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交通実態調査の結果概要 交通まちづくりに関する都市圏の現状
ニューズレター しずおか交通かわらばん 特集 3 ページからの続きです 2 交通まちづくりに関する都市圏の現状 ニューズレター NEWS LETTER 少ないバス利用者数 ●バス利用者の減少によりバスの収入が減少するとともに、 ● バス利用者の減少によりバスの収入が減少するととも バス路線の維持経費が増大しています 。 ●調査結果の手段別満足度を比べると、 バスの満足度が最も低くなっています。 静岡市のバス利用者数とバス路線維持経費 34000 静岡中部都市圏パーソントリップ調査 (総合都市交通体系調査) Vol.2 各交通手段の満足度 静岡市バス利用者数(千人) 400 300 30000 200 28000 100 4.5 4.0 満足度 バス利用者数︵千人︶ 32000 5.0 バス路線維持経費︵百万円︶ 静岡市バス路線維持経費(百万円) バスの満足度を市別にみると、 静岡市では比較的高くなっています。 静岡市 藤枝市 焼津市 島田市 全 体 2013.12 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 23 年 平成 22 年 平成 21 年 平成 20 年 平成 19 年 平成 26000 0 1.0 徒歩 自転車 自動車 バス 、 今回は の 態調査 交通実 お知らせ 結果を します! 鉄道 ※満足:5、 やや満足:4、 どちらとも言えない:3、 やや不満:2、不満:1として回答評価を平均化 (資料) 静岡市バス交通計画 静岡中部都市圏の交通計画づくりの流れ 静岡中部都市圏(静岡市、 藤枝市、 焼津市、 島田市)では、 暮らしと交通を考える情報誌として、 ”しずおか交通かわらばん”を刊行しています。 今後、 交通まちづくりの将来像の案などを掲載する予定ですので、 みなさんも一緒に交通まちづくりについてお考えください。 パーソントリップ調査(交通実態調査) 平成25年度 交通まちづくりの将来像の検討 将来の交通計画の案づくり 平成26年度 以降 特集 住民のみなさん 交通まちづくりに関する都市圏の現状把握 アンケート・ホームページ等 平成24年度 1 特集 2 交通実態調査の結果概要 交通まちづくりに関する都市圏の現状 交通実態調査の概要 調 査 日 実現に向けた検討・提案 調査対象地域 します ご協力お願い W E B ア ン ケ ー ト モ ニ タ ー 募 集 調査対象者 ●メールの件名に ● 『WEBアンケートモニター希望』 とお書きください。 ●氏名や住所は無記入でも結構です。なお、 メールアドレスはアンケート終了後に破棄いたします。 ● 静岡市 4 交通実態調査を実施しました ご協力ありがとうございました 静岡市、藤枝市、焼津市、 島田市にお住まいの方 静岡中部都市圏総合都市交通計画協議会(静岡県、静岡市、藤枝市、焼津市、島田市) 静岡中 http://www.shizuoka-chubu-pt.com 約44万世帯の中から無作為抽出された約10万世帯のご家庭に調査票を からご回答いただきました。 対象者 [email protected] 静岡中部都市圏(静岡市、藤枝市、焼津市、 市、島田市) を対象としました。 を対象と としま しました した。 郵送・配布させていただき、そのうち約3万世帯・約6. 9万人 ( (約3割) )の方 イ インターネッ ト (WEB)を利用した交通アンケートを1月に予定しております。インターネット上で交 通かわらばん (Vol.3)をお読みいただき、 いくつかの質問に答えていただく簡単なアンケートです。 通 ご協力いただける方は、 アンケート開始時にメールにてご案内しますので、 下記の協議会メールア ご ドレスまでメール送信をお願いします。 協議会メールアドレス 平成24年11月に実施しました。 島田市 藤枝市 焼津市 『パーソントリップ』 とは、人(パーソン) の動き (トリップ) を意味します。 味します 『パーソントリップ調査』 とは、 どのような人が、いつ、 どこからどこへ、何の目的で、 どのような交通手段で動いたかについて調査し、平日1日の全ての動きをとらえる 交通実態調査で、概ね10年に1度実施しています。 1 ニューズレター 特集 NEWSLETTER S Vol Vol.2 ol..2 しずおか交通かわらばん 1 人口と1日の動き (トリップ数) 特集 静岡中部都市圏 パーソントリップ調査 交通実態調査の結果概要 人口減少と高齢化 ※トリップ:目的地までの動きを1トリップといいます。 ●都市圏の人口は約110万人で、 ● 都市 都市圏の人口は約110万人 都市圏の人口は約1 人 約 10万人 人で 11年前から約1 11年前から約1.4万人 年前から約 4万 (約1%) 減少しました。 ●都市圏のトリップ数は約277万トリップで、11年前から約21万 (約7%)減少しました。 人口の推移 都市圏の人口 (万人) 140.0 111.6 対象地域の人口推移及び推計 トリップ数の推移 移 市別の人口 110.2 ●平成17年ごろから人口減少が顕在化しており、 ● 平成17年ごろから人口減少が顕在化しており 平成17年ごろから人 成 年 ろから人口減少が顕在化しており 減少が顕在化 お 今後は 今後はより急激な人口減少が予測されています。 今 後 ●現在4人に1人が高齢者(65歳以上) であり、将来的には3人に1人以上が高齢者となることが予想されています。 (万トリップ) 都市圏のトリップ数 350 市別のトリップ数 150 194 年 180 40.0 100 20.0 50 13 30% 20% 500 75歳以上 人口比率 24 実績 47 180 高齢者人口 160 100 平成13年 (資料) 実績:国勢調査、推計:日本の地域別将来推計人口H25.3 (国立社会保障・人口問題研究所) 14.2 14.2 静岡市 39 10.3 10.0 27 藤枝市 島田市 14.1 14.3 焼津市ではやや増加、 藤枝市では横ばいと なっています。 25 藤枝市 島田市 39 すべての市で 減少傾向と なっています。 36 焼津市 人口集中地区 都市圏の交通手段の構成比 第3回 (H13) 17.2 16.8 4.2 1.9 55.1 H2 S45 H12 S55 H22 静岡市清水区 静岡市葵区 (人/km2) 6,500 4.8 90 100 (%) 5,500 焼津市 19.2 藤枝市 15.3 18.3 4.3 2.9 49.7 11.0 2.2 0.7 67.0 5.6 15.6 0 10 徒歩 11.3 3.2 20 30 自転車 0.5 62.5 40 50 自動二輪 60 自動車 70 80 バス 90 鉄道 4.0 3.7 100 (%) 焼津市 14.6 島田市 15.3 0 10 徒歩 10.2 2.5 8.7 1.8 20 30 自転車 0.2 68.2 0.4 69.4 40 50 自動二輪 60 自動車 70 80 バス 90 4.2 (千) 800 自動車保有台数(台) 混雑度 (km) 運転免許保有者数 (人) 混雑度1.00未満 1,000 混雑度1.00∼1.25未満 4.3 100 (%) 700 600 800 混雑度1.25∼1.75未満 50% 600 22% 16% 200 16% 20% 400 平成12年 平成17年 平成22年 (資料) 静岡県統計年鑑 0 11% 8% 平成11年 平成22年 混雑区間 400 500 裏面に つづきます 混雑度1.75以上 56% 鉄道 ●静岡市では、 自動車の比率が50%未満と少なく、 11年前からの増加も比較的少なくなっています。 ●藤枝市、 焼津市、 島田市では、 自動車の比率が11年前から大幅に増加し7割近くとなっています。 ●バスの比率は、 各市ともに最も少なくなっています。 2 混雑度ランク別道路延長(道路交通センサス) 混雑区間 18.7 0.4 63.3 (資料) 商業統計 立地環境特性別統計編 (小売業) 3.8 道路延長 島田市 13.1 3.6 19 ●都市圏の人口が減少するなか、 ● 都市圏の人口が減少するなか 都市圏の人口が が減少するなか 自動車保有台数や運転 自動車保有台数や運転免許保有者数は増加が続いています。 ●道路整備は進んでいますが、依然として混雑している区間もあります。 自動車保有台数・運転免許保有者数の推移 焼津市 14 年 4.0 0 110 年 0.7 63.3 静岡市 5年で約33%減少 5,000 年 13.3 2.9 4.7 年 2.8 焼津市 (百万円) 自動車の増加と道路混雑 第4回(平成24年) 49.0 旧静岡市 (千万円) 10,000 12 17 22 年 15.8 5.0 7 年 藤枝市 20.1 年 第3回(平成13年) 18.5 2 DID人口密度 島田市 (百万円) 15,000 (資料) 国土数値情報 市別の交通手段の構成比 静岡市 年 55 60 年 鉄道 旧清水市 (百万円) 20,000 平成 80 バス 藤枝市 (百万円) 平成 70 120 平成 60 自動車 130 5,750 平成 50 140 6,000 平成 40 自動二輪 島田市 平成 30 自転車 5.7 平成 20 2.0 56.5 昭和 10 徒歩 3.5 DID面積 昭和 0 15.1 静岡市駿河区 DID面積 17.3 (km2) 150 6,250 藤枝市 第4回 (H24) ※DID(人口集中地区) 人口密度約4,000人/k㎡以上 の国勢調査基本単位区が いくつか隣接し、 合わせて 人口5,000人以上を有する地域 DID人口密度 ●都市圏の交通手段は、 自動車の比率が最も高く、全 体の半数以上を占めており、11年前よりも約1% 増加しました。 ●次に多いのは徒歩と自転車ですが、 自転車は11年 前よりも約2%減少しました。 S35 各市の中心市街地における商品販売額の推移 (百万円) ※旧静岡市は千万円単位 25,000 年間商品販売額 交通手段の構成比 平成23年 ●人口が減少するなか、 ● 人口が減少するなか 人口が減少する るなか 市街地(DID:人口集中地区 るなか 人口集中地区) 区)面積 区) 面積は拡大を続けており、市街地の人口密度が低下しています。 また、中心市街地の商品販売額が減少しており、地域の活力が低下しています。 人口集中地区面積及び人口密度の推移 焼津市 平成18年 (資料) 静岡県の交通事故 (静岡県警察) 市街地の拡大 静岡市 36 ※高齢者:65歳以上 高齢者ドライバー事故 120 0% 年 平成 42 年 平成 37 年 平成 32 年 平成 27 年 平成 22 年 平成 17 年 平成 12 年 平成 年 7 高齢者免許保有人口 140 10% 推計 平成 2 年 60 年 55 年 50 年 (平成13年) (平成24年) 平成 第4回 昭和 第3回 昭和 0 0 平成12年 平成22年 昭和 0.0 (%) 200 平成13年比 1,000 第4回︵平成 年︶ 12 22 年 60.0 第3回︵平成 年︶ 平成 平成 200 80.0 40% 都市圏人口 単位:万トリップ 250 100.0 65歳以上 人口比率 総人口 277 単位:万人 高齢者人口、 高齢者免許保有人口の増加とともに 高齢者ドライバーの事故が増加しています。 50% 298 300 73.0 71.6 高齢者人口・免許・事故の推移(静岡県) (千人) 1,500 高齢者人口比率 120.0 交通まちづくりに関する都市圏の現状 2 ※混雑度: 道路の混雑状況を示す指標で、 1.0以上でピーク時に混雑、 雑、 1.25以上でピーク時以外も混雑、 1.75以上で慢性的混雑を示す (資料) 道路交通センサス サス 3