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Panasonic IR Day 2012 システムコミュニケーションズ社事業戦略

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Panasonic IR Day 2012 システムコミュニケーションズ社事業戦略
Panasonic IR Day 2012
システムコミュニケーションズ社 事業戦略
2012年5月23日
パナソニック株式会社
システムコミュニケーションズ社
社長 遠山 敬史
目次
1
ドメイン概要・2011年度総括
2012年度 事業方針
Copyright (C) 2012 Panasonic Corporation All Rights Reserved.
1
ドメイン概要
2
名 称
システムコミュニケーションズ社
(Systems & Communications Company)
責任者
社長 遠山 敬史
事業内容
主にコミュニケーション・セキュリティ関連機器の
開発、製造、販売、ならびに、関連ドメイン商品を含めた
サービス・エンジニアリング販売
本社所在地 東京都目黒区下目黒2-3-8
[ 国内 ] 販売
: 12 (全国主要都市)
開発・製造 : 10 (東京、横浜、静岡、福岡、佐賀)
主要拠点
[ 海外 ] 販売
: 4 (米、独、中、シンガポール)
開発・製造 : 9 (中国、マレーシア、ベトナム 他)
従業員数
約27,000人(国内:13,000人、海外:14,000人)
※2012年3月末
商品群①:コミュニケーション・セキュリティ
コミュニケーション
スマートフォン
フィーチャーフォン
3
販売規模:約2,300億円
固定電話
家庭用FAX
ビジネスIP電話 等
携帯電話:約1,300億円
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
監視カメラ・レコーダ
ドアホン
販売規模:約1,300億円
認証・決済端末
インフラシステム
広域監視
防災関連 等
※販売規模は11年度販売ベース
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2
商品群②:パナソニックグループ商品
AVC機器 (AVCネットワークス社商品)
業務用ディスプレイ
ノートPC
販売規模:約2,100億円
放送用AV
環境関連機器 等 (エナジー社商品 等)
太陽光パネル
蓄電池
4
LED照明
CATV端末
プロジェクター
販売規模:約30億円
EV充電スタンド
ソーラーLED道路灯
(リチウムイオン電池一体型)
※販売規模は11年度販売ベース
ビジネスモデル
商品・システム
5
ソリューション(流通)
お客様
官公庁・公共インフラ
(政府、警察 等)
海外
セキュリティ
当社商品
コミュニケーション
SI・施工・保守・サービス
提案
企業
(外食、金融 等)
SIベンダー、ディーラー、
代理店
SI
施工
環境 等
サービス
国内
AVC
グループ商品
保守
通信キャリア
官公庁・公共インフラ
(郵政、道路、警察 等)
企業
(物流、交通、金融 等)
SIベンダー、ディーラー、
代理店
コンシューマー(量販店等)
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3
事業の特長①:強みと課題
6
コミュニケーション・セキュリティ事業とグループ商品を、ソリューション中心に拡大
シェア
・監視カメラ
No.1
(NW:16%、アナログ:8%)
セキュリティ
・広域監視、防災無線等
自治体向ソリューション
ソリューション
強み
商品力強化・新規サービス創造
コミュニ
ケーション
GCMS
課題
シェア
No.1
(31%)
・家庭用FAX 日本No.1
(59%)
強み
・固定電話
強み
・コンシューマー販路
・機器連携
強み
・ワンストップ提供
システム設計~
施工・保守サービス
・顧客との長年の
関係と実績
課題
・新販路/業界開拓
・海外展開
パナソニックグループ商品(AVC・環境 等)
※シェアは2011年度見通(当社調べ)
事業の特長②:収益構造
7
収益性
グループ商品販売
単品販売
収益の
源泉
ソリューション
ソリューション販売が収益を牽引
保守・サービス
SI・施工
販売構成
商品
商品
商品
日本
30%
10%
10%
23%
23%
海外
17%
17%
17%
17%
3%
※販売構成は11年度販売ベース
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4
2011年度総括
8
販売:8,408
8,408億円
億円
販売:
販売:8,408億円
((前年比
前年比 90%
%)
90
90%)
震災・タイ影響による機会損失と国内の投資抑制・延期、
営業利益:173
173億円
億円
営業利益:
営業利益:173億円 欧州の景気低迷による販売減が大きく影響。
((前年差
前年差 ▲
303億円
303億円))
▲303億円)
販売構成
販売構成
地域別
カテゴリー別
北米
その他
ドキュメント、デバイス
関係会社 等
(30%)
ソリューションで
拡大
欧州
(28%)
8,408
億円
(26%)
中南米
コミュニケーション
携帯電話:15%
(16%)
日本 8,408
(63%) 億円
セキュリティ
グループ商品
(AVC・環境 等)
CIS
アジア・大洋州
中近東・アフリカ
中国・北東アジア
海外その他
海外
(37%)
目次
9
ドメイン概要・2011年度総括
2012年度 事業方針
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5
2012年度 事業計画
売上高
10
営業利益
(単位:億円)
(単位:億円)
9,000
240
8,408
(42%)
海外
(37%)
173
(58%)
日本
(63%)
63%)
2012年度
2011年度
2011年度
2012年度
重点ポイント
「商品力強化」と「ソリューション拡大」の両輪で増収・増益へ
■コミュニケーション事業 12年度販売目標:
3,100億円(前年比
億円(前年比133%
133%)
)
12年度販売目標:3,100
①商品:スマートフォン
②ソリューション:B2B市場で統合ネットワークシステム推進
■セキュリティ事業
12年度販売目標:
1,500億円(前年比
億円(前年比121%
121%)
)
12年度販売目標:1,500
①商品:NWカメラ(フルHD)等 ②ソリューション:インフラグローバル展開+クラウド
■ソリューションによるグループ商品販売拡大
コミュニケーション事業の動向
市場動向
シェア(11年見通)
主要カテゴリー
12年
年)
市場規模(11年→
(11年→12
(億円)
9,562 前年
78%
固定電話等
(億円)
11,198
11,636 前年
104%
3位
固定電話
31%
1位
家庭用FAX(日本)
59%
1位
スマートフォン(日本)
4%
7位
既存市場
成長市場
ビジネスIP電話
3%
-
市況
・携帯電話(日本)は、全体で縮小の中、
スマートフォン伸長(前年102%、台数ベース:118%)
・ビジネスIP電話が伸長(前年125%)
・2015年には労働人口の約3割が
モバイルワーカーになると予測
成長
スマートフォン(日本)
順位
17%
ビジネスIP電話等
フィーチャーフォン(日本)
シェア
フィーチャーフォン(日本)
既存
12,292
11
※フィーチャーフォン・スマートフォン:台数ベース
ソリューションによる
事業・収益拡大が見込める
成長商品/B2B市場へのシフト加速
(モバイルワーカー:オフィス以外でICTを利用して業務遂行が可能な労働者)
※当社調べ
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6
コミュニケーション事業の重点戦略①
12
スマートフォンに徹底集中
販売目標
(億円)
グローバル共通に2軸で展開
4,000
約3,100億円
3,000
商品
戦略
スマートフォン
パーソナル
機能強化
(AV機能)
ビジネス
機能強化
2,000
フィーチャーフォン
固定電話
1,000
ビジネスIP電話 等
0
11年度
12年度
12年度 スマートフォン販売
約1,400億円
①日本にも「ELUGA」シリーズ投入
(12年度目標台数:260万台)
重点
②差別化ポイントの強化
取り組み
③欧州展開の本格化
(12年度目標台数:150万台)
※Google Play、Google Play ロゴは、Google Inc. の商標または登録商標です。
日本にも「ELUGA」シリーズ投入
13
差別化ポイント(パナソニック独自の特長)の強化
基本機能の強化
パナソニックの強み
機器連携の進化
(1)狭額縁ディスプレイ
AV機器
大画面でもコンパクトサイズ
(2)電池性能向上
長時間使用&高速充電、おくだけ充電
(3)セキュリティ強化(安心・安全)
大切な情報を不正アクセスから守る
+
白物家電
・・・
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7
コミュニケーション事業の重点戦略②
ソリューションによる拡大
14
B2B市場で統合ネットワークシステム推進強化
スマートフォン法人展開
・Let’s note連携による
ビジネス密着の提案
業務用タブレット推進
・IP電話+カメラで
パック販売
・専用端末から
SOHO向ソリューション
汎用端末へ
推進
→作業支援システムを
多業種へ展開
全方位カメラ
・企業内システムとの
連携訴求
店舗
流通
金融
・・・
DECT
ビジネスIP電話
ビジネスIP電話販売目標
外出先
・内線電話活用
・グループウェア連携
80
(億円)
60
60
40
40
20
20
0
・カメラ映像確認
業務用タブレット販売目標
80
(億円)
11年度
0
12年度
11年度
12年度
セキュリティ事業の動向
15
市場動向
シェア(11年見通)
主要カテゴリー
12年
年)
市場規模(11年→
(11年→12
(億円)
12,211 前年
104%
8,290
認証・決済等
9,689 前年
117%
順位
アナログカメラ
8%
2位
決済端末
2%
-
POS
2%
-
NWカメラ
16%
2位
防災システム(日本)
29%
1位
既存
(億円)
11,772
シェア
インフラシステム
(防災等)
(NWカメラ・ドアホン等)
既存市場
成長市場
成長
NWセキュリティ
アナログカメラ
市況
・監視カメラはIPシフトが加速
アナログカメラ :前年95%
NWカメラ
:前年121%
・国内は、復興需要により、防災等の
インフラシステムが伸長(前年:126%)
NWカメラを中心とした
新規ソリューション・サービスを創出し
グローバルで市場を牽引
※当社調べ
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8
セキュリティ事業の重点戦略①
16
NWセキュリティ商品の拡充
販売目標
(億円)
ソリューションのコアとなる
商品ラインナップを一元整備
2,000
約1,500億円
1,500
NWセキュリティ
商品
戦略
NWカメラ(フルHD)
入退システム
ドアホン
1,000
500
0
エリア・ビル・オフィス向
アナログカメラ
認証・決済
インフラシステム等
11年度
12年度
住宅向
多用途
展開
車載セキュリティ・ウェアラブルカメラ
(→警察 等)
12年度 NWセキュリティ販売
約400億円
全方位カメラ
(→交通・店舗 等)
セキュリティ事業の重点戦略②
ソリューションによる拡大
17
インフラグローバル展開+クラウド強化
防災・減災需要への対応
インフラグローバル展開
クラウド活用サービス
・コミュニケーション商品と
・画像認識システム
(北米)
・モニタリング
連携したシステム提案
・画像分析対応
(例)Next防災システム
防災無線+スマホ連携
自治体
クラウド
自治体クラウド
+ワンセグ連携
(ビル・オフィス・住宅)
(顧客動線、人検知 等)
・防災システム
(アジア) 等
顧客メリット
・機器導入が不要
・業務支援 等
12年度 クラウド販売目標
約100億円
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9
ソリューションによるグループ商品販売拡大
18
日本で「まるごと」の事例を作り、海外へ
建物(看板・客席 等含む)
照明・空調
快適・最適・安全な
厨房機器 調理メイン
店舗づくり
冷蔵庫
他
新提案:太陽光発電・蓄電等
太陽光発電システム
IT・AV
リチウムイオン蓄電池
システムによる
業務サポート
サイネージ+運用
スムーズ・スピーディな
注文・受取 等の
お客様サービス向上
店舗システム
音響システム
ディスプレイ
インフラ
ネットワーク 等
パナソニックのお役立ち=「まるごと」
日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱様向け (例)外食店舗の投資内容(想定)
投資内容
次世代 環境配慮モデル店舗
新提案:サイネージ・クラウド等
ソリューションの海外展開に向けて
19
米国・欧州・アジア・中国を重点地域として取り組み強化
グローバルアカウント攻略
「業界別」新規需要創造
グローバルに拠点を持つB2B顧客の
地域展開に合わせてソリューション提案
重点業界を定めて
体制構築+パッケージ創出
顧客選定
全地域(1社)
マルチ地域(14社)
限定地域(24社)
米国・欧州を起点に39社を選定
⇒日本含めた5極連携で推進
12年度 販売目標
約150億円
警察、政府
教育、医療
自動車、小売
運輸、教育
政府、教育、医療
サービス、交通
政府、企業、交通
12年度 販売目標
約200億円
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10
収益力強化に向けて
20
保守・サービス
SI・施工
販売構成
商品
商品
商品
日本
30%
10%
10%
23%
23%
海外
17%
17%
17%
3%
継続顧客の獲得・拡大
グループ商品販売
単品販売
収益の
源泉
ソリューション
海外中心にソリューションを拡大し、収益力を上げる
※販売構成は11年度販売ベース
21
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11
本プレゼンテーションには、パナソニックグループの「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」(米国1933年証券法第27条
Aおよび米国1934年証券取引所法第21条Eに規定される意味を有する)に該当する情報が記載されています。本プレゼンテーションに
おける記述のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これら将来予想に関す
る記述は、現在入手可能な情報に鑑みてなされたパナソニックグループの仮定および判断に基づくものであり、これには既知または未
知のリスクおよび不確実性ならびにその他の要因が内在しており、それらの要因による影響を受けるおそれがあります。かかるリスク、
不確実性およびその他の要因は、かかる将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示されるパナソニックグループの将来におけ
る業績、経営結果、財務内容に関してこれらと大幅に異なる結果をもたらすおそれがあります。パナソニックグループは、本プレゼン
テーションの日付後において、将来予想に関する記述を更新して公表する義務を負うものではありません。投資家の皆様におかれまし
ては、米国1934年証券取引所法に基づく今後の米国証券取引委員会への届出等において当社の行う開示をご参照下さい。
22
なお、上記のリスク、不確実性およびその他の要因の例としては、次のものが挙げられますが、これらに限られるものではありません。
かかるリスク、不確実性およびその他の要因は、当社の有価証券報告書等にも記載されていますのでご参照下さい。
●米国、欧州、日本、中国その他のアジア諸国の経済情勢、特に個人消費および企業による設備投資の動向
●多岐にわたる製品・地域市場におけるエレクトロニクス機器および部品に対する産業界や消費者の需要の変動
●為替相場の変動 (特に円、米ドル、ユーロ、人民元、アジア諸国の各通貨ならびにパナソニックグループが事業を行っている地域の通
貨またはパナソニックグループの資産および負債が表記されている通貨)
●資金調達環境の変化等により、パナソニックグループの資金調達コストが増加する可能性
●急速な技術革新および変わりやすい消費者嗜好に対応し、新製品を価格・技術競争の激しい市場へ遅滞なくかつ低コストで投入する
パナソニックグループの能力
●他企業との提携またはM&A(パナソニック電工および三洋電機の完全子会社化後の事業再編を含む)で期待どおりの成果を上げられ
ない可能性
●パナソニックグループが他企業と提携・協調する事業の動向
●多岐にわたる製品分野および地域において競争力を維持するパナソニックグループの能力
●製品やサービスに関する何らかの欠陥・瑕疵等により費用負担が生じる可能性
●第三者の特許その他の知的財産権を使用する上での制約
●諸外国による現在および将来の貿易・通商規制、労働・生産体制への何らかの規制等(直接・間接を問わない)
●パナソニックグループが保有する有価証券およびその他資産の時価や有形固定資産、のれんなどの長期性資産および繰延税金資産
等の評価の変動、その他会計上の方針や規制の変更・強化
●地震等自然災害の発生、感染症の世界的流行、その他パナソニックグループの事業活動に混乱を与える可能性のある要素
●東日本大震災が、パナソニックグループの部品調達・生産・物流、個人消費を含む日本の経済情勢および海外での販売活動に与える
影響、その他パナソニックグループに直接または間接に与える影響、ならびにタイで発生した洪水がパナソニックグループの部品調達・
生産、その他パナソニックグループに直接または間接に与える影響
※営業利益(損失)は、日本の会計慣行に従い、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しています。米国で一般に
公正妥当と認められた会計原則では、連結損益計算書においてその他の特定の費用(長期性資産の評価減や構造改革費用等)は営
業利益(損失)に含まれます。
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