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JA北群渋川の経営概況

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JA北群渋川の経営概況
平成27事業年度
JA北群渋川の経営概況
発 行
平成 28 年
6 月
北群渋川農業協同組合
〒 377-0008
群馬県渋川市渋川157番地
TEL
0279-23-3315
FAX
0279-24-6400
目 次
ごあいさつ
1.経営理念
2.経営方針
3.経営管理体制
4.業 績
5.農業振興活動
6.地域貢献情報
7.リスク管理の体制
(1)リスク管理の基本方針
(2)リスク管理体制の内容
(3)監査体制
(4)報告体制、手順の内容
8.法令遵守(コンプライアンス)の体制
(1)基本方針
(2)法令遵守の体制
9.金融ADR制度への対応
10. JAバンク利用者保護等管理方針
11. 金融円滑化にかかる基本的方針
12. 反社会的勢力等への対応に関する基本方針
13. 金融商品の勧誘方針
14. 個人情報保護方針
15. 情報セキュリティ基本方針
16.自己資本の状況
17.業務・商品サービスのご案内
…1
…1
…1
…1
…2
…6
…6
…8
…8
…8
…9
…9
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…10
…10
…11
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…13
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…17
…18
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
2.損益計算書
3.注記表
4.剰余金処分計算書
5.部門別損益計算書
6.財務諸表の正確性等にかかる確認
…29
…31
…33
…46
…47
…48
Ⅱ 損益の状況
1.最近5年間の主要な経営指標
2.利益総括表
3.資金運用収支の内訳
4.受取・支払利息の増減額
…49
…49
…50
…50
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1)貯 金
①種類別貯金平均残高
②固定・変動金利別定期貯金残高
…51
…51
…51
(2)貸 出 金
①種類別貸出金平均残高
②固定・変動金利別貸出金残高
③担保別貸出金残高
④担保別債務保証見返額残高
⑤業種別貸出金残高
⑥資金使途別貸出金残高
⑦主要な農業関係の貸出金残高
⑧リスク管理債権の残高
⑨金融再生法開示債権の保全状況
⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
⑫貸出金償却の額
(3)為 替
(4)有価証券
①種類別有価証券平均残高
②商品有価証券種類別平均残高
③有価証券残存期間別残高
(5)有価証券の時価情報等
①有価証券の時価情報等
②金銭の信託の時価情報等
③デリバティブ取引、金融等デリバディブ取引、
有価証券関連店頭デリバディブ取引
2.共済事業
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
(3)介護共済の介護共済金額保有高
(4)年金共済の年金保有高
(5)短期共済新契約高
3.その他事業の実績等
(1)購買事業品目別取扱実績
(2)販売事業品目別取扱実績
(3)農業倉庫収支内訳
(4)加工事業収支内訳
(5)利用事業収支内訳
(6)旅行事業収支内訳
(7)福祉事業収支内訳
(8)介護保険事業収支内訳
(9)指導事業収支内訳
Ⅳ 経営諸指標
1.利 益 率
2.貯貸率・貯証率
…51
…51
…51
…52
…52
…52
…53
…53
…54
…55
…55
…55
…55
…55
…56
…56
…56
…56
…57
…57
…57
…57
…58
…58
…58
…59
…59
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…60
…61
…61
…61
…62
…62
…62
…63
…64
…64
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
2.自己資本の充実度に関する事項
3.信用リスクに関する事項
4.信用リスク削減手法に関する事項
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
6.証券化エクスポージャーに関する事項
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
8.金利リスクに関する事項
…65
…67
…68
…72
…72
…72
…73
…74
【JAの概要】
1.組織機構図
2.役員一覧
3.組合員数
4.組合員組織
5.特定信用事業代理業者の状況
6.地区一覧
7.店舗一覧
8.沿革・歩み
…75
…76
…77
…77
…77
…78
…78
…79
ごあいさつ
平成27年度は、一昨年2月の豪雪災害から復旧・復興を最優先で取り組み、ようやく園芸ハウス等も
復旧することができました。しかしながら悪天候や暖冬等の影響により、野菜等の販売数量・販売高
は災害前の実績には及ばない厳しい状況にありました。
このような状況下で、信用事業につきましては各種キャンペーンを通じ、積極的に貯金獲得や休日
ローン相談会等による貸出金の伸長を図りました。運用・調達を差し引いた利回りに若干の増加が見
られたものの貯金額の減少に伴い、期末残高82,012百万円で前年同期比97.6%、計画対比96.5%であ
りました。
共済事業につきましては、共済外務専任職員(LA)を中心にエリア戦略に取り組み、「3Q訪問活
動」や「はじまる活動」等の地域特性に応じたJAらしい推進活動を展開し、長期共済4,787,624ポイ
ントの実績を挙げることができました。
購買事業につきましては、生産資材において一昨年の豪雪災害から概ね回復してきましたが、畜産
農家の相次ぐ廃業による飼料供給高の大幅な減少や、生活資材等の取扱い減少がある一方で、アパー
ト建設等の事業が好調に推移し、購買供給高は2,766百万円と前年対比108%となり、計画対比では98
%となりました。
販売事業につきましては、野菜・果樹・蒟蒻等については一昨年の豪雪災害から概ね回復し前年並
となり、また肉牛・仔牛・鶏卵等の販売価格は前年より上回りましたが、畜産農家の相次ぐ廃業もあ
り、販売高の大幅な減少により販売高全体では3,636百万円となり、前年並となりました。
介護保険事業につきましては、地域社会貢献活動の核として事業展開しているデイサービスセンタ
ー「ひまわり」も5年目を迎え、利用者も順調に増加し、前年を上回る利用状況でありました。
このように、厳しい情勢の中、事業全般にわたり組合員・利用者皆様の温かいご支援とご協力によ
り、剰余金を計上することができました。
対処すべき重要な課題として、昨年、当組合役職員を巡る不正融資による不祥事件が発覚し、JA
全国農業協同組合中央会理事会において「要改善JA(指定区分「5」)及びJAバンク中央本部に
おいてJAバンク基本方針で定めるレベル格付け(レベル1)」に指定されました。このことを受け、
不祥事再発防止策を以下のとおり策定し、再発防止に向け取り組んでおります。
1.経営理念
・ 組合員の暮らしと経済向上のために地域の密着した活動に取り組み、その発展に貢献します。
・ ご利用いただく皆様に、安全・安心・信頼・満足をお届けします。
・ 相互扶助の精神のもと、組合員との積極的な交流により互いに手を取り合い、安心して暮らせる
豊かな地域社会を築きます。
2.経営方針
1. 食の安全性確保と「地域農業戦略」の実践による地域農業振興並びに組合員の負託に応える経済
事業改革の実践に努めます。(指導・購買・販売・加工・利用事業)
2. 組合員・地域住民の信頼に応えるため、各事業を強化し良質で高度なサービスの提供に努めます。
(信用・共済・購買・利用・資産管理・福祉事業)
3. 組合員加入促進と組合員組織活性化など組織・事業基盤づくりに努めます。
(企画管理)
4. 経営・財務の健全化・経営管理体制強化の取組みによる安定した経営基盤構築に努めます。
(企画管理・監査)
3.経営管理体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の決
定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務執行を行なって
います。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行なっていま
す。
組合の業務執行を行なう理事には、組合員の各層の意思反映を行なうため、青年部や女性部などか
ら理事・参与の登用を行なっています。また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、
農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
1
4.業 績
a. 信用事業
① 貯金残高
・うち 当座性貯金
・うち 定期性貯金
・うち 定期積金
組合員一戸当たり
● 支所別残高表
子
持
小野上
榛
東
明
治
駒
寄
渋
川
古
巻
本所(別段貯金)
合 計
② 貸付金残高
82,012,468 千円
33,727,567
47,366,756
918,144
9,973
千円
千円
千円
千円
貯金残高
14,561,380
2,681,757
16,516,101
8,499,814
8,606,789
22,984,241
8,161,542
840
82,012,468
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
貯金残高の構成比率(単位:千円)
定期積金
918,144
1.1%
当座性貯金
33,727,567
41,1%
定期性貯金
47,366,756
57.8%
11,556,130 千円
貸付金の構成比率(単位:千円)
当座貸越
122,539…
11,433,591 千円
・うち 証書貸付金
122,539 千円
・うち 当座貸越
1,405 千円
組合員一戸当たり 貸出金残高
● 支所別残高表
1,132,390
子
持
326,119
小野上
1,430,229
榛
東
1,576,699
明
治
852,293
駒
寄
3,571,242
渋
川
935,154
古
巻
1,732,000
本所(金融機関貸付)
11,556,130
合 計
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
証書貸付金
11,433,591
98,9%
2
b. 共済事業
① 長期共済保有高
・うち 終身共済
・うち 養老生命共済
・うち こども共済
・うち 医療共済
・うち 建物更生共済
・うち その他共済
組合員一戸当たり
② 短期共済新契約
・火災共済
・自動車共済
・傷害共済
・定額定期生命共済
・賠償責任共済
・自賠責共済
合 計
261,358,235 千円
95,633,510
45,711,150
4,575,410
3,020,550
111,113,666
1,303,947
43,018
長期共済保有高構成比率
(単位:千円)
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
その他共済
1,303,947
0.5%
建物更生共済
111,113,666
42.5%
終身共済
95,633,510
36,6%
34,411 件
1,849
12,476
14,881
3
487
4,715
件
件
件
件
件
件
医療共済
3,020,550
1.1%
養老生命共済
こども共済
4,575,410
1.8%
45,711,150
17,5%
34,411 件
c. 購買事業
① 購買品供給高
・うち 生産資材
・うち 生活資材
・うち 葬祭事業
組合員一戸当たり ② 購買未収金総額
組合員一戸当たり 2,766,934 千円
1,809,684
879,987
77,262
336
購買品供給高の構成比率
(単位:千円)
千円
千円
千円
千円
生活資材
879,987
31.8%
葬祭事業
77,262
2.8%
444,388 千円
54 千円
生産資材
1,809,684
65.4%
3
d. 販売事業
① 販売品販売高
販売品販売高の構成比率
直売所
(単位:千円)
3,636,780 千円
18,171
・うち 米・麦・大豆
4,328
・うち 繭
514,887
・うち 野菜・果樹
6,067
・うち 花き・花木
2,845,907
・うち 畜産物
141,290
・うち 蒟蒻
3,995
・うち 菌茸類
102,131
・うち 直売所
925
正組合員一戸当たり 102,131
2.8%
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
米・麦・大豆
18,171
0.5%
菌茸類
3,995
0.1%
蒟蒻
141,290
3,9%
繭
4,328
0.1%
野菜・果樹
514,887
14.2%
花き・花木
6,067
0.2%
畜産物
2,845,907
78.2%
e. 農業倉庫事業
収
益
費
用
項 目
受 入 保 管 料
検 査 手 数 料
倉 庫 雑 収 入
計
倉 庫 雑 費
計
差 引
f. 加工事業
(単位:千円)
金 額
1,107
374
80
1,562
196
196
1,366
項 目
事 業 収 益
事 業 直 接 費
差 引 損 益
(単位:千円)
金 額
1,788
1,617
171
g. 利用事業
育 苗 施 設
そ の 他
利 用 事 業
事 業 収 益
事業直接費
差
引
事 業 収 益
事業直接費
差
引
31,934
25,333
6,601
6,669
3,790
2,879
事 業 収 益
米麦乾燥所施設 事業直接費
差
引
事 業 収 益
りんごジュース
事業直接費
加
工
差
引
事 業 収 益
合
計 事業直接費
差
引
4
(単位:千円)
14,686
11,238
3,448
5,385
5,283
101
58,675
45,644
13,030
h. 旅行事業
(単位:千円)
収
益
費
用
項 目
事 業 収
事 業 雑 収
計
事 業 費
事 業 雑
計
差 引 損 益
益
入
用
費
金 額
127,198
1,451
128,650
120,791
4,399
125,190
3,460
i. 福祉事業
j. 介護保険事業
(単位:千円)
項 目
福 祉 補 助 金
収 レ ン タ ル 料
高齢者生活支援事業
益 福 祉 雑 収 入
計
福 祉 受 入 高
費
高齢者生活支援事業
用 福 祉 雑 費
計
差 引 損 益
金 額
20
168
549
19
757
155
351
314
821
△ 64
収
益
費
用
項 目
訪 問 介
通 所 介
福 祉 用 具 貸
居 宅 介 護 支
福 祉 用 具 販
計
介 護 労 務
介 護 受 入
介 護 雑
計
差 引 損 益
護
護
与
援
売
費
高
費
k. 指導事業
指 導 収 入
賦
課
金
指 導 事 業 補 助 金
実
費
収
入
計
3,951
32,510
2,628
営
生
組
教
畜
園
農
39,089
差
(単位:千円)
指 導 支 出
10,282
農 改 善 費
2,100
活 改 善 費
9,279
織 活 動 費
5,810
育 広 報 費
21,369
産 振 興 費
7,356
芸 特 産 振 興 費
868
産 振 興 費
57,066
計
△ 17,976
引
損
益
5
(単位:千円)
金 額
30,500
75,590
10,561
27,574
1,392
145,619
13,938
9,010
26,875
49,824
95,795
5.農業振興活動
「食の安全・安心・安定」を最重要課題として農畜産物を消費者に提供するとともに、創意工夫
ある地域農業の振興を図りつつ「多様な担い手育成と効率的な農地の有効活用」、「地域の特色を
活かした農業振興」を目標に、営農センターを拠点として、マーケティング志向の販売戦略を行っ
ています。
また、多様な生産者のニーズに対応するため、関係機関と連携協力し、出向く営農指導体制の強
化・確立により、地域の実態に即した生産振興と品質の向上及び生産の安定と有利販売による農業
所得の向上を目指す取り組みを実施しています。
農薬安全使用に関する講習会の開催・農薬の自主検査の実施、パソコンによる生産履歴記帳運動
(トレサビリティシステム)を展開し、農薬の適正使用を徹底しています。
地産地消活動による地域農業の活性化のため、農畜産物直売所機能の充実・強化を図り、新鮮で
安全な農畜産物を消費者へ提供することにより、生産者・消費者のパートナーシップを確立してい
きます。
食育活動として、管内の小学生を対象とした「あぐりキッズスクール」では子供たちにもっと農
業に親しんでもらおうと、畑での野菜栽培や収穫などを実施しています。
農政活動として、関係機関と連携した農業振興連絡会議の強化や産業祭・農業祭への参加はもち
ろん、地域に根ざした活動としてJA主催の農業祭を行っています。
また、新規就農者の支援を目的として農の支援講座を開催しています。
6.地域貢献情報
(1)社会的貢献に関する事項
・高齢者福祉活動への取組み
・通所介護施設「ひまわり」の開所
・福祉用具の貸与・販売
・女性会館「なでしこ」の開所
・ローン・年金等各種相談会の開催
・顧問弁護士による無料法律相談会の開催
・顧問税理士による無料税務相談会の開催
(2)利用者ネットワーク化への取組み
・年金友の会
グラウンドゴルフ大会では7月から8月にかけて行われる各支部ごとの予選会上位100名以上
にて、北群渋川大会を開催しています。上位18名が9月に開催される県大会に出場します。
また、年金友の会の集いでは芸能や歌謡ショーを満喫し、毎回1000人を超える会員が来場
します。
・アグリ大学の開講
平成15年7月に開講し、10数名で始まったこの会も、年数を重ねるごとに受講者も増え、定
年退職者、帰農者などを対象に営農指導を行い、農業の楽しみ、収穫の喜びを学びながら
農業の輪を広げています。最近では女性受講者が増加しています。
・ミニデイサービスの開催
福祉部ふれあい課を中心として各支所の年金友の会役員を通じ参加者を募集し、各地区の
集会所などで開催しています。毎回工夫を凝らしたたくさんの催し物で好評を得ています。
6
(3)情報提供活動
・インターネットによる情報提供
組合ホームページにより組合員の枠を超え、直売所情報や賃貸物件情報など幅広く情報を提
供しています。
・広報誌「はばたき」の提供
組合員を中心に各分野の情報を提供しています。農薬散布方法や手入れ、家庭菜園での栽培
方法など盛りだくさんの情報を提供しています。
(4)地域密着型金融の取組み
当組合では、農業と地域社会に貢献するため、地域密着型金融の推進に取組んでおります。
・農業地域の活性化のための融資を始めとする支援
当組合は地域における農業者との結び付きを強化し、地域を活性化するため、次の取組みを
行っています。
① 農業融資商品の適切な提供
当組合は各種プロパー農業資金を提供するとともに、農業近代化資金や日本政策金融公庫
資金の取扱いを通じて、農業者の農業経営と生活をサポートしています。
平成28年2月末時点の当組合の農業関係資金残高は706,686千円(P54記載)、日本政策金
融公庫の受託貸付金残高は10,861千円(P54記載)となっています。
② 担い手ニーズの応えるための体制整備
当組合では地域の農業者との関係を強化・振興するための体制整備に取組んでいます。
本支所の農業融資担当者が、TAC(営農渉外担当者)や経済担当者がお聞きした情報も
含めて把握し、農業融資に関する訪問・資金提案活動を実施しています。また、本所金融部
融資課には2人の「担い手金融リーダー」が設置され、支所の活動をサポートしています。
③ JA内事業間連携の強化
農業者の多様なニーズにJAをあげて応えていくため、営農・経済事業等との農業者への
同行訪問等により、これまで以上に事業間連携を強化しています。
・担い手の経営のライフサイクルに応じた支援
当組合では担い手をサポートするため、ライフサイクルに応じて次の取組みを行っています。
① 新規就農者の支援
当組合では新規就農者の経営と生活をサポートするため、就農支援資金を取扱っています。
② 経営不振農家の経営改善支援
当組合では負債整理資金の対応にあたり、関係機関と協議するなど、農業者の経営再建に
向けて取組んでいます。
・経営の将来性を見極める融資手法を担い手に適した資金供給手法の提供
農業融資についてはTAC等営農・経済部門と連携し、取引実績や青色申告書等を活用し
た経営分析を通じて、農業者に適した資金提案を行っています。
・農業地域の情報集積を活用した持続可能な農業地域への貢献
地域密着店舗と位置付けている農畜産物直売所の運営等を通じ、組合員、地域住民、消費
者等のニーズを把握し、より身近な事業運営を行っています。
また、次世代を担う地域の小学生を対象に、農業への理解を促進するため、田植え・稲刈
り体験をはじめ、あぐりキッズスクールを通じ、食農教育活動に取組んでいます。
7
7.リスク管理の体制
(1)リスク管理の基本方針
当JAが自己責任経営原則に基づき経営の健全性の確保と透明性の向上を図るため、リスク管理体
制の確立とリスクに対応する体制の構築、整備を行います。信用リスク、市場リスク、流動性リスク、
オペレーショナル・リスク、事業リスク等の各種リスクを回避する体制整備に努めます。
・リスクの種類と内容
《信用リスク》
信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクを
いう。
《市場リスク》
金利の変動により保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク(金利リスク)、なら
びに有価証券等の価格および為替等の変動により、保有する資産の価値が変動し損失を被るリス
ク(価格変動リスク)をいう。
《流動性リスク》
財務内容の悪化等により必要資金の確保が困難になり、通常よりも著しく高い金利での資金調
達を余儀なくされるリスク(資金繰りリスク)、ならびに市場の混乱等により市場において取引
が困難になり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリ
スク(市場流動性リスク)をいう。
《オペレーショナル・リスク》
役職員が関係法令・定款・業務方法書・事務規程・要領等に定められたとおりの事務処理を行
うことを怠ること、あるいは事故・不正等を起こすことにより、当組合が損失を被るリスク(事
務リスク)をいう。
《事業リスク》
当初設定した事業計画の達成が困難で、各事業部門の利益目標が達成されない場合に損失を被
るリスクをいう。
(2)リスク管理体制の内容
《理事会》
理事会は、この方針に基づき管理対象リスクが適切に管理されているかの検証を定期的に行う
とともに、リスク管理委員会からのリスク情報に基づき、各種リスクを適時適切に把握し、それ
をふまえたリスク管理方針を審議・決定しています。
《リスク管理委員会》(常勤理事会)
JA経営に内包するすべてのリスクを総合的に管理し、対応策を検討するため、リスク管理委
員会を設置する。この委員会は、常勤役員・参事・企画管理部長(委員長は組合長とし、必要に
応じて関係部門長を招集することができる。)で構成し、リスク管理の方針の変更を行う場合、
組合のリスク管理において急を要する事象が発生した場合に開催しています。
《ALM委員会》
理事会等のもとに、金利リスク、流動性リスク、その他のリスクを管理・評価し理事会等へ報
告・提案するALM委員会を設置しています。ALM委員会の構成、協議事項、運営手続等は、
別に定める設置要領によります。
《コンプライアンス委員会》
理事会等のもとに、オペレーショナル・リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案するコン
プライアンス委員会を設置しています。コンプライアンス委員会の構成、協議事項、運営手続等
は、別に定める運営要領によります。
《信用評定委員会・債権管理委員会》
理事会等のもとに、信用リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案する信用評定委員会・債
権管理委員会を設置しています。信用評定委員会および債権管理委員会の構成、協議事項、運営
手続き等は別に定める設置要領によります。
《運営会議》
理事会等のもとに、事業リスクを管理・評価し理事会等へ報告・提案する経営会議を設置して
います。経営会議の構成、協議事項、運営手続き等は別に定める設置要領によります。
8
《リスク管理統括部署》
管理対象リスクごとに以下のとおりリスク統括部署を設け、事務局として前述の委員会を開催
し、各種リスクの実態と当該リスクの評価・分析と対応先の協議を行っています。
管理対象リスク
信用リスク
金利リスク
流動性リスク
オペレーショナル・リスク
事業リスク
統 括 部 署
企画管理部
企画管理部
企画管理部
企画管理部
企画管理部
協議検討機関
信用評定委員会・債権管理委員会
ALM委員会
ALM委員会
コンプライアンス委員会
運営会議
(3)監査体制
《監事会》
監事会は、経営に内在するリスクを把握するとともに、リスク管理態勢の整備状況および的確
なリスク管理に基づく業務運営の実施状況等について監査しています。
《内部監査部署》
当組合全体のリスク管理の運営状況を把握し、リスク管理の実施状況と妥当性を検証するとと
もに改善等の勧告を行う部門として監査室を位置づけています。
(4)報告体制、手順の内容
リスク情報の報告体制、手順は以下のとおりです。
① 本所各部署は、所管する事業に内在する全てのリスク情報を定期的にリスク管理統括部署に報告
することとしています。ただし、経営に重大な影響を与えると認められるリスクが顕在化または顕
在化しそうな場合は、直ちにリスク管理統括部署へ報告しています。
② リスク管理統括部署は評価・分析を行い、定期的に協議検討機関へ報告しています。
③ 協議検討機関は、協議結果を含めて必要に応じ、理事会および監事会へ報告しています。
9
8.法令遵守(コンプライアンス)の体制
(1)基本方針
組合員、利用者の皆様から安心と信頼されるJAを目指し、社会的責任や公共的使命を果たすため
適用される法令・定款などや社会的規範などを遵守することはもとより、たとえ法令に抵触しない場
合であっても、確固たる倫理観と誠実さに基づいて公正に活動していきます。
(2)法令遵守の体制
1.理事・監事の役割
《理事の役割》
① 理事、特に常勤理事は、総代会等の議決事項を受けて、日常業務を通じて忠実に業務執行する
ことを職務としており、経営責任を問われる立場にあります。
② したがって、社会的規範や法令等の趣旨に照らして、自らの行為を律することは無論のこと、
組合全体のコンプライアンスを統括していくことが重要な責務となります。
③ 理事は、理事会を構成しその果たすべき義務として、理事会における組合の業務執行を決し、
業務執行理事を監督しなければならなりません。
《監事の役割》
① 監事は、理事の行動を監督・監査していくことを職務としており、主として監督責任が問われ
る立場にあります。
② したがって、自らの行為を律することは無論のこと、日常業務を通じて問題行為等の発生を未
然に防止することが重要な責務となります。
2.内部管理体制の整備
《コンプライアンス委員会の設置》
コンプライアンス態勢の確立に向けた諸施策や経営に影響するような重要な問題行為など、コ
ンプライアンスを推進・チェックする機関として、「コンプライアンス委員会」を設置していま
す。
《コンプライアンス統括部署及びコンプライアンス・オフィサーの設置》
コンプライアンス・プログラムの策定(見直しを含む。)および研修計画等の企画・進捗管理、
事故発生への対応・未然防止策の検討、その他訴訟案件やコンプライアンス・プログラムを効果
的に実践するため、コンプライアンスに関する問題を一元的に管理・統括する部署を設置すると
ともに、コンプライアンス・オフィサー(統括管理者)を置いています。
《コンプライアンス担当者の設置》
日常業務における法令等の遵守状況のチェック、研修・啓発活動の実施、行動規範等への職員
の理解度のチェック、コンプライアンスに関する職員からの相談等の対応、問題事例等の統括部
署への報告等の役割を担う担当者を設置しています。
《内部監査との連携》
違法行為等を発生させないためには、内部監査による検証が欠かせないことから、コンプライ
アンス統括部署と内部監査担当部署との連携を図るものとしています。
3.外部機関との連携
コンプライアンスに対する指導や法律上の相談等の対応をするため、顧問弁護士など外部機関
等と連携を図ることとしています。
10
9.金融ADR制度への対応
(1)苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームペ
ージ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対
応に努め、苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口
本所(金融部・共済部) 0279-23-3315
金島支所
0279-23-2131
子持支所
0279-53-3606
渋川支所
0279-23-2141
小野上支所
0279-59-2016
豊秋支所
0279-23-2151
榛東支所
0279-54-2201
古巻支所
0279-22-0372
吉岡支所
0279-54-2081
受付時間 月~金(祝祭日を除く)9:00~17:00
(2)紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
群馬弁護士会紛争解決センター(電話:027-234-9321)
(1)の窓口又は群馬県JAバンク相談所(電話:027-220-2030)にお申し出下さい。
なお、群馬弁護士会に直接、紛争解決をお申立ていただくことも可能です。
・共済事業
(社)日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
(財)自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031)
(財)日弁連交通事故相談センター(電話:本部 03-3581-4724)
(財)交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756)
最寄の連絡先については、上記又は(1)の窓口にお問い合わせください。
11
10.JAバンク利用者保護等管理方針
北群渋川農業協同組合(以下「当組合」という。)は,農業協同組合法その他関連法令等により営
む信用事業の利用者(利用者になろうとする者を含む。以下同じ。)の正当な利益の保護と利便の確
保のため,以下の方針を遵守します。また,利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取組みを行
っていきます。
1 利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観点からの
説明を含む。)および情報提供を適切かつ十分に行います。
2 利用者からの相談・苦情等については,公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめとした金
融円滑化の観点からの対応を含む。)し,利用者の理解と信頼が得られるよう適切かつ十分に対応
します。
3 利用者に関する情報については,法令等に基づく適正かつ適法な手段による取得ならびに情報の
紛失,漏洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。
4 当組合が行う事業を外部に委託するにあたっては,利用者情報の管理や利用者への対応が適切に
行われるよう努めます。
5 当組合との取引に伴い,当組合の利用者の利益が不当に害されることのないよう,利益相反管理
のための態勢整備に努めます。
【備 考】本方針の「取引」とは,「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、貯金等の受
入れ,商品の販売、仲介、募集等において利用者と当組合との間で事として行われるすべての取
引」をいいます。
12
11.金融円滑化にかかる基本的方針
JA北群渋川(以下、「当JA」といいます。)は、農業者の協同組織金融機関として、「健全な
事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を、
「当組合の最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当組合の担う公共性と社会的責任を強く認識
し、その適切な業務の遂行に向け、以下の方針を定め、取組んでまいります。
1 当JAは、お客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、お客さまの
特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう努めます。
2 当JAは、事業を営むお客さまからの経営相談に積極的かつきめ細かく取り組み、お客さまの経
営改善に向けた取組みをご支援できるよう努めてまいります。また、役職員に対する研修等により、
上記取組みの対応能力の向上に努めてまいります。
3 当JAは、お客さまから新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みがあった場合には、お客さ
まの経験等に応じて、説明および情報提供を適切かつ十分に行うようまいります。また、お断りさ
せていただく場合には、その理由を可能な限り具体的かつ丁寧に説明するよう努めます。
4 当JAは、お客さまからの、新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みに対する問い合わせ、
相談、要望及び苦情については、公正・迅速・誠実に対応し、お客さまの理解と信頼が得られるよ
う努めてまいります。
5 中小企業者等金融円滑化法への対応
(1)農業事業者、中小事業者および住宅ローンご利用のお客さまからの新規融資や貸付条件の変更
等の申込みがあった場合には、お客さまの特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔
軟に対応するよう努めてまいります。
(2)当JAは、その際、他の金融機関や日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、農業信用基金協会
等との緊密な連携を図るよう努めてまいります。
また、これらの関係機関等から照会を受けた場合は、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を
前提に情報交換しつつ連携に努めます。
6 金融円滑化管理に関する体制について
当JAは、お客さまからの上述のような申込みに対し、円滑に措置をとることが出来るよう、必
要な体制を整備いたしております。
(1)組合長以下、関係役員部長を構成員とする「コンプライアンス委員会」にて、金融円滑化にか
かる対応を一元的に管理し、組織横断的に協議します。
(2)信用事業担当理事を「金融円滑化管理責任者」として、当JA全体における金融円滑化の方針
や施策の徹底に努めます。
(3)金融部融資課および各支所に「金融円滑化管理担当者」を設置し、融資課、各支所における金
融円滑化の方針や施策の徹底に努めます。
7 当JAは、本方針に基づく金融円滑化管理態勢について、その適切性および有効性を定期的に検
証し、必要に応じて見直しを行います。
13
12.反社会的勢力等への対応に関する基本方針
北群渋川農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、事業を行うにつきまして、平成19年6月
19日犯罪対策閣僚会議幹事会申合わせにおいて決定された「企業が反社会的勢力による被害を防止す
るための指針」(以下、「政府指針」という。)等を遵守し、反社会的勢力等に対して断固とした姿
勢で臨むことをここに宣言します。
また、マネー・ローンダリング等組織犯罪等の防止に取り組み、顧客に組織犯罪等による被害が発
生した場合には、被害者救済など必要な対応を講じます。
(運営等)
当組合は、反社会的勢力等との取引排除および組織犯罪等の防止の重要性を認識し、適用となる
法令等や政府指針を遵守するため、当組合の特性に応じた態勢を整備します。
また、適切な措置を適時に実施できるよう、役職員に指導・研修を実施し、反社会的勢力等との
取引排除および組織犯罪等の防止について周知徹底を図ります。
(反社会的勢力等との決別)
当組合は、反社会的勢力等に対して取引関係を含めて、排除の姿勢をもって対応し、反社会的勢
力による不当要求を拒絶します。
(組織的な対応)
当組合は、反社会的勢力等に対しては、組織的な対応を行い、職員の安全確保を最優先に行動し
ます。
(外部専門機関との連携)
当組合は、警察、群馬県暴力追放推進センター、弁護士など、反社会的勢力等を排除するための
各種活動を行っている外部専門機関等と密接な連携をもって、反社会的勢力等と対決します。
(取引時確認)
当組合は、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づく取引時確認について、適切な措置を
適時に実施します。
(疑わしい取引の届出)
当組合は、疑わしい取引について,犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、速やかに
適切な措置を行い、速やかに主務省に届出を行います。
※「反社会的勢力等」とは、「政府指針」に記載される集団または個人の他、マネー・ローンダリン
グ等の組織犯罪等を行う反社会性を有する集団又は個人を指します。
14
13.金融商品の勧誘方針
北群渋川農業協同組合は、貯金・定期積金・共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、
次の事項を遵守し、組合員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。
1 組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意向を考慮の
うえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
2 組合員・利用者の 皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に理
解していただくよう努めます。
3 不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合員・利
用者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
4 電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努めます。
5 組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。
6 販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆さまからのご質問やご照会については、適切な対応に
努めます。
15
14.個人情報保護方針
北群渋川農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の皆様の個人情報
を正しく取扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方針
を遵守することを誓約します。
1 関連法令等の遵守
当組合は、個人情報を適正に取扱うために、「個人情報の保護に関する法律」(以下「法」といい
ます。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主務大臣のガイ
ドライン等に定められた義務を誠実に遵守します。
個人情報とは、保護法第2条第1項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別
できるものをいい、以下も同様とします。
また、当組合は、特定個人情報を適正に取扱うために、「行政手続における特定の個人を識別する
ための番号の利用等に関する法律」(以下「番号法」といいます。)その他、特定個人情報の適正な
特定個人情報とは、番号法2条第8項に規定する、個人番号をその内容に含む個人情報をいい、以下も
同様とします。
2 利用目的
当組合は、個人情報の取扱いにおいて、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人
の同意を得た場合および法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の達成に必要
な範囲内でのみ個人情報を利用します。ただし、特定個人情報においては、利用目的を特定し、ご本
人の同意の有無に関わらず、利用目的の範囲を超えた利用は行いません。
ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。
利用目的は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後
速やかにご本人に通知し、または公表します。ただし、ご本人から直接書面で取得する場合には、
あらかじめ明示します。
3 適正取得
当組合は、個人情報を取得する際、適正かつ適法な手段で取得いたします。
4 安全管理措置
当組合は、取扱う個人データ及び特定個人情報を利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう
努め、また安全管理のために必要・適切な措置を講じ従業者および委託先を適正に監督します。
個人データとは、保護法第2条第4項が規定する、個人情報データベース等(保護法第2条第2
項)を構成する個人情報をいい、以下同様とします。
5 第三者提供の制限
当組合は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を得るこ
となく、個人データを第三者に提供しません。
また、当組合は、番号法19条各号により例外として扱われるべき場合を除き、ご本人の同意の有無に
関わらず、特定個人情報を第三者に提供しません。
6 機微(センシティブ)情報の取り扱い
当組合は、ご本人の機微(センシティブ)情報(政治的見解、信教、労働組合への加盟、人種
・民族、門地・本籍地、保健医療等に関する情報)については、法令等に基づく場合や業務遂行
上必要な範囲においてご本人の同意をいただいた場合等を除き、取得・利用・第三者提供はいた
しません。
7 開示・訂正等
当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示請求、訂正等に応じます。
保有個人データとは、保護法第2条第5項に規定するデータをいいます。
8 苦情窓口
当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、そのた
めの内部体制の整備に努めます。
9 継続的改善
当組合は、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針に基づき個人情報の取扱いについ
て継続的な改善に努めます。
16
15.情報セキュリティ基本方針
北群渋川農業協同組合は、組合員・利用者等に対する継続的かつ安定的なサービスの提供を確保
するとともに、より一層の安全、安心及び信頼の下にサービスを提供するため、組合内の情報およ
びお預かりした情報のセキュリティの確保と日々の改善に努めることが当組合の事業活動の基本で
あり、社会的責務であることを認識し、以下の方針を遵守することを誓約します。
1 当組合は、情報資産を適正に取扱うため、コンピュータ犯罪に関する法律、不正アクセス行為
の禁止に関する法律、IT基本法その他の情報セキュリティに関係する諸法令等による義務を誠
実に遵守します。
2 当組合は、情報の取扱い、情報システムならびに情報ネットワークの管理運用にあたり、適切
な組織的・人的・技術的安全管理措置を実施し、情報資産に対する不正な侵入、紛失、漏洩、改
ざん、破壊、利用妨害などが発生しないよう努めます。
3 当組合は、情報セキュリティに関して、業務に従事する者の役割を定め、情報セキュリティ基
本方針に基づき、組合全体で情報セキュリティを推進できる体制を維持します。
4 当組合は、万一、情報セキュリティを侵害するような事象が発生した場合、その原因を迅速に
解明し、被害を最小限に止めるよう努めます。
5 当組合は、上記の活動を継続的に行うと同時に、新たな脅威にも対応できるよう、情報セキュ
リティマネジメントシステムを確立し、維持改善に努めます。
16.自己資本の状況
当組合では、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務
基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、業務の効率化等
に取り組んだ結果、平成28年2月末における自己資本比率は、18.76%となりました。
17
17.業務・商品サービスのご案内
□ 信用事業
信用事業は、貯金、融資、為替などの金融サービスの提供を行っています。
信用事業における一層の「便利」と「安心」をお届けするため、JA・信連・農林中金が結集し、
グループ全体のネットワークと総合力を生かし、「JAバンク」というひとつの金融機関として大き
な力を発揮しています。
● 貯金業務
組合員はもちろん地域住民のみなさまからの貯金をお預かりしています。
普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用い
ただいております。
みなさまにご利用いただける主な貯金取引は次のとおりです。
貯金商品(主なもの)
種
類
(平成28年2月29日現在)
内
容
・
特
徴
①普通貯金に定期貯金をセットすることで、自動
総
合
口
座
期
預入金額・単位等
間
出し入れ自由。
ご融資利率は、セット
融資機能を持たせた大変便利な貯金口座です。
された定期貯金の利率
②「受け取る・支払う・貯める・借りる」という
プラス0.5%です。
機能を備えている個人のお客様専用の商品です。
③期日指定定期貯金、スーパー定期、大口定期貯
金、変動金利定期貯金がセットでき、残高の
90%、最高300万円までの自動融資が受け
られます。(セットする定期貯金は、自動継続
に限られます。)
年金・給与などの自動受け取り、公共料金や税
普
通
貯
金
出し入れ自由。
金などの自動支払いに便利です。また、キャッ
お預け入れは、1円以
上1円単位です。
シュカードをご利用になると、一層便利です。
①要求払いであること、②決済サービスを提供
出し入れ自由。
決 済 用 貯 金 できること、③無利息であることの3条件を満
(普通貯金・総合口
座無利息型決済用) たした貯金で、貯金保険制度により全額保護さ
お預け入れは、1円以
上1円単位です。
無利息です。
れます。
普通貯金と同じように出し入れできるうえ、預
出し入れ自由。
入残高に応じて利率が設定されます。
貯
蓄
貯
金
当
座
貯
金
お預け入れは、1円以
上1円単位です。
ただし、年金等の自動受け取り、公共料金等の
自動支払いにはご利用いただけません。
小切手や手形によりお支払いできますので、ご
出し入れ自由。
商売をなさる方に便利です。
お預け入れは、1円以
上1円単位です。
無利息です。
納税準備貯金
租税納付にご利用いただく貯金です。
入金は自由ですが、
利息に所得税はかかりませんが、租税納付以外
出金は原則として租税 上1円単位です。
お預け入れは、1円以
の目的で払い戻した場合には、課税されます。
納付目的に限られます。
利率は、租税納付以外の目的で払い戻された場
合には、普通貯金利率により計算されます。
ごく短期間の資金運用に便利です。
通
知
貯
金
7日間以上の据置。
なお、お引き出しは2日前までにご連絡いただ
お預け入れは、5万円
以上1円単位です。
きます。
期日指定定期貯金
①利息は1年複利で計算されますので有利です。
最長3年。
お預け入れは、1円以
②1年間の据置期間後はいつでもお引き出しいた
(据置期間は1年)
上300万円未満で、
だけます。
③個人のお客様専用の商品です。
1円単位です。
18
種
類
内
容
・
特
徴
期
間
預入金額・単位等
①期間は1か月から最長10年まで、お客様の資金
使途に応じて安全・有利に運用できます。
②3年~10年ものは、有利な半年複利(個人
のお客様専用)です。
○定型方式
お預け入れは、1円以
1か月、2か月、3か月、 上1円単位です。
6か月、1年、2年、3年、 利率は、300万円以
スーパー定期
4年、5年、7年、10年 上と300万円未満で
○満期期日指定方式
分かれています。
1か月超10年未満
1,000万円以上の大口資金の運用に有利で、○定型方式
お預入れは、1,000万
安全・確実な商品です。
1か月、2か月、3か月、 円以上1円単位です。
6か月、1年、2年、3年、
大 口 定 期 貯 金
4年、5年、7年、10年
○満期期日指定方式
1か月超10年未満
①お預け入れ日の半年ごとに利率の見直しを行い 1年、2年、3年
お預け入れは、1円以
変動金利定期貯金
ます。
上1円単位です。
②有利な半年複利(個人のお客様専用)も選択で
きます。
積立式定期貯金
定
期
積
金
いつでも窓口、ATMからお預けいただける積
①エンドレス型
①エンドレス型
立式の定期貯金です。
制限はありません。
1円以上1円単位で
①エンドレス型
②満期日指定型
す。
②満期日指定型
6か月以上10年以
②満期日指定型
下で満期日を指定。
1円以上1円単位で
す。
ご計画に合わせて毎月積み立てていく積金で、
6か月以上、10年以内
お預け入れは、1,000円
指定口座からの自動振替が便利です。
以上1円単位です。
①目標式 目標に合わせた積立額・期間を決定
年利回りは、3年以上と
②定額式 毎月一定額をお積み立て
3年未満で分かれていま
す。
○お勤めの方の財産形成貯金で、給料やボーナスからの天引きにより有利にお積み立てできます。
「財形住宅貯金」と「財形年金貯金」は合わせて元本550万円までのお利息が非課税扱いとなります。
住宅の取得や増改築などを目的とした積立で、
財
財形住宅貯金
○積立5年以上
非課税が適用される大変有利な貯金です。
お預け入れは、1円以
上です。
契約時に55歳未満であることが条件です。
形
貯
財形年金貯金
在職中に退職後のために積み立てし、60歳以
○積立5年以上
お預け入れは、1円以
降に年金方式(3か月ごと)でお受け取りでき
○据置6か月~5年
上です。
ます。退職後も非課税が適用される大変有利な
○受取5年~20年
貯金です。
契約時に55歳未満であることが条件です。
貯蓄目的や積立額ともご自由で、お預け入れ後
金
一般財形貯金
○積立3年以上
1年が経過すれば、いつでもお引き出しできま
す。
※取扱商品のそれぞれの適用利率につきましては、店頭に表示しています。
19
お預け入れは、1円以
上です。
貯金保険制度のご案内
貯金保険制度とは、金融機関が万が一経営破綻に陥った場合、「貯金保険機構」が貯金者に
対して一定限度の払戻しを保証し信用秩序を維持する制度です。
貯 金 等 の 保 護 の 内 容
貯 金 等 の 分 類
貯
金
保
険
の
対
象
貯
金
等
対
象
外
貯
金
等
保 護 の 範 囲
決済用貯金(注1)
(利息のつかない等の3要件
を満たす貯金)
当 座 貯 金
普 通 貯 金
別 段 貯 金
定期貯金・貯蓄貯金・通知
貯金・定期積金・農林債券
(リツノーワイド等の保護
預り専用商品)等(注2)
一 般 貯 金 等
(決済用貯金以外の貯金)
全 額 保 護
( 恒 久 措 置 )
元本の合計1,000万円までとそ
の利息等(注3)を保護
1,000万円を超える部分は、
破綻農水産業協同組合の財産の
状況に応じて支払われます。
(一部カットされることがあり
ます。)
貯
保 護 対 象 外
金
保 外貨貯金、譲渡性貯金、農林債券(ワリノー、リツノーの 破綻農水産業協同組合の財産の
状況に応じて支払われます。
険 保護預り専用商品以外の商品)等
(一部カットされることがあり
の
ます。)
(注1)「無利息、要求払い、決済サービスを提供できること」という3要件を満たすものです。
(注2)このほか、納税準備貯金、貯金保険の対象貯金を用いた積立・財形貯蓄商品が該当します。
(注3)定期積金の給付補てん金も利息と同様保護されます。
● 融資業務
組合員への融資をはじめ、地域住民のみなさまの暮らしや、農業者・事業者のみなさまの事業に
必要な資金を融資しています。
また、地方公共団体、農業関連産業などへもご融資し、地域経済の向上・発展に貢献しています。
さらに、日本政策金融公庫(農林水産事業、国民生活事業)、住宅金融支援機構等の融資の申し
込みのお取次ぎもしています。
一般資金等ご融資(主なもの)
ご利用いただける先
お使いみち
(平成28年2月29日現在)
ご 融 資 期 間
ご 返 済 方 法
担 保 ・ 保 証
利
率
地区内にお住まい
さまざまな資金 短期資金から長期 一括返済と分割返
ご相談のうえ決め
お使いみち
の個人や、事業所
にご利用いただ 資金まで、お使い 済の2種類があり、 させていただきま
やご融資期
をお持ちで事業を
けます。
みちに応じてご利 また、長期資金は、 す。また、必要に
間に応じ、
一般資金 営まれている一般
(一定の審査を
用いただけます。
企業等の皆さま方
いたします。)
となります。
必要に応じ据置期
応じ、群馬県農業
ご相談のう
間を設けています。 信用基金協会の保
え決めさせ
証もご利用いただ
ていただき
けます。
ます。
制度資金 農業近代化資金、中山間地域活性化資金、総合農政推進資金などをお取り扱いしております。
※このほかにも、各種の資金をご用意しておりますので、詳しくは窓口へお尋ねください。
20
(平成28年2月29日現在)
ローン商品(主なもの)
ご利用いただける先
20歳以上66歳未満で、
最終返済時の年齢が80
住 宅 歳未満でJA組合員の方
となります。
ロ ー ン
20歳以上、最終返済時
の年齢が71歳未満で、
教育施設に就学予定又は
教 育 就学中の子を持つJAの
組合員の方となります。
ロ ー ン 20歳以上65歳未満で
、最終返済時の年齢が7
2歳未満の教育施設に就
学予定又は就学中の子を
持つ方となります。
18歳以上で、最終返済
時の年齢が71歳未満で
フ リ ー JAの組合員の方となり
ます。
お使いみち
住宅の新築・購
入(中古含む)・
増改築・改装・
補修、
宅地の購入、住
宅ローンの借換
などにご利用い
ただけます。
入学金・授業料
・家賃などの就
学に必要な一切
の資金にご利用
いただけます。
ご融資額 ご融資期間 ご返済方法
10万円~
5,000万円
(借換応援
型は5,000
万円以内)
(10万円
単位)
県農業信用基
金協会または
協同住宅ロー
ン(株)また
は三菱UFJ
ニコス(株)
の保証
元利均等返済
①毎月返済
②ボーナス併
10万円~ 据置期間含め 用毎月返済
1,000万円 最長15年
(1万円単 (在学期間+
位)
9年以内)
県農業信用基
金協会
6か月~5
年
6か月~7
年
ロ ー ン
20歳以上で、最終返済
(約定
返済型) 時の年齢が70歳未満の
方となります。
10万円~
50万円
(10万円
単位)
生活に必要な一
切の資金にご利
用いただけます。 10万円~
500万円
(10万円
単位)
三菱UFJニ
コス(株)
利 率
①固定変動選択
②変動金利
③固定金利
①変動金利
②固定金利
県農業信用基
金協会
元利均等返済
①毎月返済
②ボーナス併
用毎月返済
三菱UFJニ
コス(株)
①変動金利
②固定金利
県農業信用基
金協会
元利均等返済
①毎月返済
6か月~10 ②ボーナス併
年
用毎月返済
20歳以上で、最終返済
生活資金にご利 10万円~ 1か月~5
時に70歳未満のJAの
用いただけます。 300万円 年
クローバ 正組合員の方となります。 (ただし負債整 (1万円単
資金、共済未払 位)
ロ ー ン
金、経済未払金
は除きます)
20歳以上で、最終返済
時の年齢が70歳未満の
JAの組合員の方となり
カ ー ド ます。
保 証
元金均等また
は元利均等返
済
①毎月返済
②ボーナス併
用返済
生活に必要な一 10万円~
切の資金にご利
300万円
用いただけます。 (1万円単
(ただし、負債 位)
整理資金、営農
ロ ー ン
20歳以上65歳未満で、 資金、事業資金 10万円~
最終返済時の年齢が72
等は除きます)
300万円
歳未満の方となります。
(1万円単
位)
18歳以上75歳未満で、
10万円~
最終返済時の年齢が80
1,000万円
歳未満でJAの組合員の
(1万円単
お車、バイクの 位)
マイカー 方となります。
ご購入等にご利 ※貸付時年
ロ ー ン 20歳以上75歳未満で 用いただけます。 齢71歳以
、最終返済時の年齢が8
上は,200万
0歳未満の方となります。
円が上限
3年~35
年
(借換応援
型は32年以
内(ただし、
借換対象ロ
ーンの残存
期間内))
三菱UFJニ
コス(株)
元利均等返済
①毎月返済
②ボーナス併
用返済
③年2回返済
県農業信用基
金協会
2年
(自動更新) ①毎月返済
②任意返済
(カードロー
ン口座にご入
1年
金いただけれ
(自動更新) ば自動的に返
済されます)
県農業信用基
金協会
①変動金利
②固定金利
①変動金利
②固定金利
変動金利
三菱UFJニ
コス(株)
※1.適用利率につきましては、変動型と固定型からお選びいただく場合や、これまでのお取引状況
によって減免される場合がありますので、窓口にお尋ね下さい。
2.お申し込みいただく際に、身分証明や所得証明などの書類が必要となります。また、当組合で
審査したのち、それぞれご希望保証会社等がさらに審査いたします。
3.住宅ローンでは、建物および敷地に(根)抵当権を設定させていただきます。
また、建物には火災共済(保険)を付けていただき、これに質権を設定させていただく場合があ
ります。
21
公庫等の受託資金(主なもの)
金 融 機 関 名
(平成28年2月29日現在)
資
金
名
農業経営基盤強化資金、青年等就農資金、経営体育成強化資金、農業改良資金、農業基盤整
備資金、農林漁業セーフティネット資金、振興山村・過疎地域経営改善資金、農林漁業施設
資金、中山間地域活性化資金、食品流通改善資金
日本政策金融公庫
(農林水産事業)
日本政策金融公庫
(国民生活事業)
教育資金
※このほかにも多数の資金を取り扱っておりますので、詳しくは窓口にお尋ねください。
● 為替業務
全国のJA・信連・農林中金はじめ、ゆうちょ銀行を含む全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為
替網で結び、当組合の窓口をとおして全国のどこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取立が
安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱いしています。
● 国債窓口販売
個人向け国債(3年固定利付債、5年固定利付債、10年変動利付債)、新窓販国債(2、5、
10年利付国債)の窓口販売の取扱いをしています。
● サービス・その他
全国共通のシステムを利用して、年金等の自動受け取り、各種料金の自動支払い、さらに全国の
JAのATMでの入出金、他金融機関等との提携によるATM出金などさまざまなサービスに努め
ています。JAバンクのキャッシュカードをJAのATMでご利用いただいた場合は手数料がかか
りません。
また、サービスの安全性向上のため、ICキャッシュカードの発行拡大に取り組んでいます。
サービス・その他商品(主なもの)
項
目
サ
JAキャッシュサービス※
ICキャッシュカード
J
A
カ
ー
ド
J A ネ ッ ト バ ン ク
ファームバンキング
給 与 振 込 サ ー ビ ス
年金自動受取サービス
自動支払サービス
(平成28年2月29日現在)
ー
ビ
ス
内
容
キャッシュカードを利用して、全国のJA・信連・農林中金をはじめ、都市銀行、
地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ銀行、セブン銀行および
コンビニATM(株式会社イーネット、株式会社ローソン・エーティーエム・ネット
ワークス)で、現金の入出金や残高照会ができます。
偽造や不正な読み取りが困難なICチップを搭載することにより、安全性を強化し
たキャッシュカードです。
JAカードは、ICチップを搭載したクレジットカードです。お買い物、ご旅行、
お食事など、サインまたは暗証番号の入力でご利用いただけます。
また、ICキャッシュカードとJAカードの機能が1枚になった、便利な一体型カ
ードもあります。
JAの窓口やATMに出向くことなく、インターネットに接続可能なパソコン、携
帯電話を利用して、貯金の残高や入出金明細をはじめ、振込・振替や各種料金の払込
み(マルチペイント等)の取引がお気軽にご利用いただけます。
JAネットバンクと同様に、JAの窓口やATMに出向くことなく、貯金残高や入
出金取引明細の照会や他金融機関への振込(為替取引)などのほかに、口座振替・振込
データの一括伝送にもご利用いただけます。
専用ソフトによる操作とパスワード管理により、セキュリティが高いバンキング機
能です。
給与・ボーナスがご指定いただいた貯金口座に自動的に振り込まれます。
国民年金・厚生年金など各種年金が、ご指定いただいた貯金口座に自動的に振り込
まれます。
電気料・電話料・水道料・ガス料金、NHK放送受信料の公共料金のほか、税金、
高校授業料などを、ご指定の貯金口座から自動的にお支払いいたします。
※ 当組合を含む県内JA・信連の休日におけるATMの取扱いについては、一部ご利用できない
場合もありますので、あらかじめ、お取扱い窓口でご確認ください。
22
● 主な手数料一覧
本表は、各種の商品・サービスにかかる手数料(消費税8%相当額を含む)を掲載しています。
(1)ATM利用手数料(1件につき)
※JAバンクのATMを利用する場合
利用カード
(平成28年2月29日現在)
提携金融機関の
キャッシュカード
全国JA発行の
キャッシュカード
利用時間
平 日
出
金
入
三菱東京UFJ銀行の
クレジットカード
(三菱東京UFJ銀行を除く)
キャッシュカード
(自動キャッシング)
出 金
出 金
出 金
金
8:00~ 8:45
216 円
8:45~18:00
108 円
18:00~21:00
土曜日
日曜日
祝 日
108 円
108 円
無 料
無 料
216 円
108 円
108 円
108 円
14:00~21:00
216 円
108 円
108 円
9:00~21:00
216 円
108 円
108 円
9:00~14:00
無料
無料
108 円
無 料
(2)為替関係手数料(1件につき)
(平成28年2月29日現在)
区 分
取 扱 内 容
同一店内
系統宛
県内JA
振込手数料
県外系統宛
電信扱い
他行宛
文書扱い
区 分
送金手数料
代金取立手数料
(隔地間)
取扱内容
金 額
ATM利用
ネットバンク
3万円未満
無
料 円
無
料 円
無
3万円以上
無
料 円
無
料 円
無
料 円
料 円
3万円未満
216 円
108 円
108 円
3万円以上
432 円
324 円
216 円
3万円未満
216 円
108 円
108 円
3万円以上
432 円
324 円
216 円
3万円未満
540 円
432 円
216 円
3万円以上
756 円
648 円
432 円
3万円未満
432 円
―
―
3万円以上
648 円
―
―
手数料
区 分
県内系統宛
432 円
県外系統宛
432 円
他
宛
648 円
県内外系統宛
648 円
他行普通扱い
864 円
他行至急扱い
864 円
行
窓口利用
取 扱 内 容
手数料
送金・振込組戻料
864 円
そ の 他
不渡手形返却料
864 円
諸手数料
取立手形組戻料
864 円
取立手形店頭呈示料
864 円
(3)諸手数料
(平成28年2月29日現在)
取 扱 内 容
基 準
手 数 料
324 円
貯金残高証明書発行手数料
1通あたり
通帳・証書再発行手数料
1冊(枚)あたり
ICキャッシュカード再発行手数料
1枚あたり
取引履歴端末出力
1回あたり
324 円
取引履歴コム出力
1回あたり
3,240 円
小切手帳交付手数料
1冊あたり
432 円
自己宛小切手交付手数料
1枚あたり
540 円
約束手形帳交付手数料
1冊あたり
540 円
貸金庫利用料
1契約あたり(年額)
口座振替手数料(契約に基づくもの)
1件あたり
国債口座管理手数料
1口座あたり(月額)
JAネットバンク基本手数料※
1契約あたり(月額)
個人情報開示事務手数料
540 円
1,080 円
3,240 円
無
料 円
108 円
無
料 円
1,080 円
1件あたり
※ただし、JAネットバンクの基本手数料は個人は無料
23
(プラス1枚24円)
□ 共済事業
「一人は万人のために、万人は一人のために」 日本の農村では古くから共同体をつくり、お互い
に支え合い、助け合って暮らしを営んできました。共済事業は、こうした相互扶助(助け合い)を事
業理念として、組合員・利用者の皆さまの生活全般にわたるリスクに幅広く対応するため、生命と損
害の両分野の保障を提供しています。
JA共済の使命は、組合員・利用者の皆さまが不安なく暮らせるよう、生活全般にわたるリスクに
対して幅広く保障するよう努めることです。万一のときや病気、ケガ、老後などに備える「ひと」の
保障。火災はもちろん、地震や台風などさまざまな自然災害に備える「いえ」の保障。そして現代社
会ではなくてはならない「くるま」の事故に備える保障。この「ひと・いえ・くるま」の総合保障を
通じて、それぞれの目的やライフプランに応じて充実した保障を提供することで、これからも皆さま
の“暮らしのパートナー”として「安心」と「満足」をお届けしていきます。
■長期共済(共済期間が5年以上の契約)
○終身共済‥‥‥‥一生涯にわたって万一のときを保障するプランです。ニーズに合わせて、
特約を付加することにより保障内容を自由に設計することもできます。
○一時払終身共済‥まとまった資金を活用して加入する終身共済です。一生涯にわたる万一の
ときを保障するとともに、相続対策ニーズにも応えるプランです。
○引受緩和型終身共済
‥‥‥‥健康上の不安がある方でもご加入しやすい万一保障です。通院中の方、病歴が
ある方も簡単な告知でお申込みいただけます。一生涯にわたって、万一の保障
が確保できます。
○満期専用入院保障付終身共済
‥‥‥‥養老生命共済の満期を迎えるご契約者さま向けの終身共済です。入院・手
術保障と一生涯の万一保障がセットされています。
○定期生命共済・・‥一定期間の万一のときを保障するプランです。手頃な共済掛金で加入でき
ます。法人化された担い手や経営者の万一保障と退職金などの資金形成
ニーズに応えるプランもあります。
○医療共済・・・・‥‥病気やケガによる入院・手術を手厚く保障するプランです。ニーズに合わ
せて保障期間や共済掛金払込期間が選べるほか、万一保障や先進医療保障を
加えたり、がん保障を充実させることもできます。
○引受緩和型医療共済
‥‥‥‥健康上の不安がある方でもご加入しやすい医療共済です。通院中の方、病歴が
ある方も簡単な告知でお申込みいただけます。入院・手術・放射線治療を一生
涯保障します。病歴(既往症)の悪化・再発もしっかり保障します。
○がん共済‥‥‥‥一生涯にわたってがんによる入院・手術を保障するプランです。がん診断時
や、再発・長期治療のときは一時金をお支払いします。ニーズに合わせて、
先進医療保障を加えたり入院・手術等の保障を充実させることもできます。
○介護共済・・・・・・・・所定の要介護状態となったときの資金準備のためのプランです。公的介護保
険制度と連動しており、介護の不安をわかりやすく保障します。
○一時払介護共済・・まとまった資金を活用して加入する介護共済です。公的介護保険制度と
連動しており、介護の不安をわかりやすく保障します。
○予定利率変動型年金共済
‥‥‥‥老後の生活資金準備のためのプランです。医師の診査なしの簡単な手続き
で加入できます。また、最低保証予定利率が設定されていますので安心です。
24
○養老生命共済‥‥一定期間の万一のときの保障とともに、資金形成ニーズにも応えるプランです。
○一時払養老生命共済
・・・・・・・・まとまった資金を活用して加入する養老生命共済です。医師の診査なしの
簡単な手続きで加入できます。
○こども共済・・・・・・お子さまの将来の入学や結婚・独立資金準備のためのプランです。ご契約者
さまが万一のときは、満期まで毎年養育年金をお支払いするプランもあります。
○建物更生共済‥‥火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また、
満期共済金は、建物の新築・増改築や家財の買替資金としてご活用いただ
けます。
■短期共済(共済期間が5年未満の契約)
○自動車共済‥‥‥相手方への対人・対物賠償保障をはじめ、ご自身・ご家族のための傷害保障、
車両保障など、万一の自動車事故を幅広く保障します。
○自賠責共済‥‥‥法律で全ての自動車に加入が義務づけられています。人身事故の被害者へ
の賠償責任を保障します。
○傷害共済‥‥‥‥日常のさまざまな災害による万一のときや負傷を保障します。
○火災共済‥‥‥‥住まいの火災損害を保障します。
25
□ 購買事業
購買事業は、肥料や農薬など農業生産に必要な資材と生活に必要な物資を共同購入し、それを
組合員に供給する事業です。
この事業は、計画的な大量購入によって、安い価格で仕入れ、流通経費を節約して、組合員に
安くて安全でよい品物を供給しようというものです。これを進めるために購買事業では、予約
注文・現金決済の方式をとっています。
この方式は、組合員の生活物資・生産資材の購入にあたって、前もってJAに注文しておき、
JAはそれをまとめてJA全農に発注し、JA全農はこの大量予約注文を背景にメーカーと交渉
して安く仕入れるというものです。そして、JA・組合員はその供給を受けると原則として同時
に現金で支払い、流通経費のムダを省こうというものです。
購買事業の取扱い品目は多種にわたり、特に、生活関係の取扱いでは、プロパンガスや灯油な
どの燃料関係から食料品、衣料品の供給、農住建設、葬祭業務なども取り扱っています。
□ 販売事業
販売事業の目的は、組合員の生産した農畜産物などを共同で販売することで、より高い収入が
得られるようにしていくことです。
農畜産物の流通は、一般的に、生産者→JA→卸売市場→小売店→消費者という流れになって
います。そして、農畜産物の価格は、卸売市場の需要と供給との関係で決まるわけですが、農畜
産物は天候に左右されること、季節的な生産であること、さらに多くの農家が有利な作物を求め
て競争し合い、物によっては過剰となり、産地間競争が激しくなって農畜産物価格を引き下げて
しまう場合もしばしばあります。
この農畜産物価格の不安定を正し、計画的な出荷によって市場で有利な販売を実現しようとす
るのが、JAの販売事業です。
この目的を達成するためJAグループでは、無条件委託・実費手数料・共同計算・全利用方式
というほかの企業にないJA独自の方式を主要な農畜産物について実施しています。
さらに、JAの販売事業は、消費者のみなさんのニーズに応じた新鮮で安全な農畜産物を安定
的に供給できるよう生産・販売体制の強化に取り組んでいます。また、地元でとれた農畜産物を
地域のみなさんに提供するため直売などの事業についても積極的に取り組んでいます。
□ 福祉・介護保険事業
高齢者が安心して暮らせる地域づくりをめざして、行政受託による高齢者福祉事業および介護
保険指定事業者として居宅介護支援・訪問介護・福祉用具貸与等の事業を行っています。
高齢者皆様の心身機能の向上を図り、快適な生活を過ごして頂けるように、利用者皆様の自立を
ご支援致します。
● 居宅介護・訪問介護事業
介護を必要とする高齢者の家庭を訪問して、食事、入浴、排泄の介助や調理、掃除、洗濯と
いった日常生活を手助けするサービスです。
● 福祉用具貸与・販売事業
ご自宅で生活されている高齢者の方に、杖、車椅子、ベッド、褥瘡予防用具等の福祉用具を
お貸ししたり販売するサービスです。
● 高齢者生活支援事業
在宅の高齢者が住み慣れた町で継続して自立した生活を送ることができるよう、在宅生活支
援や介護予防に関するサービスを行っています。
● 通所介護事業「ひまわり」
要介護認定を受けた利用者は、デイサービスセンター(通所介護施設)に日帰りで通い、機
能訓練や日常生活訓練などの介護を受けるサービスです。
26
□ 指導事業
指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別されます。これらは、組合員の営農や生活活
動がより効果的に行われることを目的に行っています。直接収益を生み出すという事業ではあり
ませんが、販売・購買・信用・共済などの事業のカナメとして取り組んでいます。
当組合では平成26年2月、女性会館「なでしこ」を開所致しました。当施設では女性部組織の
拠点として、また憩いの場として調理室を充実致しました。これにより女性部活動の幅が広がる
ことを期待しています。
● 営農指導事業
営農指導事業は、組合員の営農を指導し、その改善を図っていく重要な事業です。
JAの営農指導は、単に技術指導を行うのではなく、組合員の農業経営全般について指導し、
地域営農集団の育成など、協同して合理的な農業経営を確立するよう働きかけていくものです。
つまり、生産から流通までの仕組みをJAの総合的な力で指導援助することによって、個々の農
家では難しい所得の増大を実現していこうというものです。
● 生活指導事業
生活指導は、組合員の生活全般について指導し、組合員や地域社会の生活改善を図っていく
ものです。
その範囲は、消費生活、健康、文化、娯楽など幅広い活動に及びます。具体的には、健康管理
活動や相談活動、家計簿記帳や料理教室、農畜産物の自給運動、生鮮食料品などの共同購入、レ
クリエーション活動、さらに、地域における助けあい活動などに取り組んでいます。
□ 資産管理事業
資産管理事業は、組合員が土地を手放すことなく、土地の農業的利用や都市的利用を実現し、
農と住の調和したまちづくりを目指すさまざまな事業をJAのリーダーシップで順次展開してい
くものです。
資産管理事業をJAでは宅地等供給事業として行なっています。これはJAが事業の対象である
組合員の転用相当農地等(農業以外の目的のために使用される農地)の所有権その他使用収益権
を取得するか否かによって次の三つに分けられます。
1 JAが使用収益権を取得しないで、組合員から委託を受けて、転用相当農地等の売渡しまた
は貸付け(住宅その他の施設を建設してするその土地または施設の売渡し・貸付けを含む)、
区画形質の変更をする事業
2 JAが借地権を取得して、組合員から借入れ、その転用相当農地等の売渡しまたは貸付ける
(その土地の区画形質を変更し、または住宅その他の施設を建設してするその土地または施設
の売渡し・貸付けを含む)事業
3 JAが所有権を取得して、組合員から買入れ、その転用相当農地等を売渡しまたは貸付ける
(その土地の区画形質を変更し、または住宅その他の施設を建設してするその土地または施設
の売渡し・貸付けを含む)事業
その他、資産管理事業では組合員が経営している賃貸住宅の管理業務や管内に住みたいと希望
される方に対し賃貸住宅仲介業務を行っています。さらに組合員の高齢化に伴い、相続税セミナ
ーなど資産に関する相談・サポート業務を行っています。
27
□ その他の事業
その他にもJAでは、農家の営農や地域住民の生活のすべての面にかかわるさまざまな事業を
行っています。
主なものをあげると次のとおりです。
● 旅行事業
(株)農協観光の旅行業の代理店として組合員はもちろん地域住民のみなさんに対する国内
旅行、海外旅行の企画、(株)農協観光主催旅行商品の紹介、斡旋を行っています。
● 利用事業
JAでは、組合員の営農または生活に必要な共同利用施設を設置し、組合員に利用しても
らっています。
主に、育苗センターやライスセンター等があります。
● 加工事業
組合員の委託により、組合員が生産した物資を加工(精米、精麦、製粉など)して組合員
に引き渡しを行っています。
28
【経営資料】
Ⅰ 決 算 の 状 況
1.貸 借 対 照 表
(単位:千円)
科 目
資 産
平 成 26 年 度
(平成27年 2月28日現在)
平 成 27 年 度
(平成28年 2月29日現在)
(資産の部)
1.信用事業資産
(1)現 金
(2)預 金
系統預金
系統外預金
(3)有価証券
国 債
(4)貸 出 金
(5)その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
(6)貸倒引当金
82,413,214
366,625
68,610,303
68,553,211
57,091
1,013,091
1,013,091
12,089,625
546,202
491,030
55,171
△ 212,633
81,496,833
350,322
68,760,632
68,708,629
52,002
501,000
501,000
11,556,130
510,268
486,525
23,742
△ 181,520
2.共済事業資産
(1)共済貸付金
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
(4)貸倒引当金
29,895
24,280
163
5,459
△ 8
24,260
20,954
160
3,155
△ 9
3.経済事業資産
(1)経済事業未収金
(2)経済受託債権
(3)棚卸資産
購 買 品
その他の棚卸資産
(4)リース投資資産
(5)その他の経済事業資産
(6)貸倒引当金
518,647
493,751
7,249
139,877
133,760
6,116
4,612
43,547
△ 170,389
498,131
466,641
2,212
93,077
88,094
4,983
3,244
40,102
△ 107,147
140,620
249,395
1,754,500
1,753,228
2,561,830
534,481
855,379
907,015
△ 3,105,478
1,271
1,702,809
1,701,930
2,457,652
508,560
804,514
70,670
916,485
△ 3,055,950
878
6,536,888
6,184,404
352,484
5,523,738
5,127,734
396,004
51,377
91,445,144
56,998
89,552,168
4.雑 資 産
5.固定資産
(1)有形固定資産
建物
機械装置
土地
建設仮勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2)無形固定資産
6.外部出資
系統出資
系統外出資
7.繰延税金資産
資 産 の 部 合 計
29
(単位:千円)
科 目
(負債の部)
1.信用事業負債
(1)貯 金
(2)借 入 金
(3)その他の信用事業負債
未払費用
その他の負債
負 債 及 び 純 資 産
平 成 26 年 度
平 成 27 年 度
84,265,636
84,018,429
62,634
184,571
36,415
148,156
82,222,965
82,012,468
55,007
155,489
24,626
130,863
2.共済事業負債
(1)共済借入金
(2)共済資金
(3)共済未払利息
(4)未経過共済付加収入
(5)共済未払費用
(6)その他の共済事業負債
366,711
24,280
141,212
278
198,061
2,421
456
393,793
20,796
173,727
265
196,056
2,516
431
3.経済事業負債
(1)経済事業未払金
(2)経済受託債務
(3)その他の経済事業負債
307,343
240,811
11,808
54,722
248,444
196,506
7,228
44,709
4.雑 負 債
(1)未払法人税等
(2)その他の負債
143,584
23,511
120,073
161,776
20,058
141,717
5.諸引当金
(1)賞与引当金
(2)退職給付引当金
366,757
32,415
334,342
371,766
31,084
340,682
85,450,032
83,398,746
5,995,046
1,580,916
4,429,883
2,110,000
2,319,883
940,000
560,000
340,000
230,000
249,883
( 220,383 )
△ 15,753
6,153,421
1,555,113
4,619,353
2,160,000
2,459,353
940,000
600,000
400,000
270,000
249,353
( 220,552 )
△ 21,045
負 債 の 部 合 計
(純資産の部)
1.組合員資本
(1)出資金
(2)利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
信用事業基盤強化積立金
施設整備積立金
リスク管理強化積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(3)処分未済持分
2.評価・換算差額等
(1)その他有価証券評価差額金
純 資 産 の 部 合 計
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計
65
65
0
0
5,995,111
91,445,144
6,153,422
89,552,168
30
2.損 益 計 算 書
(単位:千円)
平 成 26 年 度
科 目
1.事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金戻入益)
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4)共済事業費用
共済借入金利息
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
修理サービス料
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
修理サービス費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
購買事業総利益
(7)販売事業収益
販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
販売事業総利益
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
利用事業総利益
(15)旅行事業収益
(16)旅行事業費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
旅行事業総利益
平 成 27 年 度
(平成26年3月1日~平成27年2月28日)
(平成27年3月1日~平成28年2月29日)
1,602,523
1,599,868
838,813
(
(
(
(
739,244
429,402
262
260,650
48,928
19,270
80,298
775,775
)
)
)
)
(
(
(
(
742,435
429,140
90
250,741
62,462
20,421
12,918
)
)
)
)
163,272
(
(
(
(
(
66,126
64,677
516
196
735
6,104
91,041
△ 2,010
117,944
)
)
)
)
(
(
(
(
)
(
50,176
48,561
1,016
163
434
6,411
61,356
△ 31,112
)
)
)
)
)
675,541
657,831
565,620
577,820
543,204
703
21,712
540,259
560
37,001
48,769
(
(
44,360
694
48,074
-)
△ 31 )
(
(
554
43,805
1)
-)
516,851
533,460
2,623,427
2,835,678
2,561,447
61,980
2,766,934
68,743
2,331,132
(
2,562,976
2,269,246
77,885
△ 15,999
△ 90,953 )
2,460,654
76,498
25,822
( △ 62,290 )
292,294
272,702
62,885
62,238
42,435
20,449
43,293
18,944
24,313
(
22,146
1,394
22,919
△ 580 )
(
1,530
20,616
△0 )
38,571
40,091
1,783
160
1,562
196
1,623
1,366
2,026
1,711
1,788
1,617
315
(
(
63,195
49,075
-)
△ 107 )
(
(
154,763
153,009
769 )
-)
171
(
(
58,675
45,644
8)
-)
(
(
128,650
125,190
-)
△ 961 )
14,120
1,753
31
13,030
3,460
(単位:千円)
科 目
平 成 26 年 度
平 成 27 年 度
(平成26年3月1日~平成27年2月28日)
(平成27年3月1日~平成28年2月29日)
(17)福祉事業収益
(18)福祉事業費用
福祉事業総損失
406
521
115
(19)介護保険事業収益
(20)介護保険事業費用
(うち貸倒引当金繰入額)
介護保険事業総利益
(21)指導事業収入
(22)指導事業支出
指導事業収支差額
2.事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(4)施設費
(5)その他事業管理費
事業利益
3.事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)賃貸料
(4)雑収入
4.事業外費用
(1)寄付金
(2)賃貸費用
(3)長期前払費用償却費
(4)雑損失
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
経常利益
5.特別利益
(1)固定資産処分益
(2)受取損害賠償金
(3)一般補助金
(4)雪害対策助成金
(5)信連清算配当金
6.特別損失
(1)固定資産処分損
(2)固定資産圧縮損
(3)建物取壊費用
(4)減損損失
(5)豪雪災害支援金
税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税
過年度法人税等追徴税額
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
当期未処分剰余金
757
821
64
128,222
48,443
(
145,619
49,824
1 )
79,778
95,795
38,060
56,271
39,089
57,066
△ 18,211
1,460,618
△ 17,976
1,465,249
1,137,096
102,896
55,225
161,566
3,833
1,153,990
99,625
53,066
154,115
4,451
141,905
157,220
134,619
130,457
13,099
66,150
48,183
29,787
7,785
44,546
52,859
25,266
29,968
(
(
249
45,088
2,788
△ 18,158
-)
△ 18,184 )
53,288
(
(
179
50,085
1,931
1,093
248 )
-)
269,157
42,127
648
1,147
40,331
211,788
182,092
45
182,046
66,958
3,165
25,481
38,310
133,725
54,210
79,514
244,327
37,018
3,134
△ 16,209
△ 5,596
23,944
220,383
29,500
249,883
32
260,155
45,199
39,603
220,552
28,801
249,353
3.注 記 表
区 分
平成26年度
平成27年度
(1)重要な会計方針に係る事
項に関する注記
①有価証券の評価基準及び評価
本組合保有の有価証券の評価基準及び評価方法は
本組合保有の有価証券の評価基準及び評価方法は
方法
有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っていま
有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っていま
す。
②棚卸資産の評価基準及び評価
方法
す。
①満期保有目的の債券 償却原価法(定額法)
①満期保有目的の債券 償却原価法(定額法)
②その他有価証券
②その他有価証券
時価のあるもの
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法
期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算出)
売却原価は移動平均法により算出)
時価のないもの
時価のないもの
移動平均法による取得原価法
移動平均法による取得原価法
①購買品
①購買品
総平均法による原価法
総平均法による原価法
(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
②その他棚卸資産 ③固定資産の減価償却の方法
最終仕入原価法による原価法
総平均法による原価法
(収益性低下に基づく簿価の切下げの方法)
(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
①有形固定資産
①有形固定資産
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建
物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用してい
物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用してい
ます。
ます。
なお、耐用年数及び残存価格については、法人税法
なお、耐用年数及び残存価格については、法人税法
に規定する方法と同一の基準によっています。また
に規定する方法と同一の基準によっています。また
取得価格10万円以上20万円未満の少額減価償却資産
取得価格10万円以上20万円未満の少額減価償却資産
については、法人税法の規定に基づき、3年間で均
については、法人税法の規定に基づき、3年間で均
等償却を行っています。
等償却を行っています。
②無形固定資産
②無形固定資産
定額法を採用しています。
④引当金の計上基準
②その他棚卸資産 定額法を採用しています。
①貸倒引当金
①貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領
、経理規程及び資産の償却・引き当て基準に則り、
、経理規程及び資産の償却・引き当て基準に則り、
次のとおり計上しています。
次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生して
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生して
いる債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の
いる債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の
状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権につい
状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権につい
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額
を計上しています。
を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破
33
区 分
平成26年度
平成27年度
綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻
綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻
懸念先)に係る債権のうち、債権の元本の回収に係
懸念先)に係る債権のうち、債権の元本の回収に係
るキャッシュフローを合理的に見積もることができ
るキャッシュフローを合理的に見積もることができ
る債権については、当該キャッシュフローと債権の
る債権については、当該キャッシュフローと債権の
帳簿価格から担保の処分可能見込み額及び保証によ
帳簿価格から担保の処分可能見込み額及び保証によ
る回収可能見込額を控除した残額との差額を計上し
る回収可能見込額を控除した残額との差額を計上し
ています。
ています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した
金額に基づき計上しています。
金額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定
すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定
担当部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し
担当部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し
た査定監査部署が査定結果を監査しており、その査
た内部監査部署が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っています。
定結果に基づいて上記の引当を行っています。
②賞与引当金
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支
給見込額のうち当期負担分を計上しています。
給見込額のうち当期負担分を計上しています。
③退職給付引当金
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発
度に発生していると認められる額を計上しています
生していると認められる額を計上しています。なお
。なお、当組合は職員数300人未満の小規模企業等
当組合は退職給付引当金及び退職給付費用の計算に
に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針
退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債
(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員
務とする方法を用いた簡便法を適用しています。
会報告第13号平成11年9月14日)により、簡便法を
採用しています。
⑤収益及び費用の計上基準
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引(以下、「所
もの以外のファイナンス・リース取引のうち当組合
有権移転外ファイナンス・リース取引」という。)
が貸手側となっている取引についてはリース料受取
のうち当組合が貸手側となっている取引については
時に利用収益と利用費用を計上し、利息相当額の総
リース料受取時に利用収益と利用費用を計上し、
額をリース期間にわたり定額で配分する方法によっ
利息相当額の総額をリース期間にわたり定額で配分
ています。
する方法によっています。
⑥消費税及び地方消費税の会計
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式に
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によ
処理の方法
よっています。
っています。
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資
産に計上し、5年間で均等償却を行っています。
産に計上し、5年間で均等償却を行っています。
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しています。
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、
⑦決算書類に記載した金額の端
数処理の方法
金額千円未満の科目については「0」で表示して
います。
34
区 分
平成26年度
平成27年度
(2)会計方針の変更に関する
注記
①直売所の損益にかかる表示方
従来、農産物直売所にかかる損益を利用事業収益及
法
び利用事業費用で表示していましたが、当期より販
売事業収益及び販売事業費用に計上する方法に変更
しています。この変更は、当該直売所における事業
は組合員が生産する物資を販売することを目的に行
っていることから、事業区分をより適正に表示する
ために行ったものです。また、上記の生産者直売品
以外の生産資材・食品等の仕入品の販売についても
購買事業収益及び購買事業費用に計上する方法に変
更しています。なお、この変更により損益に与える
影響はありません。
(3)貸借対照表に関する注記
①資産から直接控除した引当金
②固定資産の圧縮記帳額
雑資産から控除されている貸倒引当金の額
雑資産から控除されている貸倒引当金の額
34千円
282千円
圧縮記帳により固定資産の帳簿価格を直接減額した
圧縮記帳により固定資産の帳簿価格を直接減額した
金額は801,120千円であり、その内訳は次のとおり
金額は799,030千円であり、その内訳は次のとおり
です。
です。
(単位:千円)
資
産
科
資
物
440,353
建
建物付属設備
構
物
置
築
機
械
装
産
科
目
金
額
物
440,053
29,941
建物付属設備
29,941
21,033
構
219,613
機
築
械
装
物
21,033
置
217,863
車輛・運搬具
4,003
車輛・運搬具
4,003
器 具 ・ 備 品
30,762
器 具 ・ 備 品
30,722
55,414
土
土
地
計
③担保に供されている資産 金
(単位:千円)
額
建
目
55,414
地
801,120
計
799,030
担保に供されている資産は、定期預金5,050,400千
担保に供されている資産は、定期預金5,050,400千
円です。
円です。
(単位:千円)
(単位:千円)
担保に供している資産
種 類
定期預金
期末帳簿価格 担保権の種類
担保に供している資産
種 類
400
質 権
定期預金
定期預金
50,000
質 権
定期預金
5,000,000
質 権
計
5,050,400
35
期末帳簿価格 担保権の種類
400
質 権
定期預金
50,000
質 権
定期預金
5,000,000
質 権
計
5,050,400
区 分
平成26年度
平成27年度
担保権によって担保されている債務
内 容
担保権によって担保されている債務
内 容
期 末 残 高
期 末 残 高
公金取扱い
-
公金取扱い
-
指定金融機関
-
指定金融機関
-
為 替 決 済
-
為 替 決 済
-
計
-
計
-
④役員に対する金銭債権・債務
理事、監事に対する金銭債権の総額 14,056千円
理事、監事に対する金銭債権の総額 13,280千円
の総額
理事、監事に対する金銭債務の総額 理事、監事に対する金銭債務の総額 ⑤リスク管理債権 貸出金のうち、破綻先債権額は3,837千円、延滞債権
貸出金のうち、破綻先債権額は3,535千円、延滞債権
額は514,930千円です。なお、破綻先債権とは、元本
額は482,366千円です。なお、破綻先債権とは、元本
又は利息の支払いの遅延が相当期間継続しているこ
又は利息の支払いの遅延が相当期間継続しているこ
とその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁
とその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなか
った貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下
った貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下
「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人
「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人
税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3
税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3
号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
する事由が生じている貸出金です。また、延滞債権
する事由が生じている貸出金です。また、延滞債権
とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金で
して利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金で
す。貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額はありませ
す。貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額は7,830
ん。なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の
千円です。なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又
支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい
は利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないも
遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に
のです。貸出金のうち、貸出条件緩和債権額はあり
該当しないものです。貸出金のうち、貸出条件緩和
ません。なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経
債権額はありません。なお、貸出条件緩和債権とは
営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減
、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
して、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済
の他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決
で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該
めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ
当しないものです。破綻先債権額、延滞債権額、3カ
月以上延滞債権に該当しないものです。破綻先債
月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出
は518,768千円です。なお、上記に掲げた債権額は、
条件緩和債権額の合計額は493,731千円です。なお、
貸倒引当金控除前の金額です。
上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額
-千円
です。
36
-千円
区 分
平成26年度
平成27年度
(4)損益計算書に係る注記
①減損損失に関する事項
①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認
①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認
識した資産又は資産グループの概要
識した資産又は資産グループの概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグル
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグル
ーピングを実施した結果、営業店舗については支所
ーピングを実施した結果、営業店舗については支所
・事業所・直売所ごとに、また、業務外固定資産
・事業所・直売所ごとに、また、業務外固定資産
(遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資
(遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資
産をグルーピングの最小単位としています。本所に
産をグルーピングの最小単位としています。本所に
ついては、独立したキャッシュ・フローを生み出さ
ついては、独立したキャッシュ・フローを生み出さ
ないものの、他のグループにキャッシュ・フローの
ないものの、他のグループにキャッシュ・フローの
生成に寄与していることから、共用資産と認識して
生成に寄与していることから、共用資産と認識して
います。当期に減損損失を計上した固定資産は、以
います。当期に減損損失を計上した固定資産は、以
下のとおりです。
下のとおりです。
場 所
用途
種 類
畜産部事務所 共用資産
その他
建物
榛東直売所
直売所
機械装置・器具備品
吉岡町試験圃
賃貸
土地
榛東つつじ店舗
遊休
吉岡町土地
遊休
土地
渋川市八木原雑種地
遊休
土地
場 所
用途
種 類
その他
貸牛舎
賃貸
建物・土地
業務外固定資産
小野上山林
遊休
土地
業務外固定資産
業務外固定資産
榛東つつじ店舗
遊休
建物・構築物・器具備品・土地
業務外固定資産
建物・構築物・器具備品 業務外固定資産
渋川市八木原雑種地
遊休
土地
業務外固定資産
業務外固定資産
明治支所
遊休
建物・構築物
業務外固定資産
業務外固定資産
駒寄支所
遊休
建物・構築物
業務外固定資産
②減損損失を認識するに至った経緯
②減損損失を認識するに至った経緯
畜産部事務所については、移転に伴い取壊しが決定
貸牛舎の資産については、土地の時価が著しく低下
していることから帳簿価額を回収可能価額まで減額
しており、減損の兆候に該当しています。また、
し、当期減少額を減損損失として認識しました。
賃貸用固定資産として使用されていますが、使用
榛東直売所については、当該店舗の営業収支が2期
価値が帳簿価額まで達しないため帳簿価額を回収可
連続赤字であると同時に、短期的に業績の回復が見
能価額まで減額し、当期減少額を減損損失として
込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで
認識しました。
減額し、当期減少額を減損損失として認識しました
小野上山林、榛東つつじ店舗、渋川市八木原雑
また、業務外固定資産については土地の時価が著し
く低下しており、減損の兆候に該当しています。
種地の資産は遊休資産として処分対象ら、帳簿
価額を処分可能価額まで減額し、当期減少額を
このうち、吉岡町試験圃の資産は賃貸用固定資産と
減損損失として認識しました。
して使用されていますが、使用価値が帳簿価額まで
明治、駒寄支所の資産については、支所統合に
達しないため帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
伴い取壊しが決定していることから帳簿価額を回収
当期減少額を減損損失として認識しました。
可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失とし
さらに榛東つつじ店舗、吉岡町土地、渋川市八木原
て認識しました。
雑種地の資産は遊休資産として処分対象であること
から、帳簿価額を処分可能価額まで減額し、当期減
少額を減損損失として認識しました。
③減損損失に計上した金額と固定資産の種類ごとの
減損損失の内訳
③減損損失に計上した金額と固定資産の種類ごとの
減損損失の内訳
畜産部事務所
680千円 (建物680千円)
貸牛舎 51,583千円(建物1,911千円)
榛東直売所
501千円 (機械装置7千円、
(土地49,671千円)
器具備品493千円)
吉岡町試験圃
榛東つつじ店舗
吉岡町土地
小野上山林 589千円(土地589千円)
16,963千円 (土地16,963千円)
榛東つつじ店舗 863千円(建物223千円)
196千円 (建物163千円、
(構築物7千円)
構築物5千円、器具備品27千円)
(器具備品28千円)
1,951千円 (土地1,951千円)
(土地604千円)
渋川市八木原雑種地 5,188千円 (土地5,188千円)
渋川市八木原雑種地147千円(土地147千円)
25,481千円
明治支所 15,031千円(建物13,100千円)
合 計
(構築物1,930千円)
駒寄支所 11,299千円(建物11,119千円)
(構築物180千円)
合 計
79,514千円(建物26,354千円)
(構築物2,118千円、器具備品28千円)
(土地51,013千円)
37
区 分
平成26年度
平成27年度
④回収可能価額の算定方法
④回収可能価額の算定方法
畜産部事務所建物、榛東直売所機械装置及び器具備
業務外固定資産の回収可能価額は正味売却
品の回収可能価額については備忘価額としています
価額を採用しており、その時価は固定資産税評
業務外固定資産の回収可能価額は正味売却価額を採
価額に基づき算定しています。このうち、明治、
用しており、その時価は固定資産税評価額に基づき
駒寄支所事務所建物、構築物の回収可能価額に
算定しています。
ついては備忘価額としています。
(5)金融商品に関する注記
①金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
①金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資
に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け
に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け
残った余裕金を農林中央金庫等へ預けているほか、
残った余裕金を農林中央金庫等へ預けているほか、
国債による運用を行っています
国債による運用を行っています
②金融商品の内容及びそのリスク
②金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内
の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸
の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸
出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされ
出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされ
る信用リスクに晒されています。
る信用リスクに晒されています。
また、有価証券は国債であり、満期保有目的及びそ
また、有価証券は国債であり、満期保有目的及びそ
の他有価証券で保有しています。これらは発行体の
の他有価証券で保有しています。これらは発行体の
信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動
リスクに晒されています。
リスクに晒されています。
③金融商品に係るリスク管理体制
③金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については
理事会において対応方針を決定しています。また、
理事会において対応方針を決定しています。また、
通常の貸出取引については、本所に融資審査部署を
通常の貸出取引については、本所に融資審査部署を
設置し、各支所との連携を図りながら与信審査を行
設置し、各支所との連携を図りながら与信審査を行
っています。審査にあたっては、取引先の収支状況
っています。審査にあたっては、取引先の収支状況
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評
価基準などの厳格な審査基準を設けて、与信判定を
価基準などの厳格な審査基準を設けて、与信判定を
行っています。貸出取引において資産の健全性の維
行っています。貸出取引において資産の健全性の維
持・向上を図るため資産の自己査定を厳正に行って
持・向上を図るため資産の自己査定を厳正に行って
います。不良債権については管理・回収方針を作成
います。不良債権については管理・回収方針を作成
・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。
・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。
また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については
また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については
「自己査定に基づく資産の償却・引当基準」に基づ
「自己査定に基づく資産の償却・引当基準」に基づ
き必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めて
き必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めて
います。
います。
イ.市場リスクの管理
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市
場性リスクを的確にコントロールすることにより、
場性リスクを的確にコントロールすることにより、
収益及び財務の安定化を図っています。このため、
収益及び財務の安定化を図っています。このため、
財務の健全性維持と収益力強化のバランスを重視し
財務の健全性維持と収益力強化のバランスを重視し
たALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
たALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
38
区 分
平成26年度
平成27年度
軟な財務構造の構築に努めています。
軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経
済見通しなどの投資環境および当組合保有有価証券
済見通しなどの投資環境および当組合保有有価証券
ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事
ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事
会において運用方針を定めるとともに、経営層で構
会において運用方針を定めるとともに、経営層で構
成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な
成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は
理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定
理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定
された方針などに基づき、有価証券の売買等を行っ
された方針などに基づき、有価証券の売買等を行っ
ています。
ています。
運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が
運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が
適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的
適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的
にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディ
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディ
ング目的以外の金融商品です。当組合において、主
ング目的以外の金融商品です。当組合において、主
要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主
要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主
たる金融所品は、預金、有価証券のうちその他の有
たる金融所品は、預金、有価証券のうちその他の有
価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入
価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入
金です。
金です。
当組合ではこれらの金融資産及び金融負債について
当組合ではこれらの金融資産及び金融負債について
期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用い
期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用い
た経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理に
た経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理に
あたっての定量的分析に際し参照しています。
あたっての定量的分析に際し参照しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定
し、当期末現在、指標となる金利が0.01%下落したも
し、当期末現在、指標となる金利が0.01%下落したも
のと想定した場合には、経済価値が580千円減少する
のと想定した場合には、経済価値が580千円減少する
ものと把握しています。
ものと把握しています。
当該変動幅は、金利を除くリスク変数が一定の場合
当該変動幅は、金利を除くリスク変数が一定の場合
を前提としており、金利とその他のリスク変数の相
を前提としており、金利とその他のリスク変数の相
関を考慮していません。
関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生
じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性
じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性
があります。
があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案
件にかかる未実行金額についても含めて計算してい
件にかかる未実行金額についても含めて計算してい
ます。
ます。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、流動性リスクについては、運用・調達
当組合では、流動性リスクについては、運用・調達
について定期的に資金計画を作成し、安定な流動性
について定期的に資金計画を作成し、安定な流動性
の確保に努めています。
の確保に努めています。
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含み)には、
金融商品の時価(時価に代わるものを含み)には、
市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合
市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合
には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を
には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を
含む)が含まれています。当該価額の算定において
含む)が含まれています。当該価額の算定において
は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前
は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前
39
区 分
②金融商品の時価に関する事項
平成26年度
平成27年度
提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ
提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ
ります。
ります。
①金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
①金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれ
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれ
らの差額は次のとおりです。
らの差額は次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められ
なお、時価を把握することが極めて困難と認められ
るものについては、次表には含めず③に記載してい
るものについては、次表には含めず③に記載してい
ます。
ます。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
預 金
時 価
(単位:千円)
貸借対照表計上額
68,610,303
68,555,066
預 金
時 価
68,760,632
68,755,235
有価証券
1,013,091
1,020,841
有価証券
501,000
502,000
満期保有目的の債券
1,000,000
1,007,750
満期保有目的の債券
500,000
201,000
その他の有価証券
13,091
13,091
その他の有価証券
1,000
1,000
12,149,462
-
貸出金(※1)
11,613,761
-
貸倒引当金(※2) △ 212,663
-
貸倒引当金(※2)△ 181,629
-
貸倒引当金控除後
11,936,799
12,387,620
貸倒引当金控除後
11,432,131
11,897,039
資 産 計
81,772,856
81,963,527
資 産 計
80,693,765
81,154,275
84,018,429
83,982,633
82,012,468
82,037,902
84,018,429
83,982,633
82,012,468
82,037,902
貸出金(※1)
貯 金
負 債 計
貯 金
負 債 計
差 額
預 金
差 額
△ 55,236
預 金
△ 5,397
有価証券
7,750
有価証券
1,000
満期保有目的の債券
7,750
満期保有目的の債券
1,000
その他の有価証券
-
その他の有価証券
-
貸出金(※1)
-
貸出金(※1)
-
貸倒引当金(※2)
-
貸倒引当金(※2)
-
貸倒引当金控除後
450,820
貸倒引当金控除後
464,908
資 産 計
190,670
資 産 計
460,510
貯 金
負 債 計
△ 35,796
貯 金
△ 35,796
負 債 計
25,434
25,434
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上し
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上し
ている職員厚生貸付金59,837千円を含めています。
ている職員厚生貸付金57,631千円を含めています。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別
貸倒引当金を控除しています。
貸倒引当金を控除しています。
②金融商品の時価の算定方法
②金融商品の時価の算定方法
【資産】
【資産】
ア.預金
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似
していることから、当該帳簿価額によっています。
していることから、当該帳簿価額によっています。
満期のある預金については、期間に基づく区分ごと
満期のある預金については、期間に基づく区分ごと
に、リスクフリーレートである円Libor・スワップ
に、リスクフリーレートである円Libor・スワップ
レートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と
レートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と
して算定しています。
して算定しています。
40
区 分
平成26年度
平成27年度
イ.有価証券
イ.有価証券
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示され
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示され
た価格によっています。
た価格によっています。
ウ.貸出金
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市
場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似
していることから当該帳簿価額によっています。
していることから当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期
間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ
間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割引
リーレートである円Libor・スワップレートで割引
いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額
いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額
として算定しています。
として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未
実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー
実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー
トである円Libor・スワップレートで割引いた額に
トである円Libor・スワップレートで割引いた額に
帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の
帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の
割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わ
割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わ
る金額として算定しています。
る金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権、期限の利益を喪失し
また、延滞の生じている債権、期限の利益を喪失し
た債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除し
た債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除し
た額を時価に代わる金額としています。
た額を時価に代わる金額としています。
【負債】
【負債】
ア.貯金
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の
要求払貯金については、決算日に要求された場合の
支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また
支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また
定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、
定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、
将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートで
将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割引いた現在価値
ある円Libor・スワップレートで割引いた現在価値
を時価に代わる金額として算定しています。
を時価に代わる金額として算定しています。
③時価を把握することが極めて困難と認められる金
③時価を把握することが極めて困難と認められる金
融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品
融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品
の時価情報には含まれていません。
の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
外部出資
外部出資
6,536,888
5,523,738
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償
還予定額
還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
1年超2年以内
68,610,303
1,000
(単位:千円)
1年以内
預金
有価証券
1年超2年以内
68,760,632
-
有価証券
512,000
満期保有目的の債券
500,000
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
12,000
1,000
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金(※1.2)
1,075,408
938,216
貸出金(※1.2)
1,057,700
870,155
合 計
70,197,711
939,216
合 計
69,819,333
1,370,155
-
41
1,000
500,000
-
満期保有目的の債券
500,000
1,000
-
区 分
平成26年度
平成27年度
(単位:千円)
2年超3年以内
3年超4年以内
-
-
預金
(単位:千円)
2年超3年以内
3年超4年以内
預金
-
-
有価証券
500,000
-
有価証券
-
-
満期保有目的の債券
500,000
-
満期保有目的の債券
-
-
-
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
-
-
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
-
貸出金(※1.2)
合 計
871,004
820,423
貸出金(※1.2)
854,852
1,371,004
820,423
合 計
854,852
757,816
757,816
(単位:千円)
4年超5年以内
(単位:千円)
5年超
4年超5年以内
預金
-
-
-
-
有価証券
-
-
有価証券
-
-
満期保有目的の債券
-
-
満期保有目的の債券
-
-
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
-
-
その他の有価証券のう
ち満期があるもの
-
718,799
7,272,438
貸出金(※1.2)
661,403
6,988,023
合 計
718,799
7,272,438
合 計
661,403
6,983,023
(※1)貸出金のうち、当座貸越129,587千円につい
(※1)貸出金のうち、当座貸越122,539千円につい
ては「1年以内」に含めています。また、期限のな
ては「1年以内」に含めています。また、期限のな
い劣後特約付ローンについては「5年超」に含めて
い劣後特約付ローンについては「5年超」に含めて
います。
います。
(※2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期
(※2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期
限の利益を喪失した債権等393,335千円は償還の予
限の利益を喪失した債権等396,178千円は償還の予
定が見込まれないため、含めていません。
定が見込まれないため、含めていません。
(単位:千円)
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年以内
1年以内
合 計
1年超2年以内
75,812,196
4,246,096
75,812,196
4,246,096
貯金(※1)
1年超2年以内
72,292,121
合 計
3,869,972
72,292,121
3,869,972
(単位:千円)
2年超3年以内
3年超4年以内
3,222,566
331,625
3,222,566
331,625
貯金(※1)
合 計
(単位:千円)
2年超3年以内
3年超4年以内
5,179,299
308,062
5,179,299
308,062
貯金(※1)
合 計
(単位:千円)
4年超5年以内
貯金(※1)
合 計
①有価証券の時価及び評価差額
-
貸出金(※1.2)
貯金(※1)
(6)有価証券に関する注記
5年超
預金
(単位:千円)
5年超
329,065
76,878
329,065
76,878
4年超5年以内
貯金(※1)
合 計
5年超
277,269
85,741
277,269
85,741
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
内」に含めています。
内」に含めています。
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照
表計上額、時価及びこれらの差額については次のと
表計上額、時価及びこれらの差額については次のと
おりです。
おりです。
(単位:千円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
合 計
貸借対照表計上額
国債
1,000,000
1,000,000
42
(単位:千円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
合 計
貸借対照表計上額
国債
500,000
500,000
区 分
平成26年度
平成27年度
(単位:千円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
(単位:千円)
時価
種 類
1,007,750
国債
合 計
1,007,750
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
時価
合 計
501,000
(単位:千円)
種 類
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
(単位:千円)
差額
種 類
7,750
国債
合 計
7,750
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
差額
合 計
1,000
②その他有価証券で時価のあるもの
②その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は
償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につ
償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につ
いては、次のとおりです。
いては、次のとおりです。
種 類
(単位:千円)
種 類
取得原価又は償却原価
取得原価又は償却原価
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
13,000
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
999
合 計
13,000
合 計
999
(単位:千円)
種 類
(単位:千円)
種 類
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
13,091
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
合 計
13,091
合 計
(単位:千円)
種 類
①退職給付に関する事項
1,000
国債
(単位:千円)
(7)退職給付に関する注記
501,000
国債
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
合 計
貸借対照表計上額
1,000
1,000
(単位:千円)
差額
種 類
差額
90
貸借対照表計上額が取得原価又は 国債
償却原価を超えるもの
0
90
合 計
0
上記評価差額から繰延税金負債24千円を差し引いた
上記評価差額から繰延税金負債0千円を差し引いた
額65千円を「その他有価証券評価差額金」に計上し
額0千円を「その他有価証券評価差額金」に計上し
ています。
ています。
①採用している退職給付制度
①採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規定に基づ
職員の退職給付にあてるため、退職給与規定に基づ
き、退職一時金制度、特定退職金共済制度及び確定
き、退職一時金制度、特定退職金共済制度及び確定
給付企業年金制度を採用しています。
給付企業年金制度を採用しています。
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、
退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債
退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債
務とする方法を用いた簡便法を適用しています。
務とする方法を用いた簡便法を適用しています。
②退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
②退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
期首における退職給付引当金
342,496 千円
期首における退職給付引当金
334,342 千円
退職給付費用
58,926 千円
退職給付費用
60,226 千円
退職給付の支払額
確定給付企業年金制度への拠出金
特定退職金共済制度への拠出金
期末における退職給付引当金
△20,810 千円
△8,804 千円
△37,466 千円
334,342 千円
43
退職給付の支払額
△11,250 千円
確定給付企業年金制度への拠出金 △34,167 千円
特定退職金共済制度への拠出金
期末における退職給付引当金
△8,469 千円
340,682 千円
区 分
平成26年度
平成27年度
③退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照
③退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照
表に計上された退職給付引当金の調査表
表に計上された退職給付引当金の調査表
退職給付債務
849,945 千円
退職給付債務
879,132 千円
確定給付企業年金制度
△213,358 千円
確定給付企業年金制度
△213,038 千円
特定退職金共済制度
△302,245 千円
特定退職金共済制度
△325,411 千円
未積立退職給付債務
334,342 千円
未積立退職給付債務
340,682 千円
退職給付引当金
334,342 千円
退職給付引当金
340,682 千円
④退職給付に関連する損益
勤務費用
臨時に支払った割増退職金
退職給付費用
②特例業務負担金の将来見込額
④退職給付に関連する損益
58,926 千円
3,129 千円
62,056 千円
勤務費用
60,226 千円
臨時に支払った割増退職金
退職給付費用
3,016 千円
63,242 千円
人件費(法定福利費)には、厚生年金保険制度及び
人件費(法定福利費)には、厚生年金保険制度及び
農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための
農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための
農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則
農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則
第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行
第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行
う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出
う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出
した特例業務負担金15,049千円を含めて計上してい
した特例業務負担金14,530千円を含めて計上してい
ます。なお同組合より示された平成26年3月現在に
ます。なお同組合より示された平成27年3月現在に
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来見
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来見
込額は、225,103千円となっています。
込額は、224,644千円となっています。
(8)税効果会計に関する注記
①繰延税金資産及び繰延税金
①繰延税金資産
負債の内訳
貸倒引当金
94,320 千円
退職給付引当金
94,232 千円
退職給付引当金
92,479 千円
貸倒引当金
68,782 千円
減損損失
30,320 千円
①繰延税金資産
賞与引当金
8,966 千円
減損損失
8,924 千円
賞与引当金
8,597 千円
未収利息不計上否認額
6,019 千円
未収利息不計上否認額
6,826 千円
減価償却限度超過額
5,631 千円
減価償却限度超過額
5,940 千円
未払費用否認額
4,207 千円
未払費用否認額
4,792 千円
その他
3,222 千円
その他
2,383 千円
繰延税金資産小計
評価性引当額
△
繰延税金資産合計(A)
223,771 千円
繰延税金資産小計
164,474 千円
評価性引当額
59,296 千円
②繰延税金負債
221,878 千円
△
繰延税金資産合計(A)
151,055 千円
70,823 千円
②繰延税金負債
全農合併に伴うみなし配当否認額△
7,894 千円
その他有価証券評価差額金
△
24 千円
繰延税金負債合計(B)
△
7,919 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
51,377 千円
44
全農合併に伴うみなし配当否認額△
7,894 千円
未収還付所得税額
△
5,931 千円
その他有価証券評価差額金
△
0 千円
繰延税金負債合計(B)
△
13,825 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
56,998 千円
区 分
平成26年度
②法定実効税率と法人税等
法定実効税率
負担率との差異の主な原因
(調整)
平成27年度
29.39%
法定実効税率
27,66%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
3.10%
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等に永久に益金に算入されない項目 △
3.75%
受取配当金等に永久に益金に算入されない項目 △
住民税均等割等
2.12%
住民税均等割等
1,99%
評価性引当金の増減
△
18.89%
法人税額の特別控除額
△
0.91%
法人税額の特別控除額
1.28%
その他
2.54%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
修正申告等による影響額
その他
△
税効果会計適用後の法人税等の負担率
2,00%
11,88%
評価性引当金の増減
△
5,16%
1,53%
△
0,93%
15,22%
9.80%
③税率の変更による繰延税金
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律
資産及び繰延税金負債への
第10号)、「地方税法等の一部を改正する法律」(平
影響額
成26年法律第4号)、「地方法人税法」(平成26年法律
第11号)が平成26年3月31日に公布されたことに伴い
繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法
定実効税率は、平成27年3月1日に開始する事業年度
に解消が見込まれる一時差異等については29.39%か
ら27.66%に、平成28年3月1日に開始する事業年度以
降に解消が見込まれる一時差異等については、27.61
%から27.66%に変更されました。その結果、繰延税
金資産が1,065千円減少し、法人税等調整額が1,065
千円増加しています。
(9)その他の注記
①リース取引に関する会計
(借手側)
(借手側)
基準に基づく注記
オペレーティングリース取引にかかる未経過リース
オペレーティングリース取引にかかる未経過リース
料
料
(単位:千円)
1年以内
6,136
②資産除去債務に関する会計
基準に基づく注記
1年超
合計
3,407
9,543
(単位:千円)
1年以内
1,657
1年超
合計
2,589
4,247
(貸手側)
(貸手側)
リース投資資産の内訳 (単位:千円)
リース投資資産の内訳 (単位:千円)
リース料債権部分 6,631 千円
リース料債権部分 3,467 千円
見積残存価格部分 見積残存価格部分 - 千円
- 千円
受取利息相当額 △395 千円
受取利息相当額 △223 千円
合 計 6,235 千円 合 計 3,244 千円 資産除去債務に計上している以外の資産除去債務
資産除去債務に計上している以外の資産除去債務
当組合は、上白井事務所、旅行センター、古巻直売
当組合は、上白井事務所、古巻直売所、女性会
所、女性会館、榛東セルフ給油所、吉岡・鯉沢バイ
館、榛東セルフ給油所、吉岡・鯉沢バイパス給油
パス給油所に関して、不動産賃貸契約に基づき、退
所に関して、不動産賃貸契約に基づき、退去時に
去時における現状回復にかかる義務を有しています
おける原状回復にかかる義務を有していますが、
が、当該施設は当組合が事業を継続する上で必須の
当該施設は当組合が事業を継続する上で必須の
施設であり、現時点では除去は想定していません。
施設であり、現時点では除去は想定していません。
また、移転が行われる予定もないことから、資産除
また、移転が行われる予定もないことから、資産
去債務の履行時期を合理的に見積もることができま
除去債務の履行時期を合理的に見積もることが
せん。そのため当該義務に見合う資産除去債務を計
できません。そのため当該義務に見合う資産除
上していません。
去債務を計上していません。
45
4.剰 余 金 処 分 計 算 書
科 目
1.当期未処分剰余金
2.剰余金処分額
(1)利益準備金
(2)任意積立金
(うち信用事業基盤強化積立金)
(うち施設整備積立金)
(うちリスク管理強化積立金)
(3)出資配当金
3.次期繰越剰余金
平成26年度
249,883,268
221,082,049
50,000,000
140,000,000
( 40,000,000 )
( 60,000,000 )
( 40,000,000 )
31,082,049
28,801,219
(単位:円)
平成27年度
249,353,384
230,622,464
50,000,000
150,000,000
50,000,000 )
40,000,000 )
60,000,000 )
30,622,464
18,730,920
(注)1.出資配当は年 2.0 %とし、年度途中で払込をした場合については、日割り計算に
よるものとします。なお出資配当金の 1/2 は増資に充てさせていただきます。
(注)2.任意積立金のうち目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、取崩基準等は次の
とおりです。
積立金の種類
積立目標額
積 立 目 的
資金運用のリスク負担、金利等のコストアップ、または
所業の継続性と改善発展に資する設備の取得及び設備に
残高
(平成28年2月29日
現在)
目的を達成するための
支出に対して理事会の
議決を経て取り崩す
600,000千円
500,000
千円
目的を達成するための
支出に対して理事会の
議決を経て取り崩す
400,000千円
500,000
千円
積立目的に掲げる
事由に該当する総
額1千万円以上の支
出が発生したとき
は、理事会に付議
したうえ、その必
要額を取り崩す
270,000千円
信用事業基盤 新規事業開発に対する費用負担等JA事業基盤の強化に 期末貯金残高
の10/1,000
強化積立金 資する
施 設 整 備 積 立 充てる財源を確保するため、施設設備積立金を積み立て
金
する
取崩基準
次に掲げるリスクの発生により多額の損失が発生した場
合に、組合員の負託に応えうる事業運営と経営の安定、
組織の継続に寄与するために必要な財源を確保すること
を目的とする
リスク管理
強化積立金
(1)与信先の財務状況の悪化、組合の保有資産の価値の
毀損等により、債権・資産の価値が減少しまたは消失
し、損失を被る信用リスク発生
(2)金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリ
スク要素の変動により、保有する資産・負債の価値が変
動し、損失を被る市場関連リスクの発生
(3)組合の資金繰りや市場の混乱等による市場流動性に
起因して損失を被る流動性リスクの発生
(4)コンピュータシステムの不備、コンピュータの不正使用等によって
損失を被り、またはシステム関連投資に伴うシステムリスクの発生
(5)自然災害、家畜伝染病、農産物・加工品事故等の非
常事態の発生により、直接的に被る災害リスクの発生
(6)その他の経営リスク、事務リスク、法務リスク、評判リスク、人
材リスク、外部環境リスク等、JA経営、事業運営上のさまざま
なリスクの発生
(注)3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるための繰越額
15,000千円が含まれています。
46
5.部 門 別 損 益 計 算 書
平成27年3月1日から平成28年2月29日まで
(単位:千円)
区 分
信 用
事 業
合 計
共 済
事 業
農業関連
事 業
生活その他
事 業
営農指導
事 業
事業収益
①
4,627,658
775,775
577,820
1,099,472
2,135,501
39,090
事業費用
②
3,027,789
117,944
44,360
1,030,875
1,777,544
57,066
事業総利益
③=①-②
1,599,868
657,831
533,460
68,597
357,957
△ 17,976
事業管理費
④
1,465,249
468,331
403,041
146,906
358,290
88,681
(うち減価償却費)
⑤
(うち人件費) ⑤’
※うち共通管理費
⑥
(うち減価償却費)
⑦
49,764 ) (
13,377 ) (
8,702 ) (
5,203 ) (
21,387 ) (
1,095 )
( 1,153,990 ) (
358,022 ) (
335,289 ) (
107,826 ) (
277,256 ) (
75,597 )
213,924
181,407
172,596
20,441
(
⑦’
(
7,668 ) (
6,305 ) (
(
51,028
1,138 ) (
3,617 ) (
41,396 ) (
135,220 ) (
149,551 ) (
126,379 ) (
⑧=③-④
134,619
189,500
130,419
△ 78,309
△ 333
△ 106,657
事業外収益
⑨
130,457
27,515
23,079
9,044
67,778
3,040
27,496
23,079
7,287
26,863
3,040
53,288
4,647
2,346
801
45,190
304
※うち共通分 ⑩
事業外費用
⑪
※うち共通分 ⑫
16,596 ) ( △ 469,142 )
2,788
2,346
729
2,694
304
経常利益
⑬=⑧+⑨-⑪
211,788
212,368
151,152
△ 70,066
22,255
△ 103,921
特別利益
⑭
182,092
56,563
47,498
15,270
56,397
6,391
56,536
47,498
15,270
56,351
6,391
38,818
31,276
12,626
48,538
2,467
38,818
31,276
5,941
23,994
2,467
230,086
167,374
△ 67,421
30,114
△ 99,997
8,360
10,550
40,119
40,969
△ 99,997
221,726
156,824
△ 107,540
△ 10,855
※うち共通分 ⑮
特別損失
⑯
133,725
※うち共通分 ⑰
税引前当期利益
⑱=⑬+⑭-⑯
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配賦額後
税引前当期利益
⑳=⑱-⑲
260,155
260,155
△ 639,446
452 ) ( △ 19,180 )
事業利益
(うち人件費)
共通管理費等
△ 87,766
△ 8,862
△ 182,046
△ 102,496
※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分
(注)
1.共通管理費等、営農指導事業及び共通資産の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
人頭割(50%)+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費(50%)
(2)営農指導事業
均等割(50%)+事業総利益割(50%)
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
区 分
信 用
事 業
共 済
事 業
農業関連
事 業
生活その他
事 業
共通管理費等
35.66
30.03
7.31
24.13
営農指導事業
8.36
10.55
40.12
40.97
営農指導
事 業
2.87
計
100%
100%
3.部門別の資産
(単位:千円)
区 分
事業別の総資産
総資産(共通資産配賦後)
計
信 用
事 業
共 済
事 業
89,552,168
81,496,833
24,260
169
497,962
-
7,532,944
2,686,248
2,262,143
550,658
1,817,699
216,195
47
農業関連
事 業
生活その他
事 業
営農指導
事 業
共通資産
7,532,944
6.財 務諸表 の正確性等にかかる確認
確
1
認
書
私 は、 当 JAの 平成 27年 3月 1日 か ら平成 28年 2月 29日 まで の事業年度 にかか る
デ ィス ク ロー ジ ャー誌 に記載 した内容 の うち、財務諸表作成 に 関す るす べ ての重
要 な点 にお いて 、農業協 同組合法施行規則 に基 づ き適 正 に表示 され てい る こ とを
確認 い た しま した。
2
この確認 を行 な うに当た り、財務諸表 が適正 に作成 され る以下 の体制 が整備 さ
れ 、有効 に機能 して い る ことを確認 してお ります。
(1)
業務分掌 と所管部署 が 明確化 され 、各部署 が適 切 に業務 を遂行す る体制が
整備 され てお ります。
(2)
業務 の実施部署 か ら独 立 した内部監 査部 門 が内部管 理 体制 の適切性 0有 効
性 を検証 してお り、重要 な事項 について は理事会等 に適切 に報告 されてお り
ます。
(3)
重要な経営情報 につい ては 、理事会等 へ 適切 に付 議 0報 告 されてお ります。
平成
28
年
5
月
26
日
北 群 渋 川 農 業 協 同 組 合
骸
理事 組 合 長
48
脈
イ十
一
晨
Ⅱ 損 益 の 状 況
1.最近5年間の主要な経営指標
(単位:千円、人、%)
項
目
23
24
年度
4,914,685
経 常 収 益
信用事業収益
年度
4,964,898
25
年度
5,119,288
26
27
年度
4,479,204
年度
4,627,658
851,482
888,819
856,224
838,813
775,775
558,735
573,890
581,293
565,620
577,820
農業関連事業収益
1,342,240
1,403,826
1,450,293
1,135,025
1,099,472
その他事業収益
2,162,228
2,098,363
2,231,478
1,939,746
2,174,591
193,520
219,050
174,989
269,157
211,788
共済事業収益
経 常 利 益
111,755
114,716
137,314
220,383
220,552
1,629,356
1,608,132
1,595,481
1,580,916
1,555,113
(出 資 口 数)
1,629,356
1,608,132
1,595,481
1,580,916
1,555,113
純 資 産 額
5,661,818
5,727,325
5,821,312
5,995,111
6,153,422
総 資 産 額
89,540,006
89,456,019
90,784,479
91,445,144
89,552,168
貯 金 等 残 高
82,435,202
82,228,197
83,509,183
84,018,429
82,012,468
貸 出 金 残 高
13,628,388
13,010,264
12,514,901
12,089,625
11,556,130
当 期 剰 余 金
出 資
金
2,099,846
1,065,928
1,028,337
1,013,091
501,000
剰 余 金 配 当 金 額
24,096
31,806
31,468
31,082
30,622
・出資配当の額
24,096
31,806
31,468
31,082
30,622
有 価 証 券 残 高
-
-
-
-
-
職 員 数 (人)
167
170
177
184
177
単体自己資本比率(%)
18.45
18.55
18.73
19.01
18.76
・事業利用分量配当の額
(注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.純資産額とは、貸借対照表の総資産額から総負債額を差し引いた金額です。
4.平成26年度以降の単体自己資本比率は農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判
断するための基準に係る算式に基づき算出しており、平成25年度以前は旧告示に基づき算出した単体自己資本
比率を記載しています。
2.利 益 総 括 表
(単位:千円、%)
項 目
収
支
差
額
資
金
運
用
26
収
27
年度
673,118
支
年度
692,259
増
減
19,141
役 務 取 引 等 収 支
13,166
14,010
844
そ の 他 事 業 収 支
△ 10,743
△ 48,438
△ 37,695
信 用 事 業 収 支 計
675,541
657,831
△ 17,710
675,541
657,831
△ 17,710
信 用 事 業 粗
信用事業粗利益
利
益
(信用事業粗利益率)
(信用事業粗利益率)
事
業
粗
事業粗利益
利
(
1,602,523
益
( 事 業 粗 利 益 率 )
(事業粗利益率)
0.82 ) (
(
0.80 ) (
1,599,868
1.75 ) (
49
1.78 ) (
△ 0.01 )
△ 2,655
0.03 )
3.資金運用収支の内訳
(単位:千円、%)
26
項 目
平均残高
利
27
年度
息
利 回 り
平均残高
利
年度
息
利 回 り
資金運用勘定
82,336,735
690,314
0.838
81,483,188
679,971
0.834
うち預金
68,979,639
429,402
0.623
68,614,570
429,140
0.625
1,018,344
262
0.026
909,202
90
0.010
うち貸出金
12,338,752
260,650
2.112
11,959,416
250,741
2.097
資金調達勘定
うち有価証券
84,266,857
65,390
0.078
82,603,076
49,741
0.060
うち貯金・定積
84,197,417
65,194
0.077
82,544,405
49,578
0.060
うち譲渡性貯金
-
-
-
-
-
-
69,440
196
0.282
58,671
163
0.278
うち借入金
―
総資金利ざや
0.754
―
0.789
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、事業利用分配配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が
含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
(単位:千円)
項 目
受
取
利
26
息
預 金
支
27
年度増減額
年度増減額
7,521
△ 10,343
23,421
△ 262
有価証券
△ 1,891
△ 172
貸 出 金
△ 14,009
△ 9,909
△ 999
△ 15,649
△ 966
△ 15,616
-
-
△ 33
△ 33
8,520
5,306
払
貯
利
息
金
譲渡性貯金
借 入 金
差
引
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、
特別対策奨励金等奨励金が含まれています。
50
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1)貯 金
①種類別貯金平均残高
(単位:千円、%)
26
種 類
27
年度
平均 残高
構 成 比
平均 残高
年度
増 減
構 成 比
流 動 性 貯 金
33,451,486
39.7
33,728,562
40.8
277,076
定 期 性 貯 金
50,716,007
60.2
48,787,684
59.1
△ 1,928,323
29,924
0.0
28,158
0.0
△ 1,766
84,197,417
100.0
82,544,405
100.0
△ 1,653,012
-
-
-
-
-
84,197,417
100.0
82,544,405
100.0
△ 1,653,012
その他の貯金
計
譲 渡 性 貯 金
合
計
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
②固定・変動金利別定期貯金残高
(単位:千円、%)
区
26
分
残
27
年度
高
構 成 比
残
年度
高
増
構 成 比
減
49,735,231
98.3
47,366,756
98.0
△ 2,368,474
固定金利定期
49,714,189
99.9
47,345,803
99.9
△ 2,368,386
変動金利定期
21,041
0.0
20,953
0.0
△ 87
定期貯金
(注)1.固金利定期…預入時に満期日までの利率が確定する金利定期貯金
2.変動金利定期…預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する金利定期貯金
(2)貸 出 金
①種類別貸出金平均残高
(単位:千円)
種
26
類
27
年度
増
年度
減
手 形 貸 付 金
-
-
-
証 書 貸 付 金
10,464,224
10,100,966
△ 363,258
141,478
126,449
△ 15,028
当
座
貸
越
割
引
手
形
1,733,049
1,732,000
△ 1,049
12,338,752
11,959,416
△ 379,335
金融機関貸付
合
計
②固定・変動金利別貸出金残高
(単位:千円、%)
種 類
26
残
高
27
年度
構 成 比
残
高
年度
構 成 比
増 減
固定金利貸出
7,415,321
70.7
7,040,980
70.4
△ 374,341
変動金利貸出
3,080,315
29.3
2,961,820
29.6
△ 118,494
10,495,636
100.0
10,002,800
100.0
△ 492,836
合
計
(注)1.固定金利貸出…貸出実行時に償還日までの利率が確定する貸出金
2.変動金利貸出…貸出期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する貸出金
51
③担保別貸出金残高
(単位:千円)
項
目
26
貯金・定期積金等
有
価
証
不
動
増
年度
減
171,081
150,384
△ 20,697
-
-
-
券
動
27
年度
産
184,644
163,227
△ 21,417
産
2,642,361
2,420,220
△ 222,141
133,010
106,607
△ 26,403
計
3,131,097
2,840,439
△ 290,658
農業信用基金協会保証
3,163,071
3,064,986
△ 98,085
そ の 他 担 保 物
そ の 他 保 証
計
信
用
合
計
117,720
171,705
53,985
3,280,791
3,236,692
△ 44,099
5,677,736
5,478,998
△ 198,738
12,089,625
11,556,130
△ 533,495
④担保別債務保証見返額残高
開示の対象となる取引はありません。
⑤業種別貸出金残高
(単位:千円、%)
26
業 種
残 高
年度
構 成 比
2.0
27
残 高
215,859
年度
構 成 比
1.9
増 減
農
業
245,510
林
業
-
-
-
-
△ 29,651
-
水
産
業
-
-
-
-
-
製
造
業
-
-
-
-
-
業
-
建設業・不動産業
94,366
電気・ガス・熱供給・水道業
-
-
-
-
-
運 輸 ・ 通 信 業
-
-
-
-
-
金 融 ・ 保 険 業
1,732,000
鉱
卸売・小売・サービス業・飲食業
地 方 公 共 団 体
非 営 利 法 人
そ
の
他
14.3
1,732,000
0.7
△ 9,693
15.0
0
23,223
0.2
21,561
0.2
△ 1,662
29.8
3,435,349
29.7
△ 169,097
6,390,077
6,386,680
う ち 法 人
3,397
計
84,673
3,604,446
う ち 個 人
合
0.8
52.9
6,066,685
52.5
6,063,949
-
12,089,625
2,736
11,556,130
52
△ 323,392
△ 322,731
-
△ 533,495
⑥資金使途別貸出金残高
(単位:千円、%)
26
項 目
残
高
27
年度
構 成 比
残
年度
高
増 減
構 成 比
設
備
資
金
6,986,916
57.8
6,806,053
58.9
△ 180,863
運
転
資
金
5,102,706
42.2
4,750,074
41.1
△ 352,632
12,089,625
100.0
11,556,130
100.0
△ 533,494
合
計
⑦主要な農業関係の貸出金残高
1)営農類型別
(単位:千円)
種 類
26
27
年度
増 減
年度
農業
穀作
242
0
△ 242
199,269
112,464
△ 86,805
66,974
29,974
△ 37,000
工芸作物
159,222
102,275
△ 56,947
養豚・肉牛・酪農
398,763
341,039
△ 57,724
39,200
39,200
0
野菜・園芸
果樹・樹園農業
養鶏・養卵
養蚕
その他農業
農業関連団体
合 計
-
-
-
74,156
81,733
7,577
-
-
-
937,828
706,686
△ 231,142
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業生産法人および農業関連団体等に対する
農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業
に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑤の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対す
る貸出金の残高です。
2.「その他農業」には、複合経営たる主たる業種が明確に位置づけられないもの、
農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれています。 3.「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれています。 53
2)資金種類別
〔貸出金〕
(単位:千円)
種 類
プロパー資金
農業制度資金
農業近代化資金
その他制度資金
合 計
26
年度
569,438
368,390
83,272
285,118
937,828
27
年度
384,466
322,219
71,877
250,342
706,686
増 減
△ 184,972
△ 46,171
△ 11,395
△ 34,776
△ 231,142
(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外の
ものをいいます。
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方
公共団体が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫
が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽 減支援資金などが該当します。
〔受託貸付金〕
(単位:千円)
種 類
日本政策金融公庫資金
住 宅 金 融 支 援 機 構
合 計
26
年度
13,187
342,995
356,182
27
年度
10,861
295,999
306,860
増 減
△ 2,326
△ 46,996
△ 49,322
(注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる転貸資金をいいます。
住宅金融支援機構は、住宅(旧住宅金融公庫)にかかる資金をいいます。
⑧リスク管理債権の残高
(単位:千円)
区
分
破 綻 先 債 権 額
延 滞 債 権 額
3カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合
計
26
年度
3,837
514,930
518,768
27
年度
3,535
482,366
7,830
493,731
増 減
△ 302
△ 32,564
△ 25,037
(注)1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由により元本
又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出
金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、
法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に
規定する事由が生じているものです。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、注1に掲げるもの及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外のものです。
3.3カ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金(注1、
注2に掲げるものを除く。)です。
4.貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、
元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金(注1、
注2及び注3に掲げる者を除く。)です。
54
⑨金融再生法開示債権の保全状況
(単位:千円)
26年度
区 分
危
要
険
管
正
債
理
常
債
債
合
保全額
担保・保証
引当
残高
破綻更生債権およびこ
れらに準ずる債権
27年度
残高
保全額
担保・保証
引当
481,719
286,038
195,680
422,455
255,534
166,920
権
37,048
37,048
0
63,446
62,278
0
権
0
0
0
7,830
7,830
0
権
11,640,328
325,643
166,920
11,127,009
12,159,096
計
323,087
195,680 11,620,741
(注)1.破綻更生債権およびこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権(自己査定における破綻先、実質破綻先の
うち信用事業に係る総与信(貸出金、貸付有価証券、債務保証見返、信用未収利息、信用仮払金))
2.危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本利息の回収ができない可能性の高い債権(自
己査定における破綻懸念先のうち信用事業に係る総与信)
3.要管理債権
3か月以上延滞貸出債権および条件緩和貸出債権(自己査定における要管理先のうち3か月以上延滞貸
出金および貸出条件緩和貸出金)
4.正常債権(上記以外の信用事業に係る総与信)
⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
開示の対象となる取引はありません。
⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
26
区 分
一般貸倒引当金
27
年 度
期 首
期 中
残 高
増加額 目的使用 その他
11,448
期中減少額
16,952
0
年 度
期 末
期 首
期 中
残 高
残 高
増加額 目的使用 その他
11,448
16,952
16,952
期中減少額
14,600
0
期 末
残 高
16,952
14,600
個別貸倒引当金
215,045 195,680
11,850 203,195
195,680
195,680 166,920
0 195,680
166,920
合 計
226,493 212,632
11,850 214,643
212,632
212,632 181,520
0 212,632
181,520
(注)「期中減少額」の「目的使用」欄は、対象債権の償却処理に充てた額を記載してあります。
決算での洗い替え計上にかかる戻入額は「その他」に記載してあります。
⑫貸出金償却の額
開示の対象となる取引はありません。
(3)為 替
(単位:千件、千円)
26年度
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑 為 替
合計
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
仕向
32,017
30,916,571
3
16,086
8,544
15,543,040
40,564
46,475,698
被仕向
91,359
24,749,516
16
22,396
10,467
15,722,190
101,842
40,494,103
55
27年度
仕向
被仕向
33,083
92,391
23,101,393 25,939,476
8,161
9,498
4,346,356
4,476,670
41,244
101,889
27,447,749 30,416,146
(4)有価証券
①種類別有価証券平均残高
(単位:千円)
種 類
国
地
方
26年度
27年度
増
減
債
1,018,344
909,202
△ 109,142
債
-
-
-
政 府 保 証 債
-
-
-
金
債
-
-
-
特 別 法 人 債
-
-
-
そ の 他 の 証 券
-
-
-
1,018,344
909,202
△ 109,142
融
合 計
②商品有価証券種類別平均残高
開示の対象となる取引はありません。
③有価証券残存期間別残高
【平成26年度末】
(単位:千円)
1年以内
1 年 超
3 年 超
5 年 超
7 年 超
3年以下
5年以下
7年以下
10年以下
期間の定め
10 年 超
合 計
種
類
国
債
512,074
501,016
-
-
-
-
-
1,013,090
地
方
のないもの
債
-
-
-
-
-
-
-
-
政府保証債
-
-
-
-
-
-
-
-
金
債
-
-
-
-
-
-
-
-
特別法人債
融
-
-
-
-
-
-
-
-
その他の証券
-
-
-
-
-
-
-
-
貸付有価証券
-
-
-
-
-
-
-
-
【平成27年度末】
種
類
国
(単位:千円)
1年以内
1 年 超
3 年 超
5 年 超
7 年 超
3年以下
5年以下
7年以下
10年以下
期間の定め
10 年 超
のないもの
合 計
債
1,000
500,000
-
-
-
-
-
501,000
債
-
-
-
-
-
-
-
-
政府保証債
-
-
-
-
-
-
-
-
金
債
-
-
-
-
-
-
-
-
地
方
融
特別法人債
-
-
-
-
-
-
-
-
その他の証券
-
-
-
-
-
-
-
-
貸付有価証券
-
-
-
-
-
-
-
-
56
(5)有価証券の時価情報等
①有価証券の時価情報等
(単位:千円)
保有区分
満 期 保 有 目 的
そ
合
の
他
計
26
年 度
取得価額
時
価
1,000,000
13,001
1,013,001
27
年 度
時
価
評価損益
評価損益
取得価額
1,000,000
-
500,000
500,000
-
13,091
90
999
1,000
0
1,013,091
90
500,999
501,000
0
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっております。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については
当期の損益に含めています。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上してお
ります。
5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
②金銭の信託の時価情報等
開示の対象となる取引はありません。
③デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
開示の対象となる取引はありません。
57
2.共済事業
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(単位:千円、件)
26
種 類
生
命
共
済
件 数
新契約高
保有契約高
件 数
年 度
件 数
新契約高
保有契約高
済
517
6,603,196
9,024
97,396,353
503
5,626,230
9,173
95,633,510
定期生命共済
1
5,000
21
101,000
-
-
20
51,000
養老生命共済
738
3,335,014
8,339
56,938,580
605
2,451,375
7,910
50,286,560
141
311,304
1,917
4,553,710
143
297,000
1,943
4,575,410
終
身
共
うちこども共済
総
合
件 数
27
年 度
医
療
共
済
780
37,000
4,347
3,505,650
537
109,300
4,752
3,020,550
が
ん
共
済
169
-
930
285,500
243
-
1,122
258,500
定期医療共済
2
-
283
216,000
-
-
273
209,800
178
314,240
285
489,951
159
306,725
438
784,647
介
護
共
済
年
金
共
済
264
-
3,979
-
244
-
3,998
-
建 物 更 生 共 済
1,194
11,175,150
9,981
109,000,340
1,073
8,413,270
10,426
111,113,666
合 計
3,843
21,469,601
37,189
267,933,375
3,364
16,906,901
38,112
261,358,235
(注)1.金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加され
た定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
2.25年度の合計各欄には、介護共済を含みます。
3.JA共済は、農業協同組合法に基づきJAとJA全共連で共同して事業を行っており、共済契約が満期を
迎えられたり、万一事故がおきた場合に当JAが負う共済責任につきましては、JA全共連がすべての共済
責任を負うことになっています(短期共済も同様です)。 (2)医療系共済の入院共済金額保有高
(単位:千円、件)
26
種 類
件 数
27
年 度
件 数
新契約高
保有契約高
件 数
年 度
新契約高
件 数
保有契約高
医
療
共
済
780
4,266
4,347
25,802
537
2,926
4,752
28,133
が
ん
共
済
169
963
930
5,740
243
1,436
1,122
6,805
2
10
283
1,422
-
-
273
1,368
951
5,240
5,560
32,964
780
4,363
6,147
36,306
定 期 医 療 共 済
合 計
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3)介護共済の介護共済金額保有高
(単位:千円、件)
26
種 類
介
護
共
件 数
済
178
27
年 度
新契約高
613,553
件 数
285
保有契約高
949,732
(注)金額は、介護共済金額を表示しています。
58
件 数
159
新契約高
793,611
年 度
件 数
438
保有契約高
1,725,883
(4)年金共済の年金保有高
(単位:千円、件)
26
種 類
件 数
27
年 度
件 数
新契約高
保有契約高
件 数
年 度
件 数
新契約高
保有契約高
年 金 開 始 前
264
146,913
2,323
1,333,968
244
147,244
2,363
1,336,181
年 金 開 始 後
-
-
1,656
763,511
-
-
1,635
746,489
264
146,913
3,979
2,097,480
244
147,244
3,998
2,082,670
合 計
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
(5)短期共済新契約高
(単位:千円、件)
26
種 類
火
災
済
1,844
自 動 車 共 済
12,702
傷
済
18,266
団体定期生命共済
定額定期生命共済
害
共
件 数
共
27
年度
契 約 高
件 数
17,603,050
1,849
年度
契 約 高
17,579,890
12,476
124,137,300
14,881
-
-
-
-
3
1,000
3
8,000
賠 償 責 任 共 済
470
487
自 賠 責 共 済
計
4,833
4,715
38,118
34,411
59
118,070,200
3.その他事業の実績等
(1)購買事業品目別取扱実績
(単位:千円)
種
生
産
資
26
27
年 度
年 度
肥
料
142,178
148,045
農
薬
136,173
192,399
飼
料
699,526
607,888
温
床
資
材
91,678
197,427
包
装
資
材
55,404
53,967
農
業
機
械
164,906
191,559
自動車(除く二輪)
0
0
燃
そ
材
供 給 高
類
の
小
料
49,039
36,023
他
342,047
382,372
1,680,954
1,809,684
計
米
8,112
8,116
生 食
生 鮮 食 品
22,534
31,997
品
一 般 食 品
76,339
74,542
食
95,132
90,478
衣
活
材
品
1,025
774
耐 久 消 費 財
料
158,255
119,828
日 用 保 健 雑 貨
L
P
家
庭
そ
物
G
燃
の
小
8,653
3,049
201,082
183,799
料
9,259
9,568
他
91,869
89,649
計
672,264
611,804
住
107,832
267,547
葬 祭 セ ン タ ー
99,251
77,262
資 福 祉 セ ン タ ー
合
計
1,145
636
2,560,302
2,766,934
農
(2)販売事業品目別取扱実績
(単位:千円)
種
類
26
販
売
27
年 度
高
手 数 料
販
売
年 度
高
手 数 料
米
7,414
520
6,640
354
麦・豆・雑穀
12,464
1,841
11,530
3,094
ま
ゆ
3,801
60
4,328
66
野
菜
422,600
6,519
480,581
8,595
果
実
26,178
340
34,306
446
5,984
90
6,067
91
畜
産
物
2,938,898
19,419
2,845,907
17,818
林
産
物
11,817
177
3,995
59
直
売
所
110,835
11,981
102,131
10,946
蒻
101,573
1,485
141,290
1,821
3,641,569
42,435
3,636,780
43,293
花 き ・ 花 木
蒟
計
60
(3)農業倉庫収支内訳
(単位:千円)
項
26
目
受 入 保 管 料
年 度
1,352
収
検 査 手 数 料
351
入
倉 庫 雑 収 入
計
倉
費
用
庫
雑
374
79
80
1,562
160
196
費
引
年 度
1,107
1,783
160
196
1,623
1,366
計
差
27
(4)加工事業収支内訳
(単位:千円)
項
事
業
事
業
差
収
直
引
26
目
接
損
27
益
年 度
2,026
費
1,711
1,617
315
171
益
年 度
1,788
(5)利用事業収支内訳
(単位:千円)
種
類
育 苗 施 設
米麦乾燥所施
設
蒟蒻乾燥所施
設
りんごジュー
ス
加
工
その他利用事
業
合
計
項 目
26
販
年
売
度
27
高
販
年
売
度
高
事 業 収 益
33,448
31,934
事 業 直 接 費
26,974
25,333
差 引 損 益
6,473
6,601
事 業 収 益
15,133
14,686
事 業 直 接 費
11,135
11,238
差 引 損 益
3,998
3,448
事 業 収 益
-
-
事 業 直 接 費
1,973
-
差 引 損 益
△ 1,973
-
事 業 収 益
5,246
5,385
事 業 直 接 費
5,205
5,283
差 引 損 益
41
101
事 業 収 益
9,367
6,669
事 業 直 接 費
3,786
3,790
差 引 損 益
5,580
2,879
事 業 収 益
63,195
58,675
事 業 直 接 費
49,075
45,644
差 引 損 益
14,120
13,030
61
(6)旅行事業収支内訳
(単位:千円)
項
収
事
26
目
業
収
益
事 業 雑 収 入
計
益
費
事
業
事
業
費
用
雑
費
計
用
差
引
損
益
年 度
154,139
27
年 度
127,198
623
1,451
154,763
128,650
146,652
120,791
6,356
4,399
153,009
125,190
1,753
3,460
(7)福祉事業収支内訳
(単位:千円)
項
26
目
レ ン タ ル 料
収
益
年 度
200
27
年 度
168
-
20
高齢者生活支援事業
180
549
福 祉 雑 収 入
25
19
計
406
757
182
155
111
351
227
314
福 祉 助 成 金
福 祉 受 入 高
費 高齢者生活支援事業
福
用
祉
雑
費
計
差
引
損
益
521
821
△ 115
△ 64
(8)介護保険事業収支内訳
(単位:千円)
項
収
益
26
目
訪
問
介
護
年 度
30,428
通
所
介
用
護
61,564
75,590
10,500
10,561
居宅介護支援
23,194
27,574
2,533
1,392
計
128,222
145,619
介 護 労 務 費
11,928
13,938
介 護 受 入 高
10,106
9,010
介
26,408
26,875
48,443
49,824
79,778
95,795
護
雑
費
計
差
年 度
30,500
福祉用具貸与
福祉用具販売
費
27
引
損
益
62
(9)指導事業収支内訳
(単位:千円)
項
26
目
金
年 度
4,131
収
指導事業補助金
30,502
入
実
賦
支
出
課
27
年 度
3,951
32,510
3,426
2,628
計
38,060
39,089
営 農 改 善 費
5,301
10,282
農 政 活 動 費
-
-
生 活 改 善 費
1,632
2,100
組 織 活 動 費
9,580
9,279
教 育 広 報 費
5,910
5,810
畜 産 振 興 費
26,580
21,369
園芸特産振興費
6,652
7,356
農 産 振 興 費
613
868
56,271
57,066
△ 18,211
△ 17,976
費
収
計
差
引
入
63
Ⅳ 経営諸指標
1.利 益 率
(単位:%、ポイント)
項 目
26
年度
27
増 減
年度
総資産経常利益率
0.29
0.23
△ 0.06
資 本 経 常 利 益 率
4.63
3.54
△ 1.09
総資産当期純利益率
0.24
0.24
0.00
資本当期純利益率
3.79
3.68
△ 0.11
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率
=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
(単位:%、ポイント)
項 目
貯 貸 率
貯 証 率
期 末
26 年度
14.39
27 年度
14.09
期中平均
14.65
14.49
△ 0.17
期 末
1.21
0.61
△ 0.59
期中平均
1.21
1.10
△ 0.11
増
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
64
減
△ 0.30
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円)
当期末
前期末
経過措置
による
不算入額
項 目
経過措置
による
不算入額
コア資本にかかる基礎項目
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
うち、出資金及び資本準備金の額
うち、再評価積立金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額 (△)
6,122,798
5,963,964
1,555,113
1,580,916
-
-
4,619,353
4,429,883
30,622
31,082
△ 21,045
△ 15,753
15,006
17,387
15,006
17,387
-
-
-
-
うち、回転出資金の額
-
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の
額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
-
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、経
過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
-
6,137,805
5,981,351
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
コア資本に係る調整項目
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の
額の合計額
175
703
-
898
-
-
-
-
175
703
-
898
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
-
-
-
-
適格引当金不足額
-
-
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
-
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
-
-
-
-
前払年金費用の額
-
-
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
-
-
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
-
-
特定項目に係る10%基準超過額
-
-
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するもの
の額
-
-
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連する
ものの額
-
-
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
特定項目に係る15%基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するもの
の額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連する
ものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
175
65
-
(単位:千円)
当期末
前期末
経過措置
による
不算入額
項 目
経過措置
による
不算入額
自己資本
自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ)
6,137,629
5,981,351
29,725,935
28,481,322
リスク・アセット等
信用リスク・アセットの額の合計額
資産(オン・バランス)項目
29,725,935
28,481,322
△ 6,722,888
△ 10,635,975
703
898
-
-
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ
スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、前払
年金費用に係るものの額
-
-
うち、他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに
係る経過措置を用いて算出したリスク・アセットの額から経過措置を
用いずに算出したリスク・アセットの額を控除した額(△)
6,723,592
△ 10,635,975
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ
スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、無形
固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの
を除く)に係るものの額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によるとしてリ
スク・アセットの額に算入されることになったものの額のうち、繰延
税金資産に係るものの額
-
-
オフ・バランス項目
うち、上記以外に該当するものの額
-
-
CVAリスク相当額を8%で除して得た額
-
-
中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額
-
-
2,983,175
2,979,755
信用リスク・アセット調整額
-
-
オペレーショナル・リスク相当額調整額
-
-
32,709,110
31,461,078
18.76%
19.01%
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
自己資本比率
自己資本比率 ((ハ)/(ニ))
(注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しております。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては、標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法
の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
66
2.自己資本の充実度に関する事項
①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
平成26年度
信用リスク・アセット
平成27年度
エクスポージャー
リスク・
所要自己資本額
エクスポージャー
リスク・
所要自己資本額
の期末残高
アセット額
b=a×4%
の期末残高
アセット額
b=a×4%
a
a
我が国の中央政府及び中央銀行向け
1,013,061
-
-
501,007
-
-
我が国の地方公共団体向け
3,629,101
-
-
3,458,245
-
-
地方公共団体金融機関向け
-
-
-
-
-
-
我が国の政府関係機関向け
-
-
-
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
-
-
68,619,601
13,723,920
548,956
68,769,809
13,753,961
550,158
法人等向け
294,381
294,381
111,775
260,528
260,528
10,421
中小企業等向け及び個人向け
432,239
213,288
8,531
372,009
174,356
6,974
抵当権付住宅ローン
750,321
260,963
10,438
701,237
242,741
9,710
不動産取得等事業向け
143,950
141,297
5,651
127,694
125,617
5,025
三月以上延滞等
781,224
452,129
18,085
661,972
498,816
19,953
3,164,918
312,664
12,506
3,065,330
302,918
12,117
金融機関及び第一種金融商品取引
業者向け
信用保証協会等保証付
24,280
-
-
20,954
-
-
909,958
909,958
36,398
953,478
953,478
38,139
7,396,468
18,491,171
739,646
6,339,722
15,849,307
633,972
51,775
129,439
5,177
56,998
142,495
5,700
複数の資産を裏付とする資産(所
謂ファンド)のうち、個々の資産
の把握が困難な資産
-
-
-
-
-
-
証券化
-
-
-
-
-
-
経過措置によりリスク・アセッ
トの額に算入、不算入となるもの
- △ 10,635,975 △ 425,439
- △ 6,722,888
△ 268,915
共済約款貸付
出資等
他の金融機関等の対象資本調達
手段
特定項目のうち調整項目に算入
されないもの
上記以外
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
CVAリスク相当額÷8%
4,615,963
4,188,081
167,523
4,551,262
4,144,601
165,784
91,827,247
28,481,322
1,139,252
89,840,250
29,725,935
1,189,037
-
-
-
-
-
-
中央清算機関関連エクスポージャー
-
-
-
-
-
-
信用リスク・アセットの額の合計額
91,827,247
28,481,322
1,139,252
89,840,250
29,725,935
1,189,037
オペレーショナル・リスク
オペレーショナル・リスク相当 所要自己資本額 オペレーショナル・リスク相当 所要自己資本額
に対する所要自己資本の額
額を8%で除して得た額
<基礎的手法>
a
額を8%で除して得た額
b=a×4%
2,979,755
a
b=a×4%
2,983,175
119,190
119,327
リスク・アセット等(分母)計 所要自己資本額 リスク・アセット等(分母)計 所要自己資本額
所要自己資本額計
c
d=c×4%
31,461,078
1,258,443
67
c
d=c×4%
32,709,110
1,308,364
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクス
ポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい
い、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞してい
る債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人
等向け」等においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある
二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引に
かかるエクスポージャーのことです。
6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対
象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)およ
び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入としたもの
が該当します。
7.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央
政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定
資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデリバテ
ィブの免責額が含まれます。
8.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
3.信用リスクに関する事項
①標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出
しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定にあたり使用す
る格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウェイトの判定にあたり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けの
みを使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
・株式会社格付投資情報センター(R&I)
・株式会社日本格付研究所(JCR)
・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s)
・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
・フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(イ)リスク・ウェイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・ス
コアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
金融機関向けエクスポージャー
法人等向けエクスポージャー
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
(長期)
法人等向けエクスポージャー
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
(短期)
68
②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業務別、残存期間別)及び三月以上延滞
エクスポージャーの期末残高
(単位:千円)
平成26年度
平成27年度
信用リスクに
項 目
信用リスクに
関するエクス
うち
うち
三月以上延滞 関するエクス
ポージャーの
貸出金等
債券
エクスポー
ポージャーの
ジャー
残高
残高
うち
うち
三月以上延滞
貸出金等
債券
エクスポー
ジャー
農 業
246,384
246,384
-
23
219,465
216,628
-
2,837
林 業
-
-
-
-
-
-
-
-
法 水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱 業
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
電気・ガス・熱
供給・水道業
運輸・通信業
94,534
94,534
-
-
84,818
84,818
-
3
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
人 金融・保険業
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地
方公共団体
上記以外
70,332,049
1,769,538
-
- 70,487,269
1,769,462
-
-
23,485
23,485
-
37
21,800
21,800
-
-
4,642,162
3,629,101
1,013,061
824
3,959,252
3,458,245
501,007
-
3,543
3,397
-
145
2,736
2,736
-
-
個 人
6,753,646
6,452,493
-
780,192
6,385,987
6,124,682
-
659,131
その他
9,731,441
-
-
-
8,678,920
-
-
-
業種別残高計
91,827,247 12,218,935
1,013,061
781,224 89,840,250 11,678,373
501,007
661,972
1年以下
69,164,686
90,121
512,054
68,822,329
103,515
1,007
1年超3年以下
812,121
311,114
501,006
847,764
347,764
500,000
3年超5年以下
722,158
722,158
-
671,212
671,212
-
5年超7年以下
571,056
571,056
-
641,206
641,206
-
7年超10年以下
2,622,900
2,622,900
-
2,241,705
2,241,705
-
10年超
5,858,932
5,858,932
-
5,584,344
5,584,344
-
-
11,031,688
2,088,626
-
89,840,250 11,678,373
501,007
期限の定めのないもの 12,075,390 2,042,650
残存期間別残高計
91,827,247 12,218,935
1,013,061
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エ
クスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当
額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほかコミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ
ンスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間及び融
資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸
出金等」にはコミットメントの融資可能残高も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月
以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当組合では、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略して
おります。
69
③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
平成26年度
項 目
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
期首残
高
11,857
期中減少額
期中
増加額 目的使用 その他
17,387
494,150 365,679
-
11,857
平成27年度
期末残
高
貸出金
償却
17,387
期首残
高
17,387
11,850 482,300 365,679
期中減少額
期中
増加額 目的使用 その他
15,006
365,679 273,954
-
17,387
期末残
高
貸出金
償却
15,006
- 365,679 273,954
農 業
72,348
21
-
72,348
21
-
21
1,891
-
21
1,891
-
林 業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
法 水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱 業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
-
-
-
-
-
-
-
3
-
-
3
-
電気・ガス・熱
供給・水道業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
人 金融・保険業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
33
-
-
33
-
33
-
-
33
-
-
-
-
-
-
-
-
824
-
-
824
-
-
192
970
-
192
970
-
145
-
-
145
-
-
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地
方公共団体
上記以外
個 人
業種別計
421,609 364,653
11,850 409,760 364,653
- 364,653 272,059
- 364,653 272,059
-
494,150 365,679
11,850 482,300 365,679
- 365,679 273,954
- 365,679 273,954
-
(注)当組合では、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略して
おります。
70
④信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高
(単位:千円)
平成26年度
項 目
格付あり
格付なし
平成27年度
計
格付あり
格付なし
計
リスクウェイト0%
5,270,732
5,270,732
4,550,475
4,550,475
リスク・ウェイト2%
-
-
-
-
リスク・ウェイト4%
-
-
-
-
リスクウェイト10%
3,126,652
3,126,652
3,029,187
3,029,187
リスクウェイト20%
68,644,938
68,644,938
68,779,909
68,779,909
信用リスク
リスクウェイト35%
745,611
745,611
693,547
693,547
削減効果勘案
リスクウェイト50%
357,545
357,545
281,114
281,114
リスクウェイト75%
285,981
285,981
233,832
233,832
リスクウェイト100%
12,853,880
12,853,880
6,984,207
6,984,207
後残高
リスクウェイト150%
185,807
185,807
4,926,461
4,926,461
リスク・ウェイト200%
-
-
-
-
リスク・ウェイト250%
356,995
356,995
362,218
362,218
-
-
-
-
-
-
-
-
91,828,145
91,828,145
89,840,953
89,840,953
その他
リスク・ウェイト1250%
計
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証
券化エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与
信相当額を含みます。
2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用して
いるもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用
していないものを記載しています。
なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
3.経過措置によってリスク・ウェイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置
適用後のリスク・ウェイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセット
を算入したものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法と して用いる保証又は
クレジット・デリバティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリス
ク・ウェイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。
71
4.信用リスク削減手法に関する事項
①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
〔記載例〕
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、
エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど
信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」に定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適
用しています。
②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
平成26年度
区 分
適格金融
平成27年度
適格金融
保 証
資産担保
保 証
資産担保
地方公共団体金融機構向け
-
-
-
-
我が国の政府関係機関向け
-
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け
-
-
-
-
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
-
-
-
-
30,076
-
21,532
-
-
-
-
-
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
-
-
-
-
202
-
-
-
-
-
-
-
上記以外
31,506
-
23,927
-
合 計
61,784
-
45,460
-
三月以上延滞等
証券化
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)ことを
いい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞し
ている債務者にかかるエクスポージャーのことです。
3.「証券化」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャ
ーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポー
ジャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国債開発銀行向け・取立未済手形・その他の資産(固定資
産等)が含まれます。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
72
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
①出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の外部出資勘定の株式又は出資として
計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①系統及び系統外出資、②子会社及び関連会社株式に
区分して管理しています。
①系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた
連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行なっています。
②子会社及び関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率的運用を
目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月敵機的な
連絡会議を行なう等適切な業務把握に努めています。
なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①系統及び系統外出資につい
ては、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を、②子会社及び関連会社株式については
取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の
変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
※子会社及び関連会社株式が無い場合は該当箇所を削除すること。
②出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
平成26年度
区 分
貸借対照表
平成27年度
貸借対照表
時価評価額
計上額
時価評価額
計上額
上 場
-
-
-
-
非上場
6,536,888
6,536,888
5,523,738
5,523,738
合 計
6,536,888
6,536,888
5,523,738
5,523,738
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
③出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
平成26年度
売却益
売却損
-
平成27年度
償却額
-
売却益
-
売却損
-
償却額
-
-
④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証券
としている株式・出資の評価損益等)
(単位:千円)
平成26年度
評価益
平成27年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
-
⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:千円)
平成26年度
評価益
平成27年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
-
73
8.金利リスクに関する事項
①金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存
在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク
情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理要領」に定め、適切なリスクコン
トロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・市場金利が上下に2%変動した時(ただし0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を
金利リスク量としてを毎月算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出され
る要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、
①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50%
相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5年)リスク
量を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は、四半期ごとにALM委員会および理事会に報告して承認を得ています。
また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。
②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
区 分
平成26年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
平成27年度
0
74
0
【JAの概要】
組織機構図
〔平成28年2月末現在〕
監
査
室
リ
ス
ク
管
理
室
金
総
企
画
管
理
部
務
課
企
画
管
理
課
債
権
管
理
課
審
資
査
産
管
子
持
支
経
共
済
課
済
課
北牧ふれあい事業所
課
理
融
所
吹屋ふれあい事業所
課
営 農 経 済 委 員 会
金 融 共 済 委 員 会
金
総 務 企 画 委 員 会
融
部
( 渋 川 支 所 兼 務 )
貯
金
為
替
課
( 渋 川 支 所 兼 務 )
融
資
金
小
野
上
支
経
課
( 渋 川 支 所 兼 務 )
共
済
部
組
総
理
組
合
合
代
事
長
理
員
会
会
事
代
表
理
事
副
組
合
長
普
LA
事
及
保
推
全
進
課
榛
東
支
相
談
課
産
企
画
課
共
済
課
済
課
金
融
共
済
課
営
農
経
済
課
所
課
故
融
所
広馬場ふれあい事業所
参
事
営 営
農
セ
農 ン
タ
ー
部
農
農 産 物 検 査 員
農 産 物 直 売 所
園
芸
特
産
金
明
治
支
融
共
済
課
所
経
課
済
課
北 部 営 農 セ ン タ ー
金
駒
寄
支
融
経
畜
販
売
対
策
課
総
合
指
導
課
共
済
課
所
済
課
産
監
代
常
表
勤
事
会
監
監
事
事
部
(金融部は金融事業兼務)
渋
経
済
部
経
農
済
機
燃
川
支
所
(経済部は経済事業兼務)
課
料
課
旅 行 セ ン タ ー
(共済部は共済事業兼務)
金
金
島
支
融
共
済
課
所
経
済
課
葬 祭 セ ン タ ー
金
豊
福
ふ
れ
あ
い
秋
支
融
共
済
課
所
経
課
済
課
祉
部
福 祉 セ ン タ ー
金
古
巻
支
経
支
所
75
融
共
済
課
所
済
課
2.役員一覧
(平成28年2月現在)
役 職 名
氏
常・非常 代表権
勤の別 の有無
名
備
考
代表理事組合長
野村 哲男
常勤
有
代表理事副組合長
松下 曻一
常勤
有
営農経済担当
代表理事副組合長
木村 晃
常勤
無
信用共済担当
事
岩田 金義
非常勤
無
事
後藤 恒
非常勤
無
〃
小林 三木雄
非常勤
無
〃
大武 久男
非常勤
無
〃
浅田 勝啓
非常勤
無
〃
山本 稔
非常勤
無
〃
遠藤 琴子
非常勤
無
女性理事
〃
原澤 いちの
非常勤
無
女性理事
代 表 監 事
保科 一義
非常勤
無
常 勤 監 事
山田 種明
常勤
無
監
森田 義孝
非常勤
無
〃
清水 博敏
非常勤
無
〃
小野 孝志
非常勤
無
筆
頭
理
理
事
76
員外監事
3.組合員数
(単位:人、団体)
資 格 区 分
26年度
正
個 人
組
農事組合法人
合 法
人
その他の法人
員
准
組
合
員
27年度
増減
4,606
4,457
△ 149
2
3
1
16
15
△ 1
個 人
4,836
4,940
104
農業協同組合
-
-
-
農事組合法人
1
1
0
その他の団体
19
16
△ 3
9,480
9,432
△ 48
合 計
4.組合員組織
組 織 名
農
事
支
部
青
年
部
青
色
申
告
会
女
性
組
織
蒟
蒻
支
部
チ ン ゲ ン 菜 部 会
ブ ロ ッ コ リ ー 部 会
タ
ラ
の
芽
部
会
ね
ぎ
部
会
に
ら
部
会
肉 牛 生 産 部 連 絡 協 議 会
酪
農
部
養
豚
部
農畜産物直売所連絡協議会
(単位:人)
構成員数
23 人
244 人
362 人
48
59
24
122
13
32
16
7
172
5.特定信用事業代理業者の状況
該当する事項はありません。
77
人
人
人
人
人
人
人
人
人
6.地区一覧
当組合の地区は、渋川市子持地区、渋川市小野上地区、渋川市伊香保地区、渋川市金島地区、
渋川市渋川地区、渋川市豊秋地区、渋川市古巻地区、榛東村全域、吉岡町全域、
となっております。
7.店舗一覧
渋川市渋川157番地
(平成28年2月29日現在)
CD ・ ATM
電 話 番 号
設置台数
0279-23-3315
1 台
営 農 セ ン タ ー
吉岡町大久保2296番地の2
0279-20-5577
北部営農センター
渋川市北牧854番地の1
0279-53-3511
野 菜 セ ン タ ー
吉岡町大久保2296番地の2
0279-20-5831
あ ぐ り シ ョ ッ プ
吉岡町大久保2296番地の2
0279-20-5200
畜
吉岡町大久保2296番地の2
0279-55-0033
葬 祭 セ ン タ ー
渋川市白井733番地の1
0279-22-0206
旅 行 セ ン タ ー
渋川市渋川157番地
0279-24-7177
福 祉 セ ン タ ー
女
店 舗 名
本
子
小
住
所
産
性
持
野
上
部
所
渋川市渋川1981番地3
0279-23-1211
会
館
渋川市渋川2186番地
0279-22-3158
支
所
渋川市中郷1314番地の1
0279-53-3606
所
渋川市村上3781番地の1
0279-59-2016
支
榛
東
支
所
榛東村山子田877番地の1
0279-54-2201
明
治
支
所
吉岡町下野田700番地の1
0279-54-3251
駒
寄
支
所
吉岡町大久保2101番地
0279-54-2081
金
島
支
所
渋川市金井1924番地
0279-23-2131
渋
川
支
所
渋川市渋川157番地
0279-23-2141
豊
秋
支
所
渋川市石原873番地の2
0279-23-2151
古
巻
支
所
渋川市八木原1135番地
0279-22-0372
北牧ふれあい事業所
渋川市北牧854番地の1
0279-53-2215
吹屋ふれあい事業所
渋川市白井733番地の1
0279-22-0293
広馬場 ふ れ あ い 事業所
榛東村広馬場1763番地
0279-54-6255
み ゆ き だ 農産物直売所
渋川市行幸田51番地の1
0279-24-5033
ふ る ま き 農産物直売所
渋川市半田3121番地1
0279-20-1050
りんごジュース加工所
渋川市金井1924番地
0279-24-7414
子持農機センター
渋川市中郷1314番地の1
0279-53-5430
榛東農機センター
榛東村山子田1346番地の2
0279-54-4707
豊秋農機センター
渋川市石原873番地の2
0279-23-2151
鯉沢バイパス給油所
渋川市吹屋511番地の2
0279-60-5050
吉岡バイパス給油所
吉岡町大久保2186番地
0279-30-5522
榛東セルフ給油所
榛東村新井2526番地1
0279-25-8686
※店舗外ATM設置台数
3 台 (榛東村役場・エーコープ榛東店・榛東つつじヶ丘)
78
1
1
※
1
1
1
1
1
1
1
1
1
8.沿革・歩み
平成 4年 5月
平成 5年 2月
平成 5年 7月
平成 5年 9月
平成 6年 3月
平成 6年11月
平成 6年12月
平成 7年 4月
平成 8年 4月
平成 9年 4月
平成 9年11月
平成10年 4月
平成11年 4月
平成12年 5月
平成12年11月
平成13年 5月
平成14年 5月
平成14年11月
平成15年 5月
平成15年11月
平成15年12月
平成16年 5月
平成17年 1月
平成17年 5月
平成18年 5月
平成18年11月
平成18年12月
平成19年 5月
平成20年 5月
平成21年 5月
平成21年11月
平成21年12月
平成22年 5月
平成23年 5月
平成24年 5月
平成24年10月
平成24年11月
平成25年 5月
平成26年 5月
平成27年 5月
平成27年10月
平成27年11月
平成28年 5月
北群馬渋川地区合併研究会設立
北群馬渋川地区合併推進協議会設立
合併予備契約調印式
7JA合併臨時総代会開催
北群渋川農業協同組合発足
総代選挙
臨時総代会・総代研修会開催
第1回通常総代会開催
第2回通常総代会開催
第3回通常総代会開催
総代選挙
第4回通常総代会開催
第5回通常総代会開催
第6回通常総代会開催
総代選挙
第7回通常総代会開催
第8回通常総代会開催
臨時総代会開催
第9回通常総代会開催
総代選挙
総代研修会
第10回通常総代会開催
総代研修会
第11回通常総代会開催
第12回通常総代会開催
総代選挙
総代研修会
第13回通常総代会開催
第14回通常総代会開催
第15回通常総代会開催
総代選挙
総代研修会
第16回通常総代会開催
第17回通常総代会開催
第18回通常総代会開催
総代選挙
総代研修会
第19回通常総代会開催
第20回通常総代会開催
第21回通常総代会開催
総代選挙
総代研修会
第22回通常総代会開催
79
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