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NPO/NGO - 地球環境戦略研究機関
資料７ ＳＯＭＰＯホールディングス ＳＤＧｓへの取組み ２０１６年８月１９日 損保ジャパン日本興亜ホールディングス（株） 兼 損害保険ジャパン日本興亜（株） CSR室 後藤 愛 1 グループの事業領域と主なグループ会社 国内損保 事業 国内生保 事業 介護・ ヘルスケア 事業 海外保険 事業 戦略事業 2 損保ジャパン日本興亜の概要 名 本 店 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 （英文名称 Sompo Japan Nipponkoa Insurance Inc.） 称 所 在 地 東京都新宿区西新宿１－２６－１ ■代表電話番号 ０３－３３４９－３１１１ ■URL 新 会 社 の 業 容 http://www.sjnk.co.jp/ 資本金 ７００億円 正味収入保険料 ２兆２，１８４億円（2015年度） 社員数 ２６，３８０人 ６２，２３８店 代理店数 国内拠点※ 支店・営業部－１２６ 営業課・支社・営業所－５５９ 保険金サービス拠点－３０８ 海外拠点 ３２か国・地域、２１１都市 創業：１８８８年１０月 2016年3月31日現在 ※2016年4月1日現在 3 ＳＤＧｓが求める企業の役割 SDGｓ採択文書 第67段落 4 ＳＤＧｓ 企業がとるべき具体的アクション • 関心を時間的・空間的に広げる • バリューチェーン思考で自社のSDGｓに関する「ホット・ スポット」を探す • Inside-Outではなく、Outside-Inで戦略目標を設定する • マルチステークホルダーで取り組む • 国際的なイニシアティブに参加し、学び・発信する • 国際機関、政府、NPO/NGOなどとの連携を強め、そ れらのリソースも有効活用する（海外／国内） 企業のCSR戦略見直しの契機に 5 ＳＤＧ Compass：ＳＤＧｓの企業行動指針 ＜企業への指針：5つのステップ＞ ①SDGs を理解する ②優先課題を決定する ③目標を設定する ④経営へ統合する ⑤報告とコミュニケーションを行う 作成： GRI、UNGC、WBCSD 6 ＳＤＧ Compass：ＳＤＧｓの企業行動指針 ＜当グループの取組み＞ ①SDGs を理解する ②CSR重点課題の見直し ③CSR-KPIの策定 ④新たな重点課題に沿った推進、 パートナーシップの構築 ⑤情報開示とコミュニケーション 作成： GRI、UNGC、WBCSD 7 画像一部削除 ステップ① ＳＤＧｓの理解 経営層向けの勉強会の実施 社内広報ツールで紹介 グループ会社横断の「グループCSR 推進本部」の会合や執行役員以上の 全役員を対象とした勉強会でSDGsを テーマに 画像は当日の投影のみ とさせていただきます グループCSR推進本部での講演会の様子 グループ報での紹介 8 ステップ② グループＣＳＲ重点課題の見直し(２０１６年４月公表) 【見直しのプロセス】 ＳＤＧｓをふまえ、また、ＧＲＩガイドライン やＩＳＯ２６０００などを含めた各種ガイド ① ラインや目標を分析し、社会の要請事 項を確認 当グループの重要なステークホルダー お客さま 従業員 代理店 SOMPO ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ ｸﾞﾙｰﾌﾟ 16機関・団体のステークホルダーとの ② ダイアログを実施 行政 株主・ 投資家 ③ グループ内エンゲージメント NPO/ NGO ④ 投融資先 企業 項目決定、取組み推進 （ＣＳＲ－ＫＰＩ策定など） 9 【参考】重点課題見直しのプロセスにおけるステークホルダー・エンゲージメント 「CSRの有識者・国際機関」「ESG 投資専門家」「行政」「NPO/NGO」 「消費者」「代理店」「社外取締役」「労働組合」の16機関・団体と意見交換 NPO/NGOとの意見交換 社外取締役との意見交換 社内外のステークホルダーとのコミュニケーションを重視 社内浸透につながる、社会への影響、要請に応える 取組みの改善につながる 10 新たなグループＣＳＲ重点課題 経営理念である「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービスを提供し、社会に貢献するため、5つを特定しました。 また、重点課題に取り組むにあたって、当グループの強みを生かすアプローチ方法として3つを策定しました。 11 画像は投影のみ ステップ③ ＣＳＲ-ＫＰＩ策定 画像は当日の投影のみとさせていただきます。 ＣＳＲコミュニケーションレポート２０１６にて公表 （※近日公表予定） http://www.sompo-hd.com/csr/communications/report/ 12 ステップ④ 新たな重点課題に沿った取組推進 ISO14001で定着したPDCAサイクルをベースとし、CSR全般を対象とした 独自のマネジメントシステムを構築、重点課題の要素も組み入れ 13 ステップ⑤ 情報開示とコミュニケーション ＳＯＭＰＯホールディングスの現状（統合報告書）2016 http://www.sompo-hd.com/ir/data/disclosure/hd/ グループＣＥＯメッセージ「ＣＳＲ」 ＴＯＰＩＣＳ掲載 14 画像は投影のみ ステップ⑤ 情報開示とコミュニケーション ＣＳＲコミュニケーションレポート２０１６ （※近日公表予定） http://www.sompo-hd.com/csr/communications/report/ トップコミットメントページ 画像は当日の投影のみとさせていただきます。 15 画像は投影のみ ステップ⑤ 情報開示とコミュニケーション ＣＳＲコミュニケーションレポート２０１６ （※近日公表予定） http://www.sompo-hd.com/csr/communications/report/ 特集ページ 画像は当日の投影のみとさせていただきます。 16 ステップ⑤ 情報開示とコミュニケーション ＳＤＧ Ｉｎｄｕｓｔｒｙ Ｍａｔｒｉｘ 産業セクター別の好取組事例をSDGｓ目標別に紹介する冊子 ＜当グループの事例が掲載＞ 【目標２】： 東南アジア諸国における天候インデックス保険 【目標１３】：太平洋自然災害リスク保険パイロット・プログラム ：ぶなの森（SNAM SRIファンド） 作成：UNGC、KPMG 17 【事例】東南アジアの天候インデックス保険 SDGｓ 目標2、13、17 気温、降水量などの天候指標が、事前に定めた一定条件を満たした場合に 定額の保険金をお支払いする保険商品。新たなファイナンス手法で気候変動 の影響を受ける途上国の小規模農家の自立と生活向上を促進。 地域 タイ ミャンマー フィリピン 協働 先 ・開発：株式会社国際協力 銀行（JBIC） ・販売：タイ農業協同組合 銀行（BAAC） 一般社団法人リモート・ センシング技術センター （RESTEC） 課題 タイ東北部の稲作農家の 干ばつ被害 中央乾燥地帯の米、 ゴマ農家の干ばつ被害 ミンダナオ島のバナ ナ生産者の台風被害 特徴 など BAAC がローン契約者で ある農家に対して保険加入 の募集を行うことで安心し て加入できるスキーム構築 地球観測衛星での推定 雨量データを活用 台風の中心が対象 エリアを通過した際、 一定額をお支払い インドネシア 独立行政法人 国際協力機構 （JICA） 開発・提供に向 けた現地調査 開始 保険に馴染みのない農家の方に 丁寧な勉強会を実施することで、 金融リテラシーの向上にも貢献 タイでの保険金お支払い手続き説明会の様子 18 【事例】東南アジアにおける社会的課題解決の支援 SDGｓ 目標3、17 NPO/NGOと協働し、各地域の抱える課題の解決に注力 地域 協働先 プロジェクト 課題 インドネシア ミャンマー 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 交通安全事業 母子保健事業 交通事故による子どもの死亡者数が 東南アジアで最大 5歳未満児の死亡率や妊産婦の死亡率が 近隣の東南アジアの国々と比較して高い ■日本における交通事故の予防・削減の ノウハウ・経験を活かし、交通安全教育、 学校周辺の交通インフラ改善、地域や政 府に対する働きかけを実施 ■2014年の開始から2年間で20,000人 以上の方に参加いただいた ■農村地域を対象に、母子の健康改善を 目的としたプロジェクトを展開 ■妊産婦への保健教育、助産師や補助助 産師の育成を行うなど母子保健サービスの 強化を通じて、新生児や妊産婦の死亡リス クの削減を目指す © Save the Children Indonesia ©Sai Thiha Soe／ Save the Children Myanmar 取組み 19 【事例】Ｗｅｂ約款と「SAVE JAPAN プロジェクト」 SDGs 目標15、17 NPO/NGOと協働し、日本の希少生物種と自然環境を守る活動を展開 約40団体 ■本業との連動■ 自動車保険のお客さまがご契約時 に「Web約款」等を選択いただいた場 合や、自動車事故の修理時にリサイ クル部品等を活用いただくことにより、 本プロジェクトの活動へ寄付 約60団体 628回 30,982人 (2015年度末） 20 【事例】Ｗｅｂ約款と「SAVE JAPAN プロジェクト」 SDGs 目標15、17 多様な主体が協働で社会的課題の解決を目指すアプローチ「コレクティブ・インパクト」 を測定・評価する試みの一つとして、SROI （社会的投資収益率）分析を用いて、 社会的価値の定量把握に取り組んでいる。 ※「SAVE JAPAN プロジェクト2015 SROI評価レポート」は近日公表予定 21 ま と め ＳＤＧｓは企業のＣＳＲ戦略の見直しの契機 ◆ＳＤＧｓの内容を“解釈”して企業の戦略に組み込む －企業の文化・風土に合わせた社内浸透・推進 例）研修・情報共有、重点課題特定、推進の仕組み等 －ＳＤＧ Ｃｏｍｐａｓｓといったツールの活用 ◆マルチステークホルダーでのパートナシップの重要性 ◆今後の課題 －社内浸透および推進 －進捗管理および情報開示 22