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備考 講義、課題演習、毎回課題を課す。 ノート、電卓 自己学習の指針
科目名 科目コード 情報通信 5S05 Information and Communication 学年 単位数 5S 必修 2 単位種別 開講期間 学修単位 前・後期 時間 前 100 分/週 後 回数 100 分/週 授業概要 30 回 60 時間 担当者 前期は、我々の生活にとって必要不可欠となったインター ネットについて体系的に理論、原理、課題、将来動向を学 ぶ。 後期は、情報通信の普遍的な基礎技術である情報 唐沢 俊一 KARASAWA Shunichi 理論、伝送理論、マルチメディア理論について学ぶととも に、 ワイヤレス通信、モバイル通信、LAN、WAN等、最新 の技術についても、理論、原理、課題、将来動向を学ぶ。 予備知識 講義室 インターネットが使えること。確率、行列、対数、指数、微分 教室、および選択教室 積分の理解力が必要。 到達目標 インターネットの理論、原理、課題、今後の動向について説明ができる。 情報通信に係る情報、伝送、マルチメディアについて理論、原理、課題、将来動向について説明ができる。 評価方法・評価基準 中間・定期試験70%、課題30%により評価し、60点以上を合格とする。 佐世保高専 教育目的 本科 JABEE対応学習・教育到達目標 JABEE基準1(2) A-3 b,d-2,e 2) 教科書 参考書・補助教材 インターネット((コンピュータサイエンス教科書シリーズ、加 藤聰彦(としひこ) 著、コロナ社)、ネットワーク技術の基礎 第2版 新情報通信概論(情報通信技術研究会編、電気通 (情報工学レクチャーシリーズ、宮保憲治 他共著、森北出 信協会)、配布物 版株式会社) 授業形式 学生が用意するもの 講義、課題演習、毎回課題を課す。 ノート、電卓 自己学習の指針 予習、復習を確り行い、テキストならびにプリントの内容を理解すること。また、与えられた課題を確実に解くこと。 オフィスアワー 備考 授業項目 前期 1.前期オリエンテーション 2.インターネット・ネットワークアーキテクチャ 3.イーサネット 4.無線LAN 5.IPバージョン4 6.ICMPバージョン4 7.IPネットワークを支える関連プロトコル 8.UDPとDNS 9.TCP 10.アプリケーションプロトコル 11.インターネットの課題、解決策 後期 12.後期オリエンテーション 13.ネットワーク技術概要 14.マルチメディア情報の表現と符号化 15.ディジタル伝送技術 16.ディジタル交換技術 17.モバイル通信 3G携帯電話 18.モバイル通信 3.9G携帯電話 19.モバイル通信 LTE-Advanced 20.アクセスネットワーク 21.LAN、WAN 22.マルチメディアネットワーク 23.ネットワークセキュリティ 24.新しいネットワーク技術 25.通信ネットワーク設計 授業内容 回 授業内容 到達目標 MCC 学特 1 1.前期オリエンテーション 前期講義内容(前期:インターネット)、進め方、目標、インターネット概説 2 2.インターネット・ネットワークアーキテクチャ 3 3.イーサネット インターネット構成例、OSI参照モデルとレイヤ、標準化の枠組み ○ LANのデータリンクレイヤ、イーサネットのMACサブレイヤ、LLCサブレイヤ ○ 4 4.無線LAN 5 5.IPバージョン4 概要、多重アクセス方式、フレーム種類とフォーマット、PLCP、IEEE802.11a/b/g/n/ac IPv4アドレス、ヘッダー、フォーマット ○ 6 ルーティング、アドレス解決プロトコル ○ 7 6.ICMPバージョン4 8 中間試験 概要、宛先到達付加、エコー要求/応答、Ping、時間超過とtraceroute機能、ルートダイレクト ○ 9 7.IPネットワークを支える関連プロトコル 10 8.UDPとDNS DHCP、プライベートネットワークとNAT、ポイントツーポイントプロトコル、ルーティングプロトコル ○ フォーマット、通信手順、通信例 ○ 11 9.TCP ヘッダーフォーマット、コネクションの確立と解放 ○ 12 データの送信と受信確認、フロー制御 ○ 13 再送制御、輻輳制御、TCPオプション ○ 14 10.アプリケーションプロトコル 15 11.インターネットの課題、解決策 電子メール(SMTP、POP3)、ウェブサーバーアクセス、SIP ○ IPv4アドレス枯渇対策、IPv6、光資源枯渇対策 ○ 16 12.後期オリエンテーション 17 13.ネットワーク技術概要 後期講義内容(後期:情報通信ネットワーク)、進め方、目標、情報通信ネットワーク概説 18 14.マルチメディア情報の表現と符号化 19 15.ディジタル伝送技術 マルチメディアの情報表現、ディジタル化 -標本化&量子化-、情報源符号化、誤り検出と誤り訂正符号 ○ 伝送技術の基礎理論、伝送技術の要素技術、変調技術、多重化技術、無線伝送技術 ○ 20 16.ディジタル交換技術 21 17.モバイル通信 3G携帯電話 アナログ電話交換、ディジタル電話交換、ディジタル回線交換、パケット交換、フレームリレー&ATM ○ CDMA、HSPA、スペクトラム拡散方式、CELP ○ 22 18.モバイル通信 3.9G携帯電話 23 中間試験 LTE、OFDM ○ CA、MiMo、HetNetなど高度化された技術 ○ HDLC、ADSL、FTTH、光アクセス、PON、光通信の原理・課題・将来動向 ○ 24 19.モバイル通信 LTE-Advanced 25 20.アクセスネットワーク 情報通信とは、インターネット、ネットワークのディジタル化と広帯域化 ○ ○ ○ ○ 26 21.LAN、WAN 27 22.マルチメディアネットワーク 有線/無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN) ○ 28 23.ネットワークセキュリティ 29 24.新しいネットワーク技術 暗号/認証方式、IPsec、ファイアウォール、IDS/IPS(Intrusion Detection/Prevention System) ○ ATMとMPLS、IP-VPN、アドホックネットワーク、センサーネットワーク、 ROADM(reconfigurable optical add/drop multiplexer) ○ 30 25.通信ネットワーク設計 待ち行列理論の基礎、通信トラフィックの解析とネットワーク設計への応用 ○ ○ 地上波ディジタル放送、P2P、IPマルチキャスト、情報源符号化方式