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平成26年度事業報告 - 那珂川町社会福祉協議会

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平成26年度事業報告 - 那珂川町社会福祉協議会
会議の開催状況
(1)理事会の開催 6回
開 催 日・
議
(福祉センター3F)
事
第1回
議案第 1号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会評議員の補欠選任について
5月26日(月)
議案第 2号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成25年度事業報告について
議案第 3号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成25年度一般会計決算について
議案第 4号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第1号)について
議案第 5号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会評議員の選任について
第2回
6月13日(金)
第3回
協議事項
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会新理事の学識経験者の推薦
について
議案第 6号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会会長、副会長の選任について
議案第 7号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会職員給与規程の一部を改正
する規程の制定について
議案第 8号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会経理規程の全部を改正する
規程の制定について
議案第 9号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第2号)について
議案第10号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会職員給与規程の一部を改正
する規程の制定について
議案第11号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会嘱託職員規程の一部を改正
する規程の制定について
議案第12号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第3号)について
議案第13号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成27年度事業計画について
議案第14号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成27年度一般会計当初
予算について
7月30日(水)
第4回
8月1日(金)
第5回
12月16日(火)
第6回
3月20日(金)
(2)監事会の開催 1回
開催日・会場
5月14日(水)
1階相談室
議
事
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成25年度会計監査
1
(3)評議員会の開催 5回
開 催 日
議
(福祉センター3F)
事
第1回
議案第 1号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会理事の補欠選任について
5月30日(金)
議案第 2号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成25年度事業報告について
議案第 3号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成25年度一般会計決算について
議案第 4号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第1号)について
議案第 5号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会理事の選任について
議案第 6号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会監事の選任について
議案第 7号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会理事の選任について
議案第 8号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第2号)について
議案第 9号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成26年度一般会計補正
予算(第3号)について
議案第10号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成27年度事業計画について
議案第11号
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会平成27年度一般会計当初
予算について
第2回
7月4日(金)
第3回
7月30日(水)
第4回
12月19日(金)
第5回
3月25日(水)
(4)筑紫4市1町社会福祉協議会会長・事務局長連絡協議会 等
開催日
2月9日(月)
筑紫4市1町社協防災担当者会議の報告
太宰府市社協
情報交換
内
容
内
容
(5)10市1町社会福祉協議会連絡協議会
開催日
8月29日(金)
【協議事項】
糸島市社協
1 介護保険・障害福祉サービス事業従事者人員確保について
2 生活困窮者自立支援制度の対応について
3 社協運営補助金の状況と行政の考え方について
2
1 地域福祉活動財源確保事業
(1)社協会員制度の推進
・会員の募集推進(実績)
会員種別
口数
金額
普通会員
6,197口
3,039,100円
賛助会員
264口
264,000円
11口
55,000円
8口
80,000円
6,480口
3,438,100円
特別賛助会員
特別会員
合
計
※普通会員は500円で割れません
(2)赤い羽根共同募金運動の推進(実績(参考:支会報告分))
募金種別
金額
戸別募金等
4,748,651円
企業・団体等募金
1,418,347円
募金箱・個人募金
193,998円
街頭募金
212,249円
カード等募金
466,124円
自動販売機募金
169,898円
267円
預金利息
共同募金実績額
7,209,534円
地域福祉活動財源確保事業については、厳しい社会情勢の中ではありましたが理事、評議員を
はじめ、関係団体、町民の皆様のご協力により、大きな成果を得ることができた。
3
2 調査・研究・広報・啓発事業
(1)調査・研究活動
福祉ニーズの把握
事業名称
事業目的
新規 ・ 既存
那珂川町の福祉に関する機関や団体などが集まり、福祉の情報を共有する機会を定期的につく
る。また、福祉団体の連携を図る機会をつくる。
事業対象者
事業報告
町内の福祉に関する機関や団体
<福祉団体等のヒアリング>
■平成27年1月19日(月)10時~あしたばの会
■平成27年1月19日(月)14時~那珂川町婦人会
■平成27年1月19日(月)17時~那珂川手話の会
■平成27年1月20日(火)10時~那珂川町身体障害者福祉協会
■平成27年1月20日(火)14時~那珂川点字の会
■平成27年1月20日(火)15時~筑紫保護区保護司会那珂川支部
■平成27年1月21日(水)15時~那珂川土筆会
■平成27年1月22日(木)10時30分~NPO法人障がい者支援事業所なかがわ地域活動支援
センターらぶは~つ
■平成27年1月26日(月)14時~こどもの発達を考える親の会「のぞみ」
■平成27年1月26日(火)15時~キャンバス
■平成27年1月26日(火)16時~那珂川町ひとり親家庭福祉会
■平成27年1月28日(水)14時~春日警察署少年補導員連絡会那珂川支部
■平成27年2月2日(月)10時~那珂川町食生活改善推進会
■平成27年2月2日(月)11時~那珂川ボランティア連絡協議会
■平成27年2月2日(月)14時~那珂川町シニアクラブ連合会
■平成27年2月3日(火)13時~那珂川町民生委員児童委員協議会
■平成27年2月3日(火)15時~今池だんだんの家
■平成27年2月10日(火)10時~託児ボランティアなかがわ「かるがも」
福祉センター1階相談室ほか
事業効果
各団体とのヒアリングを行い、それぞれの現状や抱えている課題を知ることができた。特に、ひとつの
団体だけでは解決できない課題について、社協も一緒にできる方法を考え、協力していくこともわず
かながらでもできた。また、ヒアリングの場が、各団体の役員と社協の顔の見える関係をつくっていく
きっかけとなっている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
継続的にヒアリングの場を設けながら、各団体との良好な関係を作りながら、連携していく。
事業名称
事業目的
地域福祉活動計画策定職員プロジェクト会議の開催
職員間の連携を図り、社協としての課題を考えていくために、各事業所から選出されたプロジェクト委
員を中心に全職員で共有、課題解決を行っていく。
事業対象者
新規 ・ 既存
社会福祉協議会職員プロジェクト会議メンバー
4
事業報告
<職員プロジェクト会議>
■平成26年4月28日(月)17時30分~19時、今年度のプロジェクト会議について
■平成26年5月26日(月)17時30分~19時、経過報告、アンケート調査項目についての検討
■平成26年6月23日(月)17時30分~19時、経過報告、アンケート調査項目についての検討
■平成26年7月14日(月)17時30分~19時、アンケート調査項目についての検討
■平成26年9月29日(月)17時30分~19時、経過報告、アンケート調査項目についての検討
■平成26年10月27日(月)17時30分~19時、経過報告、骨子案についての検討
■平成26年12月22日(月)17時30分~19時、役場との協議事項の経過報告
■平成27年1月26日(月)17時30分~18時、那珂川町地域福祉計画等策定業務委託につい
て報告
■平成27年2月23日(月)17時30分~19時、経過報告
■平成27年3月23日(月)17時30分~19時、アンケート調査票の検討
福祉センター3階会議室
<福祉課との協議等>
■平成26年4月17日(木)10時~11時、福祉センター1階相談室、今後のスケジュールの確認
■平成26年10月3日(金)10時30分~11時30分、福祉センター1階相談室、地域福祉活動計
画策定スケジュール
■平成27年2月9日(月)10時~11時、筑紫女学園大学研修室、山﨑教授委員就任のお願いと
他市町の計画策定状況と注意点など
事業効果
役場担当課が高齢者支援課から福祉課に変更となり、平成27年度末までに地域福祉計画と一体
的に策定することが決まった。今年度は役場担当課との協議を重ねながら、今後のスケジュール、
アンケート調査票や骨子案についての検討をした。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
多くの住民の声を反映し、「那珂川町らしい」地域福祉活動計画をつくれるよう、役場担当課と連携
しながら策定に向けて、協議を重ねていく。
事業名称
事業目的
事業対象者
事業報告
介護保険事業検討プロジェクト会議
新規 ・ 既存
今後の介護保険事業の取り組み方針を検討していく。
社会福祉協議会職員プロジェクト会議メンバー
介護保険制度の改正に伴う今後の介護保険事業の運営についてプロジェクトメンバーで検討をおこ
なった。
■第1回会議
平成27年1月28日(水)17時30分~19時、福祉センター
(1)プロジェクト会議の主旨
(2)介護保険事業所の決算の推移
(3)介護保険事業所の現状
■第2回会議
平成27年2月16日(月)17時30分~19時、福祉センター
(1)今後の通所介護事業所の運営について
■第3回会議
5
平成27年3月9日(月)17時30分~19時、福祉センター
(1)平成27年度介護保険事業費の推計について
(2)今後の通所介護事業所の運営について
■第4回会議
平成27年3月25日(月)17時30分~19時、福祉センター
(1)平成27年度介護保険事業予算について
(2)今後の通所介護事業所の運営について
事業効果
介護保険事業所の現状の課題が明らかになり、今後各介護保険事業所が早急に運営の改善に取
組む必要があることを確認した。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
介護保険制度の改正に伴い訪問介護事業所と通所介護事業所については、減収が予測されるた
め今後の介護保険事業所の運営の在り方について平成27年度も引き続きプロジェクト会議におい
て検討を行う必要がある。
(2)広報・啓発事業
事業名称
事業目的
社協だよりの発行
新規 ・ 既存
社協事業や地域の福祉活動をより広く住民に知らせることで、福祉についての理解、参加する人を
増やし、福祉活動の輪を広げることを目的とする。
事業対象者
事業報告
一般住民
■平成26年 5月1日発行社協だより179号
■平成26年 7月1日発行社協だより180号
■平成26年 9月1日発行社協だより181号(40周年記念号)
■平成26年11月1日発行社協だより182号
■平成27年 1月1日発行社協だより183号
■平成27年 3月1日発行社協だより184号
事業効果
・今年度も奇数月に発行し、さまざまな福祉活動についての発信を行った。福祉団体の活動紹介を
行うなど昨年度の総評を活かし、事業を行うことができた。
・今年度は法人化40周年を迎えたため記念号として全ページカラー印刷で発行した。これまでの社
協のあゆみや、現在の社協事業につい、住民へインタビューをした内容の掲載などを一冊にまとめる
ことができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・地域で行われている活動について、地域福祉活動を掲載してもっと住民に知ってもらう工夫を行
う。住民参加のきっかけとなるよう作成に努める。
・印刷会社との連携は確実に行い計画的に実施していく。
事業名称
事業目的
事業対象者
事業報告
ホームページの更新
新規 ・ 既存
社協事業をより早く、広く、多くの人にPRすることを目的とする。
一般住民
毎月月末から翌月初めごろにホームページの内容を更新。月の行事や講座の案内等を実施。
6
事業効果
町外からの問い合わせもあり、広く社協事業について発信することができた。
福祉センター利用者でホームページを見て来館してくださる人もおられるため、継続的な更新をしていく
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
情報の発信の一手段として必要に応じて、随時、情報の更新をしていく。事業等で変わらないものにつ
いても写真等の更新をしていきPRに努める。
7
3 地域福祉活動推進事業
(1)福祉ネットワーク推進地区支援事業 (各行政区の取り組み)
事業名称
事業目的
福祉ネットワーク推進地区支援事業
新規 ・ 既存
那珂川町内で様々な福祉ニーズを抱え、援助を必要とする人々に対し地域住民の相互扶助を基本
活動とし、全ての住民がごく普通に、家族や地域の中で自立した生活ができるように支えあい、「だれも
が安心して住み続けられるぬくもりのある福祉の地域づくり」を目指す那珂川町福祉ネットワーク推進
地区(以下「推進地区」という。)の支援をする。
事業対象者
事業効果
福祉ネットワーク推進地区
■福祉ネットワーク推進地区の指定
継続地区数 28地区、新規地区数 3地区(うち1地区は次年度から活動開始)
■ふれあいサロン活動助成
実施地区数 29地区(うち新規地区数 2地区)、実施回数 316回
■小地域見守り活動助成
実施地区数 14地区、対象世帯数 578世帯
■子育てサロン活動助成
実施地区数 10地区、実施回数 168回
■広報啓発活動助成
実施地区数 15地区
・推進地区も新たに2地区増え、サロン活動をはじめた。また、次年度から福祉ネットワーク活動の開
始に向けて、推進委員会のメンバーを対象に福祉ネットワーク活動についての説明会や、他地区のサ
ロンの現場にメンバーが見学できるよう調整・同行を行い、準備の支援を行った。
・子育てサロンについて、従来、未就学児から小学生まで対象にした子育てサロンをしていた地区で、
親のニーズもあり未就学児を対象としたサロンを新たにつくった地区もあった。また、新たに子育てサロ
ンをはじめようという地区からの相談もあったが、支援者の中での意見の相違などがあり、話し合いを重
ねたが妥協点が見つからず、サロンをはじめる体制に至らなかった。
・見守り活動について、推進委員の高齢化で委員のみでの活動を継続していくことが困難になり、行政
区内の既存の枠組み(隣組長など)へ見守り体制を見直し、変更する地区もあった。推進委員と現在
の課題を整理し、今後どのような形で行うのが一番いいのかを一緒に考え、区の役員やシニアクラブと
一緒に話し合いを行った。
・広報啓発活動について、各行政区の発行している広報誌について、内容、発行数についても差があ
るため、今年度助成のあり方について検討した。次年度については、広報誌にかかる印刷代の負担を
軽減するために印刷機の使用を無料とし、従来の広報啓発助成金を廃止することとした。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
近年、組織化をしっかり行っている地区ほどメンバーの活動の継続性は高く、組織内での問題解決が
うまくできている傾向にある。しかし、開始時に必ずしもがっちりとした組織ができるとは限らないため、活
動を開始後も、どのような形で組織体制を作っていくのかということを推進地区の中で意識づけをきち
んと行っていくことが今後の課題と思われる。
また、支援者の高齢化で活動の継続が困難になる場合も増えていくことが予測される。支援者をどう
支えていくのか、特に区としてどのような形で福祉活動を推進していくのかを一緒に見直ししていく時期
になっていると思われる。
8
(1)福祉ネットワーク推進地区支援事業 (各行政区の取り組み)
<南畑地区>
※平成26年度活動報告書より抜粋
26年度成果・課題
26年度主な活動内容
・ふれあいサロン活動(年5回)
・サロンは、9月の予定(花いっぱい運動が変更の為)を中止。農繁
期になる為日程の検討。
・世代間交流会は、竹細工(コップ、竹縄等)、かしわめし、そうめん
流しを実施。
埋
金
・夏休みのラジオ体操に参加。
・日帰りバスハイクは、山茶花の湯及び五ヶ山ダム工事現場の見学
で好評であった。
・サロンは、社協の支援と協力により開催できた。
・推進委員の協力により開催できた。
・ふれあいサロン活動(年24回)
各部会を開催してきたが、文化、芸術、音楽等々の不人気さに驚
きをかくしえない。つまり高度な専門知識を習得された方々からの
教えより自ら全身の力を抜き、ワイワイ、ガヤガヤの方が息抜きとな
不
入
道
る事が判明した。部会制を取り止め、気楽に、のんびり、皆さんとの
会話の中から方向性を見出す事、設備、備品の充実を図る事、
又、屋外に目線を移し活動に取組む。さらにゲーム等々の競技会
や脳活への資料、部材の収集に努める。来年度は特に「笑い」の探
求を進行させる事とする。
・ふれあいサロン活動(年12回)
成果
・広報啓発活動
・サロン会員・推進委員間が助け合って楽しみの心がより強く現れて
きたように思う。
・区役員の顔出しが少しずつ増えてきた。
・サロンの日を楽しみにしてくれている。(おしゃべり・ゲーム・手芸・
郊外サロン)
成
竹
・9月より昼食が弁当になった為、最初から全員参加で体操・ゲー
ム等に参加出来、盛り上がりが良くなった。
反省
・会員が高齢の為、減少しはじめ、増員に努めたい。
・ゲーム・手芸がマンネリ化をしないよう新しい物を取り入れて行きた
い。
寺
倉
・ふれあいサロン活動(年7回)
参加者の中で数年の間に体調不良の方、亡くなった方等が数名と
・広報啓発助成
なり、少し寂しい気がしています。また参加や日常の行動に意欲の
ない方をどの様にして参加行動に導くか、今後の課題の一つと言え
ます。また広報啓発費の削減で今後のサロン運営に影を落とす等
の明るい話題が少なくなっている様です。
9
・ふれあいサロン(年7回)
・ここ数年、サロンの自主運営を目指してきたがサロン支援者研修
・広報啓発活動
内容を取り入れたり独自のプログラムを作ったりで対応できるように
なった。
南
面
里
・スタッフづくりに悩んできたが、今年度より福祉委員長を先輩に引
き受けて頂きこれが大きな支援となり運営がスムーズにできてい
る。サロン開催も計画より一回増えた。
・サロン不参加者は足を痛めてきている人が多いようだ。車椅子と
か支援者対応の検討が必要となってきた。
<岩戸地区>
26年度成果・課題
26年度主な活動内容
・ふれあいサロン活動(年10回)
本年度は、7月のサロンは大雨のため中止、8月の区夏祭りも雨の
ため中止しましたが、他は計画通り実施しサロンは9回開催をしまし
た。
実行委員による熱心な事前討議、サロン開催、そして反省会の繰り
別
所
返しで、参加したお年寄りからは、感謝と参加の喜びの言葉がもらえ
ました。
参加者も一度参加し味を噛みしめると、その後は、継続して参加さ
れることが多いようです。
・ふれあいサロン活動(年5回)
(1)見守り訪問活動
・見守り活動(17世帯)
年数を重ねるごとに、地域の方々に見守りの大切さを知って頂く機
・広報啓発活動
会ができた。高齢者に気を掛けることで、少しでも孤立しないよう活
動していく。
(2)ふれあいサロン
年間5回のふれあいサロンの開催をすることにより、地域の皆さんに
福祉ネットワークの活動を理解して頂けるようになってきた。今後高
井
尻
齢者に必要な情報を発信しながら、地域に根付いて行ける様努め
ていきます。
(3)反省
前年度より若干ではあるが参加者が増加したことは、成果であると
思う。また、ボランティア勉強会の開催が出来たことは、今後の運
営の充実に寄与すると思う。
少し男性の増加が増えてきたが、まだまだ女性が中心なので、気軽
に男性が来て頂けるように企画立案して行きたいと思います。
山
田
・ふれあいサロン活動(年11回)
4月の桜見は花が終わっていて残念でした。3月末か4月始めに実
・見守り活動(36世帯)
施したい。
・子育てサロン活動(年4回)
9月の巨峰狩りは参加人数を増やした事により、巨峰園が対応に苦
慮していたので今後は時間に余裕をもたせ、参加人数も考えたい。
裂田の溝のライトアップにて使用する灯籠の作製では、サロンが変
更に成ってしまったため出来るだけ変更しなくて実施したい。
10
・ふれあいサロン活動(年12回)
(成果)
・広報啓発助成
・平成26年度も月1回で、12回の橘ふれあいサロンを開催すること
ができた。
・参加者と実行委員とのコミュニケーションも大変良好である。
・サロンの開催回数も125回を重ね、内容も充実している。
・サロンへの参加を大変楽しみにしてある。
・西隈『橘ふれあいサロンだより』が、4回発行出来た。
西
隈
・実行委員を10名から12名に増員した。
・包括支援センターからも参加して戴き健康の話などをしてもらっ
た。
(問題点)
・推進委員のサロンに対しての積極性に欠ける。
・参加者で新しいメンバーの参加がない。
・内容がパターン化し過ぎて、新しい物も考慮する。
・年1回のバスハイクだけなので、郊外でのサロンを考えています。
・子育てサロン活動(年15回)
参加した子どもだけでなく、母親もみんな笑顔で楽しく過ごす事がで
き、とても良かった。又、子どもだけでなく、母親同士も交流ができ、
悩みなどを相談し合え、有意義な時間を過ごす事ができた。子ども
たちも普段接する事がないスタッフとも交流ができた。イチゴ狩りや、
道
善
クリスマス会などのイベントも楽しくできた。遊具の片付けなども参加
者でするので、子どもも片付けを覚える事ができた。
反省点としては、参加者がいつも来ている人が多く、まだサロンを知
らない人が多いので新しい参加者を増やしていきたい。
・ふれあいサロン活動(年12回)
当サロンも発足して早や10年になりました。会員も口コミにより徐々
に増えています。サロンの内容も室内ゲーム、手芸工作、保健セン
ターよりの健康体操、演奏及合唱、カラオケ、町外研修等、多種類
恵
子
にわたり多数の会員に楽しんで貰いました。会員も増加して、スタッ
フの方々に大変迷惑を掛けましたので、もう少しスタッフを増やし、
恵子区いきいきサロンを益々楽しい場所にして行きたいと思いま
す。
<片縄地区>
26年度成果・課題
26年度主な活動内容
片
縄
谷
口
・ふれあいサロン活動(年6回)
参加された方の横の繋がりと声を掛け合いサロンのアピールを行っ
・見守り活動(26世帯)
た結果、参加される方が増えてきた。
・子育てサロン活動(年24回)
(反省)
女性の参加に対して男性の参加が少ない。一人でも多く参加出来
る様に工夫していく。
11
・ふれあいサロン活動(年6回)
片
縄
内
田
参加者の方が笑顔で参加されおしゃべりもはずむので、スタッフの
励みになります。
参加者の顔ぶれが決まってきつつあるので、企画内容の検討や誘
い合う仲間作りが必要だと思います。
片
縄
観
音
堂
・ふれあいサロン活動(年12回)
介護認定を受ける前の方々を中心としたサロン活動で地域の方々
・見守り活動(38世帯)
と顔見知りになって挨拶し、自助、互助、共助の精神で、この地で
暮らしていける様に、サロンでは脳トレ、リズム体操、健康教室、園
芸、バスハイク等、楽しんでいます。
今後も参加者の意見を聞きながら続けていきたいと考えています。
・ふれあいサロン活動(年23回)
・孫四郎ふれあいサロンは平均80代くらいの皆さんが元気に出席し
・見守り活動(45世帯)
ています。時々、足や腰が痛いと言われる方もいますが、サロンに
・子育てサロン活動(年24回)
参加し楽しまれております。15年の月日が経過し、皆勤者が3名出
ました。
・くすの季サロンは参画型サロンです。皆で考え、企画し行動してい
ます。毎回新しい方の参加が増えています。
下
片
縄
西
・見守り活動では、糸島との交流でもう一度、『見守りとは』といった
事を考えさせる機会となり良かったです。学びの体験でした。
・26年度から、子育てサロン(にこにこ広場・のびのびひろば)を平日
と土曜日の月2回開所し、未就園児、未就学児とそれぞれ対象者
にあった参加ができるようになった。
先輩のお母さん方やジュニアボランティア(小学校高学年)との出
会いから、親同士の繋がりの構築、小学生に向けての不安解消
等々、意義ある活動となっている。
・ふれあいサロン活動(年7回)
平成24年度、公民館での「食品提供」を含む計画不可能との
・見守り活動(20世帯)
判断で、平成25年度も計画されず、今年度も取り止める予定だ
・子育てサロン活動(年14回)
ったが、3月の作品展では筑紫保健所に届けを済まし、ぜんざい
・広報啓発活動
を提供しました。参加された方からは笑顔が見られ話もはずんで
近隣とのコミュニケーション、子どもから高齢者までの交流の場
片
縄
今
池
作り、区の活性化と目標の通り達成出来た。
行事への参加は気楽に参加してもらえる様に声かけする事で参
加者が増え、手作りでは子どもたちが多く参加楽しんでもらえた
様だ。折り紙で作ったくす玉は子供会が敬老の日のプレゼントとし
て頑張って折っていました。
高齢化率が高い今池区、見守りをする人も高齢になりつつある。
普段から近所付き合いを大切にしなければならないと感じた。
12
・ふれあいサロン活動(年11回)
福祉推進委員の区役員及び外郭団体の役員の協力のもと地域の
・見守り活動(20世帯)
高齢者世帯の見守り、声かけをしてもらっています。特に今年度は
新町クラブシニア(旧称老人クラブ)への加入勧誘が功を奏して、
若い層の女性の加入が増えてネットワークとの結びつきも強くなり、
活動がよりしやすくなってまいりました。
*見守り、声かけ訪問は福祉委員の方がこまめに訪問され、丁寧
に対応され、高齢者の信頼を得られております。
*月例の健康サロンは毎回大体同じメンバーが参加されております
が楽しくされております。
片
縄
新
町
*年2回のバスツアーは毎回新しい所を計画して呼びかけておりま
すので、皆さん楽しんで参加されております。
*年2回の春、暮れの食事会は毎回多数の参加があり、区民の交
流の場ともなっております。
*今年から一人暮らしの方との交流会を開催し、普段の健康サロン
には参加されてない方が出席されて楽しんでもらいました。
ネットワークによる区民の交流の意識の高まりは町の安全、安心つく
りに貢献していくと考えます。
*今後のネットワークの組織、運営について現状での世代交代は人
選が難しいので、組織の変更が必要かと考えております。
・ふれあいサロン活動(年12回)
26年度は、何人も転んで入院が続きお休みされる方が出たにも関
・見守り活動(35世帯)
わらず、退院後サロンを楽しみにしていたと参加される方もいてスタ
片
縄
緑
ッフ一同励みになっています。何度もお声かけしていた方が、サロン
に来られる様になって良かったと思っています。
スタッフも入れ替りがあり、気楽に入って来られる様に楽しい場にし
ていきたいと思います。
・ふれあいサロン活動(年11回)
みんなでおいしいものを楽しく食べようを主題に開催しました。公民
・見守り活動(64世帯)
館のサロンではおやつなどをスタッフが手作りで用意し、講座や手芸
・広報啓発活動
のときは後半にみんなで楽しく食べ参加者には好評でした。保健セ
ンター出前講座を3回開催し、お口の健康づくり、高齢者の低栄養
防止のための「一汁三菜モデル」、上手なおやつの付き合い方など
歯科衛生士、管理栄養士から健康を保つにはおいしく食べることが
片
縄
浦
ノ
原
重要だと教わりました。
参加者が多いのはバスハイクです。おいしい食事と道の駅で買い物
を楽しむことができました。
手芸ではスタッフ指導でブローチ作製とさげもん作製を開催しまし
た。参加者全員すばらしい仕上がりでした。カラオケでは参加者もス
タッフも歌い大いに盛り上がりました。見守り活動は組長にお願いし
ました。結果の記録表を見ると見守りの重要性を組長に説明不足
かなと考えています。いきいきサロンだよりは9回作成し回覧し区の
方々にサロン活動状況をお知らせできました。
13
片
縄
丸
ノ
口
・ふれあいサロン活動(年12回)
新しい参加者が少しずつ増えている半面、今まで参加されていた方
・広報啓発活動
が参加できなくなっている状況です。机・いすのかたづけ、湯のみ洗
いなど、参加者の中でできる人が手伝ってくれます。
27年度も声かけをしていきたいと思います。
・ふれあいサロン活動(年12回)
◎ふれあいサロン
・見守り活動(22世帯)
高齢化比率が高いときわ台区としては、社会福祉を充実させる取
組を推進しなければなりません。ふれあいサロンを開催し高齢者同
士の交流を実施してきました。
花見や2回実施したバスハイクは好評であり、次年度も是非実施し
て行きたいと思います。全体的にふれあいサロンは女性の参加が主
となっており男性が参加し易い企画(将棋・囲碁など)を考えていく
必要があります。男性のサロンスタッフの擁立ができればより活動内
容も活性化が図れると思います。
ときわ台は他の区のように公園で体を動かすとか花を育てるなど室
外の取組がしづらい環境であるため公民館での活動に留まってい
片
縄
と
き
わ
台
る。昨年度にときわ台公民館にテレビ、ビデオデッキなどの備品を
充実したため、ビデオによる映画鑑賞、各種の教育ビデオなど視聴
など柔軟な活動を目指しサロンの日は公民館に行けば楽しい時
間、楽しい会話ができるようにしたい。月1回の開催を複数回の開
催とすることなどを目標としていきたい。
◎見守り活動
身近にいるサポーターが月に1~2度定期的に声をかけたり、気
にかけたりしていることで安心まではいかなくても会話する人がいて
喜んでいる。
サポーターは担当の居住区(班)の対象者の方々をしっかり把握す
ることで、居住区全体の高齢化の実態ができた。見守り活動自体が
地道な活動だけに区内の居住者の方に理解されるような取組が必
要であり、見守りのサポーターを増やす取組みを行う必要がある。
<安徳地区>
26年度成果・課題
26年度主な活動内容
・ふれあいサロン活動(年12回)
成果
・子育てサロン活動(年7回)
福祉ネットと下梶原自主防犯・防災組織とが重なる中で、年末夜警
の激励と特別警戒パトロールを行った。下梶原区の総会資料にサロ
下
梶
原
ン活動の報告と計画を出すこととなっている。冬休みに向けてのクリ
スマス会は異年齢の交流ができ盛り上がった。
反省
ふれあいサロンの参加者が高齢化し、固定化してきている。子育て
中の親が少なく対象者の減少が止まらない。親子での参加は見込
みづらくなっている。
14
・ふれあいサロン活動(年3回)
・3回ともに悪天候の中での開催で出足が悪かった。
・回覧での告知なのか積極的な参加が少ない。一人ひとりに案内を
安
徳
するとよいのではと思う。
・参加された方は、皆さん喜ばれ次回も来られた。
・若い方の参加が予想より多くて良かった。
・ふれあいサロン活動(年20回)
活動の成果
・見守り活動(106世帯)
1 健康講座を年10回実施し、医師、管理栄養士など専門家によ
・広報啓発助成
る食事あり方や改善、病気に対する知識の習得などこれらに対する
意識の向上が芽生え、話題も多くなってきている。
2 ふれあいサロン年6回実施した。特に23年度から行っている日
帰りバスハイクは、参加者が老人会だけでなく、住民の高齢者の参
仲
加もあり、和が広がりを見せている。このバスハイクは大変好評であ
り、互いの協調心と一体感が生まれてきたことは大きな成果と思わ
れる。
反省点として
1 世話をするスタッフも高齢化する中、若手の確保が難しい。
2 活動の輪を広げていくに伴い、出費も嵩むことは必然で、限られ
た区の予算から捻出することは困難であることが課題として残る。
・ふれあいサロン活動(年6回)
・平成26年度ふれあいサロン「この指とまれ」は、年6回開催し、そ
・見守り活動(46世帯)
の内2回はバスハイクを計画しました。花見やもちつき会には多数の
参加があり、バスハイクも好評でした。特に足が不自由ながらも車椅
子で毎回参加された方がありました。
五
郎
丸
・ソーメン流しでは子供育成会との交流を図ることができ、また、地
区伝統行事には子どもから高齢者まで多数の参加がありました。こ
れはボランティアの人達による声掛け等が参加者の増加につなが
ったようです。しかし、参加者は特定の人が多く、今後はもっと幅広く
参加いただける様にサロンの内容等を工夫して、より良いサロンにし
たいと思います。
15
・サロン活動(年11回)
・「松木ふれあいサロン」開催のチラシは、文面を工夫し、絵入りのも
・子育てサロン活動(年12回)
のにして、参加意欲が増すように工夫しました。8月は、絵手紙のイ
・広報啓発活動
ラストを書いていただき暑中見舞いを出し、又生活面での注意事項
等も記載しました。
・今年度は、継続的に(自宅でも)できる体操・口腔ケアを取り入れ
たりしました。12月健康音楽レクレーション(クリスマス会)エレクトー
ンの演奏など取り入れ明るく楽しいサロンの開催ができました。
反省
松
木
・男性のサロンへの参加が増えないので、拡大に努めていきたいで
す。
・子育てサロンを発足してから、丸3年たちました。当初からきていた
子どもさんも卒業したりして、月日のながれるのは早いものです。ま
た、新規の顔ぶれも増えて入れ替わりの時期でもありました。子ども
の成長ははやくて、最初のほうはママの影に隠れていたお子さんも
いつの間にかお兄ちゃん・お姉ちゃんとなりたくましくなっていく姿をう
れしく思います。さらに、親子のリフレッシュの場を目指して、頑張っ
ていきます。
・ふれあいサロン活動(年11回)
・見守り訪問活動は、ネットの方の前向きの姿勢がありがたいです。
・見守り活動(60世帯)
サロン支援者の方も協力していただいておりますが、支援者の高齢
・子育てサロン活動(年24回)
化も気になる所です。高齢者が増すばかりの時代になり福祉の係の
・広報啓発活動
方の大変さを感じます。
・ふれあいサロンはサロンパスの工場、くすり博物館を見学しました。
・運動会、高齢者交流会、福祉座談会等では、防災講座の実施が
なされ、防災の意識を皆様に解っていただいた。ただ、小、中学生
今
光
への発信が出来なかった事が残念です。
・キッズプラザは工夫があるものの参加人数が少なかった。せっかく
居場所があるので、PR 活動をもっと頑張ろうと思います。しかし、キ
ッズ畑の作業についてはネットの方の動員も増えてきて、意識の高
さを感じます。
・ぴーすくらぶでは、キッズ畑で収穫物の試食、お下りマーケット、誕
生会、読み聞かせ、季節ごとの祝日に従った手作り工作等を実施
しました。今光だよりを見てる方からの反応がありました。
16
・ふれあいサロン活動(年5回)
●ひばりサロンを5回実施、数回は、子ども会・福岡女子商業高校
・広報啓発活動
の生徒の参加でより楽しいひとときになっている。温暖化で夏の室
・子育てサロン活動(年23回)
外の実施(そうめん流し会)では、高齢者に一部負担をかけている。
●子育て支援のひとつである子育てひろばは中原公民館では月一
回第4火曜日に実施できた。
観晴が丘公民館では月1回第2木曜日に実施(1月2月を除く)し
た。
中
原
一定の参加はあるが新規の参加が少なくなってきている。
●子育てひろばは就学前を対象にしているため、小学生も参加でき
る子育て支援を企画し実施した。
11月1日(土)には、新幹線博多総合車両基地の見学・交流会、1
1月3日(祝)には、芋ほり体験・交流会が実施できた平成27年度
では、新幹線博多総合車両基地の見学・交流会の実施時期は、
夏休みの平日を予定
・ふれあいサロン活動(年12回)
サロン松原に集う方々の間では親密な関係ができた。
男性の参加が少なく、1名男性が新しく集われたが内容が(活動
の)女性向きだということでガッカリされた。
松
原
自治会との接点が少なく、役員や地域の人々から切り離されたよう
に感じていた。
一人暮らしの方の援助の仕方が課題になる。
王
塚
台
・ふれあいサロン活動(年20回)
区の福祉事業として区民全員が参加交流できる行事を多く開催す
・見守り活動(106世帯)
ることで、世代間交流を図りたいとの考えから、月1回のまちづくり委
・子育てサロン活動(年24回)
員会で、情報交換し自治会(区)、公民館、子ども会、さざんかの
・広報啓発助成
会、民生児童委員、などが共催出来るようにしています。
王塚台福祉会では高齢者世帯の見守り活動、ふれあい食堂を実
施しています。
その結果、各催し事には老若男女、子どもの参加が年々増え、にぎ
やかになっています
17
(1)ネットワーク推進地区支援事業(その他の取り組み)
事業名称
事業目的
見守り活動研修会
新規 ・ 既存
近年、福祉ネットワーク推進地区も広がり活動者も増えている。実際に小地域見守り活動の実施につ
いては、区内の組長や班長など輪番制で行っていることが多い。見守り活動をする意義はそれぞれの
地区での伝達や引き継ぎによるところがある。そこで、はじめて見守り活動されている方でも「なぜ見守
り活動をしなければいけないのか」「見守り活動をどのように行っていく必要があるのか」など、見守り活
動をする意義や必要性を住民とともに考えることを目的に実施する。
事業対象者
事業報告
那珂川町住民、もしくは那珂川町に通学、通勤している人
※福祉ネットワーク会議、福祉委員長会議の合同会議の中で行った。
■平成26年12月5日(金)10時~12時
(内容)講演会「個人情報の保護とボランティア活動」
講師:西日本綜合法律事務所 弁護士 永田 一志 氏
事業効果
地域福祉活動で壁となっている「個人情報」の取り扱いについて、個人情報保護法の学習を通して、
どんなことに留意する必要があるのかについて、整理ができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
見守り活動を実施する上で、個人情報の取り扱いは、ひとり一人考え方も価値観も違い、そのとらえ方
もさまざまであるため、コミュニケーションをとりながら確認をしていく必要がある。一人では支えきれな
い状況も多くあり、守秘義務を厳守しながら行われている。そういった時にどの情報をどの範囲で共有
していくのかについては、なんのために必要なのかを確認しながら活動をすすめていき、共有する内部
でルールを作っていくことも必要である。
事業名称
事業目的
福祉委員長会議の開催
社協会員設置規程の円滑な運営と会員制度の啓発及び地域福祉を促進するため、福祉委員長相
互の連携を図り地域福祉の増進を図ることを目的とする。
事業対象者
事業報告
新規 ・ 既存
各行政区の福祉委員長
■平成26年5月12日(月)13時30分~15時30分
(内容)委嘱状交付、会長・副会長及び社協理事・評議員の選出について
研修:福祉委員長の役割について
■平成26年6月16日(月)13時30分~15時30分
(内容)社会福祉協議会会員設置規程について
平成26年度会員募集について
■平成26年12月5日(金)10時~15時00分
(内容)午前 「個人情報の保護とボランティア活動」
講師:西日本綜合法律事務所 弁護士 永田 一志氏
午後 意見交換:福祉ネットワーク活動について
■平成27年3月3日(火)13時30分~15時00分
(内容)平成26年度社会福祉協議会会員制度実績報告
平成26年度共同募金実績報告
研修:ニコニコお助けサービスについて
18
事業効果
今回は、初めて福祉ネットワーク推進委員会と合同で研修を行ったが、個人情報の保護という問題を
通して地域の課題など、一緒に共有できる機会になり良かった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今後とも社協の取組を理解していただき、社協会費の啓発、福祉活動の中心的な役割を担っていた
だけるよう研修等を実施していく。
事業名称
事業目的
福祉ネットワーク会議
新規 ・ 既存
町内30地区で進められている福祉ネットワーク活動において、それぞれの活動状況や課題等を共有
し、お互いの問題解決や活動のヒントを得ることで、活動をよりよくすることを目的とする。
事業対象者
事業報告
福祉ネットワーク推進委員、福祉ネットワーク活動の開催を検討している地区の興味のある人
■平成26年5月28日(水)10時~12時、13地区31人
■平成26年5月28日(水)13時30分~15時30分、13地区39人
いずれも福祉センター3階会議室
(内容)説明と意見交換「福祉ネットワーク推進委員会のあり方について」
(1)福祉ネットワーク推進委員会の役割について
(2)各区の意見交換
■平成26年12月5日(金)10時~12時、13時~15時、福祉センター3階会議室
ネットワーク地区:24地区56人、ネットワーク未実施地区:5地区5人
(内容)テーマ「個人情報保護について」
(1)講演会「個人情報の保護とボランティア活動について」
講師 西日本綜合法律事務所 弁護士 永田 一志 氏
(2)意見交換「福祉ネットワーク活動について」
事業効果
・第1回の会議では、福祉ネットワーク推進地区も増加で、会場も手狭になってきたことから、対象地区
を2つに分けて会議を実施した。2つに分けた利点として、従来よりも意見交換等などの場面では、対
象地区が少ないためゆっくりと声を聞けたことである。今後も状況に応じて、2回に分けての開催をして
いく。
推進委員会の役割について、行政区によってとらえ方が異なっているように感じる。すでに役割も十分
に理解し、活動に生かされている地区もあれば、一方でわずかではあるが自分たちの地区でどのような
福祉ネットワーク推進地区の活動が行われ、その活動の課題すら把握できていない地区もあった。
今後の対応として、推進委員会が活動の中でどのような役割を果たすべきなのかについては、継続的
に伝えていく必要がある。
課題として多くあがっていたものとして、活動の後継者をどうつくっていくのかという点である。活動を立
ち上げ10年近くになっているところで新たな活動者を開拓できていないことが要因となっている。多くは
活動者のみが知っている活動ではなく、広く住民に活動を知らせ、知ってもらうことがまずは必要である
と考える。
・第2回の会議では、福祉委員長会議との合同会議ということで開催をした。一日研修という開催だっ
たため、昼をはさんでの午後の研修では参加者が減った。午前のみ、午後のみの研修なら参加しやす
いという意見も多くあったため、今後は開催時間等を考えたい。内容については、今まで疑問を感じな
がら行っていた活動だったが、きちんとした整理がなされたため参加者には好評であり、実際の活動に
関する意見交換も活発に行われていた。
19
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
ネットワーク活動の貴重な意見交換の場となっているため、今後も継続して開催をしていく。また活動
に活かせるような内容などを取り入れながら開催したい。
事業名称
事業目的
サロン支援者研修会
新規 ・ 既存
現在、積極的にサロン運営に当たっている支援者に、様々なレクリエーションを学んでいただくことによ
りサロンの充実・拡大を図ることを目的とする。
事業対象者
福祉ネットワーク推進委員及びサロン支援者、また、開催を検討している地区の興味のある人
事業報告
■平成26年7月1日(月)13時30分~15時30分、福祉センター3階会議室、参加者57人
(内容)「サロンで活かせる健康レクササイズ」
講師 黒田 幸子氏(健康レクササイズ 会長)
■平成26年11月7日(金)13時30分~15時30分、福祉センター3階会議室、参加者64人
(内容)「サロンで活かせる簡単なレクレーション技術」
講師 添田 譲二氏(ヒューマンコミュニケーション研究所代表)
■平成27年2月6日(金)13時30分~15時30分、福祉センター3階会議室、参加者66人
(内容)サロン実施地区の意見交換
事業効果
サロン支援者が積極的に参加をし、研修後もサロン等で活かされている。
ただし、体を動かす体操のような研修については、一部の男性参加者には不評であった。
意見交換は、毎年行っていることで、各自資料を作成されてくるなど、時間が足りないくらい活発に意
見交換がされていた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
支援者研修会がサロンで活かされることはもちろん、意見交換会での情報交換がそれぞれのサロンで
活かされている。
事業名称
事業目的
他市町からの視察研修、交流会
新規 ・ 既存
他市町との交流の中で意見交換や情報交換をすることで、地域福祉活動に知識や技術を還元するこ
とを目的とする。
事業対象者
事業報告
町内の福祉ネットワーク推進地区
■平成26年5月23日(金)10時~12時、福祉センター3階会議室、糸島市桜野校区社協16人、
今光区福祉ネットワーク関係者3人
(内容)糸島市桜野校区社協 視察研修
・那珂川町における地域福祉活動の取り組みについて
・今光区の福祉ネットワーク活動の取り組みについて
■平成27年1月14日(水)10時30分~12時、福祉センター3階会議室、桂川町福祉部長21人
(内容)桂川町福祉部長 視察研修
・那珂川町の概要
・ニコニコお助けサービスについて
■平成27年2月24日(火)10時~12時、福祉センター3階会議室、糸島市一貴山校区社協20
人、下片縄西区福祉ネットワーク関係者9人
20
(内容)糸島市一貴山校区社協 視察研修
・那珂川町の見守り活動について
・下片縄西区の概要と福祉ネットワーク活動
・下片縄西区の見守り活動
事業効果
今年度は他市町からの視察の依頼があり、町内の見守り活動を行っている区に活動の概要と事例提
供をお願いした。事前に発表にともなう打合せを数回行った。その中で、普段の見守り活動や推進委
員会での課題の気づきがあったり、研修を通しての他市町の活動状況等の意見交換の中でも多くの
学びがあったようだ。今後の活動につながる研修のようだった。
ただ、他市町との地域の規模や組織の構成の仕方の相違があり、活動の差があるというとらえ方をさ
れる人もいた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
視察の受入れによって、実際に行っている活動の振り返り、自分の地区の活動の良さを改めて発見で
きるので、発表後の活動の取り組み方が前向きになっており、プラスの効果が得られている。しかし、根
本的な組織構成や地域の規模などの違いは変えることができないため、視察内容については他市町
の担当者とより詳細を打合せした上で、受入の可否を検討して受け入れる必要がある。
事業名称
事業目的
子育てサロン意見交換会
新規 ・ 既存
子育てサロンを実施している行政区の人に参加していただき、それぞれの活動の現状や課題、「子育
て」に対する課題もふくめ、参加者全員で様々な意見を出し合い共有化し今後の活動につなげていく目
的で意見交換会を実施した。
実施地区:山田区、道善区、谷口区、下片縄西区、今池区、下梶原区、松木区、今光区、中原区、
王塚台区
事業対象者
事業報告
子育てサロン活動を実施している地区の代表者2名程度
■平成26年10月16日(木) 10時~12時 福祉センター3階
・案内:子育てサロン実施している行政区長へ参加案内を郵送。(10地区)
・参加者:実施地区全員参加していただいた(17人)。
・託児:事前に3人託児希望があったが、当日1人の託児を行った。託児ボラについてはくるりんボ登録
ボランティアに依頼。1人で対応していただいた。会場は福祉センター3階で行った。
・当日:事前提出資料を郵送し、提出いただいたものをまとめ、当日資料とした。事前提出資料をもとに
進行し、各行政区の活動内容等の紹介の時間を設けたあと、他地区に聞いてみたいことを参加
者全員で共有し、意見交換を実施した。
事業効果
子育てサロンを実施していく中で、子どもたちの楽しみの場所の他、お母さんたちが地域で楽しめる場所
がないという話がでていた。子ども同士、親同士、親子、スタッフ(地域の人)と交流できる場所、お母さ
んたちがリフレッシュできる場所があるということが大切だという意見が参加者から聞けたことがよかった。
子育てサロンの良さを参加者(サロンスタッフ)が同じような思いで運営されていることを聞くことができ
た。また、意見交換会の中で、「子育てサロン未実施区」に対して子育てサロンを始めたいと考えている
所があれば「見学にきてもらって構わない」との声をいただけた。
21
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
意見交換を通して、実施している地区の現状を把握する事ができた。サロンに来られる人は口コミや呼
びかけによる参加が大きいというところはどの地区でも共通しており、継続的に周知していく方法をとるよ
うにしていくとサロン支援者の意識も高いと感じた。社協としても啓発をしていくようにする。また、サロン支
援者が決めたプログラムで実施するだけではなく、お母さん同士の情報交換の中からサロンの活動に活
かして実施している等の意見もあり、お母さん同士の仲間づくり、居場所づくりの必要性を感じ実施され
ている区が大半を占めている。今後も継続的に実施を支援していけるように関わっていきたい。合わせ
てサロン未実施地区に対しても働きかけをしていきたい。
(2)ボランティアの育成と活動推進事業
事業名称
事業目的
レクリエーションサポーター養成講座
新規 ・ 既存
地域での健康志向も強く、レクリエーションや健康体操のニーズも高まっている。そこで、地域でのレク
リエーションや簡単な健康体操の指導等を行うサポーターの養成を行うことを目的に講座を開催す
る。
事業対象者
事業報告
「平成25年度 レクリエーションサポーター講座」を受講した人
■全10回(下記のとおり) 9時45分~11時45分 福祉センター3階
・募集方法:社協だより、社協HP、広報なかがわ、各公民館等へポスターの掲示、サロン等で呼びか
け
・講師:ウェルネスサポートパーソナルトレーナー 佐藤 昌久氏
・内容:今年度講座開催にあたり事前に講師と打ち合わせをし、①指導資格のいらない誰でもできる
内容②参加者がサロン等で活かし、講座受講者がサロン参加者に発信できるものというところ
に焦点を当て「脳トレ、筋トレ、ストレッチ体操」の講座を開催した。
講師には奇数月に来ていただき(5月、7月、9月、11月、1月、3月)、偶数月は(6月、10
月、12月、2月)は受講者のみで講師から教わった内容の復習等自主トレの時間を設けるよう
にした。
■平成26年5月7日(水) ⇒脳トレ 基礎、参加者17人
■平成26年7月16日(水)⇒脳トレ 応用、参加者15人
■平成26年9月17日(水)⇒筋力トレーニング 基礎、参加者12人
■平成26年11月19日(水)⇒筋力トレーニング 応用、参加者8人
■平成27年1月21日(水)⇒ストレッチ体操 基礎、参加者7人
■平成27年3月18日(水)⇒ストレッチ体操 応用、参加者6人
・基礎編で各種内容について指導していただき、応用編では実際に学んだ内容を「20分コース(脳トレ
編)、20分コース(筋トレ編)、20分コース(ストレッチ編)」と題したプログラムの作成を行い実践練習
に取り組んだ。参加者同士で内容を深めながら、各グループでプログラムを作り役割分担を決め、チ
ームで実践できるように練習した。
■平成26年6月18日(水)⇒脳トレ 復習、参加者15人
■平成26年10月15日(水)⇒脳トレ、筋力トレーニング 復習、参加者5人
■平成26年12月17日(水)⇒筋力トレーニング 復習、参加者5人
■平成27年2月18日(水)⇒総復習、参加者8人
22
事業効果
講座で教わった内容を実践したという声として、参加者の大半がサロン支援者でもあったせいか自分
の住まいの行政区で開催しているサロンの中で取り入れたと言われたり、住まいと違う行政区のサロン
に職員と一緒に行き実践したり、食生活改善推進会の例会で実践したりと報告を受ける事があった。
また、サロン等の支援者ではなかった方に「サロンに来てみたら?」と誘ったり、いきいきリフレッシュ教
室のボランティアとして参加してみようかと相談があったりなど声が聞けた。他にも1年間同じ講座で顔
を合わせる関係が続き参加者同士が交流できる場にすることができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
参加者の殆どは健康や体操、レクリエーションに興味がある方であり、最後まで参加された人たちは特
にサロンの支援者であることが顕著だった。「レクリエーションサポーター」として広域的に活動していく
事に対しては、意欲的な人もいれば、まだまだ自信がない等意見が分かれていた。しかし、自分の住
んでいるサロン活動で活かしたい思いがはっきりしていたので、継続的に支援できるような内容にしてい
きたい。また、サロン支援者に限らずレクリエーション等に興味をもち地域で活かしたいと思われている
が、場所がない。きっかけがない。と感じてある人も少なくないと思われるため、継続的に講座等を開
催していく必要がある。
事業名称
事業目的
傾聴ボランティア講座
新規 ・ 既存
「一日中だれとも話すこともない」「話す相手がどこにもいない」そんな人が地域に増えている。制度や
サービスでは埋めることができない寂しさや不安を解消するためにも。人に話を聴いてもらうことで「心も
体も元気」になれるようなつながりをつくるために、傾聴ボランティアを育成することを目的に講座を開
催する。
事業対象者
事業報告
那珂川町住民
■平成26年6月12日(木)10時~12時、参加者24人(うち、きずな会員5人)
■平成26年11月28日(金)10時~12時、参加者10人(うち、きずな会員3人)
※いずれも、那珂川町福祉センター3階 ※いずれも同じ内容
講師・冨岡 郁雄氏(NPO法人日本ソーシャルコーチ協会理事長)
<町内高齢者施設などで傾聴ボランティアの同行・体験>
体験者11人、うちきずな入会希望者3人
事業効果
実施後のアンケートより、講座についての満足度は非常に高い。しかし、講座を周知していただくため
に、広報なかがわ、社協だより、町内公共施設、スーパー等にポスターチラシの設置に加え、インタ
ーネットを使ったイベント情報への掲載等も行ったが、回を重ねるごとに参加人数も減っており、2回
目は実質10名に満たない状況であった。
総合評価
□事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
■事業廃止
周知についても、さまざまなツールを使いながら行ってきたが、参加につながっていない実情がある。
今後、同じ内容を継続しても、参加者の増加は考えにくいことから、次年度については事業を廃止す
る。今後は、講座修了者の傾聴ボランティア団体内での活動支援に重点を置いていく。
23
事業名称
事業目的
傾聴ボランティアによる一人暮らし高齢者訪問活動モデル事業
新規 ・ 既存
町内の福祉ネットワーク地区で、公民館等を拠点としたふれあいサロンが活発に行われ、地域のつな
がりをつくる大事な出会いの場、交流の場となっている。しかし、高齢にともなう身体的な変化により、
サロン等に出かけることができない、外に出てだれかと話したいと思っても出られない状況にある高齢
者が増えてきている。そこで、だれかと話をしたくてもできない一人暮らし高齢者宅を傾聴ボランティア
が訪問することで、高齢者の寂しさの解消と新たな人と人とのつながりをつくることで、孤立しない地域
づくりに寄与することを目的に実施する。
事業対象者
事業報告
那珂川町住民
■相談件数 2件
■実施件数 3件(うち1件本人希望による終了)
事業効果
包括の他、町内の介護支援事業所等にも事業についてのお知らせを行ったが、大幅な利用増とは
なっていない。一人暮らしを対象にしているが、家族と同居している人で希望したい人などの問い合
わせがあった。本人にも内容を説明し、了承していて、実際にボランティアに訪問してもらう段取りに
なっていても、直前で「まだ自分は大丈夫。」と言われる人もいらっしゃった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今後は身近な民生委員、福祉ネットワーク関係者等にも働きかけを行い、地域で必要な人につなげ
られるようにしていきたい。
事業名称
事業目的
点字講習会の支援
新規 ・ 既存
アイマスク体験や目の不自由な方との交流を通して、視覚しょうがいについての理解を深め、視覚しょ
うがい者が情報を得るひとつの手段である点字を学ぶことにより、視覚しょうがい者をサポートする技術
ボランティアの必要性を感じていただくこと、また支援協力者を育成することを目的とする。
※点字の会主催事業
事業対象者
事業報告
那珂川町内で活動できる中学生以上の方(小学生は保護者)
■平成26年9月2日(火)、9日(火)10時~12時 くるりんボ 参加者2人
(内容)視覚しょうがい者への理解・私たちにできること(アイマスク体験・介助体験)
点字講習(手打ちの点訳、パソコン点訳の紹介)
事業効果
アイマスク体験や点字体験を通して視覚しょうがい者との関わり方を学ぶことが出来た。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
参加者は少なかったが、熱心に話を聞き、体験されていた。
参加者を増やせるよう、広報・啓発等の協力を行う。
事業名称
事業目的
手話講習会の支援
新規 ・ 既存
講座を通して、聴覚しょうがい者に対する理解を深めること、また技術を習得することで手話通訳な
ど当時者を支える支援者の育成することを目的とする。(手話奉仕員養成講座入門編)
※手話の会主催事業
事業対象者
町内で活動できる中学生以上の方(小学生は保護者同伴)
24
事業報告
■平成26年7月~1月(全23回、毎週水曜日)、19時~21時、福祉センター、参加者12人
(内容)手話についての講話、手話講習、交流会
事業効果
手話の基礎を学ぶと同時に、聴覚しょうがい者の理解を深めることができた
総合評価
□事業継続
■一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
27年度より手話奉仕員養成講座として社協が町より委託を受け実施することとなり、27年度において
は、手話奉仕員養成講座の「基礎編」を実施する。
事業名称
事業目的
ボランティア支援センターの町との共同運営
新規 ・ 既存
那珂川町(経営企画課)と社会福祉協議会と住民がお互いの信頼関係と役割分担のもと対等な立
場で協力し合い、協働のまちづくり及び地域福祉活動を進めていくために、町民ボランティア活動の健
全な発展と住民の自主的かつ自発的な活動の推進及び住民の主体的な活動の充実を図るための
支援を行うセンターとして運営する。
事業対象者
事業報告
ボランティアに関心のある地域住民
■登録
個人(128人 ※うち新規14人)、団体(33団体 ※うち新規6団体)
ボランティア・NPO活動における個人や団体に対してセンターの登録を促す。センターの特色や利
用方法などを十分説明の上、また個々の活動内容の把握のため窓口での対応にて申請手続きを
行う。
■来館者数:累計4,503人(前年度比
69人増)
■利用者数:累計1,836人(前年度比 310人増)
登録団体のみ土日祝の昼間、夜間の利用可能。(要申込) 定期的に利用する団体が増えてきて
いる。
■ニード件数(依頼相談):116件(前年度比 18件増)
■相談件数(活動相談):63件(前年度比 16件増)
ニード調整では、ボランティアを受け入れる側と活動者との間に入り、連絡・調整を行いながら互い
の関係づくりを支援する。主に高齢者施設の行事・イベントの手伝いや演芸披露などの定期的な依
頼が多かった。相談においては、登録団体から組織運営や今後の展開についてなどの相談があっ
た。その他、NPO法人の相談が目立った。
■講座の実施・目的
ボランティア活動等に対する理解、認識を広め、活動のきっかけとなる講座やすでに活動している
ボランティア団体等の組織力強化や充実した活動を展開することができるような研修やプログラム
提供に努め、同時に、ボランティア活動者の発掘、啓発、確保を目的とする企画、運営を行う。
【VERYまちGOODボランティアシリーズⅠ~ボランティア入門講座】
日 時:①平成26年 4月21日(月)13時30分~15時00分
参加者:3人
②平成26年 4月22日(火)10時00分~11時30分
参加者:0人
③平成26年 4月24日(木)13時30分~15時00分
参加者:1人(キャンセル)
④平成26年 4月26日(土)10時00分~11時30分
参加者:0人
場 所:ボランティア支援センターくるりんボ
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内 容:くるりんボとは、ボランティアとは、町内の活動紹介、質疑応答、活動相談
講 師:ボランティア支援センターくるりんボ職員
【くるりんボ交流会】
日 時:平成26年 5月29日(木)10時00分~15時
場 所:那珂川町福祉センター3階
参加者:41人(一日参加38人、半日参加4人)
内 容:くるりんボ紹介、活動紹介、交流ゲーム、活動PR、食事、演芸披露、クラフト
協 力:演芸披露 =片縄民謡会/イージーズ/イーグルウィング
食
事 =今池だんだんの会
クラフト講師=麻生 君枝さん
【防災教室 ガイドブックづくり】
日 時:平成26年 6月 7日(土)9時30分~12時30分
場 所:那珂川町福祉センター3階
参加者:9人
内 容:那珂川町の取り組みについて、災害について、ガイドブックづくり、非常持ち出し品や避難グ
ッズの紹介、非常食の試食
講 師:冨山 万里子さん(NPO法人 男女子育て環境改善所 事務局長)
石井 晋爾さん(那珂川町役場安全安心課防災専門官)
協 力:日本乾溜工業株式会社
【夏休みジュニアボランティア講座】
日 時:①平成26年 7月23日(水)9時30分~16時00分
②平成26年 7月24日(木)9時30分~16時00分
③平成26年 7月25日(金)9時30分~12時00分
場 所:①那珂川町福祉センター3階、今光親水公園
②ボランティア支援センターくるりんボ、成竹山、グリーンピア那珂川
③ボランティア支援センターくるりんボ、那珂川町役場第二別館2階
参加者:9人(小学4年生2人、小学5年生1人、小学6年生6人)
内 容:①川を守る活動、竹を活かす活動
②森を知る、森のめぐみ
③ボクらの考える自然をいかしたまちづくり~町長へプレゼンテーション~
講 師:①なかがわの環境を考える会、バンブーオーケストラ那珂川
②NPO法人グリーンシティ福岡
協 力:内野 豊治さん(成竹山)、グリーンピアなかがわ管理事務所
【団体活動応援講座 団体運営個別支援プログラム】
日 時:①平成26年 7月19日(土)13時30分~15時00分
②平成26年10月14日(火)19時00分~21時00分
場 所:①②那珂川町役場第二別館2階
参加者:①NPO法人絆・なかがわ 7人
②なかがわふるさと夢工房 9人
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内 容:①行政とNPOとの関わり~志免町の取り組みより~
②会員増員を視野に入れた広報
講 師:①②NPO法人ミディエイド
【若者の社会貢献活動を応援するプログラム】
日 時:平成26年 8月 7日(木)10時00分~14時00分
平成26年 9月 3日(水)17時00分~19時00分
平成26年 9月 8日(木)17時00分~19時00分
平成26年10月 2日(木)17時00分~19時00分
平成26年11月27日(木)17時00分~19時00分
平成26年12月 4日(木)17時00分~19時00分
平成26年12月 6日(土)10時00分~16時00分
場 所:那珂川町ボランティア支援センターくるりんボ
参加者:4人(中学2年生1人、中学3年生1人、大学1年生2人)
内 容:社会貢献活動とは、NPO・ボランティア活動について、身近で気になることは、自分たちに
できる活動について考える、活動を企画する(活動名を考える、プログラム進行を考える、
担当割、練習)、施設で実践
協 力:生涯介護付マイホームこでまり
【地域活動応援講座 子育て支援者のためのステップアップ講座】
日 時:①平成26年12月 1日(月)9時30分~12時30分
参加者:7人
託児:1人
②平成26年12月 8日(月)10時00分~12時00分
参加者:8人
託児:1人
③平成26年12月15日(月)10時00分~12時00分
参加者:9人
託児:2人
場 所:①②③那珂川町福祉センター3階
内 容;①救命救急と日頃の知恵袋~知っててよかった子どもを守るすべ~
②子どもとあそぶスキル~からだを動かそう!遊びの中で育つ心と体~
③子どもとあそぶスキル~絵本の世界からやってきた!遊びの達人~
講 師:①春日大野城那珂川消防署
②高原 和子さん(福岡女学院大学人間関係学部子ども発達学科教授)
③西野 恵子さん(岩戸北幼稚園講師)
【団体活動応援講座 facebook入門】
日 時:①平成26年11月20日(木)13時00分~16時00分
参加者:5人
②平成26年12月 2日(火)13時00分~16時00分
参加者:6人
③平成27年 2月 3日(火)13時00分~16時00分
参加者:8人
④平成27年 2月24日(火)13時00分~16時00分
参加者:4人
場 所:①②③④ボランティア支援センターくるりんボ
内 容:①ようこそfacebookへ!基礎知識編
②活用しよう!~くるりんボとつながろう~活用編
③団体のページを作ってみよう!応用編
④初心者も経験者も!みんなをフォローアップ
講 師:株式会社プレディITリテラシー推進チーム
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【団体活動応援講座 効果を生むニュースレター活用法!】
日 時:①平成27年 2月10日(火)19時00分~21時00分
参加者:10人
②平成27年 2月20日(金)19時00分~21時00分
参加者: 7人
場 所:①②ボランティア支援センターくるりんボ
内 容:①広報計画を立てよう。ニュースレターを活用しよう。
②ニュースレターを作ってみよう。
講 師:宮田 智史さん(NPO法人ドネルモ事務局長)
【地域活動応援講座 高齢者に関わる人のための講座】
日 時:①平成27年 2月20日(金)10時00分~11時30分
参加者:14人
②平成27年 2月25日(水)10時00分~11時30分
参加者: 9人
場 所:①②那珂川町役場第二別館2階
内 容:①地域で施設で役立つ手作り置き物
②地域で施設で役立つ手作りおやつ
講 師:①森田 ちなみさん(有限会社ワーク デイサービスすまいる所長代理)
②佐藤 幸子さん(有限会社ワーク デイサービスすまいる代表取締役)
■ボランティア活動保険・行事用保険
「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」において、地域で活動して
いる個人や団体、その他の団体(NPO法人、社団法人、財団法人、学校法人、医療法人、地方公
団団体、その他地域福祉活動の推進に取り組む団体)に対しての任意の保険、全国社会福祉協
議会のボランティア活動保険への加入を勧め、受付や手続き等を行う。行事用保険は、主にイベ
ントや行事の参加者対象に補償するため、センター登録団体ほか地域サロンなどの加入が多い。
加入手続きは、社協またはボランティア支援センターで行う。
Aプラン
(300円)
町半額助成
個人:25人
団体:15団体
(228人)
事業効果
Aプラン
(300円)
県社協
100円助成
Bプラン
天災A
天災B
(450円)
(460円)
(720円)
行事用保険
A1プラン:80件
団体:2団体
0
(20人)
2人
2人
(2,393人・18団体)
Bプラン:1件
(13人・1団体)
・今年度新規個人登録者数は少なかったが一年を通して、来館・利用者が年々増加している。地域
とつながりのあるセンターとして定着してきている。団体登録は、今までになかった環境系や情報関係
の団体が増え、講座の講師としても活動。センターの幅も広がった。
・講座については、主に活動している人達のステップアップを目的とした内容を企画。団体において
は、団体ごとの研修ができるよう個別支援プログラムを企画。同じ団体の会員同士が課題を共有し、
課題解決または活性化への糸口となるような研修となった。また、登録団体だけでなく地域における
団体・NPO法人等が参加できるような周知をしたことによって、登録団体以外からの参加もあった。
・活動保険に関しては、今年度の新規個人登録者数が少なかったことから、加入も前年度より少な
い。行事用保険に関しては、地域サロンの加入が目立った。また、新規登録団体も活用するようにな
った。
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総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・誰もが立ち寄れ、情報を共有できるセンターとして、明るい雰囲気を保つことを心がけた。
活動者、団体の相談に対応できるよう県の協働実践支援事業を取り入れ、県内公設センター連絡会
や研修に参加した。講師の話や他のセンターの話などを聞き、ブラッシュアップできた。今後はさらに
助成金などに関する情報も随時発信し、活動者・団体が自立した活動ができるよう支援していきた
い。新しく団体を立ち上げ、新規個人登録者を増やすことばかりに重きを置かず、既存の団体・活動
者の活動がさらに充実するよう、相談対応の向上、ステップアップを目的とした事業を開催し基盤作り
の支援を目指す。
・来年度から運営が NPO 法人に委託されるが、社協の関わりは今までと変わらず一緒にセンターの事
業に関わっていく。各関係機関との連携を強化し、つながりを深め、NPO・ボランティア・地域・行政に
とってより身近なセンターとなるようにしていきたい。
事業名称
事業目的
災害発生時における社協の体制づくり
新規 ・ 既存
災害発生時にすみやかに行動できるよう職員連絡や初動体制、または各事業所の役割について検
討・確認をすることを目的とする。
事業報告
■平成27年1月29日(木)13時30分~14時30分 太宰府市社協 参加者2人
(内容)4市1町防災担当者会議:災害時の備品確認など
■平成27年3月1日(日)8時~12時 那珂川町役場 参加者2人
(内容)災害対策本部との連携訓練
事業効果
4市1町防災担当者会議での確認として災害時における備品の確認ができた。また、貸し出しが出来
る備品等の確認ができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
27年度は4市1町防災担当者会議の事務局となる。26年度にできなかった災害時、職員の初動体
制、災害ボランティアセンターマニュアルを作成する。
<助成金>
団 体 名
助成金額
那珂川ボランティア連絡協議会
110,000円
那珂川手話の会
60,000円
那珂川点字の会
40,000円
あしたばの会
70,000円
那珂川土筆会
30,000円
託児ボランティアなかがわ「かるがも」
30,000円
食生活改善推進会
50,000円
29
(3)高齢者福祉事業
事業名称
事業目的
一人暮らし高齢者交流会
新規 ・ 既存
那珂川町に住む一人暮らしの高齢者が集い、懇談やレクリエーションをすることで交流を深め、顔見知り
が増え、仲間作りのきっかけとなるよう努める。また、日常生活の中での寂しさや不安を軽減する機会を
設ける事を目的とする。
事業対象者
事業報告
那珂川町在住の65歳以上の一人暮らしの人
■平成26年10月20日(月) 11時~15時、福祉センター2階ふれあい交流室
・案内:役場に各行政区の一人暮らし高齢者の名簿を開示依頼し、名簿をもとに民生委員に案内文の
配布協力をしていただき、同封するハガキによる出欠確認
・参加者:当日参加95人(参加申し込み102人)、民生委員38人
・参加費:参加者500円、民生委員400円(食進会に協力を依頼)
・内容:①社協職員による健康体操②演芸披露(バンブーオーケストラ那珂川)③手作業(エコバッグを
ウコンで染物)。
参加者の送迎を3コースに分け実施した。参加者を連れてきてくれた民生委員の方の協力もあ
って35名の対応で済んだ。
事業効果
毎年参加者の数が増えてきている。参加者の中には初めて参加される方も毎年交流会を楽しみにして
こられる方もいて思い思いで交流会に来られていると感じられる。初めての参加者の中には、「楽しかっ
た。また来たい」などの意見もあった反面、「もう少し歳をとったら参加したい」など参加したくない意見も
あった。毎年交流会を楽しみにして来られる方も多くいるので、プログラムの内容は毎年変えて実施して
いきたい。食生活改善推進会の作られる弁当も大変好評で、食生活改善推進会の方々からも「自分た
ちの大きなイベントになっている」という声を聞くことができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今年度は、役場より名簿の書式を編集し、民生委員の方々に名簿記載者の交流会参加の有無を案内
状配布時に確認してもらうようお願いした結果、昨年度より増えたことはもちろん、当日民生委員の方々
の協力も多数あった。また、事前に民生委員児童委員役員会に参加させてもらい民生委員の「依頼事
項の確認」「当日の役割分担」について協議(6月、8月)した後、9月の民協定例会で案内配布のお願
いをした。食進会との打ち合わせは昨年同様2回行った。事前の準備・打ち合わせ等については同様に
継続して実施していきたい。交流を目的に実施している所から、参加者同士だけではなく民生委員もふ
くめ会に参加される全員が交流できる内容にしていく。
参加者が増えてきていることに伴い、昼食にかかる食材費等の出費が増えてきていることから、予算の
検討をしていく。
事業名称
事業目的
認知症サポーター養成講座
新規 ・ 既存
住民に認知症に対する理解を深め、認知症の人、家族が地域でおだやかに暮らすことができる地域
づくりをすることを目的に実施する。
事業対象者
事業報告
那珂川町在住の人、那珂川町に勤務している人(年齢は問わない)
■平成27年3月9日(月)13時~15時、参加者27人
(内容)講座「認知症について」
講師 認知症キャラバンメイト(地域福祉担当 野尻久美子、地域包括支援センター 志岐隆弘)
30
事業効果
・キャンペーンビデオを流そうとしたが、プロジェクターからの音が聞こえないということで、ビデオが流せ
ず口頭での説明を行った。
・比較的、熱心に聞いていただき積極的に発言を行う参加者が多かった。
・参加者の年齢層が高く、講座後には「せっかくいい話だが、自分たちも年をとっているのでできること
は限られている。このような話はもっと若い世代に聞いてほしいと思う。できたら、行政で50代くらいの
方を対象にした認知症サポーター養成講座を開催してほしい。」と複数の方から意見があった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
町主催で認知症サポーター養成講座が行われるようになったが、地域からの希望があれば、講座を
開催することは継続して行っていく。また、60代以上の人の参加は多いが、60歳未満の人の参加が
少ないため、参加の方法や周知の方法などを考えていく必要がある。
<助成金>
団体名
助成金額
那珂川町シニアクラブ連合会
320,000円
今池だんだんの会
200,000円
(4)児童福祉事業
事業名称
事業目的
福祉教育への支援
新規 ・ 既存
小・中学校の福祉教育(総合学習)支援の一環として、学校と地域の福祉ボランティア団体の連携を
図り、福祉に関する学習を推進することを目的とする。
事業対象者
事業報告
町内各小中学校及び高等学校等対象
■日程調整、事前打ち合わせ、団体との調整、コーディネート
◎依頼:6校
実施校:5校
■調整
・年度初めに学校へ「総合学習における福祉体験教育・ボランティア体験 申込みについて」(手順、
申込み用紙など)を配布。
・随時、学校から問い合わせ・実施内容等の相談受付。申込み用紙受付。
・協力団体との実施日程、打合せ日程調整。
・学校、協力団体との事前打ち合わせ。
・団体の活動把握のため、実施日に付添い。
・学校からの報告書受付・団体へ報告。
日
時
平成26年 5月 1日(木)
14時20分から15時25分
学 校 名
安徳南小学校5年
(3クラス116人)
平成26年 5月19日(月)
ボランティア団体(実施内容)・その他
●手話の会・ろうあ部会
聴覚しょうがい者との交流、手話の表現力、
手話ソング実践
14時20分から15時25分
平成26年 6月19日(木)
9時00分から10時30分
安徳南小学校3年
●社会福祉協議会職員・個人ボランティア
(3クラス119人)
車いすの仕組み、介助の仕方、体験
平成26年 6月20日(金)
31
9時00分から10時30分
平成26年 6月23日(月)
9時00分から10時30分
平成26年10月21日(火)
9時35分から12時10分
片縄小学校4年
(2クラス56人)
●点字の会
活動紹介、アイマスク体験、
点字について(点字本)
平成26年11月20日(木)
14時20分から15時20分
岩戸北小学校4年
(3クラス118人)
平成26年12月 4日(木)
●手話の会
聴覚しょうがい者との交流、手話の表現力
●点字の会
14時20分から15時20分
活動紹介、点字について(点字打ち)
●社会福祉協議会職員・個人ボランティア
高齢者について、高齢者疑似体験
車いすの仕組み、介助の仕方、体験
平成26年12月 2日(火)
10時50分から12時20分
安徳北小学校4年
●社会福祉協議会職員・個人ボランティア
(3クラス109人)
車いすの仕組み、介助の仕方、体験
平成26年12月 4日(木)
9時30分から12時20分
平成26年12月 9日(火)
9時30分から11時30分
平成27年 1月28日(水)
9時35分から11時20分
安徳小学校4年
(2クラス70人)
片縄小学校3年
(2クラス78人)
●点字の会
活動紹介、点字の読み方、役割など
●手話の会
聴覚しょうがい者との交流
手話の意味と表現
岩戸小学校3年
●今年度依頼はあったが未実施
5月に実施する予定で申込みがあり、調整を進
めていたが、7月に総合学習の内容について再
度検討し直していると学校から連絡が入った。
今まで3年生を対象としてきたが、内容への理
解等も考えて、来年度からは4年生を対象とし
て実施したいということだった。
事業効果
体験を通して、地域で活動しているボランティア団体との関わりや高齢者やしょうがい者への理解を学
び、日常生活において相手を思いやり、支えあう気持ちを持つことが大切だと気付くきっかけづくりとして
実施。子どもたちが、感じ、考え、行動することが身につき、さらに学校と地域、福祉を繋ぐ内容として展
開することができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
年度始めに実施についての説明文書を配布し、各学校へ申込み用紙などを持参し説明を行った。前
年度にしっかり学校側に伝えていたこともあってか、手順に沿って依頼してきた学校もあったが、教員な
どの異動や学校内での伝達ができていないところは、急な申し込みだったり、申込み用紙を再度送付す
ることもあった。
「相手を思いやる心をもってほしい」と体験を通して伝えたいというボランティア団体の協力を得て実
施することができた。子どもたちからは、体験することによって、感じて、考えて、行動するということを身
32
につけていく様子が伝わってきた。
現在の学校教育において、この総合学習の体験は子どもの心の育成として必要であり、また、学校と
地域をつなぐことも大切である。福祉への理解・関心、地域やボランティアとの関わりを総合学習で学ぶ
ことによって、地域福祉の推進へ繋がる。
年度始めに説明を行っても担任へ伝わっていないこともあり、来年度は総合学習を実施する予定が
あるかを学年主任等にまず電話で確認し、直接担当へ申込み方法などの説明に行く必要があると感じ
た。
<助成金>
団体名
助成金額
春日警察署少年補導員連絡会那珂川支部
55,000円
筑紫保護区保護司会那珂川支部
40,000円
(5)一人親家庭福祉事業
<助成金>
団体名
助成金額
那珂川町ひとり親家庭福祉会
195,000円
(6)社会福祉事業
事業名称
事業目的
第10回 地域福祉を考えるつどい
新規 ・ 既存
地域の生活の中で生じてくるさまざまな問題を「他人ごと」として捉えるのではなく、住民一人ひとりの問題
として捉え、その問題解決に向けた住民参加による支援体制、人と人とが支えあう仕組みが必要である。
事業対象者
事業報告
一般住民
■平成26年9月7日(日)14時~15時30分、ミリカローデン那珂川多目的ホール、参加者189人
(内容)講演「旅は最高のリハビリ」
講師 篠塚恭一氏(株式会社SPI(あ・える倶楽部)代表取締役)
※40周年記念式典記念講演として実施
事業効果
外出が自分一人でできない人に対して、外出支援をサービスとして行っている旅行会社の取り組みを取り
上げた。単にサービスを売る、買うという視点だけではなく、介護保険改正後、サービスがないところでの
地域の支援のあり方を考えることができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
次年度も時代の流れに沿った福祉課題をテーマとし、住民みんなで考えていく機運が作れるような取り組
みを行う。
事業名称
事業目的
「みんなでハッピー」子育て講演会
新規 ・ 既存
現在、少子高齢化社会において核家族化が進み、子育てについての知識が伝承されにくい環境で、さ
まざまな不安や悩みを抱きながら子育てを行っている親も多い状況にある。今年度は「子育て支援」を
テーマに.子育てをする親の知識を深めるととともに、子どもの発育に伴った心理背景について考える機
会を作ることを目的とする。
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事業対象者
事業報告
那珂川町住民(子育て中の親、子育て支援ボランティア等)
■平成26年6月22日(日) 10時~12時30分 福祉センター3階、参加者50人
(内容)講演「心がカゼをひくとき~“安心感”と自立~
講師 吉村 春生氏(西九州大学非常勤講師、臨床心理士)
・募集方法:社協だより、社協HP、広報なかがわ、各公民館等へポスターの掲示、サロン等で呼びかけ
町内小学校7校、中学校3校生徒数分のチラシ印刷、配布のお願い
・託児:くるりんボ登録ボランティアに依頼(3人)、婦人会へ協力依頼(6人)を行う。託児希望者(13
人)より託児料200円をいただき、託児ボラへはお茶代込として500円支払いした。会場は福祉
センター2階で行った。
・参加者:主に町内で広報をしたため、大半が町内在住者であった。夫婦で参加されたり、子育てサロン
の支援者であったり、年齢層に偏りなく参加していただいた。
事業効果
子どもの発育に伴い、子育ての悩みや不安を専門的な視点からわかりやすく、子育てをしている親に寄
り添って穏やかな雰囲気の中で開催でき、満足して帰られた方が大半を占めていた。講演会終了後個
別に講師に相談する親がいたり、PTAで講演会をしてほしいと講師依頼を希望した人がおられたり、講
師の反響は大きくまた、子育てに対する課題解決のためのきっかけづくりを必要としている人は少なくな
いと思われる。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
事業開催の広報啓発に力を入れた。町内の小・中学校へチラシ配布のお願いのほか、町内の小児科・
小児歯科へチラシ・ポスターの掲示のお願いに行った。また、ケーブルテレビでのインフォメーションや西
日本新聞、情報誌の掲載、インターネットの生放送番組で放送してもらうなどメディアを活用しながら、
呼びかけを行った。開催日についても平日より土日の方が参加しやすいと思い土曜日に設定した。開催
にあたり100人くらいの参加を見込んでいたが、50人と少なかったため開催日等も含め検討が必要。
アンケート集計より子どもの居場所づくりを必要と感じている人もいることから、子育てサロンの周知や未
実施地区へ実施の働きかけをしていく。
事業名称
事業目的
福祉出前講座
新規 ・ 既存
住民等の団体が主催する集会等に社協職員を講師として派遣し、講習・実習等を行うことで、地域福祉
に関する学習の機会の拡充を図ると共に、地域で支えあう地域福祉づくりを推進することを目的とする。
事業対象者
事業報告
町内に在住、在勤、在学の10人以上の団体、またはグループ
■平成26年4月14日(月)11時30分~12時、ときわ台公民館、参加者24人
(内容) 健康体操(365歩のマーチ体操)
ときわ台ふれあいサロン/主催 ときわ台区
■平成26年5月7日(水)10時30分~12時、西隈区公民館、参加者12人
(内容) 健康体操及びゲーム
西寿会定例会/主催 西隈老人クラブ 西寿会
■平成26年5月24日(土)11時15分~12時10分、中原区公民館、参加者48人
(内容) 軽い健康体操
ひばりサロン/主催 中原区福祉ネットワーク推進委員会
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■平成26年5月25日(水)10時30分~12時、寺倉区区公民館、参加者23人
(内容) 軽体操とゲーム
寺倉ふくふくサロン/主催 寺倉区
■平成26年6月3日(火)10時30分~11時30分、成竹区公民館、参加者24人
(内容) 消費者被害
末広シニアクラブ/主催 末広シニアクラブ
■平成26年6月5日(木)13時30分~15時、今光区公民館、参加者30人
(内容) 消費者被害
今光サロン/主催 今光区
■平成26年6月8日(日)10時~12時、埋金区公民館、参加者30人
(内容) 軽体操及び簡単なゲーム
埋金区福祉サロン/主催 埋金区
■平成26年6月16日(月)10時30分~11時30分、松木区公民館、参加者30人
(内容) 認知症予防
松寿会/主催 松寿会
■平成26年7月4日(金)13時~14時30分、仲区公民館、参加者22人
(内容) 健康体操
ふれあいサロン 手をつなごう/主催 仲区
■平成26年7月19日(土)10時30分~11時50分、寺倉区公民館、参加者19人
(内容) 軽体操、ゲーム
寺倉区ふくふくサロン/主催寺倉区
■平成26年8月3日(日)10時~14時、埋金区公民館、参加者50人
(内容) 軽体操及び簡単なゲーム
埋金区福祉サロン/主催 埋金区
■平成26年8月8日(金)13時30分~14時30分、緑区公民館、参加者15人
(内容) 住みなれた地域で暮らしていくために
緑区ふれあいサロン/主催 緑区
■平成26年8月18日(月)10時~11時50分、西隈区公民館、参加者19人
(内容) 健康体操、室内ゲーム
西隈たちばなふれあいサロン/主催 西隈区
■平成26年8月23日(土)10時~11時30分、道善区公民館、参加者27人
(内容) 体操
道善シニアクラブ/主催 道善シニアクラブ
■平成26年9月15日(月)12時30分~13時30分、上梶原区公民館、参加者60人
(内容) 軽体操、ゲーム
上梶原区/主催 上梶原区
■平成26年9月25日(月)10時~12時、中原区公民館、参加者40人
(内容) 健康体操
シニアクラブ若松会/主催 シニアクラブ若松会
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■平成26年9月30日(火)10時15分~12時、地域福祉会館、参加者19人
(内容) いつでも、誰でもできる健康体操、脳トレ体操など
あしたばの会/主催 あしたばの会
■平成26年10月1日(水)10時30分~11時30分、西隈区公民館、参加者15人
(内容) 健康体操及びゲーム
西寿会定例会/主催 西隈老人クラブ西寿会
■平成26年10月15日(水)10時~11時30分、中央公民館、参加者 137人
(内容)高齢者の社会参加について
高砂大学/主催 那珂川町教育委員会 社会教育課
■平成26年10月15日(水)10時~10時55分、市ノ瀬区公民館、参加者45人
(内容) 健康体操
市ノ瀬老人クラブ定例会/主催 市ノ瀬老人クラブ
■平成26年10月20日(火)10時30分~11時30分、松木区公民館、参加者45人
(内容) 認知症について、脳トレ体操等
松寿会/主催 松寿会
■平成26年11月5日(水)13時~15時、仲区公民館、参加者25人
(内容) 健康体操、ゲーム
仲区サロン/主催 仲区
■平成26年11月18日(火)13時~14時、山田区公民館、参加者19人
(内容) ゲーム(レクリエーション)
山田第二シニアクラブ/主催 山田第二シニアクラブ
■平成26年12月14日(日)10時~14時、埋金区公民館、参加者20人
(内容) 軽体操、簡単なゲーム
埋金区福祉サロン/主催 埋金区
■平成26年12月17日(水)10時~14時、那珂川町福祉会館30人
(内容) 健康体操
市ノ瀬老人クラブ/主催 市ノ瀬老人クラブ
■平成27年1月7日(水)10時30分~12時、西隈区公民館、参加者13人
(内容) 健康体操及びゲーム
西寿会例会/主催 西隈老人クラブ西寿会
■平成27年1月7日(水)10時~11時20分、恵子集会所、参加者27人
(内容) ゲーム
恵子いきいきサロン/主催 恵子区
■平成27年1月18日(日)10時~12時、寺倉区公民館、参加者18人
(内容) 軽体操及びゲーム
寺倉ふくふくサロン/主催 寺倉区
■平成27年1月21日(水)13時~13時30分、山田区公民館、参加者20人
(内容) 軽い体操
山田第二シニアクラブ/主催 山田第二シニアクラブ
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■平成27年2月4日(水)13時~14時、仲区公民館、参加者25人
(内容) 体操、ゲーム
仲区サロン/主催 仲区
■平成27年2月16日(月)10時30分~11時15分、松木区公民館、参加者49人
(内容) 認知症について
松寿会/主催 松寿会
■平成27年2月20日(金)10時~11時30分、今光区公民館、参加者34人
(内容) いつでも誰にでもできる脳トレ体操等
シニアクラブ例会/主催 今光シニアクラブ
■平成27年3月4日(水)10時40分~12時、井尻区公民館、参加者15人
(内容) 他区サロンの現況とレクリエーション等の紹介
井尻区サロン/主催 井尻区
■平成27年3月15日(日)10時~12時、埋金区公民館、参加者21人
(内容) 軽体操及び簡単なゲーム
埋金区福祉サロン/主催 埋金区
■平成27年3月28日(土)10時~12時、寺倉区公民館、参加者30人
(内容) 軽体操及びレクリエーション
寺倉区ふくふくサロン/主催 寺倉区
事業効果
サロンでの出前のみならず、シニアクラブなど広がっている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
出前講座の依頼内容も多様になってきた。
出前講座は好評で、同じ地区からの依頼が多くなっている。
レクリエーションサポーター養成講座を開催しており、レクリエーションの依頼があった場合は、連携しなが
ら対応していきたい。
事業名称
事業目的
ボランティアフェスタなかがわ2014
新規 ・ 既存
多くの町民にボランティアフェスタでの出会いや楽しい体験を通して、地域のNPO・ボランティア活動への
啓発をするとともに、活動者同士のつながりを、さらに広げることを目的とし、ボランティア活動者が主体と
なって開催する。
事業対象者
事業報告
那珂川町内に幅広く周知
■平成26年10月26日(日)10時30分~14時30分(開会式:10時15分~、閉会式14時30分
~)、福祉センター、ボランティア支援センターくるりんボ、勤労青少年ホーム
◎来場者:約455人
◎スタッフ:354人(実行委員団体21団体233人、当日参加団体7団体91人、職員30人)
◎その他:活動掲示団体20団体、作品展示1施設、ジュニアリーダーズ3人
◎アンケート回収:646人分
◎PR:チラシ1万枚、ポスター50枚、広報なかがわ、社協だより、くるりんボHP、Facebook ページ
37
事業効果
・今年度も、アンケートと抽選券を一緒にしたことで、アンケートが多く集まった。
・来場者は昨年度に比べ少し少なかった。他のイベントと重なることがなかったので、人の流れがあまり
なかったように思う。
・昨年まではしてなかった体験などを今年度取り入れた実行委員団体が増え、来場者を楽しませた。
・昨年度の反省で、「フェスタ実施に精一杯で、団体の紹介・PRができなかった」という意見が多かった
ため、今年度から団体紹介の掲示板を新たに取り入れ、クイズとしても出題し、団体のPRにつなぐことが
できた。
・会場内に飾る「みんなの絵」は、年々増え、フェスタの認知度は上がっている。飾られた絵を見るため
に来場する親子連れが増えた。
・ボランティア同士の交流もでき、他の団体の会員たちががんばっている姿を見て刺激を受けた様子。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
実行委員が自ら考え、様々な意見を取り入れ行動する姿が多くみられた。新しい実行委員(団体)が加
わることにより、新しい視点が生まれ、開催に向けての意気込みが委員会を重ねるごとに増していた。
実行委員の意識が高まり、目的である活動者同士のつながりが広がったフェスタになった。また、各団体
の活動もPRできた。来年度も同様に実行委員が主体となり、活動者、地域住民、行政、社協を巻き込ん
で共にフェスタを盛り上げ、地域のNPO・ボランティア活動がさらに活性化するように事業を継続したい。
事業名称
事業目的
人権フェスタ
新規 ・ 既存
人権問題が私たち一人ひとりの問題であることを認識し、人と人との交流を進め、人権が大切にされる
まちづくりを進めることを目的とする。
事業対象者
事業報告
一般住民
■平成26年12月7日(日)、ミリカローデン那珂川、来場者数約2,481人
(内容)主催団体の一つとして人権フェスタを実施した。①ステージ部会、②啓発展示・ビデオ部会、
③福祉部会、④おはなし部会、⑤バザー部会にわかれ、社協はボランティア連絡協議会と民生委員
児童委員協議会とともに福祉部会を担当しそれぞれの団体の紹介や啓発を行った。
事業効果
体験コーナーなど楽しんでいただきながら、活動の啓発ができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
20回目の節目の開催ということで、ステージで人権コーラス隊の合唱があったり、また、今年度よりこ
ども館が会場となったりと、来場者の流れが変わり、福祉部会のある2階多目的室へ来られる方が少
なかったように思う。
<助成金>
団体名
助成金額
那珂川町婦人会
40,000円
那珂川町民生委員児童委員協議会
38
295,000円
(7)心身しょうがい児・者福祉事業
事業名称
事業目的
しょうがい児交流教室「たけのこクラブ」
新規 ・ 既存
町内に住んでいる知的にしょうがいのある就学児童に対し、レクリエーションや、学習、体験等を通し
様々な人と交流する機会を作り、心身の成長を図ることを目的とする。
事業対象者
事業報告
町内在住の知的または身体にしょうがいのある就学児童
■平成26年6月25日(水)10時~12時、那珂川町福祉センター3階、参加者5人
(内容)たけのこクラブ保護者説明会
■平成26年7月5日(土)13時~14時、那珂川町福祉センター3階、参加者9人
(内容)ボランティア説明会
<夏・交流教室>ボランティア参加数 登録数27人、のべ73人
■平成26年7月29日(火)、那珂川町福祉センター3階、参加者、子13人、ボラ16人
■平成26年8月 5日(火)、那珂川町福祉センター3階、参加者、子10人、ボラ18人
■平成26年8月12日(火)、那珂川町福祉センター3階、参加者、子11人、ボラ15人
■平成26年8月19日(火)、那珂川町福祉センター3階、参加者、子14人、ボラ17人
■平成26年8月26日(火)、那珂川町福祉センター3階、参加者、子 4人、ボラ 6人
(内容) 宿題や掃除、体を動かしたレクリエーションと物づくりやカレー作りなど
■平成26年9月5日(金)、那珂川町福祉センター3階、参加者7人
(内容)たけのこクラブ報告会
<春・バスハイク>
■平成27年3月26日(木)9時30分~15時30分、福岡県青少年科学館(福岡県久留米市)
参加者、子6人、ボラ6人
(内容) 春のバスハイク
事業効果
たけのこクラブ開催時に、兄弟児とともに映画に出かけるなど、ふだんはあまり関われない兄弟と親と
の時間がとれたなどの声が聞けた。
地域の方(ボランティア)との交流により、地域に出た時も声をかけ合うなど地域での交流が生まれて
いることで、保護者の安心感につながっているまた、他校で普段交流はないが、たけのこクラブを通し
て仲良くなるなど、子どもたち同士の交流にもなっている。
総合評価
□事業継続
■一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
バスハイクの参加人数がここ数年少なく、春休みに実施しているバスハイクを、町内での活動に変更
する。
参加児童の数は大幅に増えてはいないが低学年の児童が多く、ボランティアの関わり方が変化し、1
人のボランティアでの対応が難しくなってきた。より多くのボランティアの確保が必要である。
事業名称
事業目的
しょうがい児支援ボランティア講座
新規 ・ 既存
地域に住んでいるしょうがいのある児童に関わるボランティア、関心のある方に対し、「しょうがい」につ
いての基礎的な知識、関わり方を学び、しょうがい児に対する理解を深め、そして実践団体の活動を
知ることでボランティアのスキルアップ、支援者の拡大を目的とする。
事業対象者
那珂川町民
39
事業報告
■平成26年7月5日(土)10時~12時、那珂川町福祉センター3階、参加者36人
(内容)講座「しょうがいを持つこどもたちとの関わりについて」~にじいろキッズの活動を通して~
講師 那珂川町療育指導教室 にじいろキッズ職員(岡花氏、浦氏)
■平成26年11月8日(土)10時~12時、那珂川町福祉センター3階、参加者9人
(内容)実践報告「しょうがい児」への関わりについて
事業効果
(1)チャレンジ・ド・サポート活動について
報告団体 NPO法人おると(宮村氏)
(2)しょうがい児・者の余暇支援活動について
報告団体 キャンバス(森氏)
にじいろキッズの活動や発達しょうがいの特性、関わり方について体験を通して分かりやすく説明いた
だいた。実践報告では、参加者は少なかったが、しょうがい児と関わることの楽しさを伝えていただい
た。また、2回の講座ともしょうがい児を持つ保護者の参加もあり、町内の事業、ボランティア団体の活
動を知る機会となり、子どもたちの地域での居場所、相談できる場があるということを感じていただき、
事業目的とは違った効果が得られた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
しょうがいのある無しに関わらず、地域で安心して住み続けられるには、周りの理解・支えが大切である
と感じる。そのため、まずはしょうがいについて多くの理解者や支援者を地域の中で増やしていく必要が
ある。
事業名称
事業目的
精神保健福祉講座
新規 ・ 既存
精神しょうがいに関する知識の普及と精神しょうがい者への理解を深め、しょうがいがあっても住みや
すい地域づくりを目指す。
事業対象者
事業報告
那珂川町民
■平成26年10月30日(木)14時~15時30分、那珂川町福祉センター3階会議室、参加者48人
(内容)講演「ストレスと上手につきあう方法」
講師 津留壽船氏(医療法人同仁会 乙金病院 精神科医師)
※託児申込み 1人(当日キャンセル)
事業効果
普段からストレスを感じている方が多く、どうしたらうまく付き合っていけるのかに関心を持って参加され
ている人が多かった。講座では、うつ病の対応の仕方の○×のクイズなど、とても分かりやすく参考に
なったという意見が多かった。また、普段の自分の生活の仕方や考え方を見直すきっかけになってい
るようだった。
数年前から若い世代も受講しやすいよう、託児を希望される参加者に対して託児を行ってきた。今回
当日キャンセルとなってしまったが、毎年わずかながら託児の申込があるため、今後も継続して行って
いく。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
次年度も保健センター、役場福祉課、筑紫保健福祉環境事務所との共催で事業を行う。また、テー
マについても、ここ数年うつ病関連の啓発が続いているため、他のテーマでも検討をしていく。
40
事業名称
事業目的
声の広報
新規 ・ 既存
ボランティア団体(那珂川土筆会)が町やその他の情報をカセットテープに録音した原本をセンターに
て録音。町内在住の視覚しょうがい者や視力低下の方々の分、録音し配布する。生活向上の支援を
することを目的とする。
事業対象者
那珂川町内在住の視覚障がい者および視力低下による解読の不自由を感じている方
事業報告
・毎月20日前後:総務課へ広報の原稿確認。訂正などチェック後、原稿を印刷(3部)
・社協だより(2カ月おき奇数月)の原稿を印刷(3部)
・土筆会会員で原稿確認後、録音(毎回120分テープに2~4本分を録音)
・毎月月末:土筆会よりテープ持参
・センターにてテープコピー(15セット)
・月初めテープ配達(個人宅、福祉施設、福祉課、配食サービス利用者、訪問介護利用者)
事業効果
那珂川町内の情報を「声の広報」として届けることで、生活に必要な身近な情報を提供できている。
職員が届けることにより、利用者が安心して関わることができ、一人暮らしの方の安否確認ができる。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
テープ配布時に安否確認も含め、対象者とのコミュニケーションが取れ関係作りができた。
今年度は、ボランティア連絡協議会が音声訳の講座を開催。参加者も多く、また熱心に講座に参加し
ていた。その後土筆会の活動に継続して参加している。課題であった会員の獲得が解決でき、活動が
活気づいている。
課題は、今もテープで録音していることである。テープが販売されている所もなく、新規対象者がいても
テープを再生できる機械を持っている人がいないなどもあり、CDへ録音するための機械を早急に確保
することが必要である。土筆会へ助成金情報の提供をし、申請をした結果、助成金を獲得できるよう
になった。現在の対象者にCD再生機器があるかも確認をしていく。
「声の広報」の周知としては、CD化が実現する時に改めて実施し、必要としている人へ届くようにした
い。
<助成金>
団体名
助成金額
那珂川町身体障害者福祉協会
205,000円
子どもの発達を考える親の会 のぞみ
70,000円
キャンバス
20,000円
NPO 法人障がい者支援事業所なかがわ
地域活動支援センター らぶは~つ
41
400,000円
(8)在宅福祉事業
事業名称
事業目的
日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)
新規 ・ 既存
社会福祉法に基づき、認知症、知的しょうがい、精神しょうがいがある方で、日常生活に困っている
方に福祉サービスの利用、日常的金銭管理の援助をすることを目的とする。
事業対象者
事業報告
認知症、知的しょうがい、精神しょうがいがある方で判断能力が不十分である方
■新規相談件数 5件(相談のみ 2件)
<県社協委託分>
■新規契約件数 3件(認知症1件、精神しょうがい2件)
■実施件数 5件(前年度より継続実施2件、今年度より新規実施3件)うち終了1件
■実施回数 32日 実施時間 3160時間
<那珂川町社協独自>
■新規契約件数 0件
■実施件数 0件
■実施回数 0日 実施時間 0時間
事業効果
包括、病院からの利用相談が多く、利用者も増加した。また、通常の支援に加えて、利用者の施設
入居に伴う家族とのトラブルは、数か月にわたり、役場高齢支援課、包括等とも連携をして対応して
いたが、法的な問題もあり、弁護士に相談しながら慎重に対応をした。利用者には複雑な問題を抱
えている人も少なくないため、今後、法的な対応を迫られる機会も多くなると思われるため、司法分
野の専門家のアドバイス等が必要な時に迅速にできるような体制を整えていく必要がある。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
各関係機関の担当者や福祉関係者も、制度の名前を聞いたことがあっても、実際にどのような人が
利用できる対象になるのかなど詳細を知らないことが多い。さまざまな機会を通じて、この制度の周
知をしていき、必要としている人に利用をつなげられるようにしていきたい。
事業名称
事業目的
特約訪問介護事業
新規 ・ 既存
身体的・精神的な負担を軽減することを目的とした介護保険法や障害者総合支援法で対象になら
ない家事援助や心身介助を提供することを目的とする。
事業対象者
事業報告
介護保険法・障害者総合支援法に定める本会サービスを利用している方
資料①参照 (63ページ)
家族が同居の生活援助や受診時の待ち時間など、介護保険法または障害者総合支援法上の枠内
ではできないサービスを実施し、利用者の細かなニーズに応えられている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
特約訪問介護と介護保険や障害者総合支援のサービスを併用し、より一層安心して在宅生活が続
けられており、今後も継続が必要と考えられる。
42
事業名称
事業目的
緊急時等短期家事・介護サービス事業
新規 ・ 既存
高齢者または介護者が急病などにより生じた生活困難に対し、自立した生活を送ることが出来るよう
家事援助・身体介護サービスを行い、身体的・精神的な負担を軽減することを目的とする。
事業対象者
町内に在住する高齢者、介護者
事業報告
相談件数0件、利用件数0件
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
介護保険法や障害者自立支援法では、対象者が限定されるため、対象外の町民の方のニーズに
答えるためにも継続が必要と考えられる。
事業名称
事業目的
「ニコニコお助けサービス」(日常生活援助事業)
新規 ・ 既存
さまざまな公的福祉サービスが整備されてきたが、まだ充分とは言えず、生活していく上でちょっとし
た手助けを必要とする方が数多くいる。この問題を改善するために、地域ボランティア「ニコニコお助
け隊」が支援を行うことで、地域住民の方々が今以上に自立した生活が送れるよう支援していくこと
を目的に実施する。
事業対象者
ひとり暮らし高齢者世帯、高齢者世帯、しょうがい者世帯、疾病等により日常生活をする上で手助け
が必要な人
事業報告
■ニコニコお助けサービス活動実績
・利用申込者:31人(申込者重複あり)
・新規利用申込者:10人(買い物支援:4人申込、3件支援)
・「お助け隊」登録者数:33人(平成27年3月時点)
・活動件数:110件
・サポーター派遣数:108件
・活動内容:蛍光灯の取り替え、タンス・粗大ゴミの処分、換気扇の掃除、窓ふき、買い物支援 他
相談件数
新規相談件数
活動件数
サポーター派遣数
(件)
(件)
(件)
(人)
(分)
(分)
4月
2
0
4
4
220
0
5月
2
2
2
2
105
0
6月
2
0
8
9
225
285
7月
7
4
10
10
150
455
8月
3
1
9
10
40
495
9月
6
1
14
16
85
650
10月
1
0
10
10
0
620
11月
2
2
8
4
0
715
12月
3
0
14
12
405
590
1月
3
0
9
9
95
475
2月
0
0
9
9
80
615
3月
0
0
13
13
0
690
合計
31
10
110
108
1405
5590
43
活動時間 活動時間(買い物支援)
<説明会など>
■平成26年11月26日(水)10時~12時、那珂川町福祉センター3階
(内容)「ニコニコお助け隊 登録説明会」の開催
当日参加のみ
当日参加+登録
登録のみ
計
1人
3人
1人
5人
・広報等をみて参加してくださった人もおり、関心を持たれている人がいることが感じられたことがよか
った。また、現在サポーターとして活動している方にも参加していただいたため、職員が伝えるより活
動のイメージがよりつかめたと思われる。
■平成27年3月3日(火)10時~12時、那珂川町福祉センター3階
(内容)「福祉委員長会議」の研修にて説明
・福祉委員長の中から1人登録申し込みをされる。
事業効果
・「お助け隊 登録説明会」については、参加者の中には人の家に入ることの不安や、「盗った」「盗ら
れた」等のトラブル、認知症高齢者の対応などさまざまな不安をもっていたように感じたが、自身の力
を発揮したい、自分が出来る事をやってみたいという意識は高いように感じた。
・「福祉委員長会議」にてサービスの説明を実施したことにより、サービスについて知っていた福祉委
員長も少なくなかった。中には、サロンで話をしてもらいたい等の声も寄せられた。
・活動の内容については特に線引きをせず、利用者が困ってあることに「お助け隊」がどこまで活動で
きるのか、本事業サービス以外に他の地域資源を活用できるかその都度の判断をしていくが、なか
なか難しい点がある。しかし、「お助け隊」のマンパワーが大きく、活動を限定せず活動していただいて
おり、何より活動を通じて地域の方と知り合いになれる、世間話ができる等声を聞くことができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・25年度より新設した「買い物支援部門」については、利用者件数は3件だが、3件とも毎週訪問し
ているため活動時間は多い。「お助け隊」を2人体制にし、少しでも負担を軽減できるよう活動してい
ただいている。今後新規利用者についても同様に対応していく。活動を通じ、また、お助け隊の方か
らもアドバイスをいただきながら実施できている。
・サービスについて啓発活動をしながら、地域の困りごとやニーズを把握し、そして「お助け隊」が円
滑に活動できるように支援していくようにする。
・登録された(る)方々の不安解消の方法として、活動へ同行訪問してもらうと良いのではないかと思
われる。
事業名称
事業目的
在宅介護者の会「風車」 活動への支援
新規 ・ 既存
この会は、在宅介護者及び介護に関心がある介護経験者が気軽に話し合える場づくりと、集まること
によって情報の交換や研修を行い在宅福祉の向上を支援すると共に、心身をリフレッシュすることを
目的とする。
事業対象者
・高齢者や重度障害者を介護している人(普通会員)
・過去に在宅介護の経験がある、在宅介護支援に関心がある人(賛助会員)
44
事業報告
・会員:26人(26年度3月時点で普通会員6人。賛助会員20人)
・会則:総会にて、①賛助会員の在籍年数3年 ②年会費(賛助会員3,000円、普通会員1,500
円) ③会員若しくは入会希望者が介護保険による福祉サービスを利用している者について
は会員としての資格を失う。
■平成26年5月10日(土)、総会
・会則の変更がありました。
■平成26年7月12日(土)、研修会
・那珂川町社会福祉協議会 訪問介護事業所 担当係長に「介護保険制度」の内容についての講
話と、会員のみなさんから事前に聞いた質問について答えていただきました。
・バスハイクで行きたい所を皆さんに聞きました。
■平成26年9月13日(土)、日帰りレクリエーション①
・福岡市博物館へ黒田官兵衛の展示会と、近くの「梅の花 百道店」にて食事をしました。「梅の花」
は会員の方から教えていただいた所でした。
■平成26年11月15日(土)、日帰りレクリエーション②
・会員の方から教えていただき、福津市津屋崎へ染物体験に行きました。
・海の見えるレストランで美味しく食事をしました。
■平成27年1月10日(土)、新年会
・茶花(CHAIHANA)小郡店で食事会をしました。みなさんから近況報告をしてもらう時間を設け、
食事をすることができました。
・お店の近くに神社があったので、お参りにも行きました。
事業効果
介護者の会の定例会は例年通りできた。今年度会則の変更により、会の運営にあたり、きちんと線
引きするところを整理できたため、今後新しい会員が増えることとなった際にきちんと周知ができるよ
うになった。しかし、会員の中に賛助会員も多数占め収入が年度ごとに変動があるため予算の検討
は随時行っていく。日帰りレクリエーションでは、会員が行きたいところ、行ってみたいところについて
事前に聞く場所を設けたことで会員の声による実施ができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
次年度も継続して事業を進めていく。町内で在宅介護をしている人はいるが、「介護者の会」がある
ことは知らない人が多いと思われる。事務局として町内の居宅介護支援事業所にチラシ等の配布は
継続的に実施し会の運営が継続できるように支援していく。活動収入の殆どが年会費と参加費で運
営していくことから、予算の確認は随時行う。
事業名称
事業目的
在宅介護者のつどい
新規 ・ 既存
日ごろから在宅で介護をしている介護者が気軽に話ができ、仲間づくりができる機会をつくることによ
り、介護に関する情報交換や不安や悩みが解消でき、また介護者の心身をリフレッシュすることを目
的として実施する。
事業対象者
在宅で介護している那珂川町在住の人
45
事業報告
■平成27年3月14日(土) 9時30分~15時30分 日帰りレクリエーション
・募集方法:社協だより、社協ホームページ、町内の居宅介護支援事業所にチラシの配布、
在宅介護者の会「風車」会員へ開催案内
・参加者:18人(「風車」会員16人、チラシを見て参加2人)、参加者には参加費1,000円徴収。
・内容:観光バスを使い、日帰りレクリエーションを実施。
・行先:長崎市内。オランダ物産館で食事と自由散策
・参加者の中には家族をデイサービスに利用してある人もいるため、限られた時間の中で開催した。
事業効果
リフレッシュを目的としたバスハイクは非常に良かったと言われた。日頃なかなか行けない所に行くこ
とができ大変喜ばれるため、行先については固定せず計画していきたい。介護者のつどいに参加さ
れた方々から近況報告や介護をする生活の中でその時の思いや気持ちを話してもらう場をつくれた
こと、参加者同士が顔を合わせ、世間話をしながら楽しまれている様子を感じたこと、つどいの間に
初めて参加された方に声をかけ、電話番号を交換しました。という声が聞けたことが開催にあたって
の成果だったと思われる。また、初めて参加された方から介護者の会の会員になりたいと声があり、
介護者のつどいを通じて今後も継続的に関わることができるきっかけになれたのでよかった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
介護者の会(「風車」)があることについてもまだまだ認知されていないため、継続的に周知して一人
でも多くの方に参加してもらえるようにしていきたい。行先は遠方であったため途中休憩をとりながら
行程通り実施できた。また、車内で過ごす時間が長かったので、途中在宅介護者の会「風車」の紹
介や自己紹介、近況報告の時間を設けた。
(9)福祉バス運行事業
事業名称
事業目的
事業対象者
資料②参照(64ページ)
福祉バス運行事業
新規 ・ 既存
那珂川町民の福祉の増進を図るため、適正かつ効率的な運行をはかることを目的とする。
社会福祉団体等、ボランティア団体、福祉ネットワーク推進地区
事業報告
社協事業や福祉団体等の研修のために運行した。
事業効果
福祉ネットワーク推進地区のサロン(子育てサロン含む)活動に多く利用された。
総合評価
■事業継続 □一部見直し継続 □事業計画の見直し □事業廃止
社協事業では、いきいきリフレッシュ教室の合同教室やバスハイクに利用し、利用者の希望を叶えなが
ら内容のある事業を行うことができた。福祉ネットワーク推進事業では、サロンや子育てサロンの屋外行
事に活用され幅広い活動を行うことができた。また、福祉団体の研修等にも多く利用された。
46
4 相談事業
(1)相談事業
事業名称
事業目的
相談事業
新規 ・ 既存
広く住民の日常生活上のあらゆる相談に応じ、適切な助言、援助を行うことで地域住民の福祉の増
進を図ることを目的とする。
事業対象者
事業報告
・那珂川町住民及び那珂川町の事業所等
・第1・2・3・水曜日
13時から15時まで 心配ごと相談
13時から15時まで 無料弁護士相談
・第4水曜日
13時から15時まで 心配ごと相談
13時から15時まで 行政相談
・年間開設日数
44日
(相談件数)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
計
8
8
9
7
4
4
4
6
5
7
10
8
80
(相談内容)
生
職
住
家
結
離
医
人
財
事
教
老人
計
業
宅
族
婚
婚
療
権
産
故
育
福祉
1
1
3
13
8
2
3
35
2
※ 解決 74件
事業効果
再来 1件
1
障害
者
(児)
福祉
苦
その
情
他
3
8
計
80
他機関紹介 5件
・那珂川町住民のあらゆる相談に弁護士、相談員等からの専門的な助言があり、住民の生活に
役立っている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・相談日(シーズン)によりバラつきがあるため、弁護士相談は予約制とする。
・他機関の無料相談等が増え住民への周知を定期的に行う必要がある。
(2)資金についての相談・貸付業務
事業名称
事業目的
事業対象者
資金についての相談・貸付業務
低所得者等の生活の安定を図ることを目的とする。
一般住民
47
新規 ・ 既存
事業報告
■生活福祉資金貸付事務受託
(相談内訳)
相談
承認
不承認
総合支援資金
10
1
0
教育支援資金(教育支援費・就学支度費)
15
11
0
福祉資金(福祉費)
12
3
0
福祉資金(緊急小口資金)
20
9
3
臨時特例つなぎ資金
0
0
0
長期生活支援資金
2
1
0
他制度
9
25
3
68
合計
■つなぎ資金貸付:102件
※生活保護世帯主及び、保護申請世帯主が生活維持に当たって緊急を要する等の事由により、必要とする資金につ
いて融資した。
事業効果
低所得者の生活の安定に資することができた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
生活福祉資金の全体の相談件数は前年度124件であったが今年度は45%減少し、68件であった。
相談内訳ごとの相談件数は全体的に減少しているが、緊急小口資金と長期生活支援資金の相談に
ついてはそれぞれ2件増の20件と2件であった。緊急小口資金は一時的な収入の減少や転居費用
等の貸付が多かった。
また、つなぎ資金の貸付件数も前年度に比べ3件減の102件であった。
48
5 福祉センター管理(指定管理者)運営事業
資料③参照(65ページ)
(1)福祉センターの機能の充実
事業名称
事業目的
おしゃべり広場
新規 ・ 既存
さまざまな世代が利用できる「憩いの場」としての機能を充実することを目的に、子育て中の親子が気
軽に立ち寄れ、楽しく交流する居場所の一つとして提供し、楽しみづくりや仲間づくりへ繋げ、福祉センタ
ーの活用を進めていく。
事業対象者
事業報告
一般住民
■毎週木曜日、10時~12時、福祉センター2階(ふれあい交流室2)
■内容 参加者同士の自由な時間。月に1回の催し(読み聞かせなど)や季節行事を実施。
4.5.6月読み聞かせ/7月七夕づくり/8月お絵かきコーナーの設置/9.10月読み聞かせ/
11月バルーンづくり/12月クリスマス会/1月ぜんざい会/2月読み聞かせ/3月親子体操
希望者には、イベント内で撮影した写真を提供する。
■実施回数 50回/年
事業効果
・子ども人数(延) ・新規登録者(子ども)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
延
0
9
11
9
2
1
3
8
20
11
4
6
84
新
0
0
2
1
0
1
0
1
4
0
1
3
13
現代の住家では畳がない造りが増えている。その中で大きな畳の部屋が存分に使えることが良い、広く
て、ゆっくりできると足を運んでくれる利用者の意見があった。利用時は、家族、友人同士で仲良くなり、
育児についての情報交換など話が弾んでいた。また、ハイハイレースに参加した事をきっかけに利用す
る家族もいた。
月に1回の催しでは、ボランティアの手遊びや読み聞かせ、バルーン作りなど喜ばれた。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
子ども館開設や子どもが保育園・幼稚園に行き出し、引っ越しなどの環境の変化によって、年度初めは
参加者なしの時期が続いた。月に1回の催しや季節行事などをチラシで呼びかけ、友人同士での情報
交換により、年間行事のイベントに参加することによって新規利用者が増えつつある。
今後は、子育て親のニーズに耳を傾け、福祉センターの利用へ繋げられる計画や周知を行う。
■その他の取組み
<花壇の整備>
事務所の窓の外に冷房節電も兼ねて朝顔やゴーヤを植える。
<イベント>
敬老の日に、ちなんで9月18日(水)に60歳以上の福祉センター利用者に入館料無料で利用してもらった。
また、利用者へのお祝いとして地域ボランティアに演芸を依頼し、民謡を1時間ほど披露してもらった。
おしゃべり広場のイベントの一環として、専門の講師に依頼し、親子体操やリトミックダンスを3月2日(月)10時~
12時に実施し、8組(大人8名、こども9名)の参加があった。
<環境整備>
福祉センター館内の案内図(写真)や季節感を出すための壁面飾り、チラシ、ポスターなどの掲示を定期的に行い、
センター利用者への情報発信、情報共有を行った。
49
(2)気軽に参加できるミニミニ講座の開催
事業名称
事業目的
にこにこステップ健康教室
新規 ・ 既存
福祉センター利用者を対象に、ステップ運動を行う場を提供し、健康の維持、介護予防を図る事を目
的とする。
事業対象者
事業報告
福祉センター利用者
■福祉センター2階 毎週火曜日~金曜日までの利用時間内
■内容 ステップ運動台の提供、スペースの確保
事業効果
利用者は、日頃からの運動への関心が高く、ステップ台への興味があり、使用方法を尋ねてくる。
その反面、高齢による体力の低下のため、自力での取組みに不安の声も聞かれる。
声かけがあった場合は、一緒についてステップ台を利用するが、継続しての利用は少ない。一時的で
はあるが、声かけによって利用者の興味が湧き、意欲へと繋がっていた。
総合評価
□事業継続
■一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
興味があっても、ステップ台を利用する体力保持者が減少しつつあるため、教室としてではなく、いつで
も誰でも利用できるスペースの確保が望ましいと考える。今後は、名称を「にこにこステップ健康広場」と
して周知し、利用者を増やすための配置や内容の工夫を行う。
事業名称
事業目的
笑って健康づくり
新規 ・ 既存
福祉センター利用者を中心に、体操やレクリエーションを通じて健康を維持し、交流を図ることを目的と
する。
事業対象者
事業報告
事業効果
福祉センター利用者及び一般住民
■毎月第1木曜日13時~15時、第3水曜日13時~14時 福祉センター3階
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
人数
11
16
10
27
93
30
17
23
38
6
16
21
308
年4回運動療法士による転倒予防体操を実施したことで、転倒への意識が向上し運動意欲があがっ
た。
8月の夏祭り企画では世代を超えた多くの参加があった。
脳トレや手作業を行う中で、参加者同士の交流が深まった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・参加者より楽しみづくりの場所となっているなど一定の評価があった。
・参加者の固定化が見られるため、早期に内容を周知し新規の参加者を増やしたい。
・参加者のアンケートで「脳トレ・体操・屋外レク・手作業」の希望が多数あることから、月2回のプログラ
ム構成をうまくまとめていきたい。
・その他の取組み
福祉センター2階で火曜日から金曜日に2階受付担当者が10時50分から音楽をかけて、福祉センター利用者を対
象に
「農村体操」を一緒に行っている。(参加は自由)
50
事業名称
事業目的
にこにこ赤ちゃんハイハイレース
新規 ・ 既存
さまざまな世代が福祉センターを利用する機会の一つとして実施することを目的に、子育てに関わる
世帯同士が、気軽に交流できる場を提供し、身近な地域での活動や社協の事業を周知すると同時
に、子育てに必要な環境づくり、支援を発信する場とする。
事業対象者
事業報告
1歳未満児とその家族
■実施日・時間・場所・参加者
平成26年 7月12日(土)、10時~12時、福祉センター2階、募集定員25組中、参加者18組
平成26年12月13日(土)、10時~12時、福祉センター2階、募集定員25組中、参加者20組
両日ともに、応援に駆け付けた家族が多く、会場全体80名程度。自分の子どもだけでなく、会場全体
で応援もあり、賑やかな雰囲気だった。子ども達の機嫌を配慮して、全体的に進行を早めに進める。
記念撮影用に会場のレイアウトを設定。終了後は、記念撮影の時間を設ける。
■内容
予選(1レース5組の4レース)を行い、予選を勝ち上がった1位の4組で決勝を行う。
レース終了後、表彰式。
授乳室を設置。
事業効果
おしゃべり広場、子育てサロンの紹介をすると、知らない参加者が多く、興味がある反応があった。
普段、来館しない方たちが来ることで、福祉センターや、社協を知っていただく機会になった。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今後もイベントなどで、世代間交流を深め、より多くの人達が福祉センターを利用できる環境を整えて
いきたい。
51
6 町受託事業
(1)いきいきリフレッシュ教室事業
事業名称
事業目的
資料④参照(66ページ)
いきいきリフレッシュ教室
新規 ・ 既存
町内にお住まいの高齢者が身近な地域の公民館などにおいて、レクリエーションや軽体操・趣味活動を
実施しながら、家に閉じこもりがちにならないよう、また心身の機能低下を維持予防しながら日常生活に
おける健康づくり・仲間づくり・生きがいづくりを目的とする・
事業対象者
町内に住むおおむね65歳以上の方で、閉じこもりがちな方や老化等により心身の機能が低下している方
(介護保険対象者を除く)
事業報告
<通常教室>全7教室 :各月2回/計167回
※台風のため1回教室中止(6月)
・教室内容:身体機能維持、予防と意欲向上を目的とした軽体操・各道具を使った体操、脳トレ・
レクリエーションゲーム・手作業・料理/おやつ作り
<特別行事>全10種行事
・相互交流を目的:始業式・バスドライブ・運動会・交流レク・グランドゴルフ、バスハイク・懇親会・
修了式
・教養講座を目的:運動指導・健康講話(年2回)
<広報活動>社協だより3月号掲載
事業効果
・近隣者と関わりを持つことで心の元気を維持し、また地域とのつながりを継続している。
「頭・心・体」をテーマに軽体操やレクリエーションを実施し体力づくりや認知症予防・鬱予防に努めること
で健康維持への意欲向上がみられる。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・今年度から看護師が新たに1名配置されたことで、個別に身体状況の把握が充実したことで教室実践
時に役に立った。
・個々の活動の範囲、交流の場が増えるよう保健センター等の情報提供と連携を図れた。
・体操やレクの他に音楽を通じて継続的なプログラムづくりを実施し、多くの参加者が楽しみのひとつとな
った。
・各活動団体や幼稚園との交流の場を設けることでコミュニケーションが増えた。
・いきいきリフレッシュ教室の情報をサロン・老人会・他講座・広報等にて継続的に行い参加につながった
が、より強化し男性参加者を増やす必要がある。
・ボランティアをくるりんボや民生委員会などで呼びかけ、募集する。
・笑って健康づくりに参加者を呼び込み、活動の幅を広げたがより強化の必要がある。
・参加者アンケートを基に、参加者の多くが希望するものを検討し実施した。
(2)配食サービス事業
事業名称
事業目的
資料⑤参照(67ページ)
配食サービス事業
新規 ・ 既存
在宅の虚弱又は障害等により調理が困難な高齢者・障害者に対し、配食サービスを計画的に行い、健
康と自立した生活の確保を図るとともに、その家族の身体的、精神的な負担の軽減を図ることを目的と
する。また、配食時に安否確認等を行うこととする。
事業対象者
・町内に居住するおおむね65歳以上の本人もしくは家族が調理や食事の提供を行うことが困難な状況
な方、65歳未満でしょうがいのあるひとり暮らし人で調理することが難しい方など
52
事業報告
別添資料(実績報告)
事業効果
一人暮らしの高齢者が増え、栄養バランスの摂れた食事ができるようになったとの声が聞かれた。また、
食事の提供を通し、離れて暮らす家族が本人の安否確認をできる安心できる対応が大きな生活支援へ
と役立つことができた。
■配達時の安否確認時の不在や利用者の体調不良などで家族等へ連絡や再配達した件数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
8
10
4
5
2
6
3
8
11
12
9
5
83
※うち安否確認時の救急搬送・緊急対応件数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
2
■特別に対応が必要なケースについて
身よりが居ない、認知症傾向にある、持病を患い救急搬送の恐れがある、家族が遠方で関わることがで
きない、などいずれも一人暮らしの高齢者であるが、必要に応じて社協、包括、居宅支援専門員と情報
を交換し、連携した対応に取り組んだ。配達時の対応については、毎回本人の様子などを観察し記録を
行い、定期的に家族や居宅支援専門員と情報を交換し合った。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
高齢者の一人暮らし、二人暮らし世帯が増え、在宅での支援が困難なケースについては、入所や入院、
または家族との同居など利用者の生活のサイクルが変わり、配食サービスの中止者が出ている。その反
面、家族の支援を受けることができない一人暮らしの高齢者が増えている。今後も社協の配食サービスと
して、「食」を通して、「安全」な高齢者等の福祉の向上を目指す。
(3)地域包括支援センター業務
事業名称
事業目的
資料⑥参照 (68、69ページ)
地域包括支援センター業務
新規 ・ 既存
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるように、介護支援専門員、主治医、地域の関係
機関などの連携、在宅と施設の連携など、地域において、多職種相互の協働等により連携し、個々の
高齢者が状況や変化に応じて、包括的かつ継続的に支援していくことを目的とする。
事業対象者
事業報告
・高齢者とその家族又は関係者・事業所
(1)包括的支援事業
①介護予防ケアマネジメント業務
②総合相談支援業務・包括的・継続的マネジメント業務
・相談対応件数:電話2285件(延べ数)・面接1190件(延べ数)、訪問1508件(延べ数)
支援内容
27年度
継続件数
延べ件数
処遇困難対応
1
0
26年度継続件数
虐待関係対応
1
1
新規件数
成年後見制度
11
2
消費者被害
10
1
総合相談
77
26
終了件数
399件
介護相談
366
87
27年度継続件数
143件
48
19
認知症
53
合計
合計
80件
462件
542件
542件
ケアマネジメント
介護予防
30
7
6
0
③権利擁護事業
・虐待(疑い)関係の対応 6件(身体的虐待3件・経済的虐待1件・心理的虐待1件・介護放棄1件)
うち継続1件(平成21年度より) 虐待ではないと判断 5件
・成年後見制度への対応 11件
・日常生活支援事業へ支援 新規1件
④包括的・継続的ケアマネジメント支援業務及び地域包括支援ネットワークの構築(ケア会議)
・行政と協働の事例検討会 5回(26年度から開始)
・包括内総合相談会議(ケース協議)週3~4回
・全体会(毎週金曜日1回)
行政との会議
5回
地域密着型サービス運営会議出席
28回
民生委員会と連携
8回
地区福祉会議出席(王塚台)
11回
配食サービスと連携
10回
福祉ネットワーク・
福祉委員長会議(連携)
3回
事業所連絡会
8回
在宅医療連携会議
3回
主任ケアマネ会
6回
認知症医療センターとの連携会議(事例検討会)
5回
ほうかつ通信発行
10回
出前講座
10回
・地域サロン等の参加・包括の周知啓発
かわせみ体操教室
8回
いきいきリフレッシュ教室
12回
サロン
79回
老人会
自宅 訪問
5回
88回
(2)指定介護予防支援事業
・指定介護予防支援プラン件数:総数3314件(うち新規152件)
事業効果
<包括的・継続的マネジメント業務・総合相談業務・権利擁護業務>
・一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦を支援する行うケースが増加しているため、1ケースに対応する時
間がかなり多くかかっている。家族力が乏しい家庭や、問題が多様化している家庭の困難事例も増えて
いるため、既存のサービスにつなぐことできない支援内容が多く、包括支援センターの支援内容が多様
化している。またトラブルに巻き込まれるおそれのあるケースや突発的出来事に遭遇するため、二人で
訪問することも多くなった。
・消費者被害・権利擁護事業等に関する相談も増えてきている。その背景のひとつに認知症等に関す
る問題も関与していることも考えられる。そのため多職種間との連携会議や情報共有を行うことで、早
期に問題解決を図ることができている。
・今年後は地域サロン等に参加することにより、顔見知りの関係作りができ総合相談事業や介護予防事
業等につなげることができた。
・がん患者等において退院前の事前訪問やカンファレンスに出席させてもらうことで、すみやかな支援を
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行うことができた。
<介護予防ケアマネジメント業務及び指定介護予防支援業務>
・予防プランの件数は年々増加しており、担当者の受け持ち数が増えている。また月の新規件数も多
く、入退院や介護に移行件数も増えているため、月給付に上がる件数以外の対応件数もかなり多くな
っている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
<包括的・継続的マネジメント業務・総合相談業務・権利擁護業務>
・総合相談業務を行う中で、那珂川町の高齢者世帯の地区毎の生活環境状況が見えてきた。今年度
は地域に出向いて顔見知りの関係づくりを行い、支援につなげることができている。また地域課題の発
見も少しずつ見出すことができてきている。
今後は包括的支援事業の一部内容改正が行われたため、行政と協働で具体的に進めていくことが必
須になってくる。総合的支援事業は27年から29年度には完全移行、また地域ケア会議等については
27年度から施行されるため、さらに業務量が増えてくると予想される。
<介護予防ケアマネジメント業務及び指定介護予防支援事業>
・介護予防事業等や介護予防支援に移行できるように、制度改正を見据えた地域資源の活用やアセ
スメント力を向上していくことが大事である。
・予防プランは自立した生活が送れるようなプラン作成できるように、職員のスキル向上に努めていく必
要がある。
(4)タイムケア事業
資料⑦参照 (70、71ページ)
事業名称
事業目的
タイムケア事業
新規 ・ 既存
しょうがいのある就学生徒等に学校の放課後等の活動場所を提供するとともに、しょうがい児等の一
時預かり事業を行うことにより、しょうがい児等の健全育成及びその保護者等の地域生活を支援する
ことを目的とする。
事業対象者
しょうがいのある中学生、高校生
事業報告
資料⑦参照 (70、71ページ)
■平日タイムケア (週2回 終業時~18時)
那珂川南中学校(火・木曜日)、実施日数52日、利用者2人
那珂川北中学校(水・金曜日)、実施日数67日、利用者1人
(内容) 教室内での活動(宿題、工作、ゲーム等)
■長期休業時タイムケア (週3回 9時~17時、登録者数19人)
<春季休暇>実施日数2日(4月2日(水)、4日(金))
参加児童 のべ26人、スタッフ のべ16人、一般ボラ のべ5人
<夏季休暇>実施日数15日(7月23日(水)~8月29日(金)の月・水・金曜日)
参加児童 のべ178人、スタッフ のべ102人、一般ボラ のべ19人
<冬季休暇>実施日数3日(12月26日(水)、1月5日(月)、7日(水))
参加児童 のべ45人、スタッフ のべ21人、一般ボラ のべ2人
<春季休暇>実施日数3日(3月25日(水)、27(金)、30日(月))
参加児童 のべ38人、スタッフ のべ25人、一般ボラ のべ8人
(内容) 散歩、買い物、宿題、レクリエーション、外出など
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事業効果
タイムケア(特に長期休業時)が居場所としての役割を果たせている。同年代の参加者と交流すること
でお互いが成長している。また、参加児童がタイムケアに参加することを楽しみしている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今年度も大きな事故や怪我もなく進めることができた。今年登録者のうち高等部の卒業生1人、町外
転居1人で、次年度も17人が残る予定。また新たな登録者もあることから、参加調整が難しくなること
が予想される。今年度より、女子商のボランティアの依頼を中止した。
→学校行事、補講などで参加できる日が限られ、参加する際は一度に多くの参加依頼があること、
利用者の定員を15人としたことで地域福祉会館が手狭になったことで対応が難しくなったため。
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7 介護保険事業
(1)居宅介護支援事業
事業名称
事業目的
居宅介護支援事業
新規 ・ 既存
介護支援専門員が、要介護状態または要支援状態にある利用者に対し、利用者が可能な限り居宅に
おいて、自己の有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう支援することを目的とする。
事業対象者
事業報告
要介護状態または要支援状態で介護サービスをご利用の方
資料⑧参照 (72ページ)
・相談業務
・居宅サービス計画書の作成
・各種サービスの連絡調整
・給付管理業務
事業効果
苦情なども特になく、円滑に対応できている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
・サービス実施記録
・伝送
□事業計画の見直し
・自宅訪問
・介護予防の委託業務
□事業廃止
今後も利用者が在宅で自立した生活を続けられるように支援していく。地域包括支援センターをはじめ
地域住民や事業所との連携が図れるようにする。また、内部研修やケース検討会、外部研修に積極的
に参加し各ケアマネジャーのスキルアップを目指していく。
(2)居宅介護サービス事業・(3)介護予防サービス事業
事業名称
事業目的
訪問介護
新規 ・ 既存
介護福祉士または訪問介護員等が、要介護状態または要支援状態の利用者に対し、訪問介護サー
ビスを提供することにより、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ、尊厳
を持ちながら、自立した日常生活を営むことができるよう支援することを目的とする。
事業対象者
事業報告
要介護状態または要支援状態で介護を必要とする方。
資料⑧参照 (72ページ)
介護保険法の下、身体介護(排泄介助・食事介助・入浴介助など)、生活援助(調理・洗濯・住居の
掃除など)と利用者のニーズに合ったサービスを行い、その人が出来ることは持続できるように支援を
おこなっている。
事業効果
居宅介護支援事業所や他の機関との連携を取りながら、利用者のニーズに沿ったサービスを行い、
出来ていることは持続しながら自立した生活が送れており、また家族の介護軽減にもつながっている。
訪問介護員の介護技術や接遇等の研修を定期的行い、利用者の尊厳を守ったサービスが行えてい
る。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
介護福祉士も二人増え、資質向上をよりいっそう図り、社協の特質を生かしたサービスを行い、利用
者が尊厳を持ち、自立し安心して在宅での暮らしを続けてもらうためにも継続が必要と考えられる。
事業名称
事業目的
通所介護事業所
新規 ・ 既存
介護福祉士、生活相談員または看護師等が要介護状態または要支援状態となった利用者に対し、
通所介護サービスを提供することにより、その利用者が有する能力に応じ自立した日常生活を営むこ
とができるよう支援するとともに、利用者の家族の身体的・精神的負担の軽減を図ることを目的とす
る。
事業対象者
要介護状態または要支援状態で介護を必要とする方
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事業報告
■平成26年4月~平成27年3月(日曜日・年末年始をのぞく)、福祉センターデイサービス室
資料⑧参照 (72ページ)
(サービス内容)
・送迎サービス、健康チェック、生活指導、入浴サービス、食事の提供、機能訓練、口腔衛生援助、
レクリエーション等
事業効果
・今年度から土曜日と祝日を開所した為、登録者数は減少したものの年間利用者数の減少はなかっ
た。
・持病の悪化や認知症状に対しては、家族や関係者等との詳細な連絡を取りながら対応している。
・一人暮らしの利用者については、担当ケアマネや他の事業所等と連携し安心できる在宅生活ができ
ている。
・高齢化や心身状態の悪化に伴い、介助の手間が多くなっている利用者が多く、また一方では要支援
の利用者も増え、それぞれに対応する必要がある事から職員の負担が増大していることが今後の課
題である。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
・登録者数は減少したものの、土曜日の利用を増やされた利用者があった為、年間利用者数の減少
は見られなかった。
58
8 障害者自立支援法に基づく指定障害福祉サービス事業
(1)居宅介護
(2)地域生活支援事業
事業名称
事業目的
居宅介護・地域生活支援事業(移動支援)
新規 ・ 既存
利用者が居宅において自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、当該利用者の身
体その他の状況及びその置かれている環境に応じて、入浴、排泄、食事等の介助、調理、洗濯及び
掃除等の家事、外出介助、生活等に関する相談、助言その他の生活全般にわたる援助を適切かつ
効果的に行い、利用者及び利用者の保護者の意思、人格を尊重し、利用者の立つ場に立った適切
な居宅介護の提供を確保することを目的とする。
事業対象者
事業報告
身体障害者手帳または精神障碍者手帳の交付を受けている方で事業の認定を受けた方
資料⑨参照 (73ページ)
身体しょうがい、視覚しょうがい、精神など利用者は多様であるが、身体介護(排泄介助・食事介助・
入浴介助・通院等介助) ・生活援助(調理・洗濯・住居の掃除など) ・移動支援 ・同行援護とその
人のニーズに合わせ、必要なサービスを行っている。
事業効果
利用者の考え、思いを尊重し、しょうがいはいろいろだが、その人のニーズに沿ったサービスを行い、利
用者の自立した生活が円滑に行われている。
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
利用者の尊厳を守りながら、社協の特質を生かしたサービスを行い、利用者の自立した生活が円滑に
行われるよう、また安心して暮らせていけるためにも事業は継続が必要と考えられる。
59
9 実習の受入れ
事業名称
事業目的
実習の受入れ
新規 ・ 既存
町内在住者で希望があった場合、可能な限り、未来の福祉を支える人材を育成し、専門職として学ぶ
場を提供する。
事業対象者
事業効果
町内在住者で社会福祉協議会での実習を希望する人
■ホームヘルパー2級実習
平成26年8月4日(月)宗寿園ケアスクール、1人
平成26年8月5日(火)宗寿園ケアスクール、1人
■ソーシャルワーク実習
平成26年8月6日(水)~平成26年9月10日(水)のうち24日間
西南学院大学社会福祉学科3年生、1人
総合評価
■事業継続
□一部見直し継続
□事業計画の見直し
□事業廃止
今後も希望に応じて町内在住者の実習を受け入れていく。また、実習を通じて社協のことを知ることが
出来るため、その後社協の応援者として、また、福祉を支える人材として地域で活躍していただけるよ
う支援をしていく。
60
10 社協法人化40周年記念事業
事業名称
事業目的
記念誌編纂及び記念式典の開催
新規 ・ 既存
社会福祉法人那珂川町社会福祉協議会は、昭和49年11月に厚生大臣の認可を受けて以来、地
域福祉活動推進の中核として事業を実施してまいりました。社会福祉の大きな転換期を迎えている今
日、法人化40周年を機に社会福祉協議会のあり方を地域の皆様と共に考え「だれもが安心して住み
続けられる、ぬくもりのある福祉の地域づくり」に取り組むために記念事業を実施しました。
事業対象者
事業効果
那珂川町民
■社協法人化40周年記念誌の編纂及び発行
社協だより181号(平成26年9月1日)を40周年記念号として発行。A4カラー、22ページで、町内
の関係団体、福祉ネットワーク関係者等に原稿を依頼し、祝辞、福祉ネットワーク活動、お祝いのこと
ばなどを掲載した。
■社協法人化40周年記念式典の開催
社会福祉功労者等の表彰と社協法人化40周年記念講演を行った。
(社会福祉功労者等の表彰)
表彰規程に基づき社会福祉協議会副会長と福祉団体の長3名で構成される表彰審査委員会を設
置し、各団体の推薦者を審査した。その結果、記念式典において1団体16名を表彰した。
(1)表彰審査委員会の開催
平成26年6月20日(金)10時~12時
(2)審査委員会の結果
表彰規程第3条(1)該当者 候補者10人のうち8人該当
表彰規程第3条(5)該当者 候補者1人のうち1人該当
表彰規程第3条(4)該当者 候補者1団体7人のうち1団体7人該当
(3)社協法人化40周年記念式典における表彰
平成26年9月7日(日)13時~14時
ミリカローデン那珂川多目的ホール
感謝状贈呈 出席1団体2人、欠席5人
表彰状贈呈 出席9人
(4)社協のあゆみ
主に、ここ10年間の活動をスライドにし上映する。
(社協法人化40周年記念講演)
例年開催している「地域福祉を考えるつどい」を社協法人化40周年記念事業の一環として開催した。
(1)記念講演「旅は最高のリハビリ」
講師 株式会社SPI あ・える倶楽部 代表取締役 篠塚恭一氏
平成26年9月7日(日)14時~15時30分
ミリカローデン那珂川多目的ホール
(式典における案内)
町内福祉関係者211人に式典案内状を送付、当日参加者189人(被表彰者、来賓含む)
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総合評価
今年度事業、予算検討時期からの準備とあって、非常にタイトなスケジュールで実施することとなっ
た。町内の関係者、福祉団体の協力で、盛大な式典を開催することができた。特に会場の都合上、開
催時期が9月上旬となっていたが、理事・評議員改選、お盆が準備期間と重なることを考えると開催
時期は検討する必要がある。前年度から大まかなスケジュールをたて余裕を持って行う必要がある。
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