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議事録 [531KB pdfファイル]
H23 年第 2 回市民委員会議事録 平成 23 年度 第2回八戸市総合計画推進市民委員会 日 時 平成 23 年 10 月 14 日(金) 場 所 八戸市庁本館3階 午前 10 時 八戸市議会第3 委員会室 出席委員 6名 事 務 局 千葉総合政策部次長兼 政策推進課長 、保坂主幹、清水主査 1.開 ●司 議事録 大谷委員長、岩崎委員、川村委員、町田委員、三浦委員、類家委員 会 会 おはようございます。本日は、お忙しいところご出席いただきまして誠にあり が と う ご ざ い ま す 。 そ れ で は 、 た だ い ま か ら 平 成 23 年 度 第 2 回 八 戸 市 総 合 計 画 推 進 市 民 委 員会を開催いたします。 本日の会議でございますが、 武山副委員長及び椛沢委員がご欠席で ございます。委員8名中6名の方がご出席いただいております ので、八戸市総合計画推進市 民委員会設置要綱第 6条第2項により会議が成立することをご報告いたします。 本日の会議 はお手元の次第に沿って進めさせていただきます 。資料の確認をさせていただきます。本日 の 資 料 で ご ざ い ま す が 、 次 第 、 席 図 、 そ れ か ら 平 成 23 年 度 施 策 シ ー ト 「 Ⅰ 自 治 基 盤 整 備 計 画」、「Ⅱ分野別計画の1.人かがやくまちづくり」、「Ⅱ.活力あるまちづくり」の計 3 種類でございます。それから 事前にいただきま した事前質問・意見一覧表となっております 。 資料の方はよろしいでしょうか。 それでは本日の委員会には、委員の皆様からお寄せいただ きました事前質問等の担当課 も出席しておりますので、よろしくお願いいたします。開会に あたりまして大谷委員長からご挨拶をお願いいたします。 2.委員長挨拶 ●委員長 おはようございます。この全体の委員会のスケジュールがタイトな中で、今回 も大変ボリュームのある資料を 読み込んでいただき ありがとうございます。今日も限られた 時間の中ですが、皆さんも事前に出されています質問 、意見等を踏まえま して、中には個別 の事業について気になる点はあるかとは思 いますが、なるべく大所高所の見地から 、次の施 策に反映できるようなご意見を皆さんからいただければと思います。それでは時間もないよ うですから早速始めたいと思います。 よろしくお願いします。 ●司 会 ありがとうございました。それでは早速議事に入りたいと思いますので、委員 長よろしくお願いいたします。 3.審議案件 ●委員長 案件1 それでは委員長を務めさせていただきます。本日は担当課の出席もいただいて おります。ありがとうございます。前回の市長のご 挨拶にもありました とおり、この委員会 1 H23 年第 2 回市民委員会議事録 は総合計画の進捗状況や 今後の方向性について意見交換を行い、次の施策の展開や事務事業 の改善につなげることが求められています。この委員会で取りまとめ られた意見につきまし て は 、 市 の 各 担 当 課 か ら 事 業 計 画 や 平 成 24 年 度 の 予 算 編 成 へ の 反 映 に つ い て 検 討 し て も ら いまして、来年度の委員会において、それぞれの意見への対応状況について報告してもらう ことになっております。委員会としては、このような意見への対応の積み重ねによって、市 の施策をより良いものにして いただければと 考えているところで ございますので、皆様のご 協力をお願いいたします。 それでは進め方ですが、 先程説明のありました施策シートを確認 していただいた上 で、事前にご質問やご意見をいただいておりますので、質問 ・意見一覧表 をベースに意見交換を進めて させていただきたいと 思います。具体的には、時間も限られて おりますので 、まず事務局から資料の概略を簡単に説明してもらった後に、事前に提出され た質問について ご提出いただいた方 から補足説明 等がございましたら 付け加えていただき、 次に各担当課から回答 をいただきたいと思います。 そして最後に皆さんのご意見をいただき たいと思いま す。事前に提出されました意見についても同様に進め 、その後に、その他 の質 問・意見について取り扱うことにしたいと思います。 今回の事前質問の他にも、今日新たに お気づきになられ た点も含めまして、 皆さんのご意見を後 ほどいただきたいと思いますので よろしくお願いいたします。はい、それではまず本日の「案件1 住民自治の推進につい て」から審議を始めたいと思います。事務局から関連 の資料の説明をお願いします。 ●事務局 それでは事前質問・意見一覧表をお開きください。1ページ目でございます。 案件1住民自治の推進につきまし ては、質問が 7項目、意見が3項目出てございます。こち らの表の見方でございますけれども、 質問のところ の上から2行目、1-1住民自治の推進 というところが大項目 になっております。 該当する施策シートのページ数が左上の 方につい て お り ま す 。 No. 1 で あ り ま す と 1 ペ ー ジ の と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ の よ う に 一 覧 表 は な っ ておりまして、 質問につきましてはボランティア関係、町内会関係がございます。意見の方 につきましては、市民活動関係 と町内会関係となっております。説明は以上でございます。 ●委員長 ただいま説明がありました。早速事前質問から確認していきたいと思います。 ま ず No. 1 で す が 、 こ れ を 提 出 い た し ま し た 委 員 の 方 か ら 何 か 補 足 等 ご ざ い ま す で し ょ う か 。 ●委員 単純にどのようなボランティアなのかなと思いました。内容を教えていただけれ ばと思います。 ●委員長 行政活動ボランティアの活動内容ですね。これを担当課からお願いいたします。 ●市民連携推進課 行政活動ボランティアでございますけれども、こちらは市役所の各担 当課で行政活動に関するボランティアをお願いしているも のになっております。例えば主な も の 、 事 例 を 申 し 上 げ た い と 思 い ま す が 、 今 回 庁 内 21 課 で 合 計 33,119 人 、 延 べ に な り ま す けれど、これらの方のボランティア のご協力をいただいているということ になっております 。 2 H23 年第 2 回市民委員会議事録 具体的な事業、事例を申し上げますと、例えば 南郷サマージャズフェスティバルの 受付です とか、会場のご案内、様々な運営に関するボランティアですとか、 市民活動サポートセンタ ーの管理運営、あるいは美術館などで特別展 などの案内をしていただいている ボランティア 、 あるいは最近であれば 「はっち」のフロアガイド もいますし、ファミ リーサポートセンター でのボランティア 、提供会員のボランティアをしていただいている方、市民農園での農園の 作付けの指導や 実際の農園での受付ですとか、見本市とか作付け、実際に市民の方に対して どのように作物を植え付ければよいか指導してい ただく方とか、福祉関係で あれば認知症サ ポーターですとか、子ども の健診時に子どもたちが安全なように見守りをしていただくよう なボランティア、病院の受付案内 などをしていただ くボランティアとか教育支援 ボランティ アなどなど、役所外の多種多様な事案に対して 、それぞれボランティアのご協力をいただ い ているという状況になっております。以上でございます。 ●委員 いつぐらいからこういう制度が始まったのでしょうか。それから非常に多岐に渡 っての活動となっていますが、募集はどのように行っているのですか。 ●市民連携推進課 各課でそれぞれに始まっていますので、一斉にいつからということで はございません。募集についてもそれぞれの担当課で募集 していますので、統一して一斉に 募集を行うということでもございません。 例えば、美術館などのようにボランティアで会を 組織して自分たちでさまざま研修などをしながら活動していくと、そういうこともございま す。 ●委員 それでは結構前から ということですかね。 ●市民連携推進課 個別には、そうでございます。ただし、この行政活動ボランティアと して統一的に統計調査をし始めたのは 平成18年でございます。 ●委員 それではすみません、もう1点。例えば交通費等の手当ては出ているのでしょう か。 ●市民連携推進課 基本的には出ているところとそうでないところがあると思います。例 え ば 、 市 民 活 動 サ ポ ー ト セ ン タ ー の ボ ラ ン テ ィ ア で は 1 時 間 あ た り 450円 と い う 有 償 ボ ラ ン ティア制度となっております。 交通費程度ということで 1回あたりいくらというふうな形で の支払いを払っているところもありますし、 場合によっては無償の 、単発のイベント につい ては無償という時もございます。 ●委員長 1番に関してよろしいですか。続きまして2番ですね。補足がございましたら お願いいたします。 3 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員 はい。市の提案制度の中で、下長地区の町内会加入をモデル地区にしてきて取り 組みましたが、その進捗といいますか 、成果と課題 のようなものはどうですか 。また、提出 していなかったの ですが、震災に対して各町内会での活動内容 ・活動実績など、把握してお りましたら、 私が掴んでいる情報 では、結構、町内会独自にかなり動 いたというのを聞いて おりますけれども、ほんの一部ですので、もし分かって いらっしゃったらその情報を教えて いただきたいと思います。 ●委員長 はい。担当課。 ●市民連携推進課 町内会加入促進事業ということで昨年度1年間かけて下長地区でモデ ル事業を実施しております。 こちらについてはアンケート調査をして ワークショップを行っ て、下長地区独自のガイドブックを作成しております。そのガイドブックに基づいて今年度 から下長地区の各町内会で活動 を行うということになっておりまして 、加入促進のためにや りたいということが様々出ていますが、それを実践した成果 というところまでの把握 はまだ 至っておりません 。実際にその活動をした結果 の検証というのは必要と考えてお ります 。た だ、町内会の加入促進ですので、 1年間活動したからすぐに加入率がものすごく跳ね上がる など、目に見えて 今年度中に出てくるとは考えにくいのですが、毎年、加入率は上がってお りますので、追跡して見ていきたいと思っております。 また、ガイドブックにつきましては 、 下長地区独自の状況に応じてということで作ったもので すが、今年震災の関係 で少し 遅れま したが、7月には市内の全町内会長さん宛てにアンケート調査の結果を参考にして いただき たいということで送付させていただいております。 今年度、下長地区は地区の特性として若 い方が結構多い地区であります。ですので 、そこだけでモデル事業を進めるというのは どう かということがあって、今年度さらに中居林地区でモデル事業 を実施しております。中居林 地区は高齢者、あるいは長年住んでいらっしゃる方が多い地域 であることと、それから 市営 住宅などもある地域ですので、その 2ヵ年間の実施で それぞれの地区から いろいろな加入促 進、あるいは活動を促進するための様々な取り組み たいことなどが出てくると思 われます。 それらをあわせて検証した上で 、今、各地区連合町内会の連合組織を作るという動きがござ いまして、恐 らく、今年度中には 立ち上がるのではと予測されております。 その上で、 全市 的な組織と市が協働してこれらモデル事業の成果 や課題を活かして、 全市的な取り組みを展 開していきたいと 思っております。それから、災害時の町内会の活動状況 ですが、具体的に 調査は実施しておりません。 ですが、住民自治推進懇談会等 を今年、各公民館で実施し てい る中で、どの地区でも 避難所が設置されたところでは、 自主防災組織を中心に避難所の運営 に支援をしてい ます。炊き出しをなさったり ですとか、あるいは毎日避難所に行って、避難 している方々のお話を聞いたり、 お世話をしているとい うことは聞いております。 特定の調 査はしておりませんので そういった情報しかありませんが、一番被害の大きかった多賀地区 においては、多賀の連合町内会が中心になって 災害発生直後に地区の災害対策本部を立ち上 げ、例えば後片付け などの協力体制を地域で とり、災害ボランティアセンターと連携 しなが らボランティアの配置 などにご協力をいただいております。 以上でございます。 4 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員 はい。いわゆる、連合町内会設立ということに向けて、加入促進のために、特に この震災の対応は 各独自で町内会ごとに対応しているでしょうから、そういう情報を共有す るということを強力に進めていく 考えが加入促進に繋がっていくのかな という思いもあって 、 下長で立ち上げた時から ちょっと手ごたえ があるよと話を聞いたもので、途中過程の中でど のくらい成果が出たのかなと思ってお聞きした のですけれども、是非とも これを活かして加 入促進に役立てていただければなと思います。是非連合町内会の設立、 この後でも質問 が出 てくるのですが、一日でも早く立ち上げをして いければなと思います。 ●市民連携推進課 少し補足ですが、実際に下長ではアンケート調査を実施する段階で、 町内会がどういう活動をしているかということをアンケートに答える中で理解していただ く ような組み立て方をし ておりまして、その結果 、アンケート調査しただけで何人かの方が加 入していただけたという話は聞いております。 ●委員長 委 員 か ら 意 見 も 含 め て も ら い ま し た 。 あ り が と う ご ざ い ま す 。 続 き ま し て No. 3 ですけれど、一部今の回答に含まれていましたね。そこも含めまして何かございましたら。 ●委員 モデル地区を設定して事業を行うということの経緯は分かったのですけれども、 次の段階としてもっと 全市的に広げた取り組みを行う計画だと思 いますが、それについてと いうことと。もう一つ連合町内会についてはまた後でということで すね。 ●委員長 そうですね、順番として。No.3に関して担当課からありましたら。 ●市民連携推進課 全市的な市連合ができてからの全市的な取り組みは、これからその連 合が出来た後に、モデル事業の成果等も踏まえて、何を取り組んでいくか ということを 一緒 に考えて検討していくもので、現段階でこれをやりますということ はまだ決まっておりませ ん。ですが現段階で市として、全市的にといいますか、加入促進としてモデル事業以外にや っていること は、市民課窓口で転入 や転居などの届出がありますが、その届出時に加入促進 のチラシを必ずお渡し し、この地域だとどこの町内会になります ということが記載してござ います。そういったものを 配布するとか、あと広報統計課では市営住宅の入居者に必ず 入居 説明会で加入 の呼びかけ行うということ。あと、昨年ですが、広報はちのへに地域を支える 町内会・自治会の力ということをテーマにしまして 4回の連載の記事を掲載しておりますし 、 その記事をもとにしてチラシを作成し、 住民自治懇談会 の際や希望される地域などに差し上 げたり、また、パネルを作成し、 住民自治懇談会 や様々な研修会などの場で展示して皆さん にPRさせていただいてい る、ということがございます。 以上でございます。 ●委員長 ありがとうございます。 よろしいですか。 5 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●市民連携推進課 すみません、もう一つ。不動産関係にも加入を依頼しております。2 月ですけれども不動産の協会があ りますが、宅建協会をはじ め支部さんですとか不動産協会 県本部や支部などに出向いて、アパート等に入居される方 の契約書の中に町内会 に加入して ほしいというようなことを 今後盛り込んでほしいというお願いをしております 。加入促進の チラシもアパートの 加入者の方にお渡ししていただくようにお願いをしてございました。そ の結果、宅建協会さんの方で は市から加入促進の依頼 をされたということで、各不動産会社 の方にご協力いただきたいという ホームページ の掲載がございまして、 市のチラシの掲載も ホームページ にしていただいて、各不動産会社 も中小たくさんあります が、そういったとこ ろにもお話をしていただいている という状況になっております。 ●委員長 今 の 回 答 は ち ょ う ど No. 4 の 質 問 の 回 答 に な る か と 思 い ま す が 、 質 問 で は 手 応 え はあるのかという質問になっております が、その辺はいかがでしょうか。 ●市民連携推進課 それによって増えたかどうかというのは目に見えたものは 出てきてお りません。ただ 、地域の町内会長からお話を聞きますと、不動産会社によっては アパートの 入居者に必ず町内会に加入するようにということで、 自分の地区のアパート では全員入って もらっているという方もいらっしゃいます が、中には全く協力してもらえて いないというと ころもございます 。不動産会社、中小ございますので、 それぞれ対応が違っているのかなと 思っております。ただ、加入依頼をしておりました中に大東建託、大手の不動産会社ですが 、 こちらの方では町内会長と連絡をとって、町内会長が加入のことをお願いしたいという依頼 があれば、入居者の方には必ず入っていただくようにお願いをし、会費を必ずもらえるよう な形をとるような手配をしてくださっているということも聞いております。 ●委員長 4番は回答いただいたということで、5番の市職員の加入率についてですが、 補足はございますか。 ●委員 加入率促進という見地から、市職員の加入率というのはどのくらいになっている のかということと、それから今 、特に震災がありましたので、震災を受けて市の職員の動き といいますか、加入率が もしかしたらどんどん増えている状態であると、いわゆる各町内会 に発信する力、大きな力にもなるのかなと思いま してお尋ねしたところです が、分からない のでお願いします。 ●広報統計課 職 員 の 加 入 率 で ご ざ い ま す が 、 平 成 16 度 か ら 開 始 し ま し て 現 在 ま で 8 回 ほ ど 調 査 い た し ま し た 。 そ の 結 果 加 入 率 は 80 % を 超 え る 辺 り 、 84 ~ 81 と い う 辺 り を 推 移 し て お り ま し て 、 少 し 横 ば い 状 態 で ご ざ い ま す 。 そ し て こ の 調 査 は 毎 年 11 月 頃 に や っ て お り 、 今年度はまだ実施していません ので震災の影響の結果はまだ出ておりません。 町内会への加 入を促進するため、毎年この調査時に 未加入者に対してはなぜ入っていないのかという理由 を聞くアンケー ト調査を実施しておりまして、どういった問題が職員の加入率の向上に繋が 6 H23 年第 2 回市民委員会議事録 っていないのか というところを研究しているところでございます。現段階では、一番の理由 としては近い将来転居や転出を予定している、アパート暮らしをしてい てそこにずっと住む つもりはない 、ということが主な原因かと思われます。 あるいは、近くの実家が加入し てい るのでその実家と一体であるという考えで、自分は入っていない という職員もいるようです 。 こういった考え方を少しずつ変えていただくような協力を 依頼しながら加入促進に努めてい きたいと考えております。 ●委員長 No.6の震災時の質問についてはいかがでしょうか。 ●広報統計課 大変申し訳ありませんけれども、当課といたしましては町内会の活動、震 災後の活動というものを把握してございません。ただし、青森県から依頼があり、各地域で どのような活動をしていたかという調査、 「東北地方太平洋沖地震における沿岸の自主防災 組 織 の 活 動 状 況 に 関 す る 調 査 」 と い う も の が ご ざ い ま し て 、 防 災 危 機 管 理 課 で 市 内 の 55 団 体にアンケート調査を実施してございます。ですので、 次回の安全安心のテーマの場で、防 災危機管理課の方で取りまとめた結果を伺っていただきたいと いうふうに存じます。 ●委員長 ●委員 はい。ありがとうございます。 7番。連合会ですね。 先程のご説明の中で多賀地区等には連合町内会があるということですけれども、 八戸市の連合町内会の設立に向けての動きがあるということで、これまで小さい 、限定地区 での連合町内会というのはどれくらいあったのかということと、八戸市の連合町内会を作 る こととなった きっかけについて教えてください。 ●市民連携推進課 まず、各地区連合町内会については、もういつからというのも分から な い 程 前 か ら 各 地 区 に ご ざ い ま し て 、 今 38 地 区 に 連 合 町 内 会 が ご ざ い ま す 。 今 作 ろ う と し て い る の は そ の 38 の 各 地 区 の 連 合 町 内 会 が 更 に 集 ま っ た 全 体 の 連 合 組 織 を 作 ろ う と い う こ とでございます。 これにつきましては、今までも八戸市 としましては 地域コミュニティとい うものが大事だと、様々社会情勢が変わっていく中で、行政や企業だけではなくてやはり 人々の暮らしを支える 担い手である 地域コミュニティの役割も非常に重要性 が増してきてい るという認識の下に 、今までも様々なコミュニティ活性化の事業 進めてきたのですが、その 活動を活性化させるためには 、やはり町内会 や連合町内会といった組織基盤がしっかりして いないといくら活性化してくださいと 言っても難しいだろうという考えがございます。 なぜ そういう活動が活性化できないのかということを考えると、今加入率が低下している こと、 役員のなり手がない こと、活動参加者が少なくなっている こと、若い方々の関心が少ない こ となど、様々な課題が見えております。これらの課題は、全市的に共通する 部分が大きいも のですから、 それらを考えていく中 で、地区ごとの町内会や連合町内会だけで考えるのでは なく、全市の皆さんが集まって 意見交換をして、どういう解決方法があるのか など協議して いくことが有効という考え方に基づいて、各地区の連合町内会長さんにお声をかけさせてい 7 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ただいたものです。各地区の連合町内会 、単位の町内会 、今後作る市全体の連合組織にして もこれはあくまでも地域の方々の自治的な組織になります。行政が作る組織ではございませ ん。ですので、地区の町内会長さん方が賛同して作りましょうということであれば市は応援 し ま す 、 と い う ス タ ン ス で 支 援 さ せ て い た だ い て お り ま す 。 連 合 町 内 会 長 さ ん は 38 人 い ら っしゃるわけですけれども、 9割がたの方が作りたいという意向をお示し されておりますの で、その方向で今、設立準備会を立ち上げ る準備を進めている状況になっています。よろし いでしょうか。 ●委員 そうすると市の声がけの下に、今のところ9割がたの賛同があるということでよ ろしいでしょうか。 ●市民連携推進課 そ う で す ね 。 38 人 全 員 に 個 々 に 訪 問 さ せ て い た だ い て 、 ご 意 見 を 伺 い ました。その結果 9割がたの方が、あればいいとそうすれば我々もいろいろ意見が聞け、意 見交換もでき、様々な活動の参考にできるということで 作りたいというご意見が大半でした 。 それを受け、連合町内会長さん全員集まっていただいて、会長さん方の会議をしていただき ました。その会議 の中で作りましょうという意見がまとまったので、動き出したということ です。 ●委員長 それでは質問の方1~7番まで終了ということで、続きまして意見の方に移り たいと思います。 まず8番の市民活動の積極的な展開に関して 、何か補足がございましたら お願いします。これは意見ですので、このままだと思う のですが。 ●委員 少し文言が気になりました。各種団体がある中で、NPOが担い手として活躍し ているということだ けが書かれていたので、それだけではないのではないか なと思いました ので、そのように出しました 。NPOの方もいらっしゃるのであれですが、 実際には そうい った組織を立ち上げないで活動しているところが すごく多いと思いますので、 そうい う意味 では全部含めた形で表現してはどうかなと思った のですが。 ●委員長 皆さんからもご意見がございましたら 。何かございませんか。 ●市民連携推進課 私どもの公共の担い手の考え方として、もちろんNPO法人だけとい うような限定的な考え方をしているわけではなくて、本当にボランティア 的な団体さんから 、 あるいは法人 格を持って活動をされている団体さんまであると思います 。また、市民活動の 範疇だけではなく 企業もそうですし、あるいは先程から出ている町内会 など、地域コミュニ ティの組織というものも全て 公共の担い手という考え方をしてございま す。この施策シート からはその辺 が見えないということ かと思いますが、私どもの認識としてはそういう 考え方 をさせていただいておりますので、ご理解いただければと思います。 8 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員 前にいただいた冊子の資料の方に、目指す姿として市民活動に積極的に参加しN POが公共の担い手として活躍しているということだったので、この表現はどうかなという のがありました。今いただいた方がそういう形ではなくて、より広い形になっているのでい いと思います。 ●委員長 ●委員 続きまして9番のご意見いただいておりますので、これについてお願いします。 私が以前、協働のまちづくり推進委員をやらせていただいて、携わってきました が、その当時からも感じて いたのですが、資料を見ますと少し応募件数が少なくなって いる ことに着目した場合、 やはり何かあり方そのもの の、少し見直しをしていかなければならな いところがあるのかなということ 。そのために どうすればいいという私自身の考えは まだ定 まっていない のですが、せっかくの良い機会で、まちづく りのために大きな貢献をするよう な役割を担うものですので、是非広範 に広げていってほしいという観点から、このままの形 でいいのかどうか、また、どうお考えなのかお伺いしたいと思います。 ●市民連携推進課 は い 。 12 日 に 協 働 の ま ち づ く り 推 進 委 員 会 を 開 催 い た し ま し て 、 私 ど もの方からその辺、減少しているところが課題だということ でお話し合いをしていただきま した。その中で初動期は 3年、活動を立ち上げて 3年以内などの制約があるということで 、 新しい団体がどんどん でき上がっている時代であれば 、どんどん応募も増えるかもしれない が、3年以内という枠を見直してはどうかというご意見もいただきました 。地域の団体 、例 えば子ども会 やPTAなどではこの奨励金制度を知らない方も結構いらっしゃるというご意 見もいただきまし たので、PRの仕方も考えてはどうかというご意見もいただいております 。 それから、応募の申請書類が結構大変 ではないかというお話もいただいておりま す。補助金 ですので最低限のルールを守った上で、 どこまで簡便な形にできるかというのは検討課題 と いうことにさせていただきました。 そういったご意見を踏まえて PRの仕方、対象範囲 など の見直しをしていかなければならないというところで 、これから検討させていただきたいと 思っております。 ●委員長 ●委員 よろしいですか。 10番の意見が出ております。いかがでしょうか。 ここに書かれている通りです。今日のこの資料の1ページ目を見ても町内会の話 ばかりが出て きています。今回の震災を踏まえても、町内会の役割というのが大事 だと。地 域の繋がりという ところも含めてですね。 まず加入率の促進、それから中身のいろいろ なこ とは話題に出ているようですけれども、町内会長さんの高齢化 など、次代を継いでいく人達 の育成など、加入してくると 必ず役員になるというわけではない のですが、その辺を、PT Aと書きましたが子供会 やPTAなど各種あると思いますので、そ の辺の掘り起しなどもし ていかないと、 やはり町内会として成り立たないのかなと思 いました。 9 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員長 はい。というご意見でございますが。 ●市民連携推進課 おっしゃる通りだと思って聞いております。下長のモデル事業の中で もやはりそういう PTAさんと協力体制をとっていく など、子ども会に働きかけて子供さん を巻き込んだ いろいろな事業を進めていくことによって 若い世代に町内会への加入や町内会 に関心を持っていただくところから始め るということも 、下長の資料の方にも出て おりまし た。こういったことは全市的な課題と思っておりますので、 今後、市連合と協力し合いなが らどういうアプローチができるのかということを、各町内会長 や連合町内会にPRをしてい くことを考えていきたいと思っております。 ●委員長 ありがとうございました。震災以降、改めて重要なインフラということですね。 今後の計画に反映させていただければと思います。それでは続きまして 。 ●委員 ●委員長 ●委員 委員長。意見は出してない ものでも構わないですか。 もしございましたら。 今のことに関連してですが、加入率というのはどの町内も大変だと思うのですが、 皆さんの意見の中と同じように震災を捉えてのメリットというか、加入するには やはり メリ ットがないと入らないですよね。特に白銀 や浜地区では震災時に自主防を作ってい て非常に 機能を発揮したという話を聞いておりますし、そういう事例を広報する必要があるのではな いかと思います。今回の災害で町内会がうまく機能したところと機能していないところもあ りますので、機能を発揮したところをもっと事例を市民に知らせる必要があるのではないか と思います。それから、普段であれば特に子供たちの見守りということについては、各町内 の高齢の方々がいろいろ力を発揮していただいているところもありますので、そうい う事例 を取りまとめて、特に今回 は災害時の町内会や自主防の役割について非常に関心が高くなっ ていますので、それを市として 広く市民の方々に知らせる必要があるのではないかと思いま すので、その点をご検討いただければと思います。 ●委員長 はい。町内会加入のメリットの広報といいますか、周知の提案でございました。 ●市民連携推進課 はい。まさにその通りだと思っております。本当に災害以来、各地域 いろいろなところを回っておりましても、 災害時の体制ということで地域の繋がりが大事だ ということがどの地区でも声が上がっております 。そういうPRをさせていただけるように 何らかのことを考えていきたいと思います。 ●委員長 ありがとうございました。 他にございますか。 10 H23 年第 2 回市民委員会議事録 3.審議案件 ●委員長 案件2 それでは続きまして案件2の自治体経営の強化に移りたいと思います。それで は説明の方をお願いします。 ●事務局 それでは、事前質問・意見一覧表の2ページ目をお開きください。案件2自治 体 経 営 の 強 化 で ご ざ い ま す 。 質 問 に 関 し ま し て は 、 施 策 シ ー ト 10 ペ ー ジ 目 の 、 は ち の へ 青 年 倶 楽 部 カ ダ リ ス タ に つ い て 。 12 ペ ー ジ 目 、 縁 故 債 に つ い て 。 そ れ と 意 見 に つ き ま し て は 11ページ目、窓口サービス改革推進事業について 、が出ております。以上でございます。 ●委員長 ●委員 ●委員長 では早速進めます。11番、質問が出ておりますが、補足ございませんか。 教えていただきたいと思います。 それでは政策推進課、お願いします。 ●政策推進課 それでは私の方から。まずはちのへ青年倶楽部カダリスタの詳細というこ とですが、事業主体は八戸圏域内、これは8市町村ですが、八戸市、三戸町、五戸町、田子 町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町 、という8市町村でございます。参加できる資格 は、八戸圏域を元気にすることに興味関心がある方で、八戸圏域に 居住、又は通勤通学して い る 15 歳 以 上 39 歳 以 下 と い う 年 齢 制 限 を 設 け て ご ざ い ま す 。 参 加 方 法 で す が 、 参 加 希 望 者 は事務局に登録する ことになっております 。事務局は八戸市でやって おります。登録はメー ルでも何でも結構で す。登録者には各体験活動 やセミナー等の企画ごとに開催通知をして、 イベントの定員に基づいて参加者を受け付けるという参加方法をとってございます。それに よる事業の効果としては 、私どもが目指しているのは、参加者の方々にとっては青年同士の 交流による自己啓発 と市民活動などへの参画の意識の高揚を図って参りたいということと、 自治体、市町村から見ますと 、青年のまちづくり活動への参画促進と青年の発想を活かした まちづくりに活かしていきたい、という思いからこの事業を始めているものでございます。 実施内容等については記載の通りでござい ます。企画をする スタッフも登録している人達の 中から 18名程自薦でやっているということでございます。 ●委員長 それでは、同じく委員から縁故債について知りたいと質問が出ております。財 政課、お願いします。 ●財政課 まず自治体が道路や公園を造るというような公共事業を行う場合に、地方債を 借り入れ資金を調達する のですけれども、借入先としますと財政融資資金等の公的資金 とそ れ以外の民間投資金という 2つの区分がございます。このうち民間投資金の借入先を 決定す る方法として大きく 2つございまして、 1つは都道府県 、政令指定都市等の大規模な自治体 11 H23 年第 2 回市民委員会議事録 が行っている一般の投資家に対して広く引き受け先を募集するという方法がございまして、 このようにして調達したものを公募債と いっております。もう 1つは公募を行わないで 各自 治体がそれぞれ取引関係にあるような金融機関等から個別に借り入れる方法がございまして 、 このように調達されたものが縁故債といわれております。 縁故債はあらかじめ募集相手を決 めて発行するという方法 をとりますので、小規模な自治体でも発行することができ、全国多 くの自治体で民間の資金を借り入れる際にはこの方法によって資金を調達しております。以 上でございます。 ●委員長 ●委員 質 問 は 以 上 2 つ で す が 、 意 見 が 13 番 目 、 出 て お り ま す 。 そ れ で は お 願 い し ま す 。 かなり難しい問題であることを分かりつつも、住民とか市民目線に立った時に、 こういう姿であればなという 住民ニーズに応えた、 いわゆる土日開庁 というシステム は職員 の勤務をローテーション にすると可能なのかなとも思 います。問題、課題をはらんでいる の でなかなか実現できないだろうと思いますけれども、他自治体、他県 の取り組み状況等 、も し分かっていたら教えていただきたいと 。意見というより 質問です。もし、今の八戸市 で取 り組めない状態なのであれば どういうふうな 阻害原因があるのかなということと、 他の取り 組んでいる自治体があれば どれくらいあるのかというのをお聞きしたい 。 ●市民課 八戸市では市民課が、平日開庁、毎週土曜日午前中は開庁しております。それ か ら 、 毎 日 平 日 の 17 時 か ら 18 時 ま で 時 間 延 長 を し て ご ざ い ま す 。 も う 1 点 は 年 度 末 、 年 度 初めが異動の届出がどうしても多くなるものですから、年度末、年度初めの土日を、8時 15 分 か ら 17 時 ま で 開 庁 し て お り ま す 。 こ の 件 に つ い て は 、 八 戸 市 で は 平 成 18 年 度 か ら そ の 話がございまして、関係課が集まって検討委員会を開催し、検討した経緯がございます。 八 戸 市 の 場 合 は 関 係 課 が 13 に な る の で す が 、 検 討 し た 結 果 、 平 成 19 年 度 か ら 試 行 し て み る こ と に な り ま し た 。 平 成 19 年 8 月 か ら 土 曜 日 を 開 庁 す る と い う こ と で 、 平 成 21 年 3 月 ま で 試 行をいたしました。その間 、市民の方々、来庁された方々から アンケートをいただいており まして、その中で日曜日の開庁についてはどう思いますかという ご質問をさせていただきま し た 。 そ の 結 果 、 日 曜 日 は い ら な い と い う 方 々 が 91 % ご ざ い ま し て 、 そ の ま ま 土 曜 日 の 開 庁 に 至 っ た と い う と こ ろ で ご ざ い ま す 。 最 初 、 平 成 19 年 の 8 月 か ら は 市 民 課 、 国 保 年 金 課 、 健康増進課、 子ども家庭課、防災安全推進室で試行をし ましたが、その年度は市民課 には結 構 お 客 さ ん が 参 り ま し た 。 他 の と こ ろ は 1 回 の 開 庁 日 に 10件 未 満 、 少 な い と こ ろ は 0 の 日 が あ っ た り 、 2 件 な ど い う 日 が あ っ た り と し ま し て 、 平 成 19 年 度 は 試 行 結 果 を も と に 検 討 委 員 会 を 開 催 し て 、 平 成 20 年 度 か ら は 件 数 が あ ま り に 少 な い と こ ろ を 縮 小 し 、 市 民 課 、 国 保 年 金 課 と 子 ど も 家 庭 課 の 3 課 で 試 行 を 継 続 い た し ま し た 。 そ の 平 成 20 年 度 も 国 保 年 金 課 と 子ども家庭課の利用者が極端に少ないものですから、 このまま職員を休日に出して平日に休 ませるということをやっていきますと、平日 の業務においてその職員の担当している業務が 進まなくなる という問題が1つと、開庁していることによって庁舎の管理にかかる費用、高 熱水費であるとか様々な部分、それから波及するのが庁舎管理の部分と、それからコンピュ 12 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ータの方も人も必ず出勤しなければ ならないという ような人件費の部分を考慮して、現在は 市民課だけが開庁を継続しているという状況でございます。もう 1点でございます が、今、 資 料 が な い の で す が 、 他 の 自 治 体 に つ い て 平 成 18 年 度 に 1 度 調 査 し た 経 緯 が ご ざ い ま す 。 その中では県内では 3市ぐらいが土曜日を開庁したと なっております。東北の主な都市では 、 確か私の記憶では3市ぐらいが実施し ていたというところでございます。今現在の状況でご ざいますが、青森県内は休日に開庁しているところはござい ます。東北管内の部分は調査し ておりませんでしたので、そちらは 後で調査してみたいと考えております。これでよろしか ったでしょうか。 ●委員 私もそこまで年度ごとに進めてきたということが分からないまま質問したもので すから、大体理解できました。ありがとうございました。 ●委員長 ありがとうございました。これで質問と意見は事前提出のものは終わりました が、他にご意見ございませんか。 では担当課を入れ替えます。 3.審議案件 ●委員長 案件3 それでは担当課の方が揃いましたようですから、次の入れ替えの時に休憩を取 ります。それでは事務局の方から関連資料の説明をお願いします。 ●事務局 それでは案件3でございます。事前質問・意見一覧表の2ページ目、下の部分 から始まります が、質問は5項目出ております。施策シート 1ページ目の注目指標の動向に ついてです。4ページ目の同じく注目指標に関する質問でございます。 5ページ目が学校支 援 コ ー デ ィ ネ ー タ ー に つ い て の 質 問 で ご ざ い ま す 。 施 策 シ ー ト 12 ペ ー ジ 目 、 市 民 練 習 場 に ついて2項目の質問が出てございます。それから一覧表をめくっていただきまして 3ページ 目の意見でございます。 学校教育の充実に関するご意見 が2項目出ております。それから男 女共同参画の婦人相談事業に関する意見が 1項目出ております。以上でございます。 ●委員長 は い 。 先程の よ う な進め 方 で 参りた い と 思いま す 。 No.14 に 関 し て、 補 足 がご ざ いましたらお願いいたします。 ●委員 平 成 17 年 か ら 平 成 19 年 は ず っ と 横 ば い で き て い る の で す が 、 こ こ か ら ず っ と 少 し 下がってきているので、その辺何かあったのかという ことが一つ。今、いろいろな ところで 様々な講座がありますので、その場合の質の管理といいますか、公民館講座のその辺のお話 に つ い て と 、 そ し て 目 標 値 が 70,000 と 出 て い ま す が 、 ず っ と 下 が っ て き て い ま す の で 、 そ れに向けての対応策 などを教えていただければと思います。 ●社会教育課 平 成 20 年 度 に 機 構 改 革 が あ り ま し た 。 そ れ ま で 類 家 の 中 央 公 民 館 と い う 公 13 H23 年第 2 回市民委員会議事録 民館でございましたが、元々は福祉公民館という 名前の公民館でしたので、福祉の 講座が減 少したということが大きな 要因です。今年統計の手法を 少し変えまして、これまで 公民館講 座の参加者数ということで、例えば 豊崎地区の瑞豊館にプールがありまして その入場者数 も 含めていたものですから、完全に例えば生涯学習 の一環で高齢者教室といった、 そういう純 然 た る 講 座 の み の 数 を 入 れ た 結 果 が 53,949 名 と な り ま し た 。 こ の 数 字 だ け で 比 較 す る と 平 成 21 年 度 、 平 成 22 年 度 の 数 字 を 比 較 す る と ほ ぼ 横 ば い 状 態 と い う 結 果 に な り ま す 。 こ の 横 ばいというのは 、いわゆる公民館講座というのはどちらかというと月曜日から 金曜日の 9時 か ら 17 時 、 い わ ゆ る 昼 の 時 間 帯 の 講 座 で す の で 、 女 性 も 社 会 進 出 を し て 仕 事 を 持 っ て い る 方など多いことがあり、また、人口が減ってきているということで 対象者数が減っている実 態がございます。毎年公民館講座については、それぞれの地区で昨年度の講座を 振り返り な がら企画していくのですけれども、そういった観点から平日だけで はなく土曜日や日曜日の 講座も少しずつ入れてくると働いている方も参加しやすく なるのではないか なと思います。 ただ、公民館の職員は正職員 が誰もおりません。館長さん、非常勤主事 という特別職で週概 ね 25 時 間 ぐ ら い の 勤 務 時 間 し か あ り ま せ ん の で 、 そ れ で 土 曜 日 と 日 曜 日 も 出 て 、 し か も 月 曜日から金曜日まで いるような職員体制をとるのは非常に難しい状況です 。少しずつでも土 曜日や日曜日あるいは夜の講座を組み込めないかということを、各館の館長さん に相談しな がら、これまで講座に参加できなかった方も対象にできないか考えてございます。以上です 。 ●委員 するとそれぞれの公民館で講座等は管理、決めて進めているという現状ですね。 分かりました。 ●委員長 質問ですけれど、はっちで行われている講座は、ここではカウントしていない のですか。全く別物 ということですか 。 ●社会教育課 はっちは全くの別物で、独自に進めています。教育委員会とは別の組織に なっていますので。 ●委員長 ただ、本質は一緒の気がするのですが。 ●社会教育課 似たような講座も若干あります。教養講座などですね、それだけ学ぶ機会 が多種多様になってきていることは確かです。 ●委員長 そうなると注目指標の扱い方は 少し変えるべきではないかという気がします。 ●社会教育課 ●委員長 見直しも必要なのかなというふうには考えております。 そ れ で は 続 き ま し て 15 番 目 、 学 校 教 育 の 充 実 に 関 し て 質 問 が 出 て お り ま す 。 お 願いします。 14 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員 ここも指標のところで、生徒児童等に勉強が将来役に立つと思うと回答した割合 が出ていますが、こういった子供たち のアンケート結果だと思 いますが、意識が変わってく るというのはすごく大きなことだと思 います。それがここからぐんと何か上がって いるので 、 この辺に子供たち の意識が変わるような何か があったのだろうかと、知りたいところです。 ●司 会 ●委員長 委員長。すいません 、担当課を呼んでいますのでお待ち下さい 。 で は 後 回 し に 。 15 番 を 飛 ば し て 、 16 番 、 学 校 支 援 コ ー デ ィ ネ ー タ ー に つ い て 質 問が出ております。 ●委員 学校支援コーディネーターということですが、教育支援ボランティアを統括する 学校支援コーディネーターという意味づけだ と思いますが、国の事業の一環と捉えてよろし いですか。文科省 の事業でしょうか 。 ●社会教育課 社会教育課では学校支援本部事業と、もう1つ教育支援ボランティア制度 の2つの制度がございまして、 学校支援本部の事業につきましては 委員のおっしゃるとおり 国 の 事 業 の 一 環 で す 。 各 学 校 、 例 え ば 今 現 在 16 校 で 本 部 事 業 を 実 施 し て ご ざ い ま す が 、 各 学校に学校支援コーディネーターを置いております。学校 1校あたり1名から3名と学校に よって数は違います が、この方々が学校と地域をいわゆるコーディネートする。例え ば、学 校の方で図書室の整理をしたいという希望があれば、 コーディネーターが 図書室を整理する ボランティアの方を 広く登録されているボランティアの方 にお願いし、あるいはボランティ アの発掘等を行って事業を行うという形になります。学校支援コーディネーターはどういう 方がなっているかといいますと、概ね PTA、OBの方が多いです。現役の PTAの方もお りますけども、長らく PTA活動をなさった方が大多数を占めております。教育支援ボラン ティアの方につきましては、どちらかというと全市的な教育支援の ボランティアをする もの で、全てで学校支援本部事業を やっているわけでもございませんし、 特殊な発達障害 など、 そういう方々の支援をするボランティアあるいは学習指導をするボランティア、そういう 方々教育支援ボランティア として登録し、登録されている方と学校を繋ぐ役割を社会教育課 で行っております。 将来的には支援本部事業は国の事業ですからいつかは終わります が、市 教委としましては地域密着型という事業も 実施しておりますので、そちらの方に随時移行す る予定でございます。地域密着型事業につきましては学校支援本部事業と若干仕組みが違い ますが、同じような仕組みで推進 しておりまして、現在 、本部事業と密着型事業 のどちらか を や っ て い る 学 校 は 市 内 で 42 校 あ り ま す 。 こ れ は 段 々 伸 び て い ま す の で 、 将 来 的 に は 全 市 的に地域と密着した形の事業が進んでいくのかと思われます。以上です。 ●委員 そうするとこのコーディネーターの方は一応ボランティアという位置づけで、先 程の市民連携推進課から説明があった行政活動ボランティアの中に入ると考えてよろしいで 15 H23 年第 2 回市民委員会議事録 すか。 ●社会教育課 ●委員 そこが統計に入っているかというのは ただ今確認できません 。 はい。結構です。コーディネーターの役割はボランティア活動をする上で非常に 重要だと思ってい ます。私も市内の学校と いろいろな活動があるのですが、大体お話が来る 時は、直接教職員や保護者の方から来ることが多く、コーディネーターからということがま ず無いのです。実際に活動しているところがあまり見えてこなく、コーディネーターであろ うと思われる方がいる のですが、ご自分ではコーディネーターという名乗り方 はせずにどこ どこ町内の誰誰ですという個人としての名乗り方をしているものですから 。そういう意味で は、コーディネーターというその存在 が非常に薄いなと思 いました。 ●社会教育課 支援本部事業につきましては、学校と地域と繋ぐという形で事前にいろい ろな方に登録していただいております。 ある学校と個人的にずっと継続している方は、コー ディネーター や当課のコーディネートを介さず直接やり取 りしている例もございます。どち らにしても私どもはお助けできればいい し、学校の方で 長年付き合っているのであれば直接 ボランティア の方とお話をすすめて もいいと思います。ただ、ボランティア保険 等に加入し ている団体もございます が、普通、一般の方は加入していないものですから、万が一 、事故 があった時のために事前 に登録をお願いしてボランティア保険に 加入していただくようにと 、 本部事業のボランティアしていただく方には全てボランティア保険、もしくは地域の 方につ いてはボランティアの保険に入っていただいて おりますし、PTAの方々にはPTA の保険 をかけさせて、万が一に備えるようにしてございます。 以上です。 ●委員 ●委員長 ●委員 関連質問よろしいですか。 はい。 国の事業が打ち切りになると、今のご説明のように本事業から地域密着型の方の 形に移行していく中で、全市的に広めたいという 意向が出ていますが、予算措置が非常に難 しくなってきていると考えております。この辺の見通しを教えていただきたいのと、実態を 申し上げると学校の 業務は非常に煩雑になってきて 、コーディネーターの役割 は非常に重要 になってきている 。国の予算が打ち切りになる中で 市として全体に広げていきたいという方 向ですので、一人当たりにさける予算が非常に少なくなってきている。その中、学校の方 も 予算がなく市からの補助も十分ではない。今度は PTAの会費の中から負担していかなけれ ばならないという実態も実際にある。ということで、 現場の方では非常に窮屈な予算措置 と なってきてい ますが、その辺の見通しを確認しておきたい のですが。 ●委員長 はい。 16 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●社会教育課 本 部 事 業 に つ き ま し て は 、 19 、 20 、 21 、 22 年 度 と 始 ま っ た ば か り で し た の で 、 国 か ら 100 % の 支 援 措 置 を い た だ く 委 託 事 業 と し て 潤 沢 な 予 算 が あ り ま し た 。 今 年 度 か ら国の制度が変わって補助事業となり、国 3分の1、県3分の1、市3分の1ということで 始まりました。これがいつまで続くか ということは、市として国の動向を見極めないとお答 えできません 。とりあえず来年度までは県の方では予算 措置していただく予定になって ござ います。再来年度については私の方からはご回答できない のですけれども、無くなった 場合 今度は市単独予算の密着型の方に持っていくことになります が、当然予算が膨らむというこ とですので財政当局と相談しながら今 の現状を維持して進めてはいきたいなと思ってござい ます。いずれにしても、 いろいろ事業をやっていく消耗品 などのお金は非常にご迷惑をかけ ているのは実際その通りで 、非常に心苦しく思っております 。教育総務課と相談しながら 、 いくらかでも 予算をつけていければ よいなと思っております が、市全体の予算が限られてい るものですから、せめて学校が増えても 現状維持だけは守っていきたい と考えてございます 。 以上です。 ●委員長 ●委員 要望ということで。 そうですね。強い財政措置をお願いしなければ、子供たちは地域の宝、市の宝と いうふうに言っているわけですから、先程の町内会の加入率とも関連してきて、コーディネ ーターの方々 は上手にマッチングしていただいています。そう いう中、予算がないというこ とでボランティアの時間帯が結構長いんですね。無償ボランティアの時間がですね。 決めら れた予算の中でしかできない のでしょうが、サービスというのは変ですが、ボランティア 精 神でやっているということですが、 こういう制度のままですと 長続きしないものです 。です から、是非財政措置の中で、子供たちは地域で育 てるというふうなことですから、財政当局 に強いプッシュをお願いしたいと思います。 はい。以上です。 ●委員長 強い意見でした。 先程の質問に戻れますか。 ●事務局 はい。 ●委員長 平成20年に数値が伸びた理由の質問が出ております。 ●教育指導課 (2) の 義 務 教 育 の 充 実 の と こ ろ の グ ラ フ の こ と で す が 、 勉 強 は 将 来 役 立 つ と思うと回答した児童生徒の割合ということ を指標としてここで定めております 。このアン ケートは、市が4月に行っている学力実態調査の際に 子供たちからその項目についてアンケ ー ト を 取 っ て お り ま す 。 と こ ろ が 、 平 成 19 年 度 に ど う い う 事 情 か 把 握 で き な い の で す が 、 八戸市の実態調査ではそれを取れなかったようでした。 これとは別に 全国の学力調査 を4月 に行っておりまして、その質問の中に類似の 項目があったのでその数値を参考にして挙げた 17 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ということのようです。類似のものでしたので、 結果としてこのような形になっているとい うことで、あまりデータとして好ましくはなかったのかなと いうのがございます。 ただ、平 成 17 年 、 平 成 18 年 か ら 比 べ て 、 平 成 19 年 を 飛 ば し て 見 ま す と 、 平 成 20 年 以 降 は 徐 々 に 上 が ってきている傾向は見られると思います。このことについては、これという 確たるものはな い の で す が 、 1 つ 考 え ら れ る こ と は 、 平 成 20 年 3 月 に 新 学 習 指 導 要 領 が 示 さ れ ま し た 。 今 年 が 小 学 校 全 面 実 施 、 来 年 が 中 学 校 全 面 実 施 で 、 平 成 20 年 3 月 に そ の 内 容 に つ い て 示 さ れ たのですが、その中に自尊感情を育てることが強調され、 またキャリア教育の推進が示され 、 その辺りが学校の方で意識されたことも考えられると思っております。以上です。 ●委員長 僕 は 統 計 学 が 専 門 で す が 、 そ れ は や っ て は い け な い こ と で す 。 17 番 市 民 練 習 場 の整備について 、補足をお願いします。 ●委員 ●委員長 ●委員 ●委員長 18番にも市民練習場の話を書かれているようですけど、同じですね。 そうですね。 まず必要性と、今のところの状況はどうですかという ことです。 同じような質問が出ていますので、それでは併せてご回答いただければと思い ます。 ●まちづくり文化推進室 併せた形でご回答させていただきます。その市民練習場 の話題、 必要性が出てきた経緯について、 何故このような方向に向かっているのか ということです が 、 平 成 20 年 3 月 ま で 遡 り ま す が 、 多 文 化 都 市 八 戸 推 進 会 議 か ら 多 文 化 都 市 八 戸 推 進 の た め の 提案書が提出され ました。この提案書の中で、文化活動の環境面ではアーティストの作品発 表の場の不足とともに、音楽関係の練習場所が限られていること等から、練習場を含めアー ティストの創作活動を披露し、市民が容易に触れられる環境の整備が 求められている 、と記 載 さ れ て 、 そ の 時 点 か ら 意 識 さ れ て お り ま す 。 平 成 21 年 7 月 に は 市 内 の 音 楽 団 体 か ら 、 市 に対して市民練習場の整備について の要望書が提出されております。要望書の内容は 4点ほ どございまして、練習場が欲しいということです が、中心市街地近辺、街中のアクセスしや すいポイントに欲しいということ。それから音楽関係の団体でしたので、音響に配慮し、防 音設備を備え、空調が完備された設備が欲しい。 それから練習に使用する 付属物等、これは 大型楽器のことです が、毎回運搬するのは大変ですので、これを収容 できる部屋、貸し倉庫 や貸しロッカーのような場所が欲しい。それから今皆さ んどうしても車でアクセスする ので 駐 車 場 が 整 備 さ れ た 形 で の 練 習 場 が 欲 し い と い う 要 望 書 が 提 出 さ れ て お り ま す 。 平 成 21 年 10 月 に は 市 長 の マ ニ フ ェ ス ト に も 市 民 練 習 場 の 整 備 の 実 現 と い う こ と が 盛 り 込 ま れ ま し た 。 こ れ ら を 受 け 、 年 明 け 平 成 22 年 1 月 に は 、 今 活 動 し て い ら っ し ゃ る 音 楽 団 体 の 方 々 に 実 態 に つ い て ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し て お り ま す 。 音 楽 団 体 を 12 団 体 選 ば せ て い た だ い た の は 、 18 H23 年第 2 回市民委員会議事録 オーケストラ や多人数で楽器を演奏している 管弦楽などの合奏の団体で、よく公会堂、公民 館などで発表会を行っている方々からリストアップし、 書類でアンケート調査票を送付 しま し て 11 団 体 か ら ご 回 答 を い た だ き ま し た 。 そ こ で 練 習 場 所 は ど こ か 、 練 習 日 、 時 間 の 設 定 、 何人ぐらいで 行っているのかということと、それから 用具の保管場所を持って いるかなど、 その他にご意見等をいただ きました。やはり要望書 とほぼ同じような傾向の回答が来ており ま し た 。 平 成 22 年 2 月 か ら は 多 文 化 都 市 八 戸 推 進 懇 談 会 の 方 で も 、 市 民 練 習 場 に 関 し て の 検 討 が 必 要 で は な い か と い う こ と で 議 題 に 挙 が っ て お り ま す 。 平 成 22 年 4 月 か ら 、 多 文 化 都市八戸推進懇談会においては、 アートのまちづくり についての検討を進めていた のですが 、 その中においても、市民の活動拠点づくり はやはり必要で あると言及されており、第 4回多 文化都市八戸推進懇談会においては、市民練習場の整備について検討が始まっており、 平成 23 年 4 月 に は 多 文 化 都 市 八 戸 推 進 懇 談 会 か ら 市 民 練 習 場 の 整 備 に 関 し 市 長 に 提 案 さ れ て ご ざいます。提案として、練習場の整備は 3候補あると。 1つ目は練習場を新しく作る 場合は どうなのかということ。 2番目は、廃校や空き倉庫など空いているスペースのリニューアル 、 再活用はどうなのか。 3番目は既存施設の利便性の向上 、例えば公会堂にリハーサル室 など あ り ま す が 、 例 え ば そ の 利 用 時 間 を 、 現 在 の 夜 10 時 ま で を 夜 中 12 時 ま で 使 え る よ う に し て はどうなのか、 というような提案でしたり、練習場の活用方法に 関しても単に貸しスペース としてというだけではなくて、 最近「はっち」で 使われているようなレジデンス、アーティ ストに住み込んでいただいてそれを市民等に公開 するような使い方もどうか、という内容の 提案書が提出されております。 これらを踏まえ、お手元の施策シートにありますようにこれ ら の 事 業 を 実 施 す る と い う こ と で 計 画 を 掲 載 さ せ て い た だ い た の で す が 、 平 成 23 年 3 月 に 東日本大震災がございまして市民生 活にも多大な影響が出ておりますので、現時点では市民 の方々は正常な文化活動というか、そこに戻っていない方々もいらっしゃるという ことで、 意識調査に手をつけていない状況でございます。 空き店舗・空き床等の可能性についても調 査にこれから入りたいと思ってい ますが、そもそも調査項目をすればいいのか などデザイン も含めてこれから検討に向かうという状況でございます。 以上です。 ●委員 ●委員長 そうですね。何でも震災を理由にしないで進めてもらいたいですね。 は い 。 17 番 、 18 番 は こ う い う こ と で 。 一 覧 表 3 ペ ー ジ の 19 番 、 20 番 は 意 見 が 出 ておりますが、 お手元の資料に基づきまして 皆さんご意見がございましたらいただきたいの と、担当課から意見に関しましてご回答いただきたいと思います。 ●教育指導課 ご意見にございますアプローチカリキュラム、スタートカリキュラムにつ きましては、当課としても重要であろうと考えております。 施策の方にもありますように、 現在作成したりそれを周知したりしているところでございます。詳しくはワーキンググルー プを立ち上げまして 小学校、保育所、幼稚園から 2名ずつ出ていただきまして、年に 5、6 回 の 検 討 を 重 ね て 、 ア プ ロ ー チ カ リ キ ュ ラ ム に つ き ま し て は 平 成 22 年 に 作 成 い た し ま し た 。 そ れ か ら ス タ ー ト カ リ キ ュ ラ ム に つ き ま し て は 今 年 度 、 平 成 23 年 度 の 作 成 を 目 指 し て 今 検 19 H23 年第 2 回市民委員会議事録 討しているところです。それからもう 1点、教育センターの事業としまして 教科等研究委員 と い う 制 度 が ご ざ い ま す が 、 そ こ で も 平 成 21 年 度 に 生 活 科 の ス タ ー ト カ リ キ ュ ラ ム に つ い ての実践例をまとめる作業をしております。そういうことにつきまして、 各小学校で すとか 幼稚園、保育所に関しては全体研修会等を通してお伝えしてきているという ところで す。今 後作成されたものが効果的に活用していただけるように 、周知を図っていきたいと思ってお ります。以上です。 ●委員長 はい。ありがとうございます。今のご回答に対してご意見はありませんか。は い。それでは 20 番についてはいかがでしょうか。はい。 ●学校教育課 施策シート 20 番の上から3行目の中で、 学校教育課としまして3点のご意 見が出てございます。 1点目が、「是非」以下のところですが、教育教材の充実のための市 独自の対策というところが 1点、次が園内研修の充実が 2点目、そして3番目が市独自のパ ート職員の配置をご検討いただきたいということかと考えた のですが、まず1点目の教育教 材の充実でございますが、学校教育課の担当は幼稚園でございますが、私立幼稚園、現在 23 の幼稚園があって、休業 2園で全部で 25 ありますが、23 園で幼児教育をしておりま し て、昭和 50 年度から教材の備品、備品という定義 が一応あって紙などは除かれますが、教 育 備 品 と い う こ と で 補 助 金 制 度 を 創 設 し て お り ま し て 、 直 近 の 決 算 で ご ざ い ま す が 平 成 22 年 度 決 算 で は 877 万 円 の 支 出 を し て お り ま す 。 制 度 と い た し ま し て は 、 基 本 割 り と し ま し て1園あたり、1つの幼稚園あたり 20 万円、さらに園児あたり一人 2千円ということで、 一例で申し上げますと 50 人の園児がいる幼稚園ですと 1園あたりの基本割りが 20 万円 、 プラス園児割り2千円×50 人で 10 万円ということで、 50 人の幼稚園でありますと 30 万 円 の補助金を交付しているというもので あります。それを超える教育備品に対して交付すると なっております。下回るということはなかなか例が無い のですが、それを上限に補助を出し ております。年々対象児童数 、園児数が減っておりまして、 平成 18 年では 2,500 人余 りで ありましたけれども、 平成 22 年度では 2,000 人余りと、 5年間で 500 人幼稚園児数が減っ ております。また、園内の研修の充実ということで は、私立幼稚園教員研修 費補助金という こ と で 、 各 園 で は な く 八 戸 市 私 立 幼 稚 園 協 会 に 対 し ま し て 補 助 率 3 分 の 1 と い う こ と で 30 万円を上限とした補助金制度を昭和 61 年度から実施しております。この 2点につきまして は実施しているところでございました。 3点目の市独自のパート職員の配置というところ を 、 実は委員のご質問の趣旨をもう少し伺いた いと思いまして、何を 伺いたいのかといいますと 、 独自のパート職員の役割をもう少しお示しいただければなと思っておりました。 幼児教育の 充実のための 専用のパート職員なのかと 考えていたのですが、教育の充実のために今お話し ました教育備品の補助あるいは幼稚園教員の研修制度への補助、 あとは幼保小一体でスムー ズな小学校への 接続、補助金ではないのですが、これをしておるところでありました。パー ト職員についてはなかなか実現が難しいかと思 いますが、役割をもう少し詳しく 知りたい と ころではありましたけれども、現時点ではそういった幼稚園 について、乳幼児教育の充実を 現在図っているところであります。以上でございます。 20 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●子ども家庭課 今 の 20 番 の 質 問 に つ い て 、 保 育 所 の 方 は 子 ど も 家 庭 課 が 担 当 で す の で 、 保育所の幼児教育の充実についてご説明申し上げます。子ども家庭課で 保育所の研修 ついて は保育事業研修委託料 ということで、 平成22年度の決算額で 642,600円の研修補助を出して おります。委託先は八戸市保育連合会であります。 研修内容といたしましては、直接幼児教 育ということではなく保育所に入所している児童の保育の内容を充実させることを目的とし て 、 保 育 に 従 事 し て い る 者 へ の 研 修 を 行 っ て お り ま す 。 こ こ 3 年 間 、 だ い た い 参 加 者 が 500 名前後になっております。研修 カリキュラム の中では、例えば 科学の分野に好奇心を持たせ る内容のものもあれば 、子供の感受性を 高めるような研修もあって、内容としてはそういっ た教育の内容を高め 、ひいては幼児教育の向上に寄与しているのではないかと認識しており ます。また保育所の運営については、 市からの運営費によって行われておりますので、運営 費の中で各園が対応していること と思います。 更なる対応といたしましては、厳しい財政状 況を考慮しながらも何か市としてできることはないか検討して参りたいと考えております。 以上でございます。 ●委員長 はい。子ども家庭課からでした。いかがでしょうか、皆さん、ご意見は。 ●学校教育課 す み ま せ ん 。 学 校 教 育 課 で す 。 私 、 幼 稚 園 補 助 金 、 1 園 あ た り 20 万 円 と お 話 い た し ま し た 。 こ れ は 平 成 22 年 度 ま で で ご ざ い ま し た 。 平 成 23 年 度 、 今 年 度 か ら 1 園 あ た り 25 万 円 に 増 額 に な り ま し た の で 、 1 園 あ た り 5 万 円 で は あ り ま す が 、 僅 か な が ら で す が 幼児教育の充実に努力しているというところでございました。 ●委員長 はい。私から意見といいますか、以前、産業雇用側にいて、今は人や教育など の側に軸足があって、 やはり、産業雇用に対する助成補助に比べて、未来の財産である 人、 子供に対する 投資がやはり少し弱いような感覚 を覚えます。先程、委員からもありましたが 、 八戸はこれからの未来の人材に対しての 、幼稚園と保育園はスタートになる ところかと思い ま す が 、 そ こ は 20 万 が 25 万 円 に な っ た と い う と こ ろ で 5 万 円 、 見 合 い が 非 常 に 薄 い よ う な 気がします。もともと駄目な中小企業に対する支援よりも、むしろ こちらを充実させるべき ではないかと思います。これは勝手な意見でした。その方がたぶん投資効率が良いです。た ぶんそこに対する投資が未来の花開くという意味では、駄目な中小企業に投資するより良い と思います。 次に意見がございました。 ●委員 単純に、ちょうどその上のところに女性チャレンジ講座と書いてあって、ほとん どの場合、今 、女性に関しては「女性」という冠を使っているのに、ここだけ 「婦人」とい うのは統一した方が分かりやすい のではないかと思 いますが、いかがでしょうか。 ●子ども家庭課 婦人相談事業の婦人という名称は女性に統一すべきではないかというご 意見についてお答えいたします。まず婦人相談事業でございますが、この事業自体は昭和 21 H23 年第 2 回市民委員会議事録 31 年 に 制 定 さ れ た 売 春 防 止 法 と い う 法 律 の 中 で 婦 人 相 談 員 と い う も の を 設 置 し て 、 女 性 を 助けていくという趣旨で事業を行っております。市では社会的 信望があり、かつ、 職務を行 うのに必要な熱意と識見を持った者を婦人相談員として配置しておりまして、法律が制定さ れ た 翌 年 と な る 昭 和 32 年 か ら こ の 事 業 を 開 始 し て お り ま す 。 現 在 2 名 の 婦 人 相 談 員 を 配 置 し、近年の状況といたしましては配偶者の暴力を含めた離婚問題 など、そういう相談件数が 増えておりまして、件数としても年間 に千件近い相談件数となっております。 各事業 の名称 については、市民に分かりやすい名称、事業内容が一目で分かる名称にするということを心 がけておりますが、現在今年度も相談件数が増えており、市民からも名称が分かりにくいと か、名称について不快感を感じているという苦情は今まで受けたことがございませんし、十 分に名称も浸透していると思います ので、今のタイミングで名称変更というのは見送りたい と思っております。もちろん今後事業のあり方について、名称変更も含めて、さらに効果的 かつ効率的な事業をできるようには努めていきたいと思います。以上でございます。 ●委員 苦情が無いから変えないということは、まさに古い考え方かと思います。婦人と いう言葉がどうかというのは個人的にそれぞれあると思 いますが、単純に今の流れとして婦 人という言葉は使わないので、確かに 制度は浸透しているのですが、私は「女性」にするべ きだと思います。一つ強く言う理由として、私は今 、学生と接してい ますが、婦人という言 葉は若い女性にすごく親近感が ありません。全て周りの名前が女性 、女性できていますが、 男性女性と単純にそれだけの話であって、 「婦人」とつくと自分とは関係ない高齢の女性だ という意識が非常にあってですね、単純に言葉、差別用語云々ではなくて、 今、デート DV など、若い女性のそうい うDVも増えているので、これ を本当に分かりやすくというのであ れば、例えば、婦人という言葉に 関しての使い方というのは、役所で考えている以上に市民 の間では、特に若い女性の間では 、全く自分に関係のないようなこと と思われる方が私は心 配と思って一応提案しました。 ●全委員 賛成。 ●委員長 賛成多数ですね。全委員から一致した意見が出たことを ご記憶ください。 ●委員 男女共同参画宣言都市をしていますので八戸は。他の市の方から、まだこういう 言葉を使っていますかと言われます。 ●委員長 ありがとうございました。次は案件4に移りますが、担当課が変わります。で は入れ替えをお願いします。 3.審議案件 ●委員長 案件4 それでは担当課の入れ替わりが終了したようですので、案件4の活力あるまち 22 H23 年第 2 回市民委員会議事録 づ く り に つ い て 審 議 を 進 め た い と 思 い ま す 。 終 了 が 12 時 と い う こ と な の で な る べ く 終 え た いのですが、もし残るようでしたら、 次回に一部繰り越しも考えておりますのでご了承くだ さい。それでは資料の説明をお願いします。 ●事務局 それでは事前質問・意見一覧表の4ページ目をお開きください。案件4活力あ るまちづくりに関しましては、質問が4件出ております。2-1産業力の強化ということで 5ページ目の農業分野進出支援金につきまして、 6ページ目に関してはサバ、イカのブラン ド 化 に 関 し ま し て 、 そ し て 施 策 シ ー ト 22 ペ ー ジ 目 の 商 店 街 ビ ジ ョ ン 策 定 支 援 事 業 に つ い て 、 34ページ目の八戸ゆかりの人物につきまして質問が出ております。 以上でございます。 ●委員長 ●委員 それでは 22番、質問が出ております。 補足ございましたらお願いします。 融資まで至った案件がないという 辺りを聞かせてください。 ●商工政策課 農 業 分 野 進 出 支 援 金 に つ き ま し て は 、 平 成 17 年 に 事 業 所 さ ん に 簡 単 な ア ン ケート調査を行った際に 、新分野の進出先として農業分野にという項目が多かったことから 、 これに対応する制度として創設したものでございます。 事業所が農業分野に進出する際には 、 機械化による大規模農業の展開を想定しているというところでございまして、 実際に相談を 受けた際に、地域の農地の 所有形態が細分化されている 、一筆辺りが小さくて多くの 所有者 があるということで、農 地の取得に際して課題が多すぎて断念した企業さんがあるというの が 1 つ 伺 っ て お り ま す 。 も う 1 つ 、 平 成 18 年 度 に 制 度 を 創 設 し ま し た が 、 そ の 後 平 成 20 年 のリーマンショックによる景気低迷がございまして、企業さんの体力がかなり消耗したとい う経緯がございまして、新分野への進出意欲が若干減退しているということがございます。 そういう中で、現在 でも融資実行がないというふうに考えております。 以上です。 ●委員長 は い 。 あ り が と う ご ざ い ま す 。 そ れ で は 続 き ま し て 、 23 番 、 サ バ に つ い て で ご ざいます。 ●委員 サバは随分聞いているし、良い感じがするのですけど、イカの方が。震災のせい もあったり、イカも獲れたり獲れなかったりというのか 分かりませんが。私は函館の出身で 、 函館もイカの街です。八戸に引っ越してきて、またイカの 街に来たと思っている のですが、 さっぱりイカの 街じゃないと思います。ブランド化して上手くいくと期待して いたのですが 、 この辺がいまひとつのような気が します。イカが進まない理由はどういうことでしょうか。 ●水産振興課 まずこのイカにつきまして、近年いろいろ動きがありまして、そちらから お 知 ら せ し た い と 思 い ま す 。 当 市 は 、 昭 和 47 年 か ら 継 続 し て イ カ の 水 揚 げ 量 が 日 本 一 と い う こ と で 、 こ れ は 農 林 水 産 省 東 北 農 政 局 の 調 べ で 、 昭 和 47 年 か ら の 全 国 水 揚 げ 量 第 1 位 と なっております。この水揚げ日本一 のイカを地域資源とし 、県の事業において イカによる地 23 H23 年第 2 回市民委員会議事録 域 経 済 の 活 性 化 を 目 的 と し て 、 イ カ の 街 八 戸 ま ち づ く り 研 究 会 が 平 成 21 年 度 に 設 立 さ れ 、 平 成 22 年 度 は 毎 月 10 日 を イ カ の 日 、 毎 年 8 月 10 日 を 八 戸 イ カ の 日 と す る こ と を 宣 言 し て 今 後活動をするということになっておりました。 しかしながら、県のイカの街 はちのへ まちづ く り 研 究 会 と い う も の が 平 成 22 年 度 で 事 業 が 終 了 し て お り 、 こ れ に 対 し て 漁 業 生 産 者 の 方 から継続すべきという要請がございましたので、今度は県ではなく市の方で 「イカの 街はち の へ 」 連 絡 協 議 会 を 今 年 度 、 今 年 の 八 戸 イ カ の 日 の 8 月 10 日 に 設 立 し て 、 今 後 イ カ に 関 す る情報発信を行ってい く形になっております。ただ、震災の復旧の方に忙殺されておりまし て、若干情報発信の準備が遅れ気 味になっております。ご質問のイカのブランド化というと ころになります が、スルメイカは八戸だけでは なく国内全域の沿岸で漁獲されて いるという ことがございまして、八戸前沖サバのような 粗脂肪分が高いとか、アピールポイント、特性 が今のところ見出せないでおります。このため他産地との差別化というのが困難な状況にな っております。ちなみに、函館市さんですと例えば朝釣って活きたままのイカを食べさせる ということが結構ありますが、八戸の場合は昼に釣って夜 や夕方に販売という形になりまし て、昼に釣るイカは水深が深いところから釣り上げるも のですから活きたままの状態で持っ て来られないもので、なかなか差別化が難しいという状況になっておりました。 ただこのよ うな中、八戸みなと漁業協同組合では組合員が漁の最後に釣り上げた新鮮なスルメイカ、例 えば、日の出から日没近くまでイカを釣る のですが、日没近く、八戸港に寄港する直前に釣 り上げた新鮮なスルメイカを箱に一段 詰めにする、二段詰めにすると下の方の品質が若干落 ちるということで、一段詰めにした八戸のイカ一段詰めを開発しております。 また民間の事 業者では県産の 活イカ、これは八戸港では今のところ上がったものではない のですが、青森 県産ということで活きた状態で販売するシステムを構築するというような差別化に向けた取 り組みを行っております。今後このような取り組みを 先程申し上げた八戸の 「イカの街 はち のへ」連絡協議会等で情報発信その他支援をしまして、ブランド化の推進に進めて参りたい と思います。以上でございます。 ●委員長 ●委員 それでは 24番の質問に移りたいと思います。 お願いします。 や は り 事 業 の 中 で 、 商 店 街 ビ ジ ョ ン 策 定 支 援 事 業 で 平 成 22 年 度 も 平 成 23 年 度 も ビ ジョン策定を受ける商店街がないということで すが、中心街活性化活性化と言って いても、 取り組みがあまり進んでいないのかなと思いますが、どうなのかなと思 い質問しました。 ●商工政策課 商店街ビジョン策定支援事業についてですけれども、ビジョンを策定した 商 店 街 は 平 成 21 年 度 ま で に 6 団 体 ご ざ い ま す 。 市 で は 市 内 に あ る 21 の 商 店 会 に 対 し て 毎 年 アンケート調査等を行っておりまして、その中で各種市の支援事業の利用見込み等を 問合せ しております。ただその結果、辞退されるところが多くございまして、その理由につきまし ては今商店会活動が休止中であ るというお話があったり、後は各商店 が本業で精一杯で共同 事業にまで手が回らないという ようなお話があります。その他人材が不足している、 後継者 難でそういう事業に取り組めない 、というような声が上がっているのが実情でございました 。 24 H23 年第 2 回市民委員会議事録 市の方でも、市の支援事業にかかわらず国・県の支援事業が あれば随時商店街の方にお声掛 けして、そういう取り組みをさ れていくという事業者、商店街があれば一緒に支援していく というのが実情でございます。以上です。 ●委員 結局、商店街のこと、個々にできることではないので、一緒に合同で取り組んで いかなければいけないのにな 、とは思うのですが。結構 、八戸市の場合はいろいろな国の補 助金も出ていますし活用もされていて、割と他地域に比べると恵まれているという気はする のですが、肝心の商店街、商店主の方々が やはり非常に意欲が足りない のではないか なとい う印象がすごくあります。補助金があ ればやるけれど、なければやらないという ところ があ るので、大体そのビジョンがないというのが市民の一番の不安だと思 います。それがないと いうことは、そもそもどういう商店街にしていきたいのかという希望すらないのかなと思う と、一市民としては寂しい感じがしました。確かにいろいろ震災の影響があるのは分か りま すが、そこは個々の企業努力も必要だと思 いますので次の段階に進めないというのはやはり 少し問題だと思いました。 ●委員 今の件に少し関連するのですけれども、やはり事業を順番に見ると中心街での地 域づくりという観点で は、それが促進されるような事業がこの中にあまり無いような感じが します。これを順番に見ていくと、ビジョン策定 においての支援事業で、次がどちらかとい えば環境整備ということでこういうものを設置しました 、と。次はまちづくり八戸のサポー ト的なものですよね。すごく限定されているというか、 例えば、まちづくりをサポートしま すとか、特定の事業をサポートしますとか、そういう事業が 割とある中で、もっと地域づく りとして中心街をどうしていくかというところを促進していくよ うな事業がすごく欠けてい ると思って見て いました。そういうことで、やはりこのビジョン策定 についてなかなか希望 者が出ないというところに繋がるのではないのかなと思いました。そこでまた事業を見た時 にダブっているというか、八戸ポータルミュージアム事業というところにも、自主事業とい うので5つの柱、中心市街地賑わい創出事業とかが あるのですが、次に中心市街地商業等活 性 化 事 業 と い う の が あ り ま し て 、 こ ち ら の 方 も 例 え ば 平 成 23 年 度 を 見 る と 、 ま ち 歩 き 推 進 事業の実施という ことで、はっちを拠点としたまち歩きを促進する各種イベントを開催 とか 、 はっちとすごく連動している のですが、こちらにもこういう事業があり、はっちにもまたそ ういう事業があり、それは八戸市の復興計画 にもあり、確かすごく 重複していると思ってい たのですが、はっちを起点としたまちなかツアーの実施 やまち歩き推進事業の 実施ではっち を拠点としてまち歩きを開催する各種イベントの開催 など、はっちが実施するものとまちづ くり文化推進 室が実施するものと管轄が違うのかもしれない のですが、同じ市の中心街にお いて、市の違う 部署が同じような事業をやっているような感じが あります。見ていると似た ものが言葉が1つ2つ違うぐらいで 。そういう事業は統合するとか、もう少し整理した方が 良いのかなと 感じます。さらに、市主導ではなく、もう少し民間が入りやすい地域づくりを していけるような、そうい う事業などあるべきではないかなとすごく感じて います。 25 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●委員長 はい。ご意見ありがとうございました。私もなんか分散した小事業が並列的に 多すぎるという感想 があったので、その辺検討課題 ではないかなと思います。 いかがでしょ うか。はい。続きまして 25番の議題について 、具体的に誰を指すのか ということですね 。 ●委員 私は、ゆかりの人々と協働で八戸を巡るツアーということなので、単純に誰なの かなということです。 ●観光課 この事業は、八戸ゆかりの人と協働で八戸を巡って、新しい観光の魅力につい て情報発信を推進しようということを目的と する事業ですけれども、このゆかりの方々とい うのは、八戸市出身 の経済人や文化人の方で全国で活躍されている方を予定しております。 現在の八戸大使の方々 になりますが 、約80数名となっております。以上です。 ●委員長 ●委員 はい。よろしいでしょうか。 もっと具体的に、誰と教えて欲しいと。 まあそうだったのですが。たぶん観光客にとっては、八戸にゆかりのある人だか ら来たいということで来るのではなく、本当にもっと資源そのものの魅力のアップの方が良 いのではないかなと思いました。どれだけインパクトのある人なのかな と思ったのですが。 八戸出身というのは分かる のですが、第一になかなか日程をとるのが難しいかなというのも 思ったのですが。そういう事業が進むということですね。 ●委員長 12 時 を 過 ぎ ま し た が 若 干 延 長 さ せ て く だ さ い 。 よ ろ し い で し ょ う か 。 25 番 ま で 終 わ り ま し て 、 質 問 が 26 、 27 、 28 、 29 と あ り ま す が 、 26 番 、 具 体 的 な 中 心 街 に つ い て 質 問 が出ております。 ●委員 中心街の活性化に反対するという立場ではないのですが、そこは1つ。中心街、 中心街というのがよく使われます が、具体的にどこからどこまでを指すのかが私は分からな い の で す 。 そ れ か ら 中 心 街 に 居 住 し て い る 人 の 割 合 。 ど れ く ら い あ そ こ に 24 時 間 い る の か なという、これは中心街の活性化を図る上での、私は考えていく データにしたいなと思って いるのでお聞きしたいということが 2つ目です。あと3つ目は中心街の活性化図ること、こ れは街としても市としても大変重要なことではあります。と同時に、今 、地方分権あるいは 地域主権にこれから強く移行していく時代に差し掛かっているわけで、中心街だけ ではない 土地土地にはそれぞれの土地の特長・文化 や伝統があります。その中で産業も生まれてきた りしています。いわゆるその土地土地の特長を活かしたまちづくりというのを 、この後進め て総合的なまちづくりを進めていかなければならないのかなということから、中心街に ばか り焦点を当てたまちづくり の視点を、公民館単位で見た土地でいいと思う のですが、少し私 は地方といいますか、 そういう土地土地をも っと活かしていくまちづくり、ということはお 金も当然そこに動い ていくことになるでしょうけれども、その土地のブランド化といいます か、土地にはかなりのものが、財産があるはずで、 この中でブランド化できるものというの 26 H23 年第 2 回市民委員会議事録 は結構あると思 います。そういうことで、地域 おこしの方にももっと私は力を割くべきでは ないのかなという視点から、中心街を阻害するということ ではないです。それと同時に 進め ていかなければならないということもありますので。最後は 1つ私の意見でしたけれども、 2つ知りたいこと、中心街の具体的 にここからここまでという範囲があるのでしたら、それ から居住の割合がどうなっているのかをお聞きしたいです。 ●まちづくり文化推進室 私の方から今のご質問に対してご説明いたします。まず中心街 の具体的な場所についてです が、県境のような明確な線というのはない のですが、中心市街 地活性化基本計画を市で策定しておりまして、その中で中心市街 地は定義されて います。そ れによりますと、北がちょうど JR本八戸駅のところ、南が長者まつりんぐ広場 まで、東は 十 八 日 町 の 山 勝 商 店 さ ん の と こ ろ 、 西 は 荒 町 ・ 上 組 町 の ち ょ う ど 国 道 104 号 の と こ ろ ま で の 合 計108haと なって おり ます。 この 地区を 中心 市街地 と定 め 、現 在、 基本計 画で 47の事業を 実 施 し て お り ま す 。 そ れ か ら 2 つ 目 の 居 住 し て い る 割 合 で す が 、 平 成 22 年 の デ ー タ に な り ま す が 、 今 お 話 し た 108ha の 町 内 会 の 居 住 者 数 を 足 し た も の は 現 在 4,476 名 と な っ て お り ま し て 、 割 合 で い き ま す と 市 全 体 の 1.85 % と な り ま す 。 3 つ 目 の 中 心 市 街 地 の 活 性 化 に つ い て、なぜ中心市街地の活性化なのかというご意見ですけれども、市としますと社会的な背景 として一つこれから少子高齢化、また人口減少になっていくと、 それに伴って税収の減 、歳 出の増という非常に財政的に厳しくなる社会的な背景が あります。これまではどちらかとい うと拡散型というか、まちがどんどん広がっていくという背景があった中で、これから はあ る程度、選択と集中という ものが必要になってくる中で、中心市街地というのはこれまでの 長い歴史の中で、八戸のまちの顔としての機能、文化、歴史、経済とか政治、そういった 部 分での様々な機能を持ってきたまちの顔ということもあって、やはり中心市街地に対する皆 さ ん の 思 い 、 ニ ー ズ が あ る と い う こ と で 、 平 成 18 年 に 商 業 ア ド バ イ ザ リ ー 会 議 そ れ か ら 中 心市街地活性化基本計画という ものを作って活性化を図っているところです。決して他の地 域はもう活性化しなくてもよいということではなくて、あくまで新たな開発を抑制し、ある 程度の選択をして、集中して中心市街地を活性化していこうと考えて おります。やはり市民 のアイデンティティ などを考えると、各地区 の活性化は必要であると思います。それは市の 施策の中で様々な事 業を展開してい ますので、その中の1つとして中心市街地を重点的に今 、 特に衰退が激しいものですから、重点的に取り組んでいるということにな ります。以上です 。 ●委員 中心市街地の人口、居住率が、人口が 4,476名ということでしたよね。 ●まちづくり文化推進室 ●委員 ええ。 それが1.85%。 ●まちづくり文化推進室 は い 。 市 全 体 で い き ま す と 、 241,712 名 。 こ れ は 平 成 22 年 9 月 30 日 の デ ー タ を 基 に 、 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 で 毎 年 1 回 報 告 す る こ と に な っ て い る の 27 H23 年第 2 回市民委員会議事録 で、その基準日で 捉えた数字でございます。 ●委員 知 り た か っ た の は 24 時 間 、 要 す る に そ こ に 住 ん で い る か ど う か と い う こ と を 聞 き たかったのです。その割合というのは。 ●まちづくり文化推進室 ●委員 基本的にこれは住んでいる人数、居住者の人数でございます。 居住者の人数? ●まちづくり文化推進室 そういう意味では夜間人口と捉えてよろしいかと。昼間はどう しても皆さん、会社 や学校へ行ったりしますので、多少増減はあるかと思いますが。 ●委員 ●委員長 ●委員 はい。分かりました。 はい。ありがとうございます。 続きまして意見の方ですが、 27番。 はい。これは疑問に思っている、これはどこに矛先を向ければ良いのかな、と思 いながらの質問です。今 、私は行政相談員もやらせていただいて おりますが、震災直後、青 森の方から八戸だけ を特例として震災対応についての市民の声を聞く、そういう相談コーナ ーを設けたいのでというので 震災直後にはっちでやりました。直接相談に来た人は、私たち のコーナーには ほとんどいませんでしたけれども、その ような中、なぜはっちでやる のかな というのを感じ ました。なぜもっと震災で困っている 方の場所に私たちが行かないのかな 、 なぜそこに場所を設定しないのかな 、と。市民で困っている人達の、あるいは 交通手段 のな い人達のことを思っ て住民の声を聞くということであ れば、直接被災地に近い場所でやるべ きではないのかな、と。これだとただやればいい、一つの実績を作るためだけの会議 の設定 ではないのかなということです。すごく苛立ちました 。その時同じく、市役所の市民相談室 もあそこでやったと思 います。そんなことから、どうも私は行政と住民と意識上のかけ離れ たものが、これに かかわらず様々なところに横たわっているのではないかなという気がして しょうがなくて、どこに捌け口 をぶつければいいのかということで、この場で少し皆さんか ら聞いてみたいというか、日頃感じているイライラ感 なんですね。ですので、広報統計課 で 答えてくれるというふうなもの でもならないでしょうけれど、私の 1つの思いといいますか 、 でもこれを何とかしないとますます住民と行政、あるいは政治家との距離 、隔たりが大きく なっていくのかなという気がして ならなくて、ここに書いたのですが。無理して答えていた だかなくてもいい のですが。 ●広報統計課 まず、はっちに設置した理由といいますか、まず震災直後は、年度末の繁 忙期ということもあって、震災でお困りの方々の相談と、年度末の市役所で用事を足す方々 の交通整理をしなければならないということで、ご相談窓口というものを作り、被災した 28 H23 年第 2 回市民委員会議事録 方々の相談にワンストップでサービスを提供するべきであると、防災計画にもあることでし たので、まずそれを企画 いたしました。それを庁舎の中に作るべきか、あるいは外に 置くべ きかというのは当然議論になった のですが、今回は被災地が沿岸部に広くありまして、そこ を全部巡回すべきなのか、 それとも全部の場所に貼り付けるべきなのかという ことも 検討も しましたが、被災直後は職員がみな被災者対応 や避難所対応に出ていまして、それだけのマ ンパワーは今すぐには 用意できないということで、今すぐ に住民の方々の困っていることに 対応できるものは何かということで、がれきの処理 や市営住宅の入居受け付け、それから災 害ボランティアの依頼 や被災家屋の安全性の確認 などの項目に限定した形で窓口を設置 する ことになりました 。そして場所としては広い被災地から公共交通機関を使って来るであれば 中心市街地が適当であろうということ、 また、それなりの広いスペースを確保できる場所と いうことで、たまたま 、つい近日中にオープンしたはっちに 設定したということでございま す 。 そ の は っ ち に 設 営 す る の は 当 面 の こ と で あ り ま し て 、 実 際 に は 3 月 22 日 か ら 避 難 所 を 巡って、巡回相談を受け付けておりますし、またその他、被災者のための情報提供というこ とで、避難所には様々な情報提供のための貼り 紙等をしました。その後も生活再建に向けて の情報提供に努める などをしておりまして、是非ご理解していただきたいのは、非常に大規 模な災害であったので、すぐ に被災した全ての方々に均等に手を差し伸べることが時間的に 無理だったので、少し時間の余裕をいただいたという ように理解していただければ、私とし てはありがたいと存じます。 以上でございます。 ●委員 青森から来て、はっちにポンと開設して、事情も良く分からない中でセッティン グしたのではないかなと。一応 、行政相談員を5人を揃えたけれど、なぜここなんだという 、 そういう違和感みたいなのを強く強く感じ ました。市の方ではそういう考えの下にやられた というのは理解できました。 ●委員長 は い 。 そ う い う ご 意 見 と い う こ と で ご ざ い ま し た 。 28 番 と 29 番 の ご 意 見 に つ き ま し て は 、 28 番 は 次 回 の 3 - 5 の 子 育 て 支 援 の 充 実 、 そ れ か ら 29 番 は 5 - 2 の 防 災 体 制 の 整備、次回へ回したいと思います。よろしくご理解お願いいたします。本日非常にタイトな 中、ご協力ありがとうございました。 以上で終了いたしました。事務局からお願いいたしま す。 4.その他 ●事務局 は い 。 で は 事 務 局 か ら の 連 絡 で ご ざ い ま す が 、 次 回 の 第 3 回 市 民 委 員 会 は 、 10 月 27 日 木 曜 日 の 午 前 10 時 か ら 12 時 ま で 、 場 所 は 変 わ り ま し て 第 2 委 員 会 室 を 予 定 し て お り ます。よろしくお願いいたします。 ●委員長 すいません。 15分、スタートを遅らせられます ?10時15分で。 29 H23 年第 2 回市民委員会議事録 ●事務局 はい。分かりました。 ●委員長 すいません。 10時15分スタートでお願いいたします。 ●事務局 はい。開催日時が近づきましたら、再度事務局からご連絡いたします。その際、 事務局への出欠のご連絡をよろしくお願いいたします。以上でございます。 ●委員長 は い 。 今 、 ご 説 明 あ り ま し た 通 り に 、 次 回 は 10 月 27 日 に 、 「 3 . 健 康 ・ 福 祉 の まちづくり」、「 4.環境にやさしいまちづくり」、「 5.安全・安心なまちづくり」につ いて審議したいと思います。 よろしくお願いいたします。それでは司会の方へお返しします 。 5.閉 ●司 会 会 そ れ で は こ れ を も ち ま し て 、 平 成 23 年 度 第 2 回 八 戸 市 総 合 計 画 推 進 市 民 委 員 会 を終了させていただきます。本日は長時間に渡り 、どうもありがとうございました。 30