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SiGNUM™ RSLM / RELM 高精度リニアエンコーダ

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SiGNUM™ RSLM / RELM 高精度リニアエンコーダ
インストールガイド
M-9572-9113-04-B
™
RSLM / RELM 高 精 度リニアエンコーダシステム

Renishaw PLC は SiGNUM が基準及び規格に準拠していることを宣言いたします。御要求があれば、
EC規格適合宣言書の写しを提供いたします。
FCC 適合
本製品は、FCC規格の15章に準拠しています。本製品の運用にあたっては下記の条件の対象となります。
(1)本製品が、他の製品に対し有害な干渉を引き起こさない事、
そして(2)本製品が、意図しない操作から引き起
こされた場合も含み、いかなる干渉を受信しても受容できる事。
本製品に対し、Renishaw plc や代理店が認可していない変更・改造を行うと、製品保証対象外となることがあ
りますのでご注意下さい。
本製品は FCC 規格の 15 章に定義されたクラス A デジタル製品準拠のテストに合格、認定されております。
これらの規格は、商業目的の使用環境下における深刻な干渉に対し、充分な保護対策が取られていることを規
定したものです。
この機器は電波を発生、使用、放出することがあり、
ユーザーズガイドに従った取り付け、使用を行わない場
合、無線通信に深刻な干渉を引き起こすことがあります。本製品を深刻な干渉を引き起こしやすい住宅地な
どで使用する場合は、各利用者の責任において対策を行う必要があります。
関連情報
RSLM および RELM リニアエンコーダシステムの取り付けの詳細については、RSLM および RELM
のデータシート
(L-9517-9307 と L-9517-9222)、SiGNUM システムのデータシート
(L-9517-9171)
を参照してください。これらの資料を御希望される場合、弊社ウェブサイト www.renishaw.jp/documents
からダウンロードして頂くか、
レニショー(株)に御連絡下さい。
レニショーの書面による許可を事前に受
けずに、本文書の全部または一部をコピー、複製、
その他のいかなるメディアへの変換、
その他の言語へ
の翻訳をすることを禁止します。本文書に掲載された内容は、Renishaw plc の特許権の使用許可を意
味するものではありません。
お断り
レニショーでは、本書作成にあたり細心の注意を払っておりますが、誤記等により発生するいかなる損害
の責任を負うものではありません。誤記等により発生するいかなる損害の責任を負うものではありません。
注意: 本装置は、周辺装置にシールド式ケーブルを使用した状態でテストされています。規格に準拠するため
には、装置にシールド式ケーブルを使用する必要があります。
RoHS への準拠
EU 指令 2002/95/EC(RoHS)準拠
LED 分類
光学機器で直視しないで下さい。
特許
レニショーのエンコーダシステム及び同様の製品の特長は、次の特許及び特許により保護される適応並び
に応用の対象になります。
EP 0514081
US 5,241,173
JP 5,133,732
EP 0543513
EP 0748436
US 5,861,953
US 7421800
CN 1314511
レニショーの製 品や付随文書にこのシンボルが使用されている場合は、一 般の家 庭ごみと一 緒
に製品を廃棄してはならないことを示します。この製品を廃棄用電気・電子製品(WEEE)の指 定
回 収 場 所に持ち込み、再利用またはリサイクリングができるようにすることは、エンドユーザーの
責 任に委ねられます。この製品を正しく廃棄することにより、貴重な資源を有効活用し、環境に対
する悪 影 響を防 止することができます。詳細については、各地の廃棄処分サービスまたはレニシ
ョーの販 売 店にお 問い合わせ下さい。
インターフェース
インターフェース
保管と取扱い
RSLM および RELM は非接触光学式エンコーダで、埃、指紋、汚れていなく色の
淡い油などの汚れに対して高い耐久性を備えます。
しかしながら、工作機械アプリケーションなどの過酷な環境下ではクーラントまたは
オイルの浸入を防ぐ為の保護を施して下さい。
スケールとリードヘッド
スケール
スケールのみ
N-ヘプタン
アセトン
CH3(CH2)5CH3
CH3COCH3
リードヘッドのみ
アセトン
塩素性溶剤
CH3COCH3
プロパン-2-オル
メタノール変性
アルコール
CH3CHOHCH3
保管時
湿度
動作時
スケールとリードヘッド
+85 °C
0 °C
最低曲げ半径
RSLM - 250 mm
RELM - 曲げないようにしてください
注意:両面テープが湾曲部の外側
にあることを確認して下さい。
システム
+70 °C
-20 °C
メタノール変性
アルコール
インターフェース
+70 °C
0 °C
+40°Cまでの条件下で最
高相対湿度 95%
(ただし結露しないこと)
塩素性溶剤
リードヘッドの取り付け図
寸法と公差(単位 mm)
(ヨー公差 ±0.4°)
拡大図 A
0.25
5.8
スケールの読み
取り面
2.5
15.5
11.7
セットアップ LED
スケール厚
1.5 ±0.1
テープの厚み:
0.2
14
15.5
取付高さ
0.8 ±0.08
リードヘッドからスケー
ルまでのクリアランス
固定穴 (M3×深さ 6)
2 ヶ所
6.5 min
36
>R20 動的曲げ半径
>R10 静的曲げ半径
16.5
注:ロール公差を取り付
け面の寸法に適用 *
18
12
5.5
14
M3 固定穴 2 ヶ所、
各側にザグリ、深さ 3✝
10
A
(ロール公差 ±0.5°)
Ø4.7 ±0.1
6 typ*
0.05
15.6
8.9
3.8
0.32
(ピッチ公差 ±0.5°)
スケールとオプティカルセンターライン
8 ±0.25
✝
推 奨 捻じ込み深 長5 mm以上(ザグリ含め8 mm)
推 奨 締め付けトルク 0.5 ∼ 1.0 Nm
インクリメンタルと
リファレンスオプ
ティカルセンター
ライン
リミットセンサーの位置
7.15
RSLM の接着固定
寸法と公差(単位 mm)
0.25
0.05/100
‡
ダウエルピンの最大間隔 350
データムエッジ
F
6 ±0.5
F = 移動軸
0.05
14.9 ±0.2
RSLM
(中央リファレンスマーク)
RSL -SS-20U3A-2300-A
L 4 m: L/2 ±0.5
L
4 m: L/2 ±2
RSLE
(終端リファレンスマーク)
RSLE-SS-20U3A-2300-A
スケールのセンターライン
RSLM のリファレン
スマークの位置
L
オプション A のリファレンスマークの位置
(10 mm リミットの場合)
7.45 ±0.25
オプション B のリファレンスマークの位置
(20 mm と 50 mm リミットの場合)
RSLE-SS-20U3A-2300-B
20 ±0.5
70 ±0.5
RSLC
(ユーザーの選択したリファレンスマーク)
RSLC-SS-20U3A-2300-A
20 x 120✝
200
1.7 ±0.1
測定長, ML = (L-22.5)- デュアル 10 mm リミットを使用
(機材からの寸法)
17.5
ML = (L-10) リミットなし*
5
5
0.8 ±0.08
インクリメンタルとリファレンス
オプティカルセンターライン
リミットセンサーの位置
7.15

注意:
接着固定したスケールは、取り付け後に再利用しないでください。
12
10
両面テープ
RGG-2、2 パーツ構成のエポキシ接着剤
リミットとリファレンスマーク選 択については、別の項目をご覧ください。
*Si インターフェースは、リミットを解除した状態で購入して下さい。
✝
リファレンスマークをスケールの両端から等しい距離に配置。
エポキシ接着剤の張り付け領域は通常 IN-TRAC リファレンスマークと一致します。

注意: 溝に取り付ける場合は、
スケール幅の公差をご考慮下さい。
スケール長に関らず取り付け用両面テープが付属しています。
‡
スケールを垂直に取り付ける場合は、
データムエッジをサポートするようにダウエルを配置してください。
RELM の接着固定
寸法と公差(単位 mm)
L
L/2 nominal
0.5
0.1/100
‡
ダウエルピン
F
データム
エッジ
14.9 ±0.2
F = 移動軸
0.05
6 ±0.5
RELM
(中央リファレンスマーク)
RELE
(終端リファレンスマーク)
1.7 ±0.1
20 ±0.1
測定長, ML = (L-22.5)- デュアル 10 mm リミットを使用
17.5
ML = (L-10) リミットなし*
5
5
0.8 ±0.08
インクリメンタルとリファレンス
オプティカルセンターライン
リミットセンサーの位置
7.15
12
10
RGG-2、2 パーツ構成のエポキシ接着剤
注意:
接着固定したスケールは、取り付け後に再利用しないでください。
リミットの位置合わせと測定長に対するリミットの影響については、前ページを参照してください。
*Si インターフェースは、リミットを解除した状態で購入して下さい。
✝
両面テープ
エポキシ接着剤の張り付け領域は通常 IN-TRAC リファレンスマークと一致します。
✝
スケール長に関らず取り付け用両面テープが付属しています。
‡
スケールを垂直に取り付ける場合は、
データムエッジをサポートするようにダウエルを配置してください。
接着固定
1
2
母材をクリーニングします。
3
後から削除すためにエポキシ
接着剤を使う場所にあるテー
プ部に印を付けて下さい。
片側からバッキングペーパーを剥がして、
ス
ケールの裏側に貼り付けます。
スケールの裏面をクリーニングします。
4
エポキシ接着剤を貼り付け、
バッキングペーパー
をはがします。
6
7
サポートピン
余分なエポキシ接着剤
を取り除きます。
RGG-2 エポキシ接着剤
の貼り付け領域
または
5
スケールをダウエルピンか基準面に沿わせてから、
母材に固定します。
取り付け基準面
スケールをクリーニングします。
RSLM クリップ/クランプ固定
寸法と公差(単位 mm)
L
データムクランプ
1.5 mm 六角ソケットの
専用 M3 小型ネジ
(A-9584-2047、25 本パック)
L 4 m: L/2 ±0.5
1.9 (クランプの高さ最大)
20
12
8 ±0.25
L
RSLM のリファレンスマークの位置
4 m: L/2 ±2
150
75
150
75
150
75
150
75
20
12
6 ±0.5 14.9 ±0.2
RSLM
23 ±0.25
31
スケールのセンターライン
全ての固定穴にザグリ
(直径 3.2 mm、深さ
1 mm ∼ 1.5 mm)が必要
RSLE
(終 端リファレンス
マーク)
24
31
1.8
(クリップの高さ最大)
データムクランプ
(注参照)
21
0.25
0.05/100
7.45 ±0.25
F
F = 移動軸
オプション B のリファレンスマークの位置
(20 mm と 50 mm リミットの場合)
オプション A のリファレンスマークの位置
(10 mm リミットの場合)
20
12
20 ±0.5
取り付けクリップ
スケールのセンター
ライン
13
取り付けクリップ
70 ±0.5
16.5
23 ±0.25
1.5 mm 六角ソケットの
専用 M3 小型ネジ
(A-9584-2047、25 本パック)
RSLC**
(ユーザーの選択したリ
ファレンスマーク)
17.1
20 x 120
200
1.5 ±0.1
測定長, ML = (L-22.5)- デュアル 10 mm リミットを使用
17.5
ML = (L-10) リミットなし*
5
5
0.8 ±0.08
インクリメンタルとリファレンス
オプティカルセンターライン
データムクランプは通常 IN-TRAC リファレンスマークと一致します。
長さ 以上の場合、
スケールの両端だけでなくその間でも固定してください。
リミットとリファレンスマーク選択については、別の項目をご覧ください。
*購入時、Si インターフェースはリミットを解除した状態です。
**わかりやすさのため、クリップを省略しています。リファレンスマークをスケールの両端から等しい距離に配置。
7.15
リミットセンサーの位置
最適な性能を得るために、
リードヘッドを設計最適位置に取り付けてください。
リードヘッド及び取り付けブラケットとクリップ及びデータムクランプの間に十分な間隔をあけるよう注意して下さい。
専用M3 小型ネジのみを使用して下さい。
クリップおよびデータムクランプご購入時には専用ネジも付属しておりますが、必要に応じてスペアもお求めいただけます。
RELM クリップ/クランプ固定
寸法と公差(単位 mm)
L
データムクランプ
L/2 nominal
1.9 (クランプの高さ最大)
20
12
1.5 mm 六角ソケットの
専用 M3 小型ネジ
(A-9584-2047、25 本パック)
20
12
150
150
8 ±0.25
データムエッジ
RELM
(中央リファレンス
マーク)
23 ±0.25
14.9 ±0.2
31
スケールのセンターライン
6.5
24
取り付けクリップ
13
7.5 ±0.25
全ての固定穴にザグリ
(直径 3.2 mm、深さ
1 mm ∼ 1.5 mm)が必要
RELE
(終端リファレンス
マーク)
1.8
(クリップの高さ最大)
データムクランプ
(注参照)
21
0.5
0.1/100
6 ±0.5
F
F = 移動軸
31
取り付けクリップ
1.5 ±0.1
20 ±0.2
16.5
23 ±0.25
測定長, ML = (L-22.5)- デュアル 10 mm リミットを使用
1.5 mm 六角ソケットの
専用 M3 小型ネジ
(A-9584-2047、25 本パック)
6.5
17.5
ML = (L-10) リミットなし*
17.1
5
5
0.8 ±0.08
インクリメンタルとリファレンスオ
プティカルセンターライン
リミットセンサーの位置
7.15
データムクランプは通常 IN-TRAC リファレンスマークと一致します。
リミットとリファレンスマーク選択については、別の項目をご覧ください。
*購入時、Si インターフェースはリミットを解除した状態です。
最適な性能を得るために、
リードヘッドを設計最適位置に取り付けてください。
リードヘッド及び取り付けブラケットとクリップ及びデータムクランプの間に十分な間隔をあけるよう注意して下さい。
専用M3 小型ネジのみを使用して下さい。
クリップおよびデータムクランプご購入時には専用ネジも付属しておりますが、必要に応じてスペアもお求めいただけます。
クリップ/クランプ固定 (RSLM/RELM)
1
母材をクリーニングします。
2
スケールの片側にクリップを取り付け、取り付け図の仕様に従って配置します。
専用小型ネジ
(M-9584-0931)のみを使用してください。.
レニショーから追加のネジをお求めいただけます
(A-9584-2047、25 本パック)。
注意:スケールを垂直面に固定する場合は、
クリップを取り付ける前にスケールをサポート
するための一時固定用のブリッジクランプ(A-9584-2112)をご用意しています。
トルク 0.5 Nm
スケールの裏面をクリーニングします。
3
クリップ設定シム M-9584-0928
(A-9584-2050 クランプセットの付属品)
を使用して残りのクリップを取り付けます。
4
スケールにデータムクランプをあわせて
(通常リファレンスマークの隣に)、
専用M3 小型ネジで固 定します (クランプに付属)。
トルク 0.5 Nm
5
スケールをクリー
ニングします。
Si 取り付け図
クイックスタートガイド
寸法と公差(単位 mm)
取り付け
スケール、
リードヘッドの光学ウィンドウおよび取り付け面を清潔かつ、
妨げるものがない状態に保ってください。
3
外部アースタグ
コネクターの青い点を正しい方向に向けて、
カバープレートの下のインターフェースにリー
ドヘッドケーブルを差し込み、
インターフェースを再び組み付けます。
AGC がオフになっていることを確認してください。
CAL LED が消灯しているはずです
(CAL ボタンを押していない場合)。
リードヘッドを取り付け、軸の全長にわたって信号強度ができるだけ強くなるように、
リードヘッドとインターフェースの ‘SIG’ と ‘OPT’ LED がブルーかグリーンに点灯するようにします。
具体的な信号強度については、SiGNUM ソフトウェアを参照してください。
21
14.2
7
21
36
4-40 UNC 六角ネジスタ
ンドオフ 2 ヶ所
高密度出力 D
サブ26 ピンコネク
タ
(オス)
2.8
8.7
10
33.3
このセクションは、SiGNUM システムをインストールするためのクイックスタートガイドです。
システムのインストール手順については、
インストールガイドの次のセクションで詳細に解説しています。
ソフトウェアの使用手順については、
ソフトウェアのユーザーガイド
(M-9572-0058)
を参照してください。
12.4
ケーブル出口
9
22
リードヘッドケーブル接続用アクセスハ
ッチ (M2.5 六角ネジ)
15
リードヘッド
ケーブル
32
48
ミニ USB ポートへ
のアクセス
ランプ付き較正ボタン
M3 ネジと星型ワッシャまたは同等
品用の固定穴 (貫通)
53
93.5
85
35 mm DIN レールへ
の取り付け (EN5022)
37.3
59.3
キャリブレーション
軸の全長にわたってシグナル LED がブルーかグリーンに点灯するようにします。.
インターフェースか SiGNUM ソフトウェアの CAL ボタンを押してから放します。
CAL LED がオレンジに一度点滅します。
スケールに沿ってリードヘッドを 8 mm 以上動かします。
リファレンスマークを通過しないようにしてください。.
CAL LED がオレンジに二度点滅します。
リファレンスマークなし
リファレンスマークを使用していない場合は、
ここで CAL ボタンを押してキャリブレーション
ルーチンを終了してください。
これで CAL LED の点滅が止まります。
(インクレメント用のパラメータが保存されます)
リファレンスマークあり
リファレンスマークを越してリードヘッドを
移動させます。
これで CAL LED の点滅が止まります。
(インクレメント用とリファレンス用の
パラメータが保存されれます)
これでシステムがキャリブレーションされ、使用する準備が整いました。
これで、必要に応じて、CAL ボタンを押したままにすると、AGC をオンにすることができます
CALボタンが消灯します。
注:キャリブレーションが失敗した際は、CALボタンを押しながら電源をいれてパラメー
タを工場 設 定に戻して下さい。
その後キャリブレーション操 作を繰り返して下さい。
システムの接 続
リードヘッドは、波切型の小型コネクタを使用して、
インストール中に簡単に接続できるようになっています。
リードヘッドの接続
 インターフェースのカバープレートを外します
(2 × M2.5 六角ネジ)。
リードヘッドの固定と位置合わせ
カバープレート
マウンティングブラケット
ブラケットは、取り付け面が平らで、取り付け交差にあい、
リードヘッドの取付高さへの調整を可能とし、
さらに動作中のリードヘッドのゆがみを防ぐよう十分な固さをもつものとする必要があります。
リードヘッドのセットアップ
正しい向きを示しています。
スケール、
リードヘッドの光学ウィンドウおよび取り付け面を清潔かつ、妨げるものがない状態に保ってください。
正しいライドハイトに設定するには、
リードヘッドスペーサをリードヘッドの光学的中心の下にある L 字穴にあわ
せ、
セットアップ手順で LED が通常通りに作動するようにします。リードヘッドを調整し、軸の全長にわたって信号
強度ができるだけ強くなるように、
リードヘッドとインターフェースの LEDがグリーン
(信号強度 70 ∼ 135%)
またはブルー(信号強度 95 ∼ 105%)に点灯するようにします。
具体的な信号強度については、SiGNUM ソフトウェアを参照してください。
 ケーブルのはめ輪が内側にくるように注意しながら、
注意: リードヘッドは AGC を OFF にした状態で取付とセットアップを行う必要があります。
 ピンに触れないように注意しながら、
インターフェース
のソケットに、正しい向きでコネクタを取り付けます。
コネクタとソケットのブルーの点が
カバープレートを取り付けます。
リードヘッドの取り外し
リードヘッドのセットアップ LED ステータス
 インターフェースのカバープレートを外します
ヨーイング
0° ±0.4°
(2 × M2.5 六角ネジ)。
 コネクタのイジェクタツールを使用して、
コネクタ
(ケーブルの端) をソケットから徐々に外します。
緑 オレンジ 赤
 コネクタを帯電防止袋に入れます。
 カバープレートを取り付けます。
ピッチ
0° ±0.5°
PC の接続 (オプション)
取付とシステム診断を簡単に行うには、SiGNUMソフトウェア
(A-9572-0020)の使用を推奨します。
このソフトウェアは www.renishaw.com から無料でダウ
ンロードできます。
ロール
0° ±0.5°
インターフェースと PC の接続には、
ミニ USB1.1 を使用します。
PC を接続するには、
インターフェースの端の USB ポー
トカバーを開き、
ケーブルを差し込みます
(注:システムの電源は ON でも OFF でも構いません)。
ソフトウェアのインストールと使用手順については、
ソフトウェア
のユーザーガイド (M-9572-0058) を参照してください。
取付高さ
0.8 ±0.08 mm
インターフェースの SIG および OPT LED のステータス
ブルー
緑
オレンジ 赤
ピッチ調整
リミットと選択したリファレンスマークの取り付け
(オプション)
リードヘッドのピッチは、SiGNUM ソフトウェアの「リードヘッドのピッチ状態機能」を使用して確認することができます。
詳細については、
ソフトウェアのユーザーガイド
(M-9572-0058)
を参照してください。
出力の XS 信号を使用してリードヘッドのピッチを調整することもできます。
XS を使用したピッチ角の計測
 スケールをスケール用のクリーニング布
(A-9523-4040)か適当な溶剤で拭き、
汚れや油を取ります。
 必要なリミットマーカーの上に透明のア
リードヘッドを配置し、
オシロスコープか電圧計をインターフェース出力のピン 10 (XS) に接続します。
プリケーターフィルムを配置し、
リミットマー
カーがアプリケーターフィルムに張り付くま
で強く押し付けます。Pリミットは、必要であ
れば2つのマーカーを一緒に選択します。
リードヘッドをリファレンスマークから離します。
電圧が 2.1V ±100 mVになるようにリードヘッドのピッチを調 整します。
一方向にリードヘッドのピッチをあわせることで、
電圧を増加し、反対方向への電圧を減少させることができます。
アプリケータ
ーフィルム
リファレンスマーク
スケールには、IN-TRAC リファレンスマークが組み込まれています。外部検出器や物理的調整は不要です。
オンスケールリミットと選択可能なリファレンスマーク
 バッキングペーパーからマーカ
リミットマーカーとリファレンスセレクターはペアとしてバッキングペーパー上に予め位置合わせされた状態で、
10 mm、20 mm、50 mmの長さを提供しております。
ーと一緒にアプリケーターフィル
ムをはがします。
リミットの位置合わせ
リミットは下図のようにスケールに位置合わせされています。
(標準リードヘッド構成専用)
。
P リミットは、
リードヘッドのケーブル出口側にあり、
インクリメンタルトラックの両側に 1 つずつ、計 2 つのマーカー
で構成されます。マーカーは、バッキングペーパーに事前に正しいオフセットで位置合わせされています。
Q リミットはケーブル出口の反対側にあり、
1 マーカーから構成されます。下図のように、マーカーはケーブル出口の
下に貼り付ける必要があります。
下図のように、
リファレンスマークセレクターは選択したリファレンスマークから2 mm離してケーブルの出口の反対
方向でかつ、
インクレメンタルトラックに沿ってケーブルが出ている下に貼り付ける必要があります。
バッキングペーパー
に取付けられたリミ
ットマーカー
P リミット
 アプリケーターフィルムをはがします。
2 ±2 mm
リファレンスマークセレクター
デュアル 10 mm リミットの測定長の場合、ML = (L - 22.5)
リミットを使用しない場合 ML = (L - 10)
これより長いリミットについては、
レニショー(株)にお問い合わせ下さい。
測 定長
- リミットなし
80
130
180
230
280
330
380
430
480
530
580
630
680
780
880
980
1030
1130
70
120
170
220
270
320
370
420
470
520
570
620
670
770
870
970
1020
1120
57.5
107.5
157.5
207.5
257.5
307.5
357.5
407.5
457.5
507.5
557.5
607.5
657.5
757.5
857.5
ML (mm)
測 定長
- リミットなし
ML (mm)
ルにマーカーを位置合わせし、
スケールにマー
カーが張り付くまでアプリケーターフィルムを
強く押し付けます。
P リミット
RSLM-SS-2OU3A-2300-A
L (mm)
 図のように、スケールトラックの隣のスケー
L および ML の定義については、取り付け図を参照してください。
957.5 1007.5 1107.5
システムのキャリブレーション
リファレンスマークの位相調整チェック
システムのキャリブレーションの前に、軸の全長に渡って信号強度が強く
(LEDがグリーンあるいはブルー)
なるように、
リードヘッドを取り付けてください。
リードヘッドをどちらの方向にでもリファレンスマークを越すように
動かします。リファレンスマークを越える際にインターフェースの
REF LED とリードヘッド LED がグリーンになると、
リファレンス
マークは正しく位相調整されています。
注意: リードヘッドのLEDは、
リファレンスマーク上を通過する際、
グリーンでなくなる場合があります。
システムは、
インターフェースかシグナムソフトウェアを使用してキャリブレーションできます。
SiGNUM ソフトウェアを用いるシステムのキャリブレーションについては、
ソフトウェアのユーザーガイド
(M-9572-0058) を参照してください。
ステップ 1 − インクリメンタル信号の較正
キャリブレーションを開始する前に、
自動ゲインコント
ロールがオフ (CAL ボタンが非点灯) になっていること
CAL button/LED
を確認してください。
インターフェース先端の CAL ボタンを一度押して離
します。
コネクタのイジェクタツールを使用することも
できます。
 ランプ付きの CAL ボタンが時おり一度点滅するよう
になり、
インクリメンタル信号のキャリブレーションモー
ドになったことを示します。
 リードヘッドを軸に沿って 8 mm 以上動かします。
このとき、
リファレンスマークを越えないようにしてください。
CAL ボタンが時おり二度点滅するようになり、
インクリメンタ
ル信号の較正が終わり、
インターフェースに新しい設定が保存さ
れたことを示します。
 これで、
システムにリファレンスマークの位相調整ができるようになりました。
 リファレンスマークを使用していない場合、
ステップ 1 を完了したら、
キャリブレー
ションモードを終了してください。
 システムがリファレンスマークの位相調整段階に入らない場合 (CAL ボタンが二度点滅しない場合)、
インクリメンタル信号の較正に問題が発生しています。較正モードを終了して出荷時のデフォルト設
定に戻し、
リードヘッドの取付をチェックしてから較正手順を繰り返してください。
ステップ 2 − リファレンスマークの位 相 調 整
 リードヘッドをどちらの方向にでもリファレンスマークを越すように動かします。
CAL ボタンが点滅しなくなります。これでリファレンスマークの位相調整が終わりました。
 直後にシステムがキャリブレーションモードを終了し、
操作できる状態になります。
 リファレンスマークの位相調整チェックについては、
本書の「リファレンスマークの位相調整チェック」
セ
クションを参照してください。
緑
自動ゲインコントロール (AGC) のON/OFF
AGC は、
インターフェースか SiGNUM ソフトウェアで ON/OFF の切り替えができます。
 AGC の ON/OFF には、
インターフェースの CAL ボタンを 3 秒間押しつづけます。SiGNUM ソフトウェア
を使った AGC の ON/OFF 切り替えの詳細については、SiGNUM ソフトウェアのユーザーガイドと
「Info」
ガイドを参照してください。
注意: AGC を ON にする前と AGC を OFF にした後にシステムの較正を行う必要があります。
注意: ある状況下では、高速時に AGC を ON にしていると、
リファレンスマークの位相がずれる事があります。
インターフェースLED表示
LED
OPT
SIG
キャリブレーションモードの終了
 どの段階でも、
キャリブレーションモードを終了するには、CAL ボタンを押します。CALボタンは点
オレンジ 赤
REF
滅を終えます。
状態
表示
ブルー
最適なセットアップ、信号レベル 95% ∼ 105%
ブルー点滅
オーバースピード、システムエラー
緑
良好なセットアップ、信号レベル 70% ∼ 135%
オレンジ
許容範囲のセットアップ、信号レベル 50% ∼ 70%
赤
不良セットアップ、信頼ある操作には信号レベルが低すぎる、信号レベル <50%
グリーン点滅
オーバーシグナル、信号 >135%。システムエラー
レッド点滅
低シグナル、信号 <20%。システムエラー
グリーン点滅
リファレンスマークの位相調整が良好、調 整の必 要なし
オレンジ点滅
リファレンスマークの位相調整が許容範囲、
しかし再キャリブレーションを推奨
レッド点滅
リファレンスマークの位相調整が不良、再キャリブレーションが必要
赤
Q リミット活動中
ソフトウェアを使ってデフォルト設定を復元するには、較正概要のページで「出荷時の設定」を選択するか
緑
P リミット活動中
F6 を押してください。
オレンジ
選択リファレンスマークがアクティブ
On
自動ゲインコントロール ON
Off
自動ゲインコントロール OFF
出荷時のデフォルト設定の復元
キャリブレーション中にトラブルが発生した場合は工場出荷時のパラメータを読み込み直します。
復元には、
インターフェースの操作または SiGNUM ソフトウェアを使用できます。
インターフェースを使ってデフォルト設定を復元するには、次の手順に従ってください。
 システムの電源を切ります。
 CAL ボタンを押しながら、
システムの電源を入れます。インターフェースの全 LED が順番に点滅し、
出荷時のデフォルト設定に戻ったことが示されます。
 CAL ボタンを放します。
 「リードヘッドの固定/取り付け」
を確認しながら、
システムの再較正を行います。
注意: 出荷時のデフォルト設定に戻した後はシステムの再較正を行う必要があります。
LMT
CAL
一 度 点 滅*
インクリメンタル信号の較正中
二度点滅*
リファレンスマークの位相調整中
*1 秒あたりの
接続
Si-FN 出力 (Fanuc シリアル通信)
Si 出力 (アナログタイプとデジタルタイプ)
機能
出力タイプ
電力
インクリメンタル信号
信号
ピン
機能
5 V 電力
26
電力
5 V 感知
信号
ピン
5 V 電力
26
18
5 V 感知
18
0 V 電力
9
0 V 電力
9
0 V 感知
8
0 V 感知
8
A+
24
REQ
5
A-
6
Fanuc
*REQ
14
B+
7
シリアル通 信
SD
15
B-
16
*SD
23
V 1+
1
E+
16
E-
6
V1+
1
V1-
19
V2+
2
V2-
11
V0+
12
V0-
20
P
4
Q
13
オープンコレクター
W
22
シリアル通 信
RS422A デジタル
COS
アナログ
SIN
出力タイプ
アラーム
RS422A
V1-
19
V 2+
2
インクリメンタル信号
COS
V2-
11
アナログ
リファレンスマーク
Z+
15
RS422A デジタル
SIN
Z-
23
V 0+
12
リファレンスマーク
アナログ
ユーザーの選 択したリファレン
スマーク
アナログ
V0-
20
S+
5
リミット
RS422A デジタルl
オープンコレクター
S-
14
V0S+
21
警告
V0S-
3
リードヘッドピッチ調整
–
XS
10
E+
25
未接続
–
–
21, 3, 7, 17, 24, 25
E-
17
シールド
–
内部シールド
未接 続
P
4
–
外部シールド
ケース
Q
13
オープンコレクター
W
22
リードヘッドピッチ調 整
–
XS
10
シールド
–
内部シールド
未接続
–
外部シールド
ケース
アナログ
アラーム
RS422A デジタルl
リミット
オープンコレクター
警告
注:電源ラインとシリアル信号ラインのみ Fanuc aiシリーズのサーボアンプまたは別置インターフェースに接続してください。
その他の出力ラインは補 助 接 続で、必 要な場 合はこれを使 用して機 械の機 能 性を拡 張できます。
高密度 D サブ 26 ピンプラグ
電気結線
推奨信号終端処理
Si および SR の接地と遮蔽
デジタル出力
SR リードヘッド
内部シールド
Si インターフェース
出力周波数に応じ
て延長ケーブル最
大 50 m
客先エレクトロニクス
インターフェース
A B Z S E+
5V
客先エレクト
ロニクス
出力信号
ケーブル Z 0 = 120R
0V
外部シールド
120R
A B Z S E重 要: 外部遮蔽を機械のアース
(フィールドアース)に接続する必要があります。内部シールドは 0V に接続する必要があります。
内部シールドと外部シールドを断絶するよう注意してください。内部遮蔽と外部遮蔽を一緒に接続すると、0 V とアースがショートし、
電気ノイズの問題が発生します。
注意:
標 準 RS422A ライン受 信 機 回 路
アナログ出力 - 全 Si インターフェース
リードヘッドとインターフェース間の最大ケーブル長 10 m。
 インターフェースを DIN レールに取り付ける場 合は、
インターフェースの外部アースタグを使用のこと。
V0S V1 V2+
 内部シールドは、
客先エレクトロニクスの 0 V にのみ接 続。
120R
グラフィックスピード
V0S V1 V2-
デジタルシステム
カウンタークロック
最高速度 (m/s)
周波数の最低値
Si-NN-0004 Si-NN-0020 Si-NN-0040 Si-NN-0100 Si-NN-0200 Si-NN-0400 Si-NN-1000 Si-HN-2000 Si-HN-4000
(MHz)
10 nm
0.2 µm
5 nm
1 µm
50 nm
20 nm
0.5 µm
5 µm
0.1 µm
40
12.5
12.5
12.5
5
2.5
1.25
0.5
0.27
0.135
20
12.5
12.5
6.5
2.7
1.25
0.6
0.25
0.135
0.068
12
12.5
8
4
1.5
0.8
0.4
0.15
0.09
0.045
10
12.5
6.5
3
1.25
0.6
0.3
0.12
0.068
0.034
8
12.5
5
2.5
1
0.5
0.25
0.1
0.054
0.027
6
12.5
4
2
0.8
0.4
0.2
0.08
0.045
0.023
4
12.5
3
1.5
0.6
0.3
0.15
0.06
0.034
0.017
1
4
0.8
0.4
0.15
0.075
0.04
0.02
0.008
0.004
アナログ出力
12.5 m/s
3.0 m/s
ご要望に応じて、10進 数とバイナリの内挿分割数をカスタム提供致します。
アナログシステム:
Si-NN-0000 – 12.5 m/s Si-NN-0001 (低ノイズアナログ) – 3.0 m/s.
ご要望に応じて、10進 数とバイナリの内挿 分 割 数をカスタム提 供 致します。
角度計測速度(rpm)=
V x 1000 x 60
πD
記号の意味:V = 最大直線速度 (m/s) 、D = RESMの外径 (mm)
リミットと警告出力 - 全 Si インターフェース
5 ∼ 24 V
R*
PQW
*最大電流が 20 mA を超えないよう、R を選択。
もしくは適切なリレーまたは光断路器を使用。
シリアル出力
Si-FN の接 続の詳 細についてはデータシート L-9517-9223 を参照してください。
出力仕様
Analogue output signals - available from all Si interfaces
デジタル出力信号- Si-NN-0000とSi-NN-0001を除く全てのSiインターフェースから出力可能
すべてのデジタル SIGNUM インターフェースもアナログ出力を標準装備しています。
形状 – 矩形波ディファレンシャルラインドライバを EIA RS422A に出力(P および Q リミットと警告 W を除く)
インクリメンタル 2チャンネルAとB
Model
(90° の位相差)
信号周期 P
分解能 S
A
B
インクリメンタル 2 channels V1 and V2 differential sinusoids in quadrature
P (µm) S (µm)
(90° phase shifted)
Si-NN-0004
20
5
Si-NN-0020
4
1
Si-NN-0040
2
0.5
Si-NN-0100
0.8
0.2
Si-NN-0200
0.4
0.1
Si-NN-0400
0.2
0.05
Si-NN-1000
0.08
0.02
Si-HN-2000
0.04
0.01
Si-HN-4000
0.02
0.005
20 µm
(V1 +)-(V1 -)
0°
(V2 +)-(V2 -)
リファレンス
リファレンス
0.8 to 1.2 Vpp
45°
(V0 +)-(V0-)
分解能に等しく、両方向に繰り返し再 現 性のあるパルスZ
Z
(V0S+)-(V0S-)
S (ユーザーの選択したリファレンスマーク)
360° (nom)
全ユニット
リミットとワーニングについては、
ご注文時にアクティブ・ハイかアクティブ・ローをお選びして頂く事が可能です。
アラーム信号は、
ディファレンシャル・ラインドライブかトライステートで出力できます。これについても、発注時にお選びください。
リミット オープンコレクター出力、非同期パルス
アクティブハイ
または
アクティブロー
繰り返し再現性 <0.1mm
繰り返し再現性 <0.1mm
PQ
PQ
リミットアクチュエータの長さ
リミットアクチュエータの長さ
警告 オープンコレクター出力、非同期パルス
アクティブハイ
または
アクティブロー
最低 15ms
最 低15ms
50%>V1/V2>130%の時に、
ワーニングが発信されます。
ご要望に応じて、
その他の警告トリガーをご利用いただけます。
詳細についてはレニショー代理店までお問い合わせください。
W
W
アラーム 非同期パルス
>15 ms
E
信号強度が 20% 未満、
あるいは135%超の時、
またはオーバースピード時にアラームが発信されます。
さらに、
リードヘッドのスピードが高すぎる場合にも操作の信頼性を確保するためにアラームが発信されます。
ご要望に応じて、
その他のアラームトリガーをご利用いただけます。
詳細についてはレニショー代理店までお問い合わせください。
またはトリステイトアラーム
アラーム状態になると、
ディファレンシャル信号が送出され、15 ms 以上にわたって強制的に開回路となります。

わかりやすくするため、反転信号は表示していません。
0.7 to 1.35 Vpp with
green LED indication,
0.95 to 1.05 Vpp with
blue LED indication
and 120R termination
centred on 1.65 V
Bi-directionally repeatable
Differential pulse V0
centred on 45°
一般仕様
スケールの技術仕様
電源
5 V ±10%
リプル
温度 (システム)
保管時
操作
操作
(リードヘッド)
(インターフェース)
(インターフェース)
操作
衝撃 (システム)
非操作時
振動 (システム)
操作
質量
フォーム
1.5 mm x 14.9 mm (高さ×幅)
取付方法
エポキシ基準点と両面テープ(公称厚 0.2 mm)
またはデータムクラン
プと取り付けクリップ
リファレンスマーク
-20 °C ∼ +70 °C
0 °C ∼ +85 °C
0 °C ∼ +70 °C
IN-TRAC 自動位相オプティカルリファレンスマークは、指定温度と速度
範囲において分解能単位までの繰り返し再現性を実現します。
リファレンスマーク位置の詳細については、RELM データシート
(L-9517-9222)
または RSLM データシート
(L-9517-9307)
を参照してください。
RELM
IP64
IP30
防水設計規格 (リードヘッド)
加速度 (リードヘッド)
< 250 mA (平均)
注意: 電流消費値は、終端されていないシグナムシステムのものです。
デジタル出力では、120R を用いて終端を行った場合、1チャネル
(A+、A- など)
あたり 25 mA の電流が余分に消費されます。
アナログ出力では、120  で終端を行った場合、1チャネルあたり 20 mA
の電流が余分に消費されます。
EN (IEC) 60950 の SELV 要件に準拠した 5V DC
から電源を供給してください。
周波数最高 500 kHz で最大 200 mVpp
材質
インバー鋼
精度
±1µm を保証。校正は国際基準に対してトレーサブルです。
熱膨張係数
~0.6 µm/m/°C (0°C ∼ 30°C)
500 m/s² BS EN 60068-2-7:1993 (IEC 68-2-7:1983)
1000 m/s², 6 ms, ½ sine BS EN 60068-2-27:1993
(IEC 68-2-27:1987)
55 Hz∼2000 Hzで最大100 m/s² BS EN 60068-2-6:1996
(IEC 68-2-6:1995)
リードヘッド
インターフェース
ケーブル
15 g
205 g
35 g/m
<1.4 µm/m/°C (30°C ∼ 100°C)
最大長
1130 mm
環境
EU 指令 2002/95/EC(RoHS)準拠
RSLM
リードヘッドケーブル
ダブルシールド式、最大外径 4.8 mm
屈曲寿命:曲げ半径 20 mm で >20 x 106 サイクル
材質
硬質マルテンサイト系ステンレススチール
UL 認定コンポーネント
精度
1 m まで ±1.5 µm
最大ケーブル長
リードヘッド∼インターフェース
インターフェース∼コントローラ
2 m まで ±2.25 µm
10 m
3 m まで ±3 µm
最低受信クロック周波数
(MHz)
最大ケーブル長
(m)
5 m まで ±4 µm
21 ∼ 40
13 ∼ 20
12
アナログ
10
25
50
50
10 m まで ±8 µm
7.5 m まで ±6 µm
(勾配とリニアリティーを含む)− 国際規格に沿って較正
熱膨張係数
~10.8 µm/m/°C
最大長
10 m (5 m を超える長さについては最寄りのレニショー
代理店にお問い合わせ下さい。)
レニショーのエンコーダシステムは、当該 EMC(電磁波妨害適合性)標準にあわせて設計されていますが、
EMC に準拠するには、正しい組み付けを行う必要があります。
特に、
シールドに関する手順について必ず注意してください。
Invar® は、Arcelor Mittal の登録商標です。
Renishaw K.K.
東京都新宿区
四谷四丁目29番地8,
160-0004
T +81 3 5366 5316
F +81 3 5366 5320
E [email protected]
www.renishaw.jp
RSLM high accuracy linear encoder
世界各国でのレニショーネットワークについては弊社の Web サイトをご覧下さい。
www.renishaw.jp/contact
RENISHAW® および Renishaw ロゴに使われるプローブシンボルは、
英国および各国において Renishaw plc の商標として登録されています。
apply innovation は、Renishaw plc の商標です。
© 2011 Renishaw plc 発行日:2011 年 12 月
*M-9572-9113-04*
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