13 ストーリーキャンプへようこそ

2016年度　夏キャンプ活動報告書
16夏
NPO法人国際自然大学校
ストーリーキャンプへようこそ
■開催日： 2016/8/24-26
■会　場： 国際自然大学校 日野春校(山梨県北杜市)
■ディレクター： 安齋　朱里（あんでぃー）
■ねらい
●ストーリーの世界を存分に楽しむ。
●ストーリーの世界だからこそできるチャレンジを通し、
「できた！」を感じる。
プログラム
【1日目】
集合・移動
宝探し(卵探し)
作戦会議
■ディレクターよりご挨拶
ぐりとぐらからの手紙によって進んでいく3日間。絵本の中で起きた出来事
が、現実に自分たちにも起きていく。子どもの純粋さ、感受性の豊かさ、ス
トーリーの力の大きさを感じた3日間でした。このキャンプを通し生まれた
「できた！」を自信に、日常に帰ってもチャレンジしてほしいです。
■同行スタッフ（キャンプネーム）
まるこ、こばしり、ししゃも、たかぴー、おっづー、いづみん、はっすー、
ゆっきん、つっぴー、にゅーりん
【2日目】
遠足
カステラ作り
星空観察
【3日目】
掃除
思い出の絵作り
移動・解散
1日目
バスの中に、ぐりぐら
からの手紙が届いて
いました。歌を覚え、
おそろいのバンダナ
を着けると、みんなで
ストーリーの世界へウ
キウキと出発！
到着後は、ぐりとぐら
の絵本を発見！青空
の下で、食いつくよう
に聞いていました。
ぐりとぐらからの手紙
「ぼくらが卵を見つけ
た森へ行ってみて！」
森へ行くと、謎のカー
ドと地図。みんなで力
を合わせて、見たこと
もなかった大きな卵を
発見しました。
夜は、「カステラ作り
の作戦会議」！
2日目
「おはよう！この前、
ぼくら遠足に・・・みん
なも行ってみて！」
遠足で見つけたの
は、クルミや栗。そし
て、田んぼでは、生き
物探しとおいかけっ
こ。木の実は、「森の
あいすやさん」でアイ
スと交換！
午後は、お待ちかね
のカステラづくり。
大きな卵(ダチョウ)の
殻は固く、ドライバー
と金槌を使って割る様
子を夢中になって見
守りました。みんなで
力を合わせて手に入
れた卵と、班で決めた
約束。出来上がったカ
ステラは見た目以上
においしかったので
はと思います。
3日目
「夢で、ぐりぐらと遊ん
だよ！」という子もい
た朝。お掃除も、歌い
ながらピカピカに。
最後は、遠足で拾っ
た木の実や葉っぱを
使い、心に残った思い
出がたくさん詰まった
素敵な1枚をみんなで
描きました。
★キャンプ中のエピソード★
ポストを気にする子どもたち。
このキャンプは、ぐりとぐらからの手紙がカギ。
子どもたちは、「まだ手紙、届いてない？」と、
そわそわしながら楽しみに待っていました。
また、日野春校のポストを通るたびに開けて見て
「届いてない！！」。また通ると開けて見て、
「届いてない！！」の繰り返し。キャンプ中に起
こる絵本に似た出来事の度に、子どもたちの中で
ぐりとぐらの存在が大きくなっていきました。
「ちちんぷいの　ぽい！」
ぐりとぐらの絵本シリーズである「ぐりとぐらの
おまじない」。そこに出てくるおまじないは、初
日に届いた手紙に「何かあったら、このおまじな
いを唱えてね。」と書いてありました。ホーム
シックの子、転んで泣きそうになった子に、「ち
ちんぷいの　ぽい！」とすると、泣き止むことも
ありました。子どもの信じる気持ちの純粋さと、
ぐりとぐらの力の偉大さに驚きました。