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特集2 22 期生誌上座談会 新たな世界への扉を開けた 22 期生 404 人!! それぞれの思いを実現させるために、学園生活をス タートさせました。 情報誌「爽風」では、各コース・専攻のクラス代表にアンケートをお願い し、 『誌上座談会』としてまとめました。 ◆参加頂いた皆さん 林 さち子(健福) 田中 美雄(国際) 白澤 清子(生環) 城後 澄和(音文) 小川 雅美(園芸) 山口 美智子(食文) 柏木 冨士男(美工) 田戸 薫(音文) 木田 よしの(園芸) 清水 裕太郎(食文) ◇学園生活を始めて感じたこと◇ 美工をそれほど得意としているものではあり ませんが、集中力を研ぎ澄まし、想像力に身を 小川 今までの人間関係とは全く違った中で新 委ね、生きがいを少しでも感じる時間にしたい しいことへの挑戦ができ、わくわくしています。 と思っています。 白澤 全く新しい世界のように思えます。クラス 小川 授業では、実践を踏まえた内容に必死につ の方の顔や名前も何人覚えられるでしょうか。 いて行っています。講師の先生方の豊かなキャ 自分に問いかけています。 ラクターにも励まされ居眠りする暇もありま 小川 いろいろな意見が聞かれ、あっという間に せん。 時間が過ぎていきます。「一年生」という響き 城後 授業内容は私にとっては に、うれしいやら、緊張するやら、楽しいスタ 思っていたより高度ですが楽 ートです。 しいものです。毎回新しいこ 林 さまざまな経験を持っておられる人々に出 とが学べています。クラブ活 会い刺激を受けることで飛躍出来たらと思っ 動は未だ1つしか入っていま ています。 せんが、もう少し時間をかけて他のクラブにも 柏木 何歳になっても、自分を 入りたいと思います。 磨いていくことは人生にとっ 林 居眠りすることもなく、時が流れています。 て極めて大切なことだと思っ 小川 多くのクラブがあり驚きました。今まで経 ています。学園生活を始めて 験したことのない未知の分野への挑戦、卒業し いなかったら、目的意識もな てもボランティアができるクラブなど誘惑が く、ただ何となく毎日を過ごしていたのではな いっぱいです。 いかと感じます。 山口 料理実習はあっという間に終わり、とても 田中 概ね週2日とはいえ、生活のリズム感があ おいしくいただいています。クラブ活動は4つ り良かったと感じています。 入りました。まだ気になるクラブもありますが、 城後 生活が規則正しくなりました。原則週2回 様子をみて考えたいです。 の登校ですが生活に良いリズムが出てきたと 田中 講師の方々はさすが話が上手と感心して 思います。 います。サークルはたいへん多彩で、順次これ 山口 忙しくなりましたが、多くの方々とふれあ から広げて行こうと思っています。 って、とても楽しいです 白澤 暮らしの中で最も身近で 大切な自然環境の勉強には興 ◇授業やクラブ活動について◇ 味があります。私たちが心掛 けるべき点などたくさん教え 柏木 芸術・工芸の授業、クラブ活動やボランテ て下さい。クラブ活動もたく ィア活動はまさに未知の世界です。生涯のうち さん用意して下さり、二つ位 に稀にしか味わえない瞬間だと思っています。 は学ばせて頂きたいと思案中です。 6 ◇ご家族の反応について◇ 城後 概ね好感を持ってくれています。何と言っ ても家にいないことが良いのでしょう。 山口 私が楽しくしているのを見るのは嬉しい そうです。 白澤 家族が揃う機会があった時に、入学したい 気持ちを話しました。二人の息子も快く「いい んじゃない」と賛成してくれました。 林 積極的に応援してくれています。 田中 新しい人の輪が広がることに、喜んでくれ ています。 小川 仕事と家事の両立から 卒業して、今度はカレッジ と家事の両立? いい加減さ は相変わらずみたいですが、 家族皆マイペースの私を温 かく見守ってくれています。 柏木 家族の者は一片の苦言もありませんでし た。たった一度しかない一生を本当に生かせる なら、といつも背中を押してくれています。何 か始める事で、自ら学ぶ意欲や相手のあり方な どについては尊重してくれています。 白澤 交通の点だけ心配してくれましたが、シャ トルバス等の時間割を説明しましたら納得し てくれました。子供にもシルバーカレッジを知 ってもらえる良きチャンスとなりました。 ◇今後やりたいこと、挑戦したいことについて◇ 林 現在、クッキー作りのク ラブに入っていて、出来上 がったクッキーを施設に持 っていかれる事を聞いてい ますが、余裕が出来れば、 園芸づくりに参加して、施 設に行って、花で和んでいただければと思って います。 小川 この三年間で、多くの友達を作ることと、 勉強してきたことを卒業しても継続できるよ う、柔軟な視点で学んでいきたいと思っていま す。それには自分の健康をしっかり管理するこ とにも挑戦です。 城後 明確な目標を持って入学したわけではな いのですが、生涯続けられるものを見つけたい ですね。 柏木 せっかく美工に入ったのだから、今後絵を 描くことに挑戦したいです。そのためには日頃 から研鑽を積み、自己を高める努力を心掛け、 少なくとも卒業するまでに「もの」にしたい、 一まわりも二まわりも大きくなりたいと考え ています。 山口 今までに出来なかった事に挑戦したい気 持ちはありますが・・・ゆっくり考えます。 田中 せっかくの機会ですので今 まで知らなかったことにトライ できればと思います。そもそも 外国語がどうも苦手でしたので、 このコースを選択しました。 ◇カレッジの学習環境について◇ 柏木 学習環境は抜群に整っています。 1 学年 400 余名を抱える収容能力は高くて、狭くは感じま せん。自然を生かした美しい緑の中で赤い屋根 の景色を見ると校名の通り「しあわせ」な気持 ちになれると言ったクラス仲間がいます。 田中 設備も整っていて、運営のソフト面でもし っかり出来ていると思います。教室の窓に網戸 が有ると、良いなと思いますが・・・。 林 ゆったりとしたカレッジの中で、何十年振り の学生生活を送っています。 小川 素晴らしい環境だと思います。緑いっぱい の自然に囲まれて学べ、人にやさしい校舎。今 まであまり「しあわせの村」に訪れる機会はな かったけれど、今この環境の素晴らしさには感 動です。また、サポーターやクラブの先輩の 方々、人的環境も素晴らしいと思いました。 城後 講師陣、建物、設備、人、全てが素晴らし いと思います。ただし食堂を除いて。 山口 なかなかいいと思います。 しあわせの村がこんなに広い とは知らなかったです。何の ために学ぶのか、既知の世界 から未知の世界を学ぶことは、 それだけ人生を豊かにしてくれるものと信じ ています。最近のようにあわただしい生活のテ ンポや環境の変化の中で、このような学ぶ場、 集中できる場があることに感謝したいです。 (編集:音文 21 期 津村 和子) 7