...

第13号 今年も早いもので12月が終わろうとしています。みなさんにとっ

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

第13号 今年も早いもので12月が終わろうとしています。みなさんにとっ
あなたの
第13号
笑顔が
発行日 平成15年12月
発行所 山形県立総合コロニー希望が丘 地域福祉支援センター
〒999-0134 川西町大字下小松 2045-20
電話 0238-42-5158 FAX0238-42-4343 e―mail [email protected]
すてき!
今年も早いもので12月が終わろうとしています。みなさんにとっ
て、今年はどんな一年だったでしょうか。
希望が丘乗馬療法も多くの方にご利用いただくことができました。
たくさんの出会い、出来事がありましたのでご紹介します。
年間をとおして馬に乗りたいな。」
そんな多くの利用者の方の声に応え
るべく、乗馬療法専用屋内馬場がついに
完成し、10月7日開所式が行われまし
た。乗馬療法専用の屋内馬場は全国でも
めずらしく、また県内でもはじめての施
これからは、年間をとおしての継続的・計画的乗
設です。
馬療法プログラムが期待されます。また、大事な
パートナーである馬たちの健康維持もできるよ
うになりました。
これからますます、多くの皆さんに馬とふれあっ
っていただいたり、乗馬を楽しんでいただくとと
もに、ジャスミンドームをひとつの出会いの場所
として多くの方の交流の場となってほしいと思
います。
これまでは、雨天時や冬季間は乗馬を中止せざるを得な
財団法人日本宝くじ協会の助成をいただき、建
い状況でした。馬も冬季間は運動ができず、運動不足と
設された屋内馬場は、面積が625㎡あり、馬
なりストレスを抱えている状態でした。屋内馬場ができ
や人の安全に十分配慮したつくりになってい
てからは、天気に左右されることなく、乗馬をしていま
ます。
す。
「ジャスミンドーム」という愛称は日頃乗馬療法
をご利用いただいている皆さんから応募してい
ただき、その中から選ばせていただきました。い
つも、皆さんと親しんでいる、あのやさしい馬、
「ジャスミン」から名前をもらいました。
乗馬療法セミナー
在宅者余暇支援 in つつじ公園
9 月 13 日(水)
10月11日(日)
今回のセミナーは参加者が意見や思いを話した
り、実際に乗馬療法の役割を体験するなど、ワー
移動乗馬教室
クショップや実践を取り入れた、今までとは違っ
た形で開催しました。午前中は日頃の乗馬療法に
対する思いを参加者の方全員にお話していただき
ました。実践する側、利用する側それぞれの思い
向陽園
9月30日(水)
をお互いにきくことができました。午後はジャス
ミンドームで実際に乗り手になったり、リーダー
(馬を曳く役割)、サイドヘルパー(サポートする
日本乗馬療法インストラクター養成学校
現役学生さんと卒業生の皆さんも参加してくださいました
役割)などを交代で体験していただきました。
アンケートから
☆
向陽園は晴れわたる青空のも
と、皆さんの笑顔がキラキラし
ていました。
おひさまひろばはめずらしく雨
に見舞われ、福祉センターの一
角で、馬にさわったりまたがっ
たりして楽しんでいただきまし
セミナーを重ねていけばいろんなことがわかってくるの
で、今回で終わることのないように何回もしてほしい。
☆
馬を介して福祉を地域の方々に知っていただくことや、
私達が地域に出て行くなど地域福祉の「かけはし」にな
ることを期待している。
☆
まわりのみんなが楽しそうだったせいか自分も楽しくで
きた。
☆
おひさまひろば
10月12日(日)
もっと、地域の人や各寮の人たちにも参加してもらいた
い。もう少し、馬の勉強もやってほしい。
☆
みんなの笑顔が自分の笑顔にもなったし、なにより自分
が初めて馬とふれあえた。
カノンも大活躍
屋内馬場内砂敷き作業12月14日(日)
細かい砂が舞わないように、オイルサンドを上にしく作業をしました。また、マウンティン
グランプのスロープが滑らないように補修もしていただきました。乗馬療法研究会からのご
協力もいただき無事終了することができました。ありがとうございました。
日本乗馬療育インストラクター養成学校への北海道釧路沖地震被
害お見舞金の募金
皆さんに募金いただいた14100円を養成学校へお送りしたと
あとがき
ころ、校長先生よりお手紙が届きました。幸い、学生、職員、馬
あれよあれよという間に、2003年も残すところ「ひとけた」になってしまいました。時間に追われ、毎日があっという間に過ぎて
たちに怪我はなかったとのことです。募金は大切に使わせていた
いきました。ただ、馬のそばにいるときは違いました。彼女らの時間はゆっくりゆっくり流れているかのようです。よくかんでご飯を
だきますとのことでした。
食べ、大きく大きく息を吸い、じぃーとものごとを見つめます。なんだか、のんびりが伝染してきます。こういう時間こそが大切だな
みなさん、ご協力ありがとうございました。
ぁと思います。
今年一年、大変お世話になりました。皆様にとって2004年も幸多き年になりますことを心よりお祈り申しあげます。
Fly UP