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議事録(PDF:224KB)

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議事録(PDF:224KB)
第21期滋賀県スポーツ推進審議会への諮問
1.日 時: 平成 28 年(2016 年)11 月 18 日(金)10:35~10:50
2.場 所: 滋賀県公館
3.出席委員:横山勝彦(第 21 期滋賀県スポーツ推進審議会長)
事務局: 冨永理事、宇野管理監、中嶋スポーツ課長、古川課長補佐、岸本主幹、
スポーツ課企画係(櫻田、東谷、森)
報道関係:京都新聞、中日新聞
4.次 第
(1)開会
(2)諮問文手交 「第2期滋賀県スポーツ推進計画策定について」
(3)懇談
(4)閉会
5.内 容
(事務局:進行)
只今より、三日月大造滋賀県知事から滋賀県スポーツ推進審議会横山勝彦会長に対しまして、第 2 期滋
賀県スポーツ推進計画の在り方について、諮問文手交を行います。三日月知事から横山会長に諮問文をお
渡しします。宜しくお願いいたします。
(三日月知事)
滋賀県スポーツ推進計画の在り方について(諮問)
「第2期滋賀県スポーツ推進計画」の策定にあたり、スポーツ基本法(平成 23 年法律第 78 号)第 10 条
および滋賀県スポーツ推進条例(平成 27 年条例第 60 号)第8条、滋賀県スポーツ推進審議会条例(平成
23 年条例第 56 号)第2条の規定に基づき、標記の事項について、別記諮問の理由を添えて諮問します。
平成 28 年(2016 年)11 月 18 日、滋賀県知事三日月大造、滋賀県スポーツ推進審議会会長様、
宜しくお願いいたします。
(事務局:進行)
ありがとうございました。
それでは、しばらくお時間がございますので、ご歓談の時間にしていただきたいと思います。
(横山会長)
宜しくお願いいたします。
(三日月知事)
ご足労いただきまして。宜しくお願いいたします。
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条例を、昨年の 12 月に制定いただいて、その後、はじめての推進計画となります。そういう意味で注
目や期待される推進計画になりますし、折しも、2018 年ピョンチャン、2019 年ラグビーワールドカップ、
2020 年東京オリパラ、2021 年関西ワールドマスターズゲームズ、その 3 年後に滋賀県で国体、全国障害
者スポーツ大会、その翌年に大阪万博、健康長寿というテーマで、まさにスポーツも含めて、どう長寿を
作っていくのか、全うしていくのか、やはりスポーツは極めて大きな要素になってくる。単に競技スポー
ツだけでなく、運動ですとか、あと、することのみならず見ることですとか、いろんなスタッフ、ボラン
ティアで支えることとか、あと障害の有無、加齢に伴う衰えも含めて、スポーツに楽しんでいただけるよ
うな、そんな環境づくりをしたいと思っておりますので、是非、宜しくお願いいたします。
(横山会長)
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
(冨永理事)
先生は、国の方の審議会でも参画しておられまして、基本計画の改定に関わっていただいております。
(三日月知事)
この分野では引っ張りだこではないですか。
(横山会長)
いえいえ、若い人がたくさんおられますので。
第 1 期の時はなかなか大変でしたが。
(三日月知事)
国会でも随分いろいろありました。
(横山会長)
基本計画も、喧々諤々いろいろありました。
知事が言われたように、競技力も大事で、そうなれば数値目標が重要になる。国も計画の委員会でもき
っちり数値目標は出しましたが、ただ、達成されていない。メダル数まで、何位までが出ているのですが。
今度は、一般のスポーツはどうするのか、財源が限られているので、政策資源が限られているのに、ど
う配分するのか。そんな議論をしています。障害者スポーツも色んなところで色んな取組みをしているの
ですが、障害者スポーツの推進は、競技をやっている方々は大賛成なんです。ヒアリングした時に、本当
にスポーツが必要な障害者の方々はあまり賛成しない。お金の配分が少なくなるから。健常者のスポーツ
と一緒で、競技力を伸ばすか、こちらを伸ばすかですね。これはつきものですね。
今回いただいた諮問の一番の問題かなと思っています。
(三日月知事)
国体なんかも、今回、岩手の大会(障害者スポーツ)に参加していただいたのですが、アンケートを取
らせていただきました。おもてなし環境や、もっと見てもらう種目や大会にするためには、どうしたら良
いのかご提言をいただこうと思いまして。
おっしゃったように、パブリックなお金の産物としての大会やイベントだけだと、汲々としてしまいま
す。もう少し、スポーツは、すること見ること楽しむことで、回っていくものがあるのではないか。無理
のない範囲でですよ。
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(横山会長)
TPPのような概念で、公民連携で社会を支えていく。
(三日月知事)
そういう仕組みが、スポーツでは取りやすいのかなと。
関西ワールドマスターズゲームズ、来年、ニュージーランドで、関西大会の前の大会が行われるので、
私らも視察に行こうと思っています。もし、想定通り 30 歳以上のアマチユアアスリートが参加費を払って
でも、数万人動くとするならば、ある意味では、一大マーケットになる。
これから益々長寿社会になるならば、国体に代わる一つの大会になりうるかもしれない。そういったこ
とも展望して、まあ、何でもかんでも推進計画に書けないでしょうが。
(横山会長)
個人的には、書き込みたいと私自身は思っている。
(三日月知事)
先生の参画頂いたご経験から、目指したことと進んでないことのギャップを埋めるための政策提案を積
極的にしていただけたらと思います。
(横山会長)
2020 年の東京オリパラは、
どうしても都市集中になる。
それを地方とどう連携さすかを議論しています。
滋賀県は推進されていますが、地方の推進は、ほんとにズタズタです。それをどうするかなんです。そこ
の地区の人たちは、過疎化、高齢化がすすみ、健康をどう見ていくのか。医療費も 40 兆円を超えてパン
クしている。
これをどうしていくのかが、国の重要事項だと思うんです。
(三日月知事)
そういう意味で言うと、前回の滋賀、びわこ国体、米原でホッケーをやって、ホッケーの町米原になっ
て、もちろん若い人を中心に楽しんでいるんですが、ホッケー場があって、高校のホッケー出身選手がい
て、聞いてみると、70代・80代の元県会議員さんが、今でもホッケーという競技を楽しまれている。
だから、次の国体も、その先 50 年につながるような、僕らの町はこの競技で町を盛り上げるんだと、そ
ういう意味でホストタウン、大津と米原。それ以外も是非、チャレンジしたいと思って準備をしています。
(横山会長)
おっしゃる通り、経験の場です。経済学で研究しているんですが、感動、経験、共感、信頼、そういっ
たフレーズがどんどん出てくる。経済学者から。彼らはスポーツだと気付いている。企業の健康経営です
ね。従業員の健康をどのように持っていくのか。体の健康だけでなく、心の健康、社会の健康、ウェルビ
ーンという形でどのように広げていくかですね。施設も、国体の施設も関わらしてもらったのですが、ど
ういう形で作っていくのか。町づくりの中核を抑えて、コンパクトシティ、スマートシティとか言ってる
んですが、そういった拠点にしていったらどうかと。障害者のバリアフリーも、どう徹底していくのか。
例えば、トイレも一人で入るのは簡単なのですが、介護者と一緒に入れてという視点。何かする時に、障
害者の方の席を後ろに作るのではなく、前に作る、稼働の椅子を作る、そういった配慮がいる。ロンドン
オリンピックのレガシーは、それだったんです。
今回、私のマターではありませんが、レガシー委員会を、大会の後に作るのではなく、大会の前に、レ
ガシー委員会を作って、その時に、参画アクターは、スポーツ関係者ではなくって、ロンドン大会でのス
ポーツ関係者は一人。あとは、行動の専門家、都市の専門家、災害の専門家が入っている。それが入って
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どうしますかとやっている。
(三日月知事)
大きなイベント大会の前には、そういった仕組みを入れておいてください。推進計画の中に。大事なこ
とですよ。
(事務局:進行)
お話も尽きないようですが、これで諮問の方、終わらせて頂きます。
(横山会長)
ありがとうございました。
(三日月知事)
ありがとうございました。
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