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株式会社三越伊勢丹ホールディングス 2014年3月期決算説明会 2014年
向きあって、その先へ。 株式会社 三越伊勢丹ホールディングス 2014年3月期 決算説明会 2014年5月12日 三越伊勢丹ホールディングス 1 第Ⅰ部 2014年3月期 決算業績 三越伊勢丹ホールディングス 2 2014年3月期 連結業績 (単位:億円) 上期 前期比 前期差 下期 前期比 前期差 前期比 前期差 通期 予想比 予想差 売上高 6,028 104.9% +279 7,186 108.7% +572 13,215 106.9% +851 101.7% +215 売上総利益 1,705 105.5% +88 1,994 107.4% +137 3,700 106.5% +226 100.8% +30 販売管理費 1,579 102.9% +43 1,774 106.1% +102 3,353 104.6% +146 100.3% +8 営業利益 126 154.7% +44 220 119.2% +35 346 130.1% +80 106.6% +21 経常利益 134 201.4% +67 250 90.8% △25 384 112.3% +42 113.1% +44 当期純利益 74 426.7% +56 137 58.3% △98 211 83.7% △41 105.8% +11 予想比・予想差については第2四半期決算開示時の通期業績予想との差を記載しております。 売上高 (端数切捨て) : リモデルと消費増税前需要により、+851億円の増収。 営業利益 : 4期連続の増益で、最高益を大幅に更新。(前期差+80億円) 経常利益 : 「負ののれん償却」132億円がなくなったものの、持分法投資損益の改善により、増益。 三越伊勢丹ホールディングス 3 2014年3月期 セグメント別業績 (単位:億円) セグメント 売上高 前期比 前期差 前期比 前期差 営業利益 12,010 107.0% +786 232 124.2% +45 クレジット・金融・ 友の会業 334 108.2% +25 51 140.0% +14 小売・専門店業 858 100.1% +0 △3 (△5) +2 不動産業 397 121.5% +70 64 183.3% +29 百貨店業 前年比の( )は前年実績値 (端数切捨て) 百貨店業 :国内百貨店の好調により、+45億円の増益。 クレジット ・金融・友の会業 : エムアイカードの取扱高増加に伴い増収増益。 不動産業 : エムアイ新宿ビル本館(新宿三越アルコット)の賃貸で増収増益。 三越伊勢丹ホールディングス 4 2014年3月期 百貨店業績 (単位:億円) 百貨店業績 前期比 前期差 売上高 前期比 前期差 営業利益 ㈱三越伊勢丹 6,753 107.5% +473 231 129.5% +52 国内地域百貨店 4,287 104.2% +171 45 179.4% +20 871 118.9% +138 11 107.0% +0 海外百貨店 (端数切捨て) 売上高および営業利益は、決算説明資料4ページに記載の各社の実績をもとに記載しております。 国内地域百貨店 : ほぼ全社で増収増益を達成し、+20億円の増益。 海外百貨店 : 円安により増収となるものの、利益は前年並み。 三越伊勢丹ホールディングス 5 2014年3月期 三越伊勢丹単体業績 (単位:億円) 上期 前期比 前期差 3,067 105.3% +153 3,685 109.5% +319 6,753 107.5% +473 101.7% +115 営業総利益 892 105.3% +44 1,054 105.8% +57 1,947 105.6% +102 102.3% +43 販売管理費 801 101.1% +9 914 104.7% +41 1,716 103.0% +50 101.0% +17 営業利益 90 165.0% +35 140 113.7% +16 231 129.5% +52 112.7% +26 経常利益 97 163.2% +37 135 99.8% △0 232 119.2% +37 117.2% +34 当期純利益 64 199.2% +32 78 46.1% △92 143 70.5% △59 118.5% +22 売上高 前期比 前期差 下期 予想比・予想差は第2四半期決算開示時の通期業績予想と差を記載しております。 売上高 通期 前期比 前期差 予想比 予想差 (端数切捨て) : 基幹3店を中心に大きく伸ばして、+473億円の増収。 (前期比 伊勢丹新宿本店 112.1%、三越日本橋本店 106.4%、三越銀座店 113.0% ) 営業利益 : 三越と伊勢丹の合併以降、はじめて200億円を突破。 三越伊勢丹ホールディングス 6 2014年3月期 三越伊勢丹単体業績 ~ 売上好調要因について 2013年度 売上高前年比の推移(三越伊勢丹/新宿本店/東京地区) 前年比 125.0% 120.0% 新宿本店 115.0% 110.0% 三越伊勢丹 105.0% 東京地区 100.0% 95.0% 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 月 ・伊勢丹新宿本店は、リモデルでのパーク等の施策により、来店客数・買上客数・客単価などが増加。 ・独自企画商品の拡大により、他にない品揃え・展開を強化、東京地区を上回る伸びを示した。 ・消費増税駆け込み(3月)は、売上額で+100億円程度、年間では約+1.5%のインパクトあり。(4-2月とのトレンド比較) 7 第Ⅱ部 2015年3月期 業績予想 8 業績予想の前提(国内百貨店) ◇ 97年増税時実績 1996年 1997年 駆け込み 税率3%⇒5% +1.0% ▲3.0% ◇ 今回の予測の前提 ・・・上期 反動減 、下期 前年の駆け込みを踏まえた前提 2013年 2014年 2015年 駆け込み 税率5%⇒8% 税率8%⇒10% +1.7% ▲3~3.5% ▲0.5% + 営業施策 新たな価値の提供 ・仕入構造改革の推進・WEB・中小型店出店 2014年度前提条件 他 増収増益を目指す 特殊要因(通販事業再編)を除く 9 2015年3月期 連結業績予想 (単位:億円) 通期予想 前期比 前期差 通販事業 再編除く 前期差 13,000 98.4% △215 +51 売上総利益 3,630 98.1% △70 +41 販売管理費 3,280 97.8% △73 +37 営業利益 350 101.0% +3 +4 経常利益 320 83.2% △64 - 当期純利益 200 94.5% △11 - 売上高 (端数切捨て) 売上高:通販事業再編の影響を除く前期比は100.4%。 営業利益:5期連続の増益で過去最高益の更新を目指す。 経常利益:持分法投資損益の一時的な悪化を織り込み減益計画。 10 2015年3月期 セグメント別業績予想 (単位:億円) セグメント 売上高 予想 前期比 前期差 営業利益 予想 前期比 前期差 12,080 100.6% +69 241 104.1% +9 クレジット・金融・ 友の会業 350 104.5% +15 52 100.6% ±0 小売・専門店業 580 67.6% △278 0 (△3) +2 不動産業 480 120.6% +82 59 92.6% △4 百貨店業 (端数切捨て) 百貨店業:消費税増税の売上反動減を織り込みながらも、5期連続増益。 クレジット・金融・友の会業:グループ外取扱高増加を見込み、4期連続増益。 小売・専門店業:通販事業再編にともない売上高減も、増益計画。 三越伊勢丹ホールディングス 11 2015年3月期 百貨店業績予想 (単位:億円) 百貨店業績 売上高 予想 前期比 前期差 営業利益 予想 前期比 前期差 三越伊勢丹 6,755 100.0% +1 240 103.9% +8 国内地域百貨店 4,288 100.0% ±0 40 88.5% △5 944 108.3% +72 17 158.6% +6 海外百貨店 (端数切捨て) 売上高および営業利益は、決算説明資料5ページに記載の各社の予想をもとに記載しております。 三越伊勢丹:首都圏事業会社統合から4期連続増益。 国内地域百貨店:グループ内不動産移管の影響を除く営業利益は2億円の増益。 海外百貨店:全拠点の営業利益増益を目指す。 三越伊勢丹ホールディングス 12 2015年3月期 三越伊勢丹単体業績予想 (単位:億円) 通期予想 前期比 前期差 アルタ事業 再編除く 前期差 売上高 6,755 100.0% +1 +54 営業総利益 1,959 100.6% +12 +37 販売管理費 1,719 100.2% +3 +28 営業利益 240 103.9% +8 +8 経常利益 235 101.1% +2 - 当期純利益 169 118.1% +25 - (端数切捨て) 売上高:消費税増税の売上反動減を織り込みながらも増収。 販売管理費:WEB拡大や中小型店出店等で経費増。 営業利益:首都圏事業会社統合から4期連続増益。 13 第Ⅲ部 グループの中期的に目指す姿と取組みの進捗状況について 三越伊勢丹ホールディングス 14 1.グループビジョン実現に向けて ◇中期的に目指す姿 ◇3ヶ年計画(2014-2016年度)の重要戦略 ◇営業利益500億円へ向けて 三越伊勢丹ホールディングス 15 1.グループビジョン実現に向けて ~中期的に目指す姿 三越伊勢丹グループビジョン 上質で新しいライフスタイル 一人ひとりの生涯にわたる さまざまな生活シーンでお役に立つ マイデパートメントストア 成長し続ける世界随一の 小売サービス業グループ 中期的に目指す姿 高い魅力のコンテンツ創出 顧客接点の拡大と充実 インフラ と 機能 生産性向上 2018年度 営業利益500億円以上の達成 三越伊勢丹ホールディングス 16 1.グループビジョン実現に向けて ~ 3ヶ年計画(2014-2016年度)の重要戦略 大都市店舗 地方大都市における基幹店化 支店・グループ店 WEB 出店拡大・新規業態開発 国内外の店舗と連動したECの拡大 新規ビジネスの実現(モール・メディア) 【中国】大型SCの自主運営 海外店舗 重点事業 【東南アジア】既存エリアの基幹店戦略 成長エリアへの新規出店 今後取組みを拡大 中小型店 新たな店舗モデルによる競争力強化 販売生産性向上 グループ最大の強みとしての強化継続 仕入構造改革 国内店舗 店 店舗 舗⇔ ⇔W WE EB Bの の連 連携 携 イ イン ンバ バウ ウン ンド ド・ ・ア アウ ウト トバ バウ ウン ンド ドの の強 強化 化 基幹3店 2018年度 営業利益500億円以上の達成 2014~2016年度 グループ3ヶ年計画 既存事業の強化・新規事業の開発 三越伊勢丹ホールディングス 17 1.グループビジョン実現に向けて ~ 営業利益500億円へ向けて 2018年度 500億円以上 新規事業 (旅行、人材サービス 等) +α 2016年度 不動産業 420億円 70 2013年度 不動産業 小売・専門店業 346億円 65 10 不動産業 小売・専門店業 5 64 クレジット・ 金融業 クレジット・ 65 金融業 クレジット・ 金融業 232 百貨店業 285 +5 小売・専門店 +15 カード +30 基幹3店 +40 支店・グループ店 +30 百貨店業 (WEB) +15 350 中小型店 +15 海外 +25 80 51 百貨店業 不動産 小売・専門店業 △3 三越伊勢丹ホールディングス 18 2.国内店舗戦略 ◇基幹3店 ◇グループ店 ◇中小型店 三越伊勢丹ホールディングス 19 2.国内店舗戦略 ~基幹3店 グループの最大の収益源として、さらに投資を実施 伊勢丹新宿本店 三越日本橋本店 グループ最大の 新たな顧客創造に向け、 収益基盤として 今後新宿レベルの リモデル投資を継続 大規模投資を実施 三越銀座店 増床リモデル後の 顧客・環境の変化に 対応した リモデル投資を実施 新しいコンテンツ・価値を持続的に生み出し、グループ全体へ波及させる 三越伊勢丹ホールディングス 20 2.国内店舗戦略 ~伊勢丹新宿本店 今後も継続的に投資を実施し、収益基盤をより強固なものとしていく 2013年3月 これまでの 取り組み 2013年度 実績 B2F~4Fリモデル(婦人・宝飾時計・雑貨) 投資額:90億円 売上 2,654億円(前年比112.1%) 来客数 約2,600万人(前年比104.5%) 世界最高のファッションミュージアムの完成に向けた投資を継続し、 2018年度は2013年度差 20億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 さらなる収益力強化に向けた 上層フロアのリモデルの実施 ( 5Fリビング・6Fベビー子供・ソリューション) 3月12日 5F リビングフロア「パーク」先行オープン 【2014年度目標】売上前年比102.1% 三越伊勢丹ホールディングス 21 2.国内店舗戦略 ~三越日本橋本店 「カルチャーを基軸とした百貨店」に向け、新宿レベルの投資を実施 店の集客を高める取り組み(「カルチャー」を売る+滞在性の向上) これまでの 取り組み 売上:1,736億円(前年比106.4%) 2013年度 実績 ○来店 来客数:約1,260万人(前年比101.3%) ※3月20日 コレド室町2・3オープン以降4月末まで前年比124.1% 日本橋の「街」としてのポテンシャルが高まる 新たな顧客創造に向けたトライアルをリモデルにつなげ、 2018年度は2013年度差10億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 増加する来街者の 取り込み(定着化) 新規顧客に対応した基幹MDの導入 会話スペース・環境構築・カルチャー関連MDの強化 【2014年度目標】売上前年比101.5%(アルタ除く) 三越伊勢丹ホールディングス 22 2.国内店舗戦略 ~三越銀座店 顧客構成・周辺環境の変化に対応した「グローバルストア」への投資を実施 2010年秋に増床リモデル実施 これまでの 取り組み 2013年度 実績 投資額:100億円 売上 692億円(前年比113.0%) 来客数 約2,000万人(前年比101.9%) 外国人売上 35億円(前年比243.6%) リモデル当初に比べ、顧客構成・周辺環境が大きく変化 グローバルストアとしての新たな店舗モデルを推進し、 2018年度は2013年差 10億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 銀座来訪者・外国人顧客が第一に目指す店づくり ⇒インバウンド強化も含めた新しい店舗モデルを推進 商圏拡大戦略 ⇒湾岸エリアを含めた新しい顧客を獲得 【2014年度目標】売上前年比100.3% ⇒ 売上高700億円以上を目指す 三越伊勢丹ホールディングス 23 2.国内店舗戦略 ~グループ店 大都市店舗の大規模リモデルによる店舗の魅力・資産効率向上 グループ店計 これまでの 取り組み 2013年度 実績 大都市店舗計 (札幌・福岡・名古屋) 売上 4,287億円(前年比104.2%) 営業利益 45億円(前年差+20億円) 売上 2,574億円(前年比104.6%) 営業利益 22億円(前年差+15億円) 一定の営業利益を生み出せる収益基盤の確立 大都市店舗への集中投資・中小型店舗によるエリア競争力強化により、 大都市店舗への集中投資・中小型店舗によるエリア競争力強化により、 2018年度はグループ店計で2013年度差 2018年度はグループ店計で2013年度差 25億円の増益を目指す 25億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 札幌 2014年夏 大規模リモデルスタート 2014年秋冬より順次オープン 福岡 2014年9月 名古屋 福岡三越 第3弾グランドオープン 栄エリアの活性化に向けた リモデルの検討 【2014年度目標】グループ店計 営業利益40億円(実質増益) 三越伊勢丹ホールディングス 24 2.国内店舗戦略 ~中小型店(既存業態) 全国へ出店を拡大し、顧客接点の拡大、ブランド価値向上を実現 着実な出店拡大・既存サテライトのMI PLAZAへのリニューアルが進捗 これまでの 取り組み 2013 年度 売上 イセタンミラー 17億円 イセタンハネダストア 5億円 9店舗 MI PLAZA 207億円 1店舗 イセタンアウトレットストア 63店舗 7億円 4店舗 出店拡大により2016年度に150店舗体制を実現し(+70店舗以上) 2018年度は売上500億円規模、2013年度差 15億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 イセタンミラー 新規出店目標 6店舗 15店舗 イセタンハネダストア 新規出店決定 2店舗 メンズ2号店 レディス1号店 MI PLAZA 新規出店目標 10店舗 (グループ店含む) 73店舗 3店舗 イセタン アウトレットストア 新規出店目標 2店舗 6店舗 【2014年度目標】新規出店により前年差40億円の増収(グループ店含む) 三越伊勢丹ホールディングス 25 2.国内店舗戦略 ~中小型店(新規業態) 基幹3店の強みを切出し・編集した高収益な新規業態の開発 2015年度より出店開始 【店舗サイズ】1,000㎡ ~ 3,000㎡ 【 出店 場所 】全国主要都市のオフィスタワー・駅ビル等 中型セレクト 【コンセプト】独自性・収益性・編集力の高いファッション編集ストア ストア オリジナル高差益MDの展開により営業利益率5%を目指す 2015年秋 「大名古屋ビルヂング」へ出店 2014年度中に出店準備を完了 基幹店 コンテンツ 切出型ストア 新規コンテンツのビジネスプランを作成 婦人・紳士衣料 三越伊勢丹ホールディングス 雑貨 26 3.生産性向上の取り組み ◇仕入構造改革 ◇販売生産性向上 三越伊勢丹ホールディングス 27 3.生産性向上の取り組み ~仕入構造改革(これまでの成果と課題) 仕入構造改革(2011年~) 基幹3店 拠点 これまでの取り組み 取組 支店・ グループ店 独自性・収益性向上に向けた取り組み 独自性・魅力度向上に向けた取り組み(独自性×収益力) 「場」の生産性向上の取り組み(売上下支え×収益力) 独自企画商品(自社製造・買取など)の開発と販売 共通フォーマットの全国展開(ユニット) ※支店・グループ店 ・高付加価値商品の生産・開発ノウハウ獲得と売り切るための販売力向上 成果 ・独自性ある「場」の確立 ・ベストセラー × 高収益MDの開発・供給・販売する仕組みの確立 差益への貢献度 単位:億円 2013年度 実績 店頭売上 全店計 前年差+0.21Pt 基幹3店 新宿 日本橋 支店・ グ ルー プ 店 銀座 11,333 4,406 2,345 1,369 692 6,927 仕入構造改革取組額 1,358 402 255 95 51 956 取組シェア 12.0% 9.1% 10.9% 7.0% 7.4% 13.8% 三越伊勢丹ホールディングス 28 3.生産性向上の取り組み ~仕入構造改革(今後の方向性) 「利益貢献額 200億円」に向けた取り組みを実施 グループネットワーク活用によるロット拡大 + 新たな「場」の活用 方向性 今後の取り組み 既存施策による「独自性×高収益」のMD強化 自主 企画品 基幹3店と支店・グループ店のMD相互乗り入れによるロットの拡大 ユニット 既存ユニットの強化、催事改革、大都市店舗向け仕組み構築 新たな場 「新たな顧客接点」(中小型店、EC)での高差益商品の展開 取組先政策 取組先との協業 + ブランド・ライセンスビジネスの拡大 17.5% 20.0% 15.0% 取組シェア 10.3% 8.7% 12.0% 200億円 利益貢献額(累計額) 6億円 2011年度 26億円 48億円 2012年度 2013年度 98億円 2014年度 三越伊勢丹ホールディングス 150億円 2016年度 以上 2018年度 29 3.生産性向上の取り組み ~販売生産性向上の取り組み 販売生産性向上の取り組み 人件費削減ではなく、「接客の“質”」向上により収益を拡大 スタイリストの成長 最適なお買場運営体制 接客力向上(ヒット率・セット率) 接客時間拡大 販売生産性向上 接客力向上 顧客満足向上 売上拡大 仕入構造改革 両輪 適正要員配置 ITの活用による接客の科学的分析 接客力 向上 スタイリストの行動分析 適正要員 配置 客数 × 要員配置の分析 トップスタイリストの接客技術の可視化 お買場ごとの特性を定量的に把握 他のスタイリスト育成へ活用 接客時間を最大化する お買場運営体制の構築 三越伊勢丹ホールディングス 30 4.海外事業戦略 三越伊勢丹ホールディングス 31 4.海外事業戦略 競争力ある「新たな店舗モデル」による多店舗・多チャネル化 競争力ある MD展開 世界共通MD WEB ⇔ 店舗 収益体質 の連携 の確立 基幹3店 日本のコストノウハウ クールジャパン オムニチャネル化 現地のコストノウハウ アジア共通MD 拠点ごとの独自MD 三越伊勢丹ホールディングス 32 4.海外事業戦略 次なる成長に向けた店舗運営体制強化 これまでの 取り組み 2013年度 実績 売上:871億円(前年比118.9%) 営業利益:11億円(前年差±0億円) 新たな店舗モデルの推進・新規出店により売上1,000億円を早期に達成し、 2018年度は2013年度差 25億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 新設 ASEAN統括 + 中国HDSによる事業推進力強化 クールジャパンの展開 【2014年度目標】前年差70億円の増収、6億円の増益 三越伊勢丹ホールディングス 33 5.WEB戦略 三越伊勢丹ホールディングス 34 5.WEB事業 百貨店EC売上300億円規模の事業モデル確立 事業拡大に向けた基盤整備 推進専門組織の設置 これまでの 取り組み 新たなWEBビジネスへの着手・ECのグローバル展開 Fashion Headline 2013年度実績 「FANCY」への出店 “WiL”ファンドへの出資 百貨店EC売上:90億円 WEB上で基幹店の品揃え・サービスの再現で百貨店EC売上300億円を早期達成し、 WEB上で基幹店の品揃え・サービスの再現で百貨店EC売上300億円を早期達成し、 2018年度は2013年度差 2018年度は2013年度差 15億円の増益を目指す 15億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 統合ECサイトの稼働・継続強化 新しい形のWEBビジネス具現化に向けた基盤整備 【2014年度目標】WEB事業としての黒字化を目指す 三越伊勢丹ホールディングス 35 5.WEB事業 三越伊勢丹が目指す未来像 ⇒ デジタル領域を圧倒的に強化 アナログの価値の最大化とグローバルなサービス提供を実現 デジタルビジネス、サービスを強化、拡大 既存百貨店ECの更なる強化 顧客接点の拡大による 統合、編集、最適化した 新規顧客獲得 情報・コンテンツの発信 新たなEC(コンテンツ/ 顧客ロイヤリティ、 キュレーション等)のトライアル エンゲージメントの向上 全く新しい事業の創出 新たな買い物体験の創出 絶対的な経験価値の創出 魅力的なコンテンツの提供 グループ全体のデジタル化を強力に推進 デジタル戦略を司る組織の強化 外部との連携・導入を強力に推進 三越伊勢丹が持つコンテンツの 統合、編集、最適化 社内システムの統合推進 デジタルデータ管理の一元化 店舗のデジタルインフラ強化 デジタルデータと 共通プラットフォームの構築 アナログデータの融合 最新のテクノロジー ECプラットフォーム WEBメディア WEBサービス エデュケーション エンターテイメント 三越伊勢丹ホールディングス 36 6.重点事業 三越伊勢丹ホールディングス 37 6.重点事業 ~食品事業(スーパーマーケット) 高収益モデルの多店舗によるチェーンオペレーション確立 モデル構築に向けた基盤整備 これまでの 取り組み ワンデーツーオープンの実施 2013年度 実績 52週MDの展開 売上:530億円 営業利益:▲1.6億円 (前年比103.5%) (前年差▲1.1億円) 高収益な店舗モデルによる既存店強化・新規出店を拡大し、 2018年度は2013年度差 6億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 独自性の高い「高質SM」としてのクイーンズモデルの確立 既存店のフルリモデル推進 店舗オペレーション・サプライチェーン改革 4月26日 石神井公園店 リモデルオープン 【2014年度目標】黒字化を目指す 三越伊勢丹ホールディングス 38 6.重点事業 ~カード事業 百貨店売上に左右されない強固な収益基盤の確立 グループ内外の取扱高拡大・顧客情報の蓄積・活用 これまでの 取り組み 営業収入:290億円(前年比109.4%) 2013年度 実績 営業利益:58億円(前年差 +14億円) 外部取扱高:2,818億円(前年比126%) グループ内顧客の取扱高拡大、グループ外部からの顧客獲得により 2018年度は外部取扱高5,000億円レベル、2013年度差 30億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 収益向上に向けた外部取扱高のさらなる拡大 特約加盟店 開拓強化 ストックビジネス強化 (リボルビング・分割払い) 【2014年度目標】外部取扱高 提携戦略の強化 前年差+400億円以上 三越伊勢丹ホールディングス 39 6.重点事業 ~ファッションブランド事業 海外も視野に入れた グローバル基準で評価されるブランドの展開拡大 基幹3店を持つ強みを活かしたビジネスモデルを確立 これまでの 取り組み MULBERRY 旬なブランドの獲得 RAG & BONE ALEXANDER WANG ALEXANDER WANG 旗艦店(南青山) 2013年度 実績 ブランド売上 :18億円(前年差+8億円) 国内外での出店・ライセンス等、多角的な展開拡大によりブランド売上50億円を早期達成し、 2018年度は2013年度差 7億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 魅力度の高い新規ブランドの獲得・育成 【2014年度目標】ブランド売上20億円以上 三越伊勢丹ホールディングス 40 6.重点事業 ~新規事業の開発・育成(商業不動産事業) 保有資産の最大活用・再開発計画への参画による収益事業化 2014年度の重要戦略 事業推進に向けた基盤構築・ノウハウの蓄積 新設 【開発】 商業不動産開発部 店舗周辺再開発計画の検討 新設 【建装・PM】 【レジデンス】 三越伊勢丹プロパティ・デザイン 三越不動産 三越環境デザインとの統合 野村不動産との提携 建装・PM事業の外部営業強化 マンション分譲事業の推進 三越伊勢丹ホールディングス 41 6.重点事業 ~新規事業の開発・育成(旅行事業) 拡大戦略による旅行売上100億円の早期達成 国内外の富裕層へ高付加価値・高品質な旅行を提供 【国内】 グループ外富裕層 【国内】 グループ内富裕層 【海外】 富裕層 百貨店インバウンドビジネスとの連携 旅行専業では扱えない 三越伊勢丹ならではの高付加価値・高品質な旅行提供により、 2018年度は旅行売上100億円、営業利益5億円の達成を目指す 2014年度の重要戦略 グループ内の旅行販売拠点の拡大 海外富裕層向けの高質な旅行の開発 【2014年度目標】旅行売上45億円 三越伊勢丹ホールディングス 42 6.重点事業 ~新規事業の開発・育成(人材サービス事業) No.1百貨店グループのノウハウを活用した人材サービス事業の拡大 グループ外 グループ内 市場競争下での サービス磨き上げ・受注拡大 市場競争力のある シェアードサービス提供 好循環 生産性向上 収益向上 外部収益拡大とサービスの質向上を好循環させるビジネスモデルを確立し、 2018年度は外部収入30億円レベル、2013年度差 3億円の増益を目指す 2014年度の重要戦略 重点事業のプロフィット化推進 教育 請負 リサーチ・コンサル 接客・サービス教育 領域・資格別セミナー 販売代行 店内案内 店頭覆面調査 VMDコンサル等 【2014年度目標】外部収入13億円(前年差+4億円) 三越伊勢丹ホールディングス 43 7.経営指標について ◇利益計画・投資計画 ◇ROEについて 三越伊勢丹ホールディングス 44 7.経営指標について ~利益計画・投資計画 利益計画 350億円 2014年度計画 投資計画 420億円 500億円 以上 2016年度計画 2018年度計画 2014~2016年度計 営業CFの範囲内で 最大限の成長投資 1,110億円 成長可能性の高い案件への さらなる成長投資 (M&A・商業不動産等) 三越伊勢丹ホールディングス 45 7.経営指標について ~ROEについて ROEは長期視点で向上を目指す ROE向上に向けた取組み 利益最大化 株主還元 営業利益500億円以上の早期達成 増配の実施 保有資産の最大活用策の実行 業績を反映した株主還元策の検討 三越伊勢丹ホールディングス 46 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 業務本部総務部 47