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大刀洗町開発行為等整備要綱

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大刀洗町開発行為等整備要綱
大刀洗町開発行為等整備要綱
大
刀
洗
町
目
次
大刀洗町開発行為等整備要綱………………………………………………1∼7
第1条(目 的)………………………………………………………1
第2条(定 義)………………………………………………………1
第3条(適用範囲)……………………………………………………1
第4条(事前協議)……………………………………………………1
第5条(連絡会議)……………………………………………………2
第6条(開発行為等の事前説明)……………………………………2
第7条(開発同意の通知等)…………………………………………2
第8条(開発行為等の廃止)…………………………………………2
第9条(道路管理者との協議)………………………………………2
第10条(公共・公益施設等の整備等)………………………………2
第11条(工事着工届等)………………………………………………3
第12条(技術基準等)…………………………………………………3
第13条(中間検査及び完了検査)……………………………………3
第14条(瑕疵担保責任)………………………………………………3
第15条(公害及び災害等の防止)……………………………………3
第16条(農林施設)……………………………………………………4
第17条(管理規約の制定)……………………………………………4
第18条(環境保全)……………………………………………………4
第19条(文化財の保護)………………………………………………4
第20条(電波受信障害の防止)………………………………………4
第21条(通 告)………………………………………………………5
第22条(委 任)………………………………………………………5
附 則
………………………………………………………5
別表第1・別表第2……………………………………………………6
開発行為等整備要綱のフロー図………………………………………7
大刀洗町開発行為等整備要綱施行細則……………………………………8∼12
申請書関係様式………………………………………………………………13∼19
(様式第1∼5号)
申請以降の様式………………………………………………………………20
(様式第12号)
大刀洗町開発行為等整備要綱
(目 的)
第1条 この要綱は、本町における開発行為及び建築行為について、一定の基準を定める
ことにより、調和のとれた土地利用及び秩序ある町づくりを図り、もって公共の福祉の
増進に寄与することを目的とする。
(定 義)
第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定める
ところによる。
(1) 開発行為等 次号及び第3号に掲げるものをいう。
(2) 開発行為 都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第12項に定める行為をいう。
(3) 建築行為 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第1号に定める建築物の新
築、改築若しくは用途の変更、又は都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第11項
に定める第1種特定工作物の新設をいう。
(4) 開発区域 開発行為をする土地の区域及び建築行為をする敷地(建築基準法施行令
(昭和25年政令第338号)第1条第1号に定める敷地をいう。)をいう。
(5) 公共・公益施設 道路、公園・緑地、広場、消防施設等(消火栓、防火水槽及び消
防活動用空地をいう。)、上水道、下水道、河川及び水路の用に供する施設、集会場、
駐車施設、防犯灯施設・交通安全施設及びごみ集積施設をいう。
(6) 開発事業者 開発行為等を行う者をいう。
(適用範囲)
第3条 この要綱は、次の各号に掲げる開発行為等について適用する。ただし、自己専用
住宅の用に供する目的で行うものは適用しない。
(1) 開発区域面積が1,000㎡以上の開発行為等。(ただし、3,000㎡以上の開発行為につ
いては都市計画法に基づく申請及び許可が必要)
(2) 前号の規定にかかわらず、営利を目的とする分譲住宅(4戸以上)、賃貸住宅を建
築する開発行為等については、すべて適用する。
(3) 地上高10m以上の建築物(以下「中高層建築物」という。)の建築行為。
2 同一開発事業者が継続施行の結果、前項第1号に該当することとなるものについても
適用する。
3 複数の開発事業者が連続した土地において、同時施行の結果、第1項第1号に該当す
ることとなるものについても適用する。
(事前協議)
第4条 前条に規定する開発行為等を行う開発事業者は、関係法令に基づく申請又は届出
をする前に、開発行為等に関する事前協議申請書(以下「申請書」という。)(様式第
1号)に別表第1に掲げる図書を添えて町長に提出しなければならない。なお、協議が
円滑に進行するため申請書提出までに、関係機関との事前調整(様式第2号)を完了し
ておくこと。
2 前項の同意を得た開発行為等を変更する場合も同様とする。
−1−
3 町長は、第1項の規定による申請書の提出があった場合には、町が必要とする公共・
公益施設等の基本計画、維持管理、費用負担等及び周辺住民に対する影響等について協
議し指導を行うものとする。
(連絡会議)
第5条 町は、この要綱に基づいて行う開発事業者に対し適正な指導を行うため、大刀洗
町開発行為等連絡会議(以下「連絡会議」という。)を設置する。
2 連絡会議は、別表第2に掲げる課をもって構成する。
3 連絡会議は、前条の申請書について審査するものとし、必要に応じて開発事業者の出
席を求めることができる。
4 連絡会議の庶務は、建設課で行う。
(開発行為等の事前説明)
第6条 開発事業者は、次の各号に掲げる事項について第4条の申請書提出前に、当該開
発行為等の区域の区長及び利害関係者・近隣住民等に説明を行わなければならない。
(1) 開発行為等の概要に関すること。
(2) 日照及び電波障害等に関すること。
(3) 工事中における騒音及び振動に関すること。
(4) 下排水放流及び浄化槽設置に関すること。
(5) その他影響を及ぼすおそれのある事項。
2 開発事業者は、前項に基づく区長及び水利関係者等の意見を開発行為等の施行意見書
(様式第3号)により、また、利害関係者等に対する説明概要を事前説明報告書(様式
第4号)により町長に提出しなければならない。
3 開発事業者は、開発行為等の工事に関し、誓約書(様式第5号)を提出しなければな
らない。
(開発同意の通知等)
第7条 町長は、事前協議が合意に達したときは、開発行為等の協議済通知書(様式第6
号)により当該開発事業者に通知するとともに、当該開発事業者と開発行為等に関する
覚書(様式第7号)を交換するものとする。
2 開発事業者は、前項の覚書締結後及び関係法令の許可後に当該事業に着手するものと
する。
(開発行為の廃止)
第8条 開発事業者は、開発行為等を廃止したときは、遅滞なく開発行為等廃止届(様式
第8号)により町長に届け出なければならない。
(道路管理者との協議)
第9条 開発事業者は、開発行為等に関する工事を着手する前に、資材等の搬入搬出の経
路、道路の占用その他必要な事項について、道路管理者と協議しなければならない。
(公共・公益施設等の整備等)
第10条 開発事業者は、事前協議で合意した公共・公益施設等については、関係法令及び
−2−
本要綱を遵守し、自己の負担で整備しなければならない。
2 開発事業者は、整備した公共・公益施設等を町に引き継ぐまでの間は、責任をもって
管理しなければならない。
3 開発事業者は、整備した公共・公益施設等を町に寄附するときは、町長と事前に協議
し 、 公 共 ・公 益 施 設 引継 書 ( 様 式第 12 号 )に別 表 第 1 に掲 げ る 図 書を 添 え て 町長 に 提出
しなければならない。
(工事着工届等)
第11条 開発事業者は、工事に着工するときは、開発行為等工事着工届(様式第9号)を
町長に提出しなければならない。
2 開発事業者は、事業施行の期間中、開発行為等標識(標識第1号)を開発区域の見や
すい場所に設置しなければならない。
3 開発事業者は、工事を完了したときは、開発行為等工事完了届(様式第10号)を町長
に提出しなければならない。
(技術基準等)
第12条 技術基準等については、法及びその他の関係個別法等の基準によるほか、町長が
別に定める。
(中間検査及び完了検査)
第13条 町長は、必要と認めるときは、開発行為等の工事過程において中間検査をするこ
とができる。
2 町長は、第11条第3項の規定による工事完了届が提出されたときは、この要綱および
第7条の規定による覚書条項に適合しているか検査し、適合していない場合は改善につ
いて指示することができる。
3 町長は、前項による検査で適合していると認めたときは、工事完了検査済通知書(様
式第11号)により、開発事業者に通知するものとする。
(瑕疵担保責任)
第14条 開発事業者は、町が引き継いだ公共・公益施設等について、瑕疵によって施設が
滅失又は棄損した場合、引継ぎの日から2年間は自己の責任において補修若しくは補強
をしなければならない。
(公害及び災害等の防止)
第15条 開発事業者は、事業の施行において、公害を未然に防止するため、公害関係法令
等の定める環境基準を遵守し、町長の指導に従うものとする。
2 開発事業者は、災害の発生防止に努めなくてはならない。また、事業施行の過程にお
いて開発区域及びその周辺の道路・河川・水路及びその他の公共施設又は個人の施設等
に被害を生じたときは、開発事業者の責に帰するものは、開発事業者において解決する
ものとする。
3 開発事業者は、通勤通学等の歩行者の安全を確保するため、搬入・搬出等の経路及び
時間帯を考慮するなど万全な措置を講じなければならない。
4 交通規制等については、警察署と協議しなければならない。
−3−
(農林施設)
第16条 開発事業者は、農地等の開発行為等によってかんがい用水源が減少し、又は汚染
されるおそれがある場合には、町長と協議の上開発事業者の責任において、農業経営等
に支障がないよう施設の整備等必要な措置を講じるものとする。
2 開発行為計画上、ため池の埋立を必要とするときは、関係水利権者の同意を得て、町
長の指示を受けなければならない。
(管理規約の制定)
第17条 開発事業者は、住宅地造成分譲及び共同住宅等を目的とする開発行為等について
は、次の各号に掲げる事項を記載した管理規約を作成し、入居者にこれを遵守するよう
指導するものとする。
(1) 住宅部分を建築確認申請及び賃貸借契約書の内容に反して利用しないこと。
(2) 引火、爆発のおそれのある危険物を持ち込まないこと。
(3) 自動車・自転車等を路上駐車しないこと。
(4) 電気・ガス・水道等については、事故が発生しないよう取扱うこと。
(5) ゴミ集積施設は常に清潔に保ち、ゴミは定められた日に指定の場所に出すこと。
(6) 共有部分は、常に清潔に保つこと。
(7) 騒音や悪臭を発生させないこと。
(8) 町内会等のコミュニティ活動に積極的に参加し協力すること。
(9) その他近隣へ迷惑を及ぼさないこと。
(環境保全)
第18条 開発事業者は、開発区域内及び周辺の景観が損なわれないよう環境の保全に努め
るとともに緑化の推進を図るものとする。
(文化財の保護)
第19条 開発事業者は、開発区域内における文化財の有無を事前に確認し、文化財がある
ときは、文化財保護法に定める所定の手続きのほか、発掘調査等の必要が生じたときは、
町長と協議のうえその指示に従わなければならない。
2 開発事業者は、開発行為等の施行中に文化財保護法に定める埋蔵文化財を発見したと
きはその現状を変更することなく、所定の手続をとるとともに、町長と協議しその指示
に従わなければならない。
3 前2項の場合において、発掘調査等の必要が生じたときは、開発事業者の負担におい
て行うものとする。
(電波受信障害の防止)
第20条 開発事業者は、当該建築物の周辺地区において電波障害の発生の有無についてあ
らかじめ調査するとともに、障害を受けると予想される者その他関係者と協議し、必要
に応じ適切な措置を講じるものとする。
2 開発事業者は、前項の措置を講じた場合は、電波障害防止対策結果報告書を、町長に
報告しなければならない。
−4−
(通 告)
第21条 町長は、次の各号のいずれか1つに該当するときは、開発事業者に対しその違反
事由を文書で通告する。
(1) 第4条に規定する事前協議を行わず、開発行為をするとき。
(2) 同意をした事前協議の内容及び第7条に規定する覚書条項に違反したとき。
(3) この要綱に定める事項に違反したとき、又は応じないとき。
2 町長は、前項の規定により通告してもこれに応じないときは、開発事業者に対し必要
な措置をとることができる。
(委 任)
第22条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の実施のために必要な事項は、町長が別
に定める。また、要綱に定めのない事項については、その都度町長が定めるものとする。
附
則
(施行期日)
1 この要綱は、平成13年5月1日から施行する。
(大刀洗町土地開発に関する指導要綱の廃止)
2 大刀洗町土地開発に関する指導要綱(平成8年1月1日)は廃止する。
(経過措置)
3 この要綱の施行前に協議済で同意を得たものについては、なお従前の例による。
4
この要綱は、平成18年5月1日から施行する。
−5−
別表第1(第4・10条関係)
各届出に係る添付図書一覧表
事前協議申請書(第4条関係)
番号
添 付 図 書 等
1
関係機関との事前調整一覧
2
開発行為等の施行意見書(区長)
3
開発行為等の施行意見書(水利関係者)
4
事前説明報告書
5
誓約書
6
土地の登記簿謄本
7
付近見取り図
8
公図(字図)
9
現況図(平面・縦横断面図)
10
土地利用計画図
11
求積図
12
造成計画図(平面・縦横断面図)
13
排水施設計画図(平面・縦横断面図)
14
給水施設計画図(平面・断面図)
15
道路計画図(平面・縦横断面図)
16
がけの断面図
17
擁壁構造図
18
排水施設構造図
19
給水施設構造図
20
道路施設構造図
21
工作物構造図
町へ寄附する公共・公益施設の各種図面
22
(上・下水道、消防水利施設、公園・緑地、ごみ集積施設等)
23
建物平面・立面図
24
日影図
25
官民境界協議書
26
町長が必要と認める図書
公共・公益施設引継書(第10条関係)
番号
添 付 図 書 等
1
寄附申込書(建設課様式)
2
登記承諾書(建設課様式)
3
印鑑証明書(資格証明書)
4
登記簿謄本
確定測量図
5
(町へ寄附する公共・公益施設のみ)
6
公図(字図・完成時のもの)
備
考
様式第2号
様式第3号の1
様式第3号の2
様式第4号
様式第5号
写しでも可
1/2,500程度
1/500以上
平面図(1/1,000以上)・縦横断面図(1/500以上)
1/1,000以上
1/500以上
平面図(1/1,000以上)・縦横断面図(1/500以上)
平面図(1/1,000以上)・縦横断面図(1/500以上)
平面図(1/1,000以上)・縦横断面図(1/500以上)
平面図(1/1,000以上)・縦横断面図(1/500以上)
1/50以上
1/50以上
1/50以上
1/50以上
1/50以上
1/50以上
上記の縮尺を参考
1/100以上
備
考
1/500以上
1/500以上
別表第2(第5条関係)
大刀洗町開発行為等連絡会議
関係各課
企画財政課
生活環境課
総 務 課
下 水 道 課
農 政 課
農業委員会
建 設 課
生涯学習課
健康福祉課
関 係 項 目
上水道
公害防止、し尿・雑排水処理、ゴミ処理
交通安全施設、消防施設等
下水道
農業振興地域整備計画、緑地、農林施設
農地転用
道路、都市計画、駐車施設、排水路及びその他の排水施設
集会場(ドリームセンター内)
文化財(文化財事務所内)
防犯灯施設
−6−
開発行為等整備要綱のフロー図
農地転用申請
開発事業者
町
町と協議(建設課へ)
整備要綱の説明(建設課)
事前調整(関係各課へ)
事業者と協議(関係各課)
※事前調整の完了
※関係図面等の受領
申請書の提出(建設課へ)
申請書の受領(建設課)
※毎月20日まで
※添付書類のチェック
連絡会議開催通知(建設課)
農地転用申請書の提出
(事業者・関係各課へ)
※毎月25日まで
連絡会議へ出席(内容説明)
連絡会議の開催(関係各課・建設課)
※毎月25日前後
※協議・調整
協議済通知書・覚書伺(建設課)
(関係各課と合議)
協議済通知書の受領
協議済通知書の発送(建設課)
覚書の交換
覚書の交換(建設課)
※毎月5日前後
農業委員会の開催
※毎月10日前後
着工届の提出(建設課へ)
着工届の受領(建設課)
※農地転用許可書の添付
農地転用許可
標識の設置(現地)
中間検査の実施(関係各課)
※必要と認めるとき
完了届の提出(建設課へ)
完了届の受領(建設課)
完了検査の立会
完了検査の実施(関係各課・建設課)
検査済通知書の受領
検査済通知書の通知(建設課)
(関係各課と合議)
公共・公益施設引継書提出
(建設課へ)
公共・公益施設引継書の受領(建設課)
登記(建設課)
−7−
大刀洗町開発行為等整備要綱施行細則
(目 的)
第1条 この細則は、大刀洗町開発行為等整備要綱第12条に基づき必要な技術基準を定めるものとす
る。
(用語の定義)
第2条 この細則における用語の定義は、要綱の例による。
(道路施設)
第3条 開発事業者は、開発区域内に法に基づく都市計画決定がされている道路等都市施設、及びそ
の他予定道路がある場合は、当該計画に適合させるものとし、開発事業者の負担で施工しなければ
ならない。
2 既設道路から開発区域に通じる道路(以下「接続道路」という。)は有効幅員4m以上とし、そ
のため接続道路を新設又は改良する場合、開発事業者は予め道路管理者と協議のうえ、自己の負担
で整備しなければならない。ただし開発区域が接続道路に接する部分については、道路の中心線か
ら3.0m後退し道路として整備すること。
3 前項の接続道路が、開発区域内の主要な道路と接続し、開発区域が接続道路に接する部分につい
ては、道路の中心線から3.25m後退し道路として整備すること。
4 開発区域内の道路は、有効幅員6m以上とする。ただし、開発区域面積が3,000㎡以下の場合5m
以上、また、小区間(道路延長が35m未満)で通行上支障がない場合、もしくは回転広場等が設
けられているときは、有効幅員4m以上とすることができる。
5 道路構造基準については、次の各号によるものとする。
(1) 道路の両端が公道に接続していること。ただし、次に該当する場合は、袋路とすることができ
る。
ア 道路の延長が35m未満のもの。
イ 道路の延長が35m以上の場合においては、終端及び35m以内ごとに下図に示す回転広場を設け
たもの。ただし、有効幅員6m以上のものについてはこの限りでない。
中央に設ける回転広場
終端に設ける回転広場
5.0m
4.0m
2.0m
5.0m
4.0m以上
5.0m
35.0m≧
35.0m≧
※隅切りは各3mとする。
4.0m以上
5.0m
4.0m
4.0m
- 8 -
5.0m
5.0m
(2) 道路が交差する場合は、3m以上の隅切りを設けること。
(3) 道路の縦断勾配は7%以下とする。ただし、地形上やむを得ない場合は滑り止め舗装等を処理
し、小区間で7∼9%以下とすることができる。
(4) 路面は、すべてアスファルトコンクリート舗装を標準とし、原則として次によるが大型車の交通量が多い場
合はその都度協議すること。また、横断勾配は2%を標準とする。
車道部
歩道部
表 層 工(5㎝)
35㎝
表層工(4㎝)
14㎝
上層路盤工(15㎝)
路盤工(10㎝)
下層路盤工(15㎝)
(5) 道路側溝は、原則として両側に設け二次製品を使用すること。また、最小縦断勾配は0.3%以上
とすること。
(6) 道路の法敷には、擁壁等の崩壊防止施設及び交通安全のための防護柵を設けなければならない。
(7) 道路の路面には、原則として電柱及び防火水槽等交通の障害となる施設を設けてはならない。
(8) その他の道路構造は、道路構造令及び福岡県土木構造物標準設計によるものとする。また、次
に掲げるものは遵守すること
ア 側溝は落蓋式又は管渠型とし、側溝の通水断面は300mm×300mm以上とする。
イ 溜枡を40m間隔に設置し、溜枡の蓋はグレーチングとする。なお、その間にグレーチング蓋
を1枚以上設けること。
ウ 交差点内は出来るだけ暗渠として、前後に溜枡を設けること。
(橋 梁)
第4条 橋梁の設計は、2等橋を標準とし、町長が必要と認めるときは1等橋とする。
(安全施設)
第5条 開発事業者は、開発区域内に法面等があるときは、法面保護及び法肩に防護柵等を設置する
ものとする。
2 次の各号に該当する道路環境にあるときは、道路に防護柵(ガードレール等)を設置するものと
する。なお、その場合は有効幅員以外に0.5m以上の平坦地を設けること。
(1) 道路側の高さが2m以上あって、車両が路脱したときに、乗員の安全が確保できない道路、又
はこれに起因して重大な事故が発生する恐れがある道路。
(2) 道路が池・水路・鉄道等に接しており、安全確保のため必要な道路。
(3) 下り勾配が4%を超え、曲線半径が300m以下の道路で必要と認められる道路。
3 防護柵の構造は、道路構造令の定めにより施工するものとする。
4 その他町長が必要とする交通安全施設(カーブミラー、区画線等)については、協議のうえその
指示に従うものとする。
(駐車施設)
第6条 開発業者は開発区域内に、周辺の安全性を考慮し駐車施設を確保し、住宅地分譲造成以外の
目的で開発行為を行う場合には、次の各号に定める駐車施設を整備しなければならない。
(1) 共同住宅については、1戸当たり1台以上の駐車施設を確保しなければならない。
(2) それ以外については、当該開発行為等及び建築行為によって想定される利用者等の需要を勘案
- 9 -
して、駐車施設を確保すること。
(排水施設)
第7条 開発事業者は、開発区域のみならず、流入が予想される周辺地域を含めた集水区域からの流
入量を考慮して計画するものとし、周辺地域及び下流域に被害が生じないよう関係団体と協議のう
え、町長の指示に従い整備しなければならない。
2 開発事業者は、開発区域と関連する開発区域外の河川等排水施設については、予め関係機関及び
水利権者等と協議し、その承諾又は同意を得なければならない。
3 開発行為に伴い総流出量が放流先水路等の流下能力を越える場合は、町長と協議の上調整池等を
設置しなければならない。
(上水道施設)
第8条 開発事業者は、町の給水区域内で開発行為等により、水源を求めるときは事前に町及び三井
水道企業団と協議し、承認又は同意を得るものとする。
2 事業の実施に当たっては、三井水道企業団水道事業条例等によるものとし、上水道施設はすべて
開発事業者の負担において施工するものとする。
(下水道等)
第9条 下水道処理区域内における排除方式は、分流式とする。
2 開発区域内の、生活若しくは事業に起因する汚水又は雨水(以下「下水」という。)を、下水道
施設に接続して下水処理する場合は、事前に町長と協議調整の上、下水道法及び大刀洗町下水道条
例等を遵守し、すべて開発事業者の負担において施工するものとする。
3 下水道計画区域外については、合併浄化槽により処理しなければならない。なお、下水道計画区
域の未供用区域における処理方法については町長と協議すること。
4 浄化槽等を設置する場合は、予め町長と協議し、関係法令及び大刀洗町浄化槽指導要綱を遵守す
るとともに、適切な維持管理をしなければならない。
5 浄化槽等からの放流水等で起因する利害関係者との紛争については、設置者・利用者又は管理者
等において解決しなければならない。
(消防水利施設)
第10条 開発事業者は、開発区域内の消防施設等(消火栓、防火水槽及び消防活動用空地)について、
福岡県南広域消防組合(三井消防署長)と協議し、開発事業者の負担で整備しなければならない。
なお、開発行為等の許可後にその用途を変更する場合も同様とする。
2 協議実施にあたっては、次項に定める「福岡県南広域消防組合開発行為等における消防施設等に
関する規定」に準拠した施工をするものとする。
3 開発区域内の消防施設等の基準については、次の各号によるものとする。
(1) 開発区域には、消防水利の基準(昭和39年消防庁告示第7号)に定める防火水槽及び消火栓を、
次に定める基準により設置するものとする。ただし、当該開発に係る区域に、既に有効な公設
消防水利が設置され、当該開発区域が消防水利の基準に適合していると認められたときは、こ
の限りでない。
ア 開発行為等にかかる面積が、3,000㎡以上で、消防水利の設置数が1基の場合は防火水槽を
設置するものとし、2基以上の消防水利の設置が生じる場合は、開発地内の敷地面積対比が防
火水槽1基に対し消火栓3基(最初の消防水利は防火水槽)の割合で包含されるように設置す
- 10 -
るものとする。なお、消火栓が設置できない場合は防火水槽を設置するものとする。
イ 開発行為等にかかる面積が1,000㎡以上3,000㎡未満における消防水利は、消火栓又は防火水
槽のいずれかにより包含できるように設置するものとする。
ウ 消防水利の設置は、消防水利の基準第4条に定める数値以下となるように開発地を包含さ
せること。
(消防水利の基準第4条)
平均風速
年間平均風速が4m毎秒未満のもの
用途地域等
近隣商業地域
商業地域
工業地域
工業専用地域
準工業地域
その他の用途地域
用途地域の定められていない地域
100m
120m
(2) 開発区域内の道路及び開発区域外の既存の道路と予定建築物(地階を除く階数が3以上のもの
に限る。)との間隔が5mを越える場合は、消防活動用空地を確保するものとする。ただし、
当該予定建築物において二方向避難が確保される構造であるときはこの限りでない。
(防犯灯施設)
第11条 開発区域内及びその周辺(接続道路を含む。)の交通安全と防犯のために、町長と協議の上、
防犯灯等を開発事業者の負担で設置するものとする。
また、維持管理についても開発事業者又は入居者の責任において行うものとする。ただし、区へ
管理を移管したものはこの限りでない。
2 防犯灯の灯種は、原則として水銀灯40Wとする。
(公園・緑地)
第12条 開発事業者は、施行区域内に法の規定に基づき都市計画決定された公園・緑地等がある場合は、
当該計画に適合させるものとする。
2 開発事業者は、事業の施行規模に応じ、次の各号に従い、公園・緑地等の整備を図るものとする。
(1) 施行区域面積が3,000㎡以上の開発行為等で、自己居住用以外の住宅地造成等を目的とするもの
は、施行区域面積の3%以上を基準として、公園・緑地又は広場を整備し、町に無償譲渡するも
のとする。
(2) 非住宅を目的とする開発行為にあっては、面積の合計が施行区域面積の3%以上の緑化を図る
ものとする。だだし、当該開発行為等が工場立地法(昭和34年法律第24号)等に該当すると
きは、法律で定めるところにより施行しなければならない。
3 町に無償譲渡する公園・緑地に設置する施設は、予め町長と協議すること。
(区画面積)
第13条 住宅地造成分譲を目的とする開発行為においては、1区画の面積を原則として次のとおりと
する。
- 11 -
(1) 用途地域内 180㎡以上
(2) 用途地域外 200㎡以上
(集会所用地)
第14条 住宅地造成分譲を目的とする開発行為において100区画を越える場合は、下記により集会所用
地を整備して、町に無償譲渡するものとする。
開発規模(計画戸数)
確保すべき用地面積
施設の整備
100戸以上200戸未満
330㎡以上
別 途 協 議
200戸以上
500㎡以上
別 途 協 議
2 前項に定める計画戸数に満たない場合において、周囲の状況等により、町長が必要と認める場合
は、協議のうえ集会所用地を設置しなければならない。
(ごみ集積施設)
第15条 共同住宅等を目的とする開発行為においては、ごみ集積施設(可燃物)を開発事業者の負担
において設置するものとする。
2 開発事業者は、当該施設の管理者を定め適正な管理を行うものとする。
3 ごみ集積施設(可燃物)の面積は、次の各号に定めるところによる。
(1) 5戸未満 1㎡以上のスペースを確保
(2) 5戸以上 戸数×0.25㎡以上
(3) ワンルームマンションの場合 上記に該当する面積に0.6を乗じた面積(最低1㎡以上)
4 ごみ集積施設(可燃物)の構造は、周囲をブロック等で囲み床をコンクリートで仕上げ排水の設備をす
ること。また、衛生管理上、散乱防止対策として金網等を設置すること。
5 不燃物(粗大ごみ、危険物を含む。)集積のための施設については、開発の規模及び周辺の状況
により、町長が必要と認めるときは、用地を確保し整備しなければならない。
(適用の特例)
第16条 この基準を適用することが開発区域の地形・地質・開発の規模及び周囲の状況等から著しく
不適当と認められるときは、町長は特別の措置を講ずることができる。
(施行期日)
1 この施行細則は、公布の日から施行し、大刀洗都市計画区域の指定を受けた日(平成13年5月1
日)から適用する。
(大刀洗町土地開発に関する指導要綱の開発技術基準の廃止)
2 大刀洗町土地開発に関する指導要綱の開発技術基準(平成8年1月1日)は廃止する。
(経過措置)
3 この施行細則の施行前に協議済で同意を得たものについては、なお従前の例による。
4 この施行細則は、平成18年5月1日から適用する。
- 12 -
様式第1号の1(第4条関係)
受
開発行為等に関する事前協議(変更)申請書
付
※記入上の注意事項
□開発行為
開発行為等整備要綱に基づく
の協議を届出ます。
□建築行為
年
月
日
(あて先)大刀洗町長
□□□
開発行為等に関する協議の一覧表
開発事業者(法人の場合は所在地)
□□□□
住所
TEL
(
)
番
種
氏名
印
―
開
13 ―
発
行
別
①.開発区域
①.里道(国有)
②.水路( 〃 )
②.開発区域の面積
.
③.取付先道路
㎡
④.放流先水路
③.予定建築物等の用途
⑤
為
から
まで
④.工事期間年月日
又は協議済後
等
自己業務の用に供する
ア、自己の業務
⑤.
の
日間
イ、自己外
⑥.
⑦.教育施設
ものか否かの別
住
所
氏
名
住
所
氏
名
⑧.電気施設
⑥.設計者の
概
要
⑦.工事施工者の
TEL
(
)
TEL
(
)
⑨.ガス施設
⑩.輸送施設
協 議 先 名
協議年月日
摘
要
様式第1号の2(第4条関係)
設
計
ア.用
①
域等
書
設
開発行為等の目的及び方針
イ.特別用途地区
□該当あり(ウに記入)
□該当無し
ウ.該当ありの場合
特別用途地区
□用地地域外
宅
―
面
積
(㎡)
比
率
(%)
区
分
③
―
13 ―
14 ―
土
地
利
用
計
画
明
域(イに記入)
□第2種低層住居専用地域
□第1種住居地域
□準住居地域
□近隣商業地域
□準工業地域
□用途地域内
(アに記入)
②
区土
域地
内の
の現
況
地
□都市計画区域
地地
区
説
途
戸建
共住
計
比
地
農
地
建築物の敷地
一 般
公 益
住 宅
施 設
山
林
原
特 定
工作物
敷 地
野
公
道
路
池沼等
共
施
水
里道水路等国有地
設
路
用
公
その他
合
計
その他
合
計
地
園
その他
(㎡)
率
(%)
開発変更の理由及び変更事項
公共施設等の整備計画
④
公共施設
等の種別
公
共
施
設
等
整
備
計
画
⑤
給 ア.公営水道
水 イ.専用水道
施 ウ.そ の 他
設
対図
番号
⑥
消
防
施
設
幅 寸 法(m) 延
ア.消火栓
ヶ所
イ.防火水槽
基
ウ.消防活動用空地
エ.その他
⑦
汚
水
処
理
長(m) 面
積
(㎡)
ア.公共下水道
イ.浄化槽集中・各戸
ウ.汲取
エ.その他
管 理 者
⑧
(戸建
予戸
(共住
定数
計
⑨ 計画人口
⑩ 人口密度
用地帰属
)
)
計
の
方
針
様式第2号(第4条関係)
関係機関との事前調整一覧
番号
項
目
調 整 先
(調整年月日)
農地転用の
申請関係
(
2
農振法関係
(
産業課
.
.
)
3
緑
地
農林施設
(
産業課
.
.
)
4
都市計画関係
(
建設課
.
.
)
5
駐車施設関係
(
建設課
.
.
)
6
開発区域内
道
路
(
建設課
.
.
)
7
隣接又は
接続道路
(
建設課
.
.
)
8
排水路・
排水施設
(
建設課
.
.
)
9
下水道
(
建設課
.
.
)
10
上水道
11
交通安全施設
12
消防施設等
13
企画財政課
.
.
)
(
総務課
.
.
)
(
総務課
.
.
)
公害防止関係
(
住民課
.
.
)
14
し尿
雑排水処理
(
住民課
.
.
)
15
ごみ処理
(
住民課
.
.
)
16
防犯灯施設
17
文化財の有無
18
集会場
19
(
整
農業委員会
.
.
)
1
(
調
健康福祉課
.
.
)
文化財事務所
(
.
.
)
(
(
生涯学習課
.
.
)
.
.
)
※確認印は、各課との事前調整終了後に押印のこと。
- 15 -
結
H20,4,7作成
果
確認印
様式第3号の1(第6条関係)
年
月
日
開発事業者
様
区
区
名
長
名
印
開発行為等の施行意見書
貴社が施行する開発行為等に関し説明を受けましたが、それに対する意見を下記のとお
り申し述べます。
記
1.開発行為等の概要
2.日照及び電波障害等
3.工事中における騒音及び振動等
4.下排水放流及び浄化槽設置に関する事項
5.その他影響を及ぼすおそれのある事項
- 16 -
様式第3号の2(第6条関係)
年
月
日
開発事業者
様
水利関係者
印
開発行為等の施行意見書
貴社が施行する開発行為等に関し説明を受けましたが、それに対する意見を下記のとお
り申し述べます。
記
1.開発行為等の概要
2.日照及び電波障害等
3.工事中における騒音及び振動等
4.下排水放流及び浄化槽設置に関する事項
5.その他影響を及ぼすおそれのある事項
- 17 -
様式第4号(第6条関係)
事前説明報告書
年
月
日
(あて先)大刀洗町長
開発事業者 住所
氏名
設
計
印
者 住所
氏名
印
工事監理者 住所
氏名
印
工事施工者 住所
氏名
印
大刀洗町開発行為等整備要綱第6条第2項の規定により、次のとおり報告します。
施行区域
大刀洗町
説明の方法
氏
名
□戸別訪問
□説明会(会場:
住
)
所
事
前
説
明
の
方
法
※説明対象区域については、地図等で示したものを添付して下さい。
- 18 -
説明年月日
様式第5号(第6条関係)
誓 約 書
年
月
日
(あて先)大刀洗町長
開発事業者
住所
氏名
設
計
者
印
住所
氏名
工事監理者
印
住所
氏名
工事施工者
印
住所
氏名
印
大刀洗町
における
開発行為等については近隣住民等と問題を生じないよう十分注意をは
らって施工いたしますが、万一問題を生じたときは誠意をもって交渉
にあたり、自己の責任において解決します。
- 19 -
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