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BU9450xAxxx Series : オーディオ用IC

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BU9450xAxxx Series : オーディオ用IC
Datasheet
USB オーディオデコーダ LSI シリーズ
AAC/WMA/MP3 フォーマット対応
+SD メモリカード+iPod 対応
BU9450xAxxx Series
●概要
BU9450xAxxx シリーズは、USB ホスト I/F、SD メモリ
カード I/F、オーディオ DAC、システムコントロール機
能 、 CORE 電 源 用 レ ギ ュ レ ー タ を 内 蔵 し て い る
WAV/AAC/WMA/MP3 デコーダ IC です。
●パッケージ
●特長
„ USB2.0 Full Speed Host I/F 機能内蔵.
„ SD メモリカード I/F(SPI)機能内.
2
„ I C I/F 機能内蔵.
„ USB HID プロトコル変換機能内蔵
(BU94502AMUV、BU94502AKS2 のみ).
„ MP3 デコード機能内蔵
(MPEG1/2 及び 2.5 の Layer1、2、3 対応).
„ WMA デコード機能内蔵
(WMA9 Standard 対応、DRM 非対応).
„ AAC デコード機能内蔵
(MPEG4 AAC-LC 対応、DRM 非対応).
„ WAV ファイル再生機能内蔵.
„ サンプルレートコンバータ内蔵.
„ システムコントローラ内蔵.
„ FAT 解析機能内蔵.
„ 再生中のファイル名のブラウジング機能内蔵.
„ ID3TAG、WMATAG、AACTAG 解析機能内蔵.
„ 早送り、巻き戻し再生機能に対応.
„ レジューム機能内蔵.
„ メモリ内データファイルリード機能内蔵.
„ LUN 選択切り替え可能.
„ サウンドエフェクト機能内蔵.
„ デジタルオーディオ出力
(I2S、EIAJ、SPDIF フォーマット) に対応.
„ オーディオ DAC 内蔵.
„ 内部 CORE 電源用レギュレータ内蔵.
W(Typ.) x D(Typ.) x H(Max.)
VQFN040V6060
6.00mm x 6.00mm x 1.00mm
SQFP-T52M
12.00mm x 12.00mm x 1.50mm
●用途
オーディオ機器等
●ラインアップ
型名
BU94501AMUV
非対応
BU94501AKS2
BU94502AMUV
パッケージ
iPod
対応
BU94502AKS2
○製品構造:シリコンモノリシック集積回路
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TSZ22111・14・001
発注可能型名
VQFN040V6060
Reel of 2000
BU94501AMUV-E2
SQFP-T52M
Tray of 1000
BU94501AKS2
VQFN040V6060
Reel of 2000
BU94502AMUV-E2
SQFP-T52M
Tray of 1000
BU94502AKS2
○耐放射線設計はしておりません
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TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
●基本アプリケーション回路
本 LSI は、内部 CORE 電源(1.5V)用のレギュレータを内蔵しています。
10PIN の DVDD_M にはバイパスコンデンサーを接続し、電源電圧を入力しないでください。
本 LSI 内の発振セル(XIN_PLL,XOUT_PLL)を用いて発振子を自励発振させる場合、ご使用となる基盤と発振子にて十分なマージンのあ
るマッチングを行った上でご使用ください。
VQFN040V6060 パッケージは、裏側にフレームを露出させており、この部分には放熱処理を施し放熱効率を上げて使用することを想定し
ております。基板表面だけでなく基板裏面にも放熱パターンをできるだけ広くとってご使用ください。
Figure 1. 接続応用回路例(BU9450xAMUV)
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BU9450xAxxx series
●基本アプリケーション回路
– 続き
本 LSI は、内部 CORE 電源(1.5V)用のレギュレータを内蔵しています。
52PIN の DVDD_M にはバイパスコンデンサーを接続し、電源電圧を入力しないでください。
本 LSI 内の発振セル(XIN_PLL,XOUT_PLL)を用いて発振子を自励発振させる場合、ご使用となる基盤と発振子にて十分なマージンのあ
るマッチングを行った上でご使用ください。
Figure 2. 接続応用回路例(BU9450xAKS2)
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BU9450xAxxx series
●BU9450xAxxx シリーズ仕様比較
Item
BU94501AMUV
パッケージ
BU94502AMUV
BU94501AKS2
VQFN040V6060
PIN 数
SQFP-T52M
40pin
52pin
3.3V (1.5V レギュレータ内蔵)
USB Full speed(12Mbps)
USB マスストレージクラス 対応
3.3V (1.5V レギュレータ内蔵)
USB Full speed(12Mbps)
USB マスストレージクラス
対応
SPI モードをサポート
SPI モードをサポート
SD、SDHC、MMC、mini-SD カードに対応
SD、SDHC、MMC、mini-SD カードに対応
電源
USB ホスト I/F
SD カード I/F
BU94502AKS2
iPod
非対応
対応*1
非対応
対応*1
iPod 自動エニュメレーション
非対応
対応*1
非対応
対応*1
2
I C コマンド I/F
(スレーブ)
対応
対応
パッチコードダウンロード
対応
対応
USB メモリ・SD カードマウン
ト動作のタイムアウト・リトラ
イ設定
対応
対応
オーディオライン出力
対応
対応
I2S フォーマット、
EIAJ フォーマット、SPDIF
I2S フォーマット、
EIAJ フォーマット、SPDIF
対応
対応
1系統 16.9344MHz 入力
1系統 16.9344MHz 入力
再生可能 MP3 ファイル
*.mp3、*.mp2、*.mp1
*.mp3、*.mp2、*.mp1
再生可能 WMA ファイル
*.asf、*.wma
*.asf、*.wma
再生可能 AAC ファイル
*.m4a、*.3gp、*.mp4
*.m4a、*.3gp、*.mp4
再生可能 WAV ファイル
*.wav
*.wav
ブラウジング機能
対応
対応
デジタルオーディオ出力
サンプルレート
コンバータ
クロック入力
*1 BU94502AMUV / BU94502AKS2 の御使用には Made for iPod / iPhone / iPad ライセンシーであることが条件になります。
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BU9450xAxxx series
●ブロックダイアグラム
USB
I/F
File
System
(FAT12
/16/32)
MP3/WMA/
AAC/WAV
Decoder
I2S
OUT
Data
Buffer
TAG Analysis /
Browsing
SD
I/F
16.9344
MHz
USB/
System
PLL
3.3V
1.5V LDO
/SD
Title 5. SONG_E
ALBUM Z
Artist ARTIST A
01:10 Album
User I/F
SRC
SPDIF
OUT
I2S Out
SPIDIF Out
System Controller
Audio
DAC
Command
I/F
Power
AMP
Serial
(SPI)
Data I/F
MCU
Main Control Block
Figure 3. ブロックダイアグラム
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●端子配置図
BU94501AMUV / BU94502AMUV
Figure 4. BU9450xAMUV 端子配置図
BU94501AKS2 / BU94502AKS2
Figure 5. BU9450xAKS2 端子配置図
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BU9450xAxxx series
●端子説明
BU94501AMUV / BU94502AMUV
No
Pin Name
IO Cir
IO
PU
Function
GND 端子
H: Release RESET,
L: RESET
テストモード端子、GND に接続してください
ホスト割り込み出力端子
1
DVSSIO
-
-
-
2
RESETX
A
I
PU*3
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
TMODE
IRPTO
SEARC
MCHNG
BUSY
SCL
SDA
DVDD_M
DVSSIO
DVDDIO
TEST1
XIN_PLL
XOUT_PLL
TEST2
TEST3
TEST4
AVDDC
AVSSC
USB_DM
USB_DP
H
B
B
B
B
I
I
-
-
-
-
E
E
H
H
H
-
-
C
C
I
O
O
O
O
I
I/O
-
-
-
I
I
O
I
I
I
-
-
I/O
I/O
-
-
-
-
-
*2
*2
-
-
-
-
-
-
PU
PU
PU *1*3
-
-
-
-
23
REXTI
D
O
-
サーチ中フラグ出力端子
ファイル再生終了フラグ出力端子
コマンド解析中 BUSY 出力端子
I2C スレーブクロック入力端子
I2C スレーブデータ入出力端子
CORE 電源(VDD2)モニター端子、バイパスコンデンサーを接続してください
GND 端子
IO 電源(VDD1)端子
テストモード端子、GND に接続してください
X'tal(16.9344MHz)接続入力端子
X'tal(16.9344MHz)接続出力端子
VDD1 系電源でプルアップしてください
VDD1 系電源でプルアップしてください
テストモード端子、GND に接続してください
USB 電源(VDD1)端子
USB GND 端子
USB D-I/O 端子
USB D+ I/O 端子
USB 系リファレンス電圧出力端子、AVSSC 端子と USB バイアス抵抗(12kΩ)で接続
してください。12kΩ の抵抗は PIN の直近に配置し、PIN 側の配線は他の信号線と
交差しないようにしてください。
24.576MHz 入力
デジタルオーディオチャネルクロック出力、SPDIF 出力
デジタルオーディオビットクロック出力
デジタルオーディオデータ出力
デジタルオーディオマスタークロック (12.288MHz/16.9344MHz)出力端子
IO 電源(VDD1)端子
オーディオミュート出力(H:ミュート解除、L:ミュート)端子
Audio DAC GND 端子
Audio DAC Rch ライン出力端子
Audio DAC 系リファレンス電圧出力端子
Audio DAC Lch ライン出力端子
Audio DAC 電源(VDD1)端子
SD カード I/F 接続検出端子
SD カード I/F データ入力端子
SD カード I/F クロック出力端子
SD カード I/F データ出力端子
SD カード I/F チップセレクト出力端子
24
CLK24MI
B
I/O
PU*3
25
LRCK/SPDIF
B
O
-
26
BCK
B
O
-
27
DATA
B
O
-
28
MCLK
B
O
-
29
DVDDIO
-
-
-
30
AMUTE
G
O
-
31
DAVSS
-
-
-
32
RDACO
F
O
-
33
VCDACO
J
O
-
34
LDACO
F
O
-
35
DAVDD
B
-
-
36
SD_CON
B
I
PU*3
37
SD_DO
B
I
-
38
SD_CLK
B
O
-
39
SD_DI
B
O
-
40
SD_CS
B
O
-
*1 L を入力した場合 Pull-Up は OFF されます。
*2 Open Drain IO のため外付けにてプルアップ抵抗が必要です
*3 Pull-Up(抵抗値=約 33kΩ)付きの端子に L を入力する場合、抵抗を介さず直接 L レベルを入力してください。
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BU9450xAxxx series
●端子説明
– 続き
BU94501AKS2 / BU94502AKS2
No
Pin Name
IO Cir
IO
PU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
DVSSIO
DVDDIO
TEST1
XIN_PLL
XOUT_PLL
N.C.
N.C.
TEST2
TEST3
TEST4
AVDDC
AVSSC
N.C.
USB_DM
USB_DP
-
-
-
E
E
-
-
H
H
H
-
-
-
C
C
-
-
I
I
O
-
-
I
I
I
-
-
-
I/O
I/O
-
-
-
-
-
-
-
PU
PU
PU *1*3
-
-
-
-
-
16
REXTI
D
O
-
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
CLK24MI
LRCK/SPDIF
N.C.
BCK
DATA
MCLK
N.C.
N.C.
DVDDIO
AMUTE
DAVSS
RDACO
VCDACO
LDACO
DAVDD
N.C.
N.C.
SD_CON
SD_DO
SD_CLK
SD_DI
SD_CS
N.C.
DVSSIO
N.C.
N.C.
B
B
-
B
B
B
-
-
-
G
-
F
J
F
B
-
-
B
B
B
B
B
-
-
-
-
I
O
-
O
O
O
-
-
-
O
-
O
O
O
-
-
-
I
I
O
O
O
-
-
-
-
PU*3
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
PU*3
-
-
-
-
-
-
-
-
43
RESETX
A
I
PU*3
Function
GND 端子
IO 電源(VDD1)端子
テストモード端子、GND に接続してください
X'tal(16.9344MHz)接続入力端子
X'tal(16.9344MHz)接続出力端子
-
-
VDD1 系電源でプルアップしてください
VDD1 系電源でプルアップしてください
テストモード端子、GND に接続してください
USB 電源(VDD1)端子
USB GND 端子
-
USB D-I/O 端子
USB D+ I/O 端子
USB 系リファレンス電圧出力端子、AVSSC 端子と USB バイアス抵抗(12kΩ)で接続
してください 12kΩ の抵抗は PIN の直近に配置し、PIN 側の配線は他の信号線と交
差しないようにして下さい。
24.576MHz 入力
デジタルオーディオチャネルクロック出力、SPDIF 出力
-
デジタルオーディオビットクロック出力
デジタルオーディオデータ出力
デジタルオーディオマスタークロック (12.288MHz/16.9344MHz)出力端子
-
-
IO 電源(VDD1)端子
オーディオミュート出力(H:ミュート解除、L:ミュート)端子
Audio DAC GND 端子
Audio DAC Rch ライン出力端子
Audio DAC 系リファレンス電圧出力端子
Audio DAC Lch ライン出力端子
Audio DAC 電源(VDD1)端子
-
-
SD カード I/F 接続検出端子
SD カード I/F データ入力端子
SD カード I/F クロック出力端子
SD カード I/F データ出力端子
SD カード I/F チップセレクト出力端子
-
GND 端子
-
-
H: Release RESET,
L: RESET
テストモード端子、GND に接続してください
ホスト割り込み出力端子
-
44
TMODE
H
I
-
45
IRPTO
B
O
-
46
N.C.
-
-
-
サーチ中フラグ出力端子
47
SEARCH
B
O
-
48
MCHNG
B
O
-
ファイル再生終了フラグ出力端子
49
BUSY
B
O
-
コマンド解析中 BUSY 出力端子
50
SCL
I
I
*2
I2C スレーブクロック入力端子
51
SDA
I
I/O
*2
I2C スレーブデータ入出力端子
52
DVDD_M
-
-
-
CORE 電源(VDD2)モニター端子、バイパスコンデンサーを接続してください
*1 L を入力した場合 Pull-Up は OFF されます。
*2 Open Drain IO のため外付けにてプルアップ抵抗が必要です
*3 Pull-Up(抵抗値=約 33kΩ)付きの端子に L を入力する場合、抵抗を介さず直接 L レベルを入力してください。
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Datasheet
BU9450xAxxx series
●端子等価回路図
A
DVDDIO
B
DVDDIO
DVDDIO
C
D
DVDDIO
D
P
AVDDC
AVDDC
D
M
DVSSIO
E
VDD_PLL
F
VDD_PLL
XIN
15KΩ
AVSSC
15KΩ
AVSSC
DVSSIO
G
DVDDIO
DAVDD
AVSSC
H
DVDDIO
XOUT
VSS_PLL
VSS_PLL
I
DVSSIO
DAVSS
DVSSIO
J
DVSSIO
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Datasheet
BU9450xAxxx series
●各ブロック動作説明
1. USB ホスト I/F
・USB Full speed(12Mbps)HOST コントロール機能を内蔵しています。
・USB マスストレージクラスに対応しています。
2
2
・マスターマイコンとの通信時、I C から USB(HID)また、USB(HID)から I C へプロトコルの変換を行います。*
・192byte/Frame までのアイソクロナス IN 転送機能を内蔵しています。*
・インタラプト IN 転送機能を内蔵しています。*
・外付け HUB には対応しません。
*BU94502AMUV / BU94502AKS2 にて CONFIGRATION が 2 個以上あるデバイスが接続された場合のみ。
2. SD カード I/F
・SPI モードをサポートします。
・SDHC メモリカードに対応します。
・MMC、mini-SD、micro-SD カードに対応します。
・CPRM には対応しません。
2
3. I C コマンド I/F(スレーブ)
2
・I C インタフェースフォーマットを使用してマスターマイコンと通信します。
・I2C スレーブとして動作します。
・スタンダードモード(100kbps)とファーストモード(400kbps)に対応します。
・7bit アドレスに対応します。
4. オーディオ出力
・内蔵 1bit-DAC によるオーディオライン出力に対応しています。
・デジタルソフトミュート機能を内蔵しています。*
2
・デジタルオーディオ出力(I S、EIAJ、SPDIF)に対応しています。
・POPS、JAZZ、ROCK、CLASSIC、R&B、Bass Boost のサウンドエフェクトを内蔵しています。*
*オーディオライン出力のみ対応
5. サンプルレートコンバータ
・ポリフェイズ演算によりすべての対応サンプルレートを 44.1kHz に変換します。
・コマンド設定によりサンプルレートコンバータの ON/OFF 選択が可能です。*
2
*デジタルオーディオ出力(I S、EIAJ、SPDIF)のみ対応
サンプルレートコンバータを OFF で使用する場合は、XIN_PLL 端子から入力している 16.9344MHz のクロックと
同期している 24.576MHz のクロックを CLK24MI 端子へ入力してください。
6. システムコントローラ
・マスターマイコンとのインタフェース制御、USB デバイスアクセス、SD カードアクセス、FAT 解析、ソート機能、
デコード、オーディオ出力までのすべての制御を行います。
7. FAT 解析
・FAT32、FAT16、FAT12 に対応しています。
・VFAT(ロングファイルネーム)に対応しています。
・マルチパーティションは 1 パーティションまで対応しています。
・マルチドライブは 1 ドライブまで対応しています。
・LUN(Logical Unit Number)の切り替え及び、再生中に他の LUN の Test Unit Ready を確認することが可能です。
・再生可能なフォルダ階層は、ファイル名を含むフルパスが 260 文字以内の 16 階層までに対応します。
・再生可能なファイル拡張子は、WAV ファイルでは*.wav に対応します。
・再生可能なファイル拡張子は、AAC ファイルでは*.m4a、*.3gp、*.mp4 に対応します。
・再生可能なファイル拡張子は、WMA ファイルでは*.asf、*.wma に対応します。
・再生可能なファイル拡張子は、MP3 ファイルでは*.mp3、*.mp2、*.mp1 に対応し、*.mp2、*.mp1 については再生の
可否を選択可能です。ファイル拡張子は大文字、小文字は区別しません。
・ソート機能有効時各フォルダ内でサブフォルダ数、ファイル数それぞれ 256 フォルダ、256 ファイルまで UNICODE
順でソート再生します。
・再生ファイルを含め 5 曲先までのフォルダ名、ファイル名を取得可能です。
・フォルダ名、ファイル名は 128 バイトまで取得可能です。
・1 セクタ 512、1024、2048、4096byte に対応しています。
・再生可能な最大ファイルサイズは MAX=2Gbyte -1byte です。2Gbyte 以上のファイルも再生対象として認識しますが、
再生できるのは 2Gbyte -1byte 分までです。
・対応する最大メディアサイズは FAT 仕様に従います。(MAX=2Tbyte)
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
●各ブロック動作説明
–
続き
8. マスターマイコンからの制御
2
・I C インタフェースを使用してマスターマイコンからの制御が可能です。
・再生、一時停止、停止、曲送り、曲戻し、フォルダ移動、デバイス切り替え、音量設定、リピート切り替え、ラン
ダム再生、デジタルオーディオ出力設定、サウンドエフェクト設定、ダイレクト選曲等のコマンドにより制御が可
能です。
・再生中及び停止中の内部ステータス、フォルダ番号、フォルダ内ファイル番号、メモリ内ファイル番号、再生時間
情報、総フォルダ数、総ファイル数、再生中フォルダ名、再生中ファイル名、TAG(タイトル、アーティスト、ア
ルバム、ジャンル)等についての情報を読み出すことが可能です。
9. MP3 デコーダ
・MPEG オーディオ 1、2、2.5 に対応しています。
・Layer1、2、3 に対応しています。
・サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
・ビットレート 8~320kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。 *フリーフォーマットを除く。
・ID3TAG V1.0, V.1,1, V2.2, V2.3, V2.4 に対応しています。
(アルバム、アーティスト、タイトル、ジャンルそれぞれ 128 バイトまで取得可能です。)
10. WMA デコーダ
・WMA ver.9 standard に対応しています。
・DRM には対応していません。
・サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,48kHz に対応しています。
・ビットレート 5~384kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。
・WMA-TAG に対応しています。
(アルバム、アーティスト、タイトル、ジャンルそれぞれ 128 バイトまで取得可能です。)
11. AAC デコーダ
・MPEG4 AAC-LC に対応しています。
・iTunes 及び 3GPP TS 26.244 に準拠しています。
・File Type は m4a、mp4、3gpX (X は任意の数字)に対応しています。
・DRM には対応していません。
・サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
・ビットレート 8~320kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。
・AACTAG(iTunes、3GP Meta-data)に対応しています。
(アルバム、アーティスト、タイトル、ジャンルそれぞれ 128 バイトまで取得可能です。)
*iTunes でエンコードされたファイル以外については、ファイル内にギャップやビデオデータ等のストリームが入
っている場合、次曲へのスキップ動作、または読み飛ばし時に音切れが発生する可能性があります。
12. WAV 再生
・メモリ内の WAV ファイルの再生に対応します。
・サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
・16 ビット PCM に対応します。
・RIFF TAG に対応しています。
(アルバム、アーティスト、タイトル、ジャンルそれぞれ 128 バイトまで取得可能です。)
13. ブラウジング及びダイレクト選曲
・曲再生中に再生曲以外のフォルダ、ファイルを解析しファイル名、フォルダ名の読み出が可能です。
・フォルダ名、ファイル名は 64 バイトまで取得可能です。
・解析データを使用してダイレクト選曲が可能です。
14. リピート、ランダム再生
・メモリ内、フォルダ内、1曲リピート再生に対応しています。
・±128 曲の領域でのランダム再生に対応しています。
・曲終了時、次曲自動再生もしくは停止の動作が選択可能です。
15. メモリ内 File Read 機能
・メモリの指定フォルダに存在する指定ファイルのデータ読み出しが可能です。
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Datasheet
BU9450xAxxx series
●絶対最大定格
(Ta=25℃)
項目
電源電圧(アナログ,I/O)
入力電圧
保存温度範囲
動作温度範囲
VQFN040V6060 パッケージ版
許容損失 *1
SQFP-T52M パッケージ版
許容損失 *2
記号
VDD1MAX
VIN
TSTG
TOPR
規格値
-0.3~4.5
-0.3~VDD1+0.3
-55~125
-40~85
単位
V
V
℃
℃
備考
DVDDIO、DAVDD、AVDDC
PD1
800
mW
BU94501AMUV
BU94502AMUV
PD2
850
mW
BU94501AKS2
BU94502AKS2
*1:74.2mm × 74.2mm × 1.6mm 1 層ガラスエポキシ基板 (表層放熱銅箔 23.69 mm2) 実装時。
Ta=25℃以上で使用する場合、1℃につき、8mW 減じる。
*2:Ta=25℃以上で使用する場合、1℃につき、8.5mW 減じる。
●推奨動作範囲
(Ta=25℃)
項目
電源電圧(アナログ,I/O)
記号
VDD1
規格値
3.0~3.6
単位
V
備考
DVDDIO、DAVDD、AVDDC
●電気的特性
(特に指定のない限り Ta = 25℃、VDD1 = 3.3V、DVSSIO = AVSSC = DAVSS = 0V、XIN_PLL = 16.9344MHz)
規格値
条件
項 目
記号
単位
MIN.
TYP.
MAX.
適応端子
<全体>
IDD1USB1
51.0
75.0
mA
動作時消費電流
-
*1 USB メモリ再生時
IDD1SD1
26.0
45.0
mA
動作時消費電流
-
*1 SD メモリカード再生時
<ロジックインタフェース>
VIH
VDD1*0.7
VDD1
V
*2
H 入力電圧
-
VIL
DVSS
VDD1*0.3
V
*2
L入力電圧
-
VOH1
VDD1-0.4
VDD1
V
IOH=-1.6mA, *3
H出力電圧 1
-
VOL1
0
0.4
V
IOL=1.6mA. *3
L出力電圧 1
-
VOL2
0
0.4
V
IOL=3.6mA, *4
L出力電圧 2
-
VOH3
VDD1-0.4
VDD1
V
IOH=-0.6mA, *5
H出力電圧 3
-
VOL3
0
0.4
V
IOL=0.6mA, *5
L出力電圧 3
-
VOH4
VDD1-1.0
VDD1
V
IOH=-1.6mA, *6
H出力電圧 4
-
VOL4
0
1.0
V
IOL=1.6mA, *6
L出力電圧 4
-
<USB インタフェース>
VIHUSB VDD1*0.6
VDD1
V
*7
H 入力電圧
-
VILUSB
AVSSC
VDD1*0.3
V
*7
L入力電圧
-
ZOH
22.0
45.0
60.0
Ω
*7
H 出力インピーダンス
ZOL
22.0
45.0
60.0
Ω
*7
L出力インピーダンス
VOHUSB VDD1-0.5
VDD1
V
*7
H出力電圧
-
VOLUSB
0
0.3
V
*7
L出力電圧
-
Rise/Fall time
Tr/Tf
11
ns
-
-
*7, 出力容量 50pF
VCRS
VDD1/2
V
クロスポイント電圧
-
-
*7, 出力容量 50pF
VDIFF
0.8
2.5
V
*7
差動入力範囲
-
VSENS
0.2
V
*7
差動入力感度
-
-
RPD
14.25
20.0
24.8
kΩ
*7
プルダウン抵抗
<Audio DAC>
THD
0.005
0.05
%
1kHz, 0dB, sine, *8
歪率
-
DR
90
dB
1kHz, -60dB, sine, *8
Dレンジ
-
-
S/N
66
96
dB
1kHz, 0dB, A-weighted, *8
S/N比
-
VSMAX
0.60
0.75
Vrms
1kHz, 0dB, sine, *8
最大出力レベル
-
BU94501AMUV / BU94502AMUV
*1
*2
*3
*4
*5
*6
*7
*8
BU94501AKS2 / BU94502AKS2
3.3V 系アナログ、I/O 電源(VDD1), 1kHz, 0dB, sine 波再生時
2, 3, 7-9, 13, 14, 16-18, 24, 36, 37 pin
4-7, 24-28, 30 pin
9 pin
38-40 pin
15 pin
21, 22 pin
32, 34 pin 出力無負荷時
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*1
*2
*3
*4
*5
*6
*7
*8
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3.3V 系アナログ、I/O 電源(VDD1), 1kHz, 0dB, sine 波再生時
3, 4, 8-10, 17, 34, 35, 43, 44, 49-51 pin
45, 47-49, 17, 18, 20-22, 26 pin
51 pin
36-38 pin
5 pin
14, 15 pin
28, 30 pin 出力無負荷時
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●アプリケーションインフォメーション
1. クロックおよびリセット
クロック
信号名
I/O
機能
備考
XIN_PLL
I
X'tal(16.9344MHz)接続入力端子
-
XOUT_PLL
O
X'tal(16.9344MHz)接続端子
-
リセット
信号名
I/O
RESETX
I
機能
備考
システムリセット入力端子
-
リセット信号は発振 I/O 端子からのクロック入力が安定してから、100us 以上 L 入力を行なった後に解除してください。
(Figure 6. を参照)
発振安定待ち時間
fclk
電源
XIN_PLL
RESETX
tRSTX
Figure 6. リセットタイミング
規格
typ
項目
記号
クロック周波数
fCLK
16.9302
16.9344
16.9386
リセット L 区間
tRSTX
100
-
-
min
max
単位
備考
MHz us
-
2. USB I/F
USB 入出力インタフェース
信号名
I/O
機能
備考
USB_DP
I/O
USB D+入出力端子
-
USB_DM
I/O
USB D-入出力端子
-
REXTI
O
USB バイアス抵抗接続端子
12kΩ±1%の抵抗を GND と接続してください。
USB_DP、USB_DM の差動信号により USB デバイスとの通信を行います。
REXTI 端子は USB-PHY ブロックのバイアス抵抗接続端子になります。
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BU9450xAxxx series
3. SD I/F
SD メモリカード用 SPI インタフェース
信号名
I/O
機能
備考
SD_CS
O
SD チップセレクト
-
SD_CLK
O
SPI クロック
-
SD_DI
O
SPI データ出力
-
SD_DO
I
SPI データ入力
-
SD_CON
I
SD カードコネクト検出端子
H:SD カードコネクト未検出
L:SD カードコネクト検出
SD メモリカードスロットに接続し、SD メモリデバイスとの通信を行います。
SD、SDHC、MMC、mini-SD、micro-SD メモリカードに対応します。
CPRM には対応していません。
SET_SD コマンドで SD I/F を有効にすることにより、使用可能となります。
SD I/F を使用しない場合でも、SET_SD コマンドは必ず送信し、SD I/F を有効にしてください。
SD メモリカードスロットは SD メモリデバイスの挿入状態を検出する必要があるため、
必ず SD メモリカード挿入状態検出端子をもったスロットを使用し、端子に接続してください。
SD_CON 端子はデバイス内で Pull-up されており、L 入力で SD カードコネクトを検出します。
3.1 タイミング規定
(特に指定のない限り Ta=25℃, VDD1=3.3V、負荷=20pF,10kΩ)
Rating
Item
Symbol
min
typ
SD_CS Setup time
Tcss
-
SD_CS Hold time
Tcsh
SD_CLK Clock Frequency
Tclk
SD_DI Output delay
Tod
SD_DO Data in Setup time
Tds
Unit
max
5
-
-
15
-
us
-
13.5
-
MHz
-20
-
20
ns
18
-
-
ns
Remarks
us
SD_DO Data in Hold time
Tdh
5
-
-
ns
Output High Voltage
Voh
0.625*VDD1
-
-
V
Output Low Voltage
Vol
-
-
0.25*VDD1
V
Tcsh
Tcss
SD_CS
Tclk
Voh
SD_CLK
Vol
Tod
SD_DI
SD_DO
MSB
MSB
Tds
Tdh
Figure 7. SD メモリカード用 SPI タイミング
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4. オーディオライン出力
オーディオライン出力
信号名
I/O
機能
備考
LDACO
O
Lch オーディオライン出力
-
RDACO
O
Rch オーディオライン出力
-
デコード処理された音楽データのライン出力です。
コマンドによってライン出力が選択された場合に動作します。
サンプルレートコンバータを ON で使用した場合、サンプルレート 48kHz、32kHz のデータは 44.1kHz に変換さ
れ出力されます。
Figure 8 にオーディオ出力と音量ステップとの関係を示します。
オーディオ出力の電源投入時の初期値は-24.1dB です。
オーディオ出力(dB)
0
-10
-20
-30
初期値:-24.1dB
-40
↓-∞
-50
-60
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
ボリウムステップ
Figure 8. ボリウムステップ関数
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5. イコライザ特性
オーディオライン出力に対し、5 種類のイコライザと 2 種類のバスブーストの選択が、コマンドにより設定できます。
イコライザとバスブースト 1 は組合せての使用が可能です。
イコライザ設定はライン出力非選択時でも設定は有効となりますが、デジタル出力に対してはイコライザによる音質
変化はありません。
Figure 9. - Figure 14.に各フィルタの周波数特性を示します。
ボリウムとイコライザの設定の組み合わせによっては、クリッピングを起こす場合があります。
POPS
20
15
POPS(0x52, 0x01)
POPS+BassBoost1(0x52, 0x09)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 9. POPS 周波数特性
JAZZ
20
15
JAZZ(0x52, 0x02)
JAZZ+BassBoost1(0x52, 0x0A)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 10. JAZZ 周波数特性
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Rock
20
15
ROCK(0x52, 0x03)
ROCK+BassBoost1(0x52, 0x0B)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 11. ROCK 周波数特性
Classic
20
15
CLASSIC(0x52, 0x04)
CLASSIC+BassBoost1(0x52, 0x0C)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 12. CLASSIC 周波数特性
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Datasheet
BU9450xAxxx series
R&B
20
15
R&B(0x52, 0x05)
R&B+BassBoost1(0x52, 0x0D)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 13. R&B 周波数特性
BassBoost
20
15
BassBoost1(0x52, 0x08)
BassBoost2(0x52, 0x0F)
Mag.(dB)
10
5
0
-5
-10
10
100
1000
10000
100000
Freq.(Hz)
Figure 14. Bass Boost 周波数特性
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6. MUTE 制御出力
Audio MUTE
信号名
I/O
AMUTE
O
機能
備考
オーディオミュート制御端子
H:オーディオ出力時、L:ミュート時
オーディオ出力時に H を出力し、ミュート時に L を出力します。
電源 ON 時、また FF、FB などの無音時に、後段のアンプ等でミュートを行うためのフラグとして使用することが
出来ます。
Figure 15.に動作波形を示します。
再生開始時
再生停止時
AMUTE
0dBの時23ms
0dBの時23ms
LDACO, RDACO
Figure 15. オーディオミュート時の波形
2
7. デジタルオーディオ出力(I S、EIAJ)
コマンドにより内蔵 DAC によるアナログオーディオライン出力と、デジタルオーディオ出力信号の切り替えが可
能です。
各オーディオ出力は Table.1「デジタルオーディオ出力端子表」のようになります。
TEST 端子は出力設定のため、OPEN 設定にて使用してください。
PIN
Table 1. オーディオ出力端子表
DIGTAL 出力時
ANALOG 出力時
SPDIF OFF
SPDIF ON
RDACO
Line Out Rch
HiZ
HiZ
LDACO
Line Out Lch
HiZ
HiZ
LRCK
TEST 端子
LR CLOCK
SPDIF
BCK
TEST 端子
BIT CLOCK
TEST 端子
DATA
TEST 端子
LR DATA
TEST 端子
MCLK
TEST 端子
MASTER CLOCK
TEST 端子
デジタルオーディオ信号(I2S、EIAJ)
信号名
I/O
機能
備考
LRCK
O
LR Channel クロック出力
-
BCK
O
Bit クロック出力
-
DATA
O
データ出力
-
MCLK
O
Master クロック
fs=32kHz の時、12.288MHz (384fs)
fs=44.1kHz の時、16.9344MHz (384fs)
fs=48kHz の時、12.288MHz (256fs)
デジタルオーディオ出力を選択した場合、データの出力形式を 32fs、48fs(サンプルレートコンバータ使用時の
2
み)、64fs の EIAJ フォーマット、もしくは I S フォーマットから選択できます。出力するサンプル周波数は再生
曲にしたがい 32kHz/44.1kH/48kHz より自動選択するモードと、サンプルレートコンバータにより 44.1kHz に変
換するモードが選択可能です。MCLK の ON、OFF の選択も可能です。
出力される各フォーマットを Figure 16. - Figure 21.に示します。
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Datasheet
BU9450xAxxx series
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(32fs)
1
DATA
0
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
15
2
Figure 16. I S 出力タイミング(32fs)
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(48fs)
15 14 13 12 11 10
DATA
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
15 14
2
Figure 17. I S 出力タイミング(48fs)
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(64fs)
DATA
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
15 14 13 12
2
Figure 18. I S 出力タイミング(64fs)
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(32fs)
0
DATA
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
15
14
Figure 19. EIAJ 出力タイミング(32fs)
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(48fs)
1
DATA
0
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Figure 20. EIAJ 出力タイミング(48fs)
LRCK
Left Channel
Right Channel
BCK(64fs)
DATA
2
1
0
15 14 13 12 11 10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Figure 21. EIAJ 出力タイミング(64fs)
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Datasheet
BU9450xAxxx series
7.1
2
I S, EIAJ タイミング規定
2
48fs I S フォーマット(特に指定のない限り Ta=25℃, VDD1=3.3V、負荷=20pF)
Rating
Item
Symbol
min
typ
max
Unit
BCK Clock Frequency
Tbck
-
472.4
-
ns
BCK Low time
Tbck1
216
236
-
ns
BCK High time
Tbck2
216
236
-
ns
LRCK Clock Frequency
Tlrck
-
44.1
-
kHz
LRCK Output delay
Tlrck1
-20
0
20
ns
DATA Output delay
Tda1
-20
0
20
ns
Output High Voltage
Toh
VDD1-0.4
-
-
V
Output Low Voltage
Vol
-
-
0.4
V
LRCK
Remarks
Left Channel
Vol
Tlrck1
Tbck1
Tbck2
Voh
BCK
Vol
Vol
Tda1
DATA
MSB
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出力タイミング
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Datasheet
BU9450xAxxx series
8. デジタルオーディオ出力(SPDIF)
SPDIF インタフェース
信号名
I/O
SPDIF
機能
備考
SPDIF 出力
O
-
コマンドにより設定することで SPDIF 出力を選択することが可能となります。
SPDIF 信号の出力フォーマットを Figure 23.に示します。
0
ソースコード
34
11 12
同期
プリアンブル
all 0
27 28 29 30 31
オーディオデータ(16bit)
LSB
MSB V
U
C
P
(Bパターン)
同期プリアンブル
(Mパターン)
(Wパターン)
ソースコード(4-31)
SPDIF出力
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1
0
1
同期
プリアンブル
Figure 23. SPDIF 出力フォーマット
SPDIF の 1 サブフレームは同期プリアンブル、16bit オーディオデータ、V ビット(バリディティフラグ)、U ビッ
ト(ユーザーデータ)、C ビット(チャネルステータス)、P ビット(パリティビット)から成ります。
出力速度は 1 倍速固定です。
SPDIF は同期プリアンブル(ソースコード 0-3)はそのまま出力、それ以外(ソースコード 4-31)はバイフェーズ出力
です。動作停止中は L 出力です。
同期プリアンブル、C ビットは 32 フレーム(≒4.4ms)を 1 周期とします。V ビットは 0 固定です。U ビットは 98
フレーム(≒13.3ms)を 1 周期とします。各フォーマットを Table.2 - Table.4 に示します。
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Table 2. 同期プリアンブルパターン
L0
R0
L1
R1
L2
R2
L3
R3
L4
R4
L5
R5
0
B
W
M
W
M
W
M
W
M
W
M
W
1
M
W
M
W
M
W
M
W
M
W
M
W
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
31
M
W
M
W
M
W
M
W
M
W
M
W
L4
R4
L5
R5
Table 3. C ビットフォーマット
L0
R0
L1
R1
L2
R2
L3
R3
0
0
0
Copy
0
0
0
1
0
0
1
0
0
0
2
0
0
0
Lbit
0
0
3
0
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
5
0
0
0
0
0
0
:
:
:
:
:
:
:
31
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
Table 4. U ビットフォーマット
L0
R0
L1
R1
L2
R2
L3
R3
L4
R4
L5
R5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
97
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
P ビットはソースコード 4-30 のうち、1 が奇数個ならば 1、偶数個ならば 0 になります。したがって、1 つのデー
タに対して 1 になるソースコードの数は必ず偶数個になり、SPDIF は L 出力で終わり、プリアンブル出力は常に
同一方向で始まります。
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8.1 SPDIF 出力タイミング
(特に指定のない限り Ta=25℃, VDD1=3.3V、負荷=20pF)
Item
SPDIF Clock Frequency
Symbol
Tck
min
Rating
typ
max
-
2.822
-
Unit
Remarks
MHz
SPDIF Clock High time
Tck1
157
177
-
ns
SPDIF Clock Low time
Tck2
157
177
-
ns
Output High Voltage
Voh
VDD1-0.4
-
-
V
Output Low Voltage
Vol
-
-
0.4
V
Figure 24. 出力タイミング
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2
9. I C コマンドインタフェース
2
スレーブ I C シリアルインタフェース
信号名
I/O
機能
備考
SCL
I
I2C インタフェース クロック入力
外付けプルアップ抵抗が必要です
SDA
I/O
I2C インタフェース データ入出力
外付けプルアップ抵抗が必要です
マイコン(マスター)との通信用 I2C シリアルインタフェース端子です。
スレーブ I2C オペレーションをサポートしています。
2
9.1 I C プロトコル
2
I C バスが IDLE 状態の時、SDA 及び SCL は外部 Pull-up 抵抗により H になります。通信を開始する時、マスター
は SCL が H 状態で SDA を L にします(Start condition)。通信を終了する時、マスターは SCL が H の状態で SDA
を H にします(Stop condition)。転送中は、SCL が L の時のみ SDA を変化させます。Figure 25.に I2C の Start
condition,Stop condion について示します。
2
Figure 25. I C start stop condition
9.2 スレーブアドレス
I2C バススレーブアドレスは 7bit アドレッシングモードに対応しており、アドレスは Table 5.のように固定です。
Figure 26.にスレーブアドレス転送フォーマットを示します。
S
A6
A5
A4
Start
condition
A3
A2
A1
A0
R/W
ACK
sent by
slave
Slave Address
R / W = Read / Write Pulse
ACK = Acknowledge
Figure 26. スレーブアドレス転送フォーマット
Table 5. スレーブアドレス
MSB
A6
A5
A4
A3
A2
A1
LSB
A0
1
0
0
0
0
1
1
9.3 マスターからの書き込みプロトコル
I2C バスを用いたマスターのコマンド送信は Figure 27.に示す転送プロトコルに従って送信してください。
S
Slave Address
R/W
A
Data(8bit)
A
Data(8bit)
A
Data(8bit)
A/A
P
"0"(write)
From Master to Slave
From Slave to Master
A = Acknowledge(SDA low)
A = No Acknowledge(SDA high)
S = Start Condition
P = Stop condition
Figure 27. コマンド送信プロトコル
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9.4 マスターへの読み出しプロトコル
2
スレーブからマスターへの I C バスを用いた受信データは、Figure 28.に示す転送プロトコルに従って送信してく
ださい。まず、ステータス読み出しコマンドを転送します(step1)。次に、必要なバイト数の SCL クロックを入力
することでステータスを読み出します(step2)。
デバイスのステータスやメモリ内データ受信時にデバイス状態が BUSY 状態であった場合、I2C バスがデバイスに
よって占有されることがありますが、本 LSI ではそのようなバスの占有が発生しないよう、マスターへの転送を
行います。しかし、内部では BUSY 状態は存在するため BUSY 時には適切なデータを転送できないことがありま
す。このため転送データの有効/無効の判断に転送データ(step2)の 1byte 目を使用します。マスターからスレーブ
にアドレス指定を行い、データ転送を要求した直後の転送データの 1byte 目の 0 ビット目が 0 のとき、スレーブか
らの転送データは有効となります。1byte 目の 0 ビット目が 1 の場合は、BUSY 状態であるため、その転送データ
はすべて無効としてください。無効となった場合は再度 Step1 のコマンド送信を行い、ステータス読み出しをや
り直してください。
転送データ(step2)の 1byte 目は、BUSY バイトです。ステータス読み出しコマンドの送信(step1)を行った後に、
ステータス読み出しが可能です。また Table 6.に示す BUSY 以外の内部ステータスも読み出すことが可能です。
Figure 29. に転送データと BUSY との関係を示します。
Table 6. BUSY バイト構造
bit
STATUS
7
0
6
0
5
0
4
PRECOM
3
IRPTO
2
SEARCH
1
MCHNG
0
BUSY
Step1
S
Slave Address
R/W
A
Data(8bit)
A
A
BUSY(8bit)
A
Data(8bit)
A/A
P
"0"(write)
Step2
S
Slave Address
R/W
Data(8bit)
A
Data(8bit)
A
P
"1"(read)
From Master to Slave
A = Acknowledge(SDA low)
A = No Acknowledge(SDA high)
From Slave to Master
S = Start Condition
P = Stop condition
Figure 28. ステータス受信プロトコル
I2C
Step1 command
S
Slave Address
BUSY
R
A
BUSY[0]=1
A
Data(8bit)
A
A
0x00
A
Data(8bit)
A
P
BUSY byte
Step1 command
S
Slave Address
R
Data(8bit)
A
Data(8bit)
A
P
BUSY byte for Status
Figure 29. 転送データと BUSY との関係
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9.5 タイミング規定
2
Table 7. I C タイミング規定値
SDA および SCL バス・ラインの特性
パラメータ
(特に指定のない限り Ta=25℃, Vcc=3.3V)
記号
Min.
1 SDA、SCL H 入力電圧
2 SDA、SCL L 入力電圧
3 SDA H 出力電圧
4 SDA L 出力電圧
5 SCL クロック周波数
6 「停止」条件と「開始」条件の間のバス・フリー・タイム
7 「開始」条件のホールド時間
8 SCL クロックの LOW 状態ホールド・タイム
9 SCL クロックの HIGH 状態ホールド・タイム
10 データ・ホールド・タイム
11 データ・セットアップ時間
12 SDA および SCL 信号の立ち上がり時間
13 SDA および SCL 信号の立ち下がり時間
14 「停止」条件のセットアップ時間
15 各バス・ラインの容量性負荷
VIH
VIL
VOH
VOL
fSCL
tBUF
tHD;STA
tLOW
tHIGH
tHD;DAT
tSU;DAT
tR
tF
tSU;STO
Cb
VDD*0.7
DVSS
VDD-0.4
0
0
1.3
0.6
1.3
0.6
0*
100
20+0.1*Cb
20+0.1*Cb
0.6
-
Max.
単位
VDD
VDD*0.3
VDD
0.4
400
-
-
-
-
-
-
300
300
-
400
V
V
V
V
kHz
μS
μS
μS
μS
μS
ns
ns
ns
μS
pF
上記の数値はすべて VIH min および VIL max レベルに対応した値です。
送信装置は SCL の立ち下がり端の未定義領域を超えるために、(SCL 信号の VIH min での)SDA 信号用に
最低 300ns のホールド時間を内部的に提供する必要があります。
「停止」条件を作らず、「開始」条件を連続で使用する「再送」には対応しておりません。
「開始」条件と「停止」条件は必ずセットで送信してください。
SCL 端子、SDA 端子は、5V トレラントに対応しておりません。
SDA
tBUF
tF
tLOW
tR
SCL
tHD;STA
P
tHD;DAT
tHIGH
S
tSU;DAT
tSU;STO
P
2
Figure 30. I C タイミングチャート
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10. マイコンへの割り込み信号
10.1 BUSY
BUSY 状態検出用出力
信号名
I/O
BUSY
O
機能
備考
BUSY 状態検出用出力信号
H: Busy, L: Not Busy
本 LSI が BUSY 状態であることを示す信号として出力します。
BUSY 信号はマスターマイコンからのコマンドを解析し、その動作を実行するまでの間、H を出力します。
本 LSI は BUSY 中のコマンド入力は受け付けられません。
マイコンの PIO ポートに接続してください。
10.2 MCHNG
楽曲番号変化検出用出力
信号名
I/O
MCHNG
O
機能
備考
楽曲番号変化検出用出力信号
H:再生中、L:曲終了・停止時
メモリデバイス内のファイルを再生中であること、再生するファイルが変化したこと示す信号として出力します。
内部デコードシーケンスが動作時に H を出力、停止時に L を出力します。
マイコンの割り込みポートに接続してください。
10.3 SEARCH
SEARCH 状態検出用出力
信号名
I/O
SEARCH
O
機能
備考
SEARCH 状態検出用出力信号
H: SEARCH, L: Not SEARCH
本 LSI が SEARCH 状態であることを示す信号として出力します。
SEARCH 信号は、メモリマウント、次曲検索、TAG 解析、TOC 解析時に H になります。
ステータスレジスタの SEARCH ステータスの 2 ビットの OR が出力されます。
本 LSI は SEARCH 中のコマンド入力は無視されます。ただし、ABORT、STOP、ステータスリードコマンドに対
してのみ受け付け可能です。
マイコンの PIO ポートに接続してください。
10.4 IRPTO
マイコンへの割り込み通知用出力
信号名
I/O
機能
備考
IRPTO
O
マイコンへの割り込み通知用出力信号
H: Interrupt, L: Not Interrupt
本 LSI からマイコンへ割り込みを要求している状態であることを示す信号として出力します。
信号が H の時、割り込みが発生していることを示します。
マイコンの割り込みポートに接続してください。
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11. ファイル検索
11.1 機能
・ FAT32 と FAT16 と FAT12 のファイルシステムに対応しています。(NTFS は非対応)
・ 1 フォルダあたりの再生可能最大ファイル数以下のようになります。
・
FAT12
FAT16
FAT32
Table 8. 再生可能最大ファイル数
ルートフォルダ
サブフォルダ
512
512
65535
65534
65534
65534
上記したファイル数は再生可能なファイル(WAV/AAC/WMA/MP3)以外のファイル、またフォルダ数も含みます
ので、再生可能なファイル以外のファイルやフォルダがフォルダ内に存在し、最大数を超えた場合は再生可能な
ファイルをすべて再生できない場合があります。
・ 各フォルダ内において FAT 順でそれぞれ 256 ファイル、256 サブフォルダまでは UNICODE に従ってソートし
ます。ソート可能数を超えたファイル、サブフォルダについては FAT 順になります。ソート機能を無効にする
ことがコマンドにより可能です。
・ 検索可能フォルダ階層は、ファイル名を含むフルパスが 260 文字以内の 16 階層までです。
11.2 再生可能ファイル
再生可能ファイル拡張子は WAV ファイルでは*.WAV、AAC ファイルでは*.M4A、*.3GP、*.MP4、WMA ファイ
ルでは*.ASF、*.WMA、MP3 ファイルでは*.MP3, *.MP2, *.MP1 です(大文字、小文字は区別しません)。ただし、
以下の場合については動作が異なりますのでご注意ください。
・コマンドによる再生拡張子選択:詳細は「SET_MP3」コマンド、「SET_WMA」コマンド、「SET_AAC」
コマンド、「SET_WAV」コマンド、「SET_MP3_PLAY」コマンドの説明を
参照ください。
・属 性
:属性が隠しファイルとなっているファイルも再生します。システム属性の
ファイルについては再生できません。
・ファイル名
:ファイル名についてはサイズも含め再生に依存しません。
・ファイルサイズ
:ファイルサイズ"0"のファイルは再生可能ファイルと認識されません。
11.3 再生順序
ソート機能が有効な時、再生可能なファイルの再生順序については以下のルールに従って決まります。
Figure 28.を参照してください。
①各フォルダについて FAT に書き込まれた順(FAT 順)で、1 から 256 までのファイルについては UNICODE 順で
ソートされます。256 を超えるファイルについては FAT 順で再生されます。フォルダについても同様に 256
フォルダまでソートされます。
このとき、ファイルについては再生可能なファイルに対してソートが行われ、フォルダに対しては、空フォル
ダ、再生可能なファイルが書き込まれていないフォルダも含めソートするかどうかをコマンドで設定可能です。
初期設定では空のフォルダもソート対象に含みます。フォルダ内でソート可能数を超えた再生可能なファイル、
フォルダについては FAT のディレクトリエントリに書き込まれた順に再生されます。
ディレクトリエントリの書き込まれ方は、メモリに書き込む際の OS(Operating System)の処理に依存するた
め、ファイル再生順序を把握することはできません。
②ルートフォルダ(最上位階層)に再生可能なファイルが存在するとき、そのファイルから再生されます。
③ルートフォルダにある再生可能なファイルがすべて再生されると、その下階層にフォルダがある場合、そのフ
ォルダ内の再生可能なファイルが再生されます。
④さらに下階層にフォルダがある場合、そのフォルダ内の再生可能なファイルが再生されます。下階層にフォル
ダがない場合、同一階層のフォルダを検索し、フォルダがある場合、そのフォルダを再生します。
⑤すべてのファイルを再生すると、また②のようにルートフォルダにもどり、ソート先頭ファイルから再生し
ます。
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11.4 フォルダ・ファイルソート
フォルダ・ファイルは本 LSI によって以下の手順に従ってソートされます。
①選択されているフォルダ内で FAT に書き込まれた順にフォルダ 256 個、ファイル 256 個を取得。
②取得したフォルダ・ファイル名を UNICODE(2byte 文字)で 8 文字(16byte)まで比較し、昇順に並び替え。*
③同じ文字列になった場合、拡張子が異なるときは MP3、WMA、AAC、WAV の順に、それ以外は FAT に書き込ま
れた順に従います。
④ソート可能数以上のフォルダ・ファイルのそれぞれは FAT に書き込まれた順に従います。
*ファイル名・フォルダ名の処理を下記に示します。
1) LFN(long file name)エントリが存在する場合、2 バイト単位で 1 文字として処理します。
2) LFN エントリが存在しない場合は SFN(short file name)エントリに対し以下の処理を行います。
2-a) 最初に出現した文字コードが 0x00-0x7F(US-ASCII) の範囲に収まる場合は 1 バイト文字列と判断して、上位
に'0x00'を追加して Unicode(2 バイト単位で 1 文字)へ拡張します。
2-b) 上記 2-a)に当てはまらない場合、2 バイト単位で 1 文字として処理します。
※LFN,SFN の詳細については FAT ファイルシステムの仕様をご確認ください。
[Root Folder]
A.mp3
B.mp3
C.mp3
A_FOLDER
D_FOLDER
D.mp3
E.mp3
F.mp3
G.mp3
H.mp3
B_FODER
I.mp3
J.mp3
C_FOLDER
K.mp3
L.mp3
M.mp3
N.mp3
O.doc
P.xls
Q.mp3
E_FOLDER
U.mp3
V.mp3
W.mp3
X.mp3
Y.mp3
Z.mp3
R.txt
S.txt
T.txt
Figure 31. メモリデバイス内フォルダ、ファイル構造例
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Table 9. Figure 28.のフォルダ・ファイル構成時のファイル再生順序
再生順
再生ファイル
1
A.mp3
2
B.mp3
3
C.mp3
4
D.mp3
5
E.mp3
6
F.mp3
7
G.mp3
8
9
10
11
12
13
14
H.mp3
I.mp3
J.mp3
K.mp3
L.mp3
M.mp3
N.mp3
15
Q.mp3
16
U.mp3
17
V.mp3
18
W.mp3
19
X.mp3
20
Y.mp3
21
Z.mp3
備考
・ルートフォルダに再生可能なファイル
が存在すれば、それらのファイルから
再生されます。
・再生順はファイル名について UNICODE
の昇順に再生されます。
・ルートフォルダの再生可能なファイル
がすべて再生されると、その下階層の
フォルダを検索します。
・フォルダ検索の順番についても
フォルダ名について
UNICODE 昇順になります。
・再生可能なファイル以外のファイルは
無視されます。
・A_FOLDER 内の下階層も含めた再生
可能なファイルすべてを再生すると、
A_FOLDER と同一階層のフォルダに
移動し、ファイルを検索します。
・この場合、A_FOLDER と同一階層の
D_FOLDER に再生可能なファイルが
存在しなかったため、さらに下階層の
E_FOLDER の再生可能なファイルを
再生します。
11.5 マルチドライブ、マルチパーティション内検索
USB デバイスがマルチドライブ、マルチパーティションの場合、対応する FAT の LUN(Logical Unit Number)
を選択してマウントすることが可能です。
LUN を指定しない場合(初期値)は LUN の AUTO 検出モードとなり、デバイス接続後に最初に検出された LUN
を自動的にマウントします。
また、デバイス再生中に他のデバイスの Test Unit Ready を確認することが可能です。
11.6 外付け HUB 検索
USB コネクタ接続先が HUB である場合、本 LSI の USB マウント時に HUB の先に FAT に対応したドライブが
接続されている場合には 1 つだけドライブを認識します。
外付け HUB には対応していないため、本 LSI の USB マウント後 HUB の先でのドライブの抜き差しは
検出できません。
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12. ファイル再生
12.1 機能
ファイル検索により再生可能と判断できたファイルに対してファイル拡張子によりデコーダを自動で切り替え
デコード動作を行います。
早送り再生、巻き戻し再生に対応しています。
リピート再生、ランダム再生に対応しています。
12.2 再生可能なファイルフォーマット
12.2.1 MP3 ファイルフォーマット
MPEG Audio 1, 2, 2.5, Layer 1, 2, 3 に対応しています。
サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
ビットレート 8~320kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。
12.2.2 WMA ファイルフォーマット
WMA Ver.9 Standard に対応しています。
サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,48kHz に対応しています。
ビットレート 5~384kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。
DRM には対応していません。
オーディオストリームのみの ASF ファイルに対応しています。
12.2.3 AAC ファイルフォーマット
MPEG4 AAC-LC に対応しています。
ITunes 及び 3GPP TS 26.244 に準拠しています。
File Type は m4a、mp42、3gpX (X は任意の数字)に対応しています。
ITunes はバージョン;4.*, 5.*, 6.*, 7.0-7.5 で動作確認しています。
サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
ビットレート 8~320kbps、VBR(Variable Bit Rate)に対応しています。
DRM には対応していません。
12.2.4 WAV ファイルフォーマット
RIFF WAVE に対応しています。
サンプルレート 8k,16k,32k,11.025k,22.05k,44.1k,12k,24k,48kHz に対応しています。
上記以外のフォーマットで作成されたファイルを再生すると直ちにデコードを終了します。
12.3 データ破壊ファイルの再生
MP3 ファイルのデータ部分が破壊されている場合はそのファイルすべてを再生しないのではなく、音楽データ
再生を可能な範囲で再生を行います。再生が不可能な部分についてはミュートします。ただし、AMUTE 端子は
H を出力したままになります。
WAV ファイルのデータ部分が破壊されている場合はノイズが出力される場合があります。
AAC、WMA ファイルは再生可能な範囲までを再生しその後再生を終了し次曲へスキップします。
またデータヘッダー部分が破壊されている場合は直ちに再生を終了し次曲へスキップします。
ファイル拡張子が再生可能なファイル拡張子の場合でもファイルデータの内容が拡張子に対応した
ファイルフォーマットでない場合は直ちに再生を終了し次曲へスキップします。
ただし、ファイルデータが MP3 フォーマット以外で構成され、ファイル拡張子が*.MP3、*.MP2、*.MP1 の場合、
基本的には無音で再生している状態になりますが、もし再生可能なデータを読み取ることができた場合、
部分的でも再生を行います。
このとき、シリアルステータス出力される時間情報も同様に不定となり部分的な出力は行いますが、
正確な時間情報は出力されません。
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12.4 次曲再生モード、リピートモード
以下に示す次曲再生モード、リピートモード、ランダムモードより動作の選択が可能です。
次曲再生モード
①:PLAY_NEXT: 現在再生中の曲が終了すると自動的に次の曲をサーチし再生を開始します。
②:PLAY_ALL_STOP: 現在再生中のメモリ内の最終曲が終了すると、次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
③:PLAY_FOL_STOP: 現在再生中のフォルダ内の最終曲が終了すると、次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
④:PLAY_TUN_STOP: 現在再生中の曲が終了すると、次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
リピートモード
Ⅰ:REPEAT_ALL: 現在再生中のメモリ内全曲を再生後、メモリの最初より再生を開始します。
Ⅱ:REPEAT_FOL: 現在再生中のフォルダ内でリピート再生します。
Ⅲ:REPEAT_TUN: 現在再生中の曲をリピート再生します。FF,FB コマンド受信時の動作は SET_REPRAND コ
マンドの設定に従います。
Ⅳ:RANDOM_ALL: 現在再生中の曲から±128 曲以内をランダムに再生します。
Ⅴ:RANDOM_FOL: 現在再生中の曲から±128 曲以内を同一フォルダ内でランダムに再生します。
次曲再生モード、リピートモードの中からそれぞれ 1 つを選択して動作を決定します。
リピートモードが②の時、次曲再生モード②の機能は無効となり次曲再生モード①の動作となります。
リピートモードが③④⑤の時、次曲再生モード②③の機能は無効となり次曲再生モード①の動作となります。
Ⅰ:REPEAT_ALL Ⅱ:REPEAT_FOL Ⅲ:REPEAT_TUN Ⅳ:RANDOM_ALL Ⅴ:RANDOM_FOL
①:PLAY_NEXT
○
○
○
○
○
②:PLAY_ALL_STOP
○
×
×
×
×
③:PLAY_FOL_STOP
○
○
×
×
×
④:PLAY_TUN_STOP
○
○
○
○
○
次曲再生モードとリピートモード組み合わせ有効無効
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13. コマンド操作
13.1 書き込み系コマンド
2
スレーブ I C シリアルインタフェースを使用して外部マイコンなどからコマンド操作が可能です。
送信するコマンド長はコマンドによって異なります。
各コマンド仕様について Table 9.に示します。
各状況での各コマンドについての有効/無効状態を Table 10. に示します。
Table 9. コマンド動作説明
コマンド名
コ
マ
ン
ド
バ
イ
ト
長
コマンド
動作説明
1st
2nd
3rd
4th
CONFIG
0x00 ・システム動作モードを設定します。
・3byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定はコマンドを受付けませ
ん。各モードへの遷移は、必ずCONFIGモードを経由して行なって下さい。PLAYER
モードとFILE READモード間の直接遷移は出来ません。
N=0x00 ; CONFIG モード
N=0x01 ; PLAYER モード
N=0x02 ; FILE READ モード
・初期設定はN=0x00です。
CHG_SYSTEM_MODE
4 0x60 0x00
N
STOP
2 0x60 0x01
-
ABORT
4 0x60 0x02 0x01 0x00 ・フォルダ内解析処理を中断します。中断後は未解析状態となり、カーソル
位置が無効となります。これをリセットするためANALYZE_ROOTコマンドを
送信し、カーソル位置を確定させる必要があります。
ANALYZE_ROOTコマンド後はルートから途中のフォルダをたどって順次解析を
行わなくても、所望のフォルダの内容取得を行えます。
・解析のみ中断し、再生は継続します。
CHG_DEV
2 0x60 0x03
-
-
・USBメモリ、SDメモリカードそれぞれのデバイス切替を行います。
切替を行うため、両方のデバイスが接続されている時、またはもう一方のデバイス
(SDに対してUSB、USBに対してSD)が存在する時のみ切替が可能となり、
それ以外は無視されます。
・デバイス切替後、システム動作モードは切り替え前のモードを保持し初期状態に
移行します。
・それぞれのコマンドの設定値は引き継がれます。
ただしREPEAT、RANDOMの設定は初期値に戻ります。
DIS_WDT
2 0x60 0x04
-
-
・Watch dog Timerを無効にします。
・初期設定はWatch dog Timer機能有効です。
SET_WDT
2 0x60 0x05
-
-
・コマンド実行時STATUS WDT_RFLGに“1”を書き込みます。
SET_SORT
4 0x60 0x06
N
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-
・現在の処理を終了し、それぞれのシステム動作モードの初期状態に移行します。
・再生中、一時停止中及びファイル検索中に「STOP」コマンドを受信するとファイル
の再生を停止します。
・早送り、巻き戻し再生中に「STOP」コマンドを受信するとファイルの再生を
停止します。
・再生停止後、「PLAY」コマンド等により、停止した曲から再生を再開します。
ただし、再生開始までにメモリの停止(抜き差し)が発生していた場合は
メモリの先頭曲に戻ります。
0x00 ・メモリ内ファイルソート動作を設定します。
・3byte目のNは以下より選択してください。N=0x00以外の設定はN=0x01を
指定したものみなします。
N=0x00 ; ファイル、フォルダのソートを行いません。
FATに書き込まれた順で読み出されます。
N=0x01 ; ファイル、フォルダのソート機能を有効にします。
・初期設定は、N=0x01 ; ソート機能は有効です。
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4 0x60 0x07
N
SET_MP3
4 0x60 0x09
N
0x00 ・再生するMPEGオーディオのレイヤーを選択します。
・3byte目のNは以下より選択してください。N=0x00以外の設定はN=0x01が
指定されたものとみなします。
N=0x00 ; ファイル拡張子がmp1、mp2、mp3のすべてのファイルを再生します。
N=0x01 ; ファイル拡張子がmp3のみ再生します。
・初期設定は、N=0x00 ; mp1、mp2、mp3のすべてのファイルを再生します。
SET_LBIT
4 0x60 0x0D
N
0x00 ・SPDIF出力時のLBIT、コピービットを設定します。
・3byte目のNは以下より選択してください。N=0x01以外の設定はN=0x00が
指定されたものとみなします。
N=0x00 ; SPDIFのLBIT=1,コピービット=0(コピー禁止)。
N=0x01 ; SPDIFのLBIT=0,コピービット=1(コピー許可)。
・初期値はN=0x00 ; (コピー禁止)です。
SET_UTPKT
4 0x60 0x0F
N
0x00 ・USB端子出力の設定をします。
・3byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定はN=0x01とみなします。
N=0x00: 通常動作端子です。
N=0x01: USB端子よりテストパケットを出力します
・初期値はN=0x00 ; 通常動作端子です。
GET_DEV_FREE
4 0x60 0x10 0x00 0x00 ・現在選択されているメディアの空き容量を解析します。
・コマンド受信後空き容量の解析を開始します。解析中はSEARCH=0x1となり、
解析が終了するとSEARCH=0x0となります。
・空き容量の解析後は、READ_DEV_FREEコマンドを使用して現在の空き容量を
取得することができます。
・自動での空き容量の監視は行っておりません。システム動作モードの変更や
選択メディア変更を行った場合は再度解析をやり直してください。
SET_TOUT_TUR
4 0x60 0x18 0x01
SET_IDL_TIME
8 0x60 0x18 0x02 0x00 ・USBメモリバスリセット後のアイドル時間を設定します。
・設定は5-6バイト目にリトルエンディアンで設定します。
・設定値{6th=M,5th=N}x0.167(usec)がウェイト時間となります。
・初期値は、220usec (設定値N=1325={M=x05,N=x2D})が設定されます。
・設定値は300(50usec)~9000(1.5msec)の範囲に設定して下さい。
SET_USB_R_WAIT
6 0x60 0x18 0x03 0x00 ・USBメモリ認識時、バスリセット後のウェイト時間を設定します。
・5th-6thバイトにウェイト時間を指定して下さい。
・ウェイト時間はリトルエンディアンで設定します。
設定値に 200(msec)を乗じたものがウェイト時間となります。
初期値は(0x0300)で600(msec)、設定可能最大値は
(0xFFFF)で13107(sec)となります。
SET_TOUT_M
6 0x60 0x18 0x04 0x00 ・USB メモリマウント作業中のコマンドの ACK タイムアウト時間を設定します。
5byte 目を下位バイト、6byte 目を上位バイトとして設定値に 100(msec)を
乗じたものがタイムアウト時間となります。
初期値は(5byte=0x2C, 6byte=0x01)=30(sec)、設定可能最大値は
(5byte =0x58, 6byte =0x02)=60(sec)であり、それを超える数値を設定した場合は
無効となります。タイムアウトするとマウントERRORとなります。
SET_TOUT_C
6 0x60 0x18 0x05 0x00 ・PLAY、STOP、PAUSE 時のコマンド、USB メモリマウント作業中の
セクタリードの ACK タイムアウト時間を設定します。
5byte 目を下位バイト、6byte 目を上位バイトとして設定値に 100(msec)を
乗じたものがタイムアウト時間となります。
初期値は(5byte =0x32, 6byte =0x00)=5(sec)、設定可能最大値は
(5byte =0x58, 6byte =0x02)=60(sec)であり、それを超える数値を設定した場合は
無効となります。タイムアウトすると通信ERRORとなります。
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M
・CLKOUT12、MCLK出力を設定します。
・3byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定は受付けません。
N=0x00 ; CLK24MI端子から12MHzクロックの出力を無効にします。
N=0x01 ; CLK24MI端子から12MHzクロックの出力を有効にします。
・4byte目のMは以下より選択してください。それ以外の設定は受付けません。
M=0x00 ; MCLK端子から12.288MHz/16.9344MHzクロックの出力を無効にします。
M=0x01 ; MCLK端子から12.288MHz/16.9344MHzクロックの出力を有効にします。
・16.9344MHzクロックはXIN_PLL端子よりの入力をバッファリングしたクロックと
なります。
・12.288MHzクロックはCLK24MI端子よりの入力を分周したクロックとなります。
・初期設定は、N=0x00、M=0x00 ; 出力無効です。
SET_12MOUT
N
・USB メモリ認識時、初回の Test Unit Ready コマンド送信後のウェイト時間を
設定します。
・[SET_TOUT_TUR の設定値] x2 x[SET_RETVAL の設定値]が
ウェイト時間となります。
・初期値はN=0x4 (4 x 2 x 375 =3,000msec)が設定されます。
・設定値はN=0x0~0xFF の範囲に設定して下さい。
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SET_USB_GETDEV_F
6 0x60 0x18 0x06 0x00 ・USB メモリマウント先頭のデバイスディスクリプタ取得時のタイムアウト時間を
設定します。
・5th-6th バイトでタイムアウト値を設定します。
・タイムアウト値はリトルエンディアンで設定します。
・設定値 x100(msec)がタイムアウト時間となります。
・タイムアウトすると通信 ERROR となります。
・初期値は、100(10sec)が設定されます。設定値は 0x1~0xFFFF の範囲に
設定して下さい。
SET_TESTU_MODE
4 0x60 0x18 0x07
SET_USBCMD_CAN
8 0x60 0x18 0x08 0x00 ・USB メモリマウント時に実行する初期化手順を設定します。
・5th-6th バイトで実行する初期化手順のマスクを指定してください。
・実行する初期化手順のマスクはリトルエンディアンで指定してください。
・初期化手順マスクは、以下のビット値を使用してください。ビットが 0 の時、
該当する初期化手順を実行します。
ビットが 1 の時、該当する初期化手順を実行しません。
0x0001 : GET_DEVICE_STATUS
0x0002 : CLEAR_FEATURE
0x0004 : SET_ADDRESS
0x0008 : GET_DESCRIPTOR
0x0010 : GET_CONFIG
0x0020 : SET_CONFIG
0x0040 : GET_LUN
0x0080 : CLEAR_PORT_FEATURE
0x0100 : GET_PORT_STATUS
0x0200 : SET_PORT_FEATURE
0x0400 : GET_HUB_DESCRIPTOR
0x0800 : INQUIRY
0x1000 : TEST_UNIT_READY
0x2000 : REQUEST_SENSE
0x4000 : READ_CAPACITY
初期値は 0x0000 です。
・7th-8th バイト目には 0 を指定してください。
SET_RETVAL
N
6o 0x60 0x18 0x09 N
r8
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・USB メモリマウント時の初回の TestUnitReady コマンド送信の挙動を設定します。
・N は以下の値より選択してください。それ以外の値は受け付けません。
N=0x00 : SET_RETVAL コマンドの設定値に従ってリトライ回数を設定します。
N=0x01 : TestUnitReady 応答待ちを無限に繰り返します。
N=0x02 : N=0x01 設定時、TestUnitReady 待ちを解除します。
初期値は N=0x00: SET_RETVAL コマンドの設定値に従ってリトライ回数を
設定します。
・USB メモリマウント時のリトライ系処理を設定します。
・4th バイト以降に各設定をリトルエンディアンで指定してください。
・設定値の長さは N の値によって異なります。
・N の値は以下から選択してください。それ以外の値は無視されます。
N = 0x00 : セクタリード時の実行回数を 2 バイトで指定してください。
実行回数は設定値+1 です。設定値の初期値は 3 です。設定値は 0x0~
0xFFFF の範囲に設定して下さい。
N = 0x01 : 初回のデバイスディスクリプタ取得時のリトライ回数を
2 バイトで指定してください。初期値は 3 です。
設定値は 0x1~0xFFFF の範囲に設定して下さい。
N = 0x02 : 初回の TestUnitReady 応答待ち時の実行回数を 2 バイトで
指定してください。設定値の初期値は 375 です。
設定値は 0x0~0xFFFF の範囲に設定して下さい。
N = 0x05 : HUB ポートスキャン時のタイムアウト設定を 4 バイトで
指定してください。初期値は 30000 です。
設定値は 0x1~0xFFFF_FFFF の範囲に設定して下さい。
N = 0x06 : 2 回目の TestUnitReady 応答待ち時の実行回数を 2 バイトで
指定してください。設定値の初期値は 375 です。
設定値は 0x0~0xFFFF の範囲に設定して下さい。
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・USB マウント時の各処理のタイムアウト動作を設定します。
・5th バイトで以下の値を使用して動作を設定してください。
0x00 : 既定のタイムアウトに従ってタイムアウトします。
0x01 : 無限にリトライを行います。
0x02 : 0x01 設定後、リトライを中断します。
・N の値は以下から選択してください。それ以外の値は無視されます。
N = 0x01 : セクタリード時のリトライの挙動を変更します。
N = 0x02 : 初回のデバイスディスクリプタ取得時のリトライの挙動
を変更します。
N = 0x03 : HUB ポートスキャン時のリトライの挙動を変更します。
N = 0x04 : その他のコマンド送信時の ACK 応答待ちのリトライ挙動
を変更します。
N = 0x05 : 初回のバスリセット後のウェイトの挙動を変更します。
SET_RETRYMODE
6
0x60 0x18 0x0A
N
SET_TUR_PASS
4
0x60 0x18 0x0B
N ・USB マウント時の TestUnitReady 応答タイムアウト時の処理を設定し
ます。
・4 バイト目の N は以下の値から選択してください。それ以外の値が設
定された場合は N=0x01 が設定されたものと見なします。
N=0x00: TestUnitReady タイムアウトはマウント失敗とみなす
N=0x01: 有効な LUN が 1 つなら、TestUnitReady タイムアウトして
もマウント処理を継続する初期値は N=0x00 です
SET_TESTU_MODE2
4
0x60 0x18 0x0C
N ・USB メモリマウント時の 2 回目の TestUnitReady コマンド送信の挙動
を設定します。
・N は以下の値より選択してください。それ以外の値は受け付けません。
N=0x00 : SET_RETVAL コマンドの設定値に従ってリトライ回数を
設定します。
N=0x01 : TestUnitReady 応答待ちを無限に繰り返します。
N=0x02 : N=0x01 設定時、TestUnitReady 待ちを解除します。
初期値は N=0x00: SET_RETVAL コマンドの設定値に従ってリトライ回
数を設定します。
SET_TOUT_TUR2
6
SET_EMP_DIR
4
0x60 0x18 0x0D 0x00 ・USB メモリ認識時、2 回目の Test Unit Ready コマンド送信後の
ウェイト時間を設定します。
・[SET_TOUT_TUR2 の設定値] x2 x[SET_RETVAL の設定値]が
ウェイト時間となります。
・5 バイト目~6 バイト目にウェイト時間をリトルエンディアンで
設定してください。
・初期値はN=0xFF (255 x 2 x 375 =191,250msec)が設定されます。
・設定値はN=0x0~0xFFFF の範囲に設定して下さい。
0x60 0x1A N 0x00 ・設定により、FAT 解析時、再生可能ファイルが入っていないフォルダ
には番号を割り振らなくなります。
・3byte 目の N は以下より選択してください。N=0x01 以外の設定は
N=0x00 が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; 再生可能ファイルが入っていないフォルダにも番号を
割り振る。
N=0x01 ; 再生可能ファイルが入っていないフォルダには番号を
割り振らない。
・初期値は N=0x00 ; 再生可能ファイルが入っていないフォルダにも
番号を割り振ります
SEL_IRPTO
4
0x60 0x1B
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N
0x00 ・IRPTO 割り込み出力条件のモードを設定します。
・可変割り込みモードではホストマイコンの設定により、
複数のステータス変化を統合した割り込みを出力します。
・固定割り込みモードでは、システム動作モードに応じて、
単一のステータス変化により割り込みを出力します。
・3byte 目の N は以下より選択してください。N=0x01 以外の設定は
N=0x00 が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; 可変割り込みモード
N=0x01 ; 固定割り込みモード
・初期値は N=0x00 ; 可変割り込みモードです。。
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SET_IRPTO_
MASK_00
4
0x60 0x1C 0x00
N
・ステータスレジスタ STATUS1 (Offset : 0x000)の各 bit に対し、
IRPTO 割り込みの要因 MASK を設定します。
‘H’を設定した bit は IRPTO の割り込み要因から MASK されます。
初期値は 0x7A です。
SET_IRPTO_
MASK_02
4
0x60 0x1C 0x02
N
・ステータスレジスタ STATUS3 (Offset : 0x002)の各 bit に対し、IRPTO
の割り込みの要因 MASK を設定します。
‘H’を設定した bit は IRPTO の割り込み要因から MASK されます。
初期値は 0x3F です。
SET_IRPTO_
MASK_22
4
0x60 0x1C 0x22
N
・ステータスレジスタ BROWSESTAT (Offset : 0x022)の各 bit に対し、
IRPTO の割り込みの要因 MASK を設定します。
‘H’を設定した bit は IRPTO の割り込み要因から MASK されます。
初期値は 0x4E です。
SET_IRPTO_
MASK_2F
4
0x60 0x1C 0x2F
N
・ステータスレジスタ FIOSTAT (Offset : 0x02F)の各 bit に対し、IRPTO
の割り込みの要因 MASK を設定します。
‘H’を設定した bit は IRPTO の割り込み要因から MASK されます。
初期値は 0x75 です。
SET_IRPTO_
MASK_37
4
0x60 0x1C 0x37
N
・ステータスレジスタ MEMINFO (Offset : 0x037)の各 bit に対し、IRPTO
の割り込みの要因 MASK を設定します。
‘H’を設定した bit は IRPTO の割り込み要因から MASK されます。
初期値は 0xF8 です。
SET_NODIFF
4
0x60 0x21 0x00
N
・フォルダ、ファイルのソート時、アルファベットの大文字と小文字の
区別の有り無しを設定します。
区別無しに設定した場合、同一視されるのは、アルファベット(“a” ~
“z” と “A” ~ “Z”)のみになります。
・3byte 目の N は以下より選択してください。N=0x01 以外の設定は
N=0x00 が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; ソート時のアルファベット大文字、小文字の区別無し。
N=0x01 ; ソート時のアルファベット大文字、小文字の区別有り。
・初期値は N=0x00 ; ソート時の大文字、小文字の区別無しです。
SET_IGNORE
12 0x60 0x22 0x00
N
・設定により、フォルダ、ファイルのソート時、名前の先頭から 4 文字
までの指定したアルファベットを無視してソートを行うことが出来
ます。
・無視したい 4 文字までの ASCII 文字列 4byte データを 5byte 目-8byte
目にセットします。4 文字に満たない場合は 0x00 埋めします。
・4byte 目の N は 5byte 目以降に設定した文字列の有効な文字数です。
N=0 を指定すると、指定したアルファベットを
無視せずにソートします。
・初期値は N=0x00:指定したアルファベットを無視せずにソートです。
SET_SRC_OFF
4
0x60 0x23 0x00 0x01 ・SRC を OFF します。
・本コマンド送信後、SRC が OFF されます。
・コマンドにより再度 SRC を ON にすることは出来ません。
ON に戻す場合は IC をリセットしてください。
SET_SD
4
0x60 0x24
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N
M
・シリアルバスの用途を設定します。
・3byte目のNは以下より選択してください。
N=0x00::有効I/F無し
N=0x01:SD I/F有効
・初期値はN=0x00:有効I/F無しです
・4byte目のMは以下より選択してください。
M=0x00:SD接続検知後、初期化処理を実施します。
M=0x01:SD接続検知後、初期化処理を実施しません。
・初期値は M=0x00:SD 接続検知後、初期化処理を実施します。
M=0x01 を設定する場合は、事前に SET_SD_INFO コマンドを
送信してください。
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BU9450xAxxx series
4
0x60 0x25
SET_RECOG_TIM
4
0x60 0x26 0x00
RECOG_LUN
4
0x60 0x27 0x00 0x00 ・コマンド受付後に各 LUN の Test Unit Ready の確認を行い、
LUN_READY ステータスを 1 度だけ更新します。
SET_WMA
4
0x60 0x28 0x00 0x00 ・拡張子"WMA', "ASF"のファイルを再生対象からはずします。
・本コマンドの設定は解除できません。IC をリセットしてください。
SET_AAC
4
0x60 0x29 0x00 0x00 ・拡張子"MP4', "M4A", "3GP"のファイルを再生対象からはずします。
・本コマンドの設定は解除できません。IC をリセットしてください。
SET_LUN
4
0x60 0x31 0x00
RESET_LUN
4
0x60 0x32 0x00 0x00 設定した LUN を AUTO 設定に戻します。
有効 LUN は AUTO となり、USB メモリ接続時は、最初に検出された
LUN がマウントされるようになります。
FORCE_DISCON
_USB
FORCE_CON_USB
4
0x60 0x33 0x00 0x00 USB メモリを強制的にディスコネクト状態にします。
4
0x60 0x34 0x00 0x00 USB メモリの再マウントを行います。
FORCE_DISCON_SD
4
0x60 0x36 0x00 0x00 SD メモリを強制的にディスコネクト状態にします。
FORCE_CON_SD
4
0x60 0x37 0x00 0x00 SD メモリの再マウントを行います。
SET_SD_TMOUT
8
0x60 0x38 0x01
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TSZ22111・15・001
N
0x00 ・複数 LUN の USB デバイス接続時に、各 LUN への Test Unit Ready の
自動ポーリングの有無を設定します。
・ ポ ー リ ン グ の 結 果 は LUN_READY ス テ ー タ ス に 保 存 さ れ 、
LUN_READY_RENEW ステータスにて更新が通知されます。
・3byte 目の N は以下より選択してください。N=0x00 以外の設定は
N=0x01 が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; 各 LUN の Test Unit Ready の自動ポーリングを行いません。
N=0x01 ; 各 LUN の Test Unit Ready の自動ポーリングを行います。
・初期設定では N=0x00; Test Unit Ready の自動ポーリングを
行いません。
AUTO_RECOG_LUN
N
N
N
・AUTO_RECOG_LUN の自動ポーリングを行う間隔を設定します。
・設定値 x200(msec)がポーリング実行の間隔となります。
・初期値は、1sec が設定されます。
USB メモリのマウントする LUN を指定します。
USB 接続時に設定した LUN がマウントされるようになります。
指定 LUN に再マウントする場合には、一度 FORCE_DISCON_USB コ
マンドにてアンマウント状態を確認後、FORCE_CON_USB コマンドに
て再コネクトさせて下さい。
LUN を指定しない場合、有効 LUN は AUTO 設定となり、USB メモリ
接続時は、最初に検出された LUN がマウントされます。(初期値)
・SD メディアのマウント時のタイムアウトを設定します。
・5th-8th にタイムアウト値を設定します。
・タイムアウト値はリトルエンディアンで設定してください。
・タイムアウト値は msec 単位で指定してください。
・タイムアウト値に 0 を設定すると、N で指定した処理応答待ちは
SET_SD_ABORT コマンドでキャンセルするまで無限に
待ち続けます。
・N は以下の値から選択してください。それ以外は受け付けません。
N = 0x00 : SD マウント全体のタイムアウトを設定します。
初期値は 30000 です。
N = 0x01 : 初回の CMD8 応答タイムアウトを設定します。
初期値は 500 です。
N = 0x02 : 2 回目の CMD8 応答タイムアウトを設定します。
初期値は 1000 です。
N = 0x03 : セクタ読み込み時のタイムアウトを設定します。
初期値は 5000 です。
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TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
SET_SD_ABORT
4
0x60 0x38 0x00 0x00 ・SET_SD_TMOUT コマンドによって無限待ち状態にある時、
待ち状態をキャンセルします。
待ち状態のキャンセルを行うと、SD のマウントは失敗します。
SET_WAV
4
0x60 0x39 0x00 0x00 ・拡張子"WAV"のファイルを再生対象からはずします。
・本コマンドの設定は解除できません。IC をリセットしてください。
SET_MP3_PLAY
4
0x60 0x3A 0x00 0x00 ・拡張子"MP3", "MP1", "MP2"のファイルを再生対象からはずします。
・本コマンドの設定は解除できません。IC をリセットしてください。
SET_USB_SUBC
4
0x60 0x3B 0x00
ENABLE_MEDIADRV
4
0x60 0x3C 0x00 0x00 メディアドライバの動作を許可します。
本コマンド受信まで、SD/USB 双方ともメディアドライバは
動作しません。
本コマンド受信後、メディアドライバの動作を開始します。
SET_SD_INFO
10 0x60 0x3D
SET_PATCH_CODE
4
0x6F 0x03 0x00 0x00 ・パッチイメージパケットを本 LSI にダウンロードします。
・5th-6th バイトで送信データの開始オフセットをリトルエンディアン
で設定してください。
・7th-8th バイトで送信データの長さをリトルエンディアンで
設定してください。
・9th バイト以降, 7th-8th バイトで設定した長さ分、
パッチイメージパケットを設定してください。
パッチイメージパケットの長さは最大 502 バイトです。
・パッチイメージパケットの後ろに 2 バイトの CRC16 値を
リトルエンディアンで付加してください。
・CRC16 値が一致しなかった場合はコマンドを受け付けず、
PRECOM ステータスが H になります。
SET_PATCH_CRC
4
0x6F 0x03 0x01 0x00 ・パッチイメージを有効化します。
・5th-6th バイトでパッチイメージの CRC16 値をリトルエンディアン
で設定してください。
・7th-8th バイトでパッチイメージ全体のサイズをリトルエンディアン
で設定してください。
・CRC16 値または全体のサイズが一致しなかった場合はコマンドを
受け付けず、PRECOM ステータスが H になります。
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TSZ22111・15・001
N
M
N
USB マウント時にマウント対象とするサブクラスコードを指定します。
4 バイト目の M は以下のビットの組み合わせを指定してください。
0x01: サブクラス 0x01 をマウント対象にします
0x02: サブクラス 0x02 をマウント対象にします
0x04: サブクラス 0x03 をマウント対象にします
0x08: サブクラス 0x04 をマウント対象にします
0x10: サブクラス 0x05 をマウント対象にします
0x20: サブクラス 0x06 をマウント対象にします
初期値は 0x30(サブクラス 0x05, 0x06 をマウント対象にする)です
SD ドライバの内部情報を更新します。
SET_SD コマンドで初期化処理を実施しない設定を選択する場合に、
SET_SD コマンド送信前に本コマンドを送信してください。
3 バイト目以降に、READ_SD_STATUS コマンドで取得した 8 バイト
のデータをそのまま設定してください。
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TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
PLAY control
PLAY
2
0x61 0x01
-
-
・停止中に「PLAY」コマンドを受信すると、現在選択している
ファイルの再生を開始します。
・一時停止中に「PLAY」コマンドを受け付けると、
その時点から再生を行います。
・CONFIGモード時にコマンドを受信すると自動的にPLAYERモードに
移行しソート順で最初の曲を再生します。
PAUSE
2
0x61 0x02
-
-
・再生中に「PAUSE」コマンドを受信すると、ファイルの再生を
一時停止します。
HOME
4
0x61 0x03
N
0x00 ・「HOME」コマンドを受信すると、メモリ内先頭曲のファイルサー
チを行います。
・TAG解析が有効に設定されている場合は、TAG解析を行います。
・ランダム設定時は、メモリ内先頭曲ではなく、ランダムに選択され
た曲に移動します。
・3byte目のNは以下より選択してください。N=0x00以外の設定は
N=0x01が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; サーチが完了すると停止します。
N=0x01 ; サーチが完了すると再生を開始します。
PLAYMODE
4
0x61 0x04
N
0x00 ・「PLAYMODE」コマンドを受信すると、3byte目のNの設定に
従って再生モードの変更を行います。
・再生モードは再生中の時は即時変更されます。
停止中の時はこのコマンドでは再生は開始されません。
・3byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定は
コマンドを受付けません。
N=0x00 ; 通常再生に変更します。
N=0x01 ; 早送り再生に変更します。
N=0x02 ; 巻き戻し再生に変更します。
・初期設定はN=0x00 ; 通常再生です。
VOL+
4
0x61 0x06 0x01 0x00 ・「VOL+」コマンドを受信すると音量ステップに+1のコントロール
を行います。
・音量は-∞(音量最小)から0dB(音量最大)まで32段階でコントロール
されます。
VOL-
4
0x61 0x06 0x02 0x00 ・「VOL-」コマンドを受信すると音量ステップに-1のコントロールを
行います。
・音量は-∞(音量最小)から0dB(音量最大)まで32段階でコントロール
されます。
REPEAT
4
0x61 0x06 0x03 0x00 ・リピート再生のモード切替を行います。
・「REPEAT」コマンドによりメモリ内全曲リピート→1曲リピート→
フォルダ内リピートをトグルします。
・「SET_REPRAND」コマンドでフォルダ内ランダムが設定されてい
る場合は、「REPEAT」コマンド受付でリピート再生モードは「メ
モリ内全曲リピート」に初期設定します。
・コマンド「REPEAT」、「RANDOM」、「SET_REPRAND」による
設定に対して最後に設定されたものが有効となります。
・初期設定はメモリ内全曲リピートです。
RANDOM
4
0x61 0x06 0x04 0x00 ・ランダム再生のモード切替を行います。
・ランダム再生が有効な場合、現在再生中ファイルに対して、
ソート順で±128ファイルの領域よりランダムに再生を行います。
・「RANDOM」コマンドにより通常のリピート再生→ランダム再生→
「メモリ内全曲リピート再生」をトグルします。
・「SET_REPRAND」コマンドでフォルダ内ランダムが設定されて
いる場合は、「RANDOM」コマンド受付でリピート再生モードは
「メモリ内全曲リピート」に初期設定します。
・コマンド「REPAT」、「RANDOM」、「SET_REPRAND」による
設定に対して最後に設定されたものが有効となります。
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
FF
4
0x61 0x07
M
N
・再生中、一時停止中及び停止中に「FF」コマンドを受信すると、
現在再生中または一時停止中ファイルからソート順で、+N曲目の
ファイルサーチを行います。
・ソート順で残りNファイル未満の時は先頭ファイルに戻ります。
・N=0の場合、現在のファイルをサーチします。
・リピート、ランダム設定がされているときはその設定に従い次の
ファイルサーチを行います。ただし、1曲リピートが
設定されている時はSET_REPRANDコマンドの設定に従い
次のファイルサーチを行います。
・TAG解析が有効に設定されている場合は、TAG解析も行います。
・サーチ後の動作は3byte目のMの設定に従います。3byte目のMは
以下より選択してください。M=0x00以外の設定はM=0x01が
指定されたものとみなします。
M=0x00 ; サーチが完了すると停止します。
M=0x01 ; サーチが完了すると再生を開始します。
・サーチ曲数は4byte目のNの設定に従います。
FB
4
0x61 0x08
M
N
・再生中、一時停止中及び停止中に「FB」コマンドを受信すると、
現在再生中または一時停止中ファイルからソート順で、
N曲前へファイルサーチを行います。
・ソート順で先頭からNファイル未満を再生している時は先頭曲を
サーチします。ただしメモリ内リピート設定でサーチ前ファイルが
メモリ先頭曲の場合のみメモリ内最終曲をまたがりファイルサーチ
を行います。フォルダ内リピート設定でサーチ前ファイルがフォルダ
先頭曲の場合は同一フォルダ内でファイルサーチを行います。
・N=0の場合、現在のファイルの先頭をサーチします。
ただし、再生時間が1秒以内の時に、N=0のFBコマンドを受信すると
1曲前の先頭をサーチします。
・リピート、ランダム設定がされているときはその設定に従いファイル
サーチを行います。ただし、1曲リピートが設定されている時は
SET_REPRANDコマンドの設定に従いファイルサーチを行います。
・TAG解析が有効に設定されている場合は、TAG解析も行います。
・サーチ後の動作は3byte目のMの設定に従います。3byte目のMは
以下より選択してください。M=0x00以外の設定はM=0x01が
指定されたものとみなします。
M=0x00 ; サーチが完了すると停止します。
M=0x01 ; サーチが完了すると再生を開始します。
・サーチ曲数は4byte目のNの設定に従います。
FOL+
4
0x61 0x09
M
N
・再生中、一時停止中及び停止中に「FOL+」コマンドを受信すると、
現在再生中または一時停止中ファイルの存在するフォルダより
ソート順で+N番目のフォルダサーチを行います。
・ソート順で残りNフォルダ未満の時は先頭フォルダに戻ります。
・リピート、ランダム設定がされている場合でも、設定状態を保持して
ファイルサーチを行います。
・ランダム設定がされている場合はランダムに選択されたファイルに移
動します。
・N=0の場合、現在のフォルダの先頭をサーチします。
・TAG解析が有効に設定されている場合は、TAG解析も行います。
・サーチ後の動作は3byte目のMの設定に従います。3byte目のMは以下
より選択してください。M=0x00以外の設定はM=0x01が
指定されたものとみなします。
M=0x00 ; サーチが完了すると停止します。
M=0x01 ; サーチが完了すると再生を開始します。
・サーチフォルダ数は4byte目のNの設定に従います。
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
FOL-
4
N
・再生中、一時停止中及び停止中に「FOL-」コマンドを受信すると、
現在再生中または一時停止中ファイルの存在するフォルダのソート
順で、-N番目のフォルダサーチを行います。
・ソート順で先頭からNフォルダ未満を再生中の時は先頭フォルダに
戻ります。ただし、先頭フォルダ中のファイルを再生している時は
メモリ内最終曲をまたがりフォルダサーチを行います。
・リピート、ランダム設定がされている場合でも、設定状態を保持して
ファイルサーチを行います。
・ランダム設定がされている場合はランダムに選択されたファイルに移
動します。
・N=0の場合、現在のフォルダの先頭をサーチします。
・TAG解析が有効に設定されている場合は、TAG解析も行います。
・サーチ後の動作は3byte目のMの設定に従います。3byte目のMは以下
より選択してください。M=0x00以外の設定はM=0x01が
指定されたものとみなします。
M=0x00 ; サーチが完了すると停止します。
M=0x01 ; サーチが完了すると再生を開始します。
・サーチフォルダ数は4byte目のNの設定に従います。
PLAY_RESUME
46 0x61 0x0B 0x00 N
・「READ_RESUME_INFO」コマンドで得られた42byteデータを
5byte目-46byte目にセットします。
・「READ_RESUME_INFO」コマンドで得られたオフセットの
小さい順でセットしてください。
・コマンド書き込み後の動作は4byte目のNの設定に従います。
・4byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定はN=0x00
が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; コマンド書き込みが終了すると、「READ_RESUME_INFO」
コマンドを送信した時間から再生を開始します。
N=0x01 ; コマンド書き込みが終了すると、「READ_RESUME_INFO」
コマンドを送信した時間で停止(PAUSE)します。
N=0x02 ; コマンド書き込みが終了すると、「READ_RESUME_INFO」
コマンドを送信した曲の先頭から再生を開始します。
N=0x03 ; コマンド書き込みが終了すると、「READ_RESUME_INFO」
コマンドを送信した曲の先頭で停止(STOP)します。
・レジューム対象がサーチできない場合はデバイス先頭曲をサーチして
再生もしくは停止します。
4
・オーディオ出力を設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定は
受付けません。
N=0x00 ; オーディオラインで出力します。
N=0x01 ; デジタルオーディオインタフェース(SPDIF)で出力します。
N=0x02 ; I2S(32fs)フォーマットで出力します。
2
N=0x03 ; I S(48fs)フォーマットで出力します。
N=0x04 ; I2S(64fs)フォーマットで出力します。
N=0x05 ; EIAJ(32fs)フォーマットで出力します。
N=0x06 ; EIAJ (48fs)フォーマットで出力します。
N=0x07 ; EIAJ (64fs)フォーマットで出力します。
・初期設定はN=0x00 ; オーディオライン出力です。
0x61 0x0A M
PLAY Setting
SET_DOUT
0x61 0x10 0x00 N
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
SET_EQ
4
0x61 0x10 0x01 N
・イコライザを設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定は無効です。
N=0x00 ; EQ OFF
N=0x01 ; POPS
N=0x02 ; JAZZ
N=0x03 ; ROCK
N=0x04 ; CLASSIC
N=0x05 ; R&B
N=0x07 ; EQ OFF
N=0x08 ; BASS BOOST1
N=0x09 ; POPS + BASS BOOST1
N=0x0A ; JAZZ + BASS BOOST1
N=0x0B ; ROCK + BASS BOOST1
N=0x0C ; CLASSIC + BASS BOOST1
N=0x0D ; R&B + BASS BOOST1
N=0x0F ; BASS BOOST2
・初期設定はN=0x00 ; EQ OFFです。
SET_VOL
4
0x61 0x10 0x02 N
・音量を4バイト目の値Nで設定します。設定値は0x00~0x1Fまでの
32段階です。
・0x00~0x1F以外の範囲についてはコマンドを受付けません。
・初期設定はN=0x06です。
SET_NEXT
4
0x61 0x10 0x03 N
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TSZ22111・15・001
・次曲再生モードを設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。N=0x04以上の設定は
コマンドを受付けません。
N=0x00 ; PLAY_NEXT;
現在再生中の曲が終了すると自動的に次の曲をサーチし再生を
開始します。
N=0x01 ; PLAY_ALL_STOP;
現在再生中のメモリ内の最終曲が終了すると、
次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
N=0x02 ; PLAY_FOL_STOP;
現在再生中のフォルダ内の最終曲が終了すると、
次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
N=0x03 ; PLAY_TUN_STOP;
現在再生中の曲が終了すると、次の曲のサーチ完了後停止します。
その後再生コマンドが発行されると次の曲の再生を開始します。
・初期設定はN=0x00です。
・リピートモードがフォルダ内リピートの場合、N=0x01設定動作は
無効となり次曲サーチ完了後再生開始となります。
・リピートモードが1曲リピートの場合、N=0x01,0x02設定動作は
無効となり次曲サーチ完了後再生開始となります。
・リピートモードがメモリ内ランダム、フォルダ内ランダムの場合、
N=0x01,0x02設定動作は無効となり次曲サーチ完了後再生開始となり
ます。
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
SET_REPRAND
4
0x61 0x10 0x04 N
・リピートモードを設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。
それ以外の設定はコマンドを受付けません。
N=0x00 ; REPEAT_ALL; メモリ内リピート ,
現在再生中のメモリ内全曲でリピート再生します。
N=0x01 ; REPEAT_FOL; フォルダ内リピート ,
現在再生中のフォルダ内でリピート再生します。
N=0x02 ; REPEAT_TUN; 1曲リピート ,
現在再生中の曲をリピート再生します。
FF、FB時はメモリ内リピートの設定に従います。
N=0x03 ; REPEAT_TUN; 1曲リピート ,
現在再生中の曲をリピート再生します。
FF、FB時はフォルダ内リピートの設定に従います。
N=0x04 ; RANDOM_ALL; メモリ内ランダム ,
現在再生中の曲から±128曲以内をランダムに再生します。
N=0x05 ; RANDOM_FOL; フォルダ内ランダム ,
現在再生中の曲から±128曲以内で同一フォルダ内をランダムに再
生します。
・初期設定はN=0x00です。
・コマンド「REPEAT」、「RANDOM」、「SET_REPRAND」による
設定に対して最後に設定されたものが有効となります。
SET_TAG
4
0x61 0x10 0x05 N
・TAG解析モードを設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。N=0x00以外の設定は
N=0x01が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; TAG解析を行いません。
N=0x01 ; TAG解析を行います。
・TAG解析は曲再生開始直前に行われます。設定を有効にした後に
サーチされるファイルから有効になります。
・TAG解析終了後、ステータスレジスタに書き込みます。
・初期設定はN=0x01;TAG解析を行います。
SET_TOC
4
0x61 0x10 0x06 N
・TOC解析モードを設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。N=0x00以外の設定は
N=0x01が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; TOC解析を行いません。
N=0x01 ; TOC解析を行います。
・コマンド受信時、デバイス挿入時、デバイス切替時にデバイス内の総
フォルダ数(ルートを含むすべてのフォルダ数)、総再生可能ファイル
数を解析します。コマンド受信時はOFFからONへの切替時のみ実行さ
れます。
・総ファイル数はSET_MP3コマンド、SET_WMAコマンド、SET_AAC
コマンド、SET_WAVコマンド、SET_MP3_PLAYコマンドに従います。
・総フォルダ数はSET_EMP_DIRコマンドに従います。
・TOC解析終了後は、ステータスレジスタに総フォルダ数、総再生可能
ファイル数を書き込み、デバイス先頭曲での停止状態となります。
・初期設定ではN=0x00;TOC解析を行いません。
SET_PRM
8
0x61 0x10 0x07
・早送り、巻き戻し再生時の再生時間(M)、スキップ時間(N)を
設定します。
・再生時間は音を出す時間、スキップ時間はサーチでスキップさせる
時間です。
・早送り、巻き戻し再生は、一周期を{再生時間(M)+スキップ時間
(N)+誤差(O)}として、この周期を繰り返します。
誤差は最小デコード単位と再生時間の間の丸め込み誤差とスキップ
時間をサーチさせる実時間によります。誤差はファイル毎、
メモリ内構成毎により異なります。
・設定は再生時間がM[15:0]= [6th byte , 5th byte]、スキップ時間が
N[15:0]= [8th byte , 7th byte]となります。
単位はmsecです。初期値は再生時間が300ms=M[15:0]= [6th
byte=x01,5th byte=x2C]、スキップ時間が2100ms=N[15:0]= [8th
byte=x08,7th byte=x34]となります。
設定値に0x0を入れた時初期値が設定されます。
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TSZ22111・15・001
L
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
再生時間は300ms以上で、スキップ時間は(再生時間×16)以下で
設定を行って下さい。
巻き戻し再生で前のファイルへ移動した場合、1周期目の再生時間が設
定時間より短くなる場合があります。
・4byte目の0xLで早送り、巻き戻し再生中のアッテネーションレベルを
設定しますレベルは、-6dB X[4th byte]となります。
設定は、0x00から0x10まで指定できます。
初期値は0x02=-12dBが設定されます。0x10の設定でMUTEと同等と
なります。
BROWSING
ANALYZE_ROOT
4
0x62 0x00 0x00 0x00 ・コマンド受信直後にルートフォルダ内の解析を開始します。
・10エントリ(ファイルもしくはサブフォルダ)数分の情報の解析を
行います。
・解析終了後メモリ内ブラウジングのカーソル位置はルートフォルダ内
の先頭のエントリ(ファイルもしくはサブフォルダ)に
セットされます。
PLAY_CURSOR
4
0x62 0x01 0x00 0x00 ・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが指しているファイルを
選択します。
・再生可能ファイルが選択された場合は、そのファイルの再生を
開始します。
・フォルダおよび再生可能でないファイルが選択された場合は、
デバイス先頭曲をサーチして停止します。
・PLAYERモードにて、SET_EXTENSIONコマンドをN=0x00(再生可能ファ
イル)以外の設定で使用する場合には、PLAY_CURSORを使用しないでくだ
さい。READ_BROWSE_ENTRY_INFOコマンドで現在のカーソル位置の
アクセスデータを取得し、PLAY_DIRECTコマンドで再生を開始して下
さい。
GET_TAG_CURSOR
4
0x62 0x01 0x01 0x00 ・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが指しているファイルの
TAG解析を行います。
・メモリ内ブラウジングのカーソル位置がファイルの場合は、
そのファイルを直ちにTAG解析を開始します。解析が終了すると
ステータスレジスタに書き込みます。
・メモリ内ブラウジングのカーソル位置がフォルダの場合は、
コマンドを受付けません。
PLAY_DIRECT
10 0x62 0x01 0x04 0x00 ・アクセスデータで指定したファイルの再生を開始します。
・アクセスデータが再生可能なファイルを指していない場合は
デバイス先頭曲をサーチして停止します。
・メモリ内ブラウジングのカーソル位置の移動は行いません。
・アクセスデータは5バイト目から10バイト目にセットします。
MOV_NEXT
4
0x62 0x02 0x01 N
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TSZ22111・15・001
・メモリ内ブラウジングのカーソルをソート順で、現在の位置から
+N番目先へ移動します。
・移動先から10エントリ数分の情報の解析を行います。
解析が終了するとステータスレジスタに書き込みます。
・移動前のメモリ内ブラウジングのカーソル位置がフォルダ内残り
N個未満の場合は同一フォルダ中の最後の位置に移動します。
・ソート機能(SET_SORT)がOFFの場合はFAT順になります。
46/73
TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
・メモリ内ブラウジングのカーソルをソート順で、現在の位置から
N番目前へ移動します。
・移動先から10エントリ数分の情報の解析を行います。
解析が終了するとステータスレジスタに書き込みます。
・移動前のメモリ内ブラウジングのカーソル位置がフォルダ内先頭から
N未満の場合は同一フォルダ中の最初の位置に移動します。
・ソート機能(SET_SORT)がOFFの場合はFAT順になります。
MOV_PREV
4
0x62 0x02 0x02 N
MOV_UP
4
0x62 0x02 0x03 0x00 ・メモリ内ブラウジングのカーソルを上位フォルダに移動します。
・移動後、移動先フォルダ内の解析を行います。
・カーソルが最上層(ルート)にある場合は何もしません。
MOV_DOWN
4
0x62 0x02 0x04 0x00 ・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが指している下位フォルダを
選択し移動します。移動後、移動先フォルダ内の解析を行います。
・フォルダが選択された場合は、そのフォルダ内の解析を開始します。
・ファイルが選択された場合は、コマンドを受付けません。
・カーソルが最下層のフォルダを選択している場合は何もしません。
MOV_HOME
4
0x62 0x02 0x05 0x00 ・メモリ内ブラウジングのカーソルをルートフォルダの最初の位置に
移動します。
・移動後、移動先フォルダ内の解析を行います。
MOV_PLAYING
4
0x62 0x02 0x06 0x00 ・メモリ内ブラウジングのカーソルを現在の再生曲の位置に移動します。
・移動後、移動先フォルダ内の解析を行います。
・停止中またはサーチ中の場合は本コマンドを受付けません。
MOV_DIRECT
10 0x62 0x02 0x07 N
・メモリ内ブラウジングのカーソルをアクセスデータで指定した位置に
移動します。
・移動後、移動先より解析を行います。
・アクセスデータは5バイト目から10バイト目にセットします。
・4byte目のNで移動後の動作を選択します。Nは以下より選択
してください。
N=0x00以外の設定はN=0x01が指定されたものとみなします。
N=0x00 ; 移動、解析のみ行います。
N=0x01 ; 移動先がファイルの場合そのファイルの再生を開始します。
・PLAYERモードにて、SET_EXTENSIONコマンドをN=0x00(再生可能ファ
イル)以外の設定で使用する場合には、MOV_DIRECTコマンドをN=0x01
(ファイル再生あり設定)で使用しないでください。ブラウジングのカーソル
の移動はMOV_DIRECTコマンド(N=0x00;ファイル再生なし)、フ
ァイル再生開始はPLAY_DIRECTコマンドを使用して下さい。
SET_EXTENSION
4
・メモリ内ブラウジング(フォルダ内解析)時にステータス出力する
ファイルの種類を設定します。
・4byte目のNは以下より選択してください。それ以外の設定は
コマンドを受付けません。
N=0x00 ; 再生可能ファイル
N=0x02 ; すべてのファイル
N=0x03 ; フォルダのみ(ファイルはブラウジングしない)
・初期値はそれぞれのモードに依ります。
PLAYERモード時 ; N=0x00 ; 再生可能ファイル
FILE READ時 ; N=0x02 ; すべてのファイル
その他 N=0x00 ; 再生可能ファイル
・このコマンドは、ANALYZE_ROOTコマンドを実行時のみ設定が
反映されます。コマンド再設定後は、必ずANALYZE_ROOT
コマンドを実行し直してください。
・PLAYERモードにて、N=0x00(再生可能ファイル)以外の設定で使用する場
合にはMOV_DIRECTコマンド(N=0x01;ファイル再生あり)と
PLAY_CURSORコマンドを使用しないでください。
0x62 0x04 0x00 N
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TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
FILE READ
FOPEN_R
260 0x63 0x01 0x00 0x00 ・FILE READ機能でメモリから読み出すファイルのフルパスと
ファイル名を指定します。
・コマンド受信後ファイルが存在する場合、指定ファイルを
OPENします。
・フルパスは最大256バイト(ドライブレター(A:¥)、ファイル名、
拡張子を含む)で5バイト目から260バイト目にセットします。
256バイト未満の場合は最後に0x00を挿入してください。
フォルダ階層の区切りは”¥”(0x5C)を挿入してください。
・ドライブレターは、USBの場合"A:¥"となり、SDの場合"B:¥"と
なります。
・パスはドライブレターを除いた形式でも指定が出来ます。
その場合最大253バイトでの指定となります。
・現在選択しているメモリとは違うドライブレターのフルパスの場合は
エラーとなります。(USB選択中に、"B:¥"のフルパスで指定された時)
FOPEN_R_CURSOR
0x63 0x01 0x01 0x00 ・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが指しているファイルを、File
Read機能でメモリから読み出すファイルに指定します。
・コマンド受信後ファイルが存在する場合、指定ファイルを
OPENします。
10 0x63 0x01 0x02 0x00 ・File Read機能でメモリから読み出すファイルのアクセスデータを
指定します。
・アクセスデータは6バイトで、5バイト目から10バイト目に
セットします。
・コマンド受信後ファイルが存在する場合、指定ファイルを
OPENします。
FOPEN_R_DIRECT
4
FCLOSE
4
0x63 0x03 0x00 0x00 ・FileをCLOSEします。
・File Read機能終了時はファイルをCLOSEしてください。
FREAD_DAT
6
0x63 0x06
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TSZ22111・15・001
N
N
・File Read時にファイル中の読み出すデータ位置を指定します。
・3byte目~6byte目で読み出すデータ位置をリトルエンディアンで
指定します。
本コマンド送信後、FRDREADYビットが1になったのを確認後、
READ_FR_DATAコマンドを送信してください。一度に最大で256バイ
トのデータを読み出す事ができます。
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TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
Table 10. 各システム動作モードにおけるコマンド有効/無効
各動作モードにおける有効・無効
各状態における有効・無効
コマンド名
CONFIG
CHG_SYSTEM_MODE
STOP
ABORT
CHG_DEV
DIS_WDT
SET_WDT
SET_SORT
SET_12MOUT
SET_MP3
SET_LBIT
SET_UTPKT
GET_DEV_FREE
SET_TOUT_TUR
SET_IDL_TIME
SET_USB_R_WAIT
SET_TOUT_M
SET_TOUT_C
SET_USB_GETDEV_F
SET_TESTU_MODE
SET_USBCMD_CAN
SET_RETVAL
SET_RETRYMODE
SET_TESTU_PASS
SET_TESTU_MODE2
SET_TOUT_TUR2
SET_EMP_DIR
SEL_IRPTO
SET_IRPTO_MASK_00
SET_IRPTO_MASK_02
SET_IRPTO_MASK_22
SET_IRPTO_MASK_2F
SET_IRPTO_MASK_37
SET_NODIFF
SET_IGNORE
SET_SRC_OFF
CONFIG
PLAYER
FILE READ
停止
再生
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サーチ中 サーチ中
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
SET_SD
AUTO_RECOG_LUN
SET_RECOG_TIM
RECOG_LUN
SET_WMA
SET_AAC
SET_LUN
RESET_LUN
FORCE_DISCON_USB
FORCE_CON_USB
FORCE_DISCON_SD
FORCE_CON_SD
SET_SD_TMOUT
SET_SD_ABORT
SET_WAV
SET_MP3_PLAY
ENABLE_MEDIADRV
SET_SD_INFO
SET_PATCH_CODE
SET_PATH_CRC
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PLAY control
PLAY
PAUSE
HOME
PLAYMODE
VOL+
VOLREPEAT
RANDOM
FF
FB
FOL+
FOLPLAY_RESUME
PLAY Setting
SET_DOUT
SET_EQ
SET_VOL
SET_NEXT
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
SET_REPRAND
SET_TAG
SET_TOC
SET_PRM
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BROWSING
ANALYZE_ROOT
PLAY_CURSOR
GET_TAG_CURSOR
PLAY_DIRECT
MOV_NEXT
MOV_PREV
MOV_UP
MOV_DOWN
MOV_HOME
MOV_PLAYING
MOV_DIRECT
SET_EXTENSION
FILE READ
FOPEN_R
FOPEN_R_CURSOR
FOPEN_R_DIRECT
FCLOSE
FREAD_DAT
○
=
有効、
×
=
無効
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
13.2 ステータス出力
2
内部ステータス、再生時間情報、フォルダ情報、ファイル情報、TAG 情報といった動作情報についてスレーブ I C
インタフェースを用いて出力を行います。
ステータスは Table 11. ステータスレジスタマップに示すステータスを出力します。
I2C 読み出し時のステータス読み出し OFFSET 位置はバイトデータ読み出し後、自動インクリメントされます。
ただし、I2C スタートコンディションの発行により OFFSET は、直前のコマンドで設定された OFFSET にリセッ
トされます。
ステータス読み出しはステータスレジスタマップの OFFSET を指定し、その OFFSET 位置から任意のバイト数を
連続で読み出す方法と、OFFSET 位置を指定せず 1 コマンドで読み出す方法の 2 通りがあります。Table 12.にス
テータス出力コマンドについて示します。Table 13.にステータス出力コマンドの有効/無効状態を示します。
I2C 読み出し時のバイトデータは Little Endian で出力します。
OFFSET=0x140 を超える読出しを行った場合、OFFSET は 0x00 には戻らず、読み出される値は不定値となりま
す。
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52/73
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2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
Table 11. ステータスレジスタマップ
OFFSET
Status
0x00
0x01
0x02
0x03
0x04
0x05
0x06
0x07
0x08
0x09
0x0A
0x0B
0x0C
0x0D
0x0E
0x0F
0x10
0x11
0x12
0x13
0x14
0x15
0x16
0x17
0x18
0x19
0x1A
0x1B
0x1C
0x1D
0x1E
0x1F
0x20
0x21
0x22
0x23
STATUS1
STATUS2
STATUS3
STATUS4
STATUS5
STATUS6
VOLINF
DOUTINF
PMODEINF
SEL_MP3
PSEC
PMINL
PMINH
TSEC
TMINL
TMINH
LANGL
LANGH
PFOLNL
PFOLNH
PFILENFLL
PFILENFLH
PFILENFHL
PFILENFHH
PFILENMLL
PFILENMLH
PFILENMHL
PFILENMHH
TFOLMEML
TFOLMEMH
TFILEMEMLL
TFILEMEMLH
TFILEMEMHL
TFILEMEMHH
BROWSESTAT
NUMANAFOLLL
0x24
NUMANAFOLLH
0x25
NUMANAFOLHL
0x26
NUMANAFOLHH
0x27
TFILEANAFOLLL
bit7
(MSB)
bit6
ERROR
SEARCH
IRPTO
0
STOP_INFO
bit3
bit2
BUSY
MCHNG
STOP
PAUSE
PLAY
0
PRECOM
RES_ERR
DEC_ERR
PDEVUSB
PDEVSD
SET_SORT
SET_MP3
USBINS
SDINS
USBFILE
SDFILE
MDEVUSB
MDEVSD
TINFUSB
TINFSD
SET_TAG
ANA_TAG
TAGINFO
0
SET_SD
FBP
FFP
PLAYFILE
0
0
VOLINF
bit1
bit0
(LSB)
PRECOMSTAT
0
AUTO_LUN
EQINF
DOUTINF
REPEATINF
SETNEXTINF
SET_SRC
SET_AAC
SET_WMA
WDT_RFLG
12MOUT
PSECH
PSECL
PMINLH
PMINLL
PMIHH
PMINHL
TSECH
TSECL
TMINLH
TMINLL
TMINHH
TMINHL
LANGL
LANGH
PFOLNL
PFOLNH
PFILENLL
PFILENLH
PFILENHL
PFILENHH
PFILENLL
PFILENLH
PFILENHL
PFILENHH
TFOLMEML
TFOLMEMH
TFILEMEMLL
TFILEMEMLH
TFILEMEMHL
TFILEMEMHH
ANA_ERR
0
0
GET_TAG_END
GET_TAG_ID
ANA_CUR
NUMANAFOLLL
NUMANAFOLL
H
NUMANAFOLH
L
NUMANAFOLH
H
TFILEANAFOLL
L
TFILEANAFOLL
H
TFILEANAFOL
HL
TFILEANAFOL
HH
TFOLANAFOLL
TFILEANAFOLLH
0x29
TFILEANAFOLHL
0x2A
TFILEANAFOLHH
0x2B
0x2C
0x2D
0x2E
0x2F
0x30
0x35
0x36
TFOLANAFOLL
TFOLANAFOLH
TFOLANAHEIRL
SORTOPTION
FIOSTAT
FIOSET
LUN_READY_L
LUN_READY_H
0x37
MEMINFO
MEMINFO
0x38 0x13F
COMAREA
COMAREA
Status
bit4
SEL_TOC
0x28
OFFSET
bit5
TFOLANAFOLH
TFOLANAFOLL
SET_NODIFF
SET_IGNORE
SET_EMP_DIR
0
0
0
FRDREADY
0
0
0
FIOOPEN
0
FIOERR
0
FIOSEARCH
FIOMODE
0
0
0
0
0
LUN_BUSY
LUN_READY_R
ENEW
0
FIOOPE
LUN_READY_L
LUN_READY_H
bit
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TSZ22111・15・001
reseve
reseve
内容
NAME
53/73
TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
0x00
0x01
STATUS1
STATUS2
0x02
STATUS3
0x03
STATUS4
0x04
STATUS5
0x05
STATUS6
0x06
VOLINF
0x07
DOUTINF
0x08
PMODEINF
0x09
SEL_MP3
0x0A
PSEC
0x0B
PMINL
7
ERROR
6:5
SEARCH
4
3
2
1
0
7
6
5:4
BUSY
MCHNG
STOP
PAUSE
PLAY
IRPTO
0
STOP_INFO
3
2
1
0
7
6
5
4
3
2
1
0
7
6
5
4
3
2:0
7
6
5
4
3:0
7:0
0
PRECOM
RES_ERR
DEC_ERR
USBINS
SDINS
USBFILE
SDFILE
MDEVUSB
MDEVSD
PDEVUSB
PDEVSD
SEL_TOC
TINFUSB
TINFSD
SET_TAG
ANA_TAG
TAGINFO
0
SET_SD
FBP
FFP
PLAYFILE
PRECOMSTAT
7:5
4:0
7:4
3:0
7:4
3:0
7
6
5
4
3
2
1
0
7:4
3:0
7:4
0
VOLINF
EQINF
DOUTINF
REPEATINF
SETNEXTINF
AUTO_LUN
SET_SRC
SET_AAC
SET_WMA
WDT_RFLG
12MOUT
SET_SORT
SET_MP3
PSECH
PSECL
PMINLH
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TSZ22111・15・001
ERROR状況 0 : エラー無 , 1 : エラー有
※Configモードでは、常にERROR=0です。
SEARCH状況
bit6:デバイス認識中サーチ状況
0:サーチ停止 , 1:サーチ中
bit5:ファイルサーチ状況 0:サーチ停止 , 1:サーチ中
BUSY状況 0:非BUSY , 1:BUSY中
曲番号変化検出 0:曲終了/停止中 , 1:再生中/サーチ後再生前停止
STOP状態 0:停止していない , 1:停止中
PAUSE状態 0:一時停止していない , 1:一時停止中
再生状態 0:再生していない , 1:再生中
IRPTO割り込み状態 0:割り込み無 , 1:割り込み有
0
停止状態詳細情報 0:デバイスマウント後の停止/停止中以外 , 1:曲頭出し済み停止 ,
2:エラー停止 ,3:SET_NEXTコマンド設定による停止
0
直前のコマンド状況 0:正常受付 , 1:異常(非受付)
レジュームエラー 0:エラー無し , 1:エラー発生
デコードエラー 0:エラー無し , 1:エラー発生
USB接続検出 0:USB未接続 , 1:USB接続検出
SD接続検出 0:SD未接続 , 1:SD接続検出
USBメモリ内再生可能ファイル有無 0:無 , 1:有
SDメモリ内再生可能ファイル有無 0:無 , 1:有
USBメモリ認識状況 0:未認識 , 1:認識
SDメモリ認識状況 0:未認識 , 1:認識
USBメモリ状況 0:停止中 , 1:再生/TAG解析中
SDメモリ状況 0:停止中 , 1:再生/TAG解析中
TOC解析設定 0:TOC表示OFF , 1:TOC表示ON
USBメモリ内総フォルダ/ファイル数取得 0:未取得 , 1:取得済み
SDメモリ内総フォルダ/ファイル数取得 0:未取得 , 1:取得済み
TAG解析設定 0:TAG解析OFF , 1:TAG解析ON
TAG解析状況 0:TAG解析停止 , 1:TAG解析中
存在TAG種類 0:ID3 V1 , 1:ID3 V2 , 2: WMA , 3:AAC , 4:WAV , 7:TAG情報なし
0
SD I/F 有効設定 0:OFF , 1:ON
巻き戻し再生状況 0:通常再生(1倍速) , 1:巻き戻し再生中
早送り再生状況 0:通常再生(1倍速) , 1:早送り再生中
再生ファイル情報 1:MP3 2:WMA, 3:AAC 4:WAV
前回のコマンド受付状況詳細情報 ;前回のコマンドが正常に受け付けたかを出力し
ます。内容については6.4.13を参照してください。
次のコマンドまで状態を保持します。リードコマンドでは状態はクリアされません。
0ビット目はPRECOMステータスと同一です。それ以外は異常時の内容です。
0
音量設定情報 SET_VOL[4:0]で設定した値を出力します
EQ設定情報 SET_EQ[3:0]で設定した値を出力します
オーディオ出力設定情報 SET_DOUT[3:0]で設定した値を出力します
REPEAT MODE設定情報 SET_REPRAND[3:0]で設定した値を出力します
PLAY NEXT MODE設定情報 SET_NEXT[3:0]で設定した値を出力します
Test Unit Readyの自動ポーリング状態 0:ポーリング無し , 1:ポーリング中
サンプルレートコンバータ有効設定 0:内部実行 , 1:実行無し
AACファイル再生設定 0:AAC再生 , 1:AAC再生不可
WMAファイル再生設定 0:WMA再生 , 1:WMA再生不可
WDT用モニタレジスタ
0:after RESET
12MHzクロック出力 0:OFF , 1:ON
ファイルソート機能設定 0:SORT機能OFF , 1:SORT機能有効
MP3ファイル再生設定 0:拡張子mp1,mp2,mp3再生 , 1:拡張子mp3のみ再生
再生時間秒情報 [7:4]x10秒
再生時間秒情報 [3:0]x1秒
再生時間分情報 [7:4]x10分
54/73
TSZ02201-0V2V0E600070-1-1
2012.12.10 Rev.003
Datasheet
BU9450xAxxx series
3:0
7:4
3:0
PMINLL
PMINHH
PMINHL
再生時間分情報 [3:0]x1分
再生時間分情報 [7:4]x1000分
再生時間分情報 [3:0]x100分
LANGL
LANGH
PFOLNL
7:4
3:0
7:4
3:0
7:4
3:0
7:0
7:0
7:0
TSECH
TSECL
TMINLH
TMINLL
TMINHH
TMINHL
LANGL
LANGH
PFOLNL
0x13
0x14
PFOLNH
PFILENFLL
7:0
7:0
PFOLNH
PFILENLL
0x15
0x16
0x17
0x18
0x19
0x1A
0x1B
0x1C
0x1D
0x1E
0x1F
0x20
0x21
0x22
PFILENFLH
PFILENFHL
PFILENFHH
PFILENMLL
PFILENMLH
PFILENMHL
PFILENMHH
TFOLMEML
TFOLMEMH
TFILEMEMLL
TFILEMEMLH
TFILEMEMHL
TFILEMEMHH
BROWSESTAT
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7:0
7
6
5
4
3:1
PFILENLH
PFILENHL
PFILENHH
PFILENLL
PFILENLH
PFILENHL
PFILENHH
TFOLMEML
TFOLMEMH
TFILEMEMLL
TFILEMEMLH
TFILEMEMHL
TFILEMEMHH
ANA_ERR
0
0
GET_TAG_END
GET_TAG_ID
0x23
NUMANAFOLLL
0
7:0
ANA_CUR
NUMANAFOLLL
0x24
0x25
0x26
0x27
0x28
0x29
0x2A
0x2B
0x2C
0x2D
NUMANAFOLLH
NUMANAFOLHL
NUMANAFOLHH
TFILEANAFOLLL
TFILEANAFOLLH
TFILEANAFOLHL
TFILEANAFOLHH
TFOLANAFOLL
TFOLANAFOLH
TFOLANAHEIRL
1トラック時間秒情報 [7:4]x10秒
1トラック時間秒情報 [3:0]x1秒
1トラック時間分情報 [7:4]x10分
1トラック時間分情報 [3:0]x1分
1トラック時間分情報 [7:4]x1000分
1トラック時間分情報 [3:0]x100分
TAG文字コード情報下位バイト[7:0]
TAG文字コード情報上位バイト[15:8]
再生中フォルダ番号(メモリ内) 下位バイト[7:0]
フォルダ番号はROOTが1番となります。その後ソート順に番号が振られます。
再生中フォルダ番号(メモリ内) 上位バイト[15:8]
再生中ファイル番号(現在のフォルダ内) [15:0] 下位バイト[7:0]
ファイル番号はソート順に1番より番号が振られます。
再生中ファイル番号(現在のフォルダ内) [15:0] 上位バイト[15:8]
再生中ファイル番号(現在のフォルダ内) [31:16]
下位バイト[23:16]
再生中ファイル番号(現在のフォルダ内) [31:16]
上位バイト[31:24]
再生中ファイル番号(メモリ内) [15:0] 下位バイト[7:0]
再生中ファイル番号(メモリ内) [15:0] 上位バイト[15:8]
再生中ファイル番号(メモリ内) [31:16] 下位バイト[23:16]
再生中ファイル番号(メモリ内) [31:16] 上位バイト[31:24]
メモリ内総フォルダ数下位バイト[7:0]
メモリ内総フォルダ数上位バイト[15:8]
メモリ内総ファイル数[15:0]下位バイト[7:0]
メモリ内総ファイル数[15:0]上位バイト[15:8]
メモリ内総ファイル数[31:16]下位バイト[23:16]
メモリ内総ファイル数[31:16]上位バイト[31:24]
エントリ解析失敗 0:エラーなし 1:解析中にエラー発生
0
0
カーソル位置TAG解析状況 0:TAG未解析/解析中 , 1:TAG解析済み
カーソル位置TAG種別 0:ID3 V1 , 1:ID3 V2 , 2: WMA , 3:AAC , 4:WAV , 7:TAG
情報なし
カーソル位置エントリ解析 0:解析停止 , 1:解析中
カーソル存在フォルダ内カーソル位置番号 [15:0] 下位バイト[7:0]
カーソルが存在しているフォルダ内でのカーソルが指しているエントリ番号を
出力します。
エントリ番号はフォルダ内ソート順に1番より番号が振られます。
カーソル存在フォルダ内カーソル位置番号 [15:0]
上位バイト[15:8]
カーソル存在フォルダ内カーソル位置番号 [31:16] 下位バイト[23:16]
カーソル存在フォルダ内カーソル位置番号 [31:16]
上位バイト[31:24]
カーソル存在フォルダ内総ファイル数[15:0] 下位バイト[7:0]
カーソル存在フォルダ内総ファイル数[15:0] 上位バイト[15:8]
カーソル存在フォルダ内総ファイル数[31:16] 下位バイト[23:16]
カーソル存在フォルダ内総ファイル数[31:16] 上位バイト[31:24]
カーソル存在フォルダ内総サブフォルダ数[15:0] 下位バイト[7:0]
カーソル存在フォルダ内総サブフォルダ数[15:0] 上位バイト[15:8]
カーソル存在フォルダ階層数[7:0] , ROOT階層が1となります。
0x0C
PMINH
0x0D
TSEC
0x0E
TMINL
0x0F
TMINH
0x10
0x11
0x12
7:0 NUMANAFOLLH
7:0 NUMANAFOLHL
7:0 NUMANAFOLHH
7:0 TFILEANAFOLLL
7:0 TFILEANAFOLLH
7:0 TFILEANAFOLHL
7:0 TFILEANAFOLHH
7:0
TFOLANAFOLL
7:0 TFOLANAFOLH
7:0 TFOLANAHEIRL
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Datasheet
BU9450xAxxx series
0x2E
0x2F
0x30
0x31
0x32
0x37
0x38
-
SORTOPTION
7
6
SET_NODIFF
SET_IGNORE
5
SET_EMP_DIR
1:4
7
6
5
4
3
2
1
0
FIOSET
7:6
5:4
3:0
LUN_READY_L 7:0
LUN_READY_H 7:0
MEMINFO
7:4
3
2
FIOSTAT
COMAREA
1
0
7:0
0
FIOERR
0
0
FIOOPEN
FRDREADY
0
FIOSEARCH
FIOMODE
0
0
FIOOPE
LUN_READY_L
LUN_READY_H
MEMINFO
LUN_BUSY
LUN_READY_
RENEW
reserve
reserve
COMAREA
アルファベット大文字、小文字区別設定
0:区別有り , 1:区別無し
指定したアルファベットを無視してのソート
0:無視指定なし , 1:無視指定有
り
再生可能ファイル無しフォルダの番号割り振り設定
0:割り振り有り , 1:割り
振り無し
0
FILE IO Error状況
0:Errorなし , 1:Error有り
0
0
FILE OPEN状態
0:非オープン , 1:ファイルオープン中
読出しFIFO準備状況
0:準備中 , 1:準備OK
0
FILE IO処理状況
0:処理停止 , 1:処理中
FILE IOモード有効/無効
0:FileIOモード無効 , 1:File IOモード有効
0
0
FILE IO処理内容状況
0:処理なし , 1:Open , 2:Read , 4:Close
各LUN[7:0]のTest Unit Readyの状態 0 : NG , 1 : OK
各LUN[15:8]のTest Unit Readyの状態 0 : NG , 1 : OK
現在選択されているメモリデバイス情報
各LUN[15:0]のTest Unit Readyの状態確認中フラグ 0:確認停止 , 1:確認中
各LUN[15:0]のTest Unit Readyの状態変化フラグ 0:変化無し , 1:変化有り
(READ_LUN_READYコマンド読み出しにより0クリアされます。)
データ共通エリア ステータス読み出しコマンドによって内容が異なります
(OFFSET=0x140を超える読出しを行った場合、OFFSETは0x00には戻らず、
読み出される値は不定となります)
0x13F
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Datasheet
BU9450xAxxx series
Table 12. ステータス出力コマンド
コマンド名
コ
マ
ン
ド
バ
イ
ト
長
コマンド
1st
2nd
ステータス
3rd
4th
出力バイト数
N
M
任意
STATUS
・ステータスレジスタマップの指定されたOFFSET位置から、任意の
バイト数データを出力します。
・OFFSETは3,4 バイトにLittle Endian(M,N=0x00,0x00~0x01,0xFF)
で指定します。
READ_BUFF
4
0x6C 0x00
READ_STATUS
4
0x6D 0x00 0x00 0x00
6
・内部ステータスについて出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x00-0x05について出力します。
READ_PSET
4
0x6D 0x00 0x01 0x00
4
・設定情報について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x06-0x09について出力します。
READ_PTIME
4
0x6D 0x00 0x02 0x00
6
・再生時間情報について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x0A-0x0Fについて出力します。
READ_LANG
4
0x6D 0x00 0x02 0x01
2
・TAG文字コード情報について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x10-0x11について出力します。
READ_PNUM
4
0x6D 0x00 0x02 0x02
10
・再生中の番号について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x12-0x1Bについて出力します。
・PLAY_CURSORコマンドなどカーソル、アクセスデータにて再生
曲を指定した場合、メモリ内フォルダ・ファイル番号の正確な値は
取得できません。
READ_TNUM
4
0x6D 0x00 0x02 0x03
6
・メモリ内のファイル、フォルダ数について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x1C-0x21について出力します。
READ_FNUM
4
0x6D 0x00 0x02 0x04
4
・現在再生中フォルダにあるファイル数を出力します。
READ_PFILE_
NAME
4
0x6D 0x00 0x03
READ_PFOL_
NAME
4
READ_PFILE_TAG
130
・現在再生中ファイル+N番目のファイルのファイル名を出力します。
・Nは0x00から3エントリまでで指定してください。0x00は現在の
ファイルです。それ以外の設定はコマンドを受付けません。
・+N番目のファイルが現在再生中ファイルと同一フォルダ内にある
場合のみ出力します。同一フォルダ内のファイルでない場合は0が
出力されます。
・出力データにはデータ識別(2バイト)を前置します。出力形式は
16. ファイル名、フォルダ名、TAG情報を参照してください。
0x6D 0x00 0x04 0x00
130
・現在再生中ファイルのファイルの存在するフォルダ名を
出力します。
・出力データにはデータ識別(2バイト)を前置します。
4
0x6D 0x00 0x05
130
・現在再生中ファイルのTAGに書き込まれたデータを出力します。
・4byte目の0xNでTAG種類を指定します。Nは以下より選択してくだ
さい。それ以外の設定はコマンドを受付けません。
N=0x00 ; TITLE , N=0x01 ; ARTIST ,
N=0x02 ; ALBUM , N=0x03 ; GENRE
・出力データにはデータ識別(2バイト)を前置します。出力形式は
16. ファイル名、フォルダ名、TAG情報を参照してください。
READ_RESUME_
INFO
4
0x6D 0x00 0x06 0x00
42
・レジューム再生を実行する場合に必要なデータを出力します。
・出力形式は15.を参照してください。
READ_DEV_FREE
4
0x6D 0x00 0x07
8
・GET_DEV_FREEコマンドで解析を行ったファイルの空き容量解析
結果を出力します。
・4byte目のNで出力する容量種類を指定します。Nは以下より選択し
てください。それ以外の設定はN=0x01とみなします。
N=0x00 ; 選択されているメディアの空き容量をバイト単位で出力
します。
N=0x01 ; 選択されているメディアのTOTAL容量をバイト単位で
出力します。
・GET_DEV_FREEコマンド未送信の場合は、0を出力します。
READ_DEVDESC
4
0x6D 0x00 0x08 0x00
18
・USB メモリが挿入され選択されている時の Device Descriptor 値を
出力します。
・Vendor ID 及び Product ID は以下のオフセットです。
0x08:Vendor ID 下位バイト
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N
N
N
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Datasheet
BU9450xAxxx series
0x09:Vendor ID 上位バイト
0x0A:Product ID 下位バイト
0x0B:Product ID 上位バイト
READ_CONDESC
4
0x6D 0x00 0x08 0x01
32
・USB メモリが認識された時の Configuration Descriptor 値を
出力します。
・出力されるのは先頭 Configuration Descriptor の先頭 32 バイトです。
READ_INQIRY
4
0x6D 0x00 0x08 0x02
32
・USB メモリが認識された時の MSC Inquiry 値を出力します。
・Vender identification(ASCII)と Product identification(ASCII)は
以下のオフセットです。
0x08~0x0F Vender identification(ASCII)
0x10~0x1F Product identification(ASCII)
READ_LUN
4
0x6D 0x00 0x08 0x03
1
・現在指定もしくはマウントされている USB メモリの LUN を
読み出します。
READ_LUN_NUM
4
0x6D 0x00 0x08 0x04
1
・現在接続されている USB メモリの LUN の総数を読み出します
READ_SET_LUN
4
0x6D 0x00 0x08 0x05
1
・「SET_LUN」コマンドで指定した LUN を読み出します。
未設定の場合は 0xFF が読み出されます。
READ_IRPTO_
FACTOR
4
0x6D 0x00 0x09 0x00
10
・IRPTO 要因の対象となるステータスレジスタ の状態を
出力します。
ステータスレジスタ STATUS1 (Offset : 0x000)、STATUS3 (Offset :
0x002)、 BROWSESTAT (Offset : 0x022)、FIOSTAT (Offset : 0x02F)、
MEMINFO (Offset : 0x037)、が順番に合計 5byte 出力し、続いて、割
り込みの要因となっている bit を示すフラグを 5byte 出力します。H
となっている bit が割り込み要因を示します。割り込み要因の信号は、
MASK 設定によって MASK されません。
READ_LUN_
READY
4
0x6D 0x00 0x0A 0x00
2
・「AUTO_RECOG_LUN」もしくは「RECOG_LUN」コマンドに
よって確認された各 LUN の Test Unit Ready の結果を読み出しま
す。Test Unit Ready が OK の LUN は 1、NG の LUN は 0 を出力
します。
・ステータスバッファの OFFSET 0x31-0x32 について出力します。
コマンドの読み出しにより、LUN_READY_RENEW フラグがクリ
アされます。
READ_MASK_
IRPTO_00
4
0x6D 0x00 0x0B 0x00
1
ステータスレジスタ STATUS1 (Offset : 0x00)の各bitに対し、IRPTO
の割り込みの要因からのMASK設定を読み出すことが出来ます。
‘H’が設定されているbitはIRPTOの割り込み要因からMASKされてい
ます。
READ_MASK_
IRPTO_02
4
0x6D 0x00 0x0B 0x02
1
ステータスレジスタ STATUS3 (Offset : 0x02)の各bitに対し、IRPTO
の割り込みの要因からのMASK設定を読み出すことが出来ます。
‘H’が設定されているbitはIRPTOの割り込み要因からMASKされてい
ます。
READ_MASK_
IRPTO_22
4
0x6D 0x00 0x0B 0x22
1
ステータスレジスタ BROWSESTAT (Offset : 0x22)の各bitに対し、
IRPTOの割り込みの要因からのMASK設定を読み出すことが出来ま
す。
‘H’が設定されているbitはIRPTOの割り込み要因からMASKされてい
ます。
READ_MASK_
IRPTO_2F
4
0x6D 0x00 0x0B 0x2F
1
ステータスレジスタ FIOSTAT (Offset : 0x2F)の各bitに対し、IRPTO
の割り込みの要因からのMASK設定を読み出すことが出来ます。
‘H’が設定されているbitはIRPTOの割り込み要因からMASKされてい
ます。
READ_MASK_
IRPTO_37
4
0x6D 0x00 0x0B 0x37
1
ステータスレジスタ MEMINFO (Offset : 0x37)の各bitに対し、IRPTO
の割り込みの要因からのMASK設定を読み出すことが出来ます。
‘H’が設定されているbitはIRPTOの割り込み要因からMASKされてい
ます。
READ_STOP_
PROGRESS
4
0x6D 0x00 0x0C 0x00
4
・再生停止処理の処理状態を出力します。
・STOPコマンド送信後に再生動作を伴うコマンドを送信する場合
は、本コマンドにより停止処理完了を確認してから送信してくださ
い。
・1st byteは停止処理の実行状態を出力します。
0x00で停止処理完了です。
再生動作を伴うコマンドが実行可能です。
0x00以外の値が読み出される場合は停止処理あるいは
再生系処理が実行中です。
・2nd-4th byteは内部処理状態を出力します。
READ_BROWSE
_STATUS
4
0x6D 0x01 0x00 0x00
1
・メモリ内ブラウジング解析ステータスについて出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x22について出力します。
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Datasheet
BU9450xAxxx series
READ_BROWSE
_PNUM
4
0x6D 0x01 0x00 0x01
4
・メモリ内ブラウジングのカーソル位置番号について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x23-0x26について出力します。
READ_BORWSE_
TNUM
4
0x6D 0x01 0x00 0x02
7
・メモリ内ブラウジングのカーソルが存在するフォルダ内の
エントリ数、階層数について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x27-0x2Dについて出力します。
READ_BROWSE_
FOL_INFO
4
0x6D 0x01 0x01 0x00
76
・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが示しているエントリの
存在するフォルダ情報を出力します。
・出力形式は6.4.7を参照してください。
READ_BROWSE
_ENTRY_INFO
4
0x6D 0x01 0x02
N
76
・現在メモリ内ブラウジングのカーソルが示している
エントリ+N番目のエントリ情報を出力します。
・Nは4バイト目で指定してください。Nは0x00から10エントリの
範囲で指定してください。それ以外の設定はコマンドを
受付ません。0x00は現在のエントリです。
・出力形式は17. メモリ内ファイルブラウジングを
参照してください。
READ_BROWSE_
TAG
4
0x6D 0x01 0x03
N
130
・GET_TAG_CURSORコマンドで解析を行ったファイルの
TAG解析結果を出力します。
・4byte目のNで出力するTAG種類を指定します。Nは以下より選択
してください。それ以外の設定はコマンドを受付ません。
N=0x00 ; TITLE ,
N=0x01 ; ARTIST ,
N=0x02 ; ALBUM , N=0x03 ; GENRE
・出力データにはデータ識別(2バイト)を前置します。出力形式は17.
メモリ内ファイルブラウジングを参照してください。
READ_FR_STATUS 4
0x6D 0x03 0x00 0x00
2
・ファイルリード機能ステータスについて出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x2F-0x30について出力します。
READ_FR_SIZE
4
0x6D 0x03 0x01 0x00
4
・ファイルリード機能で指定したファイルのファイルサイズを
出力します。
・単位はバイトです。Little Endianで出力します。
READ_FR_DATA
4
0x6D 0x03 0x02 0x00
260
READ_SYSMODE
4
0x6D 0x0A 0x00 0x00
1
・現在のシステム動作モードについて出力します。
READ_ERROR
4
0x6D 0x0A 0x01 0x00
4
・現在のエラーの内容について出力します。
・本LSI独自の内部エラーコードが出力されます。
READ_MEMINFO
4
0x6D 0x0A 0x02 0x00
1
・現在のメモリ情報について出力します。
・ステータスバッファのOFFSET 0x37について出力します。
READ_MOUNT_
ERROR
4
0x6D 0x0A 0x04 0x00
14
・ERROR発生時にメディアマウントのどの段階を失敗したか
情報を出力します。
・1st byte:USBエニュメレーション時の状態を出力します。
・2nd byte:SD初期化時の状態を出力します。
・10th byte:ファイルシステム解析時の状態を出力します。
・上記以外のbyteは無視してください。
・読出し値の詳細については、22. メディアマウントエラー時
プロセス情報を参照してください。
READ_SD_STATUS 4
0x6D 0x0C 0x00 0x00
8
・SDドライバの内部情報を出力します。
・内容は本LSI独自の情報です。
・SET_SD_INFOコマンドにて使用してください。
READ_FW_VER
0x6D 0xFF 0x00 0x00
4
・ファームウェアバージョンについて出力します。
4
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・ファイルリード機能の指定ファイルのファイルデータを
読み出します。
・1回で最大256byte分のデータ読み出しが可能です。
・先頭4byteはファイルオフセットです。Little Endianで出力します。
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BU9450xAxxx series
Table 13. 各システム動作モードにおけるコマンド有効/無効
各動作モードにおける有効・無効
コマンド名
READ_BUFF
READ_STATUS
READ_PSET
READ_PTIME
READ_LANG
READ_PNUM
READ_TNUM
READ_FNUM
READ_PFILE_NAME
READ_PFOL_NAME
READ_PFILE_TAG
READ_RESUME_INFO
READ_DEV_FREE
READ_DEVDESC
READ_CONDESC
READ_INQIRY
READ_LUN
READ_LUN_NUM
READ_SET_LUN
READ_IRPTO_FACTOR
READ_LUN_READY
READ_MASK_IRPTO_00
READ_MASK_IRPTO_02
READ_MASK_IRPTO_22
READ_MASK_IRPTO_2F
READ_MASK_IRPTO_37
READ_STOP_PROGRESS
READ_BROWSE_STATUS
READ_BROWSE_PNUM
READ_BORWSE_TNUM
READ_BROWSE_FOL
_INFO
READ_BROWSE
_ENTRY_INFO
READ_BROWSE_TAG
各状態における有効・無効
CONFIG
PLAYER
FILE READ
停止
再生
モード遷移
サーチ中
ファイル
サーチ中
解析中
エラー
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
×
×
○
○
○
○
×
×
×
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
○
○
○
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×
×
×
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○
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○
○
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○
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○
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○
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○
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×
×
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○
○
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○
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×
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×
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×
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×
○
○
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×
×
×
×
○
○
○
○
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×
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×
×
×
×
×
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×
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×
×
×
×
×
○
○
×
×
×
×
×
○
○
○
○
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×
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×
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×
×
×
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×
○
○
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×
×
×
○
○
○
○
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×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
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×
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×
×
×
×
○
×
×
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×
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×
×
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×
×
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BU9450xAxxx series
READ_FR_STATUS
READ_FR_SIZE
READ_FR_DATA
READ_SYSMODE
READ_ERROR
READ_MEMINFO
READ_MOUNT_ERROR
READ_SD_STATUS
READ_FW_VER
○
=
有効、
×
=
○
×
×
○
×
×
○
○
○
○
○
○
○
×
×
○
×
×
○
×
×
○
×
×
○
×
×
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
無効
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14. SYSTEM 動作モード
本 LSI は、電源投入、リセット解除後に動作モードを設定することにより動作を開始します。
それぞれの動作モードにより可能な動作が異なります。
動作モードはモード1つだけが、コマンドにより設定が可能です。同時に違うモードは設定できません。
動作モードの切り替えは、マイコンがコマンドにより設定します。
PLAYER モードと FILE READ モードは、互いに直接遷移することはできません。
遷移させる場合は、CONFIG モードを経由して遷移させて下さい。
下記のコマンドの設定は CONFIG モードを経由すると初期値に戻りますので、再設定を行って下さい。
REPEAT、RANDOM、SET_EQ、SET_NEXT、SET_REPRAND、SET_TAG、SET_PRM
コマンド
CHG_SYSTEM_MODE
N=0x00 ; CONFIG モード
電源投入後に遷移する状態です。
システムの初期設定を行うモードです。
初期設定コマンドにより設定を行ってから、希望の動作モードへ切り替えてください。
このモードでは、メモリの挿入を検出してもメモリのマウントは行われません。
メモリのマウントは各モードへの切り替わり後に行われます。
N=0x01 ; PLAYER モード
メモリ内のファイルのデコード再生を行うモードです。
ファイルブラウジング(メモリ内構造解析)が行えます。
N=0x02 ; FILE READ モード
メモリ内の特定ファイルについて読み出しが行えるモードです。
ファイルブラウジング(メモリ内構造解析)が行えます。
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15. 曲中レジューム情報
本 LSI は、コマンド「READ_RESUME_INFO」によりレジューム機能を実現するために必要な情報を出力します。
Table 14. レジューム情報レジスタ構造
ステータス
OFFSET
0x38-0x61
バイト数
42
内容
NAME
レジューム
情報データ
現在再生中のファイルのファイル情報、再生位置情報を示します。
内容は本 LSI 独自に設定されています。
レジューム情報データは、42 バイトのデータです。
リトルエンディアンで出力します。
上記のレジューム情報は本 LSI 独自の構造をしておりレジューム再生実行時に使用されるため、これらの内容を書き
換えることなく使用してください。
レ ジ ュ ー ム 機 能 は コ マ ン ド 「 READ_RESUME_INFO 」 に よ り 、 読 み 出 し た レ ジ ュ ー ム 情 報 を コ マ ン ド
「PLAY_RESUME」により書き込むことで実現します。「PLAY_RESUME」が書き込まれた後に、自動的にレジュー
ムファイルをサーチします。サーチ後の動作は「曲中より再生」、「曲中にて PAUSE」、「曲頭より再生」、「曲頭にて
STOP」から選択可能です。
ファイル再生中にコマンド「READ_RESUME_INFO」を読み出した場合、「READ_RESUME_INFO」を読み出した
再生時間よりレジューム再生します。
コマンド「READ_RESUME_INFO」で読み出した内容は、メモリ内での位置情報でありコマンド「PLAY_RESUME」
実行時にメモリ内容の確認を行うため書き換えて「PLAY_RESUME」を実行したときの動作は保証できません。また
メモリを取り替えた時などレジューム情報が一致しない時はデバイス先頭曲をサーチします。
16. ファイル名、フォルダ名、TAG 情報
ステータスレジスタにファイル名、フォルダ名、TAG 情報を出力します。
出力される最初の 2 バイトは、ファイルデータ識別情報です。3 バイト目から目的のデータが出力されます。
Table 15.にファイル名、フォルダ名、TAG 情報ステータスレジスタ構造を示します。
Table 15. ファイル(フォルダ、TAG)情報レジスタ構造
ステータス
バイト数
OFFSET
0x38
1
0x39
1
0x3A-0xB9
128
内容
NAME
データタイプ
エンコード
データのタイプが出力されます。
0x00:TEXT- NUL(0x00)終端する文字列
0x01:BYTE-符号無し1バイト整数
文字列のエンコードが出力されます。
0x00: ISO8859-1(Latin1)
0x01: UTF-16(BOM あり)
0x02: UTF-16BE
0x03: UTF-8
0x49: UTF-16LE
データタイプが 0x00:TEXT 以外の場合はデータ長(バイト単位)
が出力されます。
ファイル名(フォルダ名、TAG)を前詰めで出力します。
ファイル名
最大 128 バイトまで出力可能です。
(フォルダ名、TAG)
128 バイト未満の場合は 0x00 で終端されます。
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ステータスレジスタに TAG 情報の文字コード情報を出力します。
Table 16. に文字コード情報ステータスレジスタ構造を示します。
Table 16. 文字コード情報レジスタ構造
LANGH
OFFSET=0x11
LANGL
OFFSET=0x10
Language Code
0x00
0x00
0x00
0x00
0x00
0x00
0x01
0x02
0x03
0x49
ID3V1 TAG or ISO8859-1(ID3V2 TAG)
UTF-16 (ID3V2 TAG)
UTF-16BE (ID3V2 TAG)
UTF-8 (ID3V2 TAG or AAC TAG iTunes Meta-data)
UTF-16LE (WMA TAG)
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17. メモリ内ファイルブラウジング
曲再生中もしくは停止中に現在の再生曲とは別のフォルダにあるファイルとサブフォルダのエントリ情報を解析し読
み出すことが出来ます。また読み出した情報には直接選曲に使用するためのアクセスデータも含まれる為、このデータ
を使用してダイレクト選曲再生が行えます。
メモリ内ファイルブラウジングは、現在の再生曲の位置とは独立して操作が可能なカーソルの位置を操作してフォルダ
内を解析してファイル情報、サブフォルダ情報を読み出すことにより可能となります。
カーソルの移動コマンドを送信した時、移動先から 10 エントリ(ファイルもしくはフォルダ)分の情報を解析し、読
み出しが行えます。
カーソルの移動は、ソート機能によりソートされた順番に従います。ソート機能が有効な場合、最初にフォルダ中のフ
ァイルをソート順に読み出し、その後サブフォルダをソート順に読み出します。ソート機能が無効な場合、FAT に書き
込まれた順に読み出します。
ファイルブラウジング機能は、システム動作モード変更後に ANALYZE_ROOT コマンドにより有効となりルートフォ
ルダ内の解析を開始します。
アクセスデータ、カーソル位置を使用して直接選曲を行った場合、メモリ内全体での番号はわからなくなるため以下の
ステータスは正常な値を返さなくなります。
ステータス=再生中フォルダ番号(メモリ内),再生中ファイル番号(メモリ内)
Table 17.にメモリ内ファイルブラウジング機能により読み出せるファイル情報ステータスレジスタ構造を示します。
Table 17.ファイル(フォルダ)情報レジスタ構造
ステータス
バイト数
OFFSET
内容
NAME
0x38-0x3D
6
アクセスデータ
0x3E
1
エントリ種別
0x3F
1
-
0x40-0x43
4
クラスタ番号
0x44-0x84
64
ファイル名
(フォルダ名)
ファイル、フォルダ情報が書き込まれているメモリ内の位置を
示します。
マイコンからこのデータを使用してダイレクト選曲が可能です。
ファイルの種類が出力されます。
0x0Y= フ ァ イ ル -native (LFN,SFN), 0x1Y= フ ォ ル ダ -native
(LFN,SFN),
0x8Y=ファイル-UTF16LE (LFN),
0x9Y=フォルダ-UTF16LE
(LFN),
Y は以下の場合となります。
0x1=MP3, 0x2=WMA, 0x3=AAC, 0x4=WAV,
0x5-0xE=reserve, 0xF,0x0=other file
0x00
ファイル、フォルダ情報が書き込まれているメモリ内のクラスタ
番号を示します。
ファイル名(フォルダ名)を前詰めで出力します。
注意
曲再生中にブラウジング操作を頻繁に行うと、アクセスの遅いデバイスでは音飛びが発生する場合があります。
18. ファイルデータリード操作
メモリ内の指定ファイルのデータ内容を読み出すことが可能です。
ファイル名の指定は、ファイル名と拡張子を含めたフルパス(256 バイト以内)で指定します。
ファイル名と拡張子を含めたフルパスは 256 バイト以内で 16 階層まで対応します。
上記動作は、システム動作モードが FILE READ モードの時に実行できます。
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19. マイコンへの割り込み IRPTO 端子
本機種は一部のステータスの変化が、マイコンへの割り込み通知用として IRPTO 端子に出力されます。
IRPTO 端子が H の時、割り込みが発生していることを示します。レベル検出の割り込みポートへ接続してください。
IRPTO 割り込み出力条件は二つのモードから SEL_IRPTO コマンドを使用して選択できます。
可変割り込みモード:ホストマイコンの設定により、複数のステータス変化を統合した割り込みを出力します。
固定割り込みモード:システム動作モードに応じて、単一のステータス変化により割り込みを出力します。
19.1 可変割り込みモード
可変割り込みモードでは、本機種のステータスレジスタのうち、下記のステータスレジスタのいずれかに変化が
あった場合に、IRPTO 端子からマイコンへ割り込み要求を発生します。
SET_MASK_00~SET_MASK_37 コマンドを使用して、割り込み要因を選択できます。割り込み要因の初期値は
網掛けのステータスです。
Table 18. 割り込み要因となるステータス
OFFSET
Status
bit6
bit5
STATUS1
STATUS3
bit7
(MSB)
ERROR
USBINS
0x00
0x02
SEARCH
SDINS
USBFILE
0x22
BROWSESTAT
ANA_ERR
0
0
0x2F
FIOSTAT
FIOERR
0
0
0x37
MEMINFO
bit4
bit3
bit2
bit1
BUSY
SDFILE
GET_TAG
_END
FIOOPEN
MCHNG
MDEVUSB
STOP
MDEVSD
PAUSE
PDEVUSB
MEMINFO
GET_TAG_ID
FRDREADY
LUN_BUSY
bit0
(LSB)
PLAY
PDEVSD
ANA_CUR
0
FIOSEARCH FIOMODE
LUN_READY
reseve
reseve
_RENEW
READ_IRPTO_FACTOR コマンドを使用して上記のステータスを読み出すと、IRPTO は L に戻ります。
以下に READ_IRPTO_FACTOR コマンドにより読み出される割り込み要因データの構造を示します。
上記のステータスの値と、割り込み要因となっている bit を示すフラグが出力されます。
ステータスが変化した場合、割り込み要因フラグの対応する bit が H となります。
例えば ERROR ステータスの発生により割り込みが発生し、その他のステータスに変化が無い場合、割り込み要因フラ
グ 1 は 0x80 となります。
Table 19. 割り込み要因データ構造
ステータス
OFFSET
0x38 + 0x0
バイト数
内容
NAME
1
ステータス値 1
(Offset : 0x00) STATUS1 に対応
0x38 + 0x1
1
ステータス値 2
(Offset : 0x02)STATUS3 に対応
0x38 + 0x2
1
ステータス値 3
(Offset : 0x22)BROWSESTAT に対応
0x38 + 0x3
1
ステータス値 4
(Offset : 0x2F)FIOSTAT に対応
0x38 + 0x4
1
ステータス値 5
(Offset : 0x37)MEMINFO に対応
0x38 + 0x5
1
割り込み要因フラグ 1
ステータス値 1 に対応する要因フラグ
0x38 + 0x6
1
割り込み要因フラグ 2
ステータス値 2 に対応する要因フラグ
0x38 + 0x7
1
割り込み要因フラグ 3
ステータス値 3 に対応する要因フラグ
0x38 + 0x8
1
割り込み要因フラグ 4
ステータス値 4 に対応する要因フラグ
0x38 + 0x9
1
割り込み要因フラグ 5
ステータス値 5 に対応する要因フラグ
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19.2 固定割り込みモード
固定割り込みモードではシステム動作モードに応じて、単一のステータス変化により割り込みを出力します。
以下に各システム動作モードに対応する割り込み発生条件を示します。
状態
割り込み
PLAYER MODE
MEMINFO = 0x3
FILE READ MODE
FRDREADY
内容
ステータスレジスタ MEMINFO(OFFSET=0x37)[7:4]の
値が 0x3 である場合に割り込み発生
ステータスの内容については、6.4.14 選択メモリ情報を参照
してください。
クリア条件;メモリの抜去により割り込みはクリアされます
指定ファイルが検索されリード準備ができている時 割込み
発生
クリア条件;データが読み出された時(ブロック単位)クリア
20. 直前のコマンド処理状況
ステータスレジスタ STATUS6(OFFSET=0x05) PRECOMSTAT として直前のコマンド処理状況を出力します。
STATUS6(OFFSET=0x05)の bit0 と STATUS2 (OFFSET=0x01)の bit2 は同じ値であり、
”0”の時直前のコマンドは正常に処理されており、”1”の時直前のコマンドは処理されていません。
以下に出力値の詳細を示します。
値
0x01
0x03
0x05
0x07
0x09
0x0B
0x0F
0x15
NAME
UNCLASSIFIED
UNKNOWN CMD
SEARCH
INVALID ARG
WRONG MODE
NOT READY
NOT IMPLEMENTED
DEVICE ERROR
未処理原因
未分類エラー
未定義コマンド
サーチ動作中
無効なパラメータ検出
現在のシステム動作モードでは無効なコマンド
初期化未完了
機能未実装
デバイスエラー
21. 選択メモリ情報
現在選択されているデバイスの種類および情報を READ_MEMINFO コマンドで出力します。
出力値はメモリ抜去、CHG_DEV コマンド受信時にクリアされ、マウント完了時に更新されます。
以下に出力値の詳細を示します。
値[7:4]
0x0
0x1
0x2
0x3
0x4
0x5
0x6
0x7
0x8-0xF
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内容
マウントされた USB デバイス(再生可能デバイス)
マウント不可の USB(ファイルシステム非対応な
ど)
USB LOW SPEED デバイス
DEVICE CONFIGRATION が2つ以上有る USB デ
バイス
認識できない USB デバイス・SD デバイス
(USB エニュメレーションに失敗など)
MEMINFO 未確定
SD Card
Bit7 がHの場合はHUBがあることを表します
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22. メディアマウントエラー時プロセス情報
READ_MOUNT_ERROR コマンドによりメディアマウントのどの段階で失敗したかの情報を出力します。
ERROR=1 となった後にこのコマンドを読み出すことにより、より詳細にどのプロセス実行中にエラーが発生している
かが分ります。
例えば ERROR=1 の時、1st byte=0x08 or 0x09 の場合 TEST UNIT READY もしくは REQUEST SENSE のプロセスで
デバイスからの応答失敗しているためマウントエラーとなります。
読出し値の 1st byte(offset=0)は USB マウント時のプロセス状態を出力します。
読出し値は失敗した処理に対応します。
読出し値は USB マウント開始時にクリア、マウントの成否にかかわらずマウント完了時に更新されます。
読出し値
プロセス状態内容
読 出 し
プロセス状態内容
値
0x00
0x10
GET_DEVSTATUS
動作開始前
0x01
0x11
デバイスディスクリプタ
セクタリードコマンド送信
取得
0x02
SET_ADDRESS
0x12
セクタデータリード受信
0x03
0x13
コンフィグディスクリプ
セクタリードステータス受
タ取得
信
0x04
0x14
End Point 接続
0x05
SET_Configuration
0x15
0x06
GET MAX LUN
0x16
0x07
CLEAR_FEATURE
0x17
デバイスサブクラス対象外
0x08
INQUIRY
0x18
HUB のみ接続
0x09
TEST UNIT READY
0x19
LOW DEVICE 検出
0x0A
REQUEST SENSE
0x0B
READ_CAPACITY
0x0C
CLEAR_PORT_FEATURE
0x0D
GET_PORT_STATUS
0x0E
SET_PORT_FEATURE
0x0F
HUB ディスクリプタ取得
読出し値の 2nd byte(offset=1)は SD 初期化時のプロセス状態を出力します。
成功した処理に対応する bit が 1 になります。
読出し値は SD マウント開始時にクリア、マウント中順次更新され、マウントの成否にかかわらずマウント完了時で更
新が止まります。動作開始前は 0x00 が読み出されます。
bit
内容
0
CMD0 応答
1
CMD8 応答
2
CMD55 応答
3
CMD41 応答
4
CMD58 応答
5
CMD1 応答
読出し値の 10th byte(offset=9)は FAT ファイルシステム解析時のプロセス状態を出力します。
読出し値は失敗した処理の内容に対応します。
読出し値はマウント中順次更新され、マウントの成否にかかわらずマウント完了時で更新が止まります。
読出し
内容
値
0x00
動作開始前
0x01
MBR 読み出し
0x02
MBR 解析
0x03
BPB 解析
0x04
FAT テーブルチェック
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23. パッチコードのダウンロード
本 LSI は特異な USB メモリ、SD カードへのプレイアビリティー向上のためにパッチコードのダウンロードに対応します。
2
Config モードにて、I C 経由でマスターマイコンからパッチのダウンロードを行えます。
BU94502AMUV のパッチイメージ全体のサイズは最大 8440Byte です。パッチイメージは 504 バイト以内のパケット単位に
分 割 し 、 SET_PATCH_CODE コ マ ン ド に て 送 信 し て く だ さ い 。 全 パ ッ チ イ メ ー ジ パ ケ ッ ト を ダ ウ ン ロ ー ド 後 、
SET_PATCH_CRC にて有効化してください。
CRC の演算は以下の条件で行います。
・生成多項式は CRC-CITT(X^16 + X^12+X^5+1)を使用
・初期値は 0xFFFF
・出力 XOR は 0x0000
・ビット送りは右送り
本 LSI
パッチイメージ全体
パッチイメージパケット #1
CRC#1
SET_PATCH_CODE
プログラム RAM 領域へ格納
パッチイメージパケット #2
CRC#2
SET_PATCH_CODE
プログラム RAM 領域へ格納
パッチイメージパケット #3
CRC#3
SET_PATCH_CODE
プログラム RAM 領域へ格納
・
・
・
・
・
・
パッチイメージパケット #n
CRC#n
パッチイメージ全体
の CRC
・
・
・
SET_PATCH_CODE
SET_PATCH_CODE
プログラム RAM 領域へ格納
全体の CRC をチェックし
パッチイメージ有効フラグを立てる
Figure 32. パッチコードダウンロード概念図
24. Watch dog Timer
システムのハングアップを監視しハングアップ時にはリセットを行なう Watch Dog Timer を内蔵しています。
DIS_WDT により Watch Dog Timer を無効に出来ます。1 度無効状態にするとリセットが入力されるまで有効には出来ませ
ん。Watch Dog Timer が有効な時、外部状態に関係なく LSI 内部でハングアップを検出すると LSI 内部でシステムリセット
を行ないます。
マスターマイコン(外部)より、LSI が Watch Dog Timer によりリセットされたかどうかを監視したい時はコマンド
SET_WDT により STATUS WDT_RFLG にHを書込み、このステータスを監視してください。このステータスは、リセット
後は L が読み出されます。このためコマンド SET_WDT によりHを書き込んだ後定期的にステータスを読出したときにL
が読み出された時は Watch Dog Timer によりリセットが行なわれたと判断できます。
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BU9450xAxxx series
●使用上の注意
(1) パワーオンリセットについて
電源起動時はRESETX端子をLowレベルに保持し、3.3V系電圧とシステムクロックの発振が安定した後、100us後に
RESETX端子を立ち上げてください。
また、動作中にリセットを行なう場合、RESETX 端子を 100us 以上 Low レベルにしてください。
(2) USB メモリ、SD メモリカードとの相性について
USB メモリ、SD メモリカードのファイル構造や通信速度によっては、正常に音楽再生ができないことがあります。
(3) 電源投入時について
複数電源を持つ IC では電源投入順序、遅れにより、瞬間的にラッシュカレントが流れる場合がありますので、電源
カップリング容量や電源、GND パターン配線の幅、引き回しに注意してください。
(4) 絶対最大定格について
印加電圧及び動作温度範囲などの絶対最大定格を超えた場合は、LSI が破壊することがあります。絶対最大定格を
超える電圧及び温度を印加しないでください。絶対最大定格を超えるような事が考えられる場合には、ヒューズなど
の物理的な安全対策を実施して頂き、LSI に絶対最大定格を超える条件が印加されないようご検討ください。
(5) GND 電位について
GND 端子の電圧はいかなる動作状態においても、最低電圧になるようにしてください。
過渡現象を含めて、各端子電圧が GND 端子よりも低い電圧になっていないことを実際にご確認下さい。
(6) 熱設計について
実使用状態での許容損失を考慮して、十分なマージンを持った熱設計を行ってください。VQFN040V6060 パッケー
ジ(BU94501AMUV / BU94502AMUV)は、裏側にフレームを露出させており、この部分には放熱処理を施し放熱効
率を上げて使用することを想定しております。基板表面だけでなく基板裏面にも放熱パターンをできるだけ広くとっ
てご使用ください。
(7) 端子間ショートと誤実装について
LSI を基板に実装する時には、LSI の方向や位置ずれに十分注意してください。誤って実装し通電した場合、LSI を破
壊することがあります。また、LSI の端子間や端子と電源間、端子と GND 間に異物が入るなどしてショートした場
合についても破壊することがあります。
(8) 強電磁界内での動作について
強電磁界内での使用は、誤動作をする可能性がありますので十分ご評価ください。
(9) ブラウジング動作について
通信速度の遅いメモリでの曲再生中のブラウジング動作は、音飛びを発生する場合があります。
(10) MP3 ファイル再生時間について
MP3 ファイル再生時に取得できる再生時間は、早送り再生、巻き戻し再生、VBR 再生時にずれる場合があります。
(11) WMA について
Windows Media Audio は、マイクロソフト社が開発した音声圧縮方式です。
Windows Media は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
2
(12) I C フォーマット I/F について
本 LSI は I2C フォーマットを採用しておりますが、レベルシフタは内蔵していません。
このため本 LSI の動作電源電圧外のデバイスとの接続にはレベルシフタを使用してください。
(13) Made for iPod / iPhone / iPad ライセンシーについて
BU94502AMUV / BU94502AKS2 の御使用には Made for iPod / iPhone / iPad ライセンシーであることが条件になり
ます。
この文書の取り扱いに対して
この文書の日本語版が、正式な仕様書です。この文書の翻訳版は、正式な仕様書を読むための参考としてください。
なお、相違が生じた場合は、正式な仕様書を優先してください。
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BU9450xAxxx series
●発注形名情報
B
U
9
4
5
0
x
A
Part Number
BU94502A (iPod 対応)
BU94501A (iPod 非対応)
x
x
x
-
Package
MUV: VQFN040V6060
KS2: SQFP-T52M
x
x
包装、フォーミング仕様
E2:リール状エンボステーピング
無: トレイ、チューブ
VQFN040V6060 はリール状エンボステーピング、
SQFP-T52M はトレイでの提供
●外形寸法図
BU94501AMUV / BU94502AMUV ( VQFN040V6060 )
BU94501AKS2 / BU94502AKS2 ( SQFP-T52M )
U9450xAKS2
1PINmark
Lot No.
(UNIT : mm)
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BU9450xAxxx series
●標印図
SQFP-T52M(TOP VIEW)
VQFN040V6060 (TOP VIEW)
Part Number Marking
Part Number Marking
LOT Number
LOT Number
1PIN MARK
形名
1PIN MARK
標印
発注可能形名
BU94501AMUV
BU94501
AMUV
BU94501AMUV-E2
BU94501AKS2
U94501AKS2
BU94501AKS2
BU94502AMUV
BU94502
AMUV
BU94502AMUV-E2
BU94502AKS2
U94502AKS2
BU94502AKS2
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BU9450xAxxx series
●改訂履歴
Date
Revision
02.Jul.2012
13.Jul.2012
001
002
10.Dec.2012
003
Changes
New Release
P.4:BU9450xAxxx シリーズ仕様比較表 再生可能 AAC ファイル誤記修正 *.asf => *.3gp
P.2, 3:基本アプリケーション回路 注意事項追加
P.7, 8:端子説明 Pull-Up 付きの端子に対する注意事項追加
P.48:SET_CLRPATH_CUR コマンド仕様追加
その他詳細説明の追加、表記構成の適正化
P.34:ABOT コマンド TAG 解析中断オプションの削除
P.46,51:GET_PATH_CURSOR コマンド削除
P.48,51:SET_CLRPATH_CUR コマンド削除
P.53,55,66:GET_PATH_END FLAG 削除
P.53,54,66:DET_HUB, DET_UNSUP, DET_VENDOR FLAG 削除
P.59,60:READ_BROWSE_PATH コマンド削除
P.64:Table16.ファイルパス情報レジスタ構造削除
P.41:HOME コマンドのランダム設定時の動作説明追加
P.42:FOL+コマンドのランダム設定時の動作説明追加
P.43:FOL-コマンドのランダム設定時の動作説明追加
その他詳細説明の追加、表記構成の適正化
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ご注意
ローム製品取扱い上の注意事項
1.
本製品は一般的な電子機器(AV 機器、OA 機器、通信機器、家電製品、アミューズメント機器等)への使用を
意図して設計・製造されております。従いまして、極めて高度な信頼性が要求され、その故障や誤動作が人の生命、
身体への危険若しくは損害、又はその他の重大な損害の発生に関わるような機器又は装置(医療機器(Note 1)、輸送機器、
交通機器、航空宇宙機器、原子力制御装置、燃料制御、カーアクセサリを含む車載機器、各種安全装置等)(以下「特
定用途」という)への本製品のご使用を検討される際は事前にローム営業窓口までご相談くださいますようお願い致し
ます。ロームの文書による事前の承諾を得ることなく、特定用途に本製品を使用したことによりお客様又は第三者に生
じた損害等に関し、ロームは一切その責任を負いません。
(Note 1) 特定用途となる医療機器分類
日本
USA
EU
CLASSⅢ
CLASSⅡb
CLASSⅢ
CLASSⅣ
CLASSⅢ
中国
Ⅲ類
2.
半導体製品は一定の確率で誤動作や故障が生じる場合があります。万が一、かかる誤動作や故障が生じた場合で
あっても、本製品の不具合により、人の生命、身体、財産への危険又は損害が生じないように、お客様の責任において
次の例に示すようなフェールセーフ設計など安全対策をお願い致します。
①保護回路及び保護装置を設けてシステムとしての安全性を確保する。
②冗長回路等を設けて単一故障では危険が生じないようにシステムとしての安全を確保する。
3.
本製品は、一般的な電子機器に標準的な用途で使用されることを意図して設計・製造されており、下記に例示するよう
な特殊環境での使用を配慮した設計はなされておりません。従いまして、下記のような特殊環境での本製品のご使用に
関し、ロームは一切その責任を負いません。本製品を下記のような特殊環境でご使用される際は、お客様におかれ
まして十分に性能、信頼性等をご確認ください。
①水・油・薬液・有機溶剤等の液体中でのご使用
②直射日光・屋外暴露、塵埃中でのご使用
③潮風、Cl2、H2S、NH3、SO2、NO2 等の腐食性ガスの多い場所でのご使用
④静電気や電磁波の強い環境でのご使用
⑤発熱部品に近接した取付け及び当製品に近接してビニール配線等、可燃物を配置する場合。
⑥本製品を樹脂等で封止、コーティングしてのご使用。
⑦はんだ付けの後に洗浄を行わない場合(無洗浄タイプのフラックスを使用された場合も、残渣の洗浄は確実に
行うことをお薦め致します)、又ははんだ付け後のフラックス洗浄に水又は水溶性洗浄剤をご使用の場合。
⑧本製品が結露するような場所でのご使用。
4.
本製品は耐放射線設計はなされておりません。
5.
本製品単体品の評価では予測できない症状・事態を確認するためにも、本製品のご使用にあたってはお客様製品に
実装された状態での評価及び確認をお願い致します。
6.
パルス等の過渡的な負荷(短時間での大きな負荷)が加わる場合は、お客様製品に本製品を実装した状態で必ず
その評価及び確認の実施をお願い致します。また、定常時での負荷条件において定格電力以上の負荷を印加されますと、
本製品の性能又は信頼性が損なわれるおそれがあるため必ず定格電力以下でご使用ください。
7.
許容損失(Pd)は周囲温度(Ta)に合わせてディレーティングしてください。また、密閉された環境下でご使用の場合は、
必ず温度測定を行い、ディレーティングカーブ範囲内であることをご確認ください。
8.
使用温度は納入仕様書に記載の温度範囲内であることをご確認ください。
9.
本資料の記載内容を逸脱して本製品をご使用されたことによって生じた不具合、故障及び事故に関し、ロームは
一切その責任を負いません。
実装及び基板設計上の注意事項
1.
ハロゲン系(塩素系、臭素系等)の活性度の高いフラックスを使用する場合、フラックスの残渣により本製品の性能
又は信頼性への影響が考えられますので、事前にお客様にてご確認ください。
2.
はんだ付けはリフローはんだを原則とさせて頂きます。なお、フロー方法でのご使用につきましては別途ロームまで
お問い合わせください。
詳細な実装及び基板設計上の注意事項につきましては別途、ロームの実装仕様書をご確認ください。
Notice - GE
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Rev.002
Datasheet
応用回路、外付け回路等に関する注意事項
1.
本製品の外付け回路定数を変更してご使用になる際は静特性のみならず、過渡特性も含め外付け部品及び本製品の
バラツキ等を考慮して十分なマージンをみて決定してください。
2.
本資料に記載された応用回路例やその定数などの情報は、本製品の標準的な動作や使い方を説明するためのもので、
実際に使用する機器での動作を保証するものではありません。従いまして、お客様の機器の設計において、回路や
その定数及びこれらに関連する情報を使用する場合には、外部諸条件を考慮し、お客様の判断と責任において行って
ください。これらの使用に起因しお客様又は第三者に生じた損害に関し、ロームは一切その責任を負いません。
静電気に対する注意事項
本製品は静電気に対して敏感な製品であり、静電放電等により破壊することがあります。取り扱い時や工程での実装時、
保管時において静電気対策を実施の上、絶対最大定格以上の過電圧等が印加されないようにご使用ください。特に乾燥
環境下では静電気が発生しやすくなるため、十分な静電対策を実施ください。
(人体及び設備のアース、帯電物からの
隔離、イオナイザの設置、摩擦防止、温湿度管理、はんだごてのこて先のアース等)
保管・運搬上の注意事項
1.
本製品を下記の環境又は条件で保管されますと性能劣化やはんだ付け性等の性能に影響を与えるおそれがあります
のでこのような環境及び条件での保管は避けてください。
①潮風、Cl2、H2S、NH3、SO2、NO2 等の腐食性ガスの多い場所での保管
②推奨温度、湿度以外での保管
③直射日光や結露する場所での保管
④強い静電気が発生している場所での保管
2.
ロームの推奨保管条件下におきましても、推奨保管期限を経過した製品は、はんだ付け性に影響を与える可能性が
あります。推奨保管期限を経過した製品は、はんだ付け性を確認した上でご使用頂くことを推奨します。
3.
本製品の運搬、保管の際は梱包箱を正しい向き(梱包箱に表示されている天面方向)で取り扱いください。天面方向が
遵守されずに梱包箱を落下させた場合、製品端子に過度なストレスが印加され、端子曲がり等の不具合が発生する
危険があります。
4.
防湿梱包を開封した後は、規定時間内にご使用ください。規定時間を経過した場合はベーク処置を行った上でご使用
ください。
製品ラベルに関する注意事項
本製品に貼付されている製品ラベルに QR コードが印字されていますが、QR コードはロームの社内管理のみを目的と
したものです。
製品廃棄上の注意事項
本製品を廃棄する際は、専門の産業廃棄物処理業者にて、適切な処置をしてください。
外国為替及び外国貿易法に関する注意事項
本製品は外国為替及び外国貿易法に定める規制貨物等に該当するおそれがありますので輸出する場合には、ロームに
お問い合わせください。
知的財産権に関する注意事項
1.
本資料に記載された本製品に関する応用回路例、情報及び諸データは、あくまでも一例を示すものであり、これらに
関する第三者の知的財産権及びその他の権利について権利侵害がないことを保証するものではありません。従いまして、
上記第三者の知的財産権侵害の責任、及び本製品の使用により発生するその他の責任に関し、ロームは一切その責任を
負いません。
2.
ロームは、本製品又は本資料に記載された情報について、ローム若しくは第三者が所有又は管理している知的財産権
その他の権利の実施又は利用を、明示的にも黙示的にも、お客様に許諾するものではありません。
その他の注意事項
1.
本資料の全部又は一部をロームの文書による事前の承諾を得ることなく転載又は複製することを固くお断り致します。
2.
本製品をロームの文書による事前の承諾を得ることなく、分解、改造、改変、複製等しないでください。
3.
本製品又は本資料に記載された技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用、あるいはその他軍事用途目的で
使用しないでください。
4.
本資料に記載されている社名及び製品名等の固有名詞は、ローム、ローム関係会社若しくは第三者の商標又は登録商標
です。
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Rev.002
Datasheet
一般的な注意事項
1.
本製品をご使用になる前に、本資料をよく読み、その内容を十分に理解されるようお願い致します。本資料に記載
される注意事項に反して本製品をご使用されたことによって生じた不具合、故障及び事故に関し、ロームは一切
その責任を負いませんのでご注意願います。
2.
本資料に記載の内容は、本資料発行時点のものであり、予告なく変更することがあります。本製品のご購入及び
ご使用に際しては、事前にローム営業窓口で最新の情報をご確認ください。
3.
ロームは本資料に記載されている情報は誤りがないことを保証するものではありません。万が一、本資料に記載された
情報の誤りによりお客様又は第三者に損害が生じた場合においても、ロームは一切その責任を負いません。
Notice – WE
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Rev.001
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