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リムルス F シリーズ

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リムルス F シリーズ
本 社 〒540-8605 大阪市中央区道修町三丁目1番2 号
TEL:06-6203-2759(機器システム部)
東 京 本 店 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町二丁目4 番1号
TEL:03-3270-8124(機器システム部)
北海道営業所 TEL:011-271-0285
筑 波 営 業 所 TEL:029-858-2278
東 海 営 業 所 TEL:052-772-0788
九 州 営 業 所 TEL:092-622-1005
東 北 営 業 所 TEL:022-222-3072
藤 沢 営 業 所 TEL:0466-29-0351
中 国 営 業 所 TEL:082-285-6381
URL: www.wako-chem.co.jp/me/ お問い合わせ先:www.wako-chem.net/bms
Web からの機器簡単見積・デモ依頼:www.wako-chem.net/estimate/index.php
14201 機 05T
2014 年 2 月改訂
CONTENTS
エンドトキシン試験 基本の「き」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 〜7
エンドトキシン測定用試薬
・比濁法・ゲル化法
リムルス ES-IIシリーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 〜 9
PYROSTAR™ ES-Fシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 〜11
PYROSTAR™ ES-F/Plate・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12〜13
リムルス ES-Ⅲ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 〜15
リムルス PS シングルテスト ワコー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 〜17
リムルス Jシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
リムルス Fシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
・比色法
リムルス カラー KY シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
Endochrome-K TM・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
エンドトキシン試験関連試薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
乾熱滅菌バリデーション用試薬 「エンドトキシンインジケーター」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
SLP 試薬セット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23〜25
LPS(リポポリサッカリド)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
エンドトキシン検出用抽出液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
エンドトキシン除去フィルター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
「アクロディスクシリンジフィルター」
「ムスタング Eアクロディスク」
選択的エンドトキシン除去用クロマトグラフィー充填剤「セルファインRETクリーン」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
エンドトキシン試験関連器材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
「バイオクリーンチップ ワコーRシリーズ」
エンドトキシン試験機材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
「サーモステーションTS-37S/24」
「VIAL TUBE MIXER VTM-252/VIAL ADAPTER SASAETE30」
エンドトキシン測定システム「トキシノメーター®ET-6000」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32〜33
マイクロプレートリーダー法エンドトキシン測定システム「MPRエンドトキシン測定システム」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
簡易型エンドトキシン測 定システム「Endosafe®-PTS TM」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
バリデーション・サポート・サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
注)本カタログに収載の製品は試験研究用試薬・機器です。疾病の診断にはご使用になれません。
リムルス関連試薬、機材・消耗品価格表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
1
ライセート試薬選択のフローチャート
■試験管法
エンドトキシン特異的試薬
比濁法、ゲル化法
日本薬局方
シングルテスト(CSE 付)
リムルス ES-II シングルテスト:295-51301(表示感度 0.015 EU/mL) P.8
マルチテスト(CSE 付)
リムルス ES-II テスト:299-51201(表示感度 0.015 EU/mL) P.8
マルチテスト(CSE なし)
マルチテスト(CSE なし)
シングルテスト(CSE なし)
FDA 対応
比色法
エンドトキシン非特異的試薬
ゲル化法専用
日本薬局方
日本薬局方
P.8
カブトガニ血球抽出物 ES-II:292-51213(表示感度 0.015 EU/mL)
カブトガニ血球抽出物 ES-III :295-51801※1(表示感度 0.03EU/mL)P.14
リムルス PS シングルテスト:299-54501※2
P.16
シングルテスト(CSE 付)
PYROSTAR ES-F シングルテスト:295-72301( 表示感度 0.015EU/mL)P.10
マルチテスト(CSE 付)
PYROSTAR ES-F マルチテスト:293-72101(表示感度 0.015EU/mL)P.10
マルチテスト(CSE なし)
PYROSTAR ES-F マルチテスト
:299-72201(表示感度 0.015EU/mL) P.10
シングルテスト(CSE 付)
リムルスカラー KY シングルテスト:291-53601
P.20
マルチテスト(CSE 付)
リムルスカラー KY テスト:291-53101
P.20
シングルテスト(CSE 付)
リムルス J シングルテスト:290-22041(表示感度 0.25 EU/mL) P.18
リムルス HS ー J シングルテスト:292-22241(表示感度 0.03 EU/mL) P.18
FDA 対応
シングルテスト(CSE 付)
リムルス F シングルテスト:297-52601(表示感度 0.25 EU/mL) P.19
リムルス HS ー F シングルテスト:299-52801(表示感度 0.03 EU/mL) P.19
比濁法、ゲル化法
日本薬局方
シングルテスト(CSE 付)
マルチテスト(CSE 付)
マルチテスト(CSE なし)
リムルス HS ー T シングルテスト:299-53401(表示感度 0.015 EU/mL) P.18
リムルス J テスト:290-21941(表示感度 0.25 EU/mL)
P.18
リムルス HS-J テスト:296-22141(表示感度 0.03 EU/mL)
P.18
カブトガニ血球抽出物 J:298-22341(表示感度 0.25 EU/mL) P.18
カブトガニ血球抽出物 HS-J:294-22441(表示感度 0.03 EU/mL) P.18
FDA 対応
マルチテスト(CSE 付)
マルチテスト(CSE なし)
リムルス HS-F テスト:293-52701(表示感度 0.03 EU/mL)
P.19
カブトガニ血球抽出物 F:298-52511(表示感度 0.25 EU/mL) P.19
カブトガニ血球抽出物 HS-F:290-52711(表示感度 0.03 EU/mL)P.19
比色法
FDA 対応
マルチテスト(CSE 付)
Endochrome-K™ 256 test kit:519-87321
P.21
マルチテスト(CSE なし)
Endochrome-K™ 320 tests:513-87341
P.21
Endochrome-K™ 3200 tests:516-87331
P.21
※1: 生物学的製剤に適した試薬
※2: 水に不溶なサンプルに適した試薬
■プレート法
エンドトキシン特異的試薬
エンドトキシン非特異的試薬
比濁法
FDA 対応
マルチテスト(CSE 付)
PYROSTAR ES-F/Plate:545-10031
P.12
比色法
日本薬局方
マルチテスト(CSE 付)
リムルスカラー KY テスト:291-53101
P.20
比色法
FDA 対応
マルチテスト(CSE 付)
Endochrome-K™ 256 test kit:519-87321
P.21
マルチテスト(CSE なし)
Endochrome-K™ 320 tests:513-87341
P.21
Endochrome-K™ 3200 tests:516-87331
P.21
マルチテスト :ライセート試薬をエンドトキシン試験用水で溶解し、反応用試験管またはプレートに必要量分注し使用するタイプ
シングルテスト:1回の測定分のライセート試薬が反応用試験にあらかじめ分注されているタイプ
2
3
エンドトキシン試験 基本の「き」
1.エンドトキシンとは
通常のライセート試薬は、Factor G を介した反応経路が存在するため、エンドトキシンに加えて(1→3)-
エンドトキシンとは、グラム陰性菌の細胞壁に存在しているリポ多糖(LPS)のことです。代表的な発熱性
物質であり、pg(10-12g)やng(10-9g)という微量でも血中に入ると様々な生体反応を引き起こします。
耐熱性であり、オートクレーブ処理程度では失活しません。完全に失活させるには 250℃以上で30 分以上
の乾熱滅菌が必要です。グラム陰性菌が生息する環境中のあらゆる場所(水、空気)に存在し、菌が死んで
もLPS は残ります。
図1に構造の模式図を示します。リピドA 部分が生物活性を担う本体であり、この部分の分子量は約2千
です。糖鎖部分を含んだ全体は通常分子量 5 千から8 千程度です。ただし、LPS は親水性部分(糖鎖)と
疎水性部分(リピドA)を持つ分子であるため、水溶液中で会合し、見かけの分子量が数十万〜数百万の
ミセル構造をとります。
ミセル構造が変化すると生物活性の強弱も変化することが報告されています。
図 2に大腸菌型とサルモネラ型のLipid Aの構造を示します。Lipid Aの基本構造は菌株が異なっても
共通している部分が多くみられます。
β-D-グルカン(真菌の細胞壁構成成分)にも反応します。Factor G を除くか作用をブロックすることで、
エンドトキシン特異的な試薬を調製する技術が開発されています。
図 3 の反応機構を利用した種々のライセート試薬や測定システムが市販されています。エンドトキシンを
測定する際には、必要な精度、試験の頻度や検体数などを考慮して適切なものを選びます。
日米欧の薬局方やFDA ガイドラインには、エンドトキシン試験法として、ゲル化法、比色法、比濁法の3つ
の方法が記載されています。以下、それぞれの方法について解説し、対応する弊社のライセート試薬の特徴、
使用例について述べます。
(1)ゲル化法
試験管中でライセート試薬と検体を混合し、37±1℃で 60±2 分間、振動を与えないようにブロックヒー
ターなどで加温します。加温終了後ただちに試験管をゆっくりと180°転倒し、変形したり崩れたりしない
ゲルが生じていれば陽性、生じていなければ陰性と判定します。検体を等倍希釈(通常 2倍段階希釈)する
ことにより、どの希釈倍数まで陽性判定されるかを調べます。陽性判定された最も大きい希釈倍数(あるい
は最小濃度)をエンドポイントと呼びます。
図2 Lipid
Aの構造
(大腸菌型とサルモネラ型)
図1 リポ多糖の構造模式図
陽性
(+)
陰性
(−)
対応試薬:
J、Fシリーズ
2.エンドトキシン試験の種類と種々のライセート試薬
エンドトキシン試験には、カブトガニの血球抽出物から作られるライセート試薬を用います。ライセート
試薬の反応を図3に示します。
最初に、エンドトキシンにより、セリンプロテアーゼ前駆体であるFactor Cが
活性型に変換されます。
同じくセリンプロテアーゼ前駆体であるFactor B、Proclotting enzyme が、順次
活性化を受け、最終的にCoagulogen が水解されてCoagulinとなり、不溶性のゲルを形成します。エンド
トキシン試験では、本カスケード反応によるゲル化、比濁増加、もしくは合成基質の切断による黄色発色を
測定することにより、エンドトキシンを定量します。
反応します。0.03 EU/mLと0.25 EU/mL の2 種類のゲル化感度の商品があり、管理したいエンドトキシン
濃度によってどちらかを選択します。
また、1回の測定分の試薬が反応用バイアルにあらかじめ分注されているシングルタイプと、溶解して
から反応用試験管に必要量小分けして使用するマルチタイプの2 種類があります。測定検体数が少ない
時はシングルタイプ、多い時はマルチタイプの使用をおすすめします。
マルチタイプでは、反応用試験管に0.1 mL の溶解したライセート試薬を小分けし、続いて0.1 mL の検体
Endotoxin(LPS)
Factor C
Jは日局対応試験が、FはFDA対応試験が行えるライセート試薬です。
両者ともに(1→3)-β-D-グルカンにも
を加えて混合します。シングルタイプでは、凍結乾燥されたライセート試薬が入った反応用バイアルに
(1 → 3)-β-D-Glucan
Factor C
0.2 mL の検体を加えて混合します。
HS-Tシングル
Factor B
Factor B
Factor G
Factor G
日局対応試験が行えるシングルタイプのライセート試薬です。ゲル化感度は 0.015 EU/mL となります。
(1→3)-β-D-グルカンにも反応します。
Proclotting enzyme
Clotting enzyme
ES-IIシリーズ
日局対応試験が行える、エンドトキシン特異的な((1→3)-β-D-グルカンには反応しない)ライセート試薬
Coagulogen
または Peptidyl-pNA
合成基質
図 3 ライセート試薬の反応機構
4
Coagulin ( ゲル化、濁度増加 )
Peptide + pNA(黄色発色)
内の各因子は活性型を示す
です。ゲル化感度は0.015 EU/mL となります。こちらもシングルタイプとマルチタイプがあります。
ES-Fシリーズ
ES-Ⅱシリーズと同じ組成 / 製法の試薬ですが、FDA 認証を取得しているので、FDA 対応試験が行えます。
エンドトキシン特異的なライセート試薬です。ゲル化感度は 0.015 EU/mLとなります。シングルタイプと
マルチタイプがあります。
5
(2)比色法
エンドトキシンによるライセート試薬の活性化を発色合成基質が切断されることで検出する方法です。
P- ニトロアニリンの黄色発色を405 nm 付近の吸光度変化で測定するため、検体が 405 nm 付近に大きな
吸収を持つと適用できません。
対応試薬:
カラー KYシリーズ
日局対応試験が行えるエンドトキシン特異的な比色法用の試薬です。
トキシノメーター ®(BL2タイプ)
と組み合わせてカイネティック-比色法が行えるシングルタイプと、トキシノ
4.エンドトキシン標準品について
行おうとする試験目的にあったエンドトキシン標準品をご使用下さい。
• 医薬品の最終製品検査など、薬局方に準拠する試験を行う。
→必ず薬局方エンドトキシン標準品をご使用下さい。
• 原料検査、工程検査などを行う。米国で販売する薬剤(FDA 規制)の最終試験を行う。
→ Control Standard Endotoxin(CSE)の使用が可能です。
5.試料の影響
エンドトキシン試験を実施する際には、試料が試験におよぼす影響(反応干渉因子)に注意が必要です。
メーター ® に加えてマイクロプレートリーダーによるカイネティック-比色法測定にも適用できるマルチタイプ
反応干渉因子は2種類に大別されます。
があります。また、弊社の試薬の中では最も低濃度まで測定できる(高感度)という特長があります(検出
❶ライセート試薬に影響するもの
限界が、
シングルタイプでは0.0002EU/mL、
マルチタイプでは0.0005EU/mL)
。
Endochrome-K
米国 CHARLES RIVER 社製で FDA 対応試験が行え、(1-3)-β-D-グルカンにも反応する比色法試薬です。
マイクロプレートリーダーもしくはトキシノメーター ® によるカイネティック-比色法測定で使用できます。
(3)比濁法
エンドトキシンによるライセート試薬の活性化を、ゲル化に伴う濁度変化で検出する方法です。
濁りが大きい検体には適用できません。
・蛋白変成作用のあるもの(酸、アルカリ、尿素、界面活性剤、有機溶剤)
・プロテアーゼ、プロテアーゼ阻害剤
・キレート剤(反応に必要な Ca やMg が捕捉される)
・比色法の場合、着色物質(405 nm 付近に大きな吸収を持つ物質)
・比濁法の場合、濁り
❷エンドトキシンに影響するもの
・金属イオン(Fe、Al、Ga、Crイオン等。μM 程度でも影響あり)
・界面活性剤
J、Fシリーズ、ES-Ⅱ、ES-Fシリーズ、HS-Tシングル
試料の影響の有無は、既知量のエンドトキシンを添加した検体を測定し、添加したエンドトキシン量の
ゲル化法で紹介した J、FシリーズのマルチタイプやES-Ⅱ、ES-Fシリーズ、HS-Tシングルとトキシノメー
回収率を求める試験によって判断します。局方では反応干渉因子試験と呼ばれている試験です。添加した
ター ®を組み合わせることにより、カイネティック-比濁法による測定ができます。
エンドトキシンの回収率が50 〜200% の範囲であれば試料は測定に影響せず、その試料濃度で測定した
これらの試薬では、測定時間を 60 分とすることで、カイネティック- 比濁法のデータを採取しながら、
ゲル化法の判定も行うことができます。
ES-F/Plate
FDA 対応試験が行えるエンドトキシン特異的な比濁法用の試薬です。
マイクロプレートリーダーによるカ
イネティック-比濁法測定で使用できます。
3.使用器具について
エンドトキシンの濃度は正しいということになります。
試料の影響が見られた場合、試料を希釈して測定すると
影響を軽減することができます。ただし、試料を希釈すると、原液換算(希釈する前の液)で検出できる
エンドトキシンの濃度が高くなってしまいます。希釈可能な倍数(最大有効希釈倍数)は、検出したい
エンドトキシン濃度と用いるライセート試薬の検出感度によって決まります(反応干渉因子試験や最大有効
希釈倍数の詳細は、日本薬局方のエンドトキシン試験法を参照して下さい)。
6.参考資料(もっとよく知るために)
エンドトキシン試験を行う際に使用する器具はエンドトキシン、β-グルカンフリーのものを使用しなけれ
・エンドトキシン試験の実施方法
ばなりません。250℃以上で30 分以上の乾熱がエンドトキシン不活化には必要ですので、通常は乾熱滅菌
❶第16 改正日本薬局方 4.01 エンドトキシン試験法(2011)
したガラス器具を使用します。微量に溶出する金属イオン(Fe、Al、Ga、Cr 等)が試験に影響するので、
金属製器具の使用は避けて下さい。使い捨てのプラスチック器具等は、メーカーによる保証のあるものを
除いて、❶エンドトキシンの汚染がない、❷エンドトキシンが吸着しない、❸試験結果に影響する溶出物が
ないことを、ガラス製器具と比較・確認してからご使用下さい。
(http://jpdb.nihs.go.jp/jp16)
第16 改正日本薬局方追補 エンドトキシン試験法
(http://jpdb.nihs.go.jp/jp16supp1)
・エンドトキシンの構造や作用機構など全般
❷棚元憲一『エンドトキシンと医薬品の品質管理』
Bull. Natl. Inst. Health Sci., 126, 19-33(2008)
(http://www.nihs.go.jp/library/eikenhoukoku/2008/019-033.pdf)
❸レギュラトリーサイエンス財団 HP 技術情報 (http://www.pmrj.jp/hyojun/html/frm071.php)
6
7
エンドトキシン測定用試薬
リムルス ES- II シリーズ
ゲル化法
エンドトキシン特異的
日本薬局方
■ トシキノメーターによる比濁法の実験例
100.00
100.0
90.00
80.00
Tg(min.)
●検体中の
(1→3)
-β-D-グルカンの影響を受けることなく、高感度でエンドトキシンの特異的な検出が可能。
●日本薬局方収載「エンドトキシン試験法 」に適合したキットおよび試薬。
●ライセート試薬には和光で検定した日本薬局方標準エンドトキシン(JP-RSE)によるゲル化感度が力価
(EU/mL)として表示。
●強固なゲルが形成されるよう工夫されているため、ゲル化判定が極めて容易。
●トキシノメーター ® による高感度分析が可能。
●測定試料の pH の影響を受けにくいため、安定したエンドトキシン測定が可能。
●水および各種の薬剤に使用可能。動物血液中、ウシ乳汁中のエンドトキシン測定に最適。
リムルス関連試薬
■ 特長
透過光量比(%)
比濁法
70.00
50.0
60.00
50.00
40.00
0.0
シングルテスト
コード No.
品名
295-51301 リムルス ES-II シングルテストワコー
ラベル表示ゲル化感度(EU/mL)
内容量
0.015
25 回用
25.0
(リムルス ES-II シングル 1 検体 0.2mL 用 ×25 バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン
(CSE)
1 バイアル)
75.0
100.0 125.0 150.0 175.0 200.0
時間(分)
0.0010
0.0100
濃度値(EU/mL)
タイムコースデータ
希望納入価格(円)
33,000
50.0
0.1000
検量線データ
リムルス ES
(エンドトキシン特異的反応試薬)
の原理
ライセート試薬とエンドトキシンの反応カスケード機構は図 1
エンドトキシン
マルチテスト
299-51201
ファクタ ー C
リムルス ES-II テストワコー
0.015
60 回用
活性化
ファクタ ー C
35,000
ファクタ ー B
(リムルス ES-II 試薬 2mL 用 ×3 バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン
(CSE)
1 バイアル)
に示すとおりです。反応系に(1→ 3)-β-D- グルカン * が存在する
(1→3)-β-D -グルカン
活性化
ファクタ ー G
とファクター G を活性化し、エンドトキシンがなくてもゲル化する、
ファクタ ーG
いわゆる疑陽性反応が起こります。このままではエンドトキシンに
特異的とは言えません。当社が開発したリムルス ES は反応系に
活性化
ファクタ ー B
大過剰の(1→3)-β-D- グルカン(カルボキシメチル化カードラン)
を共存させることにより、β- グルカン自身によるライセート試薬の
活性化を阻害し 、エンドトキシンを特異的に検出する方法です。
凝固酵素
凝固酵素前駆体
なぜ大 過 剰のβ- グルカンがそれ自身の反応を阻害するかに
コアギュローゲン
マルチ単品
292-51213
カブトガニ血球抽出物 ES-II 凍結乾燥品
0.015
100 回用
コアギュリン
ついては、図 2 に示すとおりβ- グルカンとライセート試薬の反応
領域が狭い範囲であることによります。しかしながら 、エンドトキ
55,000
ゲル形成
図 1 リムルステストの反応カスケード
(リムルス ES-II 試薬 2mL 用 ×5 本)
シンとリムルスの反応は低濃度から高濃度までの広い領域で反応
し、大過剰のβ- グルカンの共存でも阻害されないことがリムルス
ES に応用されています。
(図 3)
50
10
5
-8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1
CM-カードラン[ log(mg/mL)]
図 2 CM-カードランとLAL の反応性
トキシノメーター ® の測定時間を 99 分に設定し、
リムルス HS を用いて測定した
○:99 分以内にゲル化判定されなかったもの
●:ゲル化判定されたもの
8
ゲル化時間(min )
ロットごとに日本薬局方標準エンドトキシンで検定した参考値(EU/Vial)が記載されています。
A
50
ゲル化時間(min )
シンの凍結乾燥品で1バイアル中に 500ng のエンドトキシンと添加剤マンニトールとグリシンを含有し、
*(
:1→3)-β-D-グルカンはカビ(真菌)
やセルロース系のろ過膜から由来します。
100
ゲル化時間(min )
上記の CSE(コントロールスタンダードエンドトキシン)はE.coli UKT-B の菌体から精製したエンドトキ
10
5
0.001
0.01
0.1
1
10
エンドトキシン[EU/mL]
B
50
10
5
0.001
0.01 0.1
1
10
エンドトキシン
[EU/mL]
図 3 リムルス HS およびリムルス ES を用いたエンドトキシン測定に及ぼす
CM-カードランの影響
A :リムルス HS を使用 、B:リムルス ES を使用
測定はトキシノメーター ® を用いて、測定時間 99 分で行った
○:エンドトキシン希釈系列
▲:1mg/mL の CM-カードランを含むエンドトキシン希釈系列
9
エンドトキシン測定用試薬
PYROSTAR ™ ES-F シリーズ
比濁法
ゲル化法
エンドトキシン特異的
FDA 承認
■ 検量線情報
●検体中の
(1→3)
-β-D-グルカンの影響を受けることなく、高感度でエンドトキシンの特異的な検出が可能。
●米国輸出品目の最終製品試験に適用可能なキットおよび試薬。
回 帰 式 : log(Tg) = -0.289200 log(C) +1.13012
相関係数 : -0.9984
範囲
: 14.07-103.73min.(0.001-1 EU/ml, m=0.031623)
●ライセート試薬はFDAより製造承認。
(U.S. License No.1762)
●本品はロットごとにUSP 標準エンドトキシン(USP-RSE)によるゲル化感度検定力価(EU/mL)が表示。
●強固なゲルが形成されるよう工夫されているため、ゲル化判定が極めて容易。
単位
: EU/mL
濃度値(EU/mL)
100.0
0.001000
●トキシノメーター ®による比濁法では1 ~ 0.001EU/mLまで広範囲・高感度に検出可能。
●測定試料の pH の影響を受けにくいため、安定したエンドトキシン測定が可能。
50.0
コード No.
品名
表示感度(EU/mL)
内容量
希望納入価格(円)
295-72301
Limulus Amebocyte Lysate
PYROSTARTM ES-F SINGLE TEST
0.015
25 回用
39,000
Tg (min.)
シングルテスト
0.1000
1.000
0.0010
(PYROSTARTM ES-F 試薬1検体 0.2mL 用×25バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE)1バイアル)
0.01000
0.0100
0.1000
1.0000
Tg ( min.)
リムルス関連試薬
■ 特長
103.8
103.8
103.6
49.2
49.0
48.8
25.2
25.2
25.2
14.0
14.0
14.2
濃度値(EU/mL)
マルチテスト
293-72101
Limulus Amebocyte Lysate
PYROSTARTM ES-F MULTI TEST
0.015
150 回用
90,000
■ 比濁法における添加エンドトキシンの回収率
(PYROSTARTM ES-F 試薬 5.2mL 用×3バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE)1バイアル)
マルチ単品
299-72201
Limulus Amebocyte Lysate
PYROSTARTM ES-F MULTI TEST
0.015
250 回用
140,000
(PYROSTARTM ES-F 試薬 5.2mL 用×5バイアル)
10
11
エンドトキシン測定用試薬
PYROSTAR ™ ES-F/Plate
比濁法
エンドトキシン特異的
FDA 承認
■ 検量線情報
吸光プレートリーダーを用いることにより、簡単に短時間で多検体の同時測定が可能です。
定量範囲は10 〜 0.01EU/mLと幅広く、水の試験はもちろん希釈が必要な各種薬剤の試験にも適用できます。
回帰式
相関係数 : 0.9955
: 7.66 ー 43.60 min. ( 0.01ー10 EU/mL , m=0.31623 )
範囲
単位
■ 特長
●米国食品医薬品局(FDA)の認可を取得(U.S. License No.1762)。
35.0
30.0
25.0
Ta(min.)
品名
検量範囲(EU/mL) 内容量
希望納入価格
(円)
545-10031
Limulus Amebocyte Lysate
PYROSTARTM ES-F/Plate
0.01-10 EU/mL
56,000
160 回用
: EU/mL
45.0
40.0
●米国輸出品目における最終製品試験にも適用可能。
●検体中の(1→3)-β-D-グルカンの影響を受けず、エンドトキシンを特異的な検出が可能。
●1well当たりサンプル量 50ulで測定できるため、貴重なサンプルでも少量で測定可能。
コード No.
: log(Ta)= 0.250983 log (C) +1.10963
リムルス関連試薬
PYROSTARTM ES-F/Plate は 96ウェルマイクロプレート専用の比濁法ライセート試薬です。
20.0
15.0
10.0
(PYROSTARTM ES-F/Plate 試薬 2.0ml×4 バイアル(160 回用)、Control Standard Endotoxin(CSE)1バイアル)
0.0100
0.1000
1.0000
濃度値(EU/mL)
10.0000
■ 比濁法における添加エンドトキシンの回収率
94
81
105
106
96
87
127
90
96
89
87
103
65
85
12
13
リムルス ES- Ⅲ
比濁法
ゲル化法
エンドトキシン特異的
日本薬局方
生物学的製剤基準
■ 特長
■ 専用ソフトウェアの設定画面
●生物学的製剤、特にアルブミン製剤やアルブミンを含有した製剤に最適な試薬。
専用ソフトウェア「トキシマスター® QC7」または「トキシマスター® QC7 ER/ES」では、生物学的製剤基準のエンドトキシン
●アルブミン含有量 6%から測定可能。
試験法に記載された平行線定量法によるデータ処理機能をサポートし、HSAやインターフェロンのほか、様々な生物学的
●生物学的製剤基準の「エンドトキシン試験法」で要求される「平行線定量法」に適用可能な試薬。
製剤のエンドトキシン試験に利用できるように設計されています。分散分析の結果と製剤内在エンドトキシンの定量値
●日本薬局方収載「エンドトキシン試験法」に適合したキットおよび試薬。
および生データを、画面およびプリンタに出力できます。
●日本薬局方のエンドトキシン標準品(JP-RSE)で検定したゲル化感度(EU/mL)をラベル表示。
●強固なゲルが形成されるよう工夫されているので、ゲル化判定が極めて容易。
リムルス関連試薬
14
エンドトキシン測定用試薬
●トキシノメーター ® 法(比濁時間分析法)による高感度分析が可能。
●測定試料の pH の影響を受けにくいため、安定したエンドトキシン測定が可能。
マルチ単品
コード No.
品名
表示感度(EU/mL)
内容量
希望納入価格(円)
295-51801
カブトガニ血球抽出物 ES-III 凍結乾燥品
0.03
100 回用
55,000
(リムルス ES- Ⅲ試薬 2mL×5 本)
■ 実験例
検体の濃度点数や繰り返し数など、検体設定内容をチェックするテンプレート。
チェック機能で各種試験項目に準拠した試験をサポートします。
アルブミン製剤(25%)にエンドトキシンを添加後、注射
測定終了後に、必要な試験結果を表示・プリントアウト。平行線定量法に準拠した
レポートを作成できます。
用水で 希釈し、アルブミン濃 度 6.25 ~ 0.1% までの
測定結果を平行線定量。
■ 測定レポート
(平行線定量法ソフト LS-MAXMASTER BP1.0 使用)
図 1 平行線定量法の実験例
平行線定量法とは
一般には、あるサンプルの内在エンドトキシンを定量するには検量線
法が用いられています。この方法では、標準品のエンドトキシンの各濃
度に対するゲル化時間をプロットし、用量反応直線(検量線)を作成
し、これに希釈サンプルによるゲル化時間を当てはめ希釈サンプルの
エンドトキシン量を求めます。そして求められた希釈サンプル中の
エンドトキシン 量 に希 釈 倍 率 を 乗じて、 サンプル の 内 在エンド
トキシン定量値としています。
この方法には、エンドトキシン濃度の変化にともなうゲル化時間の
変化はサンプルでも標準品でも同じ割合であり、サンプルをどんな
希釈倍数(ただしエンドトキシンの検出限界内)で定量しても求めら
れるサンプル中のエンドトキシン定量値は同じになる、という仮定が
含まれます。これはすなわち、標準希釈系列の用量反応直線とサンプ
ル中のエンドトキシン濃度による用量反応直線は平行であるという
ことを暗黙的に認めていることに相当します。
しかし、生物学的製剤等では反応系によっては、前述の仮定が正しく
ないこともあります。2 つの用量反応直線が平行でない場合、測定に
用いたサンプルの希釈率によって、製剤の内在エンドトキシン量の
計算値が大きく異なってしまうことになります。平行線定量法は、標準
品とサンプルのそれぞれの希釈系列による用量反応直線を作成し、
統計的手法を用いて標準品とサンプルの用量反応直線の平行性を
検定することによって、両用量反応直線が互いに平行である場合に、
サンプル中の被検物質(エンドトキシン)量を標準品に対する相対価
値として定量する方法です。
図 2 検量線法によるエンドトキシンの測定
例えば、10 倍に薄めたサンプルに標準検量線を適用して、本当に
1/10 の濃度値が導出されるかどうかを確認後、標準検体に対する
相対力価としてサンプル中の被検物質の濃度を求めます。
● 10 希釈→ 1/10 濃度となる場合
● 10 希釈→ 1/10 濃度とならない場合
平行
平行でない
図 3 平行線定量法によるエンドトキシン量の測定
15
A.透析液中エンドトキシン測定への応用
リムルス PS シングルテストワコー
比濁法
エンドトキシン特異的
市販の腹膜透析液ダイアニール PD4(バクスター社)、人工腎臓用補液サブラッドA 及び B(扶桑薬品)各
5.0mL にUSP 標準エンドトキシンを添加した後、0.1M 酢酸で pHを5 付近に調製して検体としました。これ
らのエンドトキシン濃度をパイロセップ ™ 法で測定し、添加エンドトキシンの回収率を求めました。
日本薬局方
パイロセップ ™ 法を使用することにより、透析液中のエンドトキシンが 0.1EU/L から検出可能となりました。
●パイロセップ ™ に試料中のエンドトキシンを吸着させて濃縮するので、共存物質の影響を受けずに、
微量のエンドトキシンを特異的に測定することが可能。
●エンドトキシンはエタノール中でもパイロセップ ™ に吸着するため、通常のリムルステストでは検出不可能
な脂溶性試料でも、エタノールに溶解できればエンドトキシンの測定が可能。
(例:脂溶性ビタミン、油脂)
●ライセート試薬は測定に必要な数だけ使用できるので、無駄がありません。
■ 測定原理
パイロセップ ™(水不溶性担体にスペーサーを介して
ヒスチジンを結合させたアフィニティー吸着体で、エン
ドトキシンを特異的に吸着する)を充てんしたキャピラ
リーカラムに、試料中のエンドトキシンを吸着させます。
試料を洗い流した後、吸着したエンドトキシンをライセ
ート試薬と反応させて、試料中のエンドトキシンの定量
を行います。測定はトキシノメーター ®で行います。
測定原理
No.
1
2
3
4
設定濃度値(EU/L)
1.000
2.000
10.00
100.0
Tg(min.)
53.0
53.4
54.4
41.6
41.2
41.8
26.6
26.0
25.6
14.6
14.8
14.4
パイロセップ ™ の模式図
(1)LAL ESシングル試薬:カブトガニ血球抽出物の凍結乾燥品
検体 41.53
14.60
エンドトキシン
回収率(%)
0.1
1.0
0.1
1.0
0.1
1.0
80
72
144
102
108
118
(2)パイロセップ ™懸濁液(リン酸緩衝液に懸濁) 20バイアル(0.77mL)
2 バイアル(7mL)
(4)洗浄液
4バイアル(11mL)
(5)検体希釈用緩衝液
4バイアル(10mL)
(6)キャピラリー(シリコンチューブ付き)
20 本
2
0.1
1
10
100
1000
EC-6 濃度値(EU/L)
20バイアル(0.3mL 用)
(3)LAL 溶解液
16
(min )4
26.07
エンドトキシン 添加量(EU/L)
ダイアニール PD4 サブラッドA サブラッド B
256
平均 Tg(min.)
53.60
表1 パイロセップ ™ 法における腹膜透析液・補液の
エンドトキシン回収率
■ 内容
検量線(検体量:5.0mL)
リムルス関連試薬
■ 特長
ゲル化 時 間
16
■ 応用例
エンドトキシン測定用試薬
B. 脂溶性ビタミン中のエンドトキシン測定の応用
脂溶性ビタミンであるビタミン D、E、K をエタノール
で溶解し、USP 標準エンドトキシンを添加した後、パ
イロセップ ™ 法でエンドトキシン濃度を測定、添加
したエンドトキシンの回収率を求めました。
パイロセップ ™ 法を用いることにより、これまでリム
ルス試薬では測定不可能だった脂溶性ビタミン中の
エンドトキシンが測定可能となりました。
表 2 パイロセップ ™ 法におけるエタノール溶解脂溶性
ビタミン のエンドトキシン回収率
ビタミン 濃度 (mg/mL)
エンドトキシン
回収率(%)
D2 E
K
10
10
20
10
20
170
91
83
99
68
・エンドトキシンは終濃度が 0.05EU/mLとなるように添加
・本品には、注射器、3 方コック、専用アダプターは入っておりません。
別途、PS アクセサリーキット(294-33311) をお求めください。
■ その他の応用例
エタノール、シリコンオイル、大豆油、オリーブ油、ステアリン酸、卵黄レシチン、オイルアジュバンドのワクチン、
アルブミン製剤、凝固因子製剤(第 8 因子)、インターフェロン製剤、アンチスロンビン III 製剤、免疫グロブリ
ン製剤、その他、エタノールに溶解できる試料は測定可能。
測定方法
パイロセップ ™ 懸濁液を軽く
振り混ぜながら吸引し、内容液
全量をキャピラリーカラムに充
てんする。
パイロセップ ™ を充てんしたキャピラリー
カラムに、試料を吸引する。
・エンドトキシンは吸着され、共存物質は
パイロセップ ™ を素通りして除かれます。
・試料の pH は 3 〜7に、イオン強度は 0.05
以下になるようにしてください。
・試料がリムルス反応に阻害などの影響を
与える場合は、洗浄液を通して洗浄します。
LAL ES 試薬をパイロセップ ™
ゲルと一緒に、LAL ES 試薬が
入っていた試 験 管にゆっくり
排出する。
試料を吸引したキャピラリーカラムに、
LAL 溶解液で溶解したLAL ES 試薬を
吸引する。
シングルテスト
コード No.
品名
内容量
希望納入価格
(円)
299-54501
リムルス PS シングルテストワコー
20 回用
98,000
1 セット
20,000
アクセサリーキット
294-33311
PS アクセサリーキット
(内容)
20mL 注射器(針なし)×12 本、三方コックR 型×12 個、専用アダプター×
20 個、目玉クリップ×12 個、FALCON 2058 ポリスチレンチューブ(5mL)×
25本、FALCON 2057ポリスチレンチューブ
(14mL)×25本、試験管立て
(50
穴)×1個、手順書 1部
17
エンドトキシン測定用試薬
リムルス J シリーズ
比濁法
ゲル化法
リムルス F シリーズ
日本薬局方
比濁法
ゲル化法
FDA 承認
■ 特長
■ 特長
● 日本薬局方収載「エンドトキシン試験法」に適合したキットおよび試薬。
● 米国輸出品目の最終製品試験に適用可能なキットおよび試薬。
● ライセート試薬には日本薬局方標準エンドトキシン(JP-RSE)によるゲル化感度検定力価(EU/mL)が表示。
● 強固なゲルが形成されるためゲル化転倒法による判定が容易です。
●(1→3)-β-D-グルカンにも反応。
● ライセート試薬はFDAより製造承認。
(U.S. License No.1197)
● 本品はロットごとにUSP 標準エンドトキシン(USP-RSE)によるゲル化感度検定力価(EU/mL)が表示。
● 強固なゲルが形成されるためゲル化転倒法による判定が容易です。
●(1→3)-β-D-グルカンにも反応。
リムルス関連試薬
18
エンドトキシン測定用試薬
シングルテスト
コード No.
品名
表示感度(EU/mL) 内容量
299-53401
リムルス HS-Tシングルテストワコー 0.015
25回用
希望納入価格(円)
30,000
(リムルス
HS-T 試薬 1検体 0.2mL 用×25バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
マルチテスト
コード No.
品名
表示感度(EU/mL) 内容量
希望納入価格(円)
293-52701
リムルス HS-Fテストワコー
0.03
24,000
50 回用
(リムルス F 試薬 5.2mL 用 1バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
マルチテスト
290-21941
リムルス Jテストワコー
0.25
50 回用
23,000
マルチ単品
296-22141
リムルス HS-Jテストワコー
0.03
50 回用
24,000
298-52511
カブトガニ血球抽出物 F
0.25
50 回用
18,000
290-52711
カブトガニ血球抽出物 HS-F
0.03
50 回用
19,000
(リムルス J/HS-J 試薬 5.2mL 用 1バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
(リムルス F/HS-F 試薬 5.2mL 用 1バイアル)
マルチ単品
298-22341
カブトガニ血球抽出物 J
0.25
50 回用
18,000
294-22441
カブトガニ血球抽出物 HS-J
0.03
50 回用
19,000
(リムルス J/HS-J 試薬 5.2mL 用 1バイアル)
ゲル化法
FDA 承認
シングルテスト ※ゲル化法専用
ゲル化法
日本薬局方
297-52601
リムルス Fシングルテストワコー
0.25
25回用
26,000
299-52801
リムルス HS-Fシングルテストワコー
0.03
25回用
30,000
(リムルス F/HS-F 試薬 1検体 0.2mL 用×25バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
シングルテスト ※ ゲル化法専用
290-22041
リムルス J シングルテストワコー
0.25
25 回用
26,000
292-22241
リムルス HS-J シングルテストワコー
0.03
25 回用
30,000
(リムルス J/HS-J 試薬 1 検体 0.2mL 用 ×25 バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン
(CSE)
1 バイアル)
19
エンドトキシン測定用試薬
リムルスカラー KY シリーズ
比色法
エンドトキシン特異的
Endochrome­-K TM
日本薬局方
比色法
■ 特長
●ライセート試薬と発色合成基質が一体製剤されており、試薬溶解後(シングルテストは試料を混合する
だけ)試料と混合するだけで反応を開始させることが可能。
●溶解後の試薬の安定性にすぐれ、ブランクの反応性が低く抑制。
●検体中の(1→3)-β-D-グルカンの影響を受けず、エンドトキシンを特異的に検出可能。
●検量範囲が広く、ほとんどの場合、試料の希釈が不要。
(検出限界がシングルタイプは 0.0002 EU/mL)
●高感度のため、希釈法により試料中の反応阻害・促進物質の影響を低減。
●トキシノメーター ® ET-6000 他(ET-301 BL2 以降の機種)による定量が可能。また、マイクロプレート
リーダーによる測定も可能。
■ 原理
チャールス・リバー・ラボラトリーズ
CHARLES RIVER LABORATORIES
FDA 承認
■ 特長
● 米国輸出品目の最終製品試験に適用可能なキットおよび試薬。
● ライセート試薬はFDA 製造承認。
● ライセート試薬と発色合成基質が一体製剤されており、試薬溶解後、試料と混合するだけで反応を開始
させることが可能。
● ライセート試薬+ CSEとライセート試薬のみの2 種類の商品形態が選択可能。
● 検量範囲が広く、
ほとんどの場合、試料の希釈が不要。
● 高感度のため、希釈法により試料中の反応阻害・促進物質の影響を低減。
● トキシノメーター ®、
マイクロプレートリーダーによる測定が可能。
●(1→3)-β-D-グルカンにも反応
リムルス関連試薬
20
エンドトキシン測定用試薬
エンドトキシンによる本試薬の発色機構は、ライセート中に含まれるセリンプロテアーゼ前駆体が順次活
性化され、最後に凝固酵素が黄色発色合成基質を水解し、発色基(pNA)が遊離して、黄色の発色を呈する
原理に基づいています。
(エンドトキシン特異的検出の原理は 9 ページ参照)
B因子
C因子
凝固酵素
マルチテスト
発色基
pNA
C因子
B因子
凝固酵素
前駆体
( 内の各因子は活性型を示す)
コード No.
発色
合成基質
品名
検量範囲(EU/mL)
内容量
希望納入価格 ( 円 )
Endochrome-K™ 50-0.005
256 test kit
96,000
(Endochrome- K™ 試薬 3.2mL 用 ×8 バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン (CSE)×2 バイアル、LAL 溶解液 30mL×3 本 )
Boc-Thr-Gly-Arg-pNA
513-87341 R1710K
Endochrome-K™
50-0.005
320 tests
110,000
50-0.005
3200 tests
980,000
(Endochrome- K™ 試薬 3.2mL 用 ×10 バイアル )
トキシノメーター法
516-87331 R17100K
シングルテスト
Endochrome-K™
(Endochrome- K™ 試薬 3.2mL 用 ×100 バイアル)
コード No.
品名
291-53601
リムルスカラー KY シングルテストワコー
検量範囲(EU/mL)
5-0.0002
内容量
希望納入価格(円)
25 回用
50,000
トキシノメーター ®
(リムルスカラー試薬 1検体 0.2mL 用×25バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
マイクロプレートリーダー
リムルスカラー KY テストワコー
5-0.0005
60 回用 ※
(リムルスカラー試薬 2mL 用×3バイアル、コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE) 1バイアル)
※プレートリーダー法で120 回用(1well当たり50μL)
トキシノメーター ®
54,000
活性化時間
(min.)
トキシノメーター法
マルチテスト
291-53101
メーカーコード
519-87321 R1708K
リムルスカラー試薬の発色カスケード機構
プレートリーダー法
トキシノメーター法
活性化時間
(min.)
エンドトキシン
リポ多糖
LPS
プレートリーダー法
マイクロプレートリーダー
エンドトキシン濃度
(EU/mL)
活性化時間
(min.)
活性化時間
(min.)
エンドトキシン濃度
(EU/mL)
エンドトキシン濃度(EU/mL)
エンドトキシン濃度(EU/mL)
21
SLP 試薬セット
エンドトキシン試験関連試薬
バッファー、各種標準品
コード No. 品名
201-10421
0.1Mトリス- 塩酸緩衝液(PH7.3)
293-16541
コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE)
531-13371
USP 標準エンドトキシン
638-01021
エンドトキシン標準品
規格
LAL 溶解用
E.coli UKT-B 株製
E.coli 0113:H10 株
E.coli UKT-B 株製
内容量
5mL×10
500ng
10000EU
※
希望納入価格(円)
12,500
6,000
照会
照会
※ロットにより変動
Silkworm Larvae Plasma 試薬
原理
カイコ(Bombyx morui)の体液中にはフェノール酸化酵素前駆体(ProPO)カスケードと呼ばれる生体
防御機構が存在し、ペプチドグリカン(PG)および(1→3)-β-D グルカン(β-グルカン)によって反応が
開始され、最終的にフェノール酸化酵素(PO)が活性化されます。PO の活性化の機構は、複数のセリンプ
ロテアーゼの活性化を含むカスケード機構であると推測されておりますが、現在のところ十分には解明され
リムルス関連試薬
22
ペプチドグリカンおよび β- グルカン検出用
ておりません。このカスケード機構は、異物侵入の際に昆虫体内で認められるメラニン形成に重要な役割を
果していると考えられております。
SLP 試薬は、カイコの体液を無菌的に採取・調製した、ProPOカスケードの因子をすべて含んだ凍結乾燥
乾熱滅菌バリデーション用試薬
エンドトキシンインジケーター
チャールス・リバー・ラボラトリーズ
CHARLES RIVER LABORATORIES
品です。本試薬はPG およびβ-グルカンによって活性化され、基質剤に含まれるDOPA(L-3,4-ジヒドロキシ
フェニルアラニン)を酸化し、メラニン色素を生成します。PG はほとんどの細菌の細胞壁に、β-グルカン
も多くの真菌の細胞壁に認められる成分であることから、生成したメラニン色素を指標として、各種微生物
の検出が可能です。
エンドトキシンインジケーターは、乾熱滅菌のバリデーションやモニタリング用として開発されました。
SLP 試薬の活性化機構は図1のように考えられております。すなわち、PGまたはβ- グルカンがそれぞれ
乾熱滅菌工程の有効性は、乾熱滅菌前後のエンドトキシン値を測定することで確認できます。
の認識タンパク(PGRP およびβGRP)と結合することにより、ProPOカスケードの反応が開始され、最終的
にPO が活性化されます。活性化したPO によって基質剤中に含まれるDOPA が酸化され、結果として黒色の
エンドトキシンインジケーター
コード No.
メーカーコード 品名
517-87121
EVV2K
エンドトキシンインジケーター2,000EU
513-87081
EVV10K
エンドトキシンインジケーター 10,000EU
516-87071
EVV100K
エンドトキシンインジケーター 100,000EU
513-87101
EVV1M
エンドトキシンインジケーター 1million EU
510-87111
EVV2.5M
エンドトキシンインジケーター2.5million EU
510-87091 EVV10M
エンドトキシンインジケーター 10million EU
メラニン色素が生じます。カブトガニ血球抽出物(ライセート試薬)で検出することのできるエンドトキシン
内容量
12 バイアル
12 バイアル
12 バイアル
1バイアル
1バイアル
1バイアル
希望納入価格
(円)
32,000
32,000
32,000
8,500
12,500
12,500
は SLP のカスケード機構を活性化しませんが、ライセート試薬では検出できない PG をSLP 試薬で検出する
ことができます(図1)。
SLP 試薬は、各種細菌由来の PG およびβ-1、3-グルコシド結合を持つβ-グルカンに強く反応しますが、
グラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖(エンドトキシン)にはほとんど反応しません。
(1→3)-β-D - グルカン
ペプチドグリカン
βGRP
PGRP
未知の因子
Pro-PPAE
PPAE
ProPO
DOPA
PO
ドーパクロム
メラニン
図1 カイコ血液のフェノール酸化酵素前駆体カスケード
23 PG はグラム陽性菌のみならずグラム陰性菌にも存在するため、SLP 試薬は、グラム陽性・陰性にかかわら
ず、広く一般の細菌に反応します。また、真菌由来のβ-グルカンにも反応することから、SLP 試薬は微生物
全般に反応すると考えられます。これらのことにより、エンドトキシン及びβ-グルカンに反応するライセート
試薬とSLP 試薬の併用で、
検体中の微生物の種類を予測できる可能性が考えられます。
関連商品
コード No.
品名
規格
内容量
希望納入価格
(円)
030-09903
カードラン(*1)
生化学用
1g
1,800
162-18101
ペプチドグリカン(*2)
生化学用
2mL
5,400
(*1):(1→3)-β-D- グルカン
(*2): Micrococcus luteus 由来のペプチドグリカン 1μg/mLを含有
■ 特長
1.高感度でペプチドグリカンおよびβ-グルカンを測定可能。
2.特別な測定装置を必要としない目視判定法による測定可能。
3.
マイクロプレートリーダーや並列型比濁時間分析装置トキシノメーター ® を用いることにより、
精度よく、高感度にペプチドグリカンおよびβ-グルカンの定量が可能。
4.本品は、冷蔵(2〜10℃)で18 か月以上安定。
測定方法
■ 用途
目視判定法があります。
1.ペプチドグリカンの構造活性相関、生合成、代謝、病因的意義の解明
トキシノメーター ® およびマイクロプレートリーダーでは、活性化に伴って生じる色素量を吸光度変化とし
2.水質汚染の指標
3.人工透析液の微生物汚染対策
4.医薬品、生物製剤、遺伝子工学製品などの菌体成分混入の検出
5.昆虫の生体防御反応機構の解明
て捉え、吸光度があらかじめ設定したしきい値に達するまでの反応時間を活性化時間(Ta、または onset
リムルス関連試薬
24
S L P 試 薬セット
SLPを用いたPG 並びにβ-グルカンの測定法として、トキシノメーター ® 法、マイクロプレートリーダー法、
time)とし、Taを指標に SLP 活性化物質(PG およびβ-グルカン)を定量します。
この原理は、トキシノメータ
ー ® を用いてエンドトキシンを測定する場合と同様です(図 2)。トキシノメーター ® 法を用いた測定例を図 4
に、
マイクロプレートリーダーを用いた原理(図 3)と測定例を図 5に示します。
■ 内容
● SLP 試薬セット
1.SLP 試 薬
1バイアル 3mL 用
感度:目視判定法(30℃、1時間反応)によるエンドポイント(PG 及びβ-グルカン)をロット
ごとに表示。
2.基 質 剤
1バイアル 3mL 用
DOPAを含有
3.基質溶解液
1バイアル 3mL 用
グッド緩衝液を含有
● SLP-HSシングル試薬セット
1.SLP-HS(Silkworm Larvae Plasma High Sensitive)
0.2mL 用×20バイアル
感度:10pg/mL(PG)
1pg/mL(カードランアルカリ溶解液)
(トキシノメーター ®(30℃)で100 分以内に検出)
2.SLP-Diluent 1.0mL 用×20バイアル
3.Standard(Digested Peptidoglycan from S. aureus)
0.5mL 用×1バイアル
目視判定法では、一定時間反応させた後、反応液の色調の変化を観察することにより判定を行ないます。
この方法は、ライセート試薬におけるゲル化転倒法と同様の方法ですが、反応液の色が変化するため判定
が容易であること、
振動の影響を受けないこと等で優れています。
図 2 測定原理:測定開始からR(t)が Rth になるまでのTa を
測定します。
(Th:判定しきい値)
図 3 測定原理:測定開始から OD = 0.01 に達する時間を測定
価格
コード No.
品名
規格
内容量
希望納入価格(円)
297-51501
SLP 試薬セット
微生物検出用
3mL 用
39,000
293-58301
SLP-HS シングル試薬セット
微生物検出用
20 回用
51,000
図 4 トキシノメーター R法
図 5 マイクロプレートリーダー法
25
LPS(リポポリサッカライド、リポ多糖、内毒素)はグラム陰性菌の外膜に存在している成分です。様々な生物
活性発現や細胞間コミュニケーションに大きな役割を果たしており、LPS を用いた自然免疫研究、生体防
御機能の研究が盛んに行われています。
医療用具等のエンドトキシン試験には従来、水や生理食塩水による抽出法が用いられていますが、これら
の方法では必ずしも有効に抽出されていないことが判ってきました。本品は人血清アルブミン(HSA)を含有
■ 特長
したエンドトキシンフリーの抽出液(20 倍濃縮液)で、水や生理食塩水では抽出できないエンドトキシンも
● 精製法により2 種類の製品を用意。
抽出することが可能です。特に血液やたんぱく質を含有した液体と接触する用具のエンドトキシン試験に
フェノール抽出品: Westphal 法(フェノール抽出法)による精製品
超遠心品:
フェノール抽出品をさらに超遠心で2 回精製した製品
Campylobacter jejuni LPS フェノール抽出品
128-05671 Lipopolysaccharide, from C. jejuni Penner O:19
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
希望納入価格
(円)
14,000
14,000
14,000
14,000
5mg
18,000
5mg
19,000
5mg 20,000
5mg
17,000
5mg
18,000
5mg
17,000
5mg
19,000
細胞生物学用
5mg
17,000
Helicobacter pylori LPS 超遠心品
120-05871 Lipopolysaccharide, from H. pylori CA2(胃がん患者由来菌)
細胞生物学用
229-01911 Lipopolysaccharide, from H. pylori GU2(胃潰瘍患者由来菌)
細胞生物学用
2mg
2mg
30,000
30,000
1500
Product A (Pipet)
1000
500
0
50
Product B (Pipet)
25
0
Water 0.05% TEA 本品
Solution for Extraction
Water 0.05% TEA 本品
Solution for Extraction
100
50
Product C (Pipet)
25
0
Product D (Serum tube)
50
0
Water 0.05% TEA 本品
Solution for Extraction
Water 0.05% TEA 本品
Solution for Extraction
■ 使用方法
Porphyromonas gingivalis LPS 超遠心品
120-06351 Lipopolysaccharide, from P. gingivalis ATCC33277
—
2mg
35,000
Salmonella LPS 超遠心品
124-05651 Lipopolysaccharide, from S. minnesota 1114
121-05661 Lipopolysaccharide,from S. minnesota R595 (Re mutant)
細胞生物学用
細胞生物学用
5mg
5mg
18,000
18,000
Proteus LPS フェノール抽出品
124-05271 Lipopolysaccharide, from P.vulgaris OX2
121-05281 Lipopolysaccharide, from P.vulgaris OX19
128-05291 Lipopolysaccharide, from P.mirabilis OXK
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
25mg
25mg
25mg
15,000
15,000
15,000
各種抽出液を用いた市販滅菌済用具のエンドトキシン汚染検出
Endotoxin(mEU/product)
O26
O55
O86a
O103
O111
O127
O157
内容量
25mg
25mg
25mg
25mg
Endotoxin(mEU/product)
Escherichia coli LPS 超遠心品
121-05161 Lipopolysaccharide, from E.coli
128-05171 Lipopolysaccharide, from E.coli
222-01901 Lipopolysaccharide, from E.coli
126-05471 Lipopolysaccharide, from E.coli
125-05181 Lipopolysaccharide, from E.coli
122-05191 Lipopolysaccharide, from E.coli
129-05461 Lipopolysaccharide, from E.coli
O26
O55
O111
O127
規格
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
細胞生物学用
Endotoxin(mEU/product)
Escherichia coli LPS フェノール抽出品
コード No.
品名
120-05131 Lipopolysaccharide, from E.coli
127-05141 Lipopolysaccharide, from E.coli
125-05201 Lipopolysaccharide, from E.coli
124-05151 Lipopolysaccharide, from E.coli
は、本品の使用を推奨します。
Endotoxin(mEU/product)
医療用具等のエンドトキシン試験に最適
リムルス関連試薬
26
エンドトキシン検出用抽出液
LPS(リポポリサッカリド)
Berdetella pertussis Tohama 超遠心品
126-06331 Lipopolysaccharide, from B. pertussis Tohama 細胞生物学用
1.エンドトキシン検出用抽出液の調製
本品1バイアル(10mL)をエンドトキシンフリー水190mLと混合し、20 倍希釈して使用します。
2.使用方法
エンドトキシン検出用抽出液を一定量とり、用具等の検体を浸漬、
または検体に添加し軽く攪拌した後、
約1時間室温で放置します。再び軽く攪拌し、抽出されたエンドトキシンを測定します。
コード No.
品名
規格
内容量
293-51601
エンドトキシン検出用抽出液(20 倍濃縮液) エンドトキシン検出用 10mL×4
希望納入価格(円)
15,000
■ 参考文献
2mg
35,000
1)井上勝二、高岡文、土谷正和、松浦脩二:日本動物実験代替法学会第 6 回大会要旨集、110(1992)
2)井上勝二、原田和明、土谷正和、松浦脩二:日本防菌防黴学会第 21回大会要旨集、44(1994)
27
アクロディスクシリンジフィルター
日本ポール(株)
■ 特長
● 優れた流量特性と他社デバイスより高いろ過処理量。
● 低タンパク吸着性でサンプルロスが最少化。
●γ線滅菌により、残留EOG による潜在的汚染を排除。
● 水 溶 液 中のバイオバーデ ンとパイロジェンの 除 去 性 能を高めたポジダインフィルターを 使 用。
仕様
ポアサイズ
0.2μm
材質 フィルター
ポジダイン(正荷電ナイロン6,6)
ハウジング
ポリプロピレン
接続
メス・ルアーロック(入口)
オス・ルアースリップ(出口)
有効ろ過面積
2.8cm2
許容使用温度
60℃(210kPa)
アクロディスクシリンジフィルター
コード No.
品名
内容量
希望納入価格(円)
360-02571
P-L 4908アクロディスクシリンジフィルター(ポジダイン0.2μM)
50 個
20,000
エンドトキシン除去フィルター
ムスタング E アクロディスク
日本ポール(株)
■ 特長
●水、バッファー、中性糖液、一部の生物溶液からエンドトキシンを除去可能。
● USP 生物学的安全性試験、In Vivo <88>に適合。
●γ線滅菌済み。
仕様
ポアサイズ
材質 フィルター
ハウジング
接続
メンブレンベッドボリューム
許容使用温度
標準的な差圧
0.2μm
ムスタング E
ポリプロピレン
メス・ルアーロック(入口)
オス・ルアースリップ(出口)
0.12m L
21〜24℃(0.55MPa)
38℃(0.21MPa)
1mL/ 分時、0.07bar(7kPa、1psi)以下
ムスタング E アクロディスク
セルファイン ® ET クリーン
JNC(株)
セルファイン® シリーズの選択的エンドトキシン除去ゲル「ETクリーン」は、セルロース粒子に安全性の高
いε-ポリリジンを共有結合で固定化した、工業的スケールでの使用が可能な新しいタイプのエンドトキシン
除去剤です。
■ 特長
● セルロースベースゲルの水酸基にスペーサーを介し、リガンドのアミノ基が共有結合され、アルカリ処理
においても高い耐久性。
● エンドトキシンのみを吸着して、目的とするタンパク質は通過させる高い選択性。
● リガンドであるε-ポリリジンは Streptomyces albulus が発酵生産する、リジンのホモポリマーで食品
添加物としても幅広く利用されており、
安全性が高い。
● テニクニカルデータ
品名
粒子サイズ
(μm) 吸着容量
(μg/mL)
排除限界分子量
ET クリーン S
45-105
185
<103
ET クリーン L
53-125
480
≧ 2×106
周辺機器
28
選択的エンドトキシン除去用クロマトグラフィー充填剤
エンドトキシン除去フィルター
各種タンパクを汚染しているエンドトキシンの除去をバッチ法で行った結果
Removal of LPS from a Protein Solution by ET-Clean
Sample solution
pI
LPS conc.
in protein
solution (pg/mL)
Remain
LPS
(pg/mL)
Recovery of
Protein
(%)
Remain
LPS
(pg/mL)
Recovery of
Protein
(%)
BSA
4.9
32000
45
99
<10
97
γ-Globulin
8.4
5600
20
99
<10
97
CytochromeC
10.6
1500
15
99
<10
98
Protein
コード No.
品名
635-10181
ET-Clean S
(μ=0.05, pH7.0)
ET-Clean L
(μ=0.40, pH7.0)
内容量
希望納入価格(円)
682 985 324 セルファイン ETクリーン S
10 mL
23,700
638-10171
681 984 324 セルファイン® ETクリーンL
10 mL
23,700
631-10183
682 985 326 セルファイン ETクリーン S
50 mL
43,300
634-10173
681 984 326 セルファイン® ETクリーンL
50 mL
43,300
637-10185
682 985 328 セルファイン ETクリーン S
500 mL
257,500
630-10175
681 984 328 セルファイン® ETクリーンL
500 mL
257,500
634-14791
ミニカラムセルファイン ETクリーン S 1mL×5
22,700
637-14781
ミニカラムセルファイン® ETクリーンL 1mL×5
22,700
®
®
®
®
コード No.
品名
内容量
希望納入価格(円)
635-16781
ミニカラムセルファイン ETクリーン S 5mL×1
22,700
365-06161
MSTG25E3 ムスタング Eアクロディスク
10 個
19,000
638-16771
ミニカラムセルファイン® ETクリーンL 5mL×1
22,700
®
29
エンドトキシン試験機材
バイオクリーンチップ ワコー ® シリーズ
サーモステーション TS-37S/24
■ 特長
局方エンドトキシン試験法のゲル化法に最適なエンドトキシン試験
● エンドトキシンフリー。
(ご要望により試験成績書を発行)
● 個別包装。
● 包装フィルムから粉塵が出ないのでクリーンルームで
安心して使用可能。
●γ線照射済み。
法のゲル化転倒法に最適な電子式ドライバスです。
■ 特長
コード No.
品名
規格
内容量 希望納入価格
(円)
290-31451
バイオクリーンチップワコー ® 200(エンドトキシンフリー)
200μL
100 本
3,200
294-31351
バイオクリーンチップワコー 1000(エンドトキシンフリー)
1000μL
100 本
3,200
298-32851
バイオクリーンチップワコー ® エクステンド S(エンドトキシンフリー)
200μL
100 本
6,000
®
エンドトキシン試験関連器材
● 37℃に設定済みで面倒な温度調整やキャリブレーションの作業が不要。
● 当社シングルタイプのライセート試薬にジャストフィット。
● 軽量コンパクトで持ち運びが簡単。
電源さえあればどこでも設置可能。
● 最大 24 検体まで同時に試験可能。
● 測定温度は、一目で分かるLEDデジタル表示。
■ ゲル化転倒法
● 保温のために水を必要としないドライタイプ。
直径 12mm×75mm の試験管中でライセート試薬と試料を
● ヒートブロック方式なので温度が均一で、
混合し、37℃、60 分間反応させた後、これを 180 度転倒させ、
振動やコンタミを気にせずにエンドトキシン試験が実施可能。 ゲル形成の有無を判定します。
コード No.
品名
内容量
希望納入価格
(円)
290-50251
サーモステーション TS-37S/24
1 台
180,000
エンドトキシン試験機材
VIAL TUBE MIXER VTM-252/VIAL ADAPTER SASAETE30
エンドトキシン試験用試験管、アルミキャップ及びホールピペット
コード No.
品名
292-32751
規格
内容量
希望納入価格
(円)
リムルステストチューブ-S(アルミキャップ付) φ12×75mm
10 本 ×8
16,000
293-26551
リムルステストチューブ-S(エンドトキシンフリー) φ12×75mm
100 本
12,000
293-28251
アルミキャップ-S(エンドトキシンフリー) φ14.7×75mm
10 個×10 11,200
295-25151
ホールピペット(エンドトキシンフリー)
5.2mL 用
5 本
20,000
● スイッチボタンを押すだけで簡単に攪拌、攪拌速度の変更が可能。
● 専用のアダプター(SASAETE30)を使用することで、長時間の攪拌も手で支える必要なし。
● 平板アタッチメントを標準付属。多数の試験管、
マイクロチューブのミキシングが容易。
コードNo.
品名
可変ステップ
内容量
希望納入価格
(円)
513-64901
フィンピペットF2 2 〜 20μL
0.1μL
1 本
29,800
仕様
517-64921
フィンピペットF2 20 〜 200μL
1.0μL
1 本
29,800
型名
VTM-252
514-64931
フィンピペットF2 100 〜 1000μL
1.0μL
1 本
29,800
スイッチ方式
手動 - 自動可変
定格電力
100V-40W 50/60Hz
回転数
(rpm)
MAX2,500(50Hz)/ 可変
重量
(kg)
2.0
外寸法
(mm)
W105×D130×H160
■ 特長
周辺機器/機器
30
エンドトキシン試験関連器材
ピペッター
スターターキット
コード No.
品名
内容量
希望納入価格
(円)
291-49051
エンドトキシン試験スターターキット
1セット
65,000
(内容)
フィンピペットデジタル20 〜200μL×1、フィンピペットデジタル100 〜1000μL×1、
バイオクリーンチップ ワコー ®200(100 本入)×1、
バイオクリーンチップ ワコー ®1000(100 本入)×1、試験管立て(50 穴)×1
・なお、本キットには測定用試薬は含まれておりません。
コード No.
品名
内容量
希望納入価格
(円)
299-33741
バイアルチューブミキサー VTM-252
1 台
40,000
296-33871
バイアルチューブミキサー VTM-252(アダプター付)
1 台
52,000
31
トキシノメーター® ET-6000
ER/ES 対応のみに付加される機能
操作性・拡張性に優れたパソコン制御タイプの新型トキシノメーター ® システムです。検体
数に応じモジュールの増設が可能なため、少検体から多検体まで、幅広い分野の
機能制限
電子署名
エンドトキシン測定に適用可能です。さらに 37℃ /30℃の温度切り替えにより、(1→3)-
オーディットトレイル(監査証跡)
β-D-グルカンやペプチドグリカンの試験研究にもご利用いただけます。
■ 特長
● ライセート試薬の選択により、同一システムで比濁法、比色法、ゲル化法の3 法に適応。
● 1モジュールで16 検体、最大 8モジュール増設で、128 検体の同時測定が可能。
● 日本薬局方、FDA ガイドライン準拠のソフトウェアを標準搭載。
● 厚生労働省 ER/ES 指針、FDA21 CFR Part11対応のシステムも準備。
▲パソコンは、メーカーや機種等が
実際と異なる場合がございます。
■トキシノメーター ® の測定原理と測定
本装置はエンドトキシンとライセート試薬との反応を430nm にお
ける透過光量の変化として捉えるものです。透過光量は反応開始後
しばらく一定であり、反応の進行に伴って透過光量は減少し、反応
完了と共に減少変化も止まります。
透過光量 l(t) の反応初期の透過光量 lo に対する割合を R(t)とし、
この透過光量比の変化に対してしきい値 R(th) を設定し、反応開始
からR(t) が Rth になるまでの時間をゲル化時間 Tg あるいは活性化
時間 Taとして読み取るものです。
電子署名によるログイン機能で、
登録ユーザー
の み の 利 用 に 制 限。記 録 と署 名 を デ ー タ
ベース内でリンクさせることで、データの不正
改ざんや偽装を防ぎます。
コード No.
■定量
■ 専用ソフトウェアの各種測定画面
専用ソフトウェア「トキシマスター ® QC7」または「トキシマスター ® QC7 ER/ES」を
ER/ES 非対応システム
標準装備しています。
検量線・測定レポート
エンドトキシン濃度とゲル化時間Tgとの間には検量関係が得られ、
検体のゲル化時間からエンドトキシン濃度を算出します。
タイムコース
主要な操作内容は、コンピュータが自動生成
するタイムスタンプ付きで記録。データ変更時
には上書きされずに新たなリビジョンとして
記録登録されます。
ER/ESシステム
R(t)=〔l(t)/lo〕×100%
プロトコル設定
システム使用やアクセスの許可範囲を複数の
権限グループとして管 理。登 録ユーザーは、
所属するグループに許可された範囲内で機能
を使用できます。
293-33761
品名
トキシノメーター ET-6000/J ER/ESセット
(内容)
・ET-6000/J 本体
・トキシマスター ® QC7 ER/ES(5ライセンス)
・パソコン(サーバー兼クライアント)
・検証資料
・IQOQ 作業
290-33771
内容量
希望納入価格(円)
1式
3,000,000
1式
1,800,000
1台
1,400,000
トキシノメーター ® ET-6000/J ER/ESアップグレードセット
(内容)
・トキシマスター ® QC7 ER/ES(5ライセンス)
・パソコン(サーバー兼クライアント)
・検証資料
・IQOQ 作業
1式
1,650,000
トキシノメーター ® ET-6000 専用架台
1台
42,000
®
トキシノメーター ® ET-6000/J 標準セット
(内容)
・ET-6000/J 本体
・トキシマスター ® QC7
・パソコン
機器
32
エンドトキシン測定システム
増設用モジュール
297-33781
トキシノメーター ® ET-6000/J
オプション
各種試験項目に準拠した処理プロトコル
の設定・登録。データ解析やルーチン作業
の省力化をサポートします。
リアルタイムに全ポジションのタイム 測定終了後に、必要な試験結果を表示・プリ
コースを 確 認。試 験 結 果 を 予 測し、 ントアウト。日本薬局方や FDA ガイドラインに
次 の工 程 へ の 対 応 を早 め ること が 準拠したレポートを作成できます。
できます。
290-34371
295-33461
33
MPR エンドトキシン測定システム
Endosafe ®-PTS TM
96ウェルマイクロプレート専用の吸光マイクロプレートリーダーを用いた、マイクロプレートリーダー法
「もっと簡単で短時間に、どこにでも持ち運べる小型のエンドトキシン測定装置が
システムです。37℃温度制御および 37℃カイネティック測定により、高精度・高感度にエンドトキシン測定
あれば」という研究者の要望に応えて開発されました。サンプルを直接扱う技術者
が行えます。
や研究者がリアルタイムにその場で、その手で測定し、すぐに結果を得られます。
■ 特長
チャールス・リバー・ラボラトリーズ
CHARLES RIVER LABORATORIES
アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration : FDA)認可を取得したことで信頼性の高い
製品であることが証明され、米国では医薬品や医療機器の最終製品試験に使用することができます。
●ライセート試薬の選択により、同一システムで比濁法、
比色法に適応。
●多検体同時測定に最適。
●日本薬局方、FDA ガイドライン準拠のソフトウェアを標準搭載。
●厚生労働省 ER/ES 指針、FDA21 CFR Part11 対応のシステムも準備。
■ 特長
■ 原理
● 持ち運びに便利なコンパクトボディー
● 試薬等が封入済みのカートリッジ
● 極めて短い測定時間
● 4 種類の測定レンジ ※
2 つのサンプルラインと2 つのスパイクラインがあり、各々の
ラインにはライセート試薬、合成発色基質およびエンドトキシン
標準品(スパイクラインのみ)が封入済みです。
1カートリッジで1サンプルのエンドトキシン測定(n=2)と添
加回収測定(n=2)を測定できます。測定時、PTSTM リーダーの
内部は適切な温度に保たれ、光学密度(OD)の読み取りの完了
で1サンプルの測定が終了します。
● FDA 認可製品(2006 年7月)
ソフトウェアの各種測定画面
※ 0.5-0.005EU/mL は FDAタイプのみ。
測定中はトキシマスター MPR 画面で、全測定ポイントのカイネティックグラフやオンセット時間
データ、濃度値などの数値データをプレートイメージでモニターできます。
また、カイネティックグラフ画面では、ウェルを選択してズームボタンを押すことで、同時に最大
16 ウェルまで、グラフを拡大表示することができます。
®
測定中に表示切替が可能
レポート表示
グラフ表示
測定中に表示切替が可能
拡大表示
ER/ES システム
コード No.
品名
MPR エンドトキシン測定システム ER/ES セット
(内容)
・サンライズサーモ RC-R(1 台)
・トキシマスター ® QC7 ER/ES MPR(5 ライセンス)
290-34491
・パソコン(サーバー兼クライアント)
・検証資料
・IQOQ 作業
内容量
希望納入価格(円)
1 式
2,800,000
ER/ES 非対応システム
MPR エンドトキシン測定システム 標準セット
(内容)
・サンライズサーモ RC-R(1 台)
293-34481
・トキシマスター ® QC7 MPR
・パソコン
1 式
1,600,000
100 枚
42,000
消耗品
649-03311
コーニング 3370 ポリスチレン製 96 穴プレート、
平底、フタ付、滅菌済
PTS™ リーダー
コード No. メーカーコード 品名
519-86961
PTS100 Endosafe®-PTS™ リーダー 内容量 希望納入価格
(円)
1 台
760,000
PTS™ カートリッジ
コード No.
512-87171
516-87191
516-87211
515-87161
519-87181
519-87201
518-87151
513-87221
517-87361
514-87131
メーカーコード
PTS2001JP
PTS2005JP
PTS201JP
PTS2001F
PTS2005F
PTS201F
PTS20005F
PTS220
RMMGS1000
LRMMGI100M
品名
(感度)
PTS™ カートリッジ JP
(1-0.01EU/mL)
PTS™ カートリッジ JP
(5-0.05EU/mL)
PTS™ カートリッジ JP
(10-0.1EU/mL)
PTS™ カートリッジ FDA
(1-0.01EU/mL)
PTS™ カートリッジ FDA
(5-0.05EU/mL)
PTS™ カートリッジ FDA
(10-0.1EU/mL)
PTS™ カートリッジ FDA(0.5-0.005EU/mL)
PTS™ 条件検討用カートリッジ
PTS™ グルカン測定用カートリッジ(10-1000pg/ m L)
PTS™ グラム ID カートリッジ
内容量
希望納入価格
(円)
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
53,500
10 枚/箱
65,000
10 枚/箱
49,500
10 枚/箱
29,500
機器
34
簡易型エンドトキシン測定システム
マイクロプレートリーダー法エンドトキシン測定システム
PTS™ オプション
コード No.
—
—
298-34311
512-87291
515-87301
511-87141
515-87041
518-87031
514-87011
511-87021
メーカーコード
—
—
—
PTS400
PTS600
PTS108
BT103
BT101
BC1000
BD100
品名
内容量 希望納入価格
(円)
年間キャリブレーション(2 年目以降)
1 回
100,000
IQOQPQ サービス
1 回
150,000
PTS™ 用プリンター /EP(プリンターケーブル付) 1 セット
75,000
※
PTS™ 用ミニピペッター 1 個
2,800
PTS™ 用リーダーケース
1 個
26,000
PTS™ 用 PC ケーブル ※
1 個
4,500
PTS™ 用 0.1M トリスバッファー (30mL) 12 バイアル
33,000
PTS™ 用 0.25M トリスバッファー (5mL) 6 バイアル
12,500
PTS™ 用 0.5M MgSO4 1M トリスバッファー (4mL) 6 バイアル
12,500
PTS™ 用エンドトキシン抽出溶液
12 バイアル
33,000
※ 本体購入時には標準付属しておりますが、別途必要な場合はご購入ください。
35
36
リムルス関連試薬、機材・消耗品価格表
エンドトキシン測定システム用
コード No.
品名
感度
(EU/mL)
容量
希望納入価格
(円)
0.25
50 回用
18,000
●ライセート試薬
バリデーション・サポート・サービス
298-22341
コンプライアンスのためのベストソリューション
カブトガニ血球抽出物 J
294-22441
カブトガニ血球抽出物 HS-J
0.03
50 回用
19,000
298-52511
カブトガニ血球抽出物 F
0.25
50 回用
18,000
290-52711
カブトガニ血球抽出物 HS-F
0.03
50 回用
19,000
292-51213
カブトガニ血球抽出物 ES-II
0.015
100 回用
55,000
295-51801
カブトガニ血球抽出物 ES-III
0.03
100 回用
55,000
299-72201
PYROSTARTM ES-F
0.015
250 回用 140,000
さらに厳しさを増す規制当局の要求事項を満たしたラボ運営のためにお役立ていただける、
●マルチテストキット
(ライセート試薬+ CSE)
各種サポート・サービス商品です。
290-21941
リムルス J テストワコー
0.25
50 回用
23,000
296-22141
リムルス HS-J テストワコー
0.03
50 回用
24,000
293-52701
リムルス HS-F テストワコー
0.03
50 回用
24,000
299-51201
リムルス ES-II テストワコー
0.015
60 回用
35,000
291-53101
リムルスカラー KY テストワコー
—
60 回用
54,000
293-72101
PYROSTARTM ES-F
0.015
150 回用
90,000
545-10031
PYROSTARTM ES-F/Plate
—
160 回用
56,000
品名
内容
IQ/Standard OQ サービス
・設置場所確認 ・電源電圧確認 ・環境温度確認 ・外観検査 ・接続確認 ・初期動作確認 ・システム構成確認
・トレーサビリティー証明書(電圧計)
・IQドキュメント(計画書、実施手順書、実施報告書)
・Standard OQ サービス(内容の詳細は下段参照)
希望納入価格 ( 円 )
1システム
200,000
●シングルテストキット(試験管入ライセート試薬+ CSE ※ ただし、PS には CSE 添付無)
Standard OQ サービス ※2
・外観確認 ・初期動作確認 ・タッチパネル/スイッチ動作確認
・光学系性能確認 ・温度制御機能確認 ・タイマー精度確認
・トレーサビリティー証明書(温度計、ストップウォッチ)
・OQドキュメント(計画書、実施手順書、実施報告書)
1システム
2システム ※1
Enhanced OQ サービス ※3
・Standard OQ サービス(内容の詳細は上段参照)
・ライセート試薬(リムルスES-II シングルテストワコー(コード:295-51301)
)
および代替試薬(硫酸ヒドラジニウム、ヘキサメチレンテトラミン)を用いて
装置設置場所での動作・性能の検証
検証規格:検量線(3点、n=3、IrI ≧ 0.980)、再現性(CV ≦ 3.0%)、
Blank(n=2)= NG
・OQドキュメント(計画書、実施手順書、実施報告書)
年間保守サービス
・年1回のStandard OQ サービス実施
・故障時の代替装置優先レンタル
・修理無償サービス(部品代を含む。但し、消耗品は除きます)
(サービス詳細は、別途定める条件書にてご確認ください)
・サービス対象機種:ET-2000、ET-5000、ET-5000part 11、ET-6000、MPR
150,000
250,000
1システム
2システム ※1
250,000
350,000 290-22041
リムルス J シングルテストワコー
0.25
25 回用
26,000
292-22241
リムルス HS-J シングルテストワコー
0.03
25 回用
30,000
297-52601
リムルス F シングルテストワコー
0.25
25 回用
26,000
299-52801
リムルス HS-F シングルテストワコー
0.03
25 回用
30,000
299-53401
リムルス HS-T シングルテストワコー
0.015
25 回用
30,000
295-51301
リムルス ES-II シングルテストワコー
0.015
25 回用
33,000
291-53601
リムルスカラー KY シングルテストワコー
—
25 回用
50,000
299-54501
リムルス PS シングルテストワコー
—
20 回用
98,000
295-72301
PYROSTARTM ES-F シングル
0.015
25 回用
39,000
●ペプチドグリカン・β- グルカン検出用試薬
297-51501
SLP 試薬セット
3mL
39,000
293-58301
SLP-HS シングル試薬セット
20 回用
51,000
エンドトキシン標準品
—
●標準品
638-01021
基本システム
250,000 〜
料金詳細は、
下記の表をご参照ください。
照会
531-13371
USP 標準エンドトキシン
10,000units
293-16541
CSE E.coli UKT-B 株製
500ng
照会
030-09903
カードラン((1 → 3)-β-D グルカン)
生化学用
1g
1,800
162-18101
ペプチドグリカン(Micrococcus luteus 由来)
生化学用
2mL
5,400
エンドトキシンインジケーター 2,000EU (EVV2K)
12 バイアル
32,000
6,000
●エンドトキシンインジケーター
517-87121
513-87081
エンドトキシンインジケーター 10,000EU (EVV10K)
12 バイアル
32,000
※1:OQ サービスの「2システム」価格は、同一施設において同一日実施の場合に限ります。
※2:MPR エンドトキシン測定システムのサービス内容についてはお問い合わせください。
※3:MPR エンドトキシン測定システムについては Enhanced OQ の設定はございません。
516-87071
エンドトキシンインジケーター 100,000EU (EVV100K)
12 バイアル
32,000
513-87101
エンドトキシンインジケーター 1million EU (EVV1M)
1 バイアル
8,500
510-87111
エンドトキシンインジケーター 2.5million EU (EVV2.5M)
1 バイアル
12,500
【年間保守サービス料金体系】
Enhanced OQ へのアップグレード:下記料金+ 10 万円
510-87091
エンドトキシンインジケーター 10million EU (EVV10M)
1 バイアル
12,500
5mL×10
12,500
ET-6000
1 台
2 台
3 台
4 台
5 台
6 台
400,000 円 450,000 円 拡張アナリシス付
本体
ET-2000
300,000 円 基本システム
MPR
8台
250,000 円 300,000 円 350,000 円 400,000 円 450,000 円 500,000 円 550,000 円 600,000 円
ET-5000
基本システム ※4
ET-5000part 11 300,000 円 7 台
300,000 円
2 台
400,000 円
—
3 台
—
—
※ 4:コントロールモジュール 1 台 + アナリシスモジュール 1 台です。
・サービス料金は、予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください
4台
500,000 円
—
—
●エンドトキシンフリー緩衝液
201-10421
0.1M トリス塩酸緩衝液(ライセート試薬溶解用)
pH7.3 at 30℃
●エンドトキシン検出用抽出液
293-51601
エンドトキシン検出用抽出液
20 倍濃縮液
10mL×4
15,000
●ライセート試薬用試験管
292-32751
リムルステストチューブ -S アルミキャップ付
φ12×75mm
10 本 ×8
16,000
293-26551
リムルステストチューブ -S
φ12×75mm
10 本 ×10
12,000
293-28251
アルミキャップ -S
φ14.7×18mm
10 個 ×10
11,200
●エンドトキシンフリーチップ
294-31351
バイオクリーンチップ ワコー ®1000
1000μL 用
100 本
3,200
290-31451
バイオクリーンチップ ワコー ®200
200μL 用
100 本
3,200
298-32851
バイオクリーンチップ ワコー ® エクステンド S
200μL 用
100 本
6,000
37
Fly UP