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第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド - 1 -

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第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド - 1 -
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
-1-
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
-2-
目次
1. はじめに
……………………………..………………… .…………… .. 5 ページ
2. ジャンボリープログラム
…………………………… ..…………………... 6 ページ
3. サブキャンプ生活
………………………… ..…………..…………… 7 ページ
4. ジャンボリー へ向 けた準備
5. プログラム予定表
………………………………..…………………… . 9 ページ
6. アクティビティモジュール
7. 選択時間アクティビティ
8. 追加アクティビティ
9. ジャンボリー の後
10. 付属資料
…………………… ..…………………… .….. 8 ページ
………………………………………..…….. 10 ページ
………………… .……………………….…….. 11 ページ
………………………………………… ..….…….. 12 ページ
…………..……………………………..…….….….. 13 ページ
……………………………………………… ..……….... 14 ページ
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
-3-
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
-4-
はじめに
スカウティングの新世紀の幕開けに、イギリスは「1つの世界、1つのちかい」
を旗印に世界中から4
万人以上のスカウトが一同に会する2007年第21回世界 スカウトジャンボリー を主催する。
第21回世界 スカウトジャンボリー
世界スカウトジャンボリー はスカウト運 動が主催す る最 大の定期行 事である。この行 事は4年おきに国 を変 えて開 催され
る。これは何よりも世界中の青少年に平和の理解 と推進 を行うという
教育的行事 である。
第21回世界 スカウトジャンボリー には世界の150カ国以上の国々 を代表する28,800人 もの14歳から17歳 までの少
年、少女と12,000人余りの指導者が集まる。ジャンボリー は2007年7月27日から8月8日 まで、ロンドンの北西部50キロ
に位置するチェルムスフォードのハイランズパークで開 催 される。
ジャンボリーのプログラム
ジャンボリープログラムはジャンボリー を通した青少年 の完 結した体験で、スカウティングの世界的な教育目的ならびに
行事特有 の目 的の達成す る助けとなる。
青少年 プログラムガイドはジャンボリープログラムとその構成要素を詳細 に伝 えるものである。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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ジャンボリープログラム
全てのスカウト行事と同様に、世界スカウトジャンボリーは参加者にそれぞれの国の特色のあらゆる
面を開発できるプログラムを提供する。プログラムは幅広い様々なアクティビティを提案し、参加者が
相互に交流し、キャンプ場での日々の生活に実際に参加する機会を提供することにより青少年の参
画の方法に焦点を当てる。
第21回世界スカウトジャンボリー プログラムは以下 の目 的に沿 ってつくられた。
世界 スカウト
委員会 が合意 した2007年祝典 の目的 :
•
スカウト運動 の100周年 を祝う。
•
世界スカウト運 動の結束 を実演する。
•
スカウト運動 の質の向上 と推進 する。
•
平和を推 進す る。
•
スカウト運動 の特有 な価値 を示す。
•
楽しく、有益 な体験を提 供する。
•
自然と環 境へ の責務 を実 演する。
•
全ての地域社会への配慮 を示す。
教育目的
プログラムは参加者の肉体的 、知的 、感情的、社会的そして精神的な成長を助けるために企画 された。
またジャンボリープログラムチームはプログラムのあらゆる側面に明示されるべき以 下の3つの原則を制定した。
- 未来 がもたらす可能性についてスカウトの期待 をかきたてる。
- スカウトが行動を起こし、生活方法 を変 えるよう動機付ける。
- スカウトに頭 で考 え物理的挑 戦に応じさせる。
プログラムチームが作 成した補足目的 :
•
帰国後 に自国 で行 動を取るようにスカウトを促す 。
•
全ての参加者 を公平に参加させる。
•
教育目的のある内容とする。
•
バランスの取 れた内 容とす る。
•
アクティブな内容とする。
•
コミュニケーショ
ンを密にする。
•
スカウト運動 を進歩的で包含的 な運 動として示す 。
•
地球社会が直 面している課題 を認識 する。
•
安全で刺激のある環 境を確保す る。
プログラムの作成
プログラムを企画す る際 、チームは世界スカウト機構が作成 した世 界スカウトジャンボリー の組織 に関する指 針とプログ
ラム指針 を参照した。過去 のジャンボリー での指導者および 参加者 としての個人的観察と体 験、現在の教育的思考 もプロ
グラム開発 に役 立った。
プログラムはユーロジャム(
ヨーロッパスカウトジャンボリー 、2005
)で試 験 されたがジャンボリー のグループ編 成の違い
と参加者 の年齢層の違いからいくつかの必要 な変更が加 えられた。
ユーロジャムの期間中と終了後に調査が行われ、参加者お よび 成人からの意 見が世界 、地域 、国レベルで集められた。
世界 スカウ事務局は広範 な報告 を行 い、各 ジャンボリー企画チームおよび 運営 チームも同 様に考察を行った。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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サブキャンプの生活
サブキャンプは第21回世界スカウトジャンボリー の中核 を成すものである。
サブキャンプはスカウトが毎日食事 をし、眠り、顔 を合 わせる場所である。サブキャンプはスカウトがアクティビティや祝
典に共に参加 することが出来、お互いに交流 ができる場 所である。各 サブキャンプは独自 のリズムとスタイルで生活 を行 う。
青少年は本当のサブキャンプ精 神を作り出 す ことが期待 され、彼らの指導者はサブキャンプの日々の管理について助力
するように 要求 される。
ジャンボリー には16のサブキャンプ が設置 され、各キャンプは50の隊で組織 される青少年の最 大1800人 が生活 でき
るように設 計されている。隊 は36名の青少年と4人 の成 人指導者で構成される。隊は9名の青少年で構成される4つ の班
で組織される必 要がある。大部分の隊 は1つ の国 を代表 するスカウトで構 成 される。その他の隊は派遣 員 が少 ない多くの
国々のスカウトで構成 されることになる。組織担当 がこれらの「
混成」隊の編成を行う。
16のサブキャンプはサブキャンプにサービスを提供す る施設 があるハブにそれぞれ4つずつ分かれ配置される。ハブ
はサブキャンプにサービスの提供 を行 う施設ベースセンター である。
ハブは4つの主要 な地理的環境にちなんで名前 がつけられている。各 サブキャンプはハブ環境と関連性の ある異 なる
生息環境 にちなんで名前 がつけられている。
また、各 サブキャンプはサブキャンプが代表す る生息地でみられる絶滅危機種をマスコット動物 として提示する。
デザート(砂漠 )
ハブ
マウンテン(
山間)ハブ
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
オーシャン(海洋)
ハブ
トロピカル(
熱帯)
ハブ
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ジャンボリーへの準備
参加者 はジャンボリープログラムに積極的 に参加できるように 十分な準備を行うことが必要である。
サブキャンプとイブニングプログラム
隊は、それぞれの文化的 パフォーマンス(ダンス、ドラマ、歌 など5分以内で収まる内 容)をサブキャンプで披 露す る準
備 をしてきて欲しい。舞台と音響機器 は提供 されるのでCDも持参すること。
各隊は更に、アクティブティ
又 はゲームをサブキャンプ内のほかの参加者達と共有できる準備もして欲 しい。ゲームは
簡単で理解しやすく参加しやすいものであることが必要 である。
フードフェスティバル
2007年 8月1日(水)
スカウティングサンライズデ イの午後にフードフェスティバルが開催 される。
隊は国 を代 表する伝統料理を何品 か用意 する必要がある。そして2007年8月1日 の午後にこの料理 をサブキャンプの
他のメンバーと分かち合う。
隊は料理が提供する場所 を飾るために各国の民族衣装や国旗を用意 することが望 まれる。
各国派遣団指導者への注意 :
イギリスへの食料品の輸入を規制す る大変厳しい法 律が存在するので、食 材 と共 に出発
してしまう
前にこの情報を確認することが望ましい:www.defra.gov.uk/animalh/illegali
ジャンボリーチームはイギリス内 での材料 の購入について支援することができる。詳細情報 はブリテン第6号 の15ペー
ジを参照 のこと。
天候
イギリスの夏 では、暑い日 照りの日、雨の日 、冷温と様々な天 候を体験す るだろう。従って、参加者はあらゆる天候条件
に対する「
備え」
が必要である:
・ 参加者 は帽子、サングラス、日焼け止めクリームを持ってくることが望 ましい(
参加者 には初日に昼 食と共にボトル
に入った飲み 物が支給される)。
・ また、参加者 は雨あるいは寒い天候 に適した防水 の防寒衣 を持参することが望 ましい。
・ 付属資料3の場外プログラムアクティビティのための装備品のリストを参照のこと。
共有
世界スカウトジャンボリー で大きな位置を占めるものが、新しい人々 と出会い親 交を深めることである。ここに参加者がジ
ャンボリー の後で新しい友人と意見交換 し、連絡 を取るためのいくつかの提 案を記す。:
・ 参加者 は隊の名前とサブキャンプなど詳細情報 を記載した「
名刺」をいくつか印刷することが可能 である。写 真を掲
載してもいいだろう。参加者は誰に自分たちの個人情報 を渡すか注 意深 くなるように促すことが 必要である。
・ 参加者 は自分達の家族、学校 、住んでいる場所 の写真等を何枚か持参 してもいいだろう。
・ 参加者 はジャンボリーに出来れば自国 あるいは自国のスカウト運動にある程度関連性があるちょっとした贈 り物を
持参することも可能である。もちろん、高額 なものであってはならない。
・ 参加者 は交換 用にバ ッジを持 参することができる(
バッジの交換に関しては、付属資料4.11の規則を参照のこと)。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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プログラムの予定表
プログラムは参加者が全ての観点に即したアクティビティに参加できるよう一連の異なるアクティビティ
が用意されている。
1.アクティビティモジュール
これらは全ての参加者が参加する中核アクティビティモジュールである。これらはアクティビティに応じてハイランドパー
クの「
場内 」
あるいは異 なる会場 の「
場外 」
で行 われる。参加者 はバスにより場外会場へ 移動する。
2.選択時間 アクティビティ
これらは参加者が選択時間枠内に参加することが出来るアクティビティである。
3.補足アクティビティ
これらは、メインアクティビティプログラムモジュール外の参加 アクティビティ
である。
予定表
ジャンボリー の開催中、全 ての参加者には等しく各プログラムアクティビティが割り当 てられる。サブキャンプはある時間
帯のあるプログラムに割り当 てられる。予定表 は付属資料1に記 載されている。
参加者 は次 のアクティビティに参加 する。
プログラムアクティビティ
時間
場所
ワールドビレッジ - アクアビル
1日
場内
ワールドビレッジ - テラビル
1日
場内
地球開発村
1/2日
場内
エレメンツ
1/2日
場内
トラッシュ
1/2日
場内
スターバースト
1日
場外
ギルウェルアドベンチャー
1日
場外
スプラッシュ!
1日
場外
選択時間
3×1/2日
場内
時間設定
場 外 プログラム日:
出発バスが午前8時から10時 の間 と、帰りのバスが午後4時 から7時の間に運行される。各隊にはサブキャンプチーム
から参加時間 について通 知が行われる。
場 内 プログラム日:
アクティビティは午 前9時 半から12時 半までと午後2時 から5時まで運営 される。
注:
2つのワールドビレッジ(アクアビルとテラビル)
は午前10時から午後4時まで運 営 され、選択 アクティビティが企 画さ
れる場所 でのランチブレークを含 め午前と午後のワークショップが行われる。
イブニングプログラム:
このプログラムはほぼ毎日午後 7時半 から10時半まで運営される(
開会式、閉会式 、ギフトフォー ピースコンサート
日は
除く)
。
会場での「
静寂の時 間」は午後 11時から午前6時半とする(開会式、閉会式、ギフトフォーピースコンサート
日は除く)。
会場がかなり広大 であるため、参加者はサブキャンプから違 う
場 所へ歩 いて移 動す るのにかかる時間 を考 慮することが
必要である。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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アクティビティモジュール
ワールドビレッジ
ワールドビレッジは世界中の国々の文化、趣味 、芸術、工芸 、食 べ物、その他 たくさんのことについて理解 を深める場 を
提供する。参加者は2つのワールドビレッジ― テラビルとアクアビルでそれぞれ1日を過 ごす 。ジャンボリー に参加する各
国スカウト連盟 によりワールドビレッジに 540以上 のアクティビティ
が提供される予 定である。アクティビティに加 え、ランチ
タイムには特別 なショーが開催される。
地球開発村(GDV)
GDVは参加者に地球社会が直面している課題 について熟考を促すような半日アクティビティとなっている。セッショ
ン
は意 欲をかき立 てるドラムセッションからスタート
し、環境 、健康、人権 あるいは平和の4つのテーマに関する2時間のワー
クショップが行 われる。アクティビティの締めくくりは参加者 が帰国後にほんの少よりよい世界 を作 るために貢献することを
促す特別 イベントが用 意される。
エレメンツ
この科学とテクノロジーに基づ く半日アクティビティは我々に影響 を与える科 学に重点を置き、火 、空気、水 、土の4つ
のエレメント
のいずれかについて学習できる構成になっている。全参加者が対象 の歓迎アクティビティの後、彼らは4つの
エレメンツゾーンの1つで過 ごすためにグループ分 けが行われる。
トラッシュ
この半日アクティビティは参加者が日 々の物資 をどのように再利用できるか、また我 々の日常活動が地球にどんな影響
を及 ぼすかについて考えることを促す 。国際混成班単位 で参加者は音楽 、芸術 、知識 ならびにチャレンジゾーンのいず
れかのアクティビティに参 加する。
スターバースト
参加者 はスカウト精神の価値 を実践 し、活動を行 い、地域社会と環境について知識 を得 るためにジャンボリー会 場から
離れた場所で終日を過ごす 。全 員が何らかの実践的な作業、例えば 野生生物の生息地を改 善するために森林部の歩道
を掃除したり、特別支援が必要 な子供 たちの通う学校の校庭や野生生物領域の修繕 や塗装 したりする作業 に参加 する。
また追加的な地域社会ベースのアクティビティ
として、イギリスの田園区域の散策 あるいは興味深 い地元の史跡などを訪
れる活動 も用意 される。
ギルウェルアドベンチャー
ギルウェルアドベンチャーはイギリスの「スカウト運動のホームグラウンド」
であるギルウェルパーク
で行 われる終日アクテ
ィビティで、4つ のゾーンで構成 される。チャレンジバレーでは、アドベンチャーコースに挑戦している間 、参加者はびしょ
濡れ、泥だらけになる。デ ィスカバリーゾーンではスカウト運動 の歴史に関 するより詳しい内容 をついて情 報を得、ギルウェ
ルパークを探索 する。マウンテンアンドモーションゾーンでは広範囲 の冒険的アクティビティが用 意 され、スカウティングス
キルゾーンでは参加者は様々な伝統的、現代的 スカウティングアクティビティに挑戦することができる。
スプラッシュ!
スプラッシュ!は水上と水辺で行うアクティビティで構 成される水 をテーマにした1日で、ハイランドパーク
から75キロ離
れた場所 にあるサフォークのアルトン貯水池 で行われる。全参加者には水 上でのアクティビティと同様、水をテーマにした
アクアチャレンジに参加す る権利が与 えられる。水上アクティビティには、カヤック、デ ィンギーセイリング、ベルボート、け
ん引 、いかだの組み立てなどが含 まれる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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選択時間のアクティビティ
エナジャイズ
参加者 はエナジャイズ(
活 性)を訪れ 、サーカス、生活 スキル、アクティブ、リラックス、芸術 の5つ のテーマに基づいて提
供されるアクティビティを試すことができる。参加者 は様 々 なアクティビティから好きなものを選択し、好きなだけそのアクテ
ィビティに参加することが出来る。
地球開発ブールバード
地球開発ブールバード(
大通り)
は参加者に地球社会が直面する問題や課題について考察す るための多くの場 を提供
するものである。ブールバードはジャンボリー 会場の中心部に設置 される。
ここでは70以上のインタラクティブ(対話型 )
展示 /スタンドが用意 され、参加者 は、イギリス、世界中の様々 な組織 が地
球上の問題に協力して取 り組む 活動を発見 できる。
グローバス
グローバスは会場 の周囲に配置された6台のロンドン ダブルデッカー(
2階建 てバス)
の改造車 で、3台はマウンテンハ
ブに、もう3台は ト
ロピカルハブに配置 される。グローバスはHI
V/AIDS、子 供の権利、地球旅行 /エコツーリズム、女性の
権利 、奴隷制と水 の6つのうち1つ の問題テーマに沿った様々 なアクティビティを用意する。
信仰と信条のゾーン
このゾーンは参加者に宗教的価値 や文化 を探求 することで 世界中の信 仰や信 条に気軽 に触 れ合う機会を提供する。
全 てのアクティビティは選択時間内に行 われウォークイン形式 で行われる。ゾーンには情報展示 と様々 なアクティビティが、
世界 スカウト
異教間フォーラムや スカウトティングで代表的なその他の信条団体のメンバーとの協力 により提供 される。
スカウト展示
プラザ内には、国際 バッジクラブ、国際スカウト・ガールガイド団体 、国際紐結師組合(IGKT)を含む様々なスカウト
関
係出展者 が集 まる。バッジの交換に関する規 則については付属資料4.12に記 載されている。
アマチュア無線
また、プラザ内には24時 間オープンのアマチュア無線局が置かれる。このアクティビティは参加者に様々な方法 で世界
中のアマチュア無線局と連 絡を取 る機 会を提 供す る。単方向放送とは対照的に参加者 は双方向通信として無線通信を
体験し、無 線を追跡や位置決めに使用し、電子の概念 について学 習することができる。
ハブアクティビティ
4つのハブにはそれぞれ、スポーツ、ゲーム、芸術、工芸を含む様 々なアクティビティを提供す るプログラム テントが設
置される。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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追加プログラム
サブキャンプとイブニングプログラム
サブキャンププログラムは選択時間と夜間 、イベントの開催期間を通じて運営 される。イブニングプログラム は開会式、
ビジル、サンライズデイ、閉会式の晩を除き毎晩行 われる。
ジャンボリー の開始時には、隊 が到 着 し、設営後 にオリエンテーショ
ンアクティビティが行 われる。この次に国際混成班
単位で一連のチャレンジを完了す る機会が提 供され、次 に隊 がステージ上 でパフォーマンスを行 う。
ジャンボリー の期間 を通して、エンターテイメント
やスポーツ、ゲーム、芸 術、音楽活動に参加する機会 が多 くとられる。
ジャンボリー最終日 の前の晩(
8月6日月曜 )は参加者がカーニバルに参加 でき、この日は各サブキャンプで行 われる屋
外デ ィスコで締 めくくられる。
信仰と信条の日々のプログラム
信仰と信条の日々 のプログラムには各隊、各参加者へ の考察資料 の提 供が 含 まれる。ハブ内 に祈りと熟考のための静
かな領域 も設置 され、礼拝、祈りの時間 、および スカウツオウンが主 要なジャンボリープログラムの一部となる。
スカウティングサンライズデイ
2007年 8月1日(水)
はジャンボリー 全体 が一同 に集 まり、スカウト運動の100周年記念を祝う特別な日である。その日
はサンライズセレモニーで開始 され、全 てのスカウト誓いを再確認する。ブラウンシー島 のスカウト
が代表してそのちかい
を行い、映像で中継 される。サンライズ祝典 の後、午前中に各信仰 の祝典 が執 り行われ、スカウツオウンが各 サブキャンプ
で実施される。午後には全 てのサブキャンプでフードフェスティバルが開催 され、各隊 は余興 を披露する。この日の締めく
くりはギフトフォーピースコンサート
で、世界 の様々 な場所 におけるギフトフォーピースのイニシアティブ の影響 を示す 音楽
やビデオメッセージが上映 される。
祝典
開会式 は参加者をジャンボリー に歓 迎し、参加者を「
1つの世界」
として団結させスカウトの おきてを参加者に思い起さ
せることが狙いである。スカウティングサンライズ祝典はジャンボリー 期間中の8月1日に開催 される。ジャンボリー の最後
に行 われる閉会式ではジャンボリー で過ごした時間 について振り返 る機会が与 えられる。
ジャンボリーフレンドシップアワード
ジャンボリー の期間 を通じて、全ての参加者は必要条件を達 成した時に与られるジャンボリーフレンドシップアワードに
向けて挑戦することが 出来 る。全 ての参加者 がアワードを獲得できることが望ましいが、アクティビティに単に顔 を出 すだ
けではなく積極的に参 加することが必要 である。アクティビティへの参加記録はハンドブックに保存 される。全 ての要 素を
完了した時点で、参加者はサブキャンプチームからジャンボリーフレンドシップアワードを授 与される。
スカウト
通信員プログラム
ジャンボリー を通じて、ジャンボリー について参加者と本国の人々 などに「
話 をする」
多くの機会 が与 えられる。スカウト
通信員がスカウト
連 盟により任命 され、メディアセンター に本部 を置 くジャンボリー のマーケティングと通信チームと緊 密に
作業 を行 う。スカウト通信員 は参加者から優先的に選ば れ、ジャンボリープログラムの全ての側面において完全で積極的
な役 割を担う必要がある。各 スカウト
通信員 はそれぞれの選択時間 の一環としてまた夜間 の自分達がとれる自由時間にこ
の補足的役割 を果たす。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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ジャンボリー終了後
ジャンボリー体験は参加者がジャンボリーを去った後の行動を促すように設計されている。ジャンボ
リーに参加する全ての人々が帰国後 に自分達の体験や学んだことについて多くの人々に共有できる
ことが重要である。
よりよい世界の創造
地球開発プログラムの一環として、参加者 はそれぞれの国 に帰った後 で社会 に変 化 をもたらすために何か異なることを
する誓いを立 てることが奨励 される。内容は、部屋 を出る時に電灯を消す こと、リサイクルをもっと積極的 に行 うことなど、ど
んなことでも
構 わない。隊の指導者はこの約 束を記録し帰国後 も引き続き行うように参加者に働きかけて欲しい。
国際友好
我々は ジャンボリー の成 果として、参加者 が世界中のスカウト達と友達 になることを望んでいる。ジャンボリー の期間中 、
スカウトは連絡先を交換することになるので、我々 はその後も長 年にわたり連絡 を取り続けて欲しいと願 っている。ジャンボ
リー終了後の数 ヶ月間 、体験談 や感想 などを共有する場としてジャンボリーフォーラムを利 用することができる。
隊の指導者 は参加者にジャンボリー の後 で他のスカウト達との連絡手段 を考 えさせておいてもいいだろう。Eメー ル、イ
ンスタントメッセンジャー、テキストメッセージなどの現代 テクノロジーや郵便 などを通じた方法 もあるだろう。
ジャンボリープログラムの成果を示す
ジャンボリー の開催中、スカウトが出来る貢献はウェブサイト
上に記 録される。例えば 、スターバースト・
アクティビティプ
ログラムを通じて得られた成 果について参照することが可 能である。
同様に、次のアドレスから広範なフォトライブラリー を閲覧することも出来る。www.thejamboree.org
青少年 プログラムの支援
ジャンボリー の終了後(
2007年末まで)、スカウトがその後使用、採用できるように プログラムアクティビティに関する詳
細な情報 がオンラインで入手可能になる。
同様に、地球開発村などプログラムのあらゆる側面を支援しているパートナー組織 に関する情 報やリンクも提供される。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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付属資料一覧
1. プログラム予定表
2. イブニングプログラム予定表
3. 隊の指導者情報
4. 各プログラム領域に関する情報
4. 1.
ワールドビレッジ
4. 2.
地球開発村
4. 3.
エレメンツ
4. 4.
トラッシュ
4. 5.
スターバースト
4. 6.
ギルウェルアドベンチャー
4. 7.
スプラッシュ!
4. 8.
エナジャイズ
4. 9.
地球開発選択時間アクティビティ
4.10.
信仰と信条ゾーン
4.11.
スカウト展示
4.12.
アマチュア無線
4.13.
サブキャンプ
4.14.
イブニングプログラム
4.15.
信仰と信条の日々のプログラム
4.16.
スカウティングサンライズデイ
4.17.
開会式
4.18.
閉会式
4.19.
ジャンボリーフレンドシップアワード
4.20.
スカウト通信員
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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付属資料1 - プログラム 予定表
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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付属資料2 - イブニングプログラム予定表
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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付属資料3 - 隊指導者情報
時間設定
場 外 プログラム
サブキャンププログラム 管理者 は、指導者 にはアクティビティの内容に従い、午前8時から10時 までの出発時間を通知
する。である。スプラッシュ!とギルウェルアドベンチャー のバスはメインバスターミナルから出発し、スターバーストのバス
はラウンドアバウトのバス停 から出 発す る。
ワールドビレッジ
10:
00 ∼ 16:
00
その他の場内 プログラム 領域:
午前のセッショ
ン
09:
30 ∼ 12:
30
午後のセッショ
ン
14:00∼ 17:
00
サブキャンププログラム 管理者 は、隊の指導者 に、場所によっては徒歩で30分以上かかるため 、アクティビティモジュ
ールに出 かけるために何時 までに準備 が完了している必 要があるか を知らせる。
イブニングプログラム
19:30∼ 22:
30
場 内の消灯時間
23:00∼ 06:
30
装備品
場内でのアクティビティには特別な衣服は必要 ないが参加者 は飲料水 を持参することが推 奨される。
参加者 はアクアビルとテラビルでのアクティビティの日 にはお 弁当 を持参 する必要がある。
場外プログラムアクティビティ(スプラッシュ!、ギルウェルアドベンチャー 、スターダスト)について、参加者 と隊指導者
は終 日場外で過 ごすことになり、イギリスの夏 の天候は強い日差しと雨がちの肌寒い気 温を体験す る可能性があることを
認識しなければならない。従って、全天候条件に対して準備をする必要がある。これらのアクティビティに完全防備 で参加
するためには参加者 は以下のものが必 要になる。
•
帽子、サングラス、日焼け止めクリーム
•
防水加工の暖 かい衣服
•
水着
•
濡れてもいい衣服 。安全上の理由から、水上アクティビティでデニムジーンズお よび重い綿 のズボンを着用するこ
とは認められない。
•
濡れても大丈夫な靴 - 履 き古したトレーニングシューズ(
運動靴)
あるいはかかとに スト
ラップがついたサンダル
•
運動靴
•
長ズボンと長袖の上 着
•
丈夫な靴(
ゴム長靴 あるいはウォーキング・ブーツ)
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 17 -
付属資料4.1 - ワールドビレッジ
概要説明
ワールドビレッジは「世界への窓 」
、即 ち、我々の多様 な
地球社会 を形 成している国々の文化 、娯楽 、芸 術 、工芸、
食べ物及 びその他の多くのことを探求する機会を提供す
ることを目的に計画されている。参加者 はある国およびそ
の国民について抱いている信念 について問 い直すと共 に
これまで存在すら知 らなかった国々や人々 について学 ぶ
機会 を得 ることになる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
1つの世界の市民 であることを自 覚す る。
•
自分達 の文化 、信条 、
生活様式 を共有する。
•
兄弟愛と相互尊重の精神 を促進 する。
•
第21回 WSJの主催国としてイギリスの文化的遺産
を発見す る。
アクティビティ
ワールドビレッジはアクアビルとテラビルの2つで構成 さ
れる。参加者は「短い1日 」を各 ビレッジで過 ごす。両方の
ワールドビレッジで400以 上 のアクティビティ
が行われる
予定で、各アクティビティはジャンボリー に参 加している各
国スカウト連盟 により提供 される。
参加者 は最 初の半日を1つのワールドビレッジ半分 で
過 ごし、残 りの半日をもう半 分で過 ごす。昼食 の時間には
参加者は2つのワールドビレッジの間 に位置 する場所で
教育的「
ライブ展示」を楽しむことができる。
アクティビティの例:
チリ - “エンボケ(Emboque)”
参加者はチリの子供たちに植民地時代からよく知られ、
使われている典型的 なチリのおもちゃの作り方 を学ぶ。
参加者はお 土産として持って帰ることが出来 るエンボケ
の遊び方を学ぶ 。
ペルー - “
祝宴 の踊 り”
I
STの指導で、参加者 は伝統的音楽の伴奏 に合わせ
てこの踊りの基本 ステップを学ぶ 。これは黒人 (
ペルー
人)
文 化の典型的な踊りである。
オランダ - 靴のダンス “
ティエスト(Tiesto) スタイル”
参加者は音 楽の助けを借りてオランダの民話 について
学び 、現代的な靴のダンスにも参 加す る。
トル コ - お菓子づくり
参加者は伝統菓子を作る。お菓子づくりを通してトルコ
のお菓子作 りの遺産 について学ぶ 。お菓子作りが完了
したら全員 で賞 味する。
時間設定
ワールドビレッジでの1日 は午前10時 にスタート
し、午
後4時に終了する。
チケット発行& グルーピング
チケットの必 要なアクティビティはないので、参加者は
自分で選んだ様 々なアクティビティ
に、アクティビティに適
した多様 なグループ構成で参加することが出 来る。
リンク/パートナー
ワールドビレッジで提供 されるアクティビティの大部分 は
ジャンボリー に参加する各国スカウト連盟により提 供 される。
レイアウト&場所
2つのワールドビレッジはジャンボリー 会場の東側 に位
置する。アクアビルはツンドラサブキャンプの後方からアク
セスでき、テラビルはキャニオンサブキャンプの後 方から
アクセスできる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 18 -
付属資料4.2 - 地球開発村
概要説明
地球開発村は地球 ならびに地球社会 が直面している
問題や課 題に関する参加者の熟考を助けることを目的と
するものである。
アクティビティの例 :
環境
タイのベチベル草の根 取り組み
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
健康、観光産業、環境、平和、人権および 民主主
義といった主 要な側面を通して見た地球開発に関
連した事実を知るようになる。
•
人々が生活様式に小さな変化 を起こすことで地域
社会おける行動や認識が地球的状況 にどのような
影響を与 えるか確認 する。
•
生活の中での個人的決定の重要性 を認識 し、そ
の決定 が与えうる肯定的 あるいは否定的な影響 を
確認す る。
水の浄化
アクティビティ
セッションは意欲を起こさせるドラム演奏で始まり、4つ
のテーマのうち1つについて2時 間のワーショップ が行わ
れる。
•
環境
•
健康
•
人権
•
平和
換金作物
健康
栄養ゲーム
河川盲目症
HI
VとAI
DS,教育認識
人権
我々そして世界−先住民族の権利
貿易 は公正 か?
通過儀礼
平和
紛争解決
メディアと平和
共存共栄
時間設定
これは半日 アクティビティ
で午前9時半から午後12時 半
までと午 後2時 から午 後5時 まで行われる。
チケット発行& グルーピング
「
ワークショップ」
のみの参加者にはアクティビティ参加
チケットが発行 される。チケットはアクティビティ
の前にサ
ブキャンプに配布される。
リンク/パートナー
多くのイギリス、世 界ベースの大 きな組織が地球開発村
で積極的 な参画を行 う。
レイアウト&場所
地球開発村はプラザとスカウトセンター近 くのジャンボリ
ー会場の中央 に位置する。
個人的装備品
参加にあたって特別な用品は必要とされない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 19 -
付属資料4.3 - エレメンツ
概要説明
このアクティビティは4つ の要 素 、火 、空気 、水、土に影
響しそれぞれから学 ぶことの出来 る化 学に焦点を当てる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
地球のエレメンツの力を探求
•
各エレメンツが人間 と自然 に及 ぼしえる潜在的危
険 を知 る。
•
科学とテクノロジー を通じてエレメンツの原動力を
利用す る方法を探究 する
アクティビティ
アクティビティは常 にサブキャンプ内 で始 まる。エレメン
ツの領域に到着したら、参加者は入り口にある火山 の周 り
で歓迎アクティビティに参 加し、次 に地 球のエレメンツの
原動力についての短い映像 プレゼンテーション を見る。そ
の後残りの時間 を参加者はエレメンツの4つ のテーマ別 ア
クティビティ領域 (
土 、火、水 、空 気)
の1つで時間 を過ご
す。各アクティビティゾーンには35から40のアクティビティ
が用意される。
時間設定
これは半日 アクティビティ
で午前9時半から午後12時 半
までと午 後2時 から午 後5時 まで行われる。
チケット発行& グルーピング
参加者 は「
歓迎アクティビティ」の時間 にそれぞれのア
クティビティゾーンに割り当 てられる。どのアクティビティに
もチケットは必要 ないので自 分で好きなアクティビティを選
択することが出来る。
アクティビティは個人向けのものとグループ向けのもの
がある。
リンク/パートナー
このアクティビティ領域はイギリスおよび世 界の主要な
科学研究機関 のいくつかの支援 を受ける。
レイアウト&場所
エレメンツはアリー ナの西側に位置 する。
個人的装備品
このアクティビティへ の参加にあたって特別 な装備は必
要ない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
アクティビ ティの例:
水の ゾーン
塩分
太陽蒸留器
浮力と置 換
流水
水力発電
水処理
波力
水中の有機体
水質
洪水/ 洪水防止
水門と水上運送
水の噴出
蒸気動力
火の ゾーン
太陽
太陽発電 からの電気
火山
火災安全
煙室
ロケット
推進力
化学反応 による動力
星
光合成
風の ゾーン
風力タービン
空気力学
エアズーカ(
空気砲)
範囲
セールボート
太陽帆
空気動力学
缶の破砕
ヴェント
リ・
ペインティング
ハリケーンと竜巻
太陽風
渦室
土の ゾーン
磁力
地震
遠心力と重力
全地球測位システム
天然染料
土壌浸漬
カーボンの足跡
元素周期表
太陽系の惑星
岩、水晶、化石 の表示
月と潮汐
土壌
埋め立て意識
- 20 -
付属資料4.4 - トラッシュ
概要説明
このアクティビティの領域 は参加者に毎日産出 される物
資 をどのように 再利用 できるか、また我々の行動が地球上
にどんな影響を与えるかについて考えるよう働きかけるこ
とを目的 としている。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
我々の行動が環境 に与 える影 響を特 定す る。
•
創造的能力お よび思考方法を開発する。
•
廃棄されている物資 を革新的 な方法 でどのように
再利用 できるか確認する。
•
国際混成班単位で作業 を行う。
アクティビティ
参加者 はアクティビティ領 域に入り、国際混成班 ごとに
次の4つのテーマに基づく一連のアクティビティに参加す
る。
•
芸術ゾーン
•
チャレンジゾーン
•
知識ゾーン
•
音楽ゾーン
アクティビティ:
音楽 ゾーン
参加者は革新的ミュージシャンのチームの指導の下で
カーパーツ、車両 の排気装置、ドラム缶 、パイプなど
様々 な「リサイクル」品 を使用して音 楽を制作す る。
芸術 ゾーン
国際混成班単位 で、参加者は様々 なリサイクル品 のみ
を使 って芸術作品を作 る難 関に挑む。班 のメンバーが
作品の一部 になることも可能である!作品が完 成した
ら、班 ごとに作品の見せ場 の写真 を撮り、ジャンボリー
会場のどこかに展示 される。
知識 ゾーン
各国際混成班は大規模なインタラクティブなビデオクイ
ズに参加 する。このクイズは参加者 が思 っているリサイク
リングに対 する考 え方 を試す ものであり、ちょっとした変
化を行うことで環境に大きな影響 をもたらすことができる
いくつかの方法について提案を行 う。
チャレンジゾーン
参加者は国際混成班単位 で、様々 なリサイクルあるい
はスクラップ品のみ用 いて「
メカニカル」なチャレンジ課
題に挑む 。
参加者 は到 着すると国際混成班に配属され、班 ごとに
番号が与 えられ4つのゾーンの1つに送られる。4つ のゾ
ーンには番号 の振られた柱 が立 っている。各班はチーム
番号と同 じ柱へ 行きそこで アクティビティを完了する。各ア
クティビティゾーンにはだいたい30から40のアクティビテ
ィが存在する。
時間設定
これは半日 アクティビティで、午前9時半から午後 12時
半と午後 2時から午 後5時 まで開催される。
チケット発行& グルーピング
参加者 は「
国際」
班 に配 属される。彼らは班単位で4つ
のアクティビティを完了す る。
レイアウト&場所
トラッシュはランドアバウトのバス停に近い、会場 の端 に
置かれている。アクティビティは4つの異 なるゾーンのそれ
ぞれで実施される。
個人的装備品
このアクティビティへ の参加にあたって特別 な装備は必
要ない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 21 -
付属資料4.5 - スターバースト
概要説明
参加者 はジャンボリー会場から離れて終日 を過 ごし、ス
カウト運動 の価値を実践し、地域社会や 環境 の中 で働き、
社会や環 境について学ぶ 。指導者が参加者に同行する。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
地域社会において協力し環境への配 慮を示す。
•
イギリスの文 化と価値について学ぶ。
•
他人のために何かを行い、世界や自 分の地域社
会に変 化を起 こそうという
意識 をもつ 。
時間設定
終日
チケット発行& グルーピング
このアクティビティは1台 の大 型バスで47のグループ編
成で開催する。グループは様々 な隊の混合構成 となる。こ
のアクティビティをサポートするために指導者がスカウトに
同行することが必要 である。乗車券はなく、特殊なニーズ
への配慮 を除 き特別 なバスの割り当てはない。
アクティビティの例:
地域社会プロジェクト - 例
野生生物 の生息環境 を改良 するために森林の遊歩道
をきれいにし、人々がその領 域を訪 れるように働きかけ
る。
特別支援 が必要 な子供たちのための学校の校 庭お よ
び野生生物領域 の補 修とペンキ塗 り
患者が楽しめるように 病院の敷地に庭 を作り植 物を植え
る。
野生生物 のための自然生息地を作 るための自然保護
事業
足跡 - 例
終日大変 な作業ばかりではない!以下のような他の体
験も用意 されている。:
イギリスの地方 をめぐるウォーキングあるいはハイキング
地域社会 の人々と出 会 う
機会
地元の興味深い場所の訪問
場所
スターバーストプロジェクトはほとんどハイランドパーク
から車で1時間の圏内 で行 われる。場所は海岸、街 、都市
と様々である。
個人的装備品
•
ウォーキング用 ブーツあるいは頑丈 な靴
•
長ズボンと長袖シャツ
•
日よけ帽 子、サングラス、日焼け止めクリーム
•
防水性 の防寒衣
•
水筒に入れた水とお弁当
バ ス停情報
参加者および 指導者は大 型バスでラウンドアバウトバス
停から移動す る。サブキャンププログラム管理者は各隊に
それぞれの出発時間 を通知 する。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 22 -
付属資料4.6 - ギルウェルアドベンチャー
概要説明
この日 はイギリススカウト運動の本拠地であるギルウェ
ルパークでの冒険的 なアクティビティと探検の機会 が与 え
られるペースの速い1日となる。
指導者 は必 要な支援を提供できるように、ギルウェルパ
ークまで参加者 に同行するが、スペースがあれば アクティ
ビティにも参加する機会が与えられる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
ギルウェルパークを探検しスカウト
運動 の歴 史に
ついて学 ぶ。
•
チームワークスキルを磨 く
•
様々な冒険的 なアクティビティを通じて肉体面で
課題に挑戦す る。
•
新しいアクティビティを経 験し、新しい機会 を確認
する。
アクティビティ
ギルウェルアドベンチャーは参加者 が数多くのゾーンで
時 を過ごし様々 なアクティビティに参加 する機 会を得る場
所である。ゾーンには以下のものが含 まれる。
•
マウンテンアンドモーションゾー ン
•
ディスカバリーゾーン
•
スカウティングスキルゾーン
•
チャレンジバレー
時間設定
参加者 はギルウェルパーク
内 の各区域で過ごす1時 間
と休憩時間、ビレッジグリーンでの余興とアトラクションの
時間 を含 み、5∼6時間を過 ごす 。
チケット発行& グルーピング
全ての参加者 はアクティビティの人数管理に利用 されるリ
ストバンドを手につける。
場所
ギルウェルパーク、ハイランズパークから45km。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
個人的装備品
•
トレーニングシューズあるいはウォーキング用 ブー
ツ
•
長ズボンと長袖 の上 着
•
水着−分 けて持参すること
•
防水、防寒性の衣服
•
日よけ帽 子、サングラス、日焼け止めクリーム
•
タオル
•
着替えの服
•
濡れた服 を入 れるビニール袋
•
水の入った水 筒と弁 当
•
眼鏡をかける場 合は落ちないように紐 をつけること。
参加者 は次のものを身に着けることは禁止 されている:
宝石やネックレス、イアリング(
ピアスはOK… 日本連盟事
務局注:
お勧めは出来 ませ ん)、帽 子、戦闘スタイルのズ
ボンあるいは大 きなボタンや スタッドあるいはポケットに大
きなファスナーがついたズボン、スカート
バス停情報
参加者ならび と隊指導者 はメインバスターミナルから大
型バスで移 動する。サブキャンププログラム管理者 は各隊
にそれぞれの出発時間 を伝 える。
アクティビティの例:
ディスカバリーゾーン
インタラクティブ視聴覚タイムトレイル
ギルウェルパーク
周辺の工芸品
過去と現 代の教育的検証
マウンテンアンドモーションゾーン
アーチェリー
グラス・
スレッジング(芝そり)
マウンテンバイキング
ト
ランポリン
ゾービング(
透明のプラスチックの球体 (zorb)
に人 が入
り,体 を固 定して斜面をころがり
下 る遊び)
ペダルカート
BM X
高綱渡り
クライミング
アブセーリング
回転 クライミングウォー ル
洞窟探検
低綱渡り
プルースセイキング(
ロープで木登 り)
スカウティングスキルゾーン
トレックカー トレー ス
スカウト工芸、伝統工芸と現代工芸 の両方を含む
昔の料理
チャレンジバレー
アドベンチャーコースの挑戦 に応じる。
- 23 -
付属資料4.7 - スプラッシュ!
概要説明
スプラッシュ!は水中と水辺の両方でアクティビティを
行 う水をテーマにした1日である。
全ての参加者 に水上でのアクティビティに参加す る機
会が与えられる。
必要な支援 を行えるように指導者がスプラッシュ!の参
加者に同行し、スペースがあればアクティビティ
にも参加
する機会が与えられる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
新しいアクティビティを体 験す る。
•
様々な冒険的 なアクティビティで肉体的、精神的
課題に 参加す る。
•
アクアチャレンジにおいてチームワークスキルを身
につける
時間設定
スプラッシュ!はジャンボリー のメイン会 場から離 れた場
所で終日行われる。
チケット発行& グルーピング
スプラッシュ!用のチケットはユニットの指導者にあらか
じめ配布 される。各隊 には各参加者の午前1枚、午 後1枚
の2枚ずつを選択に応じたチケットが配布される。
参加者 はチケットを所属 のサブキャンプ内 で交換 するこ
とが出来るが必 ず午前の券 が1枚、午後の券 が1枚必要
である。必要のないチケットはサブキャンプ管理者 に渡 さ
なければならない。
レイアウト&場所
スプラッシュ!はハイランドパーク
から65キロメー トルに
位置するサフォークのアルトン貯水池で行われる。
スプラッシュ!では、男女別 の共同更衣室がマーキーテ
ント内に設置される。手洗 い設備のついたトイレもある。
飲み物と冷 たいスナックが購入できる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
個人的装備品
•
水着
•
濡れても大丈夫な衣服−出来れば合成繊維 で出
来た一揃 いの洋服2着を持つことが推 奨される。
デニムジーンズおよび重 い綿のズボンは安全性の
理由から水のアクティビティ
で着 用することは認め
られない。
•
防水性 (ジャケットとズボン)
衣類一式 - 風と雨・水
対策
•
濡れても大丈夫なフット
ウェア - 古いトレーニング
シューズあるいはストラップのついたサンダル(
か
かとのないサンダルあるいはウォーキング用 ブー
ツは不可 )
。
•
帽子、サングラス、日焼け止めクリーム
•
タオル
•
ビニール袋あるいは防水性バッグ - 衣類とリュック
の防水。装備品置き場は屋外である。
•
水の入った水 筒とお 弁当
•
眼鏡をかける場合は、落ちないよう
に 眼鏡の柄の
部分に紐 をつける。
参加者 は、ネックレス、イアリング(
ピアスはOK)を含め
宝石 を身 に着けることは禁止 されている。参加者はアクテ
ィビティにすぐに参加 できるように 服装 を着替 えてくること
が望 ましい。
バス情報
参加者お よび 指導者はメインバスターミナルから大型
バスで移動 する。サブキャンププログラム管理者は各隊に
それぞれの出発時間 を通知 する。
アクティビティの例:
アクアチャレンジ(
水の チャレンジ)
8人1チームで行 う
水 をテーマにしたチャレンジの半 日
プログラム。8人 チームでチケットを持参して参加す る
か、飛び入 りでも他の人が到着した時点でチームを編
成し参加 することが出来る。
水の アクティビティ
カヤック
シット・
オン・カヤック
ベルボート
オープンカヌー
ディンギーセイリング
けん引
いかだ組 み立て
- 24 -
付属資料4.8 - エナジャイズ
概要説明
エナジャイズ(活性)は空き時間 を埋 める、或は単に「
リ
ラックス」
するための機 会を提供す る目的の選択時間のア
クティビティ
である。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
積極的 、消極的活動の両方が我々の身体的、精
神的発達に与 える影 響について理解する。
•
純粋に自主的選択した、面白 い様々 なアクティビ
ティを試してみる。
アクティビティ
アクティビティは次 の5つのテーマに基づいている。
•
サーカス
•
生活スキル
•
アクティブ
•
リラックス
•
芸術
時間設定
エナジャイズは午前と午後のセッションで運 営され、午
前は9時半から12時半まで、午後 は2時から5時まで選 択
時間の参加者対象に行われる。
チケット発行& グルーピング
このアクティビティにチケットはなく参加者 は自由 に多
種多様なアクティビティから自由に選択し、好きなだけ時
間 を過ごすことができる。スキューバダイビングアクティビ
ティにはサブキャンプ内で の事前割当 が必 要になる。1度
に収容できる最大人数は2000名である。
レイアウト&場所
エナジャイズはアリーナの西側 で行 われる。
個人的装備品
大部分 のアクティビティには等別な衣 服/道具は必要と
されない。特別 な配慮 が必 要となる唯一 のアクティビティ
はBMXとスキューバである。これらの 詳細情報について
はサブキャンププログラム管理者 より入手できる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
アクティビティの例:
サーカス
ピンと張ったロープの上 を歩 く
ジャグリング
竹馬
空中ぶらんこ
張り綱
ライフスキル
アブセーリング/クライミング
応急処置 /事故 シミュレーション
パイオニアリング
ジップワイヤー(
空中綱飛行)
巨大ゲーム
エンジンチャレンジ
アクティブ
スケートボーディング
BM X
スキューバダイビング
オリエンテーリング
綱引き
フィットネス運動
チームスポーツ
リラックス
マッサージ
髪編み
ウォーター・バー
ボディ・
ペインティング
太極拳
海岸あるいはソファー でリラックス
アート
ラインダンス
DJ
人形劇
巨大 アート
サンバドラム
クリエイティブコーナー−作 ってみよう!
- 25 -
付属資料4.9 - 地球開発選択時間アクティビティ
概要説明
地球開発村のワー クショップと同様 、参加者は地球開
発ブールバードとグローバス(GloBus
)を選択時間中に訪
れることができる。これらの アクティビティは地球および 地
球社会が直面 している問題や課 題について参加者がじっ
くり考える手助けをすることを目 的にしている。
加えて、会場 の周囲には地球、地球的テーマに関する
いくつかの重大 な事実にスポットを当 てた地球会開発イン
フォポイント
が設置される。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
健康、観光産業、環境、平和、人権および 民主主
義といった主 要な側面を通して見た地球開発に関
連した事実を知るようになる。
•
人々が生活様式に小さな変化 を起こすことで地域
社会おける行動や認識が地球的状況 にどのような
影響を与 えるか確認 する。
•
生活の中での個人的決定の重要性 を認識 し、そ
の決定 が与えうる肯定的 あるいは否定的な影響 を
確認す る。
時間設定
グローバスとブールバードは選択時間内 に終了し、午
前9時半から午 後12時半 までと午 後2時から午後5時まで
行われる。
アクティビティ:
グローバス
6台のロンドン二階建てバスが会場の回りに配置 される。
そのうち3台 がマウンテンハブに、もう3台 がトロピカルハブ
に配置される。グローバスへ の訪問 は参加者 が選択時間
に参加できるアクティビティである。各グローバスは、HI
V
/AIDS、子 供の権利 、地球観光事業/エコツーリズム、女
性の権利、奴隷制、水の6つ のテーマの1つに基づ き
様々 な異 なるアクティビティを用意する。
ブールバード
地球開発ブールバードはジャンボリー の中央部 にある。
70以上のインタラクティブ(
対話型)
展示 /スタンドが用意
され、参加者は、イギリス、世界中 の様 々 な組織が地球上
の問題に協 力して取 り組む活動を発見 できる。
インフォポイント
会場の周辺では、大型の「広告掲示板」
から小さなポス
ター 、ポストカードまで数多くの地球開発 の事実が様 々な
方法で紹介 される予定 である。
これらはそれぞれ適切な場所、例えば水関連の事実は
蛇口 、小売 /消 費に関する問題は交換会場の近くに置か
れる予定 である。
チケット発行& グルーピング
必要なし
リンク/パートナー
多くのイギリスおよび 世界ベースの大きな組 織がアクテ
ィビティに積極的に関与する。
レイアウト&場所
ブールバードはプラザと世界 スカウトセンター近くのジ
ャンボリー 会場 の中 央に位置する。3台のグローバスはマ
ウンテンハブに 、もう3台はトロピカルハブに配置される。
個人的装備品
参加者 が必要 とす る特別な身の回り用品 はない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 26 -
付属資料4.10 - 信仰と信条ゾーン
概要説明
この領域は人間生活における宗教の位置 づけと世界
文化に対する宗教の貢献に焦点 を当 てる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
信仰と信 条が個人 の生活にどのような 影響 を与 え
るのか理 解する。
•
自分たちの信仰と信条について明確に説明する。
•
他の人 の信仰や信 条に対して敬 意を払うことを学
ぶ。
•
神との関係を通して個人的信仰を持つことの利 点
を認識す る。
•
自分たち独自 の神 との関係を築 く。
アクティビティ
このゾーンは参加者に宗教の価値と文化 を探求するこ
とで信仰と信条の世界 に関 わる機会を提供す る。全 ての
アクティビティは「
ウォークイン」
ベースで行われる。ゾーン
には情報伝達的展示物や様々 なアクティビティが含まれ
る。
アクティビティの例:
イコン(
聖 像)
ワークショップ - 聖像 のペインティング
系譜センター - 自分 の家系 を調べ る。
折り紙で蓮 の花 をつくる - 平 和の祈りを書き、折り紙 で
蓮の花をつくる。
ウォンマニ - 人への親切を思い出させる印として紐とビ
ーズで小 さな人形をつくる。
ケルズの書 - 彩飾写本の製法について知識 を得る。
アラビア語のカリグラフィー - アラビア語 の書 き方の基
礎を学ぶ 。
ユダヤ教 の展示 - ユダヤ人 の生活様式 について知識
を得る。
瞑想 - 祈りと瞑想方法を学ぶ。
時間設定
信仰と信条 ゾーンは選択時間プログラムの一部 で、午
前9時半から午 後12時半 までと午 後2時から午後5時まで
開催 される。
チケット発行& グルーピング
参加者 は個 人でもグループでも参加 できる。
アクティビティにチケットは必要 ない。
リンク/パートナー
信仰と信条 ゾーンにおけるアクティビティは世界 スカウト
異教間フォーラムならびにスカウト運動 で代表的なその他
の信仰団体のメンバーと協 力して行われる。
代表的 なグループには世界仏教スカウト協会(WBSB)、
カトリックスカウト
国際会議 、プロテスタント
ガイド・スカウト
連盟 、DESMOS、イスラム教スカウト国際労働組合、ユ
ダヤ教スカウト国 際フォーラム、末日聖徒イエスキリスト教
会、円仏教スカウトが含まれる。
レイアウト&場所
信仰と信条 ゾーンはプラザの近くに位置する。
個人的装備品
このアクティビティへ の参加にあたって特別 な装備は必
要ない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 27 -
付属資料4.11 - スカウト展示
概要説明
プラザ内には様々 なスカウティングの展示 が集 結する。
出展者には以下 の団 体が含まれる。:
•
国際紐結師組合(IGKT)
•
国際スカウト・
ガイド団体
•
I
CCSカトリックスカウト
国際会議
•
I
UMSイスラム教スカウト国際連合
•
イギリスロータリークラブ
•
エスペラント
•
人形劇協会
•
国際バッジクラブ
•
アマチュア無線
アクティビティ
情報伝達的展示と様々 なアクティビティ
アクティビティの例:
バッジ交換
国際 バッジクラブの展 示はプラザ内に設置される。参加
者はバッジを持参して他の参加者と交 換し新 しい友人
を作ることが出来 る。
しかし、成人(
指導者、見学者、ISTなど)
と参加者間の
バッジ交換は認 められない。参加者がバッジを交換する
際には、代替通貨を使 って取引す る。
バッジはユニフォームから外して取 引されてはならない
し、参加者 が取 得したバッジは交 換されてはならない。
交換領域 ではバッジの取得に現金 を使用してはならな
い。
時間設定
出展団体の大部分は毎日午前 9時半 から午後10時 ま
でアクティビティを提 供す る。
チケット発行& グルーピング
全ての展示に対してチケットは必要ない。これらは選 択
時間又はイブニングアクティビティになる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 28 -
付属資料4.12 - アマチュア無線 GB100J
概要説明
このアクティビティは様々 な手法で世界中のアマチュ
ア・
ラジオ局に連絡を取る機会を提供す る。
参加者 は単 純な道具を用 いて何が達 成できるか発見
することが出来る。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
放送と対照的 な双方向活動としての無線通信を
体験す る。
•
追跡と位置決 めの手段として無 線を使 用す る。
•
電子の概念 について学習 する。
アクティビティ
•
世界的通信
•
電子回路
•
ラジオ関連アクティビティ
時間設定
参加訪問者は時間がある限り、多くのアクティビティが
提供 される。無線局 は1日24時間運営 される。
アクティビティの例:
世界的通信
簡単 な取扱い説 明
世界のあいさつ の準 備
ラジオ波を使って他者と話す (
できれば スカウト)
連絡確認 のためにカードを作成
モールス信 号の試験
コンピューターを使ったアマチュア無線
無線オリエンテーリング
特別電波受信機 として使用している会場周囲 に隠 れて
いる送信機を探す。
電子の概念
簡単 な電子回路を組み 立てる。
無線関連のアクティビティ
スカウトが電力供給した発電機
アマチュアTV
歴史的ラジオ
ハットカム(
帽子 に取 り付けたビデオカメラ)
スカウティングサンライズの展 示
チケット発行& グルーピング
これはウォークインアクティビティなのでチケットは必要
ない。
レイアウト&場所
局はプラザ内 にあるマーキー テントに設置 される。
リンク/パートナー
ヤエス・
ケンウッドの機材提供と共に、Waters & Stanton
社、Rapid Electronics、イギリス情報通信庁(OFCom)
と
イギリスラジオ協会などのその他 の組 織から支援を得てい
る。
個人的装備品
なし
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 29 -
付属資料4.13 - スカウティングサンライズデイ
概要説明
8月1日 (
水 )はジャンボリー全体でスカウト運動の100
周年 を祝 い、「
1つの世界 、1つのちかい」
の真の意味に
ついて考 える特 別な日である。
教育的目的
アクティビティが終了するまでに、スカウトは以下 の項 目
を達成していると予想 される。
•
祝祭の素晴らしい1日を体験し、歴史的瞬間に立
ち会う感覚を得る。
•
スカウト運動 が異なる信条 、文化背景をもつ 人々
をどのように団結させるかを実証する。
•
平和と理 解の手段としてスカウト運動の潜在性を
示す。
•
スカウトのちかいがギフト・
フォー ・
ピースイニシア
チブを通 じてどのように 現実化 できるかを実証す る。
アクティビティ/ 時間設定
•
サンライズ祝 典
07:45∼
•
各信仰の祝典
11:00∼
•
サブキャンプフードフェスティバル
14:00∼
•
ギフトフォーピースコンサート
1
09:30∼
09:
15
12:
00
18:
00
22:
30
チケット発行& グルーピング
必要なし
終日のアクティビティの 例:
スカウティングサンライズ祝典
サンライズ祝典は全てのジャンボリー 参加者 がスカウト
のちかいを再び行うために一 同に集まる特別 な場であ
る。ブラウンシー島に待 機しているスカウトが誓 いの式を
先導し、その様 子が映像で中継される。祝典 のもう一つ
の特徴が世 界に広がったスカウト運動が異なる信仰 を
つなげ、共同の祝典を可能にしたことを見せることにあ
る。スカウト運動 の旗 の下に1つになるというテーマが強
力な焦点となり、分かち合いの行為 に参 加することで祝
典は締めくくられる。
信仰の祝典
ジャンボリー 会 場での異なる信仰団体が歴史的瞬間を
祝うために祝祭の行事 を主催する。
国際 フードフェスティバル
参加者は自 国の文化 を代表する食 事を準備し、自 分た
ちのサブキャンプのスカウトをもてなす。フェスティバル
では文化 を紹介 し、ギフトを交換 、互いに知り合い、類
似点や相違点について学ぶ機会 も用意 される。エンタ
ーテイナーが各領域 を回って場を盛りあげる。
ギフトフォーピースコンサート
このイブニングコンサート
の特徴はアリー ナのステージ
上で披露 される数多くの異 なるスタイルの音楽 にある。
コンサートの途中 で世 界の様々な場所にギフト・
フォー・
ピースイニシアチブの影響 を示す数々のビデオメッセー
ジが送られる。行 事の締めくくりに花火 が行われる。
必 要な身 の回り用品
サンライズ祝 典:悪天候 に備えて暖かい衣 類と防水服 、
希望があれば世界スカウト旗
信仰の祝典 /フードフェスティバル:
ギフトフォーピースコンサート
:
悪天候に備 えて暖 かい
衣類と防水服、懐中電灯
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 30 -
付属資料4.14 - サブキャンププログラム
概要説明
サブキャンプは参加者が生活し、他の仲間と出会 い、
様々 なアクティビティに参加 し、意義深い時 を過ごす場 所
である。各 サブキャンプには独自 のリズム、アクティビティ
および スタイルをもつ 。
サブキャンププログラム は参加者が会場周囲の道順 を
覚え、自分たちのサブキャンプの他の仲間と知り合 いにな
り、くつろげるような一連のアクティビティから始まる。プロ
グラムは様々な異なるアクティビティに参加できる選択時
間やイブニングプログラムの一部 でも継続される。
カーニバルはジャンボリー のグランドフィナーレの前の
晩に行われる。サブキャンプ単位でエントリーの準備をす
ることが望まれる。
教育目的
アクティビティの終了までにスカウトが以下 の項 目 を達
成していることを目的とする。
•
サブキャンプとしてのアイデンティティの確 立に貢
献する。
•
リラックスしたクリエイティブで楽しいアクティビティ
に参加 する。
•
友情と帰属感 を築く。
•
参加できる機会について情報 を得る。
•
会場周囲を知 る手助 けを受ける。
時間設定
27日 (
金)
と28日 (
土)
の終日 :
冒険 の開始、行事期間
を通して選択時間アクティビティが利用 できる。
8月2日 (
木 ):
カーニバル
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
アクティビティの例:
冒険開始
サブキャンプの飾り付け
マスコット製作
友情の壁
会場 ツアー
DVD - 未来について考える
国際歓迎 ゲーム
選択時間 アクティビティ
サッカー
バレーボール
バラシュートゲーム
ペタンク(ブール)
大型ドラフト(
チェッカー)
、チェス、コネクト4
ト
ランプ
ジェンガ
ツイスター
スウィングボール
バドミントン
カーニバル
ジャンボリー 全 体にとってエキサイティングでカラフルな
音楽満載 の華やかな祭典である。
会場の周囲 の大行列に備 えて参加者の空き時間に準
備すべきものがたくさんあるだろう。カーニバルは音楽、
衣装 、笑 いとハブとサブキャンプディスコで締 めくくる思
い出 に残 る夜となる。
- 31 -
付属資料4.15 - イブニングプログラム
概要説明
4つのサブキャンプに配置される各 ハブはイブニングプ
ログラムタイムテーブルに掲 載されている同一 のアクティ
ビティに参 加す る。
参加者 はどのハブのアクティビティにも自 由に参加出
来、自分 たちのハブにのみ閉じこめられていると感じる必
要はない。
ジャンボリー の前半にサブキャンプは次 のアクティビティに
参加する:
チャレンジ100
世界のショーケース
ジャンボリー の後半でサブキャンプは次のアクティビティに
参加する:
ハイランドゲーム
スペクトラム
サブキャンプ・フィエスタ
パーティ・
タイム
教育目的
•
祝典のテーマを宣伝 し会場のオリエンテーション
を引き続き行 う。
•
全ての人 々をリラックスさせ、創造的 で楽しい活動
に参加 させる。
•
友情と帰属感 を生み 出す 。
•
ジャンボリー の原則 を強化 する。
•
参加者 に自分 たちでアクティビティを選択 させ、自
分だけのジャンボリー体験 をさせるようにする。
•
青少年 に異 なる生活様式 について知らせる。
•
スカウト運動 が今日 の青少年の風潮 に合っている
ことを認 識させ る。
•
楽しむ!
時間設定
7月29日(日)、7月30日(
月)、8月2日(
木 )、8月5日
(
日)
の夜 、19:
30∼22:
30
アクティビティ
日毎の更新 シートとハブ内のプログラム看板表 示により、
隊指導者 はどこで何 が行 われているか 正確 に知ることが
できる。参加者 は、自分たちのサブキャンプであれ、となり
のサブキャンプ あるいはハブであれ自分にとって面白い
アクティビティを選択 することが 勧められる。
アクティビティによってはグループでの参加 が要 求され
るが、個人向けのアクティビティも用意 されている。サブキ
ャンプおよびハブのステージではテーマ別 のエンターテイ
ンメントあるいはアクティビティ
が行 われる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
アクティビティの例:
チャレンジ100
サブキャンプとハブの内外 で繰り広 げられる一 連の100
のアクティビティ。参加者は混合グループ(
ジャンボリー
の歓迎ゲームでグループ編 成)に分けられる。各グルー
プは夜間 を通して100のアクティビティを完了する課 題
にチャレンジし、チャレンジ100記 録シート
に進捗が記
録される。サブキャンプチームは1つのアクティビティが
終了するごとに シールを手 渡す。チャレンジを完了した
全ての参加者は所属のサブキャンプチームから「100」
のリボンを受理す る。
世界のショーケース
それぞれのサブキャンプステージで隊 のパフォーマンス
を披露し異 なる国籍や 文化 を紹介 すると共に、引き続き
ジャンボリー の雰囲気を作り出す晩 。
ハイランドゲーム
ハブとサブキャンプ内 で行 われる様々なスポーツや ゲ
ーム:
サッカー、バレーボール、バスケットボール、ペ タ
ンク(ブール)、ガーデンゲーム、クイズ、伝統的なナショ
ナルゲーム、100周年ゲーム、フラフープチャンピオ
ン、血亜リーディング、ブリッジビルディング
スペクトラム
世界中の様々な文化音楽お よび芸術:キャンプファイヤ
ー、ワールドショーケースの項目、サーカススキル、ドラ
ム、ダンス、カーニバルの準備、バルーン彫刻 、スカウト
バンド、ポスターデザイン、クラフト
市場
サブキャンプ・フィエスタ
他の参加者と食事を分け合 って楽 しむ 。
1つの班が所属隊に残 り、訪問してくる3つの班のため
に夕食を用意する。これは、隊が飾りつけや アクティビ
ティなどを行い特別な出来事作り上げるチャンスであ
る。またハブ内 でも控えめなエンターテイメント
やアクテ
ィビティが行われる。
パーティタイム
カラオケ、ディスコ、エンターテイナー、ダンスマット、ライ
ンダンス、タレントショー 、バブルマニア、ゾーブなど。
- 32 -
付属資料4.16 - 信仰と信条の日課プログラム
概要説明
信仰と信条プログラムが参加者にスカウトであることの
意味について自分たちの理 解を深め、他の参加者 の信
仰について探 求し、彼 らの宗教上の式 典を尊 重す る機会
を提供す る。
教育目的
信仰と信条プログラムを通じて、参加者は以下の機会
を得る。
•
スカウト運動 の価値 を述べ、価値に対する自分た
ちの実践 を示 し、人生の行動規範としてそれらを
受け入れる。
•
ジャンボリー の期間中に宗教的 習慣 を行うことによ
り自分 たちの宗教的献身を高 める。
•
個人的信仰を持つ ことの利点 を認識する。
•
信仰と信 条が個人 の生活 にどのような 影響 を及 ぼ
すかを発見す る。
•
自分自身の信仰と信条 について明 確に表現す る。
•
他者の信仰と信条を尊敬 する。
アクティビティの例:
「
考 えるとき」
の カード
隊がその日 のテーマについて省察 する助けとなるアク
ティビティとテキストの選択肢
参加者カード
その日のテーマに関す る個人の省 察を助ける言葉と絵
の入 った小 さなカード
静か なテント
喧騒から離 れ、個人的祈りを行うスペース
宗教礼拝
礼拝 、祈り、瞑想 、スカウツオウン
アクティビティ
信仰と信条プログラムには各 隊、参加者のための省察
材料とハブ内 の祈りと熟考の静かな領域、礼 拝の用意、
祈りの時間、ジャンボリー中 のスカウツオウンが含 まれる。
時間設定
変動的
チケット発行& グルーピング
参加者 はジャンボリーの期間中に行 われるスカウツオウ
ンあるいは宗教礼拝 の全全 てにいつでも自由 に参 加でき
る。日々 の熟考 は隊 、班あるいは異なるグループ単位で
参加することができる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 33 -
付属資料4.17 - ビジル
概要説明
ビジルはスカウト運動の伝 統である。ビジルは過去から
スカウトの未来に伝 えることができるスカウトとスカウト
運動
の固有な特質 に焦点 を当 てる。
教育目的
ビジルは参加者に以下の機会 を与 える。
•
自分自身のすぐれた特質、スキル、信仰と信条に
ついて考 慮す る。
•
自分たちの価値観 や希 望 を他 の人 に話す。
•
他の人 の価値観や希望 を尊重する。
•
信仰の慣習と人間 の独創力によって表現 される文
化遺産 のいくつかを体験する。
•
スカウト運動 の価値 を述べ、価値に対する自分た
ちの責務 を示 し、人生の行動規範としてそれらを
受け入れる。
プログラムの例:
旗を持って集結 - 希 望のメッセージを掲示し、他の参
加者と共 有する。
スカウト運動の価値が希望 を未来にもたらすのにどのよ
うな手助けけができるかという
テーマ
テーマに関連したスカウトによる証言。
省察と討 論 を含 む音 楽と共 有アクティビティ
テーマに関する祈り
アクティビティ
ビジルはスカウト運動の未 来に対して準備 を進 めながら
スカウト運動の価値を探求 する他の人々触 れ合う機 会を
提供する。
時間設定
ビジルはイブニングプログラム の一 部で2007年7月31
日の21:30∼ 22:
30に行 われる。
チケット発行& グルーピング
参加者 は個 人あるいはグループ単位 で参加ができる。
レイアウト&場所
ビジルは各 ハブステージの周辺で行 われる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 34 -
付属資料4.18 - 開会式
概要説明
7月28日の晩は第21回世界スカウトジャンボリー の開
会式 を祝 うためにジャンボリー 全 体が初めて集結す る時
である。
教育目的
•
ジャンボリー に参加 する全 ての国の参加者 を「1つ
の世界 」
として団結 する。
•
真に記 念すべきジャンボリーの経験 を通じて一緒
に時間 を過ごすことにより調和 を実践する。
•
第21回世界 スカウトジャンボリー の開会を共 に祝
う機会 を提供する。
アクティビティ/ 時間設定
•
サブキャンプ開会式:所属のサブキャンプチーム
から正 式 な時間が通 知される。
•
サブキャンプのアリーナへ の誘導:19:
30 ∼
•
開会式:
21:00
•
ライブバンド:
22:10∼ 23:
00
アクティビティの例:
アリーナへのサブキャンプの誘導
各サブキャンプ独 自の開会式に続き、参加者 は馬 に乗
った騎士 に先導 されメインアリーナに向 かい開会式 に参
加する他の参加者に合 流す る。
開会式
チェルムスフォード、ハイランズパークの第21回世界 ス
カウトジャンボリー の正式な開会。
式を通じて、我々 は全 ての人々をイギリスの紹介と共に
歓迎し、全 ての参加者 を「
1つの世界」
として団結す る。
我々 はスカウトの原則 の全 てを思 い起こさせ、全ての国
の国旗を集 め正式に100周年記念世界スカウトジャン
ボリー を開会す る。
ライブバンド
ジャンボリー の正式な開会 に続き、参加者は世界中 の
スカウトと交流し、知り合うよう
案内 される。あるいは疲 れ
ていると感じ、就寝を望む場 合はサブキャンプに戻 るこ
とができる。
チケット発行& グルーピング
ジャンボリー全体の体験
個人的装備品
•
ユニフォーム
•
悪天候 に備 えて防 寒、防水服
•
懐中電灯
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 35 -
付属資料4.19 - 閉会式
概要説明
閉会式 は全参加者 が最 後にもう一度 アリー ナに集結し
第21回世界スカウトジャンボリー の終 わりを知らせる場で
ある。同様 にジャンボリー について省察し、楽 しんだことや
アクティビティについて振 り返る時間も用意される。世界各
国から出し物に続き、イギリスは世 界スカウト旗をスウェー
デン連盟に引き継ぎ、両国 のスカウト連盟による素晴らし
いパフォーマンスが用意される。
式典に続いて、参加者 が新しい友人と交流 し熱意を持
って未来 に向 かって進む心 構えをした特別 な夏に終わり
を告 げる大規模 なパーティーが開 かれる。
我々は世界 を全ての人 にとってよりよいものにするとい
う決意を新 たにして会 場を去る。
アクティビティの例 :
サブキャンプの アリーナへの誘導
10日間にわたって主要なスカウト運動の式典 の会場 と
なったアリーナは集まった参加者と交流 を行 う大道芸人
やパフォーマー が登 場する巨大なカーニバル会場 へと
姿を変える。各 サブキャンプは異 なる陽気で自由なカー
ニバルサウンドを奏でるスカウトバンドにより会場へ 導か
れる。
教育目的
•
成人と青少年 を1つ の場所に結 集す ることによりス
カウト運動が世界的運動 であることへの認識 と意
識と理解 を提供する。
•
映像を通 してスカウト運動が他人の幸福に関心 を
示していることを示 す。
•
スカウトのちかいを再び行 うことにより、自分自身 の
行動に責任を持ち、「
1つ の世界 、1つのちかい」
が達成 できることを説明す る。
•
様々な国々から集 まった成人と青少年 のネットワ
ーク作り、連 携 、意見交換 、交流 を促 進する。
•
プログラム全体 を振 り返り、参加者の態度や感謝
を表現したビデオ映像や引用文 を用い、ジャンボ
リーが各 人にとって人生観を変 えるような体験であ
ったという
実 感 を共 有す る。
アリー ナは再び参加者 を迎 え、ビデオ映像と歌 を通して
彼らがこの人生 を変える体 験を共 有す る機会 を提供 す
る。世界各国のパフォーマーならびにキャスト、旗の引
き継 ぎに続き、最 も重要なスカウトちかいの誓 いが再び
行われ、光 のパレードにより参加者は「1つになって」ジ
ャンボリー を締めくくる。
閉会式
閉会式は第 21回世界 スカウトジャンボリー に別 れを告
げるものである。閉会式はスカウト運動 を原点 に戻 した
豪華でセンセーショナルに演出された開会式に匹敵す
る真 に国際的行事となる。
パーティーの継続
閉会式に続 き、リラックスした雰囲気の大型パーティー
が盛大に行 われ、ジャンボリー の終 わりを祝う。
アクティビティ/ 時間設定
•
サブキャンプのアリーナへ の誘導:19:
30から、
正確な時間 はサブキャンプチームから通知 される。
•
閉会式:
21:00
•
パーティー:
22:15∼ 23:
00
チケット発行& グルーピング
ジャンボリー全体の体験
個人的装備品
•
ユニフォーム
•
天候が悪い場合に備えて防寒服と防水服
•
懐中電灯
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 36 -
付属資料14.19 - ジャンボリーフレンドシップアワード
ジャンボリーフレンドシップアワードはジャンボリー に参加す る全ての参加者に受賞資格 が与えられる。
賞の要求事項 は以下の通りである。
•
国際混成班の1員としてサブキャンプの開会アクティビティに参加 する。
•
ジャンボリー の期間中、他の隊と食事 を行 う。
•
10人の新しい友達 を見 つけ彼 らと連絡先 を交換する。
•
アクアビルに参加し、ワールドビレッジパスポート
内で最 低5つ のアクティビティを完了する。
•
テラビルに参加し、ワールドビレッジパスポート
内 で最低5つのアクティビティを完了す る。
•
地球開発村のワークショップを完了す る。
•
グローバスのうち2台 を訪問する。
•
地球開発ブールバードを訪れ、最低5箇所のスタンドを回る。
•
信仰と信 条ゾーンを訪問し、最低2つのアクティビティに参加する。
•
世界スカウトジャンボリー から帰国後に自分 たちの地域社会に変化 を起 こす行動をとることを約束する。
アワードを受け取るためには前述の全ての要件 を完了していることが必要である。要 件を完了したことを示 すために、参
加者 ハンドブックの該当部分に確認の印がつけられる。全てが完了したら、参加者は所属のサブキャンプチームにジャン
ボリーフレンドシップアワード
を要求することができる。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 37 -
付属資料4.21 - スカウト通信員
概要説明
ジャンボリー期間 を通して、ジャンボリー への参加者や
自国の人々を含めて他人 にジャンボリーについて「
話をす
る」多くの機会が生じる。スカウト通信員チームはジャンボ
リーのマーケティング・
通信 チームと密接に連動し、メデ ィ
アセンターに拠点を置く。
教育目的
スカウト通信員プログラムはメデ ィアトピックに関す る訓
練の機会 を提 供しそのスキルを帰国後 に活 かす自信を得
るためのものである。
アクティビティ
スカウト通信員は参加者優先とし、ジャンボリープログラ
ムのあらゆる側面において充実 かつ積極的 な役割 を果 た
さなければならない。
スカウト通信員は新聞、ラジオ、ウェブサイト、テレビの
作業に取り組む機会がある。
時間設定
プログラムは世界 スカウトジャンボリー の前 と期間中に
運営 される一方 、各 国 スカウト
連 盟には帰国後も参加を継
続するための道具や アイディア が提供 される。
ジャンボリーでは、プログラムは選択時間と夜間 ならび
に参加者の自由時間に運営される。
チケット発行& グルーピング
スカウト通信員は所属の国のスカウト連盟 により任 命さ
れる。
アクティビティの例:
自国のメディアに情報 を提供 する
自国メディアにおける報道機会の創出 は各国 スカウト
連
盟の責任となるが、スカウト通信員プログラムは青年に
記事の作成 プロセスを手助けする装備品、トレーニン
グ、支援を提供 することが可能である。
新聞
スカウト通信員 は日刊 ジャンボリー 新聞 に記 事 を投 稿す
る機会がある。
ラジオ
ラジオ放送 に興 味のある通信員は自分 たちのメッセー
ジを伝えるこの媒 体の使用法について基本的 トレー ニ
ングを受ける機会 がある他、ラジオ局を自由におとず
れ、どのように 作業が行 われるか見 学し、放送予定 の自
分たちの放送内容を録 音することができる。
ウェブサイト
ジャンボリー のウェブサイトには各 スカウト通信員の執筆
した全ての記事 を含めて彼らのプロフィールを紹介する
専用の領域 が設けられる。これらの記事がニュース項目
として使用 され、ジャンボリー のメインウェブサイト
で紹介
される機会 もあるだろう
。
テレビ
スカウト通信員 は自分 たちのメッセージを伝える媒体 と
してテレビの使用方法やビデオカメラの使い方、録画の
編集方法 についてトレーニングを受ける機会 を得る。さ
らに、スカウト
通信員にはジャンボリー TVのデ イリーニュ
ースプログラムを報道する機 会が与えられる。
レイアウト&場所
スカウト通信員チームはメディアセンターの外側 に拠点
を置く。
個人的装備品
スカウト通信員に必 要な特別 装備品 はない。
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
- 39 -
第21回世界スカウトジャンボリープログラムガイド
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