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日本青少年危険行動調査2001

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日本青少年危険行動調査2001
Tsukuba Health Education (THE) Study
「野津津有司研究室THEホームページ」へ
日本青少年危険行動調査 2001
Japan Youth Risk Behavior Survey (JYRBS)
「青少年危険行動」とは,青少年期に始めやすく,本人や他者の現在および将来の
「青少年危険行動」とは,青少年期に始めやすく,本人や他者の現在および将来の
健康や生命に重大な危険を及ぼす行動(野津有司ら,2006)
(野津有司ら,2006)です。
です。
健康や生命に重大な危険を及ぼす行動
‹ わが国初の,青少年の危険行動についての総合的な調査です。
‹ 対象は,全国から無作為抽出された1万1千人余りの高校生です。
‹ 米国CDCによるYRBS(2001年)と同一の定義により調査された行動については,日米の比較を行っています。
1.背景 ( 日本の青少年の健康課題 / 青少年の危険行動を包括的に捉える意義 / 参考:米国CDCによる「Youth Risk Behavior」 )
2.目的
3.方法 ( 対象 / 調査方法 / 調査内容 / 分析方法 )
4.危険行動の出現状況の概要 ( 男女差 / 学年差 / 日米比較 )
5.危険行動の出現状況
① 身体運動 (有酸素運動,筋力運動,ストレッチ運動 )
② 食行動 (朝食摂取,野菜・果物摂取,絶食,嘔吐・下剤,やせ薬 )
③ 喫煙 (喫煙経験,月喫煙,多日喫煙,多量喫煙 )
④ 飲酒 (飲酒経験,月飲酒,多日飲酒,イッキ飲み )
⑤ 薬物乱用 (シンナー,覚せい剤,大麻 )
⑥ 性的行動 (性交経験,コンドーム使用 )
⑦ 交通安全上の行動 (自転車ヘルメット非着用,自転車の飲酒運転,オートバイヘルメット非着用,シートベルト非着用,飲酒運転への同乗)
⑧ 暴力・武器携帯 (武器携帯,学校での武器携帯,暴力行為,学校での暴力行為)
⑨ 自傷行動 (絶望感,自殺願望)
6.危険行動間の関連
このホームページは,平成19年度に日本学校保健学会学会賞を受賞したことにより開設しました。
(受賞論文 学校保健研究 48:430-447)
Tsukuba Health Education (THE) Study
日本の青少年の健康課題
15-19歳の死亡原因(2000年)
„
„
不慮の事故
43.9%
5~19歳における死亡原因の第1位は
交通事故をはじめとした不慮の事故。
15歳以降では,自殺がそれに次いで
第2位。
自殺 19.7%
(国民衛生の動向,2002)
„
日本人の三大死因は,悪性新生物,心疾患,脳血
管疾患であり,青少年期からの喫煙,飲酒,不適
切な食習慣や運動習慣はその大きな原因の一つ。
„
青少年の暴力事件,薬物乱用の事犯,性的行動
や食生活の乱れ等は近年特に,社会的に問題。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
青少年の危険行動を包括的に捉える意義
危険行動間の関連性や危険行動を助長す
る共通的な要因・背景を明らかにできる。
„
一貫した理念に基づく継続性のある包
括的な危険行動防止プログラムの開発
が可能になる。
„
より効率的,効果的な方略の構築に資
することができる。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
野津有司らによる青少年危険行動の定義
青少年危険行動とは,青少年期に始めやすく,
本人や他者の現在および将来の健康や生命に
重大な危険を及ぼす行動である。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
(参考) 米国CDCによる 「Youth Risk Behavior」
Youth Risk Behavior Surveillance (YRBS)
Centers for Disease Control and Prevention (CDC)
罹患と死亡の原因となり,より優先的に問題とすべき
青少年の危険行動
①
②
③
④
⑤
⑥
不慮の傷害や暴力に関係する行動
喫煙
飲酒および薬物乱用
望まない妊娠およびHIVを含む性感染症に関係する性行動
不健康な食行動
運動不足
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
調査の目的
1.日本の高校生における危険行動の出現状況を
把握し,主として米国CDCのYRBS(2001年)の
結果と比較して日本の特徴を明らかにすること
2.危険行動間の関連について検証すること
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
研究方法
(1) 対象
„
„
„
„
¾
¾
データベース「全国学校総覧2001度版」
通信制を除く全国の高等学校より無作為抽出
高校生数が最も少ない鳥取県を2校とし,各都道府県
の生徒数と鳥取県の生徒数との比に従って,各都道府
県の調査校数を決定
各校の原則として各学年最初の1クラス
対象校207校,回収校106校 (学校回収率51.2%)
解析対象11,113部 (有効回答率99.2%)
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
研究方法
(2) 調査方法
„
„
„
„
„
自記式無記名の質問紙調査法
マークシート式回答用紙
調査実施者は各校の教諭
回答中に生徒の机間を回ったり,回答用紙を覗き込ん
だりしないこと等を指示するなど,倫理面に十分配慮
して実施
2001年10月~12月実施
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
研究方法
(3) 調査内容
„
危険行動(9行動)に関する32項目
・ このうち25項目は,米国CDCのYRBS(2001年)と
比較可能
„
予備調査
・ 高1~3の108人を対象に,1週間の再テスト法を実施
・ 回答の一致度は,すべて「中程度の一致」
:Cohenのκ統計量 0.43~1.00
(出現がみられず算出不能となった5項目を除く)
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
研究方法
(4) 分析方法
① 各危険行動の出現状況について
・ 米国CDCのYRBSにできる限り倣って,行動出現の評価のための基準を設定した。
・ 性別学年別に集計し,χ2検定を行った。
② 危険行動の出現状況の日米比較について
・ 各行動の出現率の間に95%信頼区間が重ならない場合に有意差ありとした。
③ 危険行動間の関連の検討について
・ 29項目間
(「コンドーム使用」は性交経験者を, 「自転車ヘルメット非着用」はこの12ヶ月間に自転車に
乗った者を, 「オートバイヘルメット非着用」はこの12ヶ月間にオートバイに乗った者を母数
として出現割合を算出しため,全32項目からこの3項目を除いた。)
・ 好ましくない状況に1点,好ましい状況に0点を与えてスコア化した。
・ Spearmanの順位相関係数を算出した。
„
統計上の有意水準は,すべて5%
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の評価のための基準
項目
① 身体運動
1. 有酸素運動
2. 筋力運動
3. ストレッチ運動
② 食行動
4. 朝食摂取
5. 野菜・果物摂取
6. 絶食
7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
③ 喫煙
9. 喫煙経験
10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
④ 飲酒
13. 飲酒経験
14. 月飲酒
15. 多日飲酒
16. イッキ飲み
評価基準
項目
この7日間に3日以上行った
この7日間に3日以上行った
この7日間に3日以上行った
この7日間に毎日食べた
昨日に5品目(種類)以上食べた
この30日間にある
この30日間にある
この30日間にある
今までにある
この30日間に1日以上ある
この30日間に20日以上ある
この30日間に平均11本以上
今までにある
この30日間に1日以上ある
この30日間に10日以上ある
今までにある
評価基準
⑤ 薬物乱用
17. シンナー
18. 覚せい剤
19. 大麻
⑥ 性的行動
20. 性交経験
21. コンドーム使用♯
⑦ 交通安全上の無謀な行動
22. 自転車ヘルメット非着用§
23. 自転車の飲酒運転
24. オートバイヘルメット非着用¶
25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
⑧ 暴力・武器携帯
27. 武器携帯
28. 学校での武器携帯
29. 暴力行為
30. 学校での暴力行為
⑨ 自傷行動
31. 絶望感
32. 自殺願望
今までにある
今までにある
今までにある
今までにある
最近の性交時に使用した
この12ヶ月間にめったに・まったくせず
この30日間にある
この12ヶ月間にめったに・まったくせず
めったに・まったくせず
この30日間にある
この30日間にある
この30日間にある
この12ヶ月間にある
この12ヶ月間にある
この12ヶ月間にある
この12ヶ月間にある
良好な状況を把握した項目 米国YRBS 2001と比較可能な項目
♯
性交経験者を母数 § ¶
この12ヶ月間に自転車に乗った者を母数 この12ヶ月間にオートバイに乗った者を母数
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education(THE) Study
危険行動の出現状況の男女差
男子の方が望ましくない状況
女子の方が望ましくない状況
男女差なし
①身体運動
1.有酸素運動
2.筋力運動
3.ストレッチ
運動
②食行動
4.朝食摂取
5.野菜・果物
摂取
6.24時間以上
の絶食
7.嘔吐・下剤
③喫煙
9.喫煙経験
10.月喫煙
11.多日喫煙
12.多量喫煙
④飲酒
13.飲酒経験
14.月飲酒
15.多日飲酒
16.イッキ飲み
⑤薬物乱用
17.シンナー
18.覚せい剤
19.大麻
⑥性的行動
20.性交経験
21.コンドーム
使用
⑦交通安全上
の行動
22.自転車ヘル
メット非着用
23.自転車の
飲酒運転
24.オートバイヘル
メット非着用
25.シートベル
ト非着用
⑧暴力・武器
携帯
27.武器携帯
28.学校での
武器携帯
29.暴力行為
30.学校での
暴力行為
⑨自傷行動
31.絶望感
32.自殺願望
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8.やせ薬
26.飲酒運転の
同乗
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現状況の男女差
¾
危険行動の出現に男女差が生じる原因の一つとして,セル
フエスティーム,感覚刺激探求などの心理社会的要因の男
女差による影響が推測される。
¾
また,性ホルモンなどによる生物学的な男女の発達特性の
違いが,その背景にあるとも考えられる。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education(THE) Study
学年進行に伴う危険行動の出現 (男子)
学年進行とともに悪化の傾向
学年進行とともに良好な傾向
①身体運動
1.有酸素運動
2.筋力運動
3.ストレッチ
運動
②食行動
4.朝食摂取
5.野菜・果物
摂取
6.24時間以上
の絶食
7.嘔吐・下剤
③喫煙
9.喫煙経験
10.月喫煙
11.多日喫煙
12.多量喫煙
④飲酒
13.飲酒経験
14.月飲酒
15.多日飲酒
16.イッキ飲み
⑤薬物乱用
17.シンナー
18.覚せい剤
19.大麻
⑥性的行動
20.性交経験
21.コンドーム
使用
⑦交通安全上
の行動
22.自転車ヘル
メット非着用
23.自転車の
飲酒運転
24.オートバイヘル
メット非着用
25.シートベル
ト非着用
⑧暴力・武器
携帯
27.武器携帯
28.学校での
武器携帯
29.暴力行為
30.学校での
暴力行為
⑨自傷行動
31.絶望感
32.自殺願望
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8.やせ薬
26.飲酒運転の
同乗
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education(THE) Study
学年進行に伴う危険行動の出現 (女子)
学年進行とともに悪化の傾向
学年進行とともに良好な傾向
①身体運動
1.有酸素運動
2.筋力運動
3.ストレッチ
運動
②食行動
4.朝食摂取
5.野菜・果物
摂取
6.24時間以上
の絶食
7.嘔吐・下剤
③喫煙
9.喫煙経験
10.月喫煙
11.多日喫煙
12.多量喫煙
④飲酒
13.飲酒経験
14.月飲酒
15.多日飲酒
16.イッキ飲み
⑤薬物乱用
17.シンナー
18.覚せい剤
19.大麻
⑥性的行動
20.性交経験
21.コンドーム
使用
⑦交通安全上
の行動
22.自転車ヘル
メット非着用
23.自転車の
飲酒運転
24.オートバイヘル
メット非着用
25.シートベル
ト非着用
⑧暴力・武器
携帯
27.武器携帯
28.学校での
武器携帯
29.暴力行為
30.学校での
暴力行為
⑨自傷行動
31.絶望感
32.自殺願望
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8.やせ薬
26.飲酒運転の
同乗
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現状況の学年差
¾
ヘルメットやシートベルトの着用に関しては,高学年では
オートバイや自動車の運転免許を取得する者が現れるので,
そこでの安全教育の影響かもしれない。
¾
暴力・武器携帯に関しては,高学年になると問題の解決等
に対してそれらに依存することが少なくなるとも推測される。
¾
いずれ,その原因は不明であり課題として残される。
¾
これらの危険行動の出現のピークについて明らかにするこ
とも必要である。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較 (高3男)
日本の方が望ましくない状況
米国の方が望ましくない状況
①身体運動
1.有酸素運動
2.筋力運動
②食行動
6.24時間以上の
絶食
7.嘔吐・下剤
8.やせ薬
③喫煙
9.喫煙経験
10.月喫煙
11.多日喫煙
④飲酒
13.飲酒経験
14.月飲酒
⑤薬物乱用
17.シンナー
18.覚せい剤
19.大麻
⑥性的行動
20.性交経験
⑦交通安全上
の行動
22.自転車ヘルメット
非着用
24.オートバイヘルメット
非着用
25.シートベルト
非着用
26.飲酒運転の
同乗
⑧暴力・武器
携帯
27.武器携帯
28.学校での
武器携帯
29.暴力行為
30.学校での
暴力行為
⑨自傷行動
31.絶望感
32.自殺願望
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12.多量喫煙
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較 (高3女)
日本の方が望ましくない状況
米国の方が望ましくない状況
①身体運動
1.有酸素運動
2.筋力運動
②食行動
6.24時間以上の
絶食
7.嘔吐・下剤
8.やせ薬
③喫煙
9.喫煙経験
10.月喫煙
11.多日喫煙
④飲酒
13.飲酒経験
14.月飲酒
⑤薬物乱用
17.シンナー
18.覚せい剤
19.大麻
⑥性的行動
20.性交経験
⑦交通安全上
の行動
22.自転車ヘルメット
非着用
24.オートバイヘルメット
非着用
25.シートベルト
非着用
26.飲酒運転の
同乗
⑧暴力・武器
携帯
27.武器携帯
28.学校での
武器携帯
29.暴力行為
30.学校での
暴力行為
⑨自傷行動
31.絶望感
32.自殺願望
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12.多量喫煙
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較
(1) 我が国の高校生における身体運動の
低調な状況は,深刻に受け止めるべきである。
„
日本の高校では体育授業は週2~3時間が必修であり,通学
時に自転車を利用する者も多い。
„
米国では,体育授業は必ずしも必修ではなく,通学時での自
転車利用もあまりみられない。
¾
「体育」・「保健体育」の教科を中心に,児童生徒が日常生活
の中で身体運動を積極的,主体的に実践するようになるため
の行動科学を重視した教育の充実を図ること等が肝要と思わ
れる。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較
(2) 我が国の高校生の喫煙の状況は,男子では
米国より深刻である。
„
日本の高3男子においては特に重篤な喫煙がより問題である。
„
日本では,「健康日本21」の中で,2010年までに未成年の喫煙
をなくすことを目標にしている。
„
青少年の喫煙を助長する社会環境の改善や喫煙防止教育の
充実等の対策が強力に推進されることが求められる。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較
(3) 我が国の高校生のシートベルトやヘルメットの
非着用の状況は,改善されるべき課題である。
„
„
¾
米国では,後部座席のシートベルト着用も過半数の州におい
て法律で義務づけられている。また,自転車ヘルメットの着用
は学齢期までの子どもに対して20州およびコロンビア特別区
において法律で義務づけられている。
日本では,後部座席のシートベルト着用は努力義務であり,
自転車ヘルメット着用義務はない。
シートベルトやヘルメットの非着用は,事故発生時には自ら
の生死に直結する重大な問題であり,日本の実態の改善は
重要な課題である。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較
(4) 我が国の高校生の「自殺願望」の状況は,
女子では高い割合であり,憂慮される。
„
15~19歳女子の自殺による死者については,日本は10万人当
たり3.9人(厚生統計協会,2004)であり,米国の2.4人(US Department of Health
and Human Services,2005)よりも多い。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動の出現の日米比較
(5) 我が国の高校生の危険なダイエット,薬物乱用,
性的行動,飲酒運転の同乗,暴力は・・・
¾
日本は,米国ほどの出現状況ではないが,今後の動向に注
意する必要がある。
¾
また,防止教育の一層の充実,強化を図り,今以上の悪化
を抑制するのみならず,更なる改善に努めることが肝要であ
る。
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Tsukuba Health Education (THE) Study
①-1. 有酸素運動
この7日間に,1回20分以上を
3日以上行った高校生は?
男女とも各学年で,日本が
米国に比べて有意に低率。
„
・バスケットボール,サッカー,ランニング,水泳,自転車の早こぎ,動きの速いダンスなど。
・日本2001の質問文では,通学,体育授業,部活動,地域のスポーツクラブなどでの運動も含めることを明示。
100 %
80
*
74.0
62.2
60
*
72.2
*
*
66.1
*
*
60.1
56.1
50.8
47.5
43.1
35.5
40
45.4
31.1
20
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
①-2. 筋力運動
この7日間に,
3日以上行った高校生は?
男女とも各学年で,日本が
米国に比べて有意に低率。
„
・腕立て伏せ,腹筋運動,ウエイトリフティングなど。
・日本2001の質問文では,通学,体育授業,部活動,地域のスポーツクラブなどでの運動も含めることを明示。
100%
*
*
*
80
63.4
63.0
60
40.2
40
*
58.4
44.7
38.6
28.5
22.8
*
39.7
*
37.9
21.9
14.8
20
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
①-3. ストレッチ運動
この7日間に,
3日以上行った高校生は?
男女とも学年が上がるほど減少し,
高3では男子26.3%,女子23.0%。
„ 高1~高3,全体ともに女子が男子に
比して有意に低率。
„
・柔軟運動を含む。
・日本2001の質問文では,通学,体育授業,部活動,地域のスポーツクラブなどでの運動も含めることを明示。
100
80
%
*
*
*
*
60
45.2
40
41.0
32.4
37.9
30.3
28.6
26.3 23.0
20
0
1年
2年
3年
男子
全体
女子
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目はない.
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* p< .05
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
②-4. 朝食摂取
この7日間に,
毎日食べた高校生は?
男女ともに65%前後に留まっている。
„
%
100
*
„
「健康日本21」の目標は,「中学
生・高校生の朝食を食べない者
をなくす」となっている。
„
朝食の欠食の問題は,就寝前に
夜食を食べたり,昼食前に間食
したりすることになるなどの生活
リズムに合わない食生活に陥る
ことである。
¾
食育基本法の推進は,こうした
状況を改善するためにも期待さ
れる。
80
67.2 65.8
64.9 64.6
63.5
56.6
60
40
20
0
1年
男子
2年
3年
女子
* p< .05
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目はない.
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
②-5. 野菜・果物摂取
昨日※に,野菜と果物を5品目
以上食べた高校生は?
„
1991年から米国で始められた「ファイブ・
ア・デイ(「5 A Day」)」運動では,野菜と果
物を1日当たり400グラム(5 Servings)以
上摂取することを提唱している。
„
がん1次予防のために,野菜と果物を1日
400~800グラムを食べることが推奨(世界
がん研究基金米国がん研究財団)されている。
„
「食事バランスガイド」(厚生労働省,農林
水産省,2005)では,Servingsを「つ(SV)」
と示し,また果物は野菜と分けて,それぞ
れの摂取の量的な目安を提示している。
※ 調査日の前日
%
100
80
*
*
65.4
60
58.3
59.3
64.4
*
59.8
64.1
40
20
0
1年
2年
男子
3年
女子
* p< .05
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
②-6. 7. 8. 危険なダイエット
この30日間に,
試みた男子高校生は?
„
ほとんどの項目で,日本は
米国に比べて有意に低率。
50 %
②-6
24時間以上の絶食
40
②-7
嘔吐・下剤
②-8
やせ薬※
30
20
*
*
*
*
7.6
10
6.5
*
*
6.4
3.4
1.7
1.9
1.8
0.9
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
*
*
5.5
5.2
5.1
2.2
0.8 2.3
0.9
0.8
1.6
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
0.6
0
( 学年/ Grade )
日本2001
※サプリメント,ビタミンやカロリーの補助
食品などの栄養補助食品を除く
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
②-6. 7. 8. 危険なダイエット
この30日間に,
試みた女子高校生は?
„
ほとんどの項目で,日本は
米国に比べて有意に低率。
50 %
②-6
24時間以上の絶食
40
②-8
やせ薬※
②-7
嘔吐・下剤
*
*
30
*
*
21.2
20
16.4
16.3
*
*
15.9
13.1
8.5
10
*
*
6.6
6.0 7.0
3年/ 12th
2.3
1.5
1.9
3.0
3.6
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
2年/ 11th
12.2
6.2
4.0
4.5
1年/ 10th
2年/ 11th
0
( 学年/ Grade )
日本2001
※サプリメント,ビタミンやカロリーの補助
食品などの栄養補助食品を除く
米国2001
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3年/ 12th
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
③-9. 喫煙経験
今までに,経験した高校生は?
男女とも各学年で,日本は
米国に比べて有意に低率。
„
・1,2回ふかした程度も含む。
100 %
*
*
80
46.3
*
72.5
68.2
65.4
60
*
*
*
69.7
60.2
63.5
59.8
52.1
40
38.5
35.5
2年 / 11th
<女 子>
3年 / 12th
31.4
20
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
③-10. 月喫煙
この30日間に,
1日以上喫煙した高校生は?
„
„
男子では各学年とも,日米間に
有意差なし。
女子では各学年とも,日本は
米国に比して有意に低率。
100%
80
*
60
40
32.3
21.7
25.4
*
*
36.8 37.5
28.4
25.2
20
33.1
27.3
11.1
14.4
14.7
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
③-11. 多日喫煙
この30日間に,
20日以上喫煙をした高校生は?
男子では高3で,日本が米
国に比べて有意に高率。
„
50 %
*
40
*
28.6
30
*
22.0
*
20.0
18.1 17.5
20
11.4 12.4
12.9
12.3
10
4.6
6.4
8.8
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
③-12. 多量喫煙
この30日間に,1日平均11本
以上喫煙をした高校生は?
„
„
男子では高3で,日本が米国に比べて有意
に高率。
女子では高1と高2で,日米間に有意差なし。
50 %
40
30
*
*
20
12.7
10
4.4 4.7
7.2 6.4
7.5
3.2
0.9 2.4
1.5
1年 / 10th
2年 / 11th
2.7
5.7
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
④-13. 飲酒経験
今までに,
経験した高校生は?
„
„
男子では各学年とも,日米間に有意差なし。
女子では高2で,日米間に有意差なし。
*
・冠婚葬祭時などの極少量の飲酒を除く。
100 %
80
71.4
75.6
79.1 81.4
*
85.6 84.7
76.9
75.8
79.3
80.9
85.5
63.6
60
40
20
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
<女 子>
3年 / 12th
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
④-14. 月飲酒
この30日間に,
1日以上飲酒した高校生は?
男女とも各学年で,日本は
米国に比べて有意に低率。
„
・冠婚葬祭時などの極少量の飲酒を除く。
100 %
80
*
*
60
53.6
46.9
40
*
*
56.6
*
*
53.9
48.6
43.5
41.7
34.1
45.1
37.9
38.7
2年 / 11th
<女 子>
3年 / 12th
29.9
20
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
④-15. 多日飲酒
この30日間に,
10日以上飲酒をした高校生は?
男子では学年が上がるほど増加し,
高3では男子5.7%。
„ 高2~高3,全体で男子が女子に
比して有意に高率。
„
・冠婚葬祭時などの極少量の飲酒を除く。
50
%
40
30
*
20
10
2.9
2.1
3.8
*
*
5.7
4.1
2.4
2.0
2.2
0
1年
2年
3年
男子
全体
女子
* p< .05
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目はない.
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
④-16. イッキ飲み
今までに
経験した高校生は?
„
男女ともに高1から高3にかけて2倍以上に
急増し,高3では男子42.6%,女子27.2%。
%
100
„
よる犠牲者が多発しているが,高
80
校においても重大な問題である。
*
*
60
„
*
42.6
40
30.2
22.2
20.6
20
大学生の急性アルコール中毒に
飲酒防止教育の中でイッキ飲み
の防止も重要である。
27.2
„
アルコールの販売禁止の徹底な
ど,家庭や地域との連携の充実,
13.4
強化が不可欠である。
0
1年
男子
2年
3年
女子
* p< .05
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目がない.
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑤-17. 18. 19. 薬物乱用
今までに,経験した
男子高校生は?
„
すべての項目において,各学年で
日本は米国に比べて有意に低率。
100 %
⑤-17 シンナー
⑤-18 覚せい剤※1
⑤-19 大麻※2
80
*
60
*
20
*
*
14.8
13.6
*
13.7
2.5
2.6
3.5
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
*
10.5
54.2
51.7
46.1
40
*
*
*
14.2
9.4
0.5
0.6
0.8
0.6
0.8
2.1
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
0
( 学年/ Grade )
日本2001
※1 スピードなどの隠語でも補足説明。
※2 チョコなどの隠語でも補足説明。
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑤-17. 18. 19. 薬物乱用
今までに,経験した
女子高校生は?
すべての項目において,各学年で
日本は米国に比べて有意に低率。
„
100 %
⑤-17 シンナー
⑤-18 覚せい剤※1
⑤-19 大麻※2
80
40
*
*
60
*
48.9
*
20
*
14.4
*
12.9
*
*
11.3
8.9
42.6
37.5
*
11.5
8.9
1.5
1.5
1.4
0.3
0.1
0.4
0.3
0.3
0.6
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
1年/ 10th
2年/ 11th
3年/ 12th
0
( 学年/ Grade )
日本2001
※1 スピードなどの隠語でも補足説明。
※2 チョコなどの隠語でも補足説明。
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑥-20. 性交経験
今までに,経験した高校生は?
„
男女とも各学年で,日本は
米国に比べて有意に低率。
100 %
*
80
*
*
*
*
*
61.0
60
54.0
42.2
49.7
39.3
38.5
40
38.6
32.1
25.3
20
60.1
20.1
16.6
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑥-21. コンドーム使用
最近の性交時に,
コンドームを使用した高校生は?
・性交経験者を母数とする。
100
„
„
男女とも各学年で60%前後。
高1~高3,全体ともに男女間で
有意差なし。
%
80
60
58.7 57.8
63.7 60.6
63.0 61.9
62.2 60.5
1年
2年
3年
全体
40
20
0
男子
女子
* p< .05
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目はない.
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑦-22. 自転車ヘルメット非着用
この12ヶ月間に,
着用しなかった高校生は?
男女とも各学年で,日本は
米国に比べて有意に高率。
„
・過去12ヶ月間に自転車に乗った者を母数とする.
・「めったに着用しなかった」と「まったく着用しなかった」の合計。
*
%
100
*
99.1
93.5
*
*
98.8
99.6
91.7
85.0
87.7
87.1
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
*
81.5
*
99.6
86.2
85.1
2年 / 11th
3年 / 12th
80
60
40
20
0
<男 子>
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑦-23. 自転車の飲酒運転
過去30日間に,飲酒して
自転車を運転した高校生は?
„
„
男子では学年が上がるほど増加し,
高3では20.9%。
高1~高3,全体ともに男子が女子
に比して有意に高率。
・過去30日間に自転車に乗らなかった者も母数に含む。
50
%
*
40
*
*
30
*
20.9
20
10
17.8
17.3
15.4
9.5
10.5
9.8
9.9
0
1年
2年
3年
男子
全体
女子
* p< .05
注) 米国CDC(2001)では該当する調査項目はない.
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑦-24. オートバイヘルメット非着用
この12ヶ月間に,
着用しなかった高校生は?
„
男子の高1および女子において,
日本が米国に比べて有意に高率。
・過去12ヶ月間にオートバイ(原動機付き自転車を含む)に
乗った者を母数とする。
・「めったに着用しなかった」と「まったく着用しなかった」の合計。
100%
80
*
*
*
60
40
68.2
*
36.9
*
57.3
51.1
44.0
*
42.9
42.3
30.7
32.1
2年 / 11th
3年 / 12th
30.2
33.9
25.7
20
0
1年 / 10th
<男 子>
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑦-25. シートベルト非着用
他人の運転する自動車への
同乗時に,着用しない高校生は?
男女とも各学年で,日本は
米国に比べて有意に高率。
„
・「めったに着用しない」と「まったく着用しない」の合計。
100%
80
60
40
20
*
34.8
*
*
37.7
32.6
32.1
16.6
*
17.5
*
34.8
*
33.5
18.6
10.3
9.7
1年 / 10th
2年 / 11th
9.4
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑦-26. 飲酒運転への同乗
この30日間に,飲酒した人が運転
する自転車・オートバイ・自動車など
に同乗した高校生は?
50 %
*
*
*
40
„
20
17.5
*
*
31.3
29.9
30
19.2
男子では各学年とも,日本は
米国に比して有意に低率。
女子では高2において,日米間
に有意差なし。
34.5
32.8
31.5
„
20.1
20.1
22.8
25.4
21.9
10
0
1年 / 10th
2年 / 11th 3年 / 12th
1年 / 10th
<男 子>
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
<女 子>
3年 / 12th
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑧-27. 武器携帯
この30日間に,
武器を持ち歩いた高校生は?
„
女子では各学年で,
日米間に有意差なし。
・日本2001の質問文ではナイフ,こん棒,カミソリ,チェーンなど。
・米国2001の質問文では銃,ナイフ,こん棒など。
50 %
40
*
*
28.4
30
*
28.1
25.6
20
10
4.2
4.8
3.3
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
6.9 5.4
6.3 5.9
4.5 5.3
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
0
<男 子>
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑧-28. 学校での武器携帯
この30日間に,学校の中で
武器を持ち歩いた高校生は?
女子では高1と高2で,日本が
米国に比べて有意に高率。
„
・日本2001の質問文ではナイフ,こん棒,カミソリ,チェーンなど。
・米国2001の質問文では銃,ナイフ,こん棒など。
50 %
40
30
*
*
*
*
20
10.5
10
*
9.6
9.5
6.3
3.1
3.4
2.6
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
2.9
5.5
2.9
4.5
2.7
0
<男 子>
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑧-29. 30. 暴力
この12ヶ月間に,他人を
なぐったり,けったりした
ことがある男子高校生は?
ほとんどの項目において,日本
は米国に比べて有意に低率。
„
100 %
80
⑧-29 暴力行為
*
60
*
⑧-30 学校での暴力行為
*
45.0
38.0
40
21.8
20
17.3
*
36.5
*
19.5
16.1
13.2
13.8
7.9 10.7
2年 / 11th
3年 / 12th
8.8
0
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑧-29. 30. 暴力
この12ヶ月間に,他人を
なぐったり,けったりした
ことがある女子高校生は?
すべての項目において,日本は
米国に比べて有意に低率。
„
100 %
⑧-29 暴力行為
80
60
*
*
40
10.9
*
*
24.9
20
⑧-30 学校での暴力行為
20.3
10.3
*
*
16.9
8.7
1.8
7.7
1.3
5.1
1.4 4.4
0
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
1年 / 10th
2年 / 11th
3年 / 12th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑨-31. 絶望感
この12ヶ月間に,2週間以上
続けて毎日,悲しんだり,
絶望した高校生は?
„
„
男子は学年が上がるほど増加し,高3
では22.7%。
男女とも各学年で米国と有意差なし。
50 %
40
34.6
30.2
30
20
18.4 19.7
21.5
23.4
22.7
30.7
33.9
31.5
33.2
20.5
10
0
1年 / 10th
2年 / 11th 3年 / 12th
1年 / 10th
<男 子>
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
<女 子>
3年 / 12th
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
⑨-32. 自殺願望
この12ヶ月間に,死にたいと深刻に
思ったことがある高校生は?
女子では高1~高3において,
米国の20%前後に対して日本は
30%前後の高い割合を示してお
り,注目される。
„
50 %
*
*
40
31.9
30
20
30.4
24.1
15.0 13.8
16.8
14.1
16.8
*
28.8
23.6
18.9
13.7
10
0
1年 / 10th
2年 / 11th
<男 子>
3年 / 12th
1年 / 10th
( 学年/ Grade )
日本2001
米国2001
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2年 / 11th
3年 / 12th
<女 子>
* Non-overlapping 95%CI
(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
危険行動間の関連について
¾
身体運動などの一部を除くほとんどの危険行動について,同時
にあるいは連鎖的に複数出現するという予測が支持された。
危険行動の出現の背景には,共通する要因があると考えられ
る。(→ Igraらの「青少年の危険行動の開始に関与する要因」などが参考になろう。 )
¾
男女の身体運動や男子の飲酒経験については,他の一部の
危険行動との間に負の相関もみられた。特に男子の筋力運動
では顕著であった。これらの背景の解明も注目に値する今後の
課題である。
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
男子① 各行動内の関連について
①
1.
1. 有酸素運動 †
① 2. 筋力運動 †
3. ストレッチ運動
4. 朝食摂取 †
†
5. 野菜・果物摂取 †
② 6. 絶食
†
.31
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.03
7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
9. 喫煙経験
③
10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
13. 飲酒経験
④
.04
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-.03
14. 月飲酒
15. 多日飲酒
16. イッキ飲み
17. シンナー
⑤ 18. 覚せい剤
19. 大麻
⑥ 20. 性交経験
23. 自転車の飲酒運転
⑦ 25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
27. 武器携帯
⑧
28. 学校での武器携帯
29. 暴力
30. 学校での暴力
⑨
31. 絶望感
32. 自殺願望
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†
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②
3.
†
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†
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.08 .14 .19
.05 .19 .17
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.03 .04 .11
.03 .10
-.03
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.04 .08
5.
†
6.
③
7.
8.
9.
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④
11.
12.
13.
14.
⑤
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16.
17.
18.
⑦
⑥
19.
20.
23.
25.
⑧
26.
27.
28.
⑨
29.
30.
31.
32.
各行動内における項目間は,ほぼ全て
„„各行動内における項目間は,ほぼ全て
において有意の正の相関
において有意の正の相関
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(二項目間において,一方が好ましくない
(二項目間において,一方が好ましくない
状況にあると他方も好ましくない状況)
状況にあると他方も好ましくない状況)
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
女子① 各行動内の関連について
①
1.
1. 有酸素運動 †
① 2. 筋力運動 †
3. ストレッチ運動 †
4. 朝食摂取 †
5. 野菜・果物摂取 †
② 6. 絶食
7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
9. 喫煙経験
③
10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
13. 飲酒経験
④
†
2.
†
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②
3.
†
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†
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†
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③
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9.
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14. 月飲酒
⑤
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.19
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.08
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17. シンナー
19. 大麻
⑥ 20. 性交経験
23. 自転車の飲酒運転
⑦ 25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
27. 武器携帯
⑧
女子でも同様に,各行動内における
„„女子でも同様に,各行動内における
項目間は,ほぼすべてにおいて有
項目間は,ほぼすべてにおいて有
意の正の相関
意の正の相関
28. 学校での武器携帯
29. 暴力
30. 学校での暴力
⑨
31. 絶望感
.04
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⑦
⑥
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15. 多日飲酒
⑤ 18. 覚せい剤
18.
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26.
27.
28.
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32. 自殺願望
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
男子② 他の行動との関連について
①
1.
1. 有酸素運動 †
① 2. 筋力運動 †
3. ストレッチ運動
4. 朝食摂取 †
†
5. 野菜・果物摂取
② 6. 絶食
†
†
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7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
9. 喫煙経験
③
10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
13. 飲酒経験
④
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14. 月飲酒
15. 多日飲酒
16. イッキ飲み
17. シンナー
⑤ 18. 覚せい剤
19. 大麻
⑥ 20. 性交経験
23. 自転車の飲酒運転
⑦ 25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
27. 武器携帯
⑧
28. 学校での武器携帯
29. 暴力
30. 学校での暴力
⑨
31. 絶望感
32. 自殺願望
.03
2.
†
.46
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②
3.
†
4.
†
5.
†
6.
③
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④
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⑤
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⑦
⑥
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23.
25.
⑧
26.
27.
28.
⑨
29.
30.
31.
32.
喫煙,飲酒,薬物乱用,性的行動,交通
„„喫煙,飲酒,薬物乱用,性的行動,交通
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安全上の行動,暴力・武器携帯,自傷行
安全上の行動,暴力・武器携帯,自傷行
動における計21項目の間では,ほぼ有
動における計21項目の間では,ほぼ有
意の正の相関
意の正の相関
身体運動および食行動については,こ
„„身体運動および食行動については,こ
れらの行動とはやや異なる傾向
れらの行動とはやや異なる傾向
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
女子② 他の行動との関連について
①
1.
1. 有酸素運動 †
① 2. 筋力運動 †
3. ストレッチ運動 †
4. 朝食摂取 †
5. 野菜・果物摂取 †
② 6. 絶食
7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
†
2.
†
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9. 喫煙経験
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10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
13. 飲酒経験
④
④
9.
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14. 月飲酒
15. 多日飲酒
16. イッキ飲み
⑤
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19. 大麻
⑥ 20. 性交経験
23. 自転車の飲酒運転
⑦ 25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
27. 武器携帯
⑧
28. 学校での武器携帯
29. 暴力
女子では,男子の場合における21
„„女子では,男子の場合における21
項目に,危険なダイエット3項目を
項目を
項目に,危険なダイエット3
加えた計24項目の間において,ほ
加えた計24項目の間において,ほ
ぼ有意の正の相関
ぼ有意の正の相関
30. 学校での暴力
⑨
31. 絶望感
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⑦
⑥
19.
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17. シンナー
⑤ 18. 覚せい剤
18.
20.
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.03
.03
.17
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.09
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.08
.08
23.
25.
⑧
26.
27.
28.
.03
.13
.05
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.04
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.30
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.26
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.11
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.12
.86
⑨
29.
30.
31.
32.
.09
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.30
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.10
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.09
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.15
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.38
32. 自殺願望
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
男子③ 負の相関が見られたものについて
①
1.
1. 有酸素運動 †
① 2. 筋力運動 †
3. ストレッチ運動
4. 朝食摂取 †
†
5. 野菜・果物摂取 †
② 6. 絶食
†
.31
.47
.12
.11
.03
7. 嘔吐・下剤
8. やせ薬
9. 喫煙経験
③
10. 月喫煙
11. 多日喫煙
12. 多量喫煙
13. 飲酒経験
④
.04
.04
.08
.09
.07
-.03
14. 月飲酒
15. 多日飲酒
16. イッキ飲み
17. シンナー
⑤ 18. 覚せい剤
19. 大麻
⑥ 20. 性交経験
23. 自転車の飲酒運転
⑦ 25. シートベルト非着用
26. 飲酒運転への同乗
27. 武器携帯
⑧
28. 学校での武器携帯
29. 暴力
30. 学校での暴力
⑨
31. 絶望感
32. 自殺願望
.03
2.
†
.46
.09
.10
②
3.
†
.15
.13
.04
4.
†
.16
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.05
.04 .19
.05 .13 .21
.08 .14 .19
.05 .19 .17
-.05 -.03 .10
-.03
.15
-.03
.06
.03 .18
.07
-.04
.06
-.03
.14
.04 .12
.03 .04 .11
.03 .10
-.03
.04
-.03
.03
-.05
.09
-.04
.05
.05
.04 .08
5.
†
6.
③
7.
8.
9.
10.
④
11.
12.
13.
14.
⑤
15.
16.
17.
18.
⑦
⑥
19.
20.
23.
25.
⑧
26.
27.
28.
⑨
29.
30.
31.
32.
身体運動の3項目と「飲酒経験」との間に,
„„身体運動の3項目と「飲酒経験」との間に,
「筋力運動」については「飲酒経験」に加え
「筋力運動」については「飲酒経験」に加え
てさらに8項目との間に,それぞれ有意の負
てさらに8項目との間に,それぞれ有意の負
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.03
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.03 .28
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の相関
の相関
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(野津有司,2006)
Tsukuba Health Education (THE) Study
(参考) 「青少年の危険行動の開始に関与する要因」 (Igra & Irwin, 1996)
素因的要因
保護的要因
内因性要因
認知的な未成熟
抑うつ
情緒の安定
低い自尊心
健全な自尊心
男性性
遺伝的素因
感覚刺激探求
学業成績に価値を感じること
信仰心
促進要因
自立することに価値を感じること
アンバランスな発達
認知的な成熟
仲間の危険行動の開始
ホルモンの影響
社会的圧力
学校の変わり目
家庭の崩壊
開始
性的行動,薬物使用の誘惑
外因性要因
仲間集団における危険行動
の承認
良好な学業成績
親の監督不足
親密で支援的な親との関係
学校での失敗
仲間集団における危険行動
の否認
貧困
礼拝への参加
親の危険行動
危険行動の
傷つくこと
良好な家庭状況
学校の活動への参加
親の信頼できる養育
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(野津有司,2006)
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