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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version

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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version
Cisco IP Telephony Applications
Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
マニュアル タイトルの変更
次のマニュアルが必要な場合は、本書を参照してください。
•
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 , Version 3.5.6(または 3.5.18)
•
Backing Up and Restoring Cisco CallManager Release 3.3
•
Cisco CallManager Release 3.2 バ ッ ク ア ッ プ と 復元
•
Backing Up and Restoring Cisco CallManager Release 3.1
•
Cisco CallManager Release 3.0 インストレーション ガイド
本書の目的
本書では、次のトピックについて説明します。
•
バックアップ ユーティリティのインストールと設定
•
既存の設定値の修正
•
サーバの用途をバックアップ サーバからバックアップ ターゲットへ変更
•
バックアップの即時開始
•
Cisco CallManager クラスタの復元
•
パブリッシャ データベース サーバの復元
•
サブスクライバ サーバの復元
•
バックアップ ユーティリティを使用してバックアップしたデータの復元
•
パブリッシャ データベース サーバまたは共存サーバの交換
Corporate Headquarters:
Cisco Systems, Inc., 170 West Tasman Drive, San Jose, CA 95134-1706 USA
Copyright © 2003. Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
78-15817-03-J
目次
目次
本書の内容は、次のとおりです。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility
•
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ(P.5)
− このバックアップ ユーティリティを使用する Cisco IP テレフォニー アプリケーション は
どれですか(P.5)
− このユーティリティはアプリケーションのどのバージョンをサポートしていますか(P.5)
− システムで実行しているユーティリティのバージョンを確認するにはどうすればよいです
か(P.5)
− バックアップ ユーティリティはどのようにして入手できますか(P.6)
− このユーティリティのリリース ノートはどのようにして入手できますか(P.6)
− ユーティリティはいつインストールすればよいですか(P.6)
− ユーティリティをインストールまたはアップグレードする際に、Terminal Services、Virtual
Network Computing(VNC)
、または Integrated Lights Out(ILO)を使用できますか(P.7)
− ユーティリティをインストールまたはアップグレードする前に、サービスとアプリケー
ションを使用不可にする必要がありますか(P.7)
− Cisco IP Telephony Applications Backup Utility はどのように機能しますか(P.8)
− どのサーバをバックアップ サーバとして指定すればよいですか(P.11)
− Cisco CallManager のインストール時にバックアップ サーバを選択しなかった場合はどう
なりますか(P.11)
− サーバの用途を変更できますか(P.11)
− Cisco IP Telephony Applications Backup Utility でバックアップされるデータは何ですか
(P.12)
− 任意のバックアップ ユーティリティを使用できますか(P.14)
− バックアップ ユーティリティをアップグレードする前に手動でアンインストールする必
要がありますか(P.15)
− ユーティリティをアップグレードする場合、バックアップ設定値を再設定する必要があり
ますか(P.15)
− ログ ファイルはどこにありますか(P.15)
•
バックアップ ユーティリティの使用法(P.16)
− ユーティリティのインストールとアップグレードおよびサーバの用途の変更(P.16)
− バックアップ サーバでのバックアップ設定値の設定(P.18)
− バックアップの即時開始(P.22)
− バックアップの進行状況の表示(P.22)
Cisco IP Telephony Applications Restore Utility
•
Cisco IP Telephony Applications Restore Utility はどのように機能しますか(P.24)
•
復元を実行する前に、MCS.sti ファイルを作成したバックアップ ユーティリティを再インス
トールする必要がありますか(P.24)
•
データを復元するにはどうすればよいですか(P.24)
•
復元用のログ ファイルはどこで入手できますか(P.26)
•
クラスタ全体を復元するにはどうすればよいですか(P.26)
•
パブリッシャ データベース サーバを復元するにはどうすればよいですか(P.27)
•
サブスクライバ サーバを復元するにはどうすればよいですか(P.28)
•
CRA サーバまたは CER サーバを復元するにはどうすればよいですか(P.28)
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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表記法
•
復元後はどのようなタスクを実行すればよいですか(P.28)
•
既存の、または障害を起こしたパブリッシャ データベース サーバまたは共存サーバを交換す
るにはどうすればよいですか(P.29)
エラー メッセージ
•
エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡(P.30)
関連資料
•
マニュアルの入手(P.34)
•
テクニカル サポート(P.35)
表記法
本書では、次の表記法を使用しています。
青色のテキスト:特定の項や URL にすばやく移動するには、青色で表示されているテキストをク
リックします。
(注) 「注釈」の意味です。役立つ情報や、本書以外の参考情報を紹介しています。
注意
「要注意」の意味です。この状況では、機器が損傷したり、データが失われたりする可能性があり
ますので、注意が必要です。
Cisco Customer Response Applications(CRA)と Cisco Customer Response Solutions(CRS)は同一の
製品です。
Cisco CDR Analysis and Reporting(CAR)と Cisco Administrative Reporting Tool(ART)は同一の製
品です。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco CallManager 関連資料の入手
Cisco CallManager 関連資料の入手
バックアップ手順と復元手順を実行するときは、事前に次の資料を参照しておくことを強くお勧め
します。
•
Release Notes for Cisco IP Telephony Applications Backup Utility, Version 3.5.44(またはそれ以降)
このマニュアルには、このリリースのユーティリティに関する解決済みの警告および未解決の
警告のリストが示されています。
•
Cisco IP テレフォニー アプリケーション関連資料
Cisco CallManager に統合する予定のアプリケーションに付属しているリリース ノート、インス
トレーション ガイド、アップグレード ガイド、およびコンフィギュレーション ガイドを参照
してください。
表 1 内の URL をクリックすると、関連資料のあるページに移動します。
表1
関連資料の入手先 URL
関連情報およびソフトウェア
URL
バックアップと復元のリリース ノー http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backu
トの資料
p/index.htm
オペレーティング システムのマニュ http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_
ア ル お よ び Virtual Network Computing os/index.htm
(VNC)の資料
Cisco MCS のハードウェア仕様
http://www.cisco.com/warp/public/779/largeent/avvid/product
s/infrastructure.html
Cisco CallManager Compatibility Matrix
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_call
mg/index.htm
Cisco CallManager の資料(Cisco CAR
の資料を含む)
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_call
mg/index.htm
Cisco CallManager のサポート パッチ
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml
Cisco CRS、Cisco CER、Cisco Unity、お http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/index.
よび Cisco uOne に関連する資料
htm
Cisco Integrated Communication System http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/ics/ind
(ICS)7750 の資料
ex.htm
(注)
Cisco Integrated Communication System(ICS)7750 に関する Cisco CallManager のインストールおよ
びバックアップと復元の情報が必要な場合は、
Cisco ICS のインストレーションおよびコンフィギュ
レーション ガイドを参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
バックアップを設定または実行する前に、次の FAQ を参照してください。
このバックアップ ユーティリティを使用する Cisco IP テレフォニー アプリケーション
はどれですか
このユーティリティは次のアプリケーションをサポートしています。
(注)
•
Cisco CallManager
•
Cisco Customer Response Solutions(CRS)
•
Cisco CDR Analysis and Reporting(CAR)
•
Cisco Emergency Responder
このユーティリティでは、Cisco Unity または Cisco uOne のデータはバックアップされません。Cisco
Unity の資料の入手先については、表 1 を参照してください。Cisco uOne のバックアップの詳細に
ついては、バージョン 3.5.44 用のバックアップと復元のリリース ノートを参照してください。リ
リース ノートの入手先については、表 1 を参照してください。
このユーティリティはアプリケーションのどのバージョンをサポートしていますか
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility 3.5.44 は、次の Cisco CallManager リリースをサポート
しています。これは、最小要件です。
•
Cisco CallManager 3.3(2) 以降
•
Cisco CallManager 3.2 のすべてのリリース
•
Cisco CallManager 3.1 のすべてのリリース
•
Cisco CallManager 3.0 のすべてのリリース
•
Cisco CallManager と互換性のある CRA/CRS および Cisco CAR のすべてのリリース
CRA/CRS および Cisco CAR の互換性については、『Cisco CallManager Compatibility Matrix』を
参照してください。
ヒント
『Cisco CallManager Compatibility Matrix』の入手先については、表 1 を参照してください。
•
Cisco Emergency Responder(CER)1.2(またはそれ以降)
CER のバックアップに関する特定の情報については、P.8 の「Cisco IP Telephony Applications
Backup Utility はどのように機能しますか」を参照してください。
システムで実行しているユーティリティのバージョンを確認するにはどうすればよいで
すか
システムで実行中のユーティリティのバージョンは、Add/Remove Programs ウィンドウに表示され
ます。バージョンを確認するには、次の手順を実行します。
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
手順
ステップ 1
ヒント
ステップ 2
Windows 2000 システム トレイでバックアップ アイコンを右クリックします。
Windows 2000 システム トレイにバックアップ アイコンが表示されない場合は、Start > Programs >
Cisco IP Telephony Applications Backup > Backup Configuration を選択します。
About Backup を選択します。
バックアップ ユーティリティはどのようにして入手できますか
バックアップ ユーティリティは、Web またはサポート対象のアプリケーションに同梱されている
CD-ROM から入手できます。最新のバックアップ ユーティリティを入手するには、必ず Web から
ダウンロードしてください。CD-ROM から入手できるバージョンは最新のユーティリティではない
場合があります。
ユーティリティのインストール手順については、P.16 の「バックアップ ユーティリティの使用法」
を参照してください。
このユーティリティのリリース ノートはどのようにして入手できますか
リリース ノートの資料には、このバージョンのユーティリティに適用される解決済みの警告と未解
決の警告および回避策が示されています。資料を入手するには、次の URL をクリックします。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backup/index.htm
Cisco.com のアカウントを持っている場合は、Bug Toolkit を使用してこのユーティリティの警告を
検索できます。
Bug Toolkit を使用するには、http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/launch_bugtool.pl をクリッ
クします。
ユーティリティはいつインストールすればよいですか
サポートされている Cisco IP テレフォニー アプリケーションをインストールする前にユーティリ
ティをインストールすることを強くお勧めします。
新しいバージョンが Web で入手可能になったら、ユーティリティをアップグレードする必要があ
ります。アプリケーションのアップグレードを実行する前に、必ずバックアップ サーバに最新の
ユーティリティがインストールされていることを確認してください。アプリケーションのアップグ
レードを実行する前に、データを必ずネットワーク ディレクトリまたはテープ デバイスにバック
アップしてください。データをローカル ディレクトリに保存している場合は、アプリケーションの
アップグレードによってデータが上書きされる可能性があります。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする際に、Terminal Services、
Virtual Network Computing(VNC)
、または Integrated Lights Out(ILO)を使用できま
すか
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする際、Terminal Services は使用しないでく
ださい。
インストールまたはアップグレード中にサーバへのリモート アクセスが行われないようにするた
め、ユーティリティをインストールまたはアップグレードする前に Terminal Services を使用不可に
し、サーバを再起動することをお勧めします。インストールまたはアップグレード後に、Terminal
Services を使用可能にしてください。
Virtual Network Computing(VNC)を使用して、サポートされているアプリケーションをリモート
でインストールする場合は、表 1 を参照して VNC の最新バージョンの資料を入手してください。
注意
VNC がインストールされていても、インストールの実行に VNC を使用しない場合は、VNC を無
効にしてサーバへのリモート アクセスが行われないようにしてください。VNC を使用不可にしな
いと、インストール中にユーザや管理者がサーバにアクセスした場合に、ユーティリティのインス
トールが失敗します。
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする際、Integrated Lights Out(ILO)は使用し
ないでください。シスコは、リモート管理タスクとリモート設定タスクに対してだけ ILO をサポー
トしています。
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする前に、サービスとアプリケー
ションを使用不可にする必要がありますか
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする前に、シスコ検証済みのサードパーティ
製アプリケーションをすべて使用不可にすることをお勧めします。使用不可にしていない場合、イ
ンストールが中断される可能性があります。
アンチウィルス サービス、侵入検知サービス、OEM サーバ エージェント、サーバ管理エージェン
ト、VOIP モニタリング / パフォーマンス モニタリング、リモート アクセス / リモート管理エージェ
ントなどのプラットフォーム エージェントは、インストールおよびアップグレードを妨げる可能性
があります。パフォーマンス モニタリング サービス(NetIQ など)、アンチウィルス サービス(シ
スコ検証済み McAfee サービス)、侵入検知サービス、リモート管理サービスなどのプラットフォー
ム エージェントやサービスを無効にすることにより、それらのサービスに関連する問題が発生する
のを防ぐことができます。
サーバに Cisco IDS Sensor Host Agents をインストールしてある場合は、それに対応する製品マニュ
アルで、サービスを無効にする手順および停止する手順を参照してください。
注意
インストールまたはアップグレード中にサーバへのリモート アクセスが行われないようにするた
め、ユーティリティをインストールまたはアップグレードする前に Terminal Services を使用不可に
し、サーバを再起動することをお勧めします。インストールまたはアップグレード後に、Terminal
Services を使用可能にしてください。
ユーティリティをインストールまたはアップグレードする際、Terminal Services は使用しないでく
ださい。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
インストールまたはアップグレード前に、サーバへのリモート アクセスを許可するサービスをす
べて使用不可にすることを強くお勧めします。インストールまたはアップグレード後に、サービス
を手動で使用可能にしてください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility はどのように機能しますか
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility は、定期的にスケジュールされた自動データ バック
アップまたはユーザ起動のデータ バックアップを実行する、信頼性の高い便利な方法を提供しま
す。
バックアップ サーバについて
バックアップ サーバは、バックアップ操作と次のタスクを実際に行います。
注意
•
バックアップ ユーティリティの設定値をすべて保存
•
バックアップの設定中に指定された認証情報の確認
•
選択されたデータのバックアップ
•
指定されたバックアップの宛先にバックアップ データを保存
•
バックアップ ユーティリティ用に個別のログを作成
Cisco CallManager クラスタ内のサーバはすべてバックアップ サーバとして機能できますが、バッ
クアップ サーバとしてパブリッシャ データベース サーバを指定することをお勧めします。
Cisco CallManager データベースを正常にバックアップするには、バックアップ サーバとターゲッ
トが同じクラスタ内に存在し、同じバージョンのバックアップ ユーティリティがインストールさ
れている必要があります。
サポートされているアプリケーションのバックアップを成功させるには、同じバージョンのデータ
ベースがバックアップ サーバおよびすべてのバックアップ ターゲットに存在している必要があり
ます。
CER 1.2(またはそれ以降)を Cisco CallManager 3.1/3.2 で使用している場合は、Cisco CallManager
データに対してバックアップ サーバを設定し、CER データに対して別のスタンドアロン バック
アップ サーバを設定する必要があります。つまり、Cisco CallManager データと CER データに対し
てそれぞれ別個の 2 つのバックアップを実行する必要があります。バックアップ サーバは、CER
グループ内にある必要があります。CER 用のバックアップ サーバをインストールする場合は、
Cisco CallManager のバージョンを選択する際に必ず No Cisco CallManager を選択してください。
CER 1.2(またはそれ以降)を Cisco CallManager 3.3 で使用している場合、つまり、バックアップ
サーバが Cisco CallManager クラスタまたは CER グループ内にある場合は、バックアップ サーバを
1 つ指定し、CER と Cisco CallManager に対して 1 つのバックアップを実行できます。
BackAdmin プライベート パスワード フレーズが CER サーバおよび Cisco CallManager サーバとで
異なる場合、バックアップは失敗します。Administrator のパスワードが CER サーバおよび Cisco
CallManager サーバとで異なる場合、バックアップは失敗します。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
ターゲット サーバについて
ターゲット サーバには、バックアップされるデータ(Cisco CallManager、CAR、CRS、または CER
のデータ)が入っています。
ターゲット サーバをバックアップ サーバに追加する場合は、必ずコンピュータ名(IP アドレスや
完全修飾 DNS 名ではなく)を入力してください。
ターゲット サーバがリモート サーバである場合は、リモート サーバへの管理者特権を持つユーザ
名とパスワードを入力する必要があります。
注意
バックアップ ターゲットとバックアップ サーバに同じバージョンのバックアップ ユーティリティ
がインストールされていることを確認してください。バックアップ ターゲットとバックアップ
サーバが同じクラスタ内に存在することを確認してください。
注意
バックアップ サーバとバックアップ ターゲットが稼動および機能していない場合、バックアップ
は失敗します。バックアップを実行する前に、DC Directory など、対応するすべてのサービスが稼
動していることを確認してください。サービスが稼動していないと、バックアップは失敗します。
認証について
ユーティリティのインストール時に、BackAdmin プライベート パスワード フレーズの入力を求め
られます。インストール プログラムは、入力された文字列を使用して固有の暗号化パスワードを作
成します。バックアップ サーバおよびすべてのバックアップ ターゲットで同じ文字列を入力する
必要があります。
ターゲット サーバを選択すると、ユーティリティによって、バックアップ サーバのコンピュータ
名を入力するよう求められます。ユーティリティは、入力されたバックアップ サーバのコンピュー
タ名が正しいかどうかを確認します。
パスワードが一致しない場合やユーティリティがパスワードを確認できない場合は、続行するかど
うかを確認する警告メッセージが表示されます。パスワードが一致しない場合に続行すると、ログ
ファイルにエラーが表示されます。
注意
Administrator パスワードと BackAdmin パスワードは、バックアップ サーバとバックアップ ター
ゲットで一致している必要があります。各サーバには同一のプライベート フレーズがあるので、
BackAdmin パスワードは、バックアップ ユーティリティのインストール時に同期されます。
Administrator パスワードを同期すると、CER データベースの場合は特に、正常な設定、バックアッ
プ、または復元が確実に行われます。
バックアップ データと MCS.sti ファイルについて
Cisco CallManager パブリッシャ データベースには、Cisco CallManager Administration で設定したす
べての情報および変更ごとに行われたデータベース更新が含まれています。Cisco CallManager は
ディレクトリを更新し、設定情報も定期的に更新します。Cisco CallManager Administration で変更を
加えるたびに、Cisco IP Telephony Applications Backup Utility を使用して Cisco CallManager データ
ベース、設定、およびディレクトリ情報のバックアップを作成することを強くお勧めします。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
各 Cisco CallManager クラスタにはパブリッシャ データベースが 1 つ入っているだけなので、サブ
スクライバ データベース サーバをバックアップする必要はありません。
ただし、複数の Cisco IP Telephony Applications Server(他の Cisco CallManager クラスタのパブリッ
シング データベース サーバ、Cisco uOne サーバ、Cisco Customer Response Solutions(CRS/CRA)
サーバなど)をバックアップするように、Cisco IP Telephony Applications Backup Utility を設定する
こともできます。
バックアップ中、ユーティリティによってステージング ディレクトリへデータが送信され、デフォ
ルトでは、MCS.sti という 1 つのファイルにターゲット リスト内のターゲット サーバからバック
アップされたすべてのデータが保管されます。
注意
バックアップが実行されるたびに、新規バックアップ ファイルが既存の MCS.sti ファイルを上書き
します。前のバックアップ データを保持するには、次のバックアップを実行する前に、既存の
MCS.sti ファイルを保管または名前変更する必要があります。
ステージング ディレクトリについて
ステージング ディレクトリは、バックアップ ユーティリティが単一の MCS.sti ファイルを作成する
まですべてのファイルを保存しておく一時ディレクトリの役割を果たします。
注意
バックアップ中は、ステージング ディレクトリで使用できる一時領域の容量に関する警告に注意
してください。ステージング ディレクトリに十分な一時領域がない場合、バックアップは失敗し
ます。
スケジュールについて
Schedule タブで、バックアップを実行する曜日と時刻を設定します。
バックアップを実行するデフォルトのスケジュールが設定されています。スケジュールはいつでも
変更できます。
ユーティリティによって、すべてのデータが同時にバックアップされます。アプリケーションごと
に個別のスケジュールを設定することはできません。
データを保存するロケーション(宛先)について
バックアップの宛先には、ローカル ディレクトリではなくテープ ドライブまたはネットワーク
ディレクトリを指定することを強くお勧めします。バックアップ サーバの宛先としてネットワーク
ディレクトリを選択する場合は、そのディレクトリを Windows 2000 で共有する必要があります。
ディレクトリを共有するには、そのサーバにログインし、共有するディレクトリ フォルダ アイコ
ンを右クリックして、Sharing...、Share this folder、OK の順にクリックします。
データをネットワーク ディレクトリにバックアップする場合は、そのサーバで IP アドレスや完全
修飾 DNS 名ではなく NETBIOS ネーム解決(コンピュータ名を使用)を指定しておく必要がありま
す。
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
ログ ファイルについて
バックアップ中に、バックアップ サーバ上の C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs の下にログ
ファイル stiBack.log が作成されます。設定中またはユーティリティの実行中に発生したエラーはす
べてこのファイルに書き込まれます。
ログ ファイルを保持する日数は、バックアップの設定時に指定できます。
P.30 の「エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡」を参照してください。
Windows 2000 システム トレイのバックアップ アイコンについて
図 1 は、Windows 2000 システム トレイに表示されるバックアップ アイコンです。
図1
バックアップ アイコン
Windows 2000 システム トレイのバックアップ アイコンを右クリックすると、次のタスクを開始で
きます。
•
バックアップ ユーティリティの実行中にそのステータスを表示します。
•
バックアップの設定値を設定します。
•
バックアップ ファイルをカタログ化します。
このオプションを指定すると、ユーティリティによってバックアップされ MCS.sti ファイルに
圧縮されたファイルの一覧を示すカタログが作成されます。
•
復元ユーティリティにアクセスします。
•
バックアップ サービスを一時停止または再開します。
•
バックアップを開始します。
•
どのバージョンのバックアップ ユーティリティがインストールされているかを確認します。
•
ビューアを終了します。
どのサーバをバックアップ サーバとして指定すればよいですか
P.8 の「Cisco IP Telephony Applications Backup Utility はどのように機能しますか」を参照してくださ
い。
Cisco CallManager のインストール時にバックアップ サーバを選択しなかった場合はど
うなりますか
インストール時にバックアップ サーバを選択しなかった場合、バックアップ ユーティリティは実
行できません。P.16 の「バックアップ ユーティリティの使用法」を参照して、バックアップ サー
バのインストール方法を確認してください。
サーバの用途を変更できますか
バックアップ サーバとバックアップ ターゲットは互いに変更できますが、そのバージョンをアン
インストールしてからサーバ上でユーティリティを再インストールする必要があります。インス
トール時に、backup server オプション ボタンまたは backup target オプション ボタンをクリックする
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
ことで、用途を指定できます。バックアップ ターゲットをバックアップ サーバへ変更する場合は、
バックアップ サーバでバックアップ設定値を設定する必要があります。バックアップ サーバを
バックアップ ターゲットへ変更する場合は、ユーティリティを実行するために、別のバックアップ
サーバを選択して設定する必要があります。
注意
Cisco CallManager 3.3 へのアップグレード後にパブリッシャ データベース サーバの用途を変更す
る場合は、新しいバージョンのユーティリティにアップグレードして、それを適切に設定する必要
があります。3.3 への最初のアップグレード後に、既存のバージョンをアンインストールすること
はできません。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility でバックアップされるデータは何ですか
注意
Host/LMhost ファイル以外のオペレーティング システム ファイルがサーバ上にある場合、それら
のファイルは Cisco IP Telephony Applications Backup Utility でバックアップされません。
本書の指示に従ってバックアップ設定値を設定すると、表 2 に示されている情報がバックアップ
ユーティリティによって自動的にバックアップされます。
表2
データの選択
チェックボックス
バックアップされるデータ
Cisco CallManager
ユーティリティによって次のデータがバックアップされます。
•
Cisco CallManager パブリッシャ データベース
•
DC Directory データベース
(注)
このユーティリティでは、Microsoft Active Directory または Netscape Directory
Server データベースはバックアップされません。
•
C:\Program Files\Cisco\TFTPPath(デフォルト パス)の TFTP ファイル
•
バックアップ ターゲットとして設定されたサブスクライバ サーバ上の TFTP ファ
イル
•
Cisco Bulk Administration Tool(BAT)ファイル
•
Cisco Call Detail Records(CDR)
•
レジストリ キー
(注)
このユーティリティでは、Cisco Multilevel Administration(MLA)はバックアッ
プされません。このデータをバックアップする方法については、Cisco MLA の
資料を参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
表2
データの選択 (続き)
チェックボックス
Cisco Customer Response
Applications (CRA)/(CRS)
バックアップされるデータ
(注)
このユーティリティでは、Cisco TAPS はバックアップされません。
リリースに応じて、ユーティリティによって次のデータがバックアップされます。
CRA のすべてのバージョン
•
•
CRA コンフィギュレーション ファイル - Ccndir.ini
C:\Program Files\Wfavvid の Workflows(.aef)、Java(.java)、Jar(.jar)、Properties
(.properties)
、.WAV(.wav)などのファイル
CRA リリース 3.0 以降
C:\Program Files\Wfavvid の XML(.xml)、Class(.class)、WAR(.war)、GSL(.gsl)、
Digit(.digit)などのファイル、C:\Program Files\Common の JobRunner.ini と Cfg ファイ
ル(.CFG)、C:\Program Files\Desktop の Cfg ファイル(.CFG)、ユーザおよびシステム
グラマー パスの .GSL/.wav と .Digit、データベース DB_CRA、DB_CRA_CCDR、
SCHEDULERDB、FCRASSVR(ICD がインストールされている場合)
CRA リリース 3.1 以降(CRS サーバ)
•
P.13 の「CRA のすべてのバージョン」および P.13 の「CRA リリース 3.0 以降」の
すべてのファイル
•
システム DSN dsn_cra_hrdb
•
ICD がインストールされている場合は、C:\Program Files\Cisco\Desktop_AudioFiles
CRA リリース 3.1 以降(RDB サーバ)
•
LMHosts ファイルと Hosts ファイル
•
データベース - db_cra、db_cra_ccdr
•
カテゴリ 'CRS-RemoteDB Synchronization' に属している SQL ジョブ
CRA リリース 3.1 以降(VOIP および Record サーバ)
CDR Analysis and Reporting
(CAR)
Cisco Emergency Responder
(CER)
•
C:\Program Files\Cisco\Desktop_Audio のファイル
•
C:\program Files\Cisco\Desktop の CFG ファイル(*.CFG)
ユーティリティによって次のデータがバックアップされます。
•
CAR(ART)データベース
•
C:\Ciscowebs\ART\reports\Pregenerated
•
レジストリ キー
•
C:\Winnt\System32\Drivers\Etc の LmHosts ファイルと Hosts ファイル
•
最新のデータベース CER12XX
•
レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE、"Software\Cisco Systems、
Inc.\AVVID E911
•
Replication.ini への複製情報
•
version.ini へのビルド番号とマイナー バージョン
•
CallHistory、CERSysFiles、etc、export、import、nena_msag_record フォルダ
•
%CERRoot%\lib の JTapi.jar と %Program Files%\Cisco\bin の SAenvProperties.ini
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
任意のバックアップ ユーティリティを使用できますか
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility を使用してバックアップを実行することを強くお勧め
します。Cisco IP Telephony Applications Backup Utility を使用しない場合は、インストール後または
使用不可にした後に(サーバのセットアップ方法によって異なります)、アンインストールできま
す。これらの Cisco IP テレフォニー アプリケーションでは、その他のバックアップ ユーティリティ
はサポートしていません。
注意
アプリケーションによっては、インストール時に、ユーティリティがサーバ上で必須コンポーネン
トとして機能する必要があります。たとえば、Cisco CallManager 3.3 への最初のアップグレードで
は、アップグレード後にユーティリティがパブリッシャ データベース サーバ上に保持されている
必要があります。そのため、ユーティリティ名は Add/Remove Programs ウィンドウに表示されず、
アンインストールすることはできません。
たとえば、パブリッシャ データベース サーバの用途を変更する場合は、新しいバージョンのユー
ティリティにアップグレードして、それを適切に設定する必要があります。
ユーティリティをアンインストールするには、次の手順を実行します。
ユーティリティをアンインストールする手順
ステップ 1
Start > Settings > Control Panel を選択します。
ステップ 2
Add/Remove Programs をダブルクリックします。
ステップ 3
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility をクリックします。
ユーティリティがサーバ上で必須コンポーネントとして機能する必要があるアプリケーションの
場合、ユーティリティ名はウィンドウに表示されません。ユーティリティをアンインストールする
ことはできないので、ウィンドウを閉じてください。
ステップ 4
Remove をクリックします。
ステップ 5
サーバを再起動し、Administrator のパスワードを使用してサーバにログインします。
Cisco IP Telephony Applications Backup サービスを使用不可にするには、次の手順を実行します。
Cisco IP Telephony Applications Backup Service サービスを使用不可にする手順
ステップ 1
Start > Programs > Administrative Tools > Services を選択します。
ステップ 2
Cisco IP Telephony Applications Backup という名前のサービスを探します。
ステップ 3
サービスを右クリックして、Properties を選択します。
ステップ 4
Stop をクリックして、すぐにサービスを終了します。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
14
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Cisco IP Telephony Applications Backup Utility に関する FAQ
ステップ 5
Startup Type ドロップダウン リスト ボックスから、Disabled を選択します。
このオプションを選択すると、サーバの再起動後にサービスが自動的に開始されません。
ステップ 6
OK をクリックします。
バックアップ ユーティリティをアップグレードする前に手動でアンインストールする必
要がありますか
3.5 より前のバックアップ ユーティリティを実行している場合は、最新のユーティリティにアップ
グレードする前にユーティリティを手動でアンインストールする必要があります。ユーティリティ
を削除する方法については、P.14 の「ユーティリティをアンインストールする手順」を参照してく
ださい。
注意
Cisco CallManager 3.3 へのアップグレード後にパブリッシャ データベース サーバの用途を変更す
る場合は、新しいバージョンのユーティリティにアップグレードして、それを適切に設定する必要
があります。3.3 への最初のアップグレード後に、既存のバージョンをアンインストールすること
はできません。
Cisco CallManager 3.1 または 3.2 をクラスタにインストールしてある場合は、ユーティリティがイン
ストールされている任意のサーバで Cisco IP Telephony Applications Backup Utility バージョン 3.5.44
をアンインストールできます。Cisco CallManager 3.3 へアップグレードする場合は、アップグレー
ド前に、このバージョンのユーティリティか、可能な場合はそれ以降のバージョンのユーティリ
ティをインストールする必要があります。詳細については、Cisco CallManager 3.3 のアップグレー
ドに関するマニュアルを参照してください。
ユーティリティをアップグレードする場合、バックアップ設定値を再設定する必要があ
りますか
ユーティリティをアップグレードする場合は、必ずバックアップ設定値を再設定する必要がありま
す。
ログ ファイルはどこにありますか
バックアップ中に、バックアップ サーバ上の C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs の下にログ
ファイル stiBack.log が作成されます。ログ ファイルで、
「failed」または「fatal error」という語を検
索してください。これらは、バックアップが正常に実行されなかったことを示しています。ログ
ファイルに表示されるエラー メッセージのリストについては、表 5 を参照してください。
注意
バックアップ中は、ステージング ディレクトリで使用できる一時領域の容量に関する警告に注意
してください。十分な一時領域がない場合、バックアップは失敗します。これらの警告が表示され
た場合、バックアップは実行しないでください。
バックアップが正常に完了したことを必ず確認してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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バックアップ ユーティリティの使用法
バックアップ ユーティリティの使用法
次のタスクのうち、実行する必要のあるタスクを確認して、対応する項を参照してください。
•
ユーティリティのインストールとアップグレードおよびサーバの用途の変更(P.16)
•
バックアップ サーバでのバックアップ設定値の設定(P.18)
•
バックアップの即時開始(P.22)
•
バックアップの進行状況の表示(P.22)
ユーティリティのインストールとアップグレードおよびサーバの用途の変更
ヒント
ユーティリティをアップグレードする場合やサーバの用途を変更する場合は、まず既存のユーティ
リティをアンインストールすることをお勧めします。
サーバの用途を変更する場合は、バックアップ ユーティリティを再インストールする必要がありま
す。
手順
ステップ 1
次のタスクのいずれかを実行します。
a. Cisco CallManager をインストールしていて、Backup Utility Setup ウィンドウが自動的に表示さ
れる場合は、ステップ 2 へ進んでください。
b. バックアップ ユーティリティ ディスクがあって、パブリッシャ データベース サーバが機能し
稼動している場合は、ディスク ドライブにディスクを挿入してください。次に、ステップ 2 へ
進んでください。
c. バックアップ ユーティリティを Web からインストールする場合は、次の URL をクリックして
ください。
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml
(注)
ユーティリティを Web から入手する場合は、Cisco Connection Online(CCO)のユーザ名とパスワー
ドが必要です。
1. The Application(たとえば、Cisco CallManager)> Download...Cryptographic Software... >
Download Cisco 3DES Cryptographic Software under export licensing controls を選択します。
2. 表示されるページでバックアップ ファイルおよび復元ファイルを見つけます。
3. バックアップ ファイルおよび復元ファイルをハード ドライブへダウンロードします。
4. ダウンロード ファイルを保存したロケーションをメモしておきます。
5. ダウンロード ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
注意
前のバージョンのユーティリティが検出されたというメッセージが表示される場合があります。イ
ンストールを続行します。
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バックアップ ユーティリティの使用法
ステップ 2
Welcome ウィンドウが表示されたら、Next をクリックします。
ステップ 3
使用許諾契約に同意する場合は、該当するオプション ボタンをクリックします。Next をクリック
します。
ステップ 4
バックアップ サーバとバックアップ ターゲットのどちらをインストールするかに応じて、表 3 の
手順を実行します。
注意
CER 用のバックアップ ユーティリティを設定する場合は、バックアップ サーバまたはバックアッ
プ ターゲットを選択する前に、P.8 の「Cisco IP Telephony Applications Backup Utility はどのように
機能しますか」を参照してください。
表3
バックアップ サーバまたはバックアップ ターゲットの選択
バックアップ サーバ
バックアップ ターゲット
Backup Server をクリックします。
Backup Target をクリックします。
バックアップ サーバは、バックアップ操作を実 バックアップ ターゲットは、ユーティリティに
際に行います。指定された宛先(ディレクトリ よってバックアップされるデータを含むサーバ
またはテープ ドライブ)にバックアップ データ (ソース)です。複数のバックアップ ターゲッ
を保存します。通常は、1 つのバックアップ サー トを指定できます。バックアップ設定値を設定
バを指定します。CER 用のバックアップ サーバ するには、バックアップ サーバ上のターゲット
またはターゲットを選択する前に、P.8 の「Cisco リストにバックアップ ターゲットをすべて追加
IP Telephony Applications Backup Utility はどのよ する必要があります。
うに機能しますか」を参照してください。
Next をクリックします。
バックアップ サーバのコンピュータ名を入力し
ます。
ステップ 5 へ進みます。
Next をクリックします。
ステップ 5
BackAdmin プライベート パスワード フレーズを入力します。Confirm Password フィールドで、この
文字列を再入力します。Next をクリックします。
ステップ 6
クラスタにインストールしてある Cisco CallManager のバージョンをクリックします。
Next をクリッ
クします。
ステップ 7
Install をクリックして、バックアップ ユーティリティをインストールします。
ステータスバーに、インストールの進行状況が表示されます。
Cancel をクリックします。
ステップ 8
Yes をクリックします。
ステップ 9
Finish をクリックします。
ステップ 10 Yes をクリックして、サーバを再起動します。
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バックアップ ユーティリティの使用法
ヒント
サーバを再起動してシステムを実行したら、Windows 2000 システム トレイにバックアップ アイコ
ンと復元アイコンが表示されることを確認してください。
サーバの再起動後、ディスク ドライブからディスクを取り出し、Administrator のパスワードを使用
してサーバにログインします。
ステップ 11 P.18 の「バックアップ サーバでのバックアップ設定値の設定」へ進みます。
(注)
CallManager(CallManager、CRA、CER、または CAR)ターゲットをバックアップ サーバに追加す
る必要があります。データを保存するロケーションとなる宛先や、ユーティリティを実行する曜日
と時刻を指定するスケジュールを設定することもできます。
バックアップ サーバでのバックアップ設定値の設定
既存のバックアップ設定値の変更や新規バックアップ設定値の設定を実行するには、次の手順を実
行します。
手順
ステップ 1
図 2 のウィンドウがバックアップ サーバに自動的に表示されない場合は、次の処置のいずれかを実
行します。
•
Windows 2000 システム トレイでバックアップ アイコンを右クリックします。
Configure Settings を選択します。
•
Windows 2000 システム トレイにバックアップ アイコンが表示されない場合は、Start >
Programs > Cisco IP Telephony Applications Backup > Backup Configuration を選択します。
バックアップが実行中である場合は、Windows 2000 システム トレイでバックアップ アイコン
を右クリックするよう指示するエラー メッセージが表示されます。
図2
CallManager タブ
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バックアップ ユーティリティの使用法
ステップ 2
組み込むサーバが CallManager Targets ペインに一覧表示されていることを確認します。これらの
ターゲット サーバには、ユーティリティによってバックアップされるデータが含まれています。
Cisco CallManager 用にバックアップ ユーティリティを設定する場合は、必ずすべてのバックアップ
ターゲット サーバを CallManager Targets リストに追加してください。必要に応じて次の手順を実行
し、ターゲットを追加します。
a. Add をクリックしてターゲットを追加します。
リモート ターゲットを追加するには、ターゲット リストに追加する前に、サーバをネットワー
クに接続する必要があります。
b. 表示されるダイアログボックスに、ターゲット サーバの名前を入力します。
ターゲット サーバをバックアップ サーバに追加する場合は、IP アドレスや完全修飾 DNS 名で
はなく、コンピュータ名を入力する必要があります。
c. サーバがリモート ターゲットの場合は、リモート サーバで管理者のアクセス権限を持つユー
ザ名とパスワードを入力し、Verify をクリックします。
バックアップ ユーティリティが、リモート サーバへの接続を試みます。リモート サーバが検
出されない場合は、認証が失敗します。
d. ダイアログボックスで認証結果が表示されたら、OK をクリックします。
e. Cisco CallManager Release 3.3 を実行している場合は、CDR Database オプションの Include
Database チェックボックスをオンにできます。このオプションは、Cisco CallManager Release 3.1
または 3.2 には適用されません。
f. ウィンドウの右下にある OK をクリックします。
ヒント
ターゲット リストからサーバを削除するには、Delete をクリックして、OK をクリックします。
ステップ 3
CER タブ、CRA タブ(Cisco Customer Response Applications)、または CAR(Cisco CDR Analysis and
Reporting)タブをクリックし、ステップ 2 を繰り返して CER、CRA、または CAR のバックアップ
を設定します。
注意
この情報は、Cisco CallManager バージョン 3.1 または 3.2 から Cisco CallManager 3.3 へアップグレー
ドする場合に適用されます。パブリッシャ データベース サーバに CAR をインストールしてある場
合は、CallManager および CAR ターゲット リストに、IP アドレスや完全修飾 DNS 名ではなくパブ
リッシャ データベース サーバ名が追加されていることを確認してください。Cisco CallManager
データ復元中に復元ユーティリティが CAR データベースを復元できるよう、各リストで同じ命名
規則を使用してください。
図 3 は、Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の Destination タブの例です。設定できる宛先
は、バックアップ ユーティリティを使用する全アプリケーションに対して 1 つだけです。
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バックアップ ユーティリティの使用法
図3
ステップ 4
Destination タブ
Destination タブをクリックします。データを保存するロケーションに応じて、次のタスクのいずれ
かを実行します。
ネットワーク ディレクトリの選択
ステップ 5
Network directory オプション ボタンをクリックします。
ステップ 6
Browse ボタンをクリックして、データを保存するロケーションを参照します。
ステップ 7
サーバで、管理者特権を持つユーザ名とパスワードを入力し、Verify をクリックします。
ステップ 8
OK をクリックし、ステップ 17 へ進みます。
テープ デバイスの選択
ステップ 9
ヒント
Tape device オプション ボタンをクリックします。
Tape device オプション ボタンをクリックできるのは、MCS-7835、MCS-7845-1400、IBM xSeries 340、
または xSeries 342 サーバがある場合だけです。サーバにはテープ ドライブが備わっている必要が
あります。
テープ ドライブを使用して、あるサーバから別のサーバへデータを復元する場合は、両方のサーバ
で同じテープ フォーマットが使用されていることを確認してください。
ステップ 10 ドロップダウン リスト ボックスから、データを保存するテープ デバイスを選択します。
ステップ 11 テープ ドライブを追加またはアンインストールするには、Add device ボタンをクリックして、ウィ
ザードの指示に従います。
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バックアップ ユーティリティの使用法
ステップ 12 デバイスの追加後にデバイス リストを更新するには、Refresh をクリックします。
ステップ 13 OK をクリックして、ステップ 17 へ進みます。
ローカル ディレクトリの選択
注意
ネットワーク ディレクトリまたはテープ デバイスを選択することをお勧めします。
ステップ 14 Local directory オプション ボタンをクリックします。
ステップ 15 Browse ボタンをクリックして、データを保存するロケーションを参照します。
ステップ 16 OK をクリックします。
図 4 は、Cisco IP Telephony Applications Backup Utility Configuration ウィンドウの Schedule タブの例
です。スケジュールできるのは、バックアップ ユーティリティを使用する全アプリケーションに対
して同じ曜日と時刻だけです。バックアップ ユーティリティによって、スケジュールされた時刻
に、関連するすべてのアプリケーションがバックアップされます。
注意
Cisco CallManager のバックアップは、オフピーク時間に行うようにスケジュールしてください。こ
れは、バックアップ処理時に CPU 使用率が高くなるためです。
図4
Schedule タブ
ステップ 17 Schedule タブをクリックします。自動バックアップを実行する曜日と時刻を選択します。デフォル
トでは、バックアップの時間は火曜から土曜の午前 2 時に設定されています。OK をクリックしま
す。
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バックアップ ユーティリティの使用法
ステップ 18 Log ペインのドロップダウン リスト ボックスから、ログ エントリを保持する日数を選択します。
ステップ 19 OK をクリックして、設定値を保存します。
ステップ 20 ユーティリティのインストール後にサーバを再起動しなかった場合は、この時点でサーバを再起動
する必要があります。
ディスク ドライブにディスクが残っている場合は、サーバの再起動後にディスク ドライブから
ディスクを取り出し、Administrator のパスワードを使用してサーバにログインします。
バックアップの即時開始
バックアップは Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の Schedule ウィンドウの設定に従って
自動的に実行されますが、バックアップをすぐに実行する場合は、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
Services ウィンドウで、Cisco IP Telephony Applications Backup サービスが稼動していることを確認
します。このサービスが稼動していないと、バックアップは失敗します。
ステップ 2
Windows 2000 システム トレイで Cisco IP Telephony Applications Backup Utility アイコンを右クリッ
クします。
ステップ 3
Start backup now を選択します。
ステップ 4
表示されたウィンドウで、Start Backup ボタンをクリックします。
ヒント
バックアップが完了すると、最後の行にバックアップが正常に完了したことが示されます。
バックアップの進行状況の表示
次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
バックアップ サーバの Windows 2000 システム トレイで Cisco IP Telephony Aplications Backup Utility
アイコンをクリックし、View status を選択します。
ステップ 2
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility アイコンが Windows 2000 システム トレイにない場合
は、Start > Programs > Cisco IP Telephony Applications Backup > Backup Viewer を 選 択 し て、
Windows 2000 システム トレイで Cisco IP Telephony Applications Backup Utility アイコンをクリック
し、View status を選択します。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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バックアップ ユーティリティの使用法
ステップ 3
現在のステータスが「Waiting until <time> on <date>」であることを確認します。このログ ウィンド
ウを開いたままにして、バックアップ ユーティリティの進行状況を表示することができます。
ステップ 4
ログ ウィンドウに表示される情報は、問題の特定に役立ちます。ログ ファイルの最後の行に、ロ
グが閉じられることが示されます。
ログ ファイルを入手するには、P.15 の「ログ ファイルはどこにありますか」を参照してください。
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
Cisco CallManager の復元手順を実行する前に、次の FAQ を参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Restore Utility はどのように機能しますか
Cisco IP Telephony Applications Restore Utility を使用すると、選択したサーバにデータが復元されま
す。復元を実行すると、システムはバックアップされたときの状態に戻ります。このユーティリ
ティではアプリケーション ファイルは復元されないので、復元を実行する前にアプリケーションを
インストールする必要があります。
このユーティリティでは、サーバまたはクラスタ全体を復元するためのプロンプトは表示されませ
ん。サーバを復元または交換する場合は、手動で実行する必要があります。
(注)
バックアップと復元を同時に実行することはできません。
復元を実行する前に、MCS.sti ファイルを作成したバックアップ ユーティリティを再イ
ンストールする必要がありますか
データの復元は、現在システムで稼動しているバックアップ ユーティリティで実行できます。
別のバージョンのバックアップ ユーティリティで MCS.sti ファイルを作成した場合にそのファイ
ルを復元すると、前のバージョンのユーティリティの障害によって、現在のログ ファイルにエラー
が表示される可能性があります。
復元が完了したら、データが正常に復元されていることを確認します。
データを復元するにはどうすればよいですか
注意
ネットワーク ディレクトリを参照する場合は、MCS.sti ファイルを手動で強調表示してデータを復
元する必要があります。
注意
正常に復元するため、システムで稼動している Cisco CallManager のバージョンが、最新の正常な
バックアップのバージョンと一致していることを確認してください。復元中はデータの移行が行わ
れません。
Cisco IP Telephony Application Restore Utility を使用すると、バックアップ ユーティリティでバック
アップしたデータをすべて復元できます。復元する際は、次の情報を入力する必要があります。
•
MCS.sti ファイルを保存したロケーション(サーバ)
•
復元するデータの MCS.sti ファイル
•
復元ユーティリティで復元したデータを送信するサーバ
•
リモート サーバの認証情報
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
デフォルトでは、MCS.sti ファイルには、ターゲット リスト内のターゲット サーバからバックアッ
プされたすべてのデータが保存されます。一度に復元できるデータは、1 つのサーバで 1 つのアプ
リケーションだけです。たとえば、共存サーバ上の Cisco CallManager と CRA/CRS を復元する場合
は、復元手順を 2 回実行する必要があります。
復元ユーティリティは、復元するデータをステージング ディレクトリにコピーしてから、選択され
たロケーションに抽出ファイルを復元します。また、復元が実行されると、復元ユーティリティに
よってユーザに通知が送られます。
注意
復元中は、サービスが停止し、コール処理が中断されます。
コール処理の中断を最小限にするため、復元ユーティリティは単一のメンテナンス ウィンドウ内
で使用することをお勧めします。
ここでは、データを復元する手順を説明します。この手順では、オペレーティング システム、
Cisco CallManager ソフトウェア、その他すべてのソフトウェアは復元されません。データを復元す
るには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1
次のタスクのいずれかを実行します。Cisco CallManager Release 3.2 用と 3.3 用の 2 つのオプション
があります。
•
Cisco CallManager Releases 3.1、3.2、または 3.3 の場合:Start > Programs > Cisco IP Telephony
Applications Backup > Restore Utility を選択します。
•
Cisco CallManager Releases 3.2 または 3.3 の場合:Windows 2000 システム トレイのバックアッ
プ アイコンを右クリックして、Restore server を選択します。
ステップ 2
Restore Utility ウィンドウが表示されたら、復元するバックアップ ファイルのロケーションと名前
を選択し、Next をクリックします。
注意
ネットワーク ディレクトリを参照する場合は、MCS.sti ファイルを手動で強調表示してデータを復
元する必要があります。
リモート サーバを復元する場合は、リモート サーバのユーザ名とパスワードを入力して、認証を
確認する必要があります。正常に認証され、メッセージが表示されたら、OK をクリックします。
ステップ 3
ユーティリティでデータを送信するサーバをターゲット サーバとして選択します。Next をクリッ
クします。
ステップ 4
ターゲット サーバが上書きされることと、そのサーバ上の既存のデータがすべて失われることを警
告するメッセージが表示されます。Yes をクリックします。
ステップ 5
復元中、発生したイベントがそれぞれ Cisco IP Telephony Applications Restore Utility ログ ウィンドウ
に表示されます。
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
ステップ 6
パブリッシャ データベース サーバ上の SA アカウントのパスワードを入力する必要があります。
OK をクリックします。
ステップ 7
クラスタ内の全サブスクライバ サーバの認証情報(Administrator パスワードと SA パスワード)を
入力する必要があります。OK をクリックします。
ヒント
ウィンドウの最後の行に、サーバの復元が正常に完了したことが示されます。
ログ ウィンドウを使用すると、P.26 の「復元用のログ ファイルはどこで入手できますか」に示さ
れているようなエラーを特定できます。
ステップ 8
復元が完了したら、OK をクリックします。
ステップ 9
サーバを再起動します。
ステップ 10 Administrator のパスワードを使用してサーバにログインしたら、復元されたデータがサーバ上にあ
ることを確認します。
復元用のログ ファイルはどこで入手できますか
復元中に、
C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs の下にログ ファイル stiRestore が作成されます。
ログ ファイルに表示されるエラー メッセージについては、表 5 を参照してください。
クラスタ全体を復元するにはどうすればよいですか
注意
Cisco CallManager のインストレーション資料およびアップグレード資料に記載されているインス
トール前およびインストール後のタスクはすべて、クラスタの復元にも当てはまります。復元手順
を開始する前に、ガイドラインを参照してください。
予期しないイベントのためにクラスタ全体を復元する必要がある場合は、次の情報を考慮してくだ
さい。新規インストールの場合と同様に、必ずパブリッシャ データベース サーバを最初に復元し
ます。このタスクの実行方法については、表 4 を参照してください。パブリッシャ データベース
サーバの復元後、復元が正常に完了したことを確認します。
サブスクライバ サーバの復元は、パブリッシャ データベース サーバが機能し稼動しているときに
開始できます。詳細については、P.28 の「サブスクライバ サーバを復元するにはどうすればよいで
すか」を参照してください。サブスクライバ サーバ上でデータベースの複製が行われるように、必
ず一度に 1 つずつサーバを復元してください。複数のサブスクライバ サーバを同時に復元しようと
すると、サーバはパブリッシャ データベース サーバからデータベースの複製を取り出せなくなり
ます。
Cisco CallManager サーバの復元後、CRA サーバや Cisco uOne サーバなど、その他のアプリケーショ
ン サーバを復元できます。
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
注意
サーバまたはクラスタを復元または交換する場合は、パスワードを変更しないことを強くお勧めし
ます。復元処理では、前にバックアップされたパスワードが復元され、新しいパスワードは認識さ
れないため、システムが正常に機能しなくなります。
サーバまたはクラスタを復元または交換する際に Directory Manager パスワードを変更すると、サー
バがディレクトリにアクセスできなくなります。
パブリッシャ データベース サーバを復元するにはどうすればよいですか
パブリッシャ データベース サーバを復元する場合は、次の表 4 のガイドラインを参照してくださ
い。
:
表4
パブリッシャ データベース サーバの復元
ステップ
タスク
ステップ 1
シスコより提供されているオペレーティング システム 『Installing the Operating System on the Cisco IP
2000.2.4 以降をインストールして、新規オペレーティン Telephony Applications Server』を参照してくださ
グ システムのインストールまたは Same Server Recovery い。
を実行します。
ステップ 2
ディスクから Cisco CallManager の新規インストールを インストールするバージョンと同じバージョン
の Cisco CallManager インストールのマニュアル
実行します。
を参照してください。
注意
ステップ 3
重要な注意事項
Cisco CallManager Release 3.2 または 3.1 をイ
ンストールする場合は、インストール時に
バックアップ ユーティリティをインストー
ルしないでください。ユーティリティのイン
ストールは、Web で入手できるユーティリ
ティをダウンロードして実行してください。
パ ブ リッ シ ャ デ ー タベ ー ス サ ー バで 稼 動 して い る 最新の正常なバックアップのバージョンと同じ
Cisco CallManager のバージョンは、最新の正常なバック バージョンの Cisco CallManager アップグレード
アップのバージョンと一致している必要があります。 のマニュアルを参照してください。
必要に応じて、最新の正常なバックアップのバージョン
に Cisco CallManager をアップグレードします。
ステップ 4
最新の正常なバックアップ(MCS.sti ファイル)をパブ P.24 の「データを復元するにはどうすればよいで
リッシャ データベース サーバに手動で復元します。
すか」を参照してください。
ステップ 5
データが正常に復元されたことを確認します。
Windows エクスプローラを使用して次のファイ
ルを参照し、StiRestore.log を入手することができ
ます。
C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs
表示されるエラー メッセージのリストについて
は、P.30 の「エラー メッセージの確認とテクニ
カル サポートへの連絡」を参照してください。
ステップ 6
CAR をバックアップする場合は、サーバに CAR プラグ 『Cisco CallManager アドミニストレーション ガ
インをインストールする必要があります。
イド』を参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
サブスクライバ サーバを復元するにはどうすればよいですか
サーバを復元する前に Cisco CallManager データベースからサブスクライバ サーバを削除する必要
はなくなりました。サブスクライバ サーバがパブリッシャ データベース サーバに対する認証を行
い、データベースの複製をパブリッシャ データベース サーバから取り出す際、サブスクライバ サー
バはデータベースに自動的に追加されます。
サブスクライバ サーバを復元する場合は、次のガイドラインを参照してください。
1. シスコより提供されているオペレーティング システム 2000.2.4 以降の新規インストールを実
行します。
2. Cisco CallManager の新規インストールを実行します。
データを復元する必要はありません。
3. パブリッシャ データベース サーバで稼動している Cisco CallManager のバージョンと一致する
ように、サーバをアップグレードします。
4. P.28 の「復元後はどのようなタスクを実行すればよいですか」を参照してください。
CRA サーバまたは CER サーバを復元するにはどうすればよいですか
これらのアプリケーション サーバを復元する場合は、次のガイドラインを参照してください。
1. これらのアプリケーション サーバを復元する前に、Cisco CallManager サーバとデータが復元さ
れていることを確認してください。
2. サーバにオペレーティング システムがまだインストールされていない場合は、インストールし
ます。
共存サーバ(Cisco CallManager と CRA/CRS が同じサーバにインストールされている)には、オ
ペレーティング システムがすでにインストールされている可能性があります。
3. 新規インストールの場合と同じようにアプリケーションをインストールします。
4. 必要に応じて、復元するバックアップのバージョンにアプリケーションをアップグレードしま
す。
5. バックアップ データを新規サーバに復元します。
データを復元する場合は、障害を起こしたサーバのローカル ディレクトリではなく、テープ デ
バイスまたはネットワーク ディレクトリにバックアップ データを保存することをお勧めしま
す。
6. データが新規サーバに復元されたことを確認します。
7. P.28 の「復元後はどのようなタスクを実行すればよいですか」を参照してください。
復元後はどのようなタスクを実行すればよいですか
復元後は次のタスクを実行します。
•
復元を有効にするため、データの復元後にサーバを再起動します。
•
復元中にエラーが発生しなかったことを確認します。
•
必要に応じて、復元された Cisco CallManager のバージョンと互換性があるバージョンに Cisco
IP テレフォニー アプリケーション、製品、プラグイン、またはサポート パッチを再インストー
ルします。詳細については、
『Cisco CallManager Compatibility Matrix』を参照してください。こ
のマニュアルの最新版を入手するには、表 1 を参照してください。
•
復元前に使用していたロケールを入手するには、Cisco IP Telephony Locale Installer を再インス
トールします。Locale Installer のマニュアルの入手先については、表 1 を参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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Cisco IP Telephony Applications Restore Utility に関する FAQ
既存の、または障害を起こしたパブリッシャ データベース サーバまたは共存サーバを
交換するにはどうすればよいですか
ヒント
Cisco CallManager 3.3(3) へアップグレードする場合は、アップグレード中にパブリッシャ データ
ベース サーバを交換できます。詳細については、
『Cisco CallManager Release 3.3(3) アップグレード
手順』を参照してください。このマニュアルの最新版を入手するには、表 1 を参照してください。
アップグレード中の共存サーバの交換はサポートされません。
ヒント
サーバの交換を実行する場合は、IP 情報、コンピュータ名、その他の設定データを元のサーバ上の
設定とまったく同じように手動で入力する必要があります。
開始する前に、このサーバの設定情報を見つけてください。
既存の、または障害を起こしたサーバを交換する場合は、次のガイドラインを参照してください。
1. 新規インストールの場合と同じようにオペレーティング システムとソフトウェアをインス
トールします。
2. 復元するバックアップのバージョンにアプリケーションをアップグレードします。
3. バックアップ データを新規サーバに復元します。
データを復元する場合は、既存の、または障害を起こしたサーバのローカル ディレクトリでは
なく、テープ デバイスまたはネットワーク ディレクトリにバックアップ データを保存する必
要があります。
4. データが新規サーバに復元されたことを確認します。
5. P.28 の「復元後はどのようなタスクを実行すればよいですか」を参照してください。
Cisco IP Telephony Applications Backup Utility の使用方法 Version 3.5.44
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エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡
エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡
表 5 に、ログ ファイルまたはダイアログボックスに表示されるエラー メッセージを示します。
表5
バックアップ ユーティリティと復元ユーティリティのエラー メッセージ
エラー メッセージ
原因
修正処置
You must enter a phrase from 1 to プライベート パスワード フレーズに無効 有効な文字を入力します。
15 characters in length.This phrase な文字を入力しました。
may contain English lower-case
letters, English upper-case letters,
Westernized Arabic Numerals, and
the following Non-alphanumeric
"special characters" { } . < > : ? / |
\`~!@$^&*()_-+
Fatal Error - Could not authenticate 設定時に正しくない認証情報を入力、また 設定時に入力した認証情報が正しいかど
to server_name\C$ as User_Name. は現在サーバが使用不可になっています。 うか、およびターゲット サーバが使用可
Skipping target.
能であるかどうかを確認します。バック
アップを再実行してください。
Could not find the Remote
Command service running on
server_name.
リモート ターゲットで Remote Command
サービスが稼動していないため、データ
が正しくバックアップされない可能性が
あります。
Services ウィンドウから、リモート ター
ゲットで Remote Command サービスを開
始します。バックアップを再実行してくだ
さい。
Fatal Error - SQL Server does not
appear to be installed on
server_name. Skipping backup of
SQL Server.
SQL Server がインストールされていない
か、使用可能でないことをユーティリティ
が示しています。ユーティリティはデータ
ベースをバックアップしません。
SQL Server がバックアップ ターゲットに
正しくインストールされていることを確
認します。正しくインストールされている
場合は、バックアップ ターゲットで SQL
Server を再起動し、バックアップを再実行
してください。
Fatal Error - Could not find a
CallManager database on
server_name.
ユーティリティによって
Cisco CallManager データベースがバック
アップされませんでした。
<server_name> が有効な Cisco CallManager
マシンであることと、データベース
ccm030x が存在することを確認します。こ
れらの項目が存在する場合は、このサーバ
のバックアップ ユーティリティの設定時
に指定した Administrator パスワードと SA
パスワードを確認してください。バック
アップを再実行してください。
Could not verify database backup
successfully
ユーティリティによって、データベースの バックアップを再実行してください。
バックアップが破損していることがわか
りました。
Failed to copy files from
ユーティリティによって CDR フラット バックアップを再実行してください。
C:\program Files\Cisco\CallDetail\ ファイルが正常にバックアップされませ
んでした。
CDR
ユーティリティによって CMR フラット バックアップを再実行してください。
Failed to copy files from
C:\program Files\Cisco\CallDetail\ ファイルが正常にバックアップされませ
CMR
んでした。
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エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡
表5
バックアップ ユーティリティと復元ユーティリティのエラー メッセージ (続き)
エラー メッセージ
原因
修正処置
Failed to determine the path for
CDR flat files.Skipping CDR file
backup.
ユーティリティによって、CDR フラット SQL Server がバックアップ ターゲットで
ファイルが作成されるパスである「Local 稼動していることを確認します。エンター
CDR path」の値が判別されませんでした。 プライズ パラメータ「Local CDR path」を
設定したことを確認します。バックアップ
を再実行してください。
Fatal Error - Could not backup DC DC Directory のバックアップが失敗しまし DC Directory がインストールされているか
Directory database.
た。
どうかと、サービス「DC Directory server」
が現在バックアップ ターゲットで稼動し
ているかどうかを確認します。サービスを
再起動して、バックアップを再実行してく
ださい。
Fatal Error - No CallManager
components were found on
server_name. Nothing was backed
up.
ユーティリティによって Cisco CallManager Cisco CallManager のインストールで SQL
データベースまたは DC Directory がバック Server と DC Directory がインストールされ
アップされませんでした。
たことを確認します。Services ウィンドウ
で Cisco サービスが実行中であることを確
認してから、バックアップを再実行してく
ださい。
Failed to back up TFTPPath folder バックアップ サーバに十分な領域がない バックアップ サーバに使用可能な領域が
successfully.
可能性があります。
あることを確認します。バックアップを再
実行してください。
Fatal Error - Could not find CAR 有効な server_name を指定しなかったか、 <server_name> が有効な CAR マシンであ
SQL database on server_name.
データベース ART がサーバ上に存在しま ることと、データベース ART が存在する
せん。
ことを確認してください。これらの項目が
存在する場合は、このサーバのバックアッ
プの設定時に指定した Administrator パス
ワードと SA パスワードを確認してくださ
い。
Fatal Error - Could not find CER CER データベースが存在しません。
SQL database on the server.
有効な CER サーバと CER データベースが
あるかどうかを確認してから、BackAdmin
パスワードと Administrator パスワードが
バックアップ サーバとバックアップ ター
ゲットで同期していることを確認します。
SQL Server does not appear to be SQL Server がサーバ上に存在しないため、 SQL Server がバックアップ ターゲットに
installed on the server.
データベースをバックアップできません。 正しくインストールされていることを確
認します。正しくインストールされている
場合は、バックアップ ターゲットで SQL
Server を再起動し、バックアップを再実行
してください。
Fatal Error - The publication status 設定に不一致があるため、ユーティリティ 設定を確認します。サーバに設定エラーが
of the CER database in the SQL does はデータベースをバックアップしません。 あるか、または複製が設定されていないか
正しく機能していません。
not match with the E911bootstrap.
properties file. Please verify
configuration.Skipping database
backup
Fatal Error - Failed to backup
<folder>
ユーティリティによって、フォルダが存在 このフォルダが存在することを確認しま
しないことが検出されました。
す。フォルダが存在する場合は、バック
アップを再実行してください。
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エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡
表5
バックアップ ユーティリティと復元ユーティリティのエラー メッセージ (続き)
エラー メッセージ
原因
修正処置
Could not authenticate to
server_name\C$ as User_Name.
Skipping target.
設定中に正しくない認証情報を入力、また 設定時に入力した認証情報が正しいかど
は現在サーバが使用不可になっています。 うかと、ターゲット サーバが使用可能で
あるかどうかを確認します。プロセスを再
実行してください。
The Cisco CallManager archive
appears to be version 3.0 whereas
the Cisco CallManager version
being installed is 3.3.This upgrade
is not allowed.
Cisco CallManager 3.0 から
Cisco CallManager Release 3.3 へ ア ッ プ グ
Cisco CallManager 3.3 へアップグレードす レードする前に、Cisco CallManager Release
ることはできません。
3.1 または 3.2 の最新のバージョンへアッ
プグレードする必要があります。
Fatal Error - Database db_name on 保 存 さ れ た デ ー タ ベ ー ス が ユ ー テ ィ リ 復元を再実行してください。
ティによって復元されませんでした。この
server server_name was not
restored.
致命的なエラーが発生した場合、ユーティ
リティは SQL Server データベースでデー
タを復元しません。
Fatal Error - Could not recreate
publication on server_name.
ユーティリティによってパブリッシャ
データベース サーバで Cisco CallManager
データベースが再発行されませんした。
Fatal Error - Could not recreate
publication. Missing publishing
information from archive.
保存されたバックアップ ファイルに複製 復元を再実行してください。
情報が存在しません。バックアップ ファ
イルが破損している可能性があります。
Failed to determine the path for
CDR flat files. Skipping CDR file
restore.
ユーティリティによって、CDR フラット SQL Server がバックアップ ターゲットで
ファイルが作成されるパスである「Local 稼動していることを確認します。エンター
CDR path」の値が判別されませんでした。 プライズ パラメータ「Local CDR path」を
設定したことを確認します。復元を再実行
してください。
Fatal Error - Failed to restore the
SQL database and DC Directory.
Please repeat the restore process.
ユーティリティによって SQL Server デー 復元を再実行してください。
タベースまたは DC Directory が復元され
ませんでした。
Fatal Error - Failed to restore DC
Directory.
ユーティリティによって DC Directory が 復元を再実行してください。
復元されませんでした。
復元を再実行してください。
CAR/CRA does not appear to be
アプリケーション(CAR および CRA)が アプリケーションをインストールします。
installed on server_name. You need サーバ上に存在しません。
to install CAR/CRA in order to
restore data.
Fatal Error - Could not find dump バックアップ ユーティリティでデータ バックアップ ファイルが破損している可
file for CAR/CRA database from ベースをバックアップできなかったため、 能 性 が あ り ま す。前 の バ ー ジ ョ ン の
ユーティリティはこのデータベースを復 MCS.sti ファイルを保持している場合は、
server_name.
元しません。
保存された MCS.sti ファイルを取得して、
復元を再実行します。
Fatal Error - CER versions prior to このユーティリティは CER 1.2 以降をサ CER の互換バージョンをインストールし
1.2(1) are not supported.
ポートしています。
ます。
Fatal Error - Could not find
ユーティリティによって、MCS.sti ファイ バックアップ ファイルが破損している可
Version.ini in the staging directory. ルから .ini ファイルが抽出されません。
能性があります。MCS.sti ファイルが有効
であることを確認します。
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エラー メッセージの確認とテクニカル サポートへの連絡
表5
バックアップ ユーティリティと復元ユーティリティのエラー メッセージ (続き)
エラー メッセージ
原因
修正処置
Fatal Error - Could not find
reg.dmp in the staging directory
バックアップ ファイルが破損している可 バックアップ ファイルが破損している可
能性があります。
能性があります。ユーティリティによって
レジストリ情報が復元されません。
Fatal Error - Could not find
replication.ini in the staging
directory
CER データベースが正しく発行されてい ユーティリティによって複製情報がバッ
ない可能性があります。
クアップされませんでした。CER データ
ベースの発行ステータスを確認します。
Fatal Error - Could not connect to
the subscribers.Publication may
fail.
サブスクライバ サーバへのログインが失 複製ステータスを確認します。
敗しました。
Fatal Error - Failed to drop the
database from the server.
ユーティリティでデータベースの削除が 復元を再実行してください。
失敗しました。ユーティリティでバック
アップ データベースを復元できないた
め、復元が失敗します。
Fatal Error - Could not recreate the パブリッシャ データベース サーバで発行 復元を再実行してください。
publication on the server.
が失敗しました。
Fatal Error - Could not recreate the サブスクリプションが作成されませんで サブスクライバがオンラインであること
subscription on the subscriber
した。複製は実行されません。
と、管理パスワードが同期されていること
を確認します。復元を再実行してくださ
い。
Fatal Error - Database cannot be
restored on the server
ユーティリティでバックアップ データ 復元を再実行してください。
ベースの復元を試行中に問題が発生した
ため、復元できません。
Fatal Error - Could not find
CERdb.dmp in the staging
directory
ユーティリティによって CER データベー ユーティリティで正しい MCS.sti ファイ
スがバックアップされませんでした。
ルがバックアップされたことと、バック
アップが成功したことを確認します。
Fatal Error - Could not find
ユーティリティによってファイルまたは 復元ユーティリティによってファイルが
<directory> in the staging directory ディレクトリがバックアップされません 復元されません。
でした。
テクニカル サポート(Cisco AVVID パートナーまたは Cisco Technical Assistance Center)に連絡する
必要がある場合は、次のディレクトリ内にあるログを提出できるように用意しておいてください。
•
C:\*.log
•
C:\*.txt
•
C:\Winnt\sti*.*
•
C:\dcdsrvr\log\*.*
•
C:\Install\DBInstall\*.*
•
C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs\*.*
ログのほかに、Cisco CallManager のバージョン、バックアップ ユーティリティ、クラスタにインス
トールされているすべてのサードパーティ製アプリケーションも確認しておいてください。
技術サポートの利用の詳細については、P.35 の「テクニカル サポート」を参照してください。
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マニュアルの入手
マニュアルの入手
シスコでは、マニュアル、テクニカル サポート、およびその他のリソースをいくつかの方法で提供
しています。シスコシステムズからマニュアルを入手する方法について説明します。
Cisco.com
マニュアルの最新版は、WWW の次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm
Cisco Web サイトは、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com
各国語版の Cisco Web サイトは、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml
Documentation CD-ROM
シスコのマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属している Cisco Documentation CD-ROM パッ
ケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は定期的に更新されるので、印刷資料より
も新しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、1 つのパッケージごとでも 3 ヶ月ごとに
契約という形でもご利用いただけます。
Cisco.com 登録ユーザの場合、Cisco Ordering ツール を使用して Documentation CD-ROM(製品番号
DOC-CONDOCCD=)を発注できます。
http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/ordering_place_order_ordering_tool_launch.html
Subscription Store からオンラインで、毎月または 3 ヶ月ごとに発注できます。
http://www.cisco.com/go/marketplace
マニュアルの発注方法
マニュアルの発注方法は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm
シスコ製品のマニュアルは、次の方法で発注できます。
•
Cisco.com 登録ユーザ(シスコの直接顧客)は、Networking Products MarketPlace からシスコ製
品のマニュアルを発注できます。
http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml
•
Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合せください。
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テクニカル サポート
テクニカル サポート
シスコでは、技術上のあらゆる問題の最初の窓口として Cisco.com を運営しています。Cisco.com に
は、Cisco TAC Web サイトが含まれます。お客様およびパートナーは Cisco TAC Web サイトからマ
ニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手でき
ます。Cisco.com にご登録済みのお客様は、TAC の Web サイトにあるテクニカル サポート(TAC
ツールやユーティリティなどのリソースを含む)にアクセスできます。
Cisco.com
Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコの情報やリソースにアクセスできる対話形式のネッ
トワーク サービスです。
Cisco.com を活用すると、シスコ製品を次のような形でより一層有効にご活用いただけます。
•
ビジネス プロセスの合理化と生産性の向上
•
オンライン テクニカル サポートによる技術上の問題の解決
•
ソフトウェア パッケージのダウンロードとテスト
•
シスコのトレーニング資料や製品の発注
•
オンラインでの技術査定、トレーニング、認定プログラムへの登録
Cisco.com に登録されると、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
TAC(Technical Assistance Center)
Cisco TAC では、すべてのお客様が、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受け
ることができます。Cisco TAC Web サイトと Cisco TAC Escalation センターの 2 タイプのサポートが
提供されます。不具合の優先レベルとお客様が加入されたサービス契約の条件に基づいて、シスコ
製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。
Cisco TAC inquiries は、問題の緊急性の度合いによって分類されます。
•
優先レベル 4(P4)
:シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーショ
ンについて、情報または支援が必要である。業務に影響がほとんどないか、またはない。
•
優先レベル 3(P3)
:ネットワークのパフォーマンスが低下したが、ほとんどの業務運用が機能
している。シスコはお客様とともに、通常の営業時間内にリソースを投入して、サービスを満
足いくレベルまで回復させます。
•
優先レベル 2(P2)
:使用中のネットワークのパフォーマンスが著しく低下したり、またはシス
コの製品の不十分なパフォーマンスのためにお客様の業務に重大な悪影響を及ぼしている。シ
スコはお客様と協力して、問題解決のために、通常の営業時間内で専任のリソースを投入しま
す。
•
優先レベル 1(P1)
:使用中のネットワークが停止したために、お客様の業務に深刻な影響を及
ぼしている。シスコはお客様と協力して、問題が解決するまで 24 時間体制で必要なリソース
を投入し続けます。
Cisco TAC Web サイト
Cisco TAC Web サイトには、トラブルシューティングに役立ち、シスコ製品や技術の問題を解決す
るためのオンラインのマニュアルやツールが用意されています。Cisco TAC Web サイトには、次の
URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/tac
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35
テクニカル サポート
シスコと正式なサービス契約を交わしているすべてのお客様、パートナー、および代理店は、Cisco
TAC Web サイトのテクニカル サポートをご利用いただけます。Cisco TAC Web サイトのサービス
には、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要なものもあります。ログイン ID とパスワード
を取得されていない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Open
ツールのオンライン サービスをご利用いただけます。TAC Case Open ツールの URL は次の通りで
す。
http://www.cisco.com/tac/caseopen
インターネットからのアクセスの場合は、P3 および P4 に対応したサイトの利用をお勧めします。
このサイトにより、状況をご自身の言葉で説明でき、任意の必要なファイルを取得できます。
Japan TAC Web サイト
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュ
メントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてくだ
さい。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイ
トのドキュメントにアクセスできます。Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com の
ログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の
URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://www.cisco.com/jp/register
Cisco TAC Escalation センター
Cisco TAC Escalation センター では、P1 から P2 に該当する問題を取り扱います。P1 と P2 は、重大
なネットワークの性能低下がビジネスの遂行に著しく影響する場合に割り当てられます。TAC
Escalation センターに P1 または P2 レベルのご相談をした場合、Cisco TAC の担当者は、すぐに関連
する Web サイトを開きます。
TAC フリーダイヤルの国別番号へは、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml
電話で問い合せる前に、お客様のネットワーク管理センターへ連絡して、シスコが御社へ提供でき
るサービス(SMARTnet、SMARTnet Onsite、Network Supported Accounts など)を確認してください。
お電話の場合は、有効なサービス契約番号と製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。
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その他の出版物や情報の入手
その他の出版物や情報の入手
シスコの製品、技術、ネットワーク ソリューションに関する情報は、オンラインで、また、出版物
として入手できます。
• 『Cisco Product Catalog』では、シスコシステムズが提供しているネットワーキング製品とその
注文方法、およびカスタマー サポート サービスについて説明しています。
『Cisco Product
Catalog』は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/products_catalog_links_launch.html
•
Cisco Press では、ネットワーキング関連の広範囲な出版物を発行しています。次の各書籍は、
新しいユーザにも経験豊富なユーザにも推奨できます。『Internetworking Terms and Acronyms
Dictionary』
、
『Internetworking Technology Handbook』
、
『Internetworking Troubleshooting Guide』、お
よび『Internetworking Design Guide』。現行の Cisco Press の発行書籍とその他の情報は、次の
URL で Cisco Press online から参照できます。
http://www.ciscopress.com
• 『Packet magazine』はシスコの季刊誌で、最新のネットワーキングの傾向、技術情報、およびシ
スコ製品とシスコのソリューションをお届けして、業界の専門家の方々がネットワーキングへ
の投資から最大の利益をあげるのに役立ちます。これには、ネットワーキングの配置やトラブ
ルシューティングのヒント、構成例、顧客のケース スタディ、チュートリアルとトレーニン
グ、認定情報、詳細なオンライン リソースへの数多くのリンクが含まれています。『Packet
magazine』は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/go/packet
• 『iQ Magazine』はシスコの隔月刊誌で、インターネット ビジネス ストラテジーについての最新
情報を役職者の方々にお届けします。
『iQ Magazine』は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
• 『Internet Protocol Journal』は季刊で、技術の専門家、つまり、パブリックなインターネットお
よびプライベートなイントラネットの設計、開発、運用に携わる方々を対象としています。
『Internet Protocol Journal』は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac147/about_cisco_the_internet_protocol_journal.html
•
トレーニング:ネットワーキングの高水準なトレーニングを提供しています。現在提供してい
るネットワーキング トレーニングの一覧は、次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/en/US/learning/le31/learning_learning_resources_home.html
CCIP、CCSP、Cisco Arrow のロゴ、Cisco Powered Network のマーク、Cisco Unity、Follow Me Browsing および FormShare、StackWise は、Cisco Systems, Inc. の
商標です。Changing the Way We Work, Live, Play, and Learn および iQuick Study は、Cisco Systems, Inc. のサービスマークです。Aironet、ASIST、BPX、Catalyst、
CCDA、CCDP、CCIE、CCNA、CCNP、Cisco、Cisco Certified Internetwork Expert のロゴ、Cisco IOS、Cisco IOS のロゴ、Cisco Press、Cisco Systems、Cisco Systems
Capital、Cisco Systems のロゴ、Empowering the Internet Generation、Enterprise/Solver、EtherChannel、EtherSwitch、Fast Step、GigaStack、Internet Quotient、IOS、
IP/TV、iQ Extertise、iQ のロゴ、iQ Net Readiness Scorecard、LightStream、MGX、MICA、Networkers のロゴ、Networking Academy、Network Registrar、Packet、
PIX、Post-Routing、Pre-Routing、RateMUX、Registrar、ScriptShare、SlideCast、SMARTnet、StrataView Plus、Stratm、SwitchProbe、TeleRouter、The Fastest Way
to Increase Your Internet Quatient、TranPath および VCO は、米国および一部の国における Cisco Systems, Inc. または関連会社の登録商標です。
このマニュアルまたは Web サイトで言及されているその他の商標はすべて、それぞれの所有者のものです。「パートナー」という語の使用は、シスコと他社の
提携関係を意味するものではありません。(0304R)
Copyright © 2003, Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
お問い合わせは、購入された各代理店へご連絡ください。
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シスコシステムズでは以下の URL で最新の日本語マニュアルを公開しております。
本書とあわせてご利用ください。
Cisco Connection Online Japan
http://www.cisco.com/japanese/manuals/
日本語マニュアルの購入を希望される方は、以下の URL からお申し込みいただけます。
シスコシステムズマニュアルセンター
http://www2.hipri.com/cisco/
上記の両サイトで、日本語マニュアルの記述内容に関するご意見もお受けいたしますので、
どうぞご利用ください。
なお、技術内容に関するご質問は、製品を購入された各代理店へお問い合せください。
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Copyright © 2003, Cisco Systems Inc.
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URL:http://www.cisco.com/jp/
問合せ URL:http://www.cisco.com/jp/service/contactcenter/
〒 107-0052 東京都港区赤坂 2-14-27 国際新赤坂ビル東館
TEL.03-5549-6500 FAX.03-5549-6501
DOC-J-7815817=
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