...

仕 様 書 - 公立大学法人首都大学東京

by user

on
Category: Documents
5

views

Report

Comments

Transcript

仕 様 書 - 公立大学法人首都大学東京
仕
1
2
様
書
件名
首都大学東京(南大沢キャンパス)貸出用ノートパソコン及びソフトウェア等の借入
れ(長期継続契約)
借入期間
平成27年9月1日
から
平成31年8月31日
まで
3
借入場所
東京都八王子市南大沢1―1 首都大学東京南大沢キャンパス
詳細は別紙1「機器等設置場所一覧」の通り。
4
目的
首都大学東京(以下「本学」という。)南大沢キャンパスにおいて、学生への貸出利
用及び授業での貸出利用として用いるノートパソコンのクライアント端末、管理サーバ
等が平成27年8月末で機器類のリース期間を満了する。
また、23年度より運用を行っているアクティブラーニング教室(1号館305、3
06室)において導入した機器等についても入替えの時期となっている。
本件契約は、これら機器類の更新に伴う構築及び機器調達作業を行うものである。
5
品名及び数量
首都大学東京(南大沢キャンパス)貸出用ノートパソコン等
一式
詳細は別紙「特記仕様書1~4」のとおり
6
作業内容
別紙「特記仕様書3」のとおり構築及びデータ移行作業を行うこと。
本件契約には、教室系システムが目的どおり正常に動作するまでのシステム構築作業
における一切の事項を含み、別途契約により調達する機器、什器類の据置等の付帯工事
等も行うこと。
ソフトウェアのインストール、機器設置調整、電源工事、その他工事、利用者支援の
ための研修、及び本学が委託している教室系システム運用委託業者(以下「運用委託業
者」
)への引き継ぎなど、システムが正常に稼働するために必要な諸々の経費も含むもの
とする。
7
納品物
納品物として以下の図表等を含め日本語で書類を作成し、紙及び電子媒体により、各
2部納品すること。内容、ファイル形式などは本学と協議すること。
なお、
(1)業務実施計画書には、本件契約に関する責任者等の業務体制の記載を必ず
盛り込むこととし、契約確定の翌日から起算して2週間以内に書面(紙)で提出し、本
学の承認を得るものとする。
1
(1)業務実施計画書
(2)基本設計書
(3)設置機器一覧表
(4)機器設定情報一覧
(5)IP アドレス一覧
(6)サーバラック配置図
(7)運用手順書
(8)AV 機器マニュアル
(9)保守情報一覧
5
支払方法
月払いとし、請求書に基づき支払う。
6
環境により良い自動車利用
本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全を確
保する環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)の規程に基づき、次の事項
を遵守すること。
(1)ディーゼル車規制に適合する自動車であること。
(2)自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減
等に関する特別措置法(平成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動車利
用に努めること。
なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)
、粒子状物質減少装
置装着証明書等の提示又は写しの提出を求められた場合には、速やかに提示又は提出する
こと。
7 その他
(1)契約締結後、速やかに本学の担当者に「借入物件一覧表」を提出すること。
(2)機器の搬入、設置整備、撤去に係る費用は受託者負担とする。
(3)受託者は、業務の遂行上、直接又は間接に知り得た全ての情報を外部に漏らし、又
は他の目的に利用してはならない。これらは契約終了後も同様とする。
(4)機器交換または返却時等におけるデータ消去に関し、本仕様書に定めのない事項に
ついては、本学担当者と協議の上、実施すること。
(5)借入期間終了に伴う機器の返却の際、本学においてOSを含む磁気情報を復元不可
能な形で消去することがある。
(6)本仕様書に記述のない事項については、別添「電子情報処理委託にかかる標準特記
仕様書」の定めによる。
(7)その他、本仕様書に定めのない事項については、その都度、本学の担当者と協議の
上定めるものとする。
8
担当者
首都大学東京管理部 学術情報基盤センター事務室
情報メディア教育支援係 黒田
住所 東京都八王子市南大沢1-1 図書館1階
電話 042-677-1111(内線2655)
2
特記仕様書1
1
<機器仕様>
機器仕様
※仕様内に記載のある参考品は、参考品として例示するものであり、指定するものではな
い。仕様と同等以上のものを選定すること。ただし、外寸は同等以下であること。
※組立ての必要な物品は、納品時に組立てを行い、完成品として使用できる状態で納品す
ること。
①
貸出用ノートパソコン
機器
1 ノートパソコン
仕様
① ディスプレイ:12.5HD、305.5×208.5×20.3 以内
本体質量:1.5kg 以下(バッテリーパックを含む)
数量
245
台
CPU:1.9GHz Intel Core i5-4300U プロセッサー または
同等品以上
RAM:8GB PC3-12800 DDR3L 以上
内蔵ディスク:SSD 128GB 以上
無線:IEEE802.11a/b/g/n 準拠
バッテリー使用時間:4 時間以上
バッテリー充電時間:3.5 時間以内(パワーオフ/サスペンド)
バッテリー仕様:3Cell フロント+3Cell リア Li-Poly シ
ステムバッテリー搭載であること。
※ホットスワップ対応が可能でフロントバッテリー単体
でも動作可能であること。
OS:Windows 7 Professional 64bit 以上
・米軍調達基準(MIL-STD-810G)規格に 8 項目以上対応
している製品であること。
・マザーボードを密着固定せず、筐体の振動やねじれから基
盤を保護する構造を有すること。
・POWERED USB3.0x1 が搭載されていること。
・トラックポイント及びタッチパッドの両方を搭載していること。
・本学の指示に基づいて、借入期間内に Windows8 へのア
ップグレードを行うこと。
【参考品】Lenovo ThinkPad X240
② ノートパソコン交換用バッテリー
2 管理用サーバ
(雛形サーバ)
19 インチ標準ラックマウント型に格納できること。
CPU:Intel XeonE5-2623 v3 または同等品以上
メモリ:16GB 以上
3
245 個
1台
DVD-ROM ドライブ内臓
HDD:①システムドライブ
RAID5+HS1 構成、実行容量
500GB 以上、②データドライブ RAID6 構成、実行容量
2TB 以上
ネットワーク:1000Base-Tx4 ポート対応
・ラック型 UPS 装置(制御ソフト付)を付属すること。
・必要なケーブル類を付けること。
・ディスプレイ、キーボード及びマウスはラック内のサーバと共
有すること。
OS:Microsoft Windows Sever 2008 R2
【参考品】IBM System X3550 M5
3 管理用サーバ
(認証サーバ)
19 インチ標準ラックマウント型に格納できること。
1台
CPU:Intel XeonE5-2623 v3 または同等品以上×2
メモリ:16GB 以上
DVD-ROM ドライブ内臓
HDD:RAID5+HS1 構成、15000 回転以上の高速なもの、
実行容量 500GB 以上
ネットワーク:1000Base-Tx4 ポート対応
・ラック型 UPS 装置(制御ソフト付)を付属すること。
・必要なケーブル類を付けること。
・ディスプレイ、キーボード及びマウスはラック内のサーバと共
有すること。
OS:Microsoft Windows Sever 2008 R2
【参考品】IBM System X3550 M5
4 サーババックアップ用
NAS
19 インチ標準ラックマウントに格納できること。
2台
サーバのシステム領域及びデータ領域を3世代以上保存可
能なこと。
RAID6 対応、4TB、1000BASE-T
UPS 装置(制御ソフト付)本体と連動して、自動終了、自動
起動可能なこと。
【参考品】Buffalo TeraStation シリーズ
5 周辺機器
① USB 外付け CD-RW/DVD-ROM コンボドライブ
② ノートパソコン用 AC アダプター 45W
4
各
100
台
②TALL 教室(305、306 教室)導入機器
機器
1 教室監視カメラ
仕様
数量
ネットワークカメラ(web カメラ)、100BASE-TX
2台
コネクタ形状:RJ45
・天井吊りが可能なこと。
・遠隔操作によりパン(340 度)、チルト角度調整が可能なこ
と。
・JPEG/MPEG-4 の切替えが可能なこと。
・ワイヤレス LAN 対応なこと。
2 デスクトップパソコン
CPU:Intel Core i3-4150 3.5GHz 以上
1台
RAM:4GB 以上
HDD:500GB 以上
モニター:21.5 インチワイド 以上
OS:Windows 7 Professional 以上
・USB 光学式マウスを付属して納入すること。
・ネットワークカメラ(web カメラ)映像受像用として使用できる
こと。
・ネットワークカメラレコーディングソフトウェアを別途用意する
こと。
【参考品】Lenovo ThinkCenter
3 プリンタ
A3 モノクロレーザー
2台
速度:片面 32 枚/分(A4 横送り)、17.4 枚/分(A3 縦送り)程度
・両面印刷可能なこと。
給紙トレイ:550 枚以上可能
・本学所有の印刷管理ソフト(PaperCut NG)に対応してい
ること。
【参考品】Xerox DocuPrint 3100
4 プリンタスタンド
外寸:W700×D700×H700 以内、重量:25kg 以下
2台
最大許容積載量:100kg 以上
・タイルカーペット上で使用できる素材のキャスター及びストッ
パーが付いていること。
5 プレゼンテーションシ ① フル HD 対応無線 LAN プレゼンテーションシステム
ステム
2台
・ノートパソコンの画面をプロジェクター(天吊り用、可動用)
に無線 LAN で出力可能なこと。
・複数のパソコン画面を合成して出力可能なこと
・Windows、MacOS に対応していること。
【参考品】内田洋行 wivia3
② マイクシステム
・光ワイヤーレスチューナー
5
1台
・ワイヤレスマイク(ハンド型、タイピン型)
※充電器(充電制御方式)を付属すること。
各1
台
・ワイヤレスマイク用チューナー
1個
・ワイヤレスマイク用受光センサー
4個
③音声出力ケーブル
1式
2 特記事項
(1)本学が現在導入しているパソコン及びサーバ機器等と操作方法などが著しく相違し
ないこと。
(2)同一仕様の機器については、機種を統一すること。
(3)ホスト名、シリアルナンバー等を記載した端末一覧表を提出すること。
(4)製品情報のカタログ及び製品のマニュアルを納品すること。
(5)記載された参考品と異なる製品を納入する場合は、機器が仕様を満たすことを(別
紙「性能証明書」)に記載し、提出すること。
6
特記仕様書2
<ソフトウェア仕様>
1 有償ソフトウェア仕様
※仕様内に記載のある参考品は、参考品として例示するものであり、指定するものではな
い。仕様と同等以上のものを選定すること。
①クライアント端末用
名
称
規
格
必要ライセンス数
備
考
統計解析ソフト
(授業用ノート PC 用)
SPSS
サイトライセンス契約
100 ユーザ 4 年間
環境復元ソフト
【参考品】
Deep Freeze Win
Education クライアント用ライ
センス
245 台分
(貸出用ノートパソコン用)
雛型配信ソフト
【参考品】
GHOST SOLUTIONS
SUITE アカデミックライセンス
245 台分
(貸出用ノートパソコン用)
雛形配信用ボリューム
ライセンス
Windows8 アカデミックライセ
ンス
1 台分
100 ユーザ分
②サーバ用
名
称
規
格
必要ライセンス数
備
考
サーバ用バックアップ
ソフト
(Windows サーバ用)
【参考品】
Acronis Backup & Recovery
for Serve
ライセンス 1-9 for Windows
2 台分
年間サポート(借入期間
分を含む)
NAS にバックアップできる
ソフトウェア
(管理サーバ用)
サーバ用 OS
Windows Server 2012 R2
2 台分
(管理サーバ用)
*マイクロソフトの製品は、本学が別途契約しているサイトライセンスを使用する。
*ウィルス対策ソフトとして、本学が別途ライセンス契約で入手したソフトウェア
(Symantec Endpoint Protection)を使用する。
7
2
特記事項
(1)ソフトウェアのうち、教育機関向けライセンスを利用することができる場合は、
原則としてこれによる調達をすること。
(2)ソフトウェア、機器、付属品等のマニュアルを提供すること。これに関しての著
作権および知的財産権の請求は放棄すること。
(3)ライセンス証書は全て本学へ納品すること。ライセンスが電子的に取り扱われて
いるものについては、本学が主体的に管理できる状態にすること。
(4)インストール用のメディアは、それぞれ利用するバージョンに該当するものを1
部用意すること。
(5)ノートパソコン端末の OS は、Windows7で導入すること。また、本学において、
借入期間内に Windows7から Windows8に変更可能とするための必要なライセンス費
用を本契約に含むこと。
(6)記載された参考品と異なる製品を納入する場合は、機器が仕様を満たすことを(別
紙「性能証明書」)に記載し、提出すること。
8
特記仕様書3
1
<機器設定仕様>
設置作業の計画準備
(1)本件契約の実現に当たっては、運用受託業者と協議の上、設定作業にかかる計画書
を作成すること。
(2)計画書に基づき、本学及び教育用システム受託業者と協議の上、設置及び設置時に
おける設定に関する作業手順書を作成すること。
(3)本件契約の実現に当たっては、運用受託業者との十分な連携、協議、調整及び引継
ぎを行うこと。
(4)本件契約は、賃借する機器、ソフトウェア、付属品等のシステム一式が正常な状態
で納入・設置されるまでの一切の事項を含むものである。並びにシステム稼働後の円
滑な技術支援・情報提供も含む。このために必要な諸々の経費及び賃貸借終了後の撤
去経費を含むものとする。
(5)本学の都合により、作業の実施時期、機会及び方法が制限される場合があるので、
実施に当たっては本学の担当者と十分に打合せを行うこと。
(6)作業を行うに当たっては、現場作業指揮を行う責任者を選定し、本学に通知すると
ともに、セキュリティ上必要な措置についての指示に従うこと。
2
機器の納入および設置
(1)機器の納入とは、作動検証を完了した機器を別紙1「機器設置場所」に運用受託
業者の指示の従って設置し、運用受託業者の確認を持って終了とする。
(2)納入の日時については、土曜日、日曜日及び祝日を除く平日の午前9時から午後
5時までとし、事前に本学の担当者と調整すること。
(3)設置に当たっては、運用受託業者立ち会いのもと行うこと。
(4)納入・設置・撤去に当たっては、施設の状況を十分に確認し、建物、設備を傷つ
けないよう特に配慮して作業を行うこと。万一障害を生じた場合には、受託者の負担
により現状に復旧すること。また、盗難等についても同様とする。
(5)納入物の梱包材等は受託者の責任において引取り、関係法令に基づき処分するこ
と。
(6)機器には、賃借物件であることを明示したラベルを作成し、本体に貼付すること。
ラベルは、減耗しにくい材質とし、ラベルの貼付にあたっては、減耗及び剥離防止を
考慮すること。
3
機器構築及び設定
(1)電源等の利用・変更
原則、現行機器で利用している電源設備を利用すること。また、本件契約には、電
源設備について調査を行い、分電盤、MCB、ハーネス、コンセント等が不足してい
る場合の電源工事費用も含まれる。1号館307室サーバ室及び情報処理棟2階サー
バ室の使用電源には制約があるので注意すること。
(2)耐震等の対策
9
設置する機器について倒壊、転倒、盗難防止を施すこと。
(3)貸出用ノートパソコンの設定
以下の機器について、貸出用ノートパソコンを授業用ファイル及びディレクトリの
操作が出来るよう設定すること。原則、現在の設定を引き継いで設定をすること。設定
作業を行う場所は、本学で提供する。
機器の詳細設定については、本学と協議の上、行うこと。
・クライアント端末
・管理サーバ
ア
クライアント端末のセットアップに係る作業
別紙2「システム構成図」及び別紙3「導入ソフトウェア一覧」のとおり構築す
ることを想定し、機器の設定を行うこと。また、本学と調整の上、各クライアント
端末に、既存で統計処理をしているWS教室(情報処理棟 113 室)サーバへユーザ
ーのログイン情報を書き出す機能を持たせること。
イ
OS の設定
(ア)Windows 初期セットアップ
(イ)WindowsUpdate
(ウ)ファイルの整理・デフラグ
ウ
教室系システム独自の設定
以下の設定について、パラメータ値は本学の指示に従うこと。
(ア)ドメインの参加設定
(イ)ローカルグループポリシー、コントロールパネル、サービス、スタートアッ
プ等の設定
(ウ)統計データの転送設定(ログオン・オフ時のスクリプト設定)
(エ)ログオン用 VBS の設定
(オ)教育用ファイルサーバのマウント
(カ)現在の設定を引き継ぎ、教育用ファイルサーバを H ドライブとして認識する
設定をすること。ただし、本学及び運用委託業者と協議の上、クライアント端末
のソフトウェアを含めた動作が既存の教室と同等に正常に動くように設定する
こと。
(キ)授業用ファイル、ディレクトリの操作が一体的かつ連続的に円滑、簡単にア
クセスできるよう設定すること。
特に授業用のディレクトリ、ファイル及びフォルダ等の操作・表示は、他の教室
系システムの端末と整合をとること。
(ク)端末のシステム起動を速やかに行えるようなシステム構成をすること。
(ケ)既存の教室用システムと認証及びファイルサーバ等の環境は同一とし、一元
管理できる設定をすること。また、本学が指定する共通ファイルサーバ及び認証
システムのシステムを円滑に利用できるように必要な措置を講ずること。(別紙2
「南大沢キャンパス教室系システム
システム構成図」参照)
(コ)サーバ等の設定及びテストを行う場合には、既存のシステムの運用業者と協
議の上、受託者の負担で行うこと。
10
(サ)機器及びソフトウェアに関する設定は実際の使用環境で試行し、作動の確認
を行うこと。また、盗難防止対策及びウイルス対策を行うこと。
(シ)設置場所のネットワーク及び電源等の既存設備の使用にあたっては、必ず本
学と協議すること。
エ
印刷機能の設定
ア~ウの設定に加え、1 号館 306 室に納入する 21 台のノートパソコンについては、
以下の設定も行うこと。
(ア)無線 LAN でプリンタから出力できる設定を行うこと。
(イ)本学が所有する印刷管理用ソフト(PaperCutNG)をインストールし、日単
位、アカウント単位毎で印刷制限ができる設定を行うこと。
オ
アプリケーションのインストール(20~40 種)
(ア)インストール
(イ)アプリケーション設定
カ
管理サーバ関連のアプリケーションインストールと設定
(ア)ウィルス対策ソフトの設定
(イ)雛型配信ソフトの設定
(ウ)環境復元ソフトの設定
キ
ユーザーの雛型の設定
(ア)初期設定作成用ユーザーでのアプリケーション設定
(イ)初期設定作成用ユーザーでのスタートメニューの作成
(ウ)初期設定作成用ユーザーでのデスクトップの設定
ク
設定したプロファイルを全ユーザーに反映
(ア)プロファイルのコピー
(イ)レジストリのコピー
ケ
動作検証
上記アからクで作成した検証用端末により動作検証を実施し、結果を本学に報
告の上、承認を得ること。
コ
雛型の作成
上記クで動作検証した端末のディスクをコピーし、貸出用ノートパソコンの雛
型とすること。
サ
雛型の端末への配備
コで作成した雛型を、貸出用ノートパソコンの管理サーバに移して、各端末に
配信すること。
(4)貸出用ノートパソコン管理サーバの設定
別紙2「システム構成図」のとおり構築することとし、機器の設定を行うこと。
ア
管理サーバの設定
(ア)機能要件
雛型配信、ウィルス対策、クライアントコントロール(端末の環境復元ソフ
トの制御や起動・停止など、リモートで端末管理ができること)の機能を持た
せること。
11
(イ)設置場所
雛形配信サーバは6号館システム管理室2のサーバラック内に、認証用サー
バは 1 号館 307 室のサーバラック内に収納すること。
(ウ)電源設備
既存のサーバの電源を利用すること。
(エ)サーバの設定
別紙2「システム構成図」のとおり構築することとし、機器の設定を行うこ
と。また、授業で使用するファイルサーバのクォータ、ディレクトリ構成は、
既存のファイルサーバの設定どおりとすること。
a
ハードウェア設定
現在の設定を引継いで、以下の設定をすること。
(a)付属品等の取り付け
(b)UPS の接続
(c)サーババックアップ用 NAS の接続
b
OS の設定
現在の設定を引継いで、以下の設定をすること。
(a)初期セットアップ
(b)ドライバインストール(製造元提供 CD 等)
(c)ネットワーク設定
(d)ドメイン参加(Windows サーバ)
c
OS 管理用アプリケーションインストール
現在の設定を引継いで、以下のアプリケーションをインストールの上、初
期設定をすること。
(a)アンチウィルス:最新のウィルス検知、駆除ソフトでノートパソコンに
自動アップロードする対策を導入すること。
(b)UPS 管理ソフト
(c)バックアップソフト
d
アプリケーションインストール
現在の設定を引継いで、以下のアプリケーションをインストールの上、初
期設定をすること。
(a)イメージ展開ソフトのインストール
(b)端末環境復元ソフトのインストール
(オ)
クライアント端末等との接続
本学と調整の上、現在の設定を引き継ぎ、貸出用ノートパソコン端末と接続が
できる設定をすること。
(カ)授業で利用するソフトウェアを一括で管理するための対策を導入すること。
(キ)本学の教育研究用情報処理システムの電子メール、www、DNS サーバ等の既存
資産を利用できるように設定すること。
(ク)授業及び時間外利用があるなど厳しい使用環境の中でも、システム破壊、意
図的な改変に対して速やかなシステム復旧対策が組み込まれていること。
12
電源投入時やシステム保守に際しても、利用環境の速やかな復旧対策を提供するこ
と。
(カ)バックアップソフトの初期設定を行うこと。
(キ)UPSソフトの初期設定を行うこと。
イ
動作検証
アの設定終了後、動作検証を実施し、結果を本学に報告の上、承認を得ること。
(5)接続テスト
(3)から(4)の設定終了後、各端末、サーバ及び周辺機器の接続テストを実施
し、結果を本学に報告の上、承認を得ること。
(6)1号館306室のプリンタ設定
ネットワークプリンタとしての基本設定を行うこと。
ア
導入する全ての OS・ソフトの日本語印字・画像が鮮明に印字できること。
イ
動作検証
動作検証を実施し、結果を本学に報告の上、承認を得ること。
(7)プレゼンテーションシステムの設定
ア
教室の実用に耐えることを前提に設計すること。
イ
無線によるマイク等の音声及び映像等を使用した授業ができるよう、初期設定を行
うこと。
ウ
プロジェクタから無線で、全てのノートパソコン及び書画カメラの映像が投影可能
であること。また、1号館305号室に設置する複数のホワイトボードに映像が投
影可能であること。
エ
1号館305号室 AV ラック内に音声出力を用意し、本学所有の撮影機器と接続出
来るよう設計すること。
オ
動作検証
動作検証を実施し、結果を本学に報告の上、承認を得ること。
(8)教室監視カメラ
ア
1号館305室に設置し、本契約で納品するデスクトップパソコンで映像を受像で
きるよう設定を行うこと。
イ
設置場所は本学と協議の上、教室に設置すること。
ウ
転送間隔指定については本学と協議すること。
(9)ソフトウェア
イ
本学の指示するフリーウェア、シェアウェア、アプリケーションソフト等のインス
トール作業及び作動に必要な情報提供を行うこと。
ウ
インストールしたソフトウェア間、ソフトウェアとハードウェア間で競合等の不具
合が発生しないようにすること。発生した場合は調査を行い、正常作動させること。
エ
ライセンス証書は全て本学へ納品すること。ライセンスが電子的に取り扱われてい
るものについては、本学が主体的に管理できる状態にすること。
オ
インストール用のメディアは、それぞれ利用するバージョンに該当するものを1部
用意すること。
(10)
動作確認テスト
13
本学と協議の上、動作確認項目のテスト内容を提示し、本学及び運用委託業者の承認
を得ること。その内容で動作確認のテストを実施し、結果を本学に報告の上、承認を得
ること。
本テスト終了後、端末イメージと各サーバのシステムバックアップを本学指定のディ
スクに納めること。
(11)研修・教育・その他
システム更新後、利用開始前に、本学教職員に新システムの研修、教育及び説明会を
行うこと。その際に必要なテキスト及び教材を用意すること。
14
特記仕様書4
<保守作業仕様>
受託者は、この契約に基づき借入れした機器類について、次のとおり保守を行う。
1
保守体制
(1)本学及び運用受託業者と調整を行い、保守体制を確立すること。
(2)保守の受付窓口は1ヶ所とすること。
(3)本学及び運用受託業者との連絡に当たって、電話、ファクシミリ及びEメールの
通信手段を確保すること。
(4)受託者は、借入期間中は保守部品を常時供給できること。
(5)保守にかかる費用は、すべて本契約に含む。
(6)保守対応の時間は、原則として土・日曜日及び国民の祝日に関する法律に規定す
る日並びに12月29日から翌年の1月3日までを除く午前9時から午後5時まで受
け付けること。
(7)保守作業に伴う作業員の所属・氏名等の情報を本学及び運用受託業者に作業日ご
と報告するとともに、セキュリティ上必要な措置についての指示に従うこと。
2
保守対象
(1)保守対象となる物件は、本契約にて調達するすべての機器(プリンタスタンドは
除く。)及びソフトウェア(サポート付のソフトウエアのみ)とする。
(2)設定内容を変更することなく、利用者が通常に使用しているにも関わらず、使用
に支障をもたらす障害が発生した場合は、保守の対象とする。
3
保守内容
(1)臨時保守
ア
ハードウェア障害について保守の依頼があった際は、原則本学から連絡後2時間
以内に障害内容の確認を行い6時間以内に正常稼動する状態まで復旧を行うこと。
なお、予備機器を学内に常備する方法等により対処することも可とする。ただし、
本学との協議によりやむを得ない事情があると認めるときは、この限りでない。部
品調達の都合などで保守が遅れる場合は、必ず本学にその旨を説明し、教育用シス
テム受託業者へも連絡を入れること。
イ
各ソフトウェアの障害対応、修正情報の提供・更新、発売元への問い合わせを行
うこと。
ウ
ディスク障害の復旧作業において、ディスク交換及び再インストールによりソフ
トウェアを復旧させる場合は、ディスクの記録内容を設置時等の状態(IP アドレ
ス及びプリンタ出力設定等の個別設定を含む。但し、メールソフト等の設定は対象
外とする)まで再設定を行うこと。
エ
機器交換等によりやむを得ずディスクそのものが交換の対象となる場合も、上記
ウと同様に扱うこと。その際、故障した部品内部に保有する磁気情報を復元不可能
な形で消去すること。
15
オ
障害発生時は、障害箇所を特定し、原因を除去した上で、リカバリすること。
カ
障害回復後は、設定接続した上で作動確認を行うこと。
キ
アプリケーション等の障害時には、運用受託業者と協力して障害の切り分け・原
因究明を行い、問題解決に努めること。
ク
ユーザデータ保全のため、配備場所での復旧作業を行うこと。磁気媒体やコンピ
ュータ本体の交換及び学外での保守作業への引き上げは、やむを得ない場合に限り
本学の承諾を得た上で行うこと。ただし、記録データの管理には万全を期し、修理
結果にかかわらず最後まで厳重な管理を行うこと。
ケ
保守完了後は作業内容・作業時間を記載した報告書を本学の担当者へ提出するこ
と。
コ
借入期間中継続的に、オンサイトサポートが可能なこと。ただし、ノートパソコ
ンについては、引取修理サービスで行うこと。
サ
障害対応については、運用受託業者と連携を行うこと。
(2)予防保守
ア
障害原因となる傾向が顕著なハードウェア又は将来障害等の発生する可能性が認
められる装置等については、本学の要求に基づき、予防保守を検討し、実施する。
イ
同一箇所の部品において2回以上同一傾向の障害が発生するような事態が発生し
た場合は、本学に遅滞なくスケジュールを提示して予防保守を実施しなければなら
ない。
(3)定期保守
UPS装置を最初に設置してから20箇月以上バッテリ交換を行わなかったものに
ついては、その時点でバッテリ寿命が残っていたとしても24箇月が経過するまでに定
期保守として必ずバッテリ交換をすること。
作業に当たっては、作業予定日の3週間以上前に本学にそのスケジュールを提示し、
本学の承認を得てこれを実施すること。なお、作業後は報告書を提出すること。
4
技術支援
(1)本学が別途契約している運用受託業者が行うインストール作業や確認テストに協
力すること。
(2)運用受託業者に対して、必要な情報を速やかに提供し、運用に支障がないよう協
力すること。特にフリーウェア、シェアウェア、アプリケーションソフト等のインスト
ール及び作動に必要な情報提供は協力し、相性問題に責任をもって解決するよう努める
こと。さらに、定期的なソフトウェアの変更・選定・改版について、運用受託業者に協
力すること。
5
特記事項
(1)本件機器の稼働に必要な部材・備品の調達は受託者が行うこと。またこれにかか
る費用は受託者が負担すること。
(2)借入期間中、機器の保証書等は受託者が厳重に保管すること。
16
(3)契約履行完了時に機器を撤去する際は、指定された期限内に機器を設置した場所
を原状回復すること。また、これにかかる費用は受託者が負担すること。
(4)借入期間終了時の機器の撤去に際しては、機器内部に保有する磁気情報を復元不
可能な形で消去のうえ、消去報告書を本学に提出すること。
17
別紙1
機器等設置場所一覧
機器
設置場所
1
クライアント端末(授業用)
6号館システム管理室2
2
クライアント端末(学生貸出用)
AV 棟事務室、図書館本館
3
管理用サーバ(認証サーバ)
1号館307室サーバ室
4
サーババックアップ用NAS(認証用)
1号館307室サーバ室
5
管理用サーバ(雛形サーバ)
6号館システム管理室2
6
サーババックアップ用NAS(雛形配信用)
6号館システム管理室2
7
周辺機器
6号館システム管理室2
8
教室監視カメラ
1号館305室、1号館306室
9
デスクトップパソコン
1号館306室
10 プリンタ
1号館306室
11 プリンタスタンド
1号館306室
12 プレゼンテーションシステム
1号館305室、1号館306室
13 ソフトウェア
6号館システム管理室2
18
Fly UP