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4月(PDF形式:797KB)
月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料 平成22年4月16日 内閣府 <日本経済の基調判断> <現状> <現状> 景気は、着実に持ち直してきているが、なお自律性は 景気は、着実に持ち直してきているが、なお自律性は 弱く、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある 弱く、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある (先行きのプラス要因) (先行きのリスク要因) ・企業収益の改善 ・企業収益の改善 ・海外経済の改善 ・海外経済の改善 ・緊急経済対策を始めとする ・緊急経済対策を始めとする 政策の効果 政策の効果 等 等 ・世界景気の下振れ懸念 ・世界景気の下振れ懸念 ・デフレの影響 ・デフレの影響 などの景気下押し などの景気下押し ・雇用情勢の悪化懸念 ・雇用情勢の悪化懸念 等 等 <政策の基本的態度> 政府は、家計の支援により、個人消費を拡大するとともに、新たな分野で産業 政府は、家計の支援により、個人消費を拡大するとともに、新たな分野で産業 と雇用を生み出し、日本経済を自律的な回復軌道に乗せ、内需を中心とした安 と雇用を生み出し、日本経済を自律的な回復軌道に乗せ、内需を中心とした安 定的な経済成長を実現するよう政策運営を行う。このため、「明日の安心と成長 定的な経済成長を実現するよう政策運営を行う。このため、「明日の安心と成長 のための緊急経済対策」を推進し、今般成立した平成22年度予算を着実に執行 のための緊急経済対策」を推進し、今般成立した平成22年度予算を着実に執行 する。あわせて、「新成長戦略(基本方針)」の具体化を行い、その実現を図る。 する。あわせて、「新成長戦略(基本方針)」の具体化を行い、その実現を図る。 政府は、日本銀行と一体となって、強力かつ総合的な取組を行い、デフレの克 政府は、日本銀行と一体となって、強力かつ総合的な取組を行い、デフレの克 服、景気回復を確実なものとしていくよう、政策努力を重ねていく。日本銀行に対 服、景気回復を確実なものとしていくよう、政策努力を重ねていく。日本銀行に対 しては、こうした政府の取組と整合的なものとなるよう、適切かつ機動的な金融 しては、こうした政府の取組と整合的なものとなるよう、適切かつ機動的な金融 政策運営によって経済を下支えするよう期待する。日本銀行は、3月17日、固定 政策運営によって経済を下支えするよう期待する。日本銀行は、3月17日、固定 金利方式の共通担保資金供給オペレーションの増額を決定した。 金利方式の共通担保資金供給オペレーションの増額を決定した。 今月の説明の主な内容 1 2 3 4 5 6 7 景気の実感 輸 出 入 生 産 企 業 収 益 設 備 投 資 公 共 投 資 倒 産 8 9 10 11 12 13 14 個 人 消 費 住 宅 雇 用 物 価 地域の経 済 開業の背景 海 外 経 済 景気の実感①(景気ウォッチャー) ○ 現状判断DIは、4か月連続で上昇 改善 ○景気ウォッチャー(2010年3月調査)のコメント (景気判断指数、ポイント) 60 (◎:良、○:やや良、□:不変、▲:やや悪、×:悪) [家計関連]プラス要因 :薄型テレビの販売の急増 50 40 ◎ 新年度から家電エコポイント対象外となるテレビの駆け込み需要があり、大幅に テレビの販売量が増えた(北陸=家電量販店)。 30 [家計関連]プラス要因 :乗用車の販売好調 20 3月 (前月差) 47.4 (5.3) 10 □ 0 悪化 1 3 5 7 9 11 1 3 5 07年 7 9 11 1 3 5 08年 7 9 11 09年 1 3 10年 ○「変わらない」と判断する人が5割、 「良くなっている」「やや良くなっている」と判断する人も2割強に 良く やや良く 変わらな やや悪く 悪く なっている なっている い なっている なっている 年 月 2010 1 0.5% 10.8% 46.9% 27.0% 14.8% 38.8 2 0.5% 13.7% 51.8% 21.8% 12.2% 42.1 3 1.2% 21.7% 50.7% 17.8% 8.5% 47.4 (0.7) (8.0) (-1.1) (-4.0) (-3.7) (5.3) (前月差) DI (景気判断指数、ポイント) 60 家計動向関連 30 10 (前月差) (5.9) (4.2) (3.3) 3 1 年度末でもあり受注が多く、土曜も全部出勤している。鉄道関連、新幹線の受注 が多くなっている(北関東=金属製品製造業)。 ○ アジア圏内の貨物輸出入が拡大している(東海=輸送業)。 □ 40 3月 家計動向関連 46.5 企業動向関連 48.0 雇用関連 51.3 [企業関連]プラス要因 :受注や出荷の持ち直し 資材関係の価格が上昇してきているのに、小売店からの値下げ要請が強く、販 売価格の修正ができない(四国=パルプ・紙・紙加工品製造業)。 リフォーム工事は若干あるものの、新築工事の話はほとんどない。リフォームも × 価格競争で、価格下落はまだ止まらない(南関東=建設業)。 雇用関連 20 売上が前年を上回る商材があるなど、少し上向きになっている。ただし、客の買 ○ 物は依然として慎重であり、決して順調とはいえない。特に、販促方法や商品の 特徴に目新しさがない商材は非常に苦戦している(近畿=百貨店)。 客は、安くても品質の悪い商品に飽きてきたのか、最近では、高くても美味しい ○ 商品が売れるようになってきた。ただ、単価が前年を上回るほど回復していない (四国=スーパー)。 広告への反響が前年より確実に増えている。春の異動シーズンを迎えた影響も ○ あるが、低価格住宅に対する問合せは増えている(近畿=住宅販売会社)。 [企業関連]マイナス要因 :販売価格の引下げ圧力 企業動向関連 50 [家計関連]プラス要因 :消費者の節約志向は続くが、購入意欲に回復の動き ○ ○ 家計、企業、雇用ともに上昇が続く 改善 [雇用関連]プラス要因 :一部での新規求人数の増加 ○ 0 悪化 1 5 7 07年 9 11 3 3月は年間の最大需要期であるが、販売量は前年よりかなり改善した。ただ、単 価については依然として低価格の割合が高い(九州=乗用車販売店)。 5 7 08年 9 11 1 3 5 7 09年 9 11 1 3 10年 (備考)内閣府「景気ウォッチャー調査」(2010年3月調査、調査期間:3月25日~31日)をもとに作成。 地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある全国2050人に対して景気の現状判断を質問。 取引企業の業務拡大や新規企業から派遣依頼が増加している。3月は派遣更 新の時期だが、ほとんどが更新している。(沖縄=人材派遣会社)。 [雇用関連]マイナス要因 :雇用に対する企業の慎重な態度 □ 製造業の採用凍結は一段落しているが、大手小売業の採用凍結が増加してい る。金融業でも、採用は抑制気味である(東海=学校[大学])。 景気の実感② ○企業の業況判断は改善 ただし、中小企業では先行きに慎重な見方 ○消費者マインドは2ヶ月連続で上昇 消費者態度指数 (ポイント) 50 (%ポイント、「良い」−「悪い」) 60 (先行 40 2月 39.8 45 大企業・製造業 大企業・非製造業 20 40 0 35 -20 中小企業・製造業 <消費者態度指数を 構成する意識指標> ・暮らし向き ・収入の増え方 ・雇用環境 ・耐久消費財の 買い時判断 30 中小企業・非製造業 -40 -60 25 1 4 7 2007 10 1 4 7 08 10 1 4 7 09 (備考)内閣府「消費動向調査」により作成。一般世帯、原数値。 全国6720世帯を対象に消費者の意識等を質問。 10 1 2(月) -80 10(年) 2000 (変化幅) 12月 → 3月 → 6月(予) 大企業・製造業 +11Pt +6Pt 大企業・非製造業 +7Pt +4Pt 中小企業・製造業 +11Pt −2Pt 中小企業・非製造業 +3Pt −6Pt 01 02 03 04 05 06 07 (備考)日本銀行「全国企業短期経済観測調査」より作成。 全国約1万社の企業に対して業況等を質問。 08 09 10 (年) 輸出入の動向 ○輸出は、緩やかに増加 140 ○米国・EU向けの自動車輸出は緩やかに減少 地域別輸出数量 (2005年=100) (2005年=100) 150 アジア (54.2%) 130 全体 アメリカ (28.1%) 110 EU (12.5%) 100 全体 90 90 80 輸出(全体) 70 12月 1月 2月 60 50 アメリカ (16.1%) +0.9%増 +3.9%増 +0.2%増 アジア (12.5%) 130 120 110 地域別自動車輸出台数 EU (13.3%) 70 50 30 40 4 1 7 10 4 1 2007 7 1 10 7 4 08 1 1 10 10 (月) (年) 09 4 1 10 2007 7 10 1 4 08 7 10 1 09 (月) 10 (年) ○輸入は、緩やかに持ち直し 主要品目別輸出寄与度(季節調整済前期比) 5 (%) 7 4 (2005年=100) 地域別輸入数量指数 140 一般機械 (17.8%) 130 120 0 全体 アジア (44.6%) その他 (33.9%) 110 100 ▲ 5 90 電気機器 (19.9%) 80 70 ▲ 10 輸送用機器 (21.9%) 化学製品 (10.7%) 60 50 ▲ 15 1 4 7 10 1 4 7 10 1 (月) (年) 輸入(全体) 12月 +1.3%増 1月 +4.1%増 2月 +0.3%増 EU (10.7%) アメリカ (10.7%) 40 7 7 4 4 1 1 10 08 09 10 2007 08 (備考)1.財務省「貿易統計」より作成。 2.(左上図、右上図、右下図)季節調整値。括弧内は2009年の金額ウェイト。 3.(左下図)季節調整値後方3ヶ月移動平均。括弧内は2009年の金額ウェイト。 4.アジア向けの1、2月の輸出については、春節休暇(今年は2月13∼19日(中国))の影響を受ける可能性があることに留意する必要。 10 1 4 7 09 10 1 10 (月) (年) 生産の動向 ○2月の生産はマイナス 生産、出荷、在庫、在庫率 (2005年=100) 115 (2005年=100) 160 8 6 4 150 2 0 -2 140 -4 -6 -8 130 -10 出荷 110 105 100 生産 2月 ▲0.6% 95 予測調査 3月 0.9% 4月 0.6% 90 ○予測指数は緩やかに持ち直し 一般機械工業 その他工業 輸送機械工業 鉄鋼業 (予測) 電子部品・デバイス工業 情報通信機械工業 8 10 1 2008 120 85 生産の主要業種動向(前月比寄与度) 4 7 10 09 1 2 3 4 (月) (年) 10 ○資本財出荷は持ち直しの動き 在庫率(右目盛) 80 110 75 (2005年=100) 115 資本財出荷(除く輸送機械) 105 100 生産 70 85 在庫(右目盛) 65 90 1 4 7 07 10 1 95 4 7 08 10 1 4 7 09 10 75 1234 65 10 55 (備考)経済産業省「鉱工業生産指数」「製造工業生産予測調査」により作成。 季節調整値。 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 (月) 2003 04 05 06 07 08 09 10(年) 企業の動向①(売上・収益) ○売上高、経常利益ともに、企業は09年度下期から改善を見込む 経常利益 売上高 (前年度比、%) 製造業 (前年度比、%) 10 計画 5 中小企業 計画 400 0 300 -5 200 -10 100 -15 製造業 500 中小企業 大企業 0 大企業 -20 -100 -25 -200 -30 (大企業) 黒字転換 (大企業) 赤字転換 -300 上 下 上 2007 下 上 2008 (前年度比、%) 下 上 2009 下 2010 下 上 2007 下 上 2008 下 上 2009 下 2010 (前年度比、%) 非製造業 非製造業 10 20 計画 5 上 大企業 計画 10 大企業 0 0 -5 -10 中小企業 -10 -20 -15 -30 -20 -40 中小企業 -25 上 下 2007 上 下 2008 上 下 2009 (備考)日本銀行「全国企業短期経済観測調査」により作成。 上 下 2010 -50 上 下 2007 上 下 2008 上 下 2009 上 下 2010 企業の動向②(設備投資) ○設備過剰感は弱まってきている。 生産・営業用設備判断DI (「過剰」-「不足」、%pt) -5 ○2010年度計画は、 大企業を中心に下げ止まりの動き 先行き (兆円) 95 90 0 計画 2.3 0 -3.8 -10 85 -40 80 10 過剰感が弱まる 75 15 過剰感が強まる 民間企業設備 (実質季調済系列:右目盛) 70 65 60 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡ (期) 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10(年) -26.1 -20 -30 5 25 大企業 10 設備判断DI (逆目盛) 20 製造業 (前年度比、%) 20 -15.2 -33.7 中小企業 上期 下期 2007 下期 (備考)左図:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」、内閣府「国民経済計算」により作成。 右上図、右下図:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」により作成。 上期 08 (前年度比、%) 10 5 0 -5 -10 -15 中小企業 -20 -25 -30 -28.7 -34.7 上期 下期 上期 09 下期 10 非製造業 大企業 計画 -2.8 3.1 -2.8 -8.9 -14.0 -16.5 -22.8 -26.0 上期 下期 2007 -20.8 上期 下期 08 上期 下期 09 上期 下期 10 企業の動向③(公共投資・倒産) ○公共投資は、弱含んでいる ○倒産件数は、おおむね横ばい (倒産件数、季節調整値) (年度内累計前年同期比;%) 15 10 5 0 -5 -10 -15 1900 1800 1700 2008年度 1600 0.1% 1500 1400 1300 2009年度 4.9% 1200 1100 1000 (期) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 900 2004 05 06 07 08 (年度) 09 -30 -25 資金繰り (目盛右) -20 倒産件数 -15 -10 -5 0 5 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 ○業種別では、建設業の前年比減少幅が縮小 ○今年度の公共工事請負金額は9月がピーク (億円) 18,000 (資金繰り、「余裕」-「窮屈」、軸反転) (前年同期比;%) 40 30 16,000 製造業 20 14,000 2009年度 その他 10 12,000 0 10,000 -10 8,000 -20 2008年度 合計 卸小売業 建設業 -30 6,000 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠ 1 2 3 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9101112 1 2 3 (月) 4,000 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 (月) 08 09 10 08 09 10 (年) (備考)左上図:東日本建設業保証株式会社他「公共工事前払金保証統計」により作成。 (備考)右上図:東京商工リサーチ「倒産月報」、日本政策金融公庫「中小企業景況 各期における当該年度の累計値について前年比を算出。 調査」により作成。 左下図:東日本建設業保証株式会社他「公共工事前払金保証統計」により作成。 右下図:東京商工リサーチ「倒産月報」により作成。 原数値。 家計の動向①(消費) ○個人消費は持ち直している ○エコカーを中心に引き続き前年比増加 消費総合指数と実質雇用者所得 (2000年=100) 112 (2005年=100)(前年比、%) 112 35 消費総合指数 2月前月比 ▲0.0% 110 108 110 25 108 106 104 104 102 102 -5 100 -15 98 -25 実質雇用者所得 2月前月比(目盛右) ▲0.7% 98 96 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 12 2006 07 08 09 10 5 96 -35 (月) 新車販売台数(含軽) その他普通乗用車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 (月) (年) 2008 テレビ、冷蔵庫、エアコンの販売金額(前年比、全国) 2010年GWの旅行人数、平均旅行費用、旅行消費額 (前年比、%) 旅行 平均費用 国内 旅行 海外 旅行 国内 旅行 総数 国内 旅行 海外 旅行 (前年比、%) 120 (前年比、%) 40 30 総消費額 海外 旅行 10 (年) 09 ○エコポイントの関連商品も好調 ○ゴールデンウィークの旅行は好調の見込み 旅行人数 ハイブリッド専用車 軽乗用車 15 106 100 新車販売台数(含軽)の寄与度分解 90 テレビ(目盛右) 冷蔵庫 20 60 10 30 0 0 -10 2009年 2.4 7.3 ▲ 5.6 ▲ 16.3 ▲ 4.2 ▲ 3.4 ▲ 10.2 -30 -20 -60 エアコン -30 2010年 0.9 4.3 3.0 4.7 4.6 4.0 9.2 1 2 3 4 5 6 7 2009 (備考)上:消費総合指数と実質雇用者所得(実質賃金×雇用者数)は内閣府(経済 財政分析担当)で作成。太線は後方3ヶ月移動平均。季節調整値。 下:JTB「2010年ゴールデンウィーク(4/24~5/4)の旅行動向」により 作成。 8 9 10 11 12 1 2 3 10 (備考)上:日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会により作成。ハイブ リッド専用車は、プリウス、インサイト、HS250h、SAI、CR-Zの合計。 下:GfKジャパン(全国の有力家電量販店販売実績を調査・集計)により作成。 2009年8月以前とそれ以降では調査範囲が異なっており、2009年8月以降の 方が調査範囲が広い。 -90 (月) (年) 家計の動向②(住宅) ○戸建住宅の受注は回復傾向 ○住宅建設は持ち直している 利用関係別着工戸数 (万戸) (万戸) 140 70 2月 年率戸数 (前月比) 総戸数 (目盛右) 60 (%) 戸建住宅受注速報 40 A社 30 持家着工 (前年比) 20 10 120 0 50 100 貸家 40 80 持家 30 貸家 32.7万戸 (▲5.8%減) 持家 29.7万戸 (▲2.8%減) 60 共同建分譲 20 10 40 戸建分譲 10.7万戸 (9.7%増) 20 共同建分譲 5.1万戸 (▲45.4%減) 戸建分譲 0 総戸数 79.4万戸 (▲7.9%減) 1 4 7 10 1 2006 4 7 10 1 07 4 7 10 1 08 4 0 7 10 1 (月) 09 10 (年) (備考) 左 図:国土交通省「建築着工統計」により作成。年率季節調整値。 右上図:国土交通省「建築着工統計」、各社ホームページ資料により作成。 右下図:内閣府「景気ウォッチャー調査」により作成。 -10 -20 B社 -30 C社 -40 1 4 7 10 1 2006 4 7 10 1 07 4 7 10 1 08 4 7 10 1 09 (月) 10 (年) ○住宅版エコポイント等への期待感 (景気ウォッチャー3月調査より) ○住宅版エコポイント制度・金利の引下げ・住宅取得等資金の 贈与に係る非課税枠拡充の効果が出てきている。(北海道・ 金属製品製造業) ○40~50代の資産に比較的余裕がある客層では、低金利や住宅 版エコポイント制度等の好条件に反応して、建て替えに踏み 切る人が増えつつあるとみられ、マインドの好転を感じる。 (東海・金融業) ○住宅版エコポイント制度の開始に伴い、住宅の購入を検討す る客が増加している。必ずしも契約につながってはいないが、 客の動きは活発である。(中国・住宅販売会社) 雇用の動向① ○新規求人数・有効求人倍率は持ち直しの動き ○依然として厳しいものの、このところ持ち直しの動き (%) 6.0 (万人) (倍) (万人) 5,600 1.1 5,550 1.0 09年07月 5.6% 5.5 雇用者数 5.0 失業率 10年2月 4.9% 5,500 4.5 完全失業 率 90 5,450 新規求人数 (右目盛) 0.9 0.8 新規求職数 (右目盛) ○長期失業者は増加 4.0 3.5 5,400 0.7 5,350 0.6 5,300 0.5 5,250 0.4 07年7月 3.6% 3.0 2.5 2.0 70 2 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 (月) (年) 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 (備考)左 図:総務省「労働力調査」により作成。季節調整値。シャドーは景気後退期を表す。 右 図:厚生労働省「職業安定業務統計」により作成。季節調整値。 50 有効求 人倍率 10年2月 0.47倍 有効求人倍率 30 2 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 5 8112 (月) 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 (年) 雇用の動向② ○定期給与は持ち直しの動き ○過剰感は弱まっているものの、高水準 50 (前年比、%) 「過剰」超 40 2 全産業 製造業 所定内給与 30 1 20 10 0 0 予 測 -10 非製造業 「不足」超 -1 -20 3 2000 12 9 6 3 03 12 9 6 3 06 12 9 6 3 09 ○製造業を中心に2011年度新卒採用は増加 12 -2 現金給与総額 -3 -4 (前年度比・%) 10 所定外給与 -5 製造業 0 -6 定期給与;きまって支給する給与 =所定内給与+所定外給与 -10 -20 特別給与 -7 非製造業 全体 -8 -30 2010年度 2011年度 大卒 2010年度 2011年度 合計 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 (月) (年) 2007 08 09 10 (備考)左上図:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」により作成。 左下図:日本経済新聞「2011年採用計画調査(1次集計)」(今年3月公表)により作成。 右図 :厚生労働省「毎月勤労統計調査」により作成。 物価①(企業物価) ○国内企業物価はこのところ緩やかに上昇している (前年比寄与度、%) 8.0 国内企業物価の推移 総平均 6.0 3月:前年比▲1.3% 品目 2.0 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 ウエイト その他 電力・都市ガ ス・水道 4.0 (参考)各品目(計857品目)のウエイトと変化率 総平均 石油・石炭製品 非鉄金属 スクラップ類 化学製品 電力・都市ガス・水道 その他 (前月比、%) 3.0 石油・石炭製品 非鉄金属 スクラップ類 化学製品 2.0 1000.0 53.8 22.5 4.9 85.2 46.5 787.1 主な上昇品目 ガソリン ナフサ 銅地金 アルミニウム・ 同合金くず 銅合金くず 前年比 (%) (2010年3月) -1.3 27.3 19.9 81.1 主な下落品目 3 -17.2 電気代 -3.3 都市ガス代 国内企業物価(前月比) 3月:0.2% 総平均 1.0 0.0 -8.0 -1.0 -10.0 1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 (月) (年) 06 07 08 09 10 (備考)日本銀行「企業物価指数」により作成。 -2.0 -3.0 1234567891011 21234567891011 21234567891011 21234567891011 2123 (月) (年) 06 07 08 09 10 物価②(価格転嫁とGDPギャップ) ○マイナスの需給ギャップは 物価に対して下落圧力となる (%) ○大幅な需給ギャップ(需要不足)がある状況では、 最終財価格は上昇しにくい GDPギャップと物価上昇率の推移 0.5 2 消費者物価(前年同期比) -2 -0.5 -4 210 GDPギャップ(目盛右) -6 -8 (期) ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣ (年) 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 GDPギャップと物価上昇率 (消費者物価前年同期比、%) 4 1991Ⅰ~1995Ⅳ 3 190 115 170 150 110 素原材料(目盛右) 105 130 110 中間財 100 -1.0 -1.5 需要段階別の企業物価の推移 最終財 120 0 0.0 (2005年=100) 125 90 95 70 90 1995 97 99 2001 03 05 07 50 09 10 (年) ○仕入価格の上昇が販売価格の上昇に結びつかず (ポイント;上昇-下落) 80 価格判断DI 60 2 1996Ⅰ~2000Ⅳ 40 1 20 0 0 -1 (2009Ⅳ) 2001Ⅰ~2009Ⅳ -2 -6 -4 -2 0 2 4 6 (GDPギャップ(4四半期前)、%) 仕入価格DI -20 -40 販売価格DI -60 1995 97 99 2001 03 05 07 (年) 09 10 (備考)1.内閣府「国民経済計算」、「民間企業資本ストック」、経済産業省「鉱工業 生産指数」、総務省「消費者物価指数」等により作成。 (備考)1.日本銀行「企業物価指数」、日経NEEDS、日本銀行「全国企業短期経済 2.GDPギャップ=(現実のGDP-潜在GDP)/潜在GDP。 観測調査」により作成。 3.消費者物価は食料、エネルギーを除くベース。1997年4月実施の消費税率引き 2.販売・仕入価格判断DIは、現在の販売・仕入価格について、「上昇」と 上げ分を調整し、下図では、診療代引き上げの影響が大きい1997年第3四半期~ 回答した企業の割合から「下落」と回答した企業の割合を差し引いたもの。 1998年第2四半期と2003年第2四半期~2004年第1四半期のデータを除いている。 物価③(消費者物価) ○消費者物価は緩やかな下落が続いている (参考)各品目(計585品目)のウエイトと変化率 消費者物価指数の推移 (前年比寄与度、%) 2月:前月比 0.0% 前年比▲1.2% 品目 2.5 2.0 総合 コア コアコア 公共料金 一般商品 石油製品 耐久消費財 その他 一般サービス 生鮮食品を除く総合(コア) 1.5 1.0 公共料金 石油製品 0.5 ウエイト 10000 9588 8301 1845 3968 355 547 3066 3775 前年比 (%) (2010年2月) -1.1 -1.2 -1.3 -2.4 -1.1 11.5 -5.5 -1.1 -0.4 主な上昇品目 ガソリン 灯油 主な下落品目 パソコン テレビ(薄型) 柔軟仕上剤 外国パック旅行 0.0 -0.5 -1.0 耐久消費財 (参考)石油製品、その他特殊要因を除く総合(コアコア) 一般商品 (その他) (前月比、%) 0.5 -1.5 -2.0 一般サービス 2月コアコア:0.0% 0.3 0.1 -2.5 1 2 3 4 5 6 7 8 910111212 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 23 4 5 6 7 8 91011121 2 (月) (年) 06 07 08 09 10 -0.1 -0.3 -0.5 (備考)1.総務省「消費者物価指数」により作成。 2.石油製品、その他特殊要因を除く総合は、生鮮食品除く総合から石油製品、電気代、 都市ガス代、米類、鶏卵、切り花、診療代、固定電話通信料、介護料、たばこを除いた もの。 12345678910112123456789101121234567891011 21234567891011 212(月) 2006 07 08 09 10(年) 物価④(ヘドニック法) ○CPIにおける家電等のウエイト及び前年比(2009年) ウエイト (総合= 10000) 前年比 (2009年) 前年比寄与度 (2009年、 対コアコア) 家電製品 193 ▲ 16.4 ▲ 0.24 パソコン(ノート型) 21 ▲ 48.3 ▲ 0.04 パソコン(デスクトップ型) 13 ▲ 38.1 ▲ 0.03 カメラ 8 ▲ 32.4 ▲ 0.01 テレビ(薄型) 37 ▲ 29.0 ▲ 0.06 自動車 179 ▲ 0.8 ▲ 0.02 普通乗用車 45 ▲ 0.9 ▲ 0.00 移動電話機 4 17.6 0.01 8301 ▲0.4 (2010年2月: ▲1.3) - コアコア(生鮮食品、石油製品及び その他特殊要因を除く総合) ○ヘドニック法…製品の諸特性と価格との関係を分析し、 価格差のうち性能の差に起因する部分を把握する手法。 (指数、2005年=100)パソコン(ノート型) 150 平均価格指数 15万7千円 100 50 消費者物価指数 (ヘドニックモデル) 0 2005 06 07 2万2千円に相当 08 09 (年) 10 カメラ (指数、2005年=100) 200 平均価格指数 150 2万1千円 100 50 ヘドニック法採用品目 (計▲0.1%程度のCPI(コアコア)押し下げ) 消費者物価指数 (ヘドニックモデル) 5千円に相当 0 2005 06 07 08 09 10 (年) ヘドニック法における性能指標の例 (備考) 1.総務省「消費者物価指数」、「小売物価統計調査」により作成。 2.(左図)家電製品は、電子レンジ、電気炊飯器、電気ポット、ガステーブル、電気冷蔵庫、電気 掃除機、電気洗濯機、電気アイロン、ルームエアコン、温風ヒーター(石油ストーブ)、電気カー ペット、テレビ、ステレオセット、携帯オーディオ機器、DVDレコーダー(ビデオテープレコー ダー)、パソコン、パソコン用プリンタ、カメラ、ビデオカメラ。自動車は軽乗用車、小型乗用車、 普通乗用車。 3.(右図)平均価格指数は、小売物価統計調査における東京都区部の平均価格。「カメラ」では、 小売物価統計調査(平均価格指数)において、以下の銘柄変更が行われている。 2007年1月 フィルムカメラ→デジタルカメラ 2009年7月 (有効画素数)600万~1010万→1200万~1470万 (光学ズーム)3~4倍→3.7~5倍 パソコン(ノート型) カメラ HDD記憶容量(GB) 光学ズーム倍率 実装メモリ(MB) 有効画素数(万) ワープロソフトの種類 1秒ごとのフレーム数 地上DIチューナー有 手ぶれ補正機能有 発売からの経過年数 発売からの経過年数 地域の経済 ○2010年度の設備投資は、全ての地域で増加もしくは減少幅が縮小 - 新設住宅着工戸数 利用関係別寄与度- - 設備投資計画 - (前年度比、%) 30.0 【09年4~9月】 (前年同期比、%) 19.8 18.1 20.0 20 2010年度計画 持家 給与 合計増減率 2009年度見込み 10.0 6.4 3.6 1.5 ▲23.1 0.0 10 5.7 3.5 ▲3.4 ▲6.8 ▲11.3 ▲3.9 ▲ 10.0 貸家 分譲 0 ▲ 1.7 -10 ▲ 20.0 ▲12.3 ▲16.3 ▲25.8 ▲ 30.0 ▲16.0 ▲24.0 ▲26.5 ▲27.6 -20 -30 近 中 四 九 沖 全 陸 畿 国 国 州 縄 国 ▲33.8 ▲17.8 北 海 北 南関東 東 ▲31.4 ▲33.1 北関東 東 ▲36.8 北海道 ▲ 40.0 ○新設住宅着工戸数は、ほぼ全ての地域で減少幅が大幅に縮小。 持家は、多くの地域で前年を上回る。 -40 全国 沖縄 九州 四国 中国 近畿 北陸 0 栃木県 電気機械 リチウムイオン電池の生産能力の増強 130 -10 群馬県 非鉄金属 老朽化した精錬設備の更新 80 -20 神奈川県 卸売 医薬品の物流センターの新設 140 三重県 電子部品・ デバイス 半導体の生産能力の増強(3年間) 8000 富山県 電気機械 リチウムイオン電池材料の生産能力の増強 40 愛媛県 食料品 飲料の生産能力の増強 47 宮崎県 電気機械 7.5 ▲ 13.5 ▲ 18.0 ▲ 14.1 ▲ 15.8 ▲ 16.7 ▲ 14.9 ▲ 21.8 ▲ 22.5 -30 ▲ 19.1 ▲ 20.6 ▲ 16.7 -40 全国 沖縄 九州 四国 中国 (備考)国土交通省「建築着工統計」により作成。 近畿 北陸 東海 南関東 北関東 東北 -50 北海道 1000 東海 【09年10月~10年2月】 10 250 (備考)各社プレス発表、報道より作成。 南関東 投資額(億円) 半導体製造装置の新工場を建設 太陽電池の工場新設 北関東 一般機械 東北 北海道 宮城県 投資内容 ▲ 41.0 (前年同期比、%) 20 主な設備投資の例 ▲ 33.9 ▲ 35.1 ▲ 36.7 ▲ 40.0 (備考)日本銀行各支店「全国企業短期経済観測調査」(10年4月)により作成。 ただし、北関東は日本銀行前橋支店管内(設備投資額にソフトウェアを含む)、 南関東は神奈川県。 業種 ▲ 31.4 ▲ 31.3 ▲ 29.7 ▲ 31.2 -50 地域 ▲ 25.1 ▲ 26.3 新規開業の背景 (万人) OECD諸国のベンチャーキャピタルの投資額 (%) (%) (100万ドル) 0.4% 18000 70 投資額対GDP比(右軸) 16000 創業希望者、創業者数の推移 140 120 100 80 60 40 20 0 創業実現率(右軸) 60 創業者数 創業者希望者数 ギリシア ハンガリー ニュージーランド ルクセンブルク チェコスロヴァキア ポルトガル オーストラリア アイルランド ポーランド ノルウェー 日本 ベルギー イタリア フィンランド スイス デンマーク スウェーデン 韓国 07 カナダ 97 2002 オランダ 92 スペイン 87 オーストラリア 82 ドイツ 79 イギリス 77 0.1% フランス 74 0.2% 開業時に苦労したこと(2008年度時点) 0.0% 新規株式公開(IPO)の件数の推移 200 既存市場 150 苦労したことは ない その他 金融機関からの 資金調達 自己資金の準備 必要なスキルを持っ た従業員の確保 必要な数の従業員の 確保 仕入れ先(外注先) の確保 販売先(受注先)の 確保 (%) 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 71 0.3% ベンチャーキャピタル投資額 アメリカ 1968 14000 12000 40 10000 30 8000 20 6000 10 4000 0 2000 (年) 0 50 新興市場 100 50 0 2002 03 04 05 06 07 08 09 (年) (備考)(左上図)総務省「就業構造基本調査」より作成。「創業希望者」とは有業者の転職希望者の中で「自分で事業をしたい」と回答した者、 「創業者」とは過去一年間に職を変えた、あるいは新たに職に就いた者で現在は自営業主となっている者を指す。また、 「創業実現率」は、創業者数/創業希望者数×100(%)で算出。 (左下図)日本政策金融公庫「新規開業白書」より作成。回答者は当てはまるものを全てを選択。 (右上図)OECD「Science, Technology and Industry Scoreboard 2009」より作成。数値は2008年のもの。ただし、日本の数値は2006年のもの。 (右下図)財団法人ベンチャーエンタープライズセンター「2009年ベンチャービジネスの回顧と展望」より作成。 アジア経済① ○中国では、景気は内需を中心に拡大。先行きについては、拡大傾向が続くと見込まれるが、マネーサプライの急増によるリスクには留意が必要。 中国:実質GDP成長率 100% (四半期系列) (前年比、%) 15 13.0 13 8.7 10.7 10.6 10.1 9.0 11 中国:都市預金者アンケート調査結果(10年2月調査) 9 9.0 資本形成 寄与 7 6.8 11.9 80% 70% 9.1 7.9 37.9 41.6 60% 6.2 最終消費 寄与 1 47.0 42.0 43.6 20% 現在の所得状況に対する見方(右目盛) 10% ▲3 純輸出寄与 08 09 (年) (備考)中国国家統計局より作成。 (前年比、%) 140 I Ⅱ Ⅲ Ⅳ I 08 Ⅱ Ⅲ 09 中国:乗用車販売台数 Ⅳ 100 Ⅰ (期) I (年) 10 (万台) 140 3月 63.2% 120 前年比 販売台数 (右目盛) 120 100 80 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ もっと貯蓄 45 40 Ⅰ (期) (年) 10 07 08 09 (備考)1.中国人民銀行より作成。 2.全国の代表的な50都市において20,000人の預金者を対象に実施。 3.「現在の所得状況に対する見方」は、3か月前に比べて所得が増加したとする者の 割合から減少したとする者の割合を差し引いて作成した指数。 (前年比、%) 中国:マネーサプライ 40 ・10年3月の全人代において、10年の新規銀行 貸出額の目標を7.5兆元程度に設定 35 ・10年1~3月の新規貸出実績額は、2兆6,008億元 (億元) 20,000 新規貸出額 (右目盛) 18,000 16,000 14,000 30 12,000 60 60 40 40 20 25 10,000 M2 20 貸出残高 20 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 (月) 07 08 09 10 (年) (備考)1.中国汽車工業協会より作成。 2.春節(旧正月)は、08年2月6~12日、09年1月25~31日、10年2月13~19日。 3.2009年の販売台数は約1033万台。 8,000 6,000 4,000 15 -20 43.1 0% ▲5 2007 50 30% ▲1 もっと投資 60 55 40% 3 42.1 41.2 50% 5 80 15.1 15.3 15.9 90% (D.I.) 70 15.3 もっと消費 65 2,000 10 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3(月) 2007 08 09 10 (年) (備考)中国人民銀行より作成。 アジア経済② ○インドでは、景気は内需を中心に回復。先行きについては、回復傾向が続くと見込まれるが、物価上昇によるリスクには留意する必要がある。 ○その他アジア地域では、総じて景気は回復しつつある。先行きについては、回復傾向が続くと見込まれるものの、欧米等先進国向けの輸出の低迷 が続くこと等により、本格的な回復が遅れるリスクがある。 インド:物価上昇率(品目別寄与度) (前年比、%) 15 実質GDP成長率 (前年比、%) 14 13 卸売物価上昇率 (折れ線) 11 シンガポール 12 3月9.9% 一次食品 9 10 インド 台湾 8 7 加工食品 5 その他 工業製品 3 6 その他 一次産品 1 4 -1 マレーシア 2 燃料・エネルギー 誤差 -3 -5 韓国 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 0 (月) (年) 2007 08 09 10 (備考)1.インド商工省より作成。 2.卸売物価上昇率はインド政府・金融当局が最も重視する物価指標。 ▲2 インド:政策金利 (%) 10 ▲4 タイ 9 ▲6 レポ・レート 8 ▲8 3月19日に引上げ 4.75%→5.0% 7 6 ▲ 10 5.00 5 リバース・レポ・レート ▲ 12 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 07 (備考)各国・地域統計により作成。 Ⅱ Ⅲ 08 Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 09 Ⅳ Ⅰ (期) 10 (年) 4 3.50 3 3月19日に引上げ 3.25%→3.5% 2 1 0 1 6 2004 121 6 05 121 6 06 121 6 07 (備考)インド準備銀行(中央銀行)より作成。 121 6 08 121 6 09 12123 (月) (年) 10 アメリカ経済① ○失業率が10%近傍で推移するなど、引き続き深刻な状況にあるが、景気は緩やかに持ち直している。 ○先行きについては、基調としては緩やかな持ち直しが続くと見込まれる。ただし、信用収縮や高い失業率が継続すること等により、景気が低迷を続けるリスクがある。 消費:消費は政策効果による下支えもあり、緩やかに持ち直し GDP(第三次推計値):2009年10~12月期は 前期比年率5.6%成長 (年率、兆ドル) (年率、兆ドル) 9.4 (前期比年率、%) 8 4.6 実質個人消費支出 2月:前月比+0.3% 9.3 5.6 6 4.5 4.4 純輸出 9.2 4.3 在庫 2.2 4 4.2 小売売上高(右目盛) 3月:前月比+1.6% 9.1 4.1 住宅投資 9.0 2 1 民間設備 投資 0 3 5 7 07 9 11 1 3 5 7 08 9 11 1 3 5 7 09 9 11 4.0 3 (月) 1 10 (年) (備考)アメリカ商務省より作成。 個人消費 -2 自動車販売台数は持ち直し (年率、万台) 平均年間販売台数(99~08年) 1,644万台 1,900 -4 政府支出 7/1~8/25 自動車買換え 支援策の実施 3月: 1,175万台 1,500 自動車販売台数 -6 1,100 -8 700 自動車国内生産台数 3月: 756万台 300 -10 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 07 (備考)アメリカ商務省より作成。 Ⅱ Ⅲ 08 Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 09 Ⅳ (期) (年) 1 6 07 12 1 6 08 12 1 6 09 12 1 3 (原数値) 米系A社:18.8万台 前年比+22.0% 日系B社:18.7万台 前年比+40.7% 米系C社:17.8万台 前年比+42.9% 日系D社:10.8万台 前年比+22.5% 日系E社:9.5万台 前年比+43.3% 米系F社:9.3万台 前年比▲8.3% 韓国系G社:4.7万台 前年比+15.4% 韓国系H社:3.1万台 前年比+23.5% 10 (月) (年) (備考)1. アメリカ商務省、連邦準備制度理事会(FRB)より作成。 2. 09年7月1日より、燃費の悪い中古車を下取りにして、低燃費の新車に買い換える者に 対して購入額の割引(3,500ドル(約34万円)又は4,500ドル(約43万円))を行う措置 を実施。当初予算額は10億ドルとされていたが、09年8月6日に20億ドル増額し、30億 ドルとした。09年8月25日で申請受付を終了。実績は約68万台。 アメリカ経済② 雇用:雇用者数は増加に転じたが、失業率は10%近傍の高い水準 住宅:住宅着工は低水準にあるものの、持ち直しの動き (千件) 2,000 中古住宅在庫販売比率 (右目盛) (月) (前月差、万人) 14 50 2月:9.2か月 政府部門雇用者数 (前月差) 08~09年の雇用喪失者 ▲836万人 30 12 2月:8.6か月 1,500 10 1,000 500 新築住宅在庫販売比率 (右目盛) 2月:57.5万件 (前月比5.9%減) 4 10 9 -10 8 -30 6 3月 9.7% 10 8 住宅着工件数 (年率換算) (%) 11 -50 雇用者数 (前月差、折れ線) 失業率 民間部門雇用者数 (右目盛) (前月差) 7 6 -70 3月 +16.2万人 0 2 -90 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 2(月) 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 2007 08 09 10 (年) 2007 08 (備考)1.アメリカ商務省、全米不動産業者協会(NAR)より作成。 (備考)アメリカ労働省より作成。雇用者数は非農業部門。 2.在庫販売比率は、現在の住宅販売に対して何か月分の住宅在庫があるかを 示す。 1 3 5 住宅保有者支援プログラムの拡充(10年3月26日) 米財務省は、09年2月から実施している住宅保有者支援プログラム(Home Affordability Modification Program : HAMP)の拡充措置を発表。 (1)現行措置の内容 ・差押えのリスクのある住宅保有者に対し、低利ローンへの借換えや ローンの条件変更等の負担軽減の機会を提供 (2)今回の拡充措置 ・失業中の住宅保有者への支援 適格住宅保有者が職を探している間、3~6か月にわたり返済を軽減 (失業期間中は支払いを月収の31%以下に設定) ・現在の住宅価値を上回るローン残高を抱える住宅保有者の支援 現在の住宅価値の115%以上を借り入れている適格住宅保有者に対 し、元本減額を含む条件変更を実施するサービサーへのインセン ティブを拡大 ・連邦住宅局(FHA)ローンの保有者に対するHAMPの適用 等 (3)財源 措置拡充に必要な予算(140億ドル)は、TARPで住宅支援に割 り当てられた500億ドルから充当。 5 7 09 9 11 1 5 4 3(月) 10 (年) 雇用回復促進法の成立(10年3月18日) 10年3月18日、雇用回復促進法(Hiring Incentives to Restore Employment Act)がオバマ大統領の署名により成立したところ、概要は以下のとおり。 ※09年12月にオバマ大統領が発表した追加雇用対策の一部。 (1)2010年内に新規に雇用した労働者に係る使用者負担分の社会保障 税を1年間免除 (2)高速道路建設等への財源確保(現行の陸上交通プログラムの延長) (3)州・地方政府が発行するビルド・アメリカ債(BAB)に対する 連邦政府の補助(利払い費の35%)の延長 ※BABは、学校・エネルギー関連のインフラ整備に係る資金調 達を目的とする公債。 ※同措置は、09年2月に成立したアメリカ再生・再投資法に基づ き実施中。 (4)現行の設備投資減税の延長 (5)予算規模:176億ドル ヨーロッパ経済 ○ 失業率が高水準であるなど引き続き深刻な状況にあるが、景気は下げ止まっている。 ○ 先行きについては、基調としては緩やかな持ち直しに向かうと見込まれる。ただし、新興国向け貸出の不良債権化による 信用収縮や自動車買換え支援策の反動、雇用の悪化等により、景気が低迷を続けるリスクがある。また、一部の国の 財政悪化により、金融市場の変動が更に深刻化するリスクに留意する必要がある。 (前期比年率、%) 8 6 4 2 0 -2 -4 -6 -8 -10 -12 -14 ヨーロッパ主要国の実質GDP成長率 (2000年= 小売売上 (除自動車、右目盛)100) 個人消費 (指数、2007年=100) 103 ユーロ圏 フランス 102 145 英国 フランス 135 ドイツ ドイツ 101 125 100 ユーロ圏 115 フランス 99 ユーロ圏09Ⅳ 0.2% ドイツ 09Ⅳ 0.0% フランス09Ⅳ 2.4% 英国 09Ⅳ 1.8% 英国 ユーロ圏 98 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ 2007 Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ 08 Ⅲ Ⅳ 09 (期) (年) (備考)ユーロスタット、ドイツ連邦統計局、INSEE(仏国立統計経済研究所)、英国統計局より作成。 Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ 2007 Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 08 95 1234567891011 212 (期/月) 09 10 (年) Ⅳ 09 (備考)ユーロ圏、ドイツ、英国は小売売上数量、フランスは工業製品家計消費支出。 自動車登録台数は、英国では政策効果により増加 (前年同月比、%) 60 失業率は上昇 (ドイツ、英国では、おおむね横ばい) (%) Ⅱ 105 ドイツ 97 Ⅰ Ⅰ 英国 ドイツ 3月 ▲26.6% 09年1月 買換え支援開始→09年9月終了 50 40 20 スペイン 2月 19.0% 18 フランス 3月 17.9% 08年12月 買換え支援開始 30 20 16 スペイン 10 14 フランス ユーロ圏 12 フランス 2月 10.1% 0 -10 10 ユーロ圏 2月 10.0% -20 8 英国 1月 7.8% -40 6 英国 ドイツ 4 1 3 5 7 2007 9 11 1 3 5 7 08 9 11 1 3 5 7 9 11 09 (備考)ユーロスタット(ユーロ圏、ドイツ、フランス、スペイン)、英国統計局より作成。 1 2 ドイツ 2月 7.5% (月) 10 (年) 英国 3月 26.6% 09年5月 買換え支援開始 -30 1 3 5 7 2007 9 11 1 3 5 7 08 9 11 1 3 5 7 09 9 11 1 3 (月) 10 (年) (備考)1.ドイツ自動車工業会(VDA)、フランス自動車工業会(CCFA)、英国自動車工業会(SMMT)より作成。 2 ド イ ツ: 使用年数9年以上の車から一定のCO2排出基準を満たす環境対応車への買換えに、廃車料の一部と して2,500ユーロ(約33万円)を補助。当初の枠は60万台であったが、09年4月8日には200万台に拡大。 ※09年9月2日に申請件数が予算枠の上限に達したため、申請の受付を締め切った。 フランス: 使用年数10年以上の車から環境対応車への買換えに1,000ユーロ(約13万円)を補助。 ※補助額を10年1月1日より700ユーロに、同7月1日より500ユーロに減額して買換え支援を延長。 英 国: 使用年数10年以上の車から新車の買換えに2,000ポンド(約30万円)を補助。 ※対象を拡大(使用年数8年以上)し、予算も10万台分追加して計40万台に(10年3月まで)。 3.09年の自動車登録台数は、ドイツ381万台、フランス227万台、英国200万台。 ギリシャの動向 実質GDP成長率 (前期比年率、%) 8 09Ⅰ ▲4.0% Ⅱ ▲1.2% Ⅲ ▲1.9% Ⅳ ▲3.1% 6 4 2 ○ドイツ国債(10年物)とのスプレッド (bps) 450 9月15日 リーマン・ブラザーズ 破たん 400 350 300 ギリシャ ポルトガル 126.3 アイルランド 200 -2 英国 90.3 イタリア 150 -4 100 -6 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ 2007 Ⅲ Ⅳ Ⅰ 08 Ⅱ Ⅲ Ⅳ 09 (期) (年) 0 -50 (備考)ギリシャ統計局より作成。 8 S&P フィッチ 1 2 3 4 5 6 2009 2009 ポルトガル Aa2 A+ AA- ▲ 8.0 77.4 イタリア Aa2 A+ AA- ▲ 5.3 114.6 300 アイルランド Aa1 AA AA- ▲ 12.5 65.8 250 ギリシャ A2 BBB+ BBB- ▲ 12.7 112.6 200 スペイン Aaa AA+ AAA ▲ 11.2 54.3 英国 Aaa AAA AAA ▲ 12.1 68.6 ドイツ Aaa AAA AAA ▲ 3.4 73.1 10年4月11日に、ユーロ圏参加国で、IMF融資に加え、最大300億ユーロ のユーロ圏参加国による二国間融資のプログラムについて合意 8 9 10 11 12 1 2 3 4 09 10 ○ソブリンCDS (bps) 450 9月15日 リーマン・ブラザーズ 破たん 400 (備考)ブルームバーグ、欧州委員会見通し(09年11月3日)より作成。 7 (月) (年) (備考)ブルームバーグより作成。 10年4月9日にギリシャ国債の格付けをフィッチが再度引下げ ムーディーズ 9 10 11 12 2008 一般政府財政 一般政府債務 収支GDP比 残高GDP比 スペイン 71.6 英国 財政状況・格付け 主要格付け機関による格付け イタリア 84.1 スペイン 50 ギリシャ 400.6 アイルランド 141.6 ポルトガル 250 0 12月 ギリシャ国債の 格下げ 4/15 時点 350 12月 ギリシャ国債の 格下げ 4/15 時点 ギリシャ 392.1 ポルトガル 181.6 アイルランド 149.2 ギリシャ アイルランド ポルトガル イタリア 127.8 150 英国 79.1 100 50 0 スペイン 145.0 イタリア 8 9 10 11 12 1 2 3 日本 4 5 2008 (備考)ブルームバーグより作成。 6 7 09 8 英国 スペイン 9 10 11 12 1 2 3 4 10 日本 69.8 (月) (年) 最近のマーケットの動向 株式市場 長期金利 ○日経平均株価は11,300円台まで上昇した後、11,000円台まで下落 (円) 11,600 11,400 11,200 11,000 10,800 10,600 10,400 10,200 10,000 9,800 5 12 2 (ドル) 11,400 NYダウ(目盛右) 11,200 11,000 10,800 10,600 10,400 10,200 10,000 9,800 9,600 日経平均株価(目盛左) 9,400 9,200 19 26 5 12 19 26 2 9 16(日) (月) 3 4 ○長期金利は1.4%付近まで上昇した後、1.3%台半ばまで低下 (%) 4.1 (%) 1.6 米国(目盛右) 3.7 3.5 1.4 3.3 1.3 1.2 5 12 96 2 94 126 92 124 90 122 73 120 68 83 78 ドル円レート(目盛左) 88 2 5 12 19 3 5 12 19 26 3 2 9 4 2.9 16(日) (月) 26 2 9 4 (日) 16 (月) (ドル/トロイオンス) 1,240 WTI原油先物価格 1,220 (目盛左) 1,200 1,180 1,160 1,140 1,120 1,100 1,080 NY金先物価格(目盛右) 1,060 1,040 (日) 11 18 25 5 12 19 26 2 9 15 (ドル/バレル) 88 ユーロ円レート(目盛右) 26 26 ○原油は80ドル台、金は1,100ドル台で推移 128 19 19 原油・金価格 ○ドル円レートは94円台まで円安方向で推移 した後、92円台まで円高方向で推移 (円/ユーロ) (円/ドル) 12 3.1 日本(目盛左) 為替市場 5 3.9 1.5 4 2 3 4 (月)