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第10期株主通信 - IR情報 - J
第 10期 株主通信 2011.4.1 >>> 2012.3.31 今号はボクが ナビゲートします。 ぜひご覧ください。 CONTENTS 株主の皆様へ1 社長インタビュー2 J-オイルミルズ活動カレンダー5 製品情報7 J-オイルミルズのマーガリン9 証券コード:2613 ごまくん 連結財務諸表11 会社情報13 株式情報14 株式についてのご案内 裏表紙 株主の皆様へ 株主の皆様におかれましては、平素より当社事業へのご理解とご支援を賜り、誠にありがとう ございます。 昨年度は、弊社にとりましては、 「ステークホルダー(株主・社会・取引先・社員) の皆様の幸 せの実現」 を基本理念とする 「第三期中期経営計画」 のスタートの年でしたが、東日本大震災 による需要の減少やデフレの影響で大変厳しい事業環境となりました。 製油事業におきましては、原料相場が高値圏で推移する一方、安価な輸入ミールの増大に よる影響で、ミールの製品価格は低迷し、その上に第三四半期に入り、油脂製品に対する値 下げ要請が一層強まり、極めて厳しい状況となりました。 弊社としましては、その様な事業環境の下で 「価値に見合った製品価格の実現」 に向けて、 代表取締役社長 楳田 純和 積極的で粘り強い取り組みを行い、その結果、売上高1,810億17百万円 (前期比5.2%増) 、営 業利益46億99百万円 (同10.3%増) 、経常利益46億72百万円 (同10.5%増) 、当期純利益26 億29百万円 (同46.4%増) となりました。 今年度は昨年度より一層厳しい事業環境が予想されますが、 「第三期中期経営計画」 の中 間点、2年目にあたり、今年度の計画進捗が 「第三期中期経営計画」 の成否を決める最重要 で正念場の年と認識しております。昨年策定いたしました 「おいしい♪は幸せのエネルギー。 」 と いう企業ステートメントの下で、製油事業の成熟領域と粉末油脂事業、海外事業、食品・ファ イン事業、化成品事業の成長領域それぞれの計画をグループ会社一丸となり全力を尽くして 着実に実践していく所存であります。 株主の皆様には、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 2012年6月 連 結業績ハイライト 売上高(単位 : 百万円) 181,017 176,738 172,041 営業利益(単位 : 百万円) 7,319 経常利益(単位 : 百万円) ■当期純利益 ●1株当たり当期純利益 7,064 4,262 4,699 当期純利益(単位 : 百万円)/ 1株当たり当期純利益(単位 : 円) 4,228 4,672 3,375 20.21 1,796 10.75 第 8 期 第 9 期 第 10 期 1 (2009年度)(2010 年度)(2011年度) 第 8 期 第 9 期 第 10 期 (2009年度)(2010 年度)(2011年度) 第 8 期 第 9 期 第 10 期 (2009年度)(2010 年度)(2011年度) 2,629 15.75 第 8 期 第 9 期 第 10 期 (2009年度)(2010 年度)(2011年度) 社 長 インタビュー 第10期 (2012年3月期) の営業状況の 振り返りからお聞かせください。 上期は、一昨年より継続してきた価格是正に向けた取 常態化した海外原料相場高による生産コスト高とデフ レギャップに苛まれる国内製品市場の狭間で、厳しい 事業運営、価格政策を講じていく必要があります。 り組みが奏功し、順調に推移しました。しかしながら、8 価格を下げることは、自らの決断によりすぐに実行で 月から9月にかけ原料相場が急落したことを受け、値下 きます。しかしながら、一度下がった価格を反転させる げ要請が強くなるという局面もありました。 には、長い時間と多大な労力を要します。つまり、 「コス 原料相場が下落しても生産コストが低下するまでには トに見合った製品価格の実現」を追求しているだけで タイムラグがあります。このことにより、売上高・利益とも は、必ず収益を圧迫するタイムラグが発生するというこ に大きな影響を受けました。 とです。 生産の効率化、物流コストや販売促進費の削減と 製品価格は様々な要因によって決まりますが、日本 いったコストダウン活動にも取り組みましたが、製品価格 国内では過剰在庫があるわけではなく、需給バランス の変動を全て吸収する水準までには達せず、期初に掲 の崩れが値崩れにつながっているわけではありません。 げた目標計画値を達成することはできませんでした。 また、家庭用油脂・業務用油脂・加工用油脂いずれ も、今も、将来も、皆様の生活の中で必要とされ続け 今後は原料価格の高騰が見込まれる中、 製品の適正価格のあり方について、 いかがお考えでしょうか。 ていく製品であることに疑いの余地はありません。です から、今後も日本国内に油脂製品を安定供給していく ためにも、国内販売価格を一定以上に維持していくこ とは必須であり、 「コストに見合った価格形成」から 「価 海外の穀物・油糧種子価格は新興国の旺盛な需要 値に見合った製品価格の実現」へと業界全体でシフト から、いわゆる価格均衡点が上方に押し上げられたと させていく努力をすることが必要なのではないかと考え 考えなければなりません。2008年を境に、市場の動き ています。 が完全に変わりました。搾油原料である大豆や菜種は、 新たな価格形成の考え方を浸透させていくことに加 世界的に需要が高まる一方であり、2011年9月の原料 え、さらに重要なのは、顧客ニーズに合った商品を間断 価格の下落は、あくまで一時的なものです。今後もこう なく提供していく商品開発、商品戦略です。販売力お した一時的な下落は起こりえますが、生産量の拡大ス よびオペレーション力の強化、間断のないコストダウン、 ピードよりも需要の伸長スピードの方が早いため、長期 提案力の発揮という営業の原点に立ち戻り、 「J-オイルミ 的な視点で見れば、間違いなく上昇し続けると考えら ルズらしい」活動を通じて、顧客満足度No.1企業へと れます。 成長していくことが何よりも重要であると認識しています。 2 社 長 インタビュー 第三期中期経営計画の進捗状況は いかがでしょうか。 場内に粉末油脂生産設備を完成させ、本年5月より生産 を開始しています。3年後までにフル稼働させ、2020年 2つの事業戦略のうち、 「成熟市場モデル」の展開につ 度には国内外で売上高50億円を目指します。また、ここ いては、先程来、話題に出ている国内製油事業の価 で積み重ねた技術を軸に、当社独自の素材を活用した 格政策に基づき、得意先に対し粘り強く理解を求める活 新事業領域を開拓しながら、海外展開も進め、大きく育 動を続けています。価格形成の背景をご理解いただけ てていきたいと考えています。 る企業様も増えてきており、5月以降は徐々にではありま 海外事業については、2011年4月に龍大食品集団有 すが、適正価格に近いレベルまで受け入れていただけ 限公司と技術供与契約を結んだほか、6月には資本・業 る感触を得ています。今後は既存商品の強化、付加価 務提携している不二製油の現地法人フジオイル(タイ 値型商品の開発・導入にもさらに力を入れ、収益基盤 ランド)社に出資し、海外市場での展開を確実に進め の強化につなげていきたいと考えています。 ております。これからの海外事業の本格展開に向け、こ もう一つ、粉末油脂事業、海外事業、食品・ファイン の3カ年計画中にしっかりと道筋をつけていきます。 事業、化成品事業の4つを当社の成長領域と定め、 「成 食品・ファイン事業においては、生化学部門において 長市場モデル」 として、事業の拡大に力を入れています がん診断で期待されるレクチンで大きな進展がありまし が、粉末油脂事業については、2011年12月に静岡工 た。長年、レクチンを用いて、がんを早期に発見するた めの診断薬を開発してきましたが、現在、臨床試験段 第三期中期経営計画(2011~ 2013年度) 業績目標 2011年度 実績 2013 年度 目標値 1,810 2,000 100 100 55 営業利益 47 経常利益 47 当期純利益 26 ています。 4つ目の化成品事業については、主力の住宅建材分 (単位:億円) 売上高 階のものもあり、研究開発に弾みをつけていきたいと考え 野の木質系接着剤に加え、新規素材による事業展開 も加わり、今後、益々期待できます。 第11期(2013年3月期)の見通し、目標達成 に向けての取り組みをお聞かせください。 搾油原料である大豆や菜種の国際相場は、南米で の不作や新興国での旺盛な需要を背景に再び高騰して います。さらに原料大豆の品質が悪化しており、一層の 3 製品コスト上昇も懸念されます。また、下落が続いてい 株主の皆様におかれましては、当社はまだまだ成長 たミールの国内価格は上昇に転じましたが、安価な海外 し、より大きく収益をあげていける企業であるとご認識い 産ミールの流入や、飼料メーカーでの大豆ミールの配合 ただき、これからも末永く、ご支援賜りますようお願い申 率低下の動き、菜種ミールの需給ギャップなど懸念材料 し上げます。 が多く、搾油環境は一層厳しくなると予想しています。 こうした厳しい環境の下、当社では、徹底したコスト 削減を実施するとともに、油脂・ミールを始めとする製品 の付加価値化、得意先への「お役立ち提案」活動を一 層進め、引き続き 「価値に見合った製品価格の実現」へ の理解を求めていきます。加えて、4つの成長領域を今 後の企業成長の礎にしていくためにも、大きな道筋を作 る重要な1年になると位置付けており、各施策に積極的 に取り組んでいきたいと考えています。 株主の皆様へのメッセージをお願いします。 当社は「株主・社会・取引先・社員という大きな4つ のステークホルダーの皆さんの幸せを実現する。 」 ことを 経営理念に企業活動を行っています。2011年6月には、 当社で初めての導入となる企業ステートメント 「おいしい ♪は幸せのエネルギー。 」 を制定しました。当社の製品・ 社員一人ひとりが、すべてのステークホルダーの皆さん の幸せを実現するエネルギーとなるために、事業領域を 拡大しながら、しっかりした収益基盤を築いていきたいと 考えています。 当期の配当につきましては、中間、期末ともに1株につ き4円、年間8円とさせていただきました。今後も配当性 向30%を維持しながら、さらなる企業成長を目指していき ます。 4 8誌 8誌 △ 2011年 8誌 8誌 大豆たっぷりAJINOMOTOR サラダ油 「唐揚げスタンプラリー」に 協賛しました 4月 5月 6月 5誌 4誌 2誌 9 月 10 月 11月 12 月 △ 2012年 2誌 2月 東京の唐揚げを食べ尽くせ!を合 雑誌でのタイアップ広告 言葉に実施された「東京・唐揚げス 今期も積極的にタイアップ記事を掲載しました。メニュータイアップ広告を タンプラリー 2011」に協賛。当社の 展開(商品を使ったオリジナルメニューを掲載) し、商品単体のアピールだけで 大豆油たっぷり 「 AJINOMOTO サラ はない実際のメニューを組み合わせた広告展開を行いました。そして12月17 ダ油」 を広くアピールしました。 日発売のオレンジページに掲載した 「AJINOMOTO オリーブオイル」 の広告 (タ 主催:日本唐揚げ協会 東京メトロ イトル:料理の味は油で決まる!)が、オレンジページの広告大賞で、 『食品部 門 広告賞』初受賞となりました。 5月 △ 2011年 第10期( 7月 2011年4月1日〜 2012年3月31日 4月 9月 11月 )の 6月 8月 10 月 「AJINOMOTOR健康サララR」≪お父さんの応援篇≫の新TVCMと、 「AJINOMOTORオリーブオイル」の初のTVCMをオンエア 「AJINOMOTO健康サララ」 ≪お父さ んの応援篇≫の新TVCMを2011 年 6 月 より、 「AJINOMOTOオリーブオイル」の 初のTVCMを、2011年7月よりオンエア 開始しました。 TVCMを放映することで 商品の認知度を高め、販売促進へとつ なげています。 5 「AJINOMOTO 健康サララ」TVCM ≪お父さんの応援篇≫ 「AJINOMOTO オリーブオイル」 TVCM 「AJINOMOTORオリーブオイル」イベント 「オリーブオイル料理教室」開催 関岡弘美先生による 「AJINOMOTOオリーブオイル」 を使った料理教室 「ひとが集まったとき、大切な日に作り たい!フレッシュなオリーブオイルを使ったハレの日メ ニュー料理教室」 を実施。オレンジページ読者 10 組 20 名が参加しましたが、抽選倍率は14倍と人気を集めまし た。オリーブオイルの簡単な講義も実施し、質問タイム では、多くの質問をいただきました。オリーブオイルへ の関心が高まってきていることを改めて実感したイベン トとなりました。 1月 △ 2012年 2月 12 月 「オレンジページレシピフェア」に出展しました オレンジページ読者150 組300名 が 参 加(関 係 者 含 め合計400名)した「オレン 今期もJ-オイルミルズは、 さまざまな活動を行って まいりました。 この頁では第10期の活動を 振り返ってご紹介します。 3月 CM 総合研究所(CM DATA BANK)が 発表する「TVCM 好感度ランキング」にて、 「AJINOMOTORオリーブオイル」TVCM が 食品部門 初の4位にランクインしました! ジページレシピフェア」がお 2012年3月 CM 総 合 研 究 所( CM DATA BANK)が 台場のホテル日航東京で開 発表する 「TVCM 好感度ランキング」 にて、 「AJINOMOTO 催されました。当社もブー オリーブオイル」 TVCM が食品部門 初の4位にランクイン スを出展し、 「AJINOMOTO しました。 オリーブオイル」を使った白 身魚のカルパッチョを試食し ていただきました。 6 初めての風味も 気軽に 試せるよ! 家庭用 製品 I T E M 一人ひとりの生活にフィットする多様な商品をそろえています。 “ちょっとdeちょうどいい!”コンパクトで使いやすいパーソナルサイズが登場! 「AJINOMOTO® さらさら® キャノーラ油」300gペット 「AJINOMOTO® さらさら® キャノーラ油あっさり炒め 1/2」300gペット 「AJINOMOTO® 健康サララ®」300gペットを新発売 一人暮らしや少人数世帯に向けて、 “ちょっとdeちょうどい New い!” 、パーソナルサイズの新商品を発売しました。 人気の 「 、AJINOMOTO さら 「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油」 (左から) 「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油」 300gペット、 「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油 あっさり炒め1/2」 300gペット、 「AJINOMOTO 健康サララ」 300gペット 「 、AJINOMOTO 健康サラ さらキャノーラ油あっさり炒め1/2」 ラ」 に、小容量の 300gペットが登場。お求めやすい価格で、 調理機会の少ない方でも、余らせずに新鮮なうちに使い切る ことができます。コンパクトで置き場所を取らず、軽いので、 買い物も、調理のときも扱いやすいのが魅力です。 ごま油、オリーブオイルの 70g 瓶も “ちょっとdeちょうどいい!R” 使いやすいとご好評をいただいている 「AJINOMOTO オ リーブオイル」 「 、AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバー 「 、AJINOMOTO ジン」 「 、AJINOMOTO ごま油好きのごま油」 ⾹りしっかり調合ごま油」 の70g瓶も、 “ちょっとdeちょうどいい!” をキャッチコピーに展開。多様な生活スタイルに合わせた商品 の拡充をはかっていきます。 「ラーマ バター好きのための マーガリン」 160g 「AJINOMOTO 「AJINOMOTO オリーブオイル」 オリーブオイル 70g エクストラバージン」 70g 「AJINOMOTO ごま油好きの ごま油」 70g 「AJINOMOTO ⾹りしっかり調合 ごま油」 70g パンに、料理に大活躍のマーガリン 「ラーマ R バター好きのためのマーガリン」が好評 昨年秋に販売開始した 「ラーマ バター好きのためのマーガリン」 が好調に売上を伸ばしていま によってバターのようなコ す。植物油ベースのマーガリンでありながら、独自の 「味わいMTE製法」 クと味わいを実現。パンに塗って味わうだけでなく、バターの風味を効かせた料理やお菓子作りな ど、幅広い用途にお使いいただいています。 7 製品 情報 I N F O いろんな おいしさを 応援するよ! 独自技術を駆使した商品開発で、プロのこだわりを支えます。 業務用製品 おいしさも、経済性もかなえる業務用油脂のラインナップがますます拡充 「美味得徳 ®」綿実油ブレンドオイル16.5kg缶を発売 New 「外食にはおいしさを」 の生活者の意識を踏まえ、高級専門店でも愛用される綿実油 「マイスター デリシア」 500g ブリックタイプ で風味豊かに仕上げた 「 『美味得 配合のブレンドオイルを、特許製法 「DELICI UP製法」 徳』 綿実油ブレンドオイル」 を開発しました。長く使えるから経済的でエコロジーな「長 シリーズなど、多様なニーズに 調得徳」 シリーズ、小容量サイズも充実の 「SavorUp」 対応します。 「自然な乳の風味」 を持たせた 新しいファットスプレッド 「マイスター ® デリシア」 New カルピス社製のバターミルクを 25% (製品中) 配合し 「自然な乳の風味」 が特長 のファットスプレッドです。焼き菓子から バタークリームまで、広く洋菓子にお使 いいただけます。バターとの風味相性が 「美味得徳」 綿実油 ブレンドオイル 16.5kg ⽸ 「長調得徳」 サラダ油 16.5kg缶 「SavorUp」 バターフレーバーオイル 1350g (左) 、350g ( 右) よく、いろいろなバランスで、バターと併 用ができます。 めんにあえた「オリーブオイル」の香りが決め手! バジル風味の洋風ぶっかけそうめん 1人分の エネルギー ① そうめんをゆで、冷水で洗ってよく水気をきり、 「オリーブ オイル」 を加えてあえ、器に盛る。 634kcal 塩分 ② トマトは 2cm 角、水菜は 4cm 長さに切り、①のそうめん にのせる。ツナ⽸の油を軽くきってのせ、ドライバジルを かける。 3.7g 調理時間 約10分 ③ Aを混ぜ合わせてかけ、レモンを添える。 POINT 材 料(1人分) そうめん… ……………………………………………2束 (100g) … … 大さじ1 「AJINOMOTO オリーブオイル」 ツナ缶…………………………………………… 小 1/2缶 (40g) トマト… ……………………………………………… 1/2個 (75g) 水菜… ………………………………………………… 1/4束 (50g) ドライバジル… ………………………………………………… 適量 ……… カップ 1/4 (2倍濃縮タイプ) A めんつゆ 水…………………………………………………… カップ 1/4 ………………………………………… 1/8個分 レモン (くし形) ●「オリーブオイル」でそうめんをあえておくと、めんがくっつ かないので食べやすくなります。⾹りと風味もよくなります。 J−オイルミルズ レシピ 検索 … J- オイルミルズホームページには、楽しい料理が満載です。 8 J-オイルミルズ のマーガリン J-オイルミルズでは「ラーマ」をはじめとした 「家庭用マーガリン」 の他に業務用のマーガリン、 ショートニングも取り扱っています。今回はマーガリンについて紹介します。 マーガリンにはどんな種類があるの? マーガリンはパンに塗ってそのまま食べるのはもちろん、ケーキ、クッキーなどを作る時にかかせない材料とし て家庭だけではなく、業務用としても使われています。JAS規格で 「マーガリン類」 として規格が掲載されていま すが 「マーガリン類」 の中には 「マーガリン」 と 「ファットスプレッド」 が含まれています。 マーガリン類 マーガリン ●油分が少なく水分の割合が多いためカロリーが少なくて柔らかくパンに 塗りやすいのが特長で、風味原料と呼ばれる果実加工品やチョコレートな どの味をつけることが許されています。 油脂含有率 80% 以上 油脂含有率 80% 未満 乳脂肪含有率 40%未満 乳脂肪含有率 40%未満、 かつ油脂中50%未満 水分 17% 以下 水分 — 油脂含有率及び水分の合計量 — マーガリンを使ったおいしいレシピ 1人分の エネルギー 365kcal 塩分 1.7g 調理時間 約15分 9 ファットスプレッド ●油脂含有率が 80%を超えるものが マーガリンと呼ばれます。 油脂含有率及び水分の合計量 85%(砂糖類、はちみつ又は風味原料を加えたものにあっては65%)以上 コクたっぷりでご飯がすすむ 鶏肉のしょうゆラーマソテー ① 鶏肉は 4cm 角に切り、Aをまぶす。リーフレタスは食べや すくちぎり、ミニトマトは半分に切る。 ② フライパンに「ラーマ バター好きのためのマーガリン」を 入れて熱し、鶏肉の皮目を下にして中火で焼く。ひっくり返 しながら 5 分ほど焼き、しょうゆを加えてからめる。 ※レモンをしぼってお召し上がりください。 ③ ②を皿に盛り、リーフレタス、ミニトマト、レモンを添える。 材 料(2人分) 鶏もも肉… ……………………………………………1枚 (300g) 「ラーマ バター好きのためのマーガリン」 … …………………………………………大さじ1 (12g) しょうゆ………………………………………………… 大さじ1/2 リーフレタス… ……………………………………… 2枚 (40g) ミニトマト… …………………………………………… 4個 (40g) ………………………………………… 1/4個分 レモン (くし形) A 塩…………………………………………………… 小さじ1/4 こしょう… …………………………………………………… 少々 POINT ●「ラーマ バター好きのためのマーガリン」 で鶏肉 を焼くと、 くさみなく、⾹ばしく焼き上がります。 バターとマーガリンは何が違うの? マーガリンはもともと、バターの代替品として誕生しました。しかし現在までマーガリンは様々な工夫を経て、 品質や風味が改良され、バターとはちがう 「マーガリン」 というひとつの食品となりました。 外観は似ているマーガリンとバターですが、実は中身にさまざまな違いがあります。 大きな違いは原料で、バターの主原料は牛乳ですが、マーガリンの主原料は植物性等の油脂です。 醤 油 バターとは… マーガリンとは… 牛乳から分離したクリームを機械 的に激しくかき混ぜ、乳脂肪のか たまりを練り上げて形を整えた乳 製 品 で す。 バ ター は 乳 脂 肪 分 80.0%以上 (乳及び乳製品の成分 規格等に関する省令) と定められ ていて主原料は牛乳です。 マーガリンとは、精製した油脂に粉乳や発酵乳・食塩・ビタ ミン類などを加えて乳化し、練り合わせた加工食品です。食 用油脂は植物油脂 (大豆油、菜種油、コーン油、パーム油、 ヤシ油等) だけか、植物油脂を主体に、動物油脂 (魚油、豚 脂、牛脂) を混ぜたりして使用します。原料によって固さや味 の違った製品を作ることができます。 水分、タンパク質 など 醤 油 水分、風味材、 乳化剤 など 大豆油 パーム油 乳脂肪 J-オイルミルズでは 業務用の ショートニング も つくっています 油脂 乳脂肪 ショートニングとは… 『サクサクさせる、ポロポロにする』 という意味を持ち、植物油脂等を原料とした練りこ み専用の固形油脂として開発されました。焼き菓子やパンに練り込んで使用され、 パン、ビスケットなどの原料として使用するともろさを与え口あたりをよくします。 10 当 冊 子よりさらに詳しい 財 務 情 報などは当 社 IR サイト 連結財務諸表 http://www.J-oil.com/ir/index.html 連結貸借対照表(要約) 科 目 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具(純額) 土地 建設仮勘定 その他(純額) 無形固定資産 投資その他の資産 1 資産合計 負債の部 流動負債 固定負債 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益累計額 2 純資産合計 負債純資産合計 当期 前期 科 目 2011年 3月 31日現在 75,620 5,955 37,263 ― 12,737 16,190 1,387 2,098 △ 12 66,815 55,401 12,103 18,089 19,746 4,138 1,323 524 10,890 142,436 73,425 5,778 33,621 8 13,167 17,152 1,359 2,353 △ 15 67,417 56,004 12,346 19,928 20,047 2,095 1,586 619 10,792 140,843 56,523 17,808 74,332 48,586 25,778 74,365 66,085 10,000 31,633 24,662 △ 210 2,018 68,104 142,436 64,791 10,000 31,633 23,368 △ 210 1,685 66,477 140,843 (注)金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 11 連結損益計算書 (要約) (単位 : 百万円) 2012年 3月 31日現在 検 索 J−オイル IR でご覧いただけます。 3 (単位 : 百万円) 当期 前期 181,017 152,447 28,570 23,870 4,699 345 373 4,672 98 469 4,301 2,095 △ 422 2,629 2,629 172,041 143,902 28,138 23,876 4,262 420 455 4,228 127 1,374 2,980 999 184 1,796 1,796 2011年 4月 1日から 2010年 4月 1日から 2012年 3月 31日まで 2011年 3月31日まで 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主損益調整前当期純利益 当期純利益 (注) 金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 1 総資産の推移/ 2 純資産・1株当たり純資産の推移 ■総資産 ■純資産 ●1株当たり純資産 (百万円) 150,000 (円) 144,726 398.67 140,843 398.24 142,436 100,000 390 66,555 66,477 68,104 50,000 0 420 407.99 360 第8期 (2009年度) 第9期 (2010年度) 第 10 期 (2011年度) 0 ポイント解説 3 売上高・経常利益 主原料の米国大豆及びカナダ菜種の海外相場は夏まで高値で 推移した後、秋から年末にかけて一旦下落した後再び上昇し、 連結キャッシュ・フロー計算書(要約) 期末には、各々14米ドル/ブッシェル、620加ドル/トンになり 科 目 ました。当社は油脂、 ミール製品等の付加価値化や得意先への 「お役立ち提案」を積極的に進める一方、 「コスト」ではなく 「価 値」 に見合った製品価格について粘り強く理解を求め実現を図 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 影響を強く受けながらも価格改定は一定の成果を上げました。 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 売上高は前期比 5.2%増、経常利益は前期比 10.5%増となりま 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 した。 当期 前期 11,175 △ 5,807 △ 5,190 177 5,778 5,955 4,762 △ 5,970 △ 2,046 △ 3,254 9,032 5,778 2011年 4月 1日から 2010年 4月 1日から 2012年 3月 31日まで 2011年 3月31日まで 4 営業活動によるキャッシュ・フロー りました。その結果、震災等による需要減少や長引くデフレの (単位 : 百万円) (注) 金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 ポイント解説 4 営業活動による キャッシュ・ フロー 税金等調整前当期純利益43億1百万円を計上し、 減価償却費62億44百万円、 売上債権の増加36億41百万円、 たな 卸資産の減少13億93百万円、 仕入債務の増加12億47百万円、 未払金及び未払費用の増加12億35百万円、 未払消 費税の増加11億53百万円、 法人税等の支払額10億85百万円などにより、 111億75百万円のプラスとなりました。 連結株主資本等変動計算書 当期(2011年 4月1日から2012年 3月 31日まで) 株主資本 資本金 10,000 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 ― 10,000 当期末残高 資 本 剰余金 利 益 剰余金 その他の包括利益累計額 自己株式 株主資本 合 計 31,633 23,368 △210 64,791 △1,335 2,629 △1,335 2,629 △0 △0 0 0 △0 1,294 31,633 24,662 △0 1,293 △210 66,085 △0 (単位 : 百万円) そ の 他 その他の 繰延ヘッジ 為替換算 有価証券 包括利益 損 益 調整勘定 評価差額金 累計額合計 1,653 368 368 2,022 54 △12 △12 42 純資産 合 計 △22 1,685 66,477 △23 △23 △45 △1,335 2,629 △0 0 333 333 333 1,627 2,018 68,104 (注)金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 12 会 社 情 報 (2012年3月31日現在) 本社 会社概要 商 号 本社所在地 創 資 本 立 金 代 表 者 事 業 内 容 ネットワーク 株式会社J-オイルミルズ ●本社 東京都中央区 J-OIL MILLS, Inc. 〒 104-0044 東京都中央区明石町 8番 1号 聖路加タワー 17F ~ 19F TEL:03-5148-7100( 代表) 2002年 4月 1日 100億円 楳田純和 1. 油脂、油粕の製造、加工、販売 2. 澱粉の製造、加工、販売 3. 各種食品の製造、加工、販売 4. 飼料および肥料の製造、加工、販売 5. 食品製造機器の販売 6. 倉庫業、港湾運送業、 一般貨物自動車運送事業 および貨物自動車運送取扱い事業 7. 不動産の賃貸 ●支社・支店・営業所 東京支社 大阪支社 東北支店 関東支店 北陸支店 中四国支店 九州支店 新潟営業所 静岡営業所 北海道支店 名古屋支店 四国支店 長野営業所 ●工場および事業所 千葉工場 横浜工場 浅羽工場 神戸工場 坂出事業所 静岡工場 若松工場 ●研究所 油脂研究所 油糧蛋白研究室 スターチ研究所 ファイン研究所 生化学研究所 役員(2012年 6月 28日現在) 13 代表取締役社長 楳田純和 取 締 役 中園直樹 取 締 役 松居伸一 取 締 役 吉田 哲 取 締 役 善当勝夫 常勤監査役 佐伯 賢 常勤監査役 星野国幸 監 日下宗仁 査 役 WEBサイトのご紹介 J−オイルミルズ 検 索 http://www.j-oil.com/index.html 当冊子内でご紹介した新製品、IR 情報 など各種情報はこちらからご覧いただけ ます。ご活用ください。 株 式 情 報 (2012年3月31日現在) 株式の状況 株式の分布状況 発行可能株式総数 540,000,000株 発行済株式総数 167,542,239株 株主数 ● 個人・その他 19,067名 大株主 4.6% 45,269 住友商事株式会社 12,246 三井物産株式会社 10,865 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 10,032 東京海上日動火災保険株式会社 4,143 J-オイルミルズ取引先持株会 3,383 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3,371 株式会社みずほコーポレート銀行 2,713 三井住友海上火災保険株式会社 2,713 農林中央金庫 2,351 48.5% 27.1 7.3 6.5 6.0 2.5 2.0 2.0 1.6 1.6 1.4 ● 千株未満 0.5% ● 千株以上 11.2% ● 5千株以上 2.8% 所有株数別分布 5.4% 60.7% ● 50万株以上 8.8% ● 5万株以上 ● 10万株以上 2.1% 8.5% 株価推移および出来高(東京証券取引所) 出来高 (10百万株) 株価 (円) 500 5 400 4 300 3 200 2 100 1 2009/4 ● 100万株以上 ● 1万株以上 (注) 出資比率は自己名義株式 612千株を控除して計算しております。 0 ● 金融商品 取引業者 0.4% ● その他法人 持株数(千株) 出資比率(%) 味の素株式会社 24.4% 所有者別分布 ● 外国人 (上位 10名) 株主名 ● 金融機関 22.1% 2009/10 2010/4 2010/10 2011/4 2011/10 2012/3 0 14 株式についてのご案内 事 業 年 度 期末配当金受領株主確定日 中間配当金受領株主確定日 定 時 株 主 総 会 株 主 名 簿 管 理 人 特 別 口 座 の 口 座 管理機関 4月1日から翌年3月31日 3月31日 9月30日 毎年6月 (ご注意) 1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつ 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 先 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 TEL 0120-232-711( 通話料無料) 上 場 証 券 取 引 所 東京証券取引所 大阪証券取引所 電子公告により行う 公告掲載URL http://www.j-oil.com/ir/ 公 告 の 方 法 同 連 絡 (ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得 ない事由が生じたときは、日本経済新聞に公告いたします。) きましては、原則、口座を開設されている口座管理機関 (証券会社等)で承ることとなっております。口座を開 設されている証券会社等にお問合せください。株主名 簿管理人 (三菱 UFJ 信託銀行) ではお取り扱いできませ んのでご注意ください。 2.特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつ きましては、三菱 UFJ 信託銀行が口座管理機関となっ ておりますので、左記特別口座の口座管理機関(三菱 にお問合せください。なお、三菱 UFJ 信 UFJ 信託銀行) 託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。 3.未受領の配当金につきましては、三菱 UFJ 信託銀行本 支店でお支払いいたします。 株式に関するお手続きについて 特別口座に記録された株式 お手続き、ご照会等の内容 お問合せ先 特別口座から一般口座への振替請求 ● 単元未満株式の買取 (買増)請求 ● 住所・氏名等のご変更 ● 特別口座の残高照会 ● 配当金の受領方法の指定 (*) 特別口座の 口座管理機関 郵送物等の発送と返戻に関するご照会 ● 支払期間経過後の配当金に関するご照会 ● 株式事務に関する一般的なお問合せ 株主名簿管理人 ● ● 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目 10番 11号 TEL 0120 - 232 - 711( 通話料無料) [ お手続き書類のご請求方法 ] ● 音声自動応答電話によるご請求 0120 - 244 - 479 (通話料無料) ● インターネットによるダウンロード http://www.tr.mufg.jp/daikou/ (*)特別口座に記録された株式をご所有の株主様は、配当金の受領方法として株式数比例配分方式はお選びいただけません。 証券会社等の口座に記録された株式 お手続き、ご照会等の内容 郵送物等の発送と返戻に関するご照会 支払期間経過後の配当金に関するご照会 ● 株式事務に関する一般的なお問合せ ● ● ● 上記以外のお手続き、ご照会等 お問合せ先 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目 10番 11号 TEL 0120-232-711( 通話料無料) 口座を開設されている証券会社等にお問合せください。 〒 104-0044 東京都中央区明石町 8 番 1 号 聖路加タワー 17 F〜 19 F TEL : 03-5148-7100(代表) FAX : 03-5148-7107 http://www.j-oil.com/ 環境保全のため、植物油インキを使用して印刷しています。