Comments
Description
Transcript
特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内)
特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 認定事業者 研究開発計画名 参画メンバー 株式会社ユニハイトシステム X線イメージャーに対応した半導体デバ 独立行政法人宇宙航空研究開発機 イスの実装技術の開発 構 国立大学法人琉球大学 1 2006/8/3 株式会社アクロラド 2 有限会社嶋田鎌金研究所 完全クロムフリー高耐食性表面処理技 2006/8/3 タイガー工業株式会社 沖縄県工業技術センター 術に関する研究開発 株式会社桐井製作所 3 2006/8/3 株式会社琉球バイオ NASH予防効果を持った新醗酵ウコン リソース開発 の独創的発酵技術の開発 4 2008/5/15 有限会社奥原鉄工 成形条件の最適化による圧肉中空成 型用金型の開発 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) 医療機器メーカーの間では、病巣等の発見の確立を高めるため、デ ジタル画像撮影装置においてこれまで以上の画素サイズの微細化が 電子部品・デバイス 求められている。そこで本研究では、CdTe半導体(化合物半導体の一 の実装 種)と特定集積回路で構成される微細化可能なデジタル画素用センサ の開発を行う。 プラント及び橋梁等施工業者にとって、接合用部材の耐食性を高め、 鉄筋等構造物の耐久性の向上とコスト低減につなげることが重要な課 題となっている。そこで本研究では、これまで部材の表面処理法として 部材結合 適用されてきた亜鉛クロメート処理よりも耐久性に優れたエポキシ系 コーティング複合皮膜処理の実用化に向けた研究開発を行う。 学校法人日本大学 国立大学法人琉球大学 協和発酵工業株式会社 国立大学法人名古屋大学 医療法人かりゆし会ハートライフ病院 本研究では、効率よくテトラヒドロクルクミン変換能を高める酵素の生 産技術を開発するとともに、動物や人によるNASH(非アルコール性脂 発酵 肪肝炎)への予防効果の確認など、科学的実証を伴った試験を行い、 原料から製品までの高品質化を行う。 株式会社タイガー工業 沖縄県工業技術センター 金属材料価格の高騰に伴い、安価で高い剛性が得られる樹脂製品を トラス構造等に使用されるジョイント部材として活用したいというニーズ 金型技術 を受け、ジョイント部材の鋼球の樹脂化に取り組む。 芝浦工業大学教育支援センター 5 6 7 車両盗難防止対策のために、指紋と虹彩による運転者の個人認証シ EgisTec(株) ステムを組み合わせた、操作が容易で、信頼性のある高度セキュリティ (株)アドバンスト・カー・エンジニアリ システムを開発する。 ング 産業用機械、情報家電では、信頼性と安全性確保のニーズがあり、 株式会社国建システ 信頼性の向上と新機能を実現するため、可動部/移動状態での使用 ム モバイル可視光通信を実現する組み込 国立大学法人信州大学 2010/6/8 (株式会社アウトスタ が困難な可視光通信を通信・ネットワークの研究開発を通じて高度化 みソフトウェア技術の開発 学校法人慶應義塾大学 し、モバイル可視光通信を実現する組込みソフトウェア技術を確立す ンディングテクノロ る。 ジー) 2009/8/6 アクシオヘリックス株 生体認証による自動車セキュリティシ 式会社 ステムの開発 独立行政法人農業・食品産業技術総 合研究機構 株式会社トロピカルテ 製麩副産物からの機能性環状オリゴ糖 2010/6/8 クノセンター(株式会 学校法人樟蔭学院大阪樟蔭女子大 製造技術の開発 学 社シー・アイ・バイオ) 金秀バイオ株式会社 国立大学法人群馬大学 フコキサンチンをリード化合物とした生 和光純薬工業株式会社 株式会社サウスプロ 8 2010/12/9 理活性物質の量産技術開発と機能性 三菱商事フードテック株式会社 ダクト に関する研究開発 イワキ株式会社 日本コルマー株式会社 アクシオへリックス株 高度化指紋認証セキュリティデバイス 9 2010/12/9 式会社 の開発 学校法人芝浦工業大学 株式会社エス・サイエンス 株式会社C&Cアソシエイト ユー・ディ・テック株式会社 学校法人神奈川工科大学 組込ソフトウェア 組込ソフトウェア (電子部品・デバイス の実装に係わる技 術) サイクロデキストラン(CI)は、ショ糖を原料にして微生物発酵により作 られる環状のオリゴ糖で、抗う蝕作用や環内に物質を取り込む包接作 用の機能を有する新たな食品・医薬品素材である。安価な製麩副産物 発酵 (デンプン)を原料とし、新たな製造方法で、高品質・高純度・低価格な CI含有素材の製造技術開発を実施する。 フコキサンチノールはフコキサンチンの代謝物質であり、高い付加価 値と安全性を有し、脂肪細胞が燃焼細胞に変わるという報告もあり、次 の機能性食品として注目されている。オキナワモズク等の褐藻から得ら 発酵 れたフコキサンチンを原料に、微生物等の酵素を用いることにより、大 量に短工程で簡便に精製させる技術開発を行う。 企業、大学、研究所、各省庁・自治体での入退室・各種情報家電等の 操作セキュリティの強化が求められているなか、生体認証への期待は 高まっている。すでに普及しているICカード認証装置を利用し、ICカー 組込ソフトウェア ド側に生体認証機能を付与し、コストを低減し、本人認証に関するセ キュリティを強化する。 1/6 特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 認定事業者 研究開発計画名 新たな分離源処理法及び発酵培養法 オーピーバイオファク の開発による海洋性微生物・微細藻類 10 2011/6/13 トリー株式会社 からの効率的な新規創薬シード化合物 探索法の開発 11 2011/6/13 株式会社琉SOK 参画メンバー 国立大学法人琉球大学 ユイメディック株式会社 沖縄県工業技術センター アステラス製薬株式会社 アステラスリサーチテクノロジー株式 会社 半導体製造装置用クランプ式超音波流 独立行政法人産業技術総合研究所 量計の開発 国立大学法人琉球大学 共栄エンジニアリング株式会社 佐鳥電機株式会社 レキオ・パワー・テクノ 非接触電力伝送と高速データ通信を共 12 2012/5/17 国立大学法人電気通信大学 ロジー株式会社 存させる技術の開発・試作 国立大学法人琉球大学 滋賀県立大学 13 2012/5/17 レビオ株式会社 共栄飼料株式会社 オカラと有用微生物の省エネ型発酵方 農業生産法人有限会社今帰仁ア 法による高機能飼料の開発 グー 国立大学法人琉球大学 株式会社内田食品 14 2012/7/17 株式会社愛南リベラ シオ 新規免疫活性化素材と発酵とを組み合 国立大学法人琉球大学 わせたクルマエビ養殖用飼料の開発 国立大学法人愛媛大学 15 2012/7/17 株式会社ユニテック 3次元モデルによるワイヤ・ハーネス設 国立大学法人琉球大学 計支援技術の開発 株式会社ピューズ 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) 分離源の採集に特殊な採集技術を要し、液体培養方法に技術的課 題が存在する海洋性微生物・微細藻類の効率的な分離・培養技術を確 立し、今まで評価されたことがない海洋性微生物・微細藻類の二次代 発酵 謝産物を取得する。さらに、高度にハイスループット化された微生物の スクリーニング方法を新たに構築し、毒性が低く、経口投与できる新規 抗真菌薬剤候補化合物を開発する。 半導体製造における3次元実装は、研磨、洗浄、レジスト塗布工程が 何度も繰り返され、その際に使用される薬液の精密流量制御が重要な 課題である。また、半導体製造装置には多くの流量計が用いられてい るが、研磨工程における研磨剤供給、洗浄工程における洗浄液生成、 電子部品・デバイス フォトリソ工程におけるフォトリソ液塗布などで精密に流量を制御できる の実装 流量計が存在しない。本研究では、高精度なクランプオン型流量計の 開発により上記課題を解決し、半導体実装技術の小型・高密度集積 化、低コスト化を図る。 非接触給電技術と容量結合方式による高速データ通信を組み合わ せ、既存の非接触電力伝送技術の抱える伝送容量、コスト及び汎用性 の低さを解決し、かつ高速データ通信を高い信頼性で同時に行うことが 組込ソフトウェア 可能な新たなプラットフォームの基礎となるモジュール化を研究し、そ れを組込みソフトウェア化することで多様な機器への展開を実現する。 本事業では、当社保有のオリジナルの枯草菌を、食物残渣である「オ カラ」等を用いて発酵・加工を行い、機能性を持つ高付加価値な飼料の 研究開発を実施する。最適な発酵条件を精緻に確認・確立していくと同 時に、開発飼料を継時的に給餌することによる家畜の健康状態の変化 発酵 や、肉質などとの相関関係を検証し、最適な機能性を有する飼料の製 造条件等の確立を目指す。さらに、省エネ効果も開発要素の一つとし、 量産用発酵方法の検証を行い、本機能性成分の多用途化を実現す る。 クルマエビ養殖は沖縄県の主要な水産養殖業であるが、感染症の蔓 延が問題となっている。これまで、免疫活性化を促すために酵母等の 発酵飼料が添加されていいたが、その効果は十分ではなかった。本事 業では、これまで愛媛大学で見いだされたオニヒトデや昆虫サナギ等 発酵 の高度に免疫を活性化する素材を用いて、従来の発酵工程と組み合 わせ、新たなエビ用飼料の開発を行い、クルマエビ養殖の現場での実 証を行う。 自動車を例に取ると、電機制御箇所の急増に伴い、ワイヤ・ハーネス の設計工程が増大し、開発工期の長期化及びコスト増の原因となって いる。本事業では、力学特性が考慮され、かつワイヤ・ハーネス同士の 貫入を回避するため、原子間ポテンシャル法を統合した新たなアルゴリ ズムを研究する。このアルゴリズムを採用したワイヤ・ハーネスの配置 組込ソフトウェア 検証ができる設計支援技術(シミュレーション手法)を開発し、力学的手 法及び原子間ポテンシャルエネルギー法から静的な安定形状を求める 3次元モデルによるワイヤ・ハーネス設計支援技術を確立し、ワイヤ・ ハーネスの開発工期短縮化及び開発コスト低減を目指す。 2/6 特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 16 2012/7/17 認定事業者 研究開発計画名 株式会社バイオジェッ 1細胞系育種を用いたオーダーメード ト 型高機能微生物の作出技術の開発 17 2012/7/17 株式会社クレイ沖縄 参画メンバー 国立大学法人琉球大学 株式会社アイワークス 国立大学法人琉球大学 発酵食品等の特異的風味成分の選択 (株)トロピカルテクノセンター 的分離精製システムの確立 ・(株)リバネス 世界対応デジタルテレビ放送受信用半 株式会社マグナデザ 導体チップの設計開発と当該チップと ・国立大学法人琉球大学 18 2013/3/15 インネット 周辺部品を1つのパッケージ内に実装 ・(有)エムジーウェーブ するための設計開発 19 2013/7/18 株式会社三啓 20 2013/7/18 株式会社サウスプロ ダクト 離島遠隔医療に対する病理診断支援 技術の開発 培養藻類による生理活性物質の量産 技術開発と機能性に関する研究開発 株式会社プラスナレッ スマートフォンの利用品質を大幅に向 21 2013/7/18 ジ 上させる新評価方式の研究開発 株式会社ユビテック 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) 「発酵食品」は風味や機能性の付与という観点から食品開発の中でも 大きな可能性を有し注目されている一方、微生物を用いることから新た な開発には選抜・培養条件など専門的かつ高度技術が必要である。従 来の育種技術は、時間と多くの労力がかかるともに、成否は運に委ね 発酵 られていた。本事業は、「1細胞系育種」を用いたオーダーメイド型高機 能微生物の作出技術を確立し、新たな生物生産プロセス技術サービス を展開することを目指す。 発酵食品等に由来した機能性食素材においては、発酵食品に特徴 的な味や臭いが、その利用多様化を妨げている。本事業においては、 これまでマスキングや風味付けで対処してきた本課題に対し、発酵食 品特有の味や臭いの原因物質を特定し、それを選択的に除去する高 発酵 度な分離精製システムを構築することで課題解決を実現する。これに より、発酵食品に由来する有用な機能性食素材の利用の多用途化を 実現する。 デジタルテレビ放送受信機器業界においては、世界各国における放 送仕様が異なることから、各国毎に対応する受信機器(ノート型PC、タ ブレットPC、携帯端末機器等)を製造している状況であり、グローバル 対応型の受信機器は実用化されていない。本事業では、各国の仕様 電子部品・デバイス 毎に異なる受信回路を共通化する設計技術を開発し、さらに、小型化・ の実装 高密度集積化にかかる技術を確立することで、低コストで高品質なグ ローバル対応型のデジタルテレビ放送受信用半導体チップの実現を目 指す。 国立大学法人琉球大学 国立大学法人大阪大学 医療サービスと機器・システムの一体化及び海外展開を目指す。遠 隔医療に対する病理診断支援技術の導入.サービス・機器一体型ソ リューションに対応した医療機器システム等の構築を図る。既存技術に おいては、ネットワークの能力を生かしたシステムにはなっておらず、G 組込みソフトウェア UI等の病理診断支援システムをネットワークに適用した統合システムを 新たに構築し、組込みサービス一体化ソリューションに対応した医療機 器システムの構築を図る。 独立行政法人産業技術総合研究所 海藻類は陸上植物にはない多くの機能性物質を含んでいるが、現在 は海面での養殖が行われており供給源に乏しく、また培養の条件に よって成分が変化するため市場の要求に対応できるだけの機能性物 質が採取できない。 発酵 本事業では陸上で養殖を行うことにより培養条件の最適化を容易に し、海藻類の周年収穫及び品質管理を行うことにより、海藻類に含まれ る機能性物質の安定的な供給を実現する。 一般社団法人IIOT スマートフォンの製造業者等において、市場での不具合増加や品質 悪化が大きな問題となっている。また従来の開発者目線の評価システ ムでは問題が解決できないことも明確になってきている。そこでユーザ 組込みソフトウェア の利用頻度と満足度に着目して、スマートフォン評価システムを高度化 し、短期間・低コストで効果的な評価が可能なシステムを開発する。 3/6 特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 認定事業者 研究開発計画名 参画メンバー 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) カーボンナノチューブ複合化による高 機能マグネシウムに関する研究 共栄エンジニアリング株式会社 一般社団法人ものづくりネットワーク 沖縄 沖縄県工業技術センター 国立大学法人琉球大学 一般財団法人南西地域産業活性化 センター マグネシウムは軽い金属として自動車を軽量化するための素材とし て注目されているが、アルミニウムと比べ剛性や耐食性が劣るため活 用されていない。 鋳造 本事業ではマグネシウムにカーボンナノチューブを高い割合で混合す ることで強靱で耐食性に優れた高性能なマグネシウム作り出すことを 目的とする。 空心コイルを用いた100Wクラスの電 レキオ・パワー・テクノ 力伝送と100Mbps(物理レート)の情 23 2013/7/18 ロジー株式会社 報伝送技術を融合した、非接触イン ターフェースモジュールの開発・試作 国立大学法人電気通信大学大学院 スターエンジニアリング株式会社 国立大学法人琉球大学 国立沖縄工業高等専門学校 現在製品化されている非接触電力伝送システムは、実質3W程度の 給電システムとして製品化、規格化されているが、機構が煩雑でコスト が高く充電も遅いため便利とは言いがたい。当社コイルは、既存コイル の数倍の電力量を伝送可能であり、かつ安全でシンプルな機構で製品 組込みソフトウェア 化できるためコストも大幅に安くなる。本開発では100Wクラスの電力 伝送が可能で、高速情報通信と融合した、インターフェースモジュール の開発を実施する。 22 2013/7/18 NTI株式会社 株式会社未来企画 24 2014/7/10 金秀アルミ工業株式 会社 25 2014/7/10 株式会社RunWater 株式会社未来企画 高機能発光窓構造(光のカーテン)を用 金秀アルミ工業株式会社 いた大型ビルのカーテンウォール全面 株式会社ジーエヌエー による画像広告システムの開発 独立行政法人産業総合技術研究所 PrimaryWaterシステム(無菌還元型水 処理)によるカット野菜ラインの構築 株式会社RunWater サニタリープラント株式会社 国立大学法人琉球大学工学部情報 工学科 株式会社ナノシステムソリューション ズ 株式会社ナノシステム パルス幅可変レーザーの開発と各種加 26 2014/7/10 カムイ・イノベーション株式会社 ソリューションズ 工材料の加工最適化の研究・開発 国立大学法人琉球大学工学部機械 システム工学科 大型ビルのカーテンウォール全面を用いた画像広告システム技術 (光のカーテンウォール技術)の確立に向けて、従来のカーテンウォー ルに対して、「光のカーテン」技術(確立済技術)を組み込み、そのカー テンウォール全面を用いた、文字および画像による広告システムの実 接合・実装 現を目指す。この技術の確立に向けて、「光のカーテン」のモジュール 化(ユニット化)、カーテンウォールへの組み込み技術、集中画像制御、 無線画像制御等の課題の解決を図る。 川下業者であるカット野菜業者は、現代の消費者の健康指向、安全 指向を念頭におきながら、カット野菜の製造を行っている。しかしなが ら、製品の殺菌をせずに商品化をする事は出来ないため、酸化処理 製造環境 (次亜塩素酸やオゾン)による野菜の直接殺菌を行っている。そうした、 カット野菜業者に非酸化型の還元型無菌水による処理ラインを提供す ることが、本研究開発事業計画の目的。 半導体基板で使用するSiC、LEDの製造やスマートフォン用の画面用 に採用されるサファイヤ、自動車や航空機の構造部材としての使用が 増えているCFRPなど、最先端のものづくりに対応するためには従来加 工が難しいとされてきた新材料を自在に加工することが要求される。一 方で、それら新素材の加工技術は材料の進化に追いついていないの 精密加工 が現状であり、従来の加工技術の延長線上で新素材の加工を行って いるに過ぎない。しかしながらこれら新素材は難加工性であり、従来技 術による加工による様々な課題を抱えている。本研究開発による新技 術はこれらの課題を解決するもの。 4/6 特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 認定事業者 27 2014/7/10 株式会社ブリブサー 28 2014/7/10 研究開発計画名 オンラインゲーム向け分散フレーム ワークの開発 株式会社沖縄海上飛 複合材弾性構造を利用した高耐波性 行機開発 水上飛行機用フロートの開発 ORTHOREBIRTH株式 29 2015/7/21 綿形状による人工骨充填材の開発 会社 参画メンバー 株式会社ブリブサー 国立大学法人琉球大学工学部情報 工学科 株式会社沖縄海上飛行機開発 独立行政法人国立高等専門学校機 構八戸工業高等専門学校 株式会社日本バイオテック 国立大学法人名古屋工業大学 独立行政法人国立病院機構宇都宮 病院 KISCO株式会社 株式会社エイブリッジ 株式会社プラスナレッ 車のネットワーク&IOT化に対応したテ キャッツ株式会社 30 2015/7/21 ジ ストツール開発 国立大学法人琉球大学 31 2015/7/21 株式会社ボナック 32 2015/9/24 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) 世界的に大きな市場となっているゲーム産業において、日本のIT技 術、特にオンラインゲーム分野の国際競争力を高めるために、オンライ ンゲーム向けに新たな分散フレームワークと通信用のSDKを開発す る。分散フレームワークは、並列処理と相性のよいデータセグメントと 情報処理 コードセグメンテに基づいて構築し、データベースについても従来の RDBとは違う非破壊木構造型のデータベースとし、データの安全性を高 めつつレスポンス向上も図る。これにより、オンラインゲームに参加して いるユーザへのサービスレベルの向上と信頼生を高めることができる。 日本初の工業化に成功したリサイクル炭素繊維強化プラスチックを使 い、これまで用途開発が殆どなされていなかったバネ等の弾性部品加 工技術を初めて開発し、更にそれを用いてフロートの一部を可撓構造 にして入力波に対する耐性をあげ、従来不可能であった外洋での運用 複合・新機能材料 を可能にする世界最高性能の水上飛行機用フロートを試作しその成果 を実機に取り付け実証する。 更にその成果を外洋用船舶、自動車等への用途への拡大を図る。 名古屋工業大学により開発された、ケイ素含有炭酸カルシウムを添 加したPLLAの綿状物の作製技術を基に、オルソリバース株式会社に よりさらにリン酸カルシウムを添加するなど、骨形成能を向上させる成 分の改良を施した綿形状の人工骨充填材レボシスが開発され、外傷領 域において、米国FDAの販売承認を得た。 バイオ レボシスは、世界初の綿形状の人工骨充填剤であり、患者の骨病変 部に合わせて形状とサイズを非常に簡単に加工できるうえ、骨細胞の 増殖と石灰化を促進するケイ素を含有するなど骨形成能にも優れ、埋 植後に患者本人の骨と完全に置き換わる吸収置換性がある。 現在の自動車制御構造は、従来型の物理的制御から電子的制御に 急速に変化している。また携帯端末等からの外部操作などのIoT概念 にも根ざす機会が多くなり、電子的制御を司るECUが複雑化・多様化 情報処理 している。当研究では、これらを背景とした川下分野でのテストフェーズ における課題解決をすべく、ECUテストに焦点を当てた新テストツール を開発し、川下分野の品質向上および費用逓減を図る。 高度化目標として、ボナック核酸原材料である生物資源の多様化と 最適化を図る。本目標を実現化するために、1) ボナック核酸1分子にア デノシン塩基(A)が15塩基以上含まれ、かつヒト遺伝子との相同性が 50%以下の配列を設計する、2) 化粧品に最適化したボナック核酸の安 全性評価を実施化してクリア (陰性対照と同等レベル) し、3) 核酸化粧 公益財団法人沖縄科学技術振興セン 品の機能を高める沖縄素材の探索を実施化 (10候補の選択)、4) 核酸 バイオ 安心・安全な革新的核酸化粧品の開発 ター 化粧品の噴霧デバイスへのマッティングを実施 (噴霧化可能な化粧品 の開発)、5) 溶液状態で室温3年以上の安定化処方の開発、6) マルチ スキンケア用の核酸機能性評価 (保水機能、ハリ、抗しわ効果、美白 機能等) を実施し、沖縄素材をベースにした核酸医薬品の最終製品化 を行う。 健康長寿社会の実現に資する高機能 国立大学法人九州大学 株式会社先端医療開 健康食品(玄米由来健康成分含有ナノ 国立大学法人琉球大学 発 粒子)の実用化 γ-オリザノールの効能を高めるために、PLGAナノ粒子製剤技術を 応用し、従来にない高機能を有した健康食品の開発を行い、最終的に バイオ は特定保健用食品などとしての承認を得て、実用化に結びつける。 5/6 特定研究開発等計画の認定一覧(沖縄総合事務局管内) 平成27年9月24日現在 No. 認定月日 認定事業者 33 2015/9/24 株式会社青い海 研究開発計画名 参画メンバー 海水からの製塩におけるボトルネック 的課題である硫酸カルシウムスケーリ 沖縄県工業技術センター ングトラブル解消に向けた検討 研究開発計画の概要 主たる技術(従たる技術) 製塩装置に対して硫酸カルシウムスケールが付着することを防止す るとともに、微細な硫酸カルシウム結晶を効率的に分離回収可能な装 製造環境 置を開発する。 6/6