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ファナックニュース 2014-II

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ファナックニュース 2014-II
ファナックニュース
ファナックの工場群
2014年5月24日撮影
2014-Ⅱ
ファナック創立42周年記念
7月1日(火)
、ファナックは創立42周年を迎え、本社 自然館
一方7月1日(火)から3日(木)の3日間にわたり、カルチャー
社長挨拶、来賓祝辞に続いて表彰式が行われ、会社の業
よるさまざまな作品が展示され、来場者の目を楽しませまし
にて記念式典が開催されました。
績に大いに寄与する功績を挙げた方への「功績表彰」
、優れた
発明をした方への「発明表彰」
、永年の勤務への精励を賞する
センタでは創立記念文化展が開催されました。社員と家族に
た。
「永年勤続表彰」が稲葉社長から各賞の受賞者に授与されま
した。
式典後のパーティでは、社員やその家族が思い思いにテー
ブルを囲み、料理を楽しみました。またファナックの定年退職
者で構成される赤富士会メンバーも加わり、懐かしい顔との
再会にあちこちで話が弾みました。
表彰状授与
2
記念パーティ
大盛況のビュッフェ
歓談する赤富士会メンバ
創立記念文化展
FS会議(ファナック グローバル サービス会議)
7月14日(月)
、15日(火)の2日間にわたり、ファナック本社
この基本方針の下、ファナックは世界中のどこでも、いつま
開催されました。世界中に出荷されたファナック商品をサポー
安定稼動をしっかりとサポートしてまいります。
において FS 会議(ファナック グローバル サービス会議)が
トしている各国のサービス部門のメンバーと研究所、セール
ス、製造のメンバー合計約160名が一同に会し、グローバル
サービス体制をより強固にするための活発な情報交換、議論
を行いました。
サービスの向上のために、世界中での緊密なネットワーク
でも、質の高いサービスを提供することで、お客様の設備の
サービスの基本方針
稼働率の向上
の構築、保守性向上のための新機能の開発など多くの項目が
検討されました。
この会議でサービスの基本方針として「稼働率の向上」
「グ
ローバルサービス」
「生涯保守」が決定されました。
グローバル
サービス
生涯保守
3
新商品・新機能紹介(FA)
■新商品 スマートトレランス制御
Series 30i/31i/32i-MODEL B、Series 0i-MODEL F で開
コーナ部
発したスマートトレランス制御は、加工時に許容誤差(トレラ
許容誤差
ンス)が指定できるため、高速高精度加工における使い勝手
が大幅に向上します。
指令経路
滑らかな経路
① 精度調整の手間や時間を削減
部品加工において、コーナ部分の加工精度を調整するに
は、加工条件選択機能などを利用して、速度制御に関する設
定を変更する必要がありました。
スマートトレランス制御は加工精度が一定となるように指
定されたトレランス内で滑らかな経路を生成します。この滑ら
かな経路は AI 輪郭制御により適正な速度に制御されるため、
指令速度を変更しても速度制御の基本設定を変更する必要
がなく、精度調整の手間や時間を削減します。
連続微小線分
許容誤差
② 高品位な加工の実現
金型加工のような連続微小線分の指令による加工でも、加
工プログラムからトレランス内で滑らかな経路を生成します。
滑らかな経路
この結果、機械の動作も滑らかになり、高品位な加工を実現
します。
■新商品 加工性能向上を実現するサーボ HRV+
制御、スマートバックラッシ補正
円弧形状制度(例)
工作機械の送り軸には、高い加工面品位と形状精度が求め
2μm/div
られます。ファナックでは、サーボ HRV+ 制御とスマートバッ
クラッシ補正を開発し、加工性能向上機能として工作機械
メーカ様での適用を推進しています。
サーボ HRV+ 制御では、サーボ制御の基本部分である電流
制御の応答性を高めるとともに、設置場所での電源電圧に応
じて制御ゲインを最適化しました。同時に機械共振回避のた
めのフィルタも強化しています。この結果、送り軸の滑らかさ
が大きく向上し、高い加工面品位につながりました。
従来制御
一方スマートバックラッシ補正は、サーボモータから加工点
までの機構部の弾性変形を予想し、補正する機能です。サー
ボモータからボールネジナットまでの距離や、トルクの大きさ
に従って形状の補正量を最適化しています。
加工面
鉄, F1000,
45度テーパ
4
スマート
サーボHRV + 制御、
バックラッシ補正適用
HRV3
HRV3 +
新商品・新機能紹介(ロボット)
■新商品 ファナック溶接電源付きアーク溶接ロボット
表示する溶接条件出しや、溶接中の実電流 ・電圧をリアルタ
ファナック溶接電源と、アーク溶接用途向けに軽量 ・ 小型化
接ソフトウェア機能も利用可能です。
ファナックは、汎用溶接用途に必要な性能を盛り込んだ
されたアーク溶接ロボットを組み合せた低価格ロボットパッ
ケージの出荷を開始しました。
リンカーン溶接電源に加え、この新溶接電源がファナック
溶接電源のラインナップとして加わり、用途に合わせた最適
なロボットパッケージの提供が可能になりました。
イムに監視する溶接品質管理など、ファナック最新アーク溶
ファナックは、ロボットと溶接のトータルサポートを提供し
ます。アーク溶接分野では、まだまだ人手に頼っている現場
が多く、低価格なファナック溶接電源 FH350i 付きアーク溶
接ロボットで、手軽な自動化を実現します。
ファナック溶接電源 FH350i は、国内・アジア市場向けに
ファナックブランドとして初めて販売する電源です。ファナッ
ク基準の信頼性評価試験が実施され、溶接電源も高い信頼
性で提供します。全ての溶接電源は工場出荷時にロボットと
接続され、実溶接による試験後に出荷され、ロボットと同様、
高い信頼性を確保します。
溶接性能も、溶接電流の高速制御により、従来の短絡溶接
の電流波形を変更し、スパッタが発生し易い短絡初期や短絡
開放時の安定化を図り、スパッタ低減に加え、きれいなビード
外観も実現します。
板厚、溶接タイプを入力すれば、推奨の電流値、電圧値を
■新商品 ピッキング知能化ソフトウェア +RPickTool
ファナックは、コンベヤ間の高速なピッキングアプリケー
ションに特化した知能化ソフトウェア iRPickTool を開発しま
した。
iRPickTool は、従来よりご好評いただいているビジュアル
トラッキング機能をより使いやすく、より高機能に進化させた
商品です。
タッチパネル式の iPendant で全ての設定が可能で、内蔵
+RPickTool 生産状況
ビジョン iRVison と一緒にお使いいただくことで、コンベヤ上
でワークがばらばらに流れてくるシステムにも対応します。
さらに、ROBOGUIDE を使っての事前のシミュレーションや
実機のワークの流れを再現するプレイバック機能、上流ロボッ
トが下流ロボットのためにお膳立てをするプレグルーピング
+RConnect
ゲンコツ・ロボットの動作範囲を考慮したトラッキング
機能、ゲンコツ・ロボットの動作範囲を考慮したトラッキング、
動作範囲
スマートフォンで生産状況を確認できる iRConnect 機能など、
現場で役立つ新機能を加えました。
また、特にこれからロボット化を検討いただけるお客様の
ために、予め TP プログラムを準備し、お客様自身でのプログ
ラムの作成を不要とする Plug&Play 機能も備えています。
ファナックはこの iRPickTool で、食品、医薬品、化粧品業
界を中心に、高速なピッキングアプリケーションが必要とされ
る生産ラインのロボット化を強力に推進いたします。
OK
NG
トラッキング領域
プレグルーピング機能
ROBOGUIDE による
シミュレーション
一度に搬送できるようにお膳立て
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新商品・新機能紹介(ロボマシン)
インペラ
■新機能 FANUC ROBODRILL α -D+A シリーズ
高信頼性、高性能の ROBODRILL α -DiA シリーズの最新機
能が、ロボドリルの加工精度及び加工品位を向上させます。
•プログラム最小設定単位0.1μm やサーボ HRV3+制御の適
用、新 AC サーボモータの採用など、CNC とサーボの最新
機能によりロボドリルの加工精度及び加工品位の向上を実
現しました。
•自動車部品や IT 関連部品、医療部品に加え、金型など高
品位の加工面が要求される加工分野にも対応可能になり、
適用範囲の拡大を実現します。
ROBODRILL
α -D21M+A5
医療部品(人工骨)
高品位加工事例
■新商品 FANUC ROBOSHOT α -S250+A
超高速射出仕様
導光板成形に最適な FANUC ROBOSHOT α -S250iA 超高
速射出仕様を開発しました。
•α -S250iA 超高速 射出 仕様は、射出機 構部に低イナー
シャ・ 高出力サーボモータを二基搭載したツインドライブ
方式を採用、最大射出速度1200mm/s を実現しました。
•ファナック最新の高精度・高信頼性のサーボ技術が、射出
ROBOSHOT α -S250+A
超高速射出仕様
軸の俊敏な加減速をもたらし、最先端の超薄肉成形を実現
します。
ツインドライブ方式
■新機能 FANUC ROBOCUT α -C+A シリーズ用
回転テーブル ROBOCUT CCR
高信頼性、高性能の ROBOCUT α -CiA シリーズ用回転テー
ブル ROBOCUT CCR を開発しました。
•ROBOCUT CCR は、軽量でコンパクトなファナック独自の
回転テーブルで、高精度な PCD 工具加工に最適です。
•ROBOCUT CCR をワークの段取り替えや角度の割り出しに
利用すれば、多数個取りなど様々な部品加工が可能となり
ROBOCUT
α -C600+A
ます。医療関連や航空機関連など、広い部品加工分野にも
適用可能な浸漬型の回転テーブルです。
CCRを用いたPCD工具加工
■新機能 FANUC ROBONANO α -0+B
高信頼性、高性能の ROBONANO α -0iB の最新機能が、超
精密加工機ロボナノの使いやすさを向上させます。
•ロボナノの機上計測機ナノチェッカによる計測、再加工にお
いて対話式でガイダンスを行う、機上計測ガイダンス機能
を開発しました。初心者でも複雑な計測、再加工を簡単に
行うことが可能で、ロボナノの使いやすさの向上に役立ち
ます。
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機上計測ガイダンス機能
ROBONANO α -0+B
ファナックの工場紹介 板金工場
高度にロボット化された板金工場
板金工場は、
ロボットコントローラのキャビネットを製造する工場です。知能ロボットを含む69台のロボットで、ロボットコントロー
ラのキャビネットを24時間連続で製造するロボット化工場です。
板金工場では、自動倉庫に沿って切断、曲げ、溶接、塗装、最終組立の各工程が配置され、上位コンピュータの生産計画指示に
より各工程が効率よく連動して生産を行います。各工程間の搬送は、自動倉庫を搬送装置として使用することで行っています。
材料ストッカから取り出されたシート材が、レーザ・パンチ複合加工機でキャビネットを構成する部材に切断され、プレスブレー
キで曲げ加工を施されます。その後、各部材が溶接され組立てられ、塗装されます。これら一連の工程を、ビジョンセンサを搭載し
た知能ロボットや溶接ロボット、塗装ロボットが分担して自動で行っています。塗装完了後、作業者がパッキンやアース線を取り付け、
キャビネットが完成します。
板金工場では、生産システムの管理・制御を行うロックウェル・オートメーション社の FactoryTalk View を導入し、工場事務所
から工場内全工程の監視を行っています。FactoryTalk View は、各工程の加工機、ロボット、周辺機器の状態を工場内のネットワー
クを通して常時収集し、絵やグラフなどのわかりやすい形で表示することができます。FactoryTalk View や Web カメラなどを用い
ることで、最小限の人員で工場全体を常時モニタすることが可能となっています。
FactoryTalk View による工場稼動モニタ
Web カメラによる工程のモニタ
7
新商品技術説明会/名古屋
6月18日㈬、19日㈭の2日間、名古屋テクニカル
センタにおいて、新商品技術説明会を開催しまし
た。FA、ロボット、ロボマシンの実機も展示し、4月
の本 社 新商品発 表 展 示会にご来場いただけな
かった MTB 様、ユーザ様、販売店様など約1000
名の方にご覧いただきました。
FA 展示
技術説明会
ロボマシン展示
ロボット展示
協調ロボットコーナー
実機展示
FA商品
■部品加工時間の大幅短縮
サイクルタイム短縮機能
■旋削加工の高速化
切削早送り間オ−バラップ
■NC文によるローダ制御の新提案
ローダ制御機能
■PCの使いやすさをCNCにプラス
ファナック新プラットフォーム
■多軸・高速高応答なモーション制御
多軸高速応答機能
■幅広いラインナップで高速・高精度・高効率
α*シリーズサーボ
■高信頼性・優れたコストパフォーマンス
β*シリーズサーボ
■停電時の機械の保護をシンプルに実現
停電時機械保護機能
■機械の「見える化」を推進
サーボガイド
ロボット商品
■安全柵の不要なロボット
緑のロボット、DCS機能
■建材部品溶接システム
ARC Mate 0*-B、新電源
■知能化バリ取りシステム
M10*-A、力センサ
ロボマシン商品
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■自動車部品、鋳物部品の工程集約加工
ROBODRILL α-D*Aシリーズ
■アルミ、鉄部品の高効率加工
ROBODRILL α-D*Aシリーズ
■金型部品の高精度加工
ROBODRILL α-D*Aシリーズ
■銅電極加工の自動化システム
ROBODRILL α-D*Aシリーズ
■電動射出成形機による精密安定成形
ROBOSHOT α-S*Aシリーズ
■ワイヤ放電加工機による高精度加工
ROBOCUT α-C*Aシリーズ
■ナノ加工機による超精密金型
ROBONANO α-0*B
新商品技術説明会/大阪
先の名古屋に続き、6月24日㈫、25日㈬には大阪支店でも、新商品技術説明会を開催しました。
コンパクトな展示で判りやすく FA、ロボット、ロボマシンの実機を展示して、来場されたお客様にご覧いただきました。
展示会情報
●国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2014)
会期:6月10日(火)〜13日(金)
場所:東京ビッグサイト
出品情報:
供給コンベヤ上での整列システム
贈答品の箱詰めシステム
食品の箱詰めシステム
食品容器の整列システム
惣菜のトレー詰めシステム
●第27回インターフェックス ジャパン
会期:7月2日(水)〜4日(金)
場所:東京ビッグサイト
出品情報:
贈答品の箱詰めシステム
医薬品の箱詰めシステム
化粧品容器の整列システム
●第23回 モーション・エンジニアリング展
会期:7月23日(水)〜25日(金)
場所:東京ビッグサイト
出品情報:
多軸・高速高応答を実現する一般産業機械用CNC
油圧機構のサーボ化を推進
消費電力をピークカットし電源設備容量を低減
大トルク・高出力・省エネルギーを実現
優れた信頼性とコストパフォーマンス
究極の高速・高精度送りを実現
工場の自動化を推進する小型高速ロボット
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ユーザ訪問
FANUC ROBOSHOT
hakkai 株式会社
八海山の麓、自然豊かな米どころ新潟県南魚沼市に、微細
プラスチック成形の hakkai 株式会社はあります。小物精密成
形に特化し順調に発展を続ける本社工場をお訪ねしました。
右から、池田総務チーム長、関社長、
井口特命グループ長、池田第2成形
チーム長、並木設備保全チーム長
その成形品のひとつを拝見しました。直径2mm ほどの白い円盤をよく見ると、非常に小さな歯車だと分かります。それは腕時計
用のギアでした。所狭しと並んだ射出成形機からは、小型精密機器に使われる何十種類もの部品が次々と生み出されています。携
帯電話やパソコン、自動車など、暮らしに欠かせない機械の部品として、hakkai の製品は私たちの身近に数多く用いられています。
ファナックロボショットを使っての感想をお聞かせください。
関社長:もう20年以上も前、ロボショット15トンが出たばかり
の時点で今の相談役が導入したのが最初です。それ以前は
油圧式の成形機を使っており、電動式の成形機を導入する
ことには周囲からの危惧もあったようです。結果的には替え
て良かった。信頼性が高く、故障しにくい事は大変評価で
きます。
池田第2成形チーム長:今は現場にロボショットが多数採用
されて慣れています。画面の見やすさやデータがたくさん取
れることが高評価のポイントです。また、15年位使っている
ロボショットも本当に壊れないし、もし故障しても部品構成
がシンプルなので修理コストを抑えられます。
関社長:10年前にタイに進出したときは、全数ロボショットを
導入しました。入れ替わりの激しい現地オペレータに複数
メーカの操作を教えるのも大変ですし、極力トラブルは避
けたいとの理由で、信頼性の高いファナックロボショットで
全数揃えました。
工場を拝見して、現場に女性の姿が多いように感じました。
活気があって雰囲気が明るいですね。
関社長:成形現場に女性が入り始めたのもここ10年位ですが、
彼女たちは基本的に成形現場を志願してやってきます。冷
房は入っているものの金型は熱く、夏には工場内の気温も
上がるので環境が良いとは言いきれません。それでも「カッ
コイイ」といって現場を希望する女性が結構多いんです。
本社工場
10
現場で働く先輩が活き活きしているので「カッコイイ」と思
うのでしょう。
池田総務チーム長 : 就職活動時の見学で、現場の雰囲気が
明るく挨拶が気持ちいいという意見が多く寄せられます。
hakkai では、年6回のイベントやチャンレンジ休暇など、社
員同士のコミュニケーションやチャレンジの促進に取組ん
でいます。
現場の方から見て、成形の魅力とはどんなところでしょうか。
井口特命グループ長:自分の仕事の結果が、すぐに形になっ
て出てくることでしょう。
並木設備保全チーム長:条件を設定したら結果がすぐに出て
きて、良いものができたときはうれしいものです。
今後はどのようなことに注力されますか。
関社長:成形の究極目的は、いかに少人数で良品を効率よく
「安定成形」するかということに尽きます。
成形条件や材料管理、メンテナンスの仕組みなどを造りこ
むことで、少人数で不良無しの成形を実現する。そういうシ
ステムを作って現場のオペレーティングの自動化を進める
ことを目指しています。
タイや中国など海外進出もしていますが、日本での量産を
止めることは全く考えていません。国内で技術開発だけを
行っても、海外で量産を実現するオペレーティングの指導
ができるわけがありません。日本国内での量産をきちんと
確保して成長させていくことが大切だと思っています。
(インタビュア:広報広告課長 髙次京子)
腕時計用のギア
工場内に女性の姿も多い
53台のロボショットが稼働中
hakkai 株式会社(hakkai.co.jp)
▶創立:1967年7月1日 ▶資本金:5730万円 ▶代表取締役:関 聡彦
▶本社工場:〒949-7312 新
潟県南魚沼市九日町2845
▶ TEL:025-777-2410(代表) ▶ FAX:025-777-2881
▶東京営業所:〒108-0073 東京都港区三田3-4-17 藤和三田コープⅡ901号
▶ TEL:03-6400-5213
▶従業員:191名(2014.7現在) ▶売上高:17億2900万円(2013.1〜2013.12)
ファナックの四季
標高1000メートルに位置するファナックより、盛夏の涼風をお届けします。
忍野村八海祭り 八文字焼き(8月8日撮影 本館屋上より)
忍野村八海祭り 花火(8月8日撮影 本館屋上より)
毎年8月8日に開催される八海祭りでは、村の繁栄と平和を祈念し
た高座山(標高1,304m)の「八文字焼き」が圧巻です。
八文字焼きと合わせて、八海祭りのメインイベント。ファナック本
館屋上は花火鑑賞の特等席です。
クマガイソウ(5月17日撮影 迎賓館にて)
スズムシソウ(6月3日撮影 迎賓館にて)
ユキノシタ群生(7月18日撮影 迎賓館にて)
ふっくりとした花が集まった様はまるで、お人形
が大きな葉の上で遊んでいるようです。
淡い褐色の花が風に揺れる様子を眺めていると、
鈴虫の音色が聞こえるような錯覚を覚えます。
真夏に咲くユキノシタ。涼風が心地良いのか、
ファ
ナックの森の奥にひっそりと、大家族が出現して
いました。
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人と共存可能な
協調ロボット
FANUCニュース 2014年 -Ⅱ 〒401-0597 山梨県南都留郡忍野村
http://www.fanuc.co.jp/ 電 話 0555-84-5555(代表)
FAX 0555-84-5512(代表)
発行責任者 広報広告課長 髙次 京子
©FANUC CORPORATION September 12.2014 Printed in Japan
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