...

K1200R-`06

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

K1200R-`06
K1200R-’06-08 白馬東北
http://muru.exblog.jp
by muru01
K1200R-’06-08 白馬東北
http://muru.exblog.jp
by muru01
白馬+αツーリング (1) −支度−
...........................................
白馬+αツーリング (2) −早朝出発、集合−
白馬+αツーリング 番外編 (1) −無事帰宅!
.................................
4
..................................
9
白馬+αツーリング 番外編 (2) −信州東北ツー・ダイジェスト
................
12
.....................
31
......................................
38
白馬+αツーリング (3) −集合、そして北陸道を移動−
白馬+αツーリング (4) −白馬入り−
1
白馬+αツーリング (5) −白馬 bikermeeting 会場−
........................
46
白馬+αツーリング (6) − bikermeeting イベント−
.......................
67
...........................
72
白馬+αツーリング (7) − bikermeeting 雑感−
白馬+αツーリング 番外編 (3) −会場をもり立てたもの
白馬+αツーリング (8) −白馬の夜−
.......................
75
.....................................
80
白馬+αツーリング 番外編 (4) −気づいたこと
白馬+αツーリング (9) −東北突入−
..............................
87
......................................
88
白馬+αツーリング (10) −蔵王の頂き−
.................................
108
白馬+αツーリング (11) −由良の民宿−
.................................
118
白馬+αツーリング (12) −日本海北上、酒田へ−
........................
132
白馬+αツーリング (13) −いざ、鳥海山−
...............................
140
白馬+αツーリング (14) −鳥海のお膝元−
...............................
156
白馬+αツーリング (15) −横手平野を北に、田沢へ−
.....................
167
......................
178
..........................
199
.................................
215
白馬+αツーリング (16) −玉川温泉と後生掛温泉−
白馬+αツーリング (17) −後生掛温泉で寛ぐ−
白馬+αツーリング (18) −台風に翻弄−
白馬+αツーリング (19) −大いなる八幡平−
.............................
白馬+αツーリング (20) − K1200R、突然の停止!
!−
...................
白馬+αツーリング (21) −仙台のおばちゃんにちょっとびびる−
i
..........
216
223
227
白馬+αツーリング (22) −ちょっとだけ仙台☆−
白馬+αツーリング (23) −帰還開始−
..........................
235
...................................
245
白馬+αツーリング (24) −最終話/金沢泊・帰還完了−
ii
...................
258
白馬+αツーリング (1) −支度−
2006-08-04 23:47
さて。いよいよ迫った「Bikermeeting 2006 in HAKUBA」。
BMW イベントは盛りだくさん、8 耐マシンも来るぞ!
K1200R/S のお仲間とも会えるし。楽しみだなぁ。夜の宴会も (そこか
い!)
で、支度を。。
あ!
!
大事なこと忘れてるやん∼
せっかくディーラーでの1万
点検時オイル交換スキップしたのに、肝
心のオイル寄せてへん。。今回も 2000km 程度は走るだろうから、オド
6000km →現在 11000km、ヤバイ!
時間無いし。。うーん。。
よし、困ったときの、近所頼み。
で、セントラルオートそごうさんまでひとっ走り。納入車じゃなくって気
を害したかも知れませんがスミマセン< (_ _) >
あとはパッキング。
高速走行に備えて今回はフルフェイスヘルメットにしよう。新しく買い足
したやつは、まだインナーが硬くて頭が痛くなるので今回はお休み。レー
スごっこで酷使した「金色くん」にしよう。
1 - http://muru.exblog.jp
ブーツはレースごっこ用をおろして履いていこう。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 2
これで OK かな?デジイチ持って行くので今回も大荷物 (汗)
モトラッド神戸さんチームと合流だから5時には出ないとなぁ。
早く寝ましょ。
ではっ
3 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (2) −早朝出発、集合−
2006-08-10 07:05
仕事をなんとかとりまとめ、5日の早朝にこっそり出動だ。
この前の1万キロ点検から、フロントがまるでコマのようにモーメント
でゆらゆらふらつき (コーナリング中も!) 安定しない不具合があり (対
策されたフロントブレーキディスクロータに変更したとたん鳴き出した
(汗) し。。)、ショップには連絡済みだが、ハードに攻めなければ走行に支
障もないので、ツーリング後のドッグ入りとして、今回はこの状態で出
かけることにした。
時間は4時半。
日が昇るのが早い夏だが、まだ流石に辺りは暗い。
最後の荷物のチェックをして、家からすこし押して動かしエンジンをかけ
る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 4
いつも通りに素直な目覚めに一安心。
この K1200R の直4エンジン、オイル交換を済ました後しばらく、振動
の状態が変わってしまう癖がある。それくらいデリケートなエンジン周
りなんだろうか。
前回は手がしびれるほど 3000-5000 rpmの常用域で振動が増え、ギア
5 - http://muru.exblog.jp
抜けも起こり、1000km 走行すぎたぐらいで収まってきた。
今回は長距離走行だから手がしびれちゃ辛いなぁ、なんて思いながら走
り出す。
いつものように、R55 → R11 →神戸鳴門道を走行し、淡路 S.A. ではすっ
かり明るくなった。
よく見ると、相変わらずの過積載である (笑)
K1200R-’06-08 白馬東北 - 6
今回はデジイチ一式積載のため、衣類を減らした効果も全くなく。
バイクステアリングの不調と過積載と残り少ない免許点数では、K/R 爆
走軍団とのお供はできないなぁ。
「ムルさん、遅いなぁ、そんな走りしか
できないの?」なんて言われちゃいそうだし。
ええ、私はマイペースライダー (笑)、すこしソロツーにほっとしていた
7 - http://muru.exblog.jp
りして。
写真をじっくり撮るつもりのツーリングはソロに限るんです。。
あ、行きはマスツーリングだった (汗)
てな訳で、モトラッド阪神の白馬ツーリング軍団に合流すべく、先を急ぐ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 8
白馬+αツーリング 番外編 (1) −無事帰宅!
2006-08-10 07:06
台風と仕事に振り回されながら、今回も強行帰宅!
免許もまだ残っています (笑)
昨日 (8/9) の昼過ぎに帰ってきました。
ゆっくりレポート書き始めたかったのですが、山口県山陽小野田市の夜
にホテルで客先と下打ち合わせ、翌日の今日の朝からエンドユーザー先
で打ち合わせ。
てなわけで、1.5日で約 1300km を走破したあと、風呂に入って荷物
を準備して PC にデータを移し、メールチェックして、2時間後には再び
車で 450km の走行に出かけたのでした。
眠さに死にそうになるかと思いきや、広島からのデッドヒートのおかげ
で目が覚めました (笑)
しかし車は 400km の連続走行なんてへっちゃらだなぁ。バイクじゃ風圧
&ガス給油で 200km が限界です。。
てなわけで、記憶がなまなましい間に、白馬の夜の話題が盛り上がって
いる間に (笑) レポートまとめたかったのですが、こういった事情で明日
ぐらいからぼちぼち、今回もエピソードたっぷりのソロツーレポート始
めたいと思います。
オドメータですが
↓出発直前
9 - http://muru.exblog.jp
↓帰宅直後
K1200R-’06-08 白馬東北 - 10
今回の走行距離は (13942 − 10974)= 2968km。
結構走りました。しかし高速道の走行がかなりの割合を占めたため、走
り甲斐といった点ではもうひとつだったかな (なんてこと書くと、みんな
からまた「贅沢者!」と非難を浴びるナ)。
前回いけなかった東北「中エリア」編、好天に恵まれて堪能いたしまし
た。
また、白馬のロッジへの強襲、長い間柄の友人に再会したかのようなフ
ランク (私だけ?(笑)) な飲み会、楽しかったですね。
ではぼちぼち書き始めたいと思いますので宜しくです。
11 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング 番外編 (2) −信州東北ツー・ダイジェスト
2006-08-11 00:30
仕事の打ち合わせも終わっていよいよ執筆。。
でも、いつものペースで書き始めたら、いったいいつ終わるやら (汗)
なものだから、おいしい写真ピックアップで、ダイジェストと先に参り
ます< (_ _) >
BMW 白馬 Meeting(1) ここで活躍し 8 耐クラス優勝したマシンのタイ
ヤ、凄い!
BMW 白馬 Meeting(2) ササキさんからいよいよ出ますか。ほんとに軽
い∼ K1200R-’06-08 白馬東北 - 12
BMW 白馬 Meeting(3) ブラックナイト、ですか。すごみはありますね。
13 - http://muru.exblog.jp
白馬の夜、関西勢の盛り上がり。ほんま笑いっぱなし!
関東勢のじぇんとるめん達。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 14
Shuu さん、物色中?
飯豊のそば処「西村屋」の水蕎麦山菜定食、素晴らしく瑞々しくて旨い!
15 - http://muru.exblog.jp
蔵王の大釜。もう夕方だね。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 16
由良海岸と白山島の美しい光景。
17 - http://muru.exblog.jp
酒田市内の山居倉庫の勇姿。
徳島からツーリング中のはるぼんさんと合流∼
K1200R-’06-08 白馬東北 - 18
鳥海ブルーラインは素晴らしく眺めと路面状態が良い。
鳥海で勧められた、驚くほど美味しい低温殺菌牛乳。
19 - http://muru.exblog.jp
仁賀保高原の風力発電風車群。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 20
田沢湖にて。
21 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 22
玉川温泉の強烈な源泉と入浴に勇気のいる露天風呂。
23 - http://muru.exblog.jp
良かった八幡平の御生掛温泉。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 24
25 - http://muru.exblog.jp
八幡平アスピーテラインの何ともいえない眺望!
K1200R-’06-08 白馬東北 - 26
27 - http://muru.exblog.jp
仙台の思わぬ展開になったレストラン。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 28
仙台市のケヤキ並木。
29 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 30
白馬+αツーリング (3) −集合、そして北陸道を移動−
2006-08-12 10:24
淡路 S.A. で給油を済まし、神戸鳴門道から阪神高速7号、そして中国道
といつもの道を繋ぐ。モトラッド阪神軍団の集合地点と時間は、名神道
の桂川 P.A. で 7:30。
余裕はあるかなと思いつつ、いつものようにトラックがどんどん増えて、
天王山トンネル手前で短い渋滞が発生。しかしそれも直ぐ解消して、集
合場所には 7:10 頃には到着した。
すでに。2輪置き場は BMW で一杯。みんな早いなぁと思いながら、腹
ごしらえをする。P.A. 内の施設はすでに大混雑 (-_-)
とりあえず空席を見つけて朝定食を食す。
31 - http://muru.exblog.jp
食べ終わって外へ出るが、こんな時間なのに既に暑い!
ぼちぼち参加者は集まってきているようだけれど、誰も知った人は居な
い。
ホントは K1200S/R Owner’s Club の関西オフミでお会いしている Pokkara
氏らのお泊まり作戦に参加したかったのだが、仕事の予定が判らず迷っ
ているうちに定員一杯。その後行けそうな予定になったので、どうしよ
うかと思っていると、R の1万 点検時にモトラッド神戸の営業 H 氏か
らお誘いを受け「宿取って1人で泊まるのも何だし」と言うことで参加
表明した訳で。
お蔭で、初のモトラッド神戸ツー参加なため、誰も参加者と知り合いで
ない (汗)
何人かにそれらしい人に声をかけてみるが、話が繋がらない。。
乗ってる車種が判らないし、ツーリング好きかどうかも判らないし、殆
どがお互い顔なじみ同士の団体さんのようだし。
ああ。。
この時点でテンション下がりまくり。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 32
BMW の台数は順調に増えていくが。
ここで新型 K1200GT を発見。がオーナーは近くにいないようだ。声を
かけられないので暫しバイクを観察。うーん、サイドカウルパネルはやっ
ぱり平板ぽくてもう一つだなぁ。
33 - http://muru.exblog.jp
でも今回のように高速道主体のツーリングには楽なんだろうなぁ、なん
て思ってみる。
8:00 前になってやっとお店の人が参加人員の確認をする。なんだぁ慌てて
くる必要なかったのねぇ。次は BMW 集団らしく足長く次は北陸道南条
S.A. で休憩らしい。私他数名が給油のため多賀に寄ることに。桂川 P.A.
も狭いのでメンバー紹介無しにぞくぞくと出発する。
お、新しい R1200S もいるぞ。かっこいいなぁ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 34
道中はみなさんのペースが判らないので様子を探りながら着いていくこ
とに。
私が混じった集団は女性のスカバーも居て、安全運転。このほうが空力
的に楽だなぁと思いながら着いていく。
多賀 S.A. 給油後は単独になり、マイペースで先を目指す。
南条 S.A. では再び BMW 集団が集結。暑さを凌ぎながらぼちぼち世間話
を。
35 - http://muru.exblog.jp
その後小矢部川 S.A. で昼食、その先の P.A. で休憩。
先頭集団は 1 ○○ km/h で爆走。団体は安全運転。そのため、休憩地で
K1200R-’06-08 白馬東北 - 36
の滞留時間が凄く長い。顔見知りのツーリングでさくさく行くのに慣れ
ている身にとっては、結構面倒くさくなってくる。いつものペースで走
れば昼過ぎには白馬入りしているはず。いったい何時着くんだろうか。
そんなことを考えていると、13:36 に白馬ロッジ泊組の TEB さんから電話
があった。もう彼らは bikermeeting 会場入りしているらしい。良いなぁ。
もうすぐ高速降りる所まで来ているので「あと1時間ぐらいで着くと思
うけど先にペンションに荷物を下ろすので (会場入りはもっと遅いだろう
から) 後で電話する」旨の返答をする。
当方はまだまだ時間がかかるし彼らは暑さにやられて早々に会場を後に
することは未だ判らなかった (笑)
37 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (4) −白馬入り−
2006-08-12 11:11
最後のトンネルが多発する北陸道を爆走する。ここなら取り締まりから
逃れられるし (笑)
あ、着いたと思ってインターを降りると、誰も来ない (大汗)
間違いに気づき、慌てて料金所手前の信号から再び高速に浮上する (爆)
ああ、不知火 I.C. じゃなくって糸魚川 I.C. だったのだ。アセアセ。
インター出口で全員の到着を待つ。
結構待っていよいよ出発かと思いきやトラブル発生。アルミケースを乗
せた GS が不具合があるらしい。随行のスタッフが確認するが走行に支
障はないらしい。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 38
改めて出発。。と思いきや、先のスタンドで再び給油。
やれやれ。何時着くんだろうか。
そして R148 を下っていくのだが、そこはマスツーリング、大人しく行か
ねばと思いながらゆるゆると走る。だが、スカバーのおばさんが、隧道
の中でとうとう法定速度以下で走り出した。
「かんべんしてくれ。。」自分
のペースが判っていれば、最後を走るとか手はあるだろうに。流石にプ
チッと音がして (笑)、手を挙げながら追い越してしまった。「やっちゃっ
たかな」と思いミラーを見ると随行者が (^_^;)
やっぱりみんな辛かった?まあここで嫌われても「非関西」な私に問題
はないが (笑)
ようやく白馬入り。
39 - http://muru.exblog.jp
周りに BMW バイクの台数が飛躍的に多くなってきた。流石に大きいイ
ベントなんだなぁと実感する。天気も相変わらずの晴天。暑い暑い。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 40
ようやく宿に到着。大きなペンションだ。昨年もココだったらしい。
みなさん、ヤレヤレ到着といった感じで駐車して、集合後主催側から今
日の予定の話があった。荷物を置いた後に会場までの無料バスで移動す
るようだ。
41 - http://muru.exblog.jp
(ここらへんは別働隊の TEB さん Blog とリンクさせると面白うと思う)
ここで 16 時過ぎ、TEB さんに電話する。彼からの電話がないけどもう
帰ったのかな?
やはり暑さに参ってロッジに全員引き上げたとのこと。
「みんなどうしてます?」と聞くと、既に (恐らく麦汁を) 呑んで盛り上
がっているらしい (爆)
期待を裏切らない人達だ!
!
そこまで行って顔出ししてお話をしたかったが、宿はこっち。どうしよ
う。こんなに遅く着くとは想定外だったなぁ。会場行きの前に居なくなっ
たら怪しまれるし (笑) でも会場に行ったら気安く脱出もできない。うー
んと悩んでいると、そこは TEB さん、機転を利かせて EZ ナビで宿の場
所をご連絡くれた。これなら一方的に襲撃が出来るぞ (爆)
とりあえず部屋に入り荷物を置く。最寄りのセブンイレブンから定期的
に運行されている送迎バスを待つ。この間、同じ K1200R 乗りの方とお
話をする。彼も自営らしく、バイクは会社の物らしい (^_^)
K1200R-’06-08 白馬東北 - 42
BMW の無線付きメットの輸入購入の話や R の走り具合など、色々と話
をした。やはり同じバイクだと話が盛り上がるねぇ。
ようやく来たバスに乗る。会場の hakuba47 までの道には BMW の上り
が何かの宗教会場 (有る意味間違ってないが。。) のように幟が立てかけ
られ繋がっている。
向こうからは帰りのバイクが狭い道をガンガン対向する。
昨年参加された方の話だと、幟の本数は今年はこれでも少ないのだとい
う。
43 - http://muru.exblog.jp
ようやく会場にバスが到着。
やはりスキー場だけあって会場はかなり広い。貸し切りである。みんな
で会場の中へ進む。17 時を過ぎ、日はだいぶ傾き暑さは幾分マシになっ
ていた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 44
45 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (5) −白馬 bikermeeting 会場−
2006-08-12 11:31
入り口では、子供向けミニバイク(ホンダの QR?2スト 50cc 自動円心
クラッチの超小型オフ練習用)によるタイムアタックごっこが開催され
ていた。
参加してみたかったけどムキになって転けるとハズカシイのでパスして
おく。
まずは総合受付で誓約書 (アンケートじゃないんだよね。。) に記載して
入場パスを貰う。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 46
47 - http://muru.exblog.jp
あとは各自で会場内を散策する。
奥の駐車場には凄い数のバイクが駐めてあった。
テントもあるし。そこまでして。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 48
お目当ての一つの 8 耐参加車両の K1200R が展示されていた。
やっぱりカッコイイね。速さのためのマシンには無駄がない。後ろのノー
マルと比較すると別マシンのようだ。
49 - http://muru.exblog.jp
フロントカウルと片眼ライトは YAMAHA のテック 21 8 耐車のようだ。
古いか。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 50
噂の給油口。やっぱりレーサーだね。
51 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 52
53 - http://muru.exblog.jp
ショップは全体的に思っていたより規模は小さかった。
T シャツも欲しいとは思ったが。
私は K1200R は好きであるが BMW が全面的に好きな訳ではない。次期
K1200R がだめだめだったら国産に戻るかも知れないし。割高感のする
買い物はしないようにする。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 54
K1200R のパーツは結構豊富に展示されていた。ササキスポーツクラブ
からも積極的な展示がされていた。やっと市販にこぎ着けたフロントカ
ウル&バイザーなんかも。
参考出品時のようなけばけばしい色遣いはなくなり、ぐっとシックになっ
ていた。バイザー長はロングとショートが選べるらしい (写真はショート
タイプのバイザー)。YAMAHA の FZS 系のようにセンターのみ防風した
形状は確かにスポーティーだがツーリング時の防風効果は期待出来まい。
いや、メットの防風はいけるのか?
55 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 56
「何でこんなに高いの?」と思っていたが、メーター廻りまで成形され
たカーボンを見て少し納得 (BMW マークは余計だが)。
57 - http://muru.exblog.jp
こっちがロングタイプ。
MOTOCORSE さんも出品。カーボンカウルパーツ群とディスクローター。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 58
カーボンは欲しいの買っちゃったしネ。ペータルディスクったって私にゃ
完全にオーバークオリティー。ツーリング走行には不要です。で、パス。
59 - http://muru.exblog.jp
あとはグッズなんかも。値段見て何も買えなかった (笑)
K1200R-’06-08 白馬東北 - 60
パワーカップレーサーカラーリングの HP2、格好良いなぁ。
61 - http://muru.exblog.jp
こんなの、転かしたら。。
メットも買ってしまったのでスキップ。重いらしいし。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 62
K1200R 用のアンダーカウルかぁ、ちょっと良いなぁ。
63 - http://muru.exblog.jp
何処かで聞いたような (^_^;) 呼び名が何とも。精悍ではあります。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 64
65 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 66
白馬+αツーリング (6) − bikermeeting イベント−
2006-08-12 13:01
5 日の会場で目立ったのは、ゲレンデ斜面を駆け上がるヒルクライム(タ
イムトライアル)コンテストだった。
あ、これは「アームレスリング」コンテストだった (^_^;) (そんな
んあったんや。。)
これこれ。
67 - http://muru.exblog.jp
会場正面奥のゲレンデを駆け上がり、マイク付きの司会まで有るものだ
からかなり目立つ。出場者はプロかと思えば一般参加なんだねぇ!みんな
K1200R-’06-08 白馬東北 - 68
凄い。
私ならこんな高くて重いバイク、転かしたくないから登らないと思うけ
ど (笑) 勇猛な方もいらっしゃるなぁ。みんなちゃんとゴールまで駆け上
がっていく。その後は初心者下山コースから下ってくる。
69 - http://muru.exblog.jp
確かに BMW バイクの凄さをアピールするには良いイベントだと思った。
最後に有名な方がデモをやられた (私は最近はこの系統は全くうといので
だれかしらないのだが) し、その後ちゃっかり記念撮影するおばさまも居
たのには苦笑い。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 70
かなり盛り上がっていたイベントであった。
さて、この後はバーベキュー大会となる訳でありました。
71 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (7) − bikermeeting 雑感−
2006-08-12 17:37
さて、開催を楽しみにしていた白馬 bikermeeting2006 なのだが、来てみ
ると予想していたのとは大分違う感じもあって、TEB さんの Blog にも
書かれていたのと同感で、これのみにやって来るほどのイベントでもな
いかなぁ、というのが正直な所。
一つめは思っていたより見る所が少なかったこと、新しい発見が無かった
こと。買い物も「ここならではでこの値段!」というのもなくて、遅く着
いた1日目の夕方で十分把握できたほど。お蔭で2日目の昼までは居る
計画を前倒しにして朝にはそそくさと東北ツーに出発したぐらいだった。
もう一つは、会場の一番大きなエリアはバーベキューと麦汁の飲み食い
場所だったことだ。
バイクでこの会場に来て宿までバイクで帰る人らは、この暑さの中麦汁
も飲まずにバーベキューだけして帰る事なんて無いだろうし、そうなる
と現地でゆっくりしようと言う気にならない。冷房の効いた大きな場所
を確保しにくいということはあるし、そのための無料送迎車も用意され
ているといえばその通りなのだけど、バイクツーリングの一環としての
イベントとして閉じるには無理がある。
meeting 最大のイベントがバーベキュー大会だなんてねぇ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 72
まあ、何か目新しい物がないかと物色する私たちがむしろ少数派で、ショッ
プに接客されているユーザーの立場からすると正解のイベントなのかも
しれない。宿もきっちり酔ったまま帰れるようになっているし。バーベ
キューなら主催者と客が一体となって盛り上がりやすい。ツーで一緒に
なった誰かと話したときに言われた「BMW は客を満足させるのが上手
い」という話を思い出した。確かに国産の1ディーラーがここまで予算
を使ってイベントを開くことは先ず無いだろう。BMW バイクユーザー
はこのイベントに参加されて「BMW 買って良かった」と思えるだろう
し、ディーラー側は次の営業に繋げられるかもしれないし。
このイベントの費用はバイクの売り上げから捻出されているのであろう
し、ユーザーなら楽しまなきゃ損、なのかもしれない。
そういえば (引き合いに出してはいけないのだろうけど) 昔ボ○ボが年間
数百台規模でしか売れていなかったときに、自動車評論家を数十人とい
う単位でスエーデン含めた旅行&飲み食いを含む長期の試乗会に航空費
含んで無料で接待したことがあると聞いたことがある。その費用を数少
ないユーザーが負担していた訳だ。ユーザーはそのステータスのために
は高い車代を払って良いと思っているのだし、接客された評論家達は悪
73 - http://muru.exblog.jp
口も書きにくいだろうし、まぁそういうこともあったらしい。
今はユーロも高くなり昔のようには行かないだろうが、BMW の豪華な
イベントや高級そうな販売店舗網を見ると、ああ自分も少なからずそれ
らを支援しているのだなと、ちょっと冷めた目で見てしまうのであった。
イベント自体は何の問題も無く、皆さん努力されて、盛大に行われてい
たのだけど、自分の期待と出かけたスタイルにはどうも合わなかったと
言う感じかなぁ。
来年は来たとしてもツーリングのついでで良いかな。なんて思ったりし
て。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 74
白馬+αツーリング 番外編 (3) −会場をもり立てたもの
2006-08-12 17:49
お約束の (違)
頑張っていた女の子 (一部過去形も含みます (^_^;)) たち
75 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 76
77 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 78
79 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (8) −白馬の夜−
2006-08-12 18:35
さて、バーベキューで腹ごしらえをして、ツーの参加者が既にアルクホー
ルで盛り上がっている中、誰も聞いていないぞぉという感じで自己紹介
を済ませ (笑)、H 氏にすいません、バス定期的に出てますよね、先に帰
りますの旨を伝言して (すいませんでした)、一人送迎バスで帰ることに。
セブンイレブンに到着し、take さんに電話すると
「ムルさんかい。今何処におんの (居るの)?はよきいや∼(早く来なさい)、
泊まりやろ」(一部脚色有り)
(^_^;)
声が既に酔ってるし (笑)、となるとみんな、もうかなり出来上がってい
るのか?
そんな中に突入して、酔っぱらいどもに、つっこみ入れられまくりだと
辛いゾ、これは急いでいかねば (爆)
H 氏の停滞番号を聞くのを忘れたのを思い出し、宿に一度出かけること
と、門限を聞く (後に何の役に立たないことを知るのだが)。
最低限の荷物を部屋から運び出し、近いので手袋もせずにバイクで移動
する。
ええっと白馬駅から新潟側 (新潟側って日本海側かな?) に2つめの信号
を右折、っと。
あれ、なんだか街外れだなぁ、ロッジなんて無いし。そういえば「岩岳」
の看板もなかったし。これは曲がると間違えたんやね、とそそくさと携
帯を取り出し、頂いたメールで場所の確認。W42CA にして初めて EZ ナ
ビを使うが、呼び出し方法に苦戦 (汗)
もう辺りは暗くなってきたし。間に合うか。。
やはりもっと北か!よしよし。。
と言う訳でロッジに何とか到着。
みんな建屋の前のベランダに出て飲み会の真っ盛り。
でも思ったより盛り上がってないぞ、みんな爆発後なのかな。
とおもったら周囲に配慮されていたのでした (大人!)、それからの盛り
K1200R-’06-08 白馬東北 - 80
上がり具合は TEB さんの TEBNOTE に NOTE されているのでご参照
有れ。
かなり間抜けな飲み方をしたようでお恥ずかしい。予想どおり今回は関
西勢が中心になってネタを先導していたことと、早くも次の集まりが発
案されていたことを言及しておく。
やっぱりこの雰囲気、良いねぇ(^^)/
なんだか、もう数年来の友達のように楽しく盛り上がれる (勝手に盛り上
がっていたかも) なんて最高∼ 次も皆さん宜しくね。
当然の如くお金を既に払ったペンションは破棄 (笑)
どうやって寝たか記憶も差だけではなく (^_^;) まるで子供のような状
態で宴会を終わったらしい。これは shuu さんの差し入れの「大噴火」が
功を奏した、ことにしておこう。
pokkara さんのツーリングマップルを略奪したりデジカメの格納場所の
記憶を無くすなど数々の醜態をさらしたことは皆様にお詫び申し上げま
す< (_ _) >
これで次回は誰かが看護してくれるだろう (笑)
Zzzz..
81 - http://muru.exblog.jp
朝は結構早く目覚めた。二日酔いは残っているが意識ははっきり。
BONZO さんが、東北に行っていたことを聞くと良い所があると仰って
いたことを思い出し、早速鳥海山北部の美味しいルートを聞き出す (どう
もありがとうございました)。
まもなく shuu さんが襲撃!
!
朝4時に扉をたたき壊して突入するという噂は噂だった (笑)
朝から大きな元気な話し声で、みんなも続々起きてきた。昨夜の如くベ
ランダで早朝出来スカッション (^^)/
K1200R-’06-08 白馬東北 - 82
83 - http://muru.exblog.jp
shuu さん&タンデムライダーさん夫妻のビデオインタビューに始まり、
早くも笑いの渦に。
有意義な時間を過ごした。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 84
今日も良い天気だ。
ふと、徳島のバイクショップで知り合った、はるぼんさんからメールが。
なんと、本当に女性一人で東北ツーリングに出かけ、今は新潟にいると
のこと。
東北在住者だった私が東北に向かうことをショップの誰かが blog をチェッ
85 - http://muru.exblog.jp
クし彼女に伝えたらしい。う∼ん、これはご案内せねば。電話でそそく
さと相談し、私も朝から東北方面に向かうことにした。
みなさんに別れの挨拶を告げ、ペンションに戻り気まずい雰囲気で、いそ
いそ荷物を纏め H 氏にこのまま帰ることとお礼を述べ、9時過ぎに R148
を北へと進んでいった。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 86
白馬+αツーリング 番外編 (4) −気づいたこと
2006-08-12 19:02
レポート (アクセス数) をチェックした所、8月4日はぐんと増え、8月
5日には半減している。
やっぱりココをごらんの皆さんは、結構白馬イベントに出かけたのだなぁ
と実感。
ぼちぼちレポートも増やしますので宜しくです。
87 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (9) −東北突入−
2006-08-13 00:47
一路北上し、北麓道糸魚川 I.C. で北上する。はるぼんさんに電話するが、
彼女と合流するにしても待たせる時間が長くなるので、明日にすること
に。
相変わらず北陸道は道路として快適なのだが、景色に変化が無く直ぐ飽
きてくる。道中バイクが結構多く、たまに BMW の集団に遭遇する。
暫く大人しく走っていたが、トンネルが見えるとエンジン全開、
「がおぉぉぉ
ん:R ガードナーさん (笑)」とバイクが雄叫びを上げる。
7000rpm を境に性格が変わるこのエンジン、普段のジェントルさも影を
潜める。トンネル内で数台の BMW 集団をあっというまにぶち抜く。途
中名立谷浜 S.A. で給油する。柏崎 I.C. を過ぎて新潟平野に突入すると飛
ばしどころも無くなり風と仲良くするために大人しく淡々と走る。
やがて関越道と合流し、広い広い田んぼが一面に展開される。田植えも
大変だよねぇ、なんて考えながら走る。それにしても新潟県は長い。
黒埼 P.A. まで北上した所で休憩。時間は11時頃。バイクは私の1台だ
けになった。さてどうしようと考えるが、はるぼんさんは蔵王に行くと
言っていたのを思い出した。
私も何故か蔵王は行ったことがなかった。野沢と並ぶ日本を代表するス
キー&温泉リゾートで有りながら実際に言ったことは無い。
「蔵王も良いなぁ」と思ってからルートを取るまで時間はかからなかっ
た。ツーリングマップルで見ると、磐越道を途中で降り、R121 → R13 を
北上するのが良さそうであった。
早速北陸道から磐越道に乗る。このルートはよく使うことになった。なに
せ高速道は東京を結ぶルートが優先して建設されるものであるから、日
本海東北自動車道が新潟から秋田 (河辺) まで貫通するまでは R7 に頼ら
ざるを得ないが、ここもマイペースな軽四や安全運転のトラックがいる
のと巡航速度が上がらない。どうしても先を急ぐ場合に使ってしまう便
利な道である。
と言いながら、磐越道も基本的に片側1車線の道なので、追い越し区間
K1200R-’06-08 白馬東北 - 88
に入るたびに、
「がおぉぉぉん:R ガードナーさん (私もしつこい)」となっ
てしまうのである。
あんまり高速道ばかりではつまらない、ということでまだ新潟県内であ
る津川 I.C. で降り、お薦めマーク付きの R459 を進む。磐越道で涼しく
なったかに思えたが、駐まってしまえばそれがただのまやかしであった
ことに気づく。
I.C. を降りた阿賀町中心部はなかなか風情がある。常浪川を渡る城山橋
からは川遊びをする涼しげな子供の遊ぶ光景が見える。
89 - http://muru.exblog.jp
R459 は途中まで阿賀野川北岸にそって進むのだが、道は整備出来る所は
拡張しましたといった感じで、良くなったり悪くなったりを繰り返すが、
概ね良好である。
途中、阿賀野川が大きく向きを変える位置に、鹿瀬ダムの巨大な姿が望
める。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 90
このダムの上流は豊富な水量があるため、
「阿賀遊覧船」という名の観光
船が就航している。船から見る川の眺めはさぞ美しかろうと思う。
91 - http://muru.exblog.jp
道も山の隧道となったり整備された直線になったりと変化に富む。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 92
福島県に入って阿賀野川と別れ、山道と言った風情になる。家々の屋根
もカラフルに着色されたトタンベースとなり、東北っぽくなってくる。
93 - http://muru.exblog.jp
はるぼんさんからメールがあり、お昼はお蕎麦だそうである。
蕎麦か、それも良いなと思いながら、二日沿いも徐々に収まり、12時
を過ぎだんだんお腹が空いてくる。するとまるでそれを見透かしたかの
ように「そば」の看板が多くなる。そして峠を越えたとたんに蕎麦処が
見えてきた!
「ええ?こんな山沿いに」
これは有名な所なのかとツーリングマップルを開けると、ありました、
「山
都町宮古、全32戸中13戸がおソバ屋さんという集落」なのだそうだ。
どこもかしこも蕎麦屋だらけと言った感じだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 94
そのため、どこに入ろうか迷ったが、通り沿いは無難でツマラナイかも
と思い歩いて奥の方の店に行くがあまりに上級者向けと言った感じの店
もある。えい、っと決めて入ったのは「元祖西村屋」。ここらへんの民家
95 - http://muru.exblog.jp
をそのまま使いましたといった感じの風情だ。
入った感じも、人が住んでいる「家」そのままの感じだ。
「おもて」がそ
のまま食事処になっている。先客はいたが広々している。食べる場所と
してはちょっと違和感があるくらいだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 96
メニューを出されると「蕎麦コース¥1,500、山菜コース¥2,000」の2つ
のみと言う強気な設定!
これは。。と思いつつ自ら決めた選定だけに思い切って山菜定食を頼む。
蕎麦に 2000 円も、と後悔しつつ品具合に期待をして待つ。
97 - http://muru.exblog.jp
「お待たせしました」といって若い主に出されたのは、蕎麦を除くメニュー
一式だった。
結構品数があって驚く。
山菜が錬り混まれたこんにゃく、これは美味い!
!初めての食感と味にちょっ
とびっくり。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 98
ざっくりとしたキュウリの漬け物も美味しい。
川魚はなんだろう、ヤマメかな、これも思いの外歯ごたえがあって味が
濃い。
99 - http://muru.exblog.jp
ふぅ∼、これでご飯一膳有ったら終わっちゃうな、といった所へ蕎麦の登
場!
蕎麦はお椀に入って3杯に分かれて出される。1杯目を頂く。
信州蕎麦をイメージすると、それよりはずっと水分が多くて淡泊な感じ
K1200R-’06-08 白馬東北 - 100
がするが、これはこれでとても美味しい。この辺では蕎麦を水に浸して
食べるので「水そば」というらしいが、ナルホドそんな感じである。2
杯目もすんなり、しかし二日酔いあけの私は3杯目はぐおーーーという
苦しい感じになったが (笑)
ボリュームもあってお値段相応、満足であった。
ふ∼ん、と生活感のある店内を見渡して、ご馳走様とお勘定に顔を出す
と、今にどーんと40型を越える液晶テレビが鎮座していて、ちょっと
がっかり。儲かったのかな (笑)
101 - http://muru.exblog.jp
そんな偶然にも蕎麦集落に遭遇して気分も良く R459 を進む。が、道は依
然として曲がりくねりなかなか先に進まない。このまま喜多方から北に
進んでも結構遅くなるだろう。
そうだ、蔵王は峠を抜けるから、西から東へ行っても宿の日本海側に行
くには、何処かで折り返さなければならない。
だったら、とうことで再び磐越道に乗り、当方道に抜けて白石側から蔵
王を目指すことに。
うちゅ∼せんかん、や・ま・とではなく、山都町中心部に出て (ここも蕎
麦屋が多い)、県道 16 号を使って阿賀野川を下る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 102
ここはとてもお薦めの快速路だった。ぎゅい∼ん、といった感じでとば
せる。車の通濃い台数もごくわずか。
103 - http://muru.exblog.jp
途中「交通違反はもう「やまと」」というだじゃれの看板があって寒くな
る (笑)
その奥の JR 磐越西線荻野駅近くに、県営の荻野漕艇場があり学生が練習
に来ていて活気があった。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 104
西会津町にはいると再び広大な田園が現れる。
屋根の下に恐らく廃熱用の隙間がある珍しい倉を見かけたのでパチリ。
105 - http://muru.exblog.jp
真っ直ぐな道を進むと、もう目の前は西会津 I.C. である。信号も青になっ
て進もうとすると救急車が進入してきた。救急車の先導を受けるような
形になって、磐越道に再び乗り、蔵王を目指す。
この区間の主走行ルート↓
K1200R-’06-08 白馬東北 - 106
107 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (10) −蔵王の頂き−
2006-08-13 09:20
前を行く救急車に追いついたが会津 I.C. で降りていく。別に追っかけて
いた訳ではないが。そこからも淡々と磐越道を東に走る。
会津盆地は相当広く、会津若松の市街はまだまだ発展出来る広さを残すか
のように田園が広がる。やがて緩やかな坂を登っていくと磐梯河東 I.C.、
磐梯山 S.A. があり、やがて左前に美しい磐梯山の姿が見えてくる。
思いの外大きい猪苗代湖は磐越道からはその姿は意外に見ることが出来
ない。そのまま郡山に向かってトンネルを多く含み片側2車線となった
路線を駆け下りていく。
追い越し車線を1台の車が急速に追いついてきたので、走行車線に移り
道を譲ってやると、ポルシェボクスターだった。これは、やや台数が増
え、混んできた先導にもってこいと、再び追い越し車線に移り、後ろに
ついていく。
順調に車速を上げていき、1 ○○ km に達したまま巡航していたが、やが
て走行車線に逃げた。そんなにプレッシャーをかけた訳でもないのだが。
まぁ普通のボクスターは軽いと言っても 1.6t を超える重量に 240PS だか
ら格別早い訳ではないのであるが (パワーだけなら自分の OUTBACK の
方が勝る)、巡航出来ない速度ではなかったはず。ちょっと残念。先導さ
れた方が楽なのだが。助手席の女の子に気を遣ったか?
意外とポルシェ乗りはこの辺スマートなドライバーが多い。
BMW もまだ良いけど、ベンツだけは煽ろうが何しようがお構いなしの
ドライバーが多いのには閉口する。追い越し車線を走り続けられる車を
手に入れたつもりなのだろうか。
またもやマイペースで走るうちに、絵に描いたようなベンツ走りをする、
まだ少ない R-Class をパスし、東北道に合流する。
相変わらず天気は良く、さほど混んでいる訳でもなく順調に流れていく。
途中明らかに覆面と判る車が狩りの途中だったのでペースが乱れるが、そ
の後は法定+αで淡々と進む。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 108
国見 S.A. で休憩する。結構混んでいて人だらけだ。自販機で買ったレモ
ンティーを一気に飲み干してもまだ暑さは引かない。30 ℃は軽く越えて
いそうだ。
再出発後、直ぐに白石 I.C. で降り、R4 に出て直ぐに給油する。県道 12
号に入り、増えた車と供に蔵王を目指す。遠刈田温泉までは比較的フラッ
トな道で、クランクを折り返し、R457 と出会って直ぐ分かれた後ぐらい
から上り坂になっていく。かなり森が深くなり気温も下がってくる。
109 - http://muru.exblog.jp
道はやがてエコーラインとなり、うねった坂を登ると後見ゲレンデを横
に見る直線区間に出る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 110
再び曲がり曲がった道になり、霧が晴れてやがて抜けるような蒼い空が
現れる。
111 - http://muru.exblog.jp
おお、この高地特有の透明感がイイネと思っていると直ぐに「蔵王ハイ
ライン」の案内看板があった。ここは有料だ。お釜と呼ばれるカルデラ
K1200R-’06-08 白馬東北 - 112
湖を見るにはココを通らねばならないようだ。お金を払って短い有料区
間を上がると駐車場に出た。結構、延々登坂を登らないとたどり着かな
いイメージがあったので、なんだかあっけない。
駐車場からは歩いていく。
直ぐに右に刈田嶺神社が見えてきて、その先に刈田岳であるカルデラの
113 - http://muru.exblog.jp
渕があり、下をのぞき込むとお釜が姿を現す。もう夕方近くなのでお釜
は日陰になっている。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 114
美しい姿を堪能した後は、エコーラインに戻り西に進む。再びうねうね
と曲がった下り坂を抜け蔵王猿倉スキー場付近を過ぎると、直線的でな
だらかな下り坂となり、やがて広い R13 バイパスに合流する。
ここから東北中央道に乗る。時間も18時を過ぎ、宿の到着時間が気に
115 - http://muru.exblog.jp
なってきたからだ。
ここは片側1車線の道だが通行量も少なく快適に進める。右に田園に囲
まれた山形市内が見える。山形 JCT. から山形道に入る。相変わらず交通
量は少なめだが、観光バスやトラックが前方に現れペースダウン。途中料
金所があり、この辺不規則な感じ。まだ全線開通していないからだろう。
やがて寒河江川沿いに上り道になり、高度を上げていく。どんどん進む
と月山 I.C. が終点で、R112(月山花笠ライン) に合流する。しかし R112
の整備具合はなかなかのもので、高速道とさほど変わらない流れで車の
列が進んでいく。月山第一トンネルを抜け、湯殿山にさしかかると下り
に転じる。
同じ R112 でも山形方面の東行きは大混雑!延々数十 の渋滞。。途中で
クラッシックにエンジンルームから煙を噴き上げオーバーヒートしてい
る車もあった。
どうやら東行き車線は西行きほどトンネルが整備されておらず線形が悪
いのと海水浴帰りの客が集中したためのだと思う。彼らが家のたどり着
くのは何時になるのだろう。
そしてやがて山形道が再開される。
この道も快適で、直ぐに鶴岡の広い平地に出る。日は既に落ち、薄暗く
なってきた。鶴岡 I.C. で降り、R7 に合流。片側2車線も直ぐ1車線にな
り、トラックによるゆっくり運転を余儀なくされる。平野から山の間を
抜けた、と思ったらそこはもう由良海岸。
県道に入り民宿街を抜け、宿にチェックインする前に、100 選にも入る美
しい由良海岸と白山島の夕焼けの景色を海岸渕まで眺めに行く。なんと
か真っ暗になる前にたどり着くことが出来た。時間は19:15を過ぎ
ていた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 116
117 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (11) −由良の民宿−
2006-08-14 03:52
東北での最初の宿は、山形県の日本海側に位置する由良海岸にある民宿
「本間義一」。
「え、それって人の名前やん」と突っ込んで頂いた方、それはごもっとも
かも知れないが、本当にそいいう宿の名前なのだ。
ここをごらんになって判るように、由良の民宿は人名をそのまま屋号に
している所が多いのだ (代替わりの時にどうなるかは興味深いが)。
至って普通の民宿である。楽天にも登録されており、ここから予約した。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 118
鳥海山を攻めてその後八幡平に行こうとすると、鶴岡・酒田・象潟エリア
に宿を取りたくなるのだが、今回の選定は大分検索を行うことになった。
まず過去に詳しく言ったことがないので実際の現地の状況が判らないこ
と、それに、バイクツーは温泉宿が基本としているのだが狙い所の酒田
に良さそうな温泉宿がなかったからだ。民宿は壁が薄く隣の宿泊客によっ
119 - http://muru.exblog.jp
ては十分眠れないことがあり普段はあまり使わないのだが、今回はあえ
てチャレンジ。結果は満足行く宿であった。
到着が遅れることは電話連絡済みであったが、他の客は既に食事を終えて
いるので単独で夕食を開始。魚類を中心に結構ボリュームのあるメニュー
であった。
プラス 500 円で、蟹か地元の刺身を選べるのだが、今回は季節外れだが
蟹をセレクト。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 120
うーん、お腹一杯。
部屋は小綺麗で、建てや自体も結構新しく清潔感がある。
121 - http://muru.exblog.jp
さて、温泉である。
由良の民宿は数多いが温泉を引き込んでいるのは2軒しかない。貴重ら
しい。
泉質についてはあまり期待していなかったのだが、実際に湯に浸かって
みると良い感じ。無味無臭だが、よく見ると、ほんの少し白濁している。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 122
普通の水道水よりずっと当たりが良く、肌に優しい感じだ。浴槽はそんな
に凝った物ではなく格段広くもないが、綺麗にしてあって十分と言った
感じだ。
123 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 124
夜もぐっすり寝ることが出来た。
翌朝早く起きたので、朝食前に海岸を散策してみる。
宿から海岸線はかなり近い。
125 - http://muru.exblog.jp
砂浜から白山島が手に取るような位置に見える。由良海岸は日本海側に
は少ない良好の砂浜で、海水浴客で夏は賑わうらしい。宿も平日にもか
かわらず家族連れでごった返していたし。
海水浴場にも市営の温泉があった。結構安い。みんなに重宝がられてい
るのだろう。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 126
何処からか人なつっこい犬が現れた。ゴメンね、餌持ってないんだよ。
折角なので、白山島に渡ってみる。真っ赤な欄干は観光客の目を引く。廻
りは遠浅の海岸になっていて、小魚がいっぱい居る。島の左側に釣り堀
が造られている。
兵庫県淡路島の南淡路市丸山にある弁天島の海釣り公園のような景観だ。
127 - http://muru.exblog.jp
灯籠には一基ずつにユニークな民宿の名称が書かれている。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 128
この白山島には白山神社が祭られており、漁業の神様らしく山車が魚で
ある。
129 - http://muru.exblog.jp
島の北、西側には遊歩道があり、綺麗な海岸線を見て回ることが出来る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 130
さて、宿に帰って朝食を取り、荷物を纏めて出発だ。
今日も良い天気だし、鳥海山の頂きも望めそうだね。
131 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (12) −日本海北上、酒田へ−
2006-08-15 08:19
朝の好天の中、爽やかに由良の宿を出発する。時間は8時半頃。
県道 50 号を北上する。R 7は朝からトラックなど交通量も多いだろうし
快速は期待出来ないだろうし、この道なら美しい日本海を見ながら走れ
るだろうという思惑があったからだ。
実際に期待通りであった。
50 号はほどほどの道幅であったが、左に日本海、右に切り立った山々、た
まに現れる海水浴場や漁村が光景にメリハリを与えて、気分良いペース
で走れ飽きない。
加茂で R112 と合流する。その先に、突然目の前にコンクリート造りの高
層ホテル群が現れた。
湯野浜温泉の偉容だった。
「東北日本海側最大の温泉エリア」と形容されるように、なかなか立派
なホテル群であった。東北に4年もいたけど、このエリアにこんな場所
が有ったって知らなかったなぁ。あつみ温泉の方がずっと大きいと思って
K1200R-’06-08 白馬東北 - 132
た。それは西京サスペンスの見過ぎなんだろう。
今回はバイク旅ということもあってここは見送ったが、家族連れで来る
なら、ここは色々設備もあって便利な所なんだろうなと思った。
温泉エリアを過ぎると道は内陸に向かって大きな右カーブがあり、三叉
路から左に R112 を進みさらに北上する。途中飛行機が離陸する姿が見
える。R112 は途中、山形県第2の空港、庄内空港をアンダーパスするの
だ。走ってみるとタダのトンネルなのだが。
この辺り、松林の見える砂地ルートは交通量も少なく、真っ直ぐな道なの
で非常に快適。
軽やかに走りを楽しんでいると、最上川手前からペースががっくり落ち
る。
酒田の市街に差し掛かったのだ。
酒田市内ではるぼんさんと待ち合わせ。
赤い Ducati S2R とオレンジのメッシュウエア、赤いジェットヘルと赤系
で判りやすいスタイルのはるぼんさんが現れた。ほんとに四国から一人
で無事にやってきたものだと感心。
積載性殆どゼロのモンスターに荷物もうまく最小限でパッキングしてい
る。
少し話をして、市内の山居倉庫に向かう。
133 - http://muru.exblog.jp
彼女とは徳島のショップ主催のツーリングで何度か一緒に走っているの
で、かなりの腕前であること、走るペースがある程度判っているので、旅
のお供には良い相手となってくれそうだった。
山居倉庫に到着。市内の川沿いにあった。看板が出ていて迷わずにたど
り着けた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 134
ここはツーリングマップルにも乗っている。
この倉庫は、明治二十六年に酒田米穀取引所の付属倉庫として、旧庄内
藩主酒井家によって、舟の積み降ろしに便利な日本三急流の最上川と新
井田川という川に挟まれた通称山居島(さんきょじま)建てられた倉庫
であり、その昔酒田が農業で栄えた名残を示すものらしい。現在もJA
の倉庫として現役に活躍しているのだそうだ (驚き!)。
当時は旧藩主の施行した米券法があり、米の流通は厳しく管理されてい
たそうだ。
この地域の米を一括して保管していただけ有って、倉庫の規模はかなり
大きなものである。
135 - http://muru.exblog.jp
倉庫の前には、米の搬送の交通手段として使われていた船を陸揚げする
ための坂が設けられていた。当時の往来が偲ばれる。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 136
倉庫の裏側には神社とそれを囲むような巨大な欅 (けやき) 並木があり、
大型の倉庫さえ覆おうとする欅の姿のは圧倒される。冷却機能を見越し
て欅を植えた先人の明には感服する。
137 - http://muru.exblog.jp
この倉庫はかつての NHK ドラマ「おしん」の舞台としても使用されて
いたらしい。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 138
さてさて、酒田は他にも見学したい箇所が有ったのだが、鳥海を初めとし
てまだまだ行かねばならない箇所が多くあったので、これにて失礼する。
酒田の市内は結構複雑で、何とか抜けてR7に合流する。
未だ今日は始まったばかりだ。
ここの付近の経路。
139 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (13) −いざ、鳥海山−
2006-08-15 17:35
酒田市内を抜けると R7 は片側1車線になり、予想どおりののろのろペー
ス。
海沿いの国道を法定速度前後で進んでいく。
海岸は砂丘があるぐらい砂深いはずなのだが海からは離れていて海岸は
全く見えない。
やがて R345 合流した先にあるガソリンスタンドで給油する。
S2R は燃料タンクも小さめだから、早めの給油をしておく。
ガソリンの単価は。。ちょっと高めだろうか。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 140
さて、R7 は直ぐに吹浦 (ふくら) の市街を避けるようにバイパスに分か
れ、さらに鳥海ブルーラインの入口にさしかかる。
141 - http://muru.exblog.jp
ブルーラインと呼ばれる県道 210 号は、海岸の十六羅漢から始まってお
り、R7 バイパスとの交差はまるで小さなインターチェンジのようになっ
ていた。
ここからは、なだらかな稜線に沿って良好な舗装路を駆け上がっていく。
上りの中間地点を過ぎると早くも気温が下がってきて、うっそうとした
森がだんだんその高木の高さを下げていくのがわかり興味深い。
道はスムーズで走り良い。はるぼんさんも順調に付いてくる。というか、
ワインディングでは軽量で身軽な S2R に歩があるようだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 142
上りの道も8割を過ぎると、次第に道がうねってきて、時折麓が眺めら
れるようになる。
空気の透明度がやや低いながらも、先ほど給油した辺りの遠景が見わた
せた。
143 - http://muru.exblog.jp
上部はかなり道が曲がりくねっているが、嫌になるほどでもない。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 144
おお、おお、と感動しながらゆっくり上がっていくと、直ぐに展望台が
(笑)
145 - http://muru.exblog.jp
駐車場は結構広い。平日と有ってガラガラ。
奥に見えるのが鳥海山!と思いきや、これは鍋森や扇子森といった副嶺
らしい。
正面の展望台からは日本海側が一望出来る。素晴らしい。
こっちは酒田側。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 146
こっちは秋田県側 (象潟)。
途中の単独峰、観音森もよく見えた。
147 - http://muru.exblog.jp
その先を進むと稜線沿いの道となり、直ぐに登山用の駐車場とコンクリー
トのロッジ風な造りの国民保養センター「稲倉山荘」がある。
駐車場にバイクを駐めると、鳥海山山頂が雲の合間からわずかに頭を覗
かせた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 148
歩いて登山すると、景色最高なんだろうなぁ∼
保養センターに入り、休憩する。
ガラスショーケースに入った牛乳が美味しそうだったので、一本取り出
してレジのおばちゃんに差し出した所、
「ここで飲んでいかれるの?」
と聞かれ、何で?と一瞬思い
「はい」と答えると
「だったらこっちの方が絶対美味しいわよ」
と、別の牛乳を出してくれた。
「普通の低温殺菌よりもっと成分が壊れにくい殺菌だからね」
それじゃあ、頂きますと 130 円渡すと「ホントはもっとするのだけどサー
ビスししとくわね」
ラッキー!
で改めて飲んだら「美味しい!」
牛乳本来の色んな味がする感じ。昔お袋の里で飲んだ山羊の乳がこんな
感じだったなぁ。
149 - http://muru.exblog.jp
今は JAS で殺菌管理が徹底しているので、その範囲で出来るだけ味を残
すのは大変なんだろうな。
ここで take さんからメールが。鳥海山でぴよぴよしている旨の返信をす
ると「ウラヤマシー」メールが帰ってきた。スンマセン。。
外に出ると日に傘がかかっていた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 150
ブルーラインは山頂付近で折り返し、酒田側と象潟側で異なるルートを
描いている。この辺は地図をごらん頂きたいが、降りていくときは上り
と違う道を選べるのである。
当然のごとく、秋田県象潟側に降りていく。
はるぼんさんが軽快そうに走っていたので、今度は先に走って貰う。う
∼ん、楽しそうだ。
151 - http://muru.exblog.jp
道の印象は上りと同じような感じだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 152
このまま平野部に一気に下っていく。
153 - http://muru.exblog.jp
秋田側から見た鳥海山の地図。単独峰の姿が良く分かる。
逆から。広くなだらかな裾野と、途中から険しくなる山の稜線が良く分
かる。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 154
酒田側から。
155 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (14) −鳥海のお膝元−
2006-08-16 08:32
爽やかな鳥海山を駆け下りてきて、休憩の場所に選んでいたお店が見あ
たらない。
ツーリングマップルにも乗ってる店なのに、行ったり来たり確認するが、
どうも地図の場所に無い。諦めかけて最後にJAのGSの兄ちゃんに給
油もせず図々しくお店の場所を聞くと直ぐ目の前だった (^_^;)
どうやらツーリングマップルの記載場所に誤りがあったよう。
で、行ってみると、またイメージしていた店とはえらく違う。ソフトク
リームでも食べに、と考えていたのだが、見かけは大衆食堂風。「ちょっ
と違うなぁ」ということでパスするが、確かにお薦めが「美味しいオム
ライス」だったのでそれに間違いはないのであろう。
他に何かのガイドにこの店が載っているのか、車が店の前でうろうろし
ていた。
(ちゃんと評価できていないのでお店の名前は載せていません)
その後は県道 131 号から 58 号に入り、ちょっと迷いながら、なんとか 289
号、312 号と繋ぐ。
BONZO さんお薦めのにかほ高原に向かうためだ。白馬の夜に教授頂い
た場所。
県道 312 号は、地図を見ると曲がりくねっている。これは何か障害があ
るというより、鳥海山の麓の途中であるので結構地形が凸凹しているた
めだ。走ると良く分かる。登ったり降りたり。
「ここで良いんだろなぁ」なんて考えながら走っていると途中展望の良
い場所に出たので、いったん休憩する。
こうやって見ると、鳥海から発する白雪川などの河川沿いの平野に盛り
つけたような山や台地がぽこぽこ乗っかているちょっと変わった地形が見
て取れる。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 156
へぇ∼と見渡していたら
「おめ∼は、とくすまからこられたぬは」(と言う風に聞こえた。。君は
徳島からきたのかい、ということだろう)
とトラックから降りて休憩中の 60 歳前ぐらいのおじちゃんから不意に話
しかけられた。
恐らくバイクのナンバー標記を見て。20 年振りに聞く生の秋田弁である。
4年いても本当のネーティブな秋田弁を理解するのは困難であったが、何
とか聞き取れそうだったのでお話をする (若い世代はネーティブと標準語
を使い分けられるので、生の秋田弁を習得する機会はそうそう無かった。
標準語を話す学友も家に電話をするととたんに聞き取れなくなったのを
思い出した)。
バイクで徳島から走ってきたこと、にかほ高原に行くにはこの道で合っ
ているかを確認した。
ねぎらいの言葉をかけて頂いたので、どうも、と答えて後にする。
少し行くと「にかほ (仁賀保) 高原」と書かれた案内があり、枝道を進む。
とたんに風景が大きく変わる。明らかに高原風の景色になり、巨大な風
157 - http://muru.exblog.jp
力発電用の風車が現れる。
風車はやがてその数を徐々に増やし、そして列をなしてそびえる偉容を
表す。
池 (長谷地溜池) なども姿を現し、背の高い草が生えそろう風景は如何に
も涼しげで、キャンプなどには最高の場所であろう (ライブ映像有り)。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 158
風車の規模と大きさは、関西で言えば (中部なのだろうか)、三重県の青
山高原の風車群と良い勝負である。昔はこんなもの無かったはずである
が、結構あちこちに風車は建造されているのである。
で、その風車は、バイクで走りながら特に風を意識しなかったのに、ちゃ
んと回り続けている。台形地になっているこの丘には、日本海側から吹
く風を上手く受けることが出来るのだろう。何度かリサーチもしている
のだろうけど、たいしたものである。
と感心しながらも、もうお昼になったので一番奥の施設でバイクを駐め
昼食にする。
159 - http://muru.exblog.jp
風が涼しいと感じる。廻りはとても広々している。
こういう風景の中だと、どうしても動作ものんびりしてしまうものだ。
ひばり荘という施設の中の食堂は小綺麗であり、先客もいたが、公営特
有ののんびりとしてけだるい雰囲気が漂っていておばちゃんが1人でやっ
ていた。こういう所で格別上手い物は期待出来ないが、他に宛もないし
K1200R-’06-08 白馬東北 - 160
適当にメニューを決める。
適当すぎて我ながら「ソバ+カレー」という訳の分からないメニューを
選定していた (汗)
ま、これはこれで有りかな、なんて (^_^;)
161 - http://muru.exblog.jp
何処かに研修に来ている気分 (笑)
食事中にTVで、丁度行く先の八幡平市にある松尾鉱山跡の映像が流れ
ていた。日本の「負」の遺産のレポート風に仕立ててあった。
「最盛期に
は従業員 4,000 人、鉱山の人口 1 万 5,000 人を数え、鉄筋コンクリー
ト造り完全暖房のアパート、県内一の総合病院や劇場などが次々に建設
され、中央から第一線の芸能人が来山するなど、標高 1,000 メートルの
山上に近代都市が出現、
“ 雲上の楽園 ”と称された。」とアナンウンスさ
れ、現在は崩壊を待つコンクリート
建築の遺稿が美しい森の中でひっそり残っている風景を流していた。
今は廃墟なのだろうが、日本の経済成長を支えてきた事には違いはない。
上手くレジャーランド化するとこともあれば放置されている所もあるし、
「経済」の名の下に放浪した場所に必要以上の感傷を抱くのもどうかなぁ
と思いながら、経路でみれるものならみてみたいという気になった。
食べ終わると暑くなって、暫く外で涼む。良い場所だなぁ。流石BON
ZOさん、と感謝しながら。
晴れ渡っていると、奥に鳥海山がハッキリ見えるらしい (お、風向きが違
K1200R-’06-08 白馬東北 - 162
うゾ!)。
合併により由利郡も消滅し、TDK企業城下町である「にかほ市」と由
利高原鉄道を有する「由利本庄市」になったこの地区も、来てみれば、昔
と変わらず雄大な姿を見せてくれていたのに、ほっとした。
はるぼんさんとこの後の進路を話するが、かなり厳しそう (^_^;)
まあなんとかなるでしょうと丸め込んで、出発する。
県道 285 号、32 号、由利高原を快走し、途中鳥海高原矢島スキー場入口
から、とても良く整備された広域農道を走り猿倉温泉前を走り、子吉川
付近で県道 70 号に出る (この間凄い快走路!
!)。
その後も 70 号を東南に進み、「法体の滝」の看板を見つけ右に折れる。
ここもツーリングマップルの通り、快走路。ぎゅいーんと飛ばし滝に向
かう。
しかしその先には!
163 - http://muru.exblog.jp
「はい、これま∼で∼よ!」
落石危険で滝の見える手代林道は全面通行止め。
ここまでひたすら私のペースでひっぱられてきたはるぼんさんが、この
看板を見て、ヘルメットを被ったまま、まるで寸劇のようにとてもおお
きく「がっくり」とうなだれたのを見て、先に到着し休憩していた XJR
のお兄さんらの爆笑をかったのをみて私も笑ってしまった。
すまないねぇ。
何の成果もなく、折り返す (爆)
途中、素晴らしく立派な欅があったのでちょいと撮影。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 164
その後も淡々と県道 70 号を行く。ばるぼんさんが付いたり離れたりする
ので、道を楽しんでるのかなと思いきや後で聞くと「猛烈に眠かった」ら
しい (^_^;)
さすがに強者。。
165 - http://muru.exblog.jp
山間部を降りて暑くなったので、R108 に出くわす直前の上笹子の集落で
休憩。地元の商店でプラボトルのドリンクを買い、旅館の横で座り込ん
で涼を取る。
うーん。予想以上に時間がかかったなぁ。14:30か。
頑張って走りますかぁ。再び体にむち打って先を目指す。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 166
白馬+αツーリング (15) −横手平野を北に、田沢へ−
2006-08-16 12:51
R108 を北に戻り、直ぐに県道 57 号に別れ山の中を進む。
結局時間節約のため、高速道を乗り継ぐことにしたのだが、その始発で
ある湯沢市へはこの道を使ったアクセスが最短だと思ったからだ。
少し険しい山越えをすると後は比較的ゆったりとした田舎道。
高速に乗る前にと、途中で給油をする。
トイレに行っている間、珍しいのかバイクをジロジロ見られる (^_^;)
県道を走り、R398 に合流する。軽四が呑気に走っているので、バカバ
カッと何度と無く抜き去る。市街に入ったなと思い、いつもの郊外型全
国チェーン店舗街が見えてくると、湯沢横手道路のインターである。
湯沢横手道路は正確には高速道路ではない。自動車専用道路という位置
づけであるが、見た目はどう見ても高速道であり、インターに料金ゲー
トが無いのが不思議なくらいである。
地図上では南端は湯沢までとなっているが、実際の南端は三関 (みつせ
き)I.C. でバイパスが伸びているらしい。まだまだ南進するのだろうか。
167 - http://muru.exblog.jp
湯沢横手道路は、やはり快速区間であり、横手で大げさな JCT. で秋田道
に合流し、秋田市方面に向かう。
ここからの流れも良く、広大な横手盆地を見ながら、雄物川を渡り、大曲
I.C. で降りる。
インター出口の案内板がまた奇妙でわかりにくい。西へ向かうには。。
一方は妙に綺麗で整備されている。ひょっとして地図上の「大曲西道路」
がインターまで西進しているんだ!
と気づけばこれを行くのみ。R105 は幹線だから混んでいるだろうし、東
へ進んで県道 11 号まで進んでから北進することにする。
大曲西道路は真っ直ぐ進み再び雄物川を渡る。終点で県道 13 号に合流し
住吉町で右折する。
ここでロー論にて休憩。
週刊誌の立ち読みをして涼んでいる間、はるぼんさんはしっかりアイス
を買って座り込んで食べている。。
美味しそう。
R13 を横切って市道に入る。相変わらず交通量は多い。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 168
泉北広域農道を横切った辺りから交通量が減り始める。
県道 11 に入る。
この道はさほど広くない片側1車線の道路であるが、信号機のある交差
点の割合が非常に少なく、強制的に停止させられることが少ない。おま
けに交通量もそう多くない。
暫く進むと、街道沿いに高い並木が現れ、右に岩手県境の山脈と手前の
田園風景が見え、気分がよい。
169 - http://muru.exblog.jp
なるほど、これはツーリングマップルお薦めのバイパス路と思った。た
だし、これだけ街路樹がありとばしやすいと為ると、取り締まりには気
K1200R-’06-08 白馬東北 - 170
をつけた方が良いと書いた方が、と思えば、早速対向車線でレーダー取
締中 (^_^;)
わかりやすすぎて笑える。。
こうして R105 に合流し、角館までやってきた。
角館も春は桧木内川河川の桜並木や、市内の武家屋敷など見所は多い。し
かし今回は時間が無くパスする。R431 と合流と供に右折し直ぐに R105
へ左折する。
才津川を越えた直ぐの辺りで大きな道路工事が始まっていた。混雑を回
避するためだろうか。
ここからの北進は快適。田園の間をぐいぐい走る。が、途中でトラック
に追いつき、徐行開始。
上りで県道 60 号に分岐する。すると整備された杉林の道になる。家族旅
行らしい乗用車の後を付けていき、峠を抜けると、田沢湖の裏玄関、西
のプリンスホテル側に出たのであった。
バイクを駐めて休憩する。
171 - http://muru.exblog.jp
はるぼんさんが辰子姫像の方へ向かうのでついていく。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 172
辰子姫の像は判りやすいぐらいに金色で、世界三大ガッカリの人魚姫の
像 (凄く小さい) よりはずっと大きく立派だった。
173 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 174
辰子姫の伝説はここやここなどに詳しいが、神のお告げの成就の途中で
竜に変化し、田沢湖を創りこの湖の主となった娘の話である。
また、八郎潟に住む八郎太郎が十和田湖に住む南祖坊に勝ち、冬は2匹
(二人?) が一緒に住むので田沢湖は冬でも凍らないという伝説もあるそ
うだ。なかなか神話多き湖なのだ。流石に竜になったとの姿は見られた
ぬ無いのであろう。何処にもそんな像はなかった。
はるぼんさんが田沢湖を見て第一声
「見た感じ、普通の湖やなぁ。」
ガクッ。
まあ、言われればその通りなんだが (笑)
湖を時計回りに周遊し、西側のレストハウスで再び休憩。今度こそ、と
ソフトクリームを注文。
のぼせきった体にはご馳走だ。直ぐに食べきってしまった。
175 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 176
この後 R341 へ出る。
時間があれば、是非とも乳頭温泉郷に行ってみたいところだ。
乳白色の「鶴の湯」
!
体がぽかぽか冷えない「黒湯」
!
他にだって魅力的な湯が!
!
ああ。。
欲張りすぎだね。
また今度にしましょうか!
玉川ダムのお蔭で随分道の良くなった R341 を北上することにした。
177 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (16) −玉川温泉と後生掛温泉−
2006-08-17 21:14
乳頭温泉郷の誘惑を振り切って R341 を八幡平方面に進む。
道は思いの外、良好で、幅広い国道を楽々北上する。急なカーブも少な
く快適。
暫くすると、側を流れる玉川の川幅が急に広くなり、妙に緑に茂った湿
地帯のような光景が見えてくる。どうやら、ココには (見逃したが)、鎧
畑ダムという名のダムがあり、そのダム湖の筈なのだが水量が少ないた
め、干上がったエリアに草が大量に生えているらしい。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 178
またこの付近は崖崩れの復旧工事が未だ完了していないので、交互通行
の箇所があった。
一直線の新玉川橋を駆け上がるととたんにトンネルが多くなる。
このトンネルは出入口や中一帯が濡れているので、リアが流れ、慎重に
179 - http://muru.exblog.jp
通過する。
幾つかトンネルを抜けると、右後ろに大きな湖面を支える玉川ダムが見
えてくる。
昔は川の側を走っていた道もダム建造のお蔭で快適な道が造られた訳だ。
右側に広がる大きなダム湖も走り続けるうちに小さくなり、やがて姿を
K1200R-’06-08 白馬東北 - 180
消す。それとともに、道も山道然とした3桁国道らしい姿に変わる。
周りもうっそうとしたブナや白樺といった広葉樹の森に変わる。
まもなく、右手に新鴻ノ池温泉が現れるのだが、この付近で河原の石が
鉄さび色に着色しているのが見える。やはり温泉の影響なのだろうか。
181 - http://muru.exblog.jp
ここを過ぎると一段と斜度がきつくなり、道も絶えかねたかの様に曲が
り始める。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 182
そして「新玉川温泉」の表示と共に真新しい橋が右側に架かっているの
でこれを渡る。
昔私が訪れたときにはこの橋や施設群は無かった。比較的新しい。
宿の候補にもなったが、旧来の玉川温泉に較べてまるで大資本が入った
かのようなスマートな造りで、少し野味に欠ける気もする。
橋の欄干の北側に、新玉川温泉と、その強烈な酸性を中和する施設が見
える。
183 - http://muru.exblog.jp
昔、温泉の排水により農業被害が出たので玉川に流した所、下流の田沢
湖の魚が全滅したというほど強烈なのだ。
欄干の右側に人が集まっているので何事かと思ったら、川底に熊がいた
という。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 184
そういえば、以前のツーリングで、ロマンティック街道に小熊が出たっ
け。。
欄干から見下ろすと体が引き込まれる恐怖が湧いてきそうな深い渓谷だっ
た。
185 - http://muru.exblog.jp
さて、橋を引き返して、更に上流にある玉川温泉を目指す。
玉川温泉は R341 が大きくカーブする所にある枝道を東に降りていった
先にあった。
駐車場は17時で閉鎖。仕方なく温泉付近まで下るが、平地が無く駐車
K1200R-’06-08 白馬東北 - 186
に大苦戦。。
何だか昔来たときのイメージと違うぞ∼
かなり源泉側はトイレといい歩道といい、かなり整備されている。昔は
殺伐としたイメージだったのになぁ。温泉の建物もロッジ風のこじゃれ
187 - http://muru.exblog.jp
た建物だ。山奥のふびた学校校舎のようなものだったはずだが。
いやいや、あれはもう 20 年も前のこと。当時は「ひなびた」感じがよく
似合うような「秘境」だったが、秋田道や秋田新幹線は出来て、車で容易
に来れるように整備されてしまった今、「ちょっと脚を伸ばせば来られる
秘境」なんて矛盾した日本語そのものに相応なものになっているようだ。
少し残念といえば残念だが、こうして四国からも苦労なくたどり着ける
ようになったことの有り難みが勝ると思う。
観光客にしたって「ひなびた」旅情が好きって言ったって、電気ガスもな
く水洗トイレはなく虫もいっぱい居て古びた旅館をどれだけ好むことだ
ろう。
時代相応の変化がここでも起こっているという感じなのだなぁと思った。
さて、そんな観光化された玉川温泉の源泉の遊歩道を歩く。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 188
玉川温泉の源泉の温度は 98 ℃の熱水で、p H はなんと 1.05!
!
ナイフを一晩浸けておくと、刃先が溶けて無くなるのだそうな (鉄、ステ
ンレスは酸性に弱くハステロイ C などのような耐蝕金属でないと黒くボ
ロボロになる)。
まるで宇宙戦艦ヤマトに出てくるデスラー総統の故郷、ガミラス星にあ
189 - http://muru.exblog.jp
る、ヤマトも溶かしたという濃硫酸の海のようである。。
「艦長!
! 第三艦橋が溶けて落ちました!
!
!」
地獄ですな。。
何も知らずに分析したら、アナライザーもナイト 2000 の物質同定装置も
壊れちゃう。
いやいや。
しかし、こんな温泉に最初に浸かって「良い湯!」って言った人を褒めた
い
K1200R-’06-08 白馬東北 - 190
って何処かでこの言い回し使ったっけ (笑)
奥では「温泉が噴出する」という日本語が正しいと思える勢いで湧き出
ている。
しかしこんな湯量で定量噴出しているなんて、自然も凄いものだ。
ボイラーだって熱量管理してなくて、原水量間違えればスーパーヒート
して
「ボォーーーーーーーーーーーーーーーーー!
!
!」
だもの。
湯量は草津の湯畑、景色は近年の噴火の前の雲仙と言った感じだろうか。
191 - http://muru.exblog.jp
もっと奥に進むと、むき出しの露天風呂発見。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 192
あれっ、こんな立派な風呂だっけ、確か、
「えーコレに入れっちゅうの!
?」っ
ていうぐらい、ちっちゃい風呂だったはず。。
あ、これこれ!
ちゃんとお湯のバッファータンクとして使われております。記憶は正し
かった。
193 - http://muru.exblog.jp
奥では元祖岩盤浴というか、岩場に横になって治療をされる方も。
しかし、こんな硫黄色たっぷりの側で、、
しかし、ここは真剣に闘病治療されているからもいらっしゃる所、あま
り観光然した雰囲気で参るのも自粛した感じになりました。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 194
さて、目指すは後生掛温泉!本日のお宿。
ココより激しいらしい「焼山」山頂の裏手になるらしい。
地図に気をよくして走り出すと、なかなかに遠い。道が曲がりくねった
上にアップダウンも激しい。ようやくアスピーテライン入口の看板を見
つける。
しかし、まだまだ走る走る!近いようで意外と未だある。
195 - http://muru.exblog.jp
なんとかたどり着いた後生掛温泉、もう夕日は沈んでいた。
急いで荷物を下ろしてチェックイン、風呂が楽しみである。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 196
197 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 198
白馬+αツーリング (17) −後生掛温泉で寛ぐ−
2006-08-18 20:24
携帯には後生掛温泉から着信の履歴があった。恐らく到着時間について
だったと思う。
気づかなかったが、かなり早いうちに圏外エリアに突入してしまった。ま
あ、この時間については OK だったと思う。
この宿は建物が複雑で、宿泊向けの玄関が一瞬判らなかった。店の人に
聞いて、ようやく荷物を運び入れた。受付の方は丁寧な方で、20時ま
でに食事を終わらせれば問題ないというので一安心する。
宿は想像していた以上に綺麗であった。
一番手前 (メイン駐車場側) は、2F が旅館部新館、1 F が売店と旅館部
のロビー、地階は食堂になっている。
渡り廊下を経て、旅館部本館の部屋 (A,B の2タイプある) がある棟に繋
がる。
199 - http://muru.exblog.jp
更にその奥には湯治部の棟がある。
ここは、旅館部 (ホテル) の部屋とは違い、本当に簡素な座敷と仕切りで
構成された、長期の自炊による治療を目的にした客を対象にした部屋で
K1200R-’06-08 白馬東北 - 200
構成される。一元の旅行客の棟とこの棟が廊下一つで繋がっているのは
このエリア独特の構成といえる。
旅館部のロビーやモダンな受付は、普通の温泉旅館に負けないぐらい綺
麗に整備されている。
201 - http://muru.exblog.jp
本館の廊下。左右に振り分けられた部屋は計 25 部屋ある。新館には別に
5 部、計 30 部屋も有る。
自分が泊まった部屋は本館の A タイプ。6 畳+ 2 畳程度の板間であり、荷
物があっても一人で寝泊まりするには十分である。B タイプになると板
間の無い6畳がメインになり、その分値段も安い。新棟は建屋も新しく
K1200R-’06-08 白馬東北 - 202
広いが、値段はグンと上がる。料理も2品さらに追加されるそうだ。
本館の廊下の西奥には、渡り通路を経て男女別の内湯がある。ここは宿
泊者専用となり、そのぶんゆっくり入られるが入浴時間に制限がある。
203 - http://muru.exblog.jp
内湯と言っても広さは十分大きな、浴槽が1基どんと有る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 204
洗い場の広さも必要にして十分。豪華さはないが、素朴な感じで良い。
新棟から繋がった棟の一番奥に外湯があり、ここは湯治部のお客も日帰
り客 (外湯客) も入れる、いわばこの温泉宿のメイン浴場になっている。
205 - http://muru.exblog.jp
男湯、女湯のみで混浴はない。
更衣室。さっぱりした造りだが、そこそこ広い。
浴槽は、泡風呂、メインの浴槽など複数有り、酸ヶ湯や玉川温泉などの
ように感心するほど広くはないが、それでも十分と言える広さだ。換気
はあまりされておらず、湯気が漂うので、撮影はかなり困難 (^_^;) 木
K1200R-’06-08 白馬東北 - 206
造の建屋のせいか、不快感はなく、蒸した感じでかなりカロリーは消費
できそうな感じだ。
お湯は少し白濁した感じ。いわゆる硫黄の香り漂う白い湯、ではない。硫
黄臭はほとんどしないが湯あたりは優しく長く浸れそうな感じ。でもp
H を見ると相当酸性なので不思議だ。源泉が高温なためか、入る時間帯
で風呂の湯温がかなり変わる。朝風呂が温いめで狙い時かな。
後生掛温泉名物の「箱蒸し風呂」だ。頭を出したままなので、スチーム
サウナより長く入っていられそうだ。ちょっと入った姿を見られるのがな
んだけども (笑)
207 - http://muru.exblog.jp
露天風呂は、正直しょぼい。もうすこし造り様が有ろうというもの。広々
と開放感のある露天風呂を楽しみにしている人は、他の宿をあたったほ
うが良いだろう。頭が冷えるので長く使っていられる。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 208
さて、お楽しみの夕食。かなり広い座敷に向かい、客室ごとに指定され
た席に座って食事をとる。主なおかずはすでに配膳されており、着席す
ると賄いさんが知るものなどを持ってきてくれる。メニューは特別豪華
な感じはしない。割と差し支えないメニューで、山菜など地のものは流
石に美味しいが、天ぷらはぱさぱさしていまいち。鍋はきりたんぽ鍋で
209 - http://muru.exblog.jp
懐かしく美味しい。山の中なのに新鮮な刺身が食べられるのは最近の技
術のお陰だが、獅子肉や桜肉、ボタン鍋などの工夫を凝らす宿が多い中
でわりと無難な感じはする。
地ビールが2種類チョイス出来るので、その1つを追加で頼む。ああ∼
うまい!
K1200R-’06-08 白馬東北 - 210
朝食はさらにあっさりした感じ。
で、お薦めはこの地元の銘柄米を使った玄米おかゆ。玄米だけに好き嫌
211 - http://muru.exblog.jp
いはあると思うが、意外に食べ易くておいしい。山菜や漬け物がとって
も合うのだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 212
この宿は、飛び抜けて特色がある (露天、食事、部屋、歴史など) 訳でも
なく、温泉マニアからするとちょっと物足りない気がするかもしれない。
しかし、それだけに、奇を狙わない落ち着いた施設で、本物の温泉にゆっ
たり浸り、素朴な部屋でくつろぐ宿としては過不足無く、非常にバランス
がとれていると思う。素晴らしい景観を擁する八幡平高原の中にあってこ
れらのベースとしては、とても良い宿なのではないかという風に思った。
この八幡平エリアは多様な温泉宿があり、今のメディアの溢れる情報に踊
らされると、どこに泊まっても「もっと良い宿があったんじゃ」と思って
しまうかもしれない。しかし、このエリアの温泉は何処も本物で誇るべ
きものだと思う。決めた宿を十分に堪能すれば満足出来る宿がそろってい
ると思う。四国に住むものにとってはうらやましい限りの温泉環境だよ。
213 - http://muru.exblog.jp
翌朝起きれば、非常に空気が澄んでいて気持ちが良い!
今日の八幡平は期待が持てそうで嬉しくなる。荷物をバイクにまとめて、
お世話になった宿に感謝しながら、先を目指すことにした。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 214
白馬+αツーリング (18) −台風に翻弄−
2006-08-22 23:18
後生掛温泉で、温泉に浸かった後のんびり部屋でくつろいでいると、TV
に天気予報が。
すると台風 7 号が予想より東に反れ、帰路を直撃する可能性が出来てた。
おいおい。。
予定では、8/8 は岩手周辺で時間を取り、新潟県の咲花温泉一水荘で温泉
に入り、早朝 8/9 から北陸道を爆走する予定だった。
8/10 には山口県で仕事の打ち合わせがあり、それには間に合うように移
動出来るはずだった。
じゃらんで押さえた宿にも電話を入れ、朝食付素泊まりを無理言って早
く出たいので「おにぎりにしましょうか?」と言わせたぐらいで (笑)
しかし、新潟、金沢で台風直撃を受けたら、PC やデジカメが無事な訳が
ない。
キャンセルしようと思って、ハタとここがダイアルアップ圏外エリアで
あることに気づいた。ボーダーフォンも au も駄目。
仕方なく宿から外線で宿とじゃらんに連絡。
「はぁ」と思いっきり嫌な感
じで応答されながら。キャンセル量も発生するが、当日キャンセルより
はマシだ。。
まったく台風様には逆らえないねぇ。
しっかり会計時に外線使用料 404 円を計上されたのは言うまでもない (笑)
215 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (19) −大いなる八幡平−
2006-08-22 23:19
私が今回一番のハイライトになると思っていた「八幡平」。
ここは東北在住時の印象で「最も良い場所」となっている。
何故だろう。
一帯に広がる紅葉。。
素晴らしい温泉。。
整備されたワインディング。。
どれも間違ってないんだけど、「ここだけ」の事でもない。時間を経て、
美化されたのかも。。
と少し不安になりながらも、アスピーテラインを走り始めてそれが杞憂
であったことにちょっと安堵していた。やっぱり素晴らしい所だ。
行ってみて、それが、並はずれて高く感じる「空」で有ることをぼんや
り思い出していた。
確かに色んな所に出かけられる身になった今となっては、草津志賀道路
も素晴らしいし、磐梯吾妻スカイラインも素晴らしかった。無論、鳥海
K1200R-’06-08 白馬東北 - 216
や蔵王も。だからといって、何処が最高かと言うつもりはないし、それ
に意味もないと思う。
ただ、個人的に、この場所を「良い」と思ってきた意味の再確認がした
かった。人には「あそこは良いよ、良いよね∼」なんて言ってる割に記憶
は、風化してしまって抽象化してしまって、一抹の不安があったからだ。
走ってみて最初に感じたのは「空」が青く、とっても高い場所にいるかの
如く感じたことだ。確かに高地点の標高が 1613m と絶対的にかなり高度
が高い場所ではあるのだが、空気の透明感がそれを際だたせていたよう
に思う。
それと共に感じたのが「自然の中にいるという実感」。
蔵王にしても志賀にしても、自然は極力保護されており、眺めもここで
しかない素晴らしいものがある。でも走ってみると、本来最も厳しい環
境であるはずの山頂部でさえ、
「スキー」などの長期滞在レジャーを実現
させるために、快適に整備された施設群や多くの従事者や観光客による
「生活感」が忽然として漂ってくるのには「所詮自然たってそんなものか」
とも思ってしまうのも事実である。「決してここに住むのは大変な事じゃ
ないな」、「その気になれば何時でも来れるな」と甘く感じてしまう雰囲
気を何処かに感じてしまう。
まあ、バイクで自然を見たい、ってことがかなりお手軽であるし、そんな
贅沢なことを言う立場にないことはごもっともである。自然の偉大さを
体験したければ、県外までわざわざ出なくても歩いて険しい山を汗水か
いて苦労して登れば判ることである。
しかし、そんなお手軽バイク旅であったとしても、峠から見下ろすだけ
で、人の手など入ってないだろうと思える山々が、遙か向こうまで続い
ていく風景を見せつけられる。八幡平は、人が通行や観光のために道を
造っても、それがそのためだけでしか無いことを感じることが出来る。あ
あ、人が自然というものを全てに手を入れることは、経済的に適わない
217 - http://muru.exblog.jp
ものなのだなぁ、と感じることが出来る様に思える。
むろん、観光客を満載したバスが東北道を利用すればやすやすと来れる
ほど道は整備されていて、
「秘境」的な神秘さや、アクセスの困難さゆえ
の達成感というものは感じない。この地の温泉宿も以前とは比較になら
ないほど快適になっていると感じるのは正直な所。
溢れるほどの人が押し寄せてこないのは、1000 万人を越える巨大人口圏
からはかなり遠く、北海道ほど判りやすい風景がここに備わっていない
こともあるのだろう。そういう意味で幸いであると思う。だからこそ来
る意味もあるのだと、改めて思った。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 218
岩手県との境にある見返峠を過ぎて、眼下に見えてくる熊沼の光景。こ
んなに近くに見えているのにアクセス路が探せない。
219 - http://muru.exblog.jp
脇道を入った奥にある「ふけの湯」の前景。ここの露天風呂は気持ちよ
さそうだったなぁ。あ、藤七温泉に寄るの忘れた。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 220
遠くに見える岩手山。麓が霞んでいるのがかえって荘厳に見せていた。
大深沢展望台。標高 1560m とあった。どこまでも続く山々が、ここまで
のアクセスの容易さがまるで不思議になるくらい雄大であった。
221 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 222
白馬+αツーリング (20) − K1200R、突然の停止!
!−
2006-08-22 23:22
東北道−磐越道−北陸道−名神−明石鳴門道。。
約 1200km の高速道の旅。
いや、こんな長い高速道は旅ではなく単なる移動である。
なぜに未だオートパイロット装置は開発されていないのか!
そう思わずにはいられない。
そう愚痴ってしまうほど憂鬱になりそうな気持ちを押し殺して東北道・西
根 I.C. に乗る。
が東北とは思えない熱風が襲う。気温は 30 ℃を軽く上回っている。
100km は走るつもりが 60km 早々で早くも S.A. に駆け込む。
水分不足である。
紫波、鶴巣、と次々に S.A. に寄っていかないとどこかでバテそうで辛い。
鶴巣ではついでに給油しておく。
満タンになった R 号に全開加速をくれてやり、後続を確認しながら、一
223 - http://muru.exblog.jp
気に追い越し車線に出たとたん。。。
スロットルレルポンスが突然失われた。
何?
一瞬何のことか判らない。
エンジンが静かになって、ゆっくり減速していく。
???
これは故障と一瞬にして理解し、インジケータを見る。
驚いたことに液晶表示がまるでイグニッションスイッチを OFF にしたか
のように、全て消灯していた。
妙に冷静だった。
後続の車が、追い越し車線、走行車線共に離れていたのは幸いだった。
ウインカーを点灯させたつもりだった。
そのまま走行車線から左の路肩に移る。
タコメーターがアイドリング付近を指した瞬間、エンジンが停止するの
を感じて、そのままブレーキをかけるが、当然ノンサーボの弱々しい減
速しか得られない。そのまま路側に停車する。
「ああ、このままショップに連絡するか JAF にお世話になるか。どっち
にせよ仕事に穴開けちゃうなぁ。どうやって連絡して、どうフォローし
ようか。」
色んな事を一瞬で考えたがやはり妙に冷静だった。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 224
相変わらず LCD は無表情で、パーキング灯を操作したのにもかかわら
ず、点灯を示す緑色のインジケータは消灯したまま。どうやらイグニッ
ションスイッチは「ON」のポジションのままなのに、動作は「OFF」ポ
ジションにある状態に陥ってるようだった。
「まあ一応」
とイグニッションスイッチを「ON」→「OFF」→「ON」と操作してみ
る。
すると。。
何事もなかったかのように LCD に「BMW」の文字が浮かび、間を置い
ていつものようにイニシャルチェックが開始されたではないか!
「おいおい。。」
セルスイッチを押すと、何事もなかったかのようにエンジンが始動した。
「こんなことならデジカメで状態撮影しとくんだった。」
と後悔。
ECU の記録に残っていなければ、二度と再現出来ないかも知れない故障
がここで発生した訳だ。
「ワレワレガミルコトガデキナケレバ、ナオスコトハデキマセン。」
何故か日本語のドイツ人 BMW の人の声が聞こえたような気がした (笑)
いったい何だったんだろう?
何の前触れもなかった。確かに暑い環境ではあったがオーバーヒートす
るほどでもない。ECU の一時的な不具合か。LAN(CAN) の通信不良が
発生したのか。確かこのバイクはランプ類まで LAN にぶら下がっている
から、通信が途絶えたら脳 (ECU) が生きていても動けない人形のように
沈黙してしまう構造になっているらしい。
我らが設計する製造設備などでも、脳である PLC(Programmable Logic
Controller) が自己診断不良を起こしても異常を示すインジケータは点灯
するフェールセーフ設計を施す。そかしこいつは、そんなアラームを表
225 - http://muru.exblog.jp
示させる機能も、リレーを介してではなく、通信であるから一緒に死ん
でしまうと思われる。ターミネータ T-800 型のように (ECU の) 補助回
路を持ってないと「アイルビーバック!」は出来ないのだろうかね。。
とりあえず、走ってみるが何の支障もない。いつ止まるかにおびえるド
ライバーが一番の障害のようである。故障が再発しても所詮 HELP を呼
ぶだけなので、そのまま走り続ける。
K1200R の「性能」は他にないぐらいに私の用途、趣味にマッチしてい
る。だが「信頼性」は大きく減点せざるを得ない。個体差なのであろう
が。
これが夜の下りの坂道だったら?あらゆるランプが消灯して、エンブレ
もサーボも効かない。そのまま崖に突っ込んでるかもしれない。事故調
査しても運転手のエラーで終わる可能性もある。
まあ、機械だからどんなバイクだって突然壊れる可能性はある。信頼性
の高い国産車だって。でも「突然とまるかもしれない」と考えながらツー
リングしなければならなくなったのは、精神的に重荷ではある。楽天的
な性格だからそのうち忘れるだろうが (笑)
今うちに帰って、R 号はすこぶる元気である。このトラブルをどうとら
えたら良いのか、正直計りかねている。再発するかどうか。あと 10 万
走らないと判らないかも知れない。
あと、我ながら冷静に対処出来たのは何故か考えてみたが、どうも KSR110
の岡山国際サーキットで開催された 4 時間耐久レースで参加時に発生し
た原因不明の突然のエンジンストール時と全く状況がイッチしていたの
であった。
やはりレースの経験が身を助けることもあるのだなぁ、なんてぼんやり
考えていた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 226
白馬+αツーリング (21) −仙台のおばちゃんにちょっとびびる−
2006-08-22 23:28
前沢 S.A. では珍しくアイスクリームを全部食べそうになるが、最後に
ちょっと控える。走行中の腹痛は避けなければ。
227 - http://muru.exblog.jp
相変わらず東北道は長い。今日はこのまま高速道を走破するだけ?
あーかなわん!
とばかりに、仙台へのエスケープを計画する。
巨大な仙台宮城 I.C. で一度降りる。
地図を見ると判るのだが、仙台は東北にあって政令指定都市である大都
市でありながら、驚くほど中心部がインターチェンジに近い。西側が山
で開発に制限があるためであるのだが、お蔭で地理的に気安くアクセス
がし易い。七夕祭り最終日なので油断は出来ないが。
ここでふらっと昼食のためにお店に立ち寄った。
札幌も駐車違反の取り締まりがかなり厳しかったのを思い出し、安全な
場所を確保して、直ぐ側の店に決めた。パン屋の販売と喫茶的な定食も
出している一見風変わりなお店であった。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 228
カラオケもあって夜はバーへと変貌しそうである。
店のあまりのマルチぶりにいささか不安に陥ったものの、頼んだ定食は
229 - http://muru.exblog.jp
いたって立派で (ダブルハンバーグ定食)、とっても美味しかった。
店内にはミニ七夕飾りがかざってあったのでデジカメに納めようにする
と、おばちゃんがきづいて、さささ、と寄ってくる!
「その写真、何に使うつもり!
?」と言い寄ってこられた!
!
[あ、ヤバイ、偵察と勘違いされてデータ没収されたらかなわんぞぉ]
[Blog に使うって言っても、「Blogっていったい何なの!
?」って聞かれた
ら余計ややこしいし]
[うーん、一番無難に済ませるにはね、っと。。]
結構一瞬で色々考えられるもので (笑)
「バイクで旅した先を色々と撮影してるんですよ」
と答えると
「ふーん、そうなんだ。私撮影されるのが嫌いなのよ。それで理由を聞
いたのね。」
K1200R-’06-08 白馬東北 - 230
とりあえずセーフのようだ。アセアセ。。
お (ばさん):
「バイクは何処に駐めてあるの?」
私:
「前の道の歩道橋の下ですけど」
お:
「そう、見えないわね。何処行ってきたの?」
私:
「八幡平とか行ってきました。後生掛温泉行ってきましたよ。」
お:
「後生掛温泉?知らないわねぇ。」
がくっ。。
私:
「七夕祭りってどうなんですか?」
お:
「駅前じゃぁ、人通りも多いんでしょうけど。ここらへんは関係ない
わね。そこに裁判所があってね、その人らが来るぐらいだから。そう、何
年も見に行ってないわね」
私:
「そうですか。」
お:
「だってね、かざってあるだけでしょ。」
私:
「そうですね。。」
話はなおも世間話へと突入する
(途中割愛)
お:
「コーヒーはブラック?奢ってあげるから。」
私:
「有り難う御座います (らっき∼!)。」
お:
「私もね、こう見えても若いときはヒッチハイクして日本中回ったん
だから。」
私:
「そうなんですか!」
お:
「パンだけ持ってね。若いときだから無茶出来たのね。でも昔はみん
な親切にしてくれたのよ。女の子ってのが良かったのね、ほら、可哀想
に見えるし。」
私:
「はいはい」
お:
「今じゃ怖くて出来ないけどね」
私:
「物騒な世の中になりましたからね。ヒッチハイクなんか見かけない
231 - http://muru.exblog.jp
ですよ。」
お:
「そうよね∼、娘が行くっていったら絶対反対するわね。」
私:(^_^;)
話はなおも続く。。
お:
「小さなバイクで旅行なんて大変でしょ。」
私:
「排気量は 1200cc ありますからね。マーチと変わらないですから、楽
ですよ。」
お:
「そーなの!」(と相当驚く)
「これからは?」
私:
「四国に帰ります」
お:
「四国の?」
私:
「徳島です。」
お:
「徳島って、阿波踊りはどうなの?」
おーい、話し終わらんがな (T _ T)
奥でご主人が黙って片づけをしていた。女房主導型のご家庭らしいが、当
然それに口を挟むことは避けた (笑)
私:
「ご馳走様、美味しかったです。」
お:
「いーえ、あ、コレ持って行ってね、お金は良いから」
といって、売り物のかなりこってりした2種類のパンを渡してくれた。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 232
うーん、こりゃ食べきれるか、かなり不安になりながらもお礼を言い有
り難く頂く。
会計を済まし、再度お礼をして店を出る。
最初はびびったけど、結局いいおばさんだったなぁ。話し好きなのかなぁ
なんて考えながらヘルメットを被ると
「ガチャリン」
と音がしたので、振り返ると、ご主人とおばさんが仲良くお見送りに店
の外まで来てくれたのだった。本当に想像したよりずっと大きなバイク
がそこにあったらしく、かなり驚いていた (笑)
苦笑いをしながらバイクを引っ張り出し、出発の前に右手を挙げると、二
人揃うように右手を振ってお見送りしてくれたのだった。
「パンは絶対食べないと行けないな!」と思いながら、
「ちょっといい話」
に嬉しくなりながら走り出した自分が居た。
233 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 234
白馬+αツーリング (22) −ちょっとだけ仙台☆−
2006-08-30 17:48
今、何のしがらみも無く、経済的なこともリセットして (つまりは有り得
ないのだが)、日本のどこかに住み直してみないか、と言われたら。。
候補地は幾つかある。
北海道も沖縄もベストシーズンは素晴らしいが、通年となるとそれなり
の住みにくさもある。だからこそ旅で出かける意義もあるのだが。
仙台は間違いなくその候補の上位に入ると思う。
我慢出来るほどの降雪。冬季はバイクに乗れないと言っても、四国でも
寒さの為に稼働の激減するのだもの、さほど減点でもない。市街といえ
でも緑が見えて、山も海もある。何処か欧州の内地にある都市の臭いが
する。魅力的な東北のスカイラインや高原道路へのアクセスも良好。む
ろん東京へのアクセスに問題なし。
まあ、それくらい個人的に仙台は高く評価している。まあ、街なんて実
際住んで見なきゃ判らないのかも知れないし、対人関係や経済状態の方
が需要なのかも知れない。それでも「ちょっと住んでみたいな」と思わせ
るものがある。
しかし、バイク東北ツーリングと銘うって巡る旅に、都市で時間を消耗
することは似合わない。さくっと与えられた時間で行くとなると。。
独眼流政宗で名高い伊達家ゆかりの青葉城に久々に行ってみたい!
やはり杜の都、青葉山へ。仙台宮城 I.C. から東に延びる、整備された仙
台西道路を、広瀬道理の手前で南に折れ、アクセスする。
235 - http://muru.exblog.jp
どことなく懐かしい感じに仕上げられている広瀬川大橋を渡る。
博物館等の文化施設や、とんぺー (東北) 大学川内キャンパスのある通り
K1200R-’06-08 白馬東北 - 236
に出る。
途中で左の坂を登っていけば石墨も見えてきて、正宗像のある青葉城公
園へ。。
237 - http://muru.exblog.jp
と思ったのが、今日は七夕祭りの最終日。観光客で混まない訳がない。お
まけに広瀬川大橋側からアクセスする上り道は混雑対処で一方通行になっ
ており、駐車を諦めたら南に抜けるしかない。
途中、山麓の八木山ベニーランドなるレジャーランドをかすめ、東北工
業大学のキャンパスを見渡しながら東に下る。途中、開発し尽くされた
八木山山腹が一望出来る。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 238
239 - http://muru.exblog.jp
途中、こんな所でも七夕の飾り付けをするんだなとちょっと感心。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 240
中心部へ下る坂道の眺めは、仙台が政令指令都市であることを認識させ
てくれる。
241 - http://muru.exblog.jp
再び広瀬川に戻り、欅並木をウオッチングして、前記事のお店で昼食を
済ませばタイムアップ。駆け足の散策ははかなくも終了となった。
再び、長い高速道の移動が待っている。また今度ゆっくり来れると良い
のだけどね。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 242
243 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 244
白馬+αツーリング (23) −帰還開始−
2006-09-04 12:03
このシリーズも早く終わらせないと、季節外れになっちゃいそうだネ (笑)
あと2回ぐらいで収まりますか。。
−−−
さて、名将・伊達政宗の顔が拝めなかったのが心残りだが、再び仙台宮
城 I.C. に乗り東北道を南下する。
東北道は再び灼熱地獄 (笑)
いやー暑い暑い∼
これなら東北北意味無いやん?いやいや有る有る!
!
美しかった景色の数々を反芻 (はんすう) しながら、単調な路線をひた走
る。
やはり暑さに耐えられず、S.A. 毎に休憩を強いられる。
S.A. には大抵、他にバイクが居たのだが、ここ吾妻 S.A. には私だけだっ
た。
245 - http://muru.exblog.jp
最近、旧道路公団の民営化に伴い、不味い・高い・サービス悪いの3重苦
だったサービスエリアの様相が大分と変わってきた。ここ吾妻 S.A. でも
ファミリーマートがさりげなく有ったりする。
なにが有り難いって、環境問題を無視したかのようにマニュアルに沿って
ガンガンに冷房をかけた店内、全国何処に行っても変わりのない品揃え
である。立ち読みしながら熱気を取った後にドリンク棚を見つめて何に
するか物色する。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 246
もう体は水分を強く欲している。
缶ジュース一本ぐらいでは補充しきれない予感がしていた。
247 - http://muru.exblog.jp
そんなとき、見つけた!
消費するビタミンと水分を一気に取得する計画である。
レジで私のものになったデカボンベは一瞬にしてただの空き缶になった。
目的は達せられたのだ!
再び走行開始。
エンジンは先ほどのトラブルが無縁のように、何事もなく回り続ける。法
定+αで淡々と巡航する。
福島も盆地なので相変わらず暑い。
福島 I.C. 以南は今年3度目。二本松 I.C. 以南は4度目の走行であるから、
もう馴染みの道である。先の距離が読めてくるのも善し悪しで、新鮮味
も無く走りすぎる。
やがて郡山 JCT. が現れる。JCT のコーナーはバイクにとって、4輪の
減速はあまりに唐突過ぎる。煽るつもりも無いのだが、バンクを高めて
ガッと引き離す自分が居た。
そうして磐越道に入る。相変わらず取り締まりに気をつけながらメリハ
リをつける。
おなじみの磐梯山が見えてきた!
K1200R-’06-08 白馬東北 - 248
何度見ても美しい姿だ。この山のバックは今までで一番晴れた空だ。時
間があれば麓の県道から愛でてやるのだが、先を急がねばならない。
給油のため、今回も磐梯山 S.A. に立ち寄る。
ここからは磐梯山が綺麗に拝めなかったよな、と思いながら、ひょっとし
てと S.A. の西の外れまで行ってみると、ちょっと高台になった部分から
は良く磐梯山が拝めるではないか。
249 - http://muru.exblog.jp
その美しい姿をしばし眺める。再びバイクに向かうが、足下になにか文
字の書いたものがある。よく見ると童謡を振り付けで示した石だった。な
かなか洒落てるね。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 250
ここでのオドメータは 13067km。すでに出発から 2000km 以上を走破し
たことになる。楽しい思い出の積み重ねで、そんなに走っていたのかと
251 - http://muru.exblog.jp
驚きはするものの予想していた相応の痛みはない。
会津盆地を抜け、新潟県境の峠を越え、宿をキャンセルした五泉市も過
ぎ、ああぁと感傷に浸る暇もなく新潟市内を突破する。
この辺から長岡辺りまで一面の田園が広がる。
まるで 40 %を切る日本の食糧自給率が嘘と思えるほど圧倒的な広さだ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 252
北陸道の黒埼 P.A. で YAMAHA FZ-1 を駆る兄ちゃんを見かけた。
FZ-1 は前の FZS よりフレーム剛性も上がりスタイルも洗練され魅力的に
なった。今弐号機を買うのだったら相当迷っただろう。エンジンパワーも
ディチューンされたとはいえ、R1 のエンジンは強力だし、特に K-R に
劣ることも無く値段はずっと安い。高速ツーリングを苦にしない程度の
防風でかつオールラウンド。なかなか良い。YAMAHA は国産勢からは
機種毎のブランド作りという面ではややリードした間がある。
253 - http://muru.exblog.jp
FZ-1 とランデブーしながら南に下っていく。
ここまで見事に晴天だった天気だが、雲の固まりが近づき初める。なに
やら夕立の気配がする。予報なら台風は福井か金沢方面に進むのであっ
たから、台風の端っこが見えてきたのかも知れないと思った。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 254
しかし意外にも、長岡 JCT. で関越道と分かれた後も、雲の稜線は付きつ
離れつのままであり、一向に雨が降る事はなかった。そのまま 26 個のト
ンネルが続く上越∼黒部間の開始場所に近い、名立て谷浜 S.A. で給油す
ると、すでに日は暮れ夕焼けが綺麗に見えた。
雲の端っこは相変わらず頭上で留まり、天気予報が外れたのを知った。
ニュースでは関東方向に向きを変えたらしい。さらに防水もせず先に進
めそうだ。
このまま行けば、富山を越えて金沢辺りまでは行けそうだった。
255 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 256
257 - http://muru.exblog.jp
白馬+αツーリング (24) −最終話/金沢泊・帰還完了−
2006-09-05 18:22
さて、幾多のトンネルをくぐり、有磯海 S.A. までやって来た。
前の黒部 I.C. 付近からは、右の富山湾側で盛大な花火が打ち上げられて
いた。それは S.A. からも遠く望むことが出来た。どうやら「第 37 回じゃ
んとこい魚津まつり海上花火大会」という魚津港で開催された花火だっ
たようだ。
さて、20 時近くとなり、お腹も空いてきた。レストランで何かめぼしい
ものはないかと物色した結果がコレ。なかなか美味しそうでしょ(^_^)
「1/4」とあるのは、ます寿司が円形をした1樽分の 1/4、つまり 1/8 切
れが2個ということ。「1/2」なんてメニューも当然あるが、そこまでは
要らなかった。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 258
ます寿司は富山名物だけど、酢の加減と言いマスの甘みといい、いつも
美味しいと思ってしまう。
259 - http://muru.exblog.jp
さあ、そろそろ宿を決めなければいけない。
一番お手軽な方法で決めてしまおう。携帯電話の EZ Web から「お気に
入りリスト」に入れてある楽天トラベルで当日宿泊を検索。距離的には
22 迄に行ける場所として金沢とする。数件ヒットするが、料金が比較的
安くアクセスの良さそうな APA ホテルにする。
再び北陸道を走り、金沢東インターを降りコンビニに寄ると 21 時半に
なっていた。
急いでホテルに向かう。
ホテルは金沢市内の歓楽街にほど近い中心部にあった。
駐車も困難なぐらい混み合っており、ホテルに改めて電話して場所を確
認して、やっと到着することが出来た。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 260
261 - http://muru.exblog.jp
部屋は狭く、必要最低限だが、備え付けのデスク類がコンパクトに設計
されており、ただ寝るだけなら難の不足もなかった。ネット接続無料は
助かった。台風はもはや障害になりそうではないことが確認出来た。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 262
この系列のホテル、知ってる方はご存じだろうが、社長がこの人。本も
書いていたりして、やたら露出するのが好きなのか、ホテルにもデカデ
カと写真が貼ってあったりするのだが、(社長命令だから断れないのは判
るが) このビジュアル、売り上げのためにも止めた方が良いと思うのが。。
(^_^;)
263 - http://muru.exblog.jp
金沢出身なのにまるで大阪商人、エレベータにも液晶テレビが付いてい
て、ここで宣伝してみてはどうかと訴えている (汗)
まあ、綺麗でよいホテルなのだが、この辺はどうも。。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 264
さて、うたい文句の屋上のお風呂なのだが、天然温泉をうたうだけ有っ
て、つるっとした湯でなかなか良い。しかし、あまりの人数の多さにゆっ
265 - http://muru.exblog.jp
くり入れないのが残念。体を洗う順番待ちも出来てしまっている。しょ
うがないか。。
露天風呂はビルの屋上から金沢の繁華街の夜景が見え、なかなかの眺め
であった。
(混雑が酷く湯船の写真は無しです< (_ _) >)
さて、翌日は6時に起き、狭い駐輪所で荷造りをし、まだ通行量の少な
い市内を抜け、金沢西 I.C. から再び北陸道にのる。ここからは走りっぱ
なしで、東名、阪神高速神戸線と繋ぐ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 266
金沢は、北陸道と R8 が、まるで大阪の外環と近畿道の様な関係であり、
郊外の環状線的に整備されていてなかなか使い勝手がよいものだ。
267 - http://muru.exblog.jp
福井、琵琶湖南岸、京都、吹田と順調に流して来れたが、やはり3号神
戸線は自然渋滞中。。この道の渋滞は恒常化している。13 号湾岸線が大
阪側からは六甲アイランドで終わっており (本来はポーアイ∼神戸湾∼須
磨海岸の南海上を橋またはトンネルでぶち抜いて垂水 JCT. につながる
計画だが何時になるか全く不明) 肝心の摩耶∼柳原間のバイパス機能が無
K1200R-’06-08 白馬東北 - 268
いためである。一方の抜け道の中国道吹田∼宝塚∼名塩∼阪神高速 7 号
線も、休日は西に抜けるファミリーカーで宝塚∼名塩間の上り坂で渋滞
してしまい、これもバイパスでなくなってしまう。結局この時期、渋滞
は避けられないようだ。こそこそと走る。なにしろ暑い!
ようやく淡路 S.A. まで来てほっと一安心。最後の給油をして帰途につく。
269 - http://muru.exblog.jp
お土産も増えて、見事に荷物満載なのがばれてしまうショット。
スポーツパニアがもう少し容量あれば心強いのだけどなぁ。
K1200R-’06-08 白馬東北 - 270
ふ∼ぅ、ようやく12時過ぎに無事帰宅しました。
ここから小野田までの車の旅が控えていたことは内証にしましょう (笑)
東北、満喫いたしました!
271 - http://muru.exblog.jp
K1200R-’06-08 白馬東北 - 272
K1200R-’06-08 白馬東北
http://muru.exblog.jp
Date : 2006. 09. 15.
Writer : muru01
Publish : exblog.jp
Copyright by exblog.jp and Writer
published by exblog.jp in Tokyo, Japan
Fly UP