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平成 26 年度<事業報告書> <はじめに>
平成 26 年度<事業報告書> <はじめに> 平成 26 年の日本経済は 4 月の消費税引き上げを機に暗転した。 一方、上場企業の収益は、平成 26 年度上期(4 − 9 月期)の全産業売上高が前年同期比 5.1%増、 連結経常利益が 10.3%と堅調を堅持。さらに 26 年度通期(27 年度 3 月期)は、全産業売上高が前期 比 3.6%増、経常利益が 2.5%増、経常利益に関しては、リ−マンショック前の平成 20 年度 3 月期の過 去最高益に迫る見通しである。円安によって、自動車などの業績が好調で、小売業などの低迷を補う 構図となっている。 <平成 26 年度の出版状況と雑誌広告> 出版科学研究所の調べによると、平成 26 年度の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は前年 比 4.5% 減(758 億円減)の 1 兆 6,065 億円となった。減少は 10 年連続。 雑誌の販売金額は同 5.0%減(452 億円減)の 8,520 億円。雑誌の内訳は、月刊誌は同 4.0%減(287 億円減)の 6,836 億円、週刊誌は同 8.9% 減(164 億円減)の 1,684 億円となった。 4 月に消費税が増税されたことによって出版物の販売状況は急速に悪化し、年間を通じて回復の兆し は見えなかった。 雑誌はどのジャンルも振るわず、定期誌は前年比約 7%減、ムックは同約 6%減、コミックスは同約 1% 増という成績。雑誌はコミックスによってカバーされているのが実情だ。一方、創刊誌は少なく、休刊 誌は大幅増となり、雑誌の総点数は減少傾向にある。若い人たちはスマートフォンなどに時間を奪われ、 雑誌に目を向けないことが雑誌の需要減退に拍車を掛けている。 出版社は、リサイズ版や付録無し版など、読者の選択肢を増やす施策に積極的に取り組む一方、付 加価値としてデジタル雑誌を活用する動きも活発だった。 一方広告面では、電通「日本の広告費」によると、平成 26 年度の日本の総広告費は 6 兆 1,522 億円、 前年比 102.9%で、消費税引き上げの影響があったものの、通期では 6 年連続で前年実績を上回った。 媒体別にみると、新聞広告費前年比 98.2%、雑誌広告費同 100.0%、ラジオ広告費同 102.3%、テレ ビメディア広告費同 102.8%。結果マスコミ 4 媒体広告費は同 101.6%となった。インターネット広告 費は同 112.1%となり、初の 1 兆円超えとなり、プロモーションメディア費とともに、全体の押し上げ に寄与した。 雑誌広告業界を取り巻く環境は厳しいが、広告費が伸長する業種もあり、前年比並みとなった。シェ アの高いファッション・アクセサリーは同 100.5%、化粧品・トイレタリー同 100.2%は堅調に推移し、 自動車・関連品や交通・レジャーも活発だった。 また、コミュニケーション環境の変化に対応して、いわゆる統合コミュニケーション企画も活発に行 われ、雑誌広告の減少を食い止める動きとなった。 ウェブマガジンの創刊や、ミニサイズ版の発行、付録ありなし版、電子版など、あらゆるソースを活 用し雑誌の活性化を目指した一年だった。 −− 事業報告 1.第 69 回「定時総会」開催 第 69 回定時総会が平成 26 年 5 月 22 日㈭ 午後 1 時から東京ドームホテルで、倉田和夫専務理事司 会のもと正会員、賛助会員約 400 名が出席して開催された。倉田専務理事の開会の辞に続いて、高橋 基陽理事長(光文社代表取締役会長)の挨拶の後、高橋理事長が議長となり、議案審議に入り、議事 録署名人には 姜 明子氏(オレンジページ常務取締役) 、大塚徹哉氏(第一通信社代表取締役社長) を選任。倉田専務理事が平成 25 年度事業報告、 同収支決算報告を説明し、 監事を代表して藤田敬二氏 (ダ イヤモンド社取締役)が何れも正確である旨の報告を行い、原案通り承認可決された。 続いて平成 26 年度事業計画案、同収支予算案について倉田専務理事から提案理由の説明があり、全員異議なく原案 通り承認可決された。 続いて、理事選任の件に入り、前理事の合谷直明氏が 1 月 19 日に逝去され、またこの度現理事の河 原洋治、鯨岡 修、有森久芳、有吉英明、水谷 要、中島匡美、藤井孝行、細野敏彦、天明 渉の 9 名が、社内の異動により理事を辞任する旨の届出があり、その補欠として後任理事を選任する旨を述べ、 水沼裕明、熊谷 透、松本和之、庵谷英徳、越前谷寛之、大井淳司、山本理文、石川真弓、桜井 靖、 佐野好市郎の 10 名の候補者を紹介し、質問、意見を募ったが特に発言がなく、本候補者の理事選任へ の可否を諮り、異議なく承認可決され、午後1時 30 分定時総会を終了した。 その後、リシャール コラス氏(シャネル社長 作家)の「CHANEL:A CREATIVE DYNASTY シャネル:創造の継承者」と題する記念講演があり、終了後、業界関係者を招待した懇親パーティ に移り、4 時、盛況裡に散会した。 2. 「臨時総会」開催 平成 26 年 10 月 23 日㈭ 午後 1 時 30 分から、正会員 199 名(出席 33 名、委任状 115 名)の出席を 得て、倉田和夫専務理事の司会のもと、日本雑誌協会の会議室で開催された。 倉田専務理事が「定款 17 条の定足数事項を満たしているため成立した」旨を報告、第 15 条の規定 により高橋基陽理事長が議長となり、議案の審議に入った。まず、議事録署名人に伊藤幸人氏(新潮 社取締役) 、斉賀明宏氏(ハースト婦人画報社広告本部本部長)を選任。次いで理事選任についての審 議を行った。 倉田専務理事から、現理事の小袋朋子、白幡光明の 2 名が、社内の異動により理事を辞任する旨の 届出があり、 その補欠として後任理事を選任する旨を述べ、 福本高宏、 西川清史の 2 名の候補者を紹介し、 質問、意見を募ったが特に発言がなく、本候補者の理事選任への可否を諮り、異議なく承認可決された。 次に、定款施行細則改正について、倉田専務理事が会員数に関する説明をし、従来は入会時の内規 だけであった、正会員及び賛助会員の数に関する規定を定款施行細則に謳うため、第 4 章 会員数と して新設する旨を述べ、質問、意見を諮ったが、異議なく承認可決された。 以上をもって、1 時 40 分、臨時総会は終了した。 3.日本雑誌広告協会「新年会」開催 平成 27 年 1 月 7 日㈬ 午前 11 時から東京ドームホテルで開催。 高橋基陽理事長の挨拶の後、乾杯があり、歓談で賑わう中、午後 12 時 30 分に終了した。 この日の出席者は主客併せて 500 名に達した。 −− 4.第 57 回「日本雑誌広告賞」表彰会並びに大阪発表会開催 <広告賞運営委員会> 第 57 回「日本雑誌広告賞」表彰会が 11 月 5 日㈬ 午後 3 時から東京ドームホテルで開催され、高橋 基陽理事長、森 武文・片桐隆雄・小沼 修の三副理事長から入賞広告主 30 社に対し、<金賞> 15 点、 <銀賞> 16 点、計 31 点の賞状を贈り、続いて<経済産業大臣賞>の賞状が、大臣代理・柏原恭子氏(経 済産業省文化情報関連産業課課長)から、パナソニックに贈られた。また<総合賞>もパナソニックが 受賞、賞状が贈られた。 続いて、<日本雑誌広告協会賞>として、経済産業大臣賞・総合賞を受賞された広告主に対し、高 橋理事長より賞金が贈られた。 そして、経済産業大臣賞受賞作品を制作したスタッフに協会から、 <制作者賞>として賞状並びに賞金が贈られた。最後にユニクロに対し、<広告賞運営委員会特別賞> が贈られた。 表彰会は桶田哲男広告賞運営委員長の司会で開かれ、主催者を代表して高橋理事長が挨拶、続いて 長友啓典審査委員長から審査の経過報告、経済産業省文化情報関連産業課課長 柏原恭子氏の挨拶、 日本アドバタイザーズ協会雑誌委員会委員長 小出 誠氏の祝辞があり、最後に受賞社を代表してパ ナソニック役員ブランドコミュニケーション本部長 竹安 聡氏が謝辞を述べた。 引き続き別室で記念パーティを催し、5 時 30 分盛況裡に閉会した。この日の出席者は主客併せて約 600 名を超えた。 大阪の発表会・関西フォーラムは、11 月 14 日㈮、大阪市都島区の太閤園において関西地区の広告 主を招待して開催された。午後 1 時 30 分からの桶田広告賞運営委員長挨拶の後、 “関西フォーラム 2014”が実施された。コーディネーターに吉良俊彦氏(メディアプロデューサー) 、パネリストには、 西澤元晴氏(KADOKAWA総合広告本部メディアソリューション局局次長) 、鈴木伸育氏(講談社 ライツ事業局局長) 、佐藤尚之氏(コミュニケーション・ディレクター)を招き、<出版社が作り出す 魅惑の世界〜大人気コンテンツ活用術>が今回のテーマだった。出席者は 240 名に達する盛況となり、 フォーラム後、3 時から入賞作品展を兼ねた懇親会を催して 4 時すぎ盛況裡に終了した。 本年度の広告賞の作品提出数は 4,307 点で、これらの作品について 7 月 23 日・24 日の 2 日間、当協 会役員社を代表する 44 名の選考委員が厳正な協会選考を行ない、321 点を選出した。その中から 9 月 3 日㈬ LEVEL ⅩⅩⅠで下記 9 名の審査委員により入賞作品を決定した。 ○委員長=長友啓典(アートディレクター・イラストレーター) 、委員=高橋淳子(経済産業省文化 情報関連産業課長補佐) 、恩藏直人(早稲田大学商学学術院教授) 、佐伯美智子(日本消費者協会専務 理事) 、 谷山雅計(コピーライター) 、 紺野美沙子(女優) 、 野原ひとし(前年度総合賞受賞制作者代表〈ア サツーディ・ケイAMCソリューション開発局クリエイティブディレクター/コピーライター〉 ) 、小出 誠(日本アドバタイザーズ協会雑誌委員会委員長) 、小沼 修(日本雑誌広告協会副理事長) [順不同・敬称略] ○ 入賞広告主は下記の通り。 (カッコ内の金は金賞、銀は銀賞の略、数字は受賞点数) キユーピー(金 1) 、プロクター・アンド・ギャンブルプレステージ(金 1) 、福助(金 1) 、パナソニック(金 1・銀 2・経済産業大臣賞・総合賞) 、大日本除虫菊(金 1) 、凸版印刷(金 1) 、養命酒製造(金 1) 、大 塚製薬(金 1) 、ケリング ジャパン グッチ ディビジョン(金 1) 、トヨタマーケティングジャパン(金 1) 、 大和ハウス工業(金 1) 、寺田倉庫(金 1) 、YKK AP(金 1) 、味の素(金 1) 、劇団東俳(金 1) 、北 海道ぎょれん/北海道秋鮭普及協議会(銀 1) 、資生堂(銀 1) 、 リシュモン ジャパン カルティエ(銀 1) 、 LVJグループ ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー(銀 1) 、セールス・オンデマンド(銀 1) 、旭化成ホー ムプロダクツ(銀 1) 、 オリエンタルランド(銀 1) 、 サントリービジネスエキスパート(銀 1) 、 ユニリーバ・ −− 事業報告 ジャパン・カスタマーマーケティング(銀 1) 、サンエー・ビーディー(銀 1) 、久月(銀 1) 、ルミネ(銀 1) 、虎屋(銀 1) 、キヤノンマーケティングジャパン(銀 1) 、ユニクロ(広告賞運営委員会特別賞) 。 5.雑誌広告効果測定調査の実施 <企画委員会> 日本雑誌協会と共同で、ビデオリサーチの協力のもと、平成 25 年 10 月の第1回「雑誌広告効果測 定調査」に続き、平成 26 年 10 月に第 2 回目の調査を実施した。この調査は雑誌広告に関して業界共 通で利用できる客観的な基準値を整備、蓄積することを目的とし、各出版社からの雑誌エントリーと広 告会社(電通、博報堂 DY メディアパートナーズ、アサツー ディ・ケイ) 、およびビデオリサーチの出 資による共同調査として実施してきた。調査データを通じて雑誌広告の真の価値を伝えたいという思い を込め、 「M‐VALUE(エム・バリュー) 」≪商標登録済≫と名付けている。 第 2 回目となる今回は協賛の広告会社 2 社を加え、前回の 33 誌を上回る 21 社 36 誌、計 646 素材 の広告を対象に調査。ネットリサーチモニターから抽出した各雑誌の読者に対して、掲載広告への接 触の有無、広告接触後の心理変容・レスポンス行動などを測定することで効果を明らかにするとともに、 蓄積データによる雑誌広告効果の基準整備を推進する。 本調査の結果は 3 月 2 日にリリースを発表し、両協会のホームページにも掲載した。 今後も引き続き年 1 回のペースで雑誌広告効果測定調査を実施し、 「効果検証」を支援することで雑 誌広告の信頼性や価値向上を図り、データに基づくプランニングや取引の活性化に貢献することを目指 していく。 〇平均値による結果トピックス ・雑誌広告の注目率の平均は 44.7%。 ・雑誌広告を見ての心理変容は、広告に注目した読者の 66.6%が広告商品・サービスに「興味関心」 を抱き、53.0%が「購入・利用意向」を示している。 ・ 「純広告」と「記事広告・タイアップ広告」の比較は、 「購入・利用意向」で「記事広告・タイアッ プ広告」の方が数値を上回り効果が期待できる。 ・広告クリエイティブに対する好意度では、注目者ベースでの素材平均は 65.0%。掲載広告に注目 した読者の「興味」や「買いたい気持ち」を喚起させるには「読者が好むクリエイティブ=どう伝 えるか」にも留意することが大切。 6. 「新任セミナー」開催 < 企画委員会 > 新人や入社 3 〜 4 年目、雑誌広告部門に異動してきた方などを対象とした第 5 回「新任セミナー」 を開催。定員 100 名の募集に対し 52 社、122 名の応募があり、うち 117 名が受講した。 日時:6 月 19 日㈭ 午前 10 時〜午後 4 時 30 分 場所:講談社高層棟 N201 会議室 会費:8,000 円(昼食、飲料、テキスト〈広告ビジネス入門/日本広告業協会編〉他) 【プログラム】 (役職はセミナー開催時) —午前 9:30 分 開場 — *司会進行 天野友里亜氏(講談社 メディア事業局広告第二部) 開催挨拶 日本雑誌広告協会副理事長 − 10 − 森 武文氏(講談社 専務取締役) 第Ⅰ講「広告のこれから、雑誌のこれから」 講師 高崎卓馬氏(電通 コミュニケーション・デザイン ・センター エグゼクティブ・クリエーティブ ・ディレクター) 第Ⅱ講「雑誌広告を売るために知っておきたい基礎知識」 講師 大美賀秀治氏(博報堂 研究開発局 グループマネージャー) —正午〜午後 1 時 10 分 昼食及び休憩— 第Ⅲ講「モード誌の総合戦略」 講師 福井由美子氏(集英社 SPUR編集長) 第Ⅳ講「雑誌流通について今までとこれから」 講師 横川裕史氏(講談社 雑誌販売局長) 第Ⅴ講「5 年後、雑誌は稼げるか」 講師 佐々木紀彦氏(東洋経済新報社 東洋経済オンライン編集長) 閉講挨拶 日本雑誌広告協会 企画委員会委員長 榊原 廣氏(博報堂DYメディアパートナーズ 雑誌局長) —4 時 30 分 解散— 7. 「緊急雑誌広告セミナー」開催 < 企画委員会 > 日本アドバタイザーズ協会の第 40 回広告論文で優秀賞を受賞した記念として、アサヒビール宣伝部 雑誌担当課長 八重川朋子氏の講演を開催した。 5 月 15 日㈭、午後 1 時 30 分から 2 時 30 分まで、マガジンハウス 7 階大会議室にて実施。 タイトルは入賞論文と同じ「 『情報の変換』により雑誌広告の『力』を実感〜これからのタイアップ広 告の在り方を考える〜」 。 雑誌力を改めて実感した取り組み事例と、これからのタイアップ広告の在り方を考察。65 社 129 名が 参加した。 8. 「雑誌ジャンル」の更新・維持管理と「電子マガジン研究」 <広告問題対策委員会> 現代の出版状況を反映した「雑誌ジャンル・カテゴリ区分」について、平成 26 年度も、日本雑誌協会、 日本ABC協会、日本アドバタイザーズ協会の協力を得て 2 月と 8 月に「雑誌分類認定委員会」を開催 し、更新・維持管理を行い、最新の一覧表をホームページに掲載した。 委員会開催の 2 か月前に各雑誌社のジャンル変更希望等を募り、1 か月前から小委員会による現区分 の見直しと仮認定作業を実施、その結果を委員会に諮った。直近の 2 月 9 日の委員会での認定対象総 数は 109 誌。うち休刊等による削除 32 誌、誌名表記変更 22 誌、出版社名変更 9 誌、ジャンル・カテ ゴリ変更 6 誌、新規掲載 31 誌、電子版の変更 9 誌だった。 また、平成 26 年 2 月から掲載している電子版の有無については、ジャンル表掲載雑誌総数 1,360 誌 のうち、 「電子版あり」は 337 誌(24.8%)であった。 この「雑誌分類認定委員会」は、日本アドバタイザーズ協会雑誌専門委員会委員長、日本雑誌協会 の広告委員会副委員長と同委員会第 1 小委員会委員長、日本ABC協会の雑誌業務推進委員会委員長 と副委員長、日本雑誌広告協会の広告問題対策委員会委員長と仮認定作業を担う雑誌分類認定小委員 − 11 − 事業報告 会委員(電通、博報堂DYメディアパートナーズ、アサツー ディ・ケイ)で構成されており、委員長に は日本アドバタイザーズ協会雑誌専門委員会委員長が就任している。 なお、当委員会のもうひとつのテーマである「電子マガジン研究」も、日本雑誌協会と共同で実施し て行くことになっている。 9.第 50 回海外研修団派遣 <企画委員会> 前回に続きアメリカのメディア最先端都市ニューヨークにおいて、 「雑誌広告の現状」 「雑誌広告の広 告効果」 「デジタル化の波」をテーマに研修を行なった。 20 名の参加者(メンバーは後述=社名・役職は研修時)は 10 月4日㈯ に成田空港を出発し、7 泊 8 日の全日程を終えて 10 月 11 日㈯ に成田に帰国した。 雑誌メディア協会(MPA) 、出版社のハーストマガジン社、広告会社の電通アメリカ、マーケティ ング研究機関のIPGメディアラボ、そしてメレディス社、コンデナスト社などを研修先に挙げ訪問した。 アメリカの雑誌関係者が、 「部数も広告も堅調」と自信を窺わせながら、一方でデジタル雑誌の未来を、 確固たるビジョンを持って描いている事実を目の当たりにした。 雑誌読者数だけでなく、関連のデジタル・コンテンツ視聴者や動画視聴者数を含めて、雑誌の購読 者として集計する指標の確立など、最新科学を駆使して雑誌の優位性をアピールしている。 雑誌のコンテンツやノウハウを使ったビジネスチャンスの可能性があるからこそ、様々な投資もいと わない姿勢を肌で感じることができた。 今回も非常に多くの収穫を収め、お互いの交流も深めた有意義な視察だった。関係者には心より感謝 したい。 【団 長】 林 祐一 小学館 広告局副部長 【副団長】 目黒俊彦 集英社 広告局メディアプロモーション第二課副課長 原 由紀子 博報堂 DY メディアパートナーズ 雑誌局雑誌三部長 【編集長】 舛水寿夫 マガジンハウス メディアプロモーション部 【団 員】 水本九州男 KADOKAWA 総合広告本部ベネフィットサービス局局長 吉田哲豪 講談社 メディア事業局広告二部副部長 加藤真理子 光文社 広告部副部長 中西貴也 CCCメディアハウス 広告部メディアプランニング第 1 課副課長 下館国充 新潮社 広告部 山口大介 ハースト婦人画報社 広告本部副本部長 成井 毅 日之出出版 広告部部長 深田賢哉 文藝春秋 統括部長 三枝武雄 ミツバチワークス ゼネラルマネージャー 山口武弘 八重洲出版 広告営業部次長 阿部健一郎 アサツー ディ・ケイ 第一営業本部 − 12 − 鈴木伸二 第一通信社 第二営業局営業部シニアマネージャー 山口裕幸 電通 出版ビジネス・プロデュース局推進部PC 鳥居計志 博報堂 出版コンテンツビジネス局プロデュース三部長 葛原祐一郎 双葉通信社 営業本部課長 山本毅直 文化企画 企画営業二部副部長 10.雑誌広告の倫理向上のための活動状況 <倫理委員会> 1.雑誌広告審査活動と「倫理委員会発」の送付方法の変更 8 月を除く毎月、A、B、C、D の各分科会では、雑誌広告モニターから寄せられた「モニター報告書」 を各法令等に照らし審査判断し、倫理委員会に報告した。また、薬事法の改訂など、法令等の変更・ 改訂についても周知した。さらに、1 月から、各社のもつ疑問、課題を発表、翌月には解決に向けた アドバイスを行うようにした。 昨年までは印刷物の郵送だった「倫理委員会発」を、4 月から正会員、倫理委員にメールで配信し、 社内の担当者との情報共有を図れるようにした。さらに 7 月からは広告原稿もスキャンして掲載し、 委員会に参加していない方でも理解できるようにした。会員社からは「審査した広告がわかり参考に なる」 「会社内での情報共有に役立つ」など歓迎され、郵送料削減と利用拡大につながった。 2.倫理セミナーの開催 会員社の、広告原稿の表現をどう修正すればいいか教えてほしい、との要望に応え、6 月と 10 月に集英社 アネックスビルで倫理セミナーを開催した。講師はともに薬事法広告研究所副代表 稲留万希子氏に依頼した。 ◇タイトル: 「NG を OK に変える !? 雑誌広告の表現テクニック」 日 時:6 月 13 日㈮ 午後1時 30 分〜 3 時 30 分 参加者:68 社 123 名 ◇タイトル: 「審査・考査のテクニック大公開 薬事のエキスパートは広告原稿をこう修正する」 日 時:10 月 29 日㈬午後 1 時 30 分〜 3 時 30 分 参加者:59 社 103 名 3.開運商品広告について 独立行政法人 国民生活センター相談情報部から、開運商品に係るトラブルを防止するために、 適正な広告の掲載を周知するよう要望があり、6 月 23 日㈪ に相談 2 課課長 浦川有希氏 他 1 名を 招き、6 月の委員会で各社に注意喚起した。それに伴い、9 月には委員長名で、開運商品の雑誌広告 掲載については、各社で十分に注意するよう文書を送付した。 また、平成 25 年 4 月に、開運をうたったブレスレットの雑誌広告を見て商品を購入したことがきっ かけとなり、電話勧誘による金銭被害を受けたとして出版社 2 社、広告会社1社を相手に損害賠償 を求めていた訴訟は、平成 26 年 11 月に和解が成立した。 − 13 − 事業報告 4.その他 ◇ 4 月 16 日㈬ 第 43 回「モニター懇談会」を開催した。 倫理委員会の 1 年の活動を報告するとともに、消費者センター相談員でもある各モニターからは、 「消費者からの苦情は詐欺事件ばかり」等の具体的な報告があり、活発な意見交換が行われた。 ◇ 9 月 25 日㈭ と 26 日㈮ マスコミ倫理懇談会全国協議会「第 58 回全国大会」が島根県松江市・ホ テル一畑で「岐路に立つ社会メディアに求められるもの」をメインテーマに開催され、委員・事務 局から 6 人が参加した。 ◇東京都主催の講習会を案内し、多数の参加者があった。 ○ 10 月 8 日㈬「医薬品等広告講習会」 (東京都福祉保健局健康安全部主催) ○ 12 月 9 日㈫「健康食品取扱業者講習会」 (東京都健康安全センター他主催) − 14 − 平成 26 年度審査結果(平成 26 年4月〜平成 27 年3月) 審査判断一覧 年度 26年度 25年度 審 件 査 数 掲 不 載 可 掲 保 載 留 大幅改善 申入れ 掲 注 改 善 申入れ 568 30 19 21 318 107 73 5.3% 3.3% 3.7% 56.0% 18.8% 12.9% 573 27 24 24 363 92 43 100.0% 4.7% 4.2% 4.2% 63.4% 16.1% 広告の内容 % 123 91 79 47 21.7 129 22.5 16.0 13.9 8.3 51 61 48 8.9 10.6 8.4 85 48 25 18 34 3 12 8 16 5 14.8 8.4 4.4 3.1 5.9 0.5 2.1 1.4 2.8 0.9 5 ( 2) 6( 5) 7( 8) 幸せ商品 ダイエット食品 性風俗 46 35 32 ギャンブル(ロト 6・パチンコ・競馬 ) 占い 健康商品・機器 21 13 12 8 8 7 6 8.1 6.2 5.6 3.7 2.3 2.1 1.4 1.4 1.2 1.0 インターネット・携帯サイト 美容商品 (化粧品・食品等の連合他) 連合(3社以上の連合広告) 通販商品 25年度 (件数) 26 年度 (件数) 強壮食品・商品 医薬品、化粧品、医療・ 美容器具 クリニック(美容外科他) 健康食品・飲料 7.5% ( )内は前年順位 1 ( 1) 2 ( 4) 3 ( 3) 4 ( 5) 10(18) 11(11) 11(12) 13(12) 13(10) 問 題 な し 100.0% 広告内容別ランキング 8( 9) 9( 7) 載 意 % 15(13) 15(− ) 17( 8) 17(20) 17( − ) 経済(金融・ 証券等) ファッション 出会い系サイト 5 5 4 0.9 0.9 0.7 5 0 4 0.9 0.0 0.7 飲料・嗜好品 カー用品 4 0.7 2 0.3 20(16) 20(22) エステティックサロン 4 3 0.7 0.5 0 4 0.0 0.7 家電 整体・マッサージ 3 3 0.5 0.5 1 0 0.2 0.0 23(− ) スポーツ用品 2 0.3 0 0.0 24(13) 学校 1 0.2 5 0.9 24(22) 結婚情報サービス 1 0.2 1 0.2 24(22) 24(− ) 24(− ) 24(− ) 情報・通信 1 0.2 1 0.2 テレビ番組 アウトドア商品 税理士 1 1 0.2 0.2 0 0 0.0 0.0 1 0.2 0 0.0 24(− ) トレーニングジム 1 0.2 0 0.0 その他 0 0.0 7 1.2 568 100.0 573 100.0 20( −) 合計 − 15 − 事業報告 11.「日本雑誌広告賞」入賞作品展およびイベントの開催、ホームページの充実 <PR委員会> 1. 第 57 回「日本雑誌広告賞」入賞作品展およびイベントの開催 第 57 回「日本雑誌広告賞」入賞作品展を平成 27 年 1 月 9 日㈮ から 3 月 1 日㈰ まで、アド・ミュー ジアム東京(カレッタ汐留)で開催した。 ◇展示について 受賞作品(金賞 15 点、 銀賞 16 点) と金賞の掲載誌、 過去 56 回の受賞作品デジタルデー タ、雑誌のコンテンツやキャラクターを他メディアや商品等と組み合わせる、統合コミュニケーショ ン企画の映像や商品の展示、雑誌広告効果測定調査 M-VALUE の紹介、iPad で閲覧する Net コン テンツを展示した。 入賞作品展およびトークセッション告知広告(4色1ページ原稿)は、多くの雑誌社の協力を仰ぎ 52 誌に掲載した。 ◇トークセッションはライツ関係者と編集長の対談を 2 回行った。 会場はアド・ミュージアム東京 AV ホール、司会は宣伝会議 月刊『宣伝会議』編集長 谷口 優氏 ○第 1 回 日 時:2 月 5 日㈬ 午後 1 時 30 分〜 3 時 テーマ: 「コミックライツビジネスの今〜“進撃の巨人”と“ONE PIECE”成功のカギ」 パネラー:講談社 ライツ企画部部長 松下卓也氏/集英社 ライツ事業部ライセンス課副課長 稗田 晋氏 ○第 2 回 日 時:2 月 25 日㈭ 午後 1 時 30 分〜 3 時 テーマ: 「30 〜 40 代の男性マーケットの新たな風〜男性ファッション誌が作る新消費」 パネラー:インターナショナル・ラグジュアリー・メディア『OCEANS』編集長 太田 祐二氏/ 集英社『UOMO』編集長 西河 淳氏/日之出出版『Safari』編集長 榊原 達弥氏 2.ホームページの充実 平成 26 年度は、雑誌広告データを改め、M‐VALUE と日本の広告費を掲載した。第1回の報告 書とともに、第 2 回調査をリリース、トップページにアップした。 その他「雑誌ジャンル・カテゴリ区分」表を 8 月と 2 月の 2 回、雑誌分類認定委員会の認定結果に 基づき更新した。会報「雑誌広告」の内容紹介、日本雑誌広告賞経済産業大臣賞受賞作品、発行物 の案内などのトピックスもトップページに掲載した。 12.印刷セミナー開催と雑誌広告デジタル送稿推進協議会(デジ協)活動への協力 <取引・作業合理化委員会> 1. 「特殊印刷・加工セミナー」と「工場見学」の開催 雑誌広告の活用法を探るため、7 月 16 日㈬ 午後1時 30 分から 3 時 30 分まで第 31 回印刷セミナー 「〜雑誌広告に活用できる最新事例がここに〜すぐ役立つ・使える『特殊印刷・加工』 」を、大日本印 刷のドット DNP(市谷田町ビル)2 階で開催し、82 名が受講した。7 月 16 日㈬ 〜 31 日㈭ の間、同 ビル内の一般公開スペースにおいて、 「第 56 回日本雑誌広告賞」の作品を展示した。 また、印刷現場を実際に見て知識を深めてもらう工場見学は、10 月 22 日㈬ 午後 2 時から4時 15 分まで、第 32 回印刷セミナー「印刷現場が解る ? 凸版印刷 川口工場見学」として実施し、57 名が 参加した。 − 16 − 2.デジ協活動への協力 当協会と日本雑誌協会、日本広告業協会の 3 協会で運営する雑誌広告デジタル送稿推進協議会(デ ジ協)は、JMPA カラーを基準とする雑誌純広告のオンライン送稿を平成 26 年 4 月に本格的に開始 した。8 月には、より一層の理解と普及のため「マンガでわかる! オンライン送稿」を制作し、会員 各社へ配布した。また、導入各社に対しオンライン送稿利用状況についてアンケートを実施。その結 果をもとに、今後の新規導入の拡大と稼働率向上に向け、新サービスとメンテナンスの拡充を図るこ となどを決定した。 今後とも協力関係を密にし、オンライン送稿の普及と促進に努める。 13. 雑誌広告の国際的な調査・研究のための活動 <国際委員会> 国際セミナーを 2 回開催 1.ヒューマンメディア 代表取締役社長 小野打 恵氏を招き、 「出版におけるクール・ジャパン戦略 の最新情報〜グローバル化、デジタル化、データと事例でみる成功のポイント」を 7 月 7 日㈪午後1 時 30 分から 3 時まで、日経 BP 社 4F 会議室で開催した。 アニメ・マンガを中心としたメディアのコンテンツと海外の市場について、データをもとにレク チャーを行った。36 社・2 団体から 93 名が参加した。 2.トヨタ自動車 レクサスインターナショナル レクサスマネジメント部部長 高田敦史氏を招き、 「LEXUS の新ブランディング戦略〜日本発のラグジュアリーブランドへの挑戦」を 3 月 26 日㈭午後 1 時 30 分から 2 時 30 分まで、文藝春秋西館地下ホールで開催した。 日本発のプレミアムブランドとしてアメリカで発売を開始して 25 年、LEXUS のマーケティング戦 略について話があった。52 社 126 名の参加者があった。 14. 会報「雑誌広告」の発行状況 <会報編集委員会> 平成 26 年 4 月号(№ 696)から平成 27 年 3 月号(№ 707)まで、毎月 1 日を発行日に 8 ページ 建てを 11 回、40 ページ建てを 1 回、合計 12 回発行した。 40 ページ建ては 11 月号(№ 703)の「第 57 回日本雑誌広告賞特集号」で、入賞した 31 作品とと もに審査委員の講評を掲載した。また、12 月号(№ 704)は例年通り「第 50 回 JMAA 海外研修団 アメリカ研修レポート特集号」とし、参加者の研修報告を掲載した。通常号の「最前線」は、企画 委員会と広告問題対策委員会、会報編集委員会で取材候補として選んだ広告主のインタビュー記事 を掲載、特集は該当月号の担当委員が委員会において企画を発表し、討議した内容で作成した。 「 第 57 回日本雑誌広告賞特集号 」 の表紙は双葉通信社による無償提供の作品である。11 月・12 月の特集号を除く通常号の表紙は、ソリマチアキラ氏の作品。 発行部数は、平成 26 年 4 月号〜 7 月号が 3,350 部、8 月号・9 月号が 3,300 部、10 月号及び平成 27 年 1 月号〜 3 月号が 2,300 部、12 月号が 2,350 部。11 月特大号は 3,900 部作成した。平成 26 年度 から、会報を本来の「謹呈」とし、10 月号からは会員社への配布部数を見直し、広告主と関連団体 への配布部数を増やした。また、 平成 27 年度からは記事下に広告スペースを増設し、 役員社がローテー ションにより出稿することが定例理事会で了承された。 本年度末における配布内訳は表の通りである。 − 17 − 事業報告 会 報 配 布 先 社 雑 誌 発 行 社 広 告 会 社 会 員 社( 追 加 分 ) 会 員 外 関 広 寄 予 合 係 告 稿 団 体 主 数 89社 1108社 11社 3社 } 家 備 計 部 数 637部 659部 144部 3部 659部 68部 130部 2,300部 15.新5ヶ年計画委員会の発足 <新 5 ヶ年計画委員会> 出版・広告業界を取り巻く環境の変化に対応し、中長期を見据えたより良い協会活動と運営を推進す るために、4 月度定例理事会において「新 5 ヶ年計画委員会」の発足が決定し、次の方々を委員に委嘱 した。 委 員 長 片桐隆雄(マガジンハウス) 副委員長 駒田浩一(世界文化社) 、榊原 廣(博報堂 DY メディアパートナーズ) 委 員 伊東 剛(講談社) 、佐藤 均(光文社) 、東 直子(小学館) 、塚本一貴(電通) 片桐委員長の基、今後 5 年間の財務状況シミュレーションを作成し、①正味財産を減らすことなく運 営する ②経常収益は、漸減に食い止める ③経常費用は、人件費の削減及び事業・管理費の更なる 削減に努める という基本方針を打ち出した。 【基本方針に基づく施策】 ① 賛助会員数の規定を設け、会員数の増加を図る(臨時総会にて定款施行細則を改正) ②「雑誌広告手帳」 「雑誌広告掲載料金表」の頒布価格を改定し、増収を図る(2015 年版から実施) ③ 有料セミナーの拡大実施により、増収を図る(対前年比 207.7%) ④ 会報「雑誌広告」の広告料金改定・広告本数増により、増収を図る(平成 27 年度から実施予定) ⑤ 職員 1 名の減と事務局長の出向継続により、人件費の削減を図る 財務状況においては、上記施策による一定の成果を得ることができた。 今後は、協会の組織及び委員会の事業内容についても検討していく予定であり、3 月の委員長会議に おいて、 「各委員会活動についての検証」を各委員長にお願いした。 16.各種の刊行物 ① 2015 年版「雑誌広告手帳」 570 部を11月下旬に刊行、予約申込みの会員社に頒布した。頒布価格は 1,200 円。 ② 2015 年版「雑誌広告掲載料金表」 4,000 部を 12 月中旬に刊行、予約申込みの会員社に頒布した。頒布価格は 980 円。 ③日本雑誌広告協会「会員名簿」 2015 年7月1日現在の雑誌発行社 89 社、広告会社 113 社の正会員、賛助会員を記載し全会員社に配 布した。 − 18 − 17.平成 26 年度中の新入会社・退会社 <入会会員>敬称略 社名 正会員 賛助会員 4月 株式会社 サイドエー 代表取締役 伊藤隆行 営業本部長兼経営戦略室長 浅野誠司 <退会会員>敬称略 社名 正会員 賛助会員 5月 株式会社 トゥーワン 代表取締役社長 柴本和則 専務取締役 今野敏朗 常務取締役 柴本憲祐 9月 株式会社 アド・アクタス 代表取締役 鈴木準一 取締役企画開発担当 宇津木正紀 取締役媒体担当 亀田一幸 株式会社 アドキャンプ 代表取締役社長 奥山貢市 株式会社 アバンク 代表取締役 堤 健斗 取締役営業統括部長 崎見知彦 3月 株式会社 アド・エース企画 代表取締役社長 黒田貴之 代表取締役会長 黒田玉枝 株式会社 ハル・プロデュースセンター 取締役相談役 春田健治 営業部次長 佐藤哲也 18.平成 26 年度 年度末の会員社数と会員数 社 数 会 員 数 雑誌発行社 89社 370名 広告会社 108社 335名 計 197社 705名 注:1.正会員数 197 名 賛助会員数 508 名 2.今年度中は、雑誌発行社増減なし、会員数 5 名減、 広告会社 5 社減、会員数 14 名減となった。 − 19 −