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6PF11 - 海外農業開発コンサルタンツ協会

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6PF11 - 海外農業開発コンサルタンツ協会
マレーシア国
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
インドネシア共和国
南スラウエシ州南部地域中規模濯浩開発計画
東部インドネシア地下水農業開発計画
プロジェクトファインデイング調査報告書
平成6年6月
社団法人
海外農業開発コンサルタンツ協会
目次
位置図
ページ
1
序言
2.マレーシア国
2.1
2
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
2
2.1.1
マレーシア国の概要
農業の現況
2.1.2
国家計画
2
2.2
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
3
2.2.1
計画地区の背景と現況
3
2.2.2
開発構想
4
2
南スラウエシ州南部地域中規模港親閲発計画及び
3.インドネシア共和国
東部インドネシア地下水農業開発計画
7
3.1
インドネシア共和国の概要
7
3.1.1
農業の現況
7
3.1.2
国家計画
8
3.2
南スラウエシ州南部地域中規模澄渡開発計画
9
3.2.1
計画地区の背景と現況
9
3.2.2
9
3.3
東部インドネシア地下水農業開発計画
1 2
3.3.1
計画の概要
1 2
3.3.2
開発地点の現況及び開発構想
1 3
添付資料
資料-
1
調査日程及び調査団の略歴
資料-2
現場写真
資料-3
面談者一覧表
資料-4
収集資料リスト
資料-5
ProjectProposal
Water
資料-6
Management
ProjectProposal
Scale Irrigation
資料-
7
for Feasibility
System
Study
in Granary
for Feasibility
Study
on
Mdemization
of Irrigation
A陀お
on
SouthernSouth
Su)awesi
Medium
Project
ProjectProposalforthe
Underground
River
Development
Project in
Gunung
Kidul
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穀倉地域農業用水管理システム近代化計画位置図
南スラウエシ南部地域中規模濯激開発計画位置図
東部インドネシア地下水農業開発計画位置図
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1.序言
この報告書は、平成6年度,海外農業開発コンサルタンツ協会プロジェクトファインデイング調査事業
の一環として,マレーシア国及びインドネシア共和国を対象として実施した調査結果を取り纏めたもので
ある。
本調査は,尾中健二郎(団長.日本工営)
,鈴木勲(地下水専門.日本工営) ,永藁暢夫(澄渡/排水専
門、日本工営)の3名からなる調査団が、平成6年5月30日から6月17日までの19日にわたって実
施した。
調査団は,マレーシア国の農業省産漉排水局,インドネシア国公共事業省水資源絵局等の政府機関と打
ち合わせを行ない、以下の計画についてプロジェクトファインデイング調査を実施した。
マレーシア国
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
インドネシア共利国
南スラウエシ州南部地域中規模港激闘発計画
東部インドネシア地下水農業開発計画
本報告書には、両国の概要、開発計画の概要を述べ,本格調査のための調査仕様書(英文)を添付した。
また、調査団貞の略歴、調査日程、現場写真、面談者一覧表,資料収集リスト、projectProposalを巻末に
添付した。
調査団は,ご協力をいただいた現地政府関係機関に深甚な感謝の意を表明いたします。また、両国の日
本大使館,
∫ I CA事務所,
∫ ICA専門家から与えられたご助言とご指導を感謝すると共に,お世話に
なった方々に心からお礼申し上げます。
-1-
2.マレーシア国
2.1
2.1.1
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
マレーシア国の農業概要
農業の現況
マレイシアの稔面積3,280万haの内,
1,020万haが農業適地,
2,030万baが森林,残りは居住地その他と
なっている。農業適地の内、
1990年現在、マレイシアの耕地面積は54.1%にあたる550万haである。プ
ランテーション作物が支配的で,オイルパームが198万ha,ゴムが183万haこれに続いてココアが42万ha
となっているo稲は主要食用作物であり、年間の作付面積は約65万haと推定される。オイルパームの面
積は増加傾向にあるが,ゴム、ココア、稲の面積は、近年、減少傾向にある。その他、胡板,果樹、野菜、
花、たばこ、メイズ、タピオカなどの多彩な作物が小規模に栽培されている。
畜産は、にわとりと豚の飼育が主体で、牛肉と羊肉の生産は消費に追いつかない現況にある。牛乳の生
産はまだ揺藍期である。海洋漁業は95万トンの魚種高がある。このほか海水および淡水の月額、魚,えび
の養殖が行なわれている。
マレイシアの農業の中で、オイルパーム,ゴムは今後とも主導的地位を占め続けると予想され、オイル
パームの生産は第6次マレーシア国家経済開発計画期間中も年率4.5%で拡大し、
1995年には760万トン
の生産量に達し,付加価値においても長期的に農林水産業の3分の1以上と圧倒的なシェア-を占め続ける
と予測されている。
政府は,食用作物の増産を目標の一つとしている。国家農業政策(
1992-2010)は,主要食糧の一人
当たり消費量の変化を予測し,
2010年までの食糧自給率、生産目標、生産の年成長率を設定している。野
菜、果樹、畜産,漁業の高い成長を想定しているが、一方主食である米の自給率は、漸次低下させ2010
年に65%と設定しているo水稲生産は、
8つの穀倉生産地域と7
4スキーム地区を指定し,施設の改善、
機械化,品種の改良、栽培法の改善等により単位収量と栽培面積の増加により米の自給率の達成を、計画
している。
政府は,港概排水,洪水調節,道路を含むインフラと農業支持サービスをパッケージにした総合計画で
ある農業総合開発計画(hDP)を第5次国家農業政策のもとで開始ししてきて,大部分のIADP地区の農
家の所得は増加したが,それは,高い経済成長率,都市化と農外雇用の増加、水田耕作の機械化による生
産性の向上等の要因と考えられる.農外所得はIADP地区の平均家計収入の過半を占めると推定され、農
外雇用の少ない所では、貧困発生率のかなり高い所もあると考えられる。
1986年時点において放棄地面積は72万5千haもあるため、政府は遊休地および非経済的農地のリハビリ
を図ることを目的に、より経済的経営競模への拡大・集団化,技術の近代化、インフラ整備の導入等によ
り、第6次開発計画期間中には185,500baの転換が計画されている。
新規土地開発による雇用の創設は、経済規模の農場を持つことが困難なため制約を受けるため、その規
模は小さく、第6次開発計画期間中の新規土地開発は162,708haが計画されているo
-2-
2.1.2
国家計画
Outline PerspectivePlan
(OPPl)を
マレイシア政府は、
1971-1990年の20年をカバーする長期計画First
secondMalaysiaPlan
策定し,その後、
(1971-1975)からFifthMalaysiaPlan(1986-1990)までを実施
したoこの期間GDPは年率6.7%で成長したo
(opp2)が作成され,
SixthMalaysiaPlan
opplの成果を更に促進するため,
(199卜1995)
、
SeventhMalaysiaPlan
SecondPerspedtivePlan
(1996-2uX))を実施
している。
oppl期間中に,農林業は年率4.4%で成長したが,
GDPにおけるシェアは1970年の29.0%から1990年
には18.7%へ下落し,一方,製造業は、同じ期間に年率103%の成長を達成し、
GDPにおけるシェアも
1970年の13.9%から1990年には27.0%へ増加した。この20年間に,マレイシアの経済構造は大きく変わ
り,製造業が農林業を追い越し,国の経済を主導するまでに成長した。
農林業の相対的地位の低下は、国際的および国内的要因からなり、国際的要因は,農産物の国際価格が
1980年代に実質的に大きく低下したこと,また国内的には、財政、金融、為替政策の優先度が製造業に置
かれたこと、半島マレイシアでの可耕地の減少、農業の収益性の低さ,生産費の高騰、労力と資本の農業
から製造業への移動などが要因になっている。これらの結果、
生し、労力不足が深刻化するなどの問題が生ずるに至った。
ビューによると、農業就業者は,
1980年代に、広大な不耕作地,放棄地が発
sixthMalaysiaPlan(1991-1995)の中間レ
1990-1993年の期間に毎年3.1%の率で減少したと推定され、農林業か
らの労働力の流出が、予想以上に速いスピードで進んでいることが伺える。
opp2では、
1991-20(氾年の国のGDP成長率の目標を7.0%と設定し、経済の効率化、民間投資の促進、
民間主導(privatization)、人材育成等の施策により達成する計画になっている。農林業の成長率は年率
3.5%を見込み,農林業のGDPにおけるシェアは,
1990年の18.7%から2000年には13.4%へと想定して
いる。
農業は、 GDPにおけるシェアは低下たが,マレイシア経済の中でなお重要な地位を占め続けると考え
られる。農業は農村での経済活動の主流であり、他の経済セクター-の資源の供給者でもあり,政府は、
農業問題を解決するため多大の努力をしており、農業からの資源流出を抑制するために、農業に対する財
政的金融的支援を行なっている。また、伝統的な小規模農家とエステートの間の二重構造、過小な経営規
模,土地不足、労力不足、不適切な食用作物生産、人材開発の不足,農業収入の変動等の問題を解決する
努力をしている。
政府は,農業セクターの再活性化と資源の最適かつ持続的利用により所得の極大化を目的とし、
の国家農業政策に続いて、
1992年に国家農業政策1992-2010を策定した。その基本原理は、以下のとおり
である。
1)民間主導、市場主導による開発
2)商業化
3)近代化
4)貧困撲滅
また、戦略としては,以下をを掲げています。
1)資源の最適利用
2)農業関連産業の加速的発展
3)研究開発の振興と技術普及
-3-
1984年
4)民間セクターの役割の拡大
5)食糧生産の拡大
6)人的資源の開発
7)活性のある自立的農民/漁民組合の発展
8)マレー人参加の強化と社会改造
農業セクターが活力を維持するには、作物の選択においても経営方式においても、商業化指向が必要と
考えられ、また効率の悪い小規模農業を組織化し,エステートタイプヘ変換することも必要と考えられて
いるo
OPP2では,
OPPlでは新規土地開発が強調されたが,
InSituDevelopmentに変わり,既存農地お
よび放棄地の再活性化と資源の有効利用を目指し、土地の集積、リハビリ、植え替え、港渡排水、農民
による新技術の採用などを実施することを考えている。
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
2.2
計画地区の背景と現況
2.2.1
1 9 8 0年代の高度経済成長の影響を受け、不耕作地,放棄地が発
マレイシア国の主食は米であるが,
生すると共に、農業労働力の製造部門-の移動による農業労力不足の深刻化、水稲の低収益性等の理由に
より大きく生産が落ち込む結果になり、総生産量は年々減少し1
が,
倉地区(約1
0%は、計画調査対象地区である、半島マレイシアにひろがる港漉地区の8箇の穀
86,
Seberan
ーム、(3)
000ha)で生産されている。そのスキームは、
Peraiβalik
Pulauスキーム、
(4)Krian/Sungai
(1)Mudaスキーム、
Manikスキーム、
(6)BaratLautSelangorスキーム,(7)KemasinSemerakスキーム及び(8)Besut
ーム、
0%は、半島マレイシア、サバ、サラワクに広がる天水田が、生産している。
施設の維持管理は、末端まで政府が実施している。
8穀倉地区の1
992年における平均水稲収量は、
(5)SeberangPerakスキ
スキームである。残り
8箇の穀倉地区の藩政
1に示す。
3.34トン/ha、平均作付け率は,
るが、地区によりその数値はかなりの差が認められる.
BaratLaut
(2)Kembuスキ
(1)と(2)のスキームは、それぞれの公団が行な
い,残りは農業省港概排水局が管理している。穀倉地区の概況を表-
ム、
5百万トンであったもの
1990年には1.75百万トンとなっている。
その捻生産量の約6
の4
985年1.9
8穀倉地区のうちMudaスキーム,
1 6 7%であ
Kembuスキー
Selangorスキームは、亜概施設の改善,機械化農業のための農地基盤の改善,直はん機械化
農業の広範囲にわたる普及、水管理システムの近代化等で、水稲収量も作付け率も高く,水稲収量は,す
でに約5トン/baに到達している。
残りの5地区は,水稲収量も作付け率共に低い。主な理由は,
(1)藩政施設の建設が、第2次水路施
設までであり,末端水路を含む圃場整備が完成されていないため、適切な藩政配水の実施が困難である,
(2)農業労働力不足を解決するための機械化農業導入の前提条件になる,農地基盤(排水施設)の建設
と機械化に必要な農道建設が実施されていないこと,
(3)稲作栽培の収益生が低いため、かなりの遊休
地が発生していること、
(4)潅概のための水源が、限定されていること、
(5)水管理及びシステム/
マネージメントの不備のため水資源が有効に利用されていないこと等が,考えられる。
2.2.2
開発構想
前述したようにマレーシアは、国家農業政策(1992-2010)のなかで,最終年度である201
0年の米の自給率を6
5%にし設定し,その目標水稲生産を8箇の穀倉地区と特定に指定された7
から生産することを計画している。
2 0 1
0年における米の生産目標は,人口増加率を2.3%/年(2
-4-
4地区
010年絵人口:28.38百万)
ている。また、目標水稲収量を、
,年間消費量を65Kg/人の条件のもとで1.85百万トンと設定し
4.85トン/ba、年間作付け率を,
180%、目標総生産量の約90
%を穀倉地区から生産する様に計画されている。
2 0 1
0年に於ける達成するためには、国家農業政策で示された上記地区における米の単位収量と年間
作付け率の増加が必須条件となる。
開発は,小規模の7
Kembuスキーム、
4地区と目標設定をおおよそ達成している3つの穀倉地区(Mudaスキーム、
seberan
BamtLautSelangorスキーム)を除外した5つの穀倉地区(
スキーム、Krian/Sungai
Manikスキーム、
SeberangPerakスキーム、
Kemasin
Peraiβalik
Pulau
Semerakスキーム及びBesut
スキーム)を対象とする。米の単位収量と年間作付け率の増加のためには、労働力不足を解決するための
手段として水稲直はん機械化農業の導入、港概配水と藩政効率の向上、養親農耕技術の改善等を総合的に
実施することが必要と考えられる。開発の主要なコンポーネントとしては,以下のものが考えられる。
(1)
港概排水施設の改修と建設
藩政水源と計画規模の検討
水稲直はん機械化農業導入を観点においた既存港概排水施設の検討
亜概排水施設の新規建設の検討
水路のライニングの検討
ゲートの自動化の検討
(2)
圃場整備,開発
圃場整備の検討
機械化農業を前提にした農道の整備と農道の配置の検討
(3)
営農技術の近代化
機械化農業の検討
水稲直はん技術の検討
品種改良に必要な研究試験体制の検討
施肥/農薬計画の検討
(4)
水管理の近代化
配水の検討(配水方法、澄渡計画,配水管理)
モニタリングシステムの検討(気象水文観測、澄渡状況,収穫状況、維持管理機器等)
施設の維持管理システムと自動化の検討
(5)
システム維持管理事務所
維持管理機構の検討
運営組織の検討(維持管理職貞の業務量と人月配置等)
(6)
農民組合
-5-
維持管理機構の検討
運営組織の検討(維持管理職員の業務量と人員配置等)
本農業開発調査の実施に合ったては、まず、国際協力事業団のフィージビリチ-調査の中で,それぞれ
の地区の開発計画を作成し,その後、有償協力により実施することが望ましい。フィージビリチ-調査の
業務仕様書は、巻末に添付した。
-6-
表-1
穀倉地区概況
SeberanPeraj
Krian/Sungal
Balik Pulau
位置(州)
Kedal1
港概面積(h
年間降雨(ミリ)
水源(河川名)
Semerak
Perak
9 800
a)
Perak
Manik
24000
2540
1500-2300
Muda
Krian
Besut
Kemasin
Muda
Kembu
B arat I.aut
Kedam
Kelantan
Set angor
95000
1 9000
1 9000
2700
2300
Semerak
Perak
Ke)antan
Tegengganu
8900
6000
4700
2700
2700
2700
Perak
Kelantan
1700-2200
Besut
Muda
Jarak
Kelan†an
Bemam
Pedu
Tengi
Kulim
無
貯水池の有無
無
無
無
取水方法
ポンプ
0
0
X
0
X
X
0
0
取水堰
0
X
0
X
0
0
X
0
l 0ノ0ノ4
1qノ87
199 0
1 0ノ97
完成年(予定年)
ー ー
農家数(戸数)
7400
source:
Register
つJ
37
つJ
37
7ー
7
OO
4 4 つJ
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Resources
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of Water
7 7 つJ00
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54
700
Data
377
ー7 4
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′h〉
′05
4900
Projects,Ins山udon
4000
of Engineers,
Malaysla
1 qノ73
00
I 97 ー
ーqノ00 5
0
364
′b
つ】
7
50
3 44
570
0ノ9
施設概要
港概水路(km)
排水水絡(Km)
農道(Km)
関係構造物(個)
ー979
ー0 ー3
ー00 7
′b8
2
つん
0ノ
′0
2200
5
74 9440
3.インドネシア共和国
南スラウエシ州南部中規模藩政開発計画及び
東部インドネシア地下水農業開発計画
3.1
3.1.1
インドネシア共和国の概要
農業の現況
インドネシアの農業は、いぜんとして,基幹産業であり、
有効労働力の54%にあたる4
1991年には、
GDPの20%を占め叉稔
1.1百万人が農業に従事している。農地面積は,国土の約1
9%を占め
ている。森林から農地等-の転用が認められる"転換林"はジャワ島、バリ島にはなく、ジャワ地域では,
近年、農地から住宅地、工業用地への転用が問題になっており、農地確保は難しくなっている。一方、ジャ
6 %と低く、政府はこれらの地域の農業開発と集中する人口の分散を
ワ以外の地域では農地面積割合は1
ねっらった移住政策を進めてきているが,土壌条件、藩政施設の整備島の面でジャワ島ほどの生産力はな
0%は,大部分,小規模農家による食料作物生産
いように思われるo農業セクターにおけるGDPの約6
に依存している。食料作物は、水稲を中心として,メイズ、キヤツサ′ヾ、甘庶、ピーナツ、大豆である。
b aである。外領は、
一戸当たりの経営規模は、ジャワ島では小さくo.5-0.7
1 96
1-3b
aである。
9年以来現在までインドネシア政府は,第1次から第5次5カ年計画を実施してきた。各5カ年
計画の目標と実績は下記のとおりであるが,概ね持続的な経済成長を達成しまた農業開発の主要目標であ
る米の自給も,
1 9
84年に達成している。その後干魅等で若干の輸入をした年もあったが概ね自給状況
は,堅持されている。
第1次5カ年計画(1969.4-1974.3)
目標:食料自給達成のための農業及び農業関係インフラの拡充強化
平均年間成長率、実績:7.7
%,目標:5.0
%
第2次5カ年計画(1974.4.4-1979.3)
目標:農業開発に重点を置きつつ、雇用機会の増大を目的とした軽工業化
平均年間成長率、実績:6.9
%,
E]標:7.5
%
第3次5カ年計画(1979.4-1984.3)
目標:開発成果の公平な分配、十分な経済成長と雇用機会の拡大及び福祉の向上
平均年間成長率,実績:6.1
%、目標:6.5
%
第4次5カ年計画(1984.4-1989.3)
目標:農業、工業両分野の開発重点.物質的,精神的国民福祉の改善、平等な所得分配の促進、雇
用機会の一層の拡大
平均年間成長率,実績:5.2
%、目標:5.0
%
第5次5カ年計画(1989.4-1994.3)
目標:経済的離陸を可能にするための力強い農業セクターの実現
平均年開成長率、実績:7.0
%,目標:5.0
%
この間、多くの農産物の生産増大がみられ,農業全体としては,平均年率3.6%の成長が見られた。
こうした農業生産の増大は、澄渡の拡充(地表水産叔施設の改修,及び建設,沼沢地の開発,地下水の開
発、維持管理事業,集落港概改修事業,水田造成事業)によるところが大きく,特に港概施設の建設は,
-7-
長期計画のなかで大きな役目を果たしてきた。
1 99
しかし米の生産に関しては、
のスタデー(TTle
Study
for
of
Irrigation
1993)によれば、下記のとおり,
8百万トンの米(初)が予想されている。
年
1993
1998
2003
in
the
年成長率(%)
48.7
-1.4
Republic
of
2008年には7.
2008
5-・3-・65-・7朋
47.3
需要(百万トン)
バランス(百万トン)
Programm
17::.]ト-
供給(百万トン)
Deveopment
2003年には4.6百万トン、
lndonesia、August
3.1.2
∫ ICA
1年以来減少の傾向を示し、将来米の不足が予想される。
Formulation
・9胡
国家計画
第5次5カ年計画にひきつずき1994年4月から第6次5カ年計画が開始された。仝セクターにまたがる
開発目標は、下記の4点に集約できる。
(1)
人的資源の質の向上
(2)
(3)
(4)
開発の均衡化及び貧困の克服
都市、農村の開発の均衡
土地区画の整備
本計画では,平均年経済成長率は、
6.2%と設定し,農業セクターのそれは,
最終的な農業セクターがGDPに占める割合は、
1
3.4%となっている。
7.6%と設定している。
第6次5カ年計画での主要政策は、
技術,資本の投入により農産物の量と質の向上を図ること
(1)
市場メカニズムを活用しつつ,効率良く農産物流通を促進獅、
(2)
により食料自給を維持すると共に、
(3)
アグリ-ビジネス、村落共同組合等の活用により工業セクターに良質原料を提供獅,
(4)
極的な資本投資を促進獅、東部インドネシアや西部の僻遠地に代表される地域間の不均衡をなくし,
農地の水,肥沃度の維持等を通して環境を保全獅、
(6)
具体的には、次の5つの主要施策が示されている。
(1)
(2)
食料自給の維持
(3)
(4)
(5)
農産物輸出の向上
就労機会の増加と農業労働生産性の向上
農業関連組織の整備発展
貧困の克服
-8-
積
(5)
さらに小農の役割を向上させることである。
3. 2
南スラウエシ州南部中規模港親閲発計画
3.2.1
計画地区の背景と現況
南スラウエシ州南部中規模藩政開発計画の対象地区として下記の5個の藩政地区を選定し現地調査を実
施した。 (1)BontoSunnguスキーム,(2)
Bantimurungスキーム、
(3)Kalara-Karolloeスキーム、(4)Bayan㌻B
2に示した。
Ayangスキーム,(5)BontoManaiスキーム。それぞれのスキームの現況を表-
現場踏査の結果、これらの5個のスキームは、既に港概施設があり,施設が相当老朽化しているものの、
Kalara-Karolloeスキームを除けば,既に一部米の2年5期作を導入するほど生産の高い地区であることが
わっかた。したがってこれらの地区の藩政開発の緊急性はそれほど高いものではないと考えられる。一方、
Kalara-Karolloeスキームは,南スラウエシ州南部地域のなかで最も雨の少ない地区にあり、また最も貧困
な地区でもあるo南スラウエシ州南部中規模藩政開発計画の計画地区としてしEalara-Karolloeスキーム地
区を計画対象地区としてとりあげることとする。
1 5
Kalara-Karolloeスキームは、南スラウエシ州の州都、ウジュンパンダンから南西1
り,行政区は,Jeneponto県に属し、
00人、総戸数約33,
3郡(ケララ,ビナム,バラン)と19村から成る。人口167、
8
200,L平均家族数5人,人口の85%は農家であるo
計画地区の年平均雨量は、約1、
に年降雨量の約7
kmの位置にあ
2
0%が降るo気温は、
類基準にしたがうと,地区の約9
(Jeneponto観測地点)である。
1 00mm
0%が
0 0 4
h
aである。
FAOnJNESCOの分
、とTypicLuvisolの2つの土壌群に属する。
本スキームの藩政水源であるKarolloe川の流量は,年平均で約1
7、
2月から3月の4か月間
7度Cで年間通して変化がない。土壌は、
LyticRegosol
大きく変わり,最大30トン/秒(1月)から最低3トン/秒(8、
本スキームの藩政面積は、
1
2トン/秒である.流量は年間を通し
9、
10月)と変化する。
Kalara川とKamlloe川にあるKalaraとKamlloe既存
取水堰から港概水を取水し約8
kmの導水路で藩政地区に運び5藩政区を港概している。主な藩政施設は,
藩政水路47km,管理道路29k皿、落差工59箇所,カルバート28箇所、橋33箇所、分水工29
箇所等である。施設は,改修の必要がある。
主要作物は、水稲である。その他polowijaとしてメイズ等が栽培されている.現在雨期は,水稲を1
(7、
0%
0
004ba)を栽培しているが、乾期は、水源不足のため水稲は、総面積の約10%にたる
約850ha,その他polowijaを4、
polowijaのメイズは、
1.2トン/h
2 00ha
栽培しているo米の収量は、比較的高く,籾で4トン/ha、
a程度である。
計画村象地区の電力は、デーゼル発電(2
9MW)に依存している。供給時間は、夕方1
8時から朝の
6時までであり連続的な電力供給が望まれている。また計画地区の南部に位置する県庁所在地である
0 0
Jeneponto市とその郊外の地域に於ける飲料水の供給量は,水道局(PDAM)によれば、将来(2
5
年)の需要は、
6.8Liter/秒と推定されて、一方現在の計画で供給可能な量は3
0Liter/秒とされて
いる。従って、将来2
3.2.2
6.8Liter/秒の飲料水の不足が予想されている。
開発構想
上記で示したように、計画地区及びその周辺の住民は、南スラウエシ州南部地域のなかで、最貧の地区
である。住民の貧困を撲滅するためには、まず産概水源を開発し現在の単位面積当たりの作物収量増加と
共に作付け率の増加を図り農業生産を高め,農業所得の向上が必要がある。
-9-
3
インドネシア政府公共事業省は、国内予算(ルピア)で、
のPr。
9 9
( 7、
NDEC社が,
3/9
1992/93年、ローカルコンサルタント
Kalara川とKarolloe川の水源開発をE]的として予備調査を実施し,ひきつずき、よく1
4年にローカルコンサルタント
Fr.
ANINDYAWRAPUTRAが、
Kalara-KaTOlloe港漉地区
0 0 4 ba)に対するPre-Fea5ibilityStudyを実施した。
打e-Feasibility
Studyに於ける計画は,
Karolloc川上流に,総貯水容量約4
0百万トンのダムを建設し水
稲の完全2期作を実施すると共に電力供給するものである。概要と結果は、次のとおりである。
(1)
(2 )
(3)
(4)
(5)
計画地区:7、
004IⅥ
作付け体系:雨期水稲/乾季水稲/parawija
目標収量:水稲;5トン/ha.
計画作付け面積:雨期水稲(7、
Polowija(メイズ) ;4トン/ha
OMha) /乾季水稲(7, α叫ha)/PaJaWija (5, 050ha)
ダム建設:
位置: Karolloe川、既存Karolloe堰上流1.
ダムタイプ:センターコア
設計洪水量:
1 0
6 k
ロックフィル
m
タイブ
0年確率洪水量
総貯水容量:約4
0百万トン
有効貯水容量:
3 5.5百万トン
グム高∴約85m
ダム堤長:300m
ダム堤体積:
2.53百万立方メータ
貯水池(水没)面積:
(6)
港概システム:既存藩政施設の改修
(7)
水力発電:小水力発電(詳細不明)
(8)
建設費用:
(9)
1.94平方k皿
事業費:1、
400億
事業資金:2,
066億
ルピア
年平均便益:
ルピア
171億
ルピア
プロジェクト評価
内部収益率:
(10)水没地区農家数:
13%
58農家
基本的に、上記開発構想は、妥当と判断され、また通常ダム建設の場合水没地区の住民移転が大きな問
題になるが,本件では6
0戸以下であり大きな社会的な問題はない。
本調査は概略計画であり計画の実現にあたっては,フィージビリティスタデーが必要である。主な必要
業務は、下記のとうりである。
(1)
上記ローカルコンサルタント作成報告書のレビュー
(2)
ダムの位置の検討
(3)
ダム地質の調査
(4)
ダム計画と設計
-10-
(5)
水力発電計画と設計
(6)
港漉施設改修計画と設計
(7)
建設費と便益の算定
(8)
プロジェクトの評価と環境インパクト評価
現在使用できる地図は,港概地区(1/50
敬(1/5、
000)
,
,
000)
、
ダム位置(1/1、
000)
、
貯水地
ダム軸横断図(1/500)等がある。
本農業開発計画の実施にあったては、まず国際協力事業団で無償技術協力によりフィージビリティスタ
デーを行ない、その後海外協力経済基金にる有償協力でその建設の実施が望ましい。フィージビリティス
タデーの業務仕様書は、巻末に添付した。
-ll-
衣-2
プロジェクト
概況
プロジェクト名
BontoSunggur
Bantimurung
位置(カブパテン)
Bayan。。Bayang
Maros
濃概面積(ha)
Bontomami
B ulukum
Bulukumba
6,700
Kalara00Karalloe
ba
Jeneponto
5.2CK)
5,㈱
7,005
雨量
観測地名
観測年数
年平均雨量(mm)
Maros
44
3.258
760
570
43 I)_
226
147
89
50
21
39
102
254
568
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8j]
9月
10月
1 1月
12月
Mar°s
44
3.258
760
570
432
226
Ⅰ47
89
50
21
39
102
254
568
a uluku
m
m
ba
49
1349
96
87
108
150
277
242
129
55
26
48
45
86
ちulukllm
__
ba
49
1.349
96
87
108
150
277
242
129
55
26
48
45
86
Jeneponto
39
1,117
29')..
196
123
63
80
65
41
9
5
14
52
177
流量
TompoBulu
観測地名
観測年数
年平均流量(m
1月
2月
3月
4月
B arabba
8
26
64
61
50
30
19
9
7
3
3 /秒)
5月
6月
7月
8月
10月
1 1月
12月
2
3
13
38
取水工
分水工
1
9月
AWLRLekupande
3
5
3
5
7
13
13
10
5
1
1
0
0
16
12
30
26
16
16
13
9
6
3
3
3
7
14
2
港瀧施設
l
、
Ministry
of Public
2
l
I
Works
つ一9230097
つJ254
つlユノ
l
2
-54
I
l
Sulawesi
ー
1
0205
5002つJ
つ]ー
1-
7
lつJ
潅概水路(km)
排水路(km)
管理道路(km)
堤防(km)
lつJ
つ]
for South
l
946
カルバート
落差工
Atlas
3
I
原
SoTuCe:
l′b
水路徳
1
2 0ノ
l
東部インドネシア地下水農業開発計画
3.3
3.3.1
計画の概要
(1)計画の背景
インドネシアにおける本格的な地下水開発は1970年代以来天水田地域の農業用水及び地方市町村の上水
の確保を目的として実施されてきており、現在は全国的な規模に広がりかつ受益者負担を原則に主要な帯
水層分布地域の開発は既に殆どが完了あるいは施工中である。しかしながら、離島の礁性石灰岩地域のよ
うに地下水の海岸への排出が速くて帯水層での貯漕が少ない地方などでは現在の技術では地下水開発が難
しいために,住民は農業用水の不足から十分な農業生産を得られず極端な貧困にあえぐとともに衛生的な
上水供給も受けられず著しく低い生活レベルに留まる事を強いられている。
__
同国では1980年代末からこれら僻地における貧困撲滅を国是として種々の事業を実施しており、地下ダ
ム事業計画もその一環として位置付けられる。
(2)事業概要
地下ダムは,地下水の海岸-の排出が速くて帯水層での貯溜が少ない地点等において人工的な地下障壁
を設置し地下水流下を制御して帯水層内に貯溜し、必要な時に井戸・暗渠等の集水施設から揚水して利用
する施設であり,日本国内の成功例の多くが離島の礁性石灰岩地域及び沿岸部の埋没谷に施工したもので
ある。
インドネシアにおける地下ダム適地は無数にあるが、パイロットプロジェクトとして;
1
)
2
) Bali島北東部Bunutan川流域(沿岸部の埋没谷)
3
) Yogyakarta地域Kidur丘陵(第3紀石灰岩地帯の地下河川)
NusaTengara
Timur地域Roti島(礁性石灰岩)
の3ケ所について重点的に検討を行って最優先プロジェクトを選択し,それのF/Sを実施する計画と
する。
域(km2)地下
No.プロジェクト
1
ロテ島農業開発
礁性石灰岩地城
東ヌサテンガラ
東ヌサテンガラ地下水
での地下水藩政
州クパン郡
開発プロジェクト
による捻合農業
(潅赦用井戸1
建設済み)
開発事業
2
3 4 0
礁性石灰岩
5本
プヌタン地域
地下水ダムによ
バリ網
子察的地質調査
農業開発
る藩政及び村落
力ランアセラム郡
(公共事業省水工
1 0
河床堆積物
760
第三モカルスト
研究所)
給水事業
3
7、
グヌンキドゥ-ル
カルスト台地に
ジョクジャカルタ
グヌンキドゥ-ル
地域地下河川開発
おける地下河川
特別区
地下水開発プロジェクト
探査と地下水揚水
グヌンキドゥ-ル郡
(1983年)
機場建設による
藩政及び村落給水事業
-12-
石灰岩
3.3.2
開発地点の現況及び開発構想
(1)東ヌサテンガラ州・ロテ侭ote)島地区
1)地形・地質
ロテ島はティモール島西端より海上約11kmのロテ海峡を隔てて、東北東一西南西方向に延びた長さ約
73km,幅約17km,面積約900km2の島で、約9万人が居住している。
島は,地形的には大まかに三分される。即ち島北東部を占める標高100-150mの隆起石灰岩台地,島
中央南部の標高430
mの丘陵(GunungNusaklain)を中心とする島中央部の標高200-400mの丘陵性台地、
及び島南西部の標高150-2(泊mの隆起石灰岩台地の3地域であるoいずれの地域においても、島の南海
岸には高く隆起した台地が海食崖をなしてインド洋に面し、これより台地は北部に向かってゆるやかに傾
斜して北海岸でサヴ海に没する地貌が共通している。
島の地質は島中央部北海岸Baa町一帯に小規模に露出する三畳系Aitutu累層の堆積岩類及びこれを不整
合におおい島全域に広く分布露出する新第三系中新枕Bobonaro累層を基盤とし、これを覆って隆起珊瑚
礁石灰岩が島北東部及び南西部に広く分布する。
2)既往の地下水開発
ロテ島では公共事業省水資源稔局第二潅政局管下のヌサテンガラ地区地下水潅叔開発事務所(p2AT
Proyek Pengunbanga皿g
Air Tanah Irigasi di Nusa Tegara Timur、所在地:
1992年
Timor島Kupan市)が、
200mm,
度及び1993年度に主として島の北海岸を望む隆起珊瑚礁石灰岩台地に21本の試験井戸(径150
NTr
=
-
深度40-90m)を掘削して地下水ポテンシャルの調査を行っている。
試験井戸21本のすべてが礁性石灰岩を村象とし、孔口部分を除いて裸孔で仕上げられ、ケーシング及
びスクリーンは設置されていない。このうち、島北東部の13本で揚水試験が実施されてE]量1,(X氾m3程
度の産水量を記録し、残りの島南西部の8本については地質調査孔としてのみ記録され揚水試験は実施さ
れていない。
P2ATN'ITの計画によれば,本年度に島北東部で5ケ所の井戸のポンプ据付及び潅概施設の建設を実施
する予定である。
3)地下ダム候補地点の概要
地下ダム候補地点として島中央南部のクリ(Koeli)村地先のKoeli川谷底低地を選定した。候補地点は南
海岸Koeli川河口より約2.5km上流にあり,ロテ島中心地Baa市街地の北約12kmに位置する。
ダム地点はKoeli川の左右両岸ともに比高100mに及ぶ断層隆起丘陵がほぼ東西方向にのびた尾根を成
し,ダム地点ではKoeli川がこの東西性の尾根を南北方向に侵食下刻して幅200mに及ぶ谷底低地を形成
している。ダム地点には,乾季における下流海岸平地の農地の潅概を目的としたコンクリート製取水堰が
設置されており、乾季初頭の現地調査時点(1994年6月初旬)においてKoeli川は毎秒約百リッターに及
ぶ流量があった。
4)地下ダム候補地点の地質
地下ダム候補地点の左右両岸の東西性の尾根は,新第三系中新枕Bobonaro累層に属すると推定される
泥岩主体の比較的軟質な堆積岩類よりなり、尾根頂部を厚さ15 -20mの珊瑚礁石灰岩層で覆われている。
河床部は石灰岩裸を主体とした河床堆積物で厚く覆われており左右両岸の丘陵脚部には礁性石灰岩が露頭
している。
-13-
谷底低地における礁性石灰岩の分布は、地下調査資料の無い現時点では推定困難であるが、谷の方向
(北東一南西)がこの地域の副次的な地質構造線の方向(主要構造線は東一西方向)と-敦することから断層
による落ち込みブロックが谷部となった事が推察され、従って尾根部と同様に最大でも厚さ20m程度と
考えられる。
地下ダム地点より上流の集水域は約40km2あり、インドネシア政府地質調査所発行の25万分の1地質
図によれぼ、その大部分は隆起珊瑚礁石灰岩によって埋められた大きな盆状構造を形成しており、この構
造が地下ダム地点の豊富な表流水量を養う天然の地下貯水池的な機能を果たしているものと推察される。
5)地下ダムの技術的適性
本地点においては地下ダムの速水壁は谷底低地を埋める河床堆積物及びその地下に分布する礁性石灰岩
層中に建設される。これら河床堆積物及び礁性石灰岩層における地下ダムは我が国でも建設例が多く(例
えば、宮古島の普福ダム),セメントグラウトを主体とした注入工法で比較的安価に建設出来るものと考
えられる。この場合,セメントグラウト注入では対処できない大空隙があれば、豆砂利注入とモルタル注
入を組み合わせて処理可能と想定される。
地下連続壁の施工も可能であるが、掘削機械が比較的大型になり、既存の道路を大幅に改良しない限り,
現地へのアクセスが困難になると予想される。いずれにしても、地下ダムの深度が20-301Ⅵ程度と想定
されるので、技術的に困難な問題は無いものと考えられる。
しかしながら,前項で述べた様に,本地点の集水域にある礁性石灰岩の大きな盆状構造が既に天然の地
下貯水池的な役割を果たしていると推察される。従って、乾季における河床部表流水量データ-が無い現
時点では、本地点での新たな地下速水壁の設置による河床部及び深部石灰岩の伏流水堰止めが如何ほど天
然の地下貯水池の貯水量を増加させ得るかが明らかではなく、地下ダム建設の必要性について判断し難い。
6)今後の調査方針
今後、本地点において地下ダム計画の進展を図るためには以下の基本的調査が必要と考えられる。
a.地下ダム地点における乾季における表流水量観測、
b.地下ダム集水域における降水量等気象データ-の収集、
c.地下ダム地点及び周辺地域の地形図作成、
d.地下ダム地点及び集水域の地表地質図作成、
e.地下ダム地点における電気探査等による地下構造の概査。
(2)バリ島東北部・ブヌタン(Bunutan)地区
1)ブヌタン地区の概要
ブヌタン地区はバリ島東端のセラヤ山(1,175m)の北麓海岸にあり,デンバサール市の北東約60km
に位置する。地下ダム候補地はセラヤ山の北麓を流下するブヌタン川の下流部、河口より約2kmの地点
である。
ブヌタン川は、セラヤ山々頂北側に源を発し,セラヤ山の北麓を開析して深く広い谷を形成し,ブヌタ
ン村付近でロンボク海峡に注ぐ流路延長約6km、流域面積約12km2の小河川である。ブヌタン川の河
道勾配は海岸より約5
kmは非常に平坦で、河床堆積物が谷を埋めて幅300-500mの広い氾濫原を形成し
ており、畑地として耕作されているo谷の山腹斜面部は急峻で角襟岩を主とするセラヤ火山堆積物が露頭
している部分が多く表土は一般に薄い。
-14-
2)地下ダム候補地点の地形・地質
地下ダム候補地はセラヤ山の北まを流下するブヌタン川の下流部、河口より約2kmの地点にあり,也
形的には河床幅約300m、火山喋凝灰岩及び半国籍の火山砕屑物よりなる急峻な山腹斜面で両岸を区切ら
れた逆台形を呈する。河床部は径2-5cmの円裸を主とし最大人頭大の円襟を点在する河床堆積物で埋め
られており、現地踏査時点では河道には表流水はみられず河水は上流部ですべて伏没浸透して伏流水となっ
ているようであった。
河床堆積物の厚さは既存の調査資料(1991年頃に公共事業省水工研究所がボーリング実施)によれば約
30m前後とされている。
3)地下ダムの技術的適性
本地点においては地下ダムの速水壁は谷底低地を埋める河床堆積物中に建設される。地形条件としては
非常に平坦で幹線道路に隣接してアクセスも良く,施工上は好条件の地点である。
河床堆積物における地下ダムは我が国でも建設例(例えば,長崎県の野母崎地下ダム,深さ16.5m、幅
500m)があるが、本地区のように伏流水の流速がかなり速い辛が予想される地質ではセメントグラウト
による注入工法ではセメント粒子が流亡するので技術的に困難である。特殊な早結性の薬液注入も考えら
れるが耐久性に疑問があり、また下流側水質-悪影響を及ぼす可能性もあるので好ましくない。従って、
地下連続壁によらざるを得ない。
地下連続壁の建設は地下ダムの深度が20-30m程度と想定されるので技術的に困難な問題は無いとは
言え、工事費はかなり高くなると考えられる。
地下ダム建設による貯水量は,
1;50,000地形図のみが利用可能な現時点では推測の域を出ないが,平均
幅300m
%
x長さ3,000 m x深さ20m
x有効空隙率10
港概期間120日として300haの藩概が可能と見積もられる。
=
1,800,000
m3が乾季に利用出来、用水量5
mm/day,
4)今後の調査方針
本計画は現時点では地下ダム建設の技術的・経済的適性が明確ではなく、この点を明らかにした後に事
業化調査に着手する事になろう。今後,本地点において地下ダム計画の適性を明らかにするためには以下
の調査が必要と考えられる。
a.地下ダム地点におけるポーリング・電気探査等による地下構造の精査0
b.地下ダム上流域における乾季における表流水量観測,
c.地下ダム集水域における降水量等気象データ-の観測・収集、
d.地下ダム地点及び周辺地域の地形図作成,
e.地下ダム地点及び集水域の地表地質図作成,
(3)ジョグジャカルタ地域キドゥ-ル丘陵地区
1)地区の概要
キドゥ-ル丘陵地区はジャワ島中南部の海岸山地にあり、行政的にはジョグジャカルタ特別区にふくま
れる。
-15-
グヌンキドゥ-ル郡
面積:計
1,
農地
80km2
森林
231km2
1,
174km2
710、
169
その他
人)
485km2
人口密度:
478人/km2
開発地域はジョグジャカルタ市の東南方約40kmのウオノサリ町からインド洋海岸に至る面積1,500km2
にわたって広がる標高200ー300血の起伏に富んだ丘陵性台地で、石灰岩を基盤とし典型的なカルスト台地
を形成している。このカルスト台地では表流水は希にしかみられず,降雨はすべて石灰岩小亀裂及びドリ
ーネ(陥没落込み穴)を通じて地下深部に無数に発達する溶蝕洞に集まり地下河川網を形成して商流し、
インド洋海岸で大量の湧水となって地表に現れインド洋に注いでいる0
いくつかの地下河川には地表からドリーネを通って到達する辛が可能で、確認されたものだけでも250ケ
所のドリーネ及び57河川が存在し,そのような河川の一つ(セロパン洞窟)では最大1,4001/sに及ぶ地
下河川流量が確認されている。
現在キドゥ-ル丘陵地区には約75万人が主に農業に従事して居住しているが、このような水文状況から
農業用水の不足によって十分な農業生産を得られず極端な貧困にあえぐとともに,衛生的な上水供給も受
けられず著しく低い生活レベルに留まる事を強いられている。
2)既往の地下水開発
1982年から1983年にかけて英国の援助により地域の溶蝕洞の調査(航空写真判読及び洞窟探検・測量)
が実施され幾つかの大規模な地下河川が発見され,地下河川流量測定も行われた。
この結果に基づいて1980年代後半にセロパン洞窟において地下河川内に取水堰・揚水機場及び溶蝕洞沿
いに地表に達するパイプラインが敷設されて,約150haの荘概がおこなわれている。
また地表から既知の溶蝕洞に向かって直接掘削された井戸による港概・給水網も2ケ所建設されており、
1994年度に完成し約100baの澄渡及び給水に利用される予定である。
これらの地下水港漉開発は公共事業省水資源局に属するグヌン・キドゥ-ル地下水開発事務所(在ジョ
グジャカルタ市)が実施している。
3)新規開発構想
現在公共事業省水資源局によって提案されている開発構想は以下のものである。
a.
75ケ所の地表からの井戸の掘削
b.井戸内ポンプの設置と約2,500haの地上港概網の建設
c.約10万人を対象とした村落給水綱の併設
しかしながらこの計画では、新設する井戸の位置をいかにして地下河川に遭遇可能な地点に選定するか
が問題である。
もちろん試行錯誤的に無数のパイロット孔の削孔をくり返す方法もあるが、地下溶蝕洞の間隔・規模か
らみて殆ど僚倖を期待するに等しく、既知の地下洛蝕洞の広がり・延長を知り新規地下溶蝕洞を発見する
ためにはやはり広域的な地下河川網の調査が必要である。しかし人力による洞窟探検・測量も,地下溶蝕
洞の形状が人間の進入を阻むため現在まではドリーネ(陥没落込み穴)近辺に限られている。
-16-
従って、地下河川の位置を知るためには地表からの地質学的・地球物理学的な間接探査法によらざるを
得ないが、公共事業省水資源局にはそのための器材もノウハウも無い0
4)開発構想代案の提案
前項の井戸位置選定の確実度を増すためには以下の代案を提案する。
第一段階予備調査(約o.5年間)
1.1
パイロット地域探査:当地域に適した地下河川の探査法を確立するためパイロット地域における
各種探査法による現地適用試験。
1,2
探査技術評価:各種探査法の現地試験結果を評価し最も適用性の高い探査法を見出し,今後探
査計画を樹立する。
1,3
概略計画作成:既存の資料をもとにイ政府作成の開発計画の見直しを行い、概略開発計画として
取りまとめる。
第二段階可能性調査(約1.5年間)
2.1
2.2
広域地下水探査:最も適用性の高い探査法(複数の方法でも)による広域地下河川探査。
地下水資源量評価:探査された地下河川に対する地表からのパイロットボーリング及び地下水資
源利用可能量の評価(この段階では地下河川位置・規模の同定,地下水資源量算定のための水収
支解析及び最適探査法の現地プロジェクトスタッフに対する技術移転が主体となる)
2.3
2.4
0
藩政・給水現況調査:港瓶用水過不足調査、村落給水現況・衛生状況調査。
農業及び給水開発計画・地下水取水施設立地調査・取水施設実施設計・事業計画・事業費積算.
資金計画等の立案・妥当性評価。
第三段階建設(約3年間)
3.1
水源施設建設:地下水取水施設(深井戸と堅型タービンポンプまたは大口径堅坑と地下揚水機場)
の建設、
3.2
3.2
港概・給水施設建設:
2,500haの地上港概施設及び10万人を対象とする村落給水施設の建設.
将来のプロジェクト拡大の可能性調査。
キドゥ-ル丘陵地区地下水開発概略工程表
=.主±i':
1年度
2年度
3年度
1予備調査
1.1パイロト地嵐探
1.2探査技術評価
l.3概略計画
[コ
⊂コ
2開発調査
2.1広域地下水探査
2.2地下水資源量評価
2.3荘軌給水現況調査
[:=コ
⊂:::::::::コ
2.4施設計画事業評価
3建設
3.1水源施設建設
J
3.2荘就給水施設建設
3.3
事業拡大可能性詞査
-17-
4年度
5年度
GeologlCar
Map
of Rotj Island
+
十
r/トハ
「
ご
.
1
-
〆
・十
丁:苛≡コニ;÷=㌍苛
QI
r:
Ti J
I
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ー●.
、
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㌔
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I
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\
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、ホ.
\し■■r
Geolooica
E1■■i■■田■■
MaDOf
一NDF⊃NES
Balilsーand
資料-
1
調査日程及び調査員の経歴
日程表
年月日
1994/5/30
出莞池
到着地
宿泊地
備考
調査旦名
調査員名及びその経歴
経歴∫
こ二こ
ジャカルタ
ジャカルタ
移動
鳥中値二郎
l942年6月1日生,
ジャカルタ
JーCA.政府筋間
移動
5/31
1966年3月北海道大学l
6/1
ジャカルタ
クパン
クバン
6/2
クバン
口ティ島
口ティ島
6/3
口ティ島
クパン
クバン
移動
6/4
クバン
バリ
パリ
移動、現場踏査
6/5
バリ
ウジュンパンダン
ウジュンバンダン
移動(島中.永藁)
パリ
スラバヤ
スラバヤ
移動(鈴木)
ウジュンパンダン
政府との協臥現場座主(尾中、永玉)
スラバヤ
現場掩査(マドラ島、鈴木)
l963年8月三佑コンサルタンツインターナショナル入社
移動、資料整理(鳥中、永基)
l975年4月日本エ曹操式会社l
6/6
A学部長芸化学科牢
∈,''L'=-
1gg6年4月日本エ営株式会社
現在に至る
:≡:三…;≡3]Rtk*過大学1
理学部地箕鉱物学科卒
ウジュンバンダン
ジャカルタ
スラバヤ
ジョクジヤ
ジョクジヤ
移動、現場踏査(鈴木)
ジャカルタ
資料整理(尾中、永玉)
ジャカルタ
現場蕗査、移動(鈴木)
6/9
ジャカルタ
資料整理
l982年3月東京大学農学部農業I学科卒
6/10
ジャカルタ
」lCA.政府祝明
1982年4月日本エ営株式会社■
6/8
ジョクジヤ
ジャカルタ
6/ll
ジャカルタ
ジャカルタ
クアラルンプール
ジャカルタ
東京
6/13
クアラルンプール
イポー
6/14
イポー
クアラルンプール クアラルンプール 現場也査/移動
クアラルンプール
ペナン
6/17
ペナン/クアラルンプール
東京
m
永藁伸夫
1956年8月30日生
n
現在に至る‡
柵国(永玉)
m
クアラルンプール 移動(局中)
柵国(鈴木)
イボー
澄渡局/A某省/JICAと打ち合わせ/移動
クアラルンプール ‡濃局と打ち合わせ.大便銀良明
6/16
現在に至るl
コロンボプラン専門泉へ説明
東京
6/15
u
g
ジャカルタ
6/12
u
ー
鈴木勲
ジャカルタ
6/7
g
ペナン
現場座至/移動
柵団(局中)
コl
H
u
l
H
‖
I
‖
資料-2
現場写真
穀倉地域農業用水管理システム近代化計画
SeberanPerai/BallkPulauスキーム
幹線水路
Krian/Sungaiスキーム
水田現況
Krian/Sungaiスキーム
稲作機会化収穫状況
カララーカラロエ 灌漑計画
Kalara-Karalloe計画
ダム位置
Kalara-Karalloe地区
幹線水路現況
Kalara-Karalloe地区
水田現況
東部インドネシア地下水農業開発計画
ヌサテンガラ地域ロテ島
地下ダム及び地下貯水池計画地点を東側から望む
パリ島北東部プヌタン地域
地下ダム計画地点を下流側から望む
ジャワ島グヌン・キドール地域地下河川開発計画
Gunung Kidur台地の一部。
典型的なカルスト台地でド
リーネが発達し、地域河川は
みられない。降雨はすべて石
灰岩小亀裂あるいはドリーネ
を通じて地下の空洞こ集まり
地下河川となって南流してい
る。
石灰岩台地にある地下深部へ
通じる洞窟の入り口。
これより延長約300mの洞窟
を経て地下河川を形成する大
洞窟に至る。
地表からの深度100m前後の大
洞窟を通る地下河川。流量毎
秒6㌧。この地点の下流約50
mに取水堰が設けられ、ポンプ
で地表に送水している。
石灰岩台地上から地下河川に
掘削された灌漑用揚水井戸。
深度70mで地下河川の大洞窟
に到達し、一本あたり100l/s
の揚水が可能。今年中にポン
プを据え付けて供用開始予定。
石灰岩台地南端のインド洋側
海岸にある地下河川の流出
口。幅広い洞窟から毎秒約4
㌧の地下水が湧出し、
海に流入している。
上の写真地点近くの別の地下
河川濃出口。
資料-
3
面談者一覧表
インドネシア共和国
Directorate
or Plannl喝and
Soenarto SunJOyO.
Toshiki Sai[o
Mr.
Mr.
Programming,
Eng.
DGWRD
M.
:
Chief, Sub-directorate
:
JICAExpert
Directorate of Irrigation-I, DGWRD
Mr. Marhuarar
Napitupulu, Dipl. HE
Mr.
Masami
Chief, Sub-directorate
of P2WS
of Technical
Planning
JICA Expert
Osaki
Directorate
of Irrigation-II. DGWRD
Rapiali
Zainuddin,
Dipl. AIT
Kusumo
Respatyo, M. Eng.
Mr.
Mr.
Mr.
Hiroshi
Kudo
Mr.
Takashi
Matsushima
Provincial
Timur
Chief, Department
of Water
Resources
Krisno
Development
Chief, Underground
Section
Water
Development
of Water
Resources
Provincial
Mr.
Tenggara
Expert
Heru
Mr.
Mr.
in Nusa
PlaⅣ11ng
Expeれ
JICA
JICA
Office of Public Works
Marsudi, Dipl. HE
Mr.
Chief, Technical
Staff
D. Herwantoku,
M.
Sc.
in South
Office of Public Works
Koeswidodo,
Dipl. HE
H. Sanapali
Tarebbang
Sulawesi
:
Head
:
Chief, Department
Bambang
Development
Dam
Jeneberang
Mr.
Embassy
Mr.
JICA
Project,Ujung
Rafiq Junaidi,
Aunur
Pandang
CES
of Japan in Indonesia
Kenichi
Kawamoto
Indonesia
Mr.
Koichiro
Mr.
Kenichi
Public
:Assistant
Firs( Secretary
.I
Office
Okazaki
Shishido
PlaJlnlng
Resident
:
Representative
Residen(
Representatiye
:Assistan(
マレーシア国
Department
of lrngation and Drainage
Shahrizaila Abdullah
lr. Cha爪Choong
lr. Motld.
Adman
Mohd.
Integrated Agricultural
Mrs.
Salbi
Mr.
Mohamad
Mr.
Lau
Barat
Chuan
Ml・. Mohd
Resource
Ml・S.
J7CA
Prqject englneer
Star√
Project
Nasir
Assistan(
Ag'ronomist
Warris
Pl'Oject
San
Infrastructure
Hashim
Malaysia
Engineer
Technical
Yusor
Bin
Manik
Halimah
Ml1. Takao
Ghani
Teng
Md.
Chook
and
Abd
Fu且d Euang
Sulieman
lr. Liew
Projectdirector
Arir
Laut Selangor
Kl'ian Sungai
Project,Penang
Ranting
MI●. Mohd.
Mr.
Nor
Development
General
Director
Deputy director
Senior englneer
Cheong
:
Develop.
Division,
Projectenglneer
MOA
Asst.
secretary
Office
Kaibara
Ml◆. Tosl-iyuki
Årita
Deputy
Assistilnl
resident
resident
represnlative
representa(ive
資料収集リスト
資料-4
インドネシア
マップ
Map, South Sulawesい:50,000,
1924
Map, South Sulawesi,
1:250,0(刀, 1966
lrigasi di Sulawesi
Selatan Baglan
Selatan,
ーTopographic
Topographic
ヂeta Daerah
-
-
-
-
-
Topographic
Map, Rote
Tactical Pilotage Chart,
Soil Map,
island, 1974,
I:500,000,
1:250,000
1:250,000
1973
FÅo-UNESCO
Rote
Island, 1:5,000,000
Sulawesi,
1:5,000,000
レポート
Pengembangan
Wilayah
Sungai Kelara Karalloe, 1993/1994,
ーStudi Kelayakan
Laporan
Pendahuluan,
Laporan
Ringkasan,
I-aporan Utama,
Laporan
Pununjang (2 volumes),
BukuData
Studi Pendahuluan
Pengembangan
Airtanab di Pulau Sumba
dan Pulau Rote, ProplnSi NTT,
1992
-
-
-
-
-
Laporan
Utama,
Laporan
Pendukung
(2 volumes)
Integrated Future Scheme
fTor Flood Control and Water
Resources
1986
Review
System
Plannlng dan Penyelidikan
Geologi TeknikMekanika
Bendung
Daerah
Irigasi Bontomanai,
1993
Draft System
Planning
Inventarisasi dan ldentifikasi Potensi Sumber
Air, Satuan Wilayah
1994
Executive
Final Report, Appendix
Summary,
Hidrologl
Studi Reconaisan
Pengembangan
Wilayah
Sungai Kelara-Karalloe,
Laporan
Utama,
Laporan
Penunjang (2
Development,
Tanah
1993
統計資料
-
-
-
Timur
Nusa Tenggara
in Figures, 1992, Kantor
Statistik ProplnSi NTT
Yogyakarta
in Figures, 1991, Kantor Statistik ProplnSi D. I. Yogyakarta
Statistical Year Book
of Bali, 1992, Kantor Statistik ProplnSi Bali
Kupang
Dalam
Angka,
1992, Kantor Statistik Kabpaten
Kupang
気象水文資料
-
-
-
MeteorologlCal
Data,
Meteorological
Daily Rainfall
Data,
Bonto
Sunggu,
Matajang,
Sulawesi
Sulawesi
Data, Sulawesi
Selatan
Salojirang,1970-1994
DAS
Lekopanclng,
1985-1994
Batu
Bassi,
1989-1993
D. I. Bettu, 198911993
Tino To乱 Panaikang,
Pabentengan,
Pandang
Paitana,
1989-1993
1989- 1993
Pandang
1989-1993
(Bonto Manai),
1989-1993
Pakkaterang,
1985-1993
Tanrang,
1993
-
Daily
Discharge
Lekupande,
Data, Sulawesi
Selatan
S. Kelara,
1973-1994
Selatan,
Selatan,
1989-1993
1989-1993
danPra-desain
SungaiJeneberang
volumes)
-
SouthSulawesi,
(Tahap I),
S. Bantimurung,
1989-1991
Bialo Hulu, S. Bayang
S. Karalloe,
Tolembo,
Bayang,
1989-1993
1978- 1983
S. Lekopanclng,
-
1977- 1993
Rainfall in South Sulawesi,
Monthly
1917-1976
その他
-
-
-
-
-
Atlas fわrSouth
Data lnfbrmasi
Borehole
Sulawesi,
Dinas
Test in Rote
1984
P. U. Pengalran,
Sulawesi
island, Location
Map
Selatan,
1993
and Results
Administrative
Map, Rote lsland
Material Price List, Proyek Air Tanab, ProplnSi NTT
Organization
Chart, NTr
Province
Inventory List of Irngation Project in South Sulawesi
,
-
-
-
Inventory
of Equipment,
Groundwater
Province,
1993
Prqject,Timor
マレーシア
マップ
ーMap
Map
Map
-
-
-
Selangor
Integrated Agricultural Development
of Northwest
imigation Projectarea,
1":mile
of Kerian- SG・ Manik
island irrigation project area, 1'T:mile
ofPinang
Topographic
Map,
Rote
lsland, 1974,
Project,1 I.: mile
1:250,000
レポート
ーRegister of
Organization
-
-
-
-
-
-
1
1
-
water
resourdes prq】ects
of Department
of i汀igation drainage, Malaysla
Future Scheme
fわrFlood Control and Water Resources
-
Integrated
Preliminary
Development,
"PadiAngin..
sudy of characteristics of
,1994
Short briefing notes on JPS pro)ect Barat Laut Selangor,
1994
Short briefing notes
on Pinang
island irrigation pro)ect, 1994
Design-management
interactions of Malaysla's Kerian Irrigation Scheme
The role of performance
assessment
in real time system
1993
management,
Sou也Sulawesi,
Malayslan
Case
I, the imgation
informatin system,
1992
Study
scheme
land and water
for agnculturaldevelopment,
management
the Malayslan
experience,
an
assessment
form the Kerian imgaltOn
Projectperformance
experience
Pro)eCt,
Water resources
for sustainable development
in Malaysia,
1992
Impacts and血plications
of direct seeding on imgation
requlrement
and systems management,
dassar
bagi kawasan
Kajian
)elapang padi, 1993
kejenteraanpertanian
Laporarl kemamuan
1992
tahunan prooojek-projek pembangunan
pertanian bersepadu,
Integrated
1994
,
-
-
-
-
統計資料
-
-
-
The national agricultural policy (1992-201 0)
Sixth Malaysia
Plan(199ト1995),1993
Mid-term
review
or the sixth Malaysia
Plan(199ト1995),1993
1993
資料-5
Pro
j
s tudy
wa
ter
e
c
t
on
Pr
opo
Mode
Management
sal
r
nil
f
o
a
tion
Sys
r
Pea
o
ten
y
sibilit
I
iム
Ir
riga
Granay
tion
Area
TECHNICAL
AID
IIROPOSAL
FOR
THE
FEASIBILITY
STUI)Y
ON
MODERNIZATION
OF
WATER
IRRIGATION
MANAGEMENT
SYSTEM
IN
GRANARY
TⅡE
1.
AREAS
THE
OF
PENINStJLAR
MALAYSIA
ProjectTitle
of kigation
FeasibilityStudy on Modemization
System
in The
Granary
Areas
of The
Water
Peninsular
Management
Malaysla
2. Location
(i)Seberang
Kemain
3. Executing
Semerak,
and
Pulau,
Source
Seberang
Perak,
(iv)
PeninsularMalaysia
Objectivesof
Drainage,
Mimistry
of Agriculture,
Malaysia
of Assistance
of Japan,
through
IntemationalCooperation
The
inthe
(v) Besut
of hTigationand
Government
5.
(ii)Kdan/SungaiManik,(iii)
Agency
Depar(ment
4. Proposed
PeraiIBalik
TechnicalAssistance
a
Agency
Programof
Japan
(JICA)
the Study
objectivesof
the Study
of irrigation water
particular, the study
(1)
management
establishthe
fTeasibilitystudy
in the existing
6 graJlary
on
modemization
In
areas.
to:
use
optlmum
Of water
resources
plan and
irrigation
plan
development
establish the on-farm
establish
a
conduct
system
management
mechani
(3)
(i)to
will be included
water
(2)
are:
for acceleration
zation
the optlmum
-
System
ト
management
plan and
of fan
(4)
(ii)to
the
improve
the existing
famer's
orgmizations
Organization
for the effective
officesand
operationand
of the Malaysian
on-the-jobtraining
carry out
scheme
ofboththe
maintenance
counterpartpersonnelin
of the study
course
6. Background
The
manufactunng
three decade.
Such
drastically
increased
and
manufactunng
Employment
Malaysia
sectors,
Rice
labor
tons
of paddy
in 1985
The
important
supply
to
decreased
1.75 million
scheme,
(v) Seberang
Perak
produce
about
60 % of the total paddy
schemes
of
(i)and (ii)are
An
average
is 334
intensity, however,
Muda,
reaches
Kembu
18.7 %
and
to nearly 5
Laut
namely
(i)Muda
Pulau
of paddy
1
・95million
Laut
(ii)
scheme,
Selengor
The
scheme・
areas
granary
main
in the country
development
scheme,
granary
at present・
ar?as
The
authority
and
of Agriculture.
scheme・
schemes
per ha through
-2-
from
(iv)Krian/Sungai
scheme,
(vi)Barat
production
each
Se】engor
of paddy
of
of the main
totalproduction
Intensity for the eight graJlary
167 %, respectively.
on
%
in 1990.
the main
annualcropplng
and
different
Barat
tons
an
and
50・5
self-sufficient
is stillone
are
by the respective
managed
tonsnla
are
The
(viii)Besut
by the Ministry
arerun
yield of paddy
in 1992
areas
and
from
in 1990・
tons
scheme,
Semerak
scheme
declined
by year, indicating
year
Perai侶alik
(vii)Kemasin
the remainders
was
projectschemes,
(iii)Seberang
scheme,
decade.
of those
agnculture
of rice in the country
of eight imigation
in 1992・
has shi氏ed to the
commoditiesandthe
Though
to GDP
sector
bases
66.7 %
to
in 1992.
staple fわod fわr MalayslanpeOPle・
has gradually
Manik
%
has declined.
in the country
consisting
in 1970
have
sectors
services
drastically
of its major food
by agncultural
share
is the main
Kembu
25.9
crops
and
the period
has been
sector
in 1970to
major fわod
during
last
the Malaysian
on
oftotalemployment
sectors
most
impact
significant
fわrce in the agnculturalsector
agnculture
has imported
fわr
%
developedinthe
rapidly
of manufactunng
42.9
services
inthe
total employment
rates
from
lot of huge
a
result,
a
Employment
been
have
sectors
services
situation has had
in Malaysia・
economy
Asa
and
The
Among
have
proper
yield and
8 granaries
a
higher
imgation
paddy
cropplng
areas,
yield and
facilities,
intensive
fm
and
mechaLnization
farmlng With direct seeding
The
however,
remainders,
in(enslty. The
follows:
(ii)The
drainage
most
improvement
(iii)The
of low
commodity
policies
isperformed
resource
and
in view
cost
of rice is 65 kg/year
of2.3
%. 1t is planned
2010.
It isalso
paddy
production
annual
cropping
To
meet
the targeted
under
because
to払rming
during the
strategies,
In this policy,rice
domestic
in 2010
production
that per capita
assumptions
production
in the
consumption
is 28.381mi11ionwith
65 %
long
term
growth
share
values
tons
90・4
%
rate
level be in
self-sufficiency
granaryareas
of4.85
a
of the targeted
haandan
ofpaddyper
lntenSlty Of 1 80 %.
of paddy
is essential
under
that the main
planned
of lal)or
shortage
respect
withstrateglCand
target of paddy
that aminimum
in the yearof
with requirements
increase
The
coupled
the totalpopulation
and
of those
areas
AgriculturalPolicy
infrastructure.
secunty
tons
production
for five granary
through
areas
2010
increase
in the policy
except
mentioned
above,an
of unit yield aJld cropping
Muda,
Kembu
and
Barat
lntenSlty
Selaengor
Laut
schemes.
7. Terms
of Reference
The
Water
8. Expertise
The
above
terms
of reference
Management
for the feasibilitystudy
System
in Granary
Areas
on
are
Modemization
given
of Irrigation
in the attached
paper.
Inputs
following
Study
as
COnSidered
cultivation
macro-sectoralframework,
suppo血ve
is set 1.846mi11ion
country
the National
to make
considerations.
are
of those ■schemes・
made
of food
on・
cropplng
to solve
with
so
and
withon-fTam
up paddy
(iv)constraints
and
in the
equipped
havegiven
schemes
management
2010
aJLe not
low
a
lntenSlty
of mechanization
growing,
to
cropping
for acceleration
paddy
1992
yield and
aJld
fields
of Agriculture
from
management・
yield of paddy
existing paddy
system
Ministry
system
has not yet completed
in those
returnof
period
of those
farmers
managementand
The
lower
a
(i)On-farmdevelopment
schemes.
force.
have
causes
main
advanced
methods,
for mechanization
improvement
on-fELrm
expatriate
experts
and
work:
-3-
englneerS
Will be required
for executlng
the
leader
(i)
team
(ii)
i血gation
(iii)
design
(iv)
operationand
(v)
co皿puter
(vi)
waterresources
(vii)
agronomist
(viii)
soil and
(ix)
agro-economist
(x)
sociologlSt
(xi)
institutionalexpert
(xii)
telemetric
englneer
engineer
maintenance
System
expert
englneer
expert
land
expert
use
engineer
(xiii) environmentalexpert
9. Schedule
The
of the Study
Study
will be carried
fbr the Study
conduct
(ii)
topermitthe
Malaysia
shall take necessary
to facilitate the sm∞th
measures
registration
to exempt
on
Malaysia
ofany
machinery
connection
to provide
on
or
with
taxes,
materials
dutiesand
brought
with
of the Study
other
into
in(roduced
the iI叩1ementation
taxesand
any emoluments
charges
or
for their services
team
in
of the Study
facilities to the Study
-4-
form income
team
in connection
the implementation
the utilization of funds
connection
them
exempt
fees
from
team
and other
of the Study
paid to the members
necessalγ
thereinand
ln
stay
of the Study
the members
with
leaveand
enter
aJld consular
of the Study
equipment,
kind imposed
allowance
as
requlrementS
for the conduct
to exempt
teamto
of their asslgnment
the members
charges
team
of the Study
members
for the duration
foreign
(v)
months.
the safety of the Study
to secure
(iv)
requiredperiod
of the Study.
(i)
(iii)
The
Phase-II・
and
of Malaysla
of Malaysia
govemment
Phase-I
stepwise,
at 24
of the Government
10. Undertaking
The
is estimated
out
team
for the remittaJICe
into Malaysia
or the Study
form
Japan
in
aS
Well
(vi)
to secure
pemission
implementation
(vii)
to the
team
to
enter
wherever
possible
fわr the
of the Study
to securepermission
related
for the Study
for the Study
team
data aJld documents
to takeall
Study including mapsand
photographs,
out
of Malaysia
Japan and
(viii) to provide the Study
of which
team
with medicalservices
shall be chargeable
-5-
to the
Study
team.
as
needed・ the expenses
to
TENTATIVE
TERMS
OF
REFERENCE
FOR
THE
FEASIBILITY
STUDY
ON
MODERNIZATION
OF
WATER
IRRIGATION
MANAGEMENT
SYSTEM
IN
THE
GRANARY
ProjectTitle
Feasibility
System
Location
Study
in The
(i)Seberang
Seberang
The
Such
Employment
from
%
42・9
TIIE
the
has
had
a
drastically
declined
Malaysia
for
rates
sectors,
in the country
consisting
scheme,
Seberang
%
to GDP
staple food
of eight
supply
irrigation
(iii)Seberang
Perak
tons
in the
developed
was
have
in the
in 1970
services
%
been
in 1992.
the self-sufficient
and
is still one
agnculture
huge
sectors
has
sector
to 25.9
commodities
increased
lot of
a
result,
agriculture
ln
economy
drastically
in 1992.Asa
18.7 %
in the last
the Malaysian
on
sectors
%
Though
for Malaysian
of the
main
in 1990.
The
People.
total production
from
of paddy
1.95mi11ion
tons
of
in 1990.
bases
of rice in the country
prqject schemes,
Perai/Balik
scheme,
rapidly
decreased year by year, indicating
1.75 million
important
to 66.7
of its major food
by agnculturalsector
to
been
services
Employment
declined.
has gradually
(v) Besut
and
impact
of total employment
most
crops
(ii)K丘an/SungaiManik,(iii)
have
and
has
in 1985
The
food
is the main
Rice
paddy
50.5
Management
Malaysia
has shi氏ed to the manufactunngand
decade.
has imported
major
share
from
Peninsular
Semerak,
slgnificant
in 1970
of those
of The
Ptllau,
sectors
of manufactunng
oftotalemployment
period
of Irrigation Water
PROJECT
labor force in the agriculturalsector
during
Areas
(iv)Kemain
services
situation
Malaysia・
Granary
MALAYSIA
Malaysla
manufactunngand
three decade.
PENINStJLAR
Modemization
on
Perak,
OF
BACKGROtJND
THE
Perai侶alik
Peninsular
1.
OF
AREAS
Pulau
(vi) Barat
Laut
-I-
namely
the main
are
(i) Muda
(iv) Krian/Sungai
scheme,
Selengor
scheme,
granary
scheme,
Manik
(vii) Kemasin
areas
(ii)Kembu
scheme,
Semerak
(v)
scheme
(viii)Besut
and
paddy
main
development
authority
areas
granary
in the country血t present.
production
the respective
The
scheme.
The
produce
the remainders
and
%
(i)and (ii)are
of
schemes
60
about
are
by
run
of the total
by
managed
the Ministry
of
Agdculture.
An
average
is 3.34
in 1992
areas
however,
Barat
Selengor
system
The
follows:
with
8 granaries
paddy
farming
have
those
fields
a
lntenSlty,
Muda,
Kembu
and
5 tons
to nearly
reaches
direct
With
cropplng
areas,
and
yield
not
are
yield
of
on-
mechanizationand
seeding
and
cropplng
not
methods,
shortage
advanced
are
lntenSlty
of labor
management
famlerS
paddy
system
schemes・
improvement
(iii)The
retu皿Or
as
COnSidered
drainage
and
cropplng
of those
areas
force.
or low
low
a
and
on-farm
because
farming
to
paddy
in the
equippedwith
cultivation
respect
of
yet completed
to solve
up paddy
lower
yield
has
of mechanization
(iv) constraints
those
of
paddy
glVen
yield and
on.
development
have
schemes
The
facilities,intensive farm
imgation
causes
existing
for acceleration
those
higher
a
however,
main
most
have
so
and
(i)On-farm
(ii)The
Among
for the eight granary
Intensity
%, respectively.
for mechanization
remainders,
intenslty.
167
annualcropplng
scheme.
each
proper
management,
The
an
and
and
schemes
farm improvement
in
growlng,
management
of
schemes.
The
Ministry
from
1992
period
policies
and
of food
secunty
target
28.381
make
with
a
wi(h
In this policy,rice
strateglC
in 2010
growth
domestic
and
in the
office
annualcropplng
meet
with
production
increase
of paddy
essential
for five granary
of 180
production
areas
except
increase
Muda,
ー2-
The
tons
million
under
is
the totalpopula(ion
minimum
granary
of 4.85
65 %
areas
tons
long
term
share
90・4
of paddy
per
%.
in the year of 2010
through
a
that the main
the targeted values
under
Intensity
that
in view
considerations・
l・846
Set
the
COmmOdity
is performed
cos(
is 65 kg/yearand
of2.3 %. It is planned
rate
requlrementS
production
lS
during
strategleS,
resource
country
level be in 2010. It is also planned
paddy
AgriculturalPolicy
framework,
macro-sectoral
infrastructure・
production
of the targeted
To
to
the National
made
that per capita consumption
million
an
to 2010
coupled
self-sufficiency
ha and
of Agriculture
supportive
of paddy
assumptions
%
on
per ha through
paddy
and
tons/ha
different
are
Laut
yield of paddy
in the policy
of unit yield and
Kembu
and
Barat Laut
mentioned
cropplng
Selaengor
above,
lntenSlty
schemes・
an
lS
2.
TⅡE
OBJECTIVES
The
OF
the Study
objectivesof
(i)
to conduct
THE
STUDY
are:
feasibilitystudy
a
management
will be included
to:
(1)
the optlmum
water
(2)
use
management
of irrigation water
modemization
in the existing
system
establisb
on
6 granary
ln particular, the study
areas.
resources
Of water
plan
i血gation
and
plan
development
establish the on-払rm
fわr acceleration
of fan
mecha皿ization
(3)
establish
the opt皿um
(4)
improve
the existing
SySte皿management
(ii)
to carry
tbe
3.
STUDY
The
Studyarea
Pe血/Balik
and
(v) Besut
4.
SCOPE
Pulau,
In order
and.be
cmied
and
officesand
Of the Malaysian
maintenance
COunterPartperSOrLnel
in
AREA
shall
5 existing
the
cover
(ii)Kiian/SungaiManik,
in the Peninsular
OF
THE
granary
(iii)Seberang
areas
Perak,
such
(i) Seberang
as
(iv) Remain
Semerak,
Malaysia
STUDY
to achieve
out
scheme
of the study
course
THE
and
for the effective operationand
on-the-jobtralnlng
out
of boththe
Organization
払rmer's organizations
plan
the above
in two
objectives,the
Study
will
cover
the fb】lowlng
ltemS
phases:
Phase.Ⅰ
collectionand
of the relevant existing
review
the fbllowlng
survey
on
(I )
meteorology
(2)
soils and
land
(3)
imgation
and
(4)
organiza[ion
dataand
information
Items
and
hydrology
use
dra]'nage
facilities, and
of the existlng
ユE):
SChemeTs
social infrastructure
ofrlCe
and field
(ii)
(5)
management
of operation
(6)
organization
of the existing
(7)
agncul[ure,
(8)
agro-economy
(9)
social conditions
(10)
construction materialsand
land
holding
f∬皿er's organizations
tenure,
and
institutions
agricultural
and marketing
of the Study
assessment
and maintenance
(1)
land and
(2)
physicalfeatures
(3)
organization
area
of the following
in tens
situa(ion
for the schemes
resources
water
equipment
of irrigation, drainage,
aJld s∝ialinfrastructure
offices for operation
of the scheme
and
maintenance
of the systems
system
(5)
organization
of farmer.s
maintenance
fbr也e
management
maintenaJICe
for operation
organization
and
schemes
(6)
socio-economic
(7)
agriculturalconditions
(8)
environment
identification
(iii)
for operationand
(4)
conditions
of development
aJld assessment
needs,
problemsand
constraints
(iv)
formulation
prelimlnary
of basic development
concept
Pbase・ⅠⅠ
The
trusts
major
feasibility study
(i)
Ofthe
second
phase
to formulate
are
the projects
and
of the projects.
co11ection
of supplementaldata
infTormation
and
through
detailed
inves(lgations
(ii)
definition
(iii)
fo-ulation
(I)
of proJeCt targets and
of the
proposed
benefits
including
the following
project
farmlng
patterns, farmlng
development
Practices
-4-
and
such
as
land
anticipated
use,
yield
cropplng
to make
a
imgation
(2)
drainage
and
imgat10nand
areas,
plaJl including
dminage
optlmum
improvement
scale ofimigation
planand
proposed
works
(3)
proposed
management
imgation
water
plan for operationand
schedule,
hydrologicalmeasurement,operation
maintenance
proposed
(6)
prelimlnary
(v)
(1)
organization
(2)
implementation
cost
estimate
of the proposed
including
(1)
estimate
(2)
economic
(3)
financial
(4)
5.
project
The
Annex-1.
The
TIIE
OF
Study
COStS,fund
required
period
in the
TnceptlOn
report
- 、
requlrementand
tS
COS
projectsincluding
of the
evaluation
and
economic
as如m
budget
the following
costs
evaluation
evaluation
such
of the scheme
environmentalassessment
AND
STUDY
for the Study
course
analysis, financial
offices
REPORTING
will be carried out in accordance
reports shall t光Prepared
(i)
and
proJeCt effectand
SCHEDULE
projeCtS
maintenance
the fわllowing
of pro)ect txnefits
statement
and
schedule
including
of benefits
estimate
systems,
fわrthe prq】ect execution
operation/maintenance/rep別∫
(vi)
delivery,
rule, recording
for operation
organization
design
projectimplementation
(iv)
with the tentative schedule
is estimated
at 24
months.
The
attached
fbllowlng
of the Study
Within
one
month
from
the commencement
of the
ten
months
from
the commencement
of the
Study
(ii)
rnterim
report
as
such
and repalr
farmer's
(5)
maintenance
of irrigation water
control
of
load
staffing patte凪/work
organizationalstructureand
(4)
ofrlCeS in terms
of the scheme
organization
proposed
within
Study
-5-
in
Dra氏finalreport
(iii)
twenty
within
from
three months
the
commencement
the
commencerrknt
of the Study
Dra氏finalreport
(iv)
Study
orthe
6.
above
7.
EXPERTISE
The
followlng
Study
work:
expatriate
experts
(i)
teamleader
(ii)
irrigationenglneer
(iii)
designengineer
(iv)
operation
and
(v)
computer
system
(vi)
waterresources
(vii)
agronomist
(viii)
soil aJld land
(ix)
agro-economist
(x)
sociologlSt
(xi)
institutionalexpert
(xii)
telemetric
(xiii)
environmentalexpert
maintenance
engineers
Will be required
for executing
expert
expert
use
expert
THE
of Malaysia
GOVERNMENT
OF
shall take necessary
MALAYSIA
to facilitate the smooth
measures
of the Study.
(i)
to secure
the safety of the Study
(ii)
topermit
the members
Malaysia
for the duration
foreign
(iii)
registration
to exempt
Malaysia
(iv)
any
and
team
]eave aJld stay
thereinand
consular
and
from
ln
them
exemp(
fees
taxes,
other materials
duties and other
brought
into
of the Study
of the S(udy
on
to enter
of their asslgnment
machinery
the members
imposed
team
of the Study
for the conduct
kind
team
Study
requlrementS
equlPment,
to exempt
6f
of[he
the members
on
charges
the
englneer
OF
government
and
engineer
UNDERTAKING
The
conduct
forthmonthsfrom
within twenty
or
team
in connection
-6-
form
income
taxes
with any emoluments
and
or
charges
allowance
connection
(v)
with
facilitiesto the Study
as
the utilization of funds introduced
血ple皿entation
to
the Study
as
well
fわrm Japanin
of the Study
team
to enter
possible forthe
wherever
of the Study
for the Study team
securepermission
related tothe
in
services
for the remittance
team
into Malaysia
with the implementation
pemissionfor
fbrtheir
team
of the Study
provide necessary
to secure
(vii)
the implemen【ation
to
connecdon
(vi)
of the Study
paid to the members
Study
including
to
mapsand
takeall dataand
photographs,
documents
of Malaysia
out
tO
Jap姐and
(viii)
of which
of the Study
team
the discharge
team
with
shall be chargeable
Government
The
arise from
the Study
to provide
of Malaysla
resulting
from,
medical
to the
Study
Will bearclaims,
occurnng
in the
negligence
or
wilful misconduct
team.
-7-
needed,
the expenses
team.
of,
or
of the Study,
on
as
if anyarises
course
of their duties in the implementation
gross
services
against
otherwise
except
the members
connected
when
the part of the members
such
with
claims
of the Study
ANNEX-1
TENTATIVE
SCHEDULE
OF丁目E
Stage/mainworkitems
STUDY
2
i
3
4
5
6
7
8
9
10
Eq
12
13
r
14
15
16
17
18
19
20
2】
22
23
24
u
‖
g
Phase-I
l
(i)collecLionandreviewoftherelevant
existlngdataandinformation
l
‖
andfie]dsurveys
l
n
(ii)assessmentoftheStudyareasituation
r
(iii)identificationandassessmentofdevelopment
needs.problemsandconstr血ts
‖
(iv)pⅠ.elimjnaJ.yformulationofbasic
i
l
developmentcor-cept
幽
Phase-II
(v)col)ectionofsupp]ementaldataandinformation
則
l
throughdetailedinvestlgations
h
(vi)definitionofprojectt訂getSandbenefits
u
l
(vii)formu】ationoftheprojects
l
(viii)prelimarydesignar[dprojectimplementation
】
(ix)benefitandcostestimate
-------千
(x)eva)uationoftheproject
l
l
Reporting
InceptJOnrePOrt
1ntedmreport
Dl.aftfina]report
Finalreport
0
0
0
0
資料-6
Pr
o
j
S t
u
dy
lr
rlg
Pr
t
ec
o
a
n
tion
opo
Kala
P
r
s
al
r
a-Ka
oJe
f
C
t
o
r
r
al
Fe
lo
a
e
sibilit
y
TECIINICAL
AID
PROPOSAL
FOR
TIIE
FEASIBILITY
STUDY
ON
THE
EALARAIEARALLOE
IRMGATION
PROJECT
IN
SOロTⅡ
1.
StJLAWESI
INDONESIA
PROVINCE,
ProjectTitle
Feasibility
Province,
Study
the Kalam-Karalloe
on
Projectin
Irrigation
SouthSulawesi
Indonesia
2. Location
The
of
Kalara-Karalloe
Ujundandang,
Jurisdiction
3. Executing
the
capital
of Kabupaten
Source
Govemment
Objectivesof
The
South
of
is located about
Sulawesi
120 km
Province・
southwest
It is under
the
Jeneponto.
Water
Generalof
Resources
Development,
MinistJy
Of Public
Works
of Assistance
of Japan,
through
IntemationalCooperation
5.
where
Agency
Directorate
4. Proposed
irrigation scheme
TechmicalAssistance
a
Agency
Program
of the Japan
(JICA)
the Study
objectivesof
Karalloe
Indonesian
the Study
irrigation
area:
counterpart
project and
personnel
-1-
(i)to
conduct
(ii)to
in the
carry
course
feasibility study
a
out
on
the Kalara-
on-the-job training
of the study.
of the
6. Background
Agriculture
is still mainstay
about
20%
of GDP
1991.
Food
crops
crops
grown
f♭r 58%
increaslng
of 1990
largely
totalproduction
due
to record
of paddy
43.9million
tons/year
attributable
to
influenced;
other
fan
related
the recent
According
to the JICA
from
study
in the future
as
potatoes,
Unless
deficit from
2003
SulawesI
supplyingrice
area
annual
to 2008
Province
Supply
was
crops
about
to
was
jointly
which
of fertilizersand
supply
However,
practices.
downward
trend.
the demandand
estimated
Forecast
supply
for Paddy
1993
1998
47.3
5 ー(j
2003
2(X)8
5 つJ
54 l
一 /b
っJ
5
48.7
7
production
including
856,000
in the province
-2-
increased,
to exceed
ha
or
such
nearly
in 1992.
Paddy
l
QO
7
commutative
30mi11ion
Bali
demand
7.8 million
and
the
Java,
60%
4
in the
has played
as
つJ
0
′O
ーOノ
domestic
annual
the studyarea
areas
l
in 2003
tons
will
will be expected
58
Program
will increase
4.6 million
about
O
2 4
t
-1.4
fわod deficit
to the
(1983-1985)
irrigation facilities,
better famng
have
the
and
productionperformance
withthe
shows
1990
to
as
below.
shown
that the lndonesia
the paddy
1983
improved
they
(106 tons)
(106 tons)
by
from
expandedand
(%)
production
crop
of the production
199l
team・
important
48.16
Rate
result indicates
ma)or
fわod
r叩idly
factors
by other
(106 tons)
Growth
excellent
The
Study
for Formulation
of Irrigation Development
Republic
JICA.
August
1993.
of Indonesia.
harvested
in
bad been
the most
3.2%
varietiesalong
Stimulated
production
2) DemarxI
3) Balance
South
sweet
the level of 37.5mi11ion
This
weather,
yielding
1) Supply
2008・
force
important
The
in lndonesia
shows
from
major
Demandand
its paddy
represents
labour
cassava,
production,
of paddy
the
Inputs
paddy
paddy
(I 988-1 990).
i.e.,favourable
of high
A
sector
of the
GDP.
maize,
production
reached
almostal1
introduction
Source:
arerice,
agncultural
the staple fTood. Anannualrate
Annua】
54%
or
million
of agncultural
farmers
small
This
economy.
and soybeans.
the year
of paddy
41.1
employs
account
by
groundnuts
Until
and
in Indonesia's
over
in
tons
paddy
tons.
an
and
important
so
role in
forth・ Paddy
of the total harvestedarea
production
has
increased
of
with
growth
a
in 1992.
tons
According
Development
(989,000
1992periodand
-
in the Republic
Sulawesi
in paddy
tons
1982
of Indonesia:
Province
was
FIDP,
at
estimated
in 1990
equivalent)
434mi11ion
reached
for Formulation
results of the Study
tothe
Program
of South
surplus
during
of6.5%
rate
that
of lmigation
1993,
JICA,rice
643,000
about
to otherrice
transported
were
tons
de丘cit provinces.
The
Government
takes
South
thelinethat
Province
become
position
to supply
future
maintain the self-sufAciency lnrice Indonesia.
to
Under
such
imgation
The
nee
is
imigation
southwest
1,100mmof
averages
70
which
12
%
m3/see,fluctuatlng
from
is irrigated through
scheme
requlreS
tO
intenslty
in the dry
be
rehabilitated.
spite Of plentiful
of drinking
of the
according
to the study
of the mostmiserable
increase
season.
of the farmers,
both
For
this purpose,
through
due
the farm
for the time
26.8
facilities
a
cropplng
from
litters/see
in
water
size is small.
Jeneponto
areaand
to
imigation
at subsistent
still remain
Kalara-
of imigation
to shortage
The
discharge
The
However,
paddy.
Furthermore,
is limited
3 m3/see.
the fTarmers in the Kalara-Karolloe
fmers
in South
increaslng
Of farm
in unit yield
rivers is essential
10 %
area
to March.
The
weirs. The
lS
crop
is about
annualrainfal1
December
to
m3/see
The
Under
level. Further,
18.00
to
6:00.
lies
city where
in the
near
future
by PDAM.
made
result of the above,
poverty
main
is forecast
area
scheme
30
in the scheme
water
from
located
province.
Karolloe/Kalararivers.
in the scheme
in the scheme
supply
Shortage
The
resources.
water
situation, the farmers
one
in South
scheme
Sulawesl
The
the diversion
is only
season
168,0(刀.
fわr 4 months
occurs
is the
K∬olloe
electric
is about
for this scheme
source
Asa
developed
lmgation
the capital or South
Ujunpandang,
of
is the existlng
scheme
in the scheme
total population
south
in the
Kalara-Karolloe
the
to be
areas
pnonty
important
more
that
considers
be in the
should
province.
1 1 5 km
such
would
of the highest
one
Kalara-Karolloe
water
provinces
Government
the
situation,
scheme
Sulawesl
to other
SulawesI
of paddy
and
resources
wate'f
creatlng
-3-
a
SulawesI
income
a
Province.
is necessary
cropplng
development
regulated
dam.
imgation
lntenSity
Toal1eviate
by
is
scheme
means
during
such
of
an
the dry
of the Kalara-Karolloe
7. Terrnsof
RefTerence
The
terms
ProjectaJ℃
8. Expertise
fわr the feasibility study
of reference
in the attached
glVen
on
the Kalara-Karalloe
lmigation
paper.
lnputs
The
fbllowlng
Study
above
expatriate
experts
and
for executlng
Will be required
englneerS
the
work:
leader
(i)
team
(ii)
hydrologist
(iii)
imigation
(iv)
damengineer
(Ⅴ)
by血aulicengmeer
(vi)
hydropower
(vii)
geologist
(v辻i)
soil
(ix)
electricalengineer
(x)
construcdonplanner
(xi)
agronomist
(xii)
agro{conomist
engineer
engineer
mechanicalengineer
(Ⅹ益i)environmentalexpert
(xiv) regional/socio
(Ⅹv)
9. Schedule
Study
period
1 0. Undertaking
guidance
engineer
Study
oftbe
The
suⅣey
expert
be
will
for the Study
camied
out
stepwise,
is estimated
of the Govemment
at 20
Phase-I
and
Phase-II・
The
required
months.
of lndonesia
(i)
to secure
the safety of the Study
(ii)
topermit
the members
Malaysia
fわrthe duration
team
of the Study
team
to enter
of their asslgnment
foreign
-4-
leave and
therein and
stayin
exempt
them
(iii) to
of the Study
the members
exempt
on
charges
equlPment,
machinery
lndonesia氏)r the conduct
(iv)
to exempt
allowance
imposed
(v)
withthe
in connection
or
with
of the Study
implementation
any
or
emoluments
in
of the Study
facilities to the Study team
for the remittance
from
Japan
as
well
in
of the Study
withimplementation
for the Study
teamto
enter
wherever
possibleforthe
of the Study
to securepemission
related tothe
and charges
for their services
team
the utilization of funds introduced into hdonesia
implementation
taxes
teamformincome
as
pemission
other
brought into
other materials
provide necessary
(vi)tosecure
duties and
taxes,
to
connection
(vii)
on
from
of the Study
paid to the memtxrs
connection
and
of the Study
thernembers
of any kind
team
Study
fTorthe Study
including
teamto
mapsand
dataand
takeal1
photographs,
out
documents
of Malaysla
Japanand
(viii)to provide
of which
the Study team
with medical
shall be chargeable
-5-
to the Study
seⅣices
team.
as
needed,
the expenses
tO
TENTATIVE
TEMS
REFERENCE
OF
FOR
TIIE
STtJDY
FEASIBILITY
ON
THE
KALARAIKARALLOE
IR刑GATION
PROJECT
IN
SOUTH
ProjectTitle
SULAWESI
Feasibility
The
southwest
1.
BACKGROUND
OF
Agriculture
20%
of GDP
account
for 58%
arerice,
maize,
Until
increaslng
cassava,
the
factors
improved
farmlng
shows
of fertilizers and
Practices.
production,
production
imigation
However,
Ujunpandang.
1983
the recent
paddy
trend.
-I-
crops
famers
was
yielding
Stimulated
from
the staple
199l
tons/year
to almostall
i.e., favourable
Inputs
as
rapidly
the totalproduction
attributable
of high
production
been
to 43.9million
(1983-1985)
farm
by small
crop
1990and
to
facilities, introduction
related
about
Food
bad
important
the most
jointly influenced;
other
represents
grown
in lndonesia
performance
which
sector
soybeans・
production
3・2%from
This
fTood crops
groundnutsand
paddy
production
Kabupaten
Sulawesi
labour force in 1991.
of血e
important
the level of 37.5million
excellent
of the
the supply
The
agncultural
of paddy
from
This
expandedand
with
rate
South
capitalof
economy.
54%
or
potatoes,
to record
South
is located about 120
where
of
jurisdiction
the
in IndonesiaTs
million
1990
of
due
reached
(1988- 1990).
major
year
annual
of paddy
sweet
Projectin
PROJECT
of agnculturalGDP.
largely
food・ An
TIIE
41.1
employs
scheme
Ujunpandang, the
of
is still mainstay
and
imgation
It is under
Province・
Irrigation
Indonesia
Kalara-Karalloe
km
INDONESIA
the Kalara-Karalloe
on
・Study
Province,
Sulawesi
Location
PROVINCE,
the
weather,
varietiesalong
by
shows
other
better
downward
According
to the JICA
in the future
paddy
as
team・
study
Supply
Demandand
(106 tons)
Rate
Study
paddy
production
Unless
the paddy
2008
was
6・5%
food
during
1982
results of the Study
of lndonesia:
7
OO
the study
areas
and
1993,
60%
reached
434
4 l
′bー9
4
I
area
with
in 19921
role in
haⅣested
annual
a
rate
growth
According
of
tothe
in the Republic
Province
in 1990
to
of major
Program
Sulawesi
equivalent)
2003
fわrth. Paddy
so
Development
in 2008.
tons
importaJlt
an
its
over
deficit from
has played
tons
7 8
demand
paddy
million
つJ
0
million
increased
of South
in paddy
tons
7.8
Baliand
has
production
也ce surplus
(989,000
t'-
in the
of the totalharvested
of hTigation
JICA,
-
and
auea
Java,
as
such
Paddy
5
2 4
the commutative
including
for Formulation
tons
0
っJ
2(X)8
5 つJ
′b
Program
in 2003
tons
tons.
nearly
in 1992・
FIDP,
643,000
at about
or
1992period
-
l
30 million
deficit
ha
in the province
crops
5 ーつJ
5
2003
will increaseannualdomestic
million
Province
856,000
about
47.3
-1.4
will increased,
to exceed
to the
nee
supplying
4.6
production
SulawesI
1998
48.7
the Indonesia
about
will be expected
South
area
by
I993
for Formulation
of Irrigation Development
JICA,
August
1993.
of Indonesia,
result indicatesthat
A
of
for Paddy
一
(106 tons)
(106 tons)
Republic
Forecast
(%)
2) Ikmand
3) Bal皿Ce
The
aJld supply
48.16
1) Supply
Source:
the demand
estimated
below.
shown
AnnualGrowth
have
they
that
was
estimated
transported
were
也ce de丘cit provinces.
to other
The
Government
takes
position
to supply
maintain
the self-sufficiency
Under
imgation
to other
nee
such
scheme
provinces
become
would
Government
the
of the highest
one
SulawesI
Province
more
be
should
important
in the
in the future to
Indonesia.
lnrice
situation,
is
the line that South
that
considers
to be developed
pnonty
areas
scheme
is the existlng
Kalara-Karolloe
the
in South
Sulawesi
province.
The
1 15 km
Kalara-Karolloe
southwest
which
scheme
Ujunpandang,
in the scheme
population
70
of
%
occurs
imgation
is about
for 4 months
is the Karolloe/Kalararivers・
of South
the capital
168,000.
from
The
December
The
discharge
-2-
annual
lmgation
Sulawesl
province.
rainfall is about
to March.
averages
The
water
located
scheme
The
I,loo
source
12 m3/see,fluctuating
total
mm
of
fTor this
from
30 m3/see
to 3 m3/sec・
The
weirs・
irrlgation
However,
a
imgation
water
Under
The
tO
in the
dry
lntenSlty
in splte Of plentiful water
electric supply
in the scheme
drinking
in the scheme
water
As
one
result of the above,
a
of the most
increaslng
unit yield of paddy
TIIE
OBJECTIVES
The
objectivesof
Karalloe
personnel
TIIE
The
4.
STUDY
Study
during
by
shortage
of
size is small.
6:00・ Shortage
to
of
of the scheme
area
by PDAM・
made
irrigation scheme
Toal1eviate
means
the dry
of the Kalara-Karolloerivers
of
season・
such
increase
an
For
is
poverty
bothin
this purpose,
is essentialthrough
a
creating
THE
STtJDY
the Study
conduct
a
feasibility study
the Kalara-
of the Indonesian
on-the-jobtraining
out
on
of the Study.
course
AREA
area
shall
7,000
ha.
SCOPE
OF
THE
be camied
OF
in the
of about
In order
and
Kalara-Karolloe
is necessary
intensity
18・00
to the study
PrOVince・
to
the farm
lies south
clty Where
SulawesI
are:(i)to
projectand (ii)to carry
irrigation
counterpart
area
income
cropping
from
due
Paddy・
dam.
regulated
3.
a
and
development
resources
2.
in South
Of血[m
fわrthe time
inthe
the払rmers
%
IS
crop
subsistent level, Further,
at
still remain
future according
near
10
main
Furthermore,
resources・
Jeneponto
and
miserable払rmers
ofthe払rmers,
water
area
is only
the diversion
through
The
rehabilitated・
season
is limited
area
26・8 litters/see inthe
to
be
in the scheme
situation, the farmers
is imgated
scheme
facilities requlreS
cropplng
such
is forecast
Kalara-Karolloe
to achieve
out
in two
the
cover
existing
Kalara-Karalloe
imgation
scheme
with
an
STUDY
the above
objectives,the
Study
will
cover
the followlng
Items
phases:
Phase・I
collection
survey
on
of the relevant
and review
the following
(1 )
meteorology
(2)
soils and
Items
and
land
hydrology
use
-3-
existing data and information
and field
(ii)
(3)
imgationand
(4)
geology
(5)
organization
of the existing
(6)
agriculture,
land holding and
(7)
power
(8)
agro-economyand
(9)
social conditions
(10)
construction materialsand
undertaking
dminage
and
facilities, and
socialinfrastructure
seismology
fTarmer's organizations
tenure,
agncultural
institutions
market
marketing
equipment
investlgation
offield
specifications for the followlng
including
works,
Items
of teclmical
preparation
will be let to local
Which
investlgation丘ms
hydrologicalinvestlgation,
(1)
including
assessment
measuI℃mentand
inflow
of sedimentation
into
the reservoir
of water
samplingandanalysis
inventory
(2)
(iii)
irrigation scheme
of the previous
reports
Anidya
(iv)
Wiraputraand
area
(1)
laJld and
(2)
physicalfeatures
(3)
socio-economic
(4)
agnculturalconditions
prelimlnary
prepared
bythe
localconsultants
of Pt.
Pt. Indec
of the Study
assessment
(v)
of the project facilities of the existing
survey
Kalara-Karolle
review
quality
water
formulation
situation
in terms
of the followmgs
for the scheme
resources
of imigation,
drainage,and
socialinfrastructure
conditions
of basic development
concept
Phase.ⅠⅠ
The
major
feasibility study
trusts
Of the second
of the project
aS
phase
follows;
ー4-
are
to formulate
the projects
and
to make
a
(i)
of field investigation
undertaking
specifications
for the followlng
investlgation
firms if necessary
(1)
and
(2)
contour
(3)
of present
(iv)
(1)
and
energy
(3)
proposeddamplan
and
drainage
through
design
use,
layout
of the proposed
electro-mechanical
-5-
reservoir
market,
yield
operation
accessand
scheme
land
as
use,
cropplng
/rehabilitation
Improvement
planofthe
of altemative
of the optlmum
fわrth
sediment
antlCIPated yield
planincluding
comparison
imgation/drainage,
so
highflowanalysis,
such
and
of least cost
determination
preli血nary
theinvestlgation
the following
development
Practices
selection
auger
and environmental
of the proposed
including
farmlng
cut,
avai1abilityof labors, materialsand
project
(2)
including
internationalconstruction
or
farming
proposed
test plttlng, trench
calculation
including
site conditions
of the
line and
Sites, rock
test
lowand
output
cost
in domestic
and
including
effect, downstreamwater
of construction
imgation
(4)
structure
main
a托a
including
control
pattems,
at
socialcircumstances
project
power
formulation
geologicalmapplng,Core
sociologicalsurvey
hydrologicalanalysis
transportation
dam,
as
sites such
house
prospectlng
laboratory
naturaland
aspectinthe
equlPment
structure
power
including
materialsurvey
environmentaland
studyand
and
refraction
samplingand
estimate,flood
area
reservoir
other materialborrowareas
construction
boring,
COVenng
for main
maps
geologicalinvestlgation
quarryand
mapplng
waterway
dri11ing, seismic
survey
be let to local
win
facilityarea
proposed
spi11way,
(iii)
Which
photogrametric
l/1,000
(ii)
Items
of teclmical
preparation
topographicsurvey
l/5,000
(4)
including
works,
proposed
layout
and
scheme
facility p一ans
scale of dam
main
prqects
equlpment,
including
dam,
transmission
(v)
projectimplementation
includingthe
fわrthe
organization
(2)
implementation
(vi)
(1)
cost
projectexecution
schedule
including
estimate
projectcosts,fund
estimate
ofbenefitsand
estimate
(2)
economic
(3)
financialevaluation
of
5.
of the scheme
Annex-l・
reports
Study
The
THE
OF
period
shall be prepared
in the
Inception
report
(i)
costs
out
environmentalassessment
AND
REPORTING
in accordance
for the Study
course
financial
offices
STUDY
will be carried
required
economic
farmbudgetanalysis,
as
such
proJeCt effTectand
SCHEDULE
Tbe
projecttx:nefitsand
projects
evaluation
statement
(4)
includingthefo1lowing
of the
evaluation
(1)
requirementand
C OStS
operation/maintenance/repair
(vii)
following
with the tentative schedule
is estimated
at 20
The
months・
in
attached
following
of the Study
within
one
monthfromthe
commencement
of the
Study
Progress-I
(ii)
report
witbin丘ve
commencement
montbs丘om血e
of血e
Study
(iii)
Interimreport
within
from
eight months
the commencement
of the
Study
(iv)
Draftfinalreport
within
eighteen
months
fromthe
commencement
of the Study
(v)
Dra氏finalreport
within
twenty
months
fromthe
commencement
of the Study
6.
EXPERTISE
The
above
Study
following
expatriate
experts
and
work:
(i)
team
leader
-6-
engineers
Will be required
for executing
the
7.
hydrologlSt
(iii)
irrigation engineer
(iv)
dameng血eer
(Ⅴ)
by血aulic
(vi)
by血opower
(vii)
geologist
(viii)
soil mechanicalengineer
(ix)
electricalengineer
(x)
constructionplanner
(Ⅹi)
agronomist
(xii)
agro-economist
(xiii)
environmentalexpert
(xiv)
expert
regional/s∝io
(xv)
survey
englneer
engineer
guidance
UNDERTAKING
The
smooth
(ii)
engineer
THE
OF
GOVERNMENT
of Indonesia
government
OF
take
shall
INDONESIA
facilitate
to
measures
necessary
the
of the Study.
conduct
(i)
to securethe
(ii)
topemit
team
of the Study
the members
Indonesia
Study
safetyofthe
fわrthe duration
team
leaveand
to enter
of their asslgnmentthereinand
stayin
them
exempt
foreign
(iii) to
exemptthe
on
charges
lndonesia
(iv)
equlPment,
kind
allowance
imposed
(v)
to provide
as
necessary
other
into
withany
facilities to the Study
taxes
and
emoluments
teamfbr
charges
or
in
their services
Study
of也e
introduced
income
team
for the remittance
into Indonesia
from
as
well
Japanin
of the Study
teamto
enter
wherever
possiblefor
the
of the Study
to securepemission
related to the Study
Japan
fbm
of the Study
for the Study
securepemission
dutiesand
brought
materials
team
in connection
withimplementation
implementation
(vii)
or
with the implementation
the utilization of funds
connection
(vi)to
on
taxes,
of the Study
paid to the members
connection
other
of the Study
members
from
team
maChineryand
for the conduct
to exempt血e
ofany
of the Study
members
fわr the Study
including
and
-7-
maps
team
and
to take
all data and
pbotograpbs,
out
d∝uments
of hdonesia
to
(viii)to
of which
The
the discharge
arise from
team
team
with
shall tx chargeable
Government
of the Study
Study
providethe
of Indonesia
resulting from,
the Study
to
will bear
occumng
claims,
in the
course
of their duties in the implementation
gross
negligence
or
wilfulmisconduct
team.
-8-
as
medicalservices
needed,
team.
if any
of,
arises agalnSt
or
otherwise
of the Study, except
on
the expenses
the members
connected
when
the part of the members
such
with
claims
of the Study
ANNEX-1
TENTATIVE
SCHEDULE
OF
THE
STUDY
Month
Stage/mainworkitems
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ll
12
13
14
Study
15
l
l6
17
18
】9
l
守
Hi;
‖
Phase-Ⅰ
l
M
「十 ‖・」
(i)co]lectionandreviewofthere]evanttoexistingdataand
----------+-+
infomlationandfieldsurveys
‖
十∴ l
‖
q
(ii)hydrologicalsurveyandinventorysurveyofprojectfacilities
十--1
(iii)reviewofthepreviousreportspreparedby】ocalconsu]tants
‖
‖
(iv)asseLSSmentOfthestudyareasituation
u
(v)preliminaryformulationofbasicdevelopmentconcept
---1
】
Phase-II
(i)topographic.geological.constructionmateria】sand
コ+-+u
---」
environmental/sociologlCalsurveys
(pii)hydrologicalanalysis
L1
(iii)surveyofconstructioncost
ト-----1
u
(iv)formulationofthepl'Oject
H
.十-----」
(v)projectimplementation
l
l
・-.---.--」
(vi)costestimate
l
⊥---」
(vii)estimateofbenefitsandprojectevaluation
HH
Ⅰnceptionreport
l
矧
Reporting
----」
ⅦJml
0
Progress-Ⅰreport
Ⅰnte1■imreport
≡
ド----」
0
0
Draftfinalreport
0
Finalreport
Phase
Phase-I
Phase-ⅠⅠ
n
資料-7
Pro
j
Rive
A
r
ec
r
e
a
t
Proposal
Developme
for
n
t
Pro
The
j
ec
Underground
t
in
Gunung
Kidul
OF REFERENCE
DEVELOPMENT
TERMS
FOR
TIIE
IN
GUNUNG
ProjectTitle:
KIDUL
The
:
Executing
Agency:
southeastward
Directorate
Ministry
Proposed
Source
m
of
The
is situated inanundulating
studyarea
level, covenng
sea
above
Jogjakartacity
In this Karstic
rain
and
form
numerous
Tbere
agrlCultural
limestone
due
to
small
are
several
shortage
at around
most
a
technical
40
km
river is not
ground
surface
to
sink holes
flow
then
Limestone
-
300
and
southeastward
of
the south・
surface
the
of 200
by Karstic
perennial
fissures and
cracks,
down
foundand
dissolved
developed
allthe
in deep
caves
in the limestone,
to the southand
appearat
the
big sprlngS.
750,000
some
activities.
area,
is located
oflndianoceanat
range,
from
hilly rangewithaltitude
underlain
undergroundrivers
as
coast
southern
to the coast
directly
through
underground
through
(JICA)
km2,
wbicb
limestone
infiltrate
water
of 1,500
area
town
at the north
of Japan,
Project
the
Wonosari
spreading丘om
Development,
the JapanInternational
Agency
Background
40
Works
Programof
Cooperation
the
Resources
Govemment
Assistance
1.
Water
Generalof
of Assistance:
is located
project
Jogiakartacity
of
of Public
development
A陀a
development
undergroundriver
km
AREA
for the undergroundriver
FeasibilityStudy
projectinGunungKidul
IJOCation
RIVER
UNDERGROtJND
people
Because
of drinking
of such
have
of people
living
water
agriculturalproductivitycaused on
in the
specific
been
forced
supply
and
shortage
=iE
area
hydrologlCal
to live with
low
and
economic
of imigation
water
mainly
depending
situation
very
poor
level due
supply・
as
on
Karstic
health condition
to insufficient
Continuous
derground
of Public
From
study・
specialists
conducted
a
in 1982
-
2.
To
riverand
To
for
Study
the
prqect
studyand
needs
and
prepare
the
to be integrated
withthe
existing
To
imigation
constmct
production
fわr 2,500
ha and
development
in the
courses
area,
Besides
of rain water.
the British
the
survey
Seropan
namely
cave,
found・
was
the potential
groundwater
intensificationand
agnCulture
cave
and
geologists
a cave,
the
or
and
other
needs
water
on
exploration
to fulfill standard
in order
andalso
underground
groundwaterand
water
others.
and
c・
In 1970,
area・
Following
on
survey
is to develop
for irrigation
especially
study
drain
un-
in villages.
Supply
fわr household
a
1,4001/s
for supporting
area
investlgation,
make
requlrement
usage
Water
its usage
b.
of around
river in the
increasing
a.
discharge
a
including
act as
develop
to
resources
grOundwater
investlgated・
out
inthe
undergroundriver
wbicb
were
Jo由akartacarried
and
On
Survey
decades
two
shortage
teams
survey
caves/sbaf【s
of the proposed
aim
underground
and
P2AT
Objectives
The
British
250
water
preliminary
57undergroundriver
traced
The
severe
a
out
preliminary
than
more
1983,
was
which
1983
in the past
made
of
carried
to
totalof
a
Works
1982
identi丘ed
caves,
been
river for improvement
Ministry
and
have
efforts
for groundwater
planning
Surface
water
well/sba氏to
for loo,000
Users
Association
underground
river
supply.
abstract
supply
and
underground
inhabitants
water
for
during
dry
support
the
river
in villages
Season.
f.
usage,
To
Farmer's
guide
exploitation
will be
able
to
and
handle
Water
maintenance
and
of irrigation
responsible
(WUA)
networkand
in managlng
in order
wells
the irrlgation
to
for future that they
and
water
supply
SyStem・
In addition
personnel
to
will be camied
the
above,
out
inthe
On-the-job
course
tralnlng
of the Study.
-2-
Of the Indonesian
counterpart
3.
To
Scope
Study
the
or
the target, the project
achieve
the fTollowlng
Will conduct
activities in
a
of
geophysical
stage-wise
ma皿er:
3.1
Phase・I
(1)
Pilot
Preliminary
:
exploration
Area
Exploration
limestone
the tdal丘elds
known.
be
methodswill
identifythe location,
Karstic
Low
ResistivitySurvey
Electro-magnetic
rivers
exploration
will be
of accuracy,
bealtb and
water
caves
should
already
be
Method
Magneto-telluric)Method
Method
Method
to
evahated
supply
The
(1)
RegionalGroundwater
the most
potentialundergroundrivers
results
in the
applicable
and
data
exploration
financial
development
proposed
the existlng
with
data
on
of field trials of the geophysical
speedand
methods
conditions
Feasibility
the
exploration
:
In comparison
:
select the most
of exploration
Phase-II:
with
as
Method
in the pilotareas,
3.2
conducted
Reflection
Planning
of evaluation
selected
Method
effectiveness,
Prelimlnary
(3)
will be
will include;
to be applied
Audiofrequency
of Exploration
underground
in the
Prospectlng
Seismic
Evaluation
to
method
each
size of underground
by Dipole-Dipole
Galvamic
(2)
effTective
of undergroundriver
size of 2・O km2
with
and
condition
most
Electromagnetic) Method
(Controlled Source
Shallow
flow
methods
CSAMT
Radi o-metric
basis
depth
Frequency)
Domain
(Time
and
the
several
inAmexll.
explained
(Very
to determine
pilotareas
location,
where
TDEM
terms
Two
trials
application
out
carried
geophysicalexploration
VLF
Field
:
size, direction
area・
Detai1sare
ne
Survey
on
plan
method(s)
in
aspects.
will be updated
on
the
the latest social, agricultural,
area.
Study
Exploration
applicable
:
A regionalgroundwater
geophysical
in the whole
exploration
GunungKidul
-3-
area.
exploration
method(s)
to
will be
identifythe
(2)
Evaluation
groundwater
Groundwater
of
exploration
river sites, the exploitable
water
(3)
water
balance
s山dy
Survey
and
will be
supply
demands・
(4)
FeasibilityStudy
will be planned
with
model
Survey
abstraction
design
of pumplng
planof
agriculturaldevelopmentand
cost
design
esdmate
results
of reglOnal
the potential
on
will be
underground
by
evaluated
a
the
area,
condition
ofirrigationandrural
duration
and
volume
of water
supply
agriculturalandruralwater
project
;
sltlng Of groundwater
planand
the present
on
A comprehensive
:
the
on
simulation・
to identify
out
camied
supply
:
Based
in thearea
resources
groundwater
Deficit
:
of pilot drillings
series
gmundwater
Water
on
a
and
Resources
WeWshaftand
ofruralwater
underground
design
pumplng
Stations,
of imigation
networks,
supply,
and implementation
social, environmentaland
facilities,
program,
economic
evaluation,
financialplannlng,
overall evaluation.
4.
Work
Schedule
The
Study
in Annex-21
The
Prelirmnary
survey
course
of the these
(i)
Reporting
and
will be camied
required
and
out
period
Feasibility
in accordance
for
Study
the
study・ nLe
the tentative
with
is estimated
following
at
attached
schedule
2
years
Shall be prepared
reports
for
the
in the
studies.
hceptlOn
report
within
one
from
month
the commencement
of the
Study
(ii)
Progress-I
report
within
five months
from
the commencement
of
tbe Study
(iii)
Interimreport
within
seven
from
months
the commencement
the Study
(iv)
Draftfinalreport
within
twenty
commencement
(v)
Draft finalreport
within
twenty
commencement
-4-
one
of血e
two
the
mon也s丘om
Study
months
of the Study
from
the
of
5.
Expertise
Thefo1lowlng
above
6.
Study
expertSand
Will be required
englneerS
for executingthe
work:
(i)
team1eader
(ii)
hydrologi
(iii)
hydro-geologist
(iv)
geopbysicists
(Ⅴ)
(vi)
geologist
(vii)
simula也on
(viii)
environmentalexpert
(ix)
agronomist
(Ⅹ)
iⅡigation engmeers
(xi)
agro∝omimist
(xii)
soilexpert
st
boringexpert
expert
OF
tJNDERTAKING
Tbe
smooth
expatriate
TEE
GOVERNMENT
of lndonesia
govemment
INDONESIA
OF
shall take
necessary
facilitate the
to
measures
of the Study.
conduct
(i)
to secure
the safetyofthe
(ii)
topemit
the memtxrs
lndonesia
Study
team
of the Study
fTorthe duration
team
leaveand
to enter
of their assignment
thereinand
stay in
them
exempt
fToreign
(iii) to
on
charges
bdonesia
(iv)
equlPment,
fわrthe conduct
the members
cbargesof
any kind
allowance
connection
to provide
as
of the Study
imposed
or
taxes,
dutiesand
brought
other materials
other
into
-5-
in connection
with
team
any
and
emoluments
f♭rtheir seⅣices
in
of the Study
introduced
with implementation
taxes
teamformincome
of the S山dy
facilities tothe
the utilization offunds
connection
on
the implementation
necessary
from
of the Study
paid to the members
with
team
maChineryand
to exempt
or
(v)
of the Study
the members
exempt
Study
team
fわrthe remittance
into Indonesia
of the S山dy
from
Japanin
as
well
(vi)to
secure
fbr也e
pemission
implementation
(vii)
of也e
related to the Study
(viii)to
the Study
provide
comected
when
members
such
with
of
team
the discharge
claimsarisefrom
of也e
S山dy
wherever
possible
for the
Study
including
teamto
maps
team
with
shall be chargeable
Govemment
of the Study
members
enter
dataand
takeal1
out
aJld photographs,
documents
of Indonesia
and
of which
Tbe
to
team
for the Study
to securepemission
to Japan
Study
to the Study
lndonesia
will
of their duties
gross
bear
team.
-
if any
in the
course
in the implementation
negligence
51:
or
wilful
the expenses
needed,
team・
claims,
occurring
resultingfrom,
as
medicalservices
misconduct
arises
of,
agalnSt
or
otherwise
of the Study,
on
the
except
the part of the
ANNEX・I
the Gunung
Geophysical
Proposed
Kidul
This
is for exploration
proposal
Geophysicalexplorations
tJnderground
of
River
in
to be effTective for this purpose
seem
which
in limestone
of groundwaterflows
cavities・
will be described
fbuows:
as
I. VLF.MT
Method
This
limestone
is considered
method
area
low
and
resistivitiesand
relatively
This
stations by uslng
weak
VLF
waves
are
main
of which
Domain
This
is to
method
and
a
depth・
a
have
to
be received
and
apparent
fields
transmission
existing
short observation
However,
period・
in general
case,
andthe
Trialmeasunng
artificialnoises・
isalreadyknown
structure
underground
In this method
from
in
sparks
This
zones.
fields・
device
lightning
in
horizontalmagnetic
the magnetic
emitted
developed
faults/fractured
measunng
waves
stations
a
measure
coincident
arrangement・
loops.
measurlng
efficiency
detection
of limestone
The
arrangement・,
Selection
slight decline
Method
resistivities
recelVlng
size of the detectlng
and
VLF
Electromagnetic
emittlng
arrangements;
loop
area
by
dolines
in advance
lS
of the
investlgation.
2. Time
uslng
remote
easily be affTected by
investlgation
with
measunng
portable
from
waves
in the
required
a
atrightangles
by
represented
be obtained
is to receive
method
zones
detect
to
effective
shallower
phaseangles will
electric fields whichare
and
be
to
resistivities
is effTectivefor
method
be
Exploration
Area
as
a
in detectlng
higher・
cavitiesand
is divided
loop
small
type
of the loops
accuracy
ln
Method)
in detectlng
signals generated
method
of the arrangement
Objects.Length
will be
(TDEM
Case
Confirmation
undergroundrivers.
into two
arrangement
is depend
on
will be
m
10
coils by
of loops
types
composed
the measuring
and
Of the coincident
will be required
50
m・
depth
There
arrangement
on
in-
a
of
possibility
will
but
of
3.
Resistivity
Method
1 ) Dipole-dipole
is
Tbis
current
array
and
directions
to be
(50
crossing
at
one
remote
keeplng
of patternrecognition
cavities・ In this
underground
10
to
m
30-m
(Amangement
of detecting
width
from
places
spaclng
Of
10
of
objects)・
m
a
potential
The
dipole-dipole
thanthe
mentioned
by the resistlVlty Image
will be
will be nearly
depth
Will be decided
spaclng
so
resistlVlty COntraStSand
for the
a current
electrodes
Investigation
the
along
and
electrode
current
and
Of the electrodes・
is preferable
potential
electric
investlgation
by
in general・
on
Operation
area・
array・
are
resistlVlty SuⅣeyS
to be
able
analysis・
Method
Tbis
is to obtain
method
to
currents
audio-frequency
two
connecting
current
investlgation
depth
is
more
nOISe.
PotentialMethod
resistivity distributions
underground
measure
with the electric field・ T山s
5. Charged
polntS・
Objects,depths,
30
and
of the potential
results of the above
in clear patteⅢs
4. CSAMT
One
spaclng
is higher
of thisarray
interval of
the observation
to
m
cu汀ent
electric
set of electrodes・
bvestigation
angle
and
apparent
a COnStant
sizes of detecting
considering
direction
measure
to the maximum
equivalent
efficiency
is to
line with
as
electrode
shown
zones
data丘・om
resistivities
the possibility
will be
spacing
lines is to enlargethe
method
observation
The
And
m)・
polntS Will be
observation
of many
to cross
electrodes別Tay
This
fixed
100
electric
lines will be arranged
collection
faults, fractured
electrode
observation
Two
2)
to
measure
wbicb
intervalof
to enable
m
dolines,
on
the recommendable
case
Observation
ground・
shorter
zones
will be examined
methods
lnVeStlgation
of groundwaterflows,and
relatively
to deeper
shallower
resistlVlty
electric potentialonthe
the assumed
selected
of the
one
the
electric
electrodesand
method
than500m
field
(E)
the magnetic
will be executed
which
field
by
transmittlng
is parallel
(H)
which
with relatively low
and the audio-frequency
currents
are
to
the
is atright
costs・
The
resistant to
Wben
the
In this
very
longalso.
electric
increased
will be
very
method
be
also
will
source・
current
the
the current
and
line will become
to be
line has to be lower・
tx made
by direct measurement
induction
of induction
is to trace
conductors
the downstream
fields・
fields
if coductivities
this
angle・
at right
strength
the groundwater
by tuming
created
Judging
to be
seem
of ground
from
obtainable
favorable
a
method・
is able
of the groundwater
electricity between
on
the direction
case
Obtainable
with
to be
results
inclination
and
are
angle
electromagnetic
at upstream
electrodes
induction
using
coils and
line is desirable
of obseⅣation
measuring
of magnetic丘elds
by detectlng
channels
of the groundwaterflows
sides
h
magnetometers・
strength
to
to
align
of electromagnetic
of coils・ Distance
of measunng
will be less thanseveralmeters・
points
7. Radiometric
Prospecting
Amount
of radon
fractured
zonesand
tendency
is obtainable
Wben
expected
these parts
seem
surface.
in theair
the
above
(Radon
has
Using
of sound
to be limited
measurement)
of increaslng
tendency
It is necessary
Waves
and
is extensively
and
faults
above
to confirm
what
and
sort
of
area・
Sound
Of groundwater
sources
a
cavities・
in the investlgation
Methods
alnOunt
to be
Method
decreaslng
8. Investigation
ground
a
the transmission
and
of
effective
potential
than
Method
method
signals from
waves,
as
higher
artificially.
T山s
cross
places
measurement
and
6. Electromagnetic
and
at remote
of data, measurement
method
charged
of electric potentialwill
potential
components
This
the
Resistivityof transmission
Measurement
is remarkably
groundwater
is considered
groundwater
case
will be placed
electrodes
of
bedrocks,
Of surrounding
conductlVlty
applied・
conductlVlty■
vibration
to be partialand
Vibration
large,
at rapidsand
detection
Sources
underground
waterfalls・
are
rivers
However・
of these parts is uncertain
from
9.
Reflection
Method
Since
most
This method
absorptlOn
Surfaces.
horizontal
directions.
recently,
1t is necessary
Since
as
resolution
100
a
longer
shape
underground
it is
energy
or
in
objectselongated
of this method
for detection
this method
direction,
surfaces
to detectthe
detectability
and
in vertical
reflection
to be effective
seems
to apply
less than
zones
shallower
detectable
are
Method)
Reflection
in
to be
seem
cavities
if they
unforeseeable
Seismic
(Shallow
developed
are
in
structures
of underground
in dep血.
m
(Trialhvestigation)
The
above
investlgation
mentioned
be very effective; therefore,
be proposed
follows・
as
No.
mainly
composed
the investigation
methods,
The
followlng
equlPment
and
I to No・
9,are
not
of VLF-MT
judged
method
trialinvestlgation.
(1) Measuring
equipment
1) VLF-MT
2)
Time
3)
Frequency-time
4)
Radiometric
5)
Shallow
Required
(2) Composition
Operator
equipment
survey
domain
EM
survey
equipment
domain
EM
prospecting
seismic
survey
reflection
working
period
survey
survey
equipment
equipment
equipment
1 set
(rental)
1
(rental)
set
1 set
(owned)
1 set
(owned)
1 set
(rental)
will be 60 days・
ofpersonnel
2Ⅹ 60days
Observation
line
2 km
x
5 lines:
(total10 km)
Laborer
10
x
60 days
htervalof
obseⅣation
Driver
2
x
60days
20
m
polntS
Totalobservation
500
points
points
Engineer
3
Ⅹ
20days
(Shallow
reflection
method)
will
for the
required
personnelare
to
(3) Survey
machineryand
equipment
Wagontypevehicle
2
Ground
2 sets
suⅣey
Conductivity
equlpment
cars
x
60 days
x
60 days
2 sets with
meter
long cable
a
Recorder
2 sets
Electric cable
1.25
sq
5,000m
Electric cable
2.0
sq
5,000m
Tool
2 sets
box
Tent
Large
Electrode
Porous
Iron bar electrode
¢=10mm
Clip
Large,
Insulating
201x
t皿k
4 p・c・
Others
1 set
above
mentioned
very
high
are
not
in the limestone
obtaining
On
good
dolines
above
accuracy
total)
poring
increasing
as
such
or
is
If the
prospectlng・
radiometric
into dolines
Of
of groundwater
electric conductivity
countermeasures
COntraSt
resistlVlty
open
Inthis
developed
cracks
case
a
Of
fb∫ measurlng
conductivity
Velocity
of
have
plan,
nowsand
of groundwater
has
examination
to
be
the locations
of the groundwater
and
made
the
on
of dolines
the limestone
by
have
to
of the field measurement.
it is necessary
fわr secunng
groundwater
mentioned
that the
at the outlet of cavities
Resistivities
maps・
the other hand,
and
in
(100p.c・
of groundwaterflows・
the investlgation
in advance
conditions
installed
the direction
geological
be confTlrmed
50 p・c・
m:
of salt thrown.
establishing
between
small
reflectionand
artificial
stream
to be
theflowsandamount
relation
1,000
x
requlre
clear and
by salt water
at the upper
will be required
will
seismic
attained,
groundwater
conductivityof
For
is very
for the shallow
except
requlrementS
meter
methods
limestone
groundwaterand
pot electrode:- 20 p・c・
lop.c.
Hammer
Tbe
(2 sets)
smau
30 rolls
vlnyl tape
Polyethylene
and
have
to be
of the investlgation・
favorable
to con丘rmif
contact
ground
to be electrically
compared
with
dolinesand
fractured
Results
have
that is, bottoms
of electrodes,
contacted・
zones
of the investigations
of
the real field conditions
for confirming
Aspects
Conductivities
1)
ground
and
deviation
Resistivities
places
as
measured
as
much
as
follows:
underground
rivers,
possible・And
the relation
have
of conductivities
to be examined
of topsoil, limestones,
dolines
zones
and
have
compared
It is very
mows
If
by
Comprehensive
examined・
drilling planof
The
on
examination
salt water
the
on
rivers
specifying
descrlPtlOnS
have
have
between
electrolytes
to be measured
at
Conditions
of
condition・
as
such
zones
weak
-is not
fractured
confirmed,
to be considered・
to
is very
contrast
the
underlying
make
the
to be
on
contact
clear
above
has to be considered
Injection
following
have
is able
which
or
electrical
limestone
cavities and
so
geological
if resistivity
to confirm
countermeasure
any
the
and
dolines
electricalcontact
important
through
with
between
to be examined
fわr secunng
groundwater
clear,
to be
groundwaterflows・
countermeasures
3)
have
they
and
electricalcontact
not
from
samples
are
in water.
2)
many
to be
field investlgation
before
of water
have
wells
geologyand
dissolved
to be confT1rmed
clear between
If the contrast
area・
the
has
aspects
has
contrast
be
to
to
made
is
be
and
partly・
also examined
to
according
real field
conditions:
4)
Since
the limestone
of mudstone
5)
a
very
same
depth
waves
electromagnetic
area
where
electromagnetic
large investlgationarea・
procedure
as也e
is very
radarinvestlgation
investigation
Theairbome
electromagnetic
is relatively shallower.
precise
limestones
able to penetrate
the resistivity of the limestones
layers is poor, extremely
Airborne
are
highand
investlgation
investlgation
on也e
ground
in
intercalation
has to be executed・
will be applied
magnetic
remarkably
for quick
execution
of
takes essentially
the
but the investlgation
ANNEX-∼
TENTA l lVE
SCHEDULE
OF
「HE
Stage
S 「UDY
ls(year
2ndyear
1.PHASE-ⅠSTUDY:PrelinimarySurvey
1.1ExplorationofPilotareal
1.2EvaluationofExp.Method
1.3PrelinimaryPlannlng
2.PHASE-Ⅰ1SmDY:FeasibilityStudy
2.1RegionalG/WResourcesExpⅠoration
2.2G/WResourcesEvaluation
2.3SurveyonWaterDeficit
】
2.4FeasibilityStudy
l
司
a
3.REPORTING
1ncept10nrepOrt
Progress-1report
1nterimreport
0
0
0
Draftfinalreport
0
0
Finalreport
PhasePhase-lstudy
Phase-
study
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