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No.315(平成27年11月)(PDF形式:560KB)

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No.315(平成27年11月)(PDF形式:560KB)
神戸市立図書館報
(左)4 代目
避難所の指定を受けて
みどり号
(右)自動車図書館風景(学園南緑地)
渋谷
敬一
阪神・淡路大震災から 20 年を迎えようとしている
なかで、やっと中央図書館も耐震化工事を終えるこ
とができた。そして、避難所の指定を受け、今日に
至っている。
避難所とは、災害発生時などで人々が避難する場
所、また避難勧告が発令されたときに避難すべき場
所とされており、各自治体が指定している。
災害発生時に備え、多くの場合においては、地域
住民にとって身近であり、一定の広さのある公共施
設が地域の緊急避難場所や避難所に指定されている。
一方で、災害が発生してから施設の防災機能を充実
させることは困難が伴う。そのため、地域の緊急避
難場所や避難所として必要な諸機能を備えておくこ
とが必要である。
それでは、中央図書館が避難所としての諸機能を
備えているのかを検証してみる。
避難所として利用するためには①耐震性・耐火性
などの耐震対策を図れている、②非常用設備の機能
を適正に維持管理している、③施設内に避難者及び
備蓄スペースを確保できている、などが主な項目で
ある。
①については、耐震工事を完了しているため、耐
震対策は万全であると考えている。②については、
真っ暗になってしまうと、避難者が移動するうえで
危険である上、精神的にも心細くなってしまうため、
避難所となる公共施設は停電時でも一定の照明を確
保することが求められる。このため、蓄電機能付き
の太陽光発電設備や自家用発電機を作動させる。中
央図書館内で発電することで、照明を確保しなけれ
ばならないのである。現在、中央図書館では蓄電機
能付きの太陽光発電設備は整備されていないが、自
家用発電機が設置されている。非常時には、約 10
時間電気の供給が可能である。しかし、点検の結果、
発電機が機能しない状態であることが判明したため、
緊急対策を講じているところである。また、③の避
難者の居住スペースに当たっては、プライバシーに
も配慮した広さ(概ね一人当たり 2~3 ㎡)と室内共
用通路を確保する必要がある。他に居住環境を整え
るため、衛生的な環境の下で避難者の生活が送れる
よう清潔で快適なトイレの確保がある。非常時に既
設トイレが使用できない場合、簡易トイレ・携帯ト
イレ(なるべく高齢者や障害者の使いやすい洋式便
器を整備)の備蓄は非常に重要である。仮設風呂や
簡易シャワーのスペース確保も考えておくべきであ
ろう。
現在、中央図書館では避難所の居住スペースとし
て、1 号館 1F ロビー(収容人数 100 人)、2 号館 2F・
3F 閲覧室(収容人数 150 人)を用意している。また、
地下倉庫に備蓄スペースを設け、飲料水、アルファ
化米、クラッカー、缶詰、粉ミルク、毛布、サバイ
バルシート、紙おむつ(乳幼児・成人)などを準備
している。特に支援物資が届くまでの 3 日間程度の
食糧の備蓄は最低限確保する必要があり、物資の内
容や量は絶えず把握するよう努めている。
このように思いついたことだけを述べてきたが、
避難者を受け入れる避難所として、少しずつではあ
るが、施設設備を整え、施設内の避難者・備蓄スペ
ースの確保を整えていかなければならず、まだまだ
課題が多いと感じた次第である。
(総務課総務係長)
平成 27 年 11 月
No.315
平成 27 年度
自動車図書館ステーションの再編について
八尾 浩之
1.ステーション再編の概要
自動車図書館は、その機動性を活かして、神戸市
立図書館の図書館サービスの一翼を担ってきた。こ
の度、神戸市全域の図書館サービス網を再構築する
一環として、ステーションの再編が立案・実施され
た。
今回は平成元年以来の大幅な再編であるが、大ま
かな流れは以下のとおりである。
① 市民図書室のうち、ひよどり台小学校、桜が丘
小学校、北山小学校に新しく予約図書受取コーナ
ーが設置された。これに伴い、さらなる効果的な
全域サービス運営のため、自動車図書館のステー
ションを見直すこととした。
② 新設コーナーに隣接する巡回ステーションを統
廃合し、新たにサービス網の空白地域に新規のス
テーションを設置することとした。新規巡回地域
の条件としては、巡回要望がある、隣接地域にス
テーションが存在しない、中央図書館ならびに各
地域館から離れている、新興住宅地であり若年人
口が多く、現在及び将来の需要が多い地域が望ま
しい、などを考慮した。
③ 統廃合したステーションは、北区のひよどり台
北・南公園(→ひよどり台公園に統合)、西区の桜
が丘公園、秋葉台中公園(→桜が丘東町公園に統
合)
、北山東公園(廃止→富士見が丘中公園に吸収)
の計 5 か所である。
また、上記の条件を満たす新規ステーションと
して、北区上津台の菅生公園、鹿の子台南町の扇
谷公園、垂水区小束山の小束山 3 丁目公園、学が
丘の学が丘北公園、舞多聞東の学園南緑地、西区
枝吉の蓮池公園の計 6 か所を定めた。
④ 統廃合・新規ステーションの運用を平成 27 年 7
月から開始した。
2.ステーション再編のスケジュール及び経緯
再編案自体は平成 26 年半ばから出ていたが、27
年 1 月から本格的に作業を開始した。
1 月から新規ステーション及び統合・廃止するス
テーションの選定を行い、巡回日程の調整などは 4
月頭まで食い込んだ。各区自治会や区役所に対する
広報、説明会の実施やパンフレットの配布など、各
種 PR 活動は 4 月~6 月半ばまで行い、何とか 7 月の
本番には間に合わせることができた。
- 2-
新規ステーションに関しては住民の要望を踏まえ
た選定であり、PR も十分であったため、初日から混
乱もなくスタートを切れた。
「以前からの念願でした」
というお声もいただいた。
学園南緑地の初日には、垂水区の区長も視察に訪
れ、大変なにぎわいを実際に見ていただくことがで
きた。区のホームページにも載せていただけた。
統合するステーションに関しては、場所や時間帯
を大幅に変更したが、新ステーションを旧ステーシ
ョンから等間隔の位置にある公園にしたため、以前
からの利用者の過半数が引き続き新しいステーショ
ンを利用しているようである。
廃止したステーションについては、本来近隣の富
士見が丘中公園と北山東公園を統合すべきであった
が、両方のステーションの中間に適当な公園がなか
ったこと、その位置に予約図書受取コーナーの北山
小学校があることなどから、統合ではなく北山東公
園の廃止を決定した。このステーションの廃止につ
いては、利用者に対する説明に行き違いがあったも
のの、現地で利用者へ直接説明等を行い、ご了承を
いただくことが出来た。
なお、7 月以降はひよどり台や桜が丘の統合した
ステーションと比べて距離があるせいか、富士見が
丘中公園まで足を運んで利用している北山東公園の
利用者は 1~2 名ほどしかいないようである。
3.新規ステーションの利用実績
新規ステーションの 7~10 月現在の利用の実績に
ついてであるが、
利用者数は
菅生公園が計 176 名で月平均 44 名、扇谷公園が計
98 名で月平均 25 名、小束山 3 丁目公園が計 160 名
で月平均 40 名、学が丘北公園が計 116 名で月平均
29 名、学園南緑地が計 418 名で月平均 105 名、蓮池
公園が計 90 名で月平均 23 名となっている。
貸出冊数は
菅生公園が計 644 冊で月平均 161 冊、扇谷公園が
計 461 冊で月平均 115 冊、
小束山 3 丁目公園が計 686
冊で月平均 172 冊、学が丘北公園が計 337 冊で月平
均 84 冊、学園南緑地が計 1631 冊で月平均 408 冊、
蓮池公園が計 215 冊で月平均 54 冊となっている。
特に学園南緑地については、児童書の貸出冊数が
成人図書の貸出冊数の 4 倍以上となっており、子供
達や小さなお子さんを持つ子育て世代に広くご利用
いただいているようである。新しい宅地造成も盛ん
な地域であり、今後も利用は伸び続けていくと考え
られる。
一方で、蓮池公園については児童書の利用が極端
に少ないという結果が出ている。元々子供の数が少
ない地域なのかもしれないが、今後児童書の利用冊
数が伸びるような PR を展開していけば、利用増につ
ながるのではないか。
〈新規採用職員エッセイ〉
4.現状分析と来年度以降の再編計画
新規ステーションへの巡回が始まり 4 ヶ月が経過
したが、統計的に見ると学園南緑地を除けばそれほ
ど突出して利用が大きいわけではない。
冒頭に記したように、新規ステーションの選定に
当たって、巡回要望が出ている地域を最優先に選ん
だが、イコール数字上に実績として現れるかどうか
は未知数である。今回と同じように地域住民から強
い要望があり、以前に開設した福田が辻公園や井吹
台中公園といったステーションが、現段階では目だ
って利用人数や貸出冊数が増えているわけではない。
十分なリサーチを行っても、ふたを開けてみなけれ
ば分からないとも言える。
垂水区舞多聞東の学園南緑地と北区上津台の菅生
公園の 2 箇所は期待値が高かったが、菅生公園は今
のところ全体の中ではほぼ平均値といったところで
ある。一方、学園南緑地は 8 月に雨が降ったせいで
平均値が落ちたが、10 月に入ってからも新規登録者
が増えており、今後も利用増が期待できるステーシ
ョンである。
来年度以降についてもステーション再編の検討を
進める必要がある。今年度は事前に現地を視察した
結果、みどり号が乗り入れできる公園がなかったた
め見送った垂水区本多聞地区の自治会から、新たな
要望をいただいている。そして、舞多聞地区では 10
年前には存在していなかった新興住宅地において新
しく都市開発が進行中であり、それを見越して新規
ステーションを立ち上げる必要性がある。また、今
までは自動車図書館のステーションは北・西・須磨
区の3つの区に限られてきたが、利用数が頭打ちの
状態であった。今回新しく垂水区にも巡回地を設置
したことにより、今まで行っていなかった区に進出
するテストケースになることも考えられる。
今回の再編では、新しく垂水区がステーションと
して加わったため、巡回ローテーションの大幅な見
直しの結果、曜日や時間の大幅な変更、短縮があっ
た。そのため今までの利用者の中には、利用できな
くなったというケースも何件か見られた。
こういったケースを防ぐためにも、来年度以降の
再編に関しては、ステーションの統合や廃止を行う
に際しても、出来るだけ日程そのものは変更を少な
くして、現在利用している方の負担にならないよう
に考慮していく必要がある。
今後も自動車図書館の機動性を生かして、幅広い
利用に繋がっていくことができればと考えている。
(市民サービス係)
神戸市立中央図書館で働き始めてから半年が過
ぎました。私の配属された「資料係」は書誌デー
タの作成や、資料の購入・支払いなど普段は見る
ことのない業務を行う係で、日々新しいことと格
闘しています。半年前に比べると、図書館で働く
ことに慣れてきたように感じています。
「図書館で働く=カウンターでの仕事」という
イメージをお持ちの方が多いかと思います。私が
知人に仕事の話をしても、何をしているのか理解
して貰えないことがほとんどです。本に関するデ
ータを作成しているという話をしたときには、
「デ
ータ入力だけなら専門職じゃなくてもよいので
は?」と言われ、とても悔しい思いをしたこともあ
ります。どうすれば自分の仕事について上手く説
明できるようになるのか、と考えたときに自分の
仕事を理解することが重要だと思い、まずは先輩
方の姿をしっかりと見ることにしました。
本に関するデータを作成する業務では、新しく
入ってきた本 1 冊 1 冊を手に取り、どこの棚に置
けば本が埋もれず、利用者の方に見つけてもらい
やすいか、ということを考え、資料係で決めきれ
ない場合は他の係の方とも相談をする。1 冊の本
に対して本当に丁寧に向き合っている先輩方の姿
を見て、自分の仕事にどういう意味があり、それ
がその後どのように繋がっていくのかということ
がなんとなく見えてくるようになりました。
図書館学の五法則の 1 つに「いずれの本にもす
べて、その読者を」というものがあります。司書
資格を取得するために勉強をしているときにこの
法則に出会ったのですが、その時はどういうこと
なのか、あまりぴんときませんでした。自分の仕
事について考えてみて初めて、この法則の内容が
少しは理解できたように思います。
利用者の方はもちろん、現場で働く職員にも見
つけて貰いやすいように、請求記号を決めたり、
書誌データを作成したりする。今後、仕事につい
て聞かれたときには、自信を持って何をしている
か答えたいと思います。
私は司書として歩み始めたばかりで、まだまだ
知らないことだらけなので、先輩方の姿をしっか
りと見て、日々勉強していきたいと思います。
いずれの本にもすべて、その読者を
上田 亜弓
- 3 -
(資料係)
-資料の取扱いについて-
平成 9 年に須磨区で発生した連続児童殺傷事件の
加害者が執筆した手記『絶歌』について、神戸市立
図書館では、
「当該図書の発注は差し控え、所蔵しな
い」という対応を、6 月 23 日に開催した中央図書館
管理職で構成する図書館運営会議で決定した。
表現の自由、言論・出版の自由は憲法で保障され
ており、公共図書館は知る権利、読む自由を保障す
る機関である。一方では、どの本を購入するかしな
いかという資料の収集については基本的には図書館
に裁量があり、その選書が恣意的に流れないために
資料の収集・提供の自由が盛り込まれた『図書館の
自由に関する宣言』がある。
今回は図書館の役割や自由宣言と、市が制定した
犯罪被害者等支援条例との兼合いについて判断する
にあたり、条例の所管局と見解の確認を行い、被害
者遺族の代理人と面会し心理的に大きな被害を被っ
ていることを理解した。そのうえで、遺族やその他
被害に遭った方、当時事件に関わった教員も日常生
活を送っている地元の図書館として、館内で話合い
被害者等の心情に寄り添った意思決定を行った。
また、発注を差し控えるということについては、
当該図書を購入することは、結果として当該出版社
や著者の商業出版行為を容認することとなり、社会
通念及び市民感情から適切でないと判断した。
(利用サービス課長・松永)
-各館の「育メン」応援企画と、
夏休みの調べ学習企画-
東灘図書館では「お父さんのためのおはなし会」
(7 月 26 日)、北神分館では「おひざのうえの(赤
ちゃん&パパ)おはなし会」(7 月 19 日)を開催。
いずれも、ふだん図書館のおはなし会を行っている
ベテランボランティアの協力で実現した。わらべう
たやふれあい遊び、絵本の読み聞かせや紹介のほか、
北神分館では参加者同士の交流会も行った。いずれ
も良い手ごたえがあったようである。
夏休み期間中には、おもに小学生を対象にした自由
研究や調べ学習を応援する企画を各館で実施した。中
央図書館「色を調べて、自由研究はじめの一歩」(8 月
7 日)、兵庫図書館「葉っぱの図鑑を作ろう」(8 月 2
日)、北図書館「昔の夏のくらし体験~わらのおうち
で暑さをふっとばせ~(於内田家住宅)」(8 月 1 日)、
垂水図書館「垂水の浜の生き物博士になろう」(7 月
25 日)、「自由研究応援講座」(7 月 19 日)、「読書
感想文講座」(7 月 20 日)、西図書館「自由研究相談
室」(8 月 1 日・5 日・7 日)などである。
地域施設と連携するなど、各館、それぞれに工夫
した内容で行った。このような企画は、丁寧な内容
にすればするほど少人数の定員にせざるを得ないと
いうジレンマがあるが、進め方に改良を加えながら
今後も続けていきたい。
(利用サービス課担当係長・鎌田)
-講演会「1冊の絵本ができるまで
~児童書出版社の編集長が語る」-
11 月 7 日(土)中央図書館で、BL 出版の落合直
也氏にご講演いただいた。BL 出版は神戸市内にある
児童書の出版社で、ガブリエル・バンサンの作品を
はじめ世界の秀作絵本を紹介する一方、日本の作家
の個性あふれるオリジナル作品を出版している。講
演内容は、落合氏が編集、出版した数々の絵本の紹
介、作家との交流、ボローニャ・ブックフェアの様
子など多彩であった。地元の企業とのコラボレーシ
ョンとして初めての試みだったが、
参加者 76 名の反
応も良く、今後も機会があればご協力を得たい。
(利用サービス課担当係長・鎌田)
-地域館トピックス-
【巡回展示「神戸百景―百の風景をたどる旅―」
】
川西英の版画『神戸百景』を、現在の様子を写し
た写真とともに一ヵ所 1 枚のパネルにし、展示。10
枚ずつのパネルを 2 週間ごとに入れ替える。東灘、
灘、三宮、新長田、須磨、垂水、西の各館にて年度
末まで開催中(一時休催あり)。当時の風景に思いを
巡らせ足を止める人も多い。
【夏に向かってダンスでリフレッシュ!】
北神分館では 7 月 20 日(月・祝)
、運動不足になり
がち(?)な読書家のためにダンスイベントを行った。講
師指導のもと、マイケル・ジャクソンの曲に合わせた
振付やムーンウォークもマスター。図書館では珍しい、
体を動かすイベントとして大変好評であった。
【よしととひうたの新感覚紙芝居とお話会】
西図書館では 8 月 23 日(日)
、
“新感覚紙芝居”と
お話の会を開催した。紙芝居と音楽のコラボユニッ
ト“よしととひうた”によるオリジナル紙芝居では
子供たちも物語に参加し、ギターに合わせて登場人
物に呼びかける。見ている大人たちも含めて盛り上
がり、楽しい会となった。
(企画情報係・西山)
-手帳-
会議 7. 8 近畿公共図書館協議会理事会・総会
7. 9 図書館協議会
7.16~7.17 指定都市館長会議
10.23 中央図書館職員安全衛生委員会
研修 9. 1~9. 4 新任図書館長研修
10.15 館内研修
「電子書籍サービスの導入について」
行事 8.15 講演会開催(主催:行財政局)
「語り伝える~平和といのちの大切さ~」
9.26 賀川浩氏講演会
10.31 賀川サッカーサロン
その他 6.25 大池中予約受取コーナーサービス開始
9. 1 自転車・バイク駐輪場駐輪開始
9. 1 高倉台小予約受取コーナーサービス開始
8.31~9. 4 灘・垂水・西図書館
指定管理者応募開始
9.18 応募団体ヒアリング
10.14 指定管理者選定評価委員会
書燈 315 号 平成 27 年 11 月 非売品
編集発行 神戸市立中央図書館
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