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エアフィルタ内蔵の大形給気グリルを装備した強制給排気形レンジフード
エアフィルタ内蔵の大形給気グリルを装備した強制給排気形レンジフードファン 高捕集のFFB-Gタイプ。その秘密は“給気のメカニズム”にあります!! ●排気捕集率を高める、均質でゆっくり流れる給気流 限られた空間のキッチンの中で、レンジフードファンの排気捕集率を支配するのは、給気流です。 どんなにフードの吸い込み形状を工夫しても、強い給気流が横風を起こしていたのでは、IH レンジの弱い上昇気流では、うまく吸い込まれず、溢 流になってフードからあふれてしまいます。 FF タイプ:強制排気・強制給気形のレンジフードファンだからこそ出来る給気流の制御。 暖冷工業は、ここに着目し、レンジフードファン幕板上部に設けた給気グリルを大形化して給気風速を大幅にダウンさせるとともに、エアフィルタ を設けることにより、風速分布の均一化を図りました。 これにより、エアフィルタで整流され、ゆっくりで均一な風速分布となった給気流が生まれ、これにより無風空間の実験室の結果ではなく、実際の キッチン空間で給気流を含めた実質的な排気捕集率の大幅アップを達成しました。 給気グリル (フィルタ内蔵) 900 幅タイプ FAN:「H」の場合の給気風速分布 実測値 (数値は給気グリルの垂直中心の位置) 単位:m/sec フィルタ内蔵給気グリル付き VFB-FFB-G 形 2.2 2.7 1.0 1.3 2.4 0.9 1.2 2.4 0.9 1.1 2.3 0.9 1.1 2.3 0.9 1.1 2.5 1.0 1.3 2.8 1.1 1.7 2.9 1.5 2.3 3.7 点検蓋 VFB-FFB-G 形の特長 ● 1 モータ 2 ファン方式の強制給気、強制排気形です。 排気ファンと給気ファンの 2 台のファンを内蔵しています。スイッチを入れる 1.1 と、排気ファンと給気ファンが同時に回転をはじめます。排気ファンにより下 部のグリスフィルタ面からレンジの排気を吸い込んで屋外に排出します。同 時に、給気ファンにより、屋外の新鮮な空気をダクトを通して吸引し、幕板上 部の給気グリルから、エアフィルタを通した上で室内に給気します。 外気 排気 エアフィルタで整流され、ゆっくりで、 均一な風速分布となった給気流 給気側ファンロータ 室内給気 室内給気 給気グリル モータ 排気側ファンロータ グリスフィルタ 緩やかに流れる給気流 フラットスイッチ フィルタ付き大形給気グリルを装備 ●花粉、ほこり、ちりを除去するフラットフィルタ付き フィルタ付きの大形給気グリルを装備しました。このフィルタで空気中の花粉、 ホコリ、チリを除去。 スギ花粉は(標準的な粒子径 30μm 程度のもの)は、 80%以上補足できます。 フィルタは、取り外して 5 回程度水洗い洗滌が出来ます。 また、有効面積の大きい給気グリルから、風速を落として給気することにより、 給気流による排気捕集への影響を最小限にとどめ、排気捕集性能をしっかり確保 しています。 給気流 レンジ排気 ●フィルタ付きグリル対応機種 FFB、SFB、FFUS、SFUS 形で対応可能です。 フィルタ付き給気グリル フィルタ内蔵給気グリル付き VFB-FFUS-G形 39 給気用エアフィルタは洗滌可能。取り外して洗滌し、繰り返し使用が出来ます。 給気グリル 指掛け用角穴 上部の差し込み部 給気グリル FFUS-G 形の例 ●給気グリルの取り外し方法 ①給気グリル中央の指掛け用角穴に、指を掛けて グリルの下側を手前に引く。 ②給気グリルを支えながら、中央のバネをつまんで バネ受けから外す。 ③落とさないように給気グリルを 支えながら、下ろします。 バネ受け バネ ●給気グリルの取り付け方法 ②バネをつまんで、バネ一時押さえ金具に 挟みます。 ①給気グリル裏側にエアフィルタ をセットします。 ③その状態のまま、バネ受け穴に差し込みます。 本体側のバネ受け穴 エアフィルタ ⇨ ⇨ バネ一時押さえ金具 バネ バネが広がっている状態。 *グリル裏側のバネを、バネ受け穴に差し込むまで。 ④グリルを少し上に持ち上げると、バネが 一時押さえ金具から外れて広がり、セットされます。 ⑤そのままグリルを少し下げ、上部を 本体側の溝に差し込んでから下側を嵌めます。 ⇨ ⇨ ⇨ ⇨ ⇨ バネ受け穴 ●エアフィルタの取り外し方法 ①給気グリルを裏返しにして台の上に置き、 裏側からエアフィルタを抜き出す。 ⇨ ⇨ バネがバネ一時押さえ金具から 外れて広がる バネを差し込んだ状態 グリルを少し下げる 上部を差し込む (上部が嵌っていない)(バネは伸びるが外れない) 正しいセット状態 ②抜き出したエアフィルタを清掃する。 ●フィルタの清掃方法 エアフィルタは、表面の汚れを電気掃除機で吸い 取ってください。 清掃サイクルの目安は1ヶ月に1度です。 エアフィルタ ひどく汚れてしまった場合、中性洗剤を使って水 洗いすることも出来ます。 水洗い洗滌を5回行った後、次回の清掃の際は新 品に交換してください。 なお、水洗いして薄くなったフィルタは、空気中 給気グリル フィルタろ材 のホコリやチリを除く性能が低下しています。 早めに新品にお取り替えください。 40