資料 2 - 水産業・漁村活性化推進機構

•'
資料 2
八戸地域プロジェクト改革計画
（大中型まき網漁業）
（
地域プロジェクト名称
八戸地域プロジェクト協議会
名
地域プロジェクト運営者
c
計画策定年月
称
八戸漁業指導協会
代表者名
会長理事熊谷拓治
住
所
年
月
八戸市大字白銀町字一島下 95
計画期間
平成 21年度∼平成 26年度
1、 目 的
八戸地域は漁業を主要産業のーっとして発展してきたが、資源、の減少、魚価
の低迷、燃油価格の高騰など、厳しい状況におかれていることから、今後も地
域産業の往として維持していくための立て直しを迫られている。
魚
このため、八戸港の生産・流通・加工の全ての分野に共通した振興策としてt
船漁業の再生をはじめ、魚市場の機能統合及び衛生管理の高度化、水産物の輸
出を初めとする加工・流通の促進を図り、当市水産業の活力の維持・回復に向
けた抜本的改革を進めているところであり、既に平成 19年 6月に認定された
毒づき、絢船兼遼搬船の改革型漁船第八十三惣宝丸を含む船団を用
改革計画に2
船し、北部太平洋海域において、まき網漁、業の新しい操業形態について実証を
進めている。
今回は、更に北部日本海を含めた多海区操業を行うまき網漁業について、新
たな冷凍方式の導入等を含めた漁獲から販売に至る新たな取組みを行おうとす
るものである。
仁
2、地域の概要
(1）地域の概要
町
、
，
八戸市は、太平洋を臨む青森県の南東部に位農し、北はおいらせ町（旧百石
町、旧下回町）及び五戸町、西は南部町（旧福地村、！日名川町、旧南部町）、南
は階上町及び岩手県軽米町に接している。
八戸市の位置
臨海部には大規模な工業港、漁港、商業港が
整備されており、背後に工業地帯が形成され、
優れた‘漁港施設や背後施設を有する全国屈指の
水産都市、北東北随一の工業都市として、地域
の拠点となっている。
z
a
八戸市の基幹産業である水産業の要となる
魚市場の歴史は、昭和 3年に町営市場を開設
以来幾多の試練を乗り越えて、漁港の整備拡大
あるいは、関連施設建設によって著しい発展を
遂げ、今日に至るまでの問、水揚げ数量・日本一
を 6度体験し全国有数の漁業基地として発展して来た。
しかし、昭和 63年の水揚げ数量 819千トンをピークとしてその後は年々
減少し、平成 18年の水揚げ数量は 166千トンの低水準となっている。
0
−
τ
この現象は、八戸港のみならず全国の漁業基地に共通したことであるが、水産
資源の減少傾向、国際的な漁業規制の強化や輸入水産物の増加など、水産業を
めぐる厳しい国際環境の変化や燃油価格の高騰の影響を受けて漁船の減少が続
いており、残存船の老朽化も進行している。
阻主要魚極別水揚げ数量の推移
干トノ 900
∞
∞
y
。
目
ω
U
随サ
︽
J<
500
仁
笛
その他の附
f' )
: Aケ
イカ
300
200
100
5
1<
1
!
;
J'
I
55<
f 57'
f 59年
6
1年
63年
零底
2"
.，李
6写
8牢
10 ＇手
12 ＇手
14•手
16 年
18•手
また、水揚げの減少により、魚市場運営の非効率性や施設の老朽化が問題と
なっている。 さらには、消費者ニーズが多様化する中、食の安全・安心の確保
が強く求められるようになってきており 、産地市場における品質管理の改善が
急務となっている。
このように水産業を取り巻く環境は大変厳しい状況が続いていることから
漁船漁業の経営や、水揚げから流通に至る魚市場機能の抜本的な再構築が緊急、
の課題となっている。
当市では、平成 18年 8月に八戸港検討会議を設置し、国県からも参画して
いただき、行政と水産関係者が一帯となって当市7
J
く産業の総合的な振興を図る
ための検討を行っている。
〈
つ山
(2)
八戸地域まき網漁業の概要
八戸港所属のまき網船は、昭和 12年には 135ヶ統に達していたが、戦後の混乱期
を経て昭和 30年代には、イワシ掃、を主体として 30ヶ統前後となっていた。昭和 40
年代に許可の統合による大型化となり、昭和 62年のイワなのピークを境に船団は減
少をたどることとなった。最盛期には北部太平洋の大型船 100ヶ統 400隻の船が八
戸港に集結し浜は賑わっていたが、マサパ資源の減少により統数も減少し、近年の
実操業統数は約 34ヵ統（2そうまき 8ヵ統）となっている。
北部太平洋海区の大中型まき網漁業許可数
八戸港在籍許認可数
北部太平洋海区許認可数
昭和 5
5年
平成 2
1年
1そうまき
1
1
3
1
6
3
67
2そうまき
6
2
4
0
1
8
昭和田年
0
平成 2
1年
八戸港は、近海とその沖合にイワシ、サノ〈等の好漁場が形成されるため、まき網
船の主要水揚げ港のーっとなっており、水揚により仲買人、運送業者、水産加工業
者等の経営が維持され、かっ、漁船の建造、修理、漁網の更新等漁船・漁具等関連
業界の経営にとってもまき網漁業は欠かせない存在となっている。
また、 1ヵ統 40人から 50人の乗組員が乗船し、その多くは、地元から雇用され
ており、地域経済を支えている。
八戸地区大中型まき網漁業水揚推移（みなと治、協・八戸魚市場）
単位数量：トン
（
〉
旋網水揚数量推移
一
一
一
一
一
一
80,000
60,000
40,000
20,000
※
平成 21年度八戸沖出漁船
28ヶ統（うち 2そうまき
1ヶ統）
寸
。
内
(3) HACCP対応魚市場の整備
℃
八戸港の漁船漁業構造改革計画を支援することを目的として魚市場開設者であ
る八戸市が建設する HACCP対応魚市場は、平成 21年度に着工し平成 23年
度から共用開始の計画としており、世界で最も水準の高い EUの食品衛生基準
をクリア出来る日本初の施設となる。
この施設の利用者は大中型まき網漁船を主力としているが、同漁業については
地元構造改革船の利用のみならず北部太平洋海区を操業する漁船のうち、魚倉
又は漁獲物保蔵の混度管理が可能な漁船を取り扱う計画としているもので、市
場内の品質管理によって市場価格の差別化を図ることをセールスポイントとし
ている。
全国的な現象となっている漁獲量の減少が卸売業や加工業に影響を及ぼすため
これを維持する観点、から I
！
則合誘致の産地問競争に発展する傾向にあることから、
HACCP対応魚市場の優位性をアピーノレして漁船誘致の推進を図ることが出来
る
。
このように、行政の支援が地域産業の振興に繋がり地域経済の活性化が期待出
来る。
c
4
3
.計画内容
(
1）参加者等名簿
地域プロジェクト協議会構成員名簿
協議会
役職名
会
長
会長職務
代理者
会長職務
代理者
氏名
D
l
i
昔
日
所 属 機 関 名
昭 八戸大学
所属機関役職
教
授
武 輪 俊 彦 八戸水産加工業協同組合連合会
盲目会長
河 村 桂 吉 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員長
委
員
松 宮 隆 志 青森県農林水産部水産局水産振興課
課
長
委
員
石 塚 勝 栄 八戸市農林水産部水産事務所
所
長
委
員
神 子 沢 一 夫 側八戸魚市場
常務取締役
委
員
河 村 喜 久 雄 八戸みなと漁業協同組合
専務理事
委
員
島
賢 八戸魚市場仲買人協同組合連合会
理
事
委
員
町 田 健 司 八戸魚市場仲買人協同組合連合会
理
事
委
員
舘
委
員
エ
委
員
清 水 正 一 八戸造船事業協同組合
組合長
委
員
佐 藤 由 信 青森県漁船保険組合
専務理事
委
員
谷 地 源 士 郎 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委
員
福 島 全 良 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委
員
~Yn
常務理事
委
員
長 谷 川 靖 治 青森県旋網漁業協同組合
守
攻 八戸水産加工業協同組合連合会
藤
沢
且
凶主
側東京商会
勉 八戸機船漁業協同組合
（
ノ
専務理事
代表取締役
専務理事
（
〉
。
亡
生産流通販売支援部会
部会役職名
c
氏名
所 属 機 関 名
所属機関役職
部会長
武 輪 俊 彦 八戸水産加工業協同組合連合会
副会長
委員
松 宮 隆 志 青森県農林水産部水産局水産振興課
課
長
委員
石 塚 勝 栄 八戸市農林水産部水産事務所
所
長
委員
河 村 桂 吉 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員長
委員
谷地 j
原 士 郎 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委員
福 島 全 良 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委員
神 子 沢 一 夫 側八戸魚市場
委員
河 村 喜 久 雄 八戸みなと漁業協同組合
専務理事
委員
島
賢 八戸魚市場仲買人協同組合連合会
理
事
委員
町 田 健 司 八戸魚市場仲買人協同組合連合会
理
事
委員
舘
攻 八戸水産加工業協同組合連合会
専務理事
委員
尺
相H j
勉 八戸機船漁業協同組合
常務理事
委員
長 谷 川 靖 治 青森県旋網漁業協同組合
委員
H
&
守
部
常務取締役
a
N八戸大学
専務理事
授
教
漁船合理化支援部会
部会役職名
c
氏名
所 属 機 関 名
所属機関役職
部会長
河 村 桂 吉 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
委員
松 宮 隆 志 青森県農林水産部水産局水産振興課
課
長
委員
右 塚 勝 栄 八戸市農林水産部水産事務所
所
長
委員
エ
委員
清 水 正 一 八戸造船事業協同組合
組合長
委員
佐 藤 由 信 青森県漁船保険組合
専務理事
委員
谷 地 源 士 郎 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委員
福 島 全 良 青森県遠洋沖合漁業振興協議会
実行委員
委員
柳
委員
長 谷 川 靖 治 青森県旋網漁業協同組合
専務理事
委員
河 村 喜 久 雄 八戸みなと漁業協同組合
専務理事
委員
目
置
教
藤
沢
部
実行委員長
代表取締役
豊 （樹東京商会
勉 八戸機船漁業協同組合
昭 八戸大学
常務理事
授
事務局
機関名
役職
氏名
事務局｜高橋政典｜八戸漁業指導協会
事 務 局 ｜ 石 川 大 蔵i
八戸漁業指導協会
6ー
備考
(
2
)
改革のコンセプト
＜生産に関する事項（大中型まき網漁業）＞
北部日本海海区（ 12月∼3月）及び北部太平洋海区（ 4月∼ 1
1月）の海区併用型操業に
おいて、生産コストの抜本的な引き下げを図るため、安全性、居住性、経済性、かつ長期
使用に耐えうる網船（ 279 トン）を建造して、従来の 4隻体制から 3隻体制に移行し、治、
獲量の削減（ 18%）による資源管理型滞、業の推進を図りつつ、 トータノレコストの削減並び
に高付加価値製品の生産による採算ラインの確保に取り組む。具体的取組事項は次のとお
り
。
0具体的取組事項
・新網揚げシステム（トリプレックス）を採用した網船兼運搬船の導入と、運搬船 1隻の
廃止による操業形態の合理化［ 4隻（乗組員 52名体制）→ 3隻（乗組員 42名体制）］
・省人化のための新網捌き機の導入
・まき網船園内初となるセミエアープラスト式ラック凍結庫の採用（超低温凍結）
−さば・いわし・かつお・ぶり等の船凍品生産のためのブライン凍結設備の設置
r
f以 下 → 1
,
5r
r
f
)
・乗組員の居住環境の改善（ 1r
・若手乗組員の育成、確保
仁
＜流通、販売に関する事項（大中型まき網漁業）＞
塑塑堅金主監盟主封広型釦盤強生堂里~七二三階型理少率化等！こ手
り産型吏望企盤建童生雪盗童生包涜通企構造改革を進めるととふJ
;
.
,
,＿＿高品質漁獲物り＇.~扱量
の増大、地域ブランド商品P閉奈j
盟三よE新たなビジネスモデルを確立するとともに、地
域産業を支えていく人材育成等に協力していいぐ.，.••.，具体的取組事項は次のとおり。
0具体的取組事項
・魚市場機能の集約及び衛生管理の高度化促進
．生販一体となったブランド商品の開発
−商工会議所と連携した地産地消の促進
−さば・いわし・かつお・ぶり等の高品質船凍品の販売拡充
7-
0
〕
ケ
〕
ケ
(3）改革の取組み内容
大事項
生産に関
する事項
中事項
現状と課題
大中型まき網
漁業
船団合理化に
網船・運搬船（ 2隻）探
関する事項
索兼灯船（ 1隻）の操
業
（ 4隻体制）では、設
備投資・維持経費が大
きい
。
。
省人化に関す
る事項
省エネに関す
ー
を1捌し新た
2名体制に移行（ 1
0
名削
り4
績 464,642千円
減
）
5ヶ年平均実績燃油
=249,8
5
6千円
見込まれる効果（数値）
効果の根拠
3
隻体制とすることで人件費、
参考資料
に運搬機能を持つ網船を
(
P
l
O
,1
1
,1
2
)
燃油費、修繕費などの生産コス
導入し、探索兼灯船と運搬 トの削減が図れる
船の 3隻体制のスリム化
による多海区操業の合理
7
6
,7
6
1千円
全体で生産コスト 2
化を図る
の経費削減効果
2
名体制
現行船団 5
人件費、 5ヶ年平均実
る事項（地球温 使用量
暖化に関する
4,096KL×6
1千円／KL
事項）
取組記号・取組内容
1
8
,6
7
1千円削減
年間人件費 1
A3 運搬船の削減及び太平洋
（改革計画平均人件費345,971
千円）
運搬船l
隻削減及び探索船係船
さば操業時に探索船係船
により燃油消費量869KL削減
により燃油消費量の削減
し、地球温暖化対策に貢献
249,856千円（実績）ー 225,890
｜を図る。
参考資料（P
1
3
)
参考資料（P
l
4
)
千円（計画） =23,9
6
6千円（削
減額）
省コスト化に
修繕費は現行4隻体制
関する事項
で
、 5ヶ年平均実績
1
3
3
,
0
6
9千円
船の導入により修繕費を
削減。
運搬船1
隻削減と改革型漁船の
導入により修繕費を 50,464千
円削減
l
5
)
参考資料（ P
現行船団、氷・箱代経
費
、 5ヶ年平均実績、
A
5 運搬船削減により経費を
削減
氷代62,804千円、箱代
2
6
,7
2
5千円、その他
運搬船l
隻の削減により経費を
0
,
3
4
7千円削減。（氷代
年間 5
2
5
,
8
0
4千円、箱代 1
0
,
5
5
5千円、
1
6
)
参考資料（P
3
,
9
8
8千円削減）
その他 1
6
7
,
2
0
5千円
。
に
資源管理に関
年間水揚数量、 5ヶ年 B
運搬船l
隻削減により、水揚数
する事項
平均実績9
,
9
5
7
t
量8
,
1
6
0
tに縮減（約 .
A
.
1
8
%減
）
労働環境に関
居住区が、船尾網台下
する事項
部にあり、安全性及び
居住環境の改善が必
c 新 ILO基準に準拠した居住
に関する事項
個室部屋（ 1
入居住空間／ 1
,5
r
r
f 参考資（P
l
8
,1
9
)
環境を確保して、居住区は 確保）における労働意欲を図
すべてデッキ上に配置
り、出入口増設による乗組員の
要
乗組員後継者
参考資料（P
l7
)
安全を確保（現状3ヶ所→改革5
ヶ所）
乗組員の高齢化
（現行船団 5
2
名体制
歳
）
の平均年齢は54
（
ウ
D 船舶の安全性を確保し、若 将来にわたり持続的可能な漁
手を積極採用
業の後継者を確保・育成。
年目平均年齢46
歳目標）
（改革5
f
「
参考資料（P
2
0
)
「
（
大事項
中事項
（
！
？
ち
現状と課題
取組記号・取組内容
見込まれる効果（数値）
効果の根拠
流通・販売 大中型まき網
等に関す
漁業
る事項
高付加価値化
超低温（ 4
0℃以下）凍
に関する事項
結庫設備なし
H
A
C
C
P
製品の開発
によりスペースを確保。国 漁獲物を選別箱詰超低温凍結
内まき網漁船初、ラック式 する事により、製品の高付加価
現状の網船では、設置
スペースは不可能
漁獲物は生鮮販売の
み
参考資料（P
2
1
)
凍結庫が設置可能（日／約
1
.4
t∼2
t生産）
F 船凍品の開発（さば・いわ
l
し・かつお・ぶり等）
値化を図る
凍結する事により計画出荷が
可能になる
参考資料
(
P
2
2
,
2
3
,
2
4
,
2
5
,
3
0
0
−
さば・いわし等は、セミエ
｜ァープラスト凍結
選別箱詰製品の開発
刺身用商材の開発
かつお・ぶり等は、 P
S
凍結
無選別箱詰無製品の開発
及びブライン凍結
P
S凍結は刺身用商材の開発
ブライン凍結は加工用原料
八戸前沖さばのブラ
ンドが地域・全国に浸
透していない
G
八戸前神さばのブランド
地産地消の推進。地域活性化へ 参考資料
の取組み（八戸商工会議所と連
携
）
(
P
2
6
,
2
8
,
2
9
,
3
0
,
3
1
消費者に対して生産
者の顔が見えていな
、
し
H 生販一体となった取組
レギュラーさば缶詰セッ
万セット計
ト（販売目標 l
画）及びプレミアムさば缶
0
0個）の販売
詰（目標5
生産者が漁獲物の品質管理を
徹底し、地元水産加工会社と
参考資料
(
P
2
7
,
2
8
,
2
9
,
3
0
,
3
1
「八戸前沖さば」ブランドの商
品開発
1
,5
0
0
缶詰年間売上目標金額 1
千円
（内訳）
万個× 1
レギュラーさば缶詰l
千円＝ 1
0
,0
0
0千円
0
0
個× 3
プレミアムさば缶詰5
千円＝ 1
,5
0
0千円
日
目
収益性の
大中型まき網
実証化関
漁業
I 上記A
∼Hの取組みによる
収益向上の実証試験を実
する事項
4(
1）収益性改善の目標」の大
「
中型まき網漁業を参照
施
ぢ
「
1
2∼3月
北部日本海海区
4∼ 1
1月
北部太平洋海区
「7
A
B
C
D
E
F
G
Hの参考資
料を参照
(4）改革の取組内容と支援措置の活用との関係
①漁業構造改革総合対策事業の活用
取組
記号
事業名
A∼F もうかる漁業創設
支援事業
改革の取組内容との関係
事業実施者
実施年度
4隻体制から 3隻体制に 青 森 県 旋 網 平成 23年度
合理化したモデ、ル船団に 漁業協同組合
∼
26年度
より収益性の実証試験を
実施
船名・未定丸
所有者：未定
総屯数：約 718屯（船団）
c
②
その他関連する支援措置
取組
記号
支援措置、制度資金名
改革の取組内容との関係
事業実施者
（借受者）
実施年度
青森県旋網漁協が取組む
A∼ F
日本政策金融公庫資金
もうかる漁業創設支援事
（漁業経営改善支援資金）
業の実施のための船舶建
未定
平成 22年度
造に係る資金の借受
ーーーーーーーー−ーーーーー−・骨骨・ー
−−−−−−−−−由ーーー −−−−−−−ー骨ーー・ーーーーー・ー．．ーーーーーーーーーーーーー 骨ーーーーー−−ーーーーーーーーーー−ーーー・ーーー−−−−−ーーーーーーー
八戸漁港水産物流通機
能高度化対策事業
．．．・・・ーーーーーーー ・・・・・ー企画ーーーー，，．ー・ーーーーー−−−−・・・・・−−−−
c
広域漁港整備事業
HACCP対応魚市場、魚
市場機能集約並びに衛生
平成 1
9年度
八戸市
高度化
ーーーーーーーー司司司・．．．．．．ーーーーーーーーー・ーーーーーーーー司
耐震岸壁、道路、防風防
暑施設、津波避難施設
ーーーー，．．司司，．．．骨ーーーーー
青森県
∼24年度
−−−−−ーーーーーー．．．．畠白血ー
平成 20年度
∼23年度
η4
1よ
(
5）取組のスケジュール
①工程表
年度
2 1年
22年
23年
24年
25年
26年
27年
Al
A2
A3
A4
c
A5
B
c
D
E
F
G
H
＝
＝
＝
ー
℃
②改革取組による波及効果
1
. 漁業経営の改善が進むとともに後継者となる担い手が育成され、水産業の持続的発展
が期待できる。
2. 八戸前沖さばブランド化に取組み、八戸地域への観光誘致への貢献を図り、地域活性
化を促進。
3. 多海区も含めた効率的な操業形態の将来像を確立する事が出来る。
Qd
l
・
4
・
4漁業経営の展望
＜経費等の考え方＞
c
c
現在の大中型まき網漁業は、網船 135 トン、探索兼灯船 99 トン、運搬船 300 トン級
2∼3隻の 4∼5隻体制、乗組員約 52
∼6
0名により操業しており、これは太平洋地域周年操
業形態であり、日本海など他地域も同様の構成となっている。
今般の改革計画では、あらゆる海区環境への適応が可能な最低船団隻数 3隻での多海区併
用型操業形態（日韓暫定水域を除く）を前提にしており、漁労原価の低減化を図るととも
に、漁獲物の高鮮度化を目的として、高付加価値化を目指した流通販売体制を確立するも
のである。
尚、新たに導入する、改革型網船兼運搬船は、現行の 135 トンと比べて網置場などは
同等であり、漁具を大型化するものではない。また、運搬船を 1隻削減する事から資源管
理に配慮した船団構成となっている。
隻数削減により、探査・集魚・漁獲能力は削減されるが、省人・省力化を図ることにより、
固定費を削減し、少ない漁獲でも安定した収益が確保出来る様に、実証を取組むものであ
る。漁獲物については、すべて鮮魚生産を行っていたが、今回の改革では船凍品生産を行
う事により、価格の安定及び高付加価値化を図るとともに、現在八戸市で建設中の、衛生
高度化対応市場（HACCP）へ水揚する事により、安心・安全な水産物を提供する体制の
確立が見込まれる。さらに八戸へ水揚したさばの前沖さばブランド化に取組み、八戸地域
の活性化につなげたい考えている。
年間の操業計画は、 1
2∼3月は北部日本海海区にて、あじ・さば等を主体とした操業を
行い、主に新潟港での販売を行う。 5
∼8月は北部太平洋海区・北部日本海にでかつお・ま
1月は主に太平洋であじ・さば等を主体とした操業
ぐろ等を主体とした操業を行い、 9∼1
を行う事としている。太平洋のあじ・さば等操業では、探索船を係船して 2隻体制とし、
探索船の乗組員を改革計画に基づく船凍さば生産作業要員とする事で、燃泊費を削減する
とともに、高付加価値製品の生産増に貢献する計画である。
まき網業界は乗組員の高齢化が深刻な問題であり、実証事業後には地元実業高校へ奨学
金制度を実施するなどして若手乗組員の確保・育成についても検討している。
-1
4-
く大中型まき網漁業＞
(
1）収益性改善の目標
（収入）
現状
99
5可 I
水揚数量
水揚金額
年目｜
改革1
2年目
8
,
0
0
0
1
3年目
8
,
2
0
0
1
5年目
4年目
8
,
2
0
0
1
8
,
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0
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1
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,
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1
0
2』∞
（経費）
人件費
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6
4
,
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,
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修繕費
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3
3
,
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6
3
,
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0
5
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,
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1
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2
,
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0
5
漁具費
3
4
,
5
6
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1
,
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,
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,
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5
6
3
金利
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6
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,
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1
1
4
1
,
7
0
9
公租公課
その他
合計
償却前利益
c~
手首現状の数牢I
土摘圭5
今年の 1
船団（4
隼体制）の事錯事平由化
(
2）次世代建造の見通し
償却前利益
船価（ 1
船団／3
隻体制）
次世代船建造
×
〉
3
,
3
7
5百万円
25年
1
4
1百万
終 償 却 爾I
葦I
I
：
格I
土改革1∼5年の平鈎令額にで算出
船価内訳
（単位・百万）
1
,
6
0
0
改革型網船
運搬船
探索兼灯船
1
,
0
0
0
775
：
（
f
改革計画における経費箪出某穆）
水揚数量
隻削減する事により、水揚数量減
運 搬 船1
参者資料（ P17
参照）
水揚金額
運搬船1
隻削減する事により、水揚金額減
参岩資料（ P17参照）
人件費
他改革型船団の全日本海員組合労働協約書を参考に計算
燃油代
現行船実績数値（運搬船）及び、探索船太平洋あじ・さぱ等操業時係船による燃油代削減効果
網船に関しては、他改革漁船燃油代を参考に計算
修繕費
参者資料（ P13
参照）
参照）
参者資料（ P14
現行船実績数値（運搬船・探索兼灯船）及び、他改革漁船の修繕費を参考に計算
改革3年目は中間検査、改革5年目は定期検査の為、修繕費増となる
参者資料（ P15参照）
漁具費
現行船実績数値（運搬船・探索兼灯船）及び、他改革漁船の漁具費を参考に計算
金利
新造船に係る金利（日銀長期プライムレートを参考）にて計算
保険料
現行船実績数値（運搬船・探索兼灯船）及び、新造船に係る保険を計算
公租公課
八戸市の固定資産税を参考に計算
販売費
水揚金額×丘町にて計算
一般管理費陸上経費削減効果分加味
その他
隻削減分の実績
現行船実績数値一運搬船 1
参者資料（ P
1日参昭）
- 15 -
，．
,
（参考〉改革計画の作成に係る地域プロジェクト活動状況
実施時期
協議会・部会
2
2
.
1
.
7 本協議会
活動内容・内容
(
1）平成21年度実証事業等の経過報告について
(
2
）改革計画の検討について
①小型底曳網漁業の改革計画
②大中型まき網漁業の改革計画
2
2
.
3
.
1
2漁船合理化支援部会 (
1）大中型まき網漁業改革計画について・・・・承認
(
2
）小型底曳網漁業改革計画について
2
2
.
3
.
1
2生産流通販売支援部会 (
1）大中型まき網漁業改革計画について・・・・承認
c
(
2
）小型底曳網漁業改革計画について
2
2
.
3
.
1
2本協議会
(
1）平成 21年度事業報告について
(
2）漁船構造改革計画について
2
2
.
6
.
2
3本協議会
(
1）会長及び会長職務代理者選任について
委員任期満了に伴い改選手続きの結果全員留任の決定
(
2
）改革計画の検討について
①大中型まき網漁業の改革計画
中央プロジェクト協議会委員による現地調査を兼ねる会議とした。
②もうかる漁業創設支援事業の事業実施者選定
c
-1
6ー
備考
1
也
、・
（
：
（
資 料 2 (2)
八戸地域フ。ロジェクト協議会（大中型まき網漁業）参考資料集
r
.
.
.
.
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、、
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1
5
1
6
17
1
8∼
19
20
2
1
22
23
24
25
26
27
28
29
30
3
1
《目次》
取組記号
タイ ト
ノレ
八戸 港水産業の現況
船団合理化に関する取組（操業イメージ図）
改革型船団一般配置図及び新網揚げ機配置図 （
案）
船団合理化に関する収益性改善比較表
人件費実績及び改革計画
燃油費実績及び改革計画
修繕費実績及び改革計画
その他経費実績及び改革計画
水揚実績及び改革計画
労働環境に関する取組（漁船設備基準比較）
乗組員年代別年齢構成表
改革型漁船ラック式凍結庫配置図（案）
船上凍結品開発に関する取組
セミエア ーブ ラスト（管棚）凍結製造工程表
ブライン凍結製造工程表
船内凍結いわしダンボールデ、ザイン（案）
八戸前沖さばブランド化に関する取組
八戸前沖さば商品開発（缶詰）に関する取組
八戸 前沖 さばレギュラー缶詰デザイン （
案）
八戸前沖さばプレミアム高級缶詰デザイン（案
）
八戸前沖船内凍結さばダンボールデザイン（案）
八戸 前沖さばポスターデザイン（案）
A-1
A-1
A-1
A-2
A-3
A-4
A-5
B
c
D
E
F
F
F
F
G
H
G,H
G,H
F,G,H
G,H
NHK総合テレビ
毎週日曜日 AM06:1
5∼06:
50
出演：永島敏行
井上あさひ（NHKアナウンサー）
ζ
八戸で水揚げされる秋さば。そ のムチムチボディには脂がた っぷりの って い
ます。そのひみつは港から 30キロの地点にある漁場にあります。伊豆諸島
近海に いる さばの群れは、夏、豊富なエサを求めて八戸の沖まで北上します。
a
。八戸の沖の与かさがはちき
秩、脂が乗りきったさばを狙うのが「秋さば漁J
れんばかりに太ったさばを育てているのです。
（八戸前沖さば）
さば全地域ノラノド tニし、 i
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Jおこし会しムうと、 1
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品、長則係者 β ・ら飲食 j
占 ・人
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！
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.
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上かりまし f
ニ メンバー
の一人、沢 J
.さんは月に 1回、地元の主婦向けにさばの料理教室を聞いてい
ます。さばの美味しさに気づくことで Iさばの街 j 八戸を広める力になって
もらうのが狙いです。
(
NHKホームページより）
写 本産業；
の現況
八 戸 港 の 平 成 20＇..μの水錫げは、数 t
誌は 12万 9千トン、金額は 233億円となり、全｜亙l
主t
i漁港と比較
すると、数量は第 6位、 金額は第 9位となりました。
八 戸 港4
こ水揚げされる魚は、かつて数十力．トンの水揚げがあったサパやイワシが大幅に減少したため、現
1
Eはイカが約、j
'
:
分を市めております。
流通／JILL業界においては、イカ製品やサパを中心とした f
八戸プランド j の確なを只指し、新製品の開発
や販路拡大に積極的に取り組んでおり 、近年は業界が 一体となって『はちのへ水産加て品展示商談会 lを開
催しています。
♀施 設
（
管理微：鉄筋コンクソート i
i
1
3階建（ 4.570ml
卸売j~
水；B
げ岸壁延長
i
電
車E
樋類
自品開追
昭 和 34年 8月
宣明
島
1
f間t
商品目透
位開国情
八戸市；工陽四丁目 17-5
鉄骨遥平底辺（8.395m')
250m
e
;
びき鋼、小型いかつり、 Z
宣:
a
網漁灘
機 飴r
その他小型；魚灘、滋送物
八戸市大字鍛町芋日出町 4
18
昭和
年 9月
管理煉 ． 鉄筋コンクリー卜遥 3 階~
(
l
,
1
3
4
m
'
)
卸売場：鉄骨造平屋建（9
.
1
4
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'
)
水掲げ岸苦言延長 524m
漁 減I
f頚
まさ4
月
ー
く
位置
開綬
偽造
八戸市大字白銀町字三島下 1
01
昭 和 50年 1月
管 理 練 鉄 筋 コ ン ク リー ト遥 3階建（ 1
.803m')
卸 売l
晶鉄骨遥平鹿漣（ 1
0.954m')
平 成 2年 4月
！荷造
水 婦 げ 岸 壁 延 長 553m
治集湿気
大型いかつり、中~いかつり
;
1
1
1筑 後 鶏
鉄筋コ ンク リート造平屋建－ 8~2 階建
卸 売l
,
B(
5.600m')
海外大型いかつり
陸型醐盟歯昭商斑輔魁魁雪崩
・八戸港水揚げ高の推移
（単位・数盆／トン．金在員／円）
5 2 8 4 2四回9 0 4 3 2 5 9 1 0 86 8 3 8 3 7 9 7 5 6
6 9 0 5 5 悶圃2 9 4 4 3 4 8 B 8 28 1 6 2 0 8 9 3 8 4
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696,158
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3.829,299.371
3.875.589,286
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4.352.435.192
4,476.292,235
4,349,846,997
5.436.271.975
6.364,102.473
7,070,677780
9.708.363.165
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129.924
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刺
式
し
踊
S 中
c
事l し
定式
ま
1
1 小
(
胴
.98トン
14∼ 14
15
3
.8 4.99トン
司
，
，
33
1.45∼ 4
.99トン
聞
，
，
2
3.6∼ 4.92トン
4
4.8∼ 9.7トン
揖
め
た
｝
ら
】
網
（さより〕
｛しらうお〕
3
現
ろ
、
語
16 い
可
許
，
，
19
9トン
3.4∼4.9
30
.9
9トン
1.
1∼ 4
2
105∼ 140トン
14
7.9∼ 19トン
網
怠
・
ぐ
可
許
1
3 光カ利用数き網〈己うなご〉
1
5 "
』
網
し
わ
置
12 揖 舶 底 V き 掴
1
4底
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9
，
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1
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菜
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漁
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J
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＇
2
3ま
業
ぐろ
類
l
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f
つ
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台
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網 〈
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さ
〈
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型
1
01
'
、 型
備
桂
現
世
〈かれい】
7 固定式刺し醐
8 圏
量
同
開
た さ掴
，〈、び且の園すが開い店鎗け＂
容
内
、
1 ，
3 ，
、
4
うち起
7鍵
業 毘可
じ
き琉
隻
つ
数
親
模
り
I
J
12
9.1-19トン
105トン
L 網
6
出
21・恒 4同
備
場
lR王E再
（
八戸漁港水産物流通機能高度化対策事業
【現状と課題】
0 特定第 3種八戸漁港を擁する八戸市は、大型 ・中型・沿岸のいか釣、大中型まき網、遠洋・沖合の底曳網を基幹漁業とし全国上位の水揚げ
規模を誇るが、昭和 63年の 81万トンをピークに減少傾向が続き、近年は 15万トン前後で推移している。
0 魚市場は 3力所で対応しているが、建屋の老朽化も進み、消費者の安全・安心ニーズへの対応が難し くなってきており、資源状況や社会情
勢変化に対応した流通構造改革が課題になっている。
【計画の方針｝
産地市場機能の集約と漁船漁業構造改革と連携して、生産・流
通の効率化、品質 ・衛生管理の高度化を図ることにより、産地の
国際競争力の強化を図る 。
【計画の内容】
事業期間 ：平成 19年∼
事業主体 ：青森県 ・
八戸市
.094m)
事業内容 ：・岸壁整備 （し＝1
−荷捌所整備 （4棟）
・清浄海水導入施設（取水・殺菌 ・
送水施設）
・漁港浄化施設（集水 ・
汚水処理
・ 排出施設）
.
J
（
、
r
］
(J
（
荷捌き所 A棟
］
本施設は、漁船漁業の改革と連携しながら、世界最高水準の衛生管理レベルである対
EU輸出基準に対応させることによって、従来の産地市場にない安全・安心な水産物を
消費者に供給するとともに、国際競争力の強化を目指す。
【施設概要】
構造
：鉄骨造一部鉄筋コンクリート造
（
延べ床面積 3
.
7
5
6.
6
4
m
')
対象魚種 ：改革型まき網漁船等の生鮮さぱ
（
改革型さんま棒受網の生鮮さんま ）
処理能力 ・1日あたり 600 トン
(
1
0
0トン× 2
隻 ×3
回転）
；＼ース数 ：2パース
【特徴1
魚体搬送設備
フィッシュポンプを使用し、漁船の魚槽から外気
に触れることなく施設内に移送し、漁獲物への危害
要因混入を防止する。また、計量 ・海水シャーベッ
ト氷の施氷・魚、の箱詰め等の工程をオー トメーショ
ン化することで、人が魚に触れることをなくし、二
次汚染の防止を図る。
0 流動海水氷製造供給設備
出荷時には海水シャーベット氷を容器に投入し、
魚体の温度管理を行う 。また、漁船に対して海水シ
ャーベット氷及び冷却海水を供給し 、漁獲物の鮮度
保持を図る 。
0 電子入札システム
入札行為のスピードアップ等、流通の効率化を図
る。また、消費者の安全・安心ニーズに対応したト
レーサ ピリティシステム構築の一部として、生産情
報を川下へ伝達する。
0 清浄海水導入設備
施設で使用する海水は、敷地内の取水井戸より汲
み上げ、漉過及び紫外線殺菌を行った清浄海水とす
る。
0 出荷口
1トン容器用の出荷口 8力所、タンクローリー用
出荷口 4カ所を配置し、小口及び大口の出荷に対応
する。
0
(X)
圃ご二二~「ー）二三ご 子 一二ゐ一国司 －－：IJ
~~司ー－園面園田面E
~蕊i;! !l:~M《au匡！；！さん’区梅畳鵬3
t
生創ザ
，
言
、ラン
マ
，
，
，ど｝
A棟での荷捌きイメージ（ 1ライン）
’ 閉 園
田 国 車 問
同 園 圃 園 田 ー ．
一一一一一一一一ー一一一ー ・
ロ
ロ
ぐ
従来のタモ網による水揚げ
（
．
・’
~
.
.
v
、
- 9-
船団合理化に関する取組（操業イメージ図）
｜
現状（4隻体制）
赤色は改革型漁船
船団構成
〈匡コ
＜図
斤
13406
（；主）太平洋の操業で
は録索 l
'
c
l
とする
く回｜
・闘
・闘
・闘・同
O
f
i
l
lI
く匿コ
一 寸T寸 一 一
I
I I
制劇
割く
〈亘コ ・
辛 帯i
;
t
②投網
〆
輔副幅制
−︶集魚・探
〈亙コ的研
M
守F
〆
③揚網開始
0
改革（3隻体制）
取組記号A1
J
暗
;f
−C
−
④魚締
操業方法
c
⑤魚汲
守
宮
口
く 回 ｜
次の魚群の調査・
探索
⑥終了
守F
〈亙コ
F
，
，
〆 ；巷
；へ
， ， 〆，
，
”’通、，’
i f〆
、
〆
内
、
A
上記の①∼⑤を
2∼3回繰り返す
太平洋あじ・さば等操業
時期は、探索船を係船
- 10 -
改革型漁船一般配置図及び新網揚げ機配置図（案）
取組記号 A・1
全l
云
約 59
,
60m
押~I隔
約 11,40m
総ト ン数
279 トン
（側凶i
火I
)
ぐ
f
T
I
4
食
← −
司．ゐ＂
~ ~主浴盗差益
− 門 叶 ・ ー 叫，
．
・
.
.
円－＞， .~ ；：：＿oc,~ .－’
‘
1
・A
，
，
’
’
＇
−
−・
-
居
トリプレックス
ユ
ー
凍
機
住 区
ζ
操業における人員配置比較表
IJW~2..i れ
・tx
I
f
I
作業
・機関 ・冷凍陸
作業艇
そυ）I
(
l
l
改小中1~4?'1
15
20
一1
1-
25
30
︸
︵J
。
，
‘ー
。
、
l
C'ilf.'•
船団合理化に関する収格性改善比較表
取組記号A-1
（現状）
（
改革）
(
A
)
(
8)
現行船団
差（8
-A)
改革型船団
網船
1
3
5
t
網船
2
7
9
t
探索兼灯船
9
9
t
探索兼灯船
9
9
t
運搬船①
3
3
0
t
運搬船①
運搬船②
3
4
0
t
運搬船②
3
4
0
t
船 団 総t
数
9
0
4
t
船 団 総t
数
7
1
8
t
1
8
6
t
3隻
1隻
＝争
4隻
船団総隻数
船団総隻数
網台面積
7
8
,
3
4
n
i
魚槽容積
1,170m3
改革型船団へ移行
52名
乗組員
網台面積
7
8
,
3
2
n
i
一0,2ni
魚槽容積
1
,
0
8
8
m
3
-82m3
（渦去5ヶ年平鈎実績）
（改革5ヶ 年 平 鈎 計 画）
（収入）
水揚数量
水揚金額
-10
名
42名
乗組員
（単位： 千円・ t
)
I
9
,
9
5
7
1
,
3
2
5
,
6
8
2
水揚数量
I
水揚金額
＝今
s
.
1
e
o
ー
1
,
0
8
5
,
0
0
0
1
（経費）
1
,
7
9
7
ー2
40,
682
（
単位：
千円
）
人件費
4
6
4
,
6
4
2
人件費
3
4
5
,
9
7
1
-118671
燃油代
249,
856
燃油代
225,
8
9
0
-23966
修繕費
1
3
3
,
0
6
9
修繕費
82,
605
5
0
.
4
6
4
漁具費
3
4
,
5
6
5
漁具費
3
1
,
5
6
3
-3002
金利
2
6
,
5
8
0
金利
20987
-5
,
593
保険料
2
8
,
9
7
0 改革型船団へ移行 保 険 料
1
7477
1
1
.
4
9
3
2736
2
,
51
9
＝争
217
公租公課
公租公課
販売費
7
1
,
8
1
2
販売費
59675
-12,
1
3
7
一般管理費
5
3
,
6
0
7
一 般 管 理費
50000
一3,607
その他
1
0
6,
387
-50,
3
4
7
合計
9
4
3
,
2
9
1
-2
7
6
,
7
6
1
1
4
1
,
7
0
9
ど
オ
その他
合計
1
,
2
2
0
,
0
5
2
・
−−−− EE−
n
ua
d
内
nO
4
R
J
v
・B
n
U
｜償却前利益｜
1
5
6
,
7
3
4
｜償却前利益｜
※上言日の通り改革型船団化することにより経費が約2
767
6
1平円削減きれる
14
qL
’
人件費実績及び改革計画
取組記号A・2
占
一
旦
人
単
数右
μ
／
頃白
E︷
剰数
50
40
500,000
450,000
30
400,000
350
,
000
20
300,000
（
250,000
10
200
,
000
。
150,000
100
,
000
50,000
単位
（
千円）
。
船員保険料
58
,
286
改革計画
47,
0
7
7
・食料費・
その他
27,598
22,219
・歩合給料
378,758
276,675
464
,
6
4
_
2
345,971
52
42
合計
乗組員数
実績
（ 鉱山J,_~総 ｝
船員保険料
乗組員 1
0
名削減により、 1
1
,
2
0
9千円削減
.
0
8
5
,
0
0
0
千円）
に基づき算出。
船員保険料は、改革計画の水揚金額（1
＜計算式＞
乗組員標準報酬月額合計 x12
ヶ月 x2
0
.
889%（
会社負担料率）＝保険料
食料その他
乗組員 1
0
名削減により、 5
,
3
7
9千円削減
実績は全日本海員組合との労働協約書に基づく食料費及び、福利厚生資
改革計画は、他改革型船団の労働協約書を参考に算出
歩合給料
0
名削減により、 1
0
2,
0
8
3千円削減
乗組員 1
実績は全日本海員組合との労働協約書に基づく歩合給料（総水揚 2
8.
6%)
改革計画は、他改革型船団の労働協約書を参考に算出（総水揚2
5
.
5
%
)
ζ
1i
つd
A
円畑
υ
n
﹁FU
﹃
づ 干相
位
口守 銀
宵珂
ロロ
多中
ロ
＝
−
円凡
燃油費実績及び改革計画
単位キロリットル
400
，
（泊。
4,500
3
50
,
0
00
4,
000
燃料年間使用金額
｛
単 位：
千円）
300
,
000
，
r
3,
500
2
5
0
,
0
00
3,000
249
,
856
2
0
0
.
0
0
0
2
2『.
8
9
0
2,500
1
5
0
,
0
0
0
2,000
1
0
0
.
0
0
0
1
,
500
5
0
.
0
0
0
1,000
500
単位： Kl
。
実綴
改革計画
運搬船②
1,519 (
92.659千円）
運搬船①
1
,
5
3
1 (93 391千円）
1,
531 (107,170
千 円）
・探索兼灯船
441
(
26.901千円）
396
(
27 720千円）
・網船
605
(36.905千円）
1,300
(
91.000千円）
4,096 (
249.856千円）
ヨ
，
227
(
225.890千円）
合計
燃料単価（千円）
（
算l
叫能）
61
70
、
色
j嵯搬船1 笠削減する半によ り 、燃油 Wi'N ぜ~.gd_K l削減 （全部：にて2
3
.
9
6
6千円削減）
i
i
!
.
1
_にて計幽 e
運搬船①は、実純数 (
保
持
；J
f
f灯船は．太平洋あじ ・さば等操業時は係t
i
nのため、燃 r
t
l
J
4
5I
<
.I削減。
網1
i
日に関しては＇ f山改•＇t'iJ早1漁船の燃 r111使用 ·~it を参考に算出。
-1
4-
取組記号A・4
修繕費実績及び改革計画
140
,
000
120
,
000
100,000
80,000
60
,
000
.
-
圃
−
−
−
−
−
・
・
・回
・
圏
層
...:.UL可 園 町M
2
E E園 田
（
40
,
000
単位
（千円）
2
0,
000
。
改革計画
実績
運搬船②
4
2
,08
1
運搬船①
3
4
,
495
34
,
495
・探索
・灯船
1
9
,1
1
0
1
9
,
110
・網船
3
7
,
383
29
,
000
1
3
3
,069
8
2
,60
5
合計
（ ~ tl ', J.＆礎）
運J
R
'
H
I
日1隻削減（ 42,
081f1
l
1
l 及び新網船を也j
f
!する事で、年目
J
Iメンテナ ンスt
（
＇川の削減
(
8‘383T円）により ＇ ｛
［
＇
.
問l
修
繕
＇
｛
！
（ 50,
464下 P
l
f
i
i
l械
j
逝搬船①，
J
宋索l
,
f
d
:
ft
f
f
lは、実績数納にて 計凶。新制船υ
〉修続的は他＆ ~r. 1
t
1
漁船 C
J）修繕伐を
参与に算 1
1
¥。
く
Fhu
−
−EA
取組記号A-5
その他経費実績及び改革計画
160
,
0
0
0
14
0
,
0
0
0
120
,
0
0
0
100,000
80
,
0
0
0
60,000
40,000
単位
（千円）
20,000
。
改革計画
実績
く
雑費
7
,
9
6
6
5
,
3
5
4
通信費
3
,
2
9
4
2
,
7
0
8
水爆賦課金
2
6
,
6
6
7
2
0
,7
5
3
消耗品
1
9
,
4
8
1
1
5
,
3
6
4
・飼代
2
,
8
6
9
2
,
0
3
8
・荷役料
6
,
9
2
8
7
,
0
0
0
箱代
2
6
,
7
2
5
1
6
,
170
・ 運燃船氷代＼~
3
0
,
3
6
8
・運搬船氷代①
3
2
,
4
3
6
3
7
,
0
00
1
5
6
,
7
3
4
1
0
6
,
3
8
7
合計
（算出息礎）
維t
'
(
i
f
!
H
.
J
f
i
'
.
1
く暢賦課金
消耗品
f
t
f（~
f
可1
.
:
z
n
m代
j
近出船②氷代
i
i
l
l
m
,
1
H
①氷代
運搬船 1隻削減する事で‘経質’を算山し 2、
612rr
i
1減
し 58611'1減
運搬船 1隻削減するギで、経費を算I＼
運搬船 1笠削減する事で‘，H1
山j
;
J
く揚金額械となるため 5,914千川減
i
l
l
i搬船 1竪削減する事で．経費を算J
/＼
し 4,1171円減
i
'
i
l
l
l
般t
1
H
1隻削減する中で、経 1
？
＇ を算 I＼
し 831下I
1
J
i
主
｝
完結は新rM 港での ~~tj:j~：↓。 新たに冷 l~iff,~ に係る 1~：j 役干：｜が1t·t すゐ為、実績と 111J 等 U） 金傾にて ，i立辻ー
完結は、者f
Ii！..~￥住で先生寸る繍代。 1 1本i
l
i
Jでの；J
<
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；H
I
刊減反び、改革，{
l
1
1
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j
(
j）「
さば・いわしダンボ
ーn
j 紙百’を r
.
tIH し、 10, 555 千jJ.j の i'itli~~
般t
1
a
1笠削減する事により 30,3681円減
他改革型船I
・
t
iの数納を参，号に算 IHし4,564Tfll
a
n
m
起搬船 I~長削減により、その 他経費50,34 7 千円 の 削減
−
−
p
o
取組記号 B
水揚実績及び改革計画
現行船団
改革型船団
（
実 績）
（
計 画）
.
fI｛.；
＇
対処ぷ ’1
21
1、31
J)
数 量 （トン）
単 価 （Kg
／円 ）
1
,
050
~，'f'·;
:
I
,
(
'
J
i
附 同
魚複
f
,
;
j
t
j~jJj
1
1
2
I
ff
'
J
1
1
7.
600
月
数 量 （トン）
単 価（Kgl
f
I
I)
’J:_f.~
魚種
f
:
&
°
'
iI 「f
'I
数 量 （トン）
単 価（K庄 内）
600
あじ・さば等
時
魚種
数 量 （トン）
6
.
750
1
1
0
742,
500
あじ・さば等
5
.
2
5
0
か つ お ・まぐる苦手
2
.
1
47
216
463.
7
52
かつお ・
まぐろ等
1
.1
1
0
1
1
0
1
8
3
1
.
830
そ の 他・冷 凍
1
.
200
その｛也・冷凍
1
1
2
｜単価 （Kg’円 ）
あじ
・さl
ま害事
’
kl
斗0,
¥
(
1' r
1•1 )
i ’t-J~i?:絞 t 了門
2161
I
T
1＇？合計
かつお・ま
その他・冷
凍
， 1,200_
改革型船団金額単位：千円
その他・冷
凍，
（
算出基礎）
−
，
＇
’
一
ー
計画 l
l
lf
i
i
n
<l
1
2円
実績単 価kl
1
2円 J
/
(j
耳・選別 ・
箱路 入札する<
l
lにより .i
S単 価を綾持．実 紡と同単価にて設定
>・
'
・. ・
'
あし・
さ1
1等
.，函単価ぺ 1
1
0内
1
0円 l近の加工 tQi
畠
！まk
B
O円∼ぺ I2
0
円にて縫移 実級と閣単 価にて設定
実絹』品価k1
かつおまぐる等
計 画i
事｛
君
ぺ2
16
胆
~t買単liii <21 6 内 直近の干E場1立川 30円～ べ230円にて推移実績と悶単価にて設定
その 他 冷 凍
237.
600
改革型船回数量単位：トン
その他・冷
凍
， 10
現行船団金額単位：
千円
あし さ 1t•事
i
コ
② 合計
現行船回数量単位：トン
67200
1
1
！
事ぺ1
70J
円
計 画1
実績単倍＜1
8
3円 船；重品生産により．付加価値向上を図る船；東さl
i
kS
O
O円販売白根 紛 凍いわしk4
0
0円販売目標
く
ヴ
t
−EEA
労働環境に関する取組（漁船設備基準比較）
取組記号 C
（現行漁船設備基準）
160cm
居室高さ
寝室面積
寝台の大きさ
浴槽
大便器
1
80cm×60cm
（改革型漁船改正設備基準）
1
90c
m
1
.0m
2 (290t以上は 1
,5r
r
f
)
1
90cm×70cm
1
.5n
i
2m
2
1
8名に対して 1個
8名 に対して l個
（現行漁船）
（改革型漁船）
①ブリッチ
7
.56m
2
2
6
.2n
i
②大便器
③浴槽
④サロン（食堂）
2箇所（和式）
4箇所（洋式） ※一部ウォシュレッ卜付
2箇 所 （①約 4
.6r
r
f／②約 2
.2r
r
f
)
⑤居住区
l箇所（ I
.7
1r
r
.
O
約 1
1
.89m
2
l人部屋
2人部屋
4人部屋
5人部屋
1
7n
i
5室
1人部屋
1室
2人部屋
2室
2室
予備室
6室
9室
1室 （
1r
r
f
)
予備室含め計 25名
計 25名
（現行漁船）
※寝室面積は全室 1
.5n
iを確保
（改革型漁船）
.
.
.
.
〈
①ブリッジ（右舷側）
111• ’
- 18 -
川園ゆ
〈
I
l
l...
.
.
.
.
く
-1
9-
乗組員年代別年齢構成墨
取組記号D
（現行船団船別乗組員年齢構成）
年代
網船
探索・灯船 運搬船①
計（名）
比率（百）
20
歳未満
2
2
3
.
8
5
30
歳未満
3
3
5
.
7
7
4
7
.
6
9
7
1
3
.
4
6
40
歳未満
c
運搬船②
2
2
50歳未満
5
60
歳未満
8
3
4
6
2
1
4
0
.
3
8
60
歳以上
6
4
3
2
1
5
2
8
.
8
5
24
8
1
0
1
0
52
1
0
0
.
0
0
i
』
'
言
十
1
平地年齢
↓
↓
54 歳
↓
（改革5年目船団船別乗組員目標年齢構成）
年代
c
探索開灯船 運搬船①
網船
20
歳未満
2
30歳未満
5
40
歳未満
50
歳未満
6
60歳未満
8
60
歳以上
2
合
言
十
24
4
8
計（名）
比率（%）
2
4
.
7
6
2
8
1
9
.
0
5
2
4
9
.
5
2
8
1
9
.
0
5
3
1
5
3
5
.
7
1
2
5
1
1
.
9
0
1
0
42
1
0
0
.
0
0
平均年齢
-2
0-
46 歳
改革型漁船ラック式凍結庫配置図（案）
取組記号 E
今回、設置予定のラック式凍結庫はセミヱアーブラスト方式を採用 （
凍結温度− 40
℃以下） 。
/
S）収容出来るスペースを確保し、
多段式ラックには lOkgダンボールにて 140C/S （最大 200C
製品の高付加価値化を図る。
（側面図）
〈
（平面図）
他改革漁船
一一一令
（他改革漁船は棟、具倉庫として使用）
ζ
（平面図）
改革型漁船
セミ工アフラスト
一一一＋
（まぐろはえ縄船の凍結室）
※写真はイメージです
配色凶｜ぎI
r
i
l
i ［案］につし、ては、参考資料（P23参照）
-2
1-
船上凍結品開発に関する取組
取組記号 F
｜
プライン凍結（浸漬式）
セミエアープラスト（管棚式）
凍結の仕 ｜周囲を防熱したブライン槽と別置きにしたブラ｜周囲を防熱した室内に、被凍結物を収容する冷却
｜インクーラー聞をポンプにてブライン（液体）
組み
｜管棚を設置し、軸流ファンにて空気を循環させ凍
を循環させ凍結する方式です。低温に冷却され ｜結する方式です。冷却管棚は載っている品物を接
たブライン槽に被凍結物を浸演して凍結を行
つ。
｜触冷却すると同時に循環する空気での対流冷却
も行う。
（ブライン凍結かつお）
温度借
（セミエアープラスト凍結さば）
｜ブライン温度− 1
5
℃以下（魚体中心− 0
℃
）
室温− 40℃以下（魚体中心一 l8°C以下）
凍結時間｜・小物（あじ ・さば等）であれば 2∼3時間程度
・小 （
75mm厚前後）約 6時間
−
大物（かつお等）で 7∼8時間程度
・大（ lOOkg鮪）約 30∼40時間
−どんな形状でも、ばら凍結できる。
・選別・箱詰製品の凍結ができる。
．効率的に凍結を行える。
．一般小売流通に適している。
・凍結物が変形しやすい。
−棚の大きさにより収容量が決まり、大量凍結が
利点
欠点
困難
く
【セ ミ エ ア ー プ ラ ス ト の 必 要 性］
ブライン凍結では、小物の魚で、は魚同士が密着し変形・キズ・折等 、 製 品 価 値 と し て 販 売
時 の 不 利 益 と な る た め 、 選 別 ・ 箱 詰 し 、 製 品 の 見 た 目 に よ る 高 付 加 価 値 を 向 上 さ せ る。
①刺身用 「
セミエアープラスト船内凍結さば・船内凍結い わ しJ製 品 の 生 産
船 内 凍 結 いわ し
ダ ン ボー ルデ7サ イ ン （ 案 ） は 参 考 資 料 （P25参照）
）
＼ 上t前 仲 船 内 凍 結 さ ば
J
ダンボーノレテザザイン（案）は参考資料（ P3
0参照）
※船内凍結いわしにについては、資源動向により生産出来ない場合もあり 。
凍結方法としては、超低温凍結（−4
0℃ 以 下 ） に て 生 産
.
f
i
.
'
；につては参考資料 （
P23参 照j
セミエアープラスト凍結及び製造 L
②PS凍 結 （刺身用）、 ブ ラ イ ン 凍 結 （
加工用 ） 製 品 の 生 産
8
℃ 以 下） に て 生 産。
凍結方法としては、 プラ イ ン 凍 結 （ − 1
PS凍 結 ・ブ ラ イ ン 凍 結 及 び 製
mr
A
!
i
l
.に つ い て は 参 考 資 料 （P
2
.
.
J
.参照）
一22-
E
ミ
1
7−
ア 5]~ （管棚）凍結製造工程表
・
A凍結室（正面〕
巴
①魚体の予冷
魚捌室 t
.：て予冷ヲンクの
℃∼ー 2
℃）に投入し活 jする。
冷海水（ 0
（作業人数約 4
名
）
＠魚体の箱詰め
活j後
、 5
∼1
O
k
刈1
Y
r
k
＜＝＝~
1
0
k
g
箱
t
.：魚を選別、箱詰めにする。
（作業人数約 1
6
名
）
・
B凍結室（平面〉
7
＠凍結室縄入
1
6
1
1
箱詰め後＇！ Yr－•を凍結室（－ 40℃以下） ( '
7
A
ミ管棚に並べる。
（作業人数約 3
名
）
ε
N
E
凶 門
医室 10k狩
五圏
＠
）
~＠
・
C凍結室〈側面外板側〉
＠急速凍結イ果）令
凍結フ 7ンを運転し、
魚体中心温度− 3
0
℃以下迄凍結
魚体凍結時聞は 1
0
時間（箱詰め状態）
℃以下）ヘヲ7
ト
保
冷
凍結後魚倉（− 40
（作業人数約8
名
）
）
（
Eh
．
∞
F
・
D凍結室〈側面通路側）
4.65m
-23-
プライン凍結製造工程表
[PS
凍結時］
φプヲイン液に投入
魚t
tシl -1ーからアヨイ7
倉に投入する。
魚体収容量を魚倉容積の約 1
/
4
ア
う
イY
液に投入後、魚体中 I
L
＇
：
度
一 1
8
℃迄冷却
:7∼8時間（魚体 2
.
5
∼4
.
5
k
g
)
魚体凍結時間 t
②シフト
フライン滋排水後、 j
!
j
'
;冷倉をシフト。
笠
、
、
①＠
N
o
.
5魚鎗（友〕
恒
③過冷却
保冷倉にシフト後− 1
8
℃の魚体を− 4
0
'
C迄過冷却し
製品 t~ 仕上げる。
[8
凍結時］
＠プヲイン液に投入
c
N
o
.
1魚鎗（左）
魚 lまシューヲーから倉内 t~ 投入するロ
魚体収容量 l
:
t魚倉容積の約 3/4
75
｛））自に授入、魚体中心温度− 1
5
'
℃迄冷却
時間（魚体 2
.
5
∼4
.
5
k
g
)
魚体凍結時間は 18-24
＠過冷却
フライン液排水後一 4
0
℃迄過冷却する。
一
N
o
.
5魚除（左〕
N
o
.
6魚鎗（左）
園
｜
｜
c
園
園
~I
l~I
~
｜
｜
。
当
"
T
言 ＝ 顎γ一
l
i
r
~ヲ「「｜「
照子ニ者了一II
~
N
o
β 魚飴（左）
N
o
.
4魚鎗（左）
ー
N
o
.
3魚鎗（左）
N
o
.
5魚槍｛左）
N
o
.
2
魚鎗｛左）
- 24 -
N
o
.
1魚鎗（左）
船内凍結いわし
【A ：正面】
ダンボールデザイン （案 ）
サイズ ：3
1
2×4
2
6
改革型船 名 明 記
ψ型叩 一
一
一
士口 一
一
団畑 一
一
凍一
低一
一
超一
一
000鈍
品
交
》
主
性
い
わ
，
（
.
【
巳 ：左側面】
サイズ ：1
1
0×4
3
0
【C：右側面｝
！
超 低 温 凍 結｜
内容量
必需快いわし｜
ぐ
サ イズ ：1
1
0×4
3
0
5同
l
で
日
l
漁場明記｜ （
索
）
展開図
」y
日
¥；
魚涯 日明記
記 入例
＼
（案｜）
（案
八 戸沖
中
2) 金華 j
。
関闘関閣幽
中
（案 ：3) 銚子 j
E司 馬 記 I
-tLl
_
_
ζ
υ
円ノ白
﹁円
八戸前沖さばブランド化に関する取組
取組記号 G
八戸商工会議所に設置している、「八戸前沖さばブランド推進協議会 」
(
ht
t
o:
/
/
www.8s
aba.com）と連携して、地域イベントへの参加（八戸市小学校向けサパ料理
教室、さば料理コンテスト、八戸水産加工展示会等）を行い八戸前沖さばの認知度を高める。
その他「八戸前沖船内凍結さばj の業務用ダンボール・贈答用化粧箱を製造。八戸前沖さば
ブランド推進協議会ロゴマーク（下記参照）を明記し、八戸前沖さばの認知度を高める。そ
八戸前沖さばポスター J を作成し、八戸商工会議所・八
の他 「
八戸前沖さば缶詰j を製造、 「
戸観光コンペンション協会と連携し地産地消の推進を図る。
.29参照）
※八戸前沖さば缶詰デザ イン（案）については参考資料（P28
※八戸前河1船内凍結さぱダンボールテごザイン（楽）については参考資料（ P30参照）
P
i前沖さぱポスターデザイン（案）については参考資料（ P31参照）
※八 J
（八戸前沖さばブランド認定ロゴマーク ）
｛八戸前沖さばレギュラー認定ロゴマーク）
「八戸前例1さばJとは「八 jf前例lさばブランド推進協議会 j が
.
1
出川1で漁獲し 、
八戸港に水揚げされたさばの
認定した期間に−・
ことです。ブランドとして誌定する漁獲期｜日］は水働げ状況、粗
脂肪分 、 電 li~.：等を参考に、協議会が 1ri：作判 断し決定を わ う
ι
（
八戸前沖さばプ レミアム認定ロゴマーク ）
jIでも特に大当！＇のさばのことを「銀鯖（ぎんさ
八戸前わ，，さばの r
を
ぱ
） J と い います。 r~N鮎（ぎんさば） J は五世（550g以上）
u安に判｜却し水揚げ状況等を加味し糾午、「八戸前評11さぱブラ
ンド推進協議会 j が決定を行う
円
ム
o
p
八戸前沖さば商品開発（缶詰）に関する取組
取組記号 H
八戸へ水揚される前沖さば原料を使用して、「八戸前沖さば缶詰Jの 2ブランド商品を開発。
商品販売のコンセプ卜（案）は次の通り 。
｛
八戸前沖さぱレギュラー缶詰（案）］
改革型漁船が、漁獲した脂の乗った八戸前沖さばを使用し、地元水産加工会社と連携して、
「八戸前沖さば水煮・さば味噌煮」の缶詰 2個セッ ト （化粧箱入）の開発・販売を行う 。販売
先としては、地元お土産売場、飲食店、ホテル、インターネット販売、 e
t
cでの拡販を図る。
年間販売目標数量は約 1万セッ トを計画。販売価格は 1箱
（2個入） 1
,
0
0
0円∼ 2
,000円を検討。
※八戸前沖さば
8参照）
レギュラー缶詰デザイン（案）は参考資料（P2
ぐ
（写真はイメ ー ジです）
（写真はイメージです）
［
八戸前沖さばプレミアム高級缶詰（案） 】
改革型漁船が漁獲製造 した 「
八戸前沖船内凍結さばJ を使用し、地元水産加工会社と連携
して、プレミアム高級缶詰の販売を行う 。プレミアム高級缶詰の販売価格は、 1個入、又は 2
個入セットでの販売を検討。販売価格は 1個入 3
,
0
0
0円
、 2個人セ ッ ト5
,
0
00円での販売を ／
検 討。味付は、さば水煮 ・さば味噌煮を検討。年間販売数量 500 個（シ リアルナンバー入、
NO・
001∼NO・
500）
。「八戸ふるさと大使Jによる PR活動及び、新聞・メディア ・
Tw
i
t
t
e
r等 を
活用し、インターネット販売を検討。発売日は毎年 3月 8日（ さばの日）を検討。
※八 ji~fJ 付1 さば
プレミアム高級缶詰デザイン（楽）は参身資料（P29参照）
※写真の缶詰サイズは、 4号缶
内径
74,lmm
高さ
1
13,0mm
内容積
458m
l
（
写真はイメージです）
予長 宅手主主EL
ま さ主主 て ご イP メ
- 27 -
一 一手；
；
：
；
− マアプず
一。
に
八戸前沖さば
【レギュラー缶詰
レギュラー缶詰デザイン （案）
サイズ： 3
8×2
7
2
さば水煮】
−
d匂
一戸前ド 回
収T−
l、
K
AhXJ内
み
ム川・己
H
．的 HMe−
C
ぬれた、
V
処いました，
Lι
的人
ι
川明じ山内，
γ
T凡ト刀
品川人川
っくt
mn旬、
イ会
t
組
ぷf ‘
閉
元
く
＼
一括表示 ・JAN・
材質表示
P'
圏tt~ ＇ 喜.，~ -・
（
縮小 ：70%)
【レギュラー缶詰
さば味噌煮】
サイズ ：3
8×2
7
2
ヘJ
VE
−−
uLL．
内
前市川．山川
4
E
え
﹁﹃
H﹁
E
’
i・t
迫れf−ての配中
，
、
い王Le−
HT
4
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I2
R2
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・
E唱司
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ト
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−中力
川人のF
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J、9バ∼品、1
設
づ2
物
j
益
代
、
河
一括表示 ・
JAN・ 材質表示
園
（
縮小： 70%)
乙i
【さば水煮
イメージ】
【さば昧噌煮
- 28 -
イメージ】
八戸前沖さば
【プレミアム缶詰
さば水煮】
プレミアム高級缶詰デザイン（案）
サイズ ：2
4
4×1
0
6
（縮小： 70%)
【プレミアム缶詰
さば味噌煮】
サイズ ：2
4
4×1
0
6
リふ
シ
N O入り
（縮小： 70%)
【2個セット
【1個 イ メ ー ジ 】
イメージ】
-29-
八戸前沖船内凍結さば
【A ：正面〕
ダンボールデザイン （案 ）
サイ ズ ：3
1
2×4
2
6
特
｜
超 低 温 凍 結i
1
改革型船名 明記
o.
o.
oお
必潟込性守、字、.I
【B ：左側面】
サイズ ：1
1
0×430
【C：右側面】
‘・
’ c＞
・
＂
＇4句
g
ρー
温血’屯
サイズ ：1
1
0×4
3
0
I
内容量 5kg 漁獲年月日
年
、−
・~＇＂
l
.
.
~，ョ： ~
｜サイズ明記 ｜
（
案）
記入例
（案
I） し
、 M 、S
（案 .2) 5尾、6尾、7尾
（ロゴ拡大 ）
（案 凶3) 5
0
0g/
6
0
0g
展開図
亡
6
00gU
P
③
盤瓦
- 30 -
一
回
ロコマーク
一 一
回
三
八戸前j
中さばブランド推進協議会
＠
一一
廓除隊創w
怒沼閣舗
⑨
八戸前沖さばポスターデザイン（案）
サイズ B1(
7
2
8×1
0
3
0
) 縮小： 40%
E
A
唱
qtu