...

第98回ISO 理事会報告 - 一般財団法人 日本規格協会

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

第98回ISO 理事会報告 - 一般財団法人 日本規格協会
平成27年度第3回 ISO上層委員会報告会
第98回 ISO理事会報告
日時:2015年10月22日(木)
開催場所:ベルサール三田
発表者:一般財団法人 日本規格協会
国際標準化ユニット 副ユニット長
若井 博雄(理事会メンバー、DEVCO/CAGメンバー)
© ISO/JSA 2015
第98回ISO理事会
開催日時:2015年9月14日
開催場所:大韓民国ソウル、
ロッテホテル
2
© ISO/JSA 2015
出席者:
会長 Zhang Xiaogang 中国; 副会長(SPC政策)John Walter カナダ;
副会長(TMB技術)Elizabeth Stampfl Blaha オーストリア;
副会長(FIN財務)Olivier Payrat フランス;
財務官 Miguel Payro 英国/アルゼンチン;
事務局: Kevin McKinley カナダ
理事会の委員:20名
•AFNOR フランス;BSI イギリス;DIN ドイツ;DS デンマーク;
SIST スロベニア;SN ノルウェー;UNII (欠席) イタリア;UNMZ チェコ
•GOST Russian Fed ロシア;IRAM The FYR of Macedonia マセドニア;
SARM アルメニア;TSE トルコ
•ANSI アメリカ;JISC 日本;KATS 韓国;SAC 中国;
SPRING シンガポール; DGN メキシコ;SABS 南ア;BOBS ボツワナ
3
理事会決議 18/2015
© ISO/JSA 2015
(CSC/SPC議題の更新)
理事会は、
副会長(政策担当)を議長としてISOガバナンスの見直しを進める
ため、理事会アドホックタスクグループ(AHG)の設立を決定し、
このガバナンス見直しが2016年の優先達成事項の一部であるこ
とに留意し、本AHGの最初の作業として、明確な業務範囲を設
定してこのグループのメンバーを任命するために理事会メンバー
の調査を行うよう要請し、
さらに、事務総長代理に委任事項とメンバーシップの提案を作成
して理事会の承認を仰ぐように要請する。
4
理事会決議 19/2015
© ISO/JSA 2015
(2016年ISO 戦略実施計画)
理事会は、ISO戦略2016-2020が承認を得るため2015年ISO総会
の議題に挙げられていることに留意し、
以下を受けて、文書「理事会15/2015」の附属書1に示されている
ISO戦略2016-2020の2016年優先達成事項(PA)を承認する:
ISOアカデミーに関する理事会タスクフォースの作業を対象とす
る付加的な2016年優先達成事項1項の追加
地域関与に関するPA 1とシンガポールにおける地域関与イニシ
アティブに関する理事会決定との協調(理事会決議XX/2015)
サービス規格に関するPA 3の主導をTMBに割り当てる。
5
① ISO規格はどこででも使われる。
② ISOの世界的加盟国を通じて高品質規格を開発する。
© ISO/JSA 2015
③ ステークホルダーとパートナーと連携する。
④ 人と組織の開発。
⑤ 技術を使う。
⑥ コミュニケーション。
6
ISO EXECUTIVE SCOREBOARD 2012 - 2014
( t = target)
2012
# of members
2013
2014
2014t
164
166
163
1,496,927
1,559,622
NA
1,590,814
New work items, all deliverables
1,583
1,829
1,852
1,500
Active work items
3,977
4,056
4,696
4,500
# of standards on catalogues
19,573
19,977
20,493
20,500
Average time of development – months: all ISO deliverables (ISO
deliverables (ISO standards only)
34 (35)
31 (32)
30 (33)
29 (30)
People involved in ISO System (Global Directory) excluding
excluding (including) national committees
30,812
33,764
39,142
(65,525)
NA
# of certifications as par ISO Survey of Certification
© ISO/JSA 2015
164
7
理事会決議 21/2015
© ISO/JSA 2015
(シンガポール・プロジェクトの評価)
理事会は、
事務総長に2年後に理事会でシンガポール・プロジェクトの達成の
評価を報告するよう要請した決議2/2013を想起し、
地域的活動の増加を目指すISO戦略2016-2020の観点から、ジュ
ネーブのISO中央事務局の延長としてシンガポールを拠点にアジア
太平洋の地域関与を3年間継続することを決定して、理事会がこの
決定の実施を毎年監督することに留意し、
2016年の運営予算としてkCHF 376を承認し、事務総長代理に、目
的と基準を含めた、この地域関与イニシアティブの事業計画を策定
するよう要請し、
戦略・政策委員会(CSC/SPC)に、本機構の新しい地域関与戦略
を明確にする助けとなるシンガポールでの経験を活かして、ISO戦
略2016-2020の展開を支援する地域戦略の策定を要請する。
8
理事会決議 22/2015
© ISO/JSA 2015
(新権利パイロットプロジェクトの評価)
理事会は、
事務総長に2年後に理事会で、通信および購読会員に最大5つの
規格開発委員会への参加を認めるパイロットプロジェクトの結果を
報告するよう要請した決議3/2013を想起し、
本プログラムを現行の権利で、本プログラムに参加するメンバーを
より多く訓練し支援して、さらに4年間延長することを決定し、
事務総長代理にこのイニシアティブがISOアカデミーの作業プログ
ラムに盛り込まれることを確保するよう要請する。
9
理事会決議 25/2015
© ISO/JSA 2015
(2015年8月のCSC/FIN 会合で発生したISO/CS IT課題)
理事会は、
2015年8月26日の会合での2015および2016年ISO/CS ITプロジェク
トに提案されたリストの妥当性確認に関する CSC/FIN提案を考慮
して、
文書「理事会21/2015(追加)」に記すように、ISO/CS ITプロジェクト
の提案と廃止すべきものに関するCSC/FIN勧告を承認し、
事務総長代行にISO戦略2016-2020と整合するIT戦略を策定して
CSC/FINの検討と理事会承認を得るよう要請する。
10
・中止となったプロジェクト(7 projects)のリスト:
① TC web sites pilot;
© ISO/JSA 2015
② ISO Member cookpit;
③ Learning Management Platform;
④ Standard and You mobile application;
⑤ Rationalize use of communication tools;
⑥ Adding semantic to XML;
⑦ Upgrade ISO/CS laptops to Windows 10;
11
理事会決議 26/2015
kCHF
2016 Budget
2015 Forecast
2014 Result
収入計
37,440
38,155
38,909
支出計
35,882
37,259
37,532
1,558
898
1,377
収支
© ISO/JSA 2015
(2016年中央事務局予算)
理事会は、
文書「理事会21/2015」の附属書3に記す2016年度ISO中央事務局
の収支予算を、文書「理事会21/2015(追加)」で提示されているよう
にCSC/FINが勧告し、また理事会合で表明した変更を行った上で、
承認する。
12
kCHF
2016 Budget
2015 Forecast
2014 Result
21,068
21,146
21,190
9,095
8,315
8,677
30,163
29,461
29,867
Direct sales
5,980
8,144
7,326
Royalties received from distributer selling
ISO standards
Cost of sales
2,010
3,363
3,494
-4,468
-6,335
-5,722
Net sales revenues
3,522
5,172
5,098
Services
1,465
1,478
1,641
150
0
0
2,100
2,000
1,892
0
4
210
3,715
3,482
3,743
40
40
201
37,440
38,155
38,909
REVENUE 収入
Membership fees
Royalties received from members selling
ISO standards
Revenue from members
Project funded through
3rd
parties
Projects funded through ISO funding
Other revenues
Net financial income
TOTAL REVENUE 収入計
© ISO/JSA 2015
Regional engagement
13
EXPENDITURE 支出
23,898
24,251
23,101
Office and facilities
2,752
2,533
3,068
0
0
200
850
763
709
2,750
3,678
3,915
980
797
669
Marketing and communications
1,015
025
724
Third party services
1,303
1,526
1,340
234
678
1,204
33,782
35,153
35,430
2,100
2,100
1,892
0
4
210
2,100
2,104
2,102
35,882
37,259
37,532
1,558
898
1,377
Office move
Travels
IT costs
Events
Depreciation
Operating expenditure
Project funded through 3rd parties (3rd party
expense)
Project funded through ISO funding (3rd party
expense)
Projects
TOTAL EXPENDITURE 支出計
Operating surplus 収支
© ISO/JSA 2015
Personnel expenses
14
理事会決議 32/2015
© ISO/JSA 2015
(ANSIポータルの評価)
理事会は、
米国法に参照規格として取り入れられた(IBR)ISO規格選定の
ANSIパイロット規格ポータル(ANSI IBRポータル)の包含を承認
する決議30/2013を想起し、事務総長代行に2年間のパイロット
の満了の前にANSI IBRポータルの達成度を評価する報告を理
事会に行うよう要請し、
文書「理事会26/2015」の附属書に記すように、ANSIが提供する
評価報告を考慮して、ANSIがANSI IBRポータルに含まれるISO
規格に起因する売り上げ収益影響の証拠が見られないとしてい
ることに留意して、
米国法に参照規格として組み込まれている76件の選定ISO規格
のANSI IBRポータルでの使用の継続を承認し、
ANSIにIBRポータルに関する努力を感謝し、
事務総長代行にこの決定の実施を監督し、毎年理事会に報告
するよう要請する。
15
ご清聴ありがとうございました。
今現在、2016-2020年の戦略の実施項目策定に向けて、
是非、ご質問、ご意見を頂きたく存じます。策定に役立てます。
© ISO/JSA 2015
会議や意見交換が頻繁に行われています。
ご質問、ご意見はこちらまで:[email protected]
国際標準化ユニット国際支援グループ
若井、鈴木
16
Fly UP