必要性により,区分,スポーツ・
クラス,年齢および性別グループを混合してもよい.
(係数制種目)
係数制競技(性別および/またはスポーツ・クラスにお
ける)の場合には,付表17の標準パフォーマンス係数
が結合された区分スポーツ・クラス間の公平を保証す
るために適用しなければならない.
(表彰・メダル授与)
競技者が4名に満たない場合,メダルが授与される場
合には「マイナス・ワン」規則を適用する: 競技者1名
の場合メダルなし,競技者2名の場合メダル1個,競
技者3名の場合メダル2個,競技者4名以上の場合メ
ダル3個とする.
しかしながら,表彰対象とする競技者が,そのレース
に存在する次位スポーツクラスにおける第3位競技者
に対応する最小パフォーマンス基準(不表17参照)を
満たす場合場合には,上記規程は適用しない:
(記録公認の条件)
- 35 -
JCF 2013
3) 電子計時装置(テープ・スイッチ使用)および証明の
あるプリンタ付き時計を使用して1/1000秒単位で測
定したものであること.
第25章
選手権者のジャージ
第112条 (日本選手権者のジャージ)
2. 日本選手権者のジャージは,その年の西暦およびそ
の種目名を表示し,本連盟制定の連盟旗を表現した
ものとする.
3. 日本選手権で実施されていないカテゴリおよび種目
は全日本アマチュア選手権者をそれに代える.
第113条 (日本選手権者のジャージの着用)
2. 日本選手権者はその選手権を保持する間,同一種
目に出場する際は,このジャージを着用しなければな
らない.他の種目において着用することはできない.
個人ロード・レース選手権者は,ワンデイ・ロード・タイ
ムトライアルと世界選手権を除く全てのロード・レース
で選手権者ジャージを着用する.
個人ロードタイムトライアル選手権者は,ロード・タイ
ムトライアル世界選手権大会以外のワンデイ個人ロ
ード・タイムトライアルにおいて選手権者ジャージを着
用し,他のレースでは着用しない.
トラック,MTB,BMX,トライアル,室内自転車競技選
手権者は,タイトルを獲得した種目のみで着用し,他
の種目では着用できない.
スターティング・マシン,電子計時装置(テープ・スイッ
チ使用)および証明のあるプリンタ付き時計を使用し
て1/1000秒単位で測定したものであること.
(日本選手権者のジャージ)
日本選手権者のジャージは,その年の西暦およびそ
の種目名を表示し,本連盟制定のものとする.
(日本選手権者のジャージの着用)
日本選手権者はその選手権を保持する間,同一種目
に出場する際は,このジャージを着用しなければなら
ない.他の種目において着用することはできない.
個人ロード・レース選手権者は,ワンデイ・ロード・タイ
ムトライアルと世界選手権を除く全てのロード・レース
で選手権者ジャージを着用する.
個人ロードタイムトライアル選手権者は,ロード・タイ
ムトライアル世界選手権大会以外のワンデイ個人ロ
ード・タイムトライアルにおいて選手権者ジャージを着
用し,他のレースでは着用しない.
トラック,MTB,BMX,トライアル,室内自転車競技選
手権者は,タイトルを獲得した種目のみで着用し,他
の種目では着用できない.
国内選手権者のジャージは特に競技中,表彰式,記
者会見,テレビ・インタビュー,サイン会,フォトセッショ
ンの公的に人前に出る機会においては着用されなけ
ればならない.
○記録即認競技大会(トラック)の運用基準
1. トラック周長測定
トラック周長測定
④ 図面上の数値を実測して確認することにより全周の
測定に代えることができる.
付 表 2-1 :ロード・レースの区 分 (クラス)
1. 国際(世界+大陸)競技日程
国際(世界+大陸)競技日程
クラス
サーキット 参加
クラス
サーキット 参加
WE HC
世界
- UCI 女子チーム
(1.HC+2.HC)
- ナショナル・チーム
付 表 2-2 :トラック・レースの区 分 (クラス)
1. 世界競技日程
世界競技日程
Class 1 - 最少 7 カ国の参加
- 最少 5 カ国の参加
- 男子エリートの競技
- 男子エリートの競技
- ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最 - ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最
少 2 カテゴリ)
少 3 カテゴリ)
- 最少 5 の種目*
- 最少 5 の種目*
Class 2 - 最少 5 カ国の参加
- 最少 4 カ国の参加
- 男子エリートの競技
- 男子エリートの競技
- ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最 - ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最
少 2 カテゴリ)
少 2 カテゴリ)
- 最少 4 の種目*
- 最少 4 の種目*
Class 3 - 最少 4 カ国の参加
- 最少 3 カ国の参加
- 男子エリートの競技
- 男子エリートの競技
- ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最 - ジュニア(男/女),U23(男/女)または女子の競技(最
少 2 カテゴリ)
少 1 カテゴリ)
- 最少 2 の種目*
- 最少 2 の種目*
Class 4 - 最少 4 カ国の参加
- 36 -
JCF 2013
付 表 7 : サイクル・サッカーコミセールの合図
図1
ゴール
図2
アドバンテージ 写真 1 - ゴール
図3
距離
図5
無効得点
図4
図6
試合開始
写真 3 - 距離
タイムアウト
写真 5 – 無効ゴール
写真 2 - アドバンテージ
写真図 4 – 遅延行為
写真 4 – タイムアウト
付 表 17:パ ラサ イクリング標 準 パ フォー マンス係 数 表
区分C
C5
男子 100.00%
C4
男子
98.57% 100.00%
C3
男子
93.36% 94.71% 100.00%
C2
男子
89.49% 90.79% 95.85% 100.00%
C5
女子
87.71% 88.98% 93.95% 98.01% 100.00%
C4
女子
86.46% 87.71% 92.60% 96.61% 98.57% 100.00%
C1
男子
84.02% 85.24% 90.00% 93.89% 95.79% 97.18% 100.00%
C3
女子
81.89% 83.07% 87.71% 91.50% 93.36% 94.71% 97.46% 100.00%
C2
女子
78.49% 79.63% 84.07% 87.71% 89.49% 90.79% 93.42% 95.85% 100.00%
C1
女子
73.69% 74.76% 78.94% 82.35% 84.02% 85.24% 87.71% 90.00% 93.89% 100.00%
区分H
H4
男子 100.00%
H3
男子 100.00% 100.00%
H2
男子
97.25% 97.25% 100.00%
H4
女子
87.71% 87.71% 90.19% 100.00%
H3
女子
87.71% 87.71% 90.19% 100.00% 100.00%
H2
女子
85.30% 85.30% 87.71% 97.25% 97.25% 100.00%
H1
男子
77.72% 77.72% 79.40% 88.04% 88.04% 90.53% 100.00%
H1
女子
67.73% 67.73% 69.64% 77.72% 77.72% 79.40% 87.71% 100.00%
区分T
T2
男子 100.00%
T2
女子
87.71% 100.00%
T1
男子
83.41% 95.10% 100.00%
T1
女子
73.16% 83.41% 87.71% 100.00%
区分B
- 37 -
B
男子 100.00%
B
女子
87.71% 100.00%
JCF 2013
登
録
第 1章
第 1条
第 2条
(1)
(2)
(3)
(4)
第 3条
(1)
(2)
(3)
第 4条
(1)
(2)
者
規
程
この登 録 者 規 程 は,公 益 財 団 法 人 日 本 体 育 協
会 の制 定 した「スポーツ憲 章 」を受 けて,国 際 自
転 車 競 技 連 合 (UCI)の規 則 に準 拠 し,我 が国 の
アマチュアスポーツのあり方 の変 化 を勘 案 して作
成 した.
総
則
(登 録 者 )
本 連 盟 に登 録 する登 録 者 は,競 技 規 則 をはじめ
諸 規 程 およびUCI規 則 を順 守 し,自 転 車 競 技 を
自 発 的 に愛 好 し,競 技 参 加 に際 しては常 にフェア
ーなプレーに終 始 する.
(順 守 事 項 )
登 録 者 は,次 の事 項 を順 守 しなければならない.
本 連 盟 または加 盟 団 体 ,競 技 別 委 員 会 が容 認 し
ない競 技 会 または参 加 を禁 止 した競 技 会 に参 加
してはならない.
偽 名 ,変 名 を用 いたり,国 籍 ,住 所 ,所 属 ,生 年
月 日 を偽 って登 録 申 請 を行 ってはならない.
競 技 に際 して,特 にドーピングまたは暴 力 行 為 な
どによりフェアプレーの精 神 に明 らかに違 反 して
はならない.
この規 程 に違 反 し,登 録 者 として著 しく品 位 また
は名 誉 を傷 つけてはならない.
(プロフェッショナル競 技 者 )
本 連 盟 におけるプロフェッ ショナル競 技 者 は,次
の者 とする.
プロフェッショナル競技者として本連盟に競技者登録
手続きをした者.
UCI登録チームとプロフェッショナル競技者として契約
した者.
競技者登録をした競輪選手
(アマチュア競 技 者 )
本 連 盟 に登 録 するアマチュア競 技 者 は,公 益 財
団 法 人 日 本 体 育 協 会 の制 定 する「スポーツ憲
章 」および本 連 盟 競 技 規 則 第 5条 により,次 の者
とする.
いずれの競 技 かを問 わずプロフェッショナル競 技
者 として登 録 または契 約 していない者 .
自 転 車 競 技 により,主 たる生 計 を立 てていない
者.
(3) 本 連 盟 の許 可 なく競 技 会 参 加 準 備 のため,また
は参 加 することにより物 質 的 便 益 を受 けていない
者.
(4) プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル 競 技 者 か ら ア マ チ ュ ア 競 技 者
への競 技 者 登 録 変 更 手 続 きが承 認 された者 .
ただし,次 の大 会 に関 しては承 認 後 ,満 3年 を経
過 しなければ参 加 できない.
a.全 日 本 アマチュア自 転 車 競 技 選 手 権 大 会
- 38 -
この登 録 者 規 程 は,公 益 財 団 法 人 日 本 体 育 協
会 の制 定 した「スポーツ憲 章 」を受 けて,国 際 自
転 車 競 技 連 合 (UCI)の規 則 に準 拠 し,我 が国 の
アマチュアスポーツのあり方 の変 化 を勘 案 して作
成 した.
総
則
(登 録 者 )
本 連 盟 に登 録 する登 録 者 は,競 技 規 則 をはじめ
諸 規 程 およびUCI規 則 を順 守 し,自 転 車 競 技 を
自 発 的 に愛 好 し,競 技 参 加 に際 しては常 にフェア
ーなプレーに終 始 する.
(順 守 事 項 )
登 録 者 は,次 の事 項 を順 守 しなければならない.
本 連 盟 または加 盟 団 体 ,競 技 別 委 員 会 が容 認 し
ない競 技 会 または参 加 を禁 止 した競 技 会 に参 加
してはならない.
偽 名 ,変 名 を用 いたり,国 籍 ,住 所 ,所 属 ,生 年
月 日 を偽 って登 録 申 請 を行 ってはならない.
競 技 に際 して,特 にドーピングまたは暴 力 行 為 な
どによりフェアプレーの精 神 に明 らかに違 反 して
はならない.
この規 程 に違 反 し,登 録 者 として著 しく品 位 また
は名 誉 を傷 つけてはならない.
【削 除 】
(競 技 者 )
本 連 盟 に登 録 する競 技 者 は,公 益 財 団 法 人 日
本 体 育 協 会 の制 定 する「スポーツ憲 章 」および本
連 盟 競 技 規 則 第 5条 により,次 の者 とする.
自転車競技を愛し,楽しむために,自発的に行う者と
する.
UCIプロチーム,UCIプロフェッショナル・コンチネンタ
ル・チームとプロフェッショナル競技者として契約して
いた者,あるいは自転車競技法に定める競輪振興法
人に選手として登録していた者は,契約または登録
を解除してから満 1年 を経 過 しなければ次 の大 会
に参 加 できない.
a. 全 国 都 道 府 県 対 抗 自 転 車 競 技 大 会
b. 国 民 体 育 大 会
JCF 2013
b.全 国 都 道 府 県 対 抗 自 転 車 競 技 大 会
c.国 民 体 育 大 会
第 5条 (届 け出 の義 務 )
アマチュア競 技 者 は,映 画 ,演 劇 , 放 送 ,雑 誌 ,
新 聞 などに出 演 または参 加 する場 合 は,競 技 者
または依 頼 者 が本 連 盟 に届 出 て承 認 を得 ること.
第 2章 報 酬 の取 得
第 6条 (報 酬 の取 得 )
登 録 競 技 者 は本 連 盟 が主 催 しまたは承 認 した賞
金 付 き競 技 会 および報 酬 付 き宣 伝 広 告 等 に参
加 し,その報 酬 を受 け,あるいは競 技 成 績 に対 す
る奨 励 報 酬 を受 けることができる.
参 加 報 酬 および競 技 成 績 に対 する奨 励 報 酬 の
限 度 額 は別 途 定 める.
2. アマチュア競技者が取得する,自らが,自分の氏名,
写真または競技実績を広告に使うことを許したことに
よる報酬は,本連盟が受領することとし,競技者が直
接取得することはできない.
第 7条 (報 酬 の管 理 )
第 8条 (報 酬 の配 分 )
アマチュア競 技 者 が本 連 盟 から取 得 する以 外 の
報 酬 は次 により配 分 する.
本 連 盟 が10%を取 得 する.
当 該 競 技 者 が90%を取 得 する.
ただし,財 団 法 人 日 本 オリンピック委 員 会 が行 う
オリンピック強 化 基 金 募 集 キャンペーン等 の特 別
の場 合 はその定 めるところによる.
第 9条 (競 技 者 基 金 の運 用 ) 【削 除 】
第 3章 役
員
第 10条 本 連 盟 および加 盟 団 体 ,競 技 別 委 員 会 の認 める
組 織 の役 員 は,常 に品 位 と名 誉 を重 んじ,競 技
者 の模 範 となるよう行 動 しなければならない.
2. 役 員 とは本 連 盟 および加 盟 団 体 の理 事 ,監 事 そ
の他 組 織 上 の役 員 の他 ,本 連 盟 および加 盟 団
体 が任 命 する専 門 委 員 会 の委 員 ,コーチ,メカニ
シャン,競 技 会 役 員 あるいはチーム編 成 時 の監
督 その他 役 員 をいう.
3. 本 連 盟 および加 盟 団 体 ,競 技 別 委 員 会 の認 める
組 織 の役 員 はプロフェッショナル競 技 者 であって
も差 し支 えない.
第 4章 資 格 審 査
第 11条 登 録 者 資 格 に触 れ,あるいは触 れるおそれのあ
る者 の資 格 審 査 および競 技 規 則 第 34条 の「懲
戒 」については常 務 理 事 会 で選 任 する審 査 委 員
会 で行 う.
第 5章 付
則
第 12条 本 連 盟 理 事 会 の 議 決 を 経 て こ の 規 程 の 改 廃 を
行 うことができる.
2. この規 程 に定 められていない事 項 については,国
際 自 転 車 競 技 連 合 (UCI)規 則 による.
3. この規 程 は公 益 財 団 法 人 日 本 体 育 協 会 に届 け
出 る.
第 13条 この規 程 は昭 和 7年 (1932年 )12月 23日 制 定
昭 和 41年 (1966年 )12月 1日 改 定
昭 和 45年 (1970年 )12月 10日 改 定
昭 和 62年 (1987年 ) 4月 1日 改 定
- 39 -
【削 除 】
報 酬 の取 得
(報 酬 の取 得 )
登 録 競 技 者 は本 連 盟 が主 催 しまたは承 認 した賞
金 付 き競 技 会 および報 酬 付 き宣 伝 広 告 等 に参
加 し,その報 酬 を受 け,あるいは競 技 成 績 に対 す
る奨 励 報 酬 を受 けることができる.
参 加 報 酬 およ び 競 技 成 績 に 対 す る 奨 励 報 酬 の
限 度 額 は別 途 定 める.
(報 酬 の管 理 ) 【削 除 】
(報 酬 の配 分 ) 【削 除 】
(競 技 者 基 金 の運 用 ) 【削 除 】
役
員
本 連 盟 および加 盟 団 体 ,競 技 別 委 員 会 の認 める
組 織 の役 員 は,常 に品 位 と名 誉 を重 んじ,競 技
者 の模 範 となるよう行 動 しなければならない.
役 員 とは本 連 盟 および加 盟 団 体 の理 事 ,監 事 そ
の他 組 織 上 の役 員 の他 ,本 連 盟 および加 盟 団
体 が任 命 する専 門 委 員 会 の委 員 ,コーチ,メカニ
シャン,競 技 会 役 員 あるいはチーム編 成 時 の監
督 その他 役 員 をいう.
【削 除 】
資格審査
登 録 者 資 格 に触 れ,あるいは触 れるおそれのあ
る者 の資 格 審 査 および競 技 規 則 第 34条 の「懲
戒 」については常 務 理 事 会 で選 任 する審 査 委 員
会 で行 う.
付
則
本 連 盟 理 事 会 の議 決 を経 てこの規 程 の改 廃 を
行 うことができる.
この規 程 に定 められていない事 項 については,国
際 自 転 車 競 技 連 合 (UCI)規 則 による.
この規 程 は公 益 財 団 法 人 日 本 体 育 協 会 に届 け
出 る.
この規 程 は昭 和 7年 (1932年 )12月 23日 制 定
昭 和 41年 (1966年 )12月 1日 改 定
昭 和 45年 (1970年 )12月 10日 改 定
昭 和 62年 (1987年 ) 4月 1日 改 定
JCF 2013
平 成 8年 (1996年 )
平 成 11年 (1999年 )
平 成 19年 (2007年 )
平 成 25年 (2013年 )
4月
4月
4月
4月
1日 改 定
1日 改 定
1日 改 定
1日 改 定
平 成 8年 (1996年 )
平 成 11年 (1999年 )
平 成 19年 (2007年 )
平 成 25年 (2013年 )
4月
4月
4月
4月
1日 改 定
1日 改 定
1日 改 定
1日 改 定
チーム登録規定
第3条 (チームの名称および継続性)
2.
(チームの名称および継続性)
(呼称)UCIプロフェッショナル・コンチネンタル・チーム
以上のチームのみが, プロフェッショナル , プロ
の呼称をその名称に含むことができる.
(国内呼称)その活動を国内のみに限るチームは,所
属競技者とUCIプロフェッショナル・コンチネンタル・チ
ームと同等の報酬で契約する場合に限り, プロフェ
ッショナル , プロ の呼称をその名称に含むことが
できる.
3.
記録報告書(種目別に作成)
下欄外に記入 新記録および参考記録には手動計 下欄外に記入 新記録および参考記録には電子計
時のプリントを添付する
時のプリントを添付する
STARTER’S MANUAL 2013
TEAM PURSUIT
TEAM PURSUIT
順位決定戦
順位決定戦
1/2周以降
ピストルは撃たない.
事故は考慮されず(認められる事故の場合も認められない事故の場
合も),再スタートは認められない.
3 名(再スタート後の女子は 2 名)残った場合は競走を続ける.
2名以下となった場合は競走を中止しなければならない(再スタート
後の女子を除く).他方のチームは勝者となる(BANG!).
1/2周以降
ピストルは撃たない.
事故は考慮されず(認められる事故の場合も認められない事故の場
合も),再スタートは認められない.
3 名残った場合は競走を続ける.
2名以下となった場合は競走を中止しなければならない.他方のチ
ームは勝者となる(BANG!).
公 認 審 判 員 規 程
第 5条 登 録 の有 効 期 間 は登 録 された日 から次 年 度 の
3月 31日 (2ヵ年 以 内 )まで有 効 とする.
第 11条
① 登 録 を取 り消 されたものは,その日 から起 算 し
て満 1年 を経 過 以 降 ,再 び公 認 審 判 員 登 録 申
請 を行 うことができる.
ただし,第 10条 第 1項 第 4号 ,第 5号 および第
6号 の規 定 によって登 録 を取 り消 された者 につ
いては本 連 盟 競 技 運 営 委 員 会 ならびに理 事 会
の議 を経 なければならない.
②
第 14条 第 3級 および第 2級 公 認 審 判 員 の資 格 につい
ては,本 連 盟 競 技 運 営 委 員 会 で審 査 し,会 長
がこれを付 与 する.
3. 本 連 盟 の 公 認 審 判 員 は 次 の 各 号 に 基 き , 資
格 を付 与 する.
④ 国 際 自 転 車 競 技 連 合 (UCI)ライセンス受 験 推
せん資 格 は,第 1 級 公 認 審 判 員 または第 2級
公 認 審 判 員 の中 で第 1級 公 認 審 判 員 受 講 資
格 を有 する者 を,競 技 運 営 委 員 会 の審 査 を経
て認 める.
- 40 -
登 録 の有 効 期 間 は登 録 された日 から当 該 年
度 の3月 31日 (1ヵ年 以 内 )まで有 効 とする.
再登録する場合は,次の各号による.
更新期間内に登録証の更新をしなかった場合,登
録証は失効する.ただし,第1級および第2級公認
審判員の場合は,失効期間が5年以内であれば再
登録を認める.それ以降は,新規に受講しなけれ
ばならない.なお,第3級公認審判員の場合は,常
時再登録を認める.
第 3級 および第 2級 公 認 審 判 員 の資 格 につい
ては,本 連 盟 競 技 運 営 委 員 会 で審 査 し,会 長
がこれを付 与 する.
本 連 盟 の公 認 審 判 員 は次 の各 号 に基 き,資
格 を付 与 する.
国 際 自 転 車 競 技 連 合 (UCI)ライセンス受 験 推
せん資 格 は,UCI規 則 条 項 1.1.054による.
JCF 2013
⑥ ②,③に示 す4年 の期 限 は,全 国 競 技 大 会 に4 4月 1日 からの新 たな資 格 を得 ようとする者 は,
回 以 上 審 判 員 として携 わった者 ついて2年 間 に 公 認 審 判 員 登 録 申 請 受 付 期 間 が始 まる2月 1
短 縮 することができる.
日 から3月 31日 までの期 間 に開 催 される公 認
審 判 員 講 習 会 および試 験 を受 講 ・受 験 するこ
とができる.
チーム・アテンダント登 録 規 程
(チーム役 員 (スタッフ))
財 団 法 人 日 本 自 転 車 競 技 連 盟 (以 下 「本 連
盟 」という)または本 連 盟 の加 盟 団 体 が主 催 す
る競 技 会 または競 技 別 委 員 会 が認 める競 技
会 に出 場 するチームに関 与 する者 は,本 連 盟
競 技 規 則 第 98条 Bにより,(公 財 )日 本 体 育 協
会 自 転 車 競 技 公 認 各 級 コーチ,同 公 認 自 転
車 競 技 各 級 指 導 員 もしくは,このチーム・アテン
ダント登 録 規 程 の定 めるところにより本 連 盟 が
登 録 を認 めたチーム・アテンダントでなければな
らない.
(登 録 申 請 手 続 き)
チーム・アテンダント登録申請者は,申請書に,必
要事項を記載し,登録料を添えて本 連 盟 加 盟 団
体 あてに登録申請手続きを行うものとする.
本 連 盟 加 盟 団 体 は,前 項 により登 録 申 請 書 を
受 理 したときは,集 計 し日 本 自 転 車 競 技 連 盟
登 録 システムに入 力 する.
(登 録 の有 効 期 間 )
登 録 の有 効 期 間 は登 録 された日 から当 該 年
度 の3月 31日 (1ヵ年 以 内 )までとする.
(チーム・アテンダント資 格 の付 与 )
新 たにチーム・アテンダント資 格 を希 望 する者
は,本 連 盟 または加 盟 団 体 主 催 のチーム・アテ
ンダント講 習 会 を受 講 し,試 験 に合 格 しなけれ
ばならない.
(登 録 証 の所 持 )
競 技 会 に 参 加 す る チ ーム ・ ア テ ン ダン ト は , 本
連 盟 の交 付 する登 録 証 を所 持 していなければ
ならない.
(登 録 の取 消 )
チーム・アテンダントが次 の各 号 に該 当 するとき
は,その登 録 を取 消 す.
登 録 の取 消 を申 請 したとき.
第 2条 に規 定 する申 請 時 に虚 偽 の届 出 をした
とき.
本 連 盟 の競 技 規 則 に抵 触 し,チーム・アテンダ
ントの資 格 を失 ったとき.
登 録 者 規 程 に抵 触 したとき.
前 各 号 のほか ,本 連 盟 の 理 事 会 が登 録 主 催
者 として不 適 当 と認 めたとき.
2013年 4月 1日 制 定
第 1条
第 2条
2.
第 3条
第 4条
第 5条
第 6条
①
②
③
④
⑤
付
則
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