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Global Health Leadership Program
東京大学 グローバルヘルス・リーダーシップ・プログラム Global Health Leadership Program (GHLP) “Global health is medicine of the future.” Global Health Leadership Program 1. プログラムの目的 博士課程・ポスドクの学生に対し、リーダーシップ教育を行い、インターンシップを通じた実践の場を提供することを 通じて、国際保健(グローバルヘルス)の分野でグローバルなキャリアを構築できる人材を育成します。 2. プログラム概要 ■期間: 講義(5-6月)+インターンシップ(7月以降に3ヶ月)+シンポジウムなど随時 ■場所: 東京大学本郷キャンパス ■公用語: 講義・生徒とのコミュニケーションはすべて英語で行う 講義・セミナー インターンシップ派遣 + • 第一人者によるグローバルヘル ス・リーダーシップの講義 • 問題解決・コミュニケーションのス キルトレーニング • その他セミナー・ワークショップ 個別指導 + • 国際機関(本部・フィールドオ フィス)、NPO、大学、シンクタ ンクなどへの3か月のインター ンシップ派遣 3. 受講生について • グローバルヘルス分野におけ るグローバルリーダーや国際 機関との人脈作りの支援 • 各自のビジョンを踏まえた個 別のキャリアカウンセリング • レジュメ・カバーレターなどのラ イティング指導 • 博士課程・ポスドクを正規の学生として15名募集(大学・国籍は問わない) • 修士・社会人もクラスの多様性の確保のため聴講生として10名程度受け入れ 受講生内訳(2011年度) 社会人 学部生 12% 4% 修士課程 20% 博士課程 60% PD 4% Global Health Leadership Program 課程 博士課程 PD 修士課程 学部生 社会人 15 1 5 1 3 専門分野 医学 看護学 生物学 薬学 工学 公共政策学 国際関係学 国籍 日本 中国/香港 シンガポール インドネシア バングラデシュ アメリカ合衆国 ドイツ カナダ Global Health Leadership Program 4. カリキュラム 2010年度カリキュラム 日付 講義名 講師 2010. 11. 24 オープニング:グローバルヘルスの 基礎、リーダーシップ概論 GHLP ファカルティーチェアー/プログラムディレクター 2010. 12. 01 インターンシップの準備:ロジカル・ シンキングとコミュニケーション GHLP フェロー 2010. 12. 08 クリティカル・シンキングと問題解決 ICU 准教授 マーク・ランガー 2010. 12. 13 キャリアセミナー #1 国連児童基金(UNICEF)ソマリア プログラム・チーフ 國井修 2010. 12. 15 物語と対話によるパブリック・リー ダーシップ 現チベット自治区首相 ロブサン・サンガイ 2010. 12. 22 キャリアセミナー #2 国連情報センター(UNIC)イスラマバード 所長 田瀬和夫 国連開発計画(UNDP)チャド 所長 近藤哲生 2010. 12. 22 グローバルヘルスにおけるリーダー シップと紛争解決 ケンブリッジ大学創設者 ジョアン・ゴールドスミス 国境なき仲介者 代表 ケン・クローク 2011. 01. 12 感情に基づく外交・トップによる交渉 前エクアドル大統領 ジャミール・マフアード 2011. 01. 19 グローバルヘルスのアジェンダ設定 PATH シニア技術アドバイザー 穂積大陸 2011. 01. 26 リーダーシップについて クロージング 国連開発計画(UNDP)駐日代表 村田俊一 GHLP ファカルティーチェアー/プログラムディレクター 2011年度カリキュラム 日付 講義名 講師 2011. 05. 11 オープニング システム・シンキング GHLP ファカルティーチェアー/プログラムディレクター MIT 経営大学院 ジョー・ヒュー 2011. 05. 14 アートワークショップ #1 株式会社 ホワイトシップ 2011. 05. 18 グローバルヘルスについて:バングラ デシュにおけるORT ハーバード大学 公衆衛生大学院 上級講師 リチャード・キャッシュ 2011. 05. 25 問題解決の基礎とコミュニケーション GHLP フェロー 2011. 06. 01 マラリアを取り巻く政治力学 元 世界保健機関(WHO)シニア・オフィサー 古知新 2011. 06. 08 グローバルなキャリア形成 日本医療政策機構 理事長 黒川清 2011. 06. 15 グローバルヘルスにおける組織課題 の解決 PATH シニアアドバイザー 穂積大陸 2011. 06. 18 アートワークショップ #2 株式会社 ホワイトシップ 2011. 06. 22 歴史とリーダーシップ ハーバード大学 教授 スガタ・ボーズ 2011. 06. 25 GHLP2010卒業式・特別講義 ビルゲイツ財団 グローバルヘルスプログラム 前総裁 武田製薬 取締役 山田忠孝 2011. 06. 29 特別講義 クロージング 現 経済財政・科学技術政策担当大臣 古川元久 GHLP ファカルティーチェアー/プログラムディレクター Global Health Leadership Program Global Health Leadership Program 5. 主なゲストスピーカー リーダーシップの実例 プロフェッショナルとしてのスキル グローバルヘルスの課題 • 論理と感情に基づく交渉 • 物語と対話によるパブリック・リー ダーシップ • 倫理観の育成 • 構成・枠組みの作り方 • 新たなプレーヤー・技術の台頭 • 加速するグローバリゼーション Jamil Mahuad 前エクアドル 大統領` Lobsang Sangay 現チベット自治区 首相 Joan Goldsmith ケンブリッジ 大学 創設者 穂積大陸 山田忠孝 黒川清 PATH シニアアドバ ゲイツ財団 日本医療政策 イザー グローバルヘルス 機構 理事長 総裁 6. インターンシップ派遣先(2010-2011) London Univ. K-RITH アメリカ • ハーバード大学公衆衛生大学院 • コロンビア大学 • トーマスジェファーソン大学 • ストックホルム環境協会 • PATH Global Health Leadership Program アジア • WHO健康開発総合研究センター • 国連人口基金東京事務所 • WHOマニラ • グラミン銀行 • メタカルチャーコンサルティング • 国際下痢疾患研究センター • クワズル・ナタル結核HIV研究所 ヨーロッパ • WHO • ロンドン大学 • 英国専門職連携教育推進センター アフリカ • 国連開発計画チャド • 国際連合児童基金ケニア • K-RITH Global Health Leadership Program 7. 生徒の声 Chao Dingding 東京大学工学系研究科 博士課程 ハーバード大学公衆衛生大学院にてインターン このプログラムを通じ、時には異なる意見や価値観をもつ他者を理解しまた彼らから学べるということに、自信を持つこと ができました。GHLPでの経験は、今後の研究や将来のキャリア形成に対し、非常に強力な助けになっていくと思います。 増野 華菜子 東京大学医学系研究科 博士課程 WHO(世界保健機関)神戸センターにてインターン リーダーになるためには論理的・精神的に訓練する必要があります。またたくさんの経験に裏打ちされた理論でなければ、 また理論のない経験だけでは、人を動かすことはできないことを学びました。このプログラムに参加し、将来の自分のキャ リアについて深く考える素晴らしい機会を得られました。 中山 莉彩 東京大学医学系研究科 博士課程 UNDP(国連開発計画)のチャド(アフリカ)オフィスにてインターン チャドでのインターンの経験、GHLPの教官とスタッフの親切なサポートを決して忘れません。この経験を通じて、グローバ ルヘルスの分野でもっと貢献していこうという気持ちが今まで以上に大きくなりました 8. 運営チーム ファカルティ・チェアー 国際保健政策学教室 教授 渋谷健司 特任助教 プログラム開発担当 甚上直子 Global Health Leadership Program ファカルティ・ディレクター 我喜屋 まり子 特任助教 渉外・広報担当 山崎繭加 プログラム事務局 滝澤由加里 中河綾子・清水友里加 東京大学大学院医学系研究科 グローバルヘルス・リーダーシップ・プログラム(GHLP) 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 医学部教育研究棟13階N1305 TEL:03-5841-3699 E-mail:[email protected] http://www.ghlp.m.u-tokyo.ac.jp/ Global Health Leadership Program