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ひかり電話ビジネスタイプ対応 ひかり電話ビジネスタイプ対応

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ひかり電話ビジネスタイプ対応 ひかり電話ビジネスタイプ対応
ひかり電話ビジネスタイプ対応
イーサネットVPN装置
ひかり電話ビジネスタイプ対応
ひかり電話ビジネスタイプ対応
イーサネットVPN装置
2版 2007.10
光機器・システム事業部 光システム技術部
Fleboひかりの概要
Fleboひかりとは
Fleboひかりは、ひかり電話ビジネスタイプをBフレッツ回線で利用する時の、CE(カスタマーエッジ)相当としてご利用
いただけます。
また、ひかり電話ビジネスタイプ接続(同時30ch)と同時に、フレッツ・グループアクセスとの組み合わせによりセキュ
リティレベルの高い拠点間通信をご提案でき、IPカプセリング機能をハードウェア処理しており、Bフレッツの通信速度
を十分に活かす処理能力を実現します。
1.ひかり電話接続
1.ひかり電話接続
2.VPNと組合せ
2.VPNと組合せ
地域IP網
ひかり電話
FG
ひかり電話
FG
ビジネスタイプ
ビジネスタイプ
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
Bフレッツ
ONU
Bフレッツ
Bフレッツ
ONU
ONU
ユーザ拠点
ユーザ拠点
1
ユーザ拠点
Fleboひかり基本イメージ
既存のVPN機能に加え、「ひかり電話ビジネスタイプ専用ポート」と「暗号化機能」 「PPPoEパススルー」を加え、音声とデー
タ通信の統合を実現します。
インターネット
FG
地域IP網
公衆回線網
FG
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
ひかり電話
FG
ビジネスタイプ
支店オフィス
Bフレッツ
ONU
PBX
VoIP
ゲートウェイ
SW-HUB
ルータ
ビジネスフォン
業務用端末
インターネット端末
2
Fleboひかりポート構成
Fleboひかりは各機能を提供するための専用ポートを搭載しております。
インターネット
FG
地域IP網
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
ひかり電話
FG
ビジネスタイプ
Bフレッツ
VPN/インターネットポート
PPPoEセッションはそのまま透過します
。それ以外はフレッツ・グループを経由し
たVPNにより他拠点と通信します。
ひかり電話ビジネスタイプポート
ひかり電話ビジネスタイプ端末接続。
VPN/インターネットポートに対して優
先的にWAN側に送出。
30ch分の同時通話が可能。
ONU
最大30拠点分のVPNの設定可能。
FG
WAN
ひかり電話
ビジネスタイプ
VPN/インターネット
管理
DC12V 1.5A
ON OFF
優先
1
2
3
4
管理ポート
Fleboの設定をブラウザで行
うためのポート。
WANポート
ONUに接続します。
ひかり電話
ビジネスタイプ
接続装置
VoIP-GWなど
インターネット
端末
ブロードバンドルータなど
3
業務用端末
PC端末など
Fleboひかりの基本通信
Fleboひかりは2種類のプロトコルを使用して通信を行いますが、ユーザNW側はプロトコルを意識することなく通信可能です。
インターネット
FG
地域IP網
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
ひかり電話
FG
ビジネスタイプ
PPPoE
PPPoE
IPoE
Bフレッツ
FleboひかりのPPPoEセッ
ションは1つのみです。
ONU
ひかり電話ビジネスタイプ
への接続はIPoE 。
パススルーするPPPoEセッ
ション1つのみです。
FG
WAN
ひかり電話
ビジネスタイプ
VPN/インターネット
管理
DC12V 1.5A
ON OFF
優先
ひかり電話
ビジネスタイプ
接続装置
VoIP-GWなど
1
2
3
4
インターネット
端末
ブロードバンドルータなど
4
業務用端末
PC端末など
Fleboひかりの優先制御
Fleboひかりは、ひかり電話ビジネスタイプポートに接続した装置の通信を、他の全ての通信に対して完全優先でWAN
側に送出し、ひかり電話ビジネスタイプの音声品質を保ちます。
VPN通信については、優先スイッチをオンにすることにより、1番ポートに接続した装置の通信を2∼4番ポートに接続
した装置の通信に対して優先的にWAN側に送出します。
ひかり電話
FG
Fleboひかりシステム内優先
ビジネスタイプ
VPN/インターネットポート内優先
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
非優先
FG
WAN
ひかり電話
ビジネスタイプ
VPN/インターネット
管理
優先スイッチON
DC12V 1.5A
ON OFF
優先
ひかり電話
ビジネスタイプ
接続装置
1
2
VPN
優先端末
3
4
VPN
非優先端末
5
Fleboひかりの仕様
インタフェース RJ-45
WANポート (1ポート)
VPN/インターネットポート (4ポート)
ひかり電話ビジネスタイプ専用ポート (1ポート)
管理ポート (1ポート)
VPN拠点最大数
PPPoE
帯域制御
MTUサイズ
VPN/インターネット機能
MACアドレス学習
100BASE-TX Auto Negotiation Auto MDI/MDI-X *1
10BASE-T/100BASE-TX
Auto Negotiation Auto MDI/MDI-X
ON
VPN/インターネット側
WAN側
学習数
エージング時間
ポート優先機能
暗号化
プロトコル
VPN/インターネット側
WAN側
その他
同時通話可能数
対応IP電話サービス
30拠点
同時接続数1
○
1,522バイト
1,454バイト(設定変更可/MRUネゴ対応)
自動学習
1,024
約10分
「優先」スイッチによりVPN/インターネットポート1を優先
AES:256ビット
L3プロトコル非依存
PPPoE・IPv4
PPPoEパススルー
ループパケット検出・遮断
30ch
ひかり電話ビジネスタイプ
1,500バイト*2
MTUサイズ
1,500バイト
ひかり電話ビジネスタイプ機能
自動学習
MACアドレス学習
学習数
30
エージング時間
約60分
ルーティング機能
スタティックルーティング
イーサネットポート
管理用インタフェース
赤外線ポート
管理・運用
WebブラウザによるGUI設定
管理用アプリケーション
SNMP
携帯電話の赤外線通信による初期設定
動作温度範囲
0∼40℃
動作湿度範囲
30∼90%Rh ただし結露なきこと
環境条件
電源条件
AC100V ±10%
消費電力
10W 20VA以下
サイズ
195(W)×150(D)×44(H) mm 突起含まず
機 構
質量
800g以下
*1 Fleboひかり及び接続する機器の設定が、双方とも100M全二重固定の場合または、双方ともAuto Negotiation設定で100M全二重になった場合のみ、リンクアップします。
*2 フラグメント未サポート
ひかり電話ビジネスタイプ専用側
WAN側
6
Fleboひかりの基本設定
7
必須設定
Fleboひかりの基本設定は「必須設定」のみで行うことが出来ます。
基本設定項目
VPN/ひかり電話ビジネスタイプ/PPPoEパススルーの有効・無効の設定を行います。
VPN/ひかり電話ビジネスタイプ/PPPoEパススルーの有効・無効の設定を行います。
① VPN設定項目
拠点ID・拠点名称の設定を行います。
フレッツ・グループアクセスのユーザIDとパスワードの設定を行います。
拠点毎の払出IPアドレス(VPN)の設定を行います。
② ひかり電話ビジネスタイプ設定項目
ひかり電話ビジネスタイプの各IPアドレスの設定を行います。
ひかり電話ビジネスタイプの各IPアドレスの設定を行います。
③ インターネット接続設定項目
PPPoEパススルーの設定を行います。
PPPoEパススルーの設定を行います。
8
VPNの設定
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]の「VPN」
を有効に設定を行います。
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]
VPN設定イメージ
[ 必須設定 ]-[ 拠点設定 ]
拠点ID#01:東京本社
払出IPアドレス:10.10.1.1
[ 必須設定 ]-[ PPPoE設定 ]
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
[ 必須設定 ]-[ VPN設定 ]
拠点ID#04:群馬支店
払出IPアドレス:10.10.1.4
拠点ID#02:千葉支店
払出IPアドレス:10.10.1.2
拠点ID#03:神奈川支店
払出IPアドレス:10.10.1.3
9
ひかり電話ビジネスタイプの設定
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]の「ひかり電
話」を有効に設定を行います。
「ひかり電話設定」のページも自動的に変更さ
れます。
連動
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]
ひかり電話ビジネスタイプ設定イメージ
ひかり電話
FG
ビジネスタイプ
ルータIPアドレスサブネットマスク(NW側)
ひかり電話ビジネスタイプ 申込書(Bフレッツ) 様式×-×
ルータIPアドレス(端末側)
172.16.2.2 / 24
ルータIPアドレス(端末側)
172.16.2.1 / 24
ユーザGW用IP
172.16.1.1 / 24
ユーザGW用IP
PBX
ルータIPアドレスサブネットマスク(NW側)
10
VoIP
ゲートウェイ
インターネット接続の設定
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]の「インター
ネット設定」を有効に設定を行います。
「インターネット設定」のページも自動的に変更
されます。
連動
[ 必須設定 ]-[ 動作モード設定 ]
インターネット接続設定イメージ
インターネット
FG
Fleboひかりのパススルー機能を利用すると、VPN/インター
ネットポートに接続したルータ等の端末から、PPPoEフレーム
をそのままWAN側へ透過します。このため、従来設備を活用
してインターネットへの接続が可能です。
PPPoEパススルー
ルータ
PPPoE接続
11
暗号化通信の設定
ある拠点のFleboひかりの「VPN全体を暗号化する」を押下すれば、全拠点の
Fleboひかりが暗号化通信を行い、他拠点のFleboひかりでは設定の必要があ
りません。
VPN全体を
暗号化する
通信イメージ
暗号化通信ON
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
通常の非暗号化通信
暗号化通信
12
基本通信イメージ
13
Fleboひかりの基本通信
各端末から送信されたイーサフレームは、Fleboひかりによりフレッツ・グループアクセスの払出IPアドレスでカプセル化を
行い通信を行いますので、L2での通信が可能となります。
192.168.0.1/24
192.168.0.10
192.168.0.1/24
払出IPアドレス
10.10.1.10
192.168.0.50
フレッツ・グループ
FG
フレッツ・グループアクセス
①
192.168.0.52宛の
イーサフレーム
払出IPアドレス
10.10.1.20
②
192.168.0.51
③
④
192.168.0.52
払出IPアドレス10.10.1.20宛の
カプセル化したイーサフレーム
カプセル化を解除した
192.168.0.52宛の
イーサフレーム
192.168.0.30
払出IPアドレス
10.10.1.30
192.168.0.1/24
14
通信イメージ
拠点間をL2のネットワークで構築することにより、LAN側ネットワークを自由にアドレス設計でき、網仕様の制限を受ける範
囲が小さくなるので機器やアプリの機能・性能を存分に発揮できます。
FG
ビジネスタイプ
フレッツ・グループ
FG
フレッツ・グループアクセス
L3のネットワーク
L3スイッチやルータなど
L3のネットワーク
各種サーバ
ひかり電話
各種サーバ
L3スイッチやルータなど
L2のネットワーク
内線用の電話装置
PCなどの各種クライアント
直接イーサフレームでの通信が可能です。
15
アプリケーション例
16
アプリケーション例 – 30拠点接続
Fleboひかりは最大30拠点とのVPN接続が可能で、 LAN側アドレスはフラットなアドレス体系になります。
また、拠点間はフルメッシュな接続構成が可能です。
フレッツ・グループ
FG
フレッツ・グループアクセス
Bフレッツ
192.168.0.1/24
Bフレッツ
192.168.0.1/24
フレッツADSL
Bフレッツ
192.168.0.1/24
192.168.0.1/24
・・・・・・・・
拠点 1
拠点 2
拠点 3
フルメッシュな拠点間接続が可能
フラットなLAN側アドレス体系の構成が可能
17
拠点 30
アプリケーション例 – 東西間接続
フレッツ・グループアクセスとフレッツ・グループを使用した別々のシステムを、ISP経由で簡単に統合可能です。
SW-HUB
東西間接続専用
のFleboひかり
SW-HUB
東西間接続専用
のFleboひかり
フレッツ・光プレミアム
Bフレッツ
フレッツ・光プレミアム
Bフレッツ
フレッツ
FG
グループ
ISP
FG
Bフレッツ
Bフレッツ
東西拠点各1箇所に東西間接続専用のFleboひかりを設置
し、ISPにPPPoE接続を行うだけで東西間のシステム統合が
可能です。
Bフレッツ
フレッツ
FG
グループアクセス
Bフレッツ
※ISPから払出されるIPアドレスは固定をお勧めします。
※暗号化通信をお勧めします。
フレッツ・ADSL
フレッツ・ADSL
西日本エリア
東日本エリア
18
アプリケーション例 – プロトコルフリー
非IP以外での拠点間通信が可能となりますので、より柔軟にネットワーク設計が可能になります。
IBM
Bフレッツ
SNA
Bフレッツ
IPX
SNA
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
AppleTalk
Netware
Bフレッツ
FG
SNA
Bフレッツ
AppleTalk
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
SNA
Bフレッツ
AppleTalk
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
IPX
Bフレッツ
IPX
19
AppleTalk
IPX
アプリケーション例 – インターネットゲートウェイ
インターネットの出入り口や各種サービスを1つの拠点に集中させることにより、セキュリティの確保や資源の共有が容易に可能。
インターネット
FG
インターネット接続
フレッツ・光プレミアム
フレッツADSL
フ レ ッ ツ ・ グル ー プ
フ レ ッ ツ ・ グル ー プ ア ク セ ス
Bフレッツ
FG
サーバへのアクセス
各種サーバ
Bフレッツ
インターネット
接続用ルータ
Bフレッツ
データセンタなど
20
設置、保守について
21
新規拠点 通知手順
① [必須設定]-[VPN設定] で既存の構成を確認
既存拠点のVPN設定は同一の設定をしている。
-東京本社のVPN設定内容-
既存の接続イメージ
-千葉支店のVPN設定内容-
-神奈川支店のVPN設定内容-
全拠点がフルメッシュな状態で通信可能な状態
拠点名:東京本社
払出IPアドレス:10.10.1.1
拠点名:千葉支店
払出IPアドレス:10.10.1.2
フレッツ・グループ
フレッツ・グループアクセス
FG
拠点名:神奈川支店
払出IPアドレス:10.10.1.3
22
新規拠点 追加手順
② 新規拠点追加時の設定
群馬支店の設定
[必須設定]-[拠点設定]
[必須設定]-[PPPoE設定]
[必須設定]-[VPN設定]
① 拠点名称の設定
② PPPoEの設定
③ 「接続のみ」で設定
④ 「直接編集」で既存の拠点(01∼03)を設定
(この段階では自拠点のIPアドレスは表示されません)
新規追加拠点の現地設定での手順
「FAIL」「PPPoE」「VPN」ランプが
消灯していることを確認
ONU
約1分待ちます
⑤ WANポートをONUと接続
⑥ 自拠点のIPアドレスが表示される
23
[必須設定]-[VPN設定]
新規拠点 設置手順
③ 新規拠点追加時の設置
群馬支店の設定
[管理者設定]- [自拠点データ転送]
⑧ 自拠点(群馬支店)の「拠点ID」と「払出IPアドレス」が
各拠点に転送完了の状態。
⑦ 「転送」ボタンをクリック
接続イメージ
拠点名:東京本社
払出IPアドレス:10.10.1.1
拠点名:千葉支店
払出IPアドレス:10.10.1.2
フレッツ・グループ
FG
フレッツ・グループアクセス
拠点名:群馬支店
払出IPアドレス:10.10.1.4
拠点名:神奈川支店
払出IPアドレス:10.10.1.3
拠点名:千葉支店
払出IPアドレス:10.10.1.2
拠点名:東京本社
払出IPアドレス:10.10.1.1
フレッツ・グループ
FG
フレッツ・グループアクセス
群馬支店
自拠点データ転送ON
既存の拠点からは認識されていない状態
拠点名:群馬支店
払出IPアドレス:10.10.1.4
拠点名:神奈川支店
払出IPアドレス:10.10.1.3
新規拠点が全拠点に認識完了
完了
24
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