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レスキュー・虫ワーの開発について

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レスキュー・虫ワーの開発について
消防科学研究所報 10号(昭和48年)
レスキュー・虫ワーの開発について
也
文 七
-a 一
事
勝者山崩
写真2
ま
え
がき
年次高層f
とするとともに僧加
1m市におけるピルは
の傾向にあり
藤 本弁
加園長
1
その中で中高層ピルは!とル全数の
90%以上占めている.都心およびその周辺部の図地
マン γ ヨ ン形式の住宅ビルおよび一般ピルをみるに I
道路狭",、 地盤敏弱または建物周辺の障害物などの
I
ため I はしご車や空中作業事などが進入 または祭てレ
できないピルが半数以上あるといわれ。これらが消防
活動℃おける人命数助や警防出
家員の屋内進入などに 大
きな障害となっている.
そこで
これらのビんに対応できる消防機器の開発
に勿めた結果!従来のはし ζ 事等よりはるかに鮭最 小
型で容易に梁ていできることによって。人命数助およ
び屋内進入などができるレスキュー
タワ
の試作を
行なったので紹介する.
2
写葵 1
縫
要
このレスキュー
タワー は! 油庄で垂直に伸縮する
高所作業台 I 救助高さを自由に調節して連続消口こ数助
できるすへり台式数劫袋作莱台の上に架ていまたは
屋内から上階へ架て L でき る笠ちょう周はしごからな
り,これら を単体 または組合わせ ることによって。高
所からの人命救助および嘗防隊員の屋内進入を閣るも
の で 写 真 1 . 2のとおりである.
3
諸元
性
能
(I) 高所作業台
高所作業台ば台車油圧シリング昇降周はしご
および作業台からなり l 昇降周はしごは I 油圧ゾリンダ
の伸縮と連動する.作業合には
すへり台式数助袋
緩降機および窓枠などに架 ていする積り綾などが取付
け ら れ る も の で そ の主要 諸 元 性 能 は!表 lのとお
りである.
. .三研究室
(8
4)
表
1 高所作業台の主要路元・性能
震大地上高さ I 1
3,
0伽
1
I3,ooomml伸縮速度
収納高さ
収納巾
4
i
ml作 動 方 式 油 圧 式
(1) 高所作業台
6.5m/min
一台岡高
7本のシリンタを伸縮させる動力源である油圧は,
15SP1
3,600rpmのエン Jノンから Vベルトでオイノレ・
2
蜘
_
1 1.竺竺賢台許容荷
構造・作動機構
ポ γ プを回転して,オイノレをシリンダへ圧送ずるもの
3
峨∞
で,その油圧回路は図 lのとおりである。
2箇
図 由
E 回路
重
手
1
'1
)ンザ
(2) すべり台式救助袋
応急作動的l,7
すべり台式数助袋は.ブレーキ・カプセんを内蔵し
た垂直降下部とすべり台降下部からなり,救助する高
さおよび池上で、の保持位置を自由に調節して,人命を
安全かつ連続的に救助するもので,その主要諸元・性
能は,表 2のとおりである。
表 2 すべり台式救助袋の主要路元・性能
全
テトロ
γ 帆布
イロンベノレ
25mm
22kg
仏J
e
c
/1人
4s
(3) 登ちょう用はしご
登ちょう用はしごは,折たたみ式はしごと窓枠等 i
こ
固定するための架合からなっている。作業台上から架
子工、ソ 7・
J
u
l
.
.
7
ていできるだけでなく,架台を利用して室内から上階
への架てい,進入ができ,かつ脚立にも使用できるも
ので,その主要諸元・性能は,表 3のとおりである。
表 3 愛ちょう用はしごの主要諸元
a
L、
全
自,
OOOmm
縞
て
L、
長
3,
300mm
t
主
し
重
25kg
架
~-
」
、
A
口a
支持点荷重
A
ア
1
7見
童
主
05度)
I
200kg
ひいナ
I
L_~ I才
イ iν-'
1
'
/
ワ
ジャッキ装置
台車を安定させるジャッキは,台車の前後,左右に
4本あり,それぞれ独立式で手動によって水平伸長お
よび降下を行なって台車を安定させる。
材
〔
は
0
性能
て
申
{
才
イ1レ
.i
f
,
oン7
イ
し
f
申塔装置
油圧シリ
(85 )
γ
ダの伸長は,台車上の操作レパーを押
すことによって油圧田路が開き,オイル・タンク内の
取付け品は,表 4のとおちである。
E送することによって行な
オイルを油圧・ンリソダ内:こ 1
(1) すベ担台式数動袋
う
。
圏 2 すべり台主主教動観
なお,
ト寸るこ
が中立にもどるので,イ手意の位瞳で伸算事ψ 陣 1
とができる。
ウ縮塔装置
縮E
蓄は,前イの操作レパ日を手前に引くことによっ
てb 閉ざされた油庄由路を解除し,自重によって油圧
ジリソダ内のオイルをオイル・タゾクに還元すること
によって行なわれる。
なお司
命
が中立にもどるので,千干煮の位置で覇時を停止するこ
とカ1できる。
エ旋回装置
作業合の旋回は,作業台上の手動ハンドルを田転し
て行なうもので,陸自方向は手動ハンドルの田転方向
6
0度無理に碇閉でき,かつ控;昔、のと
と閉じであり. 3
ころで関定できる。
昇陣用はしご
昇降用はしごは,作業台の 2商に装備し
山
川
オ
7
縮式で油 i
Eシリンダと連動して作動することによっ
V
て,常に地上と作業台を結んでいる。
吋
カ ねじれ止め装置
リンダ l
れを前止するために 3
キ
m
油圧シザンダヵ:伸縮の罷界!Z:達したとされ自動的に
すべり台式数助農の構造は,国 2む と お ち で あ る
が,これに使用している材料は,次のとおりである。
停止させる。
l
イ
)
本体テトロン
作業台韓国間定装置
{たて 1
0
0
1
宅 /3佃
ヲl
彊り強度 l
l
ょこ 1
0
0
1
沼 /3佃
2
k
g
/
3佃
ひきさき強度 r~
ょこ 2
4
k
g
/
3唖
したとき,ノック・ピンを蓋し込み証
臼
:
t3産 i
誌上傾斜したときに,岩手色ラ
補強ベルト
ナイロ γ
引張り強度
ア
設定は
E
1
.
9
1
2
.
5
1
包/
25
佃
割
霊麗降下部をできる i
重り華麗になるよ
5
度〈設霊童高さの約 1
/
4の
うにし,すべり時下部は約 7
よ
になるような位龍で適当な取手を保持す
ク 取付け品
る。この時の保持者は
1人で十分である。
i,飛び込み
イ 時下 t
諜 4 取付け晶一覧
入り〈背中がすべり商になるような向き),降下する。
1
(3) 霊堂ちょう用 i
ましご
4
および 4のように使用するだけでなく,
ア
投光器
鰻え鯛
4
畳ちょう用はしごは,折ちたたみ式で,
ことによって,写真 5のように使用す
ることができる。
(8
6)
写真 3
イ
固定用架台
室内から上階へ架ていする場合,折りたたみはしご
を窓枠に国定するもので,腹壁を 4本のス F リユーね
じではさみつけるものである。また,はしごを架てい
した時,安全のため/"/クピンで固定するもので,写
真 8のとお与である。
写真 5
写真 4
5 実験結果
レスキュー・タワーの実用性を検討するため,性
能,強度および安定度などを実験した結果は次のとお
りである。
(1) 高所作業台
ア伸縮速度
オイル・ポソプの駆動 F
商工ソゾンの最大の出力は,
1
5PS1
3,600rpmであるので z 回転数をこの BO%とし
,OOOrpmに設定し,伸容
て約 3
縮塔を行なった結果
E
は.表 5のとおりである。
表5 伸縮時間
写真 5
ケ
話~友三@]
I
配)同封
伸塔 (
s
s I4
9
41
1 平均
明 94.7
縮写(叫│
備
考
│地上高さ伽のうち
さ10m
p
実伸縮長
一般的には,伸縮速度とエンジン回転は正比例の関
係にあり,作業台上の荷重の有無によっても速度は変
化するものであるが,許容荷重以内では大差なかった。
イ
荷量試験
図 3のように,全伸塔〈地上高 13m) した状態で作
業台の先端およびすべり台式数助袋の取付枠先端にそ
れぞれ W
l
. W2の偏荷重をかけたときのたわみ xを測
定した結果は,表 6のとおりで z これを図示するとグ
ラフ
(8
7)
1のようになる。
国3
関 4 事│強:担試験聾鍋
嚢 7 引彊争力とたわみ的関{系
諜
s 帯重量とたわみの関捧
7
7
1
4
8
2
0
1
2
5
2
1
7
6
2
3
0
3
1
2
1
1
5
1
4
3
義
1
7
1
2
5
1
7
6
2
3
1
グラフ i 重量車荷重とたわみの関部
グラ"72 引彊智力とたわみの関擁
200
l
!
I
I
l
a
a
'
a
g
aも
nヨ
醐B
a
a
s
l
i
r
a
s
‘
‘
K
AV
aJ
O
l
鋤
t
鈎
却時
1
Ss
朝
一一一品正面?時 X(
帝明〉
o
$0
ノ'
$0
100
- 一 一 咽 胴
長まヲJ
外l
m
m
>
M
ジャッキ箆用時は,引寵り力 4
0b:苫広おけるた
わみは, 4
5獲の場合は約 70mm,水平の場合は約 1
0
0
このグラフ 1から,作業台の許審荷重 2
0
0
すべり台
m m,と立り,引事りカヵ, 8
0
1
包になると 4
5
度の場合出
式救助袋取付枠に 1
5
0kgの霊麗開重が加わったときの
約 140mm,水平の場合は約 2
0
0mmと註り,引張りカ
3
5田 m程度と考えられる。
たわみが 1
とたわみとは正比例の関保になる。
端に集中したときでも,たわみは約 67m酷
ウ
p
仔) ジャッキ未使用時も,前Mと向捕の傾向にあ
引張り試験
開 4のように,全伸塔(地上高 13m) の状態で,作
フックを水平および 45度の角度で,引~り
るが,たわみ量はジャッキ捷用時よりも 20%程度多
い。この差は.
s
l張り倒における支持点が,
ジャッキ
力F
l
. F:2を加えたときのたわみ xは,蓑?のとおり
中心から約 6
0
0m m内{闘のタイヤに変わること,タイ
で
ヤ自体が引張り力の作用によって圧縮されるため,台
B
これを国示するとグラフ 2のようになる。
(8
8)
図 6 垂直降下部使用要領
車が引張り側に若干傾斜し,これが測定のたわみとな
って表らわれ
さらに曲げモーメントの増加作用など
b
のファクタが重なったものと忠、われる。
同本実験での最大たわみは,水平引張り力 1
0
0
1
0m mであるが,この程度では,目でみる
k
gの時の 3
限り転倒の危険性はなく安定した状態であった。
傾斜試験
コ
ニ
図 5のように,全{申溶〈地上高 13m) した状態で,
傾斜側のジャッキを使用しないで,反対側のジャッキ
を徐々に降下したときの変位 xを測定した結果を図示
するとグラフ 3のようになる。
図 5 傾斜試験要領
0・
13mの降下要領
図 7 降下高さ 1
、
、
、
也
、
一
グラフ 3 傾斜角度と変位の関係
s
時
、
史
ず
d
事
ヰ
角ま
F
後 1Z
o
.
a
:
均
一ーマ・・
必ゆ
600
(
1
1
1
m
)
8
1
ω
1
0
1
.
均
費 4
江
ト^-斗
したがって,作業台に偏荷重を加えたときは,この
変位に偏荷重によるたわみが加算されるものと思われ
る
。
(2) すべり台式救助袋
ア降下時間
図6
. 7
. 8のように,降下高さを 8m,lOm, 1
3
mおよび渡り板使用の 12.2mの 4種について,降下時
0
.1
1のとおりであ
間を測定した結果は,褒 8, 9, 1
ず
ベ
'
)
I
.
f
伺
る。また.これらの債をそれぞれ平均値で示すと,表
1
2のとおりである。
(8
9)
単位:s
e
c
事
費1
1 降下時間
盟8 1
5
重り範韓関の樺下聾舗
3
4
.
0
叢1
2 各陣下高さによる平鈎陣下時間
I
I
)
降下高さ (m) 保持泣盟 (m) 平均降下時間〈時c
0
.
5
2
.
5
3
.7
4
.
0
1
0
2
.
5
4
.
5
2
.5
()
(
4
.5
C)
(
3
.
5
3
.
8
4
.
8
4
.
4
1
3
3‘
。
5
.
0
6
.
0
()
(
5
.O
5
.O
({
j
4
.
3
4‘O
5
.
0
4
.
4
3
.
9
5‘
合
4
.
0
8
1
主主
以上の結果から,降下時間は降下高さによる時間的
な主主は無規できる翠度であり,権下高さに関採なく約
表 g 垂直揮下音官接関による降下時間
単 泣 ;s
e
c
4秒とみてよ L。
、
イ 地上における保持位置
した場合は
h
半i
圭2
.
5mの範
関内ではどの位置でもよく,全体主f捷用した場合は,
時下高さの約 1
/
2以内ではどの位置でも支離なかった。
く
成人男子 1人てや十分であった。
ヱ降下方向
表事
ることで,自由な方向に設定できる
(h=10m) 単位:s
e
c
障下時間
国吉
x=
4.5m
4
.
0
31
圃
4
.
5
B
‘
表1
0 時下時間
(h=13m)単位:s
e
c
x=3悶
37
4
.
4
4
-5
x=5m
4
.
3
3‘8
4
.
0
個
〈告。〉
表1
3 垂直荷量とたわみ
が,取付位鐙を一定にして,図 9のように保持位置を
左右9
0度まで変えてみたが,降下者には支障となるも
のはな〈安全であった。
わ み
五よご竺│たx (mm)
J
.
W =仇
オ降下姿勢
飛び込み口に入るときのむきを
E
図1
0の A, B, C
図1
0降下方向図
9
0
考 │ は し ご 全 長6
,0
伽
備
にくると仰が位になって降下して安全であった。
5
0
l
W=200ほ
の各方向で降下して結果ーどの場合でもすべり降下部
│残留たわみ
m
直荷量を加えたときのたわみおよび残留たわみを測定
3のとおりである。
した結果は,表 1
イ
2のように屋内から上階へ架ていして引張り
図1
玲のたわみおよび残留たわみは,表 1
4のと
力を加えた i
おりである。
2 引張り鼠験要領
図1
8
A
カ
降下者の恐怖感
高所では地上が見えると恐怖感、が増加するものであ
るが,すべり台式数助袋は,垂直降下部では全く外部
が見えないので,恐怖感は非常に少ない。
4 引張り力とたわみ
表1
キ安全性
どの強度は,前記のとおワ十分な強度を有しているの
で信頼性が高い。
(3) 登ちょう用はしご
ア
図1
1のように,全長 6 mの中央の支持点に,垂
阻1
1 荷量試験要領
x (mm)
引張り力 F
使用材料のテトロン帆布およびナイロン・ベルトな
2
0
kg
1
2
0
4
0
kg
3
1
0
│残留たわみ (mm)
し
な
7
この結果. 4
0はで残留たわみが 7 m m生じたが,こ
の程度では許容されるもので,運用上,問題ないと恩
われる。
6 強度計算
高所作業台について,各種応力,重心,転倒角度お
よび安定度などを計算ーによって求めると
E
次のとおり
である。
(1) 諸 元
諸元は,表 1に示すほか次のとおりである。
車軸距離
L4
5
0岨(ゾリンダ中心は前輪から 9
0
0
m
m
)
車間距離
1
.2
0
0阻
ジ ャ ッ キ 巾 横2
.
5
0
0皿
x(前1.250十後1.100)皿
最大荷重作業台先端に2
0
0は
(9
1)
すべり台式救助袋取付枠中心に 1
5
0
k
g
(3) 油圧シリンダ
(2) 使 用 材 料
鋼材
ア荷重
SS4
1 (一般構造用正延鋼材〉
最大許容応力
引張,圧縮,曲げ1.2
3
0
k
g
j
c
皿2
せん断
鋼管
次のように仮定して 2 計算を行なう。計算結果は,
表1
5のとおりである。
9
8
0
k
g
/価 2
(7)荷重には
静荷量係数1.1および動荷室係数
を乗じるものとする。
1
.2
STPG38(圧力配管用炭素鏑鋼管〉
付) 作業台の荷重は,シリンダN
o7(シリソダ No
STKM13A (機械情造用炭素鋼鋼管〉
9
0
k
gjc
m2
最大許容応力
引張,圧縮,曲げ1.2
は,下から1.
.0
3
0
k
g
/偲 2
せん断 1
2, 3
.
.
.
.
.・とする〉で受け, No6以下
は油圧にて受けるものとする。
5 各シリンダの受ける荷重
表1
s
7
シリンダ1'h
油 圧 ほ / 佃 2¥
8
.2X1
.2
=
1
0
¥
5
1
0
o
1
0
積載荷量 k
gI~~~X 1
.2= I
I
2
4
0
重
震 自 重 ほ │ 吟 X1
.1= ¥跡1.1=
X1
.1
一
1
1
3
1
1
5
4
1
1
5
4
垂
凶
¥
I
3
5
3
計
曲 げ そ ー メ ン │ 跡 09X
トkgm
1
1
.2
=162
(
吟
│
1
5
4
I
同
1
6
2
1
6
2
し 162
I
- I
1!?11z
l
i
;
:112
1
2
0
6
1
1
1
6
2
1
×
ここに. o
c
:座屈応力
曲げモーメントについては,作業台先端の荷
k
g
j
c
m2
k
g
0
0比XO.55mよりも,教助
重による荷げモーメント 2
W:荷 重
5
0
匂 xO
綱
吉 mの方が大きいの
袋による曲げモーメント 1
師同!A屈係数().に相当する値
を,クレーン等構造規格より
で,後者によって計算する。
求める〉
イ耐圧
6のとおりである。
る。計算の結果は,表 1
A 細長比
k :回転半径
f: シワンダ長さ
ことにの:接線方向引張応力均/佃2
C:端末条件係数
はJ
c
m2
c
m
p:内圧
r 半径
内厚
との場合の端末の条件は,一端固定,他端自由端な
である。
ので, C=0.25
C招
表1
6 各シリンダの Op
I7 I 6 1 5 I 4 I 3 I 2 1
1 ン 恥
価
P
i
山
7 各シリンダの Oc
表1
1
吋叩 0111的
個
c
m
c
m
c
m
f
.:座嵐長さ
OP=~
シ
C
1
I
12
A 圃断面積
シリンダを,内圧を受ける簿肉円筒として計算す
112.~13.~22.~30牛5 宮153.6172.8
I- 16
.0
16
.
7*
ω2
0
3
51.
1- 1
.
o5
1.
o6
1O
.8
1
0
.8
2
1 1
.0
沖抑制5時総173申20
偲い90 吋判叫側│州制
2 I-11711
吋判叫 1221
1
1
1
2
=
3
1
1
宮
│9
.
5
1 8
7
1 7
3
1 6
1
1 5
0
1 4
1
1 3
4
ウ座屈応力
l
叫 3*叫 1411.1
1
1.*儲1
次式で計算した結果は,表 1
7のとおりである。
同/偲 2/551191101 7
1
oc=一望竺A
A
Z
4
L
偲
5
1 4
1 4
エ偏荷重による曲げ応力
tkz-47
v
'C
8のとおりである。
次式で計算した結果は,表 1
〈鉛〉
:
:
:
:
:
:
:
与
X
Ob
ととに
Ob:
=
.
eの時
ft=OE1=-21
1
i
包/
r
:
:
m2
曲げ応力
y=0
l
氾c
m
M :曲げモーメント
Z:断面係数
個 3
x=oの時
曲げモーメントは,すべり台式救助袋取付枠中心
yは最大たわみ Ymuをとる。
,
Ymu=主主 v _1ρ12=V'!.~p!.~ 2
mU-ET~2
旬
2 E1
と1
5
0
1
包の荷量がかかる
〈シリンダ中心から 900mm)l
ものとして計算する。
ここに
表1
8 各シリンダの Ob
子瓦.
Z
r
:
:
m4
汁 2 11
6j
沼/個2
である。
鋼材の場合 , E=2.1XI0
17 16 15 14 1
判405
11 刊 40
9
81叫叫 8
は/偲 3 1
4
9
5
13
0 各シリンダの Ymu
表2
No. 17
f1 r
:
:
mJ
オ合成応力
σ:::::Op十 σc十 Ob
y"'U
表1
9 各シりンダの σ
I
吋叫刈 1判
五
2 1 1 1計
1
4
01
1
5
0
1
判
。
的 4中1中
司
刈叫 35
o
.0
3
1 o
.0
2
1 0
計算上の値:Ey....=l
.3
5は
,
1
I
皮パッキングの変形
等を考慮してないので,実際はこれよりかなり大きな
3 12 1
日比
I6 15 14 1 3
偲 l総i 部同Fioj2,叫問。1 4 • 865 1
I
次式で計算した結果は,表 1
9のとおりである。
17 16 15 I4
は/
c
盟2
E:ヤング率
I回断面 2次モーメント
r
:
:
m332.7140.*4.4
1
1
1
3
120112
ンリンダ No.
czzJ212
{直になる。
5
(4) すべり台式救助袋取付枠
安 全 率 同0
1σ 16.916.5111.0113.6119.5120.*4.5
4の条件から,次のとおりである。
図1
図1
4
カたわみ
ふれ止は,シリソダのたわみ防止に役立っている
0のとおり
が,とれは無視して計算する。結果は,表 2
3の条件から,
である。図 1
e
.
ンリンダ全長に M=W' 。
なる曲げモーメントがかかる。
3
図1
W"'ISOザ
融街替やI~
開
︺暗闇
ア
rM ,x十 Cl)dx=工土(
MI唱
¥
=1ー (
;
'
:
X2
+C1X十 C
2)
EI¥2'"
4,1
0
0 _ 4,1
0
0
一
=5.1
Ob
800
(5) 重 心
-l-=i
~:
l
)
EI _
.
.E
l (x十 C
dx J一一~dx
JElV " ,
/~.,
力数
安全率=
, M
応係
げ商
曲断
一(1
X1
.2
X1
= ¥ A5
J0
VA
A.
L.)
)A
A7
1 800kg/c
由2
1
目
告 1x2
M
rM
11・
b
W一 2 h z
L
一
,
を
還
dxZ-ET
ん
1jn4
(
J
2y _
c
LJ
一
一
I
Z
一
一
W""/SO勾
~l'"
~'}
各部重量生および重心高さ
5および表 2
1のと
各部;の重量および重心高さは,図 1
おりである。
(9
3)
関1
5
“
・
b
‘
“
、
、
時と宮
表2
1 各部 E
重量と霊童心高吉
イ
重量;培
高さ
m
重心高き
全伸塔で,
きを求める。
台車一部
エンジン
配菅
(40X1
.2
十7
5XO.9+133XO.2
Yo-ZWy
---"
'
.
BW
主主助袋
13.5+1
0
3x1
3
.
0
5
詰5
:
と2
0x
取付枠
十1
40X12.2十 140XI0+152X8.3+ 1
7
0
-54)=
0
.
8
)
6
3X
X6.36十 187X4.81+20告X322+2
‘
-0.022m
1
.4
5+881x乱 6
6十 248x乱 3
)
b
=4阻羽田
巧
I
︽HV
qL
m
AU
一
一ご
Q
1土qu
AHV
、J
W
ハ
υ一AU
×一日ム口
前一十場
ト
一A
町一門ノ幅
町一
PM
シリンダ中心より前方をプラス,後方をマイ
ナスとする。
FD 牛肉4 A U
伺前後方向
一一輩
。荷
X
ウ重心故置
061m
a 帯雷介しの場合
(9
4)
k
g
/r
r
i
'
q 速度圧
{イ)横方向
A:投影面積
左方向をプラス,右方向をマイナスとする。
d
m
h :I寄さ
a 荷重なしの場合
m/sec
風速
v
o-zwz
Z一一2
:W
LULAυ
し
lx
h
戸J
v
勺g
qd
十
AU
唱
'
A
X
油3
A
U
R
υ
、
戸
市
出 Aυ
υ
A法
1X
4
的
一
部
tiam曳
一
一
〆z
、
戸、
表2
3 転倒モーメント
日ミ二
1
A
'1 h
I
V
'h 1 q
1~fUl
21
ヨ
配管
4
9
一
一=
0.45-75x0.6-133x0
.
4
5
) 一一
2,4
9
3
651
1
.6
1 1
00
1
.
o6
1 .
o9
1
-0.020m
b 数助袋を使用する場合
5
.
6
i
_
:
"
.
v
一-49-150x
O.9
~~~. ,
,
--0.069m
c=
5
0
2
.
4
9
3十 1
救助袋が風圧を受けての転倒モーメントぽ,次のよ
(6) 転倒角度
うに仮定する。すなわち人で保持できる限界を図
1
6のとおりとすれば,この場合の転倒モーメントは,
重心位置が,支点の鉛直線上にきた時の傾斜角度を
2のとお
転倒角度とする。次式で計算した結果は,表 2
次のとおワである。
りである。
図1
6
,
B=tan-1二主主または
B=t祖 母 11
=
子Zo
10
ここに
10
B 転傾角度
t
:シリンダ中心から支点までの
距離
表2
2 転倒角度
荷
可7下;判。
重│方向│ジヤ y
判 。吋問'
0
01 0判
l
地 XO.9ml 横 1 •
10
.6
的
。
,
営
向 xO.55 1 後 1 • 10判。吋グ 10'
0
l
地 XO宮ml 後 │ 使 用 11判 O叫 25
0
'
0
150kgxO叫横 I . 11判 Oω *44
0
'
悶
kgxO何 │ 後 │ 未 使 用 10
? 原 石55 1後 I •
Im~ 吋
&し.
M =F.
c
o
s
6
0
0
k
gx13m=50xQ
.5x1
3
=325kgm
oω付
ウ
安定モーメントおよび安定度
安定モーメ
(7) 安定度
ア
γ
トおよび安定度は,表 2
4のとおりであ
る
。
偏荷重による転倒モーメント
表2
4 安
2
0
0
1
唱x
O.55m=1101
屯 m (作業台上荷重〉
150kgxO.9m=1351
包 m (教劫袋使用〉
イ 風圧による転倒モーメント
し 風 速 は 10m!
Sff.で計算した。
M=cq2
:Ah
互 竺n
l
i
P
Jl
主長野ヂーメ(切T
主主竺
空
20均 川
後;川2m
刊
l
印
20
似k
gxO.9 横
L1
8
1 1ω o
i
t
i
t
f
い
1ω o 1 4
.
5
3
-
L0
7
2 12
,
0
7
2
16
6
5
後
=
A
v,.r h
1
6
2
とこに
M:転倒モーメント
度
X
次式で計算した結果は,表 2
3のとおりである。ただ
q
定
7 考
kgm
(1) 高所作業台
c 風力係数
ア伸縮速度
(9
5)
察
側虫
白
14
.3
4
伸縮速度は,約 ι5m/secであるが) i
{
申塔は油庄に
てs シャツ
より捕塔は自重によるため,縮塔時はエンジン田転を
きである。
ますこ,水平号│彊ワカ 1
0
0)屯を,すべり台式数助袋使
低速にしても時間的な蓋はない。したがって,エンシ
5麓および75置の分
用の状態を考耳撃し水平に対して 4
ン回転は伸塔時のみ規定閤転数にすべきである。
なお,オイル・ポンプの性能は
E
全揚震 1
0培 j
a
n2で
n
J
:出量 1
3
0e
./minである。
イ
シリ
γ
7の Ft
.
力に計算すると,関 1
F
2の力は次のとおりで
ある。
夕、の酎底力
申塔長さによって異なるが,
{中塔時の作動油庄は. 1
4kg
1
6I
q
;J
c
m2.--8kgj冊
2 を示すので,シリンダの耐庄力計
1
=
露u
i
由庄 1
0
k
g
/
c
m2とみても各シリン
算
{
ま
, (
2=
3
) イのとおワ a 約 6語以上となる。
は,前 5の(
官
、
力
ウ 量産荷重による曲げF
1
7
5埼
本実験比すべり
g
計算上では前 5の(
3
)の オ の と お り
g
荷重
1
5
0
k
gのときの安全車は,各シリンダとも 6.5以上とな
1
5
0
k
gと比較すると. 2館以上のカを加えすこと間帯広
なり,実用上のたわみはジャッキ来世用で. 1
0
0I
沼の
の力のたわみ 310mmの半分ということができる。
カ転倒角麗
る
。
エ
Q
したがってーすベり
ニ躍りでは問題記かっ
まで荷量を加えたが‘自で見 T
た。また
Fτ一=3861
沼
c
o
s
7
S
(地上高 13m) し 作 業 台 に 荷 量
華麗荷重によるたわみ
'
i,実験の謂霊能霞より)300mm
計第上の荷重位置 i
内側にあるため正椛な比較にならないが. 1
5
0k
gの荷
重に対するたわみが,
グヲフ 1のとおり
2
0
0
k
gを乗せたときの重心高さは,前 5の(
5
)の イ の と
.
5m である。したがって多この点がジャッ
おり,約 4
キまたはタイヤ(ジャッキ来使用時〉の中心から,は
m,計算では前 5の(
3
)の力に示す 1
3
.
51'01'0である。こ
6
)による
み出したときに転倒するものである。前 5の(
れは 7本の各シリンダのパッキングおよびクリアラソ
とジャッキ未使用で 8度理慶
スなどを無規した計算に対し実験ではこの膨響が多
分である。したがって,実験した 4度の額斜では安全
分にあったものと恵われる。また理論的には,荷重位
であると判断される。また計算による転倒角震は,パ
h
ジャッキ捷用で 1
2虚 5
0
霞を一定にすると,再重とたわみの関保は車韓的に変
ッキング左どの最多轄を考醸していないので,実膿の転
化するものであるが,実験ではグラフ 1のとおり曲鰻
倒角度は,計算髄より小さ L、 角 症 に な る と 考 え ら れ
になっていることからも,パッキンク'などの彰響があ
る
。
ることが考えられる。しかし実用上,この謹度のたわ
みでは支障ないものと考えられる。
オ
引張、り力によるたわみ
b
前 5の(
7
)のウのとおり
(2) すべり古式救助襲
しかも引譲り力が大きくなるにつれ,ジヤ
している。
ツ
B
.
9倍以上である。
前後,左右とも 3
引張り力に対するたわみは,ジャッキの有無によっ
て異なり
また,転聞に対する安定度は,安定モーメントを転
倒モーメントで除したもので
したがっ
ア
降下時間は,降下高さに関冊、なく i人 約 4秒で
ある。また
E
大人 e 子供の降下時間の叢は認められな
かった。
関1
7
イ 地上での保持者は,成人男子 l人 で 十 分 で あ
らすべり臨
る。これは降下者の重量が,
f
'.
:'0品 K事
下部の約半分まで陣下するまでは,探持者は措とんど
力を要せず多地上近くなると a
t
こ対するすべり
るためと思われ
る
。
ウ 地上での保持位罷は,一点でなく
選んで支瞬ない。
よ
J
:
.
ら
9
頼できると考えられる。
(9
6)
(3) 霊ちょう用はしご
はしご,脚立および屋内から上階への架ていの 3種
国定積載しない場合は,現場までの愉送を車載方式に
するか,
トレーラ方式にするか。さらに現場での小移
に使い分けができ,実験によってもその安全性が認め
動を自走にするか,入力えい行にするか。
られたb
(
2
) すべり会式数敏袋の風圧に対する改善。
8 あ と カt き
レスキュー・タワーは,消防活動の盲点となってい
る中,高層ピ、ノレに使用するため,研究.開発したもの
~(3)
登ちょう F替はしどの軽量化と機嫌の改善。
今後はこれらの点を研究するため,広く皆憾のご意
見を求めたいと考えていますので,よろしくお願い L、
たします。
最後に本試作にあたり,装備部,警紡部および全国
であり,試作実験の結果,その実用性が確認された。
しかし,実用化にともなう運用蘭を考えるに e 次の点
消防脇会のご協力を頂きましたことを,深くお礼申し
をさらに検討する必要がある。
上げます。
(
1
) 高所作業台を自動車に回定積書えするか, どうか。
(97)
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