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川崎市動物愛護センターが実施する「動物愛護教室」は、子供達に命の

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川崎市動物愛護センターが実施する「動物愛護教室」は、子供達に命の
平成26年3月
川崎市動物愛護センター
川崎市動物愛護センターが実施する「動物愛護教室」は、子供達に命の大切さを実感
してもらうことを目標に、動物愛護思想の普及啓発、動物からの危害防止を目的として
行ってきました。弱い立場の動物を思いやることは、他者に共感し、相手を思いやる心
を育てるといわれており、子どもたちに他者への思いやりの心を育むきっかけとなれば
と考えております。
近年、動物を伴う教室の開催は、ふれあいに使用される動物のストレスの問題があり、
動物福祉の観点から難しくなってきています。そこで川崎市でも、動物愛護教室を「動
物をさわる場」としてではなく、「いのちの大切さを教える授業」と位置づけ、動物の
気持ちになって考えることや、小さな命を大切にするためにはどのようにすればいいか
を教えることに重点を置いて動物愛護教室を行っております。
また、動物も高齢化したことから、今年度より、動物を連れて行かない動物愛護教室
を行うことと致しました。動物を連れて行かずに、
「動物の気持ちになって考えること」
「いのちを大切にすること」を考えていただくプログラムになっておりますので、ぜひ
今一度動物愛護について考えるきっかけとしていただければと思います。
なお、さらに教室についてご理解を深めて頂くために、資料を作成いたしました。先
生方には動物愛護教室を実施する前に教室の目的と流れについて知って頂き、動物愛護
や「他の命に対しての思いやり」について、事前に生徒たちにお話しいただければと思
います。職員一同、今後の活動がさらに円滑にいくことを願っております。
※動物愛護教室は、子供たちに動物とのかかわり方や自分たち人間との違いについて知
ってもらい、「小さな命に対しても優しく接する、共感する力を育む」ことができるよ
うになることを、第一に考えています。
先生方には動物愛護教室の前に、是非とも生活科の授業等のなかで、基本的な「他の
命に対しての思いやり」を伝えて頂ければと思います。
《動物愛護教室の内容・目的》
★ 動物を飼うときに必要なこと
★ 動物とのふれあい方、危害防止について
★ 動物の気持ちを考えて思いやること、いのちを大切にすること
を理解してもらう。
《動物愛護教室の流れ》
時間
内容
9:40
学校到着。使う道具などを運び入れる。
9:50
教室で愛護教室を行う。
①動物に必要なものをお話しする。
②生徒さんたちに、動物の幸せな状態を想像してもらいながら絵を描いても
らう。
③動物に何が必要かを、何を描いたか聞きながらお話ししていく。
④動物による危害防止やあいさつの仕方、犬のボディランゲージからの気持
ちの読み取り方等についてお話しする。
⑤まとめ
「動物は最後まで責任をもって飼う」
「動物の気持ちになって考えて、幸せにしてあげる」
ことについて話す。
10:50 終了
※今年度から動物を連れて行かないため、2時限や3時限など、学校の授業時間に合わ
せて愛護教室を行うことも可能です。変更の御希望がある場合は、御相談ください。
《学校で用意してもらうもの》
筆記用具、色鉛筆、クレヨン等
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