Comments
Description
Transcript
金融システム 事業グループ 情報通信システム 事業グループ
事業概況 情報通信システム 事業グループ 金融システム 事業グループ コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング ● 社員数:約 700 名 ● 社員数:約 350 名 情報通信システム事業グループは、通信キャリア向 金融システム事業グループは、メガバンクやクレ けを中心にビジネスを展開しています。大規模ネッ ジットカード、証券会社、保険業界向けにビジネスを トワーク、大規模データベース、大量トランザクショ 展開しています。特に高い信頼性と堅牢性が求めら ンおよび負荷分散処理など、ミッションクリティカル れる金融機関向けに対しては、当業界に関する高度な で難易度の高いシステム構築が求められるなか、長 専門知識と最先端 IT を組み合わせて、システムの提 年蓄積してきたインターネットのコアとなるネット 案・構築を行っています。 ワーク/サーバ技術をベースに、システムの提案・ 現在、各金融機関ではグローバルな競争が激化する 構築を行っています。特に海外の先進技術を取り入 なか、経営の安定化と顧客サービスの充実に取り組ん れ、カスタマイズして顧客に提案することを強みと でいます。そのため、システムの海外展開や、業務効 しており、その技術はクラウドネットワーキングや、 率化に直結する IT 投資を優先的に行っています。 NGN / WiMAX などの次世代ネットワーク関連ビジ 金融システム事業グループでは、市場系システム ネスに活かされています。 や、リスク管理系システムなどに関連するアプリ 最近では、位置情報を把握して物流を効率化する ケーション開発においても順調に実績を積み上げ SaaS 型ソリューションを展開しているほか、ホーム つつ、CTC 独自の次世代金融ソリューション「 金融 ネットワーキング、エネルギーマネジメント、モバイ SOIT(ソイット)」というコンセプトのもとに研究開 ル放送など今後の需要の高まりが期待される分野に 発を行い、次世代の IT サービス利用技術の開発にも 対しても積極的にビジネスを進めています。 注力しています。 16 ITOCHU Techno–Solutions Corporation Annual Report 2011 エンタープライズ システム事業 グループ 流通システム 事業グループ コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング ● 社員数:約 1,000 名 ● 社員数:約 700 名 エンタープライズシステム事業グループは、製造 流通システム事業グループは、総合商社、コンビ 業、運輸業のほか、サービス業、官公庁や大学、イン ニ、食品、卸売業界を中心としたお客様に対し、経営 ターネット関連企業などに対してビジネスを展開し の基盤である店舗・情報・基幹・倉庫物流系をはじめ ています。 とした情報システムに関するフルアウトソーシング 従来より、オフィス環境における利便性の向上やセ サービスを提供しています。 キュリティ強化、企業内の生産性や効率性向上などに 近年、流通業界においても、クラウド利用が進んで 関する課題を解決するための情報インフラ構築にお います。One to One マーケティングと帳票関連コ いて豊富な実績を積み上げてきました。 ストの削減を実現する帳票システム「ePromo(イー 近年では、多くの顧客基盤を有するエンタープラ プロモ)」に加え、企業の情報ソースが多様化・分散化 イズシステム事業グループにおいても、仮想化技術を し、各情報ソースへの玄関口となるポータルサイトの 用いた大規模なインフラ統合を伴うプライベートク 重要性が増していることから、 「TCO 削減 」「 消費電 ラウド案件や、CTC が保有するハードウェアリソー 力低減 」 「 構築期間の短縮 」を実現する、SaaS 型ポー スやソフトウェアを従量課金型でサービス提供する タルサービス 「cloudage portal」 (クラウデージ ポー パブリッククラウド案件が拡大しています。2011 年 タル)の提供を 2010 年 10 月から開始しました。 4 月に「 クラウドビジネス推進室 」を事業グループ内 このような「クラウドサービス」の拡充と合わせて、 に新設するなど、今後成長が期待されるクラウドビジ お客様のニーズに柔軟に対応すべく、 「 オフショア開 ネスに向けた取り組みを重点的に強化しています。 発 」「 アウトソーシング 」「 グローバルサポート 」の 分野を強化し、顧客満足度向上を目指しています。 ITOCHU Techno–Solutions Corporation Annual Report 2011 17 科学システム 事業部 コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング クラウド プラットフォーム 事業グループ ● 社員数:約 200 名 ● 社員数:約 150 名 科学システム事業部は、国や民間の研究機関や大 従来からのデータセンタービジネスを進化させ、新 手メーカーのお客様に対して、科学工学系の科学計 たなクラウドビジネスを創造するべく、2011 年 4 月、 算技術をコアとした高度で専門的な高付加価値サー 旧来の「 データセンター事業グループ 」から「 クラウ ビスとソリューションを提供しています。建設分野 ドプラットフォーム事業グループ 」に改称しました。 における地盤・岩盤解析、耐震解析、橋梁構造解析な 現在、横浜コンピュータセンター(YCC) 、神戸コン どのソリューションや、風力・太陽光を含めた再生可 ピュータセンター(KCC) 、大手町インターネットデー 能エネルギーと既存のエネルギー源との協調運用・ タセンター(OiDC) 、渋谷データセンター(SDC) 、目 管理・需要予測などのコンサルティング、システム開 白坂データセンター(MDC)の全国 5 カ所のデータセ 発、運用サービスなどを実施しています。 ンターを保有しています。 ものづくり分野においても、CAE 技術のパイオニ 大企業からベンチャー企業まで 300 社を超えるお アとして各種アプリケーションソフトウェアの提供 客様にご利用いただいておりますが、先進的な運用技 から技術サポートサービス、コンサルティングサー 術には高い評価を得ており、今後は、従来からのアウ ビスまでトータルに提供しています。2010 年 10 月 トソーシングサービスに加え、 「TechnoCUVIC(テク には、低炭素社会を実現する新エネルギーの 1 つとし ノキュービック) 」をはじめとしたサービス基盤を拡充 て注目される風力発電の出力予測システムを開発し、 し、新たなサービスを開発・提供することで国内屈指 国内外の電力会社や風力発電事業者などを対象に、 のハイブリッド型データセンターを目指しています。 SaaS 型で本格的にサービス提供を開始しました。 長年培ってきた専門的なノウハウを活かし、新たな ビジネス展開への取り組みを強化しています。 18 ITOCHU Techno–Solutions Corporation Annual Report 2011 保守・運用サービス事業 グループ コロケーションが減少したものの、Techno CUVIC などの アウトソーシングサービス需要が増加しました。コロケー ションが減少したものの、Techno CUVIC などのアウト ソーシングサービス需要が増加しました。コロケーションが 減少したものの、Techno CUVIC などのアウトソーシング What’s New シンガポールに、海外初の独自拠点を開設 ● 社員数:約 300 名 保守・運用サービス事業グループは、各事業グルー CTC は、お客様の海外展開をサポートするために、 プやグループ会社のシーティーシー・テクノロジー 海外初の独自拠点をシンガポールに設立しました。 (株)およびシーティーシー・システムオペレーショ CTC は、2010 年 4 月に発表した中期経営計画におい ンズ(株)と連携し、全国約 100 カ所のサービス拠点か て成長戦略の 1 つに海外展開を掲げています。今後、 ら 24 時間 365 日体制で、さまざまな IT サービスを提 シンガポール支店を CTC グループのアジア全体の拠 供しています。オンサイトの保守・運用サービスやリ 点と位置付け、顧客の海外展開ニーズへの対応を進め モート監視、ヘルプデスク対応といった各種サービス ていきます。国内においても、全社のグローバルビジ に加え、最先端 IT ベンダーとのコラボレーションや、 ネスの戦略立案と推進を担う「 グローバルビジネス推 長年培った独自ノウハウをベースに新サービスの開発 進チーム 」を新設しました。CTC では、CTC グループ にも注力しています。仮想化技術によって統合された の営業組織、グローバルビジネス推進チーム、シンガ IT インフラ基盤の保守・運用サービス「RePlavail(リ ポール支店が連携して総合力を発揮し、シンガポール プラベイル) 」や、IP 電話やシンクライアント、セキュ を皮切りに、米国や中国などにおける活動強化なども リティ認証といった最新オフィス IT と、オフィス設計 視野に入れ、グローバル展開を加速していきます。 やデザインノウハウを組み合わせた「ITFM(IT ファシ リティマネジメント) 」をはじめ、高度化、複雑化する ニーズにマッチしたサービスの開発に努めています。 ITOCHU Techno–Solutions Corporation Annual Report 2011 19