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JA北群渋川の経営概況
平成27事業年度 JA北群渋川の経営概況 発 行 平成 28 年 6 月 北群渋川農業協同組合 〒 377-0008 群馬県渋川市渋川157番地 TEL 0279-23-3315 FAX 0279-24-6400 目 次 ごあいさつ 1.経営理念 2.経営方針 3.経営管理体制 4.業 績 5.農業振興活動 6.地域貢献情報 7.リスク管理の体制 (1)リスク管理の基本方針 (2)リスク管理体制の内容 (3)監査体制 (4)報告体制、手順の内容 8.法令遵守(コンプライアンス)の体制 (1)基本方針 (2)法令遵守の体制 9.金融ADR制度への対応 10. JAバンク利用者保護等管理方針 11. 金融円滑化にかかる基本的方針 12. 反社会的勢力等への対応に関する基本方針 13. 金融商品の勧誘方針 14. 個人情報保護方針 15. 情報セキュリティ基本方針 16.自己資本の状況 17.業務・商品サービスのご案内 …1 …1 …1 …1 …2 …6 …6 …8 …8 …8 …9 …9 …10 …10 …10 …11 …12 …13 …14 …15 …16 …17 …17 …18 【経営資料】 Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 2.損益計算書 3.注記表 4.剰余金処分計算書 5.部門別損益計算書 6.財務諸表の正確性等にかかる確認 …29 …31 …33 …46 …47 …48 Ⅱ 損益の状況 1.最近5年間の主要な経営指標 2.利益総括表 3.資金運用収支の内訳 4.受取・支払利息の増減額 …49 …49 …50 …50 Ⅲ 事業の概況 1.信用事業 (1)貯 金 ①種類別貯金平均残高 ②固定・変動金利別定期貯金残高 …51 …51 …51 (2)貸 出 金 ①種類別貸出金平均残高 ②固定・変動金利別貸出金残高 ③担保別貸出金残高 ④担保別債務保証見返額残高 ⑤業種別貸出金残高 ⑥資金使途別貸出金残高 ⑦主要な農業関係の貸出金残高 ⑧リスク管理債権の残高 ⑨金融再生法開示債権の保全状況 ⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 ⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ⑫貸出金償却の額 (3)為 替 (4)有価証券 ①種類別有価証券平均残高 ②商品有価証券種類別平均残高 ③有価証券残存期間別残高 (5)有価証券の時価情報等 ①有価証券の時価情報等 ②金銭の信託の時価情報等 ③デリバティブ取引、金融等デリバディブ取引、 有価証券関連店頭デリバディブ取引 2.共済事業 (1)長期共済新契約高・長期共済保有高 (2)医療系共済の入院共済金額保有高 (3)介護共済の介護共済金額保有高 (4)年金共済の年金保有高 (5)短期共済新契約高 3.その他事業の実績等 (1)購買事業品目別取扱実績 (2)販売事業品目別取扱実績 (3)農業倉庫収支内訳 (4)加工事業収支内訳 (5)利用事業収支内訳 (6)旅行事業収支内訳 (7)福祉事業収支内訳 (8)介護保険事業収支内訳 (9)指導事業収支内訳 Ⅳ 経営諸指標 1.利 益 率 2.貯貸率・貯証率 …51 …51 …51 …52 …52 …52 …53 …53 …54 …55 …55 …55 …55 …55 …56 …56 …56 …56 …57 …57 …57 …57 …58 …58 …58 …59 …59 …60 …60 …61 …61 …61 …62 …62 …62 …63 …64 …64 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項 2.自己資本の充実度に関する事項 3.信用リスクに関する事項 4.信用リスク削減手法に関する事項 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 6.証券化エクスポージャーに関する事項 7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 8.金利リスクに関する事項 …65 …67 …68 …72 …72 …72 …73 …74 【JAの概要】 1.組織機構図 2.役員一覧 3.組合員数 4.組合員組織 5.特定信用事業代理業者の状況 6.地区一覧 7.店舗一覧 8.沿革・歩み …75 …76 …77 …77 …77 …78 …78 …79 ごあいさつ 平成27年度は、一昨年2月の豪雪災害から復旧・復興を最優先で取り組み、ようやく園芸ハウス等も 復旧することができました。しかしながら悪天候や暖冬等の影響により、野菜等の販売数量・販売高 は災害前の実績には及ばない厳しい状況にありました。 このような状況下で、信用事業につきましては各種キャンペーンを通じ、積極的に貯金獲得や休日 ローン相談会等による貸出金の伸長を図りました。運用・調達を差し引いた利回りに若干の増加が見 られたものの貯金額の減少に伴い、期末残高82,012百万円で前年同期比97.6%、計画対比96.5%であ りました。 共済事業につきましては、共済外務専任職員(LA)を中心にエリア戦略に取り組み、「3Q訪問活 動」や「はじまる活動」等の地域特性に応じたJAらしい推進活動を展開し、長期共済4,787,624ポイ ントの実績を挙げることができました。 購買事業につきましては、生産資材において一昨年の豪雪災害から概ね回復してきましたが、畜産 農家の相次ぐ廃業による飼料供給高の大幅な減少や、生活資材等の取扱い減少がある一方で、アパー ト建設等の事業が好調に推移し、購買供給高は2,766百万円と前年対比108%となり、計画対比では98 %となりました。 販売事業につきましては、野菜・果樹・蒟蒻等については一昨年の豪雪災害から概ね回復し前年並 となり、また肉牛・仔牛・鶏卵等の販売価格は前年より上回りましたが、畜産農家の相次ぐ廃業もあ り、販売高の大幅な減少により販売高全体では3,636百万円となり、前年並となりました。 介護保険事業につきましては、地域社会貢献活動の核として事業展開しているデイサービスセンタ ー「ひまわり」も5年目を迎え、利用者も順調に増加し、前年を上回る利用状況でありました。 このように、厳しい情勢の中、事業全般にわたり組合員・利用者皆様の温かいご支援とご協力によ り、剰余金を計上することができました。 対処すべき重要な課題として、昨年、当組合役職員を巡る不正融資による不祥事件が発覚し、JA 全国農業協同組合中央会理事会において「要改善JA(指定区分「5」)及びJAバンク中央本部に おいてJAバンク基本方針で定めるレベル格付け(レベル1)」に指定されました。このことを受け、 不祥事再発防止策を以下のとおり策定し、再発防止に向け取り組んでおります。 1.経営理念 ・ 組合員の暮らしと経済向上のために地域の密着した活動に取り組み、その発展に貢献します。 ・ ご利用いただく皆様に、安全・安心・信頼・満足をお届けします。 ・ 相互扶助の精神のもと、組合員との積極的な交流により互いに手を取り合い、安心して暮らせる 豊かな地域社会を築きます。 2.経営方針 1. 食の安全性確保と「地域農業戦略」の実践による地域農業振興並びに組合員の負託に応える経済 事業改革の実践に努めます。(指導・購買・販売・加工・利用事業) 2. 組合員・地域住民の信頼に応えるため、各事業を強化し良質で高度なサービスの提供に努めます。 (信用・共済・購買・利用・資産管理・福祉事業) 3. 組合員加入促進と組合員組織活性化など組織・事業基盤づくりに努めます。 (企画管理) 4. 経営・財務の健全化・経営管理体制強化の取組みによる安定した経営基盤構築に努めます。 (企画管理・監査) 3.経営管理体制 当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の決 定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務執行を行なって います。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行なっていま す。 組合の業務執行を行なう理事には、組合員の各層の意思反映を行なうため、青年部や女性部などか ら理事・参与の登用を行なっています。また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、 農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。 1 4.業 績 a. 信用事業 ① 貯金残高 ・うち 当座性貯金 ・うち 定期性貯金 ・うち 定期積金 組合員一戸当たり ● 支所別残高表 子 持 小野上 榛 東 明 治 駒 寄 渋 川 古 巻 本所(別段貯金) 合 計 ② 貸付金残高 82,012,468 千円 33,727,567 47,366,756 918,144 9,973 千円 千円 千円 千円 貯金残高 14,561,380 2,681,757 16,516,101 8,499,814 8,606,789 22,984,241 8,161,542 840 82,012,468 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 貯金残高の構成比率(単位:千円) 定期積金 918,144 1.1% 当座性貯金 33,727,567 41,1% 定期性貯金 47,366,756 57.8% 11,556,130 千円 貸付金の構成比率(単位:千円) 当座貸越 122,539… 11,433,591 千円 ・うち 証書貸付金 122,539 千円 ・うち 当座貸越 1,405 千円 組合員一戸当たり 貸出金残高 ● 支所別残高表 1,132,390 子 持 326,119 小野上 1,430,229 榛 東 1,576,699 明 治 852,293 駒 寄 3,571,242 渋 川 935,154 古 巻 1,732,000 本所(金融機関貸付) 11,556,130 合 計 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 証書貸付金 11,433,591 98,9% 2 b. 共済事業 ① 長期共済保有高 ・うち 終身共済 ・うち 養老生命共済 ・うち こども共済 ・うち 医療共済 ・うち 建物更生共済 ・うち その他共済 組合員一戸当たり ② 短期共済新契約 ・火災共済 ・自動車共済 ・傷害共済 ・定額定期生命共済 ・賠償責任共済 ・自賠責共済 合 計 261,358,235 千円 95,633,510 45,711,150 4,575,410 3,020,550 111,113,666 1,303,947 43,018 長期共済保有高構成比率 (単位:千円) 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 その他共済 1,303,947 0.5% 建物更生共済 111,113,666 42.5% 終身共済 95,633,510 36,6% 34,411 件 1,849 12,476 14,881 3 487 4,715 件 件 件 件 件 件 医療共済 3,020,550 1.1% 養老生命共済 こども共済 4,575,410 1.8% 45,711,150 17,5% 34,411 件 c. 購買事業 ① 購買品供給高 ・うち 生産資材 ・うち 生活資材 ・うち 葬祭事業 組合員一戸当たり ② 購買未収金総額 組合員一戸当たり 2,766,934 千円 1,809,684 879,987 77,262 336 購買品供給高の構成比率 (単位:千円) 千円 千円 千円 千円 生活資材 879,987 31.8% 葬祭事業 77,262 2.8% 444,388 千円 54 千円 生産資材 1,809,684 65.4% 3 d. 販売事業 ① 販売品販売高 販売品販売高の構成比率 直売所 (単位:千円) 3,636,780 千円 18,171 ・うち 米・麦・大豆 4,328 ・うち 繭 514,887 ・うち 野菜・果樹 6,067 ・うち 花き・花木 2,845,907 ・うち 畜産物 141,290 ・うち 蒟蒻 3,995 ・うち 菌茸類 102,131 ・うち 直売所 925 正組合員一戸当たり 102,131 2.8% 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 米・麦・大豆 18,171 0.5% 菌茸類 3,995 0.1% 蒟蒻 141,290 3,9% 繭 4,328 0.1% 野菜・果樹 514,887 14.2% 花き・花木 6,067 0.2% 畜産物 2,845,907 78.2% e. 農業倉庫事業 収 益 費 用 項 目 受 入 保 管 料 検 査 手 数 料 倉 庫 雑 収 入 計 倉 庫 雑 費 計 差 引 f. 加工事業 (単位:千円) 金 額 1,107 374 80 1,562 196 196 1,366 項 目 事 業 収 益 事 業 直 接 費 差 引 損 益 (単位:千円) 金 額 1,788 1,617 171 g. 利用事業 育 苗 施 設 そ の 他 利 用 事 業 事 業 収 益 事業直接費 差 引 事 業 収 益 事業直接費 差 引 31,934 25,333 6,601 6,669 3,790 2,879 事 業 収 益 米麦乾燥所施設 事業直接費 差 引 事 業 収 益 りんごジュース 事業直接費 加 工 差 引 事 業 収 益 合 計 事業直接費 差 引 4 (単位:千円) 14,686 11,238 3,448 5,385 5,283 101 58,675 45,644 13,030 h. 旅行事業 (単位:千円) 収 益 費 用 項 目 事 業 収 事 業 雑 収 計 事 業 費 事 業 雑 計 差 引 損 益 益 入 用 費 金 額 127,198 1,451 128,650 120,791 4,399 125,190 3,460 i. 福祉事業 j. 介護保険事業 (単位:千円) 項 目 福 祉 補 助 金 収 レ ン タ ル 料 高齢者生活支援事業 益 福 祉 雑 収 入 計 福 祉 受 入 高 費 高齢者生活支援事業 用 福 祉 雑 費 計 差 引 損 益 金 額 20 168 549 19 757 155 351 314 821 △ 64 収 益 費 用 項 目 訪 問 介 通 所 介 福 祉 用 具 貸 居 宅 介 護 支 福 祉 用 具 販 計 介 護 労 務 介 護 受 入 介 護 雑 計 差 引 損 益 護 護 与 援 売 費 高 費 k. 指導事業 指 導 収 入 賦 課 金 指 導 事 業 補 助 金 実 費 収 入 計 3,951 32,510 2,628 営 生 組 教 畜 園 農 39,089 差 (単位:千円) 指 導 支 出 10,282 農 改 善 費 2,100 活 改 善 費 9,279 織 活 動 費 5,810 育 広 報 費 21,369 産 振 興 費 7,356 芸 特 産 振 興 費 868 産 振 興 費 57,066 計 △ 17,976 引 損 益 5 (単位:千円) 金 額 30,500 75,590 10,561 27,574 1,392 145,619 13,938 9,010 26,875 49,824 95,795 5.農業振興活動 「食の安全・安心・安定」を最重要課題として農畜産物を消費者に提供するとともに、創意工夫 ある地域農業の振興を図りつつ「多様な担い手育成と効率的な農地の有効活用」、「地域の特色を 活かした農業振興」を目標に、営農センターを拠点として、マーケティング志向の販売戦略を行っ ています。 また、多様な生産者のニーズに対応するため、関係機関と連携協力し、出向く営農指導体制の強 化・確立により、地域の実態に即した生産振興と品質の向上及び生産の安定と有利販売による農業 所得の向上を目指す取り組みを実施しています。 農薬安全使用に関する講習会の開催・農薬の自主検査の実施、パソコンによる生産履歴記帳運動 (トレサビリティシステム)を展開し、農薬の適正使用を徹底しています。 地産地消活動による地域農業の活性化のため、農畜産物直売所機能の充実・強化を図り、新鮮で 安全な農畜産物を消費者へ提供することにより、生産者・消費者のパートナーシップを確立してい きます。 食育活動として、管内の小学生を対象とした「あぐりキッズスクール」では子供たちにもっと農 業に親しんでもらおうと、畑での野菜栽培や収穫などを実施しています。 農政活動として、関係機関と連携した農業振興連絡会議の強化や産業祭・農業祭への参加はもち ろん、地域に根ざした活動としてJA主催の農業祭を行っています。 また、新規就農者の支援を目的として農の支援講座を開催しています。 6.地域貢献情報 (1)社会的貢献に関する事項 ・高齢者福祉活動への取組み ・通所介護施設「ひまわり」の開所 ・福祉用具の貸与・販売 ・女性会館「なでしこ」の開所 ・ローン・年金等各種相談会の開催 ・顧問弁護士による無料法律相談会の開催 ・顧問税理士による無料税務相談会の開催 (2)利用者ネットワーク化への取組み ・年金友の会 グラウンドゴルフ大会では7月から8月にかけて行われる各支部ごとの予選会上位100名以上 にて、北群渋川大会を開催しています。上位18名が9月に開催される県大会に出場します。 また、年金友の会の集いでは芸能や歌謡ショーを満喫し、毎回1000人を超える会員が来場 します。 ・アグリ大学の開講 平成15年7月に開講し、10数名で始まったこの会も、年数を重ねるごとに受講者も増え、定 年退職者、帰農者などを対象に営農指導を行い、農業の楽しみ、収穫の喜びを学びながら 農業の輪を広げています。最近では女性受講者が増加しています。 ・ミニデイサービスの開催 福祉部ふれあい課を中心として各支所の年金友の会役員を通じ参加者を募集し、各地区の 集会所などで開催しています。毎回工夫を凝らしたたくさんの催し物で好評を得ています。 6 (3)情報提供活動 ・インターネットによる情報提供 組合ホームページにより組合員の枠を超え、直売所情報や賃貸物件情報など幅広く情報を提 供しています。 ・広報誌「はばたき」の提供 組合員を中心に各分野の情報を提供しています。農薬散布方法や手入れ、家庭菜園での栽培 方法など盛りだくさんの情報を提供しています。 (4)地域密着型金融の取組み 当組合では、農業と地域社会に貢献するため、地域密着型金融の推進に取組んでおります。 ・農業地域の活性化のための融資を始めとする支援 当組合は地域における農業者との結び付きを強化し、地域を活性化するため、次の取組みを 行っています。 ① 農業融資商品の適切な提供 当組合は各種プロパー農業資金を提供するとともに、農業近代化資金や日本政策金融公庫 資金の取扱いを通じて、農業者の農業経営と生活をサポートしています。 平成28年2月末時点の当組合の農業関係資金残高は706,686千円(P54記載)、日本政策金 融公庫の受託貸付金残高は10,861千円(P54記載)となっています。 ② 担い手ニーズの応えるための体制整備 当組合では地域の農業者との関係を強化・振興するための体制整備に取組んでいます。 本支所の農業融資担当者が、TAC(営農渉外担当者)や経済担当者がお聞きした情報も 含めて把握し、農業融資に関する訪問・資金提案活動を実施しています。また、本所金融部 融資課には2人の「担い手金融リーダー」が設置され、支所の活動をサポートしています。 ③ JA内事業間連携の強化 農業者の多様なニーズにJAをあげて応えていくため、営農・経済事業等との農業者への 同行訪問等により、これまで以上に事業間連携を強化しています。 ・担い手の経営のライフサイクルに応じた支援 当組合では担い手をサポートするため、ライフサイクルに応じて次の取組みを行っています。 ① 新規就農者の支援 当組合では新規就農者の経営と生活をサポートするため、就農支援資金を取扱っています。 ② 経営不振農家の経営改善支援 当組合では負債整理資金の対応にあたり、関係機関と協議するなど、農業者の経営再建に 向けて取組んでいます。 ・経営の将来性を見極める融資手法を担い手に適した資金供給手法の提供 農業融資についてはTAC等営農・経済部門と連携し、取引実績や青色申告書等を活用し た経営分析を通じて、農業者に適した資金提案を行っています。 ・農業地域の情報集積を活用した持続可能な農業地域への貢献 地域密着店舗と位置付けている農畜産物直売所の運営等を通じ、組合員、地域住民、消費 者等のニーズを把握し、より身近な事業運営を行っています。 また、次世代を担う地域の小学生を対象に、農業への理解を促進するため、田植え・稲刈 り体験をはじめ、あぐりキッズスクールを通じ、食農教育活動に取組んでいます。 7 7.リスク管理の体制 (1)リスク管理の基本方針 当JAが自己責任経営原則に基づき経営の健全性の確保と透明性の向上を図るため、リスク管理体 制の確立とリスクに対応する体制の構築、整備を行います。信用リスク、市場リスク、流動性リスク、 オペレーショナル・リスク、事業リスク等の各種リスクを回避する体制整備に努めます。 ・リスクの種類と内容 《信用リスク》 信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクを いう。 《市場リスク》 金利の変動により保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク(金利リスク)、なら びに有価証券等の価格および為替等の変動により、保有する資産の価値が変動し損失を被るリス ク(価格変動リスク)をいう。 《流動性リスク》 財務内容の悪化等により必要資金の確保が困難になり、通常よりも著しく高い金利での資金調 達を余儀なくされるリスク(資金繰りリスク)、ならびに市場の混乱等により市場において取引 が困難になり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリ スク(市場流動性リスク)をいう。 《オペレーショナル・リスク》 役職員が関係法令・定款・業務方法書・事務規程・要領等に定められたとおりの事務処理を行 うことを怠ること、あるいは事故・不正等を起こすことにより、当組合が損失を被るリスク(事 務リスク)をいう。 《事業リスク》 当初設定した事業計画の達成が困難で、各事業部門の利益目標が達成されない場合に損失を被 るリスクをいう。 (2)リスク管理体制の内容 《理事会》 理事会は、この方針に基づき管理対象リスクが適切に管理されているかの検証を定期的に行う とともに、リスク管理委員会からのリスク情報に基づき、各種リスクを適時適切に把握し、それ をふまえたリスク管理方針を審議・決定しています。 《リスク管理委員会》(常勤理事会) JA経営に内包するすべてのリスクを総合的に管理し、対応策を検討するため、リスク管理委 員会を設置する。この委員会は、常勤役員・参事・企画管理部長(委員長は組合長とし、必要に 応じて関係部門長を招集することができる。)で構成し、リスク管理の方針の変更を行う場合、 組合のリスク管理において急を要する事象が発生した場合に開催しています。 《ALM委員会》 理事会等のもとに、金利リスク、流動性リスク、その他のリスクを管理・評価し理事会等へ報 告・提案するALM委員会を設置しています。ALM委員会の構成、協議事項、運営手続等は、 別に定める設置要領によります。 《コンプライアンス委員会》 理事会等のもとに、オペレーショナル・リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案するコン プライアンス委員会を設置しています。コンプライアンス委員会の構成、協議事項、運営手続等 は、別に定める運営要領によります。 《信用評定委員会・債権管理委員会》 理事会等のもとに、信用リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案する信用評定委員会・債 権管理委員会を設置しています。信用評定委員会および債権管理委員会の構成、協議事項、運営 手続き等は別に定める設置要領によります。 《運営会議》 理事会等のもとに、事業リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案する経営会議を設置して います。経営会議の構成、協議事項、運営手続き等は別に定める設置要領によります。 8 《リスク管理統括部署》 管理対象リスクごとに以下のとおりリスク統括部署を設け、事務局として前述の委員会を開催 し、各種リスクの実態と当該リスクの評価・分析と対応先の協議を行っています。 管理対象リスク 信用リスク 金利リスク 流動性リスク オペレーショナル・リスク 事業リスク 統 括 部 署 企画管理部 企画管理部 企画管理部 企画管理部 企画管理部 協議検討機関 信用評定委員会・債権管理委員会 ALM委員会 ALM委員会 コンプライアンス委員会 運営会議 (3)監査体制 《監事会》 監事会は、経営に内在するリスクを把握するとともに、リスク管理態勢の整備状況および的確 なリスク管理に基づく業務運営の実施状況等について監査しています。 《内部監査部署》 当組合全体のリスク管理の運営状況を把握し、リスク管理の実施状況と妥当性を検証するとと もに改善等の勧告を行う部門として監査室を位置づけています。 (4)報告体制、手順の内容 リスク情報の報告体制、手順は以下のとおりです。 ① 本所各部署は、所管する事業に内在する全てのリスク情報を定期的にリスク管理統括部署に報告 することとしています。ただし、経営に重大な影響を与えると認められるリスクが顕在化または顕 在化しそうな場合は、直ちにリスク管理統括部署へ報告しています。 ② リスク管理統括部署は評価・分析を行い、定期的に協議検討機関へ報告しています。 ③ 協議検討機関は、協議結果を含めて必要に応じ、理事会および監事会へ報告しています。 9 8.法令遵守(コンプライアンス)の体制 (1)基本方針 組合員、利用者の皆様から安心と信頼されるJAを目指し、社会的責任や公共的使命を果たすため 適用される法令・定款などや社会的規範などを遵守することはもとより、たとえ法令に抵触しない場 合であっても、確固たる倫理観と誠実さに基づいて公正に活動していきます。 (2)法令遵守の体制 1.理事・監事の役割 《理事の役割》 ① 理事、特に常勤理事は、総代会等の議決事項を受けて、日常業務を通じて忠実に業務執行する ことを職務としており、経営責任を問われる立場にあります。 ② したがって、社会的規範や法令等の趣旨に照らして、自らの行為を律することは無論のこと、 組合全体のコンプライアンスを統括していくことが重要な責務となります。 ③ 理事は、理事会を構成しその果たすべき義務として、理事会における組合の業務執行を決し、 業務執行理事を監督しなければならなりません。 《監事の役割》 ① 監事は、理事の行動を監督・監査していくことを職務としており、主として監督責任が問われ る立場にあります。 ② したがって、自らの行為を律することは無論のこと、日常業務を通じて問題行為等の発生を未 然に防止することが重要な責務となります。 2.内部管理体制の整備 《コンプライアンス委員会の設置》 コンプライアンス態勢の確立に向けた諸施策や経営に影響するような重要な問題行為など、コ ンプライアンスを推進・チェックする機関として、「コンプライアンス委員会」を設置していま す。 《コンプライアンス統括部署及びコンプライアンス・オフィサーの設置》 コンプライアンス・プログラムの策定(見直しを含む。)および研修計画等の企画・進捗管理、 事故発生への対応・未然防止策の検討、その他訴訟案件やコンプライアンス・プログラムを効果 的に実践するため、コンプライアンスに関する問題を一元的に管理・統括する部署を設置すると ともに、コンプライアンス・オフィサー(統括管理者)を置いています。 《コンプライアンス担当者の設置》 日常業務における法令等の遵守状況のチェック、研修・啓発活動の実施、行動規範等への職員 の理解度のチェック、コンプライアンスに関する職員からの相談等の対応、問題事例等の統括部 署への報告等の役割を担う担当者を設置しています。 《内部監査との連携》 違法行為等を発生させないためには、内部監査による検証が欠かせないことから、コンプライ アンス統括部署と内部監査担当部署との連携を図るものとしています。 3.外部機関との連携 コンプライアンスに対する指導や法律上の相談等の対応をするため、顧問弁護士など外部機関 等と連携を図ることとしています。 10 9.金融ADR制度への対応 (1)苦情処理措置の内容 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームペ ージ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対 応に努め、苦情等の解決を図ります。 当JAの苦情等受付窓口 本所(金融部・共済部) 0279-23-3315 金島支所 0279-23-2131 子持支所 0279-53-3606 渋川支所 0279-23-2141 小野上支所 0279-59-2016 豊秋支所 0279-23-2151 榛東支所 0279-54-2201 古巻支所 0279-22-0372 吉岡支所 0279-54-2081 受付時間 月~金(祝祭日を除く)9:00~17:00 (2)紛争解決措置の内容 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。 ・信用事業 群馬弁護士会紛争解決センター(電話:027-234-9321) (1)の窓口又は群馬県JAバンク相談所(電話:027-220-2030)にお申し出下さい。 なお、群馬弁護士会に直接、紛争解決をお申立ていただくことも可能です。 ・共済事業 (社)日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757) (財)自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031) (財)日弁連交通事故相談センター(電話:本部 03-3581-4724) (財)交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756) 最寄の連絡先については、上記又は(1)の窓口にお問い合わせください。 11 10.JAバンク利用者保護等管理方針 北群渋川農業協同組合(以下「当組合」という。)は,農業協同組合法その他関連法令等により営 む信用事業の利用者(利用者になろうとする者を含む。以下同じ。)の正当な利益の保護と利便の確 保のため,以下の方針を遵守します。また,利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取組みを行 っていきます。 1 利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観点からの 説明を含む。)および情報提供を適切かつ十分に行います。 2 利用者からの相談・苦情等については,公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめとした金 融円滑化の観点からの対応を含む。)し,利用者の理解と信頼が得られるよう適切かつ十分に対応 します。 3 利用者に関する情報については,法令等に基づく適正かつ適法な手段による取得ならびに情報の 紛失,漏洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。 4 当組合が行う事業を外部に委託するにあたっては,利用者情報の管理や利用者への対応が適切に 行われるよう努めます。 5 当組合との取引に伴い,当組合の利用者の利益が不当に害されることのないよう,利益相反管理 のための態勢整備に努めます。 【備 考】本方針の「取引」とは,「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、貯金等の受 入れ,商品の販売、仲介、募集等において利用者と当組合との間で事として行われるすべての取 引」をいいます。 12 11.金融円滑化にかかる基本的方針 JA北群渋川(以下、「当JA」といいます。)は、農業者の協同組織金融機関として、「健全な 事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を、 「当組合の最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当組合の担う公共性と社会的責任を強く認識 し、その適切な業務の遂行に向け、以下の方針を定め、取組んでまいります。 1 当JAは、お客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、お客さまの 特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう努めます。 2 当JAは、事業を営むお客さまからの経営相談に積極的かつきめ細かく取り組み、お客さまの経 営改善に向けた取組みをご支援できるよう努めてまいります。また、役職員に対する研修等により、 上記取組みの対応能力の向上に努めてまいります。 3 当JAは、お客さまから新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みがあった場合には、お客さ まの経験等に応じて、説明および情報提供を適切かつ十分に行うようまいります。また、お断りさ せていただく場合には、その理由を可能な限り具体的かつ丁寧に説明するよう努めます。 4 当JAは、お客さまからの、新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みに対する問い合わせ、 相談、要望及び苦情については、公正・迅速・誠実に対応し、お客さまの理解と信頼が得られるよ う努めてまいります。 5 中小企業者等金融円滑化法への対応 (1)農業事業者、中小事業者および住宅ローンご利用のお客さまからの新規融資や貸付条件の変更 等の申込みがあった場合には、お客さまの特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔 軟に対応するよう努めてまいります。 (2)当JAは、その際、他の金融機関や日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、農業信用基金協会 等との緊密な連携を図るよう努めてまいります。 また、これらの関係機関等から照会を受けた場合は、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を 前提に情報交換しつつ連携に努めます。 6 金融円滑化管理に関する体制について 当JAは、お客さまからの上述のような申込みに対し、円滑に措置をとることが出来るよう、必 要な体制を整備いたしております。 (1)組合長以下、関係役員部長を構成員とする「コンプライアンス委員会」にて、金融円滑化にか かる対応を一元的に管理し、組織横断的に協議します。 (2)信用事業担当理事を「金融円滑化管理責任者」として、当JA全体における金融円滑化の方針 や施策の徹底に努めます。 (3)金融部融資課および各支所に「金融円滑化管理担当者」を設置し、融資課、各支所における金 融円滑化の方針や施策の徹底に努めます。 7 当JAは、本方針に基づく金融円滑化管理態勢について、その適切性および有効性を定期的に検 証し、必要に応じて見直しを行います。 13 12.反社会的勢力等への対応に関する基本方針 北群渋川農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、事業を行うにつきまして、平成19年6月 19日犯罪対策閣僚会議幹事会申合わせにおいて決定された「企業が反社会的勢力による被害を防止す るための指針」(以下、「政府指針」という。)等を遵守し、反社会的勢力等に対して断固とした姿 勢で臨むことをここに宣言します。 また、マネー・ローンダリング等組織犯罪等の防止に取り組み、顧客に組織犯罪等による被害が発 生した場合には、被害者救済など必要な対応を講じます。 (運営等) 当組合は、反社会的勢力等との取引排除および組織犯罪等の防止の重要性を認識し、適用となる 法令等や政府指針を遵守するため、当組合の特性に応じた態勢を整備します。 また、適切な措置を適時に実施できるよう、役職員に指導・研修を実施し、反社会的勢力等との 取引排除および組織犯罪等の防止について周知徹底を図ります。 (反社会的勢力等との決別) 当組合は、反社会的勢力等に対して取引関係を含めて、排除の姿勢をもって対応し、反社会的勢 力による不当要求を拒絶します。 (組織的な対応) 当組合は、反社会的勢力等に対しては、組織的な対応を行い、職員の安全確保を最優先に行動し ます。 (外部専門機関との連携) 当組合は、警察、群馬県暴力追放推進センター、弁護士など、反社会的勢力等を排除するための 各種活動を行っている外部専門機関等と密接な連携をもって、反社会的勢力等と対決します。 (取引時確認) 当組合は、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づく取引時確認について、適切な措置を 適時に実施します。 (疑わしい取引の届出) 当組合は、疑わしい取引について,犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、速やかに 適切な措置を行い、速やかに主務省に届出を行います。 ※「反社会的勢力等」とは、「政府指針」に記載される集団または個人の他、マネー・ローンダリン グ等の組織犯罪等を行う反社会性を有する集団又は個人を指します。 14 13.金融商品の勧誘方針 北群渋川農業協同組合は、貯金・定期積金・共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、 次の事項を遵守し、組合員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。 1 組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意向を考慮の うえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。 2 組合員・利用者の 皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に理 解していただくよう努めます。 3 不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合員・利 用者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。 4 電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努めます。 5 組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。 6 販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆さまからのご質問やご照会については、適切な対応に 努めます。 15 14.個人情報保護方針 北群渋川農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の皆様の個人情報 を正しく取扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方針 を遵守することを誓約します。 1 関連法令等の遵守 当組合は、個人情報を適正に取扱うために、「個人情報の保護に関する法律」(以下「法」といい ます。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主務大臣のガイ ドライン等に定められた義務を誠実に遵守します。 個人情報とは、保護法第2条第1項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別 できるものをいい、以下も同様とします。 また、当組合は、特定個人情報を適正に取扱うために、「行政手続における特定の個人を識別する ための番号の利用等に関する法律」(以下「番号法」といいます。)その他、特定個人情報の適正な 特定個人情報とは、番号法2条第8項に規定する、個人番号をその内容に含む個人情報をいい、以下も 同様とします。 2 利用目的 当組合は、個人情報の取扱いにおいて、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人 の同意を得た場合および法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の達成に必要 な範囲内でのみ個人情報を利用します。ただし、特定個人情報においては、利用目的を特定し、ご本 人の同意の有無に関わらず、利用目的の範囲を超えた利用は行いません。 ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。 利用目的は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後 速やかにご本人に通知し、または公表します。ただし、ご本人から直接書面で取得する場合には、 あらかじめ明示します。 3 適正取得 当組合は、個人情報を取得する際、適正かつ適法な手段で取得いたします。 4 安全管理措置 当組合は、取扱う個人データ及び特定個人情報を利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう 努め、また安全管理のために必要・適切な措置を講じ従業者および委託先を適正に監督します。 個人データとは、保護法第2条第4項が規定する、個人情報データベース等(保護法第2条第2 項)を構成する個人情報をいい、以下同様とします。 5 第三者提供の制限 当組合は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を得るこ となく、個人データを第三者に提供しません。 また、当組合は、番号法19条各号により例外として扱われるべき場合を除き、ご本人の同意の有無に 関わらず、特定個人情報を第三者に提供しません。 6 機微(センシティブ)情報の取り扱い 当組合は、ご本人の機微(センシティブ)情報(政治的見解、信教、労働組合への加盟、人種 ・民族、門地・本籍地、保健医療等に関する情報)については、法令等に基づく場合や業務遂行 上必要な範囲においてご本人の同意をいただいた場合等を除き、取得・利用・第三者提供はいた しません。 7 開示・訂正等 当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示請求、訂正等に応じます。 保有個人データとは、保護法第2条第5項に規定するデータをいいます。 8 苦情窓口 当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、そのた めの内部体制の整備に努めます。 9 継続的改善 当組合は、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針に基づき個人情報の取扱いについ て継続的な改善に努めます。 16 15.情報セキュリティ基本方針 北群渋川農業協同組合は、組合員・利用者等に対する継続的かつ安定的なサービスの提供を確保 するとともに、より一層の安全、安心及び信頼の下にサービスを提供するため、組合内の情報およ びお預かりした情報のセキュリティの確保と日々の改善に努めることが当組合の事業活動の基本で あり、社会的責務であることを認識し、以下の方針を遵守することを誓約します。 1 当組合は、情報資産を適正に取扱うため、コンピュータ犯罪に関する法律、不正アクセス行為 の禁止に関する法律、IT基本法その他の情報セキュリティに関係する諸法令等による義務を誠 実に遵守します。 2 当組合は、情報の取扱い、情報システムならびに情報ネットワークの管理運用にあたり、適切 な組織的・人的・技術的安全管理措置を実施し、情報資産に対する不正な侵入、紛失、漏洩、改 ざん、破壊、利用妨害などが発生しないよう努めます。 3 当組合は、情報セキュリティに関して、業務に従事する者の役割を定め、情報セキュリティ基 本方針に基づき、組合全体で情報セキュリティを推進できる体制を維持します。 4 当組合は、万一、情報セキュリティを侵害するような事象が発生した場合、その原因を迅速に 解明し、被害を最小限に止めるよう努めます。 5 当組合は、上記の活動を継続的に行うと同時に、新たな脅威にも対応できるよう、情報セキュ リティマネジメントシステムを確立し、維持改善に努めます。 16.自己資本の状況 当組合では、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務 基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、業務の効率化等 に取り組んだ結果、平成28年2月末における自己資本比率は、18.76%となりました。 17 17.業務・商品サービスのご案内 □ 信用事業 信用事業は、貯金、融資、為替などの金融サービスの提供を行っています。 信用事業における一層の「便利」と「安心」をお届けするため、JA・信連・農林中金が結集し、 グループ全体のネットワークと総合力を生かし、「JAバンク」というひとつの金融機関として大き な力を発揮しています。 ● 貯金業務 組合員はもちろん地域住民のみなさまからの貯金をお預かりしています。 普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用い ただいております。 みなさまにご利用いただける主な貯金取引は次のとおりです。 貯金商品(主なもの) 種 類 (平成28年2月29日現在) 内 容 ・ 特 徴 ①普通貯金に定期貯金をセットすることで、自動 総 合 口 座 期 預入金額・単位等 間 出し入れ自由。 ご融資利率は、セット 融資機能を持たせた大変便利な貯金口座です。 された定期貯金の利率 ②「受け取る・支払う・貯める・借りる」という プラス0.5%です。 機能を備えている個人のお客様専用の商品です。 ③期日指定定期貯金、スーパー定期、大口定期貯 金、変動金利定期貯金がセットでき、残高の 90%、最高300万円までの自動融資が受け られます。(セットする定期貯金は、自動継続 に限られます。) 年金・給与などの自動受け取り、公共料金や税 普 通 貯 金 出し入れ自由。 金などの自動支払いに便利です。また、キャッ お預け入れは、1円以 上1円単位です。 シュカードをご利用になると、一層便利です。 ①要求払いであること、②決済サービスを提供 出し入れ自由。 決 済 用 貯 金 できること、③無利息であることの3条件を満 (普通貯金・総合口 座無利息型決済用) たした貯金で、貯金保険制度により全額保護さ お預け入れは、1円以 上1円単位です。 無利息です。 れます。 普通貯金と同じように出し入れできるうえ、預 出し入れ自由。 入残高に応じて利率が設定されます。 貯 蓄 貯 金 当 座 貯 金 お預け入れは、1円以 上1円単位です。 ただし、年金等の自動受け取り、公共料金等の 自動支払いにはご利用いただけません。 小切手や手形によりお支払いできますので、ご 出し入れ自由。 商売をなさる方に便利です。 お預け入れは、1円以 上1円単位です。 無利息です。 納税準備貯金 租税納付にご利用いただく貯金です。 入金は自由ですが、 利息に所得税はかかりませんが、租税納付以外 出金は原則として租税 上1円単位です。 お預け入れは、1円以 の目的で払い戻した場合には、課税されます。 納付目的に限られます。 利率は、租税納付以外の目的で払い戻された場 合には、普通貯金利率により計算されます。 ごく短期間の資金運用に便利です。 通 知 貯 金 7日間以上の据置。 なお、お引き出しは2日前までにご連絡いただ お預け入れは、5万円 以上1円単位です。 きます。 期日指定定期貯金 ①利息は1年複利で計算されますので有利です。 最長3年。 お預け入れは、1円以 ②1年間の据置期間後はいつでもお引き出しいた (据置期間は1年) 上300万円未満で、 だけます。 ③個人のお客様専用の商品です。 1円単位です。 18 種 類 内 容 ・ 特 徴 期 間 預入金額・単位等 ①期間は1か月から最長10年まで、お客様の資金 使途に応じて安全・有利に運用できます。 ②3年~10年ものは、有利な半年複利(個人 のお客様専用)です。 ○定型方式 お預け入れは、1円以 1か月、2か月、3か月、 上1円単位です。 6か月、1年、2年、3年、 利率は、300万円以 スーパー定期 4年、5年、7年、10年 上と300万円未満で ○満期期日指定方式 分かれています。 1か月超10年未満 1,000万円以上の大口資金の運用に有利で、○定型方式 お預入れは、1,000万 安全・確実な商品です。 1か月、2か月、3か月、 円以上1円単位です。 6か月、1年、2年、3年、 大 口 定 期 貯 金 4年、5年、7年、10年 ○満期期日指定方式 1か月超10年未満 ①お預け入れ日の半年ごとに利率の見直しを行い 1年、2年、3年 お預け入れは、1円以 変動金利定期貯金 ます。 上1円単位です。 ②有利な半年複利(個人のお客様専用)も選択で きます。 積立式定期貯金 定 期 積 金 いつでも窓口、ATMからお預けいただける積 ①エンドレス型 ①エンドレス型 立式の定期貯金です。 制限はありません。 1円以上1円単位で ①エンドレス型 ②満期日指定型 す。 ②満期日指定型 6か月以上10年以 ②満期日指定型 下で満期日を指定。 1円以上1円単位で す。 ご計画に合わせて毎月積み立てていく積金で、 6か月以上、10年以内 お預け入れは、1,000円 指定口座からの自動振替が便利です。 以上1円単位です。 ①目標式 目標に合わせた積立額・期間を決定 年利回りは、3年以上と ②定額式 毎月一定額をお積み立て 3年未満で分かれていま す。 ○お勤めの方の財産形成貯金で、給料やボーナスからの天引きにより有利にお積み立てできます。 「財形住宅貯金」と「財形年金貯金」は合わせて元本550万円までのお利息が非課税扱いとなります。 住宅の取得や増改築などを目的とした積立で、 財 財形住宅貯金 ○積立5年以上 非課税が適用される大変有利な貯金です。 お預け入れは、1円以 上です。 契約時に55歳未満であることが条件です。 形 貯 財形年金貯金 在職中に退職後のために積み立てし、60歳以 ○積立5年以上 お預け入れは、1円以 降に年金方式(3か月ごと)でお受け取りでき ○据置6か月~5年 上です。 ます。退職後も非課税が適用される大変有利な ○受取5年~20年 貯金です。 契約時に55歳未満であることが条件です。 貯蓄目的や積立額ともご自由で、お預け入れ後 金 一般財形貯金 ○積立3年以上 1年が経過すれば、いつでもお引き出しできま す。 ※取扱商品のそれぞれの適用利率につきましては、店頭に表示しています。 19 お預け入れは、1円以 上です。 貯金保険制度のご案内 貯金保険制度とは、金融機関が万が一経営破綻に陥った場合、「貯金保険機構」が貯金者に 対して一定限度の払戻しを保証し信用秩序を維持する制度です。 貯 金 等 の 保 護 の 内 容 貯 金 等 の 分 類 貯 金 保 険 の 対 象 貯 金 等 対 象 外 貯 金 等 保 護 の 範 囲 決済用貯金(注1) (利息のつかない等の3要件 を満たす貯金) 当 座 貯 金 普 通 貯 金 別 段 貯 金 定期貯金・貯蓄貯金・通知 貯金・定期積金・農林債券 (リツノーワイド等の保護 預り専用商品)等(注2) 一 般 貯 金 等 (決済用貯金以外の貯金) 全 額 保 護 ( 恒 久 措 置 ) 元本の合計1,000万円までとそ の利息等(注3)を保護 1,000万円を超える部分は、 破綻農水産業協同組合の財産の 状況に応じて支払われます。 (一部カットされることがあり ます。) 貯 保 護 対 象 外 金 保 外貨貯金、譲渡性貯金、農林債券(ワリノー、リツノーの 破綻農水産業協同組合の財産の 状況に応じて支払われます。 険 保護預り専用商品以外の商品)等 (一部カットされることがあり の ます。) (注1)「無利息、要求払い、決済サービスを提供できること」という3要件を満たすものです。 (注2)このほか、納税準備貯金、貯金保険の対象貯金を用いた積立・財形貯蓄商品が該当します。 (注3)定期積金の給付補てん金も利息と同様保護されます。 ● 融資業務 組合員への融資をはじめ、地域住民のみなさまの暮らしや、農業者・事業者のみなさまの事業に 必要な資金を融資しています。 また、地方公共団体、農業関連産業などへもご融資し、地域経済の向上・発展に貢献しています。 さらに、日本政策金融公庫(農林水産事業、国民生活事業)、住宅金融支援機構等の融資の申し 込みのお取次ぎもしています。 一般資金等ご融資(主なもの) ご利用いただける先 お使いみち (平成28年2月29日現在) ご 融 資 期 間 ご 返 済 方 法 担 保 ・ 保 証 利 率 地区内にお住まい さまざまな資金 短期資金から長期 一括返済と分割返 ご相談のうえ決め お使いみち の個人や、事業所 にご利用いただ 資金まで、お使い 済の2種類があり、 させていただきま やご融資期 をお持ちで事業を けます。 みちに応じてご利 また、長期資金は、 す。また、必要に 間に応じ、 一般資金 営まれている一般 (一定の審査を 用いただけます。 企業等の皆さま方 いたします。) となります。 必要に応じ据置期 応じ、群馬県農業 ご相談のう 間を設けています。 信用基金協会の保 え決めさせ 証もご利用いただ ていただき けます。 ます。 制度資金 農業近代化資金、中山間地域活性化資金、総合農政推進資金などをお取り扱いしております。 ※このほかにも、各種の資金をご用意しておりますので、詳しくは窓口へお尋ねください。 20 (平成28年2月29日現在) ローン商品(主なもの) ご利用いただける先 20歳以上66歳未満で、 最終返済時の年齢が80 住 宅 歳未満でJA組合員の方 となります。 ロ ー ン 20歳以上、最終返済時 の年齢が71歳未満で、 教育施設に就学予定又は 教 育 就学中の子を持つJAの 組合員の方となります。 ロ ー ン 20歳以上65歳未満で 、最終返済時の年齢が7 2歳未満の教育施設に就 学予定又は就学中の子を 持つ方となります。 18歳以上で、最終返済 時の年齢が71歳未満で フ リ ー JAの組合員の方となり ます。 お使いみち 住宅の新築・購 入(中古含む)・ 増改築・改装・ 補修、 宅地の購入、住 宅ローンの借換 などにご利用い ただけます。 入学金・授業料 ・家賃などの就 学に必要な一切 の資金にご利用 いただけます。 ご融資額 ご融資期間 ご返済方法 10万円~ 5,000万円 (借換応援 型は5,000 万円以内) (10万円 単位) 県農業信用基 金協会または 協同住宅ロー ン(株)また は三菱UFJ ニコス(株) の保証 元利均等返済 ①毎月返済 ②ボーナス併 10万円~ 据置期間含め 用毎月返済 1,000万円 最長15年 (1万円単 (在学期間+ 位) 9年以内) 県農業信用基 金協会 6か月~5 年 6か月~7 年 ロ ー ン 20歳以上で、最終返済 (約定 返済型) 時の年齢が70歳未満の 方となります。 10万円~ 50万円 (10万円 単位) 生活に必要な一 切の資金にご利 用いただけます。 10万円~ 500万円 (10万円 単位) 三菱UFJニ コス(株) 利 率 ①固定変動選択 ②変動金利 ③固定金利 ①変動金利 ②固定金利 県農業信用基 金協会 元利均等返済 ①毎月返済 ②ボーナス併 用毎月返済 三菱UFJニ コス(株) ①変動金利 ②固定金利 県農業信用基 金協会 元利均等返済 ①毎月返済 6か月~10 ②ボーナス併 年 用毎月返済 20歳以上で、最終返済 生活資金にご利 10万円~ 1か月~5 時に70歳未満のJAの 用いただけます。 300万円 年 クローバ 正組合員の方となります。 (ただし負債整 (1万円単 資金、共済未払 位) ロ ー ン 金、経済未払金 は除きます) 20歳以上で、最終返済 時の年齢が70歳未満の JAの組合員の方となり カ ー ド ます。 保 証 元金均等また は元利均等返 済 ①毎月返済 ②ボーナス併 用返済 生活に必要な一 10万円~ 切の資金にご利 300万円 用いただけます。 (1万円単 (ただし、負債 位) 整理資金、営農 ロ ー ン 20歳以上65歳未満で、 資金、事業資金 10万円~ 最終返済時の年齢が72 等は除きます) 300万円 歳未満の方となります。 (1万円単 位) 18歳以上75歳未満で、 10万円~ 最終返済時の年齢が80 1,000万円 歳未満でJAの組合員の (1万円単 お車、バイクの 位) マイカー 方となります。 ご購入等にご利 ※貸付時年 ロ ー ン 20歳以上75歳未満で 用いただけます。 齢71歳以 、最終返済時の年齢が8 上は,200万 0歳未満の方となります。 円が上限 3年~35 年 (借換応援 型は32年以 内(ただし、 借換対象ロ ーンの残存 期間内)) 三菱UFJニ コス(株) 元利均等返済 ①毎月返済 ②ボーナス併 用返済 ③年2回返済 県農業信用基 金協会 2年 (自動更新) ①毎月返済 ②任意返済 (カードロー ン口座にご入 1年 金いただけれ (自動更新) ば自動的に返 済されます) 県農業信用基 金協会 ①変動金利 ②固定金利 ①変動金利 ②固定金利 変動金利 三菱UFJニ コス(株) ※1.適用利率につきましては、変動型と固定型からお選びいただく場合や、これまでのお取引状況 によって減免される場合がありますので、窓口にお尋ね下さい。 2.お申し込みいただく際に、身分証明や所得証明などの書類が必要となります。また、当組合で 審査したのち、それぞれご希望保証会社等がさらに審査いたします。 3.住宅ローンでは、建物および敷地に(根)抵当権を設定させていただきます。 また、建物には火災共済(保険)を付けていただき、これに質権を設定させていただく場合があ ります。 21 公庫等の受託資金(主なもの) 金 融 機 関 名 (平成28年2月29日現在) 資 金 名 農業経営基盤強化資金、青年等就農資金、経営体育成強化資金、農業改良資金、農業基盤整 備資金、農林漁業セーフティネット資金、振興山村・過疎地域経営改善資金、農林漁業施設 資金、中山間地域活性化資金、食品流通改善資金 日本政策金融公庫 (農林水産事業) 日本政策金融公庫 (国民生活事業) 教育資金 ※このほかにも多数の資金を取り扱っておりますので、詳しくは窓口にお尋ねください。 ● 為替業務 全国のJA・信連・農林中金はじめ、ゆうちょ銀行を含む全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為 替網で結び、当組合の窓口をとおして全国のどこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取立が 安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱いしています。 ● 国債窓口販売 個人向け国債(3年固定利付債、5年固定利付債、10年変動利付債)、新窓販国債(2、5、 10年利付国債)の窓口販売の取扱いをしています。 ● サービス・その他 全国共通のシステムを利用して、年金等の自動受け取り、各種料金の自動支払い、さらに全国の JAのATMでの入出金、他金融機関等との提携によるATM出金などさまざまなサービスに努め ています。JAバンクのキャッシュカードをJAのATMでご利用いただいた場合は手数料がかか りません。 また、サービスの安全性向上のため、ICキャッシュカードの発行拡大に取り組んでいます。 サービス・その他商品(主なもの) 項 目 サ JAキャッシュサービス※ ICキャッシュカード J A カ ー ド J A ネ ッ ト バ ン ク ファームバンキング 給 与 振 込 サ ー ビ ス 年金自動受取サービス 自動支払サービス (平成28年2月29日現在) ー ビ ス 内 容 キャッシュカードを利用して、全国のJA・信連・農林中金をはじめ、都市銀行、 地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ銀行、セブン銀行および コンビニATM(株式会社イーネット、株式会社ローソン・エーティーエム・ネット ワークス)で、現金の入出金や残高照会ができます。 偽造や不正な読み取りが困難なICチップを搭載することにより、安全性を強化し たキャッシュカードです。 JAカードは、ICチップを搭載したクレジットカードです。お買い物、ご旅行、 お食事など、サインまたは暗証番号の入力でご利用いただけます。 また、ICキャッシュカードとJAカードの機能が1枚になった、便利な一体型カ ードもあります。 JAの窓口やATMに出向くことなく、インターネットに接続可能なパソコン、携 帯電話を利用して、貯金の残高や入出金明細をはじめ、振込・振替や各種料金の払込 み(マルチペイント等)の取引がお気軽にご利用いただけます。 JAネットバンクと同様に、JAの窓口やATMに出向くことなく、貯金残高や入 出金取引明細の照会や他金融機関への振込(為替取引)などのほかに、口座振替・振込 データの一括伝送にもご利用いただけます。 専用ソフトによる操作とパスワード管理により、セキュリティが高いバンキング機 能です。 給与・ボーナスがご指定いただいた貯金口座に自動的に振り込まれます。 国民年金・厚生年金など各種年金が、ご指定いただいた貯金口座に自動的に振り込 まれます。 電気料・電話料・水道料・ガス料金、NHK放送受信料の公共料金のほか、税金、 高校授業料などを、ご指定の貯金口座から自動的にお支払いいたします。 ※ 当組合を含む県内JA・信連の休日におけるATMの取扱いについては、一部ご利用できない 場合もありますので、あらかじめ、お取扱い窓口でご確認ください。 22 ● 主な手数料一覧 本表は、各種の商品・サービスにかかる手数料(消費税8%相当額を含む)を掲載しています。 (1)ATM利用手数料(1件につき) ※JAバンクのATMを利用する場合 利用カード (平成28年2月29日現在) 提携金融機関の キャッシュカード 全国JA発行の キャッシュカード 利用時間 平 日 出 金 入 三菱東京UFJ銀行の クレジットカード (三菱東京UFJ銀行を除く) キャッシュカード (自動キャッシング) 出 金 出 金 出 金 金 8:00~ 8:45 216 円 8:45~18:00 108 円 18:00~21:00 土曜日 日曜日 祝 日 108 円 108 円 無 料 無 料 216 円 108 円 108 円 108 円 14:00~21:00 216 円 108 円 108 円 9:00~21:00 216 円 108 円 108 円 9:00~14:00 無料 無料 108 円 無 料 (2)為替関係手数料(1件につき) (平成28年2月29日現在) 区 分 取 扱 内 容 同一店内 系統宛 県内JA 振込手数料 県外系統宛 電信扱い 他行宛 文書扱い 区 分 送金手数料 代金取立手数料 (隔地間) 取扱内容 金 額 ATM利用 ネットバンク 3万円未満 無 料 円 無 料 円 無 3万円以上 無 料 円 無 料 円 無 料 円 料 円 3万円未満 216 円 108 円 108 円 3万円以上 432 円 324 円 216 円 3万円未満 216 円 108 円 108 円 3万円以上 432 円 324 円 216 円 3万円未満 540 円 432 円 216 円 3万円以上 756 円 648 円 432 円 3万円未満 432 円 ― ― 3万円以上 648 円 ― ― 手数料 区 分 県内系統宛 432 円 県外系統宛 432 円 他 宛 648 円 県内外系統宛 648 円 他行普通扱い 864 円 他行至急扱い 864 円 行 窓口利用 取 扱 内 容 手数料 送金・振込組戻料 864 円 そ の 他 不渡手形返却料 864 円 諸手数料 取立手形組戻料 864 円 取立手形店頭呈示料 864 円 (3)諸手数料 (平成28年2月29日現在) 取 扱 内 容 基 準 手 数 料 324 円 貯金残高証明書発行手数料 1通あたり 通帳・証書再発行手数料 1冊(枚)あたり ICキャッシュカード再発行手数料 1枚あたり 取引履歴端末出力 1回あたり 324 円 取引履歴コム出力 1回あたり 3,240 円 小切手帳交付手数料 1冊あたり 432 円 自己宛小切手交付手数料 1枚あたり 540 円 約束手形帳交付手数料 1冊あたり 540 円 貸金庫利用料 1契約あたり(年額) 口座振替手数料(契約に基づくもの) 1件あたり 国債口座管理手数料 1口座あたり(月額) JAネットバンク基本手数料※ 1契約あたり(月額) 個人情報開示事務手数料 540 円 1,080 円 3,240 円 無 料 円 108 円 無 料 円 1,080 円 1件あたり ※ただし、JAネットバンクの基本手数料は個人は無料 23 (プラス1枚24円) □ 共済事業 「一人は万人のために、万人は一人のために」 日本の農村では古くから共同体をつくり、お互い に支え合い、助け合って暮らしを営んできました。共済事業は、こうした相互扶助(助け合い)を事 業理念として、組合員・利用者の皆さまの生活全般にわたるリスクに幅広く対応するため、生命と損 害の両分野の保障を提供しています。 JA共済の使命は、組合員・利用者の皆さまが不安なく暮らせるよう、生活全般にわたるリスクに 対して幅広く保障するよう努めることです。万一のときや病気、ケガ、老後などに備える「ひと」の 保障。火災はもちろん、地震や台風などさまざまな自然災害に備える「いえ」の保障。そして現代社 会ではなくてはならない「くるま」の事故に備える保障。この「ひと・いえ・くるま」の総合保障を 通じて、それぞれの目的やライフプランに応じて充実した保障を提供することで、これからも皆さま の“暮らしのパートナー”として「安心」と「満足」をお届けしていきます。 ■長期共済(共済期間が5年以上の契約) ○終身共済‥‥‥‥一生涯にわたって万一のときを保障するプランです。ニーズに合わせて、 特約を付加することにより保障内容を自由に設計することもできます。 ○一時払終身共済‥まとまった資金を活用して加入する終身共済です。一生涯にわたる万一の ときを保障するとともに、相続対策ニーズにも応えるプランです。 ○引受緩和型終身共済 ‥‥‥‥健康上の不安がある方でもご加入しやすい万一保障です。通院中の方、病歴が ある方も簡単な告知でお申込みいただけます。一生涯にわたって、万一の保障 が確保できます。 ○満期専用入院保障付終身共済 ‥‥‥‥養老生命共済の満期を迎えるご契約者さま向けの終身共済です。入院・手 術保障と一生涯の万一保障がセットされています。 ○定期生命共済・・‥一定期間の万一のときを保障するプランです。手頃な共済掛金で加入でき ます。法人化された担い手や経営者の万一保障と退職金などの資金形成 ニーズに応えるプランもあります。 ○医療共済・・・・‥‥病気やケガによる入院・手術を手厚く保障するプランです。ニーズに合わ せて保障期間や共済掛金払込期間が選べるほか、万一保障や先進医療保障を 加えたり、がん保障を充実させることもできます。 ○引受緩和型医療共済 ‥‥‥‥健康上の不安がある方でもご加入しやすい医療共済です。通院中の方、病歴が ある方も簡単な告知でお申込みいただけます。入院・手術・放射線治療を一生 涯保障します。病歴(既往症)の悪化・再発もしっかり保障します。 ○がん共済‥‥‥‥一生涯にわたってがんによる入院・手術を保障するプランです。がん診断時 や、再発・長期治療のときは一時金をお支払いします。ニーズに合わせて、 先進医療保障を加えたり入院・手術等の保障を充実させることもできます。 ○介護共済・・・・・・・・所定の要介護状態となったときの資金準備のためのプランです。公的介護保 険制度と連動しており、介護の不安をわかりやすく保障します。 ○一時払介護共済・・まとまった資金を活用して加入する介護共済です。公的介護保険制度と 連動しており、介護の不安をわかりやすく保障します。 ○予定利率変動型年金共済 ‥‥‥‥老後の生活資金準備のためのプランです。医師の診査なしの簡単な手続き で加入できます。また、最低保証予定利率が設定されていますので安心です。 24 ○養老生命共済‥‥一定期間の万一のときの保障とともに、資金形成ニーズにも応えるプランです。 ○一時払養老生命共済 ・・・・・・・・まとまった資金を活用して加入する養老生命共済です。医師の診査なしの 簡単な手続きで加入できます。 ○こども共済・・・・・・お子さまの将来の入学や結婚・独立資金準備のためのプランです。ご契約者 さまが万一のときは、満期まで毎年養育年金をお支払いするプランもあります。 ○建物更生共済‥‥火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また、 満期共済金は、建物の新築・増改築や家財の買替資金としてご活用いただ けます。 ■短期共済(共済期間が5年未満の契約) ○自動車共済‥‥‥相手方への対人・対物賠償保障をはじめ、ご自身・ご家族のための傷害保障、 車両保障など、万一の自動車事故を幅広く保障します。 ○自賠責共済‥‥‥法律で全ての自動車に加入が義務づけられています。人身事故の被害者へ の賠償責任を保障します。 ○傷害共済‥‥‥‥日常のさまざまな災害による万一のときや負傷を保障します。 ○火災共済‥‥‥‥住まいの火災損害を保障します。 25 □ 購買事業 購買事業は、肥料や農薬など農業生産に必要な資材と生活に必要な物資を共同購入し、それを 組合員に供給する事業です。 この事業は、計画的な大量購入によって、安い価格で仕入れ、流通経費を節約して、組合員に 安くて安全でよい品物を供給しようというものです。これを進めるために購買事業では、予約 注文・現金決済の方式をとっています。 この方式は、組合員の生活物資・生産資材の購入にあたって、前もってJAに注文しておき、 JAはそれをまとめてJA全農に発注し、JA全農はこの大量予約注文を背景にメーカーと交渉 して安く仕入れるというものです。そして、JA・組合員はその供給を受けると原則として同時 に現金で支払い、流通経費のムダを省こうというものです。 購買事業の取扱い品目は多種にわたり、特に、生活関係の取扱いでは、プロパンガスや灯油な どの燃料関係から食料品、衣料品の供給、農住建設、葬祭業務なども取り扱っています。 □ 販売事業 販売事業の目的は、組合員の生産した農畜産物などを共同で販売することで、より高い収入が 得られるようにしていくことです。 農畜産物の流通は、一般的に、生産者→JA→卸売市場→小売店→消費者という流れになって います。そして、農畜産物の価格は、卸売市場の需要と供給との関係で決まるわけですが、農畜 産物は天候に左右されること、季節的な生産であること、さらに多くの農家が有利な作物を求め て競争し合い、物によっては過剰となり、産地間競争が激しくなって農畜産物価格を引き下げて しまう場合もしばしばあります。 この農畜産物価格の不安定を正し、計画的な出荷によって市場で有利な販売を実現しようとす るのが、JAの販売事業です。 この目的を達成するためJAグループでは、無条件委託・実費手数料・共同計算・全利用方式 というほかの企業にないJA独自の方式を主要な農畜産物について実施しています。 さらに、JAの販売事業は、消費者のみなさんのニーズに応じた新鮮で安全な農畜産物を安定 的に供給できるよう生産・販売体制の強化に取り組んでいます。また、地元でとれた農畜産物を 地域のみなさんに提供するため直売などの事業についても積極的に取り組んでいます。 □ 福祉・介護保険事業 高齢者が安心して暮らせる地域づくりをめざして、行政受託による高齢者福祉事業および介護 保険指定事業者として居宅介護支援・訪問介護・福祉用具貸与等の事業を行っています。 高齢者皆様の心身機能の向上を図り、快適な生活を過ごして頂けるように、利用者皆様の自立を ご支援致します。 ● 居宅介護・訪問介護事業 介護を必要とする高齢者の家庭を訪問して、食事、入浴、排泄の介助や調理、掃除、洗濯と いった日常生活を手助けするサービスです。 ● 福祉用具貸与・販売事業 ご自宅で生活されている高齢者の方に、杖、車椅子、ベッド、褥瘡予防用具等の福祉用具を お貸ししたり販売するサービスです。 ● 高齢者生活支援事業 在宅の高齢者が住み慣れた町で継続して自立した生活を送ることができるよう、在宅生活支 援や介護予防に関するサービスを行っています。 ● 通所介護事業「ひまわり」 要介護認定を受けた利用者は、デイサービスセンター(通所介護施設)に日帰りで通い、機 能訓練や日常生活訓練などの介護を受けるサービスです。 26 □ 指導事業 指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別されます。これらは、組合員の営農や生活活 動がより効果的に行われることを目的に行っています。直接収益を生み出すという事業ではあり ませんが、販売・購買・信用・共済などの事業のカナメとして取り組んでいます。 当組合では平成26年2月、女性会館「なでしこ」を開所致しました。当施設では女性部組織の 拠点として、また憩いの場として調理室を充実致しました。これにより女性部活動の幅が広がる ことを期待しています。 ● 営農指導事業 営農指導事業は、組合員の営農を指導し、その改善を図っていく重要な事業です。 JAの営農指導は、単に技術指導を行うのではなく、組合員の農業経営全般について指導し、 地域営農集団の育成など、協同して合理的な農業経営を確立するよう働きかけていくものです。 つまり、生産から流通までの仕組みをJAの総合的な力で指導援助することによって、個々の農 家では難しい所得の増大を実現していこうというものです。 ● 生活指導事業 生活指導は、組合員の生活全般について指導し、組合員や地域社会の生活改善を図っていく ものです。 その範囲は、消費生活、健康、文化、娯楽など幅広い活動に及びます。具体的には、健康管理 活動や相談活動、家計簿記帳や料理教室、農畜産物の自給運動、生鮮食料品などの共同購入、レ クリエーション活動、さらに、地域における助けあい活動などに取り組んでいます。 □ 資産管理事業 資産管理事業は、組合員が土地を手放すことなく、土地の農業的利用や都市的利用を実現し、 農と住の調和したまちづくりを目指すさまざまな事業をJAのリーダーシップで順次展開してい くものです。 資産管理事業をJAでは宅地等供給事業として行なっています。これはJAが事業の対象である 組合員の転用相当農地等(農業以外の目的のために使用される農地)の所有権その他使用収益権 を取得するか否かによって次の三つに分けられます。 1 JAが使用収益権を取得しないで、組合員から委託を受けて、転用相当農地等の売渡しまた は貸付け(住宅その他の施設を建設してするその土地または施設の売渡し・貸付けを含む)、 区画形質の変更をする事業 2 JAが借地権を取得して、組合員から借入れ、その転用相当農地等の売渡しまたは貸付ける (その土地の区画形質を変更し、または住宅その他の施設を建設してするその土地または施設 の売渡し・貸付けを含む)事業 3 JAが所有権を取得して、組合員から買入れ、その転用相当農地等を売渡しまたは貸付ける (その土地の区画形質を変更し、または住宅その他の施設を建設してするその土地または施設 の売渡し・貸付けを含む)事業 その他、資産管理事業では組合員が経営している賃貸住宅の管理業務や管内に住みたいと希望 される方に対し賃貸住宅仲介業務を行っています。さらに組合員の高齢化に伴い、相続税セミナ ーなど資産に関する相談・サポート業務を行っています。 27 □ その他の事業 その他にもJAでは、農家の営農や地域住民の生活のすべての面にかかわるさまざまな事業を 行っています。 主なものをあげると次のとおりです。 ● 旅行事業 (株)農協観光の旅行業の代理店として組合員はもちろん地域住民のみなさんに対する国内 旅行、海外旅行の企画、(株)農協観光主催旅行商品の紹介、斡旋を行っています。 ● 利用事業 JAでは、組合員の営農または生活に必要な共同利用施設を設置し、組合員に利用しても らっています。 主に、育苗センターやライスセンター等があります。 ● 加工事業 組合員の委託により、組合員が生産した物資を加工(精米、精麦、製粉など)して組合員 に引き渡しを行っています。 28 【経営資料】 Ⅰ 決 算 の 状 況 1.貸 借 対 照 表 (単位:千円) 科 目 資 産 平 成 26 年 度 (平成27年 2月28日現在) 平 成 27 年 度 (平成28年 2月29日現在) (資産の部) 1.信用事業資産 (1)現 金 (2)預 金 系統預金 系統外預金 (3)有価証券 国 債 (4)貸 出 金 (5)その他の信用事業資産 未収収益 その他の資産 (6)貸倒引当金 82,413,214 366,625 68,610,303 68,553,211 57,091 1,013,091 1,013,091 12,089,625 546,202 491,030 55,171 △ 212,633 81,496,833 350,322 68,760,632 68,708,629 52,002 501,000 501,000 11,556,130 510,268 486,525 23,742 △ 181,520 2.共済事業資産 (1)共済貸付金 (2)共済未収利息 (3)その他の共済事業資産 (4)貸倒引当金 29,895 24,280 163 5,459 △ 8 24,260 20,954 160 3,155 △ 9 3.経済事業資産 (1)経済事業未収金 (2)経済受託債権 (3)棚卸資産 購 買 品 その他の棚卸資産 (4)リース投資資産 (5)その他の経済事業資産 (6)貸倒引当金 518,647 493,751 7,249 139,877 133,760 6,116 4,612 43,547 △ 170,389 498,131 466,641 2,212 93,077 88,094 4,983 3,244 40,102 △ 107,147 140,620 249,395 1,754,500 1,753,228 2,561,830 534,481 855,379 907,015 △ 3,105,478 1,271 1,702,809 1,701,930 2,457,652 508,560 804,514 70,670 916,485 △ 3,055,950 878 6,536,888 6,184,404 352,484 5,523,738 5,127,734 396,004 51,377 91,445,144 56,998 89,552,168 4.雑 資 産 5.固定資産 (1)有形固定資産 建物 機械装置 土地 建設仮勘定 その他の有形固定資産 減価償却累計額 (2)無形固定資産 6.外部出資 系統出資 系統外出資 7.繰延税金資産 資 産 の 部 合 計 29 (単位:千円) 科 目 (負債の部) 1.信用事業負債 (1)貯 金 (2)借 入 金 (3)その他の信用事業負債 未払費用 その他の負債 負 債 及 び 純 資 産 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 84,265,636 84,018,429 62,634 184,571 36,415 148,156 82,222,965 82,012,468 55,007 155,489 24,626 130,863 2.共済事業負債 (1)共済借入金 (2)共済資金 (3)共済未払利息 (4)未経過共済付加収入 (5)共済未払費用 (6)その他の共済事業負債 366,711 24,280 141,212 278 198,061 2,421 456 393,793 20,796 173,727 265 196,056 2,516 431 3.経済事業負債 (1)経済事業未払金 (2)経済受託債務 (3)その他の経済事業負債 307,343 240,811 11,808 54,722 248,444 196,506 7,228 44,709 4.雑 負 債 (1)未払法人税等 (2)その他の負債 143,584 23,511 120,073 161,776 20,058 141,717 5.諸引当金 (1)賞与引当金 (2)退職給付引当金 366,757 32,415 334,342 371,766 31,084 340,682 85,450,032 83,398,746 5,995,046 1,580,916 4,429,883 2,110,000 2,319,883 940,000 560,000 340,000 230,000 249,883 ( 220,383 ) △ 15,753 6,153,421 1,555,113 4,619,353 2,160,000 2,459,353 940,000 600,000 400,000 270,000 249,353 ( 220,552 ) △ 21,045 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 1.組合員資本 (1)出資金 (2)利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別積立金 信用事業基盤強化積立金 施設整備積立金 リスク管理強化積立金 当期未処分剰余金 (うち当期剰余金) (3)処分未済持分 2.評価・換算差額等 (1)その他有価証券評価差額金 純 資 産 の 部 合 計 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 65 65 0 0 5,995,111 91,445,144 6,153,422 89,552,168 30 2.損 益 計 算 書 (単位:千円) 平 成 26 年 度 科 目 1.事業総利益 (1)信用事業収益 資金運用収益 (うち預金利息) (うち有価証券利息) (うち貸出金利息) (うちその他受入利息) 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 (2)信用事業費用 資金調達費用 (うち貯金利息) (うち給付補填備金繰入) (うち借入金利息) (うちその他支払利息) 役務取引等費用 その他経常費用 (うち貸倒引当金戻入益) 信用事業総利益 (3)共済事業収益 共済付加収入 共済貸付金利息 その他の収益 (4)共済事業費用 共済借入金利息 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒引当金戻入益) 共済事業総利益 (5)購買事業収益 購買品供給高 修理サービス料 その他の収益 (6)購買事業費用 購買品供給原価 購買品供給費 修理サービス費 その他の費用 (うち貸倒引当金戻入益) 購買事業総利益 (7)販売事業収益 販売手数料 その他の収益 (8)販売事業費用 販売費 その他の費用 (うち貸倒引当金戻入益) 販売事業総利益 (9)農業倉庫事業収益 (10)農業倉庫事業費用 農業倉庫事業総利益 (11)加工事業収益 (12)加工事業費用 加工事業総利益 (13)利用事業収益 (14)利用事業費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒引当金戻入益) 利用事業総利益 (15)旅行事業収益 (16)旅行事業費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒引当金戻入益) 旅行事業総利益 平 成 27 年 度 (平成26年3月1日~平成27年2月28日) (平成27年3月1日~平成28年2月29日) 1,602,523 1,599,868 838,813 ( ( ( ( 739,244 429,402 262 260,650 48,928 19,270 80,298 775,775 ) ) ) ) ( ( ( ( 742,435 429,140 90 250,741 62,462 20,421 12,918 ) ) ) ) 163,272 ( ( ( ( ( 66,126 64,677 516 196 735 6,104 91,041 △ 2,010 117,944 ) ) ) ) ( ( ( ( ) ( 50,176 48,561 1,016 163 434 6,411 61,356 △ 31,112 ) ) ) ) ) 675,541 657,831 565,620 577,820 543,204 703 21,712 540,259 560 37,001 48,769 ( ( 44,360 694 48,074 -) △ 31 ) ( ( 554 43,805 1) -) 516,851 533,460 2,623,427 2,835,678 2,561,447 61,980 2,766,934 68,743 2,331,132 ( 2,562,976 2,269,246 77,885 △ 15,999 △ 90,953 ) 2,460,654 76,498 25,822 ( △ 62,290 ) 292,294 272,702 62,885 62,238 42,435 20,449 43,293 18,944 24,313 ( 22,146 1,394 22,919 △ 580 ) ( 1,530 20,616 △0 ) 38,571 40,091 1,783 160 1,562 196 1,623 1,366 2,026 1,711 1,788 1,617 315 ( ( 63,195 49,075 -) △ 107 ) ( ( 154,763 153,009 769 ) -) 171 ( ( 58,675 45,644 8) -) ( ( 128,650 125,190 -) △ 961 ) 14,120 1,753 31 13,030 3,460 (単位:千円) 科 目 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 (平成26年3月1日~平成27年2月28日) (平成27年3月1日~平成28年2月29日) (17)福祉事業収益 (18)福祉事業費用 福祉事業総損失 406 521 115 (19)介護保険事業収益 (20)介護保険事業費用 (うち貸倒引当金繰入額) 介護保険事業総利益 (21)指導事業収入 (22)指導事業支出 指導事業収支差額 2.事業管理費 (1)人件費 (2)業務費 (3)諸税負担金 (4)施設費 (5)その他事業管理費 事業利益 3.事業外収益 (1)受取雑利息 (2)受取出資配当金 (3)賃貸料 (4)雑収入 4.事業外費用 (1)寄付金 (2)賃貸費用 (3)長期前払費用償却費 (4)雑損失 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒引当金戻入益) 経常利益 5.特別利益 (1)固定資産処分益 (2)受取損害賠償金 (3)一般補助金 (4)雪害対策助成金 (5)信連清算配当金 6.特別損失 (1)固定資産処分損 (2)固定資産圧縮損 (3)建物取壊費用 (4)減損損失 (5)豪雪災害支援金 税引前当期利益 法人税、住民税及び事業税 過年度法人税等追徴税額 法人税等調整額 法人税等合計 当期剰余金 当期首繰越剰余金 当期未処分剰余金 757 821 64 128,222 48,443 ( 145,619 49,824 1 ) 79,778 95,795 38,060 56,271 39,089 57,066 △ 18,211 1,460,618 △ 17,976 1,465,249 1,137,096 102,896 55,225 161,566 3,833 1,153,990 99,625 53,066 154,115 4,451 141,905 157,220 134,619 130,457 13,099 66,150 48,183 29,787 7,785 44,546 52,859 25,266 29,968 ( ( 249 45,088 2,788 △ 18,158 -) △ 18,184 ) 53,288 ( ( 179 50,085 1,931 1,093 248 ) -) 269,157 42,127 648 1,147 40,331 211,788 182,092 45 182,046 66,958 3,165 25,481 38,310 133,725 54,210 79,514 244,327 37,018 3,134 △ 16,209 △ 5,596 23,944 220,383 29,500 249,883 32 260,155 45,199 39,603 220,552 28,801 249,353 3.注 記 表 区 分 平成26年度 平成27年度 (1)重要な会計方針に係る事 項に関する注記 ①有価証券の評価基準及び評価 本組合保有の有価証券の評価基準及び評価方法は 本組合保有の有価証券の評価基準及び評価方法は 方法 有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っていま 有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っていま す。 ②棚卸資産の評価基準及び評価 方法 す。 ①満期保有目的の債券 償却原価法(定額法) ①満期保有目的の債券 償却原価法(定額法) ②その他有価証券 ②その他有価証券 時価のあるもの 時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法 期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、 売却原価は移動平均法により算出) 売却原価は移動平均法により算出) 時価のないもの 時価のないもの 移動平均法による取得原価法 移動平均法による取得原価法 ①購買品 ①購買品 総平均法による原価法 総平均法による原価法 (収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) (収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) ②その他棚卸資産 ③固定資産の減価償却の方法 最終仕入原価法による原価法 総平均法による原価法 (収益性低下に基づく簿価の切下げの方法) (収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) ①有形固定資産 ①有形固定資産 定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建 定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建 物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用してい 物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用してい ます。 ます。 なお、耐用年数及び残存価格については、法人税法 なお、耐用年数及び残存価格については、法人税法 に規定する方法と同一の基準によっています。また に規定する方法と同一の基準によっています。また 取得価格10万円以上20万円未満の少額減価償却資産 取得価格10万円以上20万円未満の少額減価償却資産 については、法人税法の規定に基づき、3年間で均 については、法人税法の規定に基づき、3年間で均 等償却を行っています。 等償却を行っています。 ②無形固定資産 ②無形固定資産 定額法を採用しています。 ④引当金の計上基準 ②その他棚卸資産 定額法を採用しています。 ①貸倒引当金 ①貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領 、経理規程及び資産の償却・引き当て基準に則り、 、経理規程及び資産の償却・引き当て基準に則り、 次のとおり計上しています。 次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生して 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生して いる債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の いる債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の 状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権につい 状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権につい ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額 よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額 を計上しています。 を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破 また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破 33 区 分 平成26年度 平成27年度 綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻 綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻 懸念先)に係る債権のうち、債権の元本の回収に係 懸念先)に係る債権のうち、債権の元本の回収に係 るキャッシュフローを合理的に見積もることができ るキャッシュフローを合理的に見積もることができ る債権については、当該キャッシュフローと債権の る債権については、当該キャッシュフローと債権の 帳簿価格から担保の処分可能見込み額及び保証によ 帳簿価格から担保の処分可能見込み額及び保証によ る回収可能見込額を控除した残額との差額を計上し る回収可能見込額を控除した残額との差額を計上し ています。 ています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した 金額に基づき計上しています。 金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定 すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定 担当部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し 担当部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し た査定監査部署が査定結果を監査しており、その査 た内部監査部署が査定結果を監査しており、その査 定結果に基づいて上記の引当を行っています。 定結果に基づいて上記の引当を行っています。 ②賞与引当金 ②賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支 給見込額のうち当期負担分を計上しています。 給見込額のうち当期負担分を計上しています。 ③退職給付引当金 ③退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当期末における退職 職員の退職給付に備えるため、当期末における退職 給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年 給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発 度に発生していると認められる額を計上しています 生していると認められる額を計上しています。なお 。なお、当組合は職員数300人未満の小規模企業等 当組合は退職給付引当金及び退職給付費用の計算に に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針 退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債 (中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員 務とする方法を用いた簡便法を適用しています。 会報告第13号平成11年9月14日)により、簡便法を 採用しています。 ⑤収益及び費用の計上基準 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる リース物件の所有権が借主に移転すると認められる もの以外のファイナンス・リース取引(以下、「所 もの以外のファイナンス・リース取引のうち当組合 有権移転外ファイナンス・リース取引」という。) が貸手側となっている取引についてはリース料受取 のうち当組合が貸手側となっている取引については 時に利用収益と利用費用を計上し、利息相当額の総 リース料受取時に利用収益と利用費用を計上し、 額をリース期間にわたり定額で配分する方法によっ 利息相当額の総額をリース期間にわたり定額で配分 ています。 する方法によっています。 ⑥消費税及び地方消費税の会計 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式に 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によ 処理の方法 よっています。 っています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資 産に計上し、5年間で均等償却を行っています。 産に計上し、5年間で均等償却を行っています。 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しています。 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、 ⑦決算書類に記載した金額の端 数処理の方法 金額千円未満の科目については「0」で表示して います。 34 区 分 平成26年度 平成27年度 (2)会計方針の変更に関する 注記 ①直売所の損益にかかる表示方 従来、農産物直売所にかかる損益を利用事業収益及 法 び利用事業費用で表示していましたが、当期より販 売事業収益及び販売事業費用に計上する方法に変更 しています。この変更は、当該直売所における事業 は組合員が生産する物資を販売することを目的に行 っていることから、事業区分をより適正に表示する ために行ったものです。また、上記の生産者直売品 以外の生産資材・食品等の仕入品の販売についても 購買事業収益及び購買事業費用に計上する方法に変 更しています。なお、この変更により損益に与える 影響はありません。 (3)貸借対照表に関する注記 ①資産から直接控除した引当金 ②固定資産の圧縮記帳額 雑資産から控除されている貸倒引当金の額 雑資産から控除されている貸倒引当金の額 34千円 282千円 圧縮記帳により固定資産の帳簿価格を直接減額した 圧縮記帳により固定資産の帳簿価格を直接減額した 金額は801,120千円であり、その内訳は次のとおり 金額は799,030千円であり、その内訳は次のとおり です。 です。 (単位:千円) 資 産 科 資 物 440,353 建 建物付属設備 構 物 置 築 機 械 装 産 科 目 金 額 物 440,053 29,941 建物付属設備 29,941 21,033 構 219,613 機 築 械 装 物 21,033 置 217,863 車輛・運搬具 4,003 車輛・運搬具 4,003 器 具 ・ 備 品 30,762 器 具 ・ 備 品 30,722 55,414 土 土 地 計 ③担保に供されている資産 金 (単位:千円) 額 建 目 55,414 地 801,120 計 799,030 担保に供されている資産は、定期預金5,050,400千 担保に供されている資産は、定期預金5,050,400千 円です。 円です。 (単位:千円) (単位:千円) 担保に供している資産 種 類 定期預金 期末帳簿価格 担保権の種類 担保に供している資産 種 類 400 質 権 定期預金 定期預金 50,000 質 権 定期預金 5,000,000 質 権 計 5,050,400 35 期末帳簿価格 担保権の種類 400 質 権 定期預金 50,000 質 権 定期預金 5,000,000 質 権 計 5,050,400 区 分 平成26年度 平成27年度 担保権によって担保されている債務 内 容 担保権によって担保されている債務 内 容 期 末 残 高 期 末 残 高 公金取扱い - 公金取扱い - 指定金融機関 - 指定金融機関 - 為 替 決 済 - 為 替 決 済 - 計 - 計 - ④役員に対する金銭債権・債務 理事、監事に対する金銭債権の総額 14,056千円 理事、監事に対する金銭債権の総額 13,280千円 の総額 理事、監事に対する金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債務の総額 ⑤リスク管理債権 貸出金のうち、破綻先債権額は3,837千円、延滞債権 貸出金のうち、破綻先債権額は3,535千円、延滞債権 額は514,930千円です。なお、破綻先債権とは、元本 額は482,366千円です。なお、破綻先債権とは、元本 又は利息の支払いの遅延が相当期間継続しているこ 又は利息の支払いの遅延が相当期間継続しているこ とその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁 とその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁 済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか 済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか った貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 った貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人 「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人 税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3 税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定 する事由が生じている貸出金です。また、延滞債権 する事由が生じている貸出金です。また、延滞債権 とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権 とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権 及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と 及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と して利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金で して利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金で す。貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額はありませ す。貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額は7,830 ん。なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の 千円です。なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又 支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい は利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上 る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないも 遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に のです。貸出金のうち、貸出条件緩和債権額はあり 該当しないものです。貸出金のうち、貸出条件緩和 ません。なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経 債権額はありません。なお、貸出条件緩和債権とは 営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減 、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と 免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ して、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済 の他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金 猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決 で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該 めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ 当しないものです。破綻先債権額、延滞債権額、3カ 月以上延滞債権に該当しないものです。破綻先債 月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額 権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出 は518,768千円です。なお、上記に掲げた債権額は、 条件緩和債権額の合計額は493,731千円です。なお、 貸倒引当金控除前の金額です。 上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額 -千円 です。 36 -千円 区 分 平成26年度 平成27年度 (4)損益計算書に係る注記 ①減損損失に関する事項 ①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認 ①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認 識した資産又は資産グループの概要 識した資産又は資産グループの概要 当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグル 当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグル ーピングを実施した結果、営業店舗については支所 ーピングを実施した結果、営業店舗については支所 ・事業所・直売所ごとに、また、業務外固定資産 ・事業所・直売所ごとに、また、業務外固定資産 (遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資 (遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資 産をグルーピングの最小単位としています。本所に 産をグルーピングの最小単位としています。本所に ついては、独立したキャッシュ・フローを生み出さ ついては、独立したキャッシュ・フローを生み出さ ないものの、他のグループにキャッシュ・フローの ないものの、他のグループにキャッシュ・フローの 生成に寄与していることから、共用資産と認識して 生成に寄与していることから、共用資産と認識して います。当期に減損損失を計上した固定資産は、以 います。当期に減損損失を計上した固定資産は、以 下のとおりです。 下のとおりです。 場 所 用途 種 類 畜産部事務所 共用資産 その他 建物 榛東直売所 直売所 機械装置・器具備品 吉岡町試験圃 賃貸 土地 榛東つつじ店舗 遊休 吉岡町土地 遊休 土地 渋川市八木原雑種地 遊休 土地 場 所 用途 種 類 その他 貸牛舎 賃貸 建物・土地 業務外固定資産 小野上山林 遊休 土地 業務外固定資産 業務外固定資産 榛東つつじ店舗 遊休 建物・構築物・器具備品・土地 業務外固定資産 建物・構築物・器具備品 業務外固定資産 渋川市八木原雑種地 遊休 土地 業務外固定資産 業務外固定資産 明治支所 遊休 建物・構築物 業務外固定資産 業務外固定資産 駒寄支所 遊休 建物・構築物 業務外固定資産 ②減損損失を認識するに至った経緯 ②減損損失を認識するに至った経緯 畜産部事務所については、移転に伴い取壊しが決定 貸牛舎の資産については、土地の時価が著しく低下 していることから帳簿価額を回収可能価額まで減額 しており、減損の兆候に該当しています。また、 し、当期減少額を減損損失として認識しました。 賃貸用固定資産として使用されていますが、使用 榛東直売所については、当該店舗の営業収支が2期 価値が帳簿価額まで達しないため帳簿価額を回収可 連続赤字であると同時に、短期的に業績の回復が見 能価額まで減額し、当期減少額を減損損失として 込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで 認識しました。 減額し、当期減少額を減損損失として認識しました 小野上山林、榛東つつじ店舗、渋川市八木原雑 また、業務外固定資産については土地の時価が著し く低下しており、減損の兆候に該当しています。 種地の資産は遊休資産として処分対象ら、帳簿 価額を処分可能価額まで減額し、当期減少額を このうち、吉岡町試験圃の資産は賃貸用固定資産と 減損損失として認識しました。 して使用されていますが、使用価値が帳簿価額まで 明治、駒寄支所の資産については、支所統合に 達しないため帳簿価額を回収可能価額まで減額し、 伴い取壊しが決定していることから帳簿価額を回収 当期減少額を減損損失として認識しました。 可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失とし さらに榛東つつじ店舗、吉岡町土地、渋川市八木原 て認識しました。 雑種地の資産は遊休資産として処分対象であること から、帳簿価額を処分可能価額まで減額し、当期減 少額を減損損失として認識しました。 ③減損損失に計上した金額と固定資産の種類ごとの 減損損失の内訳 ③減損損失に計上した金額と固定資産の種類ごとの 減損損失の内訳 畜産部事務所 680千円 (建物680千円) 貸牛舎 51,583千円(建物1,911千円) 榛東直売所 501千円 (機械装置7千円、 (土地49,671千円) 器具備品493千円) 吉岡町試験圃 榛東つつじ店舗 吉岡町土地 小野上山林 589千円(土地589千円) 16,963千円 (土地16,963千円) 榛東つつじ店舗 863千円(建物223千円) 196千円 (建物163千円、 (構築物7千円) 構築物5千円、器具備品27千円) (器具備品28千円) 1,951千円 (土地1,951千円) (土地604千円) 渋川市八木原雑種地 5,188千円 (土地5,188千円) 渋川市八木原雑種地147千円(土地147千円) 25,481千円 明治支所 15,031千円(建物13,100千円) 合 計 (構築物1,930千円) 駒寄支所 11,299千円(建物11,119千円) (構築物180千円) 合 計 79,514千円(建物26,354千円) (構築物2,118千円、器具備品28千円) (土地51,013千円) 37 区 分 平成26年度 平成27年度 ④回収可能価額の算定方法 ④回収可能価額の算定方法 畜産部事務所建物、榛東直売所機械装置及び器具備 業務外固定資産の回収可能価額は正味売却 品の回収可能価額については備忘価額としています 価額を採用しており、その時価は固定資産税評 業務外固定資産の回収可能価額は正味売却価額を採 価額に基づき算定しています。このうち、明治、 用しており、その時価は固定資産税評価額に基づき 駒寄支所事務所建物、構築物の回収可能価額に 算定しています。 ついては備忘価額としています。 (5)金融商品に関する注記 ①金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 ①金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資 に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け 残った余裕金を農林中央金庫等へ預けているほか、 残った余裕金を農林中央金庫等へ預けているほか、 国債による運用を行っています 国債による運用を行っています ②金融商品の内容及びそのリスク ②金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内 の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸 の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸 出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされ 出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされ る信用リスクに晒されています。 る信用リスクに晒されています。 また、有価証券は国債であり、満期保有目的及びそ また、有価証券は国債であり、満期保有目的及びそ の他有価証券で保有しています。これらは発行体の の他有価証券で保有しています。これらは発行体の 信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動 信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動 リスクに晒されています。 リスクに晒されています。 ③金融商品に係るリスク管理体制 ③金融商品に係るリスク管理体制 ア.信用リスクの管理 ア.信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については 理事会において対応方針を決定しています。また、 理事会において対応方針を決定しています。また、 通常の貸出取引については、本所に融資審査部署を 通常の貸出取引については、本所に融資審査部署を 設置し、各支所との連携を図りながら与信審査を行 設置し、各支所との連携を図りながら与信審査を行 っています。審査にあたっては、取引先の収支状況 っています。審査にあたっては、取引先の収支状況 などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評 などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評 価基準などの厳格な審査基準を設けて、与信判定を 価基準などの厳格な審査基準を設けて、与信判定を 行っています。貸出取引において資産の健全性の維 行っています。貸出取引において資産の健全性の維 持・向上を図るため資産の自己査定を厳正に行って 持・向上を図るため資産の自己査定を厳正に行って います。不良債権については管理・回収方針を作成 います。不良債権については管理・回収方針を作成 ・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。 ・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。 また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については 「自己査定に基づく資産の償却・引当基準」に基づ 「自己査定に基づく資産の償却・引当基準」に基づ き必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めて き必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めて います。 います。 イ.市場リスクの管理 イ.市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市 場性リスクを的確にコントロールすることにより、 場性リスクを的確にコントロールすることにより、 収益及び財務の安定化を図っています。このため、 収益及び財務の安定化を図っています。このため、 財務の健全性維持と収益力強化のバランスを重視し 財務の健全性維持と収益力強化のバランスを重視し たALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な たALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔 どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔 38 区 分 平成26年度 平成27年度 軟な財務構造の構築に努めています。 軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経 済見通しなどの投資環境および当組合保有有価証券 済見通しなどの投資環境および当組合保有有価証券 ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事 ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事 会において運用方針を定めるとともに、経営層で構 会において運用方針を定めるとともに、経営層で構 成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な 成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な 情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は 情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は 理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定 理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定 された方針などに基づき、有価証券の売買等を行っ された方針などに基づき、有価証券の売買等を行っ ています。 ています。 運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が 運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が 適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的 適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的 にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) (市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディ 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディ ング目的以外の金融商品です。当組合において、主 ング目的以外の金融商品です。当組合において、主 要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主 要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主 たる金融所品は、預金、有価証券のうちその他の有 たる金融所品は、預金、有価証券のうちその他の有 価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入 価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入 金です。 金です。 当組合ではこれらの金融資産及び金融負債について 当組合ではこれらの金融資産及び金融負債について 期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用い 期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用い た経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理に た経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理に あたっての定量的分析に際し参照しています。 あたっての定量的分析に際し参照しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定 し、当期末現在、指標となる金利が0.01%下落したも し、当期末現在、指標となる金利が0.01%下落したも のと想定した場合には、経済価値が580千円減少する のと想定した場合には、経済価値が580千円減少する ものと把握しています。 ものと把握しています。 当該変動幅は、金利を除くリスク変数が一定の場合 当該変動幅は、金利を除くリスク変数が一定の場合 を前提としており、金利とその他のリスク変数の相 を前提としており、金利とその他のリスク変数の相 関を考慮していません。 関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生 じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性 じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性 があります。 があります。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案 件にかかる未実行金額についても含めて計算してい 件にかかる未実行金額についても含めて計算してい ます。 ます。 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、流動性リスクについては、運用・調達 当組合では、流動性リスクについては、運用・調達 について定期的に資金計画を作成し、安定な流動性 について定期的に資金計画を作成し、安定な流動性 の確保に努めています。 の確保に努めています。 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含み)には、 金融商品の時価(時価に代わるものを含み)には、 市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合 市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合 には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を 含む)が含まれています。当該価額の算定において 含む)が含まれています。当該価額の算定において は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前 は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前 39 区 分 ②金融商品の時価に関する事項 平成26年度 平成27年度 提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ 提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ ります。 ります。 ①金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 ①金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれ 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれ らの差額は次のとおりです。 らの差額は次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められ なお、時価を把握することが極めて困難と認められ るものについては、次表には含めず③に記載してい るものについては、次表には含めず③に記載してい ます。 ます。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 預 金 時 価 (単位:千円) 貸借対照表計上額 68,610,303 68,555,066 預 金 時 価 68,760,632 68,755,235 有価証券 1,013,091 1,020,841 有価証券 501,000 502,000 満期保有目的の債券 1,000,000 1,007,750 満期保有目的の債券 500,000 201,000 その他の有価証券 13,091 13,091 その他の有価証券 1,000 1,000 12,149,462 - 貸出金(※1) 11,613,761 - 貸倒引当金(※2) △ 212,663 - 貸倒引当金(※2)△ 181,629 - 貸倒引当金控除後 11,936,799 12,387,620 貸倒引当金控除後 11,432,131 11,897,039 資 産 計 81,772,856 81,963,527 資 産 計 80,693,765 81,154,275 84,018,429 83,982,633 82,012,468 82,037,902 84,018,429 83,982,633 82,012,468 82,037,902 貸出金(※1) 貯 金 負 債 計 貯 金 負 債 計 差 額 預 金 差 額 △ 55,236 預 金 △ 5,397 有価証券 7,750 有価証券 1,000 満期保有目的の債券 7,750 満期保有目的の債券 1,000 その他の有価証券 - その他の有価証券 - 貸出金(※1) - 貸出金(※1) - 貸倒引当金(※2) - 貸倒引当金(※2) - 貸倒引当金控除後 450,820 貸倒引当金控除後 464,908 資 産 計 190,670 資 産 計 460,510 貯 金 負 債 計 △ 35,796 貯 金 △ 35,796 負 債 計 25,434 25,434 (※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上し (※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上し ている職員厚生貸付金59,837千円を含めています。 ている職員厚生貸付金57,631千円を含めています。 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別 貸倒引当金を控除しています。 貸倒引当金を控除しています。 ②金融商品の時価の算定方法 ②金融商品の時価の算定方法 【資産】 【資産】 ア.預金 ア.預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似 していることから、当該帳簿価額によっています。 していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごと 満期のある預金については、期間に基づく区分ごと に、リスクフリーレートである円Libor・スワップ に、リスクフリーレートである円Libor・スワップ レートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と レートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と して算定しています。 して算定しています。 40 区 分 平成26年度 平成27年度 イ.有価証券 イ.有価証券 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示され 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示され た価格によっています。 た価格によっています。 ウ.貸出金 ウ.貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市 場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後 場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後 大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似 大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似 していることから当該帳簿価額によっています。 していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期 間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ 間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ リーレートである円Libor・スワップレートで割引 リーレートである円Libor・スワップレートで割引 いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額 いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額 として算定しています。 として算定しています。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未 実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー 実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー トである円Libor・スワップレートで割引いた額に トである円Libor・スワップレートで割引いた額に 帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の 帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の 割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わ 割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わ る金額として算定しています。 る金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権、期限の利益を喪失し また、延滞の生じている債権、期限の利益を喪失し た債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除し た債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除し た額を時価に代わる金額としています。 た額を時価に代わる金額としています。 【負債】 【負債】 ア.貯金 ア.貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の 要求払貯金については、決算日に要求された場合の 支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また 支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また 定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、 定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、 将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートで 将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートで ある円Libor・スワップレートで割引いた現在価値 ある円Libor・スワップレートで割引いた現在価値 を時価に代わる金額として算定しています。 を時価に代わる金額として算定しています。 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金 融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品 融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品 の時価情報には含まれていません。 の時価情報には含まれていません。 (単位:千円) (単位:千円) 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 外部出資 外部出資 6,536,888 5,523,738 ④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償 ④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償 還予定額 還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 1年超2年以内 68,610,303 1,000 (単位:千円) 1年以内 預金 有価証券 1年超2年以内 68,760,632 - 有価証券 512,000 満期保有目的の債券 500,000 その他の有価証券のう ち満期があるもの 12,000 1,000 その他の有価証券のう ち満期があるもの 貸出金(※1.2) 1,075,408 938,216 貸出金(※1.2) 1,057,700 870,155 合 計 70,197,711 939,216 合 計 69,819,333 1,370,155 - 41 1,000 500,000 - 満期保有目的の債券 500,000 1,000 - 区 分 平成26年度 平成27年度 (単位:千円) 2年超3年以内 3年超4年以内 - - 預金 (単位:千円) 2年超3年以内 3年超4年以内 預金 - - 有価証券 500,000 - 有価証券 - - 満期保有目的の債券 500,000 - 満期保有目的の債券 - - - その他の有価証券のう ち満期があるもの - - その他の有価証券のう ち満期があるもの - 貸出金(※1.2) 合 計 871,004 820,423 貸出金(※1.2) 854,852 1,371,004 820,423 合 計 854,852 757,816 757,816 (単位:千円) 4年超5年以内 (単位:千円) 5年超 4年超5年以内 預金 - - - - 有価証券 - - 有価証券 - - 満期保有目的の債券 - - 満期保有目的の債券 - - その他の有価証券のう ち満期があるもの - - その他の有価証券のう ち満期があるもの - 718,799 7,272,438 貸出金(※1.2) 661,403 6,988,023 合 計 718,799 7,272,438 合 計 661,403 6,983,023 (※1)貸出金のうち、当座貸越129,587千円につい (※1)貸出金のうち、当座貸越122,539千円につい ては「1年以内」に含めています。また、期限のな ては「1年以内」に含めています。また、期限のな い劣後特約付ローンについては「5年超」に含めて い劣後特約付ローンについては「5年超」に含めて います。 います。 (※2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期 (※2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期 限の利益を喪失した債権等393,335千円は償還の予 限の利益を喪失した債権等396,178千円は償還の予 定が見込まれないため、含めていません。 定が見込まれないため、含めていません。 (単位:千円) ⑤有利子負債の決算日後の返済予定額 ⑤有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 1年以内 合 計 1年超2年以内 75,812,196 4,246,096 75,812,196 4,246,096 貯金(※1) 1年超2年以内 72,292,121 合 計 3,869,972 72,292,121 3,869,972 (単位:千円) 2年超3年以内 3年超4年以内 3,222,566 331,625 3,222,566 331,625 貯金(※1) 合 計 (単位:千円) 2年超3年以内 3年超4年以内 5,179,299 308,062 5,179,299 308,062 貯金(※1) 合 計 (単位:千円) 4年超5年以内 貯金(※1) 合 計 ①有価証券の時価及び評価差額 - 貸出金(※1.2) 貯金(※1) (6)有価証券に関する注記 5年超 預金 (単位:千円) 5年超 329,065 76,878 329,065 76,878 4年超5年以内 貯金(※1) 合 計 5年超 277,269 85,741 277,269 85,741 (※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以 (※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以 内」に含めています。 内」に含めています。 ①満期保有目的の債券で時価のあるもの ①満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照 表計上額、時価及びこれらの差額については次のと 表計上額、時価及びこれらの差額については次のと おりです。 おりです。 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 合 計 貸借対照表計上額 国債 1,000,000 1,000,000 42 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 合 計 貸借対照表計上額 国債 500,000 500,000 区 分 平成26年度 平成27年度 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの (単位:千円) 時価 種 類 1,007,750 国債 合 計 1,007,750 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 時価 合 計 501,000 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの (単位:千円) 差額 種 類 7,750 国債 合 計 7,750 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 差額 合 計 1,000 ②その他有価証券で時価のあるもの ②その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は 償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につ 償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につ いては、次のとおりです。 いては、次のとおりです。 種 類 (単位:千円) 種 類 取得原価又は償却原価 取得原価又は償却原価 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 13,000 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 999 合 計 13,000 合 計 999 (単位:千円) 種 類 (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 13,091 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 合 計 13,091 合 計 (単位:千円) 種 類 ①退職給付に関する事項 1,000 国債 (単位:千円) (7)退職給付に関する注記 501,000 国債 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 合 計 貸借対照表計上額 1,000 1,000 (単位:千円) 差額 種 類 差額 90 貸借対照表計上額が取得原価又は 国債 償却原価を超えるもの 0 90 合 計 0 上記評価差額から繰延税金負債24千円を差し引いた 上記評価差額から繰延税金負債0千円を差し引いた 額65千円を「その他有価証券評価差額金」に計上し 額0千円を「その他有価証券評価差額金」に計上し ています。 ています。 ①採用している退職給付制度 ①採用している退職給付制度 職員の退職給付にあてるため、退職給与規定に基づ 職員の退職給付にあてるため、退職給与規定に基づ き、退職一時金制度、特定退職金共済制度及び確定 き、退職一時金制度、特定退職金共済制度及び確定 給付企業年金制度を採用しています。 給付企業年金制度を採用しています。 なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、 なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、 退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債 退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債 務とする方法を用いた簡便法を適用しています。 務とする方法を用いた簡便法を適用しています。 ②退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表 ②退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付引当金 342,496 千円 期首における退職給付引当金 334,342 千円 退職給付費用 58,926 千円 退職給付費用 60,226 千円 退職給付の支払額 確定給付企業年金制度への拠出金 特定退職金共済制度への拠出金 期末における退職給付引当金 △20,810 千円 △8,804 千円 △37,466 千円 334,342 千円 43 退職給付の支払額 △11,250 千円 確定給付企業年金制度への拠出金 △34,167 千円 特定退職金共済制度への拠出金 期末における退職給付引当金 △8,469 千円 340,682 千円 区 分 平成26年度 平成27年度 ③退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照 ③退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照 表に計上された退職給付引当金の調査表 表に計上された退職給付引当金の調査表 退職給付債務 849,945 千円 退職給付債務 879,132 千円 確定給付企業年金制度 △213,358 千円 確定給付企業年金制度 △213,038 千円 特定退職金共済制度 △302,245 千円 特定退職金共済制度 △325,411 千円 未積立退職給付債務 334,342 千円 未積立退職給付債務 340,682 千円 退職給付引当金 334,342 千円 退職給付引当金 340,682 千円 ④退職給付に関連する損益 勤務費用 臨時に支払った割増退職金 退職給付費用 ②特例業務負担金の将来見込額 ④退職給付に関連する損益 58,926 千円 3,129 千円 62,056 千円 勤務費用 60,226 千円 臨時に支払った割増退職金 退職給付費用 3,016 千円 63,242 千円 人件費(法定福利費)には、厚生年金保険制度及び 人件費(法定福利費)には、厚生年金保険制度及び 農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための 農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための 農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則 農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則 第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行 第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行 う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出 う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出 した特例業務負担金15,049千円を含めて計上してい した特例業務負担金14,530千円を含めて計上してい ます。なお同組合より示された平成26年3月現在に ます。なお同組合より示された平成27年3月現在に おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来見 おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来見 込額は、225,103千円となっています。 込額は、224,644千円となっています。 (8)税効果会計に関する注記 ①繰延税金資産及び繰延税金 ①繰延税金資産 負債の内訳 貸倒引当金 94,320 千円 退職給付引当金 94,232 千円 退職給付引当金 92,479 千円 貸倒引当金 68,782 千円 減損損失 30,320 千円 ①繰延税金資産 賞与引当金 8,966 千円 減損損失 8,924 千円 賞与引当金 8,597 千円 未収利息不計上否認額 6,019 千円 未収利息不計上否認額 6,826 千円 減価償却限度超過額 5,631 千円 減価償却限度超過額 5,940 千円 未払費用否認額 4,207 千円 未払費用否認額 4,792 千円 その他 3,222 千円 その他 2,383 千円 繰延税金資産小計 評価性引当額 △ 繰延税金資産合計(A) 223,771 千円 繰延税金資産小計 164,474 千円 評価性引当額 59,296 千円 ②繰延税金負債 221,878 千円 △ 繰延税金資産合計(A) 151,055 千円 70,823 千円 ②繰延税金負債 全農合併に伴うみなし配当否認額△ 7,894 千円 その他有価証券評価差額金 △ 24 千円 繰延税金負債合計(B) △ 7,919 千円 繰延税金資産の純額(A)+(B) 51,377 千円 44 全農合併に伴うみなし配当否認額△ 7,894 千円 未収還付所得税額 △ 5,931 千円 その他有価証券評価差額金 △ 0 千円 繰延税金負債合計(B) △ 13,825 千円 繰延税金資産の純額(A)+(B) 56,998 千円 区 分 平成26年度 ②法定実効税率と法人税等 法定実効税率 負担率との差異の主な原因 (調整) 平成27年度 29.39% 法定実効税率 27,66% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 3.10% 交際費等永久に損金に算入されない項目 受取配当金等に永久に益金に算入されない項目 △ 3.75% 受取配当金等に永久に益金に算入されない項目 △ 住民税均等割等 2.12% 住民税均等割等 1,99% 評価性引当金の増減 △ 18.89% 法人税額の特別控除額 △ 0.91% 法人税額の特別控除額 1.28% その他 2.54% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 修正申告等による影響額 その他 △ 税効果会計適用後の法人税等の負担率 2,00% 11,88% 評価性引当金の増減 △ 5,16% 1,53% △ 0,93% 15,22% 9.80% ③税率の変更による繰延税金 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律 資産及び繰延税金負債への 第10号)、「地方税法等の一部を改正する法律」(平 影響額 成26年法律第4号)、「地方法人税法」(平成26年法律 第11号)が平成26年3月31日に公布されたことに伴い 繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法 定実効税率は、平成27年3月1日に開始する事業年度 に解消が見込まれる一時差異等については29.39%か ら27.66%に、平成28年3月1日に開始する事業年度以 降に解消が見込まれる一時差異等については、27.61 %から27.66%に変更されました。その結果、繰延税 金資産が1,065千円減少し、法人税等調整額が1,065 千円増加しています。 (9)その他の注記 ①リース取引に関する会計 (借手側) (借手側) 基準に基づく注記 オペレーティングリース取引にかかる未経過リース オペレーティングリース取引にかかる未経過リース 料 料 (単位:千円) 1年以内 6,136 ②資産除去債務に関する会計 基準に基づく注記 1年超 合計 3,407 9,543 (単位:千円) 1年以内 1,657 1年超 合計 2,589 4,247 (貸手側) (貸手側) リース投資資産の内訳 (単位:千円) リース投資資産の内訳 (単位:千円) リース料債権部分 6,631 千円 リース料債権部分 3,467 千円 見積残存価格部分 見積残存価格部分 - 千円 - 千円 受取利息相当額 △395 千円 受取利息相当額 △223 千円 合 計 6,235 千円 合 計 3,244 千円 資産除去債務に計上している以外の資産除去債務 資産除去債務に計上している以外の資産除去債務 当組合は、上白井事務所、旅行センター、古巻直売 当組合は、上白井事務所、古巻直売所、女性会 所、女性会館、榛東セルフ給油所、吉岡・鯉沢バイ 館、榛東セルフ給油所、吉岡・鯉沢バイパス給油 パス給油所に関して、不動産賃貸契約に基づき、退 所に関して、不動産賃貸契約に基づき、退去時に 去時における現状回復にかかる義務を有しています おける原状回復にかかる義務を有していますが、 が、当該施設は当組合が事業を継続する上で必須の 当該施設は当組合が事業を継続する上で必須の 施設であり、現時点では除去は想定していません。 施設であり、現時点では除去は想定していません。 また、移転が行われる予定もないことから、資産除 また、移転が行われる予定もないことから、資産 去債務の履行時期を合理的に見積もることができま 除去債務の履行時期を合理的に見積もることが せん。そのため当該義務に見合う資産除去債務を計 できません。そのため当該義務に見合う資産除 上していません。 去債務を計上していません。 45 4.剰 余 金 処 分 計 算 書 科 目 1.当期未処分剰余金 2.剰余金処分額 (1)利益準備金 (2)任意積立金 (うち信用事業基盤強化積立金) (うち施設整備積立金) (うちリスク管理強化積立金) (3)出資配当金 3.次期繰越剰余金 平成26年度 249,883,268 221,082,049 50,000,000 140,000,000 ( 40,000,000 ) ( 60,000,000 ) ( 40,000,000 ) 31,082,049 28,801,219 (単位:円) 平成27年度 249,353,384 230,622,464 50,000,000 150,000,000 50,000,000 ) 40,000,000 ) 60,000,000 ) 30,622,464 18,730,920 (注)1.出資配当は年 2.0 %とし、年度途中で払込をした場合については、日割り計算に よるものとします。なお出資配当金の 1/2 は増資に充てさせていただきます。 (注)2.任意積立金のうち目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、取崩基準等は次の とおりです。 積立金の種類 積立目標額 積 立 目 的 資金運用のリスク負担、金利等のコストアップ、または 所業の継続性と改善発展に資する設備の取得及び設備に 残高 (平成28年2月29日 現在) 目的を達成するための 支出に対して理事会の 議決を経て取り崩す 600,000千円 500,000 千円 目的を達成するための 支出に対して理事会の 議決を経て取り崩す 400,000千円 500,000 千円 積立目的に掲げる 事由に該当する総 額1千万円以上の支 出が発生したとき は、理事会に付議 したうえ、その必 要額を取り崩す 270,000千円 信用事業基盤 新規事業開発に対する費用負担等JA事業基盤の強化に 期末貯金残高 の10/1,000 強化積立金 資する 施 設 整 備 積 立 充てる財源を確保するため、施設設備積立金を積み立て 金 する 取崩基準 次に掲げるリスクの発生により多額の損失が発生した場 合に、組合員の負託に応えうる事業運営と経営の安定、 組織の継続に寄与するために必要な財源を確保すること を目的とする リスク管理 強化積立金 (1)与信先の財務状況の悪化、組合の保有資産の価値の 毀損等により、債権・資産の価値が減少しまたは消失 し、損失を被る信用リスク発生 (2)金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリ スク要素の変動により、保有する資産・負債の価値が変 動し、損失を被る市場関連リスクの発生 (3)組合の資金繰りや市場の混乱等による市場流動性に 起因して損失を被る流動性リスクの発生 (4)コンピュータシステムの不備、コンピュータの不正使用等によって 損失を被り、またはシステム関連投資に伴うシステムリスクの発生 (5)自然災害、家畜伝染病、農産物・加工品事故等の非 常事態の発生により、直接的に被る災害リスクの発生 (6)その他の経営リスク、事務リスク、法務リスク、評判リスク、人 材リスク、外部環境リスク等、JA経営、事業運営上のさまざま なリスクの発生 (注)3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるための繰越額 15,000千円が含まれています。 46 5.部 門 別 損 益 計 算 書 平成27年3月1日から平成28年2月29日まで (単位:千円) 区 分 信 用 事 業 合 計 共 済 事 業 農業関連 事 業 生活その他 事 業 営農指導 事 業 事業収益 ① 4,627,658 775,775 577,820 1,099,472 2,135,501 39,090 事業費用 ② 3,027,789 117,944 44,360 1,030,875 1,777,544 57,066 事業総利益 ③=①-② 1,599,868 657,831 533,460 68,597 357,957 △ 17,976 事業管理費 ④ 1,465,249 468,331 403,041 146,906 358,290 88,681 (うち減価償却費) ⑤ (うち人件費) ⑤’ ※うち共通管理費 ⑥ (うち減価償却費) ⑦ 49,764 ) ( 13,377 ) ( 8,702 ) ( 5,203 ) ( 21,387 ) ( 1,095 ) ( 1,153,990 ) ( 358,022 ) ( 335,289 ) ( 107,826 ) ( 277,256 ) ( 75,597 ) 213,924 181,407 172,596 20,441 ( ⑦’ ( 7,668 ) ( 6,305 ) ( ( 51,028 1,138 ) ( 3,617 ) ( 41,396 ) ( 135,220 ) ( 149,551 ) ( 126,379 ) ( ⑧=③-④ 134,619 189,500 130,419 △ 78,309 △ 333 △ 106,657 事業外収益 ⑨ 130,457 27,515 23,079 9,044 67,778 3,040 27,496 23,079 7,287 26,863 3,040 53,288 4,647 2,346 801 45,190 304 ※うち共通分 ⑩ 事業外費用 ⑪ ※うち共通分 ⑫ 16,596 ) ( △ 469,142 ) 2,788 2,346 729 2,694 304 経常利益 ⑬=⑧+⑨-⑪ 211,788 212,368 151,152 △ 70,066 22,255 △ 103,921 特別利益 ⑭ 182,092 56,563 47,498 15,270 56,397 6,391 56,536 47,498 15,270 56,351 6,391 38,818 31,276 12,626 48,538 2,467 38,818 31,276 5,941 23,994 2,467 230,086 167,374 △ 67,421 30,114 △ 99,997 8,360 10,550 40,119 40,969 △ 99,997 221,726 156,824 △ 107,540 △ 10,855 ※うち共通分 ⑮ 特別損失 ⑯ 133,725 ※うち共通分 ⑰ 税引前当期利益 ⑱=⑬+⑭-⑯ 営農指導事業分配賦額 ⑲ 営農指導事業分配賦額後 税引前当期利益 ⑳=⑱-⑲ 260,155 260,155 △ 639,446 452 ) ( △ 19,180 ) 事業利益 (うち人件費) 共通管理費等 △ 87,766 △ 8,862 △ 182,046 △ 102,496 ※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分 (注) 1.共通管理費等、営農指導事業及び共通資産の他部門への配賦基準等 (1)共通管理費等 人頭割(50%)+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費(50%) (2)営農指導事業 均等割(50%)+事業総利益割(50%) 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%) 区 分 信 用 事 業 共 済 事 業 農業関連 事 業 生活その他 事 業 共通管理費等 35.66 30.03 7.31 24.13 営農指導事業 8.36 10.55 40.12 40.97 営農指導 事 業 2.87 計 100% 100% 3.部門別の資産 (単位:千円) 区 分 事業別の総資産 総資産(共通資産配賦後) 計 信 用 事 業 共 済 事 業 89,552,168 81,496,833 24,260 169 497,962 - 7,532,944 2,686,248 2,262,143 550,658 1,817,699 216,195 47 農業関連 事 業 生活その他 事 業 営農指導 事 業 共通資産 7,532,944 6.財 務諸表 の正確性等にかかる確認 確 1 認 書 私 は、 当 JAの 平成 27年 3月 1日 か ら平成 28年 2月 29日 まで の事業年度 にかか る デ ィス ク ロー ジ ャー誌 に記載 した内容 の うち、財務諸表作成 に 関す るす べ ての重 要 な点 にお いて 、農業協 同組合法施行規則 に基 づ き適 正 に表示 され てい る こ とを 確認 い た しま した。 2 この確認 を行 な うに当た り、財務諸表 が適正 に作成 され る以下 の体制 が整備 さ れ 、有効 に機能 して い る ことを確認 してお ります。 (1) 業務分掌 と所管部署 が 明確化 され 、各部署 が適 切 に業務 を遂行す る体制が 整備 され てお ります。 (2) 業務 の実施部署 か ら独 立 した内部監 査部 門 が内部管 理 体制 の適切性 0有 効 性 を検証 してお り、重要 な事項 について は理事会等 に適切 に報告 されてお り ます。 (3) 重要な経営情報 につい ては 、理事会等 へ 適切 に付 議 0報 告 されてお ります。 平成 28 年 5 月 26 日 北 群 渋 川 農 業 協 同 組 合 骸 理事 組 合 長 48 脈 イ十 一 晨 Ⅱ 損 益 の 状 況 1.最近5年間の主要な経営指標 (単位:千円、人、%) 項 目 23 24 年度 4,914,685 経 常 収 益 信用事業収益 年度 4,964,898 25 年度 5,119,288 26 27 年度 4,479,204 年度 4,627,658 851,482 888,819 856,224 838,813 775,775 558,735 573,890 581,293 565,620 577,820 農業関連事業収益 1,342,240 1,403,826 1,450,293 1,135,025 1,099,472 その他事業収益 2,162,228 2,098,363 2,231,478 1,939,746 2,174,591 193,520 219,050 174,989 269,157 211,788 共済事業収益 経 常 利 益 111,755 114,716 137,314 220,383 220,552 1,629,356 1,608,132 1,595,481 1,580,916 1,555,113 (出 資 口 数) 1,629,356 1,608,132 1,595,481 1,580,916 1,555,113 純 資 産 額 5,661,818 5,727,325 5,821,312 5,995,111 6,153,422 総 資 産 額 89,540,006 89,456,019 90,784,479 91,445,144 89,552,168 貯 金 等 残 高 82,435,202 82,228,197 83,509,183 84,018,429 82,012,468 貸 出 金 残 高 13,628,388 13,010,264 12,514,901 12,089,625 11,556,130 当 期 剰 余 金 出 資 金 2,099,846 1,065,928 1,028,337 1,013,091 501,000 剰 余 金 配 当 金 額 24,096 31,806 31,468 31,082 30,622 ・出資配当の額 24,096 31,806 31,468 31,082 30,622 有 価 証 券 残 高 - - - - - 職 員 数 (人) 167 170 177 184 177 単体自己資本比率(%) 18.45 18.55 18.73 19.01 18.76 ・事業利用分量配当の額 (注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.純資産額とは、貸借対照表の総資産額から総負債額を差し引いた金額です。 4.平成26年度以降の単体自己資本比率は農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判 断するための基準に係る算式に基づき算出しており、平成25年度以前は旧告示に基づき算出した単体自己資本 比率を記載しています。 2.利 益 総 括 表 (単位:千円、%) 項 目 収 支 差 額 資 金 運 用 26 収 27 年度 673,118 支 年度 692,259 増 減 19,141 役 務 取 引 等 収 支 13,166 14,010 844 そ の 他 事 業 収 支 △ 10,743 △ 48,438 △ 37,695 信 用 事 業 収 支 計 675,541 657,831 △ 17,710 675,541 657,831 △ 17,710 信 用 事 業 粗 信用事業粗利益 利 益 (信用事業粗利益率) (信用事業粗利益率) 事 業 粗 事業粗利益 利 ( 1,602,523 益 ( 事 業 粗 利 益 率 ) (事業粗利益率) 0.82 ) ( ( 0.80 ) ( 1,599,868 1.75 ) ( 49 1.78 ) ( △ 0.01 ) △ 2,655 0.03 ) 3.資金運用収支の内訳 (単位:千円、%) 26 項 目 平均残高 利 27 年度 息 利 回 り 平均残高 利 年度 息 利 回 り 資金運用勘定 82,336,735 690,314 0.838 81,483,188 679,971 0.834 うち預金 68,979,639 429,402 0.623 68,614,570 429,140 0.625 1,018,344 262 0.026 909,202 90 0.010 うち貸出金 12,338,752 260,650 2.112 11,959,416 250,741 2.097 資金調達勘定 うち有価証券 84,266,857 65,390 0.078 82,603,076 49,741 0.060 うち貯金・定積 84,197,417 65,194 0.077 82,544,405 49,578 0.060 うち譲渡性貯金 - - - - - - 69,440 196 0.282 58,671 163 0.278 うち借入金 ― 総資金利ざや 0.754 ― 0.789 (注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率) 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、事業利用分配配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が 含まれています。 4.受取・支払利息の増減額 (単位:千円) 項 目 受 取 利 26 息 預 金 支 27 年度増減額 年度増減額 7,521 △ 10,343 23,421 △ 262 有価証券 △ 1,891 △ 172 貸 出 金 △ 14,009 △ 9,909 △ 999 △ 15,649 △ 966 △ 15,616 - - △ 33 △ 33 8,520 5,306 払 貯 利 息 金 譲渡性貯金 借 入 金 差 引 (注)1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、 特別対策奨励金等奨励金が含まれています。 50 Ⅲ 事業の概況 1.信用事業 (1)貯 金 ①種類別貯金平均残高 (単位:千円、%) 26 種 類 27 年度 平均 残高 構 成 比 平均 残高 年度 増 減 構 成 比 流 動 性 貯 金 33,451,486 39.7 33,728,562 40.8 277,076 定 期 性 貯 金 50,716,007 60.2 48,787,684 59.1 △ 1,928,323 29,924 0.0 28,158 0.0 △ 1,766 84,197,417 100.0 82,544,405 100.0 △ 1,653,012 - - - - - 84,197,417 100.0 82,544,405 100.0 △ 1,653,012 その他の貯金 計 譲 渡 性 貯 金 合 計 (注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 ②固定・変動金利別定期貯金残高 (単位:千円、%) 区 26 分 残 27 年度 高 構 成 比 残 年度 高 増 構 成 比 減 49,735,231 98.3 47,366,756 98.0 △ 2,368,474 固定金利定期 49,714,189 99.9 47,345,803 99.9 △ 2,368,386 変動金利定期 21,041 0.0 20,953 0.0 △ 87 定期貯金 (注)1.固金利定期…預入時に満期日までの利率が確定する金利定期貯金 2.変動金利定期…預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する金利定期貯金 (2)貸 出 金 ①種類別貸出金平均残高 (単位:千円) 種 26 類 27 年度 増 年度 減 手 形 貸 付 金 - - - 証 書 貸 付 金 10,464,224 10,100,966 △ 363,258 141,478 126,449 △ 15,028 当 座 貸 越 割 引 手 形 1,733,049 1,732,000 △ 1,049 12,338,752 11,959,416 △ 379,335 金融機関貸付 合 計 ②固定・変動金利別貸出金残高 (単位:千円、%) 種 類 26 残 高 27 年度 構 成 比 残 高 年度 構 成 比 増 減 固定金利貸出 7,415,321 70.7 7,040,980 70.4 △ 374,341 変動金利貸出 3,080,315 29.3 2,961,820 29.6 △ 118,494 10,495,636 100.0 10,002,800 100.0 △ 492,836 合 計 (注)1.固定金利貸出…貸出実行時に償還日までの利率が確定する貸出金 2.変動金利貸出…貸出期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する貸出金 51 ③担保別貸出金残高 (単位:千円) 項 目 26 貯金・定期積金等 有 価 証 不 動 増 年度 減 171,081 150,384 △ 20,697 - - - 券 動 27 年度 産 184,644 163,227 △ 21,417 産 2,642,361 2,420,220 △ 222,141 133,010 106,607 △ 26,403 計 3,131,097 2,840,439 △ 290,658 農業信用基金協会保証 3,163,071 3,064,986 △ 98,085 そ の 他 担 保 物 そ の 他 保 証 計 信 用 合 計 117,720 171,705 53,985 3,280,791 3,236,692 △ 44,099 5,677,736 5,478,998 △ 198,738 12,089,625 11,556,130 △ 533,495 ④担保別債務保証見返額残高 開示の対象となる取引はありません。 ⑤業種別貸出金残高 (単位:千円、%) 26 業 種 残 高 年度 構 成 比 2.0 27 残 高 215,859 年度 構 成 比 1.9 増 減 農 業 245,510 林 業 - - - - △ 29,651 - 水 産 業 - - - - - 製 造 業 - - - - - 業 - 建設業・不動産業 94,366 電気・ガス・熱供給・水道業 - - - - - 運 輸 ・ 通 信 業 - - - - - 金 融 ・ 保 険 業 1,732,000 鉱 卸売・小売・サービス業・飲食業 地 方 公 共 団 体 非 営 利 法 人 そ の 他 14.3 1,732,000 0.7 △ 9,693 15.0 0 23,223 0.2 21,561 0.2 △ 1,662 29.8 3,435,349 29.7 △ 169,097 6,390,077 6,386,680 う ち 法 人 3,397 計 84,673 3,604,446 う ち 個 人 合 0.8 52.9 6,066,685 52.5 6,063,949 - 12,089,625 2,736 11,556,130 52 △ 323,392 △ 322,731 - △ 533,495 ⑥資金使途別貸出金残高 (単位:千円、%) 26 項 目 残 高 27 年度 構 成 比 残 年度 高 増 減 構 成 比 設 備 資 金 6,986,916 57.8 6,806,053 58.9 △ 180,863 運 転 資 金 5,102,706 42.2 4,750,074 41.1 △ 352,632 12,089,625 100.0 11,556,130 100.0 △ 533,494 合 計 ⑦主要な農業関係の貸出金残高 1)営農類型別 (単位:千円) 種 類 26 27 年度 増 減 年度 農業 穀作 242 0 △ 242 199,269 112,464 △ 86,805 66,974 29,974 △ 37,000 工芸作物 159,222 102,275 △ 56,947 養豚・肉牛・酪農 398,763 341,039 △ 57,724 39,200 39,200 0 野菜・園芸 果樹・樹園農業 養鶏・養卵 養蚕 その他農業 農業関連団体 合 計 - - - 74,156 81,733 7,577 - - - 937,828 706,686 △ 231,142 (注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業生産法人および農業関連団体等に対する 農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業 に必要な資金等が該当します。 なお、上記⑤の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対す る貸出金の残高です。 2.「その他農業」には、複合経営たる主たる業種が明確に位置づけられないもの、 農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれています。 3.「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれています。 53 2)資金種類別 〔貸出金〕 (単位:千円) 種 類 プロパー資金 農業制度資金 農業近代化資金 その他制度資金 合 計 26 年度 569,438 368,390 83,272 285,118 937,828 27 年度 384,466 322,219 71,877 250,342 706,686 増 減 △ 184,972 △ 46,171 △ 11,395 △ 34,776 △ 231,142 (注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外の ものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方 公共団体が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫 が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽 減支援資金などが該当します。 〔受託貸付金〕 (単位:千円) 種 類 日本政策金融公庫資金 住 宅 金 融 支 援 機 構 合 計 26 年度 13,187 342,995 356,182 27 年度 10,861 295,999 306,860 増 減 △ 2,326 △ 46,996 △ 49,322 (注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる転貸資金をいいます。 住宅金融支援機構は、住宅(旧住宅金融公庫)にかかる資金をいいます。 ⑧リスク管理債権の残高 (単位:千円) 区 分 破 綻 先 債 権 額 延 滞 債 権 額 3カ月以上延滞債権額 貸出条件緩和債権額 合 計 26 年度 3,837 514,930 518,768 27 年度 3,535 482,366 7,830 493,731 増 減 △ 302 △ 32,564 △ 25,037 (注)1.破綻先債権 元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由により元本 又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出 金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、 法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に 規定する事由が生じているものです。 2.延滞債権 未収利息不計上貸出金であって、注1に掲げるもの及び債務者の経営再建又は支援 を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外のものです。 3.3カ月以上延滞債権 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金(注1、 注2に掲げるものを除く。)です。 4.貸出条件緩和債権 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金(注1、 注2及び注3に掲げる者を除く。)です。 54 ⑨金融再生法開示債権の保全状況 (単位:千円) 26年度 区 分 危 要 険 管 正 債 理 常 債 債 合 保全額 担保・保証 引当 残高 破綻更生債権およびこ れらに準ずる債権 27年度 残高 保全額 担保・保証 引当 481,719 286,038 195,680 422,455 255,534 166,920 権 37,048 37,048 0 63,446 62,278 0 権 0 0 0 7,830 7,830 0 権 11,640,328 325,643 166,920 11,127,009 12,159,096 計 323,087 195,680 11,620,741 (注)1.破綻更生債権およびこれらに準ずる債権 法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権(自己査定における破綻先、実質破綻先の うち信用事業に係る総与信(貸出金、貸付有価証券、債務保証見返、信用未収利息、信用仮払金)) 2.危険債権 経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本利息の回収ができない可能性の高い債権(自 己査定における破綻懸念先のうち信用事業に係る総与信) 3.要管理債権 3か月以上延滞貸出債権および条件緩和貸出債権(自己査定における要管理先のうち3か月以上延滞貸 出金および貸出条件緩和貸出金) 4.正常債権(上記以外の信用事業に係る総与信) ⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 開示の対象となる取引はありません。 ⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 26 区 分 一般貸倒引当金 27 年 度 期 首 期 中 残 高 増加額 目的使用 その他 11,448 期中減少額 16,952 0 年 度 期 末 期 首 期 中 残 高 残 高 増加額 目的使用 その他 11,448 16,952 16,952 期中減少額 14,600 0 期 末 残 高 16,952 14,600 個別貸倒引当金 215,045 195,680 11,850 203,195 195,680 195,680 166,920 0 195,680 166,920 合 計 226,493 212,632 11,850 214,643 212,632 212,632 181,520 0 212,632 181,520 (注)「期中減少額」の「目的使用」欄は、対象債権の償却処理に充てた額を記載してあります。 決算での洗い替え計上にかかる戻入額は「その他」に記載してあります。 ⑫貸出金償却の額 開示の対象となる取引はありません。 (3)為 替 (単位:千件、千円) 26年度 種 類 送金・振込為替 代金取立為替 雑 為 替 合計 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 仕向 32,017 30,916,571 3 16,086 8,544 15,543,040 40,564 46,475,698 被仕向 91,359 24,749,516 16 22,396 10,467 15,722,190 101,842 40,494,103 55 27年度 仕向 被仕向 33,083 92,391 23,101,393 25,939,476 8,161 9,498 4,346,356 4,476,670 41,244 101,889 27,447,749 30,416,146 (4)有価証券 ①種類別有価証券平均残高 (単位:千円) 種 類 国 地 方 26年度 27年度 増 減 債 1,018,344 909,202 △ 109,142 債 - - - 政 府 保 証 債 - - - 金 債 - - - 特 別 法 人 債 - - - そ の 他 の 証 券 - - - 1,018,344 909,202 △ 109,142 融 合 計 ②商品有価証券種類別平均残高 開示の対象となる取引はありません。 ③有価証券残存期間別残高 【平成26年度末】 (単位:千円) 1年以内 1 年 超 3 年 超 5 年 超 7 年 超 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 期間の定め 10 年 超 合 計 種 類 国 債 512,074 501,016 - - - - - 1,013,090 地 方 のないもの 債 - - - - - - - - 政府保証債 - - - - - - - - 金 債 - - - - - - - - 特別法人債 融 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - 貸付有価証券 - - - - - - - - 【平成27年度末】 種 類 国 (単位:千円) 1年以内 1 年 超 3 年 超 5 年 超 7 年 超 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 期間の定め 10 年 超 のないもの 合 計 債 1,000 500,000 - - - - - 501,000 債 - - - - - - - - 政府保証債 - - - - - - - - 金 債 - - - - - - - - 地 方 融 特別法人債 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - 貸付有価証券 - - - - - - - - 56 (5)有価証券の時価情報等 ①有価証券の時価情報等 (単位:千円) 保有区分 満 期 保 有 目 的 そ 合 の 他 計 26 年 度 取得価額 時 価 1,000,000 13,001 1,013,001 27 年 度 時 価 評価損益 評価損益 取得価額 1,000,000 - 500,000 500,000 - 13,091 90 999 1,000 0 1,013,091 90 500,999 501,000 0 (注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっております。 3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については 当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上してお ります。 5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。 ②金銭の信託の時価情報等 開示の対象となる取引はありません。 ③デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引 開示の対象となる取引はありません。 57 2.共済事業 (1)長期共済新契約高・長期共済保有高 (単位:千円、件) 26 種 類 生 命 共 済 件 数 新契約高 保有契約高 件 数 年 度 件 数 新契約高 保有契約高 済 517 6,603,196 9,024 97,396,353 503 5,626,230 9,173 95,633,510 定期生命共済 1 5,000 21 101,000 - - 20 51,000 養老生命共済 738 3,335,014 8,339 56,938,580 605 2,451,375 7,910 50,286,560 141 311,304 1,917 4,553,710 143 297,000 1,943 4,575,410 終 身 共 うちこども共済 総 合 件 数 27 年 度 医 療 共 済 780 37,000 4,347 3,505,650 537 109,300 4,752 3,020,550 が ん 共 済 169 - 930 285,500 243 - 1,122 258,500 定期医療共済 2 - 283 216,000 - - 273 209,800 178 314,240 285 489,951 159 306,725 438 784,647 介 護 共 済 年 金 共 済 264 - 3,979 - 244 - 3,998 - 建 物 更 生 共 済 1,194 11,175,150 9,981 109,000,340 1,073 8,413,270 10,426 111,113,666 合 計 3,843 21,469,601 37,189 267,933,375 3,364 16,906,901 38,112 261,358,235 (注)1.金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加され た定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。 2.25年度の合計各欄には、介護共済を含みます。 3.JA共済は、農業協同組合法に基づきJAとJA全共連で共同して事業を行っており、共済契約が満期を 迎えられたり、万一事故がおきた場合に当JAが負う共済責任につきましては、JA全共連がすべての共済 責任を負うことになっています(短期共済も同様です)。 (2)医療系共済の入院共済金額保有高 (単位:千円、件) 26 種 類 件 数 27 年 度 件 数 新契約高 保有契約高 件 数 年 度 新契約高 件 数 保有契約高 医 療 共 済 780 4,266 4,347 25,802 537 2,926 4,752 28,133 が ん 共 済 169 963 930 5,740 243 1,436 1,122 6,805 2 10 283 1,422 - - 273 1,368 951 5,240 5,560 32,964 780 4,363 6,147 36,306 定 期 医 療 共 済 合 計 (注)金額は、入院共済金額を表示しています。 (3)介護共済の介護共済金額保有高 (単位:千円、件) 26 種 類 介 護 共 件 数 済 178 27 年 度 新契約高 613,553 件 数 285 保有契約高 949,732 (注)金額は、介護共済金額を表示しています。 58 件 数 159 新契約高 793,611 年 度 件 数 438 保有契約高 1,725,883 (4)年金共済の年金保有高 (単位:千円、件) 26 種 類 件 数 27 年 度 件 数 新契約高 保有契約高 件 数 年 度 件 数 新契約高 保有契約高 年 金 開 始 前 264 146,913 2,323 1,333,968 244 147,244 2,363 1,336,181 年 金 開 始 後 - - 1,656 763,511 - - 1,635 746,489 264 146,913 3,979 2,097,480 244 147,244 3,998 2,082,670 合 計 (注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。 (5)短期共済新契約高 (単位:千円、件) 26 種 類 火 災 済 1,844 自 動 車 共 済 12,702 傷 済 18,266 団体定期生命共済 定額定期生命共済 害 共 件 数 共 27 年度 契 約 高 件 数 17,603,050 1,849 年度 契 約 高 17,579,890 12,476 124,137,300 14,881 - - - - 3 1,000 3 8,000 賠 償 責 任 共 済 470 487 自 賠 責 共 済 計 4,833 4,715 38,118 34,411 59 118,070,200 3.その他事業の実績等 (1)購買事業品目別取扱実績 (単位:千円) 種 生 産 資 26 27 年 度 年 度 肥 料 142,178 148,045 農 薬 136,173 192,399 飼 料 699,526 607,888 温 床 資 材 91,678 197,427 包 装 資 材 55,404 53,967 農 業 機 械 164,906 191,559 自動車(除く二輪) 0 0 燃 そ 材 供 給 高 類 の 小 料 49,039 36,023 他 342,047 382,372 1,680,954 1,809,684 計 米 8,112 8,116 生 食 生 鮮 食 品 22,534 31,997 品 一 般 食 品 76,339 74,542 食 95,132 90,478 衣 活 材 品 1,025 774 耐 久 消 費 財 料 158,255 119,828 日 用 保 健 雑 貨 L P 家 庭 そ 物 G 燃 の 小 8,653 3,049 201,082 183,799 料 9,259 9,568 他 91,869 89,649 計 672,264 611,804 住 107,832 267,547 葬 祭 セ ン タ ー 99,251 77,262 資 福 祉 セ ン タ ー 合 計 1,145 636 2,560,302 2,766,934 農 (2)販売事業品目別取扱実績 (単位:千円) 種 類 26 販 売 27 年 度 高 手 数 料 販 売 年 度 高 手 数 料 米 7,414 520 6,640 354 麦・豆・雑穀 12,464 1,841 11,530 3,094 ま ゆ 3,801 60 4,328 66 野 菜 422,600 6,519 480,581 8,595 果 実 26,178 340 34,306 446 5,984 90 6,067 91 畜 産 物 2,938,898 19,419 2,845,907 17,818 林 産 物 11,817 177 3,995 59 直 売 所 110,835 11,981 102,131 10,946 蒻 101,573 1,485 141,290 1,821 3,641,569 42,435 3,636,780 43,293 花 き ・ 花 木 蒟 計 60 (3)農業倉庫収支内訳 (単位:千円) 項 26 目 受 入 保 管 料 年 度 1,352 収 検 査 手 数 料 351 入 倉 庫 雑 収 入 計 倉 費 用 庫 雑 374 79 80 1,562 160 196 費 引 年 度 1,107 1,783 160 196 1,623 1,366 計 差 27 (4)加工事業収支内訳 (単位:千円) 項 事 業 事 業 差 収 直 引 26 目 接 損 27 益 年 度 2,026 費 1,711 1,617 315 171 益 年 度 1,788 (5)利用事業収支内訳 (単位:千円) 種 類 育 苗 施 設 米麦乾燥所施 設 蒟蒻乾燥所施 設 りんごジュー ス 加 工 その他利用事 業 合 計 項 目 26 販 年 売 度 27 高 販 年 売 度 高 事 業 収 益 33,448 31,934 事 業 直 接 費 26,974 25,333 差 引 損 益 6,473 6,601 事 業 収 益 15,133 14,686 事 業 直 接 費 11,135 11,238 差 引 損 益 3,998 3,448 事 業 収 益 - - 事 業 直 接 費 1,973 - 差 引 損 益 △ 1,973 - 事 業 収 益 5,246 5,385 事 業 直 接 費 5,205 5,283 差 引 損 益 41 101 事 業 収 益 9,367 6,669 事 業 直 接 費 3,786 3,790 差 引 損 益 5,580 2,879 事 業 収 益 63,195 58,675 事 業 直 接 費 49,075 45,644 差 引 損 益 14,120 13,030 61 (6)旅行事業収支内訳 (単位:千円) 項 収 事 26 目 業 収 益 事 業 雑 収 入 計 益 費 事 業 事 業 費 用 雑 費 計 用 差 引 損 益 年 度 154,139 27 年 度 127,198 623 1,451 154,763 128,650 146,652 120,791 6,356 4,399 153,009 125,190 1,753 3,460 (7)福祉事業収支内訳 (単位:千円) 項 26 目 レ ン タ ル 料 収 益 年 度 200 27 年 度 168 - 20 高齢者生活支援事業 180 549 福 祉 雑 収 入 25 19 計 406 757 182 155 111 351 227 314 福 祉 助 成 金 福 祉 受 入 高 費 高齢者生活支援事業 福 用 祉 雑 費 計 差 引 損 益 521 821 △ 115 △ 64 (8)介護保険事業収支内訳 (単位:千円) 項 収 益 26 目 訪 問 介 護 年 度 30,428 通 所 介 用 護 61,564 75,590 10,500 10,561 居宅介護支援 23,194 27,574 2,533 1,392 計 128,222 145,619 介 護 労 務 費 11,928 13,938 介 護 受 入 高 10,106 9,010 介 26,408 26,875 48,443 49,824 79,778 95,795 護 雑 費 計 差 年 度 30,500 福祉用具貸与 福祉用具販売 費 27 引 損 益 62 (9)指導事業収支内訳 (単位:千円) 項 26 目 金 年 度 4,131 収 指導事業補助金 30,502 入 実 賦 支 出 課 27 年 度 3,951 32,510 3,426 2,628 計 38,060 39,089 営 農 改 善 費 5,301 10,282 農 政 活 動 費 - - 生 活 改 善 費 1,632 2,100 組 織 活 動 費 9,580 9,279 教 育 広 報 費 5,910 5,810 畜 産 振 興 費 26,580 21,369 園芸特産振興費 6,652 7,356 農 産 振 興 費 613 868 56,271 57,066 △ 18,211 △ 17,976 費 収 計 差 引 入 63 Ⅳ 経営諸指標 1.利 益 率 (単位:%、ポイント) 項 目 26 年度 27 増 減 年度 総資産経常利益率 0.29 0.23 △ 0.06 資 本 経 常 利 益 率 4.63 3.54 △ 1.09 総資産当期純利益率 0.24 0.24 0.00 資本当期純利益率 3.79 3.68 △ 0.11 (注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100 3.総資産当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100 2.貯貸率・貯証率 (単位:%、ポイント) 項 目 貯 貸 率 貯 証 率 期 末 26 年度 14.39 27 年度 14.09 期中平均 14.65 14.49 △ 0.17 期 末 1.21 0.61 △ 0.59 期中平均 1.21 1.10 △ 0.11 増 (注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100 3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100 64 減 △ 0.30 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項 (単位:千円) 当期末 前期末 経過措置 による 不算入額 項 目 経過措置 による 不算入額 コア資本にかかる基礎項目 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額 うち、出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額 (△) 6,122,798 5,963,964 1,555,113 1,580,916 - - 4,619,353 4,429,883 30,622 31,082 △ 21,045 △ 15,753 15,006 17,387 15,006 17,387 - - - - うち、回転出資金の額 - - うち、上記以外に該当するものの額 - - 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の 額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - - 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、経 過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - - 6,137,805 5,981,351 うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の 額の合計額 175 703 - 898 - - - - 175 703 - 898 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 - - - - 適格引当金不足額 - - - - 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 - - - - 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 - - - - 前払年金費用の額 - - - - 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 - - - - 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 - - - - 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 - - - - 特定項目に係る10%基準超過額 - - - - うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するもの の額 - - - - うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連する ものの額 - - - - うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 特定項目に係る15%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するもの の額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連する ものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 175 65 - (単位:千円) 当期末 前期末 経過措置 による 不算入額 項 目 経過措置 による 不算入額 自己資本 自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ) 6,137,629 5,981,351 29,725,935 28,481,322 リスク・アセット等 信用リスク・アセットの額の合計額 資産(オン・バランス)項目 29,725,935 28,481,322 △ 6,722,888 △ 10,635,975 703 898 - - うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、前払 年金費用に係るものの額 - - うち、他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに 係る経過措置を用いて算出したリスク・アセットの額から経過措置を 用いずに算出したリスク・アセットの額を控除した額(△) 6,723,592 △ 10,635,975 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、無形 固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの を除く)に係るものの額 うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、繰延 税金資産に係るものの額 - - オフ・バランス項目 うち、上記以外に該当するものの額 - - CVAリスク相当額を8%で除して得た額 - - 中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額 - - 2,983,175 2,979,755 信用リスク・アセット調整額 - - オペレーショナル・リスク相当額調整額 - - 32,709,110 31,461,078 18.76% 19.01% オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率 ((ハ)/(ニ)) (注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しております。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては、標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法 の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 66 2.自己資本の充実度に関する事項 ①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 (単位:千円) 平成26年度 信用リスク・アセット 平成27年度 エクスポージャー リスク・ 所要自己資本額 エクスポージャー リスク・ 所要自己資本額 の期末残高 アセット額 b=a×4% の期末残高 アセット額 b=a×4% a a 我が国の中央政府及び中央銀行向け 1,013,061 - - 501,007 - - 我が国の地方公共団体向け 3,629,101 - - 3,458,245 - - 地方公共団体金融機関向け - - - - - - 我が国の政府関係機関向け - - - - - - 地方三公社向け - - - - - - 68,619,601 13,723,920 548,956 68,769,809 13,753,961 550,158 法人等向け 294,381 294,381 111,775 260,528 260,528 10,421 中小企業等向け及び個人向け 432,239 213,288 8,531 372,009 174,356 6,974 抵当権付住宅ローン 750,321 260,963 10,438 701,237 242,741 9,710 不動産取得等事業向け 143,950 141,297 5,651 127,694 125,617 5,025 三月以上延滞等 781,224 452,129 18,085 661,972 498,816 19,953 3,164,918 312,664 12,506 3,065,330 302,918 12,117 金融機関及び第一種金融商品取引 業者向け 信用保証協会等保証付 24,280 - - 20,954 - - 909,958 909,958 36,398 953,478 953,478 38,139 7,396,468 18,491,171 739,646 6,339,722 15,849,307 633,972 51,775 129,439 5,177 56,998 142,495 5,700 複数の資産を裏付とする資産(所 謂ファンド)のうち、個々の資産 の把握が困難な資産 - - - - - - 証券化 - - - - - - 経過措置によりリスク・アセッ トの額に算入、不算入となるもの - △ 10,635,975 △ 425,439 - △ 6,722,888 △ 268,915 共済約款貸付 出資等 他の金融機関等の対象資本調達 手段 特定項目のうち調整項目に算入 されないもの 上記以外 標準的手法を適用するエクスポージャー別計 CVAリスク相当額÷8% 4,615,963 4,188,081 167,523 4,551,262 4,144,601 165,784 91,827,247 28,481,322 1,139,252 89,840,250 29,725,935 1,189,037 - - - - - - 中央清算機関関連エクスポージャー - - - - - - 信用リスク・アセットの額の合計額 91,827,247 28,481,322 1,139,252 89,840,250 29,725,935 1,189,037 オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスク相当 所要自己資本額 オペレーショナル・リスク相当 所要自己資本額 に対する所要自己資本の額 額を8%で除して得た額 <基礎的手法> a 額を8%で除して得た額 b=a×4% 2,979,755 a b=a×4% 2,983,175 119,190 119,327 リスク・アセット等(分母)計 所要自己資本額 リスク・アセット等(分母)計 所要自己資本額 所要自己資本額計 c d=c×4% 31,461,078 1,258,443 67 c d=c×4% 32,709,110 1,308,364 (注) 1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクス ポージャーの種類ごとに記載しています。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい い、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。 3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞してい る債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人 等向け」等においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある 二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引に かかるエクスポージャーのことです。 6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対 象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)およ び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入としたもの が該当します。 7.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央 政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定 資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデリバテ ィブの免責額が含まれます。 8.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)> (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 ÷8% 3.信用リスクに関する事項 ①標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出 しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定にあたり使用す る格付等は次のとおりです。 (ア)リスク・ウェイトの判定にあたり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けの みを使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。 ・株式会社格付投資情報センター(R&I) ・株式会社日本格付研究所(JCR) ・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P) ・フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (イ)リスク・ウェイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・ス コアは、主に以下のとおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 カントリー・リスク・スコア 日本貿易保険 金融機関向けエクスポージャー 法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch (長期) 法人等向けエクスポージャー R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch (短期) 68 ②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業務別、残存期間別)及び三月以上延滞 エクスポージャーの期末残高 (単位:千円) 平成26年度 平成27年度 信用リスクに 項 目 信用リスクに 関するエクス うち うち 三月以上延滞 関するエクス ポージャーの 貸出金等 債券 エクスポー ポージャーの ジャー 残高 残高 うち うち 三月以上延滞 貸出金等 債券 エクスポー ジャー 農 業 246,384 246,384 - 23 219,465 216,628 - 2,837 林 業 - - - - - - - - 法 水産業 - - - - - - - - 製造業 - - - - - - - - 鉱 業 - - - - - - - - 建設・不動産業 電気・ガス・熱 供給・水道業 運輸・通信業 94,534 94,534 - - 84,818 84,818 - 3 - - - - - - - - - - - - - - - - 人 金融・保険業 卸売・小売・飲 食・サービス業 日本国政府・地 方公共団体 上記以外 70,332,049 1,769,538 - - 70,487,269 1,769,462 - - 23,485 23,485 - 37 21,800 21,800 - - 4,642,162 3,629,101 1,013,061 824 3,959,252 3,458,245 501,007 - 3,543 3,397 - 145 2,736 2,736 - - 個 人 6,753,646 6,452,493 - 780,192 6,385,987 6,124,682 - 659,131 その他 9,731,441 - - - 8,678,920 - - - 業種別残高計 91,827,247 12,218,935 1,013,061 781,224 89,840,250 11,678,373 501,007 661,972 1年以下 69,164,686 90,121 512,054 68,822,329 103,515 1,007 1年超3年以下 812,121 311,114 501,006 847,764 347,764 500,000 3年超5年以下 722,158 722,158 - 671,212 671,212 - 5年超7年以下 571,056 571,056 - 641,206 641,206 - 7年超10年以下 2,622,900 2,622,900 - 2,241,705 2,241,705 - 10年超 5,858,932 5,858,932 - 5,584,344 5,584,344 - - 11,031,688 2,088,626 - 89,840,250 11,678,373 501,007 期限の定めのないもの 12,075,390 2,042,650 残存期間別残高計 91,827,247 12,218,935 1,013,061 (注) 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エ クスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当 額を含みます。 2.「貸出金等」とは、貸出金のほかコミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ ンスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間及び融 資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸 出金等」にはコミットメントの融資可能残高も含めています。 3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月 以上延滞しているエクスポージャーをいいます。 4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 5.当組合では、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略して おります。 69 ③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 平成26年度 項 目 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 期首残 高 11,857 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 17,387 494,150 365,679 - 11,857 平成27年度 期末残 高 貸出金 償却 17,387 期首残 高 17,387 11,850 482,300 365,679 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 15,006 365,679 273,954 - 17,387 期末残 高 貸出金 償却 15,006 - 365,679 273,954 農 業 72,348 21 - 72,348 21 - 21 1,891 - 21 1,891 - 林 業 - - - - - - - - - - - - 法 水産業 - - - - - - - - - - - - 製造業 - - - - - - - - - - - - 鉱 業 - - - - - - - - - - - - 建設・不動産業 - - - - - - - 3 - - 3 - 電気・ガス・熱 供給・水道業 - - - - - - - - - - - - 運輸・通信業 - - - - - - - - - - - - 人 金融・保険業 - - - - - - - - - - - - - 33 - - 33 - 33 - - 33 - - - - - - - - 824 - - 824 - - 192 970 - 192 970 - 145 - - 145 - - 卸売・小売・飲 食・サービス業 日本国政府・地 方公共団体 上記以外 個 人 業種別計 421,609 364,653 11,850 409,760 364,653 - 364,653 272,059 - 364,653 272,059 - 494,150 365,679 11,850 482,300 365,679 - 365,679 273,954 - 365,679 273,954 - (注)当組合では、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略して おります。 70 ④信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高 (単位:千円) 平成26年度 項 目 格付あり 格付なし 平成27年度 計 格付あり 格付なし 計 リスクウェイト0% 5,270,732 5,270,732 4,550,475 4,550,475 リスク・ウェイト2% - - - - リスク・ウェイト4% - - - - リスクウェイト10% 3,126,652 3,126,652 3,029,187 3,029,187 リスクウェイト20% 68,644,938 68,644,938 68,779,909 68,779,909 信用リスク リスクウェイト35% 745,611 745,611 693,547 693,547 削減効果勘案 リスクウェイト50% 357,545 357,545 281,114 281,114 リスクウェイト75% 285,981 285,981 233,832 233,832 リスクウェイト100% 12,853,880 12,853,880 6,984,207 6,984,207 後残高 リスクウェイト150% 185,807 185,807 4,926,461 4,926,461 リスク・ウェイト200% - - - - リスク・ウェイト250% 356,995 356,995 362,218 362,218 - - - - - - - - 91,828,145 91,828,145 89,840,953 89,840,953 その他 リスク・ウェイト1250% 計 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証 券化エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与 信相当額を含みます。 2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用して いるもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用 していないものを記載しています。 なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウェイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置 適用後のリスク・ウェイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセット を算入したものについても集計の対象としています。 4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法と して用いる保証又は クレジット・デリバティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリス ク・ウェイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。 71 4.信用リスク削減手法に関する事項 ①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 〔記載例〕 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、 エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど 信用リスク・アセット額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」に定めています。 信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適 用しています。 ②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 (単位:千円) 平成26年度 区 分 適格金融 平成27年度 適格金融 保 証 資産担保 保 証 資産担保 地方公共団体金融機構向け - - - - 我が国の政府関係機関向け - - - - 地方三公社向け - - - - 金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け - - - - 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け - - - - 30,076 - 21,532 - - - - - 抵当権住宅ローン 不動産取得等事業向け - - - - 202 - - - - - - - 上記以外 31,506 - 23,927 - 合 計 61,784 - 45,460 - 三月以上延滞等 証券化 (注) 1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)ことを いい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。 2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞し ている債務者にかかるエクスポージャーのことです。 3.「証券化」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャ ーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポー ジャーのことです。 4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の 中央政府等以外の公共部門向け・国債開発銀行向け・取立未済手形・その他の資産(固定資 産等)が含まれます。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 72 7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ①出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の外部出資勘定の株式又は出資として 計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①系統及び系統外出資、②子会社及び関連会社株式に 区分して管理しています。 ①系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた 連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行なっています。 ②子会社及び関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率的運用を 目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月敵機的な 連絡会議を行なう等適切な業務把握に努めています。 なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①系統及び系統外出資につい ては、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を、②子会社及び関連会社株式については 取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の 変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 ※子会社及び関連会社株式が無い場合は該当箇所を削除すること。 ②出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 (単位:千円) 平成26年度 区 分 貸借対照表 平成27年度 貸借対照表 時価評価額 計上額 時価評価額 計上額 上 場 - - - - 非上場 6,536,888 6,536,888 5,523,738 5,523,738 合 計 6,536,888 6,536,888 5,523,738 5,523,738 (注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。 ③出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 (単位:千円) 平成26年度 売却益 売却損 - 平成27年度 償却額 - 売却益 - 売却損 - 償却額 - - ④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証券 としている株式・出資の評価損益等) (単位:千円) 平成26年度 評価益 平成27年度 評価損 - 評価益 - 評価損 - - ⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) (単位:千円) 平成26年度 評価益 平成27年度 評価損 - 評価益 - 評価損 - - 73 8.金利リスクに関する事項 ①金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存 在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク 情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理要領」に定め、適切なリスクコン トロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。 ・市場金利が上下に2%変動した時(ただし0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を 金利リスク量としてを毎月算出しています。 ・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出され る要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、 ①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50% 相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5年)リスク 量を算定しています。 ・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△) 算出した金利リスク量は、四半期ごとにALM委員会および理事会に報告して承認を得ています。 また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。 ②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 (単位:百万円) 区 分 平成26年度 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 平成27年度 0 74 0 【JAの概要】 組織機構図 〔平成28年2月末現在〕 監 査 室 リ ス ク 管 理 室 金 総 企 画 管 理 部 務 課 企 画 管 理 課 債 権 管 理 課 審 資 査 産 管 子 持 支 経 共 済 課 済 課 北牧ふれあい事業所 課 理 融 所 吹屋ふれあい事業所 課 営 農 経 済 委 員 会 金 融 共 済 委 員 会 金 総 務 企 画 委 員 会 融 部 ( 渋 川 支 所 兼 務 ) 貯 金 為 替 課 ( 渋 川 支 所 兼 務 ) 融 資 金 小 野 上 支 経 課 ( 渋 川 支 所 兼 務 ) 共 済 部 組 総 理 組 合 合 代 事 長 理 員 会 会 事 代 表 理 事 副 組 合 長 普 LA 事 及 保 推 全 進 課 榛 東 支 相 談 課 産 企 画 課 共 済 課 済 課 金 融 共 済 課 営 農 経 済 課 所 課 故 融 所 広馬場ふれあい事業所 参 事 営 営 農 セ 農 ン タ ー 部 農 農 産 物 検 査 員 農 産 物 直 売 所 園 芸 特 産 金 明 治 支 融 共 済 課 所 経 課 済 課 北 部 営 農 セ ン タ ー 金 駒 寄 支 融 経 畜 販 売 対 策 課 総 合 指 導 課 共 済 課 所 済 課 産 監 代 常 表 勤 事 会 監 監 事 事 部 (金融部は金融事業兼務) 渋 経 済 部 経 農 済 機 燃 川 支 所 (経済部は経済事業兼務) 課 料 課 旅 行 セ ン タ ー (共済部は共済事業兼務) 金 金 島 支 融 共 済 課 所 経 済 課 葬 祭 セ ン タ ー 金 豊 福 ふ れ あ い 秋 支 融 共 済 課 所 経 課 済 課 祉 部 福 祉 セ ン タ ー 金 古 巻 支 経 支 所 75 融 共 済 課 所 済 課 2.役員一覧 (平成28年2月現在) 役 職 名 氏 常・非常 代表権 勤の別 の有無 名 備 考 代表理事組合長 野村 哲男 常勤 有 代表理事副組合長 松下 曻一 常勤 有 営農経済担当 代表理事副組合長 木村 晃 常勤 無 信用共済担当 事 岩田 金義 非常勤 無 事 後藤 恒 非常勤 無 〃 小林 三木雄 非常勤 無 〃 大武 久男 非常勤 無 〃 浅田 勝啓 非常勤 無 〃 山本 稔 非常勤 無 〃 遠藤 琴子 非常勤 無 女性理事 〃 原澤 いちの 非常勤 無 女性理事 代 表 監 事 保科 一義 非常勤 無 常 勤 監 事 山田 種明 常勤 無 監 森田 義孝 非常勤 無 〃 清水 博敏 非常勤 無 〃 小野 孝志 非常勤 無 筆 頭 理 理 事 76 員外監事 3.組合員数 (単位:人、団体) 資 格 区 分 26年度 正 個 人 組 農事組合法人 合 法 人 その他の法人 員 准 組 合 員 27年度 増減 4,606 4,457 △ 149 2 3 1 16 15 △ 1 個 人 4,836 4,940 104 農業協同組合 - - - 農事組合法人 1 1 0 その他の団体 19 16 △ 3 9,480 9,432 △ 48 合 計 4.組合員組織 組 織 名 農 事 支 部 青 年 部 青 色 申 告 会 女 性 組 織 蒟 蒻 支 部 チ ン ゲ ン 菜 部 会 ブ ロ ッ コ リ ー 部 会 タ ラ の 芽 部 会 ね ぎ 部 会 に ら 部 会 肉 牛 生 産 部 連 絡 協 議 会 酪 農 部 養 豚 部 農畜産物直売所連絡協議会 (単位:人) 構成員数 23 人 244 人 362 人 48 59 24 122 13 32 16 7 172 5.特定信用事業代理業者の状況 該当する事項はありません。 77 人 人 人 人 人 人 人 人 人 6.地区一覧 当組合の地区は、渋川市子持地区、渋川市小野上地区、渋川市伊香保地区、渋川市金島地区、 渋川市渋川地区、渋川市豊秋地区、渋川市古巻地区、榛東村全域、吉岡町全域、 となっております。 7.店舗一覧 渋川市渋川157番地 (平成28年2月29日現在) CD ・ ATM 電 話 番 号 設置台数 0279-23-3315 1 台 営 農 セ ン タ ー 吉岡町大久保2296番地の2 0279-20-5577 北部営農センター 渋川市北牧854番地の1 0279-53-3511 野 菜 セ ン タ ー 吉岡町大久保2296番地の2 0279-20-5831 あ ぐ り シ ョ ッ プ 吉岡町大久保2296番地の2 0279-20-5200 畜 吉岡町大久保2296番地の2 0279-55-0033 葬 祭 セ ン タ ー 渋川市白井733番地の1 0279-22-0206 旅 行 セ ン タ ー 渋川市渋川157番地 0279-24-7177 福 祉 セ ン タ ー 女 店 舗 名 本 子 小 住 所 産 性 持 野 上 部 所 渋川市渋川1981番地3 0279-23-1211 会 館 渋川市渋川2186番地 0279-22-3158 支 所 渋川市中郷1314番地の1 0279-53-3606 所 渋川市村上3781番地の1 0279-59-2016 支 榛 東 支 所 榛東村山子田877番地の1 0279-54-2201 明 治 支 所 吉岡町下野田700番地の1 0279-54-3251 駒 寄 支 所 吉岡町大久保2101番地 0279-54-2081 金 島 支 所 渋川市金井1924番地 0279-23-2131 渋 川 支 所 渋川市渋川157番地 0279-23-2141 豊 秋 支 所 渋川市石原873番地の2 0279-23-2151 古 巻 支 所 渋川市八木原1135番地 0279-22-0372 北牧ふれあい事業所 渋川市北牧854番地の1 0279-53-2215 吹屋ふれあい事業所 渋川市白井733番地の1 0279-22-0293 広馬場 ふ れ あ い 事業所 榛東村広馬場1763番地 0279-54-6255 み ゆ き だ 農産物直売所 渋川市行幸田51番地の1 0279-24-5033 ふ る ま き 農産物直売所 渋川市半田3121番地1 0279-20-1050 りんごジュース加工所 渋川市金井1924番地 0279-24-7414 子持農機センター 渋川市中郷1314番地の1 0279-53-5430 榛東農機センター 榛東村山子田1346番地の2 0279-54-4707 豊秋農機センター 渋川市石原873番地の2 0279-23-2151 鯉沢バイパス給油所 渋川市吹屋511番地の2 0279-60-5050 吉岡バイパス給油所 吉岡町大久保2186番地 0279-30-5522 榛東セルフ給油所 榛東村新井2526番地1 0279-25-8686 ※店舗外ATM設置台数 3 台 (榛東村役場・エーコープ榛東店・榛東つつじヶ丘) 78 1 1 ※ 1 1 1 1 1 1 1 1 1 8.沿革・歩み 平成 4年 5月 平成 5年 2月 平成 5年 7月 平成 5年 9月 平成 6年 3月 平成 6年11月 平成 6年12月 平成 7年 4月 平成 8年 4月 平成 9年 4月 平成 9年11月 平成10年 4月 平成11年 4月 平成12年 5月 平成12年11月 平成13年 5月 平成14年 5月 平成14年11月 平成15年 5月 平成15年11月 平成15年12月 平成16年 5月 平成17年 1月 平成17年 5月 平成18年 5月 平成18年11月 平成18年12月 平成19年 5月 平成20年 5月 平成21年 5月 平成21年11月 平成21年12月 平成22年 5月 平成23年 5月 平成24年 5月 平成24年10月 平成24年11月 平成25年 5月 平成26年 5月 平成27年 5月 平成27年10月 平成27年11月 平成28年 5月 北群馬渋川地区合併研究会設立 北群馬渋川地区合併推進協議会設立 合併予備契約調印式 7JA合併臨時総代会開催 北群渋川農業協同組合発足 総代選挙 臨時総代会・総代研修会開催 第1回通常総代会開催 第2回通常総代会開催 第3回通常総代会開催 総代選挙 第4回通常総代会開催 第5回通常総代会開催 第6回通常総代会開催 総代選挙 第7回通常総代会開催 第8回通常総代会開催 臨時総代会開催 第9回通常総代会開催 総代選挙 総代研修会 第10回通常総代会開催 総代研修会 第11回通常総代会開催 第12回通常総代会開催 総代選挙 総代研修会 第13回通常総代会開催 第14回通常総代会開催 第15回通常総代会開催 総代選挙 総代研修会 第16回通常総代会開催 第17回通常総代会開催 第18回通常総代会開催 総代選挙 総代研修会 第19回通常総代会開催 第20回通常総代会開催 第21回通常総代会開催 総代選挙 総代研修会 第22回通常総代会開催 79