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報告書
担当:伊藤 達也 0 1.テーマ:「韓国の地方経済と社会」 2.日 程:2014 年 11 月 10 日(月)~13 日(木)3泊4日 3.場 所:韓国・テグ(大邱)&キョンジュ(慶州)&プサン(釜山) 4.予 算:55,000 円(飛行機代、宿泊代、朝食代、現地での移動費) * 昼食・夕食代は含まれていません。 * 昼食(500~1,000 円) 、夕食(1,000~3,000 円) 5.行程 1 1 日目(11/10)出国 → 韓国 集合 11:00 成田空港 成田空港 - プサン・金海(キメ)空港 12:45 - 15:15 プサン空港 → 高速バス(約 1 時間)→ 東テグ駅 東テグ駅 → バス or タクシー →ホテル 【ホテル】3 日間:ニューテグホテル *夕食はテグ市内 2 日目(11/11)キョンジュ(慶州)市内、ヤンドン・ミンソン(良洞・民俗)マウル(村)見学 東(or 西)テグ高速バスターミナル → 高速バス(約 1 時間)→慶州バスターミナル → バス or タクシー(バス 40 分、タクシー20 分) → ヤンドン・ミンソンマウル → バス or タクシー(バス 40 分、タクシー20 分) → 慶州市内(市内散策) 慶州 → バス or 列車(約 1 時間) → テグ → ホテル *昼食はヤンドンマウル内の食堂 *夕食はテグ市内(東城路?) 3 日目(11/12)テグ(大邱)市内見学(工業団地、歴史的町並、ダウンタウン) 慶北大学校 李 哲雨教授(前大韓地理学会会長)の案内 (Lee) *昼食、夕食はテグ市内(李先生にお任せ) 4 日目(11/13)プサン(釜山)市内見学 and 帰国 朝早めに出れば、釜山でチャガルチ市場に行けますが、どうしましょう。KTXを使用すれば 1 時間かかりません。チャガルチ市場で食事 and 国際市場で買い物 無理をしたくないのならば、午前中、ゆっくりと市内見学をして午後空港に向かいます。 プサン駅前 13:30 → 空港バス 東テグ高速バスターミナル 13:00 14:00 空港着 → プサン・金海空港 → 高速バス → プサン・金海空港 プサン・金海空港 - 成田空港 16:20 - 18:30 解散:19:00 くらい 2 6.参加者名簿(省略) 教員 1 名、助手 1 名、学生 11 名 7.予習とレポートの課題 1.予習 渡した資料の他に、韓国に関する文献を最低 1 冊は読んでくること 2.レポートの課題 テーマ・題名: 日記のように 1 日 1 日の内容・感想を書いてもよい。 ある特定のテーマに絞って書いてもよい。 どちらにしても、食べ物の感想はできるだけ減らしてください。 原稿枚数:4,000 字程度 体 裁:A4 縦(横書き 40×35) 4 枚程度 パソコン使用が原則 写真、図表は歓迎するが、枚数には含まない。「~である」調で書くこと 締 切:12 月 05 日(金)17:00 ワードで作成して、事務室に提出するとともに、 データを e-mail で送付してください。 3 8.参考文献 金 両基(1989) 『物語韓国史』中公新書、293P 谷浦孝雄編(1991) 『朝鮮半島』アジア経済研究所、277P 鄭 大均(1995) 『韓国のイメージ』中公新書 池 東旭(1997) 『韓国の族閥・軍閥・財閥』中公新書、189P 谷浦孝雄編(2000)『21 世紀の韓国経済-課題と展望-』アジア経済研究所、288P 池 塚本 東旭(2002) 『韓国の大統領列伝』中公新書 潔(2002) 『韓国企業モノづくりの衝撃-ヒュンダイ、サムスン、LG、SKテレコムの現場から-』 光文社新書、212P 鄭 大均(2003) 『韓国のナショナリズム』岩波書店 洪 夏祥著/宮本尚寛訳(2003) 『サムスン経営を築いた男李健煕伝』日本経済新報社 朴 正雄著/本田務・青木謙介訳(2004) 『韓国経済を創った男鄭周永伝』日経BP、341P 朴 一編(2004) 『変貌する韓国経済』世界思想社、290p 文 京洙(2005) 『韓国現代史』岩波新書、244P 平塚大祐編(2006) 『東アジアの挑戦』アジア経済研究所、469P 林 廣茂(2007) 『日韓企業戦争』阪急コミュニケーションズ、302P 三橋貴明(2007) 『本当はヤバイ!韓国経済-迫り来る通貨危機再来の恐怖-』彩図社、253P 三橋貴明(2008) 『トンデモ!韓国経済入門』PHP、221P 浅見雅一・安 廷苑(2012) 『韓国とキリスト教』中公新書 呉 善花(2012) 『虚言と虚飾の国・韓国』WAC 小林英夫・金 英善(2012) 『現代がトヨタを越えるとき』ちくま新書 山崎赤秋(2012) 『日本人なら絶対知っておきたい韓国の歴史』幻冬舎新書 鄭 大均(2012) 『韓国が「反日」をやめる日は来るのか』新人物往来社 康 煕奉(2013) 『朝鮮王朝の歴史はなぜこんなに面白いのか』実業之日本社 内山清行(2013) 『韓国 葛藤の先進国』日経プレミアシリーズ 二川和彦(2013) 『暮らしてわかった韓国 71 の素顔』文芸社 室谷克実(2013) 『呆韓論』産経新聞出版 呉 善花(2013) 『なぜ反日韓国に未来はないのか』小学館新書 三橋貴明(2014) 『愚韓新論』飛鳥新社 古田博司(2014) 『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』WAC 辺 真一(2014) 『大統領を殺す国 韓国』角川書店 大高未貴(2014) 『日韓“円満”断交はいかが?』ワニブックス 大西 裕(2014) 『先進国・韓国の憂鬱』中公新書 4 9.報告 (1)1 日目(11/10)出国 → 韓国 成田空港へ集合し、プサン・金海空港へ。ついて直ぐの金海空港からテグへ行くバスに乗れず、1 本遅ら せるなど、さっそく問題も現れたが、大きな遅れにはならず、学生も自分たちが旅行する場合はこんなもの だと納得していたと思われる。 東テグ駅近くでバスを降り、今度は市内の公共交通機関でホテルに向かう。観光案内所で市内路線バスの 番号を聞き、そのバスに乗るが、実は地下鉄でも無理なく行けるところであることを3日目に知る。乗った バスは市内中心部を回る、なかなか時間のかかるバスであった。夕食はホテル近くの食堂で軽く済ます。 (2)2 日目(11/11)テグ(大邱)市内見学(アプ山公園、歴史的町並、ダウンタウン) 当初の予定とは異なり、この日は慶北大学校の李教授の案内で、テグ市内を回った。午前中はテグ市内を 展望できるアプ山公園に行く。ちょうど紅葉の季節で山は美しく紅葉し、公園を散策する人もいた。公園内 5 の売店で軽く「おでん」をつまみ、韓国人の伝統的なファストフードの食べ方を知る。公園の山頂からテグ 市内がよく見え、李教授から町の空間構造、歴史の説明を受ける。 公園での見学が終わった後、町の中心部(ダウンタウン)東城路へ出る。町の食堂でチジミ等を食べ、そ の後、自由行動。そして再集合後は、桂山聖堂、薬令市展示館を見学する。桂山聖堂は韓国を代表する建造 物であるとともに、韓国においてキリスト教が盛んであることを学んだ。薬令市展示館は、テグがソウルと 6 並ぶ韓方薬の中心市場であること等を学ぶ。夕食はホテル近くの焼肉屋へ。 7 (3)3 日目(11/12)キョンジュ(慶州)市内、ヤンドン・ミンソン(良洞・民俗)マウル(村)見学 3 日目は大邱からバスで 1 時間ほどの慶州、特に世界遺産であるヤンドン(良洞)マウルの見学を行う。 ホテルからはまずは地下鉄で東テグ駅近くの高速バスターミナルへ。高速バスで 1 時間ほどで慶州バスター ミナルに着く。ここからは路線バスの本数が少ないので、タクシーでヤンドンマウルへ。バスならば 40 分 のところを 20 分で着く。途中、タクシーは確実に 100 ㎞/h を超えていた。ヤンドンマウルでは昼食でチジ ミとククス(そうめん)を食べ、その後、各自で民俗村内を見学。マウルからの帰りは路線バスで慶州駅ま で行くが、このバスも 90 ㎞/h は出していた。学生たちはこうした韓国の自動車、バス等のスピードの速さ に驚いていたようである。 慶州駅に着いた後、徒歩で市内を巡り、やはり世界遺産である大陵園(古墳公園)を見学し、テグへの帰 路は慶州駅から急行のムグンファ号で東テグ駅まで帰ってきた。この時、学生は、韓国では列車よりもバス の方が安くてサービスの良いことに気付いたようである。夕食は東城路でさしみ料理店に入る。 8 (4)4 日目(11/13)プサン(釜山)市内見学 and 帰国 最終日、少し早めに出て、プサンの町へ行く。1 時間弱だが、KTX(韓国高速鉄道)にも乗り、鉄道好 きの学生には満足してもらえたと思う。プサンではチャガルチ市場で昼食、国際市場でわずかな時間の買い 物をした。時間が足らなくて不満が多かったかもしれないが、テグの町と比較ができたという、案外好評の ようであった。金海空港へは当初、バスで行く予定であったが、バス乗り場が見つからず右往左往し、結局、 タクシーで行くことに。最後まで自分たちの力で公共交通機関を堪能してきた結果であったと言える。4 日 間で、空港バス、高速バス、市内路線バス、地下鉄、ケーブルカー、郊外路線バス、タクシー、在来線の急 行列車、KTX等を乗り回し、多くの韓国人に出会い、普通の旅行とは異なる経験ができたのではないかと 思う。プサン・金海空港から飛び立ち、成田空港へ到着したのが 18 時 30 分。19 時に解散し、無事、現地 研究を終えることができた。 9