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Mac Pro 2006の SATAポートを利用する

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Mac Pro 2006の SATAポートを利用する
MacPro 2006 の on Bord SATA 信号の活用
Mac Pro 2006 の内蔵ハードディスクのインターフェイスは SATA なのに、何故か
光学ドライブは ATAPI になっている。2012 年夏以降、市場で新品の DVD Multi
Druve が見当たらなくなった。あるのは廃棄 PC から取り外した中古品ばかり。
これらの中古品は全て保障なしのジャンクで一時凌ぎにしか使えない。
止むなく SATA/PCI Express Card を取り付けてこちらに繋いで見たが、動作不安
定で検証エラーが発生することがあった。Web 検索をしていると同様の悩みを抱
える方々の改造談で、Mac Pro の Logic Board に未使用の SATA コネクターがあるこ
とを知った。これは On Board なので起動用にも使えるので小生も仲間入りする
ことにした。
■取り付け方法
Web で改造談を見ていると「メモリボード・CPU カバー・ファンユニットを取り外す」と記載さ
れていたが、まずはカバーを開き Bay 1 と Bay 2のハードディスクを抜き覗いてみた。
後部から覗くと SATA コネクターはファンユニットの下にあり僅かに間隙があるので、何もパー
ツを取り外さなくてもケーブルを接続出来そうである。勇躍、SATA 信号ケーブルを折り曲げ、こ
の隙間からコネクターに差し込もうとしたが指が入らない。女性の細い指だと何とかいけそう
だが小生には無理と諦める。ラジオペンチで挟んで挿入すれば接続出来そうだが、うっかり基盤
を傷つける危険性が高いので二の足を踏む。しからば水平思考で SATA コネクター上部のファ
ンユニットの端を切り取ることにした。誰も中を見る訳じゃないので切り口がバリだらけでも
「良し」とする。
まずはホットナイフで作業に邪魔な部分を切り取
ろうと試みる。このホットナイフは 40W と低温な
のでなかなか歯が立たない。100W の鏝でないと
難しそう。暫く粘っていたら切れずに溶けてきた
ので諦める(次図赤丸部分参照)。
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1.SATA コネクターの場所
止むなく、コネクター上の邪魔なファンユニットの一部をニッパーとラジオペンチで無理やり
捩じ切ることにした。後部からみた Logic Board 上の未使用 SATA コネクター(2口)あり(赤丸
部分)。右側の赤いケーブルは 70cm の SATA 信号ケーブル。これをファンユニット取り付けビ
スの裏側にある隙間に通してコネクターと接続する。
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2.SATA ケーブルの取り付け
これでようやく指が入り、ケーブルの取り付けに成功! ケーブルの配線もファンユニットの
下に隠れ、前から見えない。残る1回路の接続がし易いように HDD コネクターのすぐ下に接続
した。
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4.SATA ケーブルの配線
SATA ケーブルはハードディスク Bay 1 の背面隙間から引き出した。
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5.Drive の取り付け
2台分の 5inch ベイの下側に SATA の DVD Multi Drive を組み込んだ。電源ケーブルには SATA
変換コードを介して接続した。
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6.外観
2台並ぶと壮観。どちらも Pioneer 製なので外観は全く同じ。
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7.認識確認
Mac Pro を起動。System Profiler を開き問題なくシリアル ATA 上の Pioneer DVD Drive が認識
されているのが確認できた。これで HDD が4台、DVD が2台(1台は ATAPI) となる。
後1台の予備を残しているので、次回は SSD を何処かの隙間に入れ起動ディスクにしたい。
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