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共栄火災の現状2015

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共栄火災の現状2015
2
0
1
5
2015
共栄火災の現状
は じ め に
皆様方には、日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、当社の経営方針をはじめ、事業概況や財務状況などをわかりやすく
ご説明するための資料として、ディスクロージャー誌「共栄火災の現状2015」を作成いたしました。
本誌が当社をご理解いただくうえで、少しでもお役に立てば幸いに存じます。
今後とも一層のご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
■経営理念
共存同栄の精神
●社章の由来
1
共存同栄の精神をもって安心と安全を提供し、
広く地域・社会の発展に貢献します。
2
常にお客様の視点に立って行動し、
信頼と期待にお応えします。
3
一人ひとりが自らを律し、自ら考え、
自ら行動し、目的に向かって
全力で前進する集団を形成します。
共栄火災の経営理念は、産業組合の「共存同栄」「相互扶助」
の精神に基づき、昭和39年(1964年)7月に「創業の理念」
として制定されました。その後、創立50周年を迎え、“第二
の創業”と位置付けた平成4年(1992年)7月に「新・経営
社章は、昭和17年(1942年)創立時に、
当社創立の母体である産業組合と同じ
く外形は「桜花」をかたどり、
「共存同
栄」の経営理念を象徴する社名「共栄」
の2文字を配したものです。
理念」として改定。そして平成15年(2003年)4月1日の
株式会社への組織変更とあわせ、2度目となる改定を行いま
した。改定にあたっては、共栄火災の創業の基本精神である
「共存同栄」はそのままに、より平易な表現として現在に至っ
ております。
CONTENTS
トップメッセージ
2
代表的な経営指標について
4
事業の概況
7
トピックス
9
事業活動のご案内
■会社概要
会
社
名
共栄火災の強み 12
営業・損害サービス体制
15
お客様のニーズにお応えする商品・サービス
16
保険のしくみ
20
ご契約手続き
22
保険金のお支払い
24
募集制度
28
企業の社会的責任のために
共栄火災海上保険株式会社
本社所在地
〒105-8604 東京都港区新橋一丁目18番6号
創 立
昭和17年(1942年)7月
総 資 産
6,567億円
従 業 員 数
2,727人
代 理 店 数
10,035店
資 本 金
525億円
(2015年3月31日現在)
11
31
コーポレート・ガバナンスの状況
32
お客様の声にお応えするために
43
人材育成・人材開発への取り組み
47
積極的な情報開示
49
社会とともに歩む~共栄火災の社会貢献活動~ 50
資料編
53
主要な業務の状況を示す指標
54
事業の状況
55
経理の状況
71
商品
103
会社の概要
112
付表
126
(本冊子をご覧いただくにあたって)
本冊子に掲載の情報において基準日や期間の記載がない
ものは、2015年6月26日時点の情報を掲載しています。
1
ト ップメッセージ
「共存同栄」
の精神のもと、
皆様の期待と信頼に全力でお応えいたします。
日頃より皆様のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、創業の理念である「共存同栄」の精神のもと、安心と安
全を提供し、広く地域・社会の発展に貢献することを経営理念に掲
げ、その実現に向けて取り組んでおります。
近年では自然災害が相次いで発生しており、災害への備えとして
保険の必要性が再認識される中、当社は今後も損害保険事業を通し
て社会の安定と発展に寄与していきたいと考えております。
当社において、2015年度は3か年の中期経営計画「共栄IS
M Ⅱ」の最終年度であり、前中期経営計画「共栄ISM」から取り
取締役社長
組んでいる「行動改革の前進と経営基盤の強化」についての総仕上
げの年度になります。本中期経営計画では、健全かつ安定的な経営
により「補償」と「満足」を永続的に提供する会社を目指し、社員
一人ひとりの行動改革の取り組みをベースとして、
「お客様のニーズに適合した商品提供力・サービス対応力の
強化」
「収益重視経営の強化」
「企業風土の改革」の3つの基本方針に沿った各施策を実行しております。特に
「企業風土の改革」においては、各部門の行動改革とお客様視点による業務品質の向上に取り組むとともに、目
標に向かって自ら考え、自ら行動することのできる自律人材の育成・開発に努めております。今後も、さらな
る工夫と改善を加えた取り組みを着実に積み重ねてまいります。
当社は、農林水産業協同組合、信用金庫・信用組合、生活協同組合をはじめとする協同組合・協同組織諸団
体の前身である産業組合によって設立され、長年にわたり協同組合・協同組織諸団体と深い関係を保ってまい
りました。こうした当社の基盤である協同組合・協同組織諸団体や、親交の深い企業・ディーラー・整備工場
とその代理店、当社固有の販売チャネルである共栄プロクラブ・直販社員などすべての募集者との信頼関係を
より一層強化することで、特色のある事業活動を展開し、安定的・継続的な成長を目指してまいります。
今後も「共存同栄」の精神のもと、常にお客様の視点に立って行動し、信頼と期待にお応えできるよう努め
るとともに、当社の特色を活かした商品・サービスを提供することで、お客様に選ばれる優良損害保険会社と
なれるよう、全力で取り組んでまいります。
皆様におかれましては、引き続き一層のご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2
トップメッセージ
中期経営計画「共栄ⅠSM Ⅱ」(2013年度∼2015年度)
∼行動改革の前進と経営基盤の強化∼
経営理念(共存同栄の精神)
①共存同栄の精神をもって安心と安全を提供し、広く地域・社会の発展に貢献します。
②常にお客様の視点に立って行動し、信頼と期待にお応えします。
③一人ひとりが自らを律し、自ら考え、自ら行動し、目的に向かって全力で前進する集団を形
成します。
中期経営計画で目指す会社像(中期ビジョン)
①健全かつ安定的な経営により「補償」と「満足」を提供する会社
②独自の商品・販売手法・代理店支援等により、協同組合・協同組織および各チャネルのお
客様に貢献する会社
③全役員・社員が経営理念(共存同栄の精神)のもと、高いモチベーション・目標達成意識・
誇りを持って働く会社
基本方針
お客様のニーズに適合した商品
提供力・サービス対応力の強化
収益重視経営の強化
企業風土の改革
①保険収益改善に向けた保険種目別の取組強化
②協同組合・協同組織チャネルとのさらなる連携強化と一般チャネルの取組強化
③企業風土改革の常態化に向けた環境の整備および人材育成・開発の強化
取組施策
④営業力強化に向けた営業態勢の構築
⑤損害サービス対応力の強化
⑥お客様の声を基点とした業務品質の向上とお客様利便性の向上
⑦商品企画・開発力の強化
⑧効率的かつ機能的な組織・要員体制の構築と経費にかかる取り組み
⑨安全性を重視した資産運用による安定的収益の確保
⑩BCM(事業継続管理)の構築
3
代 表的な経営指標について
• 2014年度の代表的な経営指標
(単位:百万円)
年度
項目
① 正味収入保険料
2013年度
2014年度
162,965
167,774
② 正味損害率
63.2%
61.7%
③ 正味事業費率
35.3%
35.0%
④ 保険引受利益
△5,652
8,502
⑤ 経常利益
2,733
14,078
⑥ 当期純利益
2,566
15,633
⑦ 単体ソルベンシー・マージン比率
782.0%
921.4%
⑧ 総資産額
630,401
656,795
⑨ 純資産額
75,057
114,986
⑩ その他有価証券評価差額金
32,446
56,420
-
-
81
71
3ヵ月以上延滞債権額
-
-
貸付条件緩和債権額
-
-
81
71
Ⅱ分類資産
1,929
1,093
Ⅲ分類資産
130
108
Ⅳ分類資産
371
238
2,430
1,440
⑪ 不良債権状況
A. リスク管理債権状況
破綻先債権額
延滞債権額
合計
B. 自己査定結果
分類額計
① 正味収入保険料
損害保険会社の売上規
模を示す指標です。ご契
約者から直接受け取った
保険料(元受保険料)に
保険金支払負担平均化・
分散化を図るための他の
② 正味損害率
正味収入保険料に対す
正味収入保険料
(単位:億円)
る支払った保険金の割合
1,700
1,677
1,629
1,600
の経営分析や保険料率の
1,592 1,590
算出に用いられます。損
1,558
益計算書上の「正味支払
1,500
保険会社との保険契約の
やりとり(受再保険料及
び出再保険料)を加減し、
80
73.2
70
67.4
65.7
63.2
61.7
60
保険金」に「損害調査費」
を加えたものを「正味収
0
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
さらに将来ご契約者に予定利率を加えて返戻すべき原資
となる積立保険料を控除した保険料です。
4
のことであり、保険会社
正味損害率
(単位:%)
入保険料」で除した割合
を指します。
0
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
正味収入保険料に対す
る保険会社の保険事業上
の経費の割合のことで、
正味損害率と同様に保険
会社の経営分析や保険料
率の算出に用いられます。
④ 保険引受利益
保険本業における最終
正味事業費率
(単位:%)
的な損益を示すものです。
40
正味収入保険料等の保険
36.9
35.7
36.2
35
35.3
35.0
保険金・損害調査費・満
期返戻金等の保険引受費
30
損益計算書上の「諸手数
料及び集金費」に「営業
引受収益から、正味支払
用と保険引受に係る営業
費及び一般管理費を控除
0
2010
費及び一般管理費」のう
2011
2012
2013
2014 (年度)
ち保険引受に係る金額を加えたものを「正味収入保険料」
代表的な経営指標について
③ 正味事業費率
保険引受利益
(単位:億円)
100
85
50
0
△15
-50
△22
△12
△56
-100
2010
し、その他収支を加減し
2011
2012
2013
2014 (年度)
たものです。
で除した割合を指します。
⑤ 経常利益
経常的に発生する取引
から生じた損益を示しま
す。保険引受収益や資産
運用収益等の合計である
経常収益から、保険引受
費用や資産運用費用、営
⑥ 当期純利益
分損益や価格変動準備金
150
140
したものであり、事業年
31
35
引によって生じた最終的
27
な損益を示すものです。
8
2010
除したものです。
2011
2012
2013
⑧ 総資産額
巨大災害の発生や、保
損害保険会社の保有す
など、通常の予測を超え
て発生しうる危険に対す
る資本金・準備金等の支
払余力の割合を示す指標
です。行政当局が保険会
社を監督する際に、経営
の健全性を判断する1つ
単体ソルベンシー・マージン比率
(単位:%)
る資産規模を示すもので
1,000
921.4
900
800
200
156
150
100
741.9
す。損害保険会社が保有
する資産の総額であり、
782.0
具体的には貸借対照表上
669.1
700
50
32
0
2014 (年度)
⑦ 単体ソルベンシー・マージン比率
有資産の大幅な価格下落
当期純利益
(単位:億円)
度に発生したすべての取
50
0
繰入額等の特別損益・法
人税及び住民税等を加減
100
業費及び一般管理費等の
合計である経常費用を控
経常利益に固定資産処
経常利益
(単位:億円)
の「資産の部合計」です。
600
9
10
2010
2011
2012
総資産額
25
2013
2014 (年度)
非運用資産
運用資産
(単位:億円)
7,000
6,431
6,000
638
5,792
6,226 6,296 6,304
595
5,630
472
494
5,824
5,809
2012
2013
6,567
436
6,131
5,000
570.9
500
0
0
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
2010
2011
2014 (年度)
の指標として活用し、その数値が200%以上であれば、
「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされ
ています。
※2011年度から保険業法施行規則等の改正により算出方法が変更されて
おります。このため、2010年度と2011年度以降の数値はそれぞれ異
なる基準によって算出されております。
5
⑨ 純資産額
損害保険会社が保有す
る資産の合計である総資
産額から責任準備金等の
負債額を控除したものが
純資産額であり、具体的
⑩ その他有価証券評価差額金
「金融商品にかかる会計基準(いわゆる時価会計)
」に
純資産額
(単位:億円)
より、保有有価証券については、売買目的、満期保有目
1,200
1,149
1,000
800
708
600
には貸借対照表上の「純
400
資産の部合計」です。
200
428
的など、有価証券を保有目的で区分し、時価評価等を
行っています。その他有価証券は、売買目的、満期保有
750
目的に該当しない有価証券であり、保有有価証券の大半
489
を占めています。その他有価証券の評価差額については、
税効果相当額を控除した純額を純資産の部に「その他有
価証券評価差額金」として計上しています。
0
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
⑪ 不良債権状況
A. リスク管理債権状況
す。
「自己査定」は、適切な償却・引当を行うために、
貸付金のうち、保険業法施行規則第59条の2第1項第
損害保険会社自らが、保有資産について価値の毀損の危
5号ロに基づき開示している不良債権額です。貸付金の
険性等に応じて、保有資産を分類区分することです。具
価値の毀損の危険性、回収の危険性等に応じて、
「破綻
体的には、債務者の状況及び債権の回収可能性を評価し
先債権」
「延滞債権」
「3ヵ月以上延滞債権」
「貸付条件緩
て、資産を回収リスクの低い方から順に、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
和債権」の4つに区分されています。
の4段階に分類します。このうちⅠ分類は、回収の危険
または価値の毀損の可能性について問題のない資産です。
6
B. 自己査定結果
Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ分類は、何らかの回収の危険性または価値の
損害保険会社としての資産の健全化を図るために、不
毀損の可能性がある資産であり、これらの合計額が「分
良債権等については適切な償却・引当等の処理が必要で
類額計」です。
事 業の概況
事業の概況
• 2014年度の事業の概況と課題
の利便性とサービスの向上を目的として、お客様の視点
事業の概況
に立った施策を実施してまいりました。
2014年度のわが国の経済は、消費税率引き上げに伴
う駆け込み需要の反動、輸入物価の上昇等の影響から個
当期の業績
人消費に弱さが見られたものの、経済政策や金融緩和の
効果により企業収益の改善が進み、緩やかな回復基調が
経常収益は、保険引受収益が2,106億円、資産運用
続きました。
収益が59億円、その他経常収益が2億円となった結果、
損害保険業界におきましては、消費税率引き上げの影
前期に比べて48億円増加し、2,168億円となりました。
響が残る中、主要な保険種目で保険料収入が順調に増加
一方、経常費用は、保険引受費用が1,739億円、資
したことに加え、自動車保険の商品・料率改定などに
産運用費用が1億円、営業費及び一般管理費が280億円、
よって収支改善が着実に進み、また、台風・暴風雪等の
その他経常費用が5億円となった結果、前期に比べて
大規模自然災害の減少、良好な資産運用環境等により、
64億円減少し、2,027億円となりました。
業績は好調に推移しました。
この結果、経常利益は前期に比べて113億円増加し、
このような情勢の中、当社におきましては、中期経営
140億円となりました。
計画「共栄ISM Ⅱ~行動改革の前進と経営基盤の強化~」
経常利益に特別利益、特別損失及び法人税等を加減し
(2013年度~2015年度)の中間年度として、「お客様
た当期純利益は、前期に比べて130億67百万円増加し、
のニーズに適合した商品提供力・サービス対応力の強化」
156億33百万円となりました。
「収益重視経営の強化」「企業風土の改革」の3つの基本
方針のもと、企業における財物リスクや損害賠償責任リ
スクを包括的にカバーする「企業財産保険(ビジまる)」
「企業総合賠償責任保険(商売の達人)」の開発・改定、
積立型保険分野では「建物更新総合保険(まもるくん)」
の補償内容の拡充など、新商品の発売や既存商品の改定
を実施するとともに、業務の継続的な見直しや、保険金
の適時・適切なお支払いの強化に努めるなど、保険商品
決算の流れ(単位:億円)
2,168
=
保険引受収益
正味収入保険料
2,106
1,677
+
資産運用収益
利息及び配当金収入
59
83
+
−
経常収益
2,027
=
=
経常費用
経常利益
経常利益
保険引受費用
1,739
正味支払保険金
928
損害調査費
106
特別損益
△3
+
資産運用費用
1
+
その他経常収益
営業費及び
一般管理費
その他経常費用
2
280
5
140
140
+
−
法人税等
△18
=
当期純利益
156
7
中期経営計画「共栄ⅠSM Ⅱ」の着実な実行
保険の引受の概況
正味収入保険料につきましては、1,677億円と前期
2015年度のわが国の経済環境は、海外景気の下振れ
に比べて3.0%の増収となりました。一方、正味支払保
など、景気の下押しリスクが内在するものの、消費税率
険金につきましては、前期と横ばいの928億円となり、
引き上げの影響が薄らぐ中で、経済政策や金融緩和の効
その結果、正味損害率は、61.7%と前期に比べて1.5
果から堅調な内需に支えられ、緩やかな景気回復が見込
ポイントの改善となりました。また、保険引受に係る営
まれるとともに、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向
業費及び一般管理費につきましては、前期に比べて4億
が持続し、好循環がさらに進展していくものと期待され
円減少して271億円となり、その結果、正味事業費率は、
ます。
35.0%と前期に比べて0.3ポイントの改善となりまし
損害保険業界におきましては、少子高齢化の進展や人
た。これらに積立保険料等運用益、支払備金戻入額、責
口減少社会の到来、自動車販売台数や住宅着工件数の減
任準備金戻入額などを加減した保険引受利益は、正味収
少、自然災害発生の不確実性等により、今後も厳しい事
入保険料の増収、正味損害率の改善や、前年2月の大雪
業環境が継続することが予想され、また、3メガ損保グ
の保険金支払による異常危険準備金の取崩しなどの増益
ループにおけるグループ内再編により事業の効率化が進
要因により、前期に比べて141億円増加し、85億円の
むとともに、多種多様なリスクに対応した保険商品や
利益となりました。
サービスの提供が求められ、業界内の競争がさらに激化
2014年度正味収入保険料の種目別構成比(単位:億円)
海上保険
28(1.7%)
建物更新保険
38(2.3%)
火災保険
181(10.8%)
その他の保険
252(15.1%)
合計
1,677億円
自動車損害賠償責任保険
192(11.5%)
自動車保険
619(36.9%)
していくものと予想されます。
このような中、当社におきましては、中期経営計画
「共栄ISM Ⅱ~行動改革の前進と経営基盤の強化~」
(2013年度~2015年度)の最終年度として、「お客様
のニーズに適合した商品提供力・サービス対応力の強化」
「収益重視経営の強化」「企業風土の改革」の3つの基本
方針に基づく施策を実施してまいります。とりわけ、保
傷害保険
365(21.7%)
険本業における安定的な経営基盤の確立を目指し、引き
続き収益性の改善、安定収益の確保のための諸施策に取
り組むとともに、お客様の利便性の向上と業界における
競争条件の確保に向けて、新たな保険商品やサービスの
2014年度総資産の構成比(単位:億円)
資産運用の概況
貸付金
その他
100(1.5%)
2014年度末の総資産は6,567億円となり、前期末
417(6.4%)
現金・預貯金
(単位:億円)
2014年度正味収入保険料の種目別構成比
に比べて263億円の増加となりました。このうち、運
260(4.0%)
海上保険
その他の保険
用資産は6,131億円となり、前期末に比べて321億円
合計
28(1.7%)
252(15.1%)
6,567億円
有形固定資産
の増加となりました。
有価証券
建物更新保険
526(8.0%)
5,263(80.1%)
資産運用にあたりましては、リスク管理を徹底すると
38(2.3%)
自動車保険
合計
火災保険
619(36.9%)
ともに、安定した運用収益を確保すべく、公社債を中心
1,677億円
181(10.8%)
とした運用を行ってきました。資産運用損益(実現ベー
自動車損害賠償責任保険
傷害保険
ス)につきましては、有価証券売却損益が25億円減少
192(11.5%)
365(21.7%)
したことなどから、前期に比べて33億円減少し98億円
となりました。
貸付金
100(1.5%)
や、女性の活躍を推進する環境の整備、人材の育成・開
発等を進めるとともに、協同組合・協同組織チャネルや
一般チャネルとの連携強化、営業・損害サービス対応の
強化に向けた態勢の整備、お客様の声を起点とした業務
品質・利便性の向上、安全性を重視した資産運用、大規
模災害時のBCM(事業継続管理)の高度化等に取り組
むことにより、長期的な経営基盤の安定化を目指すとと
もに、ご契約者の皆様との信頼関係を大切にする特色あ
る中堅損保としての存在感を発揮してまいります。
営計画「共栄ISM Ⅱ」の総仕上げとなる大変重要な年
その他
417(6.4%)
現金・預貯金
260(4.0%)
8
また、近年、重要度が増している経営管理態勢の強化
厳しい事業環境ではありますが、2015年度は中期経
2014年度総資産の構成比(単位:億円)
有形固定資産
526(8.0%)
提供に努めてまいります。
度であります。本中期経営計画の達成に向けて、全役
員・社員が各々の果たす役割と実行すべき行動をしっか
りと理解し、精一杯取り組んでまいります。
合計
6,567億円
有価証券
5,263(80.1%)
ト ピックス
iPadペーパーレス契約システム「KITたぶ」
のリリース
2015年4月より、個人向
「KITたぶ」は、保険の契
け自動車保険「KAPくるま
約募集において、見積書の
る(総合自動車保険)
」に自
提示から契約締結までを
転車事故を補償する特約を
iPadで行う対面募集システ
新設しました。
ム で す。 お 客 様 と 一 緒 に
近年、自転車事故が増加
iPadで「試算」
「クレジット
傾向にあり、高額賠償事故
カード登録」
「契約手続き」
や傷害に対する補償の要望
が可能になります。
が挙がっておりました。
2014 年 12 月 に「 安 心
こうしたニーズの高まり
あっとホーム(個人用火災
を受け、日常生活の賠償事故を補償する「日常生活個人
総合保険)
」の「見積作成」までの機能についてプレリ
賠償責任補償特約」と自転車事故による傷害を補償する
リースを行っていましたが、2015年8月に「ペーパー
「自転車傷害補償特約」を自動車保険の特約として新設し
トピックス
自動車保険「KAPくるまる」に自転車事故の
補償を新設
レス契約システム」をリリースします。
ました。
スマートフォン用アプリ「くるまるNAVI」
スマートフォンユーザー向けに安全運転を呼びかけるア
プリをご提供しています。安全運転診断機能やドライブレ
コーダー機能、事故・故障時連絡先機能、助手席用カーナ
ビ機能を有しています。AppStore、GooglePlayから無料
でインストール可能です。
9
10
事業活動のご案内
共栄火災の強み… …………………………………………………………………………………… 12
営業・損害サービス体制……………………………………………………………………… 15
お客様のニーズにお応えする商品・サービス… …………………………… 16
保険のしくみ…………………………………………………………………………………………… 20
ご契約手続き…………………………………………………………………………………………… 22
保険金のお支払い…………………………………………………………………………………… 24
募集制度… ………………………………………………………………………………………………… 28
11
共 栄火災の強み
協同組合・協同組織との強固な関係をより一層深め、
当社の強みを活かした事業を積極的に展開しています。
• 多彩な販売チャネルを持つ強固な事業基盤
当社は農林水産業協同組合、信用金庫・信用組合、生
また、当社は協同組合・協同組織チャネルという独自
活協同組合をはじめとする各種協同組合・協同組織の前
のチャネルのみならず、専業代理店やモーターチャネル
身である産業組合により、農山漁村への保険普及を目的
代理店など一般チャネルにおける事業も積極的に展開し、
に設立されました。以来、設立母体を同じくする各種協
お客様へ多彩な商品やサービスを提供しています。
同組合・協同組織との親密な関係を保ちながら、諸団体
今後もこれまで培ったノウハウを活かし、各種協同組
の事業を補償面でサポートするとともに、各種共済を補
合・協同組織とのつながりをより一層深め、当社の強み
完する役割を担うなど、組合員や会員の安定した生活に
を活かした事業を展開することで、すべてのお客様にご
寄与するよう努めています。
満足いただけるよう努めてまいります。
共栄火災のビジネスモデル
償
供
最適
農林水産業
協同組合
チャネル
業
事
協同組
合・
協
事
開
共栄火災
企業
チャネル
業
直販
チャネル
供
展
一般
チ
提
員
会
・
ー
ご
員
サ
ル
ネ
ャ
組合
・
の
ネル
チャ
織
組
同
開
12
品
モーター
チャネル
展
生活協同組合
各種協同組合
チャネル
お客様
ス
信用金庫
信用組合
チャネル
商
専業
チャネル
を
心
に
補
を
ご提
ビ
中
組 合 員・会 員
• 当社の特色である協同組合・協同組織チャネル
農林水産業協同組合チャネル
農業協同組合系統組織(JA)や漁業協同組合系統組織
(JF)、森林組合系統組織(JForest)などの農林水産業
協同組合組織マーケットにおいて積極的に事業を展開し
ています。中でもJAチャネルにおいては、JAグループ
の保障事業を担う全国共済農業協同組合連合会(JA共済
農業において発生するさまざまな
賠償リスクを幅広くカバーする
「農業者賠償責任
保険」
農業者賠償責任保険は
JA組合員向けの商品で、
の保障を補完する役割を担い、双方でJAや組合員のニー
営農規模の大小や営農種
ズに即した商品の開発や提供に努めています。
目にかかわらず、組合員
事業活動のご案内
連)と連携し、JA共済連が提供する「ひと・いえ・くるま」
特色ある商品の提供
である農業者を取り巻く
農林水産代理店研究会と農協愛友会
より強固な関係を築くために、1985年に農林水産系
統代理店を中心に農林水産代理店研究会が組織されまし
さまざまな賠償リスクや、
残留農薬の検出や食中毒による回収リスクなどを総
合的に補償する保険です。
た。以来、系統の理念に則り、系統団体およびその組合
員への万全な補償の提供を志向した事業展開を図ってい
ます。現在、同研究会は当社の中核代理店組織として位
置付けられ、その役割と責任が一層増しており、当社は
本会事業の発展を支援しています。
さらに、1957年に組織された農協愛友会は、系統中
央機関の関連団体や関連企業の親睦を目的として運営さ
れており、当社は事務局として系統組織の結束強化のサ
ポートを行っています。
特色ある商品の提供
信用金庫・信用組合チャネル
信用金庫・信用組合の安定した事業をサポートするた
め、信用金庫・信用組合業務賠償責任保険(E&O)やCD
カード盗難保険などの多彩な商品を提供しています。さ
らに、保険の窓口販売専用の商品として、住宅ローン利
用者向けの火災保険や、一般社団法人全国信用金庫協
会・一般社団法人全国信用組合中央協会が提供する全国
わかりやすさがコンセプトの
信用金庫窓販専用商品
「標準傷害保険」
国内外を問わずさまざ
まな事故によるケガを補
償する傷害保険です。信
統一商品としての傷害保険など、同チャネルのお客様
用金庫の会員はもとより、
ニーズに即した商品の提供を積極的に展開しています。
一般のお客様もご加入い
た だ け ま す。 お 客 様 に
とってわかりやすく、販
売する募集者の負担も軽減した保険窓口販売に適した
保険です。
13
全国信栄懇話会と全国信栄研究会
特色ある商品の提供
補償の提供のみならず、信用金庫と当社がともに発展
し、地域社会の発展に一層寄与できるようにとの考えか
ら、1974年に全国信栄懇話会が設立され、以来当社は
事務局として相互事業繁栄に寄与するさまざまな事業を
長年にわたり展開しています。また、信用金庫関係代理
店を会員とする全国信栄研究会が1980年に設立され、
経営に関する研究や会員相互の交流を図ることを目的に
活動しています。
さまざまな事故によるケガを補償
「しんくみホッとプラン」
一般社団法人全国信用
組合中央協会を保険契約
者とし、各信用組合の組
合員ならびに組合員のご
家族の皆様を対象に、国
内外を問わずさまざまな
事故によるケガを補償す
る傷害保険です。
生活協同組合・各種協同組合チャネル
日本生活協同組合連合会(日本生協連)
・日本コープ共
済生活協同組合連合会(コープ共済連)
・全国労働者共済
生活協同組合連合会(全労済)
・全国大学生活協同組合連
手頃な掛け金で充実した保障を
提供する団体傷害保険
「あんしん生活」
合会(全国大学生協連)
・全国大学生協共済生活協同組合
地域生協の組合員とその
連合会(大学生協共済連)
・全日本火災共済協同組合連
ご家族のための傷害保険で
合会(日火連)など連合会組織をはじめ、全国の生活協
同組合(地域生協・大学生協)や各種協同組合の保障事業
において、共済を補完する商品の開発や提供を行ってい
ます。
中でも、地域生協の組合員とそのご家族を対象とした
「団体傷害保険 あんしん生活」
「団体がん保険」
、CO・OP
共済付帯の個人賠償責任保険や大学生協の組合員を対象
とした「学生賠償責任保険」などは、多くの組合員にご
加入いただき、共済とともに組合員の生活に密着した保
険制度となっています。
今後も、各協同組合とともに、組合員の保障ニーズに
あった商品を提供することで、組合員の安定した生活に
寄与してまいります。
14
特色ある商品の提供
す。組合員のニーズにお応
えするために、家族コース、
夫婦コース、個人コースな
どの家族構成と、
年齢(65
歳未満と65歳以上に区分)
に応じた保障を提供してい
ます。
営 業・損害サービス体制
より価値あるサービスを提供するために、
広くお客様の活動をサポートしています。
• 広がるネットワーク
世界のサービスネットワークを通じて
お客様の海外における活動をサポート
充実のサポート体制
当社は、海外旅行保険について世界各地の病院、アシ
をはじめとして全国各地に合計114カ所の営業拠点と、
スタンス会社、クレームエージェントとの業務提携・業
77カ所の損害サービス拠点を設置しています。これら
務委託を行い、キャッシュレス・メディカル・サービス、
の拠点に加え、光が丘第二本社ビル(東京都練馬区)内に
迅速な保険金のお支払い、緊急時の援助等を実施すると
各種相談窓口を設置し、事故受付(24時間・365日受
ともに、お客様にご安心いただける海外サービス網の拡
付)やお客様相談サービスを行っています。
充を図っています。
事業活動のご案内
幅広い地域のお客様をサポートするため、本社・支店
当社は、全国のお客様に一層ご満足いただけるサポー
ト体制の確立を目指し、営業・損害サービス窓口等の充
実を図っています。
エリア
営業拠点
損害サービス拠点
北海道・東北地区
17拠点
17拠点
首都圏地区
35拠点
19拠点
中部地区
19拠点
12拠点
関西・四国地区
20拠点
11拠点
中国・九州地区
23拠点
18拠点
※営業拠点については、資料編P.117、P.126をご参照ください。
※損害サービス拠点については、資料編P.117、P.130をご参照
ください。
15
お 客様のニーズにお応えする商品・サービス
個人・法人のお客様に向けて
多彩な商品とサービスをご提供しています。
• 個人のお客様に向けた商品・サービス
個人向け商品
住まいの保険
からだの保険
▪個人用火災総合保険
▪普通傷害保険
(安心あっとホーム)
▪交通事故傷害保険
▪地震保険
▪家族傷害保険
▪ファミリー交通傷害保険
▪安心生活総合補償保険
▪こども総合保険
▪国内旅行傷害保険
▪海外旅行保険
▪所得補償保険
▪医療保険
▪がん保険 など
自動車の保険
積立型の保険
▪総合自動車保険
▪建物更新総合保険
(KAPくるまる)
(まもるくん)
▪ドライバー保険
▪積立家族傷害保険
▪自動車損害賠償責任保険
▪積立ファミリー交通
(自賠責保険)
傷害保険
▪積立女性保険
▪年金払積立傷害保険
▪積立こども総合保険 など
16
健康サポートプログラム
皆様の健康を支援する各種サービスの充実を図っています。
まごころ健康ダイヤルサービス
「医療保険・がん保険」契約者サービス
(無料電話相談サービス)
医療保険・がん保険にご加入のお客様には、「まごこ
ろ健康ダイヤルサービス」に加え、共栄火災ホームペー
象に、健康と介護に関する無料電話相談サービスを24
ジ上の「健康・介護情報サービス」で健康や介護に関わ
時間体制で行っています。看護師やケアマネージャーの
る情報のご提供を行っています。
事業活動のご案内
自動車保険等にご加入のお客様およびそのご家族を対
資格を持つ相談員がお客様の心配事や疑問に丁寧にお答
えします。また、医療機関情報提供サービスも行ってい
ます。
安心・安全・暮らしを守るサービス
自動車保険等にご加入のお客様に、日常生活を安全に楽しく過ごすためのサービス・情報提供を行っています。
自動車関連サービス
● 安全運転診断テスト
専用のシートにより、安全運転適性度を診断でき
ます。
● NEW STAR DRIVER’S CHECK
多角的な評価を得るために「YES-NO」方式だけ
でなく、危険予知トレーニングのイラスト等を用い
た多様な質問を使用します。回答は専用の診断シス
テムで分析し、アドバイスだけでなく、項目別評価
をレーダーチャートで示すほか、性格パターンをイ
ラストで表すなど、多彩な診断結果をご提供します。
17
• 法人のお客様に向けた商品・サービス
法人向け商品
建物・財物に関する保険
賠償責任に関する保険
▪企業財産保険(ビジまる)
▪施設所有(管理)者
▪普通火災保険
賠償責任保険
▪店舗総合保険
▪請負業者賠償責任保険
▪動産総合保険
▪生産物賠償責任保険
▪店舗休業保険
(PL保険)
▪機械保険
▪保管物賠償責任保険
▪盗難保険
▪自動車管理者賠償責任保険
▪債権保全火災保険
▪会社役員賠償責任保険
▪コンピュータ総合保険
▪企業総合賠償責任保険
▪テナント総合保険 など
(商売の達人) など
自動車の保険
費用・利益の損失に関する保険
▪一般自動車保険
▪企業費用・利益総合保険
(KAPベーシス)
▪利益保険(特約)
▪自動車損害賠償責任保険
▪品質費用保険
(自賠責保険)
▪約定履行費用保険 など
保証・信用に関する保険
▪履行保証保険
▪入札保証保険
▪保証証券(ボンド)
従業員の労災事故に関する保険
▪公共工事履行ボンド
▪身元信用保険
▪労働災害総合保険
▪取引信用保険 など
船舶・貨物の保険
▪船舶保険
▪貨物海上保険
▪運送保険
その他の保険
工事に関する保険
▪原子力保険
▪建設工事保険
▪土木工事保険
▪組立保険 など
18
▪航空保険 など
自動車リスクマネジメントサービス
リーフカー
専用ドライブレコーダーに
無事故コンサルティング
より取得したデータ(走行速
企業における自動車事故を未然に防止するために、リ
度、挙動運転等)から運転者
スクマネジメントの観点から各種の自動車防災サービス
に安全運転診断を行うサービ
をご提供しています。
スです。
▪安全運転管理診断
▪安全運転教育
▪自動車事故実態分析
▪マイカー管理
▪安全運転適性診断
各種の測定機器やペーパーテストによって運転適性や
安全運転管理を診断、安全運転のためのアドバイスをご
事業活動のご案内
運転適性診断サービス
パソコンソフトによる危険予知診断・教育(KYT)
パソコンソフト(動画)を用いた危険予知診断・教育
を実施しています(乗用車バージョン・トラックバー
ジョン)。
提供しています。
● アクセスチェッカー・ミニ
(可搬式機器安全運転適性診断)
ドライバーの運転適
性検査を行う機器類を
キャリングケースに収
納した小型・軽量のコン
パクト設計。持ち運びに
便利でさまざまな場所で検査が可能。Gマーク対象。
● セーフティーナビ(ドライブシミュレーター)
安全運転講習会の開催
安全運転管理者やドライバーの方々の事故防止に役立
つ安全運転講習会を開催しています。講師の派遣から各
シミュレーター技術を活用し、誰でも楽しみながら
種講習用資料のご提供まで、安全運転教育を幅広く支援
さまざまな交通状況が体験学習でき、エコドライブや
します。
安全運転のポイントが学べます。
● SmartDR
安全運転教育ツール提供サービス
(安全運転診断スマートフォン)
スマートフォン(通話・メー
安全運転教育に役立つ各種
ル機能なし)を貸し出して安全
ツールをご提供しています。
運転診断等を提供します。
▪管理者用冊子
● 安全運転診断テスト
「安全運転管理のポイント」
専用のシートにより、安全運転適性度を診断でき
▪安全運転講習会テキスト
ます。
▪交通安全映画
▪共栄火災OD式安全性テスト
▪安全運転自己診断シート
▪危険予知トレーニング(KYT)
イラスト集
19
保 険のしくみ
保険のしくみについてわかりやすくご説明します。
• 保険のしくみ
損害保険制度
保険料(保険料率)
損害保険制度とは、同種のリスクを有する多数の人々
損害保険契約の保険料算出の基礎となる保険料率は、
が統計に基づく適正な保険料を出し合い、偶然な一定の
当社が金融庁の認可を取得して、または金融庁に届出を
事故が発生した場合に、その出し合った保険料から損害
行ったうえで使用しています。保険料は将来の保険金の
に見合った保険金を受け取ることができる個人生活と企
支払いに充てられる純保険料と、保険会社の運営に必要
業経営の安定に資するしくみです。
な経費や代理店手数料に充てられる付加保険料から成り
損害保険を成り立たせているのは「大数の法則」とい
立っています。
われる原理で、損害保険における保険料率は、この原理
なお、自動車保険・火災保険・傷害保険等については、
に沿って同種のリスクを多数観察・分析することにより
損害保険料率算出機構が純保険料率を算定して当社を
算出されています。
含む会員保険会社に「参考純率」として提供しています。
当社は、その「参考純率」を使用して独自に保険料率を
損害保険契約の性格
決定しています。また、自動車損害賠償責任保険と地震
保険については、損害保険料率算出機構が営業保険料率
損害保険契約とは、保険会社が一定の偶然の事故に
を基準料率として算定して当社を含む会員保険会社に
よって生ずることのある損害を補償することを約束し、
提供しており、当社を含む会員保険会社は、その基準料
その対価として保険契約者が保険料を支払うことを約束
率を使用しています。
する双務・有償契約です。また、当事者の合意のみで成
立する諾成契約の性格を有しますが、多数の保険契約を
保険料即収の原則について
迅速・正確に引き受けるために、一定様式の保険契約申
損害保険契約の保険料は、原則として保険契約締結の
込書により申し込みを受け付け、契約締結の証として保
際にお支払いいただくことになっており、これを「保険
険証券または保険引受証を作成・交付するのが一般的で
料即収の原則」といいます(保険料を分割でお支払いい
す。
ただく等特約に別の定めがある場合には、この原則は適
用されません)。
20
保険約款
再保険
再保険とは、保険会社が引き受けた保険責任の一部ま
です。保険約款には、保険商品ごとに一般的・標準的な
たは全部を他の保険会社に移転するしくみです。保険責
契約内容を定めた普通保険約款と、その内容を補充・変
任を他の保険会社に転嫁することを「出再」、他の保険
更・限定する特別約款・特約とがあります。
会社から引き受けることを「受再」といいます。
保険約款には、保険金をお支払いする場合、保険金を
保険会社は、この保険責任の移転機能を利用して保険
お支払いできない場合、保険金のお支払い方法(比例て
会社の引受能力を補完するとともに、危険の分散化と平
ん補により支払保険金を削減することや一定金額以下の
準化を通して危険の質および量をコントロールします。
小さな損害に対して保険金をお支払いしないこと等を定
また、異常災害から生じる保険金支払に備えることに
めている場合があります)、ご契約の無効・失効・解除
よって、保険会社の事業成績の安定化を図っています。
事業活動のご案内
保険約款とは、保険契約の具体的な内容を定めたもの
の事由、ご契約時・ご契約後にお知らせいただく事項
(告知・通知義務)等が定められています。
ご契約のしおりやパンフレット等について
保険の内容とともにご契約時・ご契約後の注意事項を
記載した「ご契約のしおり」や、商品をわかりやすく説
明した「パンフレット」等の説明資料をご提供していま
す。ご契約の際にはこれらの資料をもとに、補償内容は
もちろん、保険金をお支払いできない場合、保険金のお
支払い方法、ご契約の無効・失効・解除および解約、告
知・通知義務等の内容について十分にご確認ください。
21
ご 契約手続き
共栄火災や代理店のスタッフが、
ご相談からご契約後までフォローします。
• ご契約の流れ
ご相談
ご契約内容
の決定
保険契約
申込書の
ご提出
ご相談
保険証券の
お届け
ご契約後の
留意事項
を超えていると、保険金お支払時にその超過分が無駄に
なってしまいます。逆に保険金額が保険の対象の評価額
保険に加入のご要望があるときは、まずは当社社員また
を下回っていると、万一のときに十分な補償が受けられ
は代理店にご相談ください。
「各種保険パンフレット」
「ご
ないことがあります。
契約のしおり」その他の資料をもとに、保険商品や保険約
款、契約について詳しくご説明するとともに、ご要望に
沿った保険商品をご紹介します。なお、おすすめする保険
商品の特に重要な事項につきましては、
「重要事項説明書」
にまとめ、その内容に基づいてご説明させていただきます
ので、ご検討に際しましては十分にご確認をお願いします。
ご契約内容の決定
募集時の権限明示について
代理店が保険募集を行うときは、あらかじめお客様に
対して、「代理店の商号、名称または氏名」を名乗り、
「共栄火災」の代理店として保険契約を締結することを
明らかにします。また、取り扱える保険会社の範囲(保
険会社の数等)の情報や、告知受領権の有無をお客様に
ご説明します。
保険契約申込書のご提出
当社社員または代理店とご相談のうえ、保険商品とそ
契約内容が決定したら、保険契約申込書の記載内容に
の普通保険約款、特別約款、特約、補償範囲、保険金額
間違いがないか十分にご確認のうえご提出ください。
など、保険契約の内容を決定していただきます。
保険契約申込書の記載は正確に
契約内容は十分にご確認を
保険契約申込書の記載内容が万一事実(契約時にお知
保険契約は、普通保険約款、特別約款、特約によって
らせいただいた内容等)と異なる場合、ご契約を解除さ
定められています。ご契約前には、重要事項説明書(契
せていただくことがあります。また、この場合、すでに
約概要・注意喚起情報等)などにより、保険契約におけ
発生している事故について保険金をお支払いできないこ
る重要な事項(特に、お客様にとって不利益となる情報)
とがありますのでご注意ください。
についてご説明します。さらに、保険契約の内容がお客
様のご意向に合致しているかをお客様自身に「ご契約内
容確認書」等でご確認いただき、契約締結を行います。
22
保険料の
お支払い
お申し込みの撤回は8日以内に
お申し込み後、万一ご納得いただけなかった場合には
「クーリングオフ制度」をご利用ください。お申し込み
保険金額の設定は適正に
いただいた日、またはクーリングオフに関する説明が記
保険契約の目的は、事故や災害によって生じた損害を
載された書面を受領された日のいずれか遅い日から8日
適正な金額で補うことです。火災保険等の場合、保険金
以内(消印有効)に、当社宛に書面(郵送)でご通知い
額は、保険の対象となる物件の評価額等に応じて適正な
ただくと、お申し込みは撤回または解除(クーリングオ
金額をご設定ください。保険金額が保険の対象の評価額
フ)されます。
「クーリングオフ制度」は、保険期間が1年を超える個人
契約が対象になります(事業のための契約等、対象外と
なる場合もあります)
。
ない」など、不明な点や不審な点がある場合は、当社に
直接お問い合わせください。
ご契約内容の変更はただちにご通知を
保険証券の記載内容に変更が生じたときは、遅滞な
くご通知ください。故意にご通知を遅らせた等の場合
保険料のお支払い
保険料は、ご契約と同時(または保険約款等に定めら
れた期日まで)にお支払いください。
保険料は期日までにお支払いを
保険期間中に起こった事故に対して保険金をお支払い
できなかったり、ご契約を解除させていただくことが
ありますのでご注意ください。
現金で保険料を払い込んでいただいた場合、当社ま
たは当社代理店から領収証が発行されますので、領収
額または一部をお支払いできないことがありますので
ご注意ください。
保険証券は定期的にご確認を
ご契約内容の変更のご通知を忘れたり、保険期間が終
了したりしていると、事故が起きた際に保険金が支払わ
れないなど、せっかくの保険が無駄になってしまいます。
保険証券を定期的にご覧いただき、契約の期限や内容
をご確認ください。
証に記載されている内容(領収日・金額など)をご確
例) 火災保険
保険の対象の他の場所への移転、建物の譲渡また
は用途・構造の変更等
認ください(クレジットカード払いや口座振替などで払
い込んでいただいた場合は、領収証は発行されません)
。
自動車保険
車の譲渡・買替え、運転者年齢条件付の契約で対
象外の方が運転される場合等
※市販・私製の領収証を使用することや、名刺等の裏面に保険料
を領収した旨を記載して渡すことなどは、ありません。
保険証券のお届け
事業活動のご案内
保険料を期日までにお支払いいただいていないと、
は、ご契約を解除させていただくことや、保険金の全
保険料等のご返還
保険契約締結後、契約の証として保険証券をお届けし
ます。契約内容(補償内容や保険料など)を十分にご確
認のうえ大切に保管してください。
保険契約を解約した場合、契約時の条件により、ご
契約の保険期間のうち、未経過であった期間分の保険
料を解約返戻金としてお支払いすることがあります。
また、積立型保険では、保険契約の満期時に満期返戻
金と契約者配当金(お支払いいただいた積立部分の保険
料が予定利回りを超えて運用されたときに限ります)
ご契約後の留意事項
をお支払いします。
このような場合は当社にご連絡を
「所定の領収証が発行されない」「保険証券が送付され
ご契約内容確認書の記入にご協力ください
当社では、損害保険契約のお申し込み時に、ご
契約内容がお客様のご意向に沿ったものであるこ
と、また、保険のご契約内容が適正であることに
ついて確認をさせていただいております。お客様
におかれましては、「ご契約内容確認書」 等に必要
事項をご記入いただくなど、お手数をおかけいた
しますが、何卒ご協力くださいますようお願いい
たします。
※一 部の保険種目については、申込書とご契約内容確
認書が一体化しています。
希望する
補償は
○○です
希望する
補償と
契約の内容を
確認しました
ご希望・ご契約内容
の確認
お客様
代理店
23
保 険金のお支払い
充実の事故対応サービスで、迅速に保険金をお支払いします。
• 保険金支払いまでの流れ
現場に
おける
緊急措置
当社への
事故通知
損害状況の
確認
現場における緊急措置
支払額の
決定
請求書類の
ご提出
保険金の
お支払い
支払額の決定
負傷者の救護・危険防止措置を行うとともに、消防
損害確認を行うとともに、契約者・相手方・修理業
署・警察署等に通報してください。
者・病院など、関係者との話し合いや交渉を経て、適正
な支払額を決定します。
交通事故は、ただちに最寄りの警察署に届け出を
保険金請求手続きにおいては、原則として公の機関が
示談交渉や損害物の修理等は事前にご相談を
発行する交通事故証明書が必要となります。あわせて、
当社の承認なく示談交渉や損害物の修理等を行った場
事故の相手方の住所・氏名・連絡先・保険会社等の情報
合、保険金をお支払いできない場合がありますので事前
が必要となります。
の相談をお願いします。
当社への事故通知
緊急措置を終えたら、すみやかに当社または代理店
(募集者)にご連絡ください。
保険会社への事故通知は速やかに
事故の通知が遅れると、原因や事故状況など、正確な
請求書類のご提出
お支払い手続きに必要となる書類に記入のうえ、ご提
出ください。
保険金のお支払い
損害確認ができず、迅速な保険金のお支払いができない
保険金請求書類を受理した後、ご指定の支払先へすみ
場合がありますので、すみやかにご連絡ください。
やかに保険金をお支払いします。お支払いは、安全で迅
速な金融機関への口座振込みにて行います。
損害状況の確認
事故受付後、社員、一般社団法人日本損害保険協会に
登録された鑑定人等が損害状況等の確認を行います。
24
• 事故対応サービス
充実の損害サービス体制
全国一円の損害サービス拠点において、専門スタッフ
と最新の事故対応システムにより、迅速・万全な事故対
応を実施しています。
その他の事故関連サービス
火災・新種保険の事故サービス
▪保険金請求書類省略サービス
示談書・免責証書、診断書、公的証明書省略サービス
▪海外旅行アシスタンスサービス
自動車保険の事故サービス
曜日・時間帯を問わず、事故受付を行っています。なお、
▪人身傷害・対人事故一括払サービス
営業時間内は最寄りの損害サービス拠点が、営業時間外
▪保険金請求書類省略サービス
は当社事故受付センターが対応します。
● 自動車事故
0120-044787(通話料無料)
● 火災・新種事故
0120-044077(通話料無料)
事業活動のご案内
24時間・365日事故受付サービス
「あんしんほっとライン」
保険金請求書、示談書・免責証書、診断書省略サービス
▪修理工場紹介サービス
▪建物修理業者紹介サービス
▪ロードサービス
車両搬送・引上げ費用補償特約、故障現場修理サービス、
緊急時移動費用サービス、宿泊費用サービス、アシスタ
ントサービス(自動車トラブルアドバイス、宿泊施設紹
自動車事故初期対応サービス
営業時間外に受付を行った事故を対象として、お客様
介、ガソリンスタンド紹介、レンタカー・タクシー紹介、
JAF取次サービス、緊急時伝言サービス、日常緊急サー
ビス)
のご要望に応じて、専門スタッフが事故の相手方への電
話連絡、修理工場や医療機関への連絡、レンタカーの手
配などの初期対応を行います。
※詳しくは当社担当者にお問い合わせください。
※保 険始期が2012年9月30日以前の場合、ロードサービスの取
り扱いが異なる部分があります。
あんしんコールサービス
お客様にご安心いただくため、「事故受付後の対応」
「保険金のお支払い手続き」等の進捗状況を随時ご報告
します。
インターネット事故受付サービス
ホームページにおいて、24時間・365日、事故のご
連絡をお受けしています。
聴力や言葉に障害のあるお客様に対して、ホームペー
ジに専用の事故受付窓口を設置しています。
● 共栄火災ホームページ
http://www.kyoeikasai.co.jp
25
• 保険金を適正にお支払いするための取り組み
第三分野商品における保険金支払対象外件数
の公表
保険金を適正にお支払いするための
社内審査体制
医療保険やがん保険などの第三分野商品について、お
保険金を公平かつ適正にお支払いするために、保険金
支払い件数とお支払い対象とならなかった件数をホーム
審査会を設置しています。保険金審査会は、支払担当部
ページにおいて公開しています。2014年度につきまし
門が保険金支払いに該当しないと判断した案件の適正性
ては、お支払い件数は5,792件、お支払い対象となら
について、弁護士・医師などの外部専門家等が法的・医
なかった件数は173件となっています。
学的見地に基づき第三者として審査を行う組織です。
2014年度に、保険金審査会において支払担当部門の
判断が適正であるとの審査結果に至った件数は207件
険金のお支払い件数、
保
お支払い対象とならなかった件数および内訳
となっています。
2014年度
(単位:件)
医療保険
その他 (計)
がん保険
お支払い件数
▪保険金請求の原因となる被保険者の死亡について、
4,763
1,029
5,792
0
0
0
調査の結果、事故に起因しない内因性の死亡と認め
告知義務違反解除
18
4
22
られたことから、保険金のお支払い対象とならない
お支払い対象と 通知義務違反解除
ならなかった
重大事由解除
件数
支払事由非該当
0
0
0
0
0
0
79
52
131
2
18
20
99
74
173
詐欺取消・詐欺無効
免責事由該当
(計)
(注)そ の他とは、医療費用保険、所得補償保険、介護費用保険
等のことをいいます。
用語
と判断した案件(傷害保険)
▪身体の状況について告知しなかった事実と保険金請
求の原因との間に因果関係が確認されたことから、
保険金のお支払い対象とならないと判断した案件
(医療保険)
▪保険金請求の原因となる車両の水没について、調査
の結果、現場の状況から、被保険者の申告する事故
用語の解説
解説
保険契約の締結に際して保険契約者、被保険者また
詐欺取消・ は保険金受取人等に詐欺行為があり、契約が取消ま
詐欺無効 たは無効となったため、保険金のお支払い対象とな
らなかった件数です。
26
保険金のお支払い対象とならないと判断した案件の例
発生自体が認められないことから、保険金のお支払
い対象とならないと判断した案件(自動車保険(車
両条項))
▪保険金請求の原因となる被保険者(運転者本人)の
告知義務
違反解除
保険契約の締結に際して、保険契約者、被保険者の
故意または重大な過失によって、告知いただいた内
容が事実と異なり、契約が解除となったため、保険
金のお支払い対象とならなかった件数です。
死亡について、調査の結果、偶然な事故によるもの
通知義務
違反解除
重複する保険契約の通知を保険契約者、被保険者か
らいただけなかったことにより、契約が解除となっ
たため、保険金のお支払い対象とならなかった件数
です。
条項・搭乗者傷害条項))
重大事由
解除
契約者、被保険者または保険金受取人が保険金を詐
取する目的で事故を起こすなどの事由により、保険
契約が解除となったため、保険金のお支払い対象と
ならなかった件数です。
支払事由
非該当
責任開始日前の発病など、保険約款に定められた保
険金のお支払事由に該当しなかったため、保険金の
お支払い対象とならなかった件数です。
免責事由
該当
被保険者の故意など、保険約款に定められた保険金
を支払わない事由に該当するため、保険金のお支払
い対象とならなかった件数です。
とは認められないことから、保険金のお支払い対象
とならないと判断した案件(自動車保険(人身傷害
保険金支払いにかかわる不服申立制度
当社の窓口(損害サービス課・損害サービスセンター)
による説明では納得いただけず、第三者機関(社外の弁
保険金のお支払い対象とならない案件について、第三
護士)に対する不服申立を希望される場合にご利用いた
者機関(社外の弁護士)がお客様に直接対応する制度で
だくことができます。
す。なお、制度の詳細と連絡先は、お支払いの対象とな
らないと判断したお客様に対して、個別にお伝えしてい
ご利用いただける方
ます。
ご利用いただける方は、保険金をご請求された本人
(保険金請求権者)、またはご本人から委任を受けた代理
人の方に限ります。なお、代理人の場合は、保険金請求
お客様からの保険金のご請求に対して、当社がお支払
権者からの委任内容を、委任状・印鑑登録証明書等で確
いの対象とならない旨を書面で通知した案件について、
認させていただくことがあります。
事業活動のご案内
対象となる申立
27
募 集制度
代理店や直販社員が質の高いコンサルティングやサービスで
お客様の安全で快適な暮らしをサポートします。
• 損害保険代理店
なお、損害保険代理店は、火災保険、自動車保険、傷
損害保険代理店とは?
害保険、新種保険を取り扱う代理店と、自賠責保険や海
損害保険代理店は、保険会社に代わって募集業務を行
上保険だけを取り扱う代理店等によって構成されていま
い、お客様の安全で快適な暮らしを支援するコンサルタ
す。また、当社では総合販売を志向し、高い業務品質を
ントとしての役割を果たします。ご契約者からのお問い
有する最高ランクの代理店に対しては「特級ランク」の
合わせやご相談等に迅速・的確に対応し、ご契約者が事
認定をしています。
故や災害に遭われたときには、速やかに保険金が支払わ
れるよう、保険金請求の手続きをサポートします。損害
保険代理店は保険会社との間で締結した損害保険代理店
損害保険代理店になるための手続き
委託契約書に基づいて営業しており、そこで定められる
損害保険代理店は、保険会社と損害保険代理店委託契
委託業務は主に次のようになっています。
約を締結した後、代理店として内閣総理大臣の登録(実務
上は権限の委任による財務(支)局長の登録)を受ける
▪保険の対象等の調査
必要があります。また、代理店の役員・使用人として保険
▪保険商品内容の説明ならびに保険料算出
契約の募集を行う人も、同様に届け出ることが義務付けら
▪保険料の領収、返還、保管ならびに精算
れています。これらのことは「保険業法」で定められてお
▪保険料領収証の発行・交付
り、代理店とその使用人は、この登録・届出を完了して初
▪保険証券の交付ならびに契約証の発行および交付。た
めて保険契約の募集を行うことができます。
だし、会社の指示がある場合に限る
さらに、当社では損害保険の募集を行う人は、所定の教
▪自ら取り扱う保険契約(他代理店等が取り扱っていた
育や、当社が運営を依頼している一般社団法人日本損害
保険契約で移管を受けたものを含む)の変更・解除等
保険協会が実施するテスト(損害保険募集人一般試験)へ
の申し出に対する承認の代理に関する業務(申込書、
の合格などをしなければならないこととしています。
契約内容変更依頼書の取り付けに関する業務を含む)
。
ただし、保険業法第309条に定める保険契約の申し込
みの撤回または解除(クーリングオフ)の申し出を除く
▪保険契約の維持・管理(満期管理、満期返戻業務を含
む)に関連する事項
代理店教育
お客様のニーズを把握し、適正な保険販売を行ううえ
で必須となるコンプライアンス、ならびに商品知識・販
▪保険事故発生時の会社への通知、被保険者への保険金
売知識等の質の向上を目的とした研修を実施しています。
請求手続きの援助等
▪その他保険募集に必要な事項で会社が特に指示した業務
など
28
共栄火災の代理店数
(2015年3月末現在)
10,035店
• 直販制度
直販制度とは?
直販社員教育
お客様に対して十分なサービスを提供できる直販社員
損害保険および生命保険 の全商品を総合的に販売する、
を育成するために、コンプライアンス、業務知識、販売
当社固有の外務員制度です。この外務員を「直販社員」
技術をはじめ、IT活用、事故処理・事務処理といった総
と呼びます。
合的な業務能力の向上を図っています。「新人研修」「営
直販社員は、建物更新総合保険(まもるくん)・総合
業店実践研修」等の日常研修、さらに直販社員の指導育
自動車保険(KAPくるまる)など、主として家計保険の
成を行うリーダーを対象とした「リーダー研修」等の職
募集とアフターサービスを行います。制度設立以来、
位別研修からなる一貫した総合教育システムのもと、積
2015年度で52年目を迎えます。
極的な教育を実施しています。
※
事業活動のご案内
直販制度は、積立型保険を中心とした家計保険分野の
この制度では、直販社員を損保総合販売力や業務能力
に応じて「研修嘱託階層」「養成階層」「専業階層」「嘱
託階層」の4段階に位置付けています。また、直販社員
直販社員数
の指導・育成を主な任務とする「リーダー制度」があり
ます。
(2015年3月末現在)
研修嘱託
養成階層
専業階層
嘱託階層
組織長
合 計
3名
15名
233名
117名
2名
370名
※ 直販社員が生命保険商品を販売する場合は、フコクしんらい
生命保険株式会社の代理店として募集人登録をしています。
▪直販社員教育体系
程
F
級
応
用
課
程
損害保険大学課程
専
門
課
程
損保一般商品単位
一
般
課
程
P
3
FP2級通信教育
課
IT教育
学
コンプライアンス教育
大
職場内教育
専業階層
リ ー ダ ー 研 修
AFP、FP2級
営 業 店 実 践 研 修
階層
養成
新
人
研
修
嘱託
研修
損保一般基礎単位
階層
体系
日常研修
職位・階層別研修
損保ライセンス
生保ライセンス
OJ T
コンプライアンス
IT
自己啓発
29
• 勧誘方針
当社は、保険商品その他金融商品の販売等の勧誘に際
針を定め、保険商品等の適正な販売に努めています。
し、「金融商品の販売等に関する法律」に基づき勧誘方
勧誘方針
1. 保
険商品その他金融商品の販売等にあたっては、各種法令等
を遵守し、適正な販売に努めてまいります。
▪保険業法、金融商品の販売等に関する法律、消費者契約
法およびその他各種法令を遵守いたします。
▪お客様にご理解いただける適切な勧誘を行えるよう、研
3. 保
険商品その他金融商品の販売等に際しては、お客様の立場
に立ってお客様本位の勧誘に努めてまいります。
▪お客様への勧誘に際しては、お客様の意向に沿って、ご
無理のない時間、場所等十分な配慮に努めます。
▪お客様からのさまざまなご意見等の収集に努め、保険商
品その他金融商品の販売等に反映していくよう常に努力
します。
修態勢を充実し、商品知識等の修得に努めます。
2. お
客様が適切な保険商品その他金融商品を選択できるよう
常に努力してまいります。
▪お客様の保険商品その他金融商品に関する知識、ご購入
経験、財産状況およびご契約締結の目的等を総合的に勘
案し、お客様の意向と実情に適合した説明に努めます。
▪お客様と直接対面しない保険販売(例えば通信販売等)
を行う場合におきましては、説明方法等に工夫を凝らし、
4. 保
険事故発生に際しては、お客様のために適正、円滑な手続
きをいたします。
▪万が一保険事故が発生した場合におきましては、保険金
のご請求手続きに際し、迅速かつ的確に処理するよう努
めます。
▪保険金の不正取得を防止する観点から、適切な保険商品
その他金融商品の販売等を行うよう常に努力してまいり
ます。
お客様にご理解いただけるよう努めます。
なお、お客様に関する情報は適正に取り扱い、プライバシー
の保護を図ります。
30
企業の社会的責任のために
コーポレート・ガバナンスの状況……………………………………………………… 32
お客様の声にお応えするために………………………………………………………… 43
人材育成・人材開発への取り組み
積極的な情報開示
……………………………………………………
47
… ………………………………………………………………………………
49
社会とともに歩む〜共栄火災の社会貢献活動〜…
………………………
50
31
コ ーポレート・ガバナンスの状況
当社は、経営の健全性と透明性を確保するため、「コーポレート・ガバナンスの充実」を重要な経営課題と位置付けて
います。経営資源の効率的な活用、牽制機能の実効性確保および適切なリスク管理により、引き続き、健全な企業経
営を維持・強化してまいります。
• 内部統制システムの構築
当社は、会社法および会社法施行規則に基づき、取締
を決定し、本方針に従って内部統制システムを適切に構
役会において「内部統制システム構築に係る基本方針」
築・運用しています。
内部統制システム構築に係る基本方針
⒉取
締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する
体制
当社は、取締役会等の重要な会議の議事録など、取締役お
当社は、内部統制システム構築に係る基本方針を以下のとお
り定め、業務の適正を確保するための体制を構築する。
1. 取
締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合
することを確保するための体制
(1)当社は、取締役、執行役員および使用人の職務の執行に
ついては、
「共栄火災倫理規則」
、
「法令等遵守に係る基
本方針」
、
「法令等に関する遵守基準」などの基本方針等
を定めるとともに、
「コンプライアンス・プログラム」お
よび「コンプライアンス・マニュアル」等の整備・周知
を通じて、法令および定款に適合することを確保する。
(2)当社は、法令等遵守体制として、
「コンプライアンス・品
質向上統括会議」および「部・支店コンプライアンス・
品質向上委員会」を設置し、社内規程をはじめ社会一般
に求められる倫理やモラル等の遵守を徹底するとともに、
法令遵守の統括部署としてコンプライアンス部を設置す
る。
(3)当社は、法令または社内規程に違反する行為等の早期発
見およびかかる行為に対する迅速かつ適切な対応による
よび執行役員の職務の執行に係る情報を含む重要な文書等
は、文書管理規程等の規程を定め、適切に保存・管理を行う。
⒊当
社および当社の子会社(以下「子会社」という)の損失の
危険の管理に関する規程その他の体制
(1)当社は、
「リスク管理の基本方針」に基づき、リスク管理
体制を整備する。
(2)当社は、リスク管理体制として、リスクごとに管理責任
部署を定めるとともに、会社全体のリスク管理を統括す
る部署を設置する。また、
「リスク管理委員会」を設置し、
各リスクを統合して管理する。
(3)当社は、リスク管理に関する規程を整備し、リスク管理
を行う。
(4)当社は、
「子会社リスク管理方針」に基づき、子会社リ
スク管理体制を整備する。
(5)当社は、大規模自然災害等の危機発生時に、共栄火災グ
ループの主要業務の継続および早期復旧の実現を図るた
めに、当社および子会社において危機管理方針等を定め
るなど、体制を整備する。
不祥事件の未然防止、ならびに公益通報者保護法への対
応を目的として、社外弁護士の窓口を含め、会社の内外
に相談、通報窓口制度を設置する。
(4)当社は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的
勢力に対しては、
「反社会的勢力による被害を防止する
ための基本方針」に基づき断固とした姿勢で臨み、警察、
弁護士等とも連動し毅然とした姿勢で組織的に対応する。
(5)当社は、個人情報保護指針等を定め、顧客情報の管理等
を適切に行う。
(6)当社は、情報資産管理方針等を定め、情報資産の管理等
を適切に行う。
⒋取
締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため
の体制
(1)当社は、組織単位の業務分掌と職務権限の範囲などを定
めた組織に関する規程を定め、効率的で適切な職務執行
体制の構築を図る。
(2)当社は、職務の執行に係る重要事項については、常務以
上の役付執行役員で構成する常務会で協議し、取締役会
の審議の効率化および実効性の向上を図る。
(3)当社は、取締役会を原則月1回開催し、十分な情報のもと
に経営論議を深め、適切に所管事項の決議・報告を行う。
(7)当社は、利益相反管理方針等を定め、お客様の利益が不
当に害されるおそれのある取引の管理を適切に行う。
⒌ 内部監査の実効性を確保するための体制
当社は、当社および子会社における内部監査の実効性を確
32
保するため、被監査部署から独立した内部監査部門を設置
するとともに、内部監査方針等に基づき適切に内部監査を
実施する。また、内部監査部門は内部監査結果および被監
査部署の改善状況を取締役会に報告する。
行ううえで必要な補助業務に従事し、業務執行に係る役
職を兼務しない。
(2)当社は、内部規程において補助使用人の職務分掌を定め、
監査役の補助使用人に対する指示の実効性を確保する。
(3)当社は、補助使用人の人事異動、人事考課および懲戒
6. 財
務報告の適正性を確保する体制
処分は、常勤監査役の同意を得たうえで行う。
当社は、法令等に定める情報開示に関して、財務報告の
適正性を確保するための体制を整備する。
7. 当
社ならびにその親会社および子会社から成る企業集団に
おける業務の適正を確保するための体制
(1)当 社は、子会社の管理について「関係会社管理規程」
を定めるとともに、各子会社と「関係会社の管理運営
に関する覚書」を締結し、経営上の重要な事項につい
ては事前に協議等を実施する旨を定めるなど、子会社
の経営管理を行うとともに、共栄火災グループにおけ
る業務の適正を確保する。
(2)当社は、共栄火災グループにおける連携体制として、
当社および子会社の代表者による「関係会社代表者会
議」等を開催し、円滑な意思の疎通を図ることにより、
子会社の取締役等の効率的で適切な職務執行体制の構
築を図る。
アル」等の整備・周知を図ることにより、共栄火災グ
(1)当社および子会社の取締役、執行役員および使用人は、
経営、財務、コンプライアンス、リスク管理、内部監査
の状況、
「企業倫理ヘルプライン」における通報状況お
よび内容等について、定期的に当社監査役に報告を行う
とともに、職務執行に関して重大な法令・定款違反もし
くは不正行為の事実または当社もしくは子会社に著しい
損害を及ぼすおそれのある事実を知ったときは、直ちに
当社監査役に報告を行う。
(2)当社および子会社の取締役、執行役員および使用人は、
当社監査役から報告を求められた際は、速やかに報告
する。
(3)当社は、上記(1)
、
(2)において、当社監査役へ当該
報告を行ったことを理由として、当該報告者に対して不
利な取扱いをしないこととし、その旨を当社および子会
企業の社会的責任のために
(3)当社は、子会社において「コンプライアンス・マニュ
10.当社および子会社の取締役および使用人が当社監査役に報告
をするための体制その他の当社監査役への報告に関する体制
社の取締役、執行役員および使用人に周知・徹底する。
ループにおける取締役、執行役員および使用人の職務
の執行が法令および定款に適合することを確保する。
(4)当社は、共栄火災グループ全従業員を利用対象者とし
て、法令または社内規程に違反する行為等の早期発見
およびかかる行為に対する迅速かつ適切な対応による
不祥事件の未然防止、当社からの子会社に対する不当
取引の要求等の防止、ならびに公益通報者保護法への
対応を目的として「企業倫理ヘルプライン」を設置する。
11.監査役の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に
係る方針に関する事項
当社は、監査役よりその職務の執行について、会社法第
388条に基づく費用の前払い等の請求を受けたときは、当
該請求に係る費用または債務が当該監査役の職務の執行に
必要でないと認められる場合を除き、速やかに当該費用また
は債務を処理する。
(5)当社は、親会社と締結した「協定」に基づき、業務の
適正性を確保する。
8. 監
査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた
場合における当該使用人に関する事項
(1)当社は、監査役が、その職務を補助すべき使用人を置
くことを求めた場合は、その監査業務を補助する能力
を具備した使用人(以下「補助使用人」という)を配
置する。
(2)補助使用人は、その業務遂行上必要な情報を会計監査
人、取締役、内部監査部門の使用人およびその他の者
に対して求めることができる。
12.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するため
の体制
(1)監査役は、取締役会に出席するほか、重要な意思決定
の過程および業務の執行状況を把握するため、常務会
その他の重要な会議に出席し、意見を述べることができ
るものとする。
(2)監査役は、重要な会議の議事録、主要な決裁書類等業
務執行に関する重要な文書等については、いつでも閲
覧することができるものとする。
(3)内部監査部門は、監査に協力するなど、監査役との連
携を強化する。
9. 補
助使用人の取締役からの独立性および補助使用人に対す
る指示の実効性の確保に関する事項
(1)補助使用人は、監査役の命を受けた業務および監査を
33
• コーポレート・ガバナンス体制
当社の取締役会は、社外取締役3名を含む取締役12名
はじめ常務会、コンプライアンス・品質向上統括会議、リ
で構成し、共栄火災グループの経営戦略、事業計画、組
スク管理委員会など社内の重要な会議に出席するととも
織機構改定および主要人事などの意思決定ならびに業務
に、重要な書類の閲覧、支店等への往査などを行ってい
執行の監督を行っており、原則毎月1回開催しています。
ます。また、会計監査人との定期的な意見交換、内部監
また、執行役員制度を導入し、14名の執行役員が代
査部門・コンプライアンス部門との連携を図りつつ、監査
表取締役の指揮命令のもとで業務執行にあたっています。
を行っています。
業務執行に係る重要事項を協議するための機関として、
重要な経営課題別に設置された委員会は、個別課題に
社長執行役員およびその他常務以上の役付執行役員で構
関する取り組みの推進・管理・統括を行い、常務会・取
成する常務会を設置し、原則毎週1回開催しています。
締役会へ付議・報告を行っています。
監査役会は、社外監査役4名を含む監査役5名で構成
さらに、経営上の重要な事項について助言・提言等を
されています。監査役は、監査役会において監査方針・
行う機関として、外部の有識者と役付取締役で構成する
監査計画を策定し、当該方針・計画に従い、取締役会を
経営懇話会を設置しています。
(2015年6月26日現在)
コーポレート・ガバナンス体制図
株 主 総 会
選任
会計監査人
報告
選任
選任
監査役会
監査役5名
(うち社外監査役4名)
監査
監査
報告
34
経営懇話会
監督・委任
【業務執行】
常務会
執行役員
報告
内部監査部
【経営意思決定・監督】
取締役会
取締役12名
(うち社外取締役3名)
助言・
提言
監査
部・支店
付議・
報告
【課題別委員会】
コンプライアンス・
品質向上統括会議
リスク管理委員会
他
• コンプライアンス
コンプライアンス宣言
私たちは、『共存同栄の精神のもと、社員一人ひとりが自らを律し、常にお客様の視点に立って行動すること
により信頼と期待にお応えすること』を経営理念として掲げており、コンプライアンスの徹底は当社の経営理念
の実現そのものです。
私たちは、高い社会性・公共性を有する保険事業に携わることを十分に認識し、倫理規則、役員・社員行動規
範に従って、すべての法令およびその精神を遵守するとともに、公正かつ公平な事業運営を行い、保険会社とし
ての品質を向上していくことをここに宣言いたします。
コンプライアンスへの取り組み
コンプライアンス推進態勢
すべてのコンプライアンス事項を把握することに加え、
範等をはじめ、お客様や社会から求められる倫理観、要
適正な保険募集、顧客(お客様)保護等の観点から、コ
請に広くお応えすること)は、公共性の高い損害保険事
ンプライアンスとともに業務品質向上を一元的にみてい
業においては特に重視すべき事項です。
くことを目的とする社内体制として「コンプライアン
当社では、すべての法令およびその精神を遵守するこ
ス・品質向上統括会議」を設置しています(委員長:社
と、事業活動全般を効率的で公平、公正かつ透明なもの
長執行役員、副委員長:コンプライアンス部担当執行役
とし、社会的規範・倫理に基づく良識ある行動をとるこ
員、委員:執行役員、専門委員:コンプライアンス部長、
と等を事業運営の基本原則としている「共栄火災倫理規
経営企画部長、内部監査部長、品質向上推進室長、募集
則」と、従業員が実際の業務を進めるうえで遵守すべき
管理室長)。各部・支店にはコンプライアンス・品質向
具体的な指針「法令等に関する遵守基準(役員・社員行
上統括会議の下部機関として「部・支店コンプライアン
動規範)」を定め、これらを明示したコンプライアンス・
ス・品質向上委員会」を設置し、コンプライアンスの推
マニュアルを全員に配布するとともに、継続的な研修の
進と不祥事件の防止、業務品質の向上に努めています。
実施、コンプライアンス・品質向上ミーティングの開催
また、コンプライアンスに基づく事業運営を統合的か
等を通じて、コンプライアンス・マインドの醸成・向上
つ有効に機能させるため、コンプライアンス部を設置し、
に取り組んでいます。
あわせて全国部・支店ごとにコンプライアンス・リー
また、実際のコンプライアンス推進については、取締
ダー、コンプライアンス推進担当を配置して日常業務
役会が決定するコンプライアンス・プログラムに基づい
における点検・改善策を講じ、コンプライアンスに基づ
て、各部・支店が個別に実践計画を策定して取り組んで
く事業運営の徹底を図っています。
企業の社会的責任のために
コンプライアンス(法令等遵守にとどまらず、社会規
います。
35
• リスク管理
近年、保険事業を取り巻く経営環境は大きく変化し、保険会社が抱えるリスクは以前に比べ複雑化・多様化してきて
います。当社では、保険会社が自ら責任をもって種々のリスクを的確に把握・管理していくことが重要であるとの認識
のもと、リスク管理を経営の重要課題と位置付けています。
リスク管理の体制
統合リスク管理方針
保険引受リスク、資産運用リスク、オペレーショナルリ
リスクごとに管理責任部署を定めるとともに、会社全
スクなどの各リスクを計量・統合した総リスク量が当社の
体のリスク管理統括部署としてリスク管理部を設置して
経営体力の範囲内に収まるよう、適切に管理しています。
います。さらに、
「リスク管理委員会」を設置し、各リス
また、大規模自然災害の発生や金融市場環境の急変等
クを統合して管理しています。
の不測の事態に備えて、ストレステストを定期的に実施し、
また、専門的かつ深度ある議論を行うために、
「商品開
ストレス発生時の影響を確認しています。
発委員会」および「ALM委員会」を設置し、適切な意思
決定を行う体制としています。
危機管理方針
リスク管理委員会
継続を阻害するリスク(危機)について、危機発生時に
地震や台風の大規模自然災害をはじめ、当社の業務の
リスクを総合的かつ横断的に掌握・管理する目的で設置
迅速かつ整然と対応することにより、被害の拡大を未然
され、経営上の諸リスクの分析と対策立案を行う組織です。
に防止し、業務の継続・復旧を迅速に行うことを目的とし
当委員会では保険引受リスク、資産運用リスク、流動性
て「危機管理方針」を定めています。
リスク、オペレーショナルリスクなどの各リスクについて
業務の継続を阻害する危機が発生した場合は、
「危機管
「保険会社に係る検査マニュアル」の内容を中心に、リス
ク管理態勢の確立・整備に努めています。
理方針」に則り、社長を本部長とする対策本部を設置の
うえ、情報の収集、対応策の検討・実施を行うこととして
います。
商品開発委員会
当社における経営計画・経営方針に沿った商品開発等
を行うことを目的で設置され、商品開発等に関して統合的
に管理を行う組織です。
個別のリスクとその管理
保険引受リスク管理
当委員会では、商品開発等に係る管理態勢が保険契約
保険引受リスクとは、経済情勢や保険事故の発生率等
者等の保護の観点から重要であることなどを十分に認識
が保険料設定時の予測に反して変動することによって支
し、開発・改廃・販売する商品のリスクの妥当性などにつ
払保険金が増大し、当社が損失を被るリスクです。
いて審議を行います。
保険引受リスクを管理するため、商品開発等を行うにあ
たっては、保険料率および予定利率が適切であることを
ALM委員会
確認するとともに保険引受基準などを整備することによっ
資産負債全体の状況を把握し、総合的な管理を行う組
て保険引受リスクの低減を図っているほか、保険商品ごと
織です。当委員会では、資産運用計画および運用状況等の
に損害率等を定期的に把握・管理し、損害率等の悪化が
審議を行うとともに、負債特性の把握・管理を行います。
予測される場合には、商品の改廃や保険引受基準の改定
など、損害率等を改善させるための方策を講じています。
リスク管理に係る基本方針
リスク管理の基本方針
36
再保険を手配する際には、再保険会社の倒産などによっ
て再保険金が回収不能とならないよう、格付等による出
再先の再保険会社の選定基準を定めるとともに、特定の
当社では、
「リスク管理全体の方針」および「個別リス
再保険会社に過度のリスクが偏らないよう、再保険責任
クの管理方針」を取締役会において策定し、この方針に
の分散を図っています。主要な集積リスクである地震お
沿って各リスク管理責任部署がリスク管理を行っていま
よび台風の自然災害リスクについては、それぞれ関東大
す。具体的には、リスク管理規程の整備、各リスクの評
震災や東海・南海・東南海連動型地震、伊勢湾台風やそ
価・モニタリングの実施および経営への報告、リスク定量
れ以上の台風を想定し、そのような自然災害が発生した
化等の計測手法の充実などを行っています。
場合でも、当社の1災害あたりの最終正味損害額が一定
の範囲に収まるよう、割合再保険および非割合再保険を
を「平常時」
「要注意時」
「懸念時」
「危機時」
「巨大災害
併用して再保険手配を行っています。また、再保険を引
時」に区分し、資金繰りの状況に応じて迅速かつ適切な
き受ける際には、引受危険の質・量および過去の成績等
対応ができるよう態勢を整備しています。
を十分に分析し、保険収支への影響を勘案して、成績が
安定しているものを中心に限定して引き受けを行ってい
オペレーショナルリスク管理
ます。
オペレーショナルリスクとは、社員・代理店が正確な事
資産運用リスク管理
失を被る事務リスク、コンピューターシステムのダウンも
務を怠ったりまたは不正を起こしたりすることによって損
資産運用リスクとは、保有する運用資産の価値が変動
しくは誤作動またはコンピューターの不正使用によって損
することによって損失を被るリスクです。
失を被るシステムリスクに加え、法務リスク、人的リスク、
資産運用リスクを管理するため、市場リスク、信用リス
有形資産リスクおよび風評リスクの総称です。
ク、不動産投資リスクおよび市場流動性リスクに分類し、
オペレーショナルリスクを管理するため、規程・マニュ
厳正に管理しています。
アルの整備や社員・代理店に対する研修の実施などによっ
VaR(バリュー・アット・リスク)※を用いて市場リス
てリスクの低減を図っているほか、オペレーショナルリス
クに信用リスクを加味したリスク量を測定・管理し、過大
クの特定、評価、モニタリングおよびコントロールを行い、
なリスク量を保有することがないようリスクコントロール
厳正に管理しています。
に努めています。
また、個人情報や機密情報の管理につきましても、情
また、市場流動性リスクの管理として、流動性の高い
報資産管理方針(セキュリティポリシー)等を制定し、そ
資産を一定額以上保有するように管理を行っています。
れらの情報を厳重に管理しています。
※V
aR(バリュー・アット・リスク)
:一定の確率のもとで被る可能
性がある予想最大損失額
子会社リスク管理
流動性リスク管理
流動性リスクおよびオペレーショナルリスクが顕在化する
流動性リスクとは、解約返戻金の一時的な増加や巨大
ことによって損失を被るリスクです。
災害での資金流出により資金繰りが悪化し、資金の確保に、
子会社リスクを管理するため、規程を整備し、子会社
通常よりも著しく低い価格での資産売却を余儀なくされ
リスクの特定、評価、モニタリングおよびコントロールを
ることによって損失を被るリスクです。
行っています。
企業の社会的責任のために
子会社リスク管理とは、子会社における資産運用リスク、
流動性リスクを管理するため、日々の資金繰りの状況
リスク管理態勢の組織図
取締役会
監査役会
監 査 役
常 務 会
リスク管理委員会(事務局:リスク管理部)
統合リスク管理
個別のリスク管理
資産運用リスク
緊急時危機管理
オペレーショナルリスク
子会社リスク
風 評 リ ス ク
有形資産リスク
人 的 リ ス ク
法 務 リ ス ク
システムリスク
事 務 リ ス ク
流動性リスク
市場流動性リスク
不動産投資リスク
信 用 リ ス ク
市 場 リ ス ク
保険引受リスク
リスク管理責任部署(リスク管理統括部署:リスク管理部)
37
• 社内・社外の監査・検査態勢
社内の監査
社外の監査・検査
当社は、業務運営の健全性と適切性を確保する観点から、
当社は、監査法人(新日本有限責任監査法人)による
監査役が取締役の業務執行に対して監査を行うとともに、
会社法・金融商品取引法に基づく会計監査を受けています。
業務執行部門から独立した組織である内部監査部が営業
このほか、保険業法の定めにより金融庁および財務省財
部門、損害サービス部門、本社部門等を対象とした内部
務局の検査を受けています。
監査を実施し、内部統制および内部管理態勢(リスク管
理態勢を含む)等の適切性・有効性の検証と、検証によ
り発見された課題に対する改善取り組みの状況をフォ
ローアップすることにより、内部監査の実効性の確保に努
めています。
また、内部監査結果については被監査部門に対して通
知するとともに、定期的に取締役会等に報告しています。
• 個人情報保護
当社ではお客様からいただいた個人情報の保護を図る
お客様情報の利用目的等につきましては、次の「個人
ため、個人情報の保護に関する法律および関連のガイド
情報保護指針(プライバシーポリシー)
」を定め、当社
ライン等に基づき、社内諸規程を整備し、社員および代
ホームページ(http://www.kyoeikasai.co.jp)で公表し
理店等に対する教育・研修を実施し、適正な取り扱いが
ています。
行われるよう努めています。
個人情報保護指針(プライバシーポリシー)
〜当社の個人情報に関する取り扱いについて〜
38
遵守して、個人情報を適正に取り扱うとともに、安全管理につ
いては、金融庁および一般社団法人日本損害保険協会の実務指
針に従って、適切な措置を講じます。
当社は、個人情報保護の重要性に鑑み、また、損害保険業に
当社は、個人情報の取り扱いが適正に行われるように従業者
対する社会の信頼をより向上させるため、個人情報の保護に関
への教育・指導を徹底し、適正な取り扱いが行われるよう取り
する法律(個人情報保護法)その他の関連法令、金融分野にお
組んでまいります。また、当社の個人情報の取り扱いおよび安
ける個人情報保護に関するガイドラインや一般社団法人日本損
全管理に係る適切な措置については、適宜見直し、改善いたし
害保険協会の指針(損害保険会社に係る個人情報保護指針)を
ます。
(1)個人情報の取得
当社は、業務上必要な範囲内で、かつ、適法で公正な手段に
より個人情報を取得します。
当社では、主に申込書、契約書、保険金請求書、取引書類、
アンケートなどにより個人情報を取得します。また、各種お問
い合わせ、ご相談等に際して、内容を正確に記録するため、通
話の録音などにより個人情報を取得することがあります。
・当社のグループ会社・提携先企業との間で共同利用を行う
場合(下記(5)グループ会社・提携先企業との共同利用
をご覧ください)
・損害保険会社等の間で共同利用を行う場合(下記(6)情
報交換制度等をご覧ください)
・原動機付自転車および軽二輪自動車の自賠責保険契約に関
する個人データを国土交通省へ提供し、同省との間で共同
利用を行う場合(下記(7)国土交通省との共同利用をご
(2)個人情報の利用目的
覧ください)
当社は、取得した個人情報を、次の目的および下記(5)
、
(6)
、
(7)に掲げる目的(以下、
「利用目的」といいます)の達成に
(4)個人データの取り扱いの委託
必要な範囲内で利用します。利用目的は、お客様にとって明確
当社は、利用目的の達成に必要な範囲において、個人データ
になるよう具体的に定め、下記のとおりホームページ等により
の取り扱いを外部に委託することがあります。当社が、外部に
公表します。また、取得の場面に応じて利用目的を限定するよ
個人データの取り扱いを委託する場合には、委託先の選定基準
う努め、申込書・パンフレット等に記載します。さらに、利用
を定め、あらかじめ委託先の情報管理体制を確認するなど委託
目的を変更する場合には、その内容をご本人に通知するか、
先に対する必要かつ適切な監督を行います。
ホームページ等により公表します。その他の目的に利用するこ
当社では、例えば次のような場合に、個人データの取り扱い
とはありません。
を委託しています。
[1]当社の商品の販売・サービスの提供、契約の維持・管理。
・保険契約の募集に関する業務
当社の商品・サービスは次のとおりです。 ・損害調査に関わる業務
・損害保険、ローンおよびこれらに付帯・関連するサービス
・情報システムの保守・運用に関わる業務
スの案内・提供。当社のグループ会社・提携先企業の商
品・サービスは次のとおりです。
・生命保険、セミナー、コンサルテーション
[3]保険事故の調査(医療機関・当事者等の関係先に対する
照会等を含みます)
(5)グループ会社・提携先企業との共同利用
当社は、当社・当社のグループ会社および提携先企業が取り
扱う商品・サービスを案内または提供するために、各社間で次
の条件のもと、個人データを共同利用します。
[1]個人データの項目:住所、氏名、電話番号、電子メール
[4]当社が有する債権の回収
アドレス、性別、生年月日、その他
[5]融資の審査ならびに融資契約の締結、履行および管理
[6]再保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および再保
険金の請求
[7]他の事業者から個人情報(データ)の処理の全部または
企業の社会的責任のために
[2]当社・当社のグループ会社・提携先企業の商品・サービ
申込書等に記載された契約内容
[2]管理責任者:当社
※当社のグループ会社・提携先企業については、下記会社一
覧をご覧ください。
一部について委託された場合等において、委託された当
該業務
[8]市場調査ならびにデータ分析やアンケートの実施等によ
る保険商品・金融商品・サービスの開発・研究
[9]お問い合わせ・依頼等への対応
(6)情報交換制度等
[1]損保業界の情報交換制度について
当社は、保険制度の健全な運営を確保するため、また、不
正な保険金請求を防止するために、損害保険会社等との間で、
[10]その他、お客様との取引の適切かつ円滑な履行
個人データを共同利用します。また、自賠責保険に関する適
※当社のグループ会社・提携先企業については、下記会社一
正な支払いのために損害保険料率算出機構との間で、個人
覧をご覧ください。
データを共同利用します。詳細につきましては、一般社団法
人日本損害保険協会のホームページ(http://www.sonpo.
(3)個人データの第三者への提供
当社は、個人データを第三者に提供するにあたり、以下の場
or.jp)または損害保険料率算出機構のホームページ(http://
www.giroj.or.jp)をご覧ください。
合を除き、ご本人の同意なく第三者に個人データを提供しません。
[2]代理店等情報の確認業務について
・法令に基づく場合
当社は、損害保険代理店の適切な監督や当社の職員採用等
・当社の業務遂行上必要な範囲内で、保険代理店を含む委託
先に提供する場合
のために、損害保険会社等との間で、損害保険代理店等の従
業者に係る個人データを共同利用します。また、損害保険代
39
理店への委託等のために、一般社団法人日本損害保険協会が
宗教等の団体もしくは労働組合への所属もしくは加盟に
実施する損害保険代理店試験の合格者等の情報に係る個人
関する従業員等のセンシティブ情報を取得、利用または
データを共同利用します。詳細につきましては、一般社団法
第三者提供する場合
人日本損害保険協会のホームページ(http://www.sonpo.
[4]法令等に基づく場合
or.jp)をご覧ください。
[5]人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合
[6]公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために
(7)国土交通省との共同利用
特に必要がある場合
当社は、原動機付自転車および軽二輪自動車の自賠責保険の
[7]国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた
無保険車発生防止を目的として、国土交通省が、自賠責保険契
者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する
約期間が満了していると思われる上記車種のご契約者に対し、
必要がある場合
契約の締結確認のはがきを出状するため、上記車種の自賠責保
険契約に関する個人データを国土交通省へ提供し、同省を管理
責任者として同省との間で共同利用します。
(10)ご契約内容・事故に関するご照会
ご契約内容に関するご照会については、取扱代理店、保険証
詳細につきましては、国土交通省のホームページ(http://
券に記載された営業店または最寄りの営業店にお問い合わせく
www.jibai.jp)をご覧ください。
ださい。また事故に関するご照会については保険証券に記載の
<お問い合わせ先>
ることを確認させていただいたうえで対応します。
事故相談窓口にお問い合わせください。ご照会者がご本人であ
国土交通省 自動車局 安全政策課
所在地 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2丁目1番地3号
電話 03-5253-8111(内線:41623)
(業務時間:午前8時45分〜午後6時15分 土日祝祭日・年末
年始を除きます)
ホームページアドレス http://www.jibai.jp
(11)個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の
通知、開示、訂正等、利用停止等
個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通知、
開示、訂正等または利用停止等に関するご請求については、下
記(13)の当社のお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
ご請求者がご本人であることを確認させていただくとともに、
(8)信用情報の取り扱い
当社は、保険業法施行規則第53条の9に基づき、信用情報に
当社所定の書式に必要事項をご記入いただいたうえで手続きを
行い、後日、原則として書面で回答します。なお、保有個人
関する機関(ご本人の借入金返済能力に関する情報の収集およ
データの利用目的の通知および開示に関するご請求については、
び保険会社に対する当該情報の提供を行うものをいいます)か
回答にあたり、当社所定の手数料をいただきます。詳細につき
ら提供を受けた情報であって、個人であるご本人の借入金返済
まし て は、 当 社 の ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.kyoeikasai.
能力に関するものを、ご本人の返済能力の調査以外の目的のた
co.jp)をご覧ください。
めに利用しません。
当社が、必要な調査を行った結果、ご本人に関する情報が不
正確である場合は、その結果に基づいて正確なものに変更させ
(9)センシティブ情報の取り扱い
ていただきます。
当社は、保険業法施行規則第53条の10に基づき、政治的見
解、信教(宗教、思想および信条をいいます)
、労働組合への
(12)個人データの安全管理措置の概要
加盟、人種および民族、門地および本籍地、保健医療および性
当社は、取り扱う個人データの漏えい、滅失または毀損の防
生活ならびに犯罪歴に関する個人情報(以下、
「センシティブ
止その他の個人データの安全管理のため、安全管理に関する基
情報」といいます)を、次に掲げる場合を除き、取得、利用ま
本方針・取扱規程等の整備および安全管理措置に係る実施体制
たは第三者に提供しません。
の整備等、十分なセキュリティ対策を講じるとともに、利用目
[1]保険業の適切な業務運営を確保する必要性から、原則と
的の達成に必要とされる正確性・最新性を確保するために適切
して書面による本人の同意に基づき、業務遂行上必要な
な措置を講じています。
範囲でセンシティブ情報を取得、利用または第三者提供
なお、安全管理措置に関するご質問については、下記(13)
する場合
の当社のお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
[2]相続手続きを伴う保険金支払事務等の遂行に必要な限り
において、センシティブ情報を取得、利用または第三者
提供する場合
[3]保険料収納事務等の遂行上必要な範囲において、政治・
40
(13)お問い合わせ窓口
当社は、個人情報の取り扱いに関する苦情・相談に対し適
切・迅速に対応いたします。
当社の個人情報の取り扱いや保有個人データに関するご照
会・ご相談、安全管理措置等に関するご質問は、下記までお問
い合わせください。
(会社一覧)
当社のグループ会社・提携先企業は、下記のとおりです。
[1]グループ会社:全国共済農業協同組合連合会、共栄火災
オフィスサービス株式会社、株式会社共
<お問い合わせ先>
栄セイフティ・ライフ・システムズ、株
共栄火災海上保険株式会社 カスタマーセンター
所在地 〒179-0075 東京都練馬区高松5丁目8番20号
電話 03-5372-7035
式会社三幸社
[2]提 携 先 企 業:フコクしんらい生命保険株式会社
(受付時間:午前9時〜午後5時 土日祝祭日・年末年始を除きます)
また、当社は、認定個人情報保護団体である一般社団法人日
本損害保険協会の対象事業者です。
同協会では、対象事業者の個人情報の取り扱いに関する相
談・苦情を受け付けております。
<お問い合わせ先>
一般社団法人日本損害保険協会 そんぽADRセンター東京
(損害保険相談・紛争解決サポートセンター東京)
所在地 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目105
番地 ワテラスアネックス7階
電話 03-3255-1470
(受付時間:午前9時〜午後5時 土日祝祭日・年末年始を除きます)
企業の社会的責任のために
ホームページアドレス http://www.sonpo.or.jp
• お客様の利益の保護を図るための取り組み
当社は、お客様の利益が不当に害されることがないよ
図るための方針)
」を定め、利益相反のおそれがある取引
う「共栄火災利益相反管理方針(お客様の利益の保護を
の管理に努めています。
共栄火災利益相反管理方針
(お客様の利益の保護を図るための方針)
当社は、適切かつ健全な損害保険業務を行うにあたり、当社
観点から、各業務の担当部門と検討を行い、本方針の対象とな
る「利益相反のおそれのある取引」
(以下、
「対象取引」といい
ます)を特定します。
①お客様の利益が損なわれることによって、当社または当社
および当社のグループ金融機関(以下、
「当社等」といいます)
関係者が経済的利益を得るかまたは経済的損失を避ける
が行う取引によって、競合・対立する複数の利益の間に利益相
可能性があるか否か
反が発生した結果、お客様の利益が不当に害されることがない
よう、利益相反のおそれがある取引を管理するべく、「共栄火
災利益相反管理方針」を定め、これを遵守します。
(本方針における「当社のグループ金融機関」とは、全国共
済農業協同組合連合会および農林中金全共連アセットマネジメ
ント株式会社のことをいいます)
②お客様との取引の結果、お客様の利益とは明確に区別される
利益を当社または当社関係者が取得する可能性があるか否か
③あるお客様の利益よりも他のお客様を優先する経済的な利
益等が当社または当社関係者にあるか否か
④当社または当社関係者がお客様と同一の業務を行っている
か否か
⑤お客様以外の者から、お客様との取引に関連して、通常の
利益相反のおそれのある取引の特定
手数料や費用以外の金銭、財貨もしくはサービスの形で、
当社等が行う取引に伴い、当社の行う「保険関連業務」
(保
当社または当社関係者が利益を得る場合または将来得るこ
険業法の規定に拠ります。以下同様とします)にかかるお客様
の利益が不当に害されることのないよう、当社は以下のような
とになるか否か
なお、保険業法をはじめとする業務上の関連法令における禁
41
止行為については、当社における従来の法令等遵守態勢の中で
もしくは一方の取引の中止を行う場合、当社の役員等が当
管理を徹底してきておりますが、お客様の利益が不当に害され
該変更または中止の判断に関与する場合を含め、当該判断
ることがないよう、今後もこれまでと同様に、これら禁止行為
にかかるそれぞれの法令等の遵守徹底を進めてまいります。
に関する権限および責任を明確にします。
③利益相反事実のお客様への開示
当社は、お客様へ利益相反の事実を開示する場合、利益相
対象となるお客様
反の内容や開示の方法を選択した理由等について、お客様
本方針における「お客様」とは、当社の行う保険関連業務に
のご経験等を考慮しつつ、書面等の方法により開示したう
関して、
えでお客様の同意をいただくなど、公正な対応を確保しま
①当社等との間ですでに取引関係のある者
②当社等との間で取引を行おうとする者
す。
なお、当社は、上記①、②、③以外に、これらの組合せや個
③当社等との間で過去に取引を行った者のうち、当該取引に
別事例の実態に応じた管理方法により、お客様の利益保護を適
関して当社等に法的権利を正当に有している者
正に確保し、対象取引を管理します。
をいいます。
利益相反管理態勢
対象取引の管理方法
当社は、利益相反管理統括者、利益相反管理部署を定め、各
当社は、対象取引について、それぞれの事案に応じて、以下
部門と連携し、利益相反管理態勢を構築します。
のような管理方法を選択・実施します。
①部門の分離
利益相反のおそれのある取引の管理の記録および保存
当社は、当社内の部門間において、情報を共有することに
利益相反管理部署は、対象取引およびその管理のために行っ
よる利益相反が発生する可能性がある場合には、システム
た措置について記録し、記録作成の日から5年間保存します。
上のアクセス制限や物理上の遮断を行う等の適切な情報遮
断措置を講じます。
内部監査
②取引条件または方法の変更、一方の取引の中止
当社は、内部監査により、利益相反管理に係る業務運営体制
当社は、利益相反管理のために取引条件または方法の変更
について定期的に検証を行います。
• 反社会的勢力との関係を遮断するための取り組み
当社は、
「反社会的勢力による被害を防止するための基
とに努め、公共の信頼を維持し適切かつ健全な企業経営
本方針」に基づき、反社会的勢力との関係を遮断するこ
を実現します。
反社会的勢力による被害を防止するための基本方針
取引を含めた一切の関係を遮断します
反社会的勢力とは一切の関係をもちません。また、反社会的
当社は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢
勢力であると知らずに関係を有してしまった場合には、相手方
力および団体に対し、断固とした姿勢で臨むため、
「反社会的
が反社会的勢力であると判明した時点で可能な限り速やかに関
勢力による被害を防止するための基本方針」を定めています。
係を解消します。
組織として対応します
有事における民事と刑事の法的対応を行います
反社会的勢力から不当要求がなされた場合には、担当者や担
反社会的勢力の不当要求に対しては、あらゆる民事上の法的
当部署だけに任せるのではなく、組織として対応します。
対抗手段を講じるとともに、積極的に被害届けを出すなど、刑
事事件化も躊躇しません。
外部専門機関と連携します
反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察・暴力
裏取引や資金提供は絶対行いません
追放運動推進センター・弁護士等の外部の専門機関と緊密な連
反社会的勢力による不当要求が、事業活動上の不祥事や従業
携関係を構築します。
員の不祥事を理由とするものであっても、事案を隠蔽するため
に裏取引や資金提供をするなどの行為は絶対行いません。
42
お 客様の声にお応えするために
当社は「常にお客様の視点に立って行動し、信頼と期待にお応えします」を経営理念に掲げています。
この理念を実践するために、お客様の声にお応えする取り組みの態勢整備、お客様の声窓口の充実、品質向上に向けた
業務の改善を進めています。
• お客様の声にお応えする取り組み
当社はお客様の声にお応えするために、お客様の声対
2012年7月にⅠSO10002自己適合宣言をしました。
応方針や経営に活かすしくみなど「お客様の声対応マネ
ⅠSO10002自己適合宣言を機に、これからもお客様の
ジメントシステム」の整備と継続的な業務改善を進め、
声にお応えする取り組みをより一層進めてまいります。
苦情対応マネジメントシステムの国際規格「ⅠSO10002」への自己適合宣言
共栄火災海上保険株式会社は、2012年7月1日付で苦情対応のための国際規格「ⅠSO10002」(品質マネジメ
ント-顧客満足-組織における苦情対応のための指針)に適合したお客様の声対応マネジメントシステムを構築し、
適切な運用を行っていることを宣言します。
今後も、経営理念である「常にお客様の視点に立って行動し、信頼と期待にお応えします」を実践し、お客様満
足の向上に向けた取り組みを推進してまいります。
「お客様の声」対応方針
企業の社会的責任のために
基本理念
当社は、お客様の声を真摯に受け止め、誠実かつ迅速な対応
を行うとともに、常にお客様の声を商品・サービスの改善など
業務品質の向上に活かしていくことにより、お客様から真に信
頼される保険会社を目指します。
基本方針
1. お
客様の声への対応を当社のすべての部門において最優先
課題として取り組みます。
2. 常にお客様の権利を尊重した対応を行います。
3. お
客様の声は当社全体に向けられたものと理解し、組織を挙
げて責任ある対応を行います。
4. すべてのお客様の声に対し公平な対応を行います。
5. 不当な要求に対しては毅然とした対応を行います。
6. お
客様の声を真摯に受け止め、より良い商品・サービスを提
供するための貴重な情報源とします。
7. お客様の個人情報は厳重に保護します。
お客様の声を経営に活かすしくみ
お客様からいただいたご意見・ご要望・苦情等のお客
これらの内容は、経営による「コンプライアンス・品質向
様の声は、品質向上推進室に集約されます。品質向上推
上統括会議」に報告され、お客様の声が着実に経営に反
進室ではその声を分析し、本社関連部への商品やサービ
映されるよう万全な態勢を構築しています。
スなどの改善提言や業務改善策の検証を行っています。
お客様の声窓口
お客様の声分析、改善策の指示・検討
お 客 様
報告
カスタマーセンター
お客様の声
代理店
営業店
集約
損害サービス拠点
品質向上推進室
ホームページ
アンケート
改善提言
経営
コンプライアンス・
品質向上統括会議
改善
指示
本社関連部
改善策の実施・公表
43
• お客様の声窓口
お客様の声にお応えするために、保険契約に関するお
理店をはじめ、当社の最寄り営業店・損害サービス拠点
問い合わせやご意見・ご要望を気軽にご相談いただける
等で承っているほか、本社に専門窓口を設置し相談を承っ
窓口の充実を図っています。
ています。
お客様からのお問い合わせやご相談は、契約の取扱代
お電話によるお問い合わせ・ご相談
● カスタマーセンター
商品・サービスに関する一般的なお問い合わせ・ご相
談は、カスタマーセンターでも承っています。
ホームページによるお問い合わせ・ご相談
お客様からのご意見・ご要望・苦情等はホームページ
でも承っています。
0120-719-112(通話料無料)
●共栄火災ホームページ
http://www.kyoeikasai.co.jp
お客様の声の受付状況
本社「カスタマーセンター」にいただいたお問い合わせの件数は次のとおりです。
2014年度
損害保険全般
事故関連
合計
10,818件
2,051件
12,869件
本社「カスタマーセンター」をはじめ、全国の窓口にいただいた苦情の件数は次のとおりです。
2014年度
契約・募集
契約管理・保全・集金
保険金のお支払い
その他
合計
720件
3,179件
3,590件
369件
7,858件
お客様アンケートの実施
幅広くお客様からのご意見・ご要望等を収集する目的で、
方を対象に、事故対応のお客様満足度調査を実施してい
お客様アンケートやホームページでお客様の声をお受け
ます。
する態勢も構築しています。いただいたアンケート結果
また、すべてのご契約者を対象に保険証券にアンケー
をもとに、保険商品やサービスの向上に役立てています。
トのお願いを同封し、ご契約に関する満足度アンケートを
2014年度も、全国のご契約者の中から、当社の自動
実施しています。
車保険や火災新種保険の事故対応が完了した被保険者の
44
2014年度 事故対応の満足度に関するアンケート
2014年度 契約の満足度に関するアンケート
事故対応サービス全般に対する回答
ご契約全般に対する回答
大いに不満
1.3%
大いに不満
5.1%
不満
5.2%
不満
8.9%
やや満足
36.0%
満足
57.5%
やや満足
38.0%
満足
48.0%
• 品質向上に向けた取り組み
当社では、お客様からいただいた声を品質向上につなげる取り組みを継続的に実施しています。
主な取り組み
現場の声窓口制度
保険証券の早期お届けに向けた取り組み
お客様からいただいた声などを商品やサービス等の改
「正しい保険証券を早期にお届けする」をテーマに、こ
善・向上につなげるよう社内に現場の声窓口を設け、現
れまでにお客様からいただいた声を活かし、全社を挙げ
場の声を活かした提案・改善活動に取り組んでいます。
てご契約の案内から保険証券がお客様に届くまでの業務
プロセスの改善に取り組んでいます。
お客様の声に基づいた具体的な改善例
当社にいただいたお客様の声に基づき、2014年度においては以下のような改善を実施しました。
具体的な改善内容
キャッシュレス化を推進するなら、もっと提携金
融機関を増やしてほしい。
一部の信託銀行からの口座振替ができるようにし
ました。
「後遺障害保険金についてのご案内」の帳票に電話
番号の記載とともに対応時間も記載してほしい。
ご指摘の帳票に対応時間の記載がありませんでし
たので、
「ご照会時間:平日午前9時~午後5時」
と記載しました。
地震自動継続なしパターンの案内内容が非常にわ
かりづらい。改定後の地震保険料の表示が、誤解
を招く(次の始期応答日で保険料が変更になる)
恐れがあるため、もう少しわかりやすい表示にで
きないか?
ご要望いただいたとおり、誤解を招かないように
注記の文字を大きくしました。
リースカー・オープンポリシー契約の場合、保険
金支払案内を、契約者だけではなく、賠償被保険
者(保険金請求者)にも通知してほしい。
リースカー・オープンポリシーの賠償被保険者(保
険金請求者)にも保険金支払案内通知をするよう
にしました。
企業の社会的責任のために
お客様の声
45
• 中立・公正な立場で問題を解決する紛争解決機関
手続実施基本契約を締結している
指定紛争解決機関
そんぽADRセンター以外の損害保険業界
関連の紛争解決機関
当社は、保険業法に基づく金融庁長官の指定を受けた
一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構
指定紛争解決機関である一般社団法人日本損害保険協会
自賠責保険(自賠責共済)の保険金(共済金)の支払
と手続実施基本契約を締結しています。
いをめぐる紛争の公正かつ適確な解決を通して、被害者
同協会では、損害保険に関する一般的な相談のほか、
の保護を図るために設立され、国から指定を受けた紛争
損害保険会社の業務に関連する苦情や紛争に対応する窓
処理機関として、一般財団法人自賠責保険・共済紛争処
口として、「そんぽADRセンター」(損害保険相談・紛
理機構があります。同機構では自動車事故に係る専門的
争解決サポートセンター)を設けています。受け付けた
な知識を有する弁護士、医師、学識経験者等で構成する
苦情については、損害保険会社に通知して対応を求める
紛争処理委員が、自賠責保険(自賠責共済)の支払内容
ことで当事者同士の交渉による解決を促すとともに、当
について審査し、公正な調停を行います。同機構が取り
事者間で問題の解決が図れない場合には、専門の知識や
扱うのはあくまで自賠責保険(自賠責共済)の保険金
経験を有する弁護士などが中立・公正な立場から和解案
(共済金)の支払いをめぐる紛争に限られますのでご注
を提示し、紛争解決に導きます。
意ください。
当社との間で問題を解決できない場合には、「そんぽ
詳 し く は、 同 機 構 の ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.
ADRセンター」に解決の申し立てを行うことができます。
jibai-adr.or.jp)をご参照ください。
一般社団法人日本損害保険協会そんぽADRセンター
の連絡先は以下のとおりです。
ナビダイヤル
0570-022808
IP電話からは
03-4332-5241
(全国共通・通話料有料)
公益財団法人交通事故紛争処理センター
自動車保険の対人・対物賠償保険に係る損害賠償に関
する紛争を解決するために、相談・和解のあっせんおよ
び審査を行う機関として、公益財団法人交通事故紛争処
(そんぽADRセンター東京)
理センターがあります。全国10カ所において専門の弁
受付時間:月曜日〜金曜日の午前9時15分~午後5時
※祝日・休日および12月30日から1月4日を除きます。
護士が中立・公正な立場で相談・和解のあっせんを行う
ほか、あっせん案に同意できない場合は、法律学者、裁
詳 し く は、 同 協 会 の ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.
判官経験者および弁護士で構成される審査会に審査を申
sonpo.or.jp)をご参照ください。
し立てることもできます。
詳しくは、同センターのホームページ(http://www.
jcstad.or.jp)をご参照ください。
46
人 材育成・人材開発への取り組み
「会社の発展の礎は人材にある」という基本的な考えのもと、質の高い人材の確保に努めるとともに、社員一人ひとりの
能力を最大限に発揮するために資質の高い人材の育成と開発に取り組んでいます。
• 社員の採用と教育
採用方針
人材育成スキーム
「会社の発展の礎は人材にある」との認識に基づき、質の
「自律型社員」の育成を目的として、
「人材育成スキーム」
高い人材確保に努めています。
を実施しています。
成果達成に向けて、自主的に正しい判断を機敏に行い、
「人材育成スキーム」では、マネージャー層から若年層に
その判断に基づき的確に行動する人材、いわゆる「自律型
向けた階層別研修カリキュラム、営業・損害サービス等の
社員」を求めています。
部門別教育、個々人のキャリア自律形成プログラム、組織
の活性化を目的とした人材交流(社内留学)など、社員の
新卒採用者の推移
資質向上に向けた各種施策を展開しています。
2013年度
2014年度
2015年度
総
合
職
29人
31人
53人
一
般
職
40人
30人
34人
69人
61人
87人
計
組織としてお客様に最大限のサービスを提供できるよう、
社員一人ひとりの個性や適性を考慮し、適切な人材配置を
企業の社会的責任のために
• 人事制度
職務行動評価(コンピテンシー評価)
行うよう努めています。
成果だけでなくプロセスも評価しようという評価システ
当社の人事制度は、社員一人ひとりの役割(職務)と責
ムです。成果を生み出すために「実際に取った具体的な行
任を明確化し、達成感と公平性を高めるため、厳正かつ公
動」を自己申告し、その行動がどの水準であったかを評価
平な評価システムとなっています。また、評価を通し、
「自
します。
律型社員」を創出するために、上司と部下は徹底したコミュ
ニケーションを図ることとしています。
目標管理制度による業績評価
全社員が、「会社事業計画」において、どの「役割」と
「責任」を担っているのか、また、「会社事業計画」達成の
役職者のアセスメント
役職者(マネージャー、代理職)は、毎年、役職任用の
継続可否を、
「職務行動評価(コンピテンシー評価)」のほ
かに、リーダーシップ力、マネジメント力を「アセスメン
ト(審査)
」したうえで決定します。
ためには何をしなければならないのかを明確にするために、
「会社事業計画」に基づいた「個人目標」を設定し、
『目標
の達成度合い=成果(会社貢献)』を評価するシステムです。
47
• 働きやすい職場環境づくり
休暇制度
福利厚生制度
有給休暇のほかに、以下の休暇制度を設けています。
法律で定められている社会保険等の福利厚生制度のほか、
● 夏期休暇(3日)
以下の諸制度を実施しています。
● 冬期休暇(1日)
● 慶弔金、傷病・災害見舞金支給制度
● 永年勤続休暇(3日もしくは7日)
● 財形貯蓄制度
● 記念日休暇(1日)
● 住宅積立預金制度
● 結婚休暇(5日)
● 確定給付企業年金制度
● 出産休暇(産前産後8週間)
● 会社所有または提携の保養施設
● 配偶者の出産(2日)
● 独身寮、社宅
子育てや生活支援
女性従業員をはじめとして、仕事と子育てを両立できる
働きやすい環境を作るために、さまざまな支援制度を設け
ています。
子育て支援制度
● 育児休業制度
● 母性健康管理ならびに育児時間に関する制度
生活支援制度
● 介護休業制度
• 人権啓発の取り組み
企業の社会的責任を果たすために、そして社員がいきい
本方針」のもと人権問題についての教育を推進しています。
きと働ける職場環境を実現するために、継続的な人権啓発
さらに、全国の部支店に54名(2014年度)の人権問題教
に取り組んでいます。差別やハラスメントのない人権尊重
育推進員を配置し、きめ細かな対応を行っています。
文化を職場に定着させるため、1982年から社長を委員長
また、
「ハラスメントの未然防止基本方針」を定め、ハラ
とする「人権問題教育推進委員会」を設置し、「人権啓発基
スメントの発生防止に努めています。
ハラスメントの未然防止基本方針
当社は損害保険事業を通じて社会・公共の利益に資する役
割を担っており、業務遂行にあたってはすべての従業員が個
人として尊重され、お互いに信頼し合って働ける職場環境を
つくり、これを維持していくことがなによりも重要である。
また当社倫理規則の基本原則においても、個々人の人権を
尊重し、公平・平等に接遇することをうたっている。
48
ハラスメントの発生は職場の就業環境を悪化させ、従業員
の人権や働く権利を侵害し、その労働条件に不利益をもたら
すばかりでなく、企業秩序を乱し、業務の円滑な遂行を阻害し、
企業の効率的運営に重大な悪影響を及ぼすものである。
従って、当社従業員は、お互いをよりよきパートナーと認
め合い尊重し合って、職場でのいかなる形態のハラスメント
についても行為加害者にならないことはもちろん、日常的に
発生防止に努めていく義務がある。
積 極的な情報開示
経営の健全性や透明性を高め、企業が社会的信頼を得るために、情報開示は重要なテーマです。
当社は共栄火災倫理規則の基本原則の中で、
「事業活動全般を、効率的で、公平、公正かつ透明なものとし、顧客および
株主の利益を最優先とする」とし、さらに法令等に関する遵守基準(役員・社員行動規範)では、適切な企業情報の開示に
ついて、
「顧客、株主をはじめとする社会とのコミュニケーションを積極的に図り、経営情報の適切な開示に努め、経営の
透明性を高めます」と定めています。
これらの考えに基づき、経営情報をはじめとし、当社に関する情報の積極的な開示に努めています。
• コミュニケーションツール
ディスクロージャー誌の発行
ホームページ
共栄火災ホームページ
解いただくために、ディス
http://www.kyoeikasai.co.jp
クロージャー誌「共栄火災
ホームページはステークホルダーと当社をつなぐ大切
の現状」を毎年発行して
なコミュニケーション手段であるとの認識のもと、会社情
います。法令で開示するこ
報や商品ラインアップ、ニュースリリースをはじめとする
とが定められている事項に、
幅広い情報を掲載していま
自主的に開示すべきと判断
す。ホームページの特性を
した項目を加え、より幅広
活かし、タイムリーな最新
い積極的な情報開示に努
情報の提供に努めています。
企業の社会的責任のために
共栄火災をより深くご理
めています。わかりやすさ
の観点から、会社案内としての機能を充実させた「企業
[主なコンテンツ]
情報編」と、経営指標数値等のデータを中心とした「資
・個人向け商品
料編」で構成されています。
・法人向け商品
・ご契約にあたって
・ご契約者様へ
・共栄火災について
「KYOEI Profile(会社案内)
」の発行
など
共栄火災の概要や特長、
主な商品などをわかりや
すくコンパクトにまとめた
会 社 紹 介 冊 子「KYOEI
Profile(会社案内)
」を発
行しています。
事業報告書
株主の方々に向けて事
業報告書を発行し、業績
等の報告を行っています。
49
社 会とともに歩む〜共栄火災の社会貢献活動〜
「共存同栄」
「相互扶助」の精神──共栄火災創業以来の理念を具現化するのが地道な社会貢献活動です。例えば、創立
50周年(1992年)を記念して女性社員の制服をリニューアルした際、旧制服をマリ共和国(西アフリカ)の難民キャン
プに贈ったことがきっかけとなり、社員の自発的な呼びかけから、1993年に「“義理チョコ・あげたつもり・もらったつも
り”バレンタイン・チャリティ募金」と「クリスマス・チャリティ」が始まりました。
このような社員一人ひとりが自発的に始めた取組みが、やがて全社を挙げての取組みへと発展し、現在でも「一過性に
終わらない社会貢献」を基本に、地道に、そして積極的に取組んでいます。
• ともに生きるための活動
“義理チョコ・あげたつもり・もらったつもり”
バレンタイン・チャリティ募金
熱気球 「まもるくん」 号による
ボランティア活動
職場で、なかば儀礼的となっていたバレンタインデー
「夢は大空へ」
。共栄火災の熱気球ボランティア活動に
の義理チョコとホワイトデーのお返しを、もっと有意義な
はそんな応援のメッセージが込められています。当社の
目的に使えないかと女性社員有志が発起し、1993年から
主力商品「まもるくん(建物更新総合保険)
」のキャラク
「“義理チョコ・あげたつもり・もらったつもり”バレンタイ
ターであるビーバーをデ
ン・チャリティ募金」を実施しています。これは義理チョ
ザ イ ン し た 熱 気 球 は、
コをあげたつもりで、また、ホワイトデーにお返ししたつ
1992年から全国の社 会
もりで1口500円をチャリティとして募金する活動です。
福祉施設等への慰問を続
毎年集まった募金は、マリ共和国(西アフリカ)の難民
けています。
キャンプを支援するため
に、NGOを通じて井戸や
学校、医薬品倉庫の建設、
砂漠化防止のための植林、
収集ボランティア
近年では水田づくりのた
1993年から、使用済み切手や使用済みプリペイドカー
めに活用されています。
ド、書き損じはがきなどを収集し、それぞれ福祉団体に
寄贈し、発展途上国の海外医療協力や日本点字図書館運
クリスマス・チャリティ
「クリスマス・チャリティ」は各家庭で不用になった衣
料品や余っている家庭常備薬、おもちゃ、文房具、裁縫
用具などを集め、マリ共和国(西アフリカ)の難民キャン
プへ贈る活動で、1993年から実施しています。また、同
時に1口300円で、それらの物品を送るための輸送費チャ
リティも実施しています。
毎年全国から数多くの物
品が集められ、これらを
社員自らが仕分け・梱包
を行った後にNGOを通じ
て寄贈されます。
50
営のための通信費などに役立てられています。
• 地球の環境を考える活動
地球環境保全に貢献する森林保護活動
「共栄火災エコーの森」
緑を育む活動に社員自らが参加しています。植樹した木
が長い年月をかけて成林したときには、国と友の会がそ
エコーの森友の会は1992年に設立され、植林活動を
の収益を一定の割合で分
原点とし、社員による1口500円の会費をもとに運営され
け合い、収益はすべて新
ています。国有林の分収造林事業に参加することによる
たな植林活動や自然環境
森林育成活動が主体です。これまでに、全国4カ所、総面
保全を目的とした活動に
積7.24haの植林地で22,700本を保護・育成しており、
充てられる予定です。
• 文化を高める活動
地域に根差したスポーツ支援活動
小さな街の美術館「大川美術館」への支援
ひとりでも多くの人々と楽しみを分かち合うために、当
古くより絹織物の街として栄えた群馬県桐生市。この
社は数々のスポーツ活動を支援しています。例えば、毎
街出身の故・大川栄二氏が約40年にわたって収集した国
年3月に海の中道海浜公園(福岡県福岡市)で開催される
内・海外の作家のコレクションを中心に、市の支援を得て、
1989年に市内を一望できる水道山の中腹に開館されたの
災スポーツフェスタ」として特別協賛を続けています。協
が「大川美術館」です。現在も、日本近代洋画を中心に約
賛だけでなく、当社の現地社員がスタッフとして参加し、
6,500点にのぼる作品を収蔵し、市民のための開かれた
チャリティバザーや運転診断コーナーの設置・運営などを
美術館として親しまれています。当社は1994年以来、同
通じて大会を支援しています。また、毎年7月に長野県信
美術館のメンバーシップ
濃町で開催される「野尻湖
制度であるB.M.O.会員と
カップトライアスロン・ジャ
して美術館運営に参加し
パンオープン」は、信濃町
ています。
企業の社会的責任のために
「海の中道はるかぜマラソン」に、1997年から「共栄火
の地域振興的な恒例行事と
して定着しており、当社は
1990年 の 第1回 大 会 から
協賛を続けています。
伝統文化が体験できる「徳川美術館」への支援
「徳川美術館」は、当社の初代会長である侯爵徳川義親
氏の寄附により1931年に創立された公益財団法人徳川
「東京室内歌劇場」の活動をバックアップ
黎明会が運営する私立美術館として1935年に開館しま
した。
1964年、日本オペラ界に貢献するために創立された
総石高61万9500石を領し御三家筆頭であった尾張徳
「東京室内歌劇場」 では、これまでに室内歌劇を中心に数
川家の歴代相伝の重宝、いわゆる「大名道具」を中心に、
多くのコンサート活動が続けられてきました。当社はその
徳川宗家(将軍家)や紀州徳川家、一橋徳川家、蜂須賀
メンバーによる、日本歌曲を中心としたコンサートに協賛
家などの大大名の重宝や、岡谷家・高松家をはじめさま
しています。
ざまな篤志家の寄贈品も収められてい
ます。当社は2015年より徳川美術館
の賛助会員となり、美術館運営に参加
しています。
51
• 損害保険業界としての取組み
当社は独自の社会貢献活動のほか、一般社団法人日本
止、軽減に向けて、さまざまな社会貢献活動に取組んで
損害保険協会の一員として、事故、災害および犯罪の防
います。
交通安全対策
交通事故防止・被害者への支援
自賠責保険事業から生じた運用益を、自動車事故防止
対策、自動車事故被害者支援等に活用しています。
交通安全啓発活動
・交 差点における事故低減を目的
として、47都道府県の人身事故
(発生)件数ワースト5の交差点
の特徴や注意点等をまとめた「全
国交通事故多発交差点マップ」
を損保協会ホームページで公開
し、ドライバーや歩行者、自転
車利用者など、交差点を通行するすべての方への啓発
を行っています。
・自転車のルールやマナー等を紹介した冊子やチラシを
作成し、講演会やイベントを通じて自転車事故防止を呼
びかけています。
・シニアドライバーの交通事故増加を踏まえ啓発チラシを
作成・活用し、安全運転を呼びかけています。
・
「飲酒運転防止マニュアル」を作成・活用し、飲酒運転
による事故のない社会の実現に向けた啓発活動を行っ
ています。
防災・自然災害対策
地震保険の普及・啓発
地震保険は、法律に基づき国と
損害保険会社が共同で運営する保
険であり、地震・噴火またはこれら
による津波を原因とする損害を補
償します。被災者の「生活の立ち
上がり資金」を確保し、生活の安
定に寄与するという、大変重要な
役割を担っています。
損害保険業界では、テレビ・新
聞・ラジオ・インターネット・ポスターなどを通じて、地
震保険の理解促進および加入促進を図っています。
地域の安全意識の啓発
実践的安全教育プログラム「ぼうさい探検隊」の普及
や幼児向けの防災教育カードゲーム「ぼうさいダック」の
作成・普及を通じて、安全教育の促進と防災意識の普及
に取組んでいます。
地域の防災力・消防力強化への取組み
全国の自治体や離島への軽消防自動車の寄贈や、防火
標語の募集とその入選作品を使用した防火ポスターの制
52
作。さらに、自治体等が作成しているハザードマップを活
用した自然災害リスクの啓発活動を進めています。
犯罪防止対策
盗難防止の日(10月7日)の取組み
2003年から10月7日を「盗難防止の日」と定め、毎年、
全国の街頭で損保社員、警察関係者などが盗難防止啓発
チラシとノベルティを配布し、盗難防止対策の必要性を
訴えています。
自動車盗難の防止
「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクト
チーム」に民間側事務局として参画し、盗難防止対策に
取組んでいます。
啓発活動
大人と子どもが犯罪や交通事故等の対策について一緒
に考える手引きを作成し、防犯意識の高揚に取組んでい
ます。
環境問題への取組み
自動車リサイクル部品活用の推進
地球温暖化の原因となっているCO2の排出量を抑制す
ることを目的に、自動車の修理時におけるリサイクル部品
の活用推進に取組んでいます。
エコ安全ドライブの推進
環境にやさしく、安全運転にも効果がある「エコ安全ド
ライブ」の取組みを推進するため、チラシやビデオを作
成し、その普及に取組んでいます。
環境問題に関する目標の設定
地球温暖化対策として、CO2排出量の削減と、循環型社
会の形成に向けた廃棄物排出量の削減について、業界とし
て統一目標を設定し、その実現に向けて取組んでいます。
保険金不正請求防止に向けた取組み
保険金不正請求ホットラインやポスターの作成
「保険金不正請求ホットライン」
により保険金不正請求に関する情
報を収集し、損害保険各社におけ
る対策に役立てています。
また、保険金詐欺防止ポスター
を作成し、保険金詐欺が重罪であ
ることの周知を図っています。
共栄火災の現状
2015
資料編
1 主要な業務の状況を示す指標
最近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標
2 事業の状況
保険引受に関する指標
資産運用に関する指標等
特別勘定に関する指標
保険金等の支払能力の充実の状況
(ソルベンシー・マージン比率)
3 経理の状況
計算書類
資産・負債の明細
損益の明細
損害率感応度
時価情報等
法定会計監査
継続企業の前提に関する事象等
4 商品
取扱商品
5 会社の概要
会社概要
事業の内容
成り立ち・沿革
株式・株主の状況 経営懇話会
経営の組織
役員の状況
会計監査人の状況
従業員の状況
設備の状況
当社及びその子会社等の概況
付表
営業拠点所在地一覧
損害サービス拠点所在地一覧
損害保険用語集
ディスクロージャー開示項目(資料編)索引
54
54
55
55
62
66
67
71
71
84
97
99
100
102
102
103
103
112
112
112
112
113
115
116
118
121
121
122
124
126
126
130
132
134
(本冊子をご覧いただくにあたって)
本冊子に掲載の情報において基準日や期間の記載がないものは、平成27年
6月26日時点の情報を掲載しています。
53
1
主要な業務の状況を示す指標
• 最近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標
(単位:百万円)
年度
項目
正味収入保険料
(対前期増減(△)率)
経常収益
(対前期増減(△)率)
保険引受利益又は保険引受損失(△)
(対前期増減(△)率)
経常利益
(対前期増減(△)率)
当期純利益
(対前期増減(△)率)
資本金の額
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
155,899
159,257
159,091
162,965
167,774
(△1.9%)
209,543
(0.9%)
△1,553
(-)
873
(△72.1%)
901
(-)
(2.2%)
220,962
(5.4%)
△2,285
(-)
3,186
(264.6%)
1,078
(19.7%)
(△0.1%)
220,682
(△0.1%)
△1,278
(-)
3,570
(12.0%)
3,239
(200.4%)
(2.4%)
211,986
(△3.9%)
△5,652
(-)
2,733
(△23.4%)
2,566
(△20.8%)
(3.0%)
216,831
(2.3%)
8,502
(-)
14,078
(415.1%)
15,633
(509.2%)
52,500
52,500
52,500
52,500
52,500
(293,452株)
(293,452株)
(293,452株)
(293,452株)
(293,452株)
純資産額
42,816
48,954
70,830
75,057
114,986
総資産額
643,163
622,643
629,687
630,401
656,795
積立勘定資産額
209,877
204,058
200,593
188,503
176,286
責任準備金残高
479,340
457,854
440,491
432,664
425,487
24,128
17,839
16,107
12,273
10,051
460,521
460,837
481,141
488,061
526,344
(発行済株式総数)
貸付金残高
有価証券残高
単体ソルベンシー・マージン比率
連結ソルベンシー・マージン比率
従業員数
741.9%
-
2,786人
570.9%
669.1%
782.0%
921.4%
572.8%
670.9%
764.1%
905.4%
2,640人
2,534人
2,753人
2,727人
(注)1.単体ソルベンシー・マージン比率については、平成23年度から保険業法施行規則等の改正により算出方法が変更されております。このため、平成22
年度と平成23年度以降の数値はそれぞれ異なる基準によって算出されております。
2.連結ソルベンシー・マージン比率については、平成23年度から保険業法施行規則の改正により記載しております。このため、平成22年度については、
記載しておりません。
3.配当性向については、配当を行っていないため、記載しておりません。
54
2
事業の状況
• 保険引受に関する指標
2
1 正味収入保険料及び元受正味保険料(含む収入積立保険料)
(単位:百万円)
平成24年度
年 度
種 目
災
16,216
10.2
海
上
2,705
1.7
害
35,011
22.0
車
59,801
37.6
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
傷
建
平成25年度
構成比(%)増収率
(%)
火
自
動
物
そ
更
の
17,800
11.2
新
4,579
2.9
他
22,978
14.4
( う ち 賠 償 責 任 ) ( 12,233)(
合
事業の状況
■正味収入保険料
計
159,091
△
100.0
構成比
(%)増収率
(%)
17,206
10.6
6.1
18,148 0.7
2,902
1.8
7.3
2,809 1.0
34,704
21.3
1.6
60,206
36.9
5.2
19,031
11.7
△
8.7
4,309
2.6
2.6
24,603
15.1
△
構成比
(%)増収率
(%)
3.5
△
7.7)(
平成26年度
7.6)( 13,351)(
0.1
162,965
△
△
100.0
1.7 △
5.5 3.2 0.9
36,521 21.7 5.2 0.7
61,923 36.9 2.9 6.9
19,247 11.5 1.1 5.9
3,827 7.1
8.2)(
10.8 2.3 △ 11.2 25,296
15.1 9.1)( 13,871) (
2.4
167,774 8.3)(
100.0 2.8 3.9)
3.0 (注)
正味収入保険料……元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の支払再保険料を控除したものをいいます。
■元受正味保険料(含む収入積立保険料)
(単位:百万円)
平成24年度
年 度
種 目
平成25年度
構成比(%)増収率
(%)
平成26年度
構成比
(%)増収率
(%)
構成比
(%)増収率
(%)
火
災
27,578
13.6
3.8
28,998
14.3
5.1
31,170 海
上
2,966
1.5
3.6
3,170
1.6
6.9
3,063 害
54,552
26.8
車
58,402
28.7
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
17,813
8.8
建
新
17,578
8.6
他
24,377
12.0
傷
自
そ
動
物
更
の
( う ち 賠 償 責 任 ) ( 12,579)(
合
計
従業員一人当たり元受正味
保険料(含む収入積立保険料)
△
△
6.2)(
203,270
100.0
94
1.5 △
7.5 3.4 15.9
49,497
24.4
9.3
50,503 24.5 2.0 0.0
58,793
29.0
0.7
60,318 29.3 2.6 2.9
18,976
9.3
6.5
19,491 9.5 2.7 7.1
17,648
8.7
0.4
14,848 2.9
25,884
12.7
6.2
26,603 6.9)( 13,643)(
△
15.1 6.7)(
8.5)( 14,133)(
4.3
202,968
100.0
△
0.1
205,999 8.5
85
△
9.3
87 7.2 △ 15.9 12.9 6.9)(
100.0 2.8 3.6)
1.5 1.9
資料編
(注)
1. 元受正味保険料
(含む収入積立保険料)
……元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものをいいます。
(積立型保険の積立保険料部分を含みます。
)
2. 従業員一人当たり元受正味保険料
(含む収入積立保険料)
……元受正味保険料
(含む収入積立保険料)
÷従業員数
3. 従業員数は、
直販社員を除いております。
55
2 受再正味保険料及び支払再保険料
■受再正味保険料
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
平成25年度
構成比(%)増収率
(%)
構成比
(%)増収率
(%)
種 目
火
災
1,171
海
上
365
傷
害
89
車
2,440
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
自
建
動
物
そ
更
の
構成比
(%)増収率
(%)
△ 20.2
1,073
5.9
△
8.3
1,046 5.7 △
2.5 2.2
△ 10.7
356
1.9
△
2.4
325 1.8 △
8.8 0.5
△ 84.2
0
0.0
△ 99.5
0 14.5
△ 28.7
2,413
13.2
△
0.0 △ 97.7 1.1
2,481 13.5 2.8 0.7 12,609
74.9
6.4
14,276
77.9
13.2
14,371 78.0 新
-
-
-
-
-
-
- - 他
159
0.9
△ 51.7
195
1.1
22.2
184 0.1)(
76.4)(
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
7.0
平成26年度
計
11)(
16,836
0.1)(
100.0
△
118.1)(
6.7
19)(
18,317
100.0
8.8
1.0 △
28) (
18,409 0.2)(
100.0 - 5.5 44.6)
0.5 (注)
受再正味保険料……受再保険料から受再解約返戻金及び受再その他返戻金を控除したものをいいます。
■支払再保険料
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
構成比(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
種 目
火
災
12,533
42.9
11.7
12,865
41.5
海
上
627
2.1
6.9
624
2.0
傷
害
395
1.4
11.8
419
1.4
車
1,042
3.6
△
1.3
1,000
3.2
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
自
建
動
物
そ
更
の
△
2.6
14,069 0.5
579 1.8 △
7.2 6.3
448 1.4 6.8 4.0
876 2.7 △ 12.4 12,622
43.2
3.0
14,221
45.9
12.7
14,614 新
413
1.4
△
1.4
388
1.3
△
6.0
357 他
1,565
5.4
△
2.9
1,464
4.7
△
6.5
1,503 ( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
△
計
357)(
29,199
1.2)(△ 11.0)(
100.0
6.2
311)(
1.0)(△ 12.7)(
30,984
100.0
6.1
43.4 45.0 291) (
32,449 9.4 2.8 1.1 △
7.9 4.6 2.7 0.9) (△
100.0 6.7)
4.7 (注)
支払再保険料……出再保険料から再保険返戻金及びその他の再保険収入を控除したものをいいます。
3 解約返戻金
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
種 目
平成25年度
火
災
1,118
1,167
海
上
33
34
34
傷
害
3,642
3,240
2,975
車
535
521
544
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
623
670
763
建
2,138
2,008
3,291
308
226
269
自
そ
動
物
更
の
新
他
( う ち 賠 償 責 任 )
合
計
(
42 )
8,400
(
29 )
7,869
(注)
解約返戻金とは、
元受解約返戻金、
受再解約返戻金及び積立解約返戻金の合計額をいいます。
56
平成26年度
(
1,241
40 )
9,119
4 正味支払保険金及び元受正味保険金
■正味支払保険金
(単位:百万円)
年 度
火
災
海
上
傷
害
車
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
自
建
動
物
そ
更
の
平成25年度
平成26年度
構成比(%)正味損害率(%)
構成比
(%)正味損害率(%)
構成比
(%)正味損害率(%)
12,273
12.3
78.5
1,705
1.7
67.1
19,098
19.1
58.9
37,851
38.0
68.2
9,989
10.8
60.7
2,147
2.3
76.7
18,936
20.4
60.1
33,930
36.6
64.5
12,334 13.3 70.6 2,298 2.5 85.1 18,739 20.2 56.4 31,547 33.9 59.4 15,363
15.4
92.9
15,170
16.3
86.4
14,877 16.0 83.8 新
2,911
2.9
69.3
2,530
2.7
64.5
2,498 2.7 72.4 他
10,527
10.6
50.2
10,115
10.9
46.6
10,578 11.4 47.4 ( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
平成24年度
計
5,552)(
99,731
5.6)(
100.0
51.3)(
67.4
5,730)(
92,820
6.2)(
100.0
51.1)(
63.2
5,825) (
92,874 6.3)(
100.0 2
事業の状況
種 目
50.1)
61.7 (注)
1. 正味支払保険金……元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものをいいます。
2. 正味損害率…………
(正味支払保険金+損害調査費)
÷正味収入保険料
■元受正味保険金
(単位:百万円)
平成24年度
年 度
種 目
平成25年度
構成比(%)増減率
(%)
平成26年度
構成比
(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
火
災
15,677
15.3
△ 65.6
13,044
13.7
△ 16.8
16,069 16.8 23.2 海
上
1,716
1.7
△ 13.9
1,973
2.1
15.0
2,365 2.5 19.9 害
19,005
18.6
3.9
18,998
20.0
△
0.0
18,813 19.7 △
1.0 車
36,192
35.4
△
5.4
32,755
34.5
△
9.5
30,398 31.9 △
7.2 自 動 車 損 害 賠 償 責 任
15,756
15.4
3.3
15,262
16.1
△
3.1
14,215 14.9 △
6.9 新
2,911
2.9
△
5.2
2,530
2.7
△ 13.1
2,498 2.6 △
1.3 他
10,934
10.7
△
6.0
10,341
10.9
傷
自
建
そ
動
物
更
の
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
計
5,617)(
102,194
5.5)(△
100.0
8.7)(
△ 23.8
5,752)(
94,906
△
6.1)(
100.0
△
5.4
2.4)(
7.1
11,084 5,812) (
95,445 11.6 6.1) (
100.0 7.2 1.0)
0.6 (注)
元受正味保険金……元受保険金から元受保険金戻入を控除したものをいいます。
資料編
57
5 受再正味保険金及び回収再保険金
■受再正味保険金
(単位:百万円)
年 度
種 目
平成24年度
平成25年度
構成比(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
火
災
775 4.1 △ 92.7
464
2.6
海
上
251 1.3 △ 43.2
405
傷
害
148 0.8 △ 46.0
11
車
2,181 11.6 △ 12.2
自
動
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
建
物
そ
更
の
構成比
(%)増減率
(%)
△ 40.1
493 2.8 2.3
61.2
248 1.4 △ 38.7 0.1
△ 92.1
4 1,756
9.8
△ 19.5
1,754 10.1 △
0.1 14,877 85.5 △
1.9 81.9
0.7
15,170
84.9
−
−
−
−
−
−
他
45
0.3
△ 54.6
52
0.3
14.2
33 0.2 △ 37.0 11)(
0.1)(△ 32.9)(
22)(
0.1)(
98.6)(
20) (
0.1) (△ 11.4)
18,767
100.0
△ 35.7
17,860
100.0
△
1.3
0.0 △ 64.5 15,363
計
△
6.4 新
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
平成26年度
4.8
−
−
17,411 −
100.0 △
2.5 (注)
受再正味保険金……受再保険金から受再保険金戻入を控除したものをいいます。
■回収再保険金
(単位:百万円)
年 度
種 目
火
災
4,180 海
上
261 傷
害
56 車
523 自
動
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
建
そ
物
更
の
平成25年度
平成26年度
構成比(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
構成比
(%)増減率
(%)
19.7 △ 88.8
3,519
17.6
△ 15.8
4,228 21.2 20.2 13.6
231
1.2
△ 11.5
315 1.6 36.2 0.3 1.6
73
0.4
31.8
77 0.4 5.1 2.5 2.9
581
2.9
11.1
606 3.0 4.3 3.1
14,215 1.2 15,756
74.2
3.3
15,262
76.5
新
−
−
△ 100.0
−
−
−
他
452
2.1
△ 64.9
278
1.4
△ 38.4
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
平成24年度
計
75)(
21,230
0.4)(△ 90.6)(
100.0
△ 61.3
45)(
19,947
△
0.2)(△ 40.4)(
100.0
△
6.0
71.1 △
6.9 −
−
−
539 2.7 93.3 7)(
19,982 0.0)(△ 83.7)
100.0 0.2 (注)
回収再保険金……再保険金から再保険金割戻を控除したものをいいます。
6 未収再保険金
(単位:百万円)
年 度
項 目
年度開始時の未収再保険金(1)
当該年度に回収できる事由が発生した額(2)
当該年度回収等(3)
年度末の未収再保険金(1+2-3)
平成24年度
平成25年度
平成26年度
(
5,070
-)
(
1,656
-)
(
2,862
-)
(
4,471
-)
(
4,203
-)
(
5,410
-)
(
7,885
-)
(
2,997
-)
(
5,858
-)
(
1,656
-)
(
2,862
-)
(
2,414
-)
(注)
1. 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を除いております。
2.( )
内は、第三分野保険に関する数値を表しております。
(ただし、保険業法施行規則第71条に基づいて、保険料積立金を積み立てないとした保険契約に
限ります。
)
58
7 正味損害率、正味事業費率及びその合算率
(単位:%)
平成24年度
年 度
種 目
正味損害率 正味事業費率
平成25年度
合算率
正味損害率 正味事業費率
平成26年度
合算率
正味損害率 正味事業費率
合算率
災
78.5
56.7
135.2
60.7
52.2
112.9
70.6
49.1
119.6
上
67.1
30.4
97.6
76.7
27.6
104.3
85.1
30.8
115.9
傷
害
58.9
42.7
101.6
60.1
43.7
103.8
56.4
42.2
98.6
車
68.2
31.9
100.2
64.5
31.6
96.1
59.4
31.9
91.3
自
動
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
92.9
19.3
112.2
86.4
17.6
104.0
83.8
17.7
101.5
建
新
69.3
56.4
125.7
64.5
56.7
121.3
72.4
60.8
133.2
他
50.2
32.7
82.9
46.6
31.4
78.0
47.4
31.8
79.2
物
そ
更
の
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
計
51.3)(
34.0)(
67.4
36.2
85.3)(
103.6
51.1)(
32.5)(
83.6)(
50.1)(
32.8)(
82.9)
63.2
35.3
98.5
61.7
35.0
96.7
事業の状況
火
海
2
(注)
1. 正味損害率=
(正味支払保険金+損害調査費)
÷正味収入保険料
2. 正味事業費率=
(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)
÷正味収入保険料
3. 合算率=正味損害率+正味事業費率
8 出再控除前の発生損害率、事業費率及びその合算率
(単位:%)
平成24年度
年 度
種 目
発生損害率
事業費率
平成25年度
合算率
発生損害率
事業費率
平成26年度
合算率
発生損害率
事業費率
合算率
火
災
64.5
49.6
114.1
83.2
49.3
132.5
54.2
48.5
102.7
海
上
65.6
28.3
93.9
76.0
25.9
101.9
79.2
29.3
108.5
害
59.3
42.8
102.2
62.2
43.5
105.7
55.4
42.6
98.0
傷
(
医
療
) (
42.8)(
-)(
-)(
44.0)(
-)(
-)(
42.3)(
-)(
-)
(
が
ん
) (
51.6)(
-)(
-)(
47.9)(
-)(
-)(
45.5)(
-)(
-)
(
そ
の
他
) (
61.1)(
-)(
-)(
64.4)(
-)(
-)(
56.9)(
-)(
-)
自
建
そ
動
物
更
の
車
67.8
31.6
99.4
63.4
31.6
94.9
57.8
32.1
89.8
新
48.5
39.8
88.3
49.6
39.9
89.5
39.1
40.9
79.9
他
51.2
32.0
83.2
48.5
31.4
79.9
47.5
32.1
79.6
( う ち 賠 償 責 任 ) (
合
計
60.9)(
34.4)(
95.3)(
55.7)(
32.9)(
61.8
37.1
99.0
63.3
37.1
88.6)(
100.4
53.3)(
33.4)(
86.7)
54.7
37.2
91.9
資料編
(注)
1. 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を除いて記載しております。
2. 発生損害率=
(出再控除前の発生損害額+損害調査費)
÷出再控除前の既経過保険料
3. 事業費率=
(支払諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)
÷出再控除前の既経過保険料
4. 合算率=発生損害率+事業費率
5. 出再控除前の発生損害額=支払保険金+出再控除前の支払備金積増額
6. 出再控除前の既経過保険料=収入保険料-出再控除前の未経過保険料積増額
7. 傷害保険のうち介護保険については、
取扱いがないため、
記載を省略しております。
8. 介護費用保険については、
出再控除前の既経過保険料がマイナスであるため、
区分表示を行わず、
「その他」
に含めて記載しております。
59
9 保険引受利益又は保険引受損失
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
種 目
平成25年度
平成26年度
火
災
△ 4,264
△ 9,621
△
海
上
△
傷
害
△ 1,144
△ 2,903
△
車
123
3,251
自
動
135
103
445
35
775
4,174
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
-
-
-
建
新
1,348
762
1,515
他
2,522
2,961
3,998
物
そ
更
の
( う ち 賠 償 責 任 )
合
計
(△
198 )
△ 1,278
(
512 )
(
△ 5,652
877 )
8,502
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
区 分
平成25年度
平成26年度
保
険
引
受
収
益
212,967
202,462
210,609
保
険
引
受
費
用
185,826
179,749
173,984
営業費及び一般管理費
27,749
27,624
27,175
そ
△
の
他
収
支
保険引受利益又は保険引受損失(△)
669
△
△ 1,278
742
△
△ 5,652
946
8,502
(注)
1. 上記の営業費及び一般管理費は、
損益計算書における営業費及び一般管理費のうち保険引受に係る金額であります。
2. その他収支は、
自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などであります。
10 国内契約・海外契約別の収入保険料の割合
(単位:%)
年 度
平成24年度
区 分
平成25年度
平成26年度
国
内
契
約
100.0
100.0
100.0
海
外
契
約
0.0
0.0
0.0
(注)上表は、収入保険料(元受正味保険料(除く収入積立保険料)と受再正味保険料の合計)について国内契約及び海外契約の割合を記載しております。
11 出再を行った再保険者の数と出再保険料の上位5社の割合
出再先保険会社の数
出再保険料のうち上位5社の
出再先に集中している割合
(%)
平成27年3月末
72( -)
84.4( -)
平成26年3月末
74( -)
83.3( -)
(注)
1. 出再先保険会社の数は、
特約再保険料を1,000万円以上出再している再保険者
(プール出再を含む)
を対象にしております。
2.( )
内は、第三分野保険に関する数値を表しております。
(ただし、保険業法施行規則第71条に基づいて、保険料積立金を積み立てないとした保険契約に
限ります。
)
60
12 出再保険料の格付ごとの割合
(単位:%)
格 付 区 分
A以上
平成26年3月末
その他
(格付なし・不明・BB以下)
合 計
(
99.6
-)
(
0.4
-)
(
0.0
-)
100.0
(
-)
(
98.8
-)
(
1.2
-)
(
0.0
-)
100.0
(
-)
2
事業の状況
平成27年3月末
BBB以上
(注)
1. 特約再保険料を1,000万円以上出再している再保険者を対象としております。
ただし、
再保険プールを含んでおりません。
格付区分は、
以下の方法により区分しております。
<格付区分の方法>
①S&P社の格付けを使用しております。
②S&P社の格付けがない場合はA.M. Best社の格付けを使用しております。この場合、
A-以上は
「A以上」
、
B++及びB+は
「BBB以上」
、
B未満は
「その
他
(格付なし・不明・BB以下)
」
に区分しております。
2.( )
内は、第三分野保険に関する数値を表しております。
(ただし、保険業法施行規則第71条に基づいて、保険料積立金を積み立てないとした保険契約に
限ります。
)
13 契約者配当
積立型保険のご契約者に対しては、満期時に満期返戻金をお支払いするとともに、保険期間中の運用利回りが予定利率を上
回った場合に契約者配当金をお支払いします。(契約者配当金は0となることがあります。
)
■建物更新総合保険
平成15年度以降始期契約につきましては、満期月ごとに契約者配当率を計算します。
(注)
平成26年6月及び平成27年6月に満期を迎えられた契約の契約者配当金は以下のとおりです。
(満期返戻金100万円の場合)
満期月
平成27年6月
平成26年6月
保険期間
予定利率
一時払契約
年払契約
半年払契約
月払契約
団体扱契約
5年
0.8%
0円
0円
0円
0円
10年
1.1%
0円
0円
0円
0円
5年
0.8%
0円
0円
0円
0円
10年
1.1%
0円
0円
0円
0円
(注)当社は平成15年4月に相互会社から株式会社へと組織変更を行い、これに伴い建物更新総合保険の配当方式を変更しております。
(平成14年度以前契約に
つきましては、
満期年度ごとに契約者配当率を計算します。
)
■積立家族傷害保険
満期月ごとに契約者配当率を計算します。
資料編
平成26年6月及び平成27年6月に満期を迎えられた契約の契約者配当金は以下のとおりです。
(満期返戻金100万円の場合)
満期月
平成27年6月
平成26年6月
保険期間
予定利率
一時払契約
年払契約
半年払契約
月払契約
団体扱契約
5年
0.6%
0円
0円
0円
0円
10年
1.1%
0円
0円
0円
0円
5年
0.6%
0円
0円
0円
0円
10年
1.1%
0円
0円
0円
0円
■積立いきいき生活傷害保険
満期月ごとに契約者配当率を計算します。
平成26年6月及び平成27年6月に満期を迎えられた契約の契約者配当金は以下のとおりです。
(満期返戻金100万円の場合)
満期月
保険期間
予定利率
一時払契約
平成27年6月
6年
0.80%
1,100円
平成26年6月
6年
1.00%
2,700円
61
• 資産運用に関する指標等
1 資産運用方針
保険会社の資産は、保険金支払の準備資産であると同時に、積立保険料よりなる預かり資産の性質を有しております。従っ
て、その運用については、保険業法、保険業法施行規則及びそれらに則って定められた当社の運用諸規定により、安全性・流
動性に留意し、公社債を中心としたポートフォリオ運用を行うことにより、安定した運用収益の確保を目指しております。
また、当社では、取引実施部門とは独立したリスク管理部門を設置し、市場リスク・信用リスク等の一元管理に努め、審査
機能やリスクの計量化などのモニタリングを行うなど相互牽制体制を構築しております。
2 資産運用の概況
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
構成比
(%)
預
コ
平成25年度末
貯
ー
構成比
(%)
29,608
4.7
構成比
(%)
26,005
4.0
10,000
1.6
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金
−
−
−
−
−
−
買
−
−
−
−
−
−
入
金
先
金
銭
有
勘
銭
の
価
貸
ー
3.7
ン
現
ロ
23,635
定
買
ル
金
平成26年度末
債
信
証
付
権
託
94
0.0
7
0.0
6
0.0
券
481,141
76.4
488,061
77.4
526,344
80.2
金
16,107
2.6
12,273
2.0
10,051
1.5
土
地
・
建
物
51,501
8.2
51,042
8.1
50,728
7.7
運
用
資
産
計
582,480
92.5
580,994
92.2
613,136
93.4
産
629,687
100.0
630,401
100.0
656,795
100.0
総
資
3 利息及び配当金収入と運用資産利回り(インカム利回り)
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
区 分
利回り
(%)
預
コ
平成25年度
貯
0.01
利回り
(%)
2
0.02
7
0.08
8
0.07
6
0.07
−
−
−
−
−
債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金
−
−
−
−
−
−
買
−
−
−
−
−
−
託
8
123.80
95
1,474.55
0
0.02
券
8,075
1.78
8,372
1.88
7,722
1.72
金
390
2.40
327
2.43
241
2.09
物
419
0.81
391
0.77
411
0.81
計
8,903
1.62
9,199
1.69
8,384
1.55
他
8
−
4
−
7
−
計
8,912
−
9,204
−
8,392
−
入
金
銭
有
の
合
債
信
証
付
地
・
小
そ
勘
銭
価
貸
土
先
ー
利回り
(%)
2
−
現
ロ
0.02
ン
金
ル
3
定
買
ー
金
平成26年度
の
建
権
(注)1. 収入金額は、損益計算書における
「利息及び配当金収入」に、
「金銭の信託運用益」及び
「金銭の信託運用損」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額
であります。
2. 平均運用額は原則として各月末残高
(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定、債券貸借取引支払
保証金及び買入金銭債権については日々の残高
(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
62
4 資産運用利回り(実現利回り)
「運用資産利回り(インカム利回り)」は運用の実態を必ずしも適切に反映していないため、「資産運用利回り(実現利回り)」
、
「時価総合利回り」を併せて開示しています。
(単位:百万円)
資産運用損益 平均運用額
(実現ベース)(取得原価ベース)
区 分
預
コ
貯
0.02
2
19,047
0.01
資産運用損益 平均運用額
(実現ベース)(取得原価ベース)
利回り
(%)
2
19,503
0.02
7
9,677
0.08
8
12,772
0.07
6
10,031
0.07
−
−
−
−
−
−
−
−
債券貸借取引支払保証金
−
−
−
−
−
−
−
−
−
買
−
−
−
−
−
−
−
−
−
入
先
金
銭
有
勘
銭
の
価
ー
17,210
利回り
(%)
−
現
ロ
3
資産運用損益 平均運用額
(実現ベース)(取得原価ベース)
ン
金
ル
利回り
(%)
平成26年度
定
買
ー
金
平成25年度
債
信
証
権
託
7
6
122.45
96
6
1,488.19
0
6
△ 3.05
券
9,321
453,529
2.06
12,311
446,536
2.76
9,246
448,129
△
2.06
( 公 社 債 ) (
4,954)( 331,225)(
1.50)(
5,024)( 332,741)(
1.51)(
3,856)( 330,241)(
1.17)
( 株 式 ) (
2,088)( 48,742)(
4.28)(
1,774)( 47,356)(
3.75)(
3,001)( 46,845)(
6.41)
( 外 国 証 券 ) (
1,763)( 68,533)(
2.57)(
5,269)( 61,883)(
8.51)(
2,109)( 66,256)(
( そ の 他 の 証 券 ) (
516)(
貸
411
16,260
2.53
328
419
51,496
0.81
41
−
−
他
5
−
計
10,135
548,181
土
金
そ
合
付
地
融
金
・
派
建
生
の
商
物
品
△
5,028)(
10.27)(
242)(
4,554)(
事業の状況
平成24年度
年 度
2
279)(
13,521
2.43
242
11,582
2.09
391
51,062
0.77
411
50,540
0.81
68
−
−
41
−
−
−
0
−
−
1
−
−
1.85
13,207
542,946
2.43
9,869
539,794
1.83
△
4,785)(
3.18)
5.32)(
5.83)
(注)
1. 資産運用損益
(実現ベース)
は、
損益計算書における
「資産運用収益」
及び
「積立保険料等運用益」
の合計額から
「資産運用費用」
を控除した金額であります。
2. 平均運用額(取得原価ベース)は原則として各月末残高
(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定、
債券貸借取引支払保証金及び買入金銭債権については日々の残高
(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
資料編
63
5 (参考)時価総合利回り
(単位:百万円)
平成24年度
年 度
時価運用損益等 平均運用額
(時価ベース)(時価ベース)
区 分
預
コ
貯
ー
買
平成25年度
ル
現
ロ
ー
利回り
(%)
時価運用損益等 平均運用額
(時価ベース)(時価ベース)
利回り
(%)
金
3
17,210
0.02
2
19,047
0.01
2
19,503
0.02
ン
7
9,677
0.08
8
12,772
0.07
6
10,031
0.07
定
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
買
−
−
−
−
−
−
−
−
−
0
7
△ 4.10
41,182
493,938
8.34
金
金
銭
有
勘
時価運用損益等 平均運用額
(時価ベース)(時価ベース)
債券貸借取引支払保証金
入
先
利回り
(%)
平成26年度
銭
債
の
価
権
信
証
託
20
81
25.67
9
94
9.76
券
36,067
470,473
7.67
14,430
490,225
2.94
△
( 公 社 債 ) ( 10,638)( 340,269)(
3.13)(
2,444)( 347,469)(
0.70)(
7,529)( 342,389)(
2.20)
( 株 式 ) ( 17,640)( 57,330)(
30.77)(
6,259)( 71,496)(
8.76)( 28,030)( 75,470)(
37.14)
10.38)(
5,401)( 65,987)(
( 外 国 証 券 ) (
6,995)( 67,405)(
16,260
2.53
328
13,521
2.43
419
51,496
0.81
391
51,062
0.77
41
−
−
68
−
−
他
5
−
−
0
−
計
36,894
565,199
6.53
15,239
586,723
金
地
融
そ
・
派
建
生
物
商
品
の
合
△
5,271)(
4,581)( 70,493)(
411
土
325)(
1,041)(
貸
金
14.51)(
8.19)(
793)(
付
5,467)(
6.17)(
( そ の 他 の 証 券 ) (
5,584)(
6.50)
18.65)
242
11,582
2.09
411
50,540
0.81
41
−
−
−
1
−
−
2.60
41,805
585,603
7.14
△
(注)1. 資産運用損益等(時価ベース)は、資産運用損益
(実現ベース)にその他有価証券、買入金銭債権
(その他有価証券に準じて処理をするものに限る)及び金銭
の信託
(その他有価証券に準じて処理をするものに限る)
に係る評価差額
(税効果控除前の金額による)
の当期増減額を加減算した金額であります。
2. 平均運用額(時価ベース)は、平均運用額
(取得原価ベース)にその他有価証券、買入金銭債権
(その他有価証券に準じて処理をするものに限る)及び金銭の
信託(その他有価証券に準じて処理をするものに限る)に係る前期末評価差額
(税効果控除前の金額による)並びに運用目的の金銭の信託に係る前期末評
価損益を加減算した金額であります。
6 海外投融資残高及び構成比・海外投融資利回り
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
構成比
(%)
外
外 貨 建
外
国
公
国
そ
社
株
の
そ
国
公
の
40,504
59.1
43,560
57.1
式
103
0.2
−
−
−
−
1,423
2.2
819
1.2
838
1.1
38,388
60.1
41,323
60.3
44,398
58.2
−
−
−
−
−
−
債
14,396
22.5
14,217
20.8
17,901
23.5
他
11,082
17.4
12,932
18.9
13,964
18.3
25,478
39.9
27,150
39.7
31,866
41.8
63,867
100.0
68,473
100.0
76,264
100.0
計
合
海外投融資
利 回 り
構成比
(%)
57.7
他
社
構成比
(%)
36,862
非 居 住 者 貸 付
外
平成26年度末
債
計
円 貨 建
平成25年度末
計
運用資産利回り(インカム利回り)
2.82%
4.15%
2.94%
資産運用利回り(実現利回り)
2.52%
8.75%
3.16%
10.33%
8.27%
6.48%
(参考)時価総合利回り
(注)
1. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。
2.「運用資産利回り
(インカム利回り)
」は海外投融資に係る資産について、前記
「3.利息及び配当金収入と運用資産利回り(インカム利回り)」と同様の方法に
より算出したものであります。
3.「資産運用利回り
(実現利回り)
」
は海外投融資に係る資産について、
前記
「4. 資産運用利回り
(実現利回り)
」
と同様の方法により算出したものであります。
4.「
(参考)
時価総合利回り」
は海外投融資に係る資産について、
前記
「5.
(参考)
時価総合利回り」
と同様の方法により算出したものであります。
5. 平成26年度の外貨建
「その他」
の主なものは、
外国投資信託835百万円であり、
円貨建
「その他」
の主なものは、
外国投資信託12,922百万円です。
64
7 保有有価証券利回り
(1)運用資産利回り(インカム利回り)
年 度
公
社
株
外
そ
国
の
証
他
の
証
合
平成24年度
平成25年度
平成26年度
債
1.29
1.23
1.15
式
2.59
3.16
3.61
券
2.81
4.00
2.94
券
12.04
6.51
6.16
計
1.78
1.88
1.72
2
事業の状況
区 分
(単位:%)
(注)
1. 公社債とは貸借対照表上の
「国債」
「地方債」
、
及び
「社債」
の合計であります。
2. 運用資産利回り
(インカム利回り)
は、
前記
「3. 利息及び配当金収入と運用資産利回り
(インカム利回り)
」
に記載した計算方法により算出しております。
(2)資産運用利回り(実現利回り)
年 度
区 分
公
社
株
外
そ
国
の
証
他
の
証
合
(単位:%)
平成24年度
平成25年度
平成26年度
債
1.50
1.51
1.17
式
4.28
3.75
6.41
券
2.57
8.51
3.18
券
10.27
5.32
5.83
計
2.06
2.76
2.06
(注)
資産運用利回り
(実現利回り)
は、
前記
「4. 資産運用利回り
(実現利回り)
」
に記載した計算方法により算出しております。
(3)
(参考)時価総合利回り
年 度
区 分
公
社
株
外
そ
国
の
証
他
の
証
合
(単位:%)
平成24年度
平成25年度
平成26年度
債
3.13
0.70
2.20
式
30.77
8.76
37.14
券
10.38
8.19
6.50
券
14.51
6.17
18.65
計
7.67
2.94
8.34
(注)
(参考)
時価総合利回りは、
前記
「5.
(参考)
時価総合利回り」
に記載した計算方法により算出しております。
資料編
8 公共関係投融資(新規引受ベース)
(単位:百万円)
年 度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
債
−
−
−
債
−
−
−
債
32
27
19
計
32
27
19
団
23
20
19
地 方 住 宅 供 給 公 社
−
−
−
計
23
20
19
計
55
47
38
区 分
公 社 債
国
地
公
方
社
・
公
団
小
貸 付
公
小
合
社
・
公
65
9 各種ローン金利
(単位:%)
利 率 の 推 移
貸付の種類
適用開始日
利率
一般貸付基準金利 適用開始日
(長期プライムレート)
利率
適用開始日
利率
平成23年
平成23年
平成23年
平成23年
平成23年
平成24年
平成24年
平成24年
4月8日
5月10日
6月10日
8月10日
9月9日
3月9日
5月10日
7月10日
1.70
1.55
1.50
1.35
1.40
1.35
1.30
1.25
平成24年
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年
11月9日
2月8日
4月10日
5月10日
6月11日
7月10日
8月9日
10月10日
1.20
1.15
1.20
1.25
1.30
1.35
1.30
1.20
平成26年
平成26年
平成26年
平成26年
平成27年
平成27年
1月10日
2月12日
7月10日
12月10日
1月9日
2月10日
1.25
1.20
1.15
1.10
1.05
1.15
• 特別勘定に関する指標
1 特別勘定資産残高
該当事項はありません。
2 特別勘定資産
該当事項はありません。
3 特別勘定の運用収支
該当事項はありません。
66
• 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率)
1 単体ソルベンシー・マージン比率
(単位:百万円、%)
平成25年度
(平成26年3月31日現在)
区 分
(A)
資
単体ソルベンシー・マージン総額
本
価
金
格
危
又
変
は
動
険
基
金
準
準
備
備
平成26年度
(平成27年3月31日現在)
155,488
201,901
等
45,699
61,483
金
2,038
2,243
金
−
0
異
常
危
険
準
備
金
47,491
48,857
一
般
貸
倒
引
当
金
10
2
そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 額( 税 効 果 控 除 前 )
土
払
地
の
積
69,970
△ 6,477
-
25,800
−
-
目
999
999
他
1,004
1,022
39,764
43,823
ク(R1)
14,039
13,828
第 三 分 野 保 険 の 保 険 リ ス ク(R2)
−
0
本
調
達
過
41,228
△ 6,783
−
資
超
益
25,800
性
金
損
等
債
立
み
額
負
戻
含
手
段
払戻積立金超過額及び負債性資本調達手段等のうち、
マ ー ジ ン に 算 入 さ れ な い 額
控
除
項
そ
(B)
一
の
単 体 リ ス ク の 合 計 額
√(R1+R2)2+(R3+R4)2+R5+R6
般
保
険
リ
ス
予
定
利
率
リ
ス
ク(R3)
1,922
1,807
資
産
運
用
リ
ス
ク(R4)
21,143
25,993
経
営
管
理
リ
ス
ク(R5)
1,452
1,584
巨
大
災
害
リ
ス
ク(R6)
11,309
11,188
782.0
921.4
(C)
単体ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
2
事業の状況
(注)
「単体ソルベンシー
・マージン比率」とは、保険業法施行規則第86条
(単体ソルベンシー・マージン)及び第87条
(単体リスク)並びに平成8年大蔵省告示第50
号の規定に基づいて算出された比率であります。
資料編
67
2 単体ソルベンシー・マージン比率について
●損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てておりますが、
巨大災害の発生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分
な支払能力を保持しておく必要があります。
●この「通常の予測を超える危険」に対して「損害保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」の割合を示す指標
として、保険業法等に基づき計算されたものが、「単体ソルベンシー・マージン比率」であります。
●
「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額をいいます。
①保険引受上の危険
:保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得る危険(巨大災害に係る危険を除く)
(一般保険リスク)
(第三分野保険の保険リスク)
②予定利率上の危険
:実際の運用利回りが保険料算出時に予定した利回りを下回ることにより発生し得る危険
(予定利率リスク)
③資産運用上の危険
:保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動することにより発生し得る危険等
(資産運用リスク)
④経営管理上の危険
:業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①〜③及び⑤以外のもの
(経営管理リスク)
⑤巨大災害に係る危険
:通常の予測を超える巨大災害(関東大震災や伊勢湾台風相当)により発生し得る危険
(巨大災害リスク)
●
「損害保険会社が有している資本金・準備金等の支払余力」
(単体ソルベンシー・マージン総額)とは、損害保険会社の純資
産(社外流出予定額等を除く)、諸準備金(価格変動準備金・異常危険準備金等)
、土地の含み損益の一部等の総額であります。
●ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつでありますが、そ
の数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされております。
68
3 連結ソルベンシー・マージン比率
(単位:百万円、%)
平成25年度
(平成26年3月31日現在)
区 分
資
連結ソルベンシー・マージン総額
本
価
金
格
又
変
危
は
動
険
基
金
準
備
準
備
151,909
198,373
等
45,941
61,733
金
2,038
2,243
金
-
0
47,491
48,857
異
常
危
険
準
備
金
一
般
貸
倒
引
当
金
そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 額( 税 効 果 控 除 前 )
土
地
の
含
み
損
益
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額
(
税
効
果
控
除
前
)
保
険
料
負
債
性
積
資
立
金
本
等
調
余
達
剰
手
10
2
41,228
69,970
△ 6,783
△ 6,477
△ 3,820
△ 3,777
部
分
-
-
段
等
25,800
25,800
保険料積立金等余剰部分及び負債性資本調達手段等のうち、
マ ー ジ ン に 算 入 さ れ な い 額
-
-
少 額 短 期 保 険 業 者 に 係 る マ ー ジ ン 総 額
-
-
目
999
999
他
1,004
1,022
39,759
43,820
損 害 保 険 契 約 の 一 般 保 険 リ ス ク(R1)
14,039
13,828
生 命 保 険 契 約 の 保 険 リ ス ク(R2)
-
-
第 三 分 野 保 険 の 保 険 リ ス ク(R3)
-
0
少 額 短 期 保 険 業 者 の 保 険 リ ス ク(R4)
-
-
ク(R5)
1,922
1,807
生 命 保 険 契 約 の 最 低 保 証 リ ス ク(R6)
-
-
控
除
項
そ
の
(B)
連 結 リ ス ク の 合 計 額
2
2
( (R12+R22)+R3+R4)
+(R5+R6+R7)
+R8+R9
予
定
利
率
リ
ス
産
運
用
リ
ス
ク(R7)
21,137
25,989
経
営
管
理
リ
ス
ク(R8)
1,452
1,584
損 害 保 険 契 約 の 巨 大 災 害 リ ス ク(R9)
11,309
11,188
764.1
905.4
(C)
連結ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
資料編
資
2
事業の状況
(A)
平成26年度
(平成27年3月31日現在)
(注)
「連結ソルベンシー
・マージン比率」とは、保険業法施行規則第86条の2
(連結ソルベンシー・マージン)及び第88条
(連結リスク)並びに平成23年金融庁告示
第23号の規定に基づいて算出された比率であります。
69
4 連結ソルベンシー・マージン比率について
●当社は損害保険事業を営むとともに、グループ子会社において、損害保険関連事業等を営んでおります。
●損害保険会社グループは、保険事故発生の際の保険金支払や積立保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てており
ますが、巨大災害の発生や、資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能カを保
持しておく必要があります。この「通常の予測を超える危険」に対して「損害保険会社グループが保有している資本金・準
備金等の支払余カ」の割合を示す指標として、保険業法等に基づき計算されたものが、
「連結ソルベンシー・マージン比率」
であります。
連結ソルベンシー・マージン比率の計算対象となる範囲は、保険業法上の子会社(議決権が50%超の子会社)について計算
対象に含めております。
●「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額をいいます。
①保険引受上の危険
:保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得る危険(巨大災害に係る危険を除く)
(損害保険契約の一般保険リスク)
(生命保険契約の保険リスク)
(第三分野保険の保険リスク)
(少額短期保険業者の保険リスク)
②予定利率上の危険
:実際の運用利回りが保険料算出時に予定した利回りを下回ることにより発生し得る危険
(予定利率リスク)
③最低保証上の危険
:変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関する危険
(生命保険契約の最低保証リスク)
④資産運用上の危険
:保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動することにより発生し得る危険等
(資産運用リスク)
⑤経営管理上の危険
:業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①〜④及び⑥以外のもの
(経営管理リスク)
⑥巨大災害に係る危険
:通常の予測を超える巨大災害(関東大震災、伊勢湾台風相当や外国で発生する巨大災害)に
(巨大災害リスク)
より発生し得る危険
●「当社及びその子会社等が有している資本金・準備金等の支払余力」
(連結ソルベンシー・マージン総額)とは、当社及びそ
の子会社等の純資産(社外流出予定額等を除く)、諸準備金(価格変動準備金・異常危険準備金等)
、土地の含み損益の一部
等の総額であります。
●ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に活用する客観的な指標のひとつでありますが、その数
値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされております。
70
3
経理の状況
• 計算書類
1 貸借対照表
年 度
平成25年度
平成26年度
(平成26年3月31日現在) (平成27年3月31日現在)
現 金 及 び 預 貯 金
現
金
有
貯
銭
の
価
信
証
国
29,648
26,042
金
(
39 )
(
37 )
金
(
29,608 )
(
26,005 )
託
7
6
券
488,061
526,344
債
(
227,441 )
(
242,767 )
債
(
20,456 )
(
13,742 )
社
債
(
90,964 )
(
86,013 )
株
式
(
75,499 )
(
券
(
68,466 )
そ の 他 の 証 券
(
5,232 )
地
方
外
国
貸
証
付
金
61,088 )
(
432,664 )
(
425,487 )
金
債
険
借
(
873 )
(
942 )
借
(
6,027 )
(
6,520 )
外 国 再 保 険 借
(
400 )
(
533 )
借
共
他
同
再
保
保
険
912 )
100,776 )
預
金
(
482 )
(
510 )
(
76,262 )
前
益
(
29 )
(
19 )
(
6,782 )
未
払
金
(
2,794 )
(
3,017 )
仮
受
金
(
1,793 )
(
1,717 )
資 産 除 去 債 務
(
100 )
(
110 )
11,015 )
(
8,898 )
53,349
52,618
土
地
(
32,540 )
(
32,442 )
建
物
(
18,502 )
(
18,286 )
その他の有形固定資産
(
2,306 )
(
1,889 )
240
229
33,617
33,128
り
受
収
退 職 給 付 引 当 金
9,363
9,122
役員退職慰労引当金
271
198
特別法上の準備金
2,038
2,243
価 格 変 動 準 備 金
555,343
541,808
52,500
52,500
(純資産の部)
578 )
(
617 )
貸
(
14,086 )
(
14,229 )
貸
(
1,137 )
(
1,371 )
貸
(
7,669 )
(
7,191 )
利
外 国 再 保 険 貸
(
1,808 )
(
1,674 )
その他利益剰余金
未
(
2,356 )
(
2,214 )
共
同
再
店
保
保
険
険
収
未
収
金
益
(
1,153 )
(
1,184 )
金
(
1,065 )
(
1,035 )
地 震 保 険 預 託 金
(
415 )
(
441 )
仮
(
3,347 )
(
3,169 )
預
収
託
払
金
資
資
資
利
本
本
本
益
準
剰
金
備
金
余
金
備
金
12,559
(
12,559 )
△ 19,352
3,568
( △
6,520 )
(配当引当積立金)
((
2,500))
((
2,500))
(特別危険準備金)
((
4,000))
((
4,000))
(繰越利益剰余金)
((△ 28,804))
式
△
2,952 )
△
12,559 )
( △ 22,304 )
株
(
12,559
(
2,952 )
己
準
余
(
自
益
剰
金
8
((△ 13,020))
△
8
株 主 資 本 合 計
45,699
61,483
その他有価証券評価差額金
32,446
56,420
前 払 年 金 費 用
317
793
繰 延 税 金 資 産
13,204
7,865
評価・換算差額等合計
29,358
53,503
284
純 資 産 の 部 合 計
75,057
114,986
656,795
負債及び純資産の部合計
630,401
656,795
貸
倒
引
当
金
資 産 の 部 合 計
△
319
630,401
△
土地再評価差額金
△
3,088
資料編
(
理
2,243 )
負 債 の 部 合 計
料
代
(
3,583
険
保
2,038 )
3,853
産
収
(
再評価に係る繰延税金負債
資
未
40,084
25,800 )
10,051
入
38,833
(
(
他
(
(
一
の
68,319 )
530 )
1,152 )
無 形 固 定 資 産
(
備
の
準
金
負
そ
任
備
25,800 )
12,273
有 形 固 定 資 産
責
払
(
(
付
支
(
1,258 )
そ
3
486,576
金
(
貸
500,983
保 険 契 約 準 備 金
未 払 法 人 税 等
保 険 約 款 貸 付
般
平成25年度
平成26年度
(平成26年3月31日現在) (平成27年3月31日現在)
(負債の部)
(資産の部)
預
年 度
科 目
経理の状況
科 目
(単位:百万円)
△
2,916
71
平成26年度の貸借対照表の注記
72
1.有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
(1)満期保有目的の債券の評価は、償却原価法により行っております。
(2)子会社株式の評価は、移動平均法に基づく原価法により行っております。
(3)その他有価証券のうち時価のある株式の評価は、決算日前1ヶ月の市場価格等の平均価格に基づく時価法、それ以外の評価は、決算
日の市場価格等に基づく時価法により行っております。
なお、評価差額は全部純資産直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動平均法に基づいております。
(4)その他有価証券のうち時価を把握することが極めて困難と認められるものの評価は、移動平均法に基づく原価法により行っております。
2.運用目的及び満期保有目的のいずれにも該当しない有価証券の保有を目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用され
ている有価証券の評価は、決算日の市場価格等に基づく時価法により行っております。
3.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」とし
て純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成13年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める路線価に基づいて、奥行価格
補正等の合理的な調整を行って算出したほか、第5号に定める鑑定評価に基づいて算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計
額との差額
6,441百万円
5.有形固定資産の減価償却は、定率法により行っております。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)につ
いては、定額法により行っております。
6.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算は、外貨建取引等会計処理基準に準拠して行っております。
7.貸倒引当金は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に基づき、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額等を
控除し、その残額を引き当てております。
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回
収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。
また、全ての債権は資産の自己査定基準に基づき、それぞれの債権管理担当部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部
署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
8.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
(1)退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。
(2)数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異については、各期の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按
分した額を、それぞれ発生の翌期から費用処理しております。
過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により費用処理
しております。
9.役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支払に備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見込額に基づき、当期末において発生し
ていると認められる額を計上しております。
10.価格変動準備金は、株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき計上しております。
11.外貨建預金の為替変動リスクのヘッジについては、振当処理を適用しております。なお、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が同一で
あり、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジの有効性の評価を省略しております。
12.消費税等の会計処理は税抜方式によっております。ただし、損害調査費、営業費及び一般管理費等の費用は税込方式によっております。
なお、資産に係る控除対象外消費税等は仮払金に計上し、5年間で均等償却を行っております。
13.会計方針の変更
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関す
る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基
準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当期より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見
直し、割引率の決定方法を、従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率を使用する方法から、退職給付の支払見込期間ご
とに設定された複数の割引率を使用する方法へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当期の期首において、退職給付債
務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を繰越利益剰余金に加減しております。
この結果、当期の期首の前払年金費用が107百万円増加し、退職給付引当金が11百万円減少し、繰越利益剰余金が82百万円増加してお
ります。また、当期の経常利益、税引前当期純利益への影響は軽微であります。
14.当期における金融商品に関する事項は、次のとおりであります。
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
当社は、損害保険事業として各種損害保険の引受けを行っており、保険料として収受した金銭等を有価証券、貸付金等の金融資産
貸借対照表計上額
26,042
6
400
519,201
10,051
△64
9,987
555,638
25,800
25,800
時価
26,042
6
差額
-
-
400
519,201
0
-
10,161
555,812
26,401
26,401
173
174
601
601
資料編
① 現金及び預貯金
② 金銭の信託
③ 有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
④ 貸付金
貸倒引当金(*)
資産計
借入金
負債計
3
経理の状況
にて運用しております。
資産運用につきましては、安全性を重視し円金利資産を中心としたポートフォリオを構築するとともに、リスク性資産の圧縮等に
取り組み、安定した収益を確保していく方針であります。
②金融商品の内容及びそのリスク
当社が保有する金融資産は、主として円貨建債券、外貨建債券、株式及び貸付金であり、信用リスク、市場リスク、市場流動性リ
スクに晒されております。
信用リスクとしては、債券の発行体や貸付先の財務状況の悪化等により、金融資産の価値が減少又は消失する可能性があります。
市場リスクとしては、特に、内外金利、為替レート及び株価・債券価格の市場変動等が挙げられます。例えば、内外金利が上昇し
た場合には、当社の保有する内外債券のポートフォリオの価値が減少し、円高となった場合には、当社の外貨建有価証券等の円換
算価値が減少します。
市場流動性リスクとしては、市場の混乱等により市場において取引ができない、又は通常よりも著しく低い価格での取引を余儀な
くされることにより損失を被る可能性があります。
当社が保有する金融負債は、借入金であり、借入金の一部は、金利の変動リスクを有しております。
③金融商品に係るリスク管理体制
当社は、「リスク管理の基本方針」に基づいて、「資産運用リスク管理方針」及び「資産運用リスク管理規程」を設け、各リスクに
関する管理規程の整備、各リスクの評価・モニタリングの実施及び経営への報告など、リスク管理を実行しております。
また、取引の執行部署である資産運用担当部署(フロント・オフィス)及び後方事務部署である資産運用業務管理部署(バック・
オフィス)とは独立した資産運用リスク管理部署を設置し、フロント・オフィス及びバック・オフィスへの牽制機能を確保してお
ります。
a. 市場リスクの管理
有価証券等の市場リスクを有する資産について、含み損益の状況の把握や保有限度・損失限度等適切なリミットを設定し管理
するほか、各種市場環境の変化に対する価格変化(感応度)やVaRを計測して市場リスク量を把握し、管理しております。
b. 信用リスクの管理
与信先毎の信用格付けに基づいた与信限度額を設けるとともに、信用集中リスクの所在する資産等を統合した総与信残高管理
を行っております。また、個別案件の与信審査や問題債権への対応状況などの管理を行っております。
c. 流動性リスクの管理
当社は、日々の資金繰りの状況を平常時、要注意時、懸念時、危機時、巨大災害時に区分し、資金繰りの状況に応じて迅速か
つ適切な対応ができるよう態勢を整備しております。
また、巨大災害発生に伴う保険金支払などに備え、常に維持すべき流動性資産の最低限度額を設けて管理しております。
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該
価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
(2)金融商品の時価等に関する事項
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて
困難と認められるものは、次表に含めておりません(
(注2)参照)
。
(単位:百万円)
(*)貸付金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
①現金及び預貯金
預貯金は、主に短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
②金銭の信託
金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券については、取引金融機関から提示された価格によっております。
③有価証券
株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格、日本証券業協会の発表する「公社債店頭売買参考統計値平均値」
、取引
金融機関から提示された価格等によっております。また、投資信託については、公表されている基準価格によっております。
④貸付金
貸付金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸付先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、
時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、外部格付・内部格付、期
73
間、担保・保証に基づいて、契約別に将来キャッシュ・フローを見積もり、割引現在価値により時価を算定しております。なお、
約定期間が短期間のもの及び約款貸付は、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証
による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控
除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
負 債
借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時
価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、外部格付、期間に
基づいて、契約別に将来キャッシュ・フローを見積もり、割引現在価値により時価を算定しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり、
「③有価証券」に含めてお
りません。
非上場株式及び組合財産が非上場株式から構成されている組合出資金等 6,743百万円
(*)非 上場株式及び組合財産が非上場株式から構成されている組合出資金等については、市場価格がなく、かつ、将来
キャッシュ・フローを見積もることができないことから、時価開示の対象とはしておりません。
15.当期における賃貸等不動産に関する事項は、次のとおりであります。
(1)賃貸等不動産の状況に関する事項
当社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む。
)を所有しております。
(2)賃貸等不動産の時価に関する事項
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
7,969
74
当期末の時価
5,920
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
(注2)当期末の時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、その他の物件について
は路線価を基礎として合理的に調整した金額であります。
16.(1)貸付金のうち、破綻先債権に該当するものはありません。延滞債権額は71百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」とい
う。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号イからホまで(貸倒引当金勘定への繰入限度額)に掲
げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支
払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。
(2)貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権に該当するものはありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞
債権に該当しないものであります。
(3)貸付金のうち、貸付条件緩和債権に該当するものはありません。
なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債
権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
(4)破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の合計額は71百万円であります。
17.有形固定資産の減価償却累計額は52,213百万円、圧縮記帳額は1,401百万円であります。
18.関係会社に対する金銭債権総額は26百万円、金銭債務総額は16,110百万円であります。
19.繰延税金資産の総額は32,371百万円、繰延税金負債の総額は21,261百万円であります。また、繰延税金資産から評価性引当額として
控除した額は3,245百万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳は、責任準備金17,922百万円、支払備金2,890百万円、税務上の繰越欠損金2,778百万円、
ソフトウェア2,452百万円及び退職給付引当金2,402百万円であります。
繰延税金負債の発生の主な原因は、その他有価証券に係る評価差額金21,250百万円であります。
なお、法人税等の税率変更による繰延税金資産及び繰延税金負債等の修正は次のとおりであります。
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成27年法律第9号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する事業年
度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。
これに伴い、平成27年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使
用する法定実効税率は従来の30.8%から28.8%となります。
この税率変更により、繰延税金資産(繰延税金負債を控除した金額)は685百万円、責任準備金は516百万円減少し、その他有価証券
評価差額金は1,426百万円、法人税等調整額は2,111百万円増加し、当期純利益は1,595百万円減少しております。また、再評価に係
る繰延税金負債は239百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
20.従業員の金融機関からの住宅資金借入金について5百万円の債務保証を行っております。
21.関係会社の株式の額は47百万円であります。
22.保険業法第91条の規定による組織変更剰余金額は9,893百万円であります。
23.担保に供している資産は、有価証券479百万円であります。これは信用状発行の担保として差し入れているものであります。
3
経理の状況
24.(1)支払備金の内訳は次のとおりであります。
支払備金(出再支払備金控除前、(ロ)に掲げる保険を除く)
58,607百万円
同上に係る出再支払備金
3,476百万円
差引(イ)
55,131百万円
地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る支払備金(ロ)
5,957百万円
計(イ+ロ)
61,088百万円
(2)責任準備金の内訳は次のとおりであります。
普通責任準備金(出再責任準備金控除前)
167,431百万円
同上に係る出再責任準備金
18,628百万円
差引(イ)
148,803百万円
その他の責任準備金(ロ)
276,683百万円
計(イ+ロ)
425,487百万円
25.1株当たり純資産額は391,899円83銭であります。
算定上の基礎である純資産の部の合計額は114,986百万円、普通株式に係る期末の純資産額は114,986百万円、1株当たり純資産額
の算定に用いられた期末の普通株式の数は293,409株であります。
26.無形固定資産のうち主なものは借地権及び電話加入権であります。
27.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
資料編
75
2 損益計算書
(単位:百万円)
年 度
科 目
経
常
収
険
引
受
収
正 味 収 入 保 険
収 入 積 立 保 険
積 立 保 険 料 等 運 用
支 払 備 金 戻 入
責 任 準 備 金 戻 入
為
替
差
そ の 他 保 険 引 受 収
資
産
運
用
収
利 息 及 び 配 当 金 収
金 銭 の 信 託 運 用
有 価 証 券 売 却
金 融 派 生 商 品 収
為
替
差
そ の 他 運 用 収
積 立 保 険 料 等 運 用 益 振
そ
の
他
経
常
収
経
常
費
保
険
引
受
費
正 味 支 払 保 険
損
害
調
査
諸 手 数 料 及 び 集 金
満
期
返
戻
契
約
者
配
当
支 払 備 金 繰 入
そ の 他 保 険 引 受 費
資
産
運
用
費
金 銭 の 信 託 運 用
有 価 証 券 売 却
有 価 証 券 評 価
有 価 証 券 償 還
金 融 派 生 商 品 費
そ の 他 運 用 費
営 業 費 及 び 一 般 管 理
そ
の
他
経
常
費
支
払
利
貸
倒
損
そ の 他 の 経 常 費
経
常
利
特
別
利
固 定 資 産 処 分
そ の 他 特 別 利
特
別
損
固 定 資 産 処 分
減
損
損
特 別 法 上 の 準 備 金 繰 入
価 格 変 動 準 備
税 引 前 当 期 純 利
法 人 税 及 び 住 民
法
人
税
等
調
整
法
人
税
等
合
当
期
純
利
76
保
益
益
料
料
益
額
額
益
益
益
入
益
益
益
益
益
替
益
用
用
金
費
費
金
金
額
用
用
損
損
損
損
用
用
費
用
息
失
用
益
益
益
益
失
損
失
額
金
益
税
額
計
益
平成25年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
211,986
202,462
162,965
27,335
4,327
-
7,826
7
-
9,258
9,108
96
4,247
68
44
20
△ 4,327
264
209,252
179,749
92,820
10,231
29,872
41,566
1
5,167
88
378
-
78
179
80
-
39
28,528
596
497
2
97
2,733
815
20
794
264
33
29
201
(
201 )
3,283
118
598
717
2,566
平成26年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
216,831
210,609
167,774
24,185
4,020
7,230
7,177
5
216
5,997
8,392
-
1,618
-
6
0
△ 4,020
224
202,752
173,984
92,874
10,614
31,513
38,886
8
-
86
148
0
23
6
50
41
26
28,081
538
466
-
71
14,078
6
6
-
347
33
108
205
(
205 )
13,737
793
△ 2,689
△ 1,896
15,633
平成26年度の損益計算書の注記
(単位:百万円、%)
種類
会社等の名称
議決権等の
所有(被所有)割合
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
親会社
全国共済農業
協同組合連合会
被所有
74.2
経営協議契約を締結
しております。
利息の支払
279
科目
期末残高
借入金
16,000
資料編
3
経理の状況
1.関係会社との取引による収益総額は1,247百万円、費用総額は2,237百万円であります。
2.(1)正味収入保険料の内訳は次のとおりであります。
収入保険料
200,223百万円
支払再保険料
32,449百万円
差引
167,774百万円
(2)正味支払保険金の内訳は次のとおりであります。
支払保険金
112,857百万円
回収再保険金
19,982百万円
差引
92,874百万円
(3)諸手数料及び集金費の内訳は次のとおりであります。
支払諸手数料及び集金費
35,568百万円
出再保険手数料
4,055百万円
差引
31,513百万円
(4)支払備金戻入額(△は支払備金繰入額)の内訳は次のとおりであります。
支払備金戻入額(出再支払備金控除前、(ロ)に掲げる保険を除く)
7,049百万円
同上に係る出再支払備金戻入額
△
255百万円
差引(イ)
7,305百万円
地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る支払備金戻入額(ロ)
△
75百万円
計(イ+ロ)
7,230百万円
(5)責任準備金戻入額(△は責任準備金繰入額)の内訳は次のとおりであります。
普通責任準備金戻入額(出再責任準備金控除前)
△
4,791百万円
同上に係る出再責任準備金戻入額
△
1,463百万円
差引(イ)
△
3,328百万円
その他の責任準備金戻入額(ロ)
10,505百万円
計(イ+ロ)
7,177百万円
(6)利息及び配当金収入の内訳は次のとおりであります。
預貯金利息
2百万円
コールローン利息
6百万円
有価証券利息・配当金
7,722百万円
貸付金利息
241百万円
不動産賃貸料
411百万円
その他利息・配当金
7百万円
計
8,392百万円
3.1株当たりの当期純利益は53,283円53銭であります。
算定上の基礎である当期純利益は15,633百万円、このうち普通株主に帰属しない金額はありません。普通株式に係る当期純利益は
15,633百万円、普通株式の期中平均株式数は293,409株であります。
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
4.関連当事者との取引に関する事項は次のとおりであります。
(注1)間接所有分を含めた議決権の被所有割合は74.7%であります。
(注2)取引条件及び取引条件の決定方針等
資金の借入の取引条件のうち利率については、市場の実勢相場に基づき合理的に決定しております。
5.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
77
3 貸借対照表の推移
(単位:百万円)
年 度
科 目
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度末
(資産の部)
現
金
コ
及
ー
金
び
預
ル
銭
有
貯
ロ
ー
の
信
価
証
貸
付
金
23,677
29,648
26,042
-
ン
10,000
-
託
94
7
6
券
481,141
488,061
526,344
金
16,107
12,273
10,051
有
形
固
定
資
産
52,537
53,349
52,618
無
形
固
定
資
産
254
240
229
産
32,336
33,617
33,128
そ
の
他
資
前
払
年
金
費
用
-
317
793
繰
延
税
金
資
産
13,889
13,204
7,865
貸
倒
資
引
産
当
の
部
金
合
△
険
そ
契
約
の
退
職
役
員
特
別
他
給
退
価
準
法
格
負
付
職
変
引
慰
上
備
労
の
動
当
準
債
の
部
656,795
500,983
486,576
債
40,517
38,833
40,084
9,122
金
8,769
9,363
金
221
271
198
備
金
1,836
2,038
2,243
備
金
(
合
計
本
1,836 )
(
2,038 )
(
2,243 )
3,869
3,853
3,583
558,857
555,343
541,808
金
52,500
52,500
資
本
剰
余
金
12,559
12,559
利
益
剰
余
金
△ 21,954
△ 19,352
△
△
△
自
株
己
主
株
資
本
合
式
-
計
43,105
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金
土
78
284
503,642
(純資産の部)
資
△
金
再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債
負
319
630,401
当
引
準
△
629,687
(負債の部)
保
351
計
地
再
評
価
差
額
金
3,052
12,559
45,699
30,777
△
8
52,500
3,088
8
61,483
32,446
△
3,568
56,420
△
2,916
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
27,725
29,358
53,503
純
計
70,830
75,057
114,986
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計
629,687
630,401
656,795
資
産
の
部
合
4 損益計算書の推移
(単位:百万円)
年 度
科 目
経
平成26年度
220,682
212,967
159,091
31,815
4,688
-
17,363
7
-
7,389
8,904
7
3,143
-
-
22
△ 4,688
325
217,112
185,826
99,731
7,469
29,845
47,299
0
1,379
99
1,942
-
1,111
377
140
41
250
20
28,734
608
531
0
76
3,570
49
49
-
216
18
-
197
(
197 )
3,403
119
43
163
3,239
211,986
202,462
162,965
27,335
4,327
-
7,826
7
-
9,258
9,108
96
4,247
68
44
20
△ 4,327
264
209,252
179,749
92,820
10,231
29,872
41,566
1
5,167
88
378
-
78
179
80
-
-
39
28,528
596
497
2
97
2,733
815
20
794
264
33
29
201
(
201 )
3,283
118
598
717
2,566
216,831
210,609
167,774
24,185
4,020
7,230
7,177
5
216
5,997
8,392
-
1,618
-
6
0
△ 4,020
224
202,752
173,984
92,874
10,614
31,513
38,886
8
-
86
148
0
23
6
50
41
-
26
28,081
538
466
-
71
14,078
6
6
-
347
33
108
205
(
205 )
13,737
793
△ 2,689
△ 1,896
15,633
3
資料編
益
益
料
料
益
額
額
益
益
益
入
益
益
益
益
益
替
益
用
用
金
費
費
金
金
額
用
用
損
損
損
損
用
損
用
費
用
息
失
用
益
益
益
益
失
損
失
額
金
益
税
額
計
益
平成25年度
経理の状況
常
収
険
引
受
収
正 味 収 入 保 険
収 入 積 立 保 険
積 立 保 険 料 等 運 用
支 払 備 金 戻 入
責 任 準 備 金 戻 入
為
替
差
そ の 他 保 険 引 受 収
資
産
運
用
収
利 息 及 び 配 当 金 収
金 銭 の 信 託 運 用
有 価 証 券 売 却
金 融 派 生 商 品 収
為
替
差
そ の 他 運 用 収
積 立 保 険 料 等 運 用 益 振
そ
の
他
経
常
収
経
常
費
保
険
引
受
費
正 味 支 払 保 険
損
害
調
査
諸 手 数 料 及 び 集 金
満
期
返
戻
契
約
者
配
当
支 払 備 金 繰 入
そ の 他 保 険 引 受 費
資
産
運
用
費
金 銭 の 信 託 運 用
有 価 証 券 売 却
有 価 証 券 評 価
有 価 証 券 償 還
金 融 派 生 商 品 費
為
替
差
そ の 他 運 用 費
営 業 費 及 び 一 般 管 理
そ
の
他
経
常
費
支
払
利
貸
倒
損
そ の 他 の 経 常 費
経
常
利
特
別
利
固 定 資 産 処 分
そ の 他 特 別 利
特
別
損
固 定 資 産 処 分
減
損
損
特 別 法 上 の 準 備 金 繰 入
価 格 変 動 準 備
税 引 前 当 期 純 利
法 人 税 及 び 住 民
法
人
税
等
調
整
法
人
税
等
合
当
期
純
利
保
平成24年度
79
5 株主資本等変動計算書
平成25年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
当期首残高
資本金
52,500
資本
準備金
利益剰余金
資本
剰余金
合計
12,559
12,559
利益
準備金
2,952
その他利益剰余金
配当引当
積立金
特別危険
準備金
繰越利益
剰余金
利益
剰余金
合計
2,500
4,000
△31,406
△21,954
自己株式
株主資本
合計
-
43,105
‌会計方針の変更による
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
当期首残高
-
52,500
12,559
12,559
2,952
2,500
4,000
△31,406
△21,954
2,566
2,566
-
43,105
当期変動額
当期純利益
自己株式の取得
2,566
△8
土地再評価差額金の取崩
36
36
△8
36
‌株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
2,602
2,602
△8
2,593
52,500
12,559
12,559
2,952
2,500
4,000
△28,804
△19,352
△8
45,699
評価・換算差額等
当期首残高
その他
土地再評価 評価・換算
有価証券
差額金
差額等合計
評価差額金
30,777
△3,052
27,725
‌会計方針の変更による
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
当期首残高
純資産
合計
70,830
-
30,777
△3,052
27,725
70,830
当期変動額
2,566
当期純利益
自己株式の取得
△8
土地再評価差額金の取崩
‌株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
80
36
1,669
△36
1,633
1,633
1,669
△36
1,633
4,227
32,446
△3,088
29,358
75,057
平成26年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
52,500
資本
剰余金
合計
12,559
利益
準備金
12,559
52,500
12,559
△8
45,699
特別危険
準備金
繰越利益
剰余金
2,500
4,000
△28,804
△19,352
82
82
△28,721
△19,269
15,633
15,633
15,633
68
68
68
2,952
12,559
株主資本
合計
配当引当
積立金
‌会計方針の変更による
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
当期首残高
自己株式
利益
剰余金
合計
2,952
2,500
4,000
3
経理の状況
当期首残高
資本
準備金
利益剰余金
その他利益剰余金
82
△8
45,781
当期変動額
当期純利益
土地再評価差額金の取崩
‌株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
15,701
15,701
-
15,701
52,500
12,559
12,559
2,952
2,500
4,000
△13,020
△3,568
△8
61,483
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
32,446
土地
再評価
差額金
△3,088
評価・換算
差額等合計
純資産
合計
29,358
75,057
‌会計方針の変更による
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
当期首残高
82
32,446
△3,088
29,358
75,140
当期変動額
当期純利益
15,633
土地再評価差額金の取崩
68
23,973
171
24,144
24,144
当期変動額合計
23,973
171
24,144
39,846
当期末残高
56,420
△2,916
53,503
114,986
資料編
‌株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
平成26年度の株主資本等変動計算書の注記
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数
に関する事項
発行済株式
普通株式
合
計
自己株式
普通株式
合
計
当期首株式数 当期増加株式数 当期減少株式数 当期末株式数
(株)
(株)
(株)
(株)
293,452
-
-
293,452
293,452
-
-
293,452
43
-
-
43
43
-
-
43
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)
配当金支払額
該当事項はありません。
(2)
基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が
翌期となるもの
該当事項はありません。
4.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
81
6 キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
年 度
平成25年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
科 目
平成26年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税
引
前
減
当
価
減
期
純
償
利
却
損
損
益
3,283
13,737
費
1,753
2,260
失
29
108
5,167
△
7,230
責 任 準 備 金 の 増 減 額(△は減少) △
7,826
△
7,177
貸 倒 引 当 金 の 増 減 額(△は減少) △
22
△
18
退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額(△は減少) △
79
△
230
役 員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
49
△
価 格 変 動 準 備 金 の 増 減 額(△は減少)
201
支 払 備 金 の 増 減 額(△は減少)
利
息
及
入 △
9,108
△
8,392
有 価 証 券 関 係 損 益(△ は 益) △
3,977
△
1,496
△
支
為
び
配
当
払
替
金
収
72
205
利
差
損
息
497
466
益(△ は 益) △
44
有 形 固 定 資 産 関 係 損 益(△ は 益) △
6
その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加) △
2,356
246
その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少) △
1,993
1,140
そ
他 △
367
△
332
計 △
14,798
△
6,781
の
小
9,879
利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額
利
△
498
△
465
額 △
129
△
246
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △
5,547
1,443
預 貯 金 の 純 増 減 額(△は増加)
319
256
金 銭 の 信 託 の 減 少 に よ る 収 入
25
77
人
の
税
支
等
の
払
8,937
額 法
息
6
10
支
払
投資活動によるキャッシュ・フロー
有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出 △
有 価 証 券 の 売 却 ・ 償 還 に よ る 収 入
貸
付
け
に
よ
る
支
資
の
産
運
用
活
動
△
86,033
出 △
貸 付 金 の 回 収 に よ る 収 入
そ
85,834
2,976
58,697
52,286
△
6,809
628
2,850
他
168
△
103
計
4,546
△
3,957
営 業 活 動 及 び 資 産 運 用 活 動 計 △
1,000
△
2,514
有 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出 △
2,518
△
1,840
16
△
2
2,086
△
5,792
有 形 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入
そ
の
76
他 △
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
8
財務活動によるキャッシュ・フロー
借
入
れ
に
よ
る
収
入
12,000
-
借 入 金 の 返 済 に よ る 支 出 △
12,000
-
自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出 △
8
-
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高
82
△
8
-
0
-
3,469
31,922
△
4,348
28,712
258
-
28,712
24,363
平成26年度のキャッシュ・フロー計算書の注記
1.現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(平成27年3月31日現在)
現金及び預貯金
26,042百万円
有価証券
526,344百万円
預入期間が3ヵ月を超える定期預金
△526,344百万円
現金及び現金同等物
経理の状況
現金同等物以外の有価証券
24,363百万円
2.重要な非資金取引の内容
該当事項はありません。
3
△1,679百万円
3.投資活動によるキャッシュ・フローには、保険事業に係る資産運用業務から生じるキャッシュ・フローを含んでおります。
7 1株当たり配当等の推移
年 度
区 分
平成24年度
平成25年度
平成26年度
1 株 当 た り 配 当 額
-
-
-
1株 当 た り 当 期 純 利 益
11,040円96銭
8,746円26銭
53,283円53銭
向
-
-
-
1株 当 た り 純 資 産 額
241,369円83銭
255,813円08銭
391,899円83銭
従 業 員1人 当 た り 総 資 産
292百万円
266百万円
278百万円
配
当
性
(注)
1. 1株当たり配当額及び配当性向については、
配当を行っていないため、
記載しておりません。
2. 従業員数は、
直販社員を除いております。
8 リース取引関係
該当事項はありません。
資料編
83
• 資産・負債の明細
1 現金及び預貯金
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度末
金
42
39
37
金
23,635
29,608
26,005
区 分
現
預
貯
( 郵 便 振 替・ 郵 便 貯 金 )
(
760 )
(
702 )
(
( 当 座 預 金 )
(
383 )
(
590 )
(
3 )
( 普 通 預 金 )
(
7,626 )
(
14,679 )
(
10,640 )
( 通 知 預 金 )
(
12,610 )
(
11,700 )
(
12,080 )
( 定 期 預 金 )
(
2,255 )
(
1,935 )
(
合
計
23,677
29,648
1,101 )
2,179 )
26,042
2 商品有価証券・同平均残高・同売買高
該当事項はありません。
3 保有有価証券種類別残高及び構成比
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
国
地
方
社
株
外
そ
合
84
国
の
平成25年度末
構成比
(%)
他
証
の
証
平成26年度末
構成比
(%)
構成比
(%)
債
213,521
44.4
227,441
46.6
242,767
債
25,391
5.3
20,456
4.2
13,742
2.6
債
101,412
21.1
90,964
18.6
86,013
16.3
式
71,626
14.9
75,499
15.5
100,776
19.2
券
63,777
13.2
68,466
14.0
76,262
14.5
券
5,412
1.1
5,232
1.1
6,782
1.3
計
481,141
100.0
488,061
100.0
526,344
100.0
46.1
4 有価証券種類別残存期間別残高
平成26年度末
(単位:百万円)
期 間
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
10年超
債
8,077
20,084
17,877
54,032
76,291
66,404
−
242,767
債
5,227
4,777
2,292
106
1,337
−
−
13,742
社
債
17,651
29,426
14,121
4,075
12,315
8,423
−
86,013
株
式
−
−
−
−
−
−
100,776
100,776
券
11,322
18,448
15,894
11,226
6,259
7,884
5,227
76,262
そ の 他 の 証 券
483
198
−
−
−
−
6,100
6,782
42,762
72,934
50,186
69,441
96,203
82,712
112,104
526,344
国
地
外
方
国
証
合
計
期間の定め
のないもの
平成25年度末
期 間
国
方
社
株
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
10年超
期間の定め
のないもの
合 計
債
9,480
22,612
15,714
29,680
93,062
56,891
−
227,441
債
7,189
6,447
5,596
413
810
−
−
20,456
債
22,086
26,496
29,528
4,316
6,968
1,568
−
90,964
式
−
−
−
−
−
−
75,499
75,499
券
3,465
20,513
17,150
6,881
8,086
5,692
6,677
68,466
そ の 他 の 証 券
244
543
145
−
−
−
4,298
5,232
42,466
76,612
68,134
41,291
108,927
64,152
86,475
488,061
外
国
証
合
3
(単位:百万円)
区 分
地
合 計
経理の状況
1年以下
区 分
計
5 業種別保有株式
(単位:千株、百万円)
平成24年度末
年 度
区 分
株数
建
設
化
金額
平成25年度末
構成比
(%)
株数
金額
平成26年度末
構成比
(%)
株数
金額
構成比
(%)
業
21,039
22,360
31.2
20,679
23,370
30.9
20,707
30,831
30.6
学
17,160
10,931
15.3
17,163
12,229
16.2
17,663
18,132
18.0
食
料
品
7,583
8,739
12.2
7,569
9,610
12.7
7,574
15,884
15.8
陸
運
業
9,050
9,072
12.7
9,051
10,015
13.3
9,060
12,597
12.5
金
9,362
6,927
9.7
9,298
6,652
8.8
9,329
7,348
7.3
業
5,331
3,410
4.8
5,285
3,404
4.5
5,316
4,294
4.3
機
械
6,574
2,238
3.1
6,598
2,568
3.4
6,630
2,702
2.7
輸
融
保
器
2,649
1,958
2.7
2,562
1,892
2.5
1,346
2,366
2.3
品
1,713
1,102
1.5
1,713
1,027
1.4
1,586
1,432
1.4
倉 庫 ・ 運 輸 関 連 業
3,498
956
1.3
3,498
910
1.2
3,469
1,006
1.0
他
15,056
3,928
5.5
14,568
3,817
5.1
12,526
4,179
4.1
計
99,020
71,626
100.0
97,988
75,499
100.0
95,208
100,776
100.0
繊
そ
合
送
険
用
維
機
製
の
資料編
業
商
(注)
1. 業種別区分は証券取引所の業種分類に準じております。
2. 化学は医薬品を、陸運業は空運業を含んでおります。また、卸売業及び小売業は商業として、銀行業、保険業及びその他金融業は金融保険業として記載して
おります。
85
6 貸付金残存期間別残高
平成26年度末
(単位:百万円)
期 間
変
動
固
定
1年超
3年以下
1年以下
区 分
金
利
38
54
金
利
740
572
778
626
計
3年超
5年以下
5年超
7年以下
1,237
7年超
10年以下
10年超
(期間の定めのないものを含む)
合 計
462
389
2,435
4,617
268
644
2,053
1
4,281
1,505
1,107
2,443
2,437
8,898
(注)
貸付金のうち、
保険約款貸付を除く一般貸付について記載しております。
平成25年度末
(単位:百万円)
期 間
変
動
固
定
1年超
3年以下
1年以下
区 分
金
利
金
利
計
1,033
53
131
1,272
1,165
1,326
3年超
5年以下
5年超
7年以下
1,221
7年超
10年以下
10年超
(期間の定めのないものを含む)
合 計
440
691
2,910
6,350
358
751
2,092
57
4,664
1,579
1,192
2,784
2,967
11,015
(注)
貸付金のうち、
保険約款貸付を除く一般貸付について記載しております。
7 担保別貸付金残高及び構成比
(単位:百万円)
平成24年度末
年 度
区 分
担
保
貸
付
平成25年度末
構成比
(%)
127
0.8
平成26年度末
構成比
(%)
81
0.6
構成比
(%)
71
0.7
(有 価 証 券 担 保 貸 付)
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
(不動産・動産・財団担保貸付)
(
127 )
(
0.8 )
(
81 )
(
0.6 )
(
71 )
(
0.7 )
(指 名 債 権 担 保 貸 付)
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
(
− )
保
証
貸
付
6,083
37.8
5,077
41.4
4,154
41.3
信
用
貸
付
7,866
48.8
5,316
43.3
4,217
42.0
他
628
3.9
539
4.4
453
4.5
そ
の
一
般
貸
付
14,705
91.3
11,015
89.7
8,898
88.5
約
款
貸
付
1,401
8.7
1,258
10.3
1,152
11.5
計
16,107
100.0
12,273
100.0
10,051
100.0
合
8 使途別貸付金残高及び構成比
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
構成比
(%)
平成26年度末
構成比
(%)
構成比
(%)
設
備
資
金
5,470
運
転
資
金
10,636
66.0
7,109
57.9
5,737
57.1
計
16,107
100.0
12,273
100.0
10,051
100.0
合
86
平成25年度末
34.0
5,163
42.1
4,313
42.9
9 業種別貸付金残高及び構成比
(単位:百万円)
平成24年度末
年 度
区 分
農
平成25年度末
構成比
(%)
林
・
水
産
平成26年度末
構成比
(%)
構成比
(%)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
建
設
業
−
−
−
−
−
−
製
造
業
1,036
6.4
500
4.1
428
4.3
卸
売
業
・
小
売
業
29
0.2
25
0.2
21
0.2
金
融
業
・
保
険
業
5,473
34.0
3,466
28.3
2,459
24.5
不動産業・物品賃貸業
1,093
6.8
1,050
8.6
1,030
10.2
情
業
−
−
−
−
−
−
業
418
2.6
397
3.2
375
3.7
電気・ガス・熱供給・水道業
−
−
−
−
−
−
サ
33
0.2
28
0.2
24
0.2
運
報
輸
通
業
ー
・
ビ
そ
信
郵
ス
便
業
の
等
他
(うち個人住宅・消費者ローン)
小
公
共
公
社
約
団
・
款
公
貸
合
6,598
(
計
体
団
付
計
6,598 )
41.0
(
14,682
−
23
1,401
16,107
41.0 )
(
91.2
−
0.1
8.7
100.0
5,527
5,527 )
45.0
(
10,995
−
20
1,258
12,273
45.0 )
(
89.6
−
0.2
10.2
100.0
4,539
4,539 )
3
経理の状況
業
鉱業・採石業・砂利採取業
45.2
(
45.2 )
8,879
88.3
−
−
19
0.2
1,152
11.5
10,051
100.0
(注)
業種別区分は、
日本標準産業分類の大分類に準じております。
10 規模別貸付金残高及び構成比
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
構成比
(%)
大
企
中
堅
中
小
そ
般
平成26年度末
構成比
(%)
構成比(%)
業
7,922
53.9
5,356
48.6
4,256
47.8
企
業
107
0.7
25
0.2
21
0.3
企
業
76
0.5
105
1.0
80
0.9
他
6,598
44.9
5,527
50.2
4,539
51.0
計
14,705
100.0
11,015
100.0
8,898
100.0
の
一
平成25年度末
貸
付
資料編
(注)
1. 大企業とは資本金10億円以上の企業をいいます。
2. 中堅企業とは
「大企業」
及び
「中小企業」
以外の企業をいいます。
3. 中小企業とは資本金3億円以下の企業をいいます
(ただし、卸売業は資本金1億円以下、小売業、飲食業及びサービス業は資本金5千万円以下の企業をいい
ます)
。
4. その他とは非居住者貸付、
公共団体、
個人ローン等であります。
5. 約款貸付は除いております。
11 貸付金地域別内訳及び構成比
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
構成比
(%)
首
都
近
上
圏
畿
記
平成25年度末
以
外
の
地
7,016
86.5
平成26年度末
構成比
(%)
4,906
89.4
構成比
(%)
3,786
86.9
圏
−
−
−
−
−
−
域
1,090
13.5
581
10.6
571
13.1
国
内
計
8,107
100.0
5,487
100.0
4,358
100.0
国
外
計
−
−
−
−
−
−
計
8,107
100.0
5,487
100.0
4,358
100.0
合
(注)
個人ローン、
約款貸付等は含みません。
87
12 国内企業向け貸付金残存期間別残高
(単位:百万円)
期 間
1年超
3年以下
1年以下
区 分
3年超
5年以下
5年超
7年以下
7年超
10年以下
10年超
(期間の定めのないものを含む)
合 計
平 成 26 年 度 末
644
380
1,000
474
1,859
−
4,358
平 成 25 年 度 末
1,047
950
1,070
554
1,866
-
5,487
平 成 24 年 度 末
2,576
1,618
976
1,800
1,135
0
8,107
13 劣後特約付貸付金残高
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
平成25年度末
3,300
劣 後 特 約 付 貸 付 金
平成26年度末
1,800
1,800
14 住宅関連融資
(単位:百万円)
平成24年度末
年 度
区 分
個
平成25年度末
構成比
(%)
人
ロ
ー
平成26年度末
構成比(%)
構成比(%)
ン
5,297
100.0
4,516
100.0
3,753
100.0
住 宅 金 融 会 社 貸 付
-
-
-
-
−
-
地 方 住 宅 供 給 公 社
-
-
-
-
−
-
5,297
100.0
4,516
100.0
3,753
100.0
合
総
計
貸
付
残
高
16,107
(
32.9 )
−
12,273
(
36.8 )
−
10,051
(
37.3 )
-
(注)
合計欄の
( )
は総貸付残高に対する比率であります。
15 リスク管理債権
(単位:百万円)
年 度
区 分
破
延
綻
先
債
平成25年度末
平成26年度末
権
−
−
−
権
90
81
71
3ヵ 月 以 上 延 滞 債 権
−
−
−
貸 付 条 件 緩 和 債 権
−
−
−
90
81
71
合
滞
債
平成24年度末
計
(注)
各債権の意義は次のとおりであります。
①破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下
「未収利息不計上貸付金」という。
)のうち、法人税法施行令
(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号
イからホまで
(貸倒引当金勘定への繰入限度額)
に掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。
②延滞債権
未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金でありま
す。
③3ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が、
約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
④貸付条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った
貸付金で、
破綻先債権、
延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
88
16 債務者区分に基づいて区分された債権
(単位:百万円)
年 度
平成24年度末
区 分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
管
正
債
理
常
債
債
合
平成26年度末
−
−
−
権
90
81
71
権
−
−
−
権
16,066
12,216
10,001
計
16,157
12,297
10,073
3
経理の状況
要
険
平成25年度末
(注)
各債権
(貸付有価証券及び貸付金等)
について、
債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、
次に掲げるものに区分したものであります。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産、
会社更生、
再生手続等の事由により、
経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。
②危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い
債権であります。
③要管理債権
3ヵ月以上延滞貸付金
(元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上延滞している貸付金<①及び②に掲げる債権を除きます。>であります。)及
び条件緩和貸付金
(債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利と
なる取決めを行った貸付金<上記①及び②に掲げる債権並びに3ヵ月以上延滞貸付金を除きます。
>であります。
)
であります。
④正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、
上記①から③までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。
17 自己査定結果
平成26年度
(単位:百万円)
Ⅰ分類資産
Ⅱ分類資産
Ⅲ分類資産
Ⅳ分類資産
合 計
金
9,979
8
63
−
10,051
有 価 証 券 等※1
526,303
47
−
−
526,351
産
51,750
867
−
56
52,675
そ の 他※2
67,667
170
44
181
68,064
655,701
1,093
108
238
657,142
貸
有
付
形
固
定
資
合
計
平成25年度
(単位:百万円)
Ⅱ分類資産
Ⅲ分類資産
金
11,192
1,008
73
−
12,273
有 価 証 券 等※1
488,017
50
−
176
488,244
52,603
745
−
13
53,362
貸
有
付
形
固
定
資
そ の 他
合
産
Ⅳ分類資産
合 計
※2
76,666
124
57
181
77,029
計
628,480
1,929
130
371
630,910
資料編
Ⅰ分類資産
※1 有価証券、
買入金銭債権、
金銭の信託
※2 預貯金、
コールローン、
保険料債権、
預託金等
資産査定における分類区分
Ⅰ分類……査定基準日において
「
『Ⅱ分類、
Ⅲ分類及びⅣ分類としない資産』
であり、
回収の危険性又は価値の毀損の可能性について、
問題のない資産」
を指します。
Ⅱ分類……査定基準日において
「債権確保上の諸条件が満足に充たされないため、あるいは、信用上疑義が存する等の理由により、その回収について通常の度合い
を超える危険を含むと認められる債権等の資産」
を指します。
Ⅲ分類……査定基準日において
「最終の回収又は価値について重大な懸念が存し、従って損失の発生の可能性が高いが、その損失額について合理的な推計が困難な
資産」
を指します。
Ⅳ分類……査定基準日において
「回収不可能又は無価値と判定される資産」
を指します。
上記の金額は自己査定による償却前の残高を表示しておりますので、
貸借対照表計上額と一致しておりません。
89
18 有形固定資産及び有形固定資産合計の残高
(単位:百万円)
年 度
区 分
平成24年度末
地
営
業
用
(
賃
貸
用
(
物
土
建
27,467 )
(
5,140 )
(
18,893
32,540
平成26年度末
27,557 )
(
4,982 )
(
18,502
32,442
27,416 )
5,025 )
18,286
営
業
用
(
15,382 )
(
15,083 )
(
14,901 )
賃
貸
用
(
3,510 )
(
3,418 )
(
3,385 )
定
-
-
-
建
設
仮
勘
営
業
用
(
- )
(
- )
(
賃
貸
用
(
- )
(
- )
(
計
用
(
42,849 )
(
42,641 )
(
42,317 )
用
(
8,651 )
(
8,401 )
(
8,410 )
産
-
-
-
その他の有形固定資産
1,036
2,306
1,889
有 形 固 定 資 産 合 計
52,537
53,349
52,618
合
営
業
賃
リ
貸
ー
ス
資
19 支払承諾の残高内訳
該当事項はありません。
20 支払承諾見返の担保別内訳
該当事項はありません。
90
32,607
平成25年度末
51,501
51,042
- )
- )
50,728
21 長期性資産
(単位:百万円)
年 度
区 分
長
期
性
資
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度末
211,327
200,546
188,822
産
3
経理の状況
(注)
長期性資産とは、
積立型保険の払戻積立金と契約者配当準備金の合計額をいいます。
22 支払備金
(単位:百万円)
年 度
種 目
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度末
火
災
5,348
9,152
海
上
1,190
1,323
1,253
傷
害
13,310
14,067
13,457
自
車
26,522
26,008
24,589
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
5,843
5,882
5,957
建
新
1,102
1,354
810
他
9,834
10,530
10,212
そ
動
4,807
物
更
の
( う ち 賠 償 責 任 )
合
計
(
6,237 )
(
63,151
6,810 )
(
68,319
7,194 )
61,088
23 期首時点支払備金(見積り額)の当期末状況(ラン・オフ・リザルト)
(単位:百万円)
会計年度
期首支払備金
前期以前発生事故に係る
当期支払保険金
前期以前発生事故に係る
当期末支払備金
当期把握見積り差額
平成22年度
53,764
30,050
22,848
865
平成23年度
52,638
30,124
21,921
592
平成24年度
55,745
33,718
24,097
△ 2,069
平成25年度
55,007
31,369
22,668
970
平成26年度
61,788
37,550
24,145
92
資料編
(注)
1. 国内元受契約に係る出再控除前の金額であります。
2. 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を除いて記載しております。
3. 当期把握見積り差額=期首支払備金-
(前期以前発生事故に係る当期支払保険金+前期以前発生事故に係る当期末支払備金)
4. 平成23年度については、
東日本大震災に係る影響を除いて記載しております。
91
24 事故発生からの期間経過に伴う最終損害見積り額の推移
傷害
(単位:百万円)
事故発生年度
平成22年度
金額
比率
平成23年度
変動
累計保険金
+
支払備金
事故発生年度末 18,651
金額
比率
平成24年度
変動
18,779
金額
比率
平成25年度
変動
19,261
1
年
後 18,456
0.990 △ 195 18,650
0.993 △ 129 19,351
1.005
年
後 18,521
1.004
0.999 △ 13 19,231
0.994 △ 119
3
年
後 18,422
0.995 △ 99 18,714
4
年
後 18,478
1.003
1.004
比率
平成26年度
変動
19,835
2
65 18,636
金額
89 19,498
金額
78
55
18,478
18,714
19,231
19,498
18,406
累
金
18,249
18,116
18,253
17,424
9,354
金
229
598
977
2,073
9,052
計
保
払
険
備
自動車
(単位:百万円)
事故発生年度
平成22年度
金額
比率
平成23年度
変動
金額
累計保険金
+
支払備金
事故発生年度末 38,497
1
年
後 38,531
比率
平成24年度
変動
38,308
1.001
33 38,779
297 38,713
2
年
後 38,828
1.008
3
年
後 38,583
0.994 △ 245 38,693
4
年
後 38,442
1.012
金額
比率
平成25年度
変動
金額
35,788
32,553
470 35,735
0.999 △ 53 32,506
0.998 △ 65 35,467
比率
平成26年度
変動
金額
比率
0.999 △ 47
0.993 △ 267
0.999 △ 20
0.996 △ 140
38,442
38,693
35,467
32,506
累
金
37,327
36,593
32,826
27,377
19,322
金
1,115
2,099
2,641
5,128
10,822
計
保
払
険
備
30,144
賠償責任
(単位:百万円)
事故発生年度
平成22年度
金額
累計保険金
+
支払備金
事故発生年度末
4,596
比率
平成23年度
変動
金額
比率
平成24年度
変動
5,532
金額
比率
平成25年度
変動
5,962
金額
比率
平成26年度
変動
5,678
1
年
後
4,603
1.002
7
5,633
1.018
101
6,124
1.027
161
2
年
後
4,802
1.043
198
5,979
1.061
345
6,246
1.020
121
3
年
後
4,805
1.001
2
5,994
1.003
15
4
年
後
4,852
1.010
46
5,776
金額
比率
5,867
1.017
97
最終損害見積り額
4,852
5,994
6,246
5,776
累
金
4,588
5,348
5,351
4,810
3,041
金
263
646
894
966
2,825
支
計
払
保
変動
30,144
最終損害見積り額
支
変動
0.983 △ 337
最終損害見積り額
支
険
備
(注)
1. 国内元受契約に係る出再控除前の金額であります。
2.「比率」
欄には、
前年度末における累計保険金と支払備金の合計額が、
当該年度1年間で変動した倍率を記載しております。
3.「変動」
欄には、
前年度末における累計保険金と支払備金の合計額が、
当該年度1年間で変動した額を記載しております。
92
比率
18,406
5,867
変動
25 責任準備金
(単位:百万円)
年 度
種 目
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度末
災
70,689
74,265
上
2,268
2,111
1,695
傷
害
159,105
154,458
151,082
車
24,422
24,036
26,667
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
39,864
39,148
39,000
建
新
104,851
97,804
89,238
他
39,289
40,839
42,305
自
そ
動
物
更
の
( う ち 賠 償 責 任 )
合
計
(
11,460 )
(
440,491
12,557 )
432,664
(
75,497
3
経理の状況
火
海
13,663 )
425,487
26 責任準備金積立水準
年 度
区 分
積立方式
積
平成25年度末
平成26年度末
標準責任準備金対象契約
標準責任準備金
標準責任準備金
標準責任準備金対象外契約
平準純保険料式又は全期チルメル式
平準純保険料式又は全期チルメル式
100.0%
100.0%
立
率
(注)1. 積立方式及び積立率は、保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険に係る保険契約及び保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険を主たる保険としている
保険契約を除いております。
2. 保険料積立金及び積立保険に係る払戻積立金以外について積立方式という概念がないため、積立方式は保険料積立金及び積立保険に係る払戻積立金につ
いて記載しております。
3. 積立率=
(実際に積立てている普通責任準備金+払戻積立金)
÷
(下記
(1)
〜
(3)
の合計額)
(1)
標準責任準備金対象契約に係る平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により計算した保険料積立金及び払戻積立金
(保険業法施行規則第68条第
2項に定める保険契約に限る)
(2)
標準責任準備金対象外契約に係る平準純保険料式により計算した平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る保険料積立金、保険業
法施行規則第68条第2項に定める保険契約以外の保険契約で平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る払戻積立金並びに平成13
年7月1日前に保険期間が開始する保険契約に係る普通責任準備金及び払戻積立金
(3)
平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る未経過保険料
資料編
93
27 責任準備金の残高の内訳
平成26年度
(単位:百万円)
内 訳
種 目
火
災 海
傷
普通責任準備金
異常危険準備金
61,959
上 787
害 19,617
車 19,892
自 動 車 損 害 賠 償 責 任 39,000
建
新 23,347
他 23,611
16,702
自
動
物
そ
更
の
( う ち 賠 償 責 任 )
合
(
計 契約者配当準備金等
払戻積立金
13,538
−
908
−
6,372
0
6,775
−
−
−
4,149
−
61,396
−
1,975
15
6,531 )
188,215
危険準備金
(
7,132 )
48,445
(
−
124,394
−
− )
0
−
−
(
− )
187,767
(
合 計
−
75,497
−
1,695
698
151,082
−
26,667
−
39,000
345
89,238
42,305
− )
1,058
(
13,663 )
425,487
(注)
地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る責任準備金については、
普通責任準備金として記載しております。
平成25年度
(単位:百万円)
内 訳
種 目
普通責任準備金
異常危険準備金
危険準備金
契約者配当準備金等
払戻積立金
合 計
火
災 59,212
15,052
−
−
−
海
上 732
1,378
−
−
−
2,111
傷
害 18,883
5,202
−
718
154,458
車 19,248
4,787
−
−
24,036
自 動 車 損 害 賠 償 責 任 39,148
−
−
−
39,148
建
新 24,811
4,927
−
67,740
324
97,804
他 23,001
15,726
−
2,096
14
40,839
自
そ
動
物
更
の
( う ち 賠 償 責 任 )
合
計 (
6,126 )
185,039
(
6,431 )
47,076
(
− )
−
129,654
(
−
−
− )
199,491
(
− )
1,057
74,265
(
12,557 )
432,664
(注)
地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る責任準備金については、
普通責任準備金として記載しております。
28 健全な保険数理に基づく責任準備金の確認についての合理性及び妥当性
第三分野における責任準備金の積立の適切性を確保するための考え方
第三分野保険の保険事故発生率の不確実性への対応として、ストレステスト、負債十分性テストを行うことにより、責任準
備金の積立の適切性を確保しております。
当社では、保険引受リスク管理方針において第三分野商品に関するリスク管理を行うことを定めております。また、保険計
理人が、責任準備金について健全な保険数理に基づいて積み立てられていることを確認しております。
ストレステスト・負債十分性テストにおける危険発生率等の設定水準の合理性及び妥当性
危険発生率は、基礎率を同じくする契約区分ごとに、保険事故発生率が変動することによる保険金の増加を一定の確率でカ
バーする保険事故発生率とし、テスト実施期間(10年)の各年度において、過去の保険事故の実績の推移等から適切な保険数
理の手法を用いて設定しております。
テストの結果(追加責任準備金、危険準備金の額)
ストレステストの結果、平成26年度では、がん保険について、0百万円の積立を行っています。
なお、追加責任準備金の積立の必要はありません。
第三分野保険のストレステスト
第三分野保険のストレステストとは、毎決算期に、商品ごとにあらかじめ設定した予定事故発生率が十分なリスクをカバー
しているかを確認するテストです。
94
第三分野保険の負債十分性テスト
第三分野保険の負債十分性テストとは、実績等を基に将来(10年間)の収入・支出を推計し、資産が負債である保険料積立
金を下回ることがないかを確認するテストです。
29 引当金等
平成26年度
(単位:百万円)
区 分
平成26年度期首残高 平成26年度増加額
平成26年度末残高
その他
2
-
10 ※
2
※洗替による取崩額
個 別 貸 倒 引 当 金
309
3
16
14 ※
282
※回収等による取崩額
-
-
-
-
-
319
5
16
24
284
271
42
115
-
198
2,038
205
-
-
2,243
特定海外債権引当勘定
格
変
動
準
備
金
平成25年度
(単位:百万円)
区 分
平成25年度期首残高 平成25年度増加額
平成25年度減少額
目的使用
平成25年度末残高
その他
摘 要
貸倒引当金
一 般 貸 倒 引 当 金
20
10
-
20 ※
10
※洗替による取崩額
個 別 貸 倒 引 当 金
330
5
9
16 ※
309
※回収等による取崩額
特定海外債権引当勘定
-
-
-
−
-
351
15
9
37
319
221
59
10
−
271
1,836
201
-
−
2,038
計
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
格
変
3
経理の状況
貸倒引当金
10
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
価
摘 要
一 般 貸 倒 引 当 金
計
価
平成26年度減少額
目的使用
動
準
備
金
(注)
退職給付引当金に関する事項につきましては、次のとおりであります。
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。
2.確定給付制度
(
1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
(
退職給付債務の期首残高
平成25年度
自 平成25年4月 1 日
至 平成26年3月31日
)
平成26年度
自 平成26年4月 1 日
至 平成27年3月31日
(
)
27,245
会計方針の変更による累積的影響額
26,410
-
△118
27,245
26,291
勤務費用
1,102
982
利息費用
240
149
△282
△223
△2,569
△1,933
会計方針の変更を反映した期首残高
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
退職給付債務の期末残高
674
-
26,410
25,266
資料編
その他
(注)平成25年度のその他は、共栄火災損害調査株式会社との合併による承継額であります。
(
2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
(
年金資産の期首残高
平成25年度
自 平成25年4月 1 日
至 平成26年3月31日
)
14,517
平成26年度
自 平成26年4月 1 日
至 平成27年3月31日
(
)
13,543
期待運用収益
232
216
数理計算上の差異の発生額
△52
△10
505
489
退職給付の支払額
事業主からの拠出額
△1,660
△1,079
年金資産の期末残高
13,543
13,159
95
(
3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表
平成25年度
自 平成25年4月 1 日
至 平成26年3月31日
(
)
積立型制度の退職給付債務
年金資産
)
16,167
15,231
△13,543
△13,159
2,623
2,071
非積立型制度の退職給付債務
10,242
10,035
未積立退職給付債務
12,866
12,106
未認識数理計算上の差異
△4,466
△3,777
未認識過去勤務費用
(
(単位:百万円)
平成26年度
自 平成26年4月 1 日
至 平成27年3月31日
646
-
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
9,046
8,329
退職給付引当金
9,363
9,122
前払年金費用
△317
△793
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
9,046
8,329
平成25年度
自 平成25年4月 1 日
至 平成26年3月31日
平成26年度
自 平成26年4月 1 日
至 平成27年3月31日
(
4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
(
)
勤務費用
1,102
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
(
)
982
240
149
△232
△216
963
476
過去勤務費用の費用処理額
△619
△646
確定給付制度に係る退職給付費用
1,455
745
(
5)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
(単位:%)
平成25年度
(平成26年3月31日)
平成26年度
(平成27年3月31日)
90.3
90.3
債券
生命保険一般勘定
9.5
9.4
その他
0.2
0.3
100.0
100.0
合 計
(注)生命保険一般勘定は、退職年金共済を含んでおります。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現
在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(
6)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表している。
)は、次のとおりであります。
平成25年度
(平成26年3月31日)
割引率
0.9
0.6
長期期待運用収益率
1.6
1.6
予想昇給率
7.3
7.4
30 資本金等明細表
資本金等の明細につきましては、「P.80 株主資本等変動計算書」をご参照ください。
96
(単位:%)
平成26年度
(平成27年3月31日)
• 損益の明細
1 有価証券売却益
(単位:百万円)
年 度
国
債
株
外
国
証
合
平成24年度
平成25年度
平成26年度
等
786
916
75
式
1,286
439
1,330
券
1,070
2,890
213
計
3,143
4,247
1,618
3
経理の状況
区 分
2 有価証券売却損
(単位:百万円)
年 度
区 分
国
債
株
外
国
証
合
平成24年度
平成25年度
平成26年度
等
116
0
0
式
84
1
14
券
910
76
7
計
1,111
78
23
3 有価証券評価損
(単位:百万円)
年 度
区 分
国
債
株
外
国
証
合
平成24年度
平成25年度
平成26年度
等
-
-
式
377
179
-
6
券
-
-
-
計
377
179
6
資料編
4 売買目的有価証券運用損益
該当事項はありません。
5 貸付金償却
該当事項はありません。
97
6 固定資産処分損益
(単位:百万円)
平成24年度
年 度
区 分
土
処分益
売却損
平成26年度
処分損
処分益
売却損
処分損
-
6
0
13
2
3
-
-
0
5
0
11
7
0
13
6
10
14
産
44
-
-
-
-
13
-
-
8
計
49
6
11
20
3
30
6
10
23
固
建
処分益
物
形
・
平成25年度
処分損
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
無
地
売却損
定
合
資
7 事業費(含む損害調査費)
(単位:百万円)
年 度
区 分
平成24年度
平成25年度
平成26年度
人
件
費
18,450
20,208
19,815
物
件
費
16,143
16,929
17,243
金
1,615
1,625
税
拠
出
金
負
担
△
4
△
1,641
3
△
3
金
-
-
-
諸 手 数 料 及 び 集 金 費
29,845
29,872
31,513
合
66,049
68,632
70,209
計
(注)
1. 金額は損益計算書における損害調査費、
営業費及び一般管理費並びに諸手数料及び集金費の合計額であります。
2. 拠出金は火災予防拠出金及び交通事故予防拠出金の合計額であります。
3. 負担金は保険業法第265条の33の規定に基づく保険契約者保護機構負担金であります。
8 減価償却費
平成26年度
(単位:百万円)
区 分
建
取得原価
平成26年度償却額
償却累計額
平成26年度末残高
物
64,869
1,258
46,582
18,286
71.8%
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
7,520
1,001
5,630
1,889
74.8%
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
0
0
0
0
52.5%
72,389
2,260
52,213
20,176
72.1%
合
計
平成25年度
(単位:百万円)
区 分
建
取得原価
平成25年度償却額
償却累計額
平成25年度末残高
償却累計率
物
63,830
1,228
45,327
18,502
71.0%
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
8,633
524
6,327
2,306
73.2%
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
合
計
0
0
0
0
47.5%
72,464
1,753
51,655
20,808
71.2%
平成24年度
(単位:百万円)
区 分
建
取得原価
平成24年度償却額
償却累計額
平成24年度末残高
償却累計率
物
63,051
1,248
44,157
18,893
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
7,591
503
6,554
1,036
86.3%
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
0
0
0
0
42.5%
70,642
1,752
50,712
19,930
71.7%
合
98
償却累計率
計
70.0%
9 賃貸用有形固定資産減価償却費明細表
(単位:百万円)
年 度
平成26年度
平成24年度
取得原価
11,513
-
-
11,513
11,270
-
-
11,270
11,134
-
-
11,134
当期償却額
236
-
-
236
231
-
-
231
232
-
-
232
償却累計額
8,127
-
-
8,127
7,851
-
-
7,851
7,624
-
-
7,624
当期末残高
3,385
-
-
3,385
3,418
-
-
3,418
3,510
-
-
3,510
償却累計率
70.5%
-
-
70.5%
69.6%
-
-
69.6%
68.4%
-
-
68.4%
3
経理の状況
平成25年度
区 分
建
物
その他の有形固定資産
そ
の
他
合
計
建
物
その他の有形固定資産
そ
の
他
合
計
建
物
その他の有形固定資産
そ
の
他
合
計
• 損害率感応度
1 損害率の上昇に対する経常利益の変動
平成26年度
損害率の上昇シナリオ
地震保険と自動車損害賠償責任保険を除く、全ての保険種目について、均等に発生損害率が1%上昇する
と仮定いたします。
計算方法
○増加する発生損害額=既経過保険料×1%
○増加する発生損害額のうち、正味支払保険金、支払備金積増額の内訳については、当年度発生事故にお
けるそれぞれの割合により按分しております。
○増加する異常危険準備金取崩額=正味支払保険金の増加を考慮した取崩額-決算時取崩額
○経常利益の減少額=増加する発生損害額-増加する異常危険準備金取崩額
経常利益の減少額
619百万円
(注)異常危険準備金残高の取崩額831百万円
平成25年度
地震保険と自動車損害賠償責任保険を除く、全ての保険種目について、均等に発生損害率が1%上昇する
と仮定いたします。
計算方法
○増加する発生損害額=既経過保険料×1%
○増加する発生損害額のうち、正味支払保険金、支払備金積増額の内訳については、当年度発生事故にお
けるそれぞれの割合により按分しております。
○増加する異常危険準備金取崩額=正味支払保険金の増加を考慮した取崩額-決算時取崩額
○経常利益の減少額=増加する発生損害額-増加する異常危険準備金取崩額
経常利益の減少額
資料編
損害率の上昇シナリオ
455百万円
(注)異常危険準備金残高の取崩額975百万円
99
• 時価情報等
1 有価証券
1. 売買目的有価証券
該当事項はありません。
2. 満期保有目的の債券
平成26年度(平成27年3月31日)
(単位:百万円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
合
貸借対照表計上額
公
外
小
公
外
小
国
国
社
社
証
証
債
券
計
債
券
計
計
400
-
400
-
-
-
400
時 価
差 額
400
-
400
-
-
-
400
0
-
0
-
-
-
0
平成25年度(平成26年3月31日)
(単位:百万円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
合
貸借対照表計上額
公
外
小
公
外
小
国
国
社
社
証
証
債
券
計
債
券
計
計
550
-
550
-
-
-
550
時 価
差 額
552
-
552
-
-
-
552
1
-
1
-
-
-
1
3. 子会社株式及び関連会社株式
子会社株式及び関連会社株式(平成26年度の貸借対照表計上額は子会社株式47百万円、平成25年度の貸借対照表計上額は
子会社株式47百万円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価及び時価と貸借対
照表計上額との差額を記載しておりません。
4. その他有価証券
平成26年度(平成27年3月31日)
(単位:百万円)
種 類
貸借対照表計上額が取得原
価を超えるもの
貸借対照表計上額が取得原
価を超えないもの
合
貸借対照表計上額
公
株
外
そ
小
公
株
外
そ
小
社
国
の
証
社
国
の
証
債
式
券
他
計
債
式
券
他
計
計
336,771
91,329
64,231
5,119
497,452
5,351
3,703
12,030
662
21,748
519,201
取得原価
320,928
37,266
57,189
3,525
418,910
5,374
4,112
12,364
694
22,546
441,456
差 額
△
△
△
△
△
15,843
54,062
7,041
1,594
78,542
23
409
333
32
798
77,744
(注)
時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、
上表に含めておりません。
平成25年度(平成26年3月31日)
(単位:百万円)
種 類
貸借対照表計上額が取得原
価を超えるもの
貸借対照表計上額が取得原
価を超えないもの
合
貸借対照表計上額
公
株
外
そ
小
公
株
外
そ
小
社
国
の
証
社
国
の
証
債
式
券
他
計
債
式
券
他
計
計
327,713
66,380
57,704
2,658
454,456
10,599
3,228
10,761
1,572
26,162
480,619
(注)
時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、
上表に含めておりません。
100
取得原価
315,547
37,025
53,162
1,821
407,556
10,618
3,958
11,067
1,609
27,254
434,810
差 額
△
△
△
△
△
12,165
29,355
4,542
837
46,900
18
730
305
37
1,092
45,808
5. 事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
6. 事業年度中に売却したその他有価証券
平成26年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
種 類
売却額
社
株
外
国
そ
証
の
合
売却益の合計額
売却損の合計額
債
14,983
70
0
式
1,776
1,330
14
券
4,462
213
7
他
50
5
-
計
21,273
1,618
23
平成25年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
種 類
公
売却額
社
株
外
国
そ
証
の
合
3
経理の状況
公
(単位:百万円)
(単位:百万円)
売却益の合計額
売却損の合計額
債
38,413
916
0
式
1,093
439
1
76
券
22,487
2,890
他
-
-
-
計
61,995
4,247
78
7. 事業年度中に減損処理を行った有価証券
平成26年度において、その他有価証券について6百万円(株式6百万円)減損処理を行っております。
平成25年度において、その他有価証券について179百万円(株式179百万円)減損処理を行っております。
2 金銭の信託
1. 運用目的の金銭の信託
該当事項はありません。
2. 満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3. 運用目的、満期保有目的以外の金銭の信託
平成26年度(平成27年3月31日)
銭
の
貸借対照表計上額
信
託
取得原価
6
差 額
6
平成25年度(平成26年3月31日)
銭
の
貸借対照表計上額
信
0
(単位:百万円)
金
資料編
金
(単位:百万円)
託
取得原価
7
差 額
6
0
101
3 デリバティブ取引関係
1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1)通貨関連
該当事項はありません。
(2)金利関連
該当事項はありません。
(3)株式関連
該当事項はありません。
(4)債券関連
該当事項はありません。
(5)その他
該当事項はありません。
2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1)通貨関連
該当事項はありません。
(2)金利関連
該当事項はありません。
(3)株式関連
該当事項はありません。
(4)債券関連
該当事項はありません。
(5)その他
該当事項はありません。
• 法定会計監査
当社は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針
及びその他の注記並びにその附属明細書について、新日本有限責任監査法人の監査を受け、監査報告書を受領しております。
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッ
シュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について、新日本有限責任監査法人の監査を受け、監査
報告書を受領しております。
• 継続企業の前提に関する事象等
該当事項はありません。
102
4
商品
• 取扱商品
1 主要取扱商品の一覧
お客様のニーズにお応えできるよう多彩な商品をご提供しています。以下では、当社の主要取扱商品をご紹介します。
■住まい・建物や家財の保険
居住用の建物や家財等を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災、水災、建物外
部からの物体の落下、水濡れ、騒じょう、盗難、不測かつ突発的な事故によって生じた損害に対し、
ご希望の補償内容(ご契約プラン)に応じて保険金をお支払いします。このほか、臨時費用、残存物
取片づけ費用、地震火災費用、水道管修理費用に対する保険金や損害防止費用もお支払いします。た
だし、臨時費用は、補償しないことをご希望された場合は保険金をお支払いしません。また、建物を
「新価・実損払」でご契約いただいた場合には、建物の再調達価額を評価し、その評価額についてご契
約時に協定した額を基準として保険金をお支払いする評価済保険となっています。
企業財産保険
(ビジまる)
事務所、店舗、作業場等(一般物件)
、一定規模の工場(工場物件)または営業用倉庫(倉庫物件)の
建物や収容動産を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災、水災、建物外部から
の物体の落下、水濡れ、騒じょう、盗難、不測かつ突発的な事故、建物付帯設備の電気的・機械的事
故によって生じた損害に対して、ご希望の補償内容(ご契約プラン)に応じて保険金をお支払します。
このほか、臨時費用、残存物取片づけ費用、修理付帯費用、地震火災費用、損害防止費用に対する保
険金もお支払いします。ただし、臨時費用、残存物取片づけ費用、修理付帯費用、地震火災費用は、
補償しないことをご希望された場合は保険金をお支払いしません。
また、保険金をお支払いする事故を原因とする休業・一部営業停止に伴う利益損失や営業継続費用(営
業を継続するために必要な仮営業費用等)の補償についても、セットで加入することができます。
普通火災保険
●一般物件用
事務所ビル、店舗等を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災によって建物や動
産に生じた損害に対して保険金をお支払いします。このほか、臨時費用、残存物取片づけ費用、失火
見舞費用、地震火災費用、修理付帯費用に対する保険金や損害防止費用もお支払いします。
4
商品
個人用火災総合保険
(安心あっとホーム)
●工場物件用
一定規模以上の工場を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災、航空機からの物
体の落下・車両の衝突、騒じょう・労働争議、給排水設備に生じた事故に伴う水濡れなどによって建
物や動産に生じた損害のほか、臨時費用、残存物取片づけ費用、失火見舞費用、地震火災費用、修理
付帯費用に対する保険金や損害防止費用もお支払いします。
●倉庫物件用
営業用倉庫を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発によって建物や保管貨物等の動産について生じた損
害のほか、臨時費用、残存物取片づけ費用に対する保険金や損害防止費用もお支払いします。
事務所ビル、店舗、店舗併用住宅等の建物とその収容動産について、普通火災保険(一般物件用)で
補償する損害や費用のほか、建物外部からの物体の落下、水濡れ、騒じょう、盗難、水災によって生
じた損害、持出家財の損害に対して保険金をお支払いします。また、借家人賠償責任補償特約、修理
費用補償特約、店舗賠償責任補償特約も付帯できます。
地震保険
居住の用に供する建物及び家財を保険の対象とする火災保険等(個人用火災総合保険、普通火災保険、
店舗総合保険または建物更新総合保険)に付帯して引き受け、火災保険等の保険金額の30〜50%に
相当する額の範囲内で、契約者が任意に選択した額(他の地震保険契約とあわせて建物5,000万円、
家財1,000万円が限度)を地震保険金額とします。建物・家財のそれぞれについて、地震・噴火また
はこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災・損壊・埋没・流失により全損、半損または
一部損となったときに保険金をお支払いします。
通知保険(特約)
在庫がたえず変動する商品、製品、半製品、原材料等について、定期的に在庫価額を通知することを
条件に、実損害額をお支払いする火災保険の一契約方式です。
債権保全火災保険
抵当物の火災により抵当権者が被る損失について保険金をお支払いします。
資料編
店舗総合保険
103
■自動車の保険
総合自動車保険
(KAPくるまる)
自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車、自家用(小型・軽四輪)貨物車、自家用普通貨物車(最大積
載量0.5t以下、最大積載量0.5t超2t以下)、特種用途自動車(キャンピング車)の自家用8車種を対
象とした個人向けのわかりやすい商品内容で充実した補償とサービスをお客様に提供する商品です。
「お客様の免許証の色」を保険料設定要素に加え、全てのお車に年齢条件を導入するなどきめ細かな保
険料の設定を実現しています。また、対人賠償責任保険・対物賠償責任保険は全て補償金額を無制限
とし、「対物超過修理費用補償特約」や「車両全損時臨時費用補償特約」を追加できるほか、同居のご
家族以外の方が運転された場合には運転者年齢条件に関係なく補償される※など、万が一のときのトラ
ブル回避に大きく役立つ補償を充実させています。また、上記以外にも、「車両保険の代車費用に関す
る特約」、「弁護士費用等補償特約」
、
「くるまるペットくん」
、
「買い替えくん」
、
「日常生活個人賠償責
任補償特約」、「自転車傷害補償特約」、「長期優良契約割引」、「ハイブリッドカー・電気自動車割引」
、
「福祉車両割引」など、お客様の多様なニーズにお応えできる各種特約・割引制度があります。
※「運転者限定に関する特約」が付帯された場合は、異なる取り扱いとなります。
一般自動車保険
(KAPベーシス)
全ての用途・車種の自動車を対象とし、法人・個人事業主のお客様や二輪自動車・原動機付自転車の
お客様のニーズにお応えできるよう対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、人身傷害保険、搭乗者傷
害保険、車両保険といった補償内容を自由に組み合わせることにより、ニーズに応じた補償をリーズ
ナブルな価格で提供する保険です。また、企業が受けられる政府労災やその他災害規定による補償と
の重複を避けることを目的とした「人身傷害従業員補償対象外特約」及び「搭乗者傷害従業員補償対
象外特約」、「休車費用補償特約」、「車両修理時の限度額設定に関する特約」、「買い替えくん」、二輪自
動車・原動機付自転車専用の「ライダーサポート」
、
「長期優良契約割引」
、
「ハイブリッドカー・電気
自動車割引」、「福祉車両割引」など、各種特約・割引制度があります。
ドライバー保険
運転免許証は持っているが自動車を持っていないペーパードライバーが、借用自動車(レンタカーを
含みます)の運転に起因して負担する法律上の損害賠償責任等に備えるための保険で、対人賠償責任
保険(自損事故傷害保険を含みます)
・対物賠償責任保険を付帯することができます。
自動車損害賠償責任保険
(自賠責保険)
自動車損害賠償保障法に基づく強制保険で、契約の自動車の保有者または運転者が、その自動車の運
行によって他人の身体・生命を害したことにより法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支
払いします。
■からだの保険
104
普通傷害保険
国内、国外を問わず家庭内、職場内、通勤途上、旅行中等の日常生活において急激かつ偶然な外来の事
故によりケガをされた場合に保険金をお支払いします。保険金の種類には、死亡保険金、後遺障害保険
金(後遺障害の程度に応じてお支払いします)
、入院保険金、手術保険金、通院保険金があります。
交通事故傷害保険
国内、国外を問わず交通事故(交通乗用具に搭乗中の事故、交通乗用具との接触・衝突等の交通事故及
び駅の改札口内での事故等を含みます)及び交通乗用具の火災によりケガをされた場合に保険金をお支
払いします。
家族傷害保険
補償する危険の範囲は普通傷害保険と同じですが、この保険は、被保険者本人のみならず、配偶者及
び親族がケガをされた場合についても保険金をお支払いします。また、特約により、賠償責任危険(個
人賠償)による損害についても保険金をお支払いするほか、傷害危険の被保険者を「夫婦」に限定す
ることもできます。
ファミリー交通傷害保険
補償する危険の範囲は交通事故傷害保険と同じですが、この保険は、被保険者本人のみならず、配偶
者及び親族がケガをされた場合についても保険金をお支払いします。また、特約により、賠償責任危
険(個人賠償)による損害についても保険金をお支払いするほか、傷害危険の被保険者を「夫婦」に
限定することもできます。
安心生活総合補償保険
普通傷害保険、家族傷害保険に「安心生活総合補償特約」を付帯し、急激かつ偶然な外来の事故により
ケガをされた場合のほか、個人生活を取り巻くさまざまなリスクを1保険証券で総合的に補償します。
傷害保険を基本として、就業外傷害倍額支払、携行品損害、日常生活上の賠償責任、レンタル用品(も
しくは受託品)損害の賠償責任、キャンセル費用、救援者費用、借家人賠償責任、住宅内生活用動産損
害、ホールインワン・アルバトロス費用等の補償を必要に応じて自由に組み合わせることができます。
こども総合保険
国内、国外を問わず、被保険者(保険期間の末日において、満23歳未満の方または学校教育法に定め
る学校の学生及び生徒)が家庭内、学校内、通学途上、旅行中等の日常生活において急激かつ偶然な
外来の事故によりケガをされた場合及び被保険者の扶養者が、国内、国外において急激かつ偶然な外
来の事故により死亡もしくは重度の後遺障害を被ったため、被保険者を扶養できなくなった場合に被
る損害(育英費用保険金)を補償します。また、国内、国外において生じた賠償責任についても補償
します。なお、特約により、学業費用、熱中症、借家人賠償責任、生活用動産損害、救援者費用といっ
た各種の損害について保険金をお支払いします。
特定一般団体傷害保険
1万名以上を被保険者とする団体契約専用の傷害保険です。大きな特徴としては、被保険者年齢によ
り低齢者(65歳未満)と高齢者(65歳以上)で保険料体系を2区分とし、低齢者に対しては従来の
普通傷害保険と同様に入院・通院日額を日数ベースでお支払いしますが、保険金支払対象期間を普通
傷害保険の180日に対して1000日まで拡大しています。また、高齢者の方は、完治を待たずに部位
と症状により早期に保険金を受け取ることができます。
日常生活におけるケガを補償しますが、保険料率は職業や性別・年齢に関係なく一定となります。保
険金の種類には、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金があります。
また、特約により、賠償責任危険(個人賠償)による損害についても保険金をお支払いします。
医療保険(1年契約用)
ケガまたは疾病を被り、その直接の結果として入院を開始した場合に保険金をお支払いします。保険
金の種類は、傷害入院保険金、傷害手術保険金、疾病入院保険金、疾病手術保険金、退院後療養保険
金、先進医療保険金、葬祭費用保険金等があります。また、女性特有の病気や女性に多い病気により
入院や手術をした場合に保険金を上乗せする女性専用プランもご用意しています。
医療保険(10年型)
ケガまたは疾病を被り、その直接の結果として入院を開始した場合に保険金をお支払いします。10年型
は10年間にわたって補償します。保険金の種類は、疾病入院保険金、災害入院保険金、手術保険金、退
院後通院保険金等があります。さらに、保険期間中、疾病入院保険金及び災害入院保険金のいずれの支
払いもなかった場合には、無事故戻し返戻金をお支払いする商品もご用意しています。
がん保険(1年契約用)
がんと診断された場合に保険金をお支払いします。保険金の種類は、がん診断保険金、がん入院保険
金、がん手術保険金、がん通院保険金、がん先進医療保険金、がん葬祭費用保険金等があります。ま
た、女性特有のがんにより特定の手術をした場合に保険金を上乗せする女性専用プランもご用意して
います。
がん保険(10年型)
がんと診断された場合に保険金をお支払いします。10年型は10年間にわたって補償します。保険金
の種類は、診断保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金、特定手術保険金等があります。
4
商品
標準傷害保険
■旅行やレジャーの保険
国内旅行傷害保険
日本国内の旅行中の事故によりケガをされた場合に、死亡・後遺障害・入院・手術・通院について保
険金をお支払いします。その他にも特約により旅行中に法律上の賠償責任を負った場合の損害や、旅
行中に屋外へ持ち出した携行品の損害、旅行された方の行方不明等により家族の方が負担する捜索費
用なども補償します。
海外旅行保険
海外旅行中の事故によるケガや旅行中に発病した疾病により死亡された場合や医師の治療を受けられ
た場合に保険金をお支払いします。その他にも特約により旅行中に法律上の賠償責任を負った場合の
損害や、旅行中に屋外へ持ち出した携行品の損害、旅行された方の行方不明等により家族の方が負担
する捜索費用、偶然な事故などで臨時に出費した交通費も補償するなど、海外旅行中のケガ・疾病・
費用・損害などを幅広く補償します。
ゴルファー保険
ゴルフの練習・競技または指導中に生じた事故によって、他人の身体・生命を害し、または財物を損
壊したことにより負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。また、特約により、
ゴルフ場構内におけるゴルファー自身の急激かつ偶然な外来の事故によるケガやゴルフ用品の盗難、
ゴルフクラブの破損・曲損及びホールインワン・アルバトロスを達成した場合に慣習として出費を余
儀なくされる費用についても保険金をお支払いします。
■積立型の保険
保険期間は3年から9年までの整数年のなかから設定し、住宅物件建物・一般物件建物、これらに収容
される家財、設備・什器等を対象とし、火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災、水災、建
物外部からの物体の落下、水濡れ、騒じょう、盗難、不測かつ突発的な事故によって生じた損害に対
して再調達価額を基準として保険金をお支払いします。このほか、費用補償、傷害補償、賠償責任補償、
傷害見舞費用補償など日常生活におけるさまざまな危険を補償します。満期時には満期返戻金と契約
者配当金(保険期間中の運用利回りが予定の利回りを上回った場合に限ります)をお支払いします。
積立家族傷害保険
補償する危険の範囲は家族傷害保険と同じですが、保険期間は3年から9年までの整数年のなかから設
定し、満期時には満期返戻金と契約者配当金(保険期間中の運用利回りが予定の利回りを上回った場
合に限ります)をお支払いします。また、対象を夫婦、または本人おひとりに限定することもできます。
積立ファミリー交通傷害保険
補償する危険の範囲はファミリー交通傷害保険と同じですが、保険期間を3年または5年と長期に設定
し、満期時には満期返戻金と契約者配当金(保険期間中の運用利回りが予定の利回りを上回った場合
に限ります)をお支払いします。また、特約により、対象を本人おひとりに限定することもできます。
また、さらに貯蓄性の高い一時払専用商品“夢・口・座”もあります。
積立女性保険
(NEW ぽぷり)
日常生活におけるケガ、賠償責任による損害、携行品に生じた損害を総合的に補償する女性専用の保
険で、入院したときに家事を代行するホームヘルパーの雇入れ等に要する費用を補償する家事代行費
用補償特約を付帯することができます。また、顔面・頭部・頸部のケガによる入院・通院の場合は倍
額で補償します。3年から9年後の満期時には満期返戻金と契約者配当金(保険期間中の運用利回りが
予定の利回りを上回った場合に限ります)をお支払いします。
積立こども総合保険
(チャンプワイド)
補償する危険の範囲はこども総合保険と同じですが、保険期間は3年から9年までの整数年のなかから
設定し、満期時には満期返戻金と契約者配当金(保険期間中の運用利回りが予定の利回りを上回った
場合に限ります)をお支払いします。また、特約により、育英費用保険金をお支払いした場合には、
翌保険年度以降の分割保険料の払い込みを免除することができます。
資料編
建物更新総合保険
(まもるくん)
105
年金払積立傷害保険
高齢化社会に対応する年金払型の積立傷害保険です。払込期間中に積み立てた保険料をもとに、一定
期間にわたり給付金をお支払いします。また、加入時から給付金の最終支払時まで(分割払いの場合
最終年度の第1回支払日まで)、長期にわたり補償し、その保険金額も保険料払込期間中は毎年増額し
ていくしくみになっています。
■財物に関する保険
動産総合保険
偶然な事故により、動産に生じた損害を補償する保険です。保険証券記載の補償地域内であれば、保
管中、使用中、輸送中を問わず、いかなる場所で事故が発生しても保険金をお支払いします。
ヨット・モーターボート総合保険
レジャー用のヨットやモーターボートを対象として、①船体に生じた損害、②第三者に対する賠償損
害、③搭乗者のケガ、④遭難時の捜索救助費用を1枚の保険証券で包括的に補償する保険であり、偶
然な事故によって生じた損害について保険金をお支払いします。
コンピュータ総合保険
①情報機器の物的損害にとどまらず、②磁気テープ等のメディアの再製作費用、③平常業務継続に要
する営業継続費用、④業務停止に伴う喪失利益を総合的に補償するための保険であり、偶然な事故に
よる損害について保険金をお支払いします。
テナント総合保険
テナントを取り巻くさまざまな危険を総合的に補償する保険であり、①テナントの設備、什器、商品
等の物損害、②テナントの過失による事故に伴う家主への賠償損害、③施設の使用、管理に伴う他人
への賠償損害、④施設やユーティリティ設備等に物的損害が生じた場合の休業損失等について保険金
をお支払いします。
機械保険
機械設備が作業員の誤操作や電気的事故、遠心力による破壊その他の機械的事故、他物の衝突・落下
等の不測かつ突発的な事故によって被った損害に対して保険金をお支払いします。
ガラス保険
ショーウィンドー、ショーケース、出入口等のガラスについて、偶然な事故によって破損した場合の
損害に対して保険金をお支払いします。
盗難保険
特定収容場所に収容されている動産の盗難による損害(窃盗・強盗による盗取、損傷、汚損)に対し
て保険金をお支払いします。
クレジットカード盗難保険
盗まれたり、紛失したクレジットカードが不正使用されたことによって被る損害に対して保険金をお
支払いします。また、キャッシュディスペンサー用カードや預貯金通帳については、同様の損害を補
償する特約に加えて偽造・変造されたカード・通帳が不正使用されたことによって被る損害を補償す
る特約や、インターネットバンキングでの不正使用により被る損害を補償する特約もあります。
■賠償責任に関する保険
106
個人賠償責任保険
個人が居住する住宅の管理、その他の日常生活を営むうえで、他人の身体・生命を害し、または他人
の財物に損害を与えたことによって負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。被
保険者のご家族も補償の対象となります。
施設所有(管理)者賠償責任保険
工場、店舗、学校、遊園地等の各種施設の所有、使用、管理またはその施設の用法に伴う仕事の遂行
に起因する事故により他人の身体・生命を害したり、他人の財物に損害を与えた場合に被保険者が負
担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。
請負業者賠償責任保険
建築工事、土木工事等の請負業者が行う仕事の遂行または仕事の遂行のための施設の所有・使用・管
理に起因する事故により他人の身体・生命を害したり、他人の財物に損害を与えた場合に被保険者が
負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。
生産物賠償責任保険
(PL保険)
被保険者が製造、販売もしくは取り扱った財物または被保険者が行った仕事の結果に起因して、その
財物が他人に引き渡された後に発生した事故により他人の身体・生命を害したり、他人の財物に損害
を与えた場合に被保険者が負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。また、特約
の付帯により、食中毒が発生した場合に、営業を休止したために生じた被保険者自身の損失について
も保険金をお支払いします。
店舗賠償責任保険
中小規模の飲食店・小売店・卸売店を対象に、店舗の所有・使用・管理に起因する事故、店舗の用法
に伴う仕事の遂行に起因する事故、製造・販売・提供した製品・飲食物に起因する事故により被保険
者が負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。また、特約の付帯により、お客様
から預かった保管物を損壊または紛失したり、盗取されたりしたことによる法律上の賠償損害や、食
中毒が発生した場合に、営業を休止したために生じた被保険者自身の損失についても保険金をお支払
いします。
保管物賠償責任保険
展示場、手荷物預かり所等において、他人からの預かり物を保管している間に、その預かり物を火災
や取扱上の不注意によって損壊・紛失したり盗取されたりした場合に、預け主に対して負担する法律
上の賠償損害について保険金をお支払いします。
駐車場業者・整備工場等が業務上、お客様から預かった自動車を保管している間に、その自動車を火
災や取扱上の不注意によって損壊・紛失したり盗取されたりした場合に、預け主に対して負担する法
律上の賠償損害について保険金をお支払いします。
旅館賠償責任保険
旅館・ホテル営業に関して生じる他人に対する法律上の賠償損害を包括的に補償する保険です。施設
や施設における旅館・ホテル営業に関する事故(施設危険)、提供した食事や販売した商品に関する事
故(生産物危険)、宿泊客からの預かり物に関する事故(受託物危険)について保険金をお支払いしま
す。また、特約の付帯により、食中毒が発生した場合に、営業を休止したために生じた被保険者自身
の損失についても保険金をお支払いします。
旅館宿泊者賠償責任保険
宿泊者の過失によって、旅館・ホテル構内において生じた旅館・ホテルまたは他人に対する法律上の
賠償損害について保険金をお支払いします。また、特約の付帯により、宿泊者が急激かつ偶然な外来
の事故によりケガをされた場合にも保険金をお支払いします。保険金の種類には、死亡保険金・医療
保険金があります。
会社役員賠償責任保険
法人の役員がその業務の遂行に起因して、株主代表訴訟等によって損害賠償請求を受けた場合に、被
保険者である役員が負担する法律上の損害賠償金及び争訟費用について保険金をお支払いします。
自治会活動保険
町内会、団地自治会等の地域団体が行う自治会活動から生じる、活動に起因する法律上の賠償損害、
住民の急激かつ偶然な外来の事故によるケガ、招待客に対する傷害見舞費用、行事の中止に伴う費用
損害などの各種危険を総合的に補償する保険です。
PTA賠償責任保険
PTAの管理下中における事故により、PTA団体が被る法律上の賠償損害及び、PTAの管理下・管理下
外を問わず、日常生活におけるPTA児童・生徒の行為に起因する事故により、児童・生徒またはその
法定監督義務者が負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。
警備業者賠償責任保険
警備業者の警備業務の遂行中に他人の身体・生命を害したり、他人の財物に損害を与えたことによる
法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。また、特約の付帯により、警備業者に賠償責任
が認められない場合、慣習として支払う傷害見舞金についても保険金をお支払いします。
企業総合賠償責任保険
(商売の達人)
飲食業・製造業・販売業・建設業・サービス業など中小事業者の事業活動に伴うさまざまなリスクを包
括的に補償し、法律上の賠償損害及び賠償責任の発生に付随する各種費用について保険金をお支払い
します。補償内容を充実させた「ワイドプラン」と補償範囲を絞って経済的な保険料にした「ベーシッ
クプラン」の2種類から契約内容を選択でき、業種に応じて「食中毒が発生した場合に、営業を休止
したために生じた損失」と「賃借施設の貸主に対する法律上の賠償損害」に対する補償を特約として
追加することができます。
遊漁船業者総合保険
遊漁船(釣り船)業者の業務遂行に起因する事故により、他人の身体・生命を害したり、他人の財物
に損害を与えたことによる法律上の賠償損害や、遊漁船業者の負担する捜索救助費用、傷害見舞費用
等の各種費用等について保険金をお支払いします。また、遊漁船業者が保険契約者となり、遊漁船の
利用者の法律上の賠償損害及び、急激かつ偶然な外来の事故によるケガを補償の対象とすることもで
きます。
船客傷害賠償責任保険
船舶による旅客の運送に関して、船舶運航中に生じた事故によってその船客の身体・生命を害した場
合に、旅客運送業者の負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いします。
4
商品
自動車管理者賠償責任保険
■従業員の労災に関する保険(労働災害総合保険)
従業員が業務上災害を被った場合に、企業が行う政府労災保険の上乗せ補償について、保険金をお支
払いします。なお、特約により、通勤途上の身体の障害についても補償の対象とすることができます。
使用者賠償責任保険
従業員が業務上災害を被った場合に事業主が負担する法律上の賠償損害について保険金をお支払いし
ます。
資料編
法定外補償保険
■信用・保証に関する保険(ボンド)
身元信用保険
使用人が使用者のために事務処理を行うに際し、またはその職務上の地位を利用して、不誠実行為(窃
盗・強盗・詐欺・横領または背任行為)を行ったことにより使用者の被った損害について保険金をお
支払いします。
取引信用保険
各種商品の買主が買上代金の支払債務を履行しないことによって売主が被る貸倒損害について保険金
をお支払いします。
履行保証保険
契約締結後、請負人または納入者等が契約を履行できなかったことにより、発注者または購入者等が
被った損害に対して保険金をお支払いします。
入札保証保険
入札者が落札したにもかかわらず契約を締結できなかったことにより、発注者が被った損害に対して
保険金をお支払いします。
107
保証証券(ボンド)
民法上の保証と同じ保証債務を損害保険会社が負うものであり、債務者が債務を履行することを債権
者に対して保証するものです。
公共工事履行ボンド
公共工事の請負業者が負担する契約上の債務(工事完成債務または損害賠償債務)の履行を、発注者
に対して保証するものです。
■工事に関する保険
建設工事保険
ビル、工場建屋等の建物の建築工事において、不測かつ突発的な事故によって工事の目的物・工事用
材料・工事用仮設建物に生じた損害に対して保険金をお支払いします。
土木工事保険
上下水道・道路等の土木工事において、不測かつ突発的な事故によって工事の目的物・工事用材料・
工事用仮設物または工事用仮設建物に生じた損害に対して保険金をお支払いします。
組立保険
機械・機械設備・装置・鋼構造物等の据付け・組立工事において、不測かつ突発的な事故によって工
事の目的物・工事用材料・工事用仮設物または工事用仮設建物に生じた損害に対して保険金をお支払
いします。
■費用や利益に関する保険
所得補償保険
疾病やケガにより就業不能となった場合に被保険者が被る損失に対して保険金をお支払いします。
団体長期障害所得補償保険
企業等の団体が契約者になり、従業員等が疾病やケガにより就業不能となった場合に被る損失に対し
て長期にわたり補償する保険です。なお、業務に復帰しても所得の喪失率が20%超である限り、所得
喪失率に応じて保険金をお支払いします。
債務返済支援保険
金融機関またはその事業者団体等が契約者になり、被保険者であるローンの債務者が疾病やケガによ
り就業不能となった場合に、ローン返済額の範囲内で契約時に約定した期間を限度に保険金をお支払
いします。
9大疾病補償保険
被保険者である住宅ローン債務者が、がん・急性心筋梗塞、脳卒中などの9大疾病に罹患した場合や
それらによる就業障害が発生した場合に、住宅ローンの残債額をもとに保険金をお支払いします。
店舗休業保険
中小規模の小売業、サービス業、製造業等の店舗や作業場を対象として、火災、落雷、破裂・爆発、
風災・水災・ひょう災・雪災、盗難等の事故で営業が休止または阻害された場合に、その期間の粗利
益等をお支払いします。また、借家人賠償責任補償特約、店舗賠償責任補償特約も付帯できます。
利益保険(特約)
店舗や工場が偶然な事故により損害を被った結果、営業が休止または阻害されたために生じた休業損
失に対して保険金をお支払いします。
企業費用・利益総合保険
企業の施設、設備等が偶然な事故により損害を被った場合及び敷地外ユーティリティの供給が中断し
た場合に、営業が休止または阻害されたために生じる休業損失または営業継続費用の両方またはいず
れかについて保険金をお支払いします。
興行中止保険
スポーツ大会・花火大会・コンサート等のイベントが悪天候や偶然な事故によって中止または変更され
た場合に、主催者等の被保険者が支出する費用または喪失する利益について保険金をお支払いします。
旅行特別補償保険
企画旅行に参加中の方がケガをされ、旅行業者が旅行業約款に基づき補償金または入院見舞金及び通
院見舞金を支払うべき場合に、旅行業者に対して保険金をお支払いします。なお、特約により、携行
品損害についても保険金をお支払いします。
旅行事故対策費用保険
旅行に参加中の方がケガをされたり、遭難なさった場合等に、旅行業者または企業等が負担した費用
に対して保険金をお支払いします。保険金の種類には、見舞費用保険金、救援者費用保険金、事故対
応費用保険金及び臨時費用保険金があります。
品質費用保険
被保険者の生産物に偶然な事故による異物混入が生じたことに起因して、その生産物を摂取・使用し
た消費者の身体に障害が発生するか、もしくはそのおそれがある場合、被保険者が支出した生産物の
回収等費用・広告宣伝等費用・喪失利益の損害に対して保険金をお支払いします。
■船舶に関する保険
船舶保険
108
貨物船や油槽船など、通常船舶と呼ばれるものをはじめとして、起重機船、浚渫船あるいは海底石油
資源開発に従事する海洋掘削装置など、海上で使用される物件を対象とし、それらが沈没・転覆・座
礁・座州・火災・衝突・その他の海上危険及び特約された陸上危険によって被った損害について保険
金をお支払いします。負担する危険や目的に応じて、普通期間保険、建造保険、不稼働損失保険、戦
争保険、船舶修繕者賠償責任保険などの保険種目があります。
■物流に関する保険
海上輸送中(陸上等におけるその接続輸送中も含みます)の貨物について、火災、爆発もしくは輸送
用具の衝突・転覆・沈没・座礁・座州などさまざまな海上危険によって生じた損害について保険金を
お支払いします。
運送業者受託貨物賠償責任保険
運送事業者が輸送する貨物(受託貨物)に、万一損害が発生した際の荷主または元請運送人への法律
上及び運送契約上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金をお支払いします。
期間建運送保険
日本国内を継続的に輸送される貨物(貨紙幣類・有価証券を除きます)を対象として、輸送中及び保
管中に生じる偶然な事故による損害について保険金をお支払いします。
有価証券・
貨紙幣類年建運送保険
現金・小切手などの貨紙幣類、手形・株券などの有価証券を対象として、日本国内の輸送中及び保管
中に生じる偶然な事故による損害について保険金をお支払いします。
4
商品
貨物海上保険
■その他の保険
パッケージ保険
火災保険、店舗休業保険、傷害保険、所得補償保険、賠償責任保険、動産総合保険、盗難保険のなか
から、二つ以上の保険を一括して引き受け、それぞれの保険の内容を明細として添付した保険証券を
発行する契約方式で、保険料が3,000円以上の保険が二つ以上あれば、引き受けの対象としている全
ての保険種目の年間保険料を3%割り引きます。
資料編
109
2 新商品の開発状況
「ペット補償特約(くるまるペットくん)」の
発売(平成25年4月)
個人向け自動車保険「KAPくるまる(総合自動車保険)
」
の特約として、自動車搭乗中のペットのケガや、被保険者
が入院された際にペットを業者に預ける費用を補償する特
保険の対象である建物もしくは家財または保険の対象で
ある家財を収容する建物から発生した火災、破裂または爆
発によって近隣の住宅建物や家財に生じた類焼損害をこの
特約により補償します。
「日常生活個人賠償責任補償特約」
、
「自転車傷
害補償特約」の発売(平成27年4月)
約「くるまるペットくん」を発売しました。
個人向け自動車保険「KAPくるまる(総合自動車保険)」
ペットの死傷を補償する自動車保険の特約は国内損保で
の特約として、日常生活の賠償事故を補償する「日常生活
は初めてとなります。
個人賠償責任補償特約」と自転車事故による傷害を補償す
「9大疾病補償保険」の発売(平成26年4月)
る「自転車傷害補償特約」を発売しました。
「日常生活個人賠償責任補償特約」と「自転車傷害補償特
JA住宅ローンの債務者向け専用商品として、「9大疾病補
約」の両方をセットすることで自転車事故による賠償・傷
償保険」を発売しました。
害が補償されます。
9大疾病補償保険は、JA共済の団体信用生命共済とセッ
※「自転車傷害補償特約」のみの引き受けはできません。
トで提供することにより、JA住宅ローンの債務者が亡くな
られた場合のほか、がん、急性心筋梗塞、脳卒中などの9
大疾病に罹患した場合や、それらを原因として就業障害が
発生した場合に、住宅ローンの残債額を一括返済すること
を可能とする商品となっています。
事業者向け火災保険「ビジまる」の発売(平
成26年7月)
事業者向け火災保険として、新たに企業財産補償特約付
帯普通火災保険(ビジまる)を発売しました。
「ビジまる」は、1つの保険で「財産補償」、「利益補償」
、
「営業継続費用補償」の3つの補償をまとめて契約すること
ができます。また、従来の商品ではお支払い対象外として
いた商品・製品等の盗難による損害を補償する特約の新設
や、風災等の事故による損害を実損払にするなど、補償の
充実を図りました。
「風災等支払方法変更特約」の発売(平成26
年7月)
建物更新総合保険(まもるくん)の住宅物件(住居専用
の建物およびその収容家財)に自動付帯する「風災等支払
方法変更特約」を新設しました。
従来、風災・ひょう災・雪災の事故により保険の対象に
損害が発生した場合でも、その損害の額が20万円以上と
なったときにのみ保険金をお支払いしていましたが、この
特約により、住宅物件についてはその損害の額が20万円を
下回るときでも保険金をお支払いします。
「類焼損害特約」の発売(平成27年4月)
個人用火災総合保険で販売しております「類焼損害特約」
について、建物更新総合保険(まもるくん)の住宅物件向
けの特約として、新設しました。
110
3 商品内容・料率等の改定
自動車保険の改定(平成24年10月)
平成24年4月に損害保険料率算出機構が実施しました参
考純率(ノンフリート等級別料率制度)の改定を受けて、
参考純率を使用している当社自動車保険もノンフリート等
級別料率制度の改定を行いました。
改定により、お客様間の保険料負担の公平性を図るとと
もに、一部保険料水準の見直しを行っています。
また、商品面では従来の長期分割払制度「ちょうき安泰」
に代わる商品として、1年度目、2年度目の事故の有無に
よって、2年度目、3年度目の保険料が変わる「ちょうき安
心」を発売するとともに、特約の新設並びにロードサービ
スの拡充等による商品内容の充実を図っています。
〔ノンフリート等級別料率制度の改定〕
・ 「事故があったお客様」と「事故がなかったお客様」とで、
継続時に適用する割増引率に差を設けました。
・ 等級すえおき事故の廃止、1等級ダウン事故の新設
・ 「事故があったお客様」の割増引率を適用する期間として
「事故有係数適用期間」の新設
・ 運転者の年齢条件区分を改定し、記名被保険者の年齢区
分によって保険料が異なる料率制度の導入
自賠責保険・料率改定(平成25年4月)
自賠責保険料は、過去の累計収支残・累積運用益を平成
20年度〜平成24年度に還元することを前提に平成20年4
月に大幅な引き下げの改定が実施されており、この還元が
終了後、本来の水準へ保険料の引き上げが実施される予定
となっていました。
しかしながら、想定以上に収支が悪化していることや、
現下の厳しい経済環境等を踏まえ、平成23年度と平成25
年度の2度に分けて、段階的に自賠責保険料を値上げする
こととなりました。
平成25年度の料率は、全車種平均で13.5%の引き上げ
となりました。
暴力団排除条項(暴排条項)の導入(平成25
年10月より順次)
約款に暴力団排除条項(暴排条項)を導入しました。具体
的には各保険種目の普通保険約款において保険会社から保
険契約を解除することができる「重大事由」の一事由とし
て新たに「保険契約者等が反社会的勢力に該当する場合」
を加える内容としています。暴排条項を導入した保険は、
平成25年10月に傷害保険・第三分野保険・賠償責任保険
などの新種保険を皮切りに、以降自動車保険・海上保険・
火災保険(地震保険)でそれぞれ販売を開始しています。
自動車保険の改定(平成25年10月)
お客様の利便性向上の観点から下記の改定を行いました。
〔車対車事故免責ゼロ特約の改定〕
相手が確認できるお車同士の事故については、適用され
る車両保険の免責金額(自己負担額)に関係なく、自己負
担額なしとすることとしました。
〔中断制度の改定〕
妊娠したことによりご契約を中断される場合等も制度の
適用を可能としました。
傷害保険の改定(平成25年10月)
平成24年5月に損害保険料率算出機構が実施しました参
考純率・標準約款の改定を受けて、参考純率を使用してい
る当社傷害保険も補償内容及び料率の見直しを行いました。
上げとなりました。
〔補償内容の見直し(主なもの)〕
・後遺障害保険金に関する改定(後遺障害保険金支払区分表
の変更、支払対象となる後遺障害を限定する特約の新設)
・入院保険金に関する改定(業務支障要件の撤廃、支払限
を行いました。また、下記の改定(補償内容の拡大)を同
時に実施しています。
・車両保険の代車費用に関する特約で、車両保険金の支払
対象事故である場合には、車両保険金の支払い有無にか
かわらず補償対象としました。
・車両搬送・引上げ費用補償特約で、鍵の閉じ込みやバッ
4
テリー上がり等による車両搬送費用も補償対象としまし
た。
・臨時代替自動車補償特約で、車両損害も補償対象としま
した。
地震保険の改定(平成26年7月)
平成26年7月以降の地震保険において、商品・料率の改
定を行いました。
(主な改定内容)
・基本料率の改定
・免震建築物割引および耐震等級割引の割引率の改定
・普通保険約款への暴力団排除条項の導入
建物更新総合保険の改定(平成27年4月)
平成25年10月の傷害保険の改定を受け、建物更新総合
保険の傷害保険についても、補償内容および保険料の見直
しを行いました。
(主な改定内容)
・後遺障害保険金に関する改定(後遺障害保険金支払区分
表の変更)
・入院保険金に関する改定(業務支障要件の撤廃、支払限
度日数を変更する特約の新設および自動付帯)
・手術保険金に関する改定(支払対象手術の変更、支払区
分(倍率)の変更)
資料編
改定後の保険料は、傷害保険全体の平均で約10%の引き
保険実績に基づく料率検証を行い、保険料水準の見直し
商品
反社会的勢力の排除及び関係遮断のため、各保険種目の
自動車保険の改定(平成26年4月)
・通院保険金に関する改定(業務支障要件の撤廃、支払限
度日数を変更する特約の新設および自動付帯)
・酒気帯び運転の免責化
・傷害保険補償限定特約(補償事故を交通事故に限定する
特約)の販売中止
度日数を短縮する特約の新設)
・手術保険金に関する改定(支払対象手術の変更、支払区
分(倍率)の変更)
・通院保険金に関する改定(業務支障要件の撤廃、支払限
度日数を短縮する特約の新設)
・酒気帯び運転の免責化
・家族型傷害保険、賠償責任補償特約等の被保険者の範囲
の見直し
111
5
会社の概要
• 会社概要(平成27年3月31日現在)
会
社
共栄火災海上保険株式会社
当社は、農林水産業協同組合、信用金庫・信用組合、生活協
本社所在地
〒105-8604 東京都港区新橋一丁目18番6号
同組合をはじめとする各種協同組合・協同組織の前身である
創 立
昭和17年(1942年)7月
産業組合により農山漁村への保険普及を目指して、昭和17
総
産
6,567億円
年に設立されました。社名を産業組合の理念である
「共存同
資
名
• 成り立ち・沿革
従業員数
2,727人
栄」
から2文字をとって命名、
昭和21年には、
創業の精神に即
代理店数
10,035店
した組織形態となるべく、損害保険会社としては国内で初め
資
本
金
525億円
て株式会社から相互会社へと組織変更を行い、協同組合組織
格
付
け
スタンダード&プアーズ(S&P)
により近い形に生まれ変わりました。
(保険財務力格付)A−
その後、損害保険の重要性が高まり、市場が大きく拡大し
日本格付研究所(JCR)
ていく中で、一般家計分野において着実に地歩を固めてまい
(長期発行体格付)A+
りました。さらに、設立母体を同じくする各種協同組合・協同
(保険金支払能力格付)A+
組織とは深い関係を保ちながら、補償機能においては共済事
(国内CP格付)J-1+
業を補完する存在として堅実な事業運営を図ってまいりま
した。
• 事業の内容
1. 損害保険業
<保険引受>
当社は、次の各種保険の引受を行っています。
a.火災保険
b.海上保険
c.傷害保険
d.自動車保険
e.自動車損害賠償責任保険
f.その他の保険
g.以上各種保険の再保険
<資産の運用>
当社は、保険料として収受した金銭その他の資産の運
用を行っています。
2. 他 の保険会社の保険業に係る業務の代理または事
務の代行
当社は、フコクしんらい生命保険株式会社の生命保険業
に係る業務の代理・事務の代行を行っています。
3. 自動車損害賠償保障事業委託業務
当社は、自動車損害賠償保障法第4章の規定に基づいて、
政府の行う自動車損害賠償保障事業に関する業務の一
部を政府の委託を受けて行っています。
112
そして、経営基盤の強化、競争力及び信用力をより一層高
めることを目的として、平成15年4月に創業の理念である
「共存同栄」の精神のもと、相互会社から株式会社へと組織変
更を行い、新たに共栄火災海上保険株式会社として第一歩を
踏み出しました。組織変更にあたり、全国共済農業協同組合
連合会、農林中央金庫、信金中央金庫をはじめとする協同組
合・協同組織の諸団体、及び長年にわたって取引いただいて
いる企業等を中心に出資を賜り、盤石な財務基盤を確立、名
実ともに「協同組合・協同組織を基盤とする保険会社」として
の位置付けを確固たるものとしました。
昭和17年(1942年)
7月 大東海上火災保険株式会社(大正7年設立)と大
福海上火災保険株式会社(大正8年設立)の2社
を合併、
共栄火災海上保険株式会社創立
昭和21年(1946年)
4月 株式会社から相互会社に組織変更
平成15年(2003年)
4月 相互会社から株式会社へ組織変更を行い、同時に
全国共済農業協同組合連合会が筆頭株主となる
• 株式・株主の状況
1 株式の総数等
3 大株主の状況
(平成27年3月31日現在)
発 行 可 能 株 式 総 数
500,000株
発 行 済 株 式 の 総 数
293,452株
株
主
数
全国共済農業協同組合連合会
株式数
発行済株式総数に対する割合
名
株
%
1
2
0.00
関
24
264,111
90.00
金融商品取引業者
1
357
0.12
そ の 他 の 法 人
430
22,119
7.54
等
-
-
-
個 人 ・ そ の 他
3,525
6,863
2.34
合
3,981
293,452
100.00
政府・地方公共団体
金
外
融
国
機
法
人
計
(平成27年3月31日現在)
100千 50千株 10千株 5千株 1千株 1千株
株以上 以上
以上
以上
以上
未満
区分
株 主 数
株主総数
に対する
割
合
名
1
%
0.03
-
2
-
-
0.05
-
合計
6.44
農
林
中
央
金
庫
18,907
信
金
中
央
金
庫
17,857
6.08
三 菱 U F J ニ コ ス 株 式 会 社
1,786
0.60
全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会
1,785
0.60
全国共済水産業協同組合連合会
1,785
0.60
日本コープ共済生活協同組合連合会
1,785
0.60
全国労働者共済生活協同組合連合会
1,785
0.60
株
式
会
社
八
千
代
銀
行
1,785
0.60
積
水
ハ
ウ
ス
株
式
会
社
1,785
0.60
大 和 ハ ウ ス 工 業 株 式 会 社
1,785
0.60
前 田 建 設 工 業 株 式 会 社
1,785
0.60
5
(注)
1. 持株比率は、
自己株式
(43株)
を控除して計算しております。
2. 持株比率は、小数点第3位を切り捨てて小数点第2位まで表示して
おります。
当社は、業績並びに今後の経営環境等を勘案し、事業展
開のための基盤強化を図りつつ、安定的な配当と内部留保
の充実に努めることを基本方針としております。
3,981
0.40
99.52 100.00
当社は、期末配当の年1回の剰余金の配当を行うことを
主総会であります。
当期につきましては、剰余金の分配可能額が確保できな
かったため、誠に遺憾ながら配当を見送らせていただきま
(平成27年3月31日現在)
株主数 株主総数に対する割合
株式数 発行済株式総数に対する割合
名
%
株
%
236
5.93
519
0.18
5.68
414
0.14
29.16 278,899
95.04
東
北
226
関
東
1,161
中
部
698
17.53
3,015
1.03
近
畿
839
21.08
8,402
2.86
中
国
266
6.68
588
0.20
四
国
120
3.01
748
0.25
九
州
435
10.93
867
0.30
外
国
-
-
-
-
合
計
3,981
100.00 293,452
100.00
した。
5 発行済株式総数、資本金の推移
年月日
発行済株式総数
増減数
残高
株
株
平成21年
104,166 293,452
3月30日
資本金
増減額
百万円
12,499
残高
資料編
北 海 道
3,962
74.20
基本方針としております。剰余金の配当の決定機関は、株
(3)地域別状況
区分
16
%
217,729
4 配当政策
(注)
自己株式
(43株)
は、
「個人・その他」
に含まれております。
(2)所有株数別状況
持株比率
会社の概要
(平成27年3月31日現在)
株主数
持株数
株
2 株式の分布状況
区 分
(平成27年3月31日現在)
株主名
3,981名
(1)所有者別状況
摘要
百万円
52,500 ※
※ 有償 第三者割当
発行価格 240,000円
資本組入額 120,000円
113
6 事業年度等
事
業
年
度
定 時 株 主 総 会
基
準
日
7 株主総会
毎年4月1日から翌年3月31日まで
毎年4月1日から4カ月以内に開催いた
します。
定時株主総会 3月31日
期末配当金 3月31日
株 主 名 簿 管 理 人
三菱UFJ信託銀行株式会社
連
〒137-8081
絡
先
東京都江東区東砂七丁目10番11号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電
話
取
公
照
会
次
告
方
先
0120-232-711(通話料無料)
所
三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
法
電子公告とし、当社のホームページに掲
載いたします。ただし、事故その他やむ
を得ない事由によって電子公告をするこ
とができない場合は、東京都において発
行する日本経済新聞に掲載いたします。
ホームページアドレス
114
http://www.kyoeikasai.co.jp/
第13回定時株主総会
第13回定時株主総会を平成27年6月26日に開催いたし
ました。報告事項及び決議事項は次のとおりであります。
報告事項
平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31
日まで)事業報告及び計算書類報告の件
本件は、上記の内容を報告いたしました。
決議事項
第1号議案 取締役3名選任の件
本件は、原案のとおり、取締役に市村幸太郎、
谷口 修、近石達也の3氏が選任され、それ
ぞれ就任いたしました。
第2号議案 監査役2名選任の件
本件は、原案のとおり、監査役に蛭田泰昭
及び山上一成の2氏が選任され、それぞれ就
任いたしました。
第3号議案 退 任取締役及び退任監査役に対する退職慰
労金贈呈の件
本件は、原案のとおり、退任取締役 安田
舜一郎、中野吉實、山岸裕幸の3氏及び退任
監査役 松谷篤典、倉光一雄の2氏に対し、
その在任中の功労に報いるため当社の定め
る基準に従い、相当額の慰労金を贈呈する
こととし、その具体的な金額、贈呈の時期
及び方法等は、退任取締役については取締
役会の決議に、退任監査役については監査
役の協議に一任することが承認可決されま
した。
• 経営懇話会
経営懇話会は、経営上の重要な事項につき助言・提言等
を行う機関として、平成15年4月1日付にて設置いたしま
した。
(2)開催状況
平成26年度の開催状況は次のとおりであります。
①第33回経営懇話会
(1)経営懇話会の委員・顧問
(敬称略・五十音順・平成27年4月1日現在)
開催日:平成26年6月3日
議 題:2013年度決算概要及び2014年度事業収支計
画について
委員
日本生活協同組合連合会 会長
大 前 孝 治
一般社団法人全国信用金庫協会 会長
落 合 誠 一
東京大学 名誉教授
金 井 昭
関東いすゞ自動車株式会社 取締役相談役
古 笛 恵 子 コブエ法律事務所 弁護士
新 堂 友 衛
大阪シティ信用金庫 名誉会長
中 村 純 誠
全国共済農業協同組合連合会 ②第34回経営懇話会
開催日:平成26年11月26日
5
会社の概要
浅 田 克 己
議 題:2014年度中間決算の概要について
③第35回経営懇話会
開催日:平成27年3月25日
議 題:2015年度事業計画について
・中期経営計画「共栄ISM Ⅱ」の取組み状況
・2015年度事業計画の全体像
代表理事専務
堀 内 光一郎
富士急行株式会社 代表取締役社長
前 田 靖 治
前田建設工業株式会社 相談役
松 井 明
全国共済水産業協同組合連合会 代表理事専務
宮 園 雅 敬
農林中央金庫 代表理事副理事長
米 山 高 生
一橋大学大学院商学研究科 教授
顧問
勝 瑞 保 全国共済農業協同組合連合会 代表理事理事長
資料編
115
• 経営の組織
1 当社の機構図(平成27年6月26日現在)
ダイレクト損害サービス部
内
部
監
査
部
本
店
営
業
本
首
経
営
企
画
都
部
コンプライアンス部
リ
ス
ク
管
理
社 長
常務会
社 長
取締役会
株主総会
事
部
総
務
部
経
理
部
監 査 役
企
画
部
商
品
開
発
部
コンタクトセンター企画部
損害サービス業務部
部
部
店
横
浜
支
店
中
央
支
店
関
東
信
支
支
店
店
首都圏損害サービス部
北 海 道・東 北 本 部
部
営業サポート業務部
農 林 水 産 本 部
保 険 計 理 人
監査役会
務
業
支
甲
海
道
北
北
情 報 シ ス テ ム 部
事
営
京
東
務
店
東
北
財
部
本
東
部
人
圏
本
東
支
支
北
支
店
店
店
北海道・東北損害サービス部
中
部
本
部
北
陸
支
店
静
岡
支
店
中
京
支
店
中部損害サービス部
関 西 ・ 四 国 本 部
農
営 業 統 括 本 部
営
林
業
水
企
産
画
部
部
大
阪
支
店
神
戸
支
店
関
西
支
店
四
国
支
店
関西・四国損害サービス部
中 国 ・ 九 州 本 部
団 体 組 織 開 発 部
中
国
支
店
九
州
支
店
南
九
州
支
店
中国・九州損害サービス部
116
2 当社の営業・損害サービス体制(平成27年6月26日現在)
当社は、本社を東京に置き、皆様のお役に立てるよう全国に地区本部6、部・支店28、営業拠点114を配すとともに、万一
の事故に対し迅速かつ適切な対応ができるよう、77の損害サービス拠点を配しています。
中国・九州地区
関西・四国地区
北海道・東北地区
中国・九州本部
関西・四国本部
北海道・東北本部
中国支店
大阪支店
北海道支店
九州支店
神戸支店
東北支店
南九州支店
関西支店
北東北支店
中国・九州損害サービス部
四国支店
北海道・東北損害サービス部
【営業拠点】
営業課・支社
直販支社
17
直販支社
6
【損害サービス拠点】
7
損害サービスセンター 10
【営業拠点】
営業課・支社
15
直販支社
5
損害サービス課・室
9
【損害サービス拠点】
損害サービスセンター
9
損害サービス課・室
7
損害サービスセンター
4
北海道
東北
中国
九州
損害サービス課・室
5
会社の概要
営業課・支社
1
【損害サービス拠点】
関西・四国損害サービス部
【営業拠点】
16
四国
中部
関西
6
営業部・支店
21
営業課・支社
94
直販支社
20
損害サービス部
7
45
損害サービスセンター 32
資料編
首都圏地区
農林水産部
中部本部
北陸支店
静岡支店
【営業拠点】
団体組織開発部
営業課・支社
損害サービス業務部
直販支社
28
7
ダイレクト損害サービス部 【損害サービス拠点】
中京支店
中部損害サービス部
【営業拠点】
直販支社
地区本部
損害サービス課・室
中部地区
営業課・支社
首都圏
全国計
本店営業本部
損害サービス課・室
本店営業部
損害サービスセンター
15
4
首都圏本部
18
東京支店
1
横浜支店
【損害サービス拠点】
中央支店
損害サービス課・室
7
東関東支店
損害サービスセンター
5
甲信支店
首都圏損害サービス部
117
• 役員の状況(平成27年6月26日現在)
取締役・監査役・執行役員
役職名
取締役社長 社長執行役員
(代表取締役)
専務取締役 専務執行役員
(代表取締役)
(営業統括本部長)
専務取締役 専務執行役員
(代表取締役)
氏名・生年月日
すぎ なか
ひろ ふみ
杉 中 洋 文
昭和27年4月10日
略 歴
昭和52年
平成15年
平成19年
平成20年
平成20年
平成21年
平成22年
平成22年
平成26年
4月
4月
4月
4月
6月
6月
4月
6月
6月
武 藤 和 文
昭和54年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、自動車保険部長、
火災新種保険部長、団体組織開発部長、営業企画部長を経て
平成22年 6月 共栄火災海上保険株式会社専務取締役、専務執行役員、
営業統括本部長(現職)
さい
昭和53年
平成16年
平成18年
平成19年
む
とう
かず ふみ
昭和31年9月19日
き
のぶ ひろ
斉 木 信 宏
昭和30年1月26日
4月
4月
4月
6月
平成20年 6月
平成21年 6月
平成22年 4月
平成26年 6月
常務取締役 常務執行役員
(本店営業本部長)
常務取締役 常務執行役員
(農林水産本部長)
常務取締役 常務執行役員
ひえ
だ
しん
じ
稗 田 進 治
昭和28年10月6日
さくら
だ
こう
櫻 田 巧
昭和34年8月2日
くま
だい
ご
隈 大 悟
昭和33年3月27日
いちむら こう た ろう
取締役
118
全国共済農業協同組合連合会入会
同会全国本部市場運用部長
同会全国本部関連事業部長
同会全国本部関連事業部
共栄火災海上保険株式会社常務取締役、常務執行役員
常務取締役、常務執行役員、JA保険業務本部副本部長
常務取締役、常務執行役員
専務取締役、専務執行役員
取締役社長、社長執行役員(現職)
市村 幸太郎
昭和23年3月28日
全国共済農業協同組合連合会入会
同会全国本部自動車部長
同会全国本部体制整備支援部長
共栄火災海上保険株式会社取締役、執行役員、
JA・JF業務適正推進担当
常務取締役、常務執行役員、JA・JF業務適正推進担当
常務取締役、常務執行役員、JA保険業務本部副本部長、
JA・JF業務適正推進担当
常務取締役、常務執行役員
専務取締役、専務執行役員(現職)
担当
内部監査部
営業サポート業務部
コンタクトセンター企
画部
営業統括本部
(金融法人担当)
団体組織開発部
営業企画部
コンプライアンス部
リスク管理部
人事部
総務部
昭和52年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、経理部長、
財務部長を経て
平成18年 6月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、財務部長
平成19年 4月 執行役員、財務部長兼再保険・海上部長
平成20年 4月 執行役員、財務部長
平成20年 6月 取締役、執行役員、財務部長兼保険金管理部長
平成21年 4月 取締役、執行役員、財務部長
平成22年 4月 取締役、執行役員、経営企画部長
平成22年 6月 常務取締役、常務執行役員
平成26年 6月 常務取締役、常務執行役員、本店営業本部長兼本店営業部長
平成27年 4月 常務取締役、常務執行役員、本店営業本部長(現職)
経理部
財務部
損害サービス業務部
営業統括本部
(営業開発担当)
本店営業部
昭和58年
平成22年
平成23年
平成26年
平成27年
経営企画部
(長期経営計画に関する
事項に限る)
情報システム部
事務企画部
農林水産部
4月
4月
8月
6月
4月
全国共済農業協同組合連合会入会
同会全国本部システム開発第二部長
同会全国本部経営企画部長
共栄火災海上保険株式会社常務取締役、常務執行役員
常務取締役、常務執行役員、農林水産本部長(現職)
昭和55年 4月 共栄火災海上保険相互会社入社以降、統合推進部部長職、
統合推進部長、統合推進部長兼系統市場開発部長、
系統市場開発部長、農林水産部長、農林水産営業部長、
JA保険業務支援部長、関西支店長、経営企画部長を経て
平成26年 6月 共栄火災海上保険株式会社常務取締役、常務執行役員(現職)
昭和45年 3月 姫路市農業協同組合(現 兵庫西農業協同組合)入組
平成23年 6月 兵庫西農業協同組合代表理事組合長(現職)
平成24年 6月 全国共済農業協同組合連合会
兵庫県本部運営委員会会長(現職)
平成24年 6月 兵庫県厚生農業協同組合連合会代表理事会長(現職)
平成24年 7月 全国共済農業協同組合連合会経営管理委員
平成26年 7月 全国共済農業協同組合連合会経営管理委員会会長(現職)
平成27年 6月 共栄火災海上保険株式会社取締役(現職)
[主要な兼職]
全国共済農業協同組合連合会経営管理委員会会長
経営企画部
商品開発部
ダイレクト損害サービ
ス部
役職名
氏名・生年月日
さ
取締役
とう
取締役 執行役員
(系統経済事業担当)
取締役 執行役員
(農林水産担当)
たに ぐち
谷 口 修
なが しま
とし
お
長 島 敏 雄
昭和31年10月20日
ちか いし
たつ
や
近 石 達 也
昭和34年10月13日
や
たつ
じ
昭和27年11月17日
とおる
上 嶋 亨
昭和33年7月9日
た
やす あき
蛭 田 泰 昭
昭和33年4月8日
担当
平成24年 6月
平成24年 6月
平成24年 6月
平成25年 6月
[主要な兼職]
多摩信用金庫会長
一般社団法人東京都信用金庫協会会長
全国信栄懇話会会長
5
昭和46年 3月 松下電器産業株式会社入社
昭和63年 8月 松下電器産業労組エアコン支部執行委員長
平成 8年 7月 同組合副中央執行委員長
平成18年 7月 松下電器労働組合連合会書記長
平成20年 7月 パナソニックグループ労働組合連合会副中央執行委員長
平成21年 7月 全国労働者共済生活協同組合連合会大阪府本部理事長
平成23年 8月 同会中日本事業本部事業本部長
平成25年 8月 同会代表理事理事長(現職)
平成26年 6月 共栄火災海上保険株式会社取締役(現職)
[主要な兼職]
全国労働者共済生活協同組合連合会代表理事理事長
昭和57年
平成16年
平成19年
平成22年
平成24年
平成27年
4月
4月
4月
4月
6月
6月
全国信用金庫連合会(現 信金中央金庫)入会
信金中央金庫四国支店長
同庫東北支店長
同庫審査部長
同庫監事
共栄火災海上保険株式会社取締役、執行役員、
金融機関担当(現職)
昭和56年
平成23年
平成26年
平成26年
4月
4月
3月
6月
全国農業協同組合連合会入会
同会総合企画部地区担当部長
共栄火災海上保険株式会社本店営業部系統経済事業担当部長
取締役、執行役員、系統経済事業担当(現職)
昭和58年
平成23年
平成25年
平成26年
平成27年
平成27年
4月
8月
4月
4月
4月
6月
全国共済農業協同組合連合会入会
同会全国本部総務部長
同会全国本部東日本引受センター長
同会全国本部普及部長
共栄火災海上保険株式会社執行役員、農林水産担当
取締役、執行役員、農林水産担当(現職)
昭和51年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、総合企画部統合準備担
当部長、総合企画部特命担当部長、総務部長、秘書室長を経
て
平成20年 4月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、業務革新推進担当兼秘
書室長
平成21年 6月 執行役員、秘書室長
平成22年 4月 執行役員、総務部長
平成23年 4月 共栄火災オフィスサービス株式会社代表取締役社長
平成24年 6月 共栄火災海上保険株式会社常勤監査役(現職)
昭和57年
平成21年
平成24年
平成25年
平成26年
平成26年
4月
4月
4月
4月
4月
6月
全国共済農業協同組合連合会入会
同会全国本部運用リスク管理部長
同会全国本部関連事業部長
同会全国本部業務部長
同会全国本部業務部
共栄火災海上保険株式会社常勤監査役(現職)
昭和57年
平成14年
平成17年
平成18年
平成20年
平成22年
平成24年
平成24年
平成27年
4月
7月
6月
6月
9月
6月
7月
7月
6月
農林中央金庫入庫
同庫秋田支店長
同庫JAバンク再編強化部副部長
同庫長崎支店長
同庫審査部主任考査役
同庫高松支店長
同庫人事部参事役
全国酪農業協同組合連合会常務理事
共栄火災海上保険株式会社常勤監査役(現職)
資料編
加治屋 辰 次
ひる
常勤監査役
おさむ
昭和33年12月20日
うえ しま
常勤監査役
ひろ し
昭和28年3月20日
か じ
常勤監査役
こ
中世古 廣司
多摩中央信用金庫入庫
多摩中央信用金庫理事長
多摩信用金庫理事長
社団法人東京都信用金庫協会副会長
全国信用金庫厚生年金基金理事長(現職)
社
団法人東京都信用金庫協会(現 一般社団法人東京都信用金
庫協会)会長(現職)
一般社団法人全国信用金庫協会副会長(現職)
全国信栄懇話会会長(現職)
共栄火災海上保険株式会社取締役(現職)
多摩信用金庫会長(現職)
会社の概要
取締役 執行役員
(金融機関担当)
じ
昭和17年12月19日
なか せ
取締役
こう
佐 藤 浩 二
略 歴
昭和41年 4月
平成13年 6月
平成18年 1月
平成18年 6月
平成19年12月
平成24年 6月
119
役職名
氏名・生年月日
やま がみ
監査役
昭和24年6月12日
ふじ
監査役
執行役員
(首都圏本部長)
執行役員
(北海道・東北本部長)
執行役員
(中部本部長)
執行役員
(関西・四国本部長)
執行役員
(中国・九州本部長)
かず しげ
山 上 一 成
い
いさお
藤 井 勲
昭和17年6月19日
かな がわ
とし ひこ
金 川 敏 彦
略 歴
昭和42年 4月 東京地方裁判所判事補
昭和45年 4月 神戸地方裁判所判事補
昭和47年 4月 大阪弁護士会登録(淀屋橋法律事務所)
昭和58年 4月 大阪弁護士会交通事故委員会委員長
昭和61年 4月 日弁連交通事故相談センター理事
平成 6年 6月 日本電池株式会社監査役
平成11年 4月 大阪弁護士会綱紀委員会委員長
平成15年 3月 NPO法人クラシックファンのためのコンサート監事(現職)
平成16年 4月 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション監査役
平成20年11月 弁護士法人淀屋橋法律事務所代表社員(現職)
平成22年 6月 共栄火災海上保険株式会社監査役(現職)
[主要な兼職]
弁護士法人淀屋橋法律事務所代表社員
とも ゆき
渡 辺 知 之
昭和31年4月2日
い
とう
えい つぐ
伊 藤 栄 嗣
東京支店
横浜支店
中央支店
東関東支店
甲信支店
首都圏損害サービス部
昭和54年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、中四国損害サービス部
長、東京損害サービス部長、首都圏損害サービス部長を経て
平成24年 4月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、
北海道・東北本部長(現職)
北海道支店
東北支店
北東北支店
北海道・東北損害サー
ビス部
昭和56年 4月 共栄火災海上保険相互会社入社以降、横浜支店長を経て
平成26年 4月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、中部本部長(現職)
北陸支店
静岡支店
中京支店
中部損害サービス部
昭和56年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、損害サービス業務部長、
コンプライアンス統括部長、損害サービス業務部長、東北支
店長、コンプライアンス部長を経て
平成27年 4月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、関西・四国本部長(現
職)
大阪支店
神戸支店
関西支店
四国支店
関西・四国損害サービ
ス部
昭和54年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、経理部長、再保険・海
上部長、人事部長を経て
平成25年 6月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、
中国・九州本部長(現職)
中国支店
九州支店
南九州支店
中国・九州損害サービ
ス部
昭和33年4月28日
いく
た
てる ひろ
生 田 光 洋
昭和34年1月23日
た
なか
けん ぞう
田 中 健 三
昭和31年12月31日
(注)
1. 取締役 市村幸太郎、佐藤浩二及び中世古廣司は、社外取締役であります。
2. 監査役 上嶋 亨、蛭田泰昭、山上一成及び藤井 勲は、社外監査役であります。
120
昭和58年 4月 共
栄火災海上保険相互会社入社以降、茨城支店長、東関東支
店長、北海道支店長を経て
平成27年 4月 共栄火災海上保険株式会社執行役員、首都圏本部長(現職)
昭和33年5月12日
わた なべ
担当
昭和47年 4月 福山市農業協同組合入組
平成25年 6月 同組合代表理事組合長(現職)
平成26年 6月 広島県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長(現職)
平成26年 7月 広島県農業信用基金協会会長理事(現職)
平成26年 7月 JAバンク代表者全国会議副議長(現職)
平成26年 7月 JAバンク中央本部委員会副委員長(現職)
平成26年 7月 一般社団法人ジェイエイバンク支援協会副会長理事(現職)
平成27年 6月 共栄火災海上保険株式会社監査役(現職)
[主要な兼職]
JAバンク代表者全国会議副議長
JAバンク中央本部委員会副委員長
一般社団法人ジェイエイバンク支援協会副会長理事
• 会計監査人の状況
当社は、会計監査人として新日本有限責任監査法人を選任しております。
• 従業員の状況
1 従業員数、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与(平成27年3月31日現在)
平均年齢
平均勤続年数
平均年間給与
2,727人
45.6歳
14.7年
5,811,323円
5
会社の概要
従業員数
(注)
1. 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。
)であります。
2. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
2 定期採用者の推移(各年とも4月1日現在)
平成25年度
平成26年度
平成27年度
総
合
職
29人
31人
53人
一
般
職
40人
30人
34人
69人
61人
87人
計
資料編
121
• 設備の状況
1 設備投資等の概要
平成26年度の設備投資は、主として営業店舗の整備、顧客サービスの拡充並びに業務効率化を目的として実施し、国内店舗
及び事務・システム機器の整備等により投資総額は16億円となりました。
2 主要な設備の状況
当社における主要な設備は、以下のとおりであります。
(平成27年3月31日現在)
店 名
(所在地)
所属出先機関
(店)
帳簿価額(百万円)
土地
(面積㎡)
建物
動産
従業員数
(人)
21
16,635
(45,723)
8,150
1,579
1,212
北海道支店
(札幌市中央区)
6
979
( 5,130)
642
25
159
東北支店
(仙台市青葉区)
他2支店
5
1,202
( 3,274)
951
28
149
中京支店
(名古屋市中区)
他3支店
14
1,898
( 4,000)
1,324
106
312
大阪支店
(大阪市北区)
他2支店
13
693
( 1,974)
779
65
412
中国支店
(広島市中区)
6
350
( 2,462)
269
23
142
九州支店
(福岡市中央区)
他1支店
8
1,638
( 3,398)
[ 402]
1,179
58
341
本店
(東京都港区)
他4支店
(注)
1. 上記は全て営業用設備であります。
2. 土地及び建物の一部を賃借しております。年間賃借料は580百万円であります。土地の賃借面積については、
[ ]で外書きしております。
3. 上記の他、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。
帳簿価額(百万円)
設備名
福岡共栄火災ビル
(福岡市中央区)
122
土地
(面積㎡)
(
1,039
728)
建物
522
3 設備の新設、除却等の計画
平成27年3月31日現在の重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりであります。
(1)新設
該当事項はありません。
(2)改修
該当事項はありません。
5
会社の概要
(3)売却
該当事項はありません。
資料編
123
• 当社及びその子会社等の概況
1 主要な事業の内容(平成27年3月31日現在)
当社グループは、損害保険事業を営んでおります。当社及び当社の関係会社において営む主要な業務の内容と、各関係会社
の当該事業における位置付けは次のとおりであります。
損害保険事業
(1)損害保険事業及び損害保険関連事業
当社グループは、国内において損害保険事業及び損害保険関連事業を営んでおります。
損害保険事業を営んでいる会社は、当社であります。
損害保険関連事業を営んでいる会社は、子会社である株式会社三幸社及び株式会社共栄セイフティ・ライフ・システム
ズであります。
(2)総務・事務代行等関連事業
当社グループの事業に係る付随的事業として、総務・事務代行等関連事業があります。
総務・事務代行等関連事業を営んでいる会社は、子会社である共栄火災オフィスサービス株式会社であります。
2 子会社等の主要な事業内容
(平成27年3月31日現在)
会社名
共栄火災オフィスサービス
株式会社
株式会社三幸社
株式会社共栄セイフティ・
ライフ・システムズ
所在地
東京都
港区
設立年月日
主要な事業内容
当社所有の不動産の管理、
昭和31年
コンピュータシステムに係るデータ・
(1956年)
1,000万円
帳票類の作成、点検、発送等の業務代行、
12月25日
保険代理店業務
昭和22年
東京都
(1947年) 保険代理店業務
千代田区
12月29日
東京都
練馬区
昭和53年
健康・医療・介護情報サービス、
(1978年)
融資及び融資の斡旋、信用保証業務
6月15日
(注)
共栄火災オフィスサービス株式会社は、平成27年3月31日付にて、保険代理店業務を廃止しました。
124
資本金
当社が保有する 子会社等が保有する
議決権の割合
議決権の割合
100%
-
1,000万円
90%
-
1,000万円
49%
-
3 組織の構成(概念図)
(平成27年3月31日現在)
○全国共済農業協同組合連合会
(2社
子会社)
5
会社の概要
共栄火災海上保険株式会社 ︵損害保険事業︶
損 害 保 険 関 連 事 業
☆株式会社三幸社
(保険代理店業務)
☆株式会社共栄セイフティ・ライフ・システムズ
(健康・医療・介護情報サービス、融資及び融資の斡旋、信用保証業務)
総 務 ・事務代行等関連事業
(1社
子会社)
☆共栄火災オフィスサービス株式会社
(当社所有の不動産の管理、コンピュータシステムに係るデータ・帳票類の作成、
点検、発送等の業務代行、保険代理店業務)
(注)1. 各記号の意味は次のとおりであります。 ○:親会社 ☆:非連結子会社
2. 共栄火災オフィスサービス株式会社は、平成27年3月31日付にて、保険代理店業務を廃止しました。
資料編
4 連結計算書類
当社は、連結計算書類を作成しておりません。
125
付表
• 営業拠点所在地一覧(平成27年6月26日現在)
農林水産部
営業第一課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2337
営業第二課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2374
海上営業課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2333
海上営業課(西日本海上)
〒730-0051
広島県広島市中区大手町4-3-9(第2JAビル)
082-248-3824
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2898
営業第一課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2956
営業第二課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-0827
営業第三課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-0824
金融営業課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-0163
新橋支社
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-1431
東京新都心支社
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-1391
池袋支社
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-12-5(東京信用金庫本店ビル)
03-3984-3535
立川支社
〒190-0012
東京都立川市曙町2-34-7(ファーレイーストビル)
042-523-1241
東京直販支社
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2335
横浜支社
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-19(新横浜ミネタビル)
045-475-0351
045-475-0353
湘南支社
〒254-0811
神奈川県平塚市八重咲町3-8(JA平塚ビル)
0463-21-0932
多摩川直販支社
〒211-0004 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-925-8(武蔵小杉三枝ビル)
044-422-6610
横浜直販支社
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-19(新横浜ミネタビル)
045-475-0366
さいたま支社
〒330-0801
埼玉県さいたま市大宮区土手町1-2(JA共済埼玉ビル)
048-649-3296
埼玉西支社
〒350-1123
埼玉県川越市脇田本町1-2(山崎ビル)
049-243-5170
前橋支社
〒379-2147
群馬県前橋市亀里町1310(JAビル)
027-265-7180
高崎支社
〒370-0824
群馬県高崎市田町14-1(高崎信用金庫ビル)
027-327-1177
宇都宮支社
〒320-0027
栃木県宇都宮市塙田4-2-15(JA共済連栃木ビル)
028-616-1223
新潟支社
〒951-8116
新潟県新潟市中央区東中通1番町86-16(新潟共栄火災ビル)
025-229-0512
長岡支社
〒940-0048
新潟県長岡市台町1-7-33(Nツアー長岡東駅前ビル)
0258-35-3836
川越直販支社
〒350-1123
埼玉県川越市脇田本町1-2(山崎ビル)
049-243-9123
春日部直販支社
〒344-0067
埼玉県春日部市中央1-52-1(春日部セントラルビル)
048-735-8901
千葉支社
〒260-0028
千葉県千葉市中央区新町18-10(千葉第一生命ビル)
043-244-2651
水戸支社
〒310-0803
茨城県水戸市城南2-12-8(水戸共栄火災ビル)
029-224-3669
つくば支社
〒305-0032
茨城県つくば市竹園1-6-1(つくば三井ビル)
029-860-6455
船橋直販支社
〒273-0005
千葉県船橋市本町2-10-14(船橋サウスビル)
047-435-7311
柏直販支社
〒277-0021
千葉県柏市中央町6-19(コープビル柏)
04-7164-8101
団体組織開発部
営業課
本店営業部
東京支店
横浜支店
中央支店
東関東支店
126
甲信支店
長野支社
〒380-0836
長野県長野市南県町693-4(長野共栄火災ビル)
026-234-2161
上田支社
〒386-0023
長野県上田市中央西1-14-32(上田共栄火災ビル)
0268-22-1695
松本支社
〒390-0874
長野県松本市大手3-8-12(北野松本ビル)
0263-32-8811
甲府支社
〒400-0858
山梨県甲府市相生1-1-2(甲府共栄火災ビル)
055-224-4371
直轄営業課
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-1(札幌共栄火災ビル)
011-221-9158
札幌支社
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-1(札幌共栄火災ビル)
011-221-9167
帯広支社
〒080-0016
北海道帯広市西6条南6-3(ソネビル)
0155-22-1341
函館支社
〒040-0032
北海道函館市新川町23-25(函館共栄火災ビル)
0138-23-8258
旭川支社
〒070-0035
北海道旭川市5条通10-1630-3(旭川共栄火災ビル)
0166-23-9141
釧路支社
〒085-0021
北海道釧路市浪花町13-1-13(釧路共栄火災ビル)
0154-23-4358
苫小牧支社
〒053-0021
北海道苫小牧市若草町3-2-1(苫小牧共栄火災ビル)
0144-32-8136
北見支社
〒090-0023
北海道北見市北3条東1(北見共栄火災ビル)
0157-23-7618
札幌直販支社
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-1(札幌共栄火災ビル)
011-221-9168
北海道支店
仙台支社
〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-16-14(仙台共栄火災ビル)
022-265-2326
福島支社
〒960-0231
福島県福島市飯坂町平野字三枚長1-1(JA福島ビル)
024-554-3006
郡山支社
〒963-8023
福島県郡山市緑町8-7(郡山共栄火災ビル)
024-922-3606
いわき支社
〒970-8026
福島県いわき市平字小太郎町4-1(いわき第一ビル)
0246-23-7202
山形支社
〒990-0039
山形県山形市香澄町2-11-13(山形共栄火災ビル)
023-622-2827
秋田支社
〒010-0955
秋田県秋田市山王中島町9-23(秋田共栄火災ビル)
018-823-5561
青森支社
〒030-0822
青森県青森市中央1-25-3(青森共栄火災ビル)
017-776-5338
盛岡支社
〒020-0022
岩手県盛岡市大通3-3-10(七十七日生盛岡ビル)
019-651-2415
富山支社
〒930-0039
富山県富山市東町3-4-20(富山共栄火災ビル)
076-424-4266
076-424-4267
高岡支社
〒933-0064
富山県高岡市宝町2-17(高岡共栄火災ビル)
0766-22-2362
金沢支社
〒920-0919
石川県金沢市南町5-16(金沢共栄火災ビル)
076-261-9297
076-261-9298
七尾支社
〒926-0812
石川県七尾市北藤橋町子部44-1(M・Oビル)
0767-53-1335
福井支社
〒910-0003
福井県福井市松本4-3-14(福井共栄火災ビル)
0776-22-3784
静岡支社
〒420-8706
静岡県静岡市葵区両替町2-6-5(静岡共栄火災ビル)
054-253-5145
静岡西支社
〒427-0022
静岡県島田市本通1-6-5(ファーストビル)
0547-33-3051
清水支社
〒424-0941
静岡県静岡市清水区富士見町4-8(清水共栄火災ビル)
054-353-1188
静岡東支社
〒410-0801
静岡県沼津市大手町1-5-11(沼津共栄火災ビル)
055-962-5116
浜松支社
〒430-0929
静岡県浜松市中区中央1-2-1(イーステージ浜松 オフィス棟)
053-450-8211
静岡直販支社
〒420-8706
静岡県静岡市葵区両替町2-6-5(静岡共栄火災ビル)
054-253-3945
名古屋支社
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-19-21(名古屋共栄火災ビル)
052-211-1358
052-211-1355
豊橋支社
〒440-0892
愛知県豊橋市新本町27(豊橋共栄火災ビル)
0532-54-2241
三河支社
〒446-0056
愛知県安城市三河安城町1-4-4(カリツービル)
0566-72-4811
北東北支店
北陸支店
中京支店
資料編
静岡支店
付表
東北支店
127
岡崎支社
〒444-0044
愛知県岡崎市康生通南2-54-2(岡崎共栄火災ビル)
0564-65-2012
岐阜支社
〒500-8407
岐阜県岐阜市高砂町2-50-7(竹中ビル)
058-269-3211
東濃支社
〒507-0042
岐阜県多治見市前畑町1-34(第二アマノビル)
0572-22-9255
四日市支社
〒510-0085
三重県四日市市諏訪町4-5(四日市諏訪町ビル)
059-353-8667
三重支社
〒514-0027
三重県津市大門6-5(三井生命津ビル)
059-226-8071
直轄企業営業課
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-4003
06-6312-4002
大阪第一支社
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-4006
大阪第二支社
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-4012
大阪直販支社
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-2843
大阪東直販支社
〒577-0056
大阪府東大阪市長堂1-6-20(大阪布施第一生命ビル)
06-6781-3461
大阪南直販支社
〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中1-10-4(南海野村ビル)
06-6645-0105
神戸支社
〒650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通5-1-6(神戸共栄火災ビル)
078-341-7622
078-341-7623
姫路支社
〒670-0902
兵庫県姫路市白銀町24(みなと銀行第一生命共同ビル)
079-225-0967
金融営業課
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-1370
京都支社
〒600-8421
京都府京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町167(AYA四条烏丸ビル)
075-344-8451
滋賀支社
〒525-0031
滋賀県草津市若竹町7-10(KB.21)
077-561-8950
奈良支社
〒630-8115
奈良県奈良市大宮町3-4-29(大宮西田ビル)
0742-36-6401
和歌山支社
〒640-8324
和歌山県和歌山市吹屋町4-19(和歌山共栄火災ビル)
073-432-6371
北摂直販支社
〒532-0025
大阪府大阪市淀川区新北野1-14-11(大阪新北野第一ビル)
06-6305-3216
京都直販支社
〒604-8141
京都府京都市中京区蛸薬師通高倉西入ル泉正寺町328(西川ビル)
075-231-6138
松山支社
〒790-0878
愛媛県松山市勝山町1-10-1(松山共栄火災ビル)
089-932-6012
南予支社
〒798-0007
愛媛県宇和島市寿町1-1-21(南予共栄火災ビル)
0895-22-1363
高松支社
〒760-0047
香川県高松市塩屋町10-1(高松共栄火災ビル)
087-851-7321
徳島支社
〒770-0903
徳島県徳島市西大工町1-5-1(徳島共栄火災ビル)
088-622-0241
高知支社
〒780-0870
高知県高知市本町4-1-8(高知フコク生命ビル)
088-875-7177
広島支社
〒730-0051
広島県広島市中区大手町4-3-9(第2JAビル)
082-248-3825
082-248-3826
福山支社
〒720-0801
広島県福山市入船町2-2-4(福山共栄火災ビル)
084-922-2297
山口支社
〒754-0002
山口県山口市小郡下郷2276-9(山口共栄火災ビル)
083-973-0416
岡山支社
〒700-0026
岡山県岡山市北区奉還町1-7-7(オルガ)
086-214-3562
松江支社
〒690-0887
島根県松江市殿町15(島根JAビル別館)
0852-23-2727
鳥取支社
〒680-0843
鳥取県鳥取市南吉方1-63-1(農協共済福祉事業団本社ビル)
0857-23-4831
下関直販支社
〒750-0006
山口県下関市南部町22-25(下関共栄火災ビル)
083-223-1900
直轄営業課
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名2-4-22(新日本ビル)
092-721-5056
福岡支社
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名2-4-22(新日本ビル)
092-721-5057
北九州支社
〒802-0015
福岡県北九州市小倉北区大田町2-1(北九州共栄火災ビル)
093-521-7034
久留米支社
〒830-0018
福岡県久留米市通町103-4(久留米共栄火災ビル)
0942-33-9411
大阪支店
神戸支店
関西支店
四国支店
中国支店
九州支店
128
佐賀支社
〒840-0816
佐賀県佐賀市駅南本町3-15(明治安田生命ビル)
0952-22-6666
熊本支社
〒860-0023
熊本県熊本市中央区河原町25(熊本共栄火災ビル)
096-355-5177
大分支社
〒870-0034
大分県大分市都町3-1-10(大分共栄火災ビル)
097-534-4018
長崎支社
〒850-0862
長崎県長崎市出島町1-20(長崎県農協会館ビル)
095-825-3155
福岡直販支社
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名2-4-22(新日本ビル)
092-741-6137
北九州直販支社
〒802-0015
福岡県北九州市小倉北区大田町2-1(北九州共栄火災ビル)
093-551-1186
熊本直販支社
〒860-0023
熊本県熊本市中央区河原町25(熊本共栄火災ビル)
096-356-0161
長崎直販支社
〒850-0862
長崎県長崎市出島町1-20(長崎県農協会館ビル)
095-827-5715
鹿児島支社
〒890-0053
鹿児島県鹿児島市中央町29-1(鹿児島共栄火災ビル)
099-253-4716
宮崎支社
〒880-0805
宮崎県宮崎市橘通東5-4-1(宮崎共栄火災ビル)
0985-24-4422
沖縄支社
〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地1-7-1(琉球リース総合ビル)
098-866-0110
鹿児島直販支社
〒890-0053
鹿児島県鹿児島市中央町29-1(鹿児島共栄火災ビル)
099-256-6700
南九州支店
付表
資料編
129
• 損害サービス拠点所在地一覧(平成27年6月26日現在)
コンタクトセンター企画部
事故受付センター
〒179-0075
東京都練馬区高松5-8-20(J.CITYビル)
03-5372-7460
損害サービス業務部
医療サービス室
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-1547
海上サービス室東日本グループ
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-2332
海上サービス室西日本グループ
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-5082
コープ事故センター
〒179-0075
東京都練馬区高松5-8-20(J.CITYビル)
03-5372-2175
03-5372-2161
03-5372-2164
03-5372-4335
傷害サービスセンター
〒179-0075
東京都練馬区高松5-8-20(J.CITYビル)
03-4334-9323
03-5372-4128
03-4334-9326
個人賠償事故センター
〒179-0075
東京都練馬区高松5-8-20(J.CITYビル)
03-5372-6201
03-5372-6202
03-5372-4346
火災新種損害サービス課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-0323
03-3504-0190
自動車損害サービス課
〒105-8604
東京都港区新橋1-18-6
03-3504-1387
立川損害サービスセンター
〒190-0012
東京都立川市曙町2-34-7(ファーレイーストビル)
042-523-1244
横浜損害サービス課
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-19(新横浜ミネタビル)
045-475-0361
さいたま自動車損害サービス課
〒330-0801
埼玉県さいたま市大宮区土手町1-2(JA共済埼玉ビル)
048-644-6436
北関東損害サービス課
〒370-1202
群馬県高崎市宮原町1-21(関東いすゞ自動車株式会社本社ビル)
027-345-1531
宇都宮損害サービスセンター
〒320-0027
栃木県宇都宮市塙田4-2-15(JA共済連栃木ビル)
028-616-1224
新潟損害サービス課
〒951-8116
新潟県新潟市中央区東中通1番町86-16(新潟共栄火災ビル)
025-229-0524
千葉損害サービス課
〒260-0028
千葉県千葉市中央区新町18-10(千葉第一生命ビル)
043-244-2653
水戸損害サービス課
〒310-0803
茨城県水戸市城南2-12-8(水戸共栄火災ビル)
029-224-3667
つくば損害サービスセンター
〒305-0032
茨城県つくば市竹園1-6-1(つくば三井ビル)
029-860-6456
長野損害サービス課
〒380-0836
長野県長野市南県町693-4(長野共栄火災ビル)
026-234-2162
松本損害サービスセンター
〒390-0874
長野県松本市大手3-8-12(北野松本ビル)
0263-32-9311
甲府損害サービス課
〒400-0858
山梨県甲府市相生1-1-2(甲府共栄火災ビル)
055-224-4373
札幌火災新種損害サービス課
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-1(札幌共栄火災ビル)
011-221-4881
札幌自動車損害サービス課
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-1(札幌共栄火災ビル)
011-221-9381
函館損害サービスセンター
〒040-0032
北海道函館市新川町23-25(函館共栄火災ビル)
0138-23-8258
旭川損害サービスセンター
〒070-0035
北海道旭川市5条通10-1630-3(旭川共栄火災ビル)
0166-23-9143
苫小牧損害サービスセンター
〒053-0021
北海道苫小牧市若草町3-2-1(苫小牧共栄火災ビル)
0144-32-8140
釧路損害サービス課
〒085-0021
北海道釧路市浪花町13-1-13(釧路共栄火災ビル)
0154-23-4350
帯広損害サービスセンター
〒080-0016
北海道帯広市西6条南6-3(ソネビル)
0155-22-1341
北見損害サービスセンター
〒090-0023
北海道北見市北3条東1(北見共栄火災ビル)
0157-23-7618
仙台火災新種損害サービス課
〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-16-14(仙台共栄火災ビル)
022-265-2342
仙台自動車損害サービス課
〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-16-14(仙台共栄火災ビル)
022-265-2323
山形損害サービスセンター
〒990-0039
山形県山形市香澄町2-11-13(山形共栄火災ビル)
023-622-2854
福島損害サービス課
〒963-8023
福島県郡山市緑町8-7(郡山共栄火災ビル)
024-922-3515
いわき損害サービスセンター
〒970-8026
福島県いわき市平字小太郎町4-1(いわき第一ビル)
0246-23-7202
秋田損害サービス課
〒010-0955
秋田県秋田市山王中島町9-23(秋田共栄火災ビル)
018-823-5341
青森損害サービスセンター
〒030-0822
青森県青森市中央1-25-3(青森共栄火災ビル)
017-776-5339
ダイレクト損害サービス部
首都圏損害サービス部
北海道・東北損害サービス部
130
八戸損害サービスセンター
〒031-0081
青森県八戸市柏崎1-10-2(第一生命ビル)
0178-43-1177
盛岡損害サービスセンター
〒020-0022
岩手県盛岡市大通3-3-10(七十七日生盛岡ビル)
019-651-2416
金沢損害サービス課
〒920-0919
石川県金沢市南町5-16(金沢共栄火災ビル)
076-261-9295
七尾損害サービスセンター
〒926-0812
石川県七尾市北藤橋町子部44-1(M・Oビル)
0767-88-0161
福井損害サービスセンター
〒910-0003
福井県福井市松本4-3-14(福井共栄火災ビル)
0776-21-7217
富山損害サービス課
〒930-0039
富山県富山市東町3-4-20(富山共栄火災ビル)
076-424-4268
静岡損害サービス課
〒420-8706
静岡県静岡市葵区両替町2-6-5(静岡共栄火災ビル)
054-253-5143
浜松損害サービスセンター
〒430-0929
静岡県浜松市中区中央1-2-1(イーステージ浜松 オフィス棟)
053-450-8511
静岡東損害サービス課
〒410-0801
静岡県沼津市大手町1-5-11(沼津共栄火災ビル)
055-963-7000
火災新種損害サービス課
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-19-21(名古屋共栄火災ビル)
052-211-1866
名古屋自動車損害サービス課
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-19-21(名古屋共栄火災ビル)
052-211-1353
三河損害サービスセンター
〒446-0056
愛知県安城市三河安城町1-4-4(カリツービル)
0566-72-5750
四日市損害サービスセンター
〒510-0085
三重県四日市市諏訪町4-5(四日市諏訪町ビル)
059-353-8667
岐阜損害サービス課
〒500-8407
岐阜県岐阜市高砂町2-50-7(竹中ビル)
058-267-5055
火災新種損害サービス課
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-5071
06-6312-5077
06-6312-1359
自動車損害サービス課
〒530-8574
大阪府大阪市北区西天満1-2-5(大阪JAビル)
06-6312-5073
06-6312-5074
神戸損害サービス課
〒650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通5-1-6(神戸共栄火災ビル)
078-341-7624
京都損害サービス課
〒600-8421
京都府京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町167(AYA四条烏丸ビル)
075-344-8453
奈良損害サービスセンター
〒630-8115
奈良県奈良市大宮町3-4-29(大宮西田ビル)
0742-36-6425
和歌山損害サービス課
〒640-8324
和歌山県和歌山市吹屋町4-19(和歌山共栄火災ビル)
073-432-6311
松山損害サービス課
〒790-0878
愛媛県松山市勝山町1-10-1(松山共栄火災ビル)
089-932-6050
南予損害サービスセンター
〒798-0007
愛媛県宇和島市寿町1-1-21(南予共栄火災ビル)
0895-22-9354
高松損害サービス課
〒760-0047
香川県高松市塩屋町10-1(高松共栄火災ビル)
087-851-7321
徳島損害サービスセンター
〒770-0903
徳島県徳島市西大工町1-5-1(徳島共栄火災ビル)
088-622-0241
高知損害サービスセンター
〒780-0870
高知県高知市本町4-1-8(高知フコク生命ビル)
088-875-7177
広島火災新種損害サービス課
〒730-0051
広島県広島市中区大手町4-3-9(第2JAビル)
082-248-3848
広島自動車損害サービス課
〒730-0051
広島県広島市中区大手町4-3-9(第2JAビル)
082-248-3823
福山損害サービスセンター
〒720-0801
広島県福山市入船町2-2-4(福山共栄火災ビル)
084-920-8430
山口損害サービス課
〒754-0002
山口県山口市小郡下郷2276-9(山口共栄火災ビル)
083-973-0487
下関損害サービスセンター
〒750-0006
山口県下関市南部町22-25(下関共栄火災ビル)
083-222-9468
岡山損害サービス課
〒700-0026
岡山県岡山市北区奉還町1-7-7(オルガ)
086-214-3563
松江損害サービスセンター
〒690-0887
島根県松江市殿町15(島根JAビル別館)
0852-23-2728
福岡火災新種損害サービス課
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名2-4-22(新日本ビル)
092-771-5113
福岡自動車損害サービス課
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名2-4-22(新日本ビル)
092-771-5112
北九州損害サービス課
〒802-0015
福岡県北九州市小倉北区大田町2-1(北九州共栄火災ビル)
093-521-7036
大分損害サービスセンター
〒870-0034
大分県大分市都町3-1-10(大分共栄火災ビル)
097-534-4018
中九州損害サービス課
〒830-0018
福岡県久留米市通町103-4(久留米共栄火災ビル)
0942-33-9404
熊本損害サービスセンター
〒860-0023
熊本県熊本市中央区河原町25(熊本共栄火災ビル)
096-355-5171
長崎損害サービスセンター
〒850-0862
長崎県長崎市出島町1-20(長崎県農協会館ビル)
095-825-3156
佐世保損害サービスセンター
〒857-0043
長崎県佐世保市天満町2-7(佐世保共栄火災ビル)
0956-24-4378
南九州損害サービス課
〒890-0053
鹿児島県鹿児島市中央町29-1(鹿児島共栄火災ビル)
099-253-4719
宮崎損害サービスセンター
〒880-0805
宮崎県宮崎市橘通東5-4-1(宮崎共栄火災ビル)
0985-24-4434
沖縄損害サービスセンター
〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地1-7-1(琉球リース総合ビル)
098-866-0110
中部損害サービス部
付表
関西・四国損害サービス部
中国・九州損害サービス部
資料編
131
• 損害保険用語集
か行
●価格変動準備金
保険業法において規定された準備金であり、保険会社が保有する株
式等の価格変動による損失に備えることを目的とした準備金です。
●過失相殺
損害賠償額の算出にあたって、損害の発生について被害者にも過失
が認められる場合に、損害額から被害者の過失に相当する部分を減
額することをいいます。
●過失割合
保険事故における損害額の責任割合をいいます。
●クーリングオフ
契約の取消請求権をいいます。損害保険の場合には、保険業法に定
められており、保険期間が1年を超える長期契約について、契約の
申込日からその日を含め8日以内であれば契約の取消ができること
となっています。なお、法人等による営業・事業のための契約など
は対象外です。
●契約者貸付
積立保険(貯蓄型保険)を契約している期間中、急な出費により一
時的に資金が必要になった場合、保険契約を解約することなく解約
返戻金の一定範囲内で資金の融資が受けられる制度です。
●契約者配当
積立保険(貯蓄型保険)で積立保険料部分の運用利回りが予定利率
を超えたときに、満期返戻金とあわせて保険会社から保険契約者に
支払われる配当金のことです。
●契約の解除
契約当事者の一方の意思表示により継続的債務関係を終了させ、そ
の効力を将来に向かって消滅させることをいいます。
●契約の失効
火災保険などで、保険契約をした物件が罹災したときの保険金請求
権※を被保険者が他人(質権者)に質入れすることをいいます。
※積立保険の満期返戻金請求権、契約者配当金請求権及び保険契約の
失効・解除などの場合の返戻金請求権を対象とする場合もあります。
●指定紛争解決機関
平成21年6月24日に公布された「金融商品取引法等の一部を改正
する法律」に基づき創設された、金融分野における裁判外紛争解決
機関のことをいいます。損害保険業界では、保険業法に基づく金融
庁長官の指定を受け、一般社団法人日本損害保険協会(そんぽADR
センター)が指定紛争解決機関になります。
●正味収入保険料
損害保険会社の売上規模を示す指標です。ご契約者から直接受け
取った保険料(元受保険料)に再保険料のやりとり(受再保険料及
び出再保険料)を加減し、さらに将来ご契約者に予定利率を加えて
返戻すべき原資となる積立保険料を控除した保険料です。
●全損
保険の対象が完全に滅失した場合(火災保険であれば全焼、全壊)
や、修理、回収に要する費用が再調達価額または時価額を超えるよ
うな場合のことをいいます。前者の場合を現実全損(絶対全損)
、後
者の場合を経済的全損(海上保険の場合は推定全損)といいます。
なお、これらに至らない損害を分損といいます。
●損害保険大学課程
「損害保険募集人一般試験」
(下記「損害保険募集人一般試験」を参
照ください。
)に合格した募集人が保険募集に関する知識・業務の
さらなるステップアップを目指すしくみとして、一般社団法人日本
損害保険協会が運営する損害保険業界共通の募集人認定制度です。
所定の認定要件を充たすと、専門コースの方は「損害保険プラン
ナー」として、コンサルティングコースの方は「損害保険トータル
約款または法律で定められた一定の事由が生じ、契約が将来に向
プランナー」として称号が与えられます。
かって効力を失う場合、これを失効といいます。失効後は、事故が
●損害保険募集人一般試験
起きても保険会社は保険金をお支払いしません。
●告知義務
保険募集の品質向上の実効性を高めるため、一般社団法人日本損害
保険協会が実施する損害保険業界共通の代理店資格試験です。この
保険を契約する際に、保険会社に対して重要な事実を申し出ること、
試験に合格することが損害保険募集のための要件となっています。
及び重要な事項について不実のことを申し出てはならないことを義
●損害率
務付けたものです。
さ行
●再調達価額
保険料に対する保険金の割合を示したもので、保険会社の経営分析
や保険料率の算出に用いられます。通常は、正味保険金に損害調査
費を加え、正味保険料で除した割合を指します。
保険の対象と同等のものを新たに建築あるいは購入するために必要
た行
な金額をいいます。
●超過保険/一部保険
●再保険
保険会社が引き受けた保険責任の一部または全部を他の保険会社に
契約者は保険金額を自由に設定することができますが、保険金額が
保険価額より多い場合を超過保険といい、また、保険金額が保険価
移転する取引をいいます。保険会社は、危険の質及び量をコント
額より少ない場合を一部保険といいます。
ロール(危険の平準化、分散化)することで事業成績を安定させて
●重複保険
います。
●時価(時価額)
同等のものを新たに建築あるいは購入するために必要な金額から、
広義には、同一の被保険利益について、保険期間の全部または一部
を共通にする複数の保険契約が存在する場合を、また、狭義には複
数の保険契約の保険金額の合計額が再調達価額または時価(時価額)
使用による消耗分を差し引いて算出した金額をいいます。
を超過する場合をいいます。
●地震保険料控除制度/生命保険料控除制度
●通知義務
個人が地震保険契約や一定の生命保険契約を締結して保険料を支
払った場合に、所得税及び住民税において所得金額から一定額を控
除する制度です。損害保険会社が提供する商品のうち、医療保険、
がん保険、医療費用保険等は、生命保険料控除の対象となります。
132
●質権設定
保険を契約した後、保険の対象を譲渡するなど契約内容に変更が生
じた場合に、保険会社に連絡する義務のことをいいます。
は行
●被保険者
保険の補償を受けられる人、または保険の対象となる人のことで、
保険契約者と同一人のこともあり、別人のこともあります。後者の
場合の保険契約を「他人のためにする保険契約」といいます。
●被保険利益
ある物に偶然な事故が発生することにより、ある人が損害を被るお
それがある場合に、そのある人とある物との間の利害関係を被保険
利益といいます。損害保険契約は、損害に対する保険金支払を目的
とすることから、被保険利益の存在が契約の成立の前提となります。
●評価済保険
ご契約時に保険の対象の再調達価額を適正に評価し、その評価額を
基準として保険会社と保険契約者との間で協定した金額を上限とし
てご契約金額(保険金額)を設定していただき、罹災時に保険の対
全損の場合、保険金額を全額、損害保険金としてお支払いします。
●比例てん補
保険金額(保険事故が発生した場合に、保険会社より支払われる金
額の最高限度額)が、保険価額(保険の対象とした物の実際の価額)
を下回っている場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて
保険金が支払われることです。
●分損
保険事故により発生した損害が、保険の対象の一部に生じた場合の
保険をつける目的物のことです。火災保険での建物・家財、自動車
保険での自動車等がこれにあたります。
●保険引受利益
保険の引受に関してどれだけ利益を出しているかを示しているのが
「保険引受利益」です。保険引受収益から保険引受費用と保険引受
に係る営業費及び一般管理費を差し引いて、その他収支(自賠責保
険に係る法人税相当額など)を加減した数値となります。
●保険約款
保険契約の内容を定めたものです。保険約款には、同一種類の保険
契約全てに共通な契約内容を定めた普通保険約款と、個々の契約に
おいて普通約款の規定内容を補充・変更・排除する特別約款・特約
があります。
●保険料
被保険者の被る危険を保険会社が負担するための対価として保険契
約者が支払う金銭をいいます。
ま行
●マリン・ノンマリン
マリンは、海上保険を意味し、船舶保険、貨物保険が含まれます。
ノンマリンはマリン以外の保険を意味し、火災保険、自動車保険、
傷害保険などが含まれます。
●満期返戻金
ことで、全損に至らない損害をいいます。
積立型保険で、契約が満期まで有効に存続し、保険料の全額払込み
●法律によって付保が義務付けられている保険(自動車損
害賠償責任保険)
るもので、その金額は契約時に定められています。
自動車損害賠償保障法により、自動車保有者に対して契約締結を強
制されている保険で、自動車による人身事故の加害者の賠償資力を
確保するためのものです。なお、自動車損害賠償保障法は、自動車
による人身事故の場合の損害賠償を保障する制度を確立することに
より被害者の保護を図ることを目的として制定されています。
●保険価額
被保険利益を金銭に評価した額のことで、保険事故が発生した場合
に被保険者が被る可能性のある損害の最高見積額です。保険によっ
て、時価額または再調達価額のいずれかを基準として保険価額を評
価します。
●保険期間
保険の契約期間、つまり保険会社の責任の存続期間のことをいいま
が完了している場合、満期時に保険会社から保険契約者に支払われ
●免責
保険会社は、保険事故が発生した場合には、保険契約で定められた
保険金支払の義務を負いますが、特定の事由により事故が生じたと
きは例外としてその義務を免れる規定を設けています。この特定事
由の規定によって、保険金が支払われない場合のことを免責といい、
例として戦争その他の変乱によって生じた事故、保険契約者等が故
意に招いた事故、地震、噴火、津波等による事故が挙げられます。
●免責金額
一定金額以下の小さな損害について、契約者または被保険者が自己
負担するものとして設定する金額(自己負担額)をいいます。免責
金額を設定する保険契約には、免責金額を超える損害について免責
金額を差し引いた金額を支払う方式と、免責金額を超える損害が発
生した場合のみ損害額の全額を支払う方式とがあります。
金を支払います。
●元受保険
保険事故によって損害が生じた場合に、保険会社が被保険者に対し
れているとき、再保険契約に対してそのある保険契約を元受保険と
●保険金
て支払う金銭のことをいいます。
●保険金額
資料編
す。この期間内に保険事故が発生した場合にのみ、保険会社は保険
付表
象の価額を再評価しない保険のことをいいます。評価済保険では、
●保険の対象
再保険に対応する用語で、ある保険契約について再保険契約がなさ
いいます。また保険会社が個々の契約者と契約する保険の全てを指
す場合もあります。
保険事故により損害が生じた場合に、保険会社が支払う保険金の限
度額のことをいいます。その金額は、保険契約者と保険会社との契
約によって定められるもので、これが契約金額となります。
●保険契約者
自己の名前で保険契約の申込をする人のことをいいます。契約が成
立すれば、保険契約者は保険料の支払義務を負うことになります。
●保険契約準備金
保険契約に基づく保険金支払などの責任を果たすために保険会社が
決算期末に積み立てる準備金で、支払備金、責任準備金等があります。
●保険事故
保険契約において、保険会社がその事実の発生を条件として保険金
の支払いを約定した偶然な事故のことをいいます。
133
• ディスクロージャー開示項目(資料編)索引
1 主要な業務の状況を示す指標��������������������������������������������� 54
4 損益計算書の推移������������������������������������������������������� 79
最近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標����������� 54
5 株主資本等変動計算書����������������������������������������������� 80
2 事業の状況��������������������������������������������������������������������������������� 55
6 キャッシュ・フロー計算書��������������������������������������� 82
保険引受に関する指標���������������������������������������������������������������� 55
7 1株当たり配当等の推移�������������������������������������������� 83
1 正味収入保険料及び元受正味保険料
8 リース取引関係���������������������������������������������������������� 83
(含む収入積立保険料)����������������������������������������������� 55
資産・負債の明細������������������������������������������������������������������������ 84
2 受再正味保険料及び支払再保険料��������������������������� 56
1 現金及び預貯金���������������������������������������������������������� 84
3 解約返戻金������������������������������������������������������������������ 56
2 商品有価証券・同平均残高・同売買高�������������������� 84
4 正味支払保険金及び元受正味保険金������������������������ 57
3 保有有価証券種類別残高及び構成比������������������������ 84
5 受再正味保険金及び回収再保険金��������������������������� 58
4 有価証券種類別残存期間別残高������������������������������� 85
6 未収再保険金�������������������������������������������������������������� 58
5 業種別保有株式���������������������������������������������������������� 85
7 正味損害率、正味事業費率及びその合算率������������ 59
6 貸付金残存期間別残高����������������������������������������������� 86
8 出再控除前の発生損害率、
7 担保別貸付金残高及び構成比����������������������������������� 86
事業費率及びその合算率������������������������������������������� 59
8 使途別貸付金残高及び構成比����������������������������������� 86
9 保険引受利益又は保険引受損失������������������������������� 60
9 業種別貸付金残高及び構成比����������������������������������� 87
10 国内契約・海外契約別の収入保険料の割合������������ 60
10 規模別貸付金残高及び構成比����������������������������������� 87
11 出再を行った再保険者の数と
11 貸付金地域別内訳及び構成比����������������������������������� 87
出再保険料の上位5社の割合������������������������������������ 60
12 国内企業向け貸付金残存期間別残高������������������������ 88
12 出再保険料の格付ごとの割合����������������������������������� 61
13 劣後特約付貸付金残高����������������������������������������������� 88
13 契約者配当������������������������������������������������������������������ 61
14 住宅関連融資�������������������������������������������������������������� 88
資産運用に関する指標等������������������������������������������������������������ 62
15 リスク管理債権���������������������������������������������������������� 88
1 資産運用方針�������������������������������������������������������������� 62
16 債務者区分に基づいて区分された債権�������������������� 89
2 資産運用の概況���������������������������������������������������������� 62
17 自己査定結果�������������������������������������������������������������� 89
3 利息及び配当金収入と運用資産利回り
18 有形固定資産及び有形固定資産合計の残高������������ 90
(インカム利回り)
������������������������������������������������������ 62
19 支払承諾の残高内訳��������������������������������������������������� 90
4 資産運用利回り(実現利回り)��������������������������������� 63
20 支払承諾見返の担保別内訳��������������������������������������� 90
5 (参考)時価総合利回り��������������������������������������������� 64
21 長期性資産������������������������������������������������������������������ 91
6 海外投融資残高及び構成比・海外投融資利回り���� 64
22 支払備金���������������������������������������������������������������������� 91
7 保有有価証券利回り��������������������������������������������������� 65
23 期首時点支払備金(見積り額)の
8 公共関係投融資(新規引受ベース)�������������������������� 65
9 各種ローン金利���������������������������������������������������������� 66
当期末状況(ラン・オフ・リザルト)
���������������������� 91
24 事故発生からの期間経過に伴う
特別勘定に関する指標���������������������������������������������������������������� 66
最終損害見積り額の推移������������������������������������������� 92
1 特別勘定資産残高������������������������������������������������������� 66
25 責任準備金������������������������������������������������������������������ 93
2 特別勘定資産�������������������������������������������������������������� 66
26 責任準備金積立水準��������������������������������������������������� 93
3 特別勘定の運用収支��������������������������������������������������� 66
27 責任準備金の残高の内訳������������������������������������������� 94
保険金等の支払能力の充実の状況
28 健全な保険数理に基づく責任準備金の
(ソルベンシー・マージン比率)������������������������������������������������� 67
確認についての合理性及び妥当性��������������������������� 94
1 単体ソルベンシー・マージン比率��������������������������� 67
29 引当金等���������������������������������������������������������������������� 95
2 単体ソルベンシー・マージン比率について������������ 68
30 資本金等明細表���������������������������������������������������������� 96
3 連結ソルベンシー・マージン比率��������������������������� 69
損益の明細����������������������������������������������������������������������������������� 97
4 連結ソルベンシー・マージン比率について������������ 70
1 有価証券売却益���������������������������������������������������������� 97
2 有価証券売却損���������������������������������������������������������� 97
134
3 経理の状況��������������������������������������������������������������������������������� 71
3 有価証券評価損���������������������������������������������������������� 97
計算書類��������������������������������������������������������������������������������������� 71
4 売買目的有価証券運用損益��������������������������������������� 97
1 貸借対照表������������������������������������������������������������������ 71
5 貸付金償却������������������������������������������������������������������ 97
2 損益計算書������������������������������������������������������������������ 76
6 固定資産処分損益������������������������������������������������������� 98
3 貸借対照表の推移������������������������������������������������������� 78
7 事業費(含む損害調査費)
����������������������������������������� 98
8 減価償却費������������������������������������������������������������������ 98
付表��������������������������������������������������������������������������������������������������� 126
9 賃貸用有形固定資産減価償却費明細表�������������������� 99
営業拠点所在地一覧����������������������������������������������������������������� 126
損害率感応度�������������������������������������������������������������������������������� 99
損害サービス拠点所在地一覧�������������������������������������������������� 130
1 損害率の上昇に対する経常利益の変動�������������������� 99
損害保険用語集������������������������������������������������������������������������� 132
時価情報等�������������������������������������������������������������������������������� 100
1 有価証券������������������������������������������������������������������� 100
2 金銭の信託��������������������������������������������������������������� 101
3 デリバティブ取引関係�������������������������������������������� 102
法定会計監査����������������������������������������������������������������������������� 102
継続企業の前提に関する事象等���������������������������������������������� 102
4 商品������������������������������������������������������������������������������������������� 103
付表
取扱商品������������������������������������������������������������������������������������ 103
1 主要取扱商品の一覧������������������������������������������������ 103
2 新商品の開発状況���������������������������������������������������� 110
3 商品内容・料率等の改定���������������������������������������� 110
5 会社の概要������������������������������������������������������������������������������ 112
会社概要������������������������������������������������������������������������������������ 112
事業の内容�������������������������������������������������������������������������������� 112
成り立ち・沿革������������������������������������������������������������������������� 112
株式・株主の状況��������������������������������������������������������������������� 113
1 株式の総数等����������������������������������������������������������� 113
2 株式の分布状況������������������������������������������������������� 113
3 大株主の状況����������������������������������������������������������� 113
4 配当政策������������������������������������������������������������������� 113
5 発行済株式総数、資本金の推移���������������������������� 113
6 事業年度等��������������������������������������������������������������� 114
7 株主総会������������������������������������������������������������������� 114
経営懇話会�������������������������������������������������������������������������������� 115
経営の組織�������������������������������������������������������������������������������� 116
1 当社の機構図����������������������������������������������������������� 116
2 当社の営業・損害サービス体制���������������������������� 117
役員の状況�������������������������������������������������������������������������������� 118
資料編
会計監査人の状況��������������������������������������������������������������������� 121
従業員の状況����������������������������������������������������������������������������� 121
1 従業員数、平均年齢、平均勤続年数、
平均年間給与����������������������������������������������������������� 121
2 定期採用者の推移���������������������������������������������������� 121
設備の状況�������������������������������������������������������������������������������� 122
1 設備投資等の概要���������������������������������������������������� 122
2 主要な設備の状況���������������������������������������������������� 122
3 設備の新設、除却等の計画������������������������������������ 123
当社及びその子会社等の概況�������������������������������������������������� 124
1 主要な事業の内容���������������������������������������������������� 124
2 子会社等の主要な事業内容������������������������������������ 124
3 組織の構成(概念図)���������������������������������������������� 125
4 連結計算書類����������������������������������������������������������� 125
135
MEMO
本誌は保険業法第111条に基づいて作成したディスクロージャー資料です。
発行:共栄火災海上保険株式会社 経営企画部広報室
TEL 03-3580-4221(ダイヤルイン)
共栄火災の現状
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本社/東京都港区新橋一丁目18番6号 TEL 03ー3504ー0131(大代表)
URL http://www.kyoeikasai.co.jp
PP091100( 1507)
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