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チラシ(2.8 MB ) - 一般財団法人 大阪府男女共同参画推進財団
2016 ①受講を希望する回に○を付けてください。 8回以上受講された方には修了証書を発行します。 2016 ②∼⑧まで、ご記入ください。 フリガナ ③年代 ②氏 名 勤務先、現在所属している団体・グループなど 当講座はドーン財団の主催により、1996 年から続く「人材育成講座」です。 ④所 属 女性の自立とエンパワメントのための心理的援助を行うために、必要な知識と技術を学ぶための専門プログラムです。 フェミニストカウンセリング全般に関する理解を深めるとともに、女性が置かれている状況(立場・現状)や心理的 □勤務先・所属団体 □ご自宅 □その他( ) 問題を考えます。また、専門家による講義を通し、リアルタイムで重要なテーマとされる「女性の貧困」「セクシュア リティ」 「災害と女性」などの現状と課題を考察します。ジェンダーに敏感な視点がなければ適切に対応できない「DV」 「性暴力」「虐待サバイバーへのサポート」のあり方を学ぶことで、更に見地を深めます。 プログラムは講義形式で進行し、「修了証書(限定:全 10 回中で8回以上の受講の者)」を発行します。 住 所 ⑤連絡先 TEL FAX 2016 9/14 11/9 セミナー室 E-mail ⑥受講決定通知方法 □FAX □E-mail ⑦相談業務等の経歴(ボランティア活動を含む) ●対 象 ①女性対象の相談事業やメンタルヘルスに関する事業に携わる者 ②カウンセリングの基礎知識があり、フェミニズムの視点に立った女性への心理的援助に関心が ある者 ●定 員 50 名(先着順) ●受講料 全回 25,000 円、各回 3,000 円(ドーン財団個人賛助会員:10%割引) 一旦お支払された受講料は返金できません。ご了承ください。 ●申込み メール・FAX・郵送 ⑧受講動機、学びたいと思っていることなどを記載ください。 お申込みの際には裏面の「受講申込書」記載事項を必ずご記入ください。 尚、「受講申込書」は当財団ホームページからダウンロードも可能です。 この申込書をもとに「受講者名簿」を作成し、配付してよろしいですか。 お名前:(はい・いいえ) 勤務先:(はい・いいえ) 所属団体・グループ等(はい・いいえ) ここに記載された個人情報は厳重に管理し、本講座の運営に関してのみ使用します。 主催 ドーン財団(一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団) 2016 開催日/会場 時 間 内 容 テ ー マ / 内 容 講 師 グリーフケア~喪失体験と女性の支援~ ・フェミニストカウンセリング全般に関する知識(理解)を深め、女性の置かれている状況や心理的問題を考察する。 人は、死別などで大切な人を失ったとき、 「悲嘆(グリーフ) 」と いう大きな悲しみを感じながら精神状態の変化を経て行きます。 その際のケアに関し、ジェンダーの視点から考察します。 ・フェミニストカウンセリングの中でも最重要テーマを取り上げ、「現状・課題・サポート」に関して学ぶ。 ・「DV」「性暴力」「虐待の実態とサポート」の実践対応について考察する。 多様な性 受講スケジュール 開催日 時 間 テ ー マ / 内 容 ~心理・社会的な視点からみた現状と課題~ 性的指向や性別違和に戸惑い、孤立している人がいる。「適切なサ ポートをするには、どの様な対応をすればよいか」 。多様な性 (LGBT)で 生きる人の心理と社会的現状を考察する。 講 師 講師プロフィール 「なぜ、フェミニストカウンセリングが必要なのか」 基礎的な考えを理解し、 支援に関わる姿勢とスキルを習得する。 川喜田 好恵(かわきた よしえ) ◆ 日本フェミニストカウンセラー協会代表理事、ドーン財団カウンセラー 「法律は性暴力(性虐待を含む)被害者をどこまで支援できるのか」 法的支援の取り組みと課題を考察する。 性暴力被害者支援とは 組織開発、人間関係トレーニングなどに携わった後、米国の大学院でカウ ンセリングを学ぶ。大阪府立婦人会館カウンセラー(1981 年∼)などを経て、 ドーンセンター設立当初(1994 年)から 2009 年3月まで「相談担当コーデ ィネーター」を務める。日本DV防止・情報センター運営委員なども兼務。 大学では、「ジェンダー論」の講座も受け持つ。著書に、「新版 自分でできる カウンセリング∼女性のためのメンタル・トレーニング∼(創元社、2010 年)」。 ~フェミニストカウンセリングの視点から考える~ 被害の現状を知るとともに、現場で対応のできるトータルな支援 のあり方を学ぶ。 杉本 志津佳(すぎもと しづか) ◆ フェミニストカウンセリング堺フェミニストカウンセラー、 ドーン財団カウンセラー、性暴力を許さない女の会スタッフ 日本フェミニストカウンセラー協会理事。個別カウンセリングや自治 女性の就労と貧困~現状と課題の考察~ 女性は全年齢層で相対的貧困率が男性よりも高く、母子家庭の子 どもの貧困にも繋がっている。女性の就労の実態を把握し、今後 の支援に役立てる。 災害と女性の心理~支援のあり方~ 東日本大震災被災地支援に携わる講師が、カウンセリングを通し て見えてきた「災害が及ぼす女性への心理的影響(PTSDな ど) 」 。その実情に迫るとともに今後の支援方法を考える。 「娘が母から解放され、幸せをつかむための方法は無いのか」 葛 藤する母娘のエピソードを題材に、苦悩する母娘関係を紐解きつ つ、その打開策を検討する。 医療現場から見えてきた「女性のライフサイクルと身体(からだ) の変化と影響」を知り、支援へ役立てるための方向性を探る。 DV家庭で育った子どもへのカウンセリング DVが子どもに与える影響、子どもたちへのカウンセリング、グ ループワークなどの実践に関する理解を深める。 体の女性相談などに従事し、主に性暴力被害者支援に関する各種研修や講 座の講師を務める。共著に、「サバイバーズ・ハンドブック∼性暴力被害回復への 手がかり∼(新水社・性暴力を許さない女の会編著、1990 年)」、「私を語 ることばに出会って(新水社・フェミニストカウンセリング堺 編著、2001 年)」など。 井上 摩耶子(いのうえ まやこ) ◆ ウィメンズカウンセリング京都代表 同志社大学大学院文学研究科修士課程終了。心身障がい児通園施設、 高等学校での心理カウンセラー、大学講師を経て、1995 年 9 月より「ウ ィメンズカウンセリング京都」代表。カウンセリング、サポートグルー プ活動とともに、性暴力・DV被害者のための法廷での代弁・擁護活動に 取り組む。著書に、「フェミニストカウンセリングの実践(世界思想社、 2010 年)」。 高田 昌代(たかだ まさよ) ◆ 神戸市看護大学看護学部教授、助産師 女性の健康、妊産婦の助産ケアを行う専門家である助産師として病院 や地域で活動後、助産師教育、看護師教育に従事。セクシャルティの健 康では、思春期ピアカウンセリング研究会でピアカウンセラー養成者と して中学校・高校において活動するほか、不妊や不育症、高齢出産、人 工妊娠中絶、月経困難症など月経・出産を取り巻く現状に対して、自分 の体を知る、大切にすることの相談・啓発活動などを行っている。 米虫 圭子(こめむし けいこ) ◆ 京都産業大学学生相談室主任カウンセラー、臨床心理士 アメリカの大学院にて臨床心理学を修了し、2年間ホスピス でグリーフカウンセラーとして遺族ケアに携わる。2001 年に帰 国後、ホスピス・緩和ケア施設などで遺族のサポートグループ ファシリテーターとして活動。また、遺族ケアに関わる医療者 や援助者を対象にグリーフとそのケアについての講演や講義を している。06 年より現職。 吉田 容子(よしだ ようこ) ◆ 市民共同法律事務所弁護士、立命館大学法科大学院教授 日弁連両性の平等に関する委員会委員。主要著書に、「人身取引─防 止の観点から(ジェンダー法学会編)」、「講座ジェンダーと法第 3 巻 暴力からの解放(日本加除出版、2012 年)」、「日本における性犯罪の 被害実情と処罰にかかわる問題(日本刑法学会)」、「刑法雑誌(54 巻 1 号、有斐閣、14 年)、「弁護士へのジェンダー教育(浅倉むつ子責任 編集)」、「ジェンダー法研究創刊第 1 号(信山社、14 年)」など。 伊田 久美子(いだ くみこ) ◆ 大阪府立大学人間社会学システム科学研究科教授、女性学研究センター主任 京都大学大学院博士後期課程修了。京都大学助手を経て 2000 年より大阪女子大学助教授、02 年から同大学教授、05 年より現職。 専門はジェンダー論、イタリア・フェミニズム研究 。訳書に、 「愛 の労働(ジョヴァンナ・フランカ・ダラ・コスタ、1991 年)」 他 、近著に「女性の貧困はなぜ見えないのか−再生産労働概念 からの再検討(『現代思想』2012 年 11 月号)」など。 加藤 伊都子(かとう いつこ) NPO法人ふぇみぱる堺代表 ◆ フェミニストカウンセリング堺フェミニストカウンセラー、 フェミニストカウンセリング堺及び自治体の相談室でフェミニストカウ ンセリングを行うほか、女性のための自己主張・自己尊重トレーニングの グループトレーナー、サポートグループ・CR など女性のための語り合い グループのファシリテーター活動を行う。また、セクハラ・DV 防止研修、 被害者支援活動を行うとともに子育て支援に取り組む。著書に、「私は私。 母は母。∼あなたを苦しめる母親から自由になる本(すばる舎、2012 年)」。 竹之下 雅代(たけのした まさよ) ◆ ウィメンズカウンセリング京都フェミニストカウンセラー、ドーン財団カウンセラー 女性や子どものための心理的支援を志し、1995 年ウィメンズカウンセリ ング京都設立時より現職。男女共同参画センター、DV相談支援センター、 保健所等で、特に暴力被害母子へのエンパワメントためのカウンセリング、 グループワーク、子育て支援に関わっている。DVや性暴力被害者のため、 裁判における代弁擁護活動も行っている。DV家庭で育った子どもたちの ピアグループによる子ども時代のケアの重要性を講演等で伝えている。 執行 照子(しぎょう てるこ) ◆ 日本フェミニストカウンセリング学会代表理事、フェミニストカウンセリング神戸理事 日本フェミニストカウンセリング学会認定フェミニストカウンセラー。98 年に数 名の仲間と「フェミニストカウンセリング神戸」を立ち上げ、2005 年度まで代表を 務める。「特定非営利活動法人フェミニストカウンセリング神戸」設立(06 年)後は 理事として活動。『フェミニストカウンセリング研究(日本フェミニストカウンセリング学会「フェミニストカウンセリンク」 編集委員会 編)』に数多くの執筆を行っている。現在、NPO 法人日本フェミニ ストカウンセリング学会代表。