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神奈川センターニュース NO.186
働くもののいのちと健康を守る2011.12月15日号 神奈川センターニュース NO.186 発行:働くもののいのちと健康を守る神奈川センター 事務局:神奈川労連(℡045‐212‐5855、FAX045‐212‐5745) メール [email protected] http://www.geocities.jp/inokenkanagawa 日航の不当解雇撤回を 総決起集会 日本航空のパイロットと客室乗務員の不当解雇 撤回をめざす総決起集会が池袋の旧豊島公会堂で 12月6日開かれ、神奈川センターから菊谷事務局 長、稲木・前田次長が参加。集会では、東京地裁の 裁判や日常の仕事内容がパイロットや客室乗務員 によって寸劇で紹介。稲盛日航会長が「解雇の必要 性がなかった」ことを認めています。全労連大黒議長が開会挨拶、全労協金沢 議長が閉会挨拶をし、 「首切り自由社会にしない闘いだ」と強調しました。山口 パイロット原告団長、内田客室乗務員原告団長が「なんとしても職場復帰を勝 ち取る」と決意表明。支援の輪を一層広げ、解雇された労働者を職場に戻し、 安全を守ろうと全体で確認しあいました。判決は来春予定されています。 県立保土ヶ谷高校シックスクール裁判 12月13日、県立保土ヶ谷高校シックスクール裁判が横浜地裁で開かれ、 神奈川センター菊谷事務局長、前田次長が参加。法廷では裁判官は「医学的知 見が争点になる」との考え方を示しました。来年秋に結審、冬には判決の見通 しです。次回は2月7日13時10分於横浜地裁502号法廷。 なくせ原発、海に浮かぶ2つの原子炉(原子力空母)はいらない 12月10日、 「なくせ原発、海に浮かぶ2つの 原子炉(原子力空母)はいらない」シンポジウムが 同実行委員会の主催により平塚市民センターで開 かれ、1600人の参加で会場があふれました。 来賓として平塚市長が挨拶。 第一部の「特別報告」で清水修二福島大学副学 長は「3・11後の福島は、いま」と題し「放射性ストレス社会症候群がおき ている」と述べ①「見えない脅威」のストレス②「わからない」ことのストレ ス③「納得できない」ことのストレス④「疑心暗鬼」のストレスについて福島 の現状を詳細に説明。原発からの脱却を訴えました。 原発に頼らない再生可能エネルギーは地域経済の活性化に繫 がる 第二部のシンポジウムでは水野浩雄さん(元香川大学教授、元地震予知連絡会 委員)は「来るか、大地震―神奈川の揺れと津波」を報告。呉東弁護士は「三浦 半島を襲う地震の可能性が高まっており、原子力空母が原子炉事故を危険性が 高まっている」と発言。 「脱原発の国民的運動とともに脱原子力空母母港を」と 訴えました。日本共産党吉井衆議院議員は「福島原発事故は人災。しかし、東 電、政府は『想定外の地震・津波』としている。福島原発事故は2重の人災で ①度重なる警告を無視して事故を起こした②『全電源喪失』後の対応の誤りが あった」と指摘。さらに原子力空母が事故を起こす可能性は大きく、被害は首 都圏を覆うとの危険性を明らかにし、原子力空母ジョージワシントンを撤去さ せること、国内の原子力艦船3港(横須賀、佐世保、那覇)の共同した闘いを訴 えました。最後に質問に答え、吉井議員は「原発依存でなく原発に頼らない再 生可能エネルギーは可能であり地域経済の活性化に繫 がる」とよびかけました。 神奈川センター「新春のつどい」 1月20日(金)18時30分 場所 建設プラザ4階会議室 <つどい内容> ○訴え「日航不当解雇撤回めざして」 森陽子さん(航空労組連絡会幹事、JAL 不当解雇撤回裁判原告) ○挨拶、交流、オカリナ演奏など 軽食、飲み物準備しています。参加費無料 労働安全衛生学校 於建設プラザ6階会議室 2月18日(土)午後13時30分から17時 ○労働安全衛生法について(講演) ○安全な・安心な職場めざして職場の労働安全衛生活動(講演) 「ワタミ事案から見えてきたもの」小花弁護士 ○分科会①労災基準・申請について ②健康で働き続けるために・・過労死・自殺、メンタルヘルス問題 ③アスベスト問題 主催 働くもののいのちと健康を守る神奈川センター