Comments
Description
Transcript
ファッションとアート 麗しき東西交流 - 公益財団法人 横浜市芸術文化振興
記 者 発 表 資 料 平 成 2 8 年 1 2 月 9 日 (公財)横浜市芸術文化振興財団 横 浜 美 術 館 海の向こうへの憧れが、新しい装いと美を生み出したー。 「ファッションとアート 麗しき東西交流」 2017 年 4 月 15 日(土)-6 月 25 日(日) ドレス ターナー、イギリス、1870 年代 京都服飾文化研究財団蔵 ©京都服飾文化研究財団 リチャード・ホートン撮影 横浜美術館は、2017 年度最初の企画展として、4 月 15 日(土)より、19 世紀後半から 20 世紀初頭 にかけての美術とファッションの東西交流に焦点を当てる「ファッションとアート 麗しき東西交流」 展を開催いたします。 明治以降、開港した横浜を一つの拠点に、西洋からもたらされた文化が人々に浸透していったのと 同時に、日本の美術品や着物が盛んに輸出され西洋でジャポニスムのブームが起こりました。 本展では、京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵のドレスや服飾品をはじめ、絵画、工芸品など約 200 点を展観し、日本と西洋が互いの装いと生活の文化をどのように受容・展開し、新しい美を見出して いったかを紹介します。 横浜美術館としては初のファッションを大きなテーマとした展覧会です。KCI 珠玉のコレクション をまとめて観ることができるこの機会をぜひご注目ください。 ※詳細は別紙をご覧ください。 横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団] 会 期 2017 年 4 月 15 日(土)-6 月 25 日(日) 主 催 公益財団法人京都服飾文化研究財団 日本経済新聞社 開館時間 10:00~18:00(入館は 17:30 まで) ※5 月 17 日(水)は 20:30 まで(入館は 20:00 まで) 特別協力 休館日 木曜日(5 月 4 日を除く)、5 月 8 日(月) 協 株式会社ワコール 三菱一号館美術館 力 日本宝飾クラフト学院 公益社団法人服飾文化研究会 一般 1,500(1,300 / 1,400)円 大学・高校生 900(700 / 800)円 観 覧 料 問 合 せ 045-221-0300 U R L http://yokohama.art.museum 中学生 600(400 / 500)円、小学生以下無料 65 歳以上 1,400 円(要証明書、美術館券売所のみ対応) ※6 月 2 日(金・横浜開港記念日) は観覧無料 ※( )内は前売、および有料 20 名以上の団体料金(要事前予約) ※この機会に本展を、広くご報道いただければ幸いです。 お問合せ先 横浜美術館 *本日は 17 時まで在席しております。 【公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 】 経営管理グループ 広報・渉外チーム 担当グループ長 西澤 Tel 045-221-0368 経営管理グループ 広報・渉外チーム 広報担当 Tel 045-221-0319 宮野、藤井、長濱、市川 2017年度 企画展 「ファッションとアート 麗しき東西交流」 2017年 4月 15日(土)〜 6月 25日(日)(5月4日を除く木曜日 および 5月8日[月] 休館) 主催=横浜美術館、公益財団法人京都服飾文化研究財団、日本経済新聞社 19世紀後半から20世紀初頭にかけての、美術とファッションの東西交流に焦点を当てる展覧会。 日本では明治期に開港した横浜をひとつの拠点として、西洋からもたらされたファッションやライフ スタイルが、人々の暮らしに浸透していきました。一方、西洋へは日本の美術品や着物が盛んに輸出 されるようになり、ジャポニスムのブームが起こりました。本展では、京都服飾文化研究財団(KCI) 所蔵のドレスや服飾品約100点をはじめ、絵画、工芸品など計約200点を展観し、日本と西洋が互いの 装いと生活の文化をどのように受容・展開し、新しい美を見出していったかを紹介します。 【章構成と主な作品】 1章 イントロダクション:東西文化の交差点としての横浜 室内着(椎野正兵衛店) 1875年頃(明治8年頃) 京都服飾文化研究財団 蔵 初代 宮川香山 《高浮彫桜ニ群鳩花瓶》 19世紀後半(明治前期) 田邊哲人コレクション (神奈川県立歴史博物館寄託) 室内着(飯田高島屋) 1904-08年頃(明治37-41年頃) 京都服飾文化研究財団 蔵 歌川(五雲亭)貞秀 《横浜交易西洋人荷物運送之図》 1861年(文久元年) Ryu Collection 芝山細工 飾棚 19世紀後半~20世紀初め(明治時代) 金子コレクション 2章 日本における西洋文化受容 ① 洋装の受容と和装の洋風化 昭憲皇太后着用大礼服 1906年(明治39年) 共立女子大学博物館 蔵 ペンダント付ネックレス(天賞堂) 20世紀初め(明治後期) 日本宝飾クラフト学院 蔵 蜂須賀家旧蔵 ローブ・モンタント 19世紀末、フランス 東京国立博物館 蔵 ② 描かれた洋風ファッション 月岡芳年 山本芳翠 《風俗三十二相 《園田銈像》 遊歩がしたさう》 1885年(明治18年) 1888(明治21年) 郡山市立美術館 蔵 京都服飾文化研究財団 蔵 小川月舟 《帽子の少女》 1923年(大正12年) 横浜美術館 蔵 (小川香苗氏寄贈) 鏑木清方 《秋宵》 1903年(明治36年) 鎌倉市鏑木清方記念美術館 蔵 3章 西洋における日本文化受容 ① ジャポニスムのファッション (左より) ドレス(ターナー) 1870年代、イギリス コート(リンカー) 1913年頃、フランス 『ジュルナル・デ・ダム・エ・モード』 1913年12月号 より 以上 京都服飾文化研究財団 蔵 (右端) ルネ・ラリック チョーカーヘッド《菊》 1900年頃 箱根ラリック美術館 蔵 ②暮しの中のジャポニスム 伊万里写ティーセット (ロイヤル・ウースター社) 1881年 三菱一号館美術館 蔵 ③描かれたジャポニスムのファッション エミール・ガレ 《水辺に蜻蛉文二段テーブル》 1895年頃 サントリー美術館 蔵 ジュール=ジョゼフ・ルフェーヴル 《ジャポネーズ(扇のことば)》 1882年 クライスラー美術館 蔵