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Allen-Bradley 3000/5000VA UPS

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Allen-Bradley 3000/5000VA UPS
Allen-Bradley
3000/5000VA UPS用のユーザーズマニュアル
1609-P3000N
1609-P3000H
1609-P3000A
1609-P5000E
3000VA AC120V
3000VA AC208V
3000VA AC230V
5000VA AC208/230V
タワー/ラック取付け型3U無停電電源装置
Publication Number 41063-260-01-JA-P – September 2005
取付け
UPSを取付ける前に安全インストラクションシートをお読みください。
開梱
受取り時にUPSを検査してください。損傷があるときは、運送業者と販売業者に報告してください。
梱包材はリサイクルできます。再利用するために保管するか、適切に廃棄してください。
パッケージの内容を確認してください。
UPS
フロントベゼル
文書キットの内容:
PowerChute® Business Edition CD
型番1609-Pシリーズ ユーザーズマニュアルCD
1609-P5000Eモデルのみ:1609-NMC (ネットワーク管理カードはユニット背面にあるスロットに差し込
む)
1609-P5000Eモデルのみ:ネットワーク管理カードCD
シリアルケーブル
クイック・スタート・ガイド
環境条件
温度
動作時
保管時
高度
0∼40° C (32∼104° F)
-15∼45° C (5∼113° F)
UPSバッテリは6ヶ月ごとに充電する。
動作時
保管時
3,000m (10,000フィート)
15,000m (50,000フィート)
相対湿度
0∼95%(結露なきこと)
このユニットは、屋内使用専用として設計されてい
る。この重量に耐える十分に頑丈な場所を選択してく
ださい。
UPS は、ほこりが多い場所や、温度および湿度が指
定正弦を超える場所では使用しないでください。
UPSの前面と背面の換気口をふさがないように注意
してください。
UPS の配線および接続
電源コードを使用するUPSの接続:3000VAユニット
1609-P3000N – 8フィートの専用コードを使用します。このコードにはNEMA L5-30プラグを取付けられて
います。
1609-P3000H – 8フィートの専用コードを使用します。このコードにはNEMA L6-30プラグを取付けられて
います。
1609-P3000A –電源コードはユーザが用意する必要があります。IEC 320 C20インレットに適合する電源ケ
ーブルが必要です。
ハード配線手順:1609-P5000E
• 配線は、資格を持つ電気技術者が行なう必要があります。
• 高磁場30/32Aユーティリティ・サーキット・ブレーカ(アレン・ブラドリーのCat. No. 1489-A2C300)を取付
けます。
• 各国および各地域の全規制に準拠します。
• #10 AWGゲージ(5mm2)ワイヤを使用します。
1. ユーティリティ・サーキット・ブレーカをオフにします。
2. 入力アクセスパネルを外します。
1
3. 周囲のパネルを外します。
4. #10 AWGゲージ(5mm2)ワイヤをアクセスパネルに通してから、端子台に配線します(緑色:グラウンド、
茶色:ホット、青色:ニュートラル)。適切なストレインリリーフ(付属しない)を使用してください。
5. ユーティリティ・サーキット・ブレーカをオンします。
6. 電源電圧をチェックします。
7. アクセスパネルを交換します。
バッテリモジュールの接続およびフロントベゼルの取付け
➊
➋
➌
➍
2
基本的なコネクタ
UPSには、電力管理ソフトウェアおよびインターフェイスケーブルを使用できます。
シリアル通信
インターフェイスケーブルは、付属しているものまたは認可されているものを使用し
てください。
それ以外のシリアルインターフェイスは、UPSコネクタと互換性がありません。
通常/バイパス
手動バイパスを使用して、接続された機器を手作業でバイパスモードにすることがで
きます。
非常電源オフ端子を使用すると、UPSを中央のEPOシステムに接続できます。
EPO端子
TVSSねじ
UPSの特長である過渡電圧サージ抑制(TVSS)ねじは、電話回線やネットワーク回線プ
ロテクタなどのサージ抑制機器のアース線を接続するために使用します。
接地線を接続するときは、UPSが商用電源に接続されていない状態にします。
外部バッテリ・パッ
ク・コネクタ
停電中のランタイムを延長するために、オプションの外部バッテリパックが用意され
ています。外部バッテリパックは、最大10個まで使用できます。
サーキットブレーカ
出力サーキットブレーカ
1609-P5000E
1609-P3000A
IEC 320-C19
リセプタクル
当たり 16A
IEC 320-C13
リセプタクル
当たり 10A
出力サーキットブレーカ
1609-P3000N
出力サーキットブレーカ
1609-P3000H
サーキットブレーカなし
L6-30 250V 30A x2
3
機器および電源の UPS への接続
1. UPSに機器を接続します。
延長コードを使用しないでください。
2. 接続されたすべての機器に電源を投入します。UPSをマスタのオン/オフスイッチとして使用する場合は、
接続されているすべての機器の電源がオンになっていることを確認します。UPSを起動するまで、機器に
は電源が投入されません。
3. フロントパネルにある
ボタンを押して、UPSに電源を投入します。
• 商用電源に接続するとUPSバッテリが充電されます。通常運転が開始されてから最初の3時間で、容量
の90%まで充電されます。この最初の充電期間でバッテリの全容量を充電できることを期待しないで
ください。
4. コンピュータのシステムセキュリティを強化するために、PowerChute® Business Edition Smart-UPSモニタソ
フトウェアをインストールしてください。
オプション
外部バッテリパック(1609-PXBP)
レール取付けキット(1609-PRK1)
絶縁トランス(1609-5000CCT)
動作
負荷
インジケータ
オンライン
オンバッテリ
フロントディスプレイ
バッテリ充電
説明
オンラインLEDは、UPSが商用電源を使用して、接続された機器に電力を供給するため
に二重変換を行なっているときに点灯します。
UPSは、接続された機器にバッテリから電力を供給しています。
バイパス
バイパスLEDは、UPSがバイパスモードになっているときに点灯します。バイパスモー
ドのときは、接続された機器に商用電源から直接電力が供給されます。バイパスモード
での動作になる原因としては、UPSの内部フォルト、過負荷状態、またはユーザがアク
セサリまたは手動バイパススイッチのいずれかを使用してコマンドを起動したことが考
えられます。UPSがバイパスモードのときは、バッテリは動作しません。本書の「トラ
ブルシューティング」を参照してください。
フォルト
UPSが内部フォルトを検出しました。
「トラブルシューティング」を参照してください。
過負荷
過負荷状態が存在しています。
「トラブルシューティング」を参照してください。
バッテリ交換
バッテリを切断されているか、または交換する必要があります。
「トラブルシューティング」を参照してください。
4
機能
説明
電源オン
このボタンを押すと、UPSがオンします(その他の機能については以下を参照)。
電源オフ
このボタンを押すと、UPSがオフします。
コールドスタート
商用電力が供給されず、UPSがオフの場合に、
UPSと接続された機器の電源がオンになります。
ボタンをしばらく押し続けると、
UPSが2回ビープ音を鳴らします。2回目のビープ音で、ボタンを離します。
セルフテスト
自動: UPSをオンにした時点で、自動的にセルフテストを実行し、それ以降は2週間
ごと(デフォルト設定)に実行します。セルフテスト中は、接続された機器が一時的に
バッテリでの動作になります。
手動:
商用電源電圧の診断
ボタンをしばらく押し続けると、セルフテストが起動されます。
UPSには、商用電源電圧を表示する診断機能があります。UPSのプラグを一般の商用
電源に接続します。
UPSは、この操作の一環としてセルフテストを開始します。セルフテストは、電圧デ
ィスプレイには影響しません。
ボタン押し続けると、商用電源電圧を示す棒グラフインジケータが表示されま
す。数秒後、フロントパネルの右にある5つのLEDのバッテリ充電
ディスプレイ
に商用電源の入力電圧が表示されます。
電圧の測定値については、左側の数値を参照してください(UPSには値は表示されな
い)。
インジケータは、電圧が表示されている値と次に大きい値の間にあることを示してい
ます。
オンバッテリ動作
このUPSは、商用電源に障害が発生した場合、自動的にバッテリ動作に切換えます。バッテリで稼働してい
る間は、アラームのビープ音が30秒ごとに4回鳴ります。
アラームを止めるには、
ボタンを押します。商用電源が回復しない場合、UPSはバッテリを完全に使い
切るまで接続された機器に電力の供給を続けます。
ランタイムの残りが2分になると、UPSはビープ音を連続的に鳴らします。PowerChuteを使用していない場合、
UPSがバッテリ電源を完全に使い切る前に、手作業でファイルを保存し、コンピュータの電源を切る必要が
あります。
5
ユーザ構成可能な項目
注:設定は、付属のPOWERCHUTEソフトウェア、オプションのネットワーク管理カード、
またはターミナルモードを使用して調整します。
機能
工場出荷時のデフォルト
選択項目
説明
Automatic Self-Test
14日(336時間)ごと
7日(168時間)ごと、
14日(336時間)ごと
On Startup Only,
No Self-Test
UPS ID
UPS_IDEN
UPSを定義する最大8 ネットワーク管理のために、UPSを(例:サー
文字
バ名または位置で)個別に識別する。
Date of Last Battery
Replacement
製造日
バッテリ交換の日付
mm/dd/yy
バッテリモジュールの交換時に、この日付を
リセットする。
Minimum Capacity
Before Return from
Shutdown
0%
0, 15, 25, 35, 50, 60,
75, 90%
電圧低下によるシャットダウン後、接続され
た機器への電力供給を再開する前に、ここで
指定した割合(%)まで充電する。
Alarm Delay After Line
Failure
5sec遅延
5sec遅延、30sec遅延
At Low battery
Never
動作中のアラームを消音したり、すべてのア
ラームを完全に無効にする。
Shutdown Delay
20sec
0, 20, 60, 120, 240,
480, 720, 960sec
UPSがシャットダウンコマンドを受信してか
ら実際にシャットダウンするまでの間隔を設
定する。
Duration of Low Battery
Warning.
2min
2, 5, 7, 10, 12, 15, 18,
20min
バッテリのランタイムが残り 2 分になると、
電圧低下を警告するビープ音が鳴り続ける。
PowerChuteソフトウェア
は、約2分間のバッテリ動
作ランタイムが残ってい
ると自動的に無人シャッ
トダウンを行なう。
UPSがセルフテストを実行する間隔を設定す
る。
オペレーティングシステムがシャットダウン
するためにより長い時間を必要とする場合、
警告間隔のデフォルト設定より長めに変更す
る。
Synchronized Turn-on
Delay
0sec
0, 20, 60, 120, 240,
480, 720, 960sec
商用電源の復旧後にUPSが起動するまで待機
する時間を指定する(分岐回路の過負荷を避け
るため)。
High Bypass Point
出力電圧設定の+10%
+5%, +10%, +15%,
+20%
内部バイパス動作中に、UPSが接続された機
器に供給する最大電圧です。
Low Bypass Point
出力電圧設定の-30%
-15%, -20%, -25%,
-30%
内部バイパス動作中に、UPSが接続された機
器に供給する最小電圧です。
Output Voltage
3kVA 120Vモデル:
3kVA 120Vモデル:
AC120V
AC120V
208/230Vモデル:AC230V 208/230Vモデル:
AC200, 208, 220, 230,
240V
オンバッテリ出力電圧を選択できるようにす
る。
Output Frequency
Automatic,
50 ± 3Hz,または
60 ± 3Hz
50 ± 3Hz,
50 ± 0.1Hz,
60 ± 3Hz,
60 ± 0.1Hz
許容可能なUPS出力周波数を設定する。可能で
あれば、出力周波数は入力周波数をトラック
する。
Number of
Battery Packs
1
接続された内部バッ 適切なランタイムを予測するために、接続さ
テリパック数(パック れたバッテリパックの数を定義する。
当たり2つのモジュー
ル)
6
EPO (非常電源オフ)オプションの接続
非常の際には、EPOに接続されたスイッチを閉じることで、出力電力を無効にできます。
EPOの配線するときは、各国および各地域の規制に準拠してください。
ロックウェル・オートメーションは、EPOとコネクタのインターフェイスとしてアレン・ブラドリーのCat. No.
800F非常停止オペレータのご使用をお奨めします。
EPO スイッチ
EPOスイッチは、電源を持たないスイッチ・サーキット・ブレーカに使用できるようにUPSから内部的に給
電されます。
EPO回路は、クラス2回路(UL, CSA規格の場合)およびSELV回路(IEC規格の場合)とみなされます。
クラス2とSELVのどちらの回路も、すべての一次回路から絶縁する必要があります。EPO端子台には、クラ
ス2またはSELVとして認可された回路以外は接続しないでください。
回路の規格が確認できない場合は、接点閉スイッチを使用してください。
UPSをEPOスイッチに接続するときは、以下のいずれかのケーブルタイプを使用してください。
• CL2:一般用のクラス2ケーブル
• CL2P:ダクトやプレナム、その他の環境大気で使用されるプレナムケーブル
• CL2R:フロア間のシャフトの垂直配線用に使用されるライザケーブル
• CLEX:住居や配線管での使用に限定されたケーブル
• カナダでの設置:CSA認可されたタイプELC (特別低電圧制御ケーブル)のみを使用する。
7
ターミナルモードでのUPSパラメータの構成
ターミナルモードは、UPS の高度な構成を行なうことができるメニュー選択方式のインターフェイスです。
シリアルケーブルを UPS の背面にあるシリアル通信コネクタに接続します。
1609-P5000Eモデルのみ:ユニットの背面にあるスロットから1609-NMCネットワーク管理カードを取り外し
ます。
1. 以下の手順を使用して、PowerChute Business Editionを終了します。
• デスクトップから、Start => Settings => Control Panel => Administrative Tools => Servicesの順に選択し
ます。
•
APC PCBE ServerおよびAPC PCBE Agentを選択し、マウスを右クリックしてStopを選択します。
2. ターミナルプログラム(この場合はHyperTerminal)を開きます。
• デスクトップから、Start => Programs => Accessories => Communication =>HyperTerminalの順に選択
します。
3. HyperTerminalアイコンをダブルクリックします。
• 表示されるプロンプトに従って名前を選択して、アイコンを選択します。“...must install a modem” (モデ
ムを取付ける必要がある)というメッセージが表示されても、無視してください。OKをクリックします。
• UPSに接続されたCOMポートを選択します。ポート設定は以下の通りです。
通信速度(bps):2400
データビット:8
パリティ:none
ストップビット:1
フロー制御:none
• [ENTER]キーを押します。
4. 外部バッテリパックの数を設定する場合は、
空白のターミナルウィンドウを開き、以下の手順に従ってバッテリパックの数を入力してください。
• [ENTER]キーを押して、ターミナルモードを開始します。表示されるプロンプトに従ってください。
• UPS設定を修正するには1を押します。バッテリパックの数を修正するには、e (またはE)を押します。
内部バッテリパックを含むバッテリパックの数を入力します。
(Number of packs: 1=内部バッテリモジュールのみ、2 =外部バッテリパックが1個のとき、
3 =外部バッテリパックが2個のとき、など)
[ENTER]キーを押します。
• 表示されるプロンプトに従ってください。
5. ターミナルプログラムを終了します。
6. 1609-P5000Eモデルのみ:ユニットの背面にあるスロットに1609-NMCネットワーク管理カードを再度差し
込みます。
8
保守および輸送
バッテリモジュールの交換
このUPSは、交換が簡単で、ホットスワップ可能なバッテリモジュールを搭載しています。交換作業は安全
で、感電の危険性もありません。UPSと接続された機器の電源をオンにしたまま、交換を行なうことができ
ます。
バッテリ交換作業には、UPS内のバッテリモジュールと接続された外部バッテリパックがすべて含まれます。
標準的なバッテリ寿命は、2∼4年です。
バッテリを切り離すと、接続された機器は、停電時に保護されなくなります。
バッテリモジュールは重いので、バッテリ交換の際は注意が必要です。
使用済みバッテリはリサイクル機関に引き渡すか、交換用バッテリの梱包材を使用して、
製造メーカまでお送りください。
バッテリモジュールの取り外し
➊
➍
➋
➌
➎
9
バッテリモジュールの交換
➊
➋
➌
➍
➏
➐
➎
➑
輸送時のバッテリの取り外し方法
米国運輸省(DOT)および IATA の規制により、出荷前に必ずバッテリを外してください。
バッテリ自体は UPS 内に残しておいてもかまいません。
1. UPSに接続された機器すべてシャットダウンして、取り外します。
2. UPSをシャットダウンして、電源から取り外します。
3. バッテリコネクタのプラグを抜きます。「バッテリモジュールの交換」を参照してください。
10
トラブルシューティング
原因
処置
UPSの電源を投入できない。
バッテリが正しく接続されていない。
ボタンを押していない。
バッテリコネクタが完全に差し込まれていることを確認する。
ボタンを1回押して、UPSと接続された機器に電源を投入する。
UPSが商用電源に接続されていない。
電源ケーブルが、UPSから商用電源の両方に適切に接続されているこ
とを確認する。
商用電圧が低すぎるか、存在しない。
電気スタンドなどを接続して、UPSに商用電力が供給されていること
を確認する。照明が薄暗い場合は、商用電源電圧をチェックしてくだ
さい。
UPSの電源を切断できない。
ボタンを押していない。
内部UPSフォルト。
ボタンを1回押して、UPSをオフする。
UPSを使用しないでください。すぐにUPSのプラグを抜いて、修理を
依頼してください。
UPSでときどきビープ音が鳴る。
バッテリで動作しているときは、通常のUPS動作 処置は不要。UPSは接続された機器を保護している。
UPSのバックアップ時間が期待値より短い。
最近発生した停電またはバッテリの寿命に近づ バッテリを充電する。長時間の停電後には、バッテリの充電が必要で
いていることが原因で、UPSのバッテリが消耗し す。バッテリの使用頻度が高い場合や、高温で使用される場合、バッ
ている。
テリの消耗が早くなることがある。バッテリの寿命に近づいた場合
は、バッテリ交換LEDが点灯していなくても、バッテリの交換を検討
してください。
フロントパネルのLEDが連続して点滅する。
UPSが、ソフトウェアまたはオプションのアクセ 処置は不要。商用電源が回復すると、UPが自動的に再起動する。
サリカードからリモートにシャットダウンされ
た。
UPSが商用電源に配線されているのに、LEDがすべて消灯している。
UPSがシャットダウンして、長時間の停電でバッ 処置は不要。電源が回復してバッテリが十分充電されると、UPSは通
テリの容量もなくなっている。
常の動作に戻る。
バイパスおよび過負荷LEDが点灯し、UPSのアラーム音が鳴り続ける。
UPSが過負荷状態です。
接続された機器は、クイック・スタート・ガイドの「仕様」に定義さ
れた指定された「最大負荷」を超えている。
過負荷状態でなくなるまで、アラームが鳴り続ける。UPSから不要な
機器を外して、過負荷状態を解消する。
バイパスLEDが点灯する。
バイパススイッチが、手動またはアクセサリか
らオンされた。
バイパスモードでの動作を選択している場合は、LEDが点灯していて
も無視してください。
バイパスモードでの動作を選択していない場合は、UPSの背面にある
バイパススイッチを通常の位置に移動する。
フォルトおよび過負荷LEDが点灯し、UPSのアラーム音が鳴り続ける。
UPSが接続された機器への電力の供給を停止し
ている。
接続された機器は、クイック・スタート・ガイドの「仕様」に定義さ
れた指定された「最大負荷」を超えている。
UPSから不要な機器を外して、過負荷状態を解消する。
一度OFFボタンを押してから、ONボタンを押して、接続された機器へ
の電力供給を再開する。
11
原因
処置
フォルトLEDが点灯している。
内部UPSフォルト
UPSを使用しないでください。すぐにUPSの電源を切断して、修理を依頼
してください。
バッテリ交換LEDが点灯している。
バッテリ交換LEDが点滅し、2秒ごとに短いビ バッテリコネクタが完全に差し込まれていることを確認する。
ープ音が鳴って、バッテリが切り離されている
ことを示す。
バッテリが消耗している。
バッテリを24時間充電する。その後、セルフテストを実行する。
充電後も問題が解消しないときは、バッテリを交換する。
バッテリセルフテストの失敗
UPSは1分間短いビープ音を鳴らして、バッテリ交換LEDを点灯させる。
さらに、このアラームを5時間ごとに繰返す。バッテリを24時間充電した
後に、セルフテストを実行してバッテリの交換状態を確認する。バッテ
リがセルフテストにパスすると、アラームが停止してLEDが消灯する。
正常な電圧が供給されているにも関わらず、UPSがバッテリで動作する。
V商用電源電圧が高すぎるか、低すぎるか、ま UPSを別の電気系統のコンセントに接続し、商用電源電圧表示で入力電圧
たは安定しない。安価な動力発電機の場合、電 をテストする。
圧が不安定になることがある。
商用電源電圧の診断
5つすべてのLEDが点灯している。
電源電圧が非常に高くなっているので、電気技術者による確認が必要で
す。
LEDが点灯していない。
UPSが適切に動作している商用電源のコンセントに接続されている場合
は、電圧が非常に低くなっている。
オンラインLED
LEDが点灯していない。
UPSがバッテリで動作しているか、または電源が投入されていない。
LEDが点滅している。
UPSは内部セルフテストを実行している。
サービス
UPSの修理が必要な場合は、販売店に返送せずに、以下の作業を行なってください。
1. 一般的な問題でないかどうかを確認するために、本書の「トラブルシューティング」に記載されている問
題を見直します。
2. それでも問題が解決できない場合は、当社までお問い合わせください。
問い合わせ先は、下記を参照してください。
3. UPSを元の梱包材で梱包します。
• 輸送中に破損しないように、UPSを適切に梱包します。梱包にはビーズ状の発泡スチロールを使用しな
いでください。
• 輸送中に発生した破損は保証の対象外です。
米国運輸省(DOT)および IATA の規制により、出荷前に必ずバッテリを外してください。
バッテリ自体はUPS内に残しておいてもかまいません。
問い合せ先(北米)
電話番号:440-646-5800
12
安全に関する情報 − このガイドは保存しておいてください。
この安全ガイドには、機器およびバッテリの設置と保守を行なう際に守るべき重要な手順が含まれています。
このガイドは、機器のセットアップ、設置、再設置、または保守を行なう人たちを対象にしています。
明確な許可なく本機器の改造や修正を行なった場合には、保証が適用されない場合があります。
運搬の安全性
18kg (<40ポンド)未満
18∼32kg (40∼70ポンド)
32∼55kg (70∼120ポンド)
55kg (>120ポンド)を超える
>10º
注意! 電気的な安全性
•
•
•
•
•
•
•
•
•
危険な環境では1人で作業しないでください。
導電体を通じて高電流に触れると、深刻な火傷を負う可能性があります。
電源コード、プラグ、およびソケットが良好な状態かを確認してください。
UPSのプラグを交換する場合または完全に配線された機器を取付ける場合は、資格を持つ電気技術者が
行なってください。
接地が確認できない場合は、設置または他の機器に接続する前に機器を商用電源コンセントから外し
てください。すべての接続が完了してから電源コードを接続してください。
電源を切断する前に金属製のコネクタを使用しないでください。
機器を3極(2極+グラウンド)の商用電源コンセントに接続してください。コンセントは適切な分岐回路/
電源保護(ヒューズまたはサーキットブレーカ)に接続されている必要があります。他のタイプのコンセ
ントに接続すると感電する場合があります。
230Vモデルのみ:欧州で販売される製品に対する電磁適合性への適合を保持するために、UPSに取付
けられた出力コードの長さは10mを超えないようにします。
230Vモデルのみ:接続された機器とUPSからの合計漏洩電流は、交換可能タイプのUPSに対して3.5mA
を超えてはなりません。
注意! 電源を切る際の安全性
• UPSにバッテリなどの内部電源を搭載している場合は、UPSが商用電源に接続されていない場合でも出
力側に電力が発生する場合があります。
• 交換可能なUPSの電源を切るには、OFFボタンまたはスイッチを押して、機器の電源を切断します。次
に、UPSをコンセントから外します。使用している場合は外部バッテリを外し、内部バッテリも取り外
します(『ユーザーズマニュアル』を参照)。最後にONボタンを押して内部コンデンサを放電します。
• 固定的に配線されているUPSの電源を切断するには、OFFボタンまたはスイッチを押して、機器の電源
を切断します。UPSに電力を供給している商用電源ブレーカをオフにします。使用している場合は外部
バッテリを外し、内部バッテリも取り外します(『ユーザーズマニュアル』を参照)。
警告! バッテリの安全性
• この機器は潜在的に危険な電圧を有します。UPSに内蔵されたバッテリを交換する以外、機器を解体
しないでください。詳細は、『ユーザーズマニュアル』に記載するバッテリ交換手順を参照してくだ
さい。バッテリ以外で、ユーザの修理できる部分はありません。修理は、資格を持つサービス担当者
のみが行なってください。
• バッテリを火中に投じないでください。バッテリが爆発する可能性があります。
• バッテリを分解したり切断したりしないでください。バッテリには皮膚や目に対して毒性のある有害
な電解質が含まれています。
• 感電によって人体に危険が及ぶことを防ぐには、バッテリを交換する際に腕時計や指輪などの金属製
の装身具を外してください。絶縁ハンドルのある工具を使用してください。
• バッテリの交換時は、機器に取付けられていたのと同じタイプを同数使用してください。
バッテリの交換およびリサイクル
交換バッテリキットとリサイクルの詳細は、販売店または当社までお問い合わせください。
交換用バッテリの梱包材を使用して、古いバッテリをリサイクル機関に送付してください。
Publication Number 41063-260-01-JA-P – September 2005
13
Fly UP