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株主のみなさまへ

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株主のみなさまへ
•株主のみなさまへ •グローバル企業として成長するYOKOGAWA •制御事業の拡大に向けて
株主のみなさまへ
第132期
中間報告書
2007年4月1日から2007年9月30日まで
証券コード:6841
ごあいさつ
株主のみなさまへ
株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げ
ます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
当社グループは、2006年5月に2010年度をゴールとする
投資が第2四半期に低調に推移したことを受け、半導体テスト
努めてまいりますので、引き続きご支援ご鞭撻を賜ります
システムのビジネスが低調に推移しました。また通信・測定器
ようお願い申し上げます。
ストーンを発表いたしました。 2006 年度からの 5 年間を、
ビジネスも、波形測定器などが伸び悩んだことから、やや
それまでに実施してきた構造改革により強固となった事業
低調に推移し、計測機器事業全体で減収減益となりました。
基盤のうえに、事業を大きく発展させる成長フェーズと位置
半導体テストシステムのビジネス効率を向上させるとともに、
づけ、2010年度に連結受注高6,100億円、連結売上高6,000
通信・測定器ビジネスについては市場の拡大が見込める市場に
億円、連結営業利益 750 億円を達成することを目標に取り
ターゲットを絞って事業を展開してまいります。
横河電機株式会社
新事業その他のビジネスにおいては、新事業は着実に進展
当中間期は、主力の制御事業が前年同期比で大幅な増収
していますが、フォトニクスの生産・開発拠点である相模原
増益となりましたが、計測機器事業が売上の減少と研究開発費
事業所の減価償却費が増加したこと、その他のビジネスに
の増加により減収減益となったこと、新事業で減価償却費が増加
おいて一部戦略的に縮小しているビジネスがあり売上が減少
したこと等から、全体では前年同期比で増収減益となりました。
したこと等から、減収減益となりました。フォトニクスビジネス
制御事業においては、当中間期も前年度に引き続き、中国や
では、次世代ネットワークの構築に向け、基幹系光通信の
インドなどのエネルギー需要の増大と原油高を背景として、
市場が動き出しましたので、今後の受注・売上の拡大に向けて、
海外市場を中心にエネルギー関連プロジェクトへの投資が
年明けには光送受信モジュールの量産を開始する計画です。
活発に行われました。こうした良好な市場環境のもと、オイル
アドバンストステージビジネスは、半導体製造や液晶パネル
メジャーのプラント更新をはじめとする大型プロジェクトを
製造の関連分野を中心に市況が堅調に推移するなか、順調に
受注するなど好調に推移し、大幅な増収増益となりました。
立ち上がっています。当中間期には生産体制も確立しました
制御事業については、今後も継続して高い成長が期待できる
ので、今後は安定ビジネスとして着実に育ててまいります。
ことから、中核拠点であるシンガポールに新社屋を建設する
また、ライフサイエンスビジネスでは、海外市場で好調な
など海外ビジネスのヘッドクオーター機能を強化し、事業
共焦点顕微鏡のニューモデルを発売しましたので、拡販に
基盤の拡充を図っています。さらには、製品開発力を強化
努めてまいります。
するとともに、受注を確実に売上につなげるためのエンジニア
1
当社は今後も、長期経営構想「VISION-21&ACTION-21」
のもと、「健全で利益ある経営」を目指して企業価値の向上に
長期経営構想「 VISION-21 & ACTION-21 」第 2 のマイル
組んでおります。
代表取締役社長 代表取締役会長
計測機器事業では、当中間期は、DRAMに対する投資が低調
だったこと、フラットパネルディスプレイ
(FPD)
ドライバI
C向け
このような状況のもと、通期では、連結受注高4,750億円、
リング体制の強化や、エンジニアリングやプロジェクト管理の
連結売上高4,500億円、連結営業利益310億円を掲げ、
5期連続
ノウハウや知識を共有するナレッジマネジメントシステムの
して過去最高の売上高、営業利益を更新する計画です。また、
導入などを進め、2010年にグローバル市場でナンバーワン
配当につきましては、連結配当性向30%の方針とし、中間期
になることを目指してまいります。
8円、期末8円(予想)の年間16円の配当を予定しております。
2007年12月
連結受注高・売上高・営業利益の対前年同期比較
制御
計測機器
新事業その他
(億円)
(億円)
3,000
300
2,223 2,285
2,000
214
374
182
309
1,864
219
2,043
210
318
200
88
363
1,000
1,635
91
100
1,794
1,282
1,515
0
0
2006年度 2007年度
中間
中間
受注高
2006年度 2007年度
中間
165
129
中間
売上高
-35 -3
-54
-23
2006年度 2007年度
中間
中間
営業利益
2007年度 通期連結業績予想
受注高
売上高
営業利益
4,750億円
4,500億円
310億円
第132期 中 間 報 告 書
2
YOKOGAWAのグローバルオペレーション
YOKOGAWAは、1957年に海外初の拠点として北米営業所
を設立して以来、各国に拠点を開設して、グローバルな営業、
生産、エンジニアリング、サービス体制を構築してきました。
2005 年には、海外制御事業の統括会社をシンガポールに
設立し、海外での事業拡大の体制をさらに強化しました。
海外31カ国65のグループ会社の経営陣には積極的に現地
スタッフを登用し、優秀な人財の確保と現地に適した効率的
なオペレーションを行っています。最近では、第2のマイルス
トーンで掲げる
「One Global YOKOGAWA」の実現に向け、
主要拠点の経営トップを集めたグローバル経営会議を定期的
に開催するとともに、各事業はもとより情報システム、人事、
経理など、さまざまな業務に携わる各国のスタッフが日常的
にコミュニケーションをとって業務に取り組んでおり、グロー
バル化が急速に進んでいます。
国内のお客様のご要求に応えるために追求してきた製品の
信頼性は、海外のお客様にも高く評価され、活況な市場環境
のもと、海外制御事業は急速に拡大しています。最近では、
オイルメジャーであるシェブロン社から北米を中心とした
精油所の制御システムを一括受注したのをはじめ、タイ最大の
石油化学プロジェクト、シェル社のシンガポールの石油精製・
石油化学統合コンプレックス、インドの火力発電所など多数
の大規模プロジェクト向けに制御システムを受注しました。
2010年に制御市場でグローバルナンバーワンになることを
目指し、海外制御事業の統括会社があるシンガポールに新
社屋を建設したのをはじめ、南米や中東、北欧に新拠点を
開 設し、ヨー ロッパ 統 括 拠 点 でも 新 社 屋 の 建 設 を 進 めて
います。また、ソフトウエアエンジニアをはじめとする人員の
増強にも努め、体制強化を図っています。
グローバル企業として成長するYOKOGAWA
Yokogawa Electric
International Pte. Ltd.
Yokogawa Europe B.V.
欧州地域統括会社
海外制御事業の統括会社
オランダ
Yokogawa Engineering
Asia Pte. Ltd.
ASEAN地域統括会社
横河電機株式会社
グローバルヘッドクオーター
日本
シンガポール
Yokogawa
Corporation of America
Yokogawa Middle East
B.S.C.(c)
中東地域統括会社
北米地域統括会社
横河電機(中国)商貿有限公司
中国地域統括会社
バーレーン
アメリカ
中国
海外売上高 / 海外売上高比率
地域別売上高構成比(2006 年度)
海外人員数
10.0%
(億円)
52.8
2,500
46.1
42.6
2,000
2,289
50
(人)
6.5%
10,000
40
8,000
30
20
10
0
02
03
海外売上高
3
横河電機株式会社
04
05
0
06 (年度)
500
1,000
7,669
11.2%
6,000
47.2%
4,000
957
0
05
06 (年度末)
日本
アジア
欧州
北米
その他の地域
(億円)
(億円)
500
500
400
400
343
300
300
200
200
100
100
283
600
200
04
05
06 (年度)
214
04
05
06 (年度)
305
300
200
182
158
100
0
0
04
海外売上高
その他の地域(顧客所在地別)
434
346
25.1%
0
485
400
400
2,000
海外売上高
北米(顧客所在地別)
1,087
800
合計
4,334 億円
500
(億円)
1,096
1,164
1,000
(億円)
1,200
7,068
1,583
1,500
海外売上高
欧州(顧客所在地別)
9,070
46.8
1,782 1,819
35.4
(%)
海外売上高
アジア(顧客所在地別)
04
05
06 (年度)
0
04
05
06 (年度)
海外売上高比率
第132期 中 間 報 告 書
4
拡 大する制 御 事 業
制御事業の拡大に向けて
海外制御事業の中枢
シンガポールの新社屋が完成
シンガポール新社屋
制御技術や自社における省エネルギー・環境対策の実績を結集し
省エネルギー・環境ビジネスに本格参入
当社は、好調に拡大を続けている海外制御事業をさらに発展させて
企業の環境保全への取り組みが重要視されるなか、コスト
提供し、その成果として省エネルギーに貢献してきました。
いくため、海外制御事業の統括会社があるシンガポールに12階建て
削減と環境保全の両立が、企業経営にとって必須条件となって
の新社屋を建設し、7月3日、開所式を行いました。
きています。こうした状況のもと、当社は、生産効率だけで
9 月 1 日に発足した省エネルギー・環境保全ソリューション
2005 年 にシン ガポ ール に 設 立 さ れ た Yokogawa Electric
International は、基本戦略の策定や目標管理などを行う海外営業
なく地球環境保全という観点からも最適な生産活動をお客様
本部に結集して、コスト削減と地球環境保全を両立させる
に実現していただくため、これまで蓄積してきた技術・ノウ
最適なソリューションを提供していきます。具体的には、エネ
本社機能、海外エンジニアリング・サービスの本社機能、海外経営管
ハウを生かして新たに省エネルギー・環境ビジネスを展開
ルギー消費の無駄の「見える化」
と、必要量しか送らないエネ
理機能をもつ、海外制御事業の中枢です。また、同じ建物内にある、
していくことを決定し、10月30日、発表しました。
ルギー供給の「ジャスト・イン・タイム化」です。これを現場
ASEAN地域の統括会社であるYokogawa Engineering Asiaも、
これらの取り組みにより培ってきた技術とノウハウを、
当社の中核工場である甲府工場では、自社製品によるエネ
調査・診断から省エネシステム構築、運用・保守、効果検証
各国のグループ会社にエンジニアリングリソースを供給する機能、制御
ルギー制御システムを導入して二酸化炭素の排出量の削減に
まで一貫したコンサルティングで提供するとともに、効果
システムのソフトウエア開発を行う機能を備えた、制御事業の要と
大きな成果を上げています。また、2005年にはゼロエミッ
検証に基づくさらなる改善提案を行い、改善サイクルを回して
なっています。このたびの新社屋建設は、これらの統括会社の機能を
ション(廃棄物ゼロ)を達成するなど、環境保全への取り組み
高い省エネ効果を実現します。
拡張することに加え、大規模プラントの受注が増加するなかで、お客様
を積極的に推進しています。一方、国内の石油、石油化学、
に出荷する制御システムやフィールド機器を実際に接続してシステム
化学、鉄鋼など各産業分野のお客様に対しては、生産制御
を検証するためのスペースを拡張することを目的としたものです。
システムをはじめ生産効率化を支援するソリューションを
当社がシンガポールに海外初の工場を建設したのは1974年のこと
YOKOGAWA技術未来展
です。以来、
シンガポール政府と良好な関係を築きながら発展を続け、
今日では、Yokogawa Electric International 、Yokogawa
シンガポール工場設立
Engineering Asia のほか、制御事業の主力工場の一つである
Yokogawa Electric Asiaが居を構える重要拠点となっています。
同国の整備の行き届いたインフラと優秀な人財は、YOKOGAWA
メーターの生産を開始
の発展に大きく貢献しています。
シンガポールにおけるYOKOGAWAの歴史
1974
1975
1986
1987
1997
2001
2004
2005
5
エンジニアリングセンター設立
新社屋の開所式には、シンガポール首相府内閣顧問相(元首相)の
分散形制御システムの生産開始
リー・クァンユー氏にもご臨席いただき、現地のニュースや新聞でも
ASEAN地域の統括会社Yokogawa Engineering Asia 設立
式典の模様が取り上げられました。また、記念イベントとして、7月
グローバル・エンジニアリング・ソリューション・センター設立
シンガポール・ディベロップメント・センター設立
3日から7日まで、新社屋でYOKOGAWA技術未来展を開催。制御事業
の最新技術や、新事業を含む次世代技術を展示してYOKOGAWAの
海外制御事業の統括会社Yokogawa Electric International 設立
総合力をご紹介しました。
横河電機株式会社
省エネルギーソリューション コンサルティングサービスの流れ
分析・企画
簡易診断
システム構築
業務契約
詳細診断
省エネ対策
システム構築
運用・保守
運用開始
Valu
効果検証
運用・保守
支援
e-upサ ービス
第132期 中 間 報 告 書
6
当期のトピックス
News@YOKOGAWA
事業内容
事業内容
制御事業
工場内の作業者の位置、姿勢、移動速度を把握できる安全支援システムを開発
YOKOGAWAは、プラントの生産設備の制御・運転監視
当社は、加速度センサを内蔵した無線 IC タグを利用して、
走って い るか )を 把 握 する
工場や大規模施設、病院や老人福祉施設などで作業員、患者、
ことができます。倒れたまま
入所者などの動きを把握し、安全確保を支援する安全支援
動けない緊急時や、装着者
から高い評価をいただき、制御分野のリーディングカン
が緊急ボタンを押した場合
パニーとして、石油・石油化学・鉄鋼・紙パルプ・薬品・
「ASTREA PM100」は、作業員、患者などの安全管理対象
には警報を発して関係者に
食品・電力などあらゆる産業の発展を支えています。分散形
者一人ひとりが無線センサタグを装着し、安全管理区域内に
通報し、万が一急病や事故
制御システムのほか、差圧・圧力伝送器、流量計、分析計など
配した基地局で信号を受信することで、
対象者の位置や状態を
が発生した場合にも、迅速な
を行う分散形制御システムを世界に先駆けて開発。製品の
高い信頼性と優れたプロジェクト遂行能力によってお客様
ア ス ト レ ア
システム「ASTREA PM100」を開発しました。
監視・記録するシステムです。無線 ICタグに内蔵した加速度
救援が可能となります。
分散形制御システム
も提供しています。
データ収集ステーション
安全支援システム「ASTREA PM100」
センサにより、個人の特定に加え、位置、姿勢(立っているか、
メモリテスタ
計測機器事業
倒れているか)や移動速度(止まっているか、歩いているか、
差圧・圧力伝送器
電圧、電流、電力、光パワー、波長などさまざまな物理量を
目に見える情報に変換し、
解析する計測機器の提供を通じて、
産業界に貢献しています。電気・電子機器の開発や生産、また
「遺伝子解析システム」を試作し、世界で初めて全自動・連続での遺伝子解析に成功
通信インフラの敷設・保守に欠かせない電子計測器のビジ
ネスでは、幅広い製品群を揃え、お客様の多様なニーズに
当社は、独自に開発した「集積型カートリッジ」を用いた
実績のある共焦点顕微鏡の
応えています。一方、半導体テストシステムのビジネスでは、
「遺伝子解析システム」を試作し、遺伝子解析の全工程を
技術を応用して、安定した測定
各種ICに対応した高性能かつ高機能のテスタや、ハンドラ
を実現しました。
をラインアップし、最適なソリューションを提供しています。
全 自 動・連 続 で 行うことに 世 界 で 初 めて 成 功しました 。
遺伝子解析作業には、従来、習熟した作業者と専用の実験
個々人によって異なる治療薬
室が必要でしたが、このシステムを使えば、医療の現場で
の効果・副作用の予測や、生活
安全かつ確実に解析作業が行えるようになります。
習 慣 病 の 発 症リスクを 予 測し、
新事業その他
そ れ ぞ れ に 合った 治 療 を 処 方
YOKOGAWAは、計測・制御・情報の分野で培った技術を
行うカートリッジと、検 出 結 果 の 読 み 取り装 置 から 構 成
する「個の医療」の実現に向け、
活用し、多数の応用技術や応用製品を生み出してきました。
されます。カートリッジ内部は、細かい多数の流路を利用
3 年後の実用化を目指します。
超高速・大容量の通信を可能にする光通信関連機器、フラット
このシステムは、検体の前処理を行い遺伝子の検出を
して液体を反応させる構造になっており、封入した試薬と
パネルディスプレイや半導体の製造・検査装置向けのXY
検体を混ぜて前処理を行い、内蔵した DNA チップにより、
ステージ、バイオテクノロジー分野で注目される共焦点
薬の効き方や利用法などに関係する遺伝子があるかどうか
を 検 出しま す。一 方 、読 み 取り装 置 に は 、す で に 多 数 の
デジタルオシロスコープ
光ファイバ試験器
XYステージ
共焦点顕微鏡
顕微鏡、航空機・船舶用の各種計器など、先端技術の粋を
集積型カートリッジと
読み取り装置
集めた製品群でお客様の幅広いニーズに応えています。
光通信用モジュール
7
横河電機株式会社
第132期 中 間 報 告 書
8
業績概況
第132期中間期のご報告と通期の見通し
当中間期の概況
当中間期は、主力の制御事業が前年同期比で大幅な増収
ビジネスの生産・研究開発拠点である相模原事業所の開設に
伴い減価償却費が増加したこと、また、その他ビジネスに
増益となったものの、計測機器事業が売上の減少と研究開発費
おいて一部戦略的に縮小しているビジネスがあること等から、
の増加により減収減益となったこと、新事業で減価償却費が
新事業その他全体では受注、売上、営業利益とも減少となり
増加したこと等から全社では前年同期比で増収減益となり、
ました。
(億円)
制御
新事業
その他
いう結果となりました。経常利益については、前年度中間期は
ますが、計測機器事業については期初に計画した売上、営業
遊休資産の不動産証券化に伴い受取配当金が一時的に増加
利益を下回ることが予想されることから、5 月に発表した
していたこと、及び当中間期はたな卸処分・評価損と為替差損
連結業績の通期予想を見直し、受注を上方修正、利益を下方
が増加したことから、57億円(前年同期比57億円、50.0%の
修正しました。新たな通期計画として、連結受注高4,750億円
、連結売上高は4,500億円(当初計画
(当初計画比50億円増)
と同じ)、連結営業利益 310 億円(当初計画比 40 億円減)、
主要事業である制御事業の市場は、中国やインドなどの
、当期純利益
連結経常利益 240億円(当初計画比 60億円減)
エネルギー需要の増大と原油高を背景に、海外市場で石油・
120億円(当初計画比20億円減)を設定し、この達成を目指して
石油化学・天然ガスなどエネルギー関連プラントへの投資が
まいります。
制御
2,043
4,500
4,750
4,500
74.1%
2007年度
中間 通期(計画)
通期
4,500
3,889
456
540
786
470
710
219
363
2,530
210
318
3,092
2006年度
通期
中間
500
310
293
400
120
0
91
88
360
(中間)
-35
通期
ROE
ROA
(%)
15
430
5.7
-3
-35
-73
2006年度
中間
(注)記載金額は億円未満を四捨五入して表示しています。
5
165
129
2005年度
中間
0
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度
11.0
252
87
-13
500
10
200
3
10
6
253
36
140
1,000
ROE(自己資本利益率)/ ROA(総資産利益率)
計測機器
27
1,500
20
0
2007年度
中間 通期(計画)
通期
(億円)
当期純利益
2,000
3,320
1,515
1,282
2005年度
77
2,500
1,138
セグメント別営業利益
100
(億円)
2,289
2,043
1,864
1,778
300
55.7
30
819
中間
新事業
その他
52.8
1,819
240
横河電機株式会社
中間
1,782
300
新事業の立ち上げは着実に進展していますが、フォトニクス
2006年度
通期
40
4,000
57
310
1,794
1,635
4,334
3,000
制御
2,043億円
2,609
46.1
経常利益
350
15.6%
3,560
5,000
ワークの構築に向けて 40Gbps基幹系光通信の市場が動き
88
3,294
46.8
(単位:億円)
4,700
2,285
182
309
214
374
50
営業利益
パネル製造の関連分野を中心に、
市況は堅調に推移しました。
9
売上高
2,285
新事業その他
(%)
0
受注高
計測機器
海外売上高 / 海外売上高比率
計測機器
新事業
その他
10.3%
制御
(億円)
267
378
通期修正計画
通期計画
中間期実績 (#月日発表) (月!日発表)
730
セグメント別売上高
2,000
第132期中間期実績および通期計画
460
2,223
2005年度
中間
新事業その他では、フォトニクスの市場で、次世代ネット
出し、アドバンストステージの市場でも、半導体製造や液晶
783
1,133
ドライバIC市場の冷え込みの影響から低調に推移しま
(FPD)
受注、売上、営業利益とも減少しました。
249
381
1,000
の市場がDRAMの価格の下落とフラットパネルディスプレイ
中心に低調に推移しました。このことから、計測機器事業は
567
1,838
0
とも大幅に増加しました。
した。また、通信・測定器の市場につきましても、国内市場を
488
1,208
活発に行われたことから好調に推移し、受注、売上、営業利益
計測機器事業では、主要分野である半導体テストシステム
4,005
829
1,000
下期は、制御事業は引き続き好調に推移すると予想され
32.6%の減少)となりました。
4,000
2,000
通期の見通し
4,750
4,565
3,000
連結営業利益 88 億円(前年同期比 3 億円、3.3 %の減少)と
減少)となり、当期純利益は 27 億円(前年同期比 13 億円、
5,000
計測機器
、
連結受注高2,285億円(前年同期比62億円、2.8%の増加)
、
連結売上高2,043億円(前年同期比179億円、9.6%の増加)
セグメント別売上高構成比(2007年度中間期)
セグメント別受注高
通期
-23
-54
-100 -20
2007年度
中間 通期(計画)
0
5.5
5.3
2.9
2.3
2004年度
2005年度
2006年度
通期
通期
通期
第132期 中 間 報 告 書
10
財務データ
要約連結財務諸表
中間連結貸借対照表
科目
(単位:百万円)
当中間期
前期
2007年9月30日現在
2007年3月31日現在
増減
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
たな卸資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
その他
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
その他
貸倒引当金
資産合計
科目
当中間期
前期
2007年9月30日現在
2007年3月31日現在
増減
科目
売上高
負債の部
230,572
27,686
132,608
252
53,373
9,281
10,761
△3,391
209,649
115,260
54,168
24,364
36,727
17,753
76,636
51,439
25,858
△661
440,222
243,158
38,819
134,480
252
50,133
10,685
10,852
△2,065
195,525
109,131
54,511
19,822
34,796
14,275
72,118
50,560
22,200
△642
438,683
△12,586
△11,133
流動負債
支払手形及び買掛金
△1,872
短期借入金
0
3,240
△1,404
△91
△1,326
14,124
6,129
△343
4,542
1,931
3,478
4,518
879
3,658
△19
1,539
社債(一年以内償還予定)
賞与引当金
その他
固定負債
長期借入金
退職給付引当金
その他
負債合計
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
少数株主持分
純資産合計
負債・純資産合計
たな卸資産
たな卸資産額が3,240百万円増加しました。これは制御事業で受注
が増加したため、プラント向け生産制御システム等の仕掛品が増加
したことによるものです。
無形固定資産
無形固定資産が3,478百万円増加しました。これは主に、情報化投資
に伴いソフトウエア資産が増加したことによるものです。
132,228
36,526
8,348
10,000
11,232
66,120
69,981
46,521
5,744
17,716
202,209
154,188
41,344
18,356
20,000
14,852
59,635
45,593
21,273
6,223
18,097
199,781
△21,960
222,828
43,401
50,355
133,471
△4,398
10,559
9,807
22
729
4,623
238,012
440,222
221,970
43,401
50,355
132,603
△4,389
12,281
11,926
6
348
4,650
238,902
438,683
858
0
0
868
経常利益
△4,818
横河電機株式会社
売上総利益
販売費及び一般管理費
△10,000
営業利益
△3,620
営業外収益
6,485
24,388
25,248
△479
△381
2,428
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
営業外費用
支払利息
たな卸資産処分損
たな卸資産評価損
為替差損
その他
△9
特別利益
△1,722
特別損失
△2,119
税金等調整前中間純利益
16
381
△27
△890
1,539
短期借入金・社債(一年以内償還予定)
・長期借入金
短期借入金と社債残高がそれぞれ10,008百万円及び10,000百万円
減少しました。また、短期借入金の返済及び社債償還原資として、
今後の金利上昇リスクも視野に入れ長期の借入を実施したため、
長期借入金残高が25,248百万円増加しました。
その他流動負債
投資その他の資産
その他流動負債が6,485百万円増加しました。これは主に制御事業
これは での前受収入の増加により前受収益が3,405百万円増加したことに
投資その他の資産のうちその他が3,658百万円増加しました。
主に長期繰延税金資産が3,493百万円増加したことによるものです。 よるものです。
11
売上原価
△10,008
純資産の部
株主資本
中間連結損益計算書
法人税、住民税及び事業税
法人税等還付金
法人税等調整額
少数株主利益(控除)
中間純利益
(単位:百万円)
当中間期
前中間期
2007年4月 1日から
2007年9月30日まで
2006年4月 1日から
2006年9月30日まで
204,283
129,549
74,733
65,969
8,764
1,612
160
349
623
479
4,657
584
466
1,018
1,014
1,573
5,720
1,353
2,041
5,032
2,399
10
△430
354
2,718
186,410
118,086
68,323
59,257
9,065
5,198
228
3,783
570
616
2,816
450
507
531
294
1,032
11,448
357
2,756
9,049
2,279
21
2,674
80
4,036
中間連結キャッシュ・フロー計算書
前中間期
2007年4月 1日から
2007年9月30日まで
2006年4月 1日から
2006年9月30日まで
増減
科目
17,873
11,463
6,410
6,711
△301
△3,585
△68
△3,434
53
△137
1,841
134
△41
487
720
541
△5,728
996
△714
△4,017
119
△10
△3,104
274
△1,317
営業活動によるキャッシュ・フロー
受取配当金
受取配当金が3,434百万円減少しました。これは前年同期に不動産
証券化に伴う受取配当金3,537百万円を計上したことにより、受取
配当金が一時的に増加していたことによるものです。
為替差損
為替差損が720百万円増加しました。これは主に、期中に円がUS
ドルに対し円高に推移したことにより、外貨建て売掛金の回収及び
評価時に為替差損が発生したものです。
(単位:百万円)
当中間期
増減
8,166
18,902
△10,735
投資活動によるキャッシュ・フロー △27,434
△18,322
△9,111
7,996
△2
現金及び現金同等物に係る換算差額
△11,272
現金及び現金同等物の増減額
38,178
現金及び現金同等物の期首残高
138
連結範囲変更に伴う現金及び現金同等物の増加高
27,044
現金及び現金同等物の中間期末残高
△11,181
19,178
△563
△1,231
△3,386
78
△4,539
財務活動によるキャッシュ・フロー
560
△10,041
41,565
60
31,584
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローが10,735百万円減少しました。
これは主に、前年同期と比較し税金等調整前中間純利益が 4,017
百万円減少したこと及び売上債権の回転率が改善しているものの
売上債権の減少額が6,650百万円減少したことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フロー
フォトニクスビジネスの開発・生産拠点である相模原事業所の生産・
研究開発設備の増強、海外関連会社の社屋建設及び投資有価証券
の取得による支出増により、投資活動によるキャッシュ・フローは
前年同期と比較し、9,111 百万円増加し 27,434 百万円の支出と
なりました。
第132期 中 間 報 告 書
12
財務データ
要約個別財務諸表
中間連結株主資本等変動計算書 当中間期(2007年4月1日から2007年9月30日まで)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
前期末残高
中間連結会計期間中の変動額
剰余金の配当
中間純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
その他
43,401
評価・換算差額等
資本剰余金 利益剰余金 自己株式
50,355
132,603
株主資本 その他有価証券 繰延ヘッジ 為替換算 評価・換算
合計
評価差額金
損益
調整勘定 差額等合計
△4,389
221,970
△11
1
0
△1,971
2,718
△11
1
120
△1,971
2,718
0
120
6
348
純資産
合計
科目
ー
43,401
0
50,355
867
133,471
△9
△4,398
858
222,828
当中間期
前期
2007年3月31日現在
4,650
238,902
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
たな卸資産
繰延税金資産
△2,118
15
380
△1,722
△26
△1,749
その他
△2,118
9,807
15
22
380
729
△1,722
10,559
△26
4,623
△890
238,012
固定資産
貸倒引当金
有形固定資産
建物
その他
中間個別株主資本等変動計算書 当中間期(2007年4月1日から2007年9月30日まで)
(単位:百万円)
資本金
前期末残高
中間会計期間中の変動額
特別償却準備金の取崩
固定資産圧縮積立金の取崩
剰余金の配当
中間純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
43,401
資本剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 利益準備金 その他利益剰余金
46,350
3,811
5,372
株主資本以外の項目の中間
会計期間中の変動額(純額)
中間会計期間中の変動額合計
中間期末残高
13
横河電機株式会社
101,896
ー
ー
△1,971
△1,201
ー
ー
0
自己株式
ー
46,350
0
3,812
ー
5,372
△3,172
98,724
株主資本 その他有価証券 繰延ヘッジ 評価・換算
合計
評価差額金
損益
差額等合計
△4,384
196,447
△11
1
ー
ー
△1,971
△1,201
△11
1
ー
ー
43,401
投資その他の資産
評価・換算差額等
利益剰余金
△9
△4,394
11,712
9
無形固定資産
純資産
合計
11,721
208,169
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△1,971
△1,201
△11
1
ー
△2,115
14
△2,100
△2,100
△3,182
193,265
△2,115
9,597
14
23
△2,100
9,621
△5,282
202,887
投資有価証券
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資損失引当金
資産合計
科目
当中間期
前期
2007年9月30日現在
2007年3月31日現在
負債の部
資産の部
12,281
△1,971
2,718
△11
1
120
株主資本
(単位:百万円)
2007年9月30日現在
短期貸付金
株主資本以外の項目の中間連結
会計期間中の変動額(純額)
中間連結会計期間中の変動額合計
中間期末残高
11,926
少数株主
持分
中間個別貸借対照表
142,130
9,959
1,245
71,461
17,518
6,555
36,664
6,423
△7,696
195,250
67,787
33,606
34,181
15,396
112,066
75,480
13,255
25,092
△251
△1,509
337,381
157,093
22,036
2,934
77,553
15,824
8,002
30,430
7,629
△7,318
184,660
64,919
33,887
31,031
12,138
107,602
75,232
10,003
24,110
△233
△1,509
341,754
100,022
745
28,218
3,544
長期借入金
(一年以内返済予定)
719
10,219
コマーシャルペーパー
5,000
210
6,070
26,576
58,853
45,829
12,041
982
134,494
ー
20,000
224
9,204
27,866
33,561
20,449
12,126
985
133,584
193,265
43,401
50,162
資本剰余金
104,096
利益剰余金
△4,394
自己株式
9,621
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 9,597
23
繰延ヘッジ損益
202,887
純資産合計
337,381
負債・純資産合計
196,447
43,401
50,162
107,268
△4,384
11,721
11,712
9
208,169
341,754
支払手形
買掛金
短期借入金
社債(一年以内償還予定) 10,000
未払法人税等
賞与引当金
その他
固定負債
長期借入金
長期未払金
その他
負債合計
科目
売上原価
(単位:百万円)
当中間期
前中間期
2007年4月 1日から
2007年9月30日まで
2006年4月 1日から
2006年9月30日まで
110,826
78,066
32,760
売上総利益
販売費及び一般管理費 32,986
△225
営業利益
2,479
営業外収益
3,665
営業外費用
△1,411
経常利益
1,195
特別利益
1,330
特別損失
△1,547
税引前中間純利益
24
法人税、住民税及び事業税
△370
法人税等調整額
△1,201
中間純利益
売上高
75,640
784
22,563
3,715
流動負債
中間個別損益計算書
108,140
74,655
33,485
30,885
2,599
6,040
1,798
6,842
128
2,083
4,887
26
2,415
2,446
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
純資産の部
株主資本
資本金
第132期 中 間 報 告 書
14
ア ン ケ ート 結 果 報 告
アンケート結果のお知らせ
当社は、株主の皆様とのコミュニケーションを向上させる
株式情報
当社株式保有の理由を教えてください。 当社グル ープについて今後知りたい
情報は何ですか。
ため、継続的にアンケートを実施しております。第131期報告書
お礼申し上げます。
株価の割安感
をはじめ、多数の貴重なご意見をいただきました。当社は、
配当
証券会社の推奨
関係を構築するよう努めてまいりますので、引き続きご指導、
その他
10.4%
研究開発情報
11.1%
子会社の状況
29.1%
大株主 (上位10名、敬称略)
9.3%
14.0%
その他
7.1%
1.4%
ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
当社の強み・弱みについて、どのようなイメージをお持ちですか。
1
2
3
15
弱み
強み
8.3%
当社株式保有の理由としては、
「将来性」とのご回答が
「経営内容」と続きま
62.3%と最も高く、続いて「業績」、
した。また、株式の保有方針については、
「 長期保有(3
年以上)」と答えた方が 57.9%と大半を占め、当社の将
来性に注目している方が多いことがうかがえました。
当社の強みについては、
「研究開発・商品開発力」という
ご回答が最も多く、続いて「伝統」
、
「国際化」が続く結果
となりました。また、今後知りたい情報でも、
「研究開発
情報」
とのご回答が最も多く、研究開発に対するご関心が
高いことが分かりました。一方、当社の弱みについては
「営業・販売力」とのご回答が多く寄せられました。
情報開示については、
「大変満足」または「まあまあ満足」
と答えた方が51.5%を占めましたが、
「不満」
と答えた方が
4.3%とわずかながら増加しました。今後も皆様のご意見
を生かして、
「株主の皆様へ」はもとよりホームページ等
を活用して、皆様により分かりやすい情報をスピーディ
にご提供していくよう努めてまいります。
横河電機株式会社
14.2%
研究開発・商品開発力
14.0%
安定性
57.0%
持株数(株) 所有比率(%)
7.8%
第一生命保険相互会社
22,697,000
8.45
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
13,611,700
5.07
日本生命保険相互会社
13,284,615
4.95
オーエム04 エスエスビー クライアント オムニバス
7,217,400
2.69
株主数
みずほ信託退職給付信託(みずほコーポレート銀行口)
6,643,990
2.47
34,258名
横河電機株式会社
5,738,063
2.14
東京海上日動火災保険株式会社
4,694,936
1.75
みずほ信託退職給付信託(みずほ銀行口)
4,617,010
1.72
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
4,528,700
1.69
経営者
(1.40%)
345名
(1.01%)
金融機関
94名
(0.27%)
証券会社
65名
(0.19%)
自己株式
1名
(0.00%)
所有者別株式分布状況
外国株主
株価・売買高の推移
10.4%
株価(円)
24.4%
国際化
営業・販売力
6.9%
9.31
481名
外国株主
22.3%
製品・サービスの質
17.8%
25,012,500
3.9%
個性
34.3%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
5.7%
3.3%
2,500
17,000
その他法人 13,274千株
(4.94%)
2,000
14,000
1,500
11,000
証券会社
9,327千株
(3.47%)
1,000
8,000
自己株式
5,738千株
(2.14%)
5.5%
大変満足
している
ホームページの
充実
8.3%
IRメールの充実
売買高(千株)
60,000
58.0%
20,000
20.5%
0
6.1%
メディアを通じた
PR活動
株主総会の充実
会社説明会の開催
124,582千株 (46.38%)
40,000
株主向け
報告書の充実
わからない
4.3%
当社からの情報提供方法としてどの
ようなことを希望されますか。
77,078千株 (28.69%)
個人株主 38,623千株 (14.38%)
日経平均株価(円)
金融機関
当社の情報開示についてどのような
感想をお持ちですか。
33,272名 (97.12%)
その他法人
23.9%
成長力
12.2%
不満である
情報開示の充実に一層の期待
26.9%
伝統
22.3%
「研究開発」に高い関心
34,258 名
46.2%
業界情報
6割以上の株主様が当社の「将来性」に期待
268,624,510 株
株主名
5.6%
個人株主
600,000,000 株
株主数
経営トップの
ビジョン
23.0%
経営内容
所有者別株主分布状況
(2007年9月30日現在)
発行済株式の総数
19.3%
財務業績情報
株式の状況
発行可能株式総数
32.9%
経営施策
30.7%
業績
からご回答をいただきました。ご協力いただいた方には心より
皆様のご意見を今後の活動に生かし、株主の皆様とより良い
62.3%
将来性
で実施したアンケートでは、前年より565人多い1,917人の方
コメント欄では、経営へのご意見や情報開示へのご要望
株式データ
株式数
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
2005年
2006年
2007年
268,624千株
22.0%
5.1%
10.2%
普通である
38.7%
まあまあ満足
している
その他
2.4%
43.2%
第132期 中 間 報 告 書
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会社概要
事業の現場から
Yokogawa Close-up
会社概要/役員
フォトニクスビジネスの中核拠点、相模原事業所
会社概要
役員一覧
(2007年9月30日現在)
商号
横河電機株式会社
英文社名
YOKOGAWA ELECTRIC CORPORATION
創立
大正4年(1915年)
9月1日
設立
大正9年(1920年) 12月1日
資本金
43,401,056,425円
従業員数
19,992人(連結) 4,979人(個別)
本社
〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32
事業所
小峰事業所、相模原事業所、甲府事業所、青梅事業所、
駒ヶ根事業所、金沢事業所
支社・支店・
関西支社、北海道支店、東北支店、千葉支店、豊田支店、
営業所
中部支店、北陸支店、岡山支店、中国支店、北九州支店、
九 州 支 店 、新潟営業所、四 日 市 営 業 所 、水島営業所、
新居浜営業所、沖縄営業所
海外工場
米国・ブラジル・オランダ・ドイツ・シンガポール・
インドネシア・中国・韓国・インド
海外販売・
米国・カナダ・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・チリ・
エンジニアリング・ オランダ・イタリア・フランス・オーストリア・ベルギー・
サービス拠点
ドイツ・イギリス・アイルランド・スペイン・ポルトガル・
ハンガリー・ルーマニア・スウェーデン・ノルウェー・南
アフリカ・ロシア・バーレーン・アラブ首長国連邦・サウジ
アラビア・シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・
フィリピン・ベトナム・中国・韓国・台湾・インド・オースト
ラリア・ニュージーランド
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横河電機株式会社
よくスピーディなオペレーションが可能になりました」と新
(2007年10月1日現在)
代表取締役会長
代表取締役社長
取締役専務執行役員
取締役専務執行役員
取締役専務執行役員
取締役常務執行役員
取締役常務執行役員
取締役
取締役(社外)
取締役(社外)
常勤監査役
常勤監査役
監査役(社外)
監査役(社外)
監査役(社外)
内田 勲
海堀 周造
八木 和則
木村 和彦
三奈木輝良
藤井 隆
山本 順二
成松 洋
内藤 正久
棚橋 康郎
溝口 文雄
内海 岱基
櫻井 孝頴
橋本 徹
引馬 滋
常務執行役員
常務執行役員
常務執行役員
常務執行役員
常務執行役員
常務執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
安養寺明彦
田中 博行
小柳 敬史
白井 俊明
黒須 聡
笹田 学
奥住 俊樹
沖野 清昭
西村 一知
吉田 隆
湯原 仁志
松本 澄秀
河田 泰紀
作野 周平
柴田 友厚
浜口 延正
瀧岸 眞一
村上 一路
三浦 明
牧野 清
村松 康彦
鳥居 誠
大竹 眞
中原 正俊
相澤 動太
事業所の様子を語ります。
フォトニクス事業部は現在、光通信用送受信モジュールの
量産体制立ち上げに全力
を挙げていますが、池澤さん
が率いる第2技術部は、
モジュールに次ぐビジネス
として 期 待 さ れ て い る
光パケットネットワー ク の
開 発 を 行って います。光
3月に稼働した相模原事業所
パケットネットワークは、
YOKOGAWAが長年培っ
次世代通信インフラを支える高信頼の製品を供給
新事業の一つであるフォトニクスビジネス拡大のため、
神奈川県相模原市に建設していた相模原事業所が完成し、
今年3月に稼働を開始しました。
フォトニクスビジネスでは、次世代の基幹系通信網として
構 築 が 始 まって い る 光 通 信 ネット ワ ー ク 向 け の 送 受 信
クリーンルームでの作業の様子
てきた化合物半導体の技術を生かした
「光スイッチ」
を用いて、
光信号を電気信号に置き換えずに光のまま経路を切り替え
ることにより、40Gbpsの超高速通信網を実現するものです。
「放送局におけるハイビジョンの大容量データの伝送実験
には2005年に成功し、実用化を進めています。将来的には、
超高速処理を行うスーパーコンピュータ、フィルムレスのデジ
モジュールを提供しているほか、放送局など大容量データ
タルシネマなど、さまざまな分野で使えるものにしていきたい。
の送受信が求められる所で高速の通信網を実現する光パケッ
映画の最後に、
技術を提供した会社の一つとしてYOKOGAWA
トネットワークを開発しています。最先端の技術を搭載した
のロゴを出すことができたら最高ですね」と、池澤さんは
これらの製品の開発、生産を担うのが、相模原事業所です。
話しています。当社はさまざまな可能性を秘めたこの技術を
延べ床面積は約 2 万 7,000 平方メートル、地上 5 階建て。
今後、大きく発展させていきます。
化合物半導体とそれを組み込んだ製品の生産を行う広大な
クリーンルームや、新たな実験室も設けました。また、高信頼
Profile
の製品を長期にわたり安定的に供給するため、最新の免震構
池澤 克哉(フォトニクス事業部第2技術部長)
造を採用しています。
長年培ってきた技術を生かして新しい市場へ
広大なオフィスフロアには、フォトニクスビジネスの開発、
生産技術、製造、営業のメンバーが結集。フォトニクス事業部
入社後、研究開発部門に配属され、光応用計測の仕事
に 就 いて 以 来 、一 貫して 光 関 連 の 技 術 開 発 を 担 当 。
2005年から、フォトニクスビジネスの発展の鍵となる
光パケットネットワークシステムの事業化に取り組んで
いる。
「新しい市場を切り開くのは大変ですが、面白い。
人との出会いが活力になります」
と、新事業に取り組む
心境を語る。
第2技術部の池澤さんは、
「コミュニケーションが向上し、効率
第132期 中 間 報 告 書
18
広報・IR室
〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32
株主メモ
ホームページでもさまざまな情報をご覧いただけます。
http://www.yokogawa.co.jp/
事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
6月
上記基準日
3月31日 その他、必要がある場合は、あらかじめ公告します。
剰余金の
毎年3月31日および9月30日
配当の基準日
単元株式数
100株
上場証券取引所
東京証券取引所
株主名簿管理人
〒103-8670 東京都中央区八重州1-2-1
IR情報メール配信登録のご案内
みずほ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
投資家の皆様に当社の情報を迅速にお届けするため、横河
電機 IR情報メールを配信しております。ご登録は当社ホーム
ページにて承っております。
〒103-8670 東京都中央区八重州1-2-1
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
郵便物送付先
〒135-8722 東京都江東区佐賀1-17-7
お問い合わせ先
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
http://ir.yokogawa.jp/
株式に関するお手続きについて
株式に関するお手続き用紙(届出住所・印鑑・姓名等の変更届、
配当金振込指定書、
名義書換請求書等)
のご請求につきましては、
株主名簿管理人にてお電話ならびにインターネットにより受け
付けております。なお、株券保管振替制度をご利用の株主様
は、お取引口座のある証券会社にご照会ください。
電話 0120-288-324(フリーダイヤル)
同取次所
みずほ信託銀行株式会社 全国各支店
みずほインベスターズ証券株式会社 本店および全国各店
公告方法
株主様専用電話 0422-52-5824 (平日 9:00∼17:00)
電子公告
(
ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による
<みずほ信託銀行 証券代行部>
)
公告をすることができない場合は、
日本経済新聞に掲載して行う。
株主の皆様の声をお聞かせください
当 社 で は、株 主 の 皆 様 の 声 をお聞かせいただくため、
アンケート を 実 施 い た し ま す。
お 手 数 では ご ざ い ま す が、
アンケートへのご協 力 を お 願 いいたします。
インターネットアドレス http://www.mizuho-tb.co.jp/daikou/
下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される
アンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。
http://www.
e-kabunushi.
com
アクセスコード 6841 いいかぶ
検索
Yahoo!、MSN、exciteのサイト内にある検索窓に、
い い か ぶ と 4文字入れて検索してください。
空メールにより
URL自動返信
[email protected]へ空メールを送信してください。
(タイトル、本文は無記入)
アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。
携帯電話からも
アクセスできます
QRコード読み取り機能のついた携帯電話をお使いの方は、
右のQRコードからもアクセスできます。
●アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約2ヶ月間(2008年2月10日まで)です。
ご回答いただいた方の中から抽選で薄謝(図書カード500円)
を進呈させていただきます
フリーダイヤル 0120-288-324
※本アンケートは、株式会社エーツーメディアの提供する「e - 株主リサーチ」サービスにより実施いたします(
。株式会社エーツーメディアについての詳細 http://www.a2media.co.jp)
※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。
●アンケートのお問い合わせ「e - 株主リサーチ事務局」TEL:03-5777- 3900(平日 10:00∼17:30)MAIL:[email protected]
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現時点で入手可能な情報から得られた経営者の判断によるものです。実際の業績は、経済情勢や為替相場などさまざまな要因によって、これらの見通しと
異なる可能性があることをご承知おきください。
再 生 紙および大 豆 油インキを
使 用しています。
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