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その① - 千葉市教育センター
千葉市教育委員会・千葉市立磯辺小学校 4 1 これまでの地域連携事業 5,6 年 これまでの地域連携事業の成果と課題 学校や地域・家庭の実態 《学校》 ・学校を巡る環境や課題の複雑化、対応すべ き新たな課題など、学校だけでは対応困難 な状況。 《家庭・地域》 ・都市化の進展・核家族化等により、地域の 地縁的つながりが希薄になっている。 ・子どもたちと地域とのつながりが乏しくな る中、子どもたちの社会性や地域社会の一 員であるという意識が育ちにくい。 学校支援活動の実際(事例) 《成果》 ○本市では、地域や保護者の理解と協力のもと、多くの地域 連携事業が永年実施され、大きな成果を上げている。 《課題》 ●それぞれの連携事業が、学校と各事業の関係者・団体と の間で個別に調整されてきたため、調整を行う学校の負 担が大きくなる。 ●何をどのように連携協力しているかについて相互理解が 進まなかったため、事業全体の連携による成果が把握し にくく、地域の活性化につながりにくい。 家庭科 ミシン実習 7 月~9 月に 実施。地域教育 協議会の助言の もとで募集を行 い、のべ 22 人 の保護者が参加。 事前打ち合わせ 後、担任の指導を支援。 見守り支援 ◎学校セーフティウォッチャー (SW)による登下校の見守り支援 学校と地域・家庭の新たな連携関係づくり 地域の方々を中心に登録いただいたSWによ り登下校の安全見守りをほぼ毎日実施。平成 25 年度のSW実働数は、のべ約 3600 名。 学校支援地域本部事業の推進 2 学校支援地域本部事業の目的や効果 学校教育の充実 ◎地域や保護者の支援により、 教育環境が整い、教職員が教 育活動により専念できる。 ◎地域や保護者の協力により、 個々の児童への支援や体験活 動が充実し、学びが深まる。 3 地域における生涯学習社会の実現 ◎地域住民が学校支援活動に加わ ることで、これまで培ってきた知 識や経験を生かし、学校の教育活 動に貢献する機会が増える。その 結果、活動意欲が向上し、自己実 現や生きがいづくりにつながる。 地域コミュニティの活性化 ◎地域住民等が学校支援活動にかか わることにより学校・地域のニーズ について相互理解が深まる。 ◎学校支援活動にかかわる地域住民 間の新たな連携ができ、地域の活性 化につながる。 磯辺小学校区における学校支援本部事業の組織 要請 学 校 磯辺小学校地区地域教育協議会※ ・学校支援計画の作成 ・事業周知やボランティア募集 ・事業の評価と改善 依頼 地 調 整 ・学習支援 ・環境整備 ・見守り支援 調整 地域コーディネーター ・支援活動の調整 調整連携 域 ・関係団体 ・保護者 ・地域住民 ・ボランティア ・行政機関 学校支援活動の実施 ※磯辺小学校地区地域教育協議会 (構成)従来の「学校評議員」をもとに構成。町内自治会代表・青尐年育成委員会代表・民生委員代表・放課後 子ども教室コーディネーター・保護者会代表・セーフティウォッチャー代表・校長が委員となっている。 (運営)平成 25 年は 5 回の協議会を開催し、学校支援地域本部事業の推進を図った。 3 年 総合的な学習の時間 大好き磯辺の町 10 月~11 月実施。 磯辺まちづくり 研究会など地域の 方のべ 20 名が支援 磯辺のまちづくり やあゆみについて 話すゲストティーチャーとなり、担任の指導 を支援。 環境整備の支援 ◎学校敷地内の夾竹桃の伐採 9 月~2 月に実施。3 回に分けて地域の方のべ 30 名が参加。通学路の整備と敷地内の夾竹桃を 伐採。 ◎図書の整理と修理 2~3 月に実施。保護者に支援を依頼。統合作業 の中で整理が遅れていた学校図書館の図書の 整理と修理を実施。のべ 32 名が参加。 ○学校支援活動の成果 学習への支援 → 1 年~6 年までの 11 事業にのべ 139 名の方々の支援を受けた。 環境整備への支援 → 樹木伐採や図書環境整備にのべ 62 名の方々の支援を受けた。 見守り支援 → 毎日の登下校の見守りSWとしてのべ約 3600 名の方々の支援を受けた。 5 磯辺小学校地区での成果と課題(学校支援活動実施後のアンケートより) 学校教育の充実の視点から ◎連携により教育活動の内容が充実した。 ・教職員だけでは指導しきれない点を地域の方々に応援していただき、助かった。 (教師) ・ゲストティーチャーの指導に対し、子どもたちが意欲的に学習する姿に驚いた。(教師) ・地域の方のおかげで知らないことを体験できた。自分もボランティアをしてみたい。(児童) ◎地域や保護者とのコミュニケーションが深まり、学校の教育方針や活動に理解が得られた。 地域における生涯学習社会の実現の視点から ◎学校支援活動の参加者から手応えややりがいを感じる感想が寄せられた。 ・子どもが話を熱心に聞いてくれた。もっとこのような活動をしていきたい。(地域の方) ・事前に準備をして臨み質疑が深まった。熱心な質問があり、やりがいを感じた。(地域の方) ・毎朝元気なあいさつや感謝の声をかけられる機会が増えた。 (セーフティウォッチャー) 地域コミュニティの活性化の視点から ◎新たな地域人材やネットワークが得られた。 ・今までにない支援の輪の広がりがあった。組織的、継続的な支援体制が整った。(教師) ◎事業内容について積極的な広報活動を行う必要性が確認された。 ・支援を拡大継続するため地域全体に支援の必要性や内容について周知すべき。 (地域の方) 6 今後の方向性 ○学校支援地域本部事業の成果を地域に広く周知し、事業への参加拡大を図る。 ○中学校のモデル地区を定め、事業を試行し、全市的な事業展開を図る。 ○青尐年育成委員会等の既存組織や市民局で設置を進める「地域運営委員会」との連携強化。