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発表資料
気候変動に対するJICAの多角的アプローチ 2011年11月22日 国際協力機構 地球環境部 江島 真也 1 JICAのミッションと戦略 MISSION 2 Reducing poverty through equitable growth MISSION 1 Addressing global agenda Climate Change Water, Flood, Energy Towards Inclusive and Dynamic Development poverty reduction through Inclusive and equitable growth MISSION 3 Improving Governance MISSION 4 Achieving human security Strengthening policies, institutions, human resources Protecting people from threats and building societies 2 支援メニュー ⼆国間 ODA 技術協⼒ (FY2010 ¥151B) 無償資⾦協⼒ (FY2010 ¥107B) 円借款 (FY2010 ¥891B) 多国間 世界最大のODA実施機関の一つとして包括的 でシームレスな支援を実施 3 アジアにおける気候変動に関する戦略 1.低炭素社会構築のための地域間ネットワー ク形成 気候変動に脆弱なアジアの都市を含む地域 間の人的交流・技術移転促進 2.成長戦略のアジア地域への展開 本邦の優れた技術などを活用し、途上国に おける「低炭素開発」を促進 4 低炭素社会構築のためのネットワーク形成 1.72億ドル (Thai. ODA Report 07/08) インドネシア PP(2003) マレーシア シンガポール ブルネイ PP(1994) タイ カンボジア PP(1994) 包括的協力協定 日本人アドバイ ザーの派遣 PP(2002) 中国 約20億ドル (中国財政部HP, 2009) ミャンマー ASEAN 事務局 フィリピン ⽇本/JICA 94.8億ドル (DAC, 2009) ラオス ベトナム 韓国 8.2億ドル (DAC, 2009) PP: パートナーシップ・プログラム:JICAと提携国が共同で技術協力を実施するための戦略的・包括的 枠組み。 低炭素社会構築のためのネットワーク形成 ASEAN統合イニシアティブ(IAI)への支援 CLMV カンボジア、ラオス、 ミャンマー、ベトナム ニーズ ASEAN事務局 IAIユニット ASEAN IAI リソース ASEAN 6 ブルネイ、インドネシア、マ レーシア フィリピン、シンガポール、タイ 日・東南アジア南南協力会議 (J‐SEAM) 第三国研修マッチング支援 (環境保全研修・灌漑マネジメン ト研修等) JICAを含むパート ナーが地域間協力 (ニーズリソースマッチング) 例:ラオス・パイロット・プログラム: ラオスにおける環境的に持続可能な都市(Environmental Sustainable City) づくりの促進(ガイドライン策定含む) 成長戦略のアジア地域への展開モデル 国家開発戦略・予算配分 & 政策・支出計画 調整 調整プラット フォーム 緩和策 適応策 気候変動プログラムローン インフラ整備支援 政策・実施体制強化 支援 キャパシティ デベロップメント 個別政策 個別案件 ・再生可能エネルギー ・省エネルギー ・都市交通インフラ整備 ・洪水対策インフラ整備 ・地熱IPP規制策定 ・気候変動予測モデル分析 ・NAMA策定 7 成長戦略のアジア地域への展開 インドネシアへの支援 上流政策立案支援 気候変動プログラムローン(円借款) MRV・NAMA策定(技術協力) 地熱発電開発マスタープラン策定 中長期石炭火力開発マスタープラン策定 (技術協力) インドネシアラヘンドン 地熱発電所 インフラ開発支援 (円借款+日本技術紹介) 高効率石炭火力発電所建設・地熱発電所建設の推進 • 経済発展・低炭素社会開発の促進 • インドネシア政府が掲げる2020年までに温室効果ガス26% 削減の目標に向かってモニタリングシステムを導入 8 成長戦略のアジア地域への展開 ベトナムへの支援 上流政策立案支援 気候変動プログラムローン(円借款) 温室効果ガスインベントリ策定 (技術協力) 省エネ促進マスタープラン策定 (技術協力) 省エネ・再生可能エネルギー促進事業 (円借款+日本技術紹介) • 経済発展・温室効果ガス排出抑制の両立促進 • 企業向け省エネ設備導入資金融資とコンサルティング 9 今後の政策の展開 ネットワーク形成・成長戦略のアジア展開 共有・促進の場(2012年) 1.東アジア低炭素成長パートナーシップ(東京) 世界の成長センターかつ最大の温室効果ガス排出地 域である東アジアにおける低炭素成長モデルの 構築を推進する構想 2.アジア開発フォーラム(バンコク) Green Growthをテーマに、環境問題に係る政策・実施 面におけるアジアの新興各国の理解を深める 3.世銀IMF年次総会(東京) 4.COP18(ソウル?) 10