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10・11月 合併号

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10・11月 合併号
10・11 月
合併号
平成 27 年
No.418
優勝 医事課外来チーム
準優勝 呼吸器 2015 チーム
3 位 けんさぶえーチーム
4 位 とりっぴチーム
第 40 回 松田理事長杯争奪職場対抗バレーボール大会で熱戦を繰り広げ、 見事に入賞したチームの皆さん
● 第 42 回 杏 林 大 学 医 学 部 慰 霊 祭 を 挙 行
2
●病理学教室 石井順助教が
● 平 成 27 年 度 実 験 動 物 慰 霊 祭
2
日本内分泌病理学会で最優秀賞を受賞
●北京大学医学部と学術交流協定を締結
3
●精神神経科 坪井貴嗣助教が
● 平 成 27 年 度 学 生 生 活 実 態 調 査 の 結 果
3
日本臨床精神神経薬理学会で学会奨励賞を受賞
10
10
● す い 臓 が ん 撲 滅 を め ざ し て 公開講演会、
● 「さよなら八王子キャンパス」セレモニー・展示に
4
チャリティウォーク & ランのパープルリボンイベントを 開 催
11
5
扇田萌里さん、 浅野綾子さん
○教職員紹介(31)
○文化・スポーツ
12
ダ イ バ ー シ テ ィ」 を 開 催
● 第 6 回杏林大学グローバルシンポジウムを開催
5
●本学園 小塩節理事がキリスト教功労者として顕彰
● 第 4 回 杏 林 AP ラ ウ ン ド テ ー ブ ル を 開 催
6
●総 務 部 山 﨑 登 志 郎 副 部 長 が
同 窓 生 ら 400 名 が 集 う
●シンポジウム「女性研究者の未来を切り拓く
13
危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 で 瑞 宝 双 光 章 を 受 章
13
FD 講 演 会 と パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン を 開 催
7
●三鷹ネットワーク大学開設 10 周年で本学園に感謝状
13
● SD 講 演 会 「職 員 が 拓 く 大 学 の 未 来」 を 開 催
7
●八王子キャンパスで防災ふれあいフェアを開催
14
● 「学 生 に 伝 わ る 授 業 展 開」 を テ ー マ に
●パラリンピック出場選手らを講師に招き
●臓器移植医療に功績
ボッチャ講演会・体験会を実施
14
●第 40 回松田理事長杯職場対抗バレーボール大会
15
●保健学部救急救命学科 千田晋治講師に
● 第 66 回 杏 林 大 学 病 院 内 コ ン サ ー ト を 開 催
15
人命救助で消防総監から感謝状
○ Road to 50th(18)第一回公開講座
16
○井の頭キャンパス建設状況(7)
17
竹内一夫名誉学長に厚生労働大臣感謝状
8
○八王子だより
8
●タイ・ラチャパット大学付属小学校で
健康教育を実施
9
○三鷹だより
● 衛 生 学 公 衆 衛 生 学 教 室 小 笠 原 準 悦 講 師 が
体力・栄養・免疫学会大会で優秀発表賞を受賞
10
・井の頭キャンパス建設募金 寄付者芳名
・平成 27 年度科研費採択者一覧
・10 月の理事会
・学園関係著作物の紹介 ・寄付金,物件寄付者芳名
・教職員メディア情報
第 42 回医学部慰霊祭を挙行
10 月 16 日( 金 )、 第 42 回 杏 林 大 学 医 学 部 慰 霊 祭
し、診断の的確性や治療効果を検討することは、医師
が三鷹キャンパス松田記念館で厳かに執り行われまし
及び私たち医師を志す者にとって、疾患への理解を深
た。慰霊祭は、医学の発展のために自らの身を捧げら
め、より良い治療を実現するための礎となります。尊
れた方々の御霊に対し、ご冥福をお祈りし、感謝の意
いご遺体を提供してくださったこの清く崇高な御心に
を表すもので、毎年この時期に行われています。今回
対して、医学部学生一同心からの尊敬と感謝の念を忘
はご遺族 51 名をはじめ、 学園関係者や医学部、 保健
れず、医師の育成および医学の発展のため御身を捧げ
学 部、 看 護 専 門 学 校 の 学 生 等 530 名 以 上 が 参 列 し ま
てくださった皆様とそのご家族の御心やご期待を決し
した。
て 裏 切 ら ぬ よ う、 こ れ か ら も 一 心 に 学 業 に 取 り 組 み、
開 会 の 辞 の あ と、 渡 邊 卓 医 学 部 長 が 追 悼 の 辞 を 述
医学の発展に尽力してまいります」と固い誓いを述べ
べ、「祭壇の 430 名の皆様は、 ご遺族の深いご理解と
ました。
ご協力のもと、医学教育のために自ら進んでご遺体を
医学部管弦楽団の奏楽の中、参列者全員が故人の冥
提供していただいた方々、そしてご病気の状況や亡く
福を祈って献花を行った後、心を込めてモーツァルト
なった原因を明らかにするためにご遺体の解剖をさせ
「ア ヴ ェ・ ヴ ェ ル ム・ コ ル プ ス」 の 演 奏 が 御 霊 に 捧 げ
ていただいた方々です。尊いご貢献を賜りましたこと
られました。
に、心より感謝を申し上げるとともに、皆様の無言の
最後に、岩下光利病院長が「医療に携わる者として、
教えにお応えするべく、私ども杏林大学は、医学教育
これより後も誠心誠意努めてまいります。ご遺族の皆
のさらなる充実と、医学・医療の発展のために今後と
様には、献体いただきましたことをあらためて感謝申
も全力を尽くしてまいります」と誓いました。
し上げるとともに健やかな毎日を過ごされますことを
続 い て、 学 生 を 代 表 し て 医 学 部 5 年 生 の 尾 坂 真 さ
心 よ り 祈 念 申 し 上 げ ま す 」 と 挨 拶 を 行 い、 約 1 時 間
んが「不幸にも病苦にたおれた方々の死因を明らかに
にわたる慰霊祭が終了しました。
実験動物への感謝と鎮魂-実験動物慰霊祭
平 成 27 年 度 実 験 動 物 慰 霊 祭 が 10 月 16 日( 金 )、
験の際に実験動物に与える苦痛を軽減化させること
松 田 博 青 理 事 長 を は じ め と す る 本 学 教 職 員、 保 健 学
(Refinement) の 重 要 性 が 強 調 さ れ ま し た。 医 療 の 恩 恵
部・医学部学生などが参加し、三鷹キャンパスの実験
の多くは動物実験を経て確立されたものであることを
動物慰霊碑前にて、 実験動物施設 北条 史助教の司会
忘れずに、本学での研究を更に発展させていくことが
により厳粛に行われました。
重要であるという主旨の弔辞をいただきました。貴重
参 加 者 全 員 の 黙 祷 の 後、 渡 邊 卓 医 学 部 長 よ り、 保
な生命を捧げた動物への鎮魂と深甚なる感謝の思いを
健学・医学の教育および研究のため、極めて多数の貴
ともに分かち合いながら参加者全員が献花しました。
重な実験動物の生命が捧げられたことが紹介されまし
来年度、八王子キャンパスが井の頭キャンパスに移
た。 また、 動物実験に携わる者として 3R の原則を銘
転するのに伴い、設備の整った保健学部実験動物施設
記すべきであることが説明されました。動物実験の代
が新設されます。また、医学部
替 方 法 が あ る か ど う か を 吟 味 し (Replacement)、 動 物
実験動物施設では昨年より温湿
実験を実施する際には可能な範囲で使用数を少なく
度管理に関する改修工事ならび
す る こ と (Reduction)、 熟 練 し た 技 術 を も っ て 動 物 実
に機器の新規購入により、施設
2 KYORIN GAKUEN
内の温湿度は更に適切に管理されるようになりまし
に公開されています。これらのルールに則り動物実験
た。学園の両学部実験動物施設に対するご理解とご支
を 適 切 に 計 画 す る と と も に、 動 物 を 愛 し む 気 持 ち を
援に感謝いたします。
もって実習、研究等に対処していただくようお願い申
本学における動物実験等の実施に関する規程、運用
し上げます。
指針および実験動物施設利用細則は本学ホームページ
(医学部実験動物施設長 / 感染症学教授 神谷 茂)
北京大学医学部と学術交流協定を締結
調 印 式 に は、 渡 邊 卓 医 学 部 長、 塚 本 慶 一 国 際 交 流
センター長も同席しました。
1898 年 創 立 の 北 京 大 学 は 従 来 の 文 系 理 系 の 基 礎
教 育 と 研 究 を 主 と し た 総 合 大 学 か ら、1998 年 の 創 立
100 周年を機に、世界一流の大学をめざす方針のもと、
新たな歩みを始めました。その一環として、北京医科
大学を始め、多くの医学関係機関を取りまとめて、あ
らたに北京大学医学部を立ち上げました。これにより、
北京大学は、医学と人文社会科学・理系各分野の融合
をさらに進め、大学全体の基盤をいっそう固めました。
調印後に握手を交わす方医学部長 (左) と松田理事長
調 印 後、 杏 林 大 学 一 行 は、 北 京 大 学 の 陳 宝 剣 副 学
10 月 12 日 ( 月 )、 北 京 に て 杏 林 大 学 と 中 国 の 高 等
長 と の 面 談 に 臨 み ま し た。2013 年 に 北 京 大 学 外 国 語
教育機関における最高峰である北京大学 ( 医学部 ) と
学部との間に調印された学術交流協定と合わせて、従
の間で、学術交流協定が調印されました。
来の通訳翻訳分野の交流をはじめとして、さらに、医
北京大学医学部が主催した調印式で、松田博青理事
学分野の交流、ひいては両総合大学間の本格的な交流
長、跡見 裕学長及び北京大学 方 偉崗医学部長、孫 秋丹
が広がり、さらなる交流発展を進めたいとの期待が双
国際交流センター長との間で協定書が交わされました。
方から語られました。 (国際交流課)
平成 27 年度 学生生活実態調査の結果
■学生生活実態調査の趣旨
■主な調査内容
学生支援センターは、学生の人間力や社会人基礎力
八王子キャンパスおよび三鷹キャンパスに通う学生
を高めるために、学生の本学における大学生活の環境
の居住形態や通学手段・通学時間、就学状況(登下校
整備や課外活動支援など、ソフト・ハード両面にわた
時 間 帯、 キ ャ ン パ ス 滞 在 時 間、 正 課 授 業 の 受 講 状 況、
る総合的組織的学生支援を行うことで、学生の本学に
課 外 に お け る 予 習 復 習 な ど の 学 習 時 間、 図 書 館 の 利
おける成長を促進することを目指しています。学生生
用 状 況 等)、 キ ャ ン パ ス に お け る 生 活 状 況(課 外 活 動
活実態調査は、学生支援センター事業の質の改善・向
への参加状況、昼休みなどの空き時間の過ごし方や食
上を図るための貴重な情報源となっています。
堂 な ど 福 利 厚 生 施 設 の 利 用 状 況、 友 人 関 係 等)、 留 学
本調査では、学生生活のみならず学生の修学やさま
など目的をもった修学、資格取得や卒業後の進路への
ざまな大学生活の局面に対する意識の変化を知ること
意識のほか、大学に対する満足および不満足項目を問
ができることから、この結果を学生支援センター事業
うなど、学生の日常生活や意識の実態を知るために全
の計画立案に活用させていきます。
50 の調査項目を設けました。
■学生生活実態調査アンケート概要
今 回 は 前 回 よ り、 調 査 時 期 を 2 週 間 ほ ど 前 倒 し て
調査項目:50 問(主に択一式、複数回答を求める項目あり)
実 施 し ま し た。 同 じ く 1 年 生 対 象 に 行 っ た 昨 年 の 調
対象学生:保健学部、総合政策学部、外国語学部の
査と比較すると、以下のことがわかります。
1 年 生 全 員(対 象 学 生 1037 名、 有 効 回
【学生の居住形態、通学時間】
答者 869 名、回答率 83.8%)
自宅から通学する学生が増えていることがわかりま
実施期間:平成 27 年 6 月 22 日~ 7 月 4 日
す。 昨 年 の 調 査 で は 62.7% で あ っ た 自 宅( 親 元 ) に
KYORIN GAKUEN
3
居 住 し て い る 学 生 が、 今 年 の 調 査 で は 68.2% に 増 加
を 持 参 し て く る こ と に 驚 か さ れ ま す。 学 内 の 食 堂 を
し て い ま す。 そ の 分、 学 生 の 通 学 時 間 も、1 時 間 以
利 用 す る 学 生 は 30% 以 下 に と ど ま っ て お り、 学 内 外
上 2 時 間 未 満 の 学 生 が 48.4 %、2 時 間 以 上 の 学 生 が
のコンビニやサブウェイ、弁当販売を利用する学生が
18.4%と、ともに昨年に比べて増えています。
20%程度います。
【学生の大学登校日数、登校時間、大学滞在時間】
【大学生活全般】
昨 年 同 様、80% 以 上 の 学 生 が 週 5 回 以 上 大 学 に 通
昨年の不満足度が高かった通学時間や教科書の費用
学 し て い ま す。 ま た 1 時 限 目 の 始 ま る 9 時 以 前 に 登
負担については、依然としていずれもほぼ横ばいの結
校 す る 学 生 が、 昨 年 の 80.2% か ら 今 年 は 84% へ 増 加
果でした。教職員の対応についてもほぼ横ばいという
しています。大学での滞在時間は 6 時間以上滞在する
傾向が見られました。
学 生 が 前 回 は 約 75% だ っ た の に 対 し、 今 回 は 65.6%
と少し減少しました。
学生支援センターでは、これらの調査結果をこれか
らの学生支援活動に活かし、充実させていきたいと考
【学生の食生活】
朝 食 を 毎 日 食 べ て い る 学 生 が、 昨 年 の 61 % か ら
えています。なお今年度の学生生活実態調査の集計結
63.2% に 若 干 増 加 し ま し た が、 依 然 と し て 60% 前 後
果は、八王子キャンパス人文・社会科学図書館で閲覧
に と ど ま っ て い る こ と が 問 題 で あ る と 言 え ま す。 し
することができますので、ご覧ください。
か し な が ら 昼 食 に つ い て は、45% 以 上 の 学 生 が 弁 当
(学生支援センター長 内藤高雄)
「さよなら八王子キャンパス」セレモニー・展示に
同窓生ら 400 名が集う
セレモニー会場のようす
3 学部同窓会長
保健学部、総合政策学部、外国語学部同窓会の合同
応するためにキャンパス移転を決断したことなどを説
企 画 で、「さ よ な ら 八 王 子 キ ャ ン パ ス」 セ レ モ ニ ー と
明 し、「今 日 は、 皆 さ ん に と っ て い ろ い ろ な 思 い 出 が
展示が杏園祭開催期間内の 10 月 10 日(土)、 八王子
あるキャンパスを久しぶりに歩いていただきたい。そ
キャンパスで行われました。
して来年 4 月に完成する井の頭キャンパスにも足を
3 学部の同窓生や教員 OB など約 400 名が集まった
運んでください」と話しました。
セ レ モ ニ ー は、11 時 か ら E 棟 402 教 室 で 行 わ れ、 司
跡見 裕学長は、八王子キャンパスは、学び舎の名に
会進行は、学生支援センター長の内藤高雄総合政策学
ふさわしい、すばらしい環境であるとしたうえで、「井
部教授が務めました。
の 頭 キ ャ ン パ ス で も 学 習 環 境 は そ の ま ま 引 き 継 が れ、
はじめに来賓祝辞として、松田博青学園長・理事長
来年 50 周年が杏林大学のさらなる発展の第一歩になる
が挨拶に立ちました。松田理事長は、八王子キャンパ
と確信しています」と力強いメッセージを送りました。
ス開校から今日に至るまで大学に関わられた全ての
このあと、内藤教授が井の頭キャンパスの概要と工
方 々 に 感 謝 の 意 を 述 べ、「新 し い キ ャ ン パ ス に お い て
事の進捗をスライドを提示しながら説明し、3 学部の
も、優れた人格を持ち、人のために尽くすことの出来
同窓会長がそれぞれ挨拶をしました。
る国際的な人材を育成するという、教育理念を全うし
盛林秀一外国語学部同窓会長は、初代学部長の伊藤
ていきます」と挨拶しました。
清 司 先 生 の 言 葉、「大 学 の 真 の 評 価 は 志 願 者 数 の 多 寡
続いて松田剛明副理事長が大学を取り巻く環境に対
によって決まるのではなく、いかに優秀な卒業生を世
4 KYORIN GAKUEN
に 送 り 出 す か に か か っ て い ま す」 を 引 用 し、「私 た ち
保健学部同窓会(杏里会)会長が、キャンパスや周辺
は杏林大学の卒業生であることを改めて自覚し、これ
の懐かしい写真をスクリーンに映し出しながら八王子
からも杏林大学の発展のためにできることをしていき
キ ャ ン パ ス の 約 四 十 年 間 を 振 り 返 り、「井 の 頭 キ ャ ン
たい」と話しました。
パス移転後も、3 学部同窓会は協力して大学を盛り上
鈴木雅博社会科学部・総合政策学部同窓会(杏門会)
げていくので、卒業生の皆さまにはぜひご理解と協力
会 長 は、 大 学 時 代 の 思 い 出 を 振 り 返 り、「人 生 の タ ー
をお願いしたい」と結びました。
ニングポイントを過ごした八王子キャンパスがなくな
また 10 日、11 日の両日にわたり、同窓会報やアル
るのは寂しいが、卒業生として杏林大学の文系学部を
バム、写真パネルなどの展示、大学グッズの販売がホー
精一杯アピールしていきたい」と熱く語りました。
ル杏で行われ、訪れた多くの同窓生が、思い出話に花
最後に、本セレモニーの主催者を代表して森田耕司
を咲かせました。
シンポジウム
「女性研究者の未来を切り拓くダイバーシティ」を開催
基調講演をする清原市長
10 月 24 日 ( 土 )、三鷹キャ
首都大学が男女共同参画と向き合う際に、ダイバーシ
ンパス大学院講堂でシンポジ
ティの一環として位置づけた経緯について話しまし
ウム「女性研究者の未来を切
た。その結果、男女共同参画の課題が男女を問わず一
り拓くダイバーシティ」を開
般化でき、普遍性を持つ事項として学内で理解を得ら
催しました。当日は本学の学
れたと報告がありました。
生・教職員、一般来場者など
パネルディスカッションでは、清原市長、江原教授
延べ 80 名が参加しました。
の 他、 本 学 医 学 部 松 田 剛 明 教 授、 岡 田 ア ナ ベ ル あ や
基調講演では、清原慶子三
め教授、総合政策学部 藤原 究准教授、コメンテーター
鷹 市 長 が「多 様 性 が も た ら す 地 域 の チ カ ラ」 と 題 し、
として医学部長 渡邊 卓教授が参加し、 今後は声なき
男女を問わない「研究者のワーク・ライフ・バランス」
声を拾い上げられる環境を作っていく必要性があると
のロールモデルの必要性について述べ、男女平等参画
いう内容で議論が進みました。
の見取り図やあり方の多様性を示すことが重要だと話
今後も、本学の男女共同参画推進室で掲げている「男
しました。
女共同参画の根を育てていく」ため、ワーク・ライフ・
事例講演では、首都大学東京 江原由美子教授が「首
バランスに配慮した両立支援、研究力向上に全力で取
都 大 学 東 京 に お け る 試 み と ダ イ バ ー シ テ ィ」 と 題 し、
り組んで参ります。 (男女共同参画推進室)
第6回杏林大学グローバルシンポジウムを開催
パ ン キ ャ ン パ ス 学 長)、 本 学 の 学 生・ 教 職 員、 一 般 来
場者など 163 名が参加しました。
開会の挨拶で跡見 裕学長は、グローバル人材育成推
進事業の採択から語学力強化の環境整備や 50 校を超
え る 海 外 協 定 校 の 拡 充 等 こ れ ま で の 取 組 み を 説 明 し、
こ れ ら の 活 動 が 留 学 促 進 に 繋 が っ て い る こ と、 ま た、
他学部への波及が進んでいることを紹介しました。
海外留学・研修を終えた 4 学部 10 組 16 名の学生による留学経
験や成果 (語学力の上達、 異文化交流・理解、 専門分野の交流
その他) についてプレゼンテーションを行いました
第 1 部は、外国語学部の学生が留学先の言語で「海
外留学の報告」を行いました。英語圏留学者は、授業
の様子やホストファミリーなどとの交流、異文化や自
第 6 回 杏 林 大 学 グ ロ ー バ ル シ ン ポ ジ ウ ム が 10 月
然 に 触 れ た こ と な ど を 報 告 し ま し た。 ま た TOEIC ス
17 日( 土 )、 八 王 子 キ ャ ン パ ス D 棟 108 教 室 で 開 催
コアを大幅に上げたことも伝えられました。坂本ロビ
され、第三者評価委員の内田勲委員(横河電機株式会
ン外国語学部長がそれぞれの学生に発表内容について
社社友)、ブルース・ストロナク委員(テンプル大学ジャ
英語で質問をした際の見事な応答に、場内からは感嘆
KYORIN GAKUEN
5
の声が上がりました。
修の重要性などを伝えました。
中国語圏留学者は、現地の人との交流の様子や食文
第 3 部は、第三者評価委員の内田委員、ストロナク
化に関する感想などを伝えました。塚本慶一国際交流
委員より講評・総括をいただきました。「学部により、
センター長がそれぞれの学生に中国語で質問を行いま
海外留学・研修の目的や学生の得たものも様々である
したが、どの学生もネイティブスピーカーと区別がつ
点が興味深かった、留学を通して学生が大きく成長し
かないほどの語学力で回答しました。
ている様子が伺えた、今回のシンポジウムのように後
第 2 部 は、 ポ ー ル・ ス ノ ー ド ン 副 学 長 の 進 行 で、
輩が先輩の話を聞く機会を続けて欲しい」などの評価
医学部・保健学部・総合政策学部の学生が海外研修の
とともに、「経験がすべての基礎になる。全員が海外留
報告をしました。 医学部生は、 米国でのクリニカル・
学・研修を経験すべき」というメッセージもいただき
クラークシップの内容や日本との医療環境の違いを報
ました。
告し、留学経験を今後に活かしていくことを伝えまし
今後も本学のグローバル人材育成推進事業で揚げて
た。保健学部生は看護の見地から、英国と日本の医療
いる「卓越した語学力(日中英トライリンガル)」と「ス
制度の違いなどを英語で報告しました。総合政策学部
マートでタフな交渉能力」について、推進・成果の検
生は、台湾で行ったゼミ合宿で経済や政治について学
証を行い、大学全体で取り組んで参ります。
んだことを発表し、体験や人との交流ができる海外研
(国際交流課)
第4回 杏林 AP ラウンドテーブルを開催
する声が寄せられました。
次に本学が開発中のルーブリックについて稲垣室長
が報告しました。 今後は AO 入試でルーブリックを利
用した評価等を検討していることを伝え、開発にあた
り高校の意見も聞かせてほしいと呼びかけました。
アドバンストプレイスメントについて説明したポー
ル・スノードン副学長は、高校生がある大学で得た単
第 4 回杏林 AP ラウンドテーブルが、10 月 5 日(月)、
位を、別の大学に入学しても単位として認定される仕
外 来 棟 10 階 第 一 会 議 室 で 開 催 さ れ ま し た。 当 日 は、
組みを確立させたいと話しました。跡見学長が「キャ
聖徳学園高等学校、順天高等学校、関東国際高等学校、
ンパスが移転する、井の頭キャンパスなら参加しやす
青 梅 総 合 高 等 学 校、 三 鷹 中 等 教 育 学 校、 大 成 高 等 学
い高校生もいるだろう。今後の可能性に大いに期待し
校、日出学園高等学校の 7 校 9 名と杏林大学から学長、
ている」と述べたところ、高校の教員は「目的意識の
副学長以下、 関係者 13 名が集まり活発な意見交換が
高い生徒もおり、このアドバンストプレイスメントの
行われました。
仕組みが整えば、必ず希望者が出て来る」と話しました。
跡 見 裕 学 長 の 挨 拶、 稲 垣 大 輔 高 大 接 続 推 進 室 長 に
また、 昨年に続いて開講する IELTS 対策講座やライ
よる今年度の事業の活動報告に続いて、北村一真外国
ティングセミナーについても話が及び、最後は、スノー
語学部准教授が、8 月に行った日英中トライリンガル
ドン副学長の閉会の挨拶で、意見交換会は終了しました。
キャンプの概要と参加者の感想を報告しました。高校
(高大接続推進室)
の教員からは、事前学習のためにも早めの告知を希望
6 KYORIN GAKUEN
「学生に伝わる授業展開」をテーマに
FD 講演会とパネルディスカッションを開催
講義でも、グループワークを採り入れることで学生に
刺激を与えている。インプット中心になりがちな社会
科学系学問だが、アウトプットも重視して授業を行っ
て い る」「講 義 内 容 に 無 関 心 な 学 生 も い る た め、 徹 底
的な情報提供と、明確な到達目標の提示を行っている。
左から、 岩本准教授、 大河戸講師、 木暮准教授、 吉田講師
講義では学生の小さな反応も見逃さず、自らが講義を
楽しむことを大切にし、全員参加型の講義を目指して
10 月 21 日(水)、中期計画 FD・SD 実行部会主催の
いる」など、授業の秘訣を惜しみなく披露しました。
FD 講 演 会「4 学 部 ベ ス ト テ ィ ー チ ャ ー に よ る 講 演 と
続いて行われたパネルディスカッションでは「学生
パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン ~ 学 生 に 伝 わ る 授 業 展 開 ~」
に 不 親 切 に す る と は」「上 位 層、 中 間 層、 下 位 層 の ど
を開催しました。
こ を タ ー ゲ ッ ト に 講 義 を 進 め る べ き か」「知 識 の 享 受
会場は八王子(E401 教室)、三鷹(大学院講堂)両
だけでなく、社会人としてのスキルを身に付けるには」
キャンパスを遠隔会議システムで繋ぎ、リアルタイム
「文系・理系の枠を超えて採り入れられる手法は何か」
中継が行われました。 三鷹会場では 43 名、 八王子会
などのテーマに対し、熱い議論が交わされました。
場では 59 名の教職員が参加しました。
最後の質疑応答では、参加者から「どうしたらベス
外国語学部教授・黒田有子部会長の挨拶の後、各学
トティーチャーになれるか」「IT 機器を使わずに、 板
部から推薦された 4 名の教員が、 各 10 分間の講演を
書と話術だけで講義を成功させるには」といった質問
行いました。
が出るなど、議論は尽きることなく交わされました。
ベストティーチャー受賞の 4 名の教員はそれぞれ、
<講演者のテーマ>
「学 生 に 対 し て 至 れ り 尽 く せ り に す る の で は な く、 時
には敢えて不親切にすることで、学生に考えさせ、社
会 人 と し て の 成 長 を 促 す よ う に し て い る」「学 生 の や
る気スイッチを ON にするために、 敢えてメモの必要
な虫食いのレジュメを配布したり、質問に対する内容
を学生同士話し合わせてから、ランダムに当てて回答
◆外国語学部 岩本和良 准教授
「教えっぱなしではダメ!教育とは教え育てること!」
◆保健学部 大河戸光章 講師
「受講スイッチを ON にする工夫」
◆総合政策学部 木暮健太郎 准教授
「大教室でのアクティブ・ラーニングの試み」
◆医学部 吉田正雄 講師
「全員参加の講義を目指して」
(中期計画 FD・SD 実行部会)
さ せ る な ど、 緊 張 感 を 持 た せ て い る」「200 名 規 模 の
SD 講演会「職員が拓く大学の未来」を開催
講演する吉武教授
三鷹会場のようす
11 月 9 日( 月 )、 中 期 計 画 FD・SD 実 行 部 会 主 催
象者が職員である SD 講演会でしたが、 教員にとって
SD 講演会「職員が拓く大学の未来 グローバル社会に
も興味深いテーマであったため、各学部長を始め、多
支持され続ける大学を目指して」を開催しました。
くの教員も参加しました。
講師はこの分野の第一人者である、筑波大学ビジネ
始 め に 跡 見 裕 学 長 か ら「職 員 の 活 躍 な く し て 大 学
ス サ イ エ ン ス 系 教 授 吉 武 博 通 氏 を 迎 え、 三 鷹 の メ イ
の発展はあり得ません。本日の講演内容をぜひ今後に
ン会場に 78 名、 遠隔中継をした八王子会場に 38 名、
活かしてください」と挨拶があり、続いて吉武教授の
合 計 116 名 の 教 職 員 が 参 加 し ま し た。 今 回 主 た る 対
講演へと移りました。
KYORIN GAKUEN
7
吉武教授は「多元化した社会の中で、これからの大
た。
学のテーマは自立した人間を創ることである。今日の
最後に吉武教授は「大学のブランド力は、企業のブ
IT 化 は 働 き 方 を 大 き く 変 え て い く が、IT 化 で き る も
ランド力よりも一層強固である。一度築いたブランド
の に つ い て は IT を 駆 使 し、 人 間 に し か で き な い ク リ
力は簡単に揺らぐことはない。ブランドを築くために
エイティブな部分にこそ労力を注ぐべきである」と述
重 要 な の は、 他 に な い 特 色 探 し に 躍 起 に な る よ り も、
べ、「大学における経営とは」「大学職員の専門性の育
斬新でなくても一つのことを徹底的にやり抜くことで
成」「権 限 と 責 任」「ガ バ ナ ン ス と マ ネ ジ メ ン ト」「パ
す。杏林大学の特色を更に活かし、新キャンパスで益々
ワ ー と リ ー ダ ー シ ッ プ の 違 い 」「 分 業 と 協 働 」 な ど、
発展することを期待します」と本学にエールを送り講
本学に必要なテーマについて明快な語り口で講義を展
演を締めくくりました。
開し、参加者は熱心にメモを取りながら聴いていまし
(中期計画 FD・SD 実行部会)
“ 臓器移植医療に功績 ” 竹内一夫名誉学長に厚労大臣感謝状
多年にわた
器移植の確立という医療の歴史に 1 ページを築きま
り臓器移植の
した。また、その後も脳死での臓器移植が適正に行わ
普及啓発など
れたかを事後検証するため平成 12 年厚労省に設けら
に多大な功績
れた「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」の委
があったとし
員を務めてきました。このほど竹内名誉学長がこの委
て、本学の竹
員を辞任したことに伴い、長年の功績に厚生労働省と
内一夫名誉
し て 謝 意 を 表 す る こ と に な っ た も の で、10 月 28 日、
学長(92)に
同省職員が港区の竹内名誉学長の自宅を訪ね、福島靖
10 月 28 日、 塩 崎 恭 久 厚 生 労 働 大 臣 か ら 感 謝 状 が 贈
正同省健康局長のお礼の手紙とともに、塩崎恭久厚生
られました。
労働大臣からの感謝状を手渡しました。
竹 内 名 誉 学 長 は、1968 年 の い わ ゆ る 和 田 移 植 以 降
竹内名誉学長は脳死を判定する立場から移植を行う
途絶えていた脳死移植の再開をめぐって論議が高まる
医師との接触はずっと控えてきたこと、子どもの脳死
中で、1983 年に旧厚生省から「脳死に関する研究班」
判定には慎重を期したことなどを振り返りながら「約
の班長に指名され、3 年がかりで脳死判定基準を作成
30 年 間、 厚 生 労 働 省 と お 付 き 合 い を さ せ て い た だ き
しました。この基準はその厳格さから世界的に評価も
ましたが、このような感謝状をいただき恐縮していま
高く、 今も “ 竹内基準 ” の名で呼ばれ、 日本の脳死臓
す」と話していました。
八王子だより
保健学部救急救命学科 千田晋治講師に 人命救助で消防総監から感謝状
保健学部救急救命学科の千田晋治講師が心停止に
陥 っ た 74 歳 の 男 性 を 救 命 し た こ と に 対 し、10 月 18
日(日)、 八 王 子 消 防 署 長 か ら 消 防 総 監 の 感 謝 状 を 授
与されました。
救命劇があったのは 9 月 27 日(日) 午後 4 時半頃
のことで、八王子市狭間町のエスフォルタアリーナ八
王子(八王子市総合体育館)で行われた卓球大会に参
加していた千田講師は、 試合を終えて観戦中、2 階席
浅川八王子消防署長 (左) と千田講師
8 KYORIN GAKUEN
から友人が自分の名を呼ぶのに気付いて出向いたと
ころ 2 階通路で倒れた男性の周りに人だかりができ、
務 め た 文 字 通 り の 救 急 救 命 の プ ロ で、「今 回 は 心 肺 停
心臓マッサージをしているのを目にしました。アリー
止 の 早 期 認 識、 迅 速 な 通 報、 心 臓 マ ッ サ ー ジ、AED、
ナ の 関 係 者 に AED を 持 っ て く る よ う 依 頼 す る と と も
人工呼吸と “ 救命の連鎖 ” がうまくいった例です」 と
に、「救 命 士 で す」 と 名 乗 っ て 心 臓 マ ッ サ ー ジ を 交 代
専門家の立場で話していました。
し、 届けられた AED を装着して除細動を試みました。
消 防 総 監 感 謝 状 の 贈 呈 式 は「防 災 ふ れ あ い フ ェ ア」
現場には救命用マウスピースを持ち合わせていた男性
が行われていた八王子キャンパスで行われ、八王子消
がいて人工呼吸を行い、2 人の連携により倒れていた
防署の浅川 修署長から消防総監感謝状を手にした千
男性は呼吸と意識を取り戻し、救急車到着時には言葉
田講師は「感謝状を渡すことは何度もありましたが受
も交わせるようになり病院へ運ばれました。
けるのは初めてです」と少しはにかんだ様子で記念写
千田講師は東京消防庁の救急隊長や赤羽消防署長を
真に納まっていました。
タイ・チェンマイラチャパット大学付属小学校で健康教育を実施
総合政策学部教授 マルコム・フィールド
9 月 7 日 か ら 10 日 に か け て、 私 と 北 島 勉 教 授 は、
れまでの経験をもとに限られた時間の中で、先生が正
タ イ の チ ェ ン マ イ ラ チ ャ パ ッ ト 大 学(2013 年 3 月 大
解出来ない難しいクイズを作り、先生方を驚かせるな
学 間 協 定 締 結、 以 下 " ラ チ ャ パ ッ ト 大 ") を 訪 問 し ま
ど、 今 回 の ワ ー ク シ ョ ッ プ は 成 功 裏 に 終 わ り ま し た。
し た。 今 回 の 訪 問 で は、 継 続 中 の HIV に 関 す る 研 究
教育研究の観点からは、このワークショップは、教育
の進捗状況を確認するとともに、ラチャパット大付属
現場においてテクノロジーを利用する恩恵を得るには
小 学 校 の 5 年 生 を 対 象 に、 ワ ー ク シ ョ ッ プ を 行 い ま
効果的な教育が鍵であるという、これまでの研究成果
した。ワークショップでは、ラチャパット大の Saiyud
と、Pyonkee は教師にとっても生徒達の理解度を知る
先生の協力のもと、マサチューセッツ工科大学が開発
ための良いツールになりうるということを示しまし
し、iPad 用に改良された Pyonkee というアプリを使っ
た。現在の教育では、知識を得たことを証明する方法
て、健康に関するクイズの作り方を指導しました。ラ
を テ ス ト に 頼 っ て い ま す が、 テ ス ト の 活 用 の さ れ 方
チャパット大の公衆衛生学科の学生 4 名と、同大学に
や、伝達、行動への変化につながっているという実証
留学中の総合政策学部 3 年 中條貴美子さんがティー
が十分に得られていないことから、生徒達は深く学習
チングアシスタントとして参加しました。
し て い る の で は な く、 与 え ら れ た 課 題 が 終 わ る ま で、
全ての生徒は家ではモバイル端末を利用していまし
情報を脳内の作業メモリーに保管しているだけかもし
たが、学校でタブレットを使ったり、プログラム作り
れないと示唆されます。ラチャパット大との共同研究
をした経験はありませんでした。今回のワークショッ
において、私達は教育と政策分野の重要な課題に貢献
プ の 目 標 は、iPad を 使 っ た 指 導 法 が タ イ の 学 校 で 有
できると考えています。この知識体系への貢献は、多
効かどうかを確かめること、双方向のクイズを作るこ
くの分野の専門的な活動に対して大きな影響を与える
とを通して、健康について彼らがどう理解しているの
可能性があると思われます。
かを発表させること、そして、本学とラチャパット大
との共同研究を進めることでした。
マルコム教授による英語の報告文は大学 HP で紹介
生徒達は熱心に課題に取り組んだだけではなく、こ
しています。
KYORIN GAKUEN
9
三鷹だより
衛生学公衆衛生学教室 小笠原準悦講師が
体力・栄養・免疫学会大会で倉掛賞(優秀発表賞)を受賞
医学部衛生学公衆衛生学教室
素 処 理 ア ス パ ラ ガ ス 茎 熱 水 抽 出 物(ETAS) に は、 ア
の 小 笠 原 準 悦 講 師 が「ETAS は
ミロイドβタンパク質による細胞障害を有意に軽減す
PC12 細 胞 の 神 経 突 起 の 形 成 を
るなどの神経細胞機能の亢進作用があることを明らか
促 進 す る 」 の 研 究 で、8 月 22
に し て き ま し た。 本 研 究 で は、ETAS は 神 経 細 胞 突 起
日 か ら 23 日 に 東 京 で 開 催 さ れ
の伸長作用も修飾することを解明し、さらにその作用
た 第 25 回 体 力・ 栄 養・ 免 疫 学
が PI3 kinase—Vav2/3 経路を介した細胞骨格の変化に
会 大 会 に お い て 平 成 27 年 度 倉
起因することを突き止めました。この研究成果とプレ
掛賞(優秀発表賞)を受賞しま
ゼンテーション技術が評価され、受賞となりました。
した。
小笠原講師は「医食同源を啓蒙する科学的根拠にな
小笠原講師は、NGF 刺激により神経突起を伸ばして
れば幸いです」と話しています。
分化することが知られている PC12 細胞を用いて、 酵
(衛生学公衆衛生学教室教授 木﨑節子)
病理学教室 石井 順助教が日本内分泌病理学会最優秀賞を受賞
10 月 24、25 日 に、 佐 賀 で
しました。
開 か れ た 第 19 回 日 本 内 分 泌 病
石井助教は「このような賞を頂くことができ、教室
理学会学術総会において、医学
員をはじめとした皆様に深く感謝しております。皆様
部病理学教室の石井 順助教が、
のご厚情に少しでもご恩返しができるよう、本賞を励
日本内分泌病理学会研究最優
みとしてより良い研究を行っていきたいです」と受賞
秀賞(Distinguished Investigator
の喜びを語っています。
Award of Japan Endocrine
昨年の同学会では、当時病理学教室に在籍していた
Pathology Society) を 受 賞 し ま
矢澤卓也准教授(現在は千葉大学准教授)が神経内分
した。この賞は日本内分泌病理
泌分野の研究に贈られる特別賞である「亀谷賞」を受
学会学術総会の全演題の中から最も優れた研究に贈ら
賞 し て い ま す。 日 本 内 分 泌 病 理 学 会 の 学 術 研 究 賞 を、
れるもので、 満 40 歳未満の若手研究者を対象として
杏林大学病理学教室で行われた研究が 2 年連続で受
います。石井助教が受賞した研究のテーマは「PROX1
賞したことになります。
は甲状腺髄様癌の内分泌顆粒形成に関与する」で、ホ
(病理学教室教授 菅間 博)
メ オ ボ ッ ク ス 遺 伝 子 PROX1 の 新 た な 働 き を 明 ら か に
精神神経科 坪井貴嗣助教が
日本臨床精神神経薬理学会で学会奨励賞を受賞
坪井助教(左)と渡邊衡一郎教授
10 KYORIN GAKUEN
10 月 29 日( 木 )、
れた臨床精神神経薬理学に関する優れた原著論文に与
30 日( 金 ) に 京 王 プ
えられるものであり、大変に栄誉ある賞とされていま
ラザホテル(新宿)で
す。
開 催 さ れ た 第 25 回 日
坪井助教は、統合失調症の急性期治療で必要とされ
本臨床精神神経薬理学
る 65% 以 上 の 持 続 的 な 脳 内 ド パ ミ ン D2 受 容 体 遮 断
会において、医学部精
が、 維 持 期 治 療 に お い て は 必 ず し も 必 要 な い 可 能 性
神神経科学教室の坪井
を 示 唆 し ま し た。 そ し て 統 合 失 調 症 の 維 持 期 薬 物 療
貴嗣助教が学会奨励賞
法 に お い て、 抗 精 神 病 薬 の 投 与 量 や 投 与 間 隔 な ど 従
を受賞しました。この
来 の 治 療 戦 略 を 見 直 す 可 能 性 を 提 示 し ま し た。 本 研
賞は、前年度に発表さ
究 は、 治 療 戦 略 に 具 体 的 提 言 を 行 っ て い る こ と も 意
欲 的 か つ 独 創 的 で あ り、 高 い 評 価 を 受 け 受 賞 と な り
坪 井 助 教 は、「今 後 は 以 前 よ り 行 っ て い る 統 合 失 調
ま し た(対 象 論 文:Challenging the need for sustained
症治療の最適化の研究に加え、現在精神神経科で力を
blockade of dopamine D2 receptor estimated from
入れている治療抵抗性うつ状態に関する考察や禁煙治
antipsychotic plasma levels in the maintenance treatment
療に対する新規認知行動療法の開発など精力的に行っ
of schizophrenia: A single-blind, randomized, controlled
ていきたい」と述べています。
study. Schizophrenia Research 2015)。
(精神神経科学教室)
すい臓がん撲滅をめざして
公開講演会、チャリティウォーク&ラン パープルリボンイベントを開催
司会者と演者によるパネルディスカッション
すい臓がん撲滅の合言葉のリボンを掲げる参加者たち
早期発見が困難で予後も悪く、年々増加傾向にある
2015」 が 開 催 さ れ、 秋 晴 れ の 中、 す い 臓 癌 患 者、 そ
すい臓がんの啓発イベントを杏林大学医学部付属病院
の 家 族・ 遺 族、 一 般 者、 医 療 関 係 者 等 300 名 以 上 が
腫瘍内科とすい臓がん患者支援団体の特定非営利法人
参加し、イベントを楽しみました。運営は、腫瘍内科
パンキャンジャパンが共催で実施しました。
医師、 職員等約 15 名とパンキャンジャパンスタッフ
本イベントは、パンキャンジャパンが毎年、全国各
の他、100 名近いボランティアにより行われ、フリー
地で医療機関と連携して開催しており、今年、東京で
アナウンサー 町 亞聖さんの司会の下、 古瀬教授、 パ
は当院が共催し、三鷹市、日本医師会などの後援を得
ンキャンジャパン眞島喜幸理事長による挨拶、遺族代
て実施されました。
表の挨拶等が行われた後、参加者全員で合言葉を唱和
10 月 3 日(土) に は、 三 鷹 キ ャ ン パ ス 大 学 院 講 堂
し、すい臓癌撲滅への決意を新たにしました。開会式
で「膵臓がん市民公開講座」が開催され、患者・家族
後、 参加者は 3.5km のウォーク、3.5km、7km のラン
や市民、医療関係者、約 150 名が来場しました。
コースを楽しみました。会場では、バンドや歌手によ
実 行 委 員 長 の 腫 瘍 内 科 古 瀬 純 司 教 授 の 司 会 の 下、
る催しものが行われた他、 本学ダンス部 52 名による
「膵 臓 が ん 治 療 の 最 前 線」 を テ ー マ と し て、 消 化 器 内
パ フ ォ ー マ ン ス も 披 露 さ れ ま し た。 参 加 者 達 か ら は、
科 土岐真朗助教、消化器・一般外科 鈴木 裕講師、腫
「元気をもらい、気持ちが明るくなりました」「これか
瘍内科 岡野尚弘助教、 川名典子 看護師長が基調講演
らも医療に携わる者として、すい臓癌の治療に取り組
を 行 っ た 後、「 膵 臓 が ん 克 服 を 目 指 し て 」 と 題 し て、
んでいきます」などの感想が聞かれました。古瀬教授
来場者からの質問に答えるパネルディスカッションが
は、「多 く の 方 が 参 加 さ れ、 同 じ 思 い で 走 り、 歩 い た
行われました。参加者は講師の話に熱心に耳を傾け聴
ことで、すい臓がんを何とかしたいという思いを改め
講し、終了後も個別に質問をしたり、診療でお世話に
て 共 有 で き た と 思 い ま す。 毎 年 30,000 名 以 上 が 新 た
なった先生方と記念写真を撮影するなど終始、熱気に
に罹患し、同数の方が亡くなっています。今回のよう
満ちた講演会パネルディスカッションとなりました。
なイベントを通じて、すい臓がん克服・撲滅への取り
11 月 1 日(日) は、 江 東 区 木 場 公 園 で ウ ォ ー ク &
組みがもっと前進することを願っています」と話して
ランのチャリティイベント「パープルストライド東京
いました。
KYORIN GAKUEN 11
職 員 紹 介
教
第
31 回
杏林学園で働いている様々な職種の皆さんを紹介していきます。 実はこんな人だった…!など、 新しく教職員の輪
が広がる、 そんなコーナーです。
(お う ぎ た も え り)
● 1-5 病棟
看護師 扇田
萌里
綾子
● ( あ さ の あ や こ )
● ● ● ● ●総合情報センター課長補佐
● ● ● ● ● ● ● 浅野
看護師の大石知世さんから
紹介いただきました、眼科病
棟看護師の扇田萌里です。入
職してから眼科で働き 3 年
目になります。眼科は、外来
やクリニックのイメージが強
いようで、まわりの人から「病
棟はどんな人が来るの?実際
何をやってるの?」などと聞
かれます。
入院患者の主な疾患は白内障・緑内障・網膜剥離な
どが挙げられ、手術目的で入院する方がほとんどです。
″見えない″患者の看護という点が他病棟と大きく異な
る点だと思います。歩行介助や食事介助はもちろんで
すが、その人の視力や見え方の範囲内で点眼や内服の
自己管理ができるように指導や提案をするなどの支援
も し て い ま す。 ま た、 当 科 の 入 院 期 間 は 約 1 週 間 の
ため入退院の入れ変わりが激しく、さらに毎日のよう
に緊急入院も入るため、外来との連携を大切にしてい
ます。
時には病棟看護師も外来
で処置介助などを行います
が、その中で入院中の介助
のみではわからない患者の
生活背景や入院までの流れ
なども学ばせていただきま
す。まだまだ未経験のこと
も多く、これからもたくさ
ん 吸 収 し 成 長 し な く て は、
今年の初詣に家族と伊勢神宮へ
お 参 り。 ち ょ う ど 日 の 出 が 見 ら
れました
北海道にいる同期が遊びに来たの
でディズニーシーで同 期 会
と日々感じています。
私の趣味はカラオケと
好きなアーティストのラ
イブに行くことです。ディ
ズニーランドも好きなの
でイベント毎に遊びに行
き ま す。 連 休 が あ る と 両
親の実家である三重へ行
き、 な か な か 会 え な い 祖
父祖母に顔を見せに行く
こともあります。
それ以外の休みの日は家でごろごろしていることが
多いのですが、それを知ってか職場の先輩後輩もご飯
に誘ってくれます。仕事と趣味を両立させながら充実
した日々を過ごしています。
次回は、眼科病棟で一緒に働いている薬剤師の太田
裕士さんを紹介します。
12 KYORIN GAKUEN
八王子庶務課の丹野あゆ
みさんから紹介いただきまし
た、 総 合 情 報 セ ン タ ー の 浅 野
綾 子 で す。 入 職 か ら 20 年 以
上ずっと八王子キャンパスに
勤務してきました。井の頭キャ
ンパスへの移転を約半年後に
控え、思い出いっぱいの緑多
きキャンパスと別れる寂しさ、
そ し て 20 数 年 ぶ り に 電 車 通
勤になることへの不安で、今は複雑な気持ちです。
総合情報センターでは、学内ネットワークの管理運
営 や 教 育 シ ス テ ム の 支 援 を 行 っ て お り、 学 内 LAN 接
続 や 大 学 メ ー ル ア ド レ ス Office365 の ト ラ ブ ル な ど、
日々問い合わせ対応をしています。問い合わせいただ
いた際には、誠実と確実をモットーに、できるだけ早
く確実に問題を解決できるよう努力しています。
学生への IT 支援も主な業務の一つで、PC 操作でつ
まずいたり、システムにログインできずに困っている
学生さんがよく情報センターに飛び込んできます。問
題 が 解 決 し て、「 も っ と 早 く 聞 き に 来 れ ば よ か っ た 」
と笑顔で帰っていくと、私も達成感に包まれます。
趣味は、体を動
かすことが大好き
で、20 代 の 頃 は
同年代の職員と業
務後に毎日スポー
ツを楽しんでいま
し た。 マ ラ ソ ン、
テ ニ ス、 ゴ ル フ、 ボ
昨年末は家族で奥利根スキー場へ
ウ リ ン グ、 冬 に は
週末にスキーが加わりました。 バレーボール部出身の私
と し て は、 毎 年 の 理 事 長 杯 バ レ ー ボ ー ル 大 会 も 楽 し み
でした。あの頃はいくつになっても自分は衰えないと
思っていましたが、 この 15 年、 子育てを理由にすっ
かり運動から遠ざかってしまい、日々老化を痛感して
友 人 達 と の ゴ ル フ 大 会。15 年 ぶ り に ク
ラブを握りました
います。子育てもひ
と段落したので、最
近は夜に散歩やジョ
ギングを心掛けるよ
う に し て い ま す が、
もっと本格的に運動
を再開しようと、こ
の場を借りて宣言し
たいと思います。何
を始めるかは…これ
から考えます。
次回は、コンピュータ室のヘビーユーザー、総合政
策学部准教授の木暮健太郎先生を紹介します。
文化・スポーツ
本学園 小塩 節理事 キリスト教功労者として顕彰
フェリス女学院特別顧問・中央大学名誉教授で杏林
学 園 の 理 事 を 務 め る 小 塩 節 先 生 が、 キ リ ス ト 教 功 労
者 と し て 10 月 19 日、 日 本 キ リ ス ト 教 文 化 協 会 か ら
表彰されました。
キリスト教功労者顕彰は、日本キリスト教文化協会
がキリスト教関係の教育、福祉、出版などキリスト教
文化の発展や思想の普及に貢献のあった人を表彰して
い る も の で す。46 回 目 に あ た る 今 年 は 2 名 が 選 考 さ
れ、その一人として小塩理事が選ばれました。
小塩理事は長年にわたりキリスト教を軸としたドイ
ツ文学の翻訳にあたってきたことが高く評価されたも
のです。
総務部 山﨑登志郎副部長が危険業務従事者叙勲で瑞宝双光章を受章
業務従事者叙勲で瑞宝双光章を受章し、皇居豊明殿で
天皇陛下に拝謁しました。
この叙勲は、消防・警察・自衛官などの著しく危険
性 の 高 い 業 務 に 精 励 し た 者 を 対 象 と す る も の で、11
月 3 日付けで発令されました。
山﨑副部長は、 昭和 46 年に東京消防庁に入庁。 向
島消防署勤務ののち、町田消防署では警防課長、さら
に救急部救急指導課長として民間救急の条例化に取り
組みました。 平成 21 年 3 月に奥多摩消防署長を勇退
し、同年 4 月に杏林学園の警備・防災担当として入職。
山﨑副部長 (左) と松田理事長
11 月 9 日( 月 )、 総 務 部 山 﨑 登 志 郎 副 部 長 は 危 険
防火防災管理者として消防の実務経験を活かして積極
的に業務を推進しています。
三鷹ネットワーク大学開設 10 周年で本学園に感謝状
開設 10 周年を迎えて 10 月 3 日(土)、 清原慶子三
鷹市長をはじめ大学・研究機関の関係者ら約 50 名が
出席して、三鷹駅前にある同大学で記念式典が行われ
ました。
この中で、 本学園が “ 三鷹ネットワーク大学推進機
構の発展に尽力し、機構が目的とする民学産公の協働
に多大な貢献をした ” として三鷹ネットワーク大学の
清成忠男理事長から松田博青理事長に感謝状が手渡さ
れました。
三鷹ネットワーク大学は、教育・研究機関の地域へ
式典に続いて、チャレンジ提案会「三鷹の地域力の
の開放と、地域社会における知的ニーズを融合し、
「民
創生~ 2025 年問題をにらんで~」 と題して、 高齢社
学産公」の協働による全国に先駆けた新しい形の「地
会での地域ケアの在り方を巡るシンポジウムが開か
域 の 大 学 」 を め ざ し て 平 成 17 年 10 月 に 開 設 さ れ た
れ、本学から医学部リハビリテーション医学の岡島康
NPO 法 人 で、 多 彩 な 講 座 や コ ミ ュ ニ テ ィ ー 活 動 へ の
友教授が提案者の一人として参加し、要介護者対策と
支援などを展開してきました。
して地域包括ケアにおける理学・作業療法士の重要性
本学は開設当初から三鷹ネットワーク大学の正会員
を提起しました。
と し て、 教 員 に よ る 講 演 会 な ど を 開 催 し て き て お り、
本学では、八王子キャンパスの井の頭キャンパスへ
昨年度は 20 件の公開講演会を同ネットワーク大学と
の移転を契機に、様々な分野でこれまで以上に同大学
共同で行っています。
と連携を深めていくことにしています。
KYORIN GAKUEN 13
八王子キャンパスで「防災ふれあいフェア」を開催
杏林大学の教育・研究を訓練の場に活かし、家族で
楽しみながら防災意識を高めてもらおうと、八王子消
防署との共催による「防災ふれあいフェア~家族で楽
しむ防災訓練~」 が 10 月 18 日(日)、 八王子キャン
パスで開かれ、300 名を超える親子連れなどで賑わい
ました。
本イベントは、 平成 25 年度文部科学省に採択され
た本学の「地(知)の拠点整備事業」のテーマの一つ「災
害に備えるまちづくり」事業の一環として昨年に続い
て実施したものです。
フェアは八王子キャンパスの校舎前の広場や教室を
ま た 共 催 の 八 王 子 消 防 署 か ら も 署 員 36 名 と 車 両 5
使って行われ、起震車による地震体験、初期消火訓練、
台が参加し、校舎屋上からロープで降下する訓練を披
放水訓練、火災発見大声通報訓練、レスキュー訓練な
露したりそれぞれの訓練場所で注意事項を呼びかけた
ど盛りだくさんのイベントが展開されました。
りするなど指導にあたりました。さまざまな訓練に参
本学からは保健学部、総合政策学部、外国語学部の
加してポイントをためると梯子車に乗ることが出来る
教 職 員 や 学 生 合 わ せ て 114 名 が 参 加 し、 そ れ ぞ れ の
ことから、決められたポイントをためた子供たちが搭
教育・研究を活かして応急救護や運動・健康相談、防
乗 体 験 を し、30 m の 高 さ ま で 上 が っ た バ ス ケ ッ ト か
災クイズ、被災外国人のための日本語指導などにあた
ら歓声を上げていました。
りました。
パラリンピック出場選手らを講師に招き
ボッチャ講演会・体験会を実施
パラリンピックや国際大会出場経験のある 5 名の
三 鷹 キ ャ ン パ ス 松 田 記 念 館 で 行 っ た 講 演 会・ 体 験
選手を講師に迎え、10 月 31 日(土)と 11 月 7 日(土)
会 に は、Noble Wings 所 属 で 現 在 世 界 ラ ン キ ン グ 個 人
の 二 週 に わ た り、2020 年 の 東 京 パ ラ リ ン ピ ッ ク の 正
6 位・団体 7 位、 ロンドンパラリンピック・北京パラ
式種目であるボッチャ競技に関する講演会・体験会を
リンピック出場経験を持つ廣瀬隆喜選手をはじめ、北
実施しました。
京 パ ラ リ ン ピ ッ ク 団 体 8 位 の 海 沼 理 佐 選 手、JAPAN
ボッチャとはヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺も
CUP 準優勝の蛭田健一郎選手、Tokyo Asian Youth Para
しくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案さ
Games 個人ベスト 8・団体 3 位の佐藤駿選手、アジア
れたパラリンピックの公式競技です。ジャックボール
パラリンピックペア戦 4 位の藤井金太朗選手の 5 名
(目標球)という白いボールに、赤・青のそれぞれ 6 球
を お 招 き し、10 月 31 日 に は 55 名、11 月 7 日 に は
ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボー
58 名の市民や学生、教職員が参加しました。
ルに当てたりし、いかに近づけるかを競います。(*)
当日はボッチャ競技の説明や廣瀬選手による講演の
14 KYORIN GAKUEN
あ と、 選 手 指 導 の 下、 競 技 を 体 験 し ま し た。 ま た、
この活動は平成 25 年度文部科学省採択の「地(知)
JBA(一般社団法人日本ボッチャ協会) 公認上級審判
の拠点整備事業」の一環として行ったもので、今後も
の資格を持つ本学ボッチャ部の学生 10 名が審判を担
この競技を通じて同事業の本学のテーマである「都市
当し、選手による本番さながらの模範試合や選手と参
型高齢社会における地域と統合知の拠点」を目指して
加 者 が 対 戦 す る チ ー ム 戦 の ほ か、 跡 見 裕 学 長 や ポ ー
まいります。
ル・スノードン副学長による廣瀬選手との対戦なども
行われました。三鷹市からの参加者は、
「 パラリンピッ
ク出場選手から指導を受け、一緒に試合することがで
き て 良 い 記 念 に な っ た」「初 め て 競 技 を 行 っ た が 子 供
から高齢者までみんなでできるスポーツなので、今後
(*) 障害によりクラスが BC1 ~ BC4 に分けられ、 男女の区
別なく、個人戦と団体戦(2 対 2 のペア戦と 3 対 3 のチーム戦)
がある。 障害によりボールを投げることができない選手 BC3
クラスは、 勾配具 (ランプ) を使い、 自分の意思を競技アシ
スタントに伝えることができれば参加できる。
(保健学部理学療法学科講師 一場友実)
も継続していきたい」などと話しました。
第 40 回 松田理事長杯争奪職場対抗バレーボール大会
10 月 26 日(月)から 30 日(金)の 5 日間に渡り「第
開の中、最終セットは 15 対 13 で「医事課外来チーム」
40 回 松田理事長杯争奪職場対抗バレーボール大会」
が 押 し 切 り、 セ ッ ト カ ウ ン ト 2 - 1 で 優 勝 し 大 会 の
が三鷹キャンパス松田記念館で開催され、500 名を超
幕を閉じました。なお、3 位は「けんさぶえーチーム」
える教職員が参加しました。
(臨床検査部)、4 位は「とりっぴチーム」
(3 - 4 病棟)
今大会も強烈なスパイクや見事なブロック・レシー
でした。
ブなど、印象に残るプレーが数多く見られました。ま
今回も参加者同士が交流する姿が多く見られ、和や
た揃いのユニフォームでの応援や、子供を連れての応
かな雰囲気の下、大会を終了する事が出来ました。選
援など、終始楽しく盛り上がりました。
手をはじめ応援に来られた関係者の方々、スタッフと
連日の接戦の末、決勝戦は「医事課外来チーム」と「呼
してご協力いただきました医学部バレーボール部およ
吸器 2015 チーム」
(3 - 6 病棟)の対戦となりました。
び看護専門学校の学生の皆様、そしてこの大会を支え
1 セット目は「医事課外来チーム」が先取しましたが、
てくださいました全ての方々にこの場を借りて感謝申
2 セット目は「呼吸器 2015 チーム」 が取り返し一進
し上げます。 (総務部人事課)
一退の攻防を繰り広げました。片時も目を離せない展
第 66 回桐朋学園院内コンサートを開催
バッハ作曲「2 本のフルートと通奏低音のためのトリ
オ・ソナタ ホ長調」、 続いて笹山さん、 宮田さんによ
る G. ビゼー作曲「アルルの女よりメヌエット」、 下村
さん、宮田さんによる成田為三作曲「浜辺の歌」が演
奏され、来場者は風景を思い浮かべながら曲に耳を傾
けました。 その後、J. ブラームス作曲「3 つの間奏曲
OP.117 1. 変ホ長調」、エルネスト・ケーラー作曲「花
のワルツ」が演奏され、会場は透明感のあるフルート
桐 朋 学 園 大 学 音 楽 学 部 に よ る 院 内 コ ン サ ー ト が 10
の音色と柔らかいピアノの音につつまれました。
月 17 日( 土 )、 外 来 棟 1 階 の 待 合 ホ ー ル で 行 わ れ ま
プログラム終了後、松田博青理事長は素晴らしい演
し た。 こ の コ ン サ ー ト は 桐 朋 学 園 の ご 厚 意 で 年 4 回
奏 へ 感 謝 の 気 持 ち を 伝 え、 ア ン コ ー ル を 依 頼 す る と、
行われているものです。
3 名はプッチーニ作曲「ラ・ボエーム」で応えました。
会 場 は、 入 院 患 者 や お 見 舞 い の 方 な ど 約 100 名 で
最後に、桐朋学園小柳敏志理事長が「今後も楽しい
賑わいました。
企画のコンサートを行っていきます」と挨拶し、コン
今 回 の コ ン サ ー ト は、 下 村 祐 輔 さ ん( フ ル ー ト )、
サートは終了しました。
笹 山 実 優 さ ん(フ ル ー ト) と 宮 田 果 奈 さ ん(ピ ア ノ)
次回コンサートは 12 月 19 日を予定しています。
の 3 名 に よ る 演 奏 で し た。1 曲 目 は 3 名 に よ る C.P.E
(病院庶務課)
KYORIN GAKUEN 15
Road to 50th
懐かしの学園風景(18)第一回公開講座
2016 年の学園創立 50 周年まであとわずか。学園の歴史を懐かしい写真とともに振り返る Road to 50th、
今回は第一回公開講座を紹介します。
講座案内リーフレット
平成 4 年 1 月 公開講座が “ 満員盛況 ” でスタート
一般市民を対象とした杏林大学公開講座は平成 4 年にスタートしました。
学園会報「あんず 215 号」によると、公開講座は竹内一夫学長の私的な諮問機関である「21 世紀懇談会」
による “21 世紀へ向けて新たな学園像 ” の答申を先取りする形で開かれました。
大学の主催としては初めての企画で、1 月 11 日、医学部講義棟 2 階の第 1 講堂で「健康の科学」をテーマに、
秦 葭哉医学部教授が「コレステロール、 中性脂肪と病気」、 野山修保健学部教授が「高齢化社会に新しい発
想を」と題して講演を行いました。
講座には三鷹市を中心に周辺の市民 182 名が参加し会場が満員になる盛況ぶりで、 学園を代表して挨拶
した長島正治病院長は「象牙の塔に閉じこもることなく、地域社会に対して積極的に貢献してゆきたい」と
開かれた大学を目指す意気込みを表明しました。
年度内にはその後 2 回開催され、2 月 8 日(土) に吉野佳一医学部教授による「脳卒中の理解のために」
と飯塚和子内科婦長による「脳卒中後に寝たきりにさせない為に」 の講座が、 第 3 回は 3 月 14 日(土) に
村川章一郎医学部教授による「糖尿病-増え続ける成人病」と川明保健学部教授による「糖尿病は遺伝する
のか」の講座が開催されました。
公 開 講 座 は 年 度 が 改 ま っ た 平 成 4 年 度 か ら は、 講 師 と し て 社 会 科 学 部(現 総 合 政 策 学 部) と 外 国 語 学 部
の教員も加わり、また八王子プラザホテル(現ザ・ビー八王子)でも開催されるなどして、講座の数も増加
していきました。(肩書はいずれも当時による)
◆教職員の皆さまへ◆ 懐かしい写真や思い出話を広報・企画調査室までお寄せください
Road to 50th
募集期間:平成 28 年 1 月 15 日(金)まで
詳細はあんずNETをご覧ください。
問い合わせ:広報・企画調査室
16 KYORIN GAKUEN
井の頭キャンパス建設状況
井の頭キャンパス開設準備室
経理部施設課
報告書 No.7
井の頭キャンパスは現在、建設作業の約 9 割まで進行し、完成まであとわずかとなりました。
建設現場では、6 棟の建物すべてにおいて外装の作業が終了し、 足場が解体されました。 本部棟上部の三角形の
部分には、シンボルとなるマークとステンドグラスが白い壁に映えています。
工事のようす
[西側]
本部棟
[東側]
【11 月 4 日撮影 吉祥寺通りからのぞむ】
本 部 棟 西 側 ( 右 ) と 保 健 学 部 西 棟 ( 左 ) で す。 吉 祥 寺 通
り 側 の 正 門 か ら 入 る と、 レ ン ガ と 白 い ラ イ ン の 調 和 し た
建物が目に飛び込んできます。
吉祥寺通り
A 保健学部
西棟
【11 月 4 日撮影】
本部棟上部の三角屋根の部分にあしらったマーク
(西側) とステンドグラス (東側) です。 どちらも
夜になるとライトアップします。
B 保健学部
東棟
C 本部棟
D 総合政策学部・
外国語学部研究棟
E 総合政策学部・
外国語学部講義棟
F 医学部・共用棟
【10 月 13 日撮影】
4 階の図書館フロアです。座席は 174 席を設け、医学・
看護系や自然科学分野の図書などを配架します。
【保健学部西棟:10 月 13 日撮影】
建 物 に 沿 っ て 木 を 植 え、 緑 あ ふ れ る キ ャ ン パ ス を
めざしています。
【医学部・共用棟:10 月 19 日撮影】
3 階の大講義室で、階段教室の基礎が出来上がったとこ
ろです。 座席数は 243 席、上下式黒板、プロジェクター
とスクリーンをそれぞれ 3 台ずつ設置します。
KYORIN GAKUEN 17
井の頭キャンパス建設募金 寄付者ご芳名一覧
杏林学園
50 周年記念
平成 26 年 6 月 1 日から始まった募金は、平成 27 年 10 月 31 日現在までに 939 件 325,287,328 円の寄付をい
ただきました。9 月 1 日から当日までにご寄付いただいた個人、 企業・法人の皆様のご芳名を掲載いたします。
ご協力誠に有難うございます。なお、ご芳名 覧は冊 のみの公表とさせていただいております。
※この寄付者ご芳名一覧は、申込書の中の本会報への掲載方法のお尋ね (名前・金額を掲載、名前のみ、匿名で金額のみ、掲載しない)
へのご回答をそのまま掲載させていただきました。 ご回答のなかった方はお名前のみの掲載とさせていただいております。
※手続きの関係により、 一部記載されていない方がおります。 次号に掲載いたしますので、 ご了承ください。
■個人 (五十音順) ※敬称略
ご芳名のみ
ご芳名・金額
掲載希望せず
金額のみ
【役員・教職員】
徳嶺 譲芳
20,000 円
岩下 光利
篠原 高雄
西村 伸大
300,000 円
1名
北島 勉
塚田 芳枝
村椿 春博
100,000 円
1名
酒井 あかね
塚本 悌三郎
楊 國昌
40,000 円
1名
一川 良太
高澤 泉
長谷川 徳男
奥山 孝
武正 寿明
平林 秀一
加藤 斉
土谷 正光
瀬 友彦
金子 功
仲里 雅則
矢那瀬 淳一
髙草木 亮
永野 伸一
伊藤 雅治
杉山 智哉
平本 玲
20,000 円
1名
岩間 満
玉澤 登
松島 義久
19,352 円
1名
上原 康弘
轟木 政宏
宮島 彩
内田 貢司
中島 敏之
山本 竜二
卯之原 慶治
中畑 康則
吉川 信夫
大井 秀樹
長山 和夫
保健学部杏会
佐賀野 克平
菱川 隆史
色川 茂
田端 正也
町田 弘
亀田 光仁
廣瀬 重仁
吉村 孝
猪浦 了
鈴木 俊介
山本 忠徳
小林 博文
関口 薫
青木 匡史
田邉 秀聡
【教職員 OB】
藤永 いさ子
【杏会 (医学部)】
【杏会 (保健学部)】
【杏会 (総合政策学部)】
田中 誠
【杏会 (外国語学部)】
伊藤 茂樹
40,000 円
【同窓会 (医学部)】
池上 靖子
100,000 円
野月 智江
【同窓会 (保健学部)】
司茂 幸英
【その他】
井上 邦夫
梶浦 卓一
計 23 名
■企業・法人 (五十音順)
ご芳名のみ
ご芳名・金額
金額のみ
掲載希望せず
【企業】
(株)六濤
5,000,000 円
コニカミノルタヘルスケア(株) 日本化薬(株)東部支社
電通工業(株)
(株)KRL
日伸ファシリティー(株)
(株)シン電設
【法人】
(医)杏仁会 大雪病院
(医)凌山会 たかまつクリニック
計 1 団体
【井の頭キャンパス建設募金事務局】TEL:0120-50-1665(フリーダイヤル) 平日(月~金)9:00 ~ 17:00 mail:[email protected]
18 KYORIN GAKUEN
平成 27 年度科研費採択者一覧
平成 27 年度科学研究費助成事業の交付が決定され、 研究費を受領しました。 今年度は採択件数 123 件(新規
50 件、継続 73 件)、交付額は、198,510 千円(直接経費 152,700 千円、間接経費 45,810 千円)でした。
研究種目ごとの採択件数は新学術領域研究 1 件、基盤研究(B)6 件、基盤研究(C)77 件、挑戦的萌芽研究 8 件、
若手研究(A、B)31 件、研究活動スタート支援 1 件です。 (公的資金企画管理課)
【医学部】
研究種目
氏名
新学術領域研究 秋元 義弘
(研究領域提案型)
基盤研究 (B)
呉屋 朝幸
職位
教授
研究課題名
プラズマ照射による組織細胞への分子レベルでの影響の超微形態学的解析
名誉教授 我が国の外科領域におけるノンテクニカル・スキル評価システムの構築
基盤研究 (B)
大山 学
教授
基盤研究 (B)
木﨑 節子
教授
毛誘導に向け最適化したヒト iPS 細胞由来上皮・間葉系細胞による毛包再
生の試み
運動による炎症性老化予防効果におけるマクロファージ時計遺伝子の役割
准教授
骨髄異形成症候群に合併した続発性肺胞蛋白症の国際共同研究
教授
基盤研究 (B)
石井 晴之
(海外学術調査)
基盤研究 (B)
久松 理一
基盤研究 (C)
石田 均
教授
基盤研究 (C)
今泉 美佳
教授
遺伝子操作マウスと PG 質量分析を用いた難治性小腸潰瘍症の病態解明と
難治性探索
2 型糖尿病での膵ラ氏島内マクロファージ浸潤の分子機構の解明とその予
防戦略の構築
妊娠期膵β細胞におけるインスリン分泌能亢進機構の解明
基盤研究 (C)
大西 宏明
教授
蛋白質立体構造解析と分子動力学に基づく EGFR 分子標的薬の効果予測と創薬
基盤研究 (C)
眼炎症疾患に対する NF- κ B 分子特異的眼局所療法の開発
基盤研究 (C)
岡 田 ア ナ ベ ル 教授
あやめ
桶川 隆嗣
教授
基盤研究 (C)
狩野 葉子
教授
重症薬疹の治療効果予測のためのバイオマーカーの確立
基盤研究 (C)
苅田 香苗
教授
基盤研究 (C)
神﨑 恒一
教授
基盤研究 (C)
後藤田 貴也
教授
基盤研究 (C)
小林 富美惠
教授
大学生の味覚と自律神経機能に影響を及ぼす要因 - 食生活・心身ストレス
との関連
大脳皮質下病変に関連する認知障害及び機能障害とアミノ酸トランスポー
ターの関与
モデル動物の遺伝子解析から同定した脂肪蓄積遺伝子 SL22A18 の生理機
能の解明
妊娠によるマラリアの病態重症化機構の解明
基盤研究 (C)
齋藤 康一郎
教授
バイオマーカーとしての頭頸部癌関連スモール RNA
基盤研究 (C)
佐藤 徹
教授
基盤研究 (C)
塩川 芳昭
教授
肺動脈性肺高血圧症患者試料を用いた BMPR2 遺伝子のエピジェネティク
ス制御の解明
中枢神経系悪性リンパ腫の病因遺伝子と予後因子の解明
基盤研究 (C)
滝澤 始
教授
難治性喘息の病態解明と治療戦略確立をめざす総合的検討
基盤研究 (C)
谷口 善仁
教授
メタボロミクスによる AhR の内因性リガンドの探索
基盤研究 (C)
永根 基雄
教授
悪性神経膠腫に対する DNA 修復機構阻害による抗癌剤増感治療法の開発
基盤研究 (C)
平野 照之
教授
脳灌流画像を用いた脳梗塞急性期治療の効果判定システムの構築
基盤研究 (C)
楊 國昌
教授
基盤研究 (C)
吉野 秀朗
教授
基盤研究 (C)
萬 知子
教授
基盤研究 (C)
大崎 敬子
准教授
メタボロームとプロテオームの融合解析による糸球体硬化の病態解明と創
薬化研究
家族性大動脈瘤・大動脈解離の遺伝的背景と長鎖非コード RNA による制
御機構
中心静脈カテーテル関連血流感染症撲滅のためのケアバンドル予防策徹底
とその教育
常在細菌叢の病原性細菌排除機構解明のためのオーミクス解析
基盤研究 (C)
慶野 博
准教授
基盤研究 (C)
竹尾 暁
准教授
基盤研究 (C)
長島 文夫
准教授
基盤研究 (C)
森山 潔
准教授
高機能シミュレーターを用いた酸素療法の評価
基盤研究 (C)
上野 貴之
講師
間質応答を利用した乳癌治療の効率化
基盤研究 (C)
加藤 健太郎
講師
ショウジョウバエ変性空胞形成・修復へのグリア細胞の関与と分子基盤
基盤研究 (C)
櫻井 拓也
講師
脂肪組織リモデリングに対する運動効果:TGF- β -TIMP1 経路を中心として
前立腺癌患者における循環血中癌細胞の特性解析と癌転移動態の分析
硝子体による眼内免疫寛容の作用の作用機構の解明
「格子状の局在」と内膜複合体分子から解析するマラリア原虫生殖母体の
細胞骨格
高齢者総合的機能評価による QOL に配慮した抗がん剤新規投与法の開発
KYORIN GAKUEN 19
基盤研究 (C)
須賀 圭
講師
基盤研究 (C)
高橋 良
講師
基盤研究 (C)
花輪 智子
講師
基盤研究 (C)
松下 健一
講師
基盤研究 (C)
増田 正次
講師
基盤研究 (C)
吉田 正雄
講師
基盤研究 (C)
米澤 英雄
講師
白内障、緑内障および強度近視のリスク要因と一次予防対策解明のための
分析疫学的研究
唾液を用いた胃・腸管感染症リスク診断応用への可能性の探索
基盤研究 (C)
渡邊 交世
講師
眼炎症疾患における microRNA の機能解析
基盤研究 (C)
小笠原 準悦
学内講師 身体運動は骨格筋前駆細胞の褐色脂肪細胞化をどのように誘導するか
基盤研究 (C)
木村 徹
学内講師 アミノ酸トランスポーター機能調節による癌の制御
基盤研究 (C)
倉井 大輔
学内講師 成人 RSV 感染症の重症化と血漿中 LL-37 の関連性について
基盤研究 (C)
蔵田 訓
学内講師 肺炎マイコプラズマ感染と続発する合併症の発症に関与する Th17 細胞の働き
基盤研究 (C)
小林 啓一
基盤研究 (C)
皿谷 健
学内講師 神経膠腫およびその幹細胞の新規メチル化マーカーの確立と個別化療法への
応用
学内講師 気道ウイルス感染が喘息発作に及ぼす影響に関する前向きコホート研究
基盤研究 (C)
渋谷 賢
基盤研究 (C)
鈴木 裕
基盤研究 (C)
丸山 啓介
学内講師 運動の楽しさを生むコントロール感:身体図式の変化が運動主体感に及ぼす
影響
学内講師 膵粘液性嚢胞腫瘍の発生進展におけるエストロゲンレセプターの関与と役
割を初めて解明
学内講師 脳内構造を疑似透視するプロジェクションマッピングの脳手術への応用
基盤研究 (C)
大塚 弘毅
助教
EGFR germline 変異による遺伝性肺癌の臨床および分子生物学的研究
基盤研究 (C)
小林 敬明
助教
大腸癌先進部における EMT に関する検討
基盤研究 (C)
齊藤 邦昭
助教
基盤研究 (C)
白土 健
助教
基盤研究 (C)
柴田 茂貴
助教
神経膠腫およびその幹細胞のエピジェネティクス統合解析と新規診断、治
療への応用
糖尿病によるマクロファージ炎症反応亢進機構と運動効果:ヘキソサミン
代謝経路の役割
最新の脳血管機能評価法の認知症への応用
基盤研究 (C)
末広 淳一
助教
がん微小環境におけるアミノ酸トランスポーター LAT1 の役割
基盤研究 (C)
高橋 和人
助教
糖尿病性骨代謝異常における分子制御機構の解明とその治療戦略の構築
基盤研究 (C)
千葉 知宏
助教
癌幹細胞を育む微小環境の解析 ―癌幹細胞ニッチ制御機構を解明する―
基盤研究 (C)
新倉 保
助教
基盤研究 (C)
松井 敏史
基盤研究 (C)
横山 純吉
基盤研究 (C)
松島 早月
マラリア原虫のプリンヌクレオチド生合成を介した新たなエネルギー代謝
システムの解明
非常勤講師 アルコール依存による認知症の責任病変の同定-画像解析と ALDH2 遺伝
子多型の関与
非常勤講師 ミセル化抗癌剤による頭頚部癌の転移リンパ節を標的とした新規リンパ管
化学療法の開発
実験助手 全ゲノム解析と質量分析による抗酸菌の新たな分類同定法の確立
挑戦的萌芽研究
大山 学
教授
ヒト iPS 細胞を用いた脱毛症治療薬の創薬スクリーニング系の確立
挑戦的萌芽研究
久松 理一
教授
細胞内エネルギー代謝からみた腸管マクロファージ分化制御の解明
挑戦的萌芽研究
長島 隆
講師
NMR 法を用いた常位胎盤早期剥離の病態解明と新規治療方法の開発
挑戦的萌芽研究
平井 和之
講師
キイロショウジョウバエにおける未受精卵からの単為発生作出
挑戦的萌芽研究
中島 剛
助教
若手研究 (A)
若手研究 (B)
若手研究 (B)
若手研究 (B)
中島 剛
菊地 俊暁
菅 浩隆
青柳 共太
随意運動に関わる脊髄神経機構に可塑性を促す神経リハビリテーション法の
開発
助教
脊髄障害後の代償神経システム構築に着目する新たな運動機能回復戦略
講師
fMRI を用いたうつ病患者における認知行動療法の反応予測因子の探索
講師
単球・マクロファージ系細胞の継代培養法の確立と創傷治癒関連機能の解析
学内講師 VAMP7 による膵β細胞からの第 2 相インスリン分泌制御機構
若手研究 (B)
石井 順
助教
内分泌顆粒形成に PROX1 遺伝子が果たす役割の解明
若手研究 (B)
石川 智
助教
児童養護施設における性的問題の実態と対応に関する調査研究
若手研究 (B)
伊勢 美咲
助教
間葉系細胞による微細環境制御を活用したヒト毛包再生促進技術の開発
若手研究 (B)
井上 信一
助教
マラリア免疫記憶の成立・維持の分子基盤を自然免疫リンパ球から紐解く
若手研究 (B)
井原 玲
助教
静脈奇形に対する加温生理食塩水注入療法の開発
若手研究 (B)
鵜沢 康二
助教
重症病態における内皮細胞機能の解明
20 KYORIN GAKUEN
ER ストレス応答性 ERGA-SNARE の AD 蛋白分解とオートファジーにおけ
る役割
スティーブンス・ジョンソン症候群は、なぜマイコプラズマ肺炎に伴って
発症するのか?
緊縮応答による百日咳菌の病原性発現調節機構
臨床データとエピジェネティックスの統合に立脚した急性心不全の病態解
明と治療応用
オプトジェネティクスによる蝸牛血管条機能の操作と聴覚平衡覚変化
若手研究 (B)
江藤 ひとみ
助教
扁平母斑メラノサイトの分子細胞生理学的解析と病態解明
若手研究 (B)
島田 正亮
助教
児童養護施設における措置変更に関する実証的研究
若手研究 (B)
菅原 大介
助教
腸管における糖タンパク質の多様性と機能に関する組織化学的研究
若手研究 (B)
北条 史
助教
H. pylori の原生動物を介した環境への分布に関する研究
若手研究 (B)
三輪 陽介
助教
自動車事故と外傷の予防を目的とした反射性失神の危険予測
若手研究 (B)
宮本 重樹
助教
口腔癌に対する光線力学的治療の新しい応用法に関する研究
若手研究 (B)
清家 志円
助教
移植筋体に対する神経二重支配についての基礎的研究
若手研究 (B)
山本 隆史
助教
メタボリックシンドローム関連遺伝子 KAT-1 による糖代謝制御メカニズムの解明
若手研究 (B)
中山 玲玲
医員
線維芽細胞亜集団の形質転換による新しい瘢痕治療の開発
若手研究 (B)
紅谷 鮎美
医員
新しい一時的人工肛門造設の基準の検討
若手研究 (B)
若林 桂介
医員
皮膚常在細菌叢及び免疫異常から迫るケロイドの病態解明
若手研究 (B)
倉山 亮太
特任講師 ポドサイトの分化と機能維持を制御する新規エピジェネティック分子
NSD3 の役割
研究種目
基盤研究 (C)
氏名
大浦 紀彦
職位
教授
研究課題名
重症下肢虚血に対する創傷評価ツールの開発
基盤研究 (C)
大木 幸子
教授
基盤研究 (C)
加賀谷 聡子
教授
基盤研究 (C)
岸野 智則
教授
基盤研究 (C)
下田 信明
教授
基盤研究 (C)
中島 恵美子
教授
行政における保健師の実践能力育成のためのケースメソッドプログラムの
開発と検証
虚血性心疾患患者のリスク認識に焦点をあてたセルフマネジメントプログ
ラムの開発
生活習慣病の病勢や発症の危険性を超音波の新技術により画像的・定量的
に評価する試み
運動障害・精神障害リハビリにおける運動イメージ訓練開発のための基礎
的・臨床的検証
放射線治療を受けるがん患者への看護支援モデルの開発
基盤研究 (C)
丹羽 正利
教授
脳障害患者などに関わる腹壁筋低緊張と姿勢障害の病態解明
基盤研究 (C)
相磯 聡子
准教授
肺癌の早期診断を目指した血中 miRNA 定量に関する基盤的研究
基盤研究 (C)
大金 ひろみ
准教授
基盤研究 (C)
長田 知恵子
准教授
地域住民と専門職による「看取りのケアの縁側づくり」の協働型アクショ
ンリサーチ
医療介入が必要な重症乳腺炎診断アセスメントツールの開発
基盤研究 (C)
金子 多喜子
准教授
看護師の感情マネージメントスキル育成のための教育・介入プログラムの構築
基盤研究 (C)
佐々木 裕子
准教授
基盤研究 (C)
下島 裕美
准教授
はじめて親となる夫婦のメンタルヘルス予防に向けたペアレンティングプ
ログラムの効果
ケア提供者のための死生学教育ツールの開発
基盤研究 (C)
角田 ますみ
准教授
介護職における倫理教育の現状と倫理的問題の認識および対処との関連要因
基盤研究 (C)
大河戸 光章
講師
基盤研究 (C)
新江 賢
講師
子宮頚部細胞浮遊液を活用した HPV 持続感染予測と細胞診の検出感度向
上に関する研究
キチンによるアレルギー応答誘導機構の解析
挑戦的萌芽研究
村田 麻喜子
講師
ヤマトヒメミミズに見る有性生殖と無性生殖を転換する機構とその意義の探求
挑戦的萌芽研究
田中 紗和子
助教
ニカラグアにおける障害者の生活実態の関する調査研究
挑戦的萌芽研究
原田 祐輔
助教
若手研究 (B)
橋立 博幸
講師
脳血管疾患患者の訪問リハビリテーションにおける自己実現の欲求の充足に
関する研究
維持期脳卒中片麻痺者における簡便な教示による歩行練習の効果の検証
若手研究 (B)
熊野 奈津美
若手研究 (B)
瀬野 晋一郎
学内講師 軽度要介護高齢者と家族介護者、看護師が共同作成する退院時排尿ケアガ
イドの開発
学内講師 非接触体表圧刺激による知覚閾値評価システムの開発
若手研究 (B)
百成 香帆
若手研究 (B)
門馬 博
学内講師 新人助産師のリアリティショックに効果的な職場サポート - 就職後 1 年に
焦点をあてて 学内講師 運動イメージ中の脊髄神経活動は運動イメージ能力に左右されるか?
若手研究 (B)
佐藤 英介
助教
中性子捕捉療法における腫瘍内ホウ素のミクロ分布の画像化
若手研究 (B)
長谷川 瑠美
助教
無毛部皮膚エクリン汗腺におけるニューロトロフィン作用についての組織
形態学的解析
職位
教授
研究課題名
南米南部共同市場原加盟国の非憲法裁判所型違憲審査と日本の付随的審査の比
較検討
タイにおける抗 HIV 多剤併用療法の提供方法に対する患者の選好に関する研究
ソフトローとしての CSR 国際規格のエンフォースメントとその有効性
【保健学部】
【総合政策学部】
研究種目
氏名
基盤研究 (B)
佐藤 美由紀
(海外学術調査)
基盤研究 (C)
北島 勉
基盤研究 (C)
田中 信弘
教授
教授
KYORIN GAKUEN 21
【外国語学部】
研究種目
基盤研究 (C)
氏名
高木 眞佐子
職位
教授
研究課題名
HM136 写本の成立から印刷までの過程
基盤研究 (C)
詹 満江
教授
大沼枕山明治期詩業の比較文学的研究
若手研究 (B)
嵐 洋子
准教授
英語教育と連携した日本語教師養成プログラム開発のためのデータベース
構築と教育実践
【杏林 CCRC 研究所】
研究種目
若手研究(B)
氏名
松井 孝太
職位
研究課題名
特任助教 アメリカの州レベル政治変動と公共部門労働者の組織化・脱組織化
【男女共同参画推進室】
研究種目
氏名
研究活動スタート 江頭 説子
支援
職位
研究課題名
特任講師 大気汚染公害訴訟と地域再生 - 公害被害の社会過程分析と地域間比較分析 -
10 月の理事会
日時:平成 27 年 10 月 19 日 (月) / 場所:杏林大学三鷹キャンパス 図書館棟 6 階大会議室
議案・報告
1 杏林大学学則の一部改正について
2 国有財産 (国家公務員宿舎用地 三鷹市新川 6 - 38 - 21) の取得交渉について
3 平成 26 年度大学改革推進等補助金に係る実地調査の結果と交付決定額の一部返還について
4 井の頭キャンパス建設 (追加変更工事) について
5 マレーシア・ニライ大学との学術交流協定について [報告]
寄付金・物件寄付申込者芳名 8・9 月分
このたびは本学園の募金事業等にご理解をいただき、多大なるご支援を賜り誠にありが
とうございます。皆様からのご寄付はご芳志に沿って、有効に活用させていただきます。
◆寄付金寄付者芳名
総合政策学部発展のための支援として
医学部 奨学寄付金 匿名寄付 47 件 30,940,000 円
金 5,000,000 円 馬田 啓一 様
(解剖学、外科学Ⅰ、外科学Ⅱ、眼科学、産科婦人科学、耳鼻咽喉科学、整形外科学、
精神神経科学、内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、内科学Ⅲ、脳神経外科学、脳卒中医学、泌尿器科学、
病院施設充実費
皮膚科学、放射線医学、麻酔科学)
金 500,000 円 御崎 敏江 様
教育研究募金
お名前のみ掲載
株式会社 KRL 様
◆物件寄付者芳名
電動ベッド
物件名・規格など
学園関係著作物の紹介
数
1台
◆
◆
設置・使用場所
井の頭キャンパス
寄付者名
藤永 いさ子 様
◆
第二次世界大戦の遺産ーアメリカ合衆国「大国間戦争後の国際秩序―ソフト・ピースかハード・ピースか」
著者(共著) 島村直幸
第二次世界大戦の遺産をさまざまな視点から考察する論文集である。2015 年は、第二次
杏林大学総合政策学部専任講師
世界大戦の終結から、ちょうど 70 年になる。島村論文は、大国間戦争後の国際秩序が、
出版 大学教育出版
講和条約の内容によって、安定するか安定しないかを論じた。ナポレオン戦争後のウィー
定価 2,160 円
ン体制は、比較的に安定し、ほぼ 1 世紀、「長い平和」を享受した。寛大な講和(ソフト・
発行 2015 年 10 月 30 日
ピース)を敗戦国のフランスに提供したおかげである。これに対して、第一次世界大戦後
頁数 204 ページ
のヴェルサイユ体制は、敗戦国のドイツに過酷な講和(ハード・ピース)を押しつけたた
め、不安定になった。問題は、第二次世界大戦後の国際秩序である。米ソ冷戦の勃発によ
り、第二次世界大戦の全体の講和条約は締結されていない。ただし、覇権国のアメリカは、
西ドイツと日本に寛大な講和を提供した。米ソ冷戦を対立の時期と捉えるか、「長い平和」
と捉えるのか、まだ論争は終わっていない。
22 KYORIN GAKUEN
新 聞・ 雑 誌・ テ レ ビ な ど マ ス コ ミ の 取 材 を 受 け、 テ レ ビ に 出 演 し た り あ る い は 記 事 に
(広報・企画調査室で把握したものを掲載しています)
掲載された教職員の皆さまをご紹介します。
教職員メディア情報
古賀良彦
調剤薬局ジャーナル
医学部教授
9 月号
9 月 13 日
「特 集: 睡 眠 を 活 か す」 で、“ 睡 眠 を 変 え れ ば、 人 生 が 変 わ る。 さ わ や か な 朝 は、 ほ ん の
少しの工夫から! ” をテーマに解説
「マ イ あ さ ラ ジ オ」 の 「か ら だ の キ モ チ」 の コ ー ナ ー で、“ 遅 れ 指 折 り で 脳 ト レ ” を テ ー
NHK ラジオ第 1
進研ゼミ My Vision
マに解説
「プロが分析!」 のコーナーで、「香りは脳波に 2 種類の変化をもたらす」 と解説
10 月号
日経おとなの OFF
“ 記憶力アップの決め手は良質な睡眠にあり! ” をテーマに解説
10 月号臨時増刊
10 月 1 日
“ 面倒くさい!それが脳の SOS ! ” をテーマに解説
サントリーウェルネス冊子
「美感遊創」vol.157
女性セブン 10 月 1 日号 “「おとなのぬりえ」 でカンタン脳トレ! ” をテーマに解説
10 月 11 日
NHK ラジオ第 1
「マイあさラジオ」の「からだのキモチ」のコーナーで、“ 急増中の「かくれ不眠」と対処法 ”
をテーマに解説
10 月 17 日 TBS テレビ 「ジョブチューン」で、“ 名医のぶっちゃけスペシャル第 6 弾 ”「昼寝の効用」について解説
10 月 25 日 TBS テレビ 「駆け込みドクター」 で、“ うつ病大解明 SP「うつ病の特徴と治療」” について解説
はつらつ元気
“ 認 知 症 患 者 の 知 能 テ ス ト 結 果 向 上 の 実 績 あ り! 脳 を く ま な く 使 う 塗 り 絵 で 脳 を 活 性
11 月号
化! ” をテーマに解説
11 月 1 日 TBS テレビ 「健康カプセル!ゲンキの時間」 で、 感動と脳機能との関係について解説
女性セブン
11 月 5 日号
11 月 8 日
“ 介 護 の ス ト レ ス は ぐ っ と 減 ら せ る 尿 臭 や 便 臭 - そ の ニ オ イ を 解 決 す る 最 新 ケ ア 事 情 ”
と題して解説
「マ イ あ さ ラ ジ オ」 の か ら だ の キ モ チ の コ ー ナ ー で、“ コ ー ヒ ー の 香 り・ 脳 へ の 効 果 ” に
NHK ラジオ第 1
ついて解説
11 月 13 日 産経新聞
介護のニオイが心身に与える影響と家庭でできるニオイ対策術について解説
週刊女性 11 月 24 日号 “ ストレスを悪化させる原因はこれだった!?介護のニオイケア最前線 ” のテーマで解説
わかさ 12 月号別冊プレミア “ 創 造 力 を 使 い 楽 し く 全 脳 が 活 性 化! 癒 し 効 果 も 抜 群 と 自 由 に 彩 色 す る 「万 華 鏡 ぬ り 絵」
脳活道場 vol.5
が評判 ” と題して解説
日経ヘルス 12 月号
“ 寝付けない、 すっきり目覚めない・・・そんな悩みを睡眠ホルモンで解決! 4 日で眠り
が変わる!メラトニン睡眠術 ” について解説
コトレシピ 12 月号
“ 脳科学が語る、 気持ちいい=キレイの法則 ” について解説
PRESIDENTNEXT Vol.9
“ 睡眠ドクター が 教 え る 正 し い 睡 眠 の と り 方 と は? 質 の よ い 睡 眠 で 気 持 ち よ く 起き る ” の
テーマで解説
神﨑恒一
週刊朝日
医学部教授
10 月 2 日号
について解説
佐藤俊明
10 月 3 日
心 臓 ペ ー ス メ ー カ ー や 植 え 込 み 型 除 細 動 器 (ICD) が 心 臓 や 機 器 の 状 態 に 関 す る デ ー タ を
医学部講師
北國新聞 ほか 4 社
自 宅 か ら サ ー バ ー に 自 動 送 信 し、 医 療 機 関 が 見 守 る 「遠 隔 モ ニ タ リ ン グ シ ス テ ム」 に つ
前田明子
「知って得する!新名医の最新治療」で、“ 筋力の低下 ” サルコペニアの「認知症との関連」
いて解説
看護師
高木徹也
10 月 7 日~ フジテレビ ドラマ 「無痛~診える眼」 で、 法医学監修を担当
医学部准教授
井本 滋
10 月 23 日 読売新聞夕刊 乳がんのリンパ節手術のセンチネルリンパ節生検実施医療機関の治療方針について調査結
医学部教授
大浦紀彦
果が掲載
10 月 28 日 夕刊フジ
保健学部教授
似鳥俊明
「ニッポン病院の実力」 のコーナーで、“ 糖尿病でなる脚の壊疽 「重症下肢虚血」” につい
て解説
11 月 5 日 夕刊フジ
「この時季気になるこの症状」 のコーナーで、「閉塞性動脈硬化症」 について解説
医学部教授
佐藤 徹
11 月 10 日 ラジオ NIKKEI 「虚血性心疾患セミナー」 で、 慢性肺血栓塞栓症をわかりやすく解説
医学部教授
KYORIN GAKUEN 23
田久保忠衛
杏林大学名誉教授
9 月 21 日 産経新聞
9 月 24 日
解説コラム 「正論」 の中で、“ 安保の歪み正した首相の指導力 ” と題して解説
「JINF 今週の直言」 で、“ 次の課題は憲法改正だ ” と題して解説
国家基本問題研究所 Web サイト
9 月 30 日 産経新聞
解説コラム 「正論」 の中で、“ 猜疑心かき立てる米中首脳会談 ” と題して解説
10 月 6 日 時事通信社 「コメントライナー」 で、“ 外交と安全保障は車の両輪 ” と題して解説
10 月 19 日
「JINF 今週の直言」 で、“ 世界動乱の原因はオバマ政権にある ” と題して解説
国家基本問題研究所 Web サイト
馬田啓一
10 月 30 日 産経新聞
解説コラム 「正論」 の中で、“ 米艦派遣はアジア政策の強化か ” と題して解説
月刊 WiLL
“ 安倍総理 「長期政権」 の抱負を語る! ” と題して論説
11 月号
11 月 11 日 朝日新聞
日本会議(会長:田久保杏林名誉教授)主導憲法改正派の大規模集会が開かれたことが紹介
月刊 WiLL 12 月号
“「櫻井よしこ」 を築いた二つの決断 ” と題して論説
10 月 15 日
「ERINA REPORT」 で、「アジア太平洋の新通商秩序とメガ FTA の潮流」 のテーマで論説
総合政策学部客員教授 環日本海経済研究所 Web サイト
10 月 16 日
「フラッシュ」 で、「ポスト TPP の米中関係と世界経済秩序の行方」 のテーマで論説
国際貿易投資研究所 Web サイト
11 月 9 日
「TOP インタビュー」のコーナーで、「TPP が RCEP を吸収も」と題するインタビュー記事が掲載
金融ファクシミリ新聞
Web サイト
劉 迪
11 月 12 日
2014 年北京 APEC の首脳宣言の意義と、その後の FTAAP の実現に向けた APEC 諸国の取り
中国 「人民日報」
組みについてコメント
10 月 20 日
グローバリゼーションと人文科学教育の行方を論じる
総合政策学部教授 『新京報書評週刊』
( 北京)
10 月 28 日 『環球時報』 中国社会保障システムについて論じる
渡辺 剛
11 月 9 日
「荻上チキ・Session-22」 に出演し、 中台首脳会談や台湾問題について解説
総合政策学部准教授 TBS ラジオ
上野景文
10 月
連載 コトバを巡る四方山話 「漢字事始め その一」 が始まる
外国語学部客員教授 雑誌 「星座」
坂本ロビン
外国語学部教授
10 月 Routledge 社発刊書籍 外 国 で 活 躍 す る 大 学 教 員 の 一 人 と し て、 ア メ リ カ か ら 日 本 に 渡 っ た 後、 女 性 や 外 国 人 へ
「Experiences of Immigrant の制約が高い日本の大学で学部長に就任し活躍する姿が紹介される
Professors: Challenges,
Cross-Cultural Differences,
and Lessons for Success 」
10 月 8 日
Times Higher Education
岩本和良
10 月 10 日 大学新聞
“ 実社会で活きる力を身につける人材育成に注力 ” と題して紹介される
10 月 27 日 朝日新聞
“ 神秘・奥多摩 外国客呼び込め ” の記事で、 外国人観光客にとっての奥多摩の魅力、 今後
外国語学部准教授
高木眞佐子
外国語学部教授
の改善点についてコメント
金田一秀穂
11 月 1 日
アイヌ語研究の第一人者である言語学者金田一京助氏と交流のあったアイヌの女性の子
外国語学部教授
The Japan Times
女が、 孫である金田一教授へ当時のエピソードと感謝を伝えた様子が紹介される
杏林大学病院
10 月 4 日 読売新聞
「病院の実力」 で、 認知症治療実績が掲載される
11 月 1 日 読売新聞
「病院の実力」 で、 膵臓がん治療件数が掲載される
杏林大学
11 月 1 日 朝日新聞
パ ラ リ ン ピ ッ ク 正 式 種 目 「ボ ッ チ ャ」 の 日 本 代 表 選 手 を 招 き、 学 生 と 地 域 住 民 が 参 加 し
て競技体験会を行った様子が掲載される
◇ お 願 い◇ 広報・企画調査室を経由せずに、 取材や出演を直接受けられた場合は、 広報 ([email protected]) までご連絡下さい。
24 KYORIN GAKUEN
発 行 平 成 27 年 11 月 30 日
あんず編集委員会
東 京 都 三 鷹 市 新 川 6-20-2
連 絡 先 ℡ 0422-44-0611
杏林大学広報・企画調査室
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